2025/9/15 Mon
いま 風のなかで

晴れ.温度:20 ℃,湿度:72%,体感温度:22 ℃,風速:8.6 km/時,風向:SSW
前日のライドで汚れまくった我がTopstone.
来週末の400ブルベに向け,Topstoneに再度TTバーとライト装着用延長バーを装着.
そして『納沙布岬1200』で小穴が開いてしまったタイヤに詰めたボンドを,走って削る(キレイにはならん).
スリックタイヤのままだが,ついついグラベルに突入してしまう定期.
翌祝日も朝から快晴.
洗車前に今日もこいつでライドすることにした.
もちろんTTバーは付けたまま,タイヤもスリック.
となると,自ずとグラベルメインではなく舗装路中心のLong Slow Distance.
最近ご無沙汰な深川方面に行くこととした.

いつも気になる「管理人え」表記.
少し登って,まずはお気に入りのグラベルに突入.

最初はやや荒れ気味の舗装路(下り).
この道は奥に牛舎があるため,積雪期でも開通している.
面白いことに雪上の方がはるかに走りやすい.
同じ道とはとても思えない.

左の道が気になる.
この林道は脇道があちこちにあるが,熊出没が頻回の昨今,さすがに1人で散策するのは気が引ける.
とは言え,チャリでグラベルライド中に襲われた...という話はついぞ聞かんけどな(遭ったら終わりか).

昨日も思ったが,さすがPanaracerの誇るGravel King.
無印=スリックなのだが,こんなフラットなダートだと何も問題なく飛び込んでいける.35Cの恩恵か.


舗装路(リエゾン)を経由して国道12号へ.
長らくの工事によって入口が閉鎖されていた自転車道に入る.

車道時代だった頃の名残り隧道.
光の入り方が美しい.

落ち葉が多いものの路面状況は良好.
いつも通り,対岸のサイクリングロードが気になって仕方がない.
崖崩れで通行止めとなって十数年.
もはや旭川市に修復の余裕はないらしい.もったいない.

例の事件ですっかり有名になった神居古潭.
橋上は車両通行禁止.
だが,そこは自転車.降りて押せば無問題.
まぁ,今日は渡る気なし.ましてや例のトンネルは...怖い.

先へ進みましょう.
道道57号を走る.
グラベルを経由したせいか小腹が空いた.
セイコマ納内店にピットイン.
(道内)SNSで話題沸騰中のセイコマブランド「あんバターサンド」を発見.
食べてみる.

道産あずき,粒あん,小麦粉,豊富牛乳・バターを使った究極の道産子スイーツ(決して柳〇のパク...ではない).

この小型サイズにしてそのカロリーは...なんと269kcal!
こんなんライド中しか食べたらアカン奴や.
そういや昔,こんなんもあったな.
ちなみに体重58kgのKazchariだと,25km/hのサイクリング30分で消化するらしい.ありゃ? あっという間になくなるやん.
納内交差点名物のマネキンと.
ついに撮ったどー!

で,深川市内着.
お昼にはまだ早い.
このまま未知の道を探索することに.
石狩川まで行き,河川敷のサイクリングロードを下流方面に進む.

風が強く,上の写真の後,Topstoneが倒れてしまふ.
もろ向かい風になるのだが,そんな時に便利なのがTTバー.
あるとないとじゃ大違い.
堤防からの合流点には車止めがある.
関西や台湾の「メタルクワガタ」と異なりひっかかりを気にせずスルー可.

開けた草原に出る.
いやいやなかなかに美しい風景.
旭川近辺ではまず見ない.
何よりも人が全くいない.

上の写真のような道をしばらく走り堤防に上がる.
ここはここで,車道と並走なのかやたらに広い.
レーン区分の明瞭さは台湾なみ.

このままどこまで行けるのか試してみたいところだが,さすがに時間切れ.
堪能しました.
サイクリングロードを降りる.
農地を貫くグラベル発見.爽快.
「日本では走るところがない」だの,散々な言われようのグラベルロードだが,北海道では実に有用.


さすがに空腹を覚える.
深川の市街地に戻ったところで,Google先生におすすめを尋ねる.
すぐ近くのラーメン屋が★多め.行ってみる.

12時過ぎだったが,カウンターに空き.
こういう時,一人がありがたい.
「コク味噌ラーメン」(¥1,000)を注文.
初見の店だと,Kazchariはとりあえず「味噌」派なのだ.
隣に座ったカップルの行動が興味深かった.
なぜかラーメンの待ち時間,テーブル上のティッシュを次々に取って,ず~っとテーブルを拭いている.
気が付けば目の前にティッシュの山.
さらにはスマホと財布の上にもティッシュをのせてバリアー.
そんなに脂ベトベトが気になるならラーメン屋は避けた方が良いのでは?
とかなんとか,おせっかい横目線で観察していると,注文した味噌ラーメンがやってきた.

いやいや,これが実に大当たり.
ハズレ店では「コクもうま味もない塩分過多の味噌味」が出て来るのだが,ここは違った.
コクは元より,まるで牛乳を混ぜたようなまろやかさがある.
辛味もほどほどで,ちょうど良いバランス.
チャーシューもデカい.
この店は堂々と人におすすめできるっつーか,自分でリピート確定やな.
さぁ帰りますか.
同じ道で戻るのはもったいないので『旭川200』のルート,すなわち湯内峠回りを選択.
途中,どこかで見たなぁ...と思しき建物を発見.

おぉ,ここって『納沙布岬1200』のPC2やん.
ついこないだ走ったところやのに,何かもう懐かしい.
当然,次に現れるのは全長2km近い湯内トンネル.

灼熱地獄だったあの日は,ありがた山の天然(?)クーラーだったが,本日は寒いくらい.北海道はすでに秋模様.
豪快ダウンヒル後,本日は旭川方面に進路を取る.

ここの水門から河川敷のサイクリングロードに入れば,家まですぐ.
帰宅後,Topstoneの洗車開始.
それにしてもケミカル品の消耗が激しいなぁ...洗いすぎ?
いや,チャリが多すぎ.