DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その4)

2023/10/16 Mon

雨の予報で帰るダケ

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その3はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その3)

久々に目覚ましなしでの起床.
と言っても車中泊である.
熟睡とは行かず,5時頃自然に目が覚めてしまった.

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予報された雨は降っていない.
稚内駅でトイレ.気温なんと13℃である.

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となれば,せっかく稚内まで来たのだ.
もう少しチャリで走りたいところ.
残念ながら雨雲レーダーによると2,3時間後には降るらしい.

仕方がない.

途中で温泉&サ活しながらゆっくり帰宅しますか.
海沿いを走ったので洗車もしたいしな.

車中泊は撤収が非常に楽.
かさばるエアマットの空気を抜いて丸めるだけ.

昨今,キャンプ場でもテントを張らずクルマで寝る人が増えているそうな.

わかる.

テントの設営とヴィジュアルを楽しみにしないと,あんな手間のかかる作業はやっとれんな.
チャリやバイクだとさすがにテントを張る必要があるけど.

寝袋は家で干すのでそのまま丸めて後部座席.

ターミナル近くのセイコマで朝食.

一昨日と同じルート(国道40号)で帰るのは面白くない.
距離的には遠回りになるが,オロロンラインで帰りますか.

個性的な日帰り湯も並んでいる.

抜海を過ぎて荒涼たる風景になる頃.ついに雨が降り出した.
ワイパー作動.
平日のせいか,前後にクルマの影なし.

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ちょうどiPodから流れるは小林旭の『熱き心に』
思わず涙がこぼれる.

https://www.youtube.com/watch?v=PTmFeMVNbCA

いやぁ,やっぱり最強の旅ソングの一翼を担うね.
これって「昔の恋人を忍ぶ歌」という解釈で間違いではないだろうけど,それ以上に旅三昧の若かった自分を思い出す歌でもあるよなぁ.

やがて,文字通りバケツをひっくり返したような暴雨となる.
まさに自然によるむき出しの暴力.

視界が極めて悪くなる.
ハスラーのワイパー全開でも追いつかない.

ライトをONにして速度を落とす.
どこかに停車して雨をやりすごそうかと思ったが,場所が場所である.
身を隠すものは何もない.

後方からトラックが迫る.
あおられたわけではないが,少し左に寄って先に行かせる.
危険&危険.

面白いのは海のかなたに浮かぶ利尻島.
なぜか島には日が差していた.

オトンルイの風車に近づく頃,ようやく小ぶりに.

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道の駅「てしお」で休憩.
トイレ休憩でもしますか.

道の駅に時々あるおもしろ自販機に気づく.

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天塩産の乳製品が多数.
残り1つとなっていた「パンナコッタ」を購入.
¥480となかなか高価だが,こういうのは意外においしかったりするのよねん.

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...えー普通でした.
いや,とりあえず試して正解.

さて,ここでアプリ「サウナイキタイ」を起動.
本日のサ活場所を決める.
近辺で興味をひかれたのは道の駅「風Wとままえ」併設のとままえ温泉
十分日帰り圏内ではあるが,ちょうど帰り道にあるということもあり,ここに決定.

10:30開館に対し,9:30着.
うん.1時間待つか.

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iPadで読書して15分ほど経つ.
少し気になるのが,工務店のトラックが続々とやってくること.
それに工具を腰の周りにぶらさげた職人さんの姿も目立つ.

そして観光客っぽい人が建物の中に入るもすぐに出てくる.

「こ,これはまさか...」と思い,Kazchariも確認へ.
すると...

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がーん.なんてこった.パンナコッタ.
年中無休の施設の,たった2日間の休館日にあたってしまうとは...

ドアが開くと気づく看板.
せめて外に掲示してくれてたら,すぐに出発しててんけどな.

それにしても困った.
ここから近く,かつ魅力的な温泉と言えば...

おおそうだ,霧立峠を越えて,道の駅ほろかない併設のルオントはどうだろう.最近リニューアルしたと聞く.

となれば話は早い.出発.

なんか毎回書いている気もするが,この霧立国道こと国道430号線.
これだけ変化のない道をよくもチャリで走るもんだ.
まだ内陸から海に向けての方が下り基調で楽しいかな.

で,長々走った末,ようやく国道239号に合流.
南下すると目的地の「せいわ温泉ルオント」到着.
今度はちゃんと営業してました.

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これまでも数回入ったことがある施設だが,サウナは初めて.
Kazchari好みのガス式である.
水風呂への動線も良し.
で,外気浴.

リニューアル前の内装はあまり記憶にないが,最大の変化は露天風呂にあった.
大き目の浴槽の他,やや離れたところに小さめの浴槽が作られていた,

名付けて「雪見露天風呂」

そうこのあたりは道内でも屈指の豪雪地帯なのだ.
雪山に囲まれつつ入浴する趣向なのだろう.
残念ながらまだそのシーズンではない.
お湯すらはられていなかった.

仕方なく浴槽の縁に座ってカラダを風にさらす.
おっと,小雨が降ってきた.

もう一つの露天浴槽はちゃんとお湯がはってあるのだが,虫対策なのかどうかしらんが,黒い蚊帳状のネットが天井から垂れ下がっている.

正直,無粋である.
おそらく「湯船に虫が浮いている」などの苦情があったに違いない.
知らんけど.

ルーティンの3セット後に上がる.

ちょうど腹が減ったので併設のレストランへ.
幌加内なので「そば」が有名なのだが,もう少しボリュームが欲しくて「生姜焼き定食」を注文.
でてきた盛り付けがおしゃれで驚いた.

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美味し.

さぁ,あとは少し南下後,左折して山越え.
和寒からはいつもの40号で帰宅である.

暗くなる前に帰宅.
とりあえずDOMANEくんを洗車.
一息つく.

それにしても今回,2泊3日で実に充実したライドを楽しむことができた.
なんなら1泊2日でも利尻ライドは可能やな...ってそれはむなしいか.

つーことで,今度はオンシーズンに上陸し,ちゃんとウニ丼食べよう.

おや,宅配便が来た?
こ,これは!

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留萌からのふるさと納税返礼品!

今回の利尻ライドでは海鮮モノに無縁だった.
こんなんなんぼあってもいいですからね.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その3)

2023/10/15 Sun

最高にハイな後半戦

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曇り.温度:17 ℃,湿度:72%,体感温度:17 ℃,風速:13.2 km/時,風向:SSW

(その2)はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その2)

さて,ご夫婦に挨拶して出発.
同じルートなのでどこかで会うでしょう.

アップダウンが続く.

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左手に「白い恋人の丘」という表示があった.
久々のヒルクライム.はい,喜んで.

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全くノーチェックだったが,北海道銘菓の一つ「白い恋人」の缶に描かれた山は利尻富士らしい.それと同じ風景が見える場所とのこと(と後から知った).

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...うん.雲で山頂が隠れていますね.

次は右手に「オタトマリ沼」
晴れた日には逆さ富士になるという.
そう,晴れた日には...うん.今日は雲だ.

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左側に「仙法志御崎公園」の表示.
ここも奇岩が並ぶ名所らしいが,「なんか行ってもなぁ...」とモチベーションが上がらない.

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結局Uターンして島一周の幹線道路に戻る.

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写真だと明るく写っているが,実際はかなり暗い...
雲が多すぎるのだ.

そうこうしているうちに利尻町に入る.
以前からの疑問.
どうしてこんな小さい島で自治体が2つ?

インドネシアとパプアニューギニア,ハイチとドミニカ共和国のように隣国,隣町,隣家の仲が悪いのはよくあること(その例でいいのか?).
ゆえに合併できないのだろうと勝手な妄想.

湧水ポイント発見.
それほど暑くないので,ボトルの水も十分残っているが,ここは賞味タイム.

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美味し.
気が付くとKazchariの後ろに,ポリタンを3つほど抱えたおじさんが.
湧水ポイントあるあるやね.

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しばらく進むと,「熊岩」「人面岩」の表示.

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うん.どこがそうなのかわからんっつーか,わざわざ岩の上に看板を立てる時点で無粋というかなんというか...

とまぁ,文句ばかり言っているようだが,人力を最も効率よく推進力に変換するロードバイク,未知の道を漕いでいるだけで喜ばしい.

さて,今回の利尻島,その最大の目的は22年前に滞在した沓形キャンプ場を訪れること.

なんとなーく見覚えのある町に到着.
そうそう,このホテル利尻の温泉に入った入った.
で,その建物の角を曲がると...おお,何もかもみな懐かしい.

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2001年9月撮影

さすがのシーズンオフ.誰もいない.
この炊事場もトイレも,そして小ぶりな灯台も驚くほど変わらない.
こんな気象条件の激しい土地で変化がないことに驚く.
しばしノスタルジーにひたる.

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出口付近に料金看板が...

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一泊¥500? 前も有料だっけ?

さて,腹が減った.
町内にセイコマがあるものの,さすがに連続コンビニ飯はパス.

そこに食堂が目に入った.
おお,ここが島では数少ない,今日開いている店の一つか.

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DOMANEを街灯に施錠して入店.
満席近かったが,幸いカウンター席に座れた.
メニューを見る.
店の外観からは想像つかなかったが,一応ラーメン&中華料理店のようだ.
最後のあがきで海鮮モノを探すが...やはりない.

壁に「利尻ホタテラーメン」の写真が貼ってあったが...

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ここはあきらめて「味噌野菜ラーメン」に.
昼時とあってかなり待たされたが,出てきたラーメンには満足.美味し.

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さて,店の外に出た時点で既に13時過ぎ.
次の稚内行フェリーは14時45分発.
もしそれに乗るのなら,残り1時間半ほどのライド時間となる.
輪行作業を考えると出航20分前にはターミナルに着いておきたい.

いっそ,16時のフェリーにする?
いや,それだと時間を持て余しそう.

つーことで,14時半のフェリーに間に合わせるため,これからはやや駆け足となる.

ここからフェリーターミナルのある鴛泊まで直線距離で12kmほど.
DOMANEなら余裕で間に合うのだが,出発時に見た山にかかる橋が忘れられない.
だが,そこに至るサイクリングロードをたどると遠回りとなる.

間に合うか?

地図を見るとサイクリングロードは,沓形から少し戻った場所がスタートらしい.
ふむ.ここからは時間との闘い,TTモードに脚を切り替える.

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森林公園からスタート.
ここからすでに非常に整備された道.
完全に自転車用.

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適度にカーブもあって飽きない.
既に落葉がはじまっていて美しさもあるが,カーブに吹き溜まっている箇所もあるので要注意である.

快調に飛ばしていると,前方に先ほど会った大阪からのご夫婦が.
「こんにちは~」と挨拶して一気にパス.
結局この日会ったサイクリストはこのお二人のみだった.

さて,このサイクリングロード.
これで完成なのか,まだ拡張するのかはわからんが,時々島一周の幹線道路と合流する.
ゆえに,少し接続がわかりにくいところもあるが,それを差っ引いてもチャリだけのために,よくぞこんな道を作ってくれたと感動.

その白眉はこちら.

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ドーンっと利尻富士.
そう,昼飯を食べている間に青空が.
時折雲が切れ,利尻富士の山頂も拝めるようになった.
日差しも出てきてまぶしさすら感じる.

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いや,もう贅沢は言うまい.

この美しさにもかかわらず,クルマはもとより,オートバイも走れない.
徒歩では長すぎるっつーか,普通に登山ルートに行くだろう.

ようするにこの道は実質サイクリストだけの道.
ホンマすごいわ.

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山の風景だけではない.
途中で海岸沿いも走る.
変化に富む.

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島の約三分の一を占めるサイクリングロードだが,ちょうど利尻町と利尻富士町に半分ずつまたがっているのが面白い.
うん? 先ほどの考察と違って,実は互いに協力的なのか?

それはともかく,道内でもなかなかない絶景ロードを堪能.
個人的にはエサヌカ以上.
どこもかしこもフォトジェニックなので,あちこちで止まってしまう.

あれ? 時間やばくね?
いっそ,16時のフェリーで...という考えが頭をよぎる.
ぐわーむっちゃ中途半端やぁ.

とかなんとか考えつつ,フェリーターミナルのある鴛泊わきを通過.
いよいよ,例の橋へのヒルクライムに突入.

思ったより斜度はない.
キツい場所でもせいぜい6%程度か.

そらそうだ.基本的にガチ勢ではない一般サイクリスト向けなのだ.

それでもGarmin先生のクライム・プロが「ピコッ」と作動.
自称クライマーを追い立てる.
「もしかして,セグメント? KOM狙えるかも...」と勝手な妄想.
どこそこ踏んで,憧れの橋&山頂到着ぅ!

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絶景である.
それにしてもこの自転車専用道,この橋も含めて廃線利用ではなく,マジで新たに作った?
何度も書くがありがたい話である.

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このような橋を4つほど渡り,いよいよダウンヒル.
時刻は14時前.
結局14時45分のフェリーに乗ると決め,やや焦る.

こういう時って事故るのよねぇ...って,コーナー枯葉だらけやし.
慎重かつ大胆に下る.

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ようやく「野塚」側ゴール着.
とりあえず一周+αを走り切った満足感&達成感よ!

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さて,ここからは下ハン握って海岸沿いを激踏み.
14時10分頃,無事ターミナルに着いた.
これで一安心である.

名残惜しいが輪行袋にDOMANEくんを収納.
既にチケットは持っているので,乗船口前で待機.

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礼文からの寄港便なので,利尻で降りる人を待って乗船.
往路とは別の船だった.

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いやぁ,それにしても楽しかったなぁの利尻ライド.
天気やコースに左右され,前半の静かなライドからの一気に駆け上がる後半.
まるでベートーベンやブラームスの交響曲のような一日だった.
苦悩を通じて歓喜に至ったぜ(大げさである)

函岳中止に伴い,急遽決めた旅だったが,島に来て,そして,この時計回りのコースにして良かった.

そして湧き上がってきたのが「他のシーズンも訪れてみたい」との思い.
春と夏と...冬もファットで走れるのか?

職場の同僚によると7月初旬の利尻・礼文の風景は花に覆われ“ラピュタ”の様相らしい.
それは是非見てみたい.
ついでに,ちゃんと「うに丼」も食いてぇ.

フェリーは16時15分,まだ明るいうちに稚内に帰還した.

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道の駅に戻って,DOMANEくんをハスラーに積み込み,昨夜同様『ヤムワッカナイ温泉』へ.
良質の温泉とサウナを堪能し,食事も済ませる.

iPhone11 Pro 石焼ビビンバ
iPhone11 Pro 単品ザンギ

後は,マッサージチェアを使ったり寝転がったりしながらコミック三昧.
最後にひとっ風呂浴びて,閉館時間に合わせて退去.

道の駅に戻って今夜も快適に車中泊.
こんなに贅沢して良いのだろうか?

控えめに言って,最高に『ハイ!』ってヤツだァァァァ

iPhone11 Pro 天国へ

(その4へ)

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その2)

2023/10/15 Sun

シーズンオフで少々寂しい前半戦

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曇り.温度:17 ℃,湿度:72%,体感温度:17 ℃,風速:13.2 km/時,風向:SSW

(その1)はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

夜中に何度か目覚める.
枕が変わると眠れないのはよくあること.
結局,深い眠りにおちそうな4時30分,バイブアラームで起こされるのもよくある話.
ショートスリーパーなので無問題(そうなのか).

もそもそと起き上がり,DOMANEくんのセッティング.

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利尻島行フェリー一便の出航時間は6時45分.余裕余裕.
いや,輪行袋に入れる時間を考慮すると早めな行動が吉.

まず悩んだのがウェアの選択.
クルマ移動なので数種類持ってきた.
Kazchariは用意周到なのだ.

天気予報によると「曇りのち晴れ」で降水確率は10%.
日中最高気温は18℃ほど.
おっ,この時期にしては驚異的に暖かい.
現状の5時ですら,すでに10℃はありそう.

とは言え,さすがに半袖半パンはないだろうと,メッシュインナーの上にやや厚めの長袖ジャージとビブ+レッグウォーマーとする.
防寒具はいつものパールイズミのストレッチジャケットを持参.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 2300

念のため,長指グローブもサドルバッグに入れる.
もちろんエンド金具や,スプロケカバーを一緒に巻いてぱんぱんになった輪行袋も忘れない.

こんなもんかな.
まぁ何かあっても,ここは日本.
なんとかなるでしょう.

出発.
ここでサイコンを起動させると,GPSで海上移動の軌跡も記録されるので面白いかと思ったが,さすがにやめた.
スタートボタンを押すのは島に着いてからやな.

まずは,セイコマで朝食の買い出し.
昨夜の3時開店の店まで行かなくても,ターミナルすぐそばのセイコマも既にオープンしていた.

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早朝から結構な人出.
コーヒーとおにぎりを購入.
フェリーに持ち込む.
セイコマの何がいいって,レジ袋無料なところ.
こういう時助かる.

フェリーターミナル着.

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さぁ,輪行袋展開&収納!
おや? このマンホールは...

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防波堤ドームの図柄だけにドム.しかも黒い三連星.
幸先いいぞ(なぜ?)

練習の甲斐あって,10分もかからず収納完了.

「手荷物は無料のはず」とドキドキしながらカウンターで手続き.
はい.ちゃんと人だけの運賃で済みました(¥2,660).

「往復ですか?」と聞かれたので帰りの分も購入.特に割引などはない.
便指定は不要だが,当日のみ有効なので島に泊まる人は要注意である.

この時点でまだ6時前.
ここまではスムーズ.

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待合に人は少ない.
もう観光シーズンも終わりっぽい.
もちろんチャリ持参はKazchariのみ.

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と,思っていたら旗を持った人を先頭に団体さんがぞろぞろと.
少し先に出航する礼文行のフェリーに乗るようだ.
礼文と言えば「花の島」
この時期,まだ何か見れるだろうか?

乗船開始.

チャリ持参のKazchariは車椅子も置ける広めの優先座席スペースに案内される.

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定刻に出航.

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島までは約2時間.
最近はどこもかしこもFree-Wifiが利用できる.
スマホがあるので退屈はしないが,このiPhone11,さすがにバッテリーがやばい.みるみる減っていく.
「15」なぁ...高ぇ.

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波はおだやか.
天気も良い.

島が近づく.
利尻山が目立つが,そのふもと近くに白い橋が見える.

iPhone11 Pro  写真だと見えないか

あれは何?

車道かと思いきや,どうやら自転車専用道の一部のようだ.
こ,これは走らねば.

フェリー着岸.
下船してカウンター付近にて情報パンフレットを探す.
この2点をゲット.

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ただ一周するだけなら迷うことはないが,それだとたった61kmしかない.
3時間もかからず回ってしまう.
時間いっぱい,できるだけ寄り道する.
帰りの便は14時半か16時半.どちらにするか決めずに走り出す.

ターミナル玄関で輪行解除!

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建物の裏に回ってありがちな記念撮影.

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電光掲示板の気温表示はなんと18.2℃
実に快適.

Garmin様のスイッチをon.
これでSTRAVAに新たな地図を刻むことができる.楽しい.

島めぐりのサイクリングは2018年の波照間島以来か.
今回は利尻島.極端にもほどがある.

ゆっくりスタート.
もちろん海が左側になる定石ルート.

しばらくは,よくある北海道の海岸沿いの風景.
残念なのは天気.
雲が厚く,海の色も映えない.

それどころか...げっ! 小雨!?

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しばらく進むと「姫沼」の標識が.
ついでに「斜度14%」とある.
自称クライマーとしては登ってもいいけど...パスして先に進む(逃げた).

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やや向かい風の中,海岸沿いをひたすら漕ぐ.
なんとなく絵になりそうなところで停車.

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島を一周するバスも走っているが,一日の本数は異常に少ない.
4本しか表記されていなかった(十分なのか?).

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この付近で前方から消防車,パトカー,救急車がぞろぞろとやってきた.
「どこかで火事?」と思いきや,秋の防災運動のパレードだった.
こんなに出張っていて良いのか?

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石に色を付けたり,文字や顔を描く謎のストーンアート(?)があちこちに.

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晴れていれば右手に利尻富士がどーんとそびえているのだが,雲でずっと山頂が隠れている.

やがてちょっとした規模の鬼脇地区に入る.
先ほど手に入れたパンフに「〇ァミリー〇ート」と書いてあったので,「マジか?北限の〇ァミ〇じゃね?」と思ったら...

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個人商店でした.商標的におK?

少し進むと,全道民のオアシス,セイコマ鬼脇店発見!
小腹がすいたので補給することにした.

店の前にはチャリが2台.
おお,上陸してはじめてサイクリストに会った.

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大阪からのご夫婦.
稚内inで旅行中.
島でレンタルバイクを借りたそうな.
ちょっと変わった形状.
さすが島.錆が目立つ.

同年代のご主人は,最近ロードを始めたとのことで,KazchariのDOMANEくんに興味津々.
「輪行袋に入れると手荷物扱いでフェリー無料」に驚いていた.

店に入る.
おにぎり,弁当コーナーがからっぽ.
日曜日は作っていないとの表記.
仕方なく,缶コーヒーと豚まんを購入.

ここにたどり着くまでも,ほとんど人がいなかった.
開いている店も少なかった.

もしかしてと,セイコマの店員さんに「ひょっとして島の食堂とかってやってないです?」と尋ねてみる.

「ええ.利尻の観光シーズンって9月で終わりなんですよ.海が荒れて漁もあまり行かないし.それに今年は観光客が増えて,団体向けの仕出しとかで精いっぱいなんですよ.ラーメン屋さんとかならやってるかも...」

とのこと.

まぁ,ある程度予測はしていたけど...なんてこった.
こりゃ,目当ての海鮮類はあきらめた方がよさそうだ(調べてから行け)

(その3へ)

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DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

2023/10/14 Sat

思い出の島と輪行準備

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最近,お楽しみイベントにフラられまくりのKazchari.
懲りずにまたしてもフラれる.

本来であれば,この週末は美深に遠征.
翌日グラベルロード(Topstone)で函岳山頂を目指すつもりだった.
そう,2年前のライドの再現である.

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

その函岳への林道は,8月21日から10月11日まで配電線工事のため通行止め.
それが解除され,冬期閉鎖までのわずかな期間に紅葉の林道を楽しむつもりだったのだが...なんと,今年は10月12日から即閉鎖とのお知らせが!

なんじゃそら!
結局8月末からは登れなかったっつーことか.
通行止めは10月末からと思いこんでいたが甘かった.

つーことで「函岳ライド」は次年度に変更.
とは言え「キャンプ+ライド熱」は冷めず.
週末の15日は天気も良いようだし,これはライドに出かけねば損である.

で,地図を眺めたり,計画していたが断念した場所はないかで再検討.
そこに浮かんできたのが...「利尻島一周計画」である.

そう,今年のGW前半.
あの事故さえなければソロで道北・稚内行を考えていた.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

そのリベンジを果たす時がついに来たのだァ!

思えば,まだ大阪に住んでいた2001年9月.
ヨメさんとの北海道ツーリング中に利尻・礼文に立ち寄った.
利尻島の沓形キャンプ場に3泊ぐらいしたかな.
すぐ隣に日帰り温泉ホテルがあって実に便利だった.
釣り目的の長期滞在者に「ちゃんちゃん焼き」を振舞ってもらったりと実に楽しかった.

2001年9月撮影
2001年9月撮影

北海道に越した後も,稚内には何度も行く機会があった.
しかし,利尻島を遠目に見ながらオロロンラインを北上しつつも,実際に渡島することはなかった.
やはりフェリー乗船という手間が足を遠ざけていたのだろう.

今回は完全にプライベートな旅.
“面倒くさい”を越えて実行することが満足感につながるのだ!
行くぞ,利尻島!

稚内まではハスラー.
フェリーには乗せない.
運搬料金が高すぎる.

島にはチャリを持っていく.
オートバイのように車両甲板に乗せることも可能だが,その場合は当然料金がかかる.

しかあし,ここでチャリならではの裏技が...そう,輪行である.
輪行袋に入れてしまえば手荷物扱い,つまり無料となるのだ.

Kazchariがチャリ趣味を始めたのは2006年.
恥ずかしながら,今まで輪行袋を使った経験がない.
機会がなかったのだ.

ちなみに輪行袋やエンド金具などは,はるか昔に購入済み.
ブルべのためである.

ブルべの場合,途中で走れなくなる,つまりDNFになっても,運営は何もしてくれない.
自力で出発地点まで戻る必要があるのだ.
電車はもとより,タクシーやバスを使う場合にもそのまま載せるわけにはいかない.
「汚れるから」と拒否されても文句は言えない.
ゆえにお守り代わりに毎回輪行袋を持参しているのだが,幸いこれまで使った経験はない.
つまり新品のままである.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋

その輪行袋を解放する刻がついに訪れた!

出発前夜に輪行袋パッキングの練習を実施.
Kazchariは用意周到なのだ.

手持ちのエンド金具はリムブレーキ用.

オーストリッチ(OSTRICH) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け 110mm対応

必然的に持参するチャリはカラダに馴染みまくったDOMANEとなる.
まずは前後輪を外し,スプロケやチェーンにカバーを付ける.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行アクセサリー [フリーカバー] 大サイズ MTB/34T対応

マルト(MARUTO) チェーンカバー RS-C750 シルバー

輪行袋を展開し,付属のバンドや肩掛けひもを取り出す.
まずは自己流でエンド金具を装着,ホイールをフレームにくくりつけて袋に入れてみる.

あれ? おかしい.

縦型収納のはずがなぜか横型っぽい広がり.
それにホイールの固定も緩くグラグラする.

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ここは素直に先人の知恵を借りることにする.

いろいろ見たが,これが一番わかりやすかった.

「けんたさん」と言えば,先日「NISEKO GRAVEL AUTUMN」の動画をアップしていた.

ゲストライダーとして呼ばれ,Kazcahri同様,Exロングコースに参加したはずだが,全く見かけなかった.
この動画を見て納得.
確かに周辺でも落車している人けっこういたな.
この手のファンライド(?)としては難易度高めやな.やはり.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

で,この輪行練習に時間をかけ過ぎたおかげで,他の準備ができなかった.
大丈夫か?

で,就寝.
土曜日の朝,いつも通り6時に起床.

家事のルーティンをこなし,DOMANEをガレージ前で洗車&整備.
室内使用だと駆動系もあまり汚れないな.

クルマに積み込み,出発したのは10時過ぎとやや遅め.
ここから稚内まで約260kmある.

国道40号を使った最短ルートを選択.
休憩もそこそこに走り続ける.

昼飯も音威子府のセイコマだ.

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15時過ぎに目的地のヤムワッカナイ温泉 港のゆに到着した.

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この施設,2007年に開業したが,新コロによる客足減で2020年に廃業.
その後,市の援助を得,経営者が変わって昨年再オープンした.

以前から興味のあった施設である.
これまで稚内の温泉と言えば,町はずれの稚内温泉 童夢しかなかったからだ.
(有名なライダーハウス兼の銭湯『みどり湯』も有名)

さて,リニューアルした『ヤムワッカナイ』
実に素晴らしい施設だった.
まず料金が¥680と安い.
それにJAF会員サービスで施設内食堂のドリンクバー無料.
カードおよび各種電子決済化.
旅の間はこれが助かる.

ロッカーナンバー指定方式.
退出時に返却する.

3階にある脱衣室,浴室とも広くて清潔.
ホンモノ温泉なので,床がヌルヌルする.
油断すると転ぶレベルである.

肝心のサウナ室は熱源が見えない方式なので,ロウリュウ不可.
席2段でやや熱め.

入口すぐそばに水風呂.
3人は入れるので待ち時間なし.

港が見える露天風呂も広く,外気浴が心地よい.
通常タイプのイスが4脚ほど.
リクライニングな“ととのい系チェア”は浴室内のみ設置.

いつも通りの3セット終了.
これなら何時間でも入ってられそう.

2階に降りるとこれまた広大な休憩室.
食堂も併設.

iPhone11 Pro ザンギ定食

そして...困ったことにコミックも超充実.
あかん.ここは人,いや旅をダメにする施設や...

結局,上質なアニメ化により一部界隈で人気爆発中の『葬送のフリーレン』,刊行中の全10巻を読み切ってしまった.

葬送のフリーレン

閉館は22時.
その少し前に再入浴する.

iPhone11 Pro

さて,今夜は道の駅「わっかない」で車中泊である.

いつも通り明日の朝食の買い出しのためセイコマに寄る.
駐車場にクルマを止め,ドアをよく見ると謎の表記が.

このセイコマ「稚内1条通店」の営業時間3:00~2:00とある.
意味がわからない.
ようするに1時間だけ休んで搬入と陳列か.
さすが港町の店,といったところか.

「こりゃ,明朝フェリーに乗る前に暖かいモノ食えるな」と何も買わず,道の駅へ向かう.

駐車場の角がちょうど空いていた.
寝心地改善のためWAQコットを車内に設置.

WAQ 2WAY キャンプ コット 静音 軽量 折りたたみベッド 耐荷重150kg ハイ/ロー切替可能 (オリーブ)

なんてこった.
デカ過ぎて助手席の幅に入りきらない.

iPhone11 Pro

ミスった.
昔買った別の安物コットだとぴったりだったので油断した.
仕方なく,コットなしでいつものエアマットを敷く.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm コンパクト R値 6.5 特殊ウレタン 軽量 インフレーターマット (OLIVE(オリーブ))

このマット,確かに8cmの厚みはあるのだが,寝ていると徐々に空気が抜けて前席と後席間のわずかな段差が腰にあたる.
寝床づくりには,まだ改善の余地があるなぁ.

iPhone11 Pro

思えば車中泊は『トカプチ400』の音更以来.

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

あの時は暑かった気がする.

しかあし,今は北海道北限の10月.
その対策として,マイナス対応のごつい冬用シェラフを持参したが全然寒くない.
今でも確実に10℃以上ありそう.

これならいつもの3シーズン用シェラフでちょうどよさげ.
明け方の低温が少し心配ではあるけど.

つーことで明日に備え,22時半頃眠りにつく.
もちろん,アイマスク&耳栓着用で.

(その2)はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その2)

モンキー125,高砂温泉サウナレビュー

2023/10/9 Mon

ごちゃまぜ感

iPhone11 Pro

連休最終日も朝から快晴.
ここはライドに出かけたいところだが,午前中は息子の付き添い.

まずは昨日のグラベル走行会で泥だらけになったTopstoneの洗車.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

何かここ数日,チャリを洗いまくっている気がする.
それはそれで楽しいのだが,ケミカル代がかさむなぁ...

ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー 非乾燥タイプの洗浄スプレー 330mlA179

WAKO’S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

次に,ファットバイクからリアキャリアやバックミラーなどの装備を外す.

そう,納車して4年,約7000km走ったこいつを,ついにオーバーホールに出すことにしたのだ.
原因不明だが,車体のあちこちから「キシキシ」と異音がするようになったファットくん.
各ベアリング,ブレーキ,ケーブル類を総点検してもらうことにした.
もうじき北海道も雪のシーズンに突入.
「今年もアイス&スノーライド,がんがん走ります」宣言である.

で,前後輪を外したこいつをハスラーの後部座席に積み込み,息子は助手席.
河川敷のラグビーグラウンドまで送り届ける.

息子を降ろした後,「吉田輪業」さんへ.

iPhone11 Pro

実は店長さんも昨日のグラベル走行会に参加されていたので,話が早い.
ファットくんを降ろすためにクルマに一旦戻ると,店長から「おーい,電話出て~」との声.
そう,昨日の走行会で海外輪行&ライドについて話したところ,その国に何度も行っているというお客さんに繋げてくれたのだ.

突然の対応にあたふたするKazchari.
思いついたことを尋ねるが,全く要領を得なかったと思う.
すんません.

でも,一番聞きたいことが聞けた.
うわさに聞く,人々の日本人への親切さは本当らしい.
それがわかっただけでも十分である.

徐々に現実感が出てきたなぁ.
旅の計画のワクワク感,久しぶりだ.

で,ファットの気になるところを店長に告げて辞去.
河川敷に戻る.

すっかり日が出て暖かくなってきた.
ハスラーの後方ハッチを開けて,リクライニングチェアをセット.

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青空,草原,雪山を眺めながら,図書館で借りてきたキャンプ本を読む.

北海道極上キャンプ

実用というより雰囲気本.
インスタ的映え写真が多く,キャンプの“きれいな面”への憧れを募らせる構成.
これはこれで悪くないけどな.

驚いたのは執筆者のキャンプ歴.
10年20年のベテランさんもいるが,2年とか3年の方の割合が多い.
つまりここ数年の新コロ禍で始めた人が,最新ギアに囲まれた「おしゃれキャンプ・インフルエンサー」として書籍で紹介される...良くも悪くも時代である.

Kazchariが見本にしてたのって,伝説の“野宿ライダー”こと寺崎さんやしなぁ...オシャとは真逆.それが良かった.

そうこうしているうちに息子の練習終了.
あまりも空腹なので昼食は贅沢(?)に「はま寿司」へ.

まだ二人で¥3,000いかない.
男の子はこれから食う様になるからなぁ.エンゲル係数ガーッ!

13時半である.
中途半端な時間に帰宅してしまった.

これからライドというのも今一つ乗り気になれない.
となれば...モンキーの出番でしょう.
最近エンジンかけてないしな.
それに,今シーズンはもうじき乗れなくなる.

冬に向けて心配なのは,購入したバイクショップが廃業してしまったので,バッテリーをどこで預けるか問題.
以前は外したバッテリー用の充電器も高価だったが,最近は安くて実用性のあるものが出てきた.
これなんてよさそう.

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器■【車両ケーブル付属】【トリクル充電器機能付】 軽量コンパクト BC-GM12-V

つーことで,モンキー発進! モンキー出ます!
もはやメッシュジャケットは寒いので,例によって25年モノの3シーズンジャケット&パンツを着込む.
これから向かうのは高砂温泉である.

旭川高砂温泉

これまで何度も訪れているが,サウナは未体験.
それに最近リニューアルが完成したらしい.
果たして行きつけサウナとなるか否か.

俺たちの高砂温泉は肩のコリを癒せるのか

モンキーは相変わらず絶好調.よく走る.

ただし,ライディングシューズがそろそろ限界.
こちらも20年以上使っている.
右足首付近の紐フックが錆びて取れてしまった.
ホールド感がない.
「新しいシューズを買うか」とポチる前にDIYを検討.

PH PandaHall ブーツレースフック 20セット

さて,高砂温泉である.
その昔は「アイスブルベ」「旭川200ブルベ」の発着場所として利用させていただいていたが,経営者が変わったらしく,そうした協力が得られにくくなったと,中の人から聞いた.
残念な話ではあるが,廃業せず継続してくれているだけでもありがたい.

入浴料金は自販機の電子決済で.
ちょっとどうかと思うのが,平日¥700,休日¥850という設定.

昭和感たっぷりだったホールは刷新.
食堂エリアが大きくなり,漫画コーナーができた.
ここは前回入浴時にも確認済み.

脱衣場は変化なし.
ただし,入口すぐそばに喫煙室があり,吸煙機は設置されているようだが,ドアが常時解放されているので脱衣所まで匂いが漂ってくる.ここは減点.

浴室に入る.
かけ湯,洗体,入浴の儀式を終えて,いよいよ初サウナ室へ.

三段と広め.
入口には定員10名とあったが,それ以上も余裕.
テレビあり.
あまりあてにならない室温計は90℃ほどだったかな.

と,ここまでは普通.
この施設最大の特徴は,このサウナ室,なぜか脱衣所からガラス越しに丸見え.
もちろん逆からも.
なんでこんな作り?
マジックミラーじゃないだけで,バンコクの繁華街にありそうな風〇店と同じ作りである.
まさかと思うが,あのウワサって...(自主規制)

10分後,サウナ室そばにある水風呂へ.
大きさ的に一人用かな.

高砂温泉といえば屋上の露天風呂が有名.
サウナーではなかった頃も,ジェット水流付き寝風呂で長時間,気持ちよくつかっていた.

だがしかし,その屋上への階段に「冬季閉鎖」との張り紙が!
ぐぬぬ.なんつー改悪.以前は冬も開いていたはず.
あきらめて,大浴槽横の白プラ椅子に腰かける.

すると,Kazchariの次にサウナ室を出た人が奥の方に歩いていく.
うん? いずこへ?

脳裏に高砂温泉のサイト画面が浮かぶ.
そういや「新露天風呂オープン!」と記載があったような...

そう,なぜか女風呂と共用されていた謎の子供用プールが潰され,露天風呂として生まれ変わっていた.

もちろんそちらに移動.
広くはないが,建物の側面がオープンとなった浴槽があった.
ここにも白プラ椅子が5脚ほど.
作りとしては「きとろん」に似ている.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

頭上が開けていないのは残念だが,浴室内浴(?)よりはずっと良い.
こちらで10分ほどの“ととのい”タイム.

こうしてサウナ・ルーティンの3セットをこなす.
一部不満もあるが,やはりサウナはええのぉ.
もはや最低でも週一で入らないと体調が悪くなる気がする(ジジリウムか!).

浴室を出てコミックコーナーで『氷点下の三ツ矢サイダー』を購入.
なんか最近,凍らせ度が甘くないか? 単に慣れたせいかな.

棚に並んでいるコミックから『羊のうた』を手に取る.

羊のうた (1) (バーズコミックス)

とりあえず2巻まで読む.
この作者の本は数冊読んだが,誰にも似ていない独自性がある.
Wiki先生によると女性だそうな.
表紙も本編の絵柄も油彩風.
多摩美卒か.納得.

その昔は入浴料¥500ぐらいだった気がする高砂温泉.
休日割り増しの¥850は割高感あり.

これだとプラスちょいで「きとろん」(¥1,000)の方がサウナの質も含め,ととのいコスパは高いかも.
返す返すも「御料乃湯」の廃業は痛い.

『御料乃湯』がなくなる~時代なのか

日が落ちて寒くなる前に帰宅.

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そういや,今日は「体育の日」もとい「スポーツの日」だっけ.
もちろん,この日の夜もZWIFTするわけだが,まさかこの年齢になってもカラダを鍛え続けているとは...若い頃は思いもしなかった.

健康を保ち,この美しい世界にできるだけ長く,そして自由にとどまりたいものだ.

-人生にとって健康とは目的ではない.しかし最初の条件なのである-by 武者小路実篤

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

2023/10/8 Sun

よみがえる感動

iPhone11 Pro

晴れ.温度:10 ℃,湿度:75%,体感温度:8 ℃,風速:8.6 km/時,風向:N

自転車趣味,特にロードをやめてしまう理由の一つに「走る場所がなくなった」があるそうな.

確かに自宅スタートの場合,脚力にもよるがせいぜい片道50kmぐらいだろう.
さらに走りやすい道,楽しい道で条件を絞ると,いつも同じ場所を走ることになる.
結果,ロードに乗り始めて数年もしくは数か月でめぼしい道を走りつくしてしまう.

その解消法として,電車やクルマでの「輪行」という手段もあるが,家スタートにひと手間加わるだけで,腰が重くなってしまうのが人のサガだろう(そうなのか?).

さて,かれこれ20年近くチャリ趣味を続けているKazchariだが,確かに家の周辺道路は走りつくした.

ただしッ! Kazchariのメインフィールドは日本有数のサイクリングエリア,美瑛や上富良野である.
その美しい風景は飽きようがない.

「人の手が入った人工的な風景」という批判もないわけではないけどな.
だからこそ,土おこしや種まきで季節ごとの変化が生まれているとも言える.

そして,最初はロードだけだったKazchariも,ファットバイクを入手後は冬道やグラベルを走るようになった.

さらには今年,グラベルロード,Topstoneの購入で舗装路の移動速度が爆上がりし,より遠くのグラベルを探索したり,帰宅時間を気にせず,ふと見かけた荒れた道にガンガン突入できるようになった.

そして,ファットでは得られなかった高速走行や前後サスによる下りの安心感&疾走感...最高である.

そう,ロードに飽きることなく,さらにはグラベルライドも加わったことにより,楽しみは無限大.
未来永劫,この地に飽きることはないだろう(なんのこっちゃ).

つーことで,日々個人的に新グラベルを散策中ではあるが,そこに飛び込んできたのが,旭川自転車愛好会&吉田輪業のコラボ企画だった.
上富良野町,日の出公園を起点に40kmほどのグラベル・ライドな走行会だという.
普段ぼっちのKazchariも,これは参加せずにいられまい.

ブルべもそうだが,他者がひいたルートには,作成者の想いがこもっている.
それを追体験するのはなかなか面白い.

ましてや今回はグラベル.
Google先生などのメジャーなマップには表示されない道もあったりする.

集合時間は10/8,AM10時.
当日の朝,Topstoneをハスラーに積み込み,9時少し前に家を出る.
車中では,ガチライドに備えていつものドーピング(なぜに?).

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

9時半過ぎ,日の出公園着.
“らしい”クルマが数台.

Kazchariの隣の方もロードバイクをおろして準備中...ロード?
うん.別にここに集合したチャリすべてがグラベルに行くわけではない.
むしろカミヒルする方が多いと思われる.

今日のライド終了時,余裕があったら凌雲閣まで登るか(と,軽く考えていた時がKazchariにもありました)

さて,KazchariもTopstoneをセットアップ.
走行会参加者を待つ.
そして10時前,総勢9名がそろった.

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特にこれといったブリーフィングもなく,もそもそと出発.
グループライドと言えば,例の事故が思い出される.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

注意散漫にならないよう,全方位に警戒を怠らず...と言いたいところだが,まぁ走り出したら適当やな.
タイヤの太いTopstoneやし,少々の障害物ではコケないはず.

やがて坂に差し掛かる.
少し踏みますかぁ...って,げっ,リーダー兼ガイドのCさん速い!
そう,CさんのマシンはE-BIKEなのだ.
当然のようにチギられる.

この後に続くグラベル走行でも同じように坂で後れをとるが,考えてみれば良きペーサーだ.トレーニングにぴったりである(何かちがう).

で,見覚えのある分岐点から第一セクター(グラベル)に突入通過.
やっぱり楽しい.
ダムにて一旦停止.

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幹線道路を少し離れただけで極上のグラベルが待っている.さすがカミフである.

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森を抜け,やがて開けたポイントまで走る.
これまでもいろんなイベントでご一緒した”ぬこ所長”と話しながら.

”ぬこ所長”はMTBで.
ブロックがやたら高いタイヤを履いている.
「車重があるので登りがキツイ」と言いつつ,その分下り爆速.
これまた楽しそう.

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それにしても天気良し.
遠くに見えるは十勝岳.

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もちろん絶好の撮影ポイントなので,みな止まる.
Kazchariもそうする.

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油断していると泥ヌタが出現.
「ぎゃあッ」と叫ぶが,顔は笑っている.

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農道なので,たまにトラックが前からやって来る.
ビートの収穫シーズン.
積み込み作業中のトラックをしばし待つ.

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すると,前方から農家の方が手招き.
「ここの横,通ってっていいよぉ~」とのこと.
寛容&親切で助かる.

畑に不法侵入する連中のおかげで,目の敵にされがちな我々を含む部外者(観光客).
こうした配慮に甘えるのではなく,畑や農作物へのダメージを最小限にするよう心掛けねば.

で,続く直線のアップダウンを快走!

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十勝岳に向かってぐいぐいと進軍.
前方に見える蛇行した道が何気にイイ.

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やがて見えてきたのが巨大な砂防ダム.
工事開始は昭和44年とある.
いつか起きるかもしれない十勝岳大噴火に備えての設備だが,まるでエヴァの世界.

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本日のサイクルジャージはreric.
ジャマイカ推しのデザインが気にいって,数年前に購入した.
日本メーカーなので品質に問題なし.
だが,先日たまたま公式サイトを除くと「サイクルアパレル事業休止」のお知らせ.

reric公式サイト

びっくりした.
他のサイトでニュースになっていないか検索したけど,どこも誰も取り上げてなかった.
ようするに売れてなかったんやろなぁ...

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砂防ダムがある枯れ川沿いをまだまだ北上(登り).
参加者の疲労↑ そしてグチ↑
それでも顔が笑っているのが,グラベルの,いやチャリライドの素晴らしい所.

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ここの通行止め箇所は通らず,さらに登る.
E-BIKEペーサーに必死にくらいつく!

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ここが本日の最高到達地点とのこと.
なかなかの坂でした.いい汗かいた.

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後続の方々を待つ.

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当然,ここからはご褒美ダウンヒル開始!
NISEKO GRAVELでの快感が頭に思い浮かぶ!

振動を逃がすため,サドルから腰を浮かし,クランクを水平に保つ.
膝を直角に曲げるが,それを維持するのが困難.鍛え方が足りん!

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しばらく進むと,ようやく見覚えのある場所が.
そう,「JR北海道かみふらの森」の入り口に到着.

ファットな十勝岳&迷いグラベルクネクネライド

そうそう,あの時はここからファットで進入した.
別の日にはモンキーでも来たな.
それでも走りつくしたとは言えない広大なエリア.

そのリベンジを果たす日が来ようとは.
とは言え,まだまだ未開拓の場所がありそう.

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この橋を向こうに渡ると舗装路.
それは面白くない.
対側の日新ダムにつながるグラベルを選択.

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少しずつ木々が色づき始めている.
あくまで印象だが,今年は紅葉が遅め.
猛暑のせい?

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さて,日新ダムを渡って一旦幹線道路に出る.
すぐに次のグラベルへ進入.
Cさんのルーティング,ホンマに素晴らしい.

たとえそこに待ち受けているのが17%の激坂であったとしても...

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ここも未知の道.
クルマの轍を伝ってダウンヒルするが,なんと電気柵で通行止め.
道はむこうまで続いているのに.

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さすがに柵を乗り越えて進むわけにはいかない(危険やろ).
かと言って,今下った道を登るぅ? ありえん.

すると,Eさんが「少し戻ったところに分岐ありましたよ」と発言.

戻ってみると...

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うん,確かに左側にも道らしきものが...廃道?
実は先遣隊(Cさん)の調査により,こっちが正しいルートであることが判明.
遭難は免れた.
いやいや,冒険ですなぁ.

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で,目的地である美瑛放牧酪農場(美瑛ファーム)」に到着ぅ!

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ただの草地に見えるが,ここが駐輪場(とある).
スタンド付きしか想定していない雑さ.問題なし.

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ここでの目的は...

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ソフトクリームである.
コーンで¥500という高級品.
しかし,その値段にふさわしい美味さ!

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それにしても画になる場所だ.
数年前に来たことがあるが,こんなにキレイな場所だっけ?

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すでに13時を過ぎていた.
ハードなライドによるカロリー消費が激しい.
とてもじゃないが,ソフトクリーム1つでは足りぬ.

つーことで昼飯である.
相談の結果,ここからほど近いYAMAICHIさんへお邪魔することに.

iPhone11 Pro

オーダーしたのはいつもの「Yさんセット」(裏メニュー?).
麺と飯.最高である.

さて,食後の帰り際,ご主人のシンゴさんに「例の計画」について相談.
そう,シンゴさんと非常に深い関係にある国に関することを色々と尋ねる.
非常に有益な話が聞けた.
うん.こりゃ行くしかないな.

YAMAICHIさんは10月いっぱい営業中とのこと.
シーズン中,もう一度お邪魔したいものだ.

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「沼崎の坂」を下りて,デポ地である日の出公園に向かう.
もちろん,まっすぐに帰るような無粋な走行会ではない.
最後の最後までグラベル三昧!

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JRの線路脇砂利道から,どこか懐かしい夕焼けの田舎道へ.
子供の頃,ひたすらチャリで走り回っていた頃が想起される.
あぁ,ノスタルジィ...

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ラストグラベルを終え,舗装路を少し走り,無事スタート地点に帰還.

だいたい走行距離40km,獲得標高700m.
ちょうど,これを3倍すれば,先日の「NISEKO GRAVEL Exロングコース」と同じメニューとなる.
えっ,今日の3倍? よう走ったなぁ...

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

iPhone11 Pro

それにしても...基本はぼっち好きのKazchariだが,今日の(グラベル)グループライドは実に楽しかった.

ストイックで求道的なライドではなく,わいわいガヤガヤなゆるポタに,たまーに回帰してみるのも悪くない(えらそうだ).
いや,今日のライドは全然ゆるくなかったけどな.

Kazchari家,ふるさと納税に手をだす

2023/10/4 Wed

財テク?

問題山積みの日本.
現状の”何もしない”政府には全く期待できないので,自分の未来は自分で守るしかない.

某マッチョライオン学長曰く「資産形成には「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」力が必要」とのこと.

本当の自由を手に入れるお金の大学

人生を大いに楽しむ「使う」力には自信があるが,今回は「守る」に関する行動,すなわち「ふるさと納税」のお話.

ふるさと納税とは,本来自分が住む自治体に納める税金を,気に入った別の自治体に寄付し,代わりに返礼品をもらうシステム.
払った寄付金分は税額控除される.その上限は年収によって異なるものの,寄付金から¥2,000分を引いた額が控除される.

まっ,ようするに税金の納付先をスイッチするだけで好みの特産品が送られてくるということ(適当).

税金がからむ話なので手続きが面倒かと思いきや,知れば知るほど超簡単.
「ワンストップ特例制度」なるものがあり,それを活用すれば居住地の役所や職場に申請することも,確定申告も不要となる.

ふるさと納税とは?

ただし,寄付金集めのために,額に見合わない返礼品を設定したり,各地の特産とは言い難い商品を用意するなど,本来の目的(地方応援)の主旨とはかけ離れ,過剰な競争になっている面もあった.

で,とうとう国(総務省)から物言いがつき,今年の10月より返礼品のルールが厳格化.

ふるさと納税が10月から改悪?

9月のネット界隈はこの話題で持ち切り.
で,このBig Waveに乗り遅れまいと,長年悩んでいた「ふるさと納税」に手を出してみることにした.

参考になるかと,職場で尋ねてみると意外に使っている人が多かったりする.
ちなみにふるさと納税の利用者数は,最新のデータで約890万人.
もしかして株式投資している人よりも多い?

つーことで,まずはポータルサイトに登録.

年収を入力し寄付金の上限をチェック.
何せ初めてなので,人気ランキングから好みの商品を選ぶ.

そう,どこの自治体とかはなく,どうしても返礼品で選んでしまうのが人のサガ.
それが既述の暴走を招いたわけだが.

事前に調べたところ,やはり食品系が鉄板とのこと.
お米なんて,なんぼあってもいいですからねぇ.
ただし,肉や海鮮は冷凍で送られてくるので,頼み過ぎると家の冷蔵庫のキャパでは入りきらない悲劇もあるらしい.

なるほど.

こういった情報は貴重だ.
つーことで悩みに悩んで選んだのが,以下の5品(5自治体).

1)熊本県高森町:国産百花はちみつ1kg

2)沖縄県八重瀬町:完熟マンゴー約2kg

3)北海道留萌市:鮭いくらしょうゆ漬け400g

4)佐賀県吉野ヶ里町:佐賀牛入り黒毛和牛ハンバーグ150gx12個

5)茨城県境町:お米4種食べくらべ20kg

なぜ5自治体かと言うと,先ほどの便利システム「ワンストップ特例」が使える上限だから.

届くのが楽しみだ.

EMONDAな望岳台土砂降りライド

2023/10/1 Sun

間一髪

iPhone11 Pro

晴れ.温度:17 ℃,湿度:85%,体感温度:17 ℃,風速:12.6 km/時,風向:S

前日の土曜日に事件は起こった.

「NISEKO GRAVEL」で泥だらけになったTopstoneをようやく洗車.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

ついでにあちこちから異音がするようになったファットバイクも洗って注油することにした.

iPhone11 Pro オフ車コンビ

Topstone納車以降,通勤および買い物専用機になってしまったファット君.
今後雪が降れば再度活躍の機会もあろう.
もはやロングライドで乗ることは(当分)ないので「DHバー」「片面SPDペダル」を外すことにした.

ストレートタイプ クリップオンバー エアロバー トライアスロンバー 補助ハンドル

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500 トレッキング 片面SPD/片面フラット SM-SH56クリート付属 EPDEH500

事件はこのペダルを外す際に起きた.
六角レンチを挿し,足で踏んでガッと緩めるつもりが...勢いあまってスプロケもしくはどこかのとがったパーツで右スネをザックリ,縦15cm,深さ2mmほどやっちまった.

出血や痛みはそれほどではないが,気のせいか白っぽい(脂肪?)組織まで見えている.
「こりゃマズイ」と,一旦洗車を切り上げ,近くの整形外科までクルマで向かうことにした(土曜日でよかった).

皮肉にもこの時,Amazon Musicで聴いていたのがこいつだったりする...

途方に暮れていても事態は改善しない.
病院でレントゲン撮影.幸い骨には異常なし.
医師によると「縫うほどではない.薬縫ってガーゼしとけば,そのうち治ります」ということで一安心.
まぁ,今日一日ぐらいはおとなしくしときますか...

で,翌日曜日.
雨予報が見事にはずれて朝から快晴.
もちろん右スネに多少の違和感があるものの,関節外だし,まぁゆっくり漕いだら大丈夫でしょう(アホです)

マシンはEMONDA
EMONDAと言えば山.
そして今日から10月.秋の訪れを確認するために望岳台へ向かいます.

まずは空港方面.目指すは...

iPhone11 Pro

「就実の丘」
今さらやけど,このEMONDA,フロントを早めにインナーに落としといた方がスムーズに登れるなぁ.
アウターのままでガシガシ踏むバイクではない(正しいのか?)

iPhone11 Pro
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プラスαでタイヤとチューブの軽量化も図りたいところ.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C 黒/黒オープン

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

この組み合わせが第一候補.
最近,TPUチューブの耐久性向上が著しい.価格もかなり下がったし.

で,丘から降りて誰もいない「聖台ダム公園」へ.
ここは紅葉よりも桜で有名.

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美瑛町にin.
白金温泉に向かうサイクリングロードに入る.
途中で面白いオブジェ.
こういうのを探しながら走るクセは抜けへんな.

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今日は少し風が強い.
こちらからは向かい風.
外国人観光客がE-BIKEでゆっくりと走っていた.抜く.

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この写真の後,少しブラインド気味のカーブで,突然MTBが現れたのでビビった.
続く10台以上の自転車軍団.
これまた外国人観光客だった.

そして,久々に「青い池」着.

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天気が良いので池の色もキレイなターコイズ.
もちろん人だらけ.

道道に出る.
ここから3%ほどの登りが始まる.

「白ひげの滝」を越えて望岳台の分岐に差し掛かる頃,ダウンヒルしてくるサイクリストの団体.
うん? 何か見覚えのあるチャリやウェアがチラホラ...
ええ,STRAVAをはじめ,各イベントでよく会う顔見知りの方々でした.

登りと下りだったので,ストップはせず軽く手を挙げて挨拶.
向こうもKazchariに気づいたような雰囲気.

さて,登りますか...

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天気が良い.
けど調子は...イマイチ.
特に最後の14%坂を越えてのゴール後はマジで呼吸がしんどかった.
酸素が足りねぇ...って,よく考えれば木曜日に献血したとこやった(関係あるのか?)

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ほんの少しの色づき具合.
ここまで半パンで登れるうちは,まだ緑か.

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ダウンヒル時はジレ着用.
汗冷え後はさすがに寒い.
登攀中のMTBとスライド.エールを送る.

温泉街まで下りて,途中で本線を外れ脇道へ.

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落葉が始まるこの季節,この道が好きだ.

ビルケの森からサイクリングロードに復帰.
「熊」看板が時々設置してあるけど,ガイジンさん,意味わからへんやん.

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で,美瑛市街地へ向かうが...前方に真っ黒な雨雲が領域展開中.

「こりゃ確実に来るなぁ...」と思った途端,ポツポツと.

ちょうど目の前に橋がある.
速攻で雨宿り.
しばらくすると,雷は鳴るわ,大豪雨になるわであっという間にサイクリングロードが水浸しに.
頭上の橋の排水管からは滝のような水が放出されている.
やれやれだぜ.
走行中でなくて良かった.

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スマホを取り出して雨雲レーダーをチェック.
45分ほどで止むとある.ホンマか.
どっちにしろ走れる天気ではないので,段に座り込んで待つ.

スマホにメッセージが届いていた.
いつも行くYAMAICHIのマスター,シンゴさんからだった.

「お疲れ様です! 下界は雷凄いです,気を付けて」とある.

およ? なんでKazchariがここ(美瑛)にいることを知っているのだ?

そうか,さっきのダウンヒル軍団の中にシンゴさんもいたということか?
お気遣いありがとうございます.

補給食をボリボリ食ってると,やがて雨が止んだ.レーダー正確やん!

路面はまだ濡れているものの,仕方がない.行きますか.
先ほどのダウンヒル後,一旦脱いでいたジレを再び着用.
じっとしていると寒い.
早く漕いで心拍を上げないと,カラダが温まらない.

例年に比べると暖かいと言われる今年の北海道だが,さすがに10月ともなれば,今日の装備では心もとなかったか.

サイクリングロードの残りを快走.
ケツ冷てぇ.

暖かいモノを食わんとタヒ...と美瑛市街のセイコマにピットイン.

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ホットシェフの「焼き鳥風弁当」とBOSSの「ほっとフルーツ」はともかく,プリンはカラダが冷えるのでは? いや,甘味は重要.

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写真だとキレイに見えるEMONDA
実際は泥だらけである.
購入後1年目の今年はオーバーホールに出さない予定だが,結構,雨中走行している気もする.
いずれにせよ,帰ったら今日も洗車やな.

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いつものルーティンな丘越え.
雨も止み,路面もすっかり乾いている.

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紅葉にはまだ早かったものの,着実に秋の足音を感じるライドでした.

えっ? 右スネ? 無問題!(アホです)

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

2023/9/24 Sun

人生は感動してナンボ

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:87%,体感温度:7 ℃,風速:3.0 km/時,風向:NE

まず結論.

いやホンマ,125kmで2600mアップ,しかも半分がグラベルという,むっちゃ“あたおか”(ホメ言葉)なイベントだった.
あまりにも“ヒドい”(ホメ言葉)ので,来年も絶対に出ます!(キリッ!)

Exロングコースの出発は6時半.
スタート地点から少し離れた「ニセコモイワリゾート臨時駐車場」にハスラーを停め,そこから1.5kmほど自走することになる.

昨夜は21時に就寝.
アラームを4時にセットしたものの,興奮&緊張して3時には起きてしまった.
イベント時あるあるやな.
ショートスリーパーなのでいつものことかも.

昨夜のうちに荷物はまとめておいたので,ハスラーにサクッと搬入.
チェックアウト後,例によって敷地内のローソンで朝食を購入.

念のため両膝に腸脛靭帯炎予防のテーピング.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm 2個パック ベージュ スポーツ

プラス,今日はガチライドなのでドーピングも.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

まだ暗い中,モイワリゾートまで向かう.
途中で“らしい”クルマが次々に合流.
こんな早朝,目的地はみな同じ.

さて,オープンしてすぐの駐車場.
ハスラーからTopstoneを下ろす.

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寒い.
日焼け,ヤブ対策,落車モロモロを考慮し長袖インナーとレッグカバーを着用しているが,ウインドブレーカーも手放せない.
まだ日中の気温が読めない.
周りの参加者からも「寒い寒い」との声が.

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ウインドブレーカーを着たまま,スタート地点に向かう.
ここの駐車場でGarmin様のスタートボタンを押す.
ゆえに最終的な獲得標高が2600mを越えることになった.

ガーミン(GARMIN) Edge 1040 ソーラー充電対応モデル(Solar) / ソーラー充電非対応モデル(セット品有) GPS搭載 スピードメーター【最長30時間稼働/ソーラー充電で約45時間稼働】【日本正規品】

スタートの1時間前に「ニセコアンヌプリ国際スキー場第1駐車場」にin.

ブース開設や当日受付のスタッフ,およびカメラマンはいたが,参加者の姿はほとんどなし.早く来すぎたな.

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おかげで「軽量化」も並ばずに完了.これぞ三文の徳.

ヒマなので会場付近をウロウロ.
少し高台に上がると,遠方に雲海が見えた.

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さて6時半のスタート時間がせまる.
昨日お会いしたIさんとも合流.
YouTubeなどでちょくちょく見かける方の姿もあった.

さぁ,いよいよだ.
気合を入れてウインドブレーカーを脱ぐ.

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実は今回のイベント,走行中の写真があまりない.

ウェアブルカメラの類は持ってこなかった.
それに停車してのスマホ写真もいつもに比べると少ない.

理由?

前者は振動によるステーの緩みや落下が怖かったこと.
それにバッテリの保ちを気にするにもなんやしな.

後者に関しては...何よりグラベル走行そのものが楽しすぎた.
登りは自分の脚と心肺との対話.
下りは刻々と変わる路面状況に注意を払いながら必死にバイクをコントロール.

それが延々と続く.
写真なんて撮っていられない.止まるのがもったいない(くらい楽しい).

時間やルートの決まっていない,ガチのゆるポタだったら,いつものライドのように写真を撮りまくってたけどな.絶景続きやったし.

後に公式からウェブ販売される写真に期待.
購入後,このブログもアップデートの予定.

さて,スタート直後は下りが続く.寒くて鼻水がヒドイ.
下りきったところで登り開始.
例によってついつい踏んでしまう.
割と先頭に近いポジションで,最初のグラベルA「SHIMANO GRX GRAVEL」(4.6km)&B「WELCOME DAVOS GRAVEL」(4.6km)に突入!

序盤だけあってそれほど難易度は高くない...が,いやもーガチ勢がとんでもないスピードでかっとんでいく.
特に後半の下り!
経験とテクニックがモノを言う.

ヘタクソなKazchariはさすがに慎重に下るが,ディスクブレーキなのに全然減速せん! 怖っ!
一番ヤバイのは視力,そう動体視力の劣化問題.
じゃり,泥,亀裂,穴,グレーチング,石...生い茂った木々で暗くなると路面状況がさっぱりわからん.
それに未知の道だけにプラインドコーナーの先がどうなっているのかわからん...けど突っ込む!
こんな状況で景色を楽しむ余裕なし(レースちゃうって)

とりあえず無事に第一セクターを終えた.

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18km地点の第1エイド「蘭越せせらぎ公園」着.
じゃがいもケーキ(?)とスポドリで補給.

出走前は水,つまりボトルを何本持っていくかで悩んでいいた.
先月のような日中35℃近い気温ならともかく,20℃前半だとボトル1本で十分.

いい距離にエイドがあるので補給もできる.
コンビニや自販機は見かけなかったが,緊急時は公園の水道も使えそう.

水だけでなく,補給食の携行もある程度で良い.
エイドでいろいろ賄える.
ただし,いわゆる塩分チャージ系は必携.
後半になると,大腿や下腿筋へのダメージ大きい.
はっきり言ってツリそうになった.
停車せず,普通に回していたら落ち着いたけど,走行中,ここまでツッたことはなかった.

Meitan)メイタン 2RUN 15包入り(1包2粒入り) 5612

予防に飲んどけば良かった(サイクルポーチには入っている).

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逆光なのでまぶしい.
そうそう,路面状況をより確認したいため,今日はクリアレンズのサングラスにした.
これだけ日差しが強いと,昨日の調光レンズの方が良かったかも...と少し後悔.

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さて,エイドを出発.
エクストラロング専用グラベルC「HILL TRAVERSE」&D「CANNONDALE GRAVEL」に突入.

例によって写真なし.
前者はともかく,Dのエグさは...
チャート上,上り難易度5+となっている.つまり本日のダートで一番凶悪.

頂上付近に「Cannondale SP AID STATION」があり,そこへの道が穴だらけの半崩壊道.しかも斜度も13%越え!
ひいひい言いながらたどり着くと...

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あんぱんと赤コーラ(!)のおもてなし.素晴らしい.

ここにはお遊びでソファが設置.
みなさん,かなり脚にきているはずなのだが,さすがエクストラロングの猛者.
思い思いのポージングでソファ写真.

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休憩もそこそこに出発.
まだ半分も走破していない.

久々にグラベル写真.
ここは草やコケに覆われた道.平坦ハイスピードエリアですな.

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いただき画像
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農場わきの直線グラベルを経由して56.1km地点の第2エイド「道の駅らんこしふるさとの丘」着

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ここでは「じゃがバタ」「トマト」が提供された.

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そういやヒ素入りだったという水柱問題は解決したのだろうか?

これまた休憩そこそこに出発.
このNISEKO GRAVELはレースではないのに”足きり”があるのだ.
今のところ問題のないペースだが,この後いつハンガーノックに襲われるか...いや,その前に脚が残っているかだな.

大きな大会だけあって,救護車両も帯同.
各エイドにはメカニックブースもある.

ブルベ感覚だと,なんと手厚いサポートか,と思う.
まぁ参加費を考えると当たり前っちゃー当たり前.

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標識も多く迷うことはない.
一応道に迷った時のためにGarminにはコースを入れておいたが,全く見なかった.

そしてグラベルE「SPECIALIZED CRED HILLS」(19km)に突入.
普通に長い.

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このグラベルはロングコースと重複する.
ゆえに激坂にてバイクを降りて押している人多数.
確かに,普段から乗りこんでいないとなかなか走破するのは難しいと思われる.

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それにしても,このグラベルはダウンヒルが面白かった.
カラダも慣れ,バイクの操作にも(やや)自信がつき,だいぶカッとべるようになった.
こりゃハマるわ.

ただし...このスピードで落車したらタヒぬかも...

無事舗装路に戻り,宮崎から参加された方と談笑.
お互い「もう足が終わったぁ~」と定番の挨拶.

そして86.1km地点,第3エイド「名駒駐車場」着.
ミドル,ロング,Exロング全ての参加者が集うので大盛況.

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ここのエイドではお待ちかねのメロンが提供される.美味し.

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そしておにぎり.昼食やな.

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つーことで食べて出して,即出発.
うん.食事というより正に補給.
ファンライド以上レース未満な感じ.

続くグラベルF「RHYTHM RIVERSIDE TRAIL」(7km)は,馴染みのある河川敷のフラット.
最も難易度が低い...けど,”こういうのでいいんだよ”的な.

この「NISEKO GRAVEL」参加にあたり,2022年大会の様々な動画やブログをチェックしたが,みなさん後半になると「(グラベルは)もういいや...」とグチっているものが散見されるのが面白い.
Kazchari? まだまだ行けまっせ!

ただ,次のグラベルG「CHITOSE-RINGYO MIRAINO MORI」(7km)がボスキャラとして立ちはだかる.
最後の最後に,この登りは...なかなか...ガクッ

Garmin様のクライムプロ機能,今日のような日は機能させない方が良いかも.
残り距離と勾配で,精神にかなりのダメージ.

とかなんとか言いつつ,頂上からのラスト・ダウンヒル!
はるか先に見えるふもとに向かって高速で下り続ける.
高速で流れる景色.
カラダにダイレクトに伝わる振動.

この日の,この坂のダウンヒルを一生忘れることはない気がする.

まぁ,無事だったから言えるわけですが.
来年の出場,もちろんExロングコースでの参戦を決意した瞬間でもある.

で,最後の第4エイド105km地点「富岡克雪センター」着.

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足きりタイムクリア.
ここでは名産のブドウが提供.

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さて残りは18km程度.
いやぁ走りましたなぁ.

安心はできない.
ゴール地点までまだまだ登る.
そやけど,踏んだ力がちゃんと伝わる舗装路のありがたさよ.

本日のラストグラベルH「SHIMANO GRX GRAVEL」に突入.
往路と逆方向となる.

いただき画像
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そろそろ写真も撮ろうかと考えたが,各コースからゴールに向かうチャリがわんさか.
そうなると止まるのが面倒になり,右側からパスしまくる.

やがてグラベル出口に...あぁ,終わってしまった.
安堵感より寂しさの方が上.

ニセコのホテル街に入る.
思い出せ.スタートからどれだけ下りが続いたのかを.
そう,このイベント,最後の最後に舗装路とは言え,疲れ切った脚で結構な距離を登らせてゴールなのだ.

つーことでゴール.
時刻は13:50だったかな.
スタートが6:30だったので,だいたい7時間20分ほどか.

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「走行距離123km,獲得標高2,300m,グラベル率58%」というコースプロフィールからしたら,まずまずのタイム(レースではありません).

めちゃめちゃ楽しいライド&トレーニングでした.
やっぱグラベルはいいねぇ(顔,むっちゃ疲れてまんがな)

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完走賞(?)はニセコの地ビール.
ノンじゃなくて,ちゃんと酔えるヤツ.
今渡したらアカンやつ.

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¥500のクーポン券を使って少し遅めの昼食.
補給食系は勘弁ということで,がっつり健康系和食弁当(¥1,100).

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見た目よりボリュームがあって大満足.
味も美味しゅうございました.
固形物が食える=元気な証拠!

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昨日のFUN RIDEや,今日知り合った人に挨拶.
来年や,その他のイベントでの再会を願って会場を後にする.

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駐車場に戻り,Topstoneをハスラーに積み込む.
天気に恵まれた最高の一日だった.
ここでGarmin様をストップ.

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「どこかの風呂に入ってから帰るか」とも考えたが,そーすると一気に疲れがやってきそうで怖い.よって自宅まで直帰することに.

なーに,たかが260km,ハスラーで走破してやるッ!

札幌を抜けていつもの国道275へ.
滝川あたりで腹が減る.
ここ最近「新しいことを試してみるキャンペーン」中なので,以前から気になっていたラーメン屋に入る.

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えー,なんと言いますか...チャーシューメンに唐揚げをブチ込むという,ネーミングまんまでした.
これで¥1,200.
こいつの量マシマシの「キングチキンポークラーメン」(¥1,450)もあります(頼まなくて正解).

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なんだかんだで21時過ぎ帰宅.
ハスラーから荷物をおろして家に運び込む.

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以上,NISEKO GRAVEL参戦全日程でした.

その後,一週間ほど経過.
あらためて昨年あるいは今年の参加者の動画やブログを見返している.

ニセコグラベルで第一人者竹下佳映さんに教わる【新米ライター坂本の参戦記-後編】

やはり実走行後に読むと納得することしきり.

特に上記の記事の「コーナリングの際,路面状況によりクランク位置を平行にする方が良い場合もある.ロードのようにコーナー外側の膝を伸ばしきると路面からの振動吸収を受けきれなくなる」という部分.なるほどな.次は試してみよう.

それにしても,Topstoneはよく走ってくれた.

あれほど心配していたパンクをはじめとするメカトラは一切なし.
前後サス付きというグラベルロードの中でも,MTBよりの車体構成で重量はややあるものの,今日のような路面状況が目まぐるしく変わるコースに完全対応.
ホンマ,乗ってて楽しかった以外の言葉が見つからない.
万人にお勧めできるグラベルロードだ(他の知らんけど)

今年はケガやら天候不順のせいで,イベントキャンセルが続き,不完全燃焼気味だったが,この「NISEKO GRAVEL」のおかげで,多少やり切った感を得ることができた.いろいろ感謝ですね.

誰が言ったか,「日本ではグラベルロードは流行らない」と.
すまん.それは嘘だった.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その2)~NISEKO FOREST FUN RIDE編

2023/9/23 Sat

雨のち晴れ

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曇り.温度:12 ℃,湿度:92%,体感温度:11 ℃,風速:3.7 km/時,風向:N

昨夜はホテル内の浴室で少しカラダを温めた後,22時に就寝.
本日開催のNISEKO FOREST FUN RIDEに備える.

本番前の足慣らし.
約40km,グラベル率30%,獲得標高600mのライドとなる.

ガチ勢向けと言うより,グラベル初心者を含めたゆるポタ...やろな,たぶん.
カフェでドリンクおよびゴール後の昼食付きで¥3,800
うむ.リーズナブルだ.

旭川-美瑛エリアを本拠地とするKazchari.
北海道は広く,このニセコ地域に来ることはめったにない.
ゆえに,できるだけ走り尽くしたい所.

ましてやグラベルとなれば,地図に載っていなかったり,私有地に無断進入してしまったり,いきなり通行止めになったりと距離と時間が全く読めない.
未知なる道を効率的に案内してくれるこういうツアーはありがたい.

メインライドに申し込んだ後に,このツアーの案内が届いたのであわてて申し込んだ.
よって,もう一泊必要になったが,宿の確保は難しいかなぁ...と『トリフィート』をチェックしたら,前日も見事に「空室あり」で助かったという次第.

たまたまかもしれんが,今回の滞在中,ポッドの空き部屋は結構あったように思う.連休&週末でも比較的抑えやすい宿ではないかと推測.

ツアーの話に戻る.

集合場所は宿から14km先の「サイクルオアシス」
これは国道を使った最短距離である.
Google先生によるとチャリの場合のオススメは,山沿いを走る16kmとなる.

ウォーミングアップにちょうど良い距離.
チャリで向かうことにする.

現地集合は9時なので,朝食時間を入れても7時に起きれば十分と判断し,振動アラームをセット.
しかしながら体内時計は正直である.
かっきりいつもの睡眠時間,6時間後の4時過ぎには目が覚めてしまった.

仕方がない.起きますか.
施設内にあるローソンまで朝の買い出し.
外に出ると,なんと小雨.
予報どおりだとすぐに止むはず.

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部屋に戻って,おにぎりやらエナジージェルの朝食.
Free-WiFiでAmazon Prime鑑賞.

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そうそう,この部屋は音が筒抜けのため,通常のアラームは使用禁である.
TVや端末使用時もイヤフォン必須.

で,8時になったのでハスラーからTopstoneを引っ張り出して走行準備して出発.
明日の本番と同じ装備とする.

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Google先生のナビ通りに進むと,いきなり山.
いいねぇ.
初めての道.実に新鮮.

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ところが...なんとポツポツと雨が降ってきた.
にわかと思いきや,徐々に激しくなる.
路面も水浸し.
シューズから下半身まで結構な濡れ具合である.
おかしい.こんな予報だっけ?
山の天気は変わりやすいというが,少々悲しいぞ.

ニセコ町の高台に入ると,高級っぽいホテルが見えてきた.
このあたりがいわゆるリゾート&別荘地エリアのようだ.
ツアー会社やアウトドアショップも並んでいる.

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そしてダウンヒル.
途中Google先生がいきなり「曲がれ」と指示してきた
「近道かな」と左折すると突然のグラベル.
いやまぁ,グラベルを走るつもりで来たのだが,ちょっと早すぎないか?

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雨天グラベルだけあって,早くも泥まみれ.

こんなことが2回ほど続いたが,サイクルオアシスには無事到着.
前情報だと21名の参加とのこと.
ほとんどの方がクルマで来られているので,駐車スペースは満杯である.

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ブリーフィング開始.

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この施設,本来は雪上車の格納庫なので夏は利用されていない.
で,その活用法としてサイクルエイド的に使えないか...ということで開設されたとのこと.
現状はサイクルラックとトイレがあるぐらいで,これといってサイクリスト向けな特徴はないが,これから充実していく予感.

「知り合い,いてるかなぁ...」と探していたが,見当たらなかった(この時は).
そう,基本的にチャリダーはヘルメットとサングラスをしているので,顔ではなくウェアやバイクで互いを認識しがちなのだ.
つまり,買い替えたり,種目の異なるイベントだと違うバイクに乗っているので,誰かわからないのだ.
「なんとなく〇〇さんかなぁ...」と思っても,声をかけにくかったりする.

そんなわけで雨はほぼ止み,いよいよ出発.

いただき画像

あくまで「FUN RIDE」なのでゆっくりペース.
グラベル初心者も,レンタルのE-BIKEも走る.
もちろん明日も出場する予定の,特にExロングのガチ勢も...いる.

Kazchariは坂道でダンシング.
右膝の具合を確認する.

とある坂の途中で「お久しぶりです」と声をかけられる.
昨年の十勝グラベルイベントでご一緒したIさんだった.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

この時の思い出話や,明日の本番への豊富などを話しつつ,一行は進む.
まずはニセコ名物(?)ダチョウ牧場

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最初のグラベルは直線ダウンヒル.
サクっとこなして,羊蹄山周回道路へ.
とまぁ,明日も含めほぼ羊蹄山を眺めながらライドすることになるのだが.

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カフェで休憩.
事前にオーダーしておいた「キャラメル・オレ」を頂く.
想定外の涼しさで,アイスではなくホットにすべきだったかも.

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休憩後,次のグラベルへ.
ダブルトラックの走りやすく,楽しい道.
パンクの心配もなさそう.

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続く3枚の「いただき画像」は一眼による撮影.
やはりスマホに比べると被写体深度が圧倒的に浅い.
雰囲気ある写真となる.
そやけど,通常のロードならともかく,グラベルに一眼を持ち込むのは気合がいるね.

いただき画像
いただき画像
いただき画像

そうそう,今回は久々に「insta360」による撮影を試みようと,機材は持参したものの,激しいグラベル走行によるステーの緩みや落下を考慮し,車体への装着を諦めた.

今思えばそれで正解だとは思うけど,あのハイスピードダウンヒルの映像を録画しとけばなぁ...と後悔しないでもない.おっと,これは翌日の話やった.

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美しい川を渡り...森の保護プロジェクトのみなさんの説明を受ける.

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その後,普段は入れない森林トレイルを全員で走行.
これまで走ってきたグラベルとは別の楽しさ.

「自由に走っていいですよ」との一声で,さらに森深くへ.
そこは地獄のマッド・コンディション.

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いただき画像

泥でタイヤのブロックが埋まる.
ヌチャヌチャ走る.
これもまたグラベルロードだからこその経験.

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森を出て舗装路へ.
時間が押してしまったため,予定のコースを一部カット.
川沿いのグラベルを通って,スタート地点に戻る.

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短いながらも充実したライドでした.

Topstoneは御覧の有様.
うん.らしくなった.

昼食はミート―ボールランチとサラダ.美味し.

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さて,予定がややずれ込んで14時頃解散となった.

ここからは「NISEKO GRAVEL」の前日受付のために,会場まで自走で向かう.
スキー場なのでここからさらに登ることになる.
自称クライマーとしてはいいトレーニングやな.

高級ホテル,コンドミニアムなどが立ち並ぶ.
そして,森の中に忽然と現れる「どこのビル・ゲイツ?」風の豪邸.

登り続けるのは良いが,困ったことに,持病である右腸脛靭帯に少し違和感が...やばい.
痛むわけではないが,今夜は入念にケアする必要がある.

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会場の「ニセコアンヌプリ国際スキー場第2駐車場」受付テントに到着.
事前に送信されたメールにあるQRコードを読み取ってもらう方式.
時代やな.

配布物は以下の通り.

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まさかのゼッケン13番
縁起がいいのか悪いのか.
プロっぽく逆さまにする?

他にはTシャツ,サコッシュ,パンフ,会場や近郊で使える割引券,補給食などなど.
たぶん,こうした細々したグッズが配布されるとあらかじめ予測し,自前のサコッシュを持参したが,まさかサコッシュそのものが配られるとは...ヤラレタ.

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各メーカーのテナントをぐるっと回る.
特にめぼしいモノは...おっ,Panaracerのブースが!
はい.しっかり昨日慌てて購入した,チューブもしっかり置いていました.そらそうやろな.

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Cannodaleユーザーとしては,ここは外せない.
何がどうというわけではないけど...

で,最後に,

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ゴールゲート前でパチリ.
果たして無事に(時間内に)戻ってこれるだろうか?

我が宿『トリフィートホテル』までの道のりをGoogle先生におまかせ.
当然ご褒美のダウンヒルがしばらく続く.

すると...

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はい.今朝同様,容赦なくグラベルに誘導された.
時間的に全く問題なし.ワクワクやな.

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これまた,どこぞの大富豪的な家をパスし.

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ホテルの駐車場に帰還.

泥まみれのTopstone.
「せめて走りに直結する駆動系だけでも」と持参したクリーナーでチェーン清掃と給油.

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WAKO’S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

汚れまくったフレームとホイールはそのまんま.どうせ明日も汚れる.

作業中,MTBを荷台に積んだジャイロキャノピーが駐車場に入ってきた.
おっ,旭川ナンバーだ.
お名前の確認はしなかったが,おそらく,いや,きっとFさんだろう.
もちろん明日の本番に参加されるそうな.
グラベルよりも,この距離をオートバイで来る方がキツいのでは...と思うのはKazchariだけ?

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さて,今日も今日とてニセコ駅前の綺羅乃湯へ.
さっき¥50引き券もらったし!(正直,もう一声欲しいところ)

昨日と同じく”サ活“を含めて2時間ほど滞在.

その帰り,外観と室内インテリアはどうみてもカントリーなのに...

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なぜか中華料理店という不思議なお店へ.
「回鍋肉定食」「餃子」を注文.美味し.

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セイコマでアイスクリームやら簡単なおつまみを購入.
ホテルの部屋(ポッド)でチビチビと食べる.

ハードなイベント前である.Noアルコール!

それでは,おやすみなさい.zzz...
いやいやいや,膝のケアを忘れてたわ!

【第2類医薬品】ロキソニンEXテープ 14枚

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