Topstoneな泥と雪のグラベルライド

2024/4/6 Sat

茶と白

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:47%,体感温度:6 ℃,風速:11.6 km/時,風向:SSW

休日が晴れ.
こんなにうれしいことはない.

つーことで,本格的なロードバイクのシーズンin!
と,言いつつ,厳密には帰国直後の先週にYAMAICHI詣を果たしてはいるのだが,雪中ライドで辛かった.

ここは軽量・快速マシンのEMONDAを持ち出したいところだが,この時期の道路は残雪,もしくは雪解け水が路面を流れていることが多い.

そして,よりやっかいなのが路肩のジャリ.
まだ清掃が入っていないので未舗装と変わらないぐらいジャリジャリしている.

そこで登場するのが万能グラベルマシーン,Topstoneですよ.
北海道のこの時期にぴったり.

行き先は...ご近所ライド.
今日は15時から家庭の任務があるのだ.

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Kazchari家からは東西南北各方向にサイクリングロードが伸びている.
通行可能になっているかどうか調査にでかけますか.

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定番の忠別川サイクリングロードへ.
日の当たり具合によって,雪解けの進行が異なる.
基本的に土手(上)は大丈夫,河川敷(下)はまだまだといったところか.

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すでに積雪エリアや雪解け水エリアを爆走して泥だらけのTopstone
それならばと河川敷の堆雪ゾーンに突入.

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「わーい,グラベルだぁー」とニヤニヤ走っていると,やけにタイヤが重くなってきた.
文字通りなマッドエリア
タイヤが埋まり空転.
ブロック高が低めのTopstoneでは走行不能になってしまった.
すげーな,シクロクロスやっている人って,こんなコースでレースしてんねんなぁ...

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早急に洗車したくなるぐらい汚れた.

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で,残雪エリアに突入し,タイヤをグリグリ,雪をつかんで洗車.
このグローブ,意外にも防水性が高い.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

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さらにサイクリングロードを進み,いつもの魔界入口に着.

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まだ進入できる状態ではなかった.

引き返して別のエリアへ.
丘への道を駆け上がると,舗装路がいつの間にかグラベルに変わる.
こりゃ楽しい.

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それに,いい景色だ.

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このまま帰宅するのは面白くないのでキトウシのお城へ.

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残念ながら城へと続く道は通行止め.もう走れそうやけどな.

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やはり土の上は良い.
この時期に限らず,北の大地を楽しむのにグラベルバイクほど楽しい乗り物はない.

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台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その2)

2024/3/20 Wed

ややこしいねん

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晴れ時々曇り.温度:18 ℃,湿度:49%,体感温度:17 ℃,風速:3.6 km/時,風向:N

Day4(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

補給完了(?).
再び自行車道に戻る.

iPhone15 Pro 旧駅舎

廃線跡から一旦,通常の道路へ.
この寺は非常に立派.これくらいが落ち着くな.

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と思いきや,そこはGoogle先生,突如グラベルへご招待.
ここ,どう見ても果樹園内の農道.

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怪しい(楽しい)と思いつつも進むと,今度はこんな細っそい橋を渡れとなっ!

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もうね,Google先生が全力で笑わせにきているとしか思えない.

それにしても今日は暑い.
南下につれ,気温も湿度も上昇傾向にある.

そのせいなのか,今日は途中で事故りかけた.
高架道路からのダウンヒル中,緩いカーブを曲がりきれず,ブレーキをかけながら,コンクリの壁に右肘をすりすり.
幸い落車はせず無事に停車.
インナーの肘部分が破れたが軽い擦過傷だけで済んだ.
完全に気が抜けていた。
なんだかんだで疲労が溜まっているのだろう。

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そろそろ休憩&昼食が必要.
偶然見つけたローカル食堂.

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おばちゃんが清掃中だったが,ジェスチャーで食べれるかどうか聞いたところ,OKとのこと.いただきます.

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指さし注文しようと思ったが,ぶっかけ系ではなかったので難しい.
すると,おばちゃんがメニューを出してきてくれた.
...わ,わからん.

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助けて,Google先生~(レンズ発動!
ここで再びおばちゃん登場.
「これとこれのセットで100元.これにしなさい」的なアドバイス.
あぁ,サービスセットなわけね.わかりました.

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ル―ローハン(?)と牛肉スープ.
量は少々物足りなかったが美味し.

最後に記念撮影.ごちそうさまでした.

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道路沿いに檳榔(ビンロウ)の販売店が増えてきた.

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ビンロウと言えば,石灰と混ぜてくちゃくちゃ噛んで,道路上にペッと血のようなツバを吐き出すアレやんなぁ?
タバコのような嗜好品で,覚醒作用があるとか.
東南アジアパプアニューギニアでもよく見た.

このあたりは名産なのだろうか?
色々と品質にランクがあるようで面白い.
上級だとトビ具合が違う?

そうそうこれだけ堂々と売られているのに,道端に赤いシミを見かけない.
どうやら,台湾では販売はともかく,道路へのツバ吐きは禁止されているそうな.

ビンロウ

そういや地下鉄(MRT)も飲食一切禁止だし,後で知ったが路上飲酒もダメらしい(イートインならOK)
食のマナーに関しては,なかなか厳しい台湾である.

なんだかんだで大都会,台南に突入.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
iPhone15 Pro 大ロータリー
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交通が落ち着いたところで発見した「全家便利商店」に飛び込む.

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アイスで休憩.
「ガリガリくん」「爽」もあるが,輸入アイスは高い.
ついつい選んだこの韓国品も高かった記憶あり(値段忘れた)

冷房の効いたイートインでLINEを立ち上げると,Kazchariに先行して台湾一周中のPikaさんから衝撃の報告が.

前日に最南端はクリアしたものの,本日は風が強く,輪行にて手前の街に引き返したとのこと.
強風かぁ...全然考えてなかったなぁ.
最南端に行くには襟裳岬同様の心構えが必要ということか.

で,その列車も輪行袋がないと乗せてくれない車両だったとか.
Kazchariは輪行袋なんて持っとらん.

そして,例の花蓮-宜蘭間ルート.
それこそ輪行袋なしで乗せられる「サイクルトレインは早めに予約した方が良い」とのアドバイス.

これまたノープランだった.
まだ先の話なので,せめて前々日あたりには予約を考えよう.

で,ようやく高雄到着ぅ.

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めちゃめちゃ交通量の多い幹線道路をクリアし,高雄の有名観光地「蓮池潭」が見えてきた.

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夕日がキレイだ.

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Google先生の指示通り,やたら狭い商店街を通り,予約していた「Single Inn」を発見.
「今日も無事ゴール!」と安堵したものの,嫌な予感.

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なんと,この宿は地下にあるのだ.
それも急な階段を下りないと受付に行けない.
ようするに荷物満載のチャリを運べる環境にない.
「やっちまったか...」と,逡巡していると,階下から旅行者風の若者が上がって来た.

Kazchari「この下がホテル?」

若者「そうだよ」

K「マジか.自転車がおろせない」

若「とりあえずここに置いといたら?」

おっしゃる通り.
で,自分だけ階段を下りてレセプションへ.
例によってパスポートとスマホの予約画面を見せる.

スタッフ「あー,この予約はここじゃないよ」

げっ,またか.

K「ちょっ,待てよ.じゃあオレが予約したホテルはどこ? まさかの台北?」

ス「いや,すぐそこ」

いや,だからぁ,もうチェーン店とか,同じ名前のホテルはやめてくれ.
心臓に悪い.
で,かようなデジャブ体験を経て,ちゃんと予約したホテルを発見.

シングル イン カオション ステーション (Single Inn – Kaohsiung Station)

交差点の角に立つ,見た目はやたらに狭いホテルだが,その中身がスゴかった.
なんとまさかの大浴場付きなのだ.

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マジか.

そう,沖縄同様ホテルにせよ民宿にせよ,シャワーのみがデフォルトな台湾.
日本人にとって浴槽,しかも大浴場につかるということ以上の疲労回復手段は存在しない.

1階のロビーは狭く,チャリは倉庫に.
荷物運びを手伝ってくれようとするが,いやいやそこまで親切にしてくれなくても大丈夫です.

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客室は8階.
エレベーターで上がろうとするも「8」のボタンが反応しない.
スタッフがとんできて,使い方を指導.
そう,このエレベーターはカードキーをかざさなければ動かない構造なのだ.
セキュリティー面も安心.

エレベーターを出ると下駄箱があって,スリッパに履き替える.
シングル部屋も狭いながら清潔.
久々に窓もある.

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びっくりなのは,館内専用のTシャツ&短パンまで!
枕元には耳栓も.

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早速,洗濯物をかかえてランドリーへ.
宿によっては順番待ちも発生するが,幸い誰も使ってなかった.

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そしていよいよ久々の大浴場へ.

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スリッパ置き,脱衣場,トイレ,そして浴室とに日本のビジホと変わらない作り.
熱めの湯.ちゃんと循環させているようだ.
これ絶対に日本人設計やな(のれんに「ゆ」やし)

まぁ,1点だけ違和感があるとすれば...なぜか洗面器がない.

とまぁ,これほどの充実装備で宿泊料金は朝食付き¥2,500.ありえん.
これはもう,旅の疲れを癒すべく連泊決定.
で,入浴後,レセプションに赴く.

K「ここむっちゃええなぁ.明日も泊まるわ.今ここで予約するのとAgodaを通すのとどっちがいい?」

ス「Agodaでいいよ」

K「よっしゃ,この画面でええな? 予約ボタン押すでぇ」

ス「OK,OK」

というやり取りを経て無事予約.
Agoda最高!(と思ってた時期がKazchariにもありました)

さぁ,明日の予定も決まったし,食事に出かけますか.
夕食は夜市...は明日の夜にして,今日は宿周辺のローカル食堂に行くつもりが,申し合わせたように21時で閉店.そういや嘉義もそうやったな.

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一人での入店が厳しそうな高級焼肉店しか開いてない.
裏通りをぶらぶらしていると見つけたのが,インドネシア料理店.
看板のメニューを見ると「BAKSO」(肉団子)とか「AYAM GORENG」(ヤシ油で揚げたチキン)などの懐かしい名前が.
これはこれは...台湾でインドネシア(印尼)料理,いんじゃあなーい?

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店内に入り,明らかにオラン・インドネシアなおばちゃんに「Ayam Goreng ada?」とかます.
中国語は話せないし,おそらく英語も通じないのだ.それなら最初からこれ.

当然,インドネシア語話者と思われてしまい早口での返答.
海外旅行あるあるやな.

「アダー.ここで食べるんか?」と言っているのがなんとなく分かった.
頷くと厨房に引っ込んだおばちゃん.Kazchariも席につく.

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厨房から大笑いの声は聞こえるが,しばらく経っても料理が全然出てこない.
オーダーが通ったかどうか気になって,店内にいた従業員らしいおっちゃんに,翻訳アプリを使って確認を試みるが,首を横にふるばかり.
その時,おばちゃんが皿にのせたAyamを持って出てきた.

あれ? Nasi(ごはん)は?

すると後ろから若いにーちゃんが日本語で「メシハココ」とジャーを指さすナイスアシスト.

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本場の味でなかなか美味かった.

そう言えばこの裏通りではベトナム料理店もよく見かけた.
移住者が経営しているのだろうか?
ベトナム料理も美味い.
やはりアジア飯はどこもかしこも美味い.

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Day5へ続く.⇒ 台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

2024/3/20 Wed

天国にはまだ先があったッ!

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晴れ時々曇り.温度:18 ℃,湿度:49%,体感温度:17 ℃,風速:3.6 km/時,風向:N

Day3(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

嘉義出発時,気配を感じて振りむくと女の子の赤ちゃんが日の丸に興味津々で,触ろうとしていた.
その子とお父さんに挨拶して出発.

今日も脚の調子が良い.
つーか,日本にいる時より明らかに体調が良い.
やはり旅は人を健康にする.

今日もGoogle先生のお導き通りに進む.
すると,またしても(良い意味で)とんでもない道へ.
それは路面電車の廃線跡を利用したサイクリングロードである.

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もちろん歩行者&自行車専用.
とんでもないクオリティだ.
こんな道をたまたま(ではないが)発見,走れるのがチャリ旅の醍醐味やな.

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しかも,途中にはなんとネコ・ゾーンがある.
右を向いても左を向いてもネコだらけ.
(ネコ好きにとって)ここは天国ですか?

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ホンマ,サイクリング環境が日本とは段違いだ.
田舎は言うに及ばず,大混雑の都会でも,車道1車線,隣にバイク&チャリの二輪レーン,そして路肩(駐車スペース)が標準.
それにスクーターは二段階左折が徹底してる.

要は圧倒的に道が広い.
これは中華社会において,自転車が圧倒的な数だった頃の名残りなのだろうか?
路肩皆無の札幌市内を走るより,はるかに安全である.

信号もそれなりにあるが,大阪駅前のごとく変わるまでのカウント表示がされる.これでせっかちさんも安心だ.

それに,チャリの走行ラインは割と自由.
もちろん車道を走ることが基本なのだが,広めの歩道ではちゃんと自転車レーンが存在するし,シェアサイクルの「YouBike」は歩道を自由に走っている(本当はダメ?)

ただ致命的な欠点がある.
それは...排気ガス.

特に都市部.
臭いも相当だが,明らかに空気がよどんでいる.
やたら古いクルマ(どこ製?)が黒煙を吐きながら走っているし,2ストスクーターもまだまだ現役.
Kazchariは特に問題なかったが,呼吸器系が弱い人は辛いかも.
台湾人のマスク着用率が高いのは新コロだけでなく,排ガス対策も兼ねているのでは?

一方でテスラや電動バイクの類もかなり見かけたので,ちょうど入れ替わりの時期かも.
”本当に環境対策になっているかどうかあやしい”電気自動車の是非はともかく,数年後に再訪したら空気がキレイになっているかもしれんね.

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基本的にキレイな台湾だが,裏道にはこうしたゴミが堆積してたり...日本も同じか.

さて,本日もGoogle様による“拷問”の時間です.
例によってチャリにとって最適なルートを押し付け...いやガイドしてくれるGoogle先生.
今日もそのスタンド能力がさく裂.
気が付けば幹線道路を離れて脇道散策.面白いけどな.

iPhone15 Pro ここで犬に追いかけられた
OLYMPUS TG-5 なぜか装飾過多な橋が多い
OLYMPUS TG-5 古い長屋風の民家
iPhone15 Pro 広大な堤防脇
iPhone15 Pro 堤防の上も走れます

とにかく道にヴァリエーションありすぎで飽きない.
幹線道路だけでない「環島」の愉しみ.
時間に余裕がないと無理やけどな.

iPhone15 Pro テーマパークではありません
OLYMPUS TG-5 ここ,通らせますか?
OLYMPUS TG-5 左上の家に注目

あまり人の姿を見かけない.
暑いしな.

このあたりから顔の日焼けがひどいことに.
とりわけ唇.
乾燥して裂けてしまい,口を大きく開けると出血.
こんな時にはリップクリームだが...持ってくるの忘れた.

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またしても廃線跡のサイクリングロード登場.
今度はサイドにヤシの木というトロピカル風味.
いやもう,走っているだけで感動.

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延々と走り続けてしまう.このままではハンガーノック
ちょうど旧踏切地点を通過中,ちらっと「全家便利商店」の看板が見えたのでピットイン.

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補給のために立ち寄ったはずなのに,なぜか無糖・ゼロカロリーのドリンクを買ってしまう...アホや.
まぁ,なるべく日本にない商品を選んでいるので.

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走っているだけで笑顔こぼれる台湾.高雄はまだか?

Day4(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その2)

台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

2024/3/19 Tue

ついに折れる

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曇り.温度:16 ℃,湿度:87%,体感温度:16 ℃,風速:13.0 km/時,風向:N

Day3(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

サイクリングロードは確かに快適なのだが,人里離れた道を走ることが多いために補給困難というデメリットがある.
昼近くにナビで「コンビニ」や「レストラン」を検索しても,周りに何もなかったりする.

この地域も同様だったが,川沿いにアーケード,奥に町っぽい場所があらわれた.

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Google先生にも「カフェ」表示があったので休憩がてら行ってみることに.

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うむ.カワイイ.
けど...食事はできなかった.
例によって,店員のおねーちゃんには英語が全く通じなかったので,ボードにあった「蜂蜜緑茶」(35元)を指さし注文.

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「氷はヤバイかな」と思ったが,やはり冷たいモノが欲しい.

この店もネコモチーフだらけだが,台湾ではやたらにネコを見かける.
しかもたいてい太っている.
これは大事にされている証拠やね.
扱いがヒドイ国だとガリガリなネコだらけ.

犬のガタイも良いけど,こいつらは怖い.

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店頭のベンチに座り,緑茶の冷たさと静けさを味わう.
刻が止まった感.
蝉の声は...聞こえないけど,脳内で反響している.
駄菓子屋に通っていた子供の頃にタイムリープ.

空腹だけどもう少しがんばりますか.

OLYMPUS TG-5
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幹線道路に出た.
「全家便利商店」発見! 迷わず飛び込む.

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例によって広大なイートインでゆっくりと食事.
日本のコンビニは未だにイートイン閉鎖中のところがほとんど(北海道だけ?).
そろそろ解禁してはどうだろうか?

ただ...マスクに関しては台湾人の着用率は日本人以上.
もちろん着用は任意ではあるが,これには驚いた.

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さて,嘉義まであと少し.
この頃には日差しがすっかり強くなってきた.

信号待ちの間に,なんてこたない風景を撮る.
こういうのが後で良い思い出となる.

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たぶんここは「六斗市」

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たぶんここは...水族館?
そういやこういう施設に全然立ち寄ってないな,今回の旅.
台湾の大地を走り回るだけで絶賛満足中.

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遠目に「一瞬,桜か!」と思ったけど,全然違った謎の植物.
植物などの生態系に興味があると,外国旅行がさらに面白くなると聞く.

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何度も踏切を越える.
台湾の鉄道は島をぐるっと一周しているので,いざとなれば輪行ワープできる.
輪行袋が必要な場合と不要な場合がある.

今回のKazchariのレンタル品に輪行袋は含まれていません.
心配な人は持参を.

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嘉義の街に到着.
ちょうど小学生の集団下校時間.

前方に停車しているスクーターに注目.
ほとんどの人がダウンジャケットを着ている.
いくらバイクとは言え,暑くないのか?

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後方に見えるのは嘉義大学の門.
国立大学だそうな.
留学生の受け入れにも積極的.
どうだ,うちのアホ息子.台湾の大学なら学費サポートするぞ.

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16時半,なんだかんだで市内中心にある宿に到着!

Back Home Hotel / 洄嘉居行旅

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宿泊客だろうか,人がたくさんいる.
レセプションで並んでいると,別のお客さんから「わたし,先」と日本語で注意された.
すんません.気づきませんでした.

そう,受付のねーちゃんがワンオペで明らかにオーバーワーク.
明らかに人が足りてない.

ようやくKazchariの番.

ねーちゃんの第一声「ニッポンジンデスカ?」で,やっと日本語ができる受付に会えたと思ったkazchariが甘かった.
他の説明は全部中国語.英語は通じない.
翻訳アプリを立ちげるのも面倒なので,中英日のちゃんぽん(+身振り手振り)で理解を試みる.
無事チェックインできたのでヨシ.

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さて,ここ数日Agodaで予約しまくっているせいなのか,知らぬ間にVIP会員となっていた.
どうなるかというと異様に安いバーゲンセールが突然オファーされるのだ.
本日の宿もやたらに広いシングルルームで¥3,000を切っていた.
ホテル側も空室を出したくないので,どんどん値段を下げていく.
そこをタイミングよく捕まえるとかなりお得だが,まるでギャンブルやな.

チャリはロビーに置かせてもらう.
ここから部屋まで荷物を運ぶのだが,パニアを外さず必要なモノだけを1回で運ぶコツを身に着けたゾ!

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で,部屋がこれ.
ペプシ缶のようなものはイスである.
枕元の電話も変.
どう見ても部屋に不釣り合い.

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不思議なことにシャワールームにカーテンがなかった.
トイレ併用の浴室,びしゃびしゃやん.

しかもこのホテル,洗濯機がないらしい.
うーむまさかの手洗いか.
例によって窓もないので外干しもできない.

いずれにせよ,汗だくのウェアは洗わないとクサイ.人権が欲しい.
そこでKazchari家に代々伝わる30分洗剤漬け&3回すすぎで対応する.

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幸い大き目のバスタオルが2枚あったので,絞ったウェアを挟んで圧縮吸水
ビブのパッドなど乾きにくいところはドライヤー.
これで朝に着れる程度には十分乾く.

一息ついたところで夕食へ.
宿の立地がよく,周辺はいい感じのお店だらけ。
庶民と高級の間っぽい店が並ぶ.
さすがに連続コンビニ飯は気が引けるので,今晩はちゃんとした食堂に入ろうと思う.

すると,1つ問題が...手持ちの現金がないのだ.
残り200元ほど.

仕方がない.
コンビニATMで下ろすかとセブンイレブンへ.

空港と違ってパーフェクトに中国語表記のみ(本当は英語にできるけど)
漢字から操作を類推...できるかー!

そこでGoogleレンズの翻訳機能発動.
それでも操作方法を間違ったのか,何かのエラーが出てカードが出てこない.
まっまさか,こんなところでカード吸い込み事件発生か!

慌てて店員を呼ぶが,やはり英語での疎通不可.
ついに互いのスマホの翻訳機能を介して会話.
そうこうしているうちに,操作時間のタイムアウトになったのか,カードが吐き出された.
よ,良かったぁー.

ついでに店員さんに引き出しの方法を訊いてみる.
曰く「あなたのクレジットカードでは現金は引き出せません」との返事(翻訳アプリ).

な,何ぃー!

確かに全てのATMがカード引き出しに対応しているわけでないと聞いたことはあるけど...
セブンであかんのか...(と,これは後にKazchariの誤解と判明)

いずれにせよ,現金がないと困る.
一旦,外に出てスマホで「台湾 コンビニ ATM」で検索.
「なんや,この手順でええんや」と,別のコンビニで再度引き出しに挑戦.
あっさりと,2,000元get.

先ほどのセブンでの出来事は何だったんだ...

で,21時の閉店間際だったこの店に飛び込む.

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指さしで注文しようかと思っていたら,店員さんが日本語メニューを持ってきてくれた.謝謝.
で,「黒ゴマ汁なし麺」

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「カニ焼売」を注文.

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美味し.

腹もふくれたところで少し散歩.
台湾は閉店時間が全般に遅め.
たとえばこの「MERIDA」のショップ,22時近いこの時間もまだやっている.

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外から覗いただけだが,今思えば中に入れば良かった.
いかにもな台湾限定品のボトルとかジャージとかあったかもしれんのになぁ.

で,宿に戻る.

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コンビニで買った明日の朝食.
黒っぽい缶は台湾製のコーヒー.好みの味だった.

おっと,プロテインは就寝前に飲みます.
なぜかこのプロテイン,後の旅では見つけることができなかった.嘉義限定品?

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こうして嘉義の夜はふけ,Day4へと続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

2024/3/19 Tue

はじまりは雨

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曇り.温度:16 ℃,湿度:87%,体感温度:16 ℃,風速:13.0 km/時,風向:N

Day2(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

今日の目的地は「嘉義」
「かぎ」ではありません.「Jiāyì」→ どうしても読めん.

唐突だがKazchariは自分の名前が好きだ.
ちょっと変なので.

漢字四文字,全てに「口」が入っているのがまず面白い.
それにローマ字表記にすると,アルファベット19文字となり,クレカの名前もイニシャルになってしまう.

で,その名前の一字に「嘉」が使われている.
中国語における意味は「よい」「立派な」になる.
ようするにめでたい字なのだ.

とまぁ,そんな自分の一字が使われている街なので,ぜひ訪れたかった(よくわからん)

例によって朝は6時頃起床.
昨夜のうちに買っておいた朝食をとる.
やはりバナナは欠かせない.台湾だけに.

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ちなみにこの部屋には窓がない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

どうやら台湾では窓のない部屋は少し安くなるようだ.

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1階のロビーに降りて外を確認.

小雨

降っていることは降っている.
天気予報によると,昼からは止むらしい.
ここでウダウダしてても仕方がないので,覚悟して雨装備.

まずは“みんな大好き”ブルベ民の正装”モンベルのU.L.サイクルレインジャケット

レインパンツは履かないっつーか持ってきてない.
代わりに最強のGORE-TEX オールラウンド ソックスを着用.

いや,ホンマにこのモンベルのGOREソックスはスゴイ.
全然蒸れないし濡れない.
最大限に信頼がおけるギアの一つである.

そしてリュックにもレインカバー.
パニアにもレインカバー.

心配なのはスマホ「iPhone15 Pro」とサイコン「Garmin edge 1040」
ともに防水ではあるのだが,豪雨での水没事故は割と聞く話だ.
この旅はスマホが壊れると詰む.
まぁ,このくらいの雨なら問題なかろう.

O西さん直伝のコードまでカバーする「ネギ袋」を用意すべきだったか.
遅いけど.

さて出発.ここも良い宿でした(一泊¥3,224).

iPhone15 Pro
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今日で台中を去ってしまうわけだが,もう少し内陸に入ったところに,それはそれは美しいサイクリングロードがあるそうな.

世界で最も美しいサイクリングコース「日月潭」で台湾エコツーリズムを体感

後で気づいた.
次回のお楽しみにとっておこう.

巨大な台中駅を通過.
新幹線も停まるので台北からのアクセスも良い.

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公衆トイレがあちこちにある.
当たりはずれがあって,いろんな意味で使用不可な場合もある.
コンビニで済ませるのが無難.
そうそう,台湾もトイレ無料です.

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降ってはいるものの,もう止みそう.

街を抜ける.
いつレインウェアを脱いでも良い雰囲気.

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スキがあれば自行車道を作る台湾.
乗ってやろうではないか.

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少し登ったてっぺんに「全家便利商店」ことファミマ発見.
それほど寒くはないが暖かいコーヒーが欲しい.

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やはりここの店員にも英語が全く通じない.
「small」が通じないのはどういうこった.
そろそろ翻訳アプリの出番かな(← ちゃんと中国語勉強しろ)

iPhone15 Pro

既に通勤時間は過ぎたためか街中でも交通量少なめ.
徐々に路面も乾いてきて...

iPhone15 Pro
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「もうええやろ」とレインウェアをキャスト・オフ.
前方の空も明るい.

先の話になるが,この旅でレインウェアを着たのは後1回のみ.
今回も天気の神様に愛されたなぁ.

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Google先生のスタンド『ザ・マップ』発動!
幹線道路を離れて,またまたとんでもない道に入っていく.

iPhone15 Pro

時間はかかるが,興味深い発見をすることもしばしば.
そう,最短で行く必要はないのだ(ココロとカラダと時間に余裕がある時に限る

iPhone15 Pro

それでも...こんな道通らせますか?(けっこう激坂)

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はい,出ました!自行車道!
ここにいつの間にか案内されてしまうのが『ザ・マップ』の能力ッ.

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黄色いワイヤーのガードレール.
マスキングも何もせず補修・再塗装しているためか,地面まで黄色く染まっている.

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この道は面白い.
何気にバナナとパイナップル畑の真ん中を通る.
南国だ.

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幹線道路に戻る.
やはり壮大な寄り道だった.
木の張り出しが怖い.

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はい.またしても『ザ・マップ』発動.
この分岐,どちらに行くか?
もちろん左ですよねぇ~

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川沿いの細い道を走ると,味わい深い公園が.

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小さい祠や寺があちこちにある.
後ろにある大木はご神体?

日本の寺に比べるとかなり派手だが,タイなどの小乗仏教よりは地味.
ようは中間的.

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田んぼを貫く道.

思ったのだが,台湾の道路舗装率はめちゃめちゃ高い.
それに道路の傷みもあまりない.
正直,わが北海道よりキレイ(気候が違い過ぎるか)

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嘉義まではまだ遠い.

Day3(その2)へ続く.⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

春から夏にかけてのチャリイベント

2024/4/5 Fri

いろいろ募集開始

台湾一周は一旦おいて,別のネタを.
春から夏にかけてのチャリイベントについて.

【2024BRM429日高門別200】

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm429hidakamonbetsu200/より

北海道のブルベはGWにスタートする.
特にこの「日高門別」はこの時期のレギュラーコース.
獲得標高も低め(1437m)...なのか?
本格シーズンに向けての足ならしにちょうど良いと言われるが,その難易度は風次第.
ほぼ往復コースなのでどちらかは追い風になるはず.
まだまだ寒い.それに場合によっては降雪も.油断大敵.

つーことでエントリーした.

【2024BRM518あまちゃん200】

ランドヌール札幌さん「あまちゃん200」の正体が判明!

八戸のホテルは確保済み.
苫小牧発のフェリーの予約も解禁になったが,サイトを見てみると何かおかしい.
ブルベ当日の八戸到着時間が7:30となっている.
遅すぎない? スタート時間に間に合わない.

どうやら船の定期点検のからみで運航スケジュールが変更になったようだ.
で,ランドヌ札幌さんのページを確認すると,AM9時出発組も設定される予定とか.
まぁ,200kmなので9時間ゴールとして18時ゴールか.
まぁ問題ない.
予定通り,ブルベの翌日はプライベートな奥入瀬ライドを楽しむ予定.

エントリー開始までもう少し(4/20~5/4).

【鷹栖ライド(グラベル)】

某SNSグループの「旭川自転車愛好会 Asahikawa bicycle funs」によるグラベルライド.
申し込み済み.
近場だけど未知のグラベル散策に期待.
現状,参加表明は3名のみ.少々寂しい状況.

【第7回キトウシ国際サイクリング】

昨年も参加.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

コースそのものはいつもの練習コース.
しかし,このイベント,何がスゴイってやはり走行後のBBQでしょう.
「中札内」なき後,地域一番の充実度.
さすがに,こればかりは”ぼっち参加”は辛い.

問題は次の選択.

【2024BRM706当丸コースター300】or【旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024】

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/2024brm706%e5%bd%93%e4%b8%b8%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc300/より

これまたランドヌ札幌さんの定番コース.
なんつっても獲得標高6000mの山岳ブルベとして名高い.
Kazchariにとって未経験の領域だ.
自称ヒルクライマーとしては参加したいところ.

ところが,その翌日の7/7.
毎年恒例の健康診断イベント,旭ヶ丘ヒルクライムアタックも開催される.
第一回から連続参加している身としては,こちらも捨てがたい.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

常連さん達との再会や,大会後の”二次会”も楽しみなのだが...悩む.

えっ? 両方とも参加? さすがにそれは...
〆切ギリギリまで待ちます.

【第8回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会】

公式サイト ⇒ かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

色々あって未だに参加したことがない.
山そのものは何回も登っているけどな.真冬すらも...

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

満を持して今年は参加するつもり.
年齢別があるのはうれしいが,「45歳~」のクラスか...表彰台は厳しい.
地元アドバンテージとして,本番までに練習できるのが有利?
¥8,000は少し痛い.

そして...もやもやと湧き上がる...『四国一周ライド』

面倒な方を達成したので,どうせならこれが欲しい.

旭川 → 松山を飛行機往復.
四国一周約1000kmを実質7日で走る.
単純計算で1日あたり最低143km...
あれ? そんなもんか.行けそうやな(甘い)

ちなみに今年は四国一周ブルベも存在する.

https://audax-kinki.com/24brm1012_1000/より

コース難易は...Lv5-激辛!
これで走っても認定される?
どう見ても推奨コースよりエグい(四万十&佐田岬往復とか)

つーことで,参加決定&熟考中のサイクルイベントでした.楽しいね.

台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

2024/3/18 Mon

こころははだしのままで

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day2(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

さぁ,宿も確保したし,後は進むだけ.
例によってGoogle先生はジグザグ青春ロードを指し示す.

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海岸沿いなので,突然こんな砂地獄も.

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気分はサハラ砂漠だが,このタイヤではキツイ.

日の丸効果なのか,歩行者を抜いた際,後方から「加油!」もしくは「ガンバレー!」という声を何度か聴く.手を振って応える.
あれやね,日本でも荷物満載のランドナーが「日本一周中」のプラカードをぶら下げたくなる気持ちがよくわかった.

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またまた”チャリで走ってええんか的”な高速道路っぽいところに出る.
ちょうど高架の下にサービスエリアのような施設発見.

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腹も減ったのでピットイン.
フードコートで弁当を注文.

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美味し.

しばらく走るとまたしても広大なサイクリングロード.スゴいっしょ?

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途中で祭りなのかパレードに遭遇.
後で聞いたところ,とある神様の誕生日らしい.誰?
仏陀の誕生日は4/8のはずだが.

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炎天下の中,歩くイベントも同時開催らしく,あちこちで水や食料を配っていた.
Kazchariにもくれようとするが,さすがに断った.

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台中の市街地へ.
いつもの雑踏に飛び込む.

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それにしても...本来二人乗りのスクーター(125~150cc)に,子供追加で3,4人乗りは当たり前.
さらに後方にはUberのボックスも追加.
時にはフットレストに犬が寝そべっていることも.

電動スクーターの普及率も高い.
石垣島で乗った「GOGORO」もガンガン走っている.
こいつらは全然音がしないので,いつの間にか横に並んでたりする.
ファ,ファンネル? 気が付いたら撃墜されていた感.

一番ヤバいのはほぼ全車スマホホルダー完備ということ.
ナビならまだしも,運転中も絶賛動画視聴中.

あれでよく事故らないものだ...って,結構事故ってます.
たまたま遭遇しなかっただけ.

台湾サイクリングで一番大事なのはニュータイプ的回避能力ではなく「目立つこと」
バックミラーで後方を確認しつつ,蛍光色のザックカバー「日の丸」リアライト点滅で存在を際立たせる.

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マンションが立ち並ぶ高級住宅街っぽいところに出た.
消防車が走り回っていたので,前方を見ると黒煙がもうもうと.

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火事だった.

で,ようやく目的地のホテルにたどり着く.
ホテル名を確認.うん,ここだ.

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ドアを開けて,ロビーにチャリを停める.
パスポートとスマホの予約画面を用意し,フロントのねーちゃんに名前と予約してある旨を(とりあえず)英語で告げる.

ねーちゃん,PCからプリントアウトしたと思われる予約表の束をパラパラめくり「没有」とかなんとか(たぶん).
えっ? そんなはずは...

すると奥から英語を話す別のスタッフが出てきて,Kazchariのスマホを確認.

スタッフ「これ,昨日の日付じゃない」

Kazchari「うなアホな!(またやっちまったか?)ス,スマホ返して...すまん.これ昨日のホテルのヤツや.今日のはこっち.チェックして」

ス「あー,これここと違う」

K「げっ,どゆこと!?」

ス「うちはチェーン店で4つあんの.あなたが予約したのは別のところ」

K「(知らんがな)で,そこはどこ? 遠いんか? まさかの台北?」

ス「いや.すぐそこ」

...つーことで,300mほど先に予約したホテルを発見.
ふー,肝を冷やしたぜ.

ここのスタッフも英語が流暢だった.
ただし,クレカ払いで少々手こずる.

Kazchariのカードは“ナンバーレス”なので番号が記載されていないのだ.
つまり予約表にあるカードナンバーと照合できないという.
わー,面倒くせぇ.
スマホを立ちあげてサイトにつなげば表示されるのだが,電波状況が悪いところでは証明できないかも.

とまぁ,色々ありましたが,本日の宿を無事確保した.
この綱渡り感,久しぶりだ.
自由旅行はこうでなくては(と,クリアしたから言える)

幸い,このホテルも洗濯機と乾燥機が設置されていた.
有料(50+50元)だが助かる.

部屋に上がる.
おぉ,ここもなかなかキレイではないか.広いし.

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シャワーを浴びて,STRAVAに写真とログをアップ.
本日の走行距離は113km.いいペースだ.

さて,インスタを立ち上げると,朝DMしたRさんから返事が入っていた.

「今日は仕事が休みなので,食事でもどうですか?」

さすが「メンタル共通」と言われる台湾人だ.
以心伝心.直接言わなくてもこちらの意図が伝わっている.

ただ,この返信,午前中に送られている.
現時刻は19時過ぎ.
既に夕食を済ませていても不思議ではない.

遅ればせながら「ぜひ行きましょう」と返信.

Kazchariのホテルの確認と,何を食べたいか,候補の店などの提案が次々に送られてくる.
なにこのオモテナシ感とレスポンスの速さ.

数回のやり取りの後,歩いて15分ほどの場所にある小さな居酒屋っぽいところで会うことになった.

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Rさんと初対面.

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いやいや実にさわやかな青年(28歳)で,物腰も丁寧.
「台湾にしかない料理をたくさん食べてください」と,完全におまかせで注文してもらう.

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美味し.
確かにノーマルな台湾料理というより家庭料理っぽい.

幻のビールとして有名な「18DAYS」
文字通り製造後18日間しか飲めないらしい.

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ちなみに既述の通り,Rさんは日本語ペラペラである.
これまでの旅であまりにも英語が通じなかったので,その理由を聞くとRさんをはじめほとんどの若者が苦手だという.
日本語よりもイメージ的に英語の方が簡単なように思うのだが.
語順同じだし.
やはり漢字の力が大きいのかも.

会話だけでなく日本語の読み書きも完璧なRさんだが,やはり中国語にない「敬語」の存在および使いわけには苦労したそうな.

せっかくなので,日本にいるヨメともLINEビデオをつなげ3人で“食事”
向こうは1時間先にいるので,先に離脱したが,なんとも不思議な体験だった.

日本の旅の思い出などで盛り上がる.
実はRさんはアニメガチ勢で,聖地巡りをしていたそうな(特に『ゆるキャン』).
ちなみに四国は未踏.沖縄は「台湾と同じ」だから行かなかったそうな.

Rさんは食事を済ませていたらしく,料理にはあまり手をつけなかった.
すんまへん.もう少し早くメールに気付いていれば...と恐縮.

それにしてもネットはスゴイ.
確実に人と人との関係,言うなれば世界の在り方を変えてしまった.
細い細いつながりで,普通に生活していれば決して会うはずのなかった人と,その日の思い付きで簡単に会えてしまう.

Kazchariが30年前にバックパッカーしていた頃,もしネットがあったら...どんな旅になっていただろう?

これについては,この旅の最終日,新たな出会いがあったのでそこで考察したい.

22時になった.
さすがに明日が仕事の人に付き合ってもらうのも失礼と思い,再会を誓ってここでお開き.
しかもおごってもらう.謝謝.

今度,旭川に来た際には倍返しします.
ホンマ,楽しい時間でした.

おっ,ラーメン屋さん発見.〆は...さすがに無理だった.

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夜の町を歩いてホテルに戻る.

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ちなみに明日は雨予報.
ただし昼からは晴れるようだ.

それにしても...今日のRさんとの邂逅は実に印象的.

もっと,ココロをオープンに.
それが旅を味わい尽くす最大にして唯一のコツ.

Day3に続く. 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

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台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

2024/3/18 Mon

またもやらかす

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day1(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

さすがによく眠れた.
と言っても6時間ほどか.
いつもと一緒やな.

この宿は朝食付き.
7時半頃,ロビーに降りるとすでにビュッフェ方式で用意されていた.

地元客が大半なので,メニューも台湾風
パンもあったけど,ここはやはり「おかゆ」(稀飯(xīfàn)or 粥(zhōu))でしょう.
甘辛煮の謎肉や青菜のニンニク炒め,玉子焼きなどをトッピングして食べる.
美味し.

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ロビーではテレビがついていた.

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驚いたのが「北朝鮮が日本に向けて,またミサイルを撃った」がブレイキングニュースとしてずっと画面の隅に表示されていたこと.

さらには大阪在住の台湾同胞会(?)の人が出てきて「最近,台湾人が大阪市内でバイクに乗る際,“台湾走”することが問題になっている.やめていただきたい」と話していた(画像と漢字から類推)

うん? 台湾走? あぁ,たぶん“すり抜け上等”ってヤツやな.
そう,台湾ではクルマの停止線のさらに前にバイクとチャリの停止線が存在する.
ゆえに,日本でもクルマの真正面に割り込んで強引に(つーか自然に)停車する輩が多いのだろう.

また,化粧品のCMでは「きれい」「かいてき」「うるおう」などの日本語がいきなり聞こえてきたりする.

想像以上に日本との関係が深い.
一方で,日本で台湾系のニュースが流れることはほとんどない.
まぁ,某国への忖度が働いているのだろうけど.

さて,朝食を堪能した後,ゆっくりと出発準備.
はっきり決めたわけではないが,今日は台中(Taichung)まで行く予定.

理由がある.

昨年,ヨメさんがバイクで道内をツーリングしている時,とある道の駅にて荷物満載,日本一周中のカブを見かけて声をかけたらしい.
そのライダーが台湾人のRさん.
日本には仕事で5年ほど住んでいたらしく日本語も流暢.
せいぜい5分ほどの会話で,インスタのID交換だけして別れたらしい.

そのRさん,今まさに出身地の台中にいる.
環島にあたり「台中で面白いところがあれば教えて下さい」とDMしておいた.

Rさんも社会人で今日は平日.
ダメ元で朝のうちに「今晩は台中まで行きます」と再度DM.
まぁ,日本人らしく,その真意に「よければ食事でも...」が含まれているのだが,リアルでは会ったことがない方なので,遠慮してもじもじ(キモイおっさんだ)

で,ようやく出発.
今日のライドの始まりです.

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そうそう本日は「桜富士」ジャージを蒸着.
さらには右側のパニアバッグに「日の丸」を挿してみた.

「11枚セット」日本国旗 日本手旗 ミニ国旗/スポーツ オリンピック ワールドカップ 観戦旗 応援 式典 送迎 祝日 手旗国 サポート車 庭 装飾 旗手作り 21x14cm

これでどこからどう見ても,リーベンレン(日本人)だ.

基本的に「外国で日本人とわかるとロクなことがない」とされる.

日本人=金持ち ⇒ ボッタくっても良い

もしくは,

日本人=おとなしい ⇒ バスや飛行機で不便な席,もしくはホテルでイマイチな部屋にしても文句を言わない

などなどの不利益を被ることが多い.Kazchariはキレるけどな.
特に反日の某国で日の丸なんて掲げたら...自〇行為.

その点,台湾は違う.
むしろ日本人というだけで親切にしてくれる.パラオなんかもそうでしたな.

まぁ,この先の旅でも声かけられ率が上がったように思う.
少なくとも嫌な思いは一度もしなかった.

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で,本日もGoogle先生起動.
街中を抜けて海岸沿いに進路をとる.
曇っているが涼しくて良い.

いやもうね,ここはチャリのパラダイスか!って印象.

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台湾人チャリダーの団体が写真撮影.
あー,そこの看板で写真撮りたいなぁ...と思ったが,陽キャな群れに入れずにスルー.
これが旅の後半なら,絶対に交じって一緒に記念撮影してたなぁ.
まだハートはクローズ状態.

それに,ここって,たぶん「台湾のウユニ塩湖」と言われているところ?
引き潮で広大な干潟となっている.

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その後も車道にしか見えないサイクリングロードが延々と続く.

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風力発電が目立つ.
今日はまずまずの追い風.

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隙があれば自行車(自転車)道を作る.それが台湾.

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ちょっとした港に出る.
海鮮料理の店があった.漢字に酔う.

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Google先生のおすすめルートは...たまにこういう道になる.
まだこれは序の口.

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幹線道路に戻ると「一號線」の表示.

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昼過ぎ,例によって「全家便利商店」ことファミリーマートにピットイン.
ちなみに旭川にファミリーマートは存在しないので,新鮮だったりする.
入店時に流れるあの印象的なBGMって,日本でも流れてんの?

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クセになるフレーバー(強化型Dr.PEPPER)「黒松沙士PLUS強炭酸」を飲みながら,今日の宿を考える.

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やはり台中にしよう.

Agodaを起動.
検索窓に「台中」と入力.
やはりシングルやな.
予算は¥5,000ぐらいで...おっ,ここえーやん(写真判断).
ポチるか! ⇒ クレカ払い完了.
よし,次はGoogle先生で場所の確認と...

あれ?

なんで台北なん?
いやいやいや,今から行くの台中やし.
同じ名前のホテルがあるんかな? チェーン店かもしれん.

台中にないなぁ...も,もしかして...

ガーン.なんと台北のホテルを予約してしまった! なんで!?

そう,真相は検索窓に「台中」と入れたことにある.
なんと「台中」「台北中央駅」の両方の宿がリストに上がってきてしまうのだったぁ!

キ,キャンセルポリシーは? さすがに当日予約は無理かぁー
やっちまった.約¥4,500の損害.

ダメ元で当該ホテルとAgodaにキャンセルできないかとメールしたが,あえなく撃沈.
ホテル側は「システムの都合上,引き落としは阻止できません」,Agodaは「規約の通りです」との回答.
そらそうだ.悪いのはKazchari.
もちつけ.二度と失敗すんなよぉ(シクシクシク36).

おとといの「悠遊カード」紛失に続き,大チョンボが続く.
大丈夫か? この旅?

で,慎重に慎重を重ねて台中の宿を検索→予約.
もう,宿の名前から住所から,どんだけ確認したか.

キウィ エクスプレス ホテル – チェンゴン ロード (Kiwi Express Hotel – Chenggong Rd)

では行くぞ.まだ先は長い.

Day2(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

OLYMPUS TG-5

この記事を書いている本日4/3,台湾花蓮懸にてM7の地震が発生.
まさに先週走っていた地域である.
報道によると被害甚大.
台湾のみなさんのご無事と一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

2024/3/17 Sun

ウェアとコンビニとホテルと

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day1(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

お約束の出発前記念写真を撮った後,「いざ」と一漕ぎ.
すると,後方から「Hey!」と声が.
MathewBikeのにーちゃんだった.
手にはKazchariのリュックを持っている.
ぐわ,いきなり忘れ物か.ハイテンションにも程がある.

さて,前回はメカ関連の紹介だったので,お次はウェア類について.
まずは,先ほど忘れかけたこいつから.

【リュック】

MALEROADS サイクリングバッグ

これまた長年愛用しているコスパ最高なリュック.
小型で細身だが意外に容量多め.
チャックオープンでさらに拡大も可能.
荷室の仕切りも多く,かつ取り出しやすい.
おまけにレインカバーとヘルメットホルダー(ネット)も付属している.
さらには背中との間に厚めのクッションがあって,風が通るようになっている.
今回はこのリュックに命の次に大事なパスポートをin.
ようするにこれを無くせば旅も終了(なのにいきなり忘れた).

【ヘルメット】

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今や絶版となってしまった「OGK KABUTO FLAIR」
やはりこの軽さとフィット感は素晴らしい.
長距離走行ゆえ,肩や頸への負担は減らしたい.
「オホーツク1300」の時同様,軽量化のためメガネ+バイザー付きメットにしようかと,当初は考えていたが,レンタルにしたおかげで荷物を増やせる,つまりコンタクトレンズとその洗浄液を持参可能になった.ゆえに極軽の「FLAIR」にした次第.

【アイウェア】

(フェリー) FERRY スポーツサングラス ミラーレンズ フルセット専用交換レンズ5枚 ユニセックス 7カラー

OAKLEYのような高価なモノではなく,これまたコスパ最強のこいつにした.
この手の中華グラサンは豊富な交換レンズが特徴.
その中から冬ライドでも使っているブルーレンズを装着.
調光レンズではないが,快晴でも夜間走行でも全く違和感がない.
ようするにKazchariの「目」に合っているのだろう.
後はまぁ,値段が値段だけに壊しても無くしても気にならないのが良い.

【ジャージ】

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半袖ジャージ2枚とビブショーツ2枚.
目立つようにできるだけ派手な柄にした.
CYCOLOGYのトリコロール柄と,外国人ウケを狙ったDECOJAの「桜富士」である.

後者はAmazonでもまだ購入可.

[デコジャ] サイクルジャージ 半袖 桜富士 (27110) サイクルウエア ロードバイク UV

こんなに高かったかなぁ? 値上げ?

ビブショーツは“みんな大好き”dhb(ううっ...)と,パールイズミの極厚3Dパッド
ケツ痛対策は超重要.
ガチ勢でない環島挑戦者が,ケツの痛みに耐えきれず,途中のデカトロンでパッド付パンツを買ったという動画もあったな.

ビブは洗濯後,乾きにくいという欠点が指摘されるが,解決方法はある.
それは後のエピソードにて.

【インナーウェア】

finetrackの半袖スケスケとパールイズミの長袖スケスケの2枚を用意.
実際はほぼ後者のみ使用.
写真のように初日こそ半袖だったが,強烈な日差しに「こりゃあかん」と2日目以降は長袖にした.
日焼けは疲労に直結するのだ.
ちなみに顔と脚の日焼け対策はサボったので後々エライ目に.

【ソックス】

(アールエル ソックス)R×L SOCKS 自転車 バイクソックス TBK-300R[メンズ]

これまた初日こそ「ルコックスポルティフ」のショートソックスだったが,以降はお気に入りの「R×L SOCKS」にした.
分厚めなので洗濯後乾きにくいが,履いとけば自然に乾く(えっ?).

【グローブ】

ジャージのトリコロールに合わせ「ルコックスポルティフ」とWiggleで買ったグローブ.
台湾は道が日本よりキレイなので振動も少なく,なくても問題なし(落車時のケガ回避にはなる)
ただ,前者は途中で手掌側がボロボロに破れてしまったため廃棄した.
そんなに使った覚えはないけど経年劣化かな.

他にも一応「ウインドブレーカー」とか「ジレ」「レッグカバー」も持参した(パニアに入れた)けど,結局使わずじまい.
今回走った3月の台湾は上記の服装で「快適」or「少し暑い」という,実に快適なコンディションだった(あの日を除けば…だが).

さて,こんな装備で走りだしたわけだが,MathewBikeさんを出てすぐの橋の脇から河川敷のサイクリングロードに入る.
ここから松山駅までは約10kmである.

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今日は日曜日.
サイクリングロードには家族連れや散歩中のお年寄りも多い.
もちろんサイクリストも.

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台湾でのチャリは右側通行.
すぐに慣れたが,とっさの時に左側によけようとするクセは抜けないな.

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やがて聖地「松山」駅着.
もちろん「まつやま」ではなく「Siông-san」と読む.

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「漢字圏の旅は意味がわかるからEasy」という声もあるが,一方で「発音バイアス」もある.
中国語としての発音・読み方がどうしても覚えられないのだ.

旅の途中「どこから来て,どこに行くのか?」という質問を何度もされたが,読み方がわからんので答えられない.
筆談ならOKだろうが,紙とペンなんぞ持ち歩いとらん.
場合によっては漢字を知らない西洋人の方が,地名をすぐに覚えるのではないだろうか.

モニュメント前ではお約束の写真撮影.
自撮りだけではなく,全身が入る写真も欲しいところ.

誰に頼むか?
歩いていたおばちゃんに適当に頼んだが,終始迷惑そうな表情でいたたまれなくなった.
変に見切れている構図の写真ではなかったが,もう少しコミュニケーションが取れる方が良かったなぁ...(贅沢言うな)

さぁ,正真正銘ここからが一周のスタート.
もちろん,右手に海を臨む反時計回り.

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まずは先ほど出発したMathewBike,つまり士林方向に少し戻ることになる.
先ほど同様に人多め.
それにしても,この走りやすさはなんだ?
幅も路面状況も極めて良好.
日本よりはるかに美しい.

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野球のグランドも多数.
そうそう,台湾では野球が一番人気のスポーツなのだ.

公衆トイレもあちこちにある.

サイクリングロードが終わると,いよいよ街中ライドへ.
スクーターの海に飛び込むが,噂よりも走りやすいという印象.
まぁ,交通状況に関してはおいおいレポート.

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サイクリングロードを出たり入ったりしつつ快走.
だが,このまま走り続けていても補給箇所がない.
食堂やコンビニなど,一旦,堤防のサイクリングロードを降りて補給地点を探す.
セブンイレブンを見つけた.

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さぁ,悠遊カードの出番だ.
「焼きそば」と水を補給.
せっかくの旅先なのだ.
できるだけローカルな食事を楽しむべき...と言いたいところだが,台湾のコンビニ弁当,やたらにレベルが高い.
それに水の補給も同時にできてベネである.

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さて,その弁当の特徴だが「牛角」だの「ボンカレー」だのといった日本企業とのコラボ製品の他,「台南風」「嘉義風」など,台湾各地域の名物風味の弁当などバラエティに富んでいる.
味も良い.日本とのコラボ商品もこちら風の味付けで微妙に違う.
値段もだいたい100元前後(¥450).屋台や食堂メシとそれほど変わらない.

指示すればチンしてくれるのだが,やたらに長時間暖めるので,手で持てないくらい熱くなる.

でも,安心して下さい.

「イートインする」と告げるとお盆,もしくは持つための段ボールの切れ端をくれるのだ.
そして,台湾のコンビニのイートインスペースはどこもかしこも広大.
中には2階がまるまるイートインな場所もある.
当然トイレ付.
紙こそ流せないものの,ちゃんと清潔なところが多い.
こりゃ,この旅で何度も立ち寄らざるを得ない(実際そうなった)

ただ,コンビニで困ることもある.
台北を離れ,地方に行くと英語がまるで通じなくなる.
商品を選び,レジに持っていくと,まず中国語で「jkdsbfknsjkfefbui?」と聞かれる.
何を言っているのかさっぱりわからん.

で,雰囲気や経験から類推.

(1)レシートは必要ですか?

(2)袋はいりますか?

(3)ここで食べますか?

(4)温めますか?

(5)悠遊カードの残金が足りません.

たぶん上記のうち,どれかであろう.
特に(1)は,翻訳アプリで提示してきたから間違いない.
そう,こちらが中国語がわからないと気付くと,さっとスマホを取り出す店員も多かった.

結構重要なのが(5).
悠遊カードは確かに便利なのだが,残金がわからないのだ.
会計時に表示される額を覚えておかなければならない.
ゆえに,旅も後半になると,クレカLINE PAYを使うようにした.
なぜか,こいつらだと(1)も言われなくなる.

で,食事しながら今日の目的地を決める.
なんとなく都会の雰囲気のある「新竹」がちょうどいい場所にある.
「しんちく」ではありません.「Xinzhu」と読む.

現時刻は14:00.新竹はここからちょうど60km.
3時間かかるとして17:00着の予定か.
ちょうど良い...と軽く思った時期がKazchariにもありました.

DOMANEEMONDAならAve.20km/h走行なんて余裕だが,今日はレンタルの激重クロモリ+荷物のSURLY
とてもその速度では走れない...と少し考えればわかるのだが,やはり今日は判断力が鈍っているようだ.

いずれにせよ,新竹行きを決めたので次は宿の予約.
Agodaアプリを立ち上げる.

ドミはこりごりなので,検討の結果ゴールデン スワロー ホテル(Golden Swallow Hotel)のシングル(¥4,148)を予約した.
この時点でクレカ支払いまで済んでいる.
ホンマ,便利な世の中になったなぁ.

宿の予約もそうだが,今回の旅はナビやら翻訳アプリ,電子決済,カメラに至るまでスマホに頼りまくり.
「スマホを落としただけなのに」がマジ・ホラーになってしまう.
実際,スマホを壊したり紛失したらこの旅は詰む.

いやホンマ,昔はどうやって旅行してたんやろ?(今ではありえない)
もちろん,スマホ旅のデメリットもあるが,それは今後の記事で考察に上げていく予定.

さて,そんなスマホのGoogle先生を使って,新竹へのルートを検索する.
もちろん“自転車”の最適ルートを表示してくれるわけだが...この時は気づかなかった.
「最適」≠「最短」であることを.
それに...得てして,そのルートが今も走行可能かどうかはわからないということを.
具体的には,Google先生,幹線道路から離れてこんな道を紹介してくれます.

iPhone15 Pro

うん.日本の田舎ですね.のどかだ.
この後,15%越えの激坂をお見舞いされました.

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陽が落ちる.

ついに夜間走行に移行する.
フロントフォークとシートポストに付けたメーカー不詳のライトをon.
ついでに日本から持参したOLIGHTの「SEEMEE30」も点滅でon.

OLIGHT(オーライト) SEEMEE30 C 自転車ライト 30ルーメン テールライト

新竹市の夜の喧騒に突入する.
曲がったり,真っ直ぐ行ったりを繰り返し,駅のすぐそばにあるホテルに到着.
やたらにキンキラキン.
「金燕」なので「ゴールデンスパロー」なのね(その後,英語と漢字表記で迷う事案多数)

iPhone15 Pro
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海外でその日にネット予約した宿へのチェックインは初めてだが,特に無問題.
でも,このホテル何か違和感が...休息?

Kazchariの後に入って来たカップルが受付で交渉している.
どうやら「今日は空室がない」みたいなことを説明されているようだ.

あっ,ここってそっち系のホテルなのねん(察し)
最近では日本でもラブホが格安ホテルとして,インバウンド客にも使われるようになってきたらしいが,台湾では日本以上に普通のホテルとの境目があいまいなようだ.

カギをもらって部屋へ.
おお,なかなかキレイではないか.

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おや,枕元にあるこれは...

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さてこのホテル,1階のホールには洗濯機と乾燥機があり,なんと無料で使えるのだ.
早速汗だくのジャージ&ビブ,昨日来ていたTシャツとパンツを放り込む.
シャワーを浴びて,新しいTシャツに着替える.
ようやく台湾一日目のライドが終了.

本日の走行距離114km.出発が遅かった分,予定より走り過ぎたかな.
まだ先は長い.のんびり行きましょう.

STRAVAへのログアップも完了.
写真とコメントを付ける.
いやぁ,スゴイ時代やな.

落ち着いたので外へ食事.
なんでも,ここ新竹の駅は日本統治の時代そのままらしく,実に重厚なデザイン.確かに渋い.

iPhone15 Pro
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何か路上ライブ的なパフォーマンスが行われていた.
半袖で出かけたが,結構寒い.
昼と夜の寒暖差が結構ある.

疲れていたので(ほぼ徹夜明け),食堂を探して歩き回るのも面倒.
ふと,目の前に「すき屋」が...吸い寄せられるように入店.
「甘鶏肉丼」的なものを注文.

iPhone15 Pro

ここはいったいどこなんだ.

iPhone15 Pro

宿に戻るとちょうど乾燥まで終了.
明日のライドに備えて早く寝ましょう.

おっと,脚のケア&セルフマッサージを忘れずに.

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さぁ明日はどこまで行こうかなっと.(Day2へ続く)

iPhone15 Pro

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

2024/3/17 Sun

ハイテンション

iPhone15 Pro

晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day0はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

結局,昨夜はほぼ眠れず.
手首に巻いたINSTINCTの睡眠データも「最悪の質」「今日は本来のパフォーマンスを発揮できないでしょう」とある.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

寝不足のせいか頭痛もする.
最後の砦ポジションのロキソニンを早くも服用.大丈夫か?

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この宿は朝食付き.
パンと野菜・果物,そしてコーヒーの簡素なモノだが助かる.

iPhone15 Pro
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一番乗りで朝食をとりながら考える.
若い頃と違い,どうやらドミトリーで寝るのはもはやキツイ.
プライバシーうんぬんだけでなく,光や物音が気になって寝付けない.
実際,昨夜も2時過ぎにトイレに立った際,下のベッドの若い女性ゲストはまだ起きており,スマホ鑑賞していた.

うん.今日からの宿はなるべくシングルを取るようにしよう.
やっぱりシャワー後はフル〇ンで歩き回りたいやん?

ついでに最終日の宿泊をこの宿にする理由がなくなったのでキャンセル.
桃園空港近くの宿を取りなおした.

さぁ,いよいよチャリを受け取りに行きますか.
向かう先は士林にあるMathewBike
「台湾でレンタルチャリするならここ!」の(一部で)有名な店である.

行き方としてGoogle 先生はバスを指定してきたが,宿のご主人によるとMRTの方がいいと言う.
素直に従うことにする.
結果的にこっちが正解だった.

iPhone15 Pro

チェックアウトして巨大なトランクをガラガラ引きながらMRTの駅まで歩く.
トランクのホイールに違和感.
地面に触れる柔らかい樹脂パーツが見事に崩壊していた.
長年使ってきたこいつもそろそろ寿命か.

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1回の乗り換えで無事に「士林」駅着.
そこからさらに1kmほど歩く.

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10時の開店前に「MathewBike」さんに到着してしまった.
店の前のベンチに座ってしばし待つ.
久々のアジアの雑踏に身をゆだねながら.

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スタッフのにーちゃんが時間かっきりにやってきた.
こちらから挨拶するも,うなずくだけで少々無愛想.
うん,プロフェッショナルだ.
店のシャッターを開けて黙々と作業&手続きを勧める.

たぶん,そうだろうなぁ...と思っていたオレンジ色(カッパー?)のSURLYが今回の相棒である.
想像よりも使い込まれた感.一体島を何周したのだ?

何はともあれ,にーちゃんと協力しながら日本から持参してきたパーツを装着する.
(以下,実際に使ってみてのレビューも含まれています).

【ペダル】

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500 トレッキング 片面SPD/片面フラット SM-SH56クリート付属 EPDEH500

旅と言えばSPDシューズ&ペダルだろう.
SLよりも歩きやすく,スニーカーより力が入る.
特に街中散策を伴う長期旅行ではSPD一択.
2年前の「オホーツク1300」でもこの組み合わせだった.

『オホーツク1300』に向けての準備

さらに片面フラぺにすると,宿に荷物を置いた後,近くのお店までサンダルでのチョイ乗りもできる.実際これが非常に助かった.

【サドル】

セラロイヤル(SELLE ROYAL) R.e.med(リメッド) サドル ブラック/ブラック

長距離サイクリングの要と言えばサドルの快適さ.
ようするに自分のケツにフィットしているものが良い.
そこで普段ファットに装着しているサドルを持ってきた.
超長距離をこよなく愛するブルベ民御用達,コスパ最強の「SELLE ROYAL R.e.med」である.ただしウラ面は見ちゃダメ.

案の定,元からSURLYに付いていたヤツは中心に溝がないタイプだった.
これ絶対〇〇〇が痺れるヤツやん.
持ってきてよかった.

【バックミラー】

Hafny バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 右)

噂に聞く台湾の交通状況を鑑み,バックミラーが必須と考えた.
検討していた左用(右側通行用)は買わず,普段使っているモノをそのまま持参.
当初はひっくり返して左ハンドルの下を覗き込む形で装着.
ただし,これが大失敗.
後方確認できないことはないが,首をかなり動かさないと見えない.
つまり前方確認にスキができる.危険だ.

ゆえに二日目以降はハンドル左上部へ取り付け,ミラー部分だけを180度ひっくり返すことにした.
これで後方視界の問題解決.
確実に生存確率が上がるアイテムである.

【バッグ類】

TOPEAK(トピーク) Fuel Tank(フュエルタンク) トップチューブバッグ (L) BAG33901

R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック

トップチューブバッグとハンドルポーチ.
すぐに取り出したいものをここに.ブルベの経験が生きるねぇ.
Kazchariは前者にモバイルバッテリーを入れてiPhoneの充電に使う.
元々バッテリーの持ちが怪しいとされる「15 Pro」だが,ナビっぱなし,写真撮りまくりであっという間に電池残量が無くなってしまう.
ポーチの方には自撮り棒を突っ込んでおく.場合によってはペットボトルも挿せる.

【ボトル】

愛用のELITEボトルを2本持参.
そのまま付いているケージを利用.
前はともかく問題は後ろのケージ.
700mlサイズの長いボトルだとフレームに干渉して真っ直ぐ挿せない.飲み口部分が少しはみ出てしまう.
幸いペダリングの邪魔になることはなかったが,きれいに納めたいのであれば1本は500mlの方が良い.
いずれにせよ2ボトルは必須.3月の台湾,予想以上に暑かった.

【サイコンマウント】

今回これが最大の問題となった.
出発直前に購入したROUTE...じゃなかったREC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

なんとレンタルSURLYのハンドルが細く,かつ湾曲しているせいで装着不可だった.
さらに「こんなこともあろうかと」購入したステムへの装着用キットも,ハンドルとステムを固定するボルトが縦止めでは太刀打ちできず...うーむ.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】

予備のバンドを嚙ませたり,テープを巻いたりと色々試したが最終的に断念.
となると困るのがサイコンをどうするか.
これまたファットから外して持ってきたGarminの純正ステーも細身のハンドルに装着できず.
そう,「こんなこともあろうかと」ハンドル直付けのGarminマウントを持参してきたのだぁ.

iPhone15 Pro

iPhoneに関してもステムにREC MOUNT製のスマホホルダーを装着.

iPhone15 Pro

いかんせん,サイズを含めて,どの様なチャリが渡されるのかわからんので,事前にショップに確認するか,自分自身でも色々想定して「万が一」に備えておく方が良い.荷物は置いていけるし.

【ライト】

モバイルバッテリーにもなるOLIGHT「RN1500」を持参したが,上記の理由によって装着スペースがなくなってしまった.

OLIGHT(オーライト) RN1500

「まぁ夜は走らんじゃろ」と,レンタルに含まれる謎メーカーの前後ライトを装着.

以下はMathewBikeでチャリを借りるとついてくるギア.

「Topeak製リアキャリア」「パニアバッグ」「パニアバッグ用カバー」「GIANTミニツール」「タイヤレバー」「交換チューブ」「チェーンルブ」「ベル」「携帯ポンプ」「ボトルケージ」「前後ライト」

他にも「サイコン」「ワイヤーキー」を貸してくれるが,これらも自前のものを使う.

このパニアバッグがホンマに大容量.
日本から”適当に”詰めてきたモノをここで取捨選択し,さらに”適当に”パニアに放り込み,必要ないものはトランクに残す.
環島の間,ショップで預かってくれるのだ.

やはりレンタルチャリにして正解やったなぁと思う.
もし自前のDomaneで来てたら,こんな適当なパッキングはできなかった.

一番かさばる着替えに関しては「走行中に着るジャージ」「寝間着兼街歩き用のTシャツ&パンツ」をそれぞれ2セットずつとした.
結果的にこれで正解.

これらのギアを装着する前に試走する.
サドルを適切な高さに上げる.

iPhone15 Pro

借りたモノが書かれた書類に署名してお支払い.
事前のデポジット代金も含め,15日間のレンタルで6,750元(約¥30,000)である.

さぁ,旅立ちの用意はできた.
時は来たれり.
顔を上げて,新しい風に心を...(自粛)

iPhone15 Pro

まず向かうべきは,台湾一周チャリダーの聖地,松山駅である.

⇒(台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)へ続く.