2023/9/22 Fri
期待以上だッ!
今日はニセコ(倶知安)への移動日.
いつも同様,朝6時起床.
昨夜,Topstoneの最終装備をチェックしたところ,知らずにとんでもない事態が発生していたッ!
サドルバッグに予備のチューブ(新品)とハンドポンプを入れていたのだが,先日のグラベルライドにおける激しい振動のせいでこすれてしまい,チューブに穴が空いていた.
もちろんチューブは裸のままではなく,サランラップで巻いていたのだが...甘かったようだ.
さて困った.
パンクが多いという「NISEKO GRAVEL」では,走行中,予備チューブを2本は持ちたいところ.
そやけど「700 X 44c」ってメジャーなサイズなのか?
専門店でなくても入手可?
パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [700 x 40~45C] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW740-45LF-NP
当然Amazonは間に合わない.
頼みの綱のクランカーさんは11時開店.
他の店だと遠回り.
仕方がない.
ニセコまでは札幌近郊を通るわけやし,どこかに専門店もあるでしょう.
と,Topstoneおよび荷物をハスラーに積み込む.
今回はホテル泊なので装備が少なくて良い.
Topstoneも前輪を付けたまま,ハンドルを90°曲げて助手席と後部座席の間に収納.楽だ.
そしてゴムバンドで4方向から固定.
これで大丈夫でしょう.
8時半頃出発.
家から目的地まではだいたい240kmくらいか.
チャリだと10時間弱.思ったより近い(全く,ブルベ脳ってヤツは).
国道12号を走って滝川で左折.
札幌への一般道最速ルート,国道275で南下する.
そのスタート地点であるセイコマで一旦補給.
いつもの常宿「ふとみ銘泉 万葉の湯」へ向かう交差点,セブンイレブンで右折し,石狩方面へ抜ける.
幹線道路走行中「いきなりクルマが増えたなぁ」と思ったらコストコ渋滞だった.
そろそろかとGoogle先生で「自転車屋」を検索.
ここからだと「サイクルベースあさひ手稲前田店」が近い.
「さすがにチューブくらい,どんなサイズも売っているでしょう」と立ち寄る.
さすが平日.他に客はいない.
用品コーナーをチェック.
「700の44でフレンチバルブは...ありゃ? ま,まさか置いてない!?」
Panaracerは元より,名もなきメーカー品すらなかった.
おいおい.
そういや昨年も「サイクルベースあさひ千歳店」で,サドルに付けるマッドガードを買えなかった経験をした.
同じ自転車というカテゴリーではあるが,Kazchariの趣味嗜好とサイクルベースさんの品揃えの方向性が合わんようだ...と絶望.
かろうじて見つけた無印「700X~43」(¥900)のチューブを片手に,店員さんに使えるかどうか確認する.
すると「44用ですか? ちょっと在庫見てきますね」とバックヤードへ.
なんと! ちゃんとシュワルベの「44」対応のものが出てきた.
GJだ,あさひ.
ただし,さすがにシュワルベ.値段も¥1,700した.
これで一安心.
国道5号に入り,小樽-余市方面へ.
このルートも久しぶりだが...色んな意味でサーキットやな...怖っ.
観光客でごった返す小樽運河を脱出.
少し進んで,セイコマ小樽塩谷店で昼食.
定番のカツ丼.
この店,元々は反対車線にあったはず.
さて,ここから内陸に入り一気にニセコ...じゃなかった宿泊地の倶知安を目指す.
途中で道の駅「あかいがわ」で停車.
ここの道の駅はめずらしくゴミ箱を設置している.
本州からの旅行者が困るのがゴミ捨て問題.
道の駅は元より,コンビニすらゴミ箱の設置がない場合がある.
ましてや郊外の自販機の横にあるなんてことは,レア中のレア.
もちろん,家庭ごみの不法投棄問題もあるやろうけど,この方法って結局,商品の売り上げを妨害していると思うけどな...と,チャリダーは思う.
ようやく倶知安に到着.
滞在先のホテルがどの様な外見なのかさっぱり想像がつかなかった.
宿泊代の安さからして,アパートを改造した小さくて古い建物...と想像.
そのせいか,気づかず通り過ぎてしまい,ナビに「戻って下さい」と怒られる.
そう,その建物は想像を遥かに越えたデカさ.
郊外のパチンコ店並の駐車スペースに,工場か倉庫のような2階建ての建物.
それが今日と明日の宿泊地(トリフィート ホテル&ポッド ニセコ)だった.
その敷地内にはローソンまである.
おまけに隣はマックスバリューだ.
便利過ぎる.
入口近くに駐車して受付へ.
「どこの高級ホテル?」っぽいロビーで,何か狐につままれた感.
フロントでチェックイン.
カードキーと室内ロッカー用の鍵を渡される.
作務衣,タオル,それにアメニティも充実.
ランドリーも自販機もある.
もちろん24時間出入り可能.
一番の驚きはその宿泊料金.
今回,じゃらんで予約したのだが,なんと1泊¥3,770!
その後,FUN RIDE参加のため,追加で連泊予約した際は,なぜかキャンペーン中で¥2,770!
天下のニセコエリアでこの価格.
信じられん...
あくまでインターナショナルでハイソでセレブなのはニセコであって,倶知安はそれほどでもないということ?
そうそう,肝心の居室はこんな感じ.
部屋の広さは3畳ほど.
ドアは施錠不可でアコーディオンカーテンのみ.
言うなればカプセルホテルの上位互換ver.
どこかに似た作りと思ったら,羽田空港の「ファーストキャビン羽田ターミナル1」とそっくりやな.
こちらの方が広い気がする.
ちなみに個室も用意されています.
いずれにせよ大満足.
“ニセコエリア”に来る際の常宿に即日認定.
フロントでも言われたがエアコンがないのが少し気になる.
もちろん今は問題ないが,先月の猛暑時はどうやったんやろな.
さて,落ち着いたところで温泉にでも行きますか.
この宿にも大浴場はあるのだが,肝心のサウナがない.
そこで「サウナイキタイ」で検索.
おお,ニセコの駅前に「綺羅乃湯」という温泉があるじゃあ,あーりませんか.
しかも¥600.
「行きましょう,行きましょう」とハスラーで出発.
肝心のサウナは7名定員と少し狭い.
そやけど外気浴も可能やし,室内のヒノキ風呂が心地よく2時間ほど滞在.
次は夕飯.
確かに宿の近く,倶知安市街には「山岡家」などのチェーン店が並んでいるが...せっかくの旅先,ここでしか食べられないものを選ぼう.
「同じことをするくらいならタヒんでしまえ」と岡本太郎も言っている.
やたらカントリーデザインなニセコ駅を後にする.
帰り道,カリー屋を発見.
「そういや最近ナンとか食ってねーや」と,ここで食事することに決定.
「タージ・マハル ヒラフ」という店だった.
先ほどチェーン店を避けると書いたばかりだが,ここってチェーンやん!
ま,”本格的な味”で良か...ったけど(本場よりは美味い).
つーことで8時前にはホテルに戻る.
そして寝る.
いよいよ明日は前哨戦のFUN RIDE!