EMONDAな天人峡足湯ライド

2023/7/8 Sat

ナツガキタ

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曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:26 ℃,風速:2.8 km/時,風向:SSW

例年に比べ,少し涼しいように感じていた近頃の旭川.

だがしかし.

とうとう本格的な暑い夏到来.
エアコンのないKazcahri家ではしばらくの間,我慢の日が続く.

外ライドも辛くなる.
STRAVAのデータでは25℃? ぜってーウソだ.

さて,本日のタイムリミットは14時まで.
さぁ,どこに出かけますか?(行くんかい)
やはり涼を求めて山方面だな.

なんだかんだで9時過ぎ出発.
今日はEMONDAな気分.
戸惑いも迷いも捨て,風を切って走るのだ.

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定点観測ポイント.
夏やな.

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忠別ダム湖の親水広場.
湖上に小さく映るのはSUP(Stand Up Paddleboard)を楽しむ人.
Kazchariも以前,西表島で乗ったことがある.

他にもカヌーの準備をしている人もいた.
このダム湖は特に許可なく,誰でもウォータースポーツを楽しめるようだ.

うん.欲しいぞ,SUPかカヌー.楽しく涼しそう.

CalmMax インフレータブル スタンドアップパドルボード サップボード SUP 長320cm 幅80cm 厚15cm 耐荷重量150kg

エクスプローラー K2 カヤック 312cm×91cm×51cm

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いつもの湧水公園で水補給.美味し.

なんとここにも外国人観光客の方たちが多数.
ここから旭岳に行くのだろうか.

で,Kazchariはと言えば,時間と暑さを考慮して旭岳クライムは本日パス.
代わりに向かったのが...

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「天人峡!」って,タイトルでネタばれしてるやん.

先月のチャリイベントでも通った道.
ゴールまで微妙に登り続ける.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

道路わきにちょこちょこ現れるのが「クマ注意」の看板.
今年はホンマに多い.

余談だが,最近話題となった「朱鞠内湖ヒグマ襲撃事件」

【朱鞠内湖釣り人死亡事件】”人喰いヒグマ”に命を奪われた被害者の父が明かす「後悔と息子の最期」

この事件に関する考察サイトがたくさんアップロードされている.

その中で最も興味深かったのが「亜成獣」という言葉.

母クマから離れたばかりで2~4歳程度,ヒトで言うなら思春期真っ盛り.
好奇心旺盛で怖いもの知らず.
むしろクマ鈴の音色に引き寄せられてしまうそうな.
結果,人を襲ってしまうのではないか...との考察.

体長も150cmほどなので成人男性同等か,やや小さい.
なんとか勝てそうな...いや,ちゃんと刺激せずに逃げましょう.

クマスプレーなぁ...高いねんあれ.

フロンティアーズマン・熊撃退スプレー

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長いトンネルを抜けると,柱状節理が現れる.
なんだかんだで見ごたえある場所だ.

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最後のトンネルを出て到着.
駐車場のクルマが多くて意外.
てっきりみんなで足湯につかっているのかと思いきや,どうやらここにクルマを置いて,「羽衣の滝」まで歩いていくようだ.

で,Kazchariはシューズとソックスを脱いで湯に足をつける.
うん.冬の方が気持ちよい.

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

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30分ほど,ボーっと.
時折,足湯を見に来る人もいるが,湯につかる人はいなかった.
まぁ,汗臭いおっさんが,ぼっちの呆け顔で佇んでたしな.

さて戻りますか.

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トンネルを抜けた後に広がるこの景色が好きだ.
廃墟ホテルの取り壊しも決まり,滝へのアクセスがよくなれば,かつての活気を取り戻すか,天人峡?

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写真は撮らなかったが「ユイの壁」を越える.
しばらく続く直線道路で「ツール・ド・フランスなひまわり畑(小規模)」を発見.成長が待たれる.

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往路と同じルートは面白くないので,クルマの通行が少ないウラルートを選択.

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踏切で電車に遭遇.
ついつい撮影.

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最近,個人的ホットスポットの千代ヶ岡.
ゲストハウスやらカフェやらのツーリスト向け施設が次々にオープンし,何か東南アジアのバックパッカー街のような雰囲気が漂ってきた.
そんな中...

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なぜか民家の軒先にキッチンカー.
ちょうどカロリーを消費しまくってハラが減っていたので「ザンギ」を注文.
3つで¥500.割と高級.
”ちゃんと”作っているので,できるまで12分ほど待つ.

キッチンカー周辺には自販機もないため,ザンギを受け取り隣のセイコマまで移動.

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おにぎり2個とバースデークーポンでセイコマブランドのエナジードリンクをget.
さすがの揚げたてザンギは美味.もう少し量が欲しいところ.

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帰路の街道は植えられたラベンダー真っ盛り.
夏だねぇ.

15時からは息子の習い事の送迎.
気温はまだ高く,車中で待つのは地獄.
ならばと,近くのイオンまで時間をつぶしに行くことに.

何の気なしに玩具売り場でガンプラチェック.
なななんと! プレミア物である『HG ガンダムバルバトスルプスレクス』(長い)が置いてあるじゃぁあーりませんか!

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプスレクス

ついでに隣にあった『ククルスドアン版のガンキャノン』も持ってレジへ.
家電量販店や模型専門店よりも穴場かもしれん.

つーことで,まだ時間はある.
最近再開したらしいイオン株主優待サービスの1つ,ラウンジを利用してみることにした.

いやいや,新コロ前に比べて,まぁなんと使い勝手の悪いっつーか,入室までの手続きが面倒くさい.

- 30分単位の予約制
- 最大利用時間も30分(1日1回,月5回まで)
- 利用は2名まで(子供連れだと厳しい)
- ドリンクも一人一杯(一本)
- 菓子類の提供なし

正直,これらの改悪のおかげで土曜日にもかかわらず利用者が少なかった気もする.
これ,今の新コロ状況がさらに収まっても,このシステム,継続するんやろか?

まぁ,ぶちぶち言ってもしゃあない.
ルールはルールなので従いますか.
イオン株は優良なので手放す気もないしな.

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さて,時間になったので息子をピックアップ.
『バルバトスルプスレクス』を息子に思いっきり自慢したら,「くれくれ」とうるさい.絶対にやらん(大人気ゼロ).

さて,明日は早起きして,ちょっと特殊なツーリング.
モンキー125の出撃である.

熱帯夜だが眠れるか...

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その2)

2023/6/25 Sun

健康な生活

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:47%,体感温度:27 ℃,風速:4.9 km/時,風向:NW

キャンプ初日はたいてい熟睡できない.
慣れるまで2泊は必要.
昨夜は21時に横になったものの,まどろみの中,4時前には動き出す.

あれ?

7時間睡眠?
いつもより寝てるかも.
ただし横に寝ている息子に蹴飛ばされた記憶もある.

暑くもなし,寒くもなし.
ちょうどいい気温.

昨日も思ったのだが,このキャンプ場,虫があまりいない(ゼロではない).
羽虫系よりも,地面から飛んでスネあたりをかじるノミ系の方がやっかいなのだが,そいつらもいない.

おまけに,芝なのに夜露べったりもない.
タープが多少結露するぐらい.

季節のせいかな?
ちょっとないくらい快適な環境である.

もちろん既に外は明るい.
息子も起きてきた.
ショートスリーパーは遺伝するのか.

ショートスリーパーとベジタリアン

階段を下りてトイレへ.

自販機でブラックの缶コーヒーを2本購入.
コーヒーミル,フィルターなどは持参していたのだが,情けないことに豆を忘れた.
この缶コーヒーを沸かして飲むことにする.

チェアに座り景色を堪能.
ホンマにロケーションが素晴らしい.

ちなみにここエルム高原家族旅行村キャンプ場は通年オープン,つまり冬キャン可能な場所としても有名.
アクセスも便利だし,温泉も近いし,料金も安いしで冬キャンデビューに最適.
おっと,これは...

同僚とその息子も起きてきた.
なんでもかんでもホットプレートな「焼きそばパン」およびバナナの朝飯.

プレイリストから「朝の音楽」的な曲を選択.
今回始めて使用するこのスピーカーなかなか良い.

JBL CLIP4 Bluetoothスピーカー USB C充電/IP67防塵防水/パッシブラジエーター搭載/ポータブル/2021年モデル オレンジ JBLCLIP4ORG

本来チャリに装着して音楽を流し,クマよけに使うつもり用.

ただしぃ...食器洗いのために炊事場に行ってテントに戻ると...

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インスタントラーメンの中身がカラスにヤラれた.
これで2回目である.ウキーッ!

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まったりとした時間を過ごし,7時過ぎには撤収作業を開始.
なんと8時半には,全てのギアをハスラーに積み込んでしまった.
一晩過ごしたものの,ほとんどデイキャンのような早業.

「もう帰るの?」という不満げな息子の声を無視し帰宅の途につく.

こんなに天気が良いのだ.
早く家に帰ってチャリに乗りたい ← ワガママ.

つーことで,あっという間に今年初のキャンプ終了.
紅葉の秋だけでなく,真冬にも来たくなる穴場でした.
おすすめです.

さて,昼前には家に戻る.
ギアを片付け,干すものを干す,洗うものは洗い,息子に昼飯を食べさせ,早速ライドへ.
もちろん,今日もEMONDA

気温は30℃近い.
今年一番の暑さだろう.

半袖半パンなので日焼け止めを塗る.
昭和基準だと,黒い方がかっこいいっちゃあかっこいいが,疲労感が増してしまう.
何より肌のダメージ⇒皮膚がんリスクが怖いしな.
健康第一.

日焼け止め アグレッシブデザイン トップアスリート サンプロテクト ファイター 62g

向かうは涼しい所=標高が高い...と言えば時間もちょうど良いし,久々に旭岳を登ろう.
セグメントのゴールであるロープウェイ乗り場はさぞかし涼しいに違いない.

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サイクリングロードを通って東川へ.
ジャングルである.

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ついこないだのイベントで走ったのと同じルート.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

前回はグラベル.今回は軽量ロード.
アウター縛りで少し踏んでみる.
ラスボスは旭岳なので抑え気味に.

さほど無理せずのんびりと湧水公園着.
水を補給.

不思議なことに,これほど天気が良いのに,サイクリストに全然会わない.
いや,天気が良すぎて暑いのか.

で,ここから登攀開始.

旭岳は十勝岳のようにずっと登り,というわけではなく,二区間ほど平坦or下りポイントがある.ここで踏み倒してタイムを稼ぐ.

引き足とダンシングを適度に入れ,脚の疲労を防ぐ.

心なしかいつもよりペダルが軽い気がする.

ハァハァ,ゼイゼイとロープウェイ乗り場到着.

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自己ベストに次ぐタイム(約15秒遅れ).

ただしベスト時はふもと(湧水公園)にクルマデポ,および軽量化したDOMANEで登ったと思われる.

今回は自宅から自走.
特に軽量化にこだわったわけではないので割りと重い.
やはりEMONDAの登攀能力は高い...ということか.

うわ,週末の機材選択,悩むなぁ...

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

さて,ビジターセンターで神の飲み物(赤コーラ)を堪能.

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下りますか.
確かにふもとに比べれば涼しいが,それほどでもない.
このまま半袖ジャージでもいけそうだったが,新兵器のミニ・ジレを投入.

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Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

丈がやたら短い=コンパクトという,夏場のヒルクライム⇒ダウンヒルに最適という触れ込み.
デザイン性は皆無だが,そのアイデアがベネ.

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旧ビジターセンター.
近いうち取り壊されそうな雰囲気.
お世話になりました.

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いつもの「旭岳温泉」モニュメント.
さすがに雪はない.

下り続ける.
いつも思うが,よくこんな道,登ってきてるな.
ホンマ,ヒルクライマーってアホやと思います(ホメ言葉)

元々ダウンヒルが苦手な上に,例の落車事故以来,路面状況に敏感なKazchari.
ディスクブレーキをキーキー鳴らしながら下る.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

北海道の場合,夏と冬の寒暖差が激しいためアスファルトにぽっかり穴が開いていることがる.
それに加え不快なのが段差.
一定間隔で「ゴツン,ゴツン」と来る.

特にEMONDAのようなサスなしで硬いフレームだとなおさら.
(それと真逆なのがTopstone

振動だけならまだしも,とうとう機材に実害が...

そう,サイコンマウントである.

「かっこいいから」とネットの海を探し回って入手した「K-edge」
海外通販(Bike-inn)で購入したものの,むこうの手配ミスで,なぜか「水中マスク」が送られてきて,そのクレーム対応やらなんやらで大幅にストレスを感じた.

海外通販でトラブル!

ようやく手に入れて,EMONDAに取り付けたものの,段差の振動でジョイントがサイコンとライトとベルの重さに負けて,垂れ下がってしまう.

重すぎるのだろうか?

プロが使っているものだからと選んだのだが,そもそもプロはレース中,サイコンしかつけてない.

一方,一般人はサイコンの他,(なぜか)金属性のGoProマウントライトとベルも装着という,明らかに重量過多.

垂れ下がりの修正を諦め,いつもの橋の上で状況をチェック.

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なんてこったパンナコッタ.
2つあるネジのうち,片方が振動で取れてなくなっているじゃぁあーりませんか.
こらあかんわ.

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時刻をみると16時前.
クランカーさん,何時までやってたっけ?

つーことで,遠回りのライドを諦めてクランカーさんを目指すことに.
そうそう,ミニ・ジレ,役に立つ.

ここからは下り基調.
ダムを越えてサイクリングロードを走り,17時前には店についた.

ちょうど,他のお客さんの納車中.
白地にメタリックレッドの「X-Caliber」か.
かっこええな.

で,ご主人に相談.
「K-edge」の保持性がイマイチ信用ならんので,BONTRAGERのブレンダーシステムへの変更を相談.

Blendr システム

残念ながら店頭在庫になく,取り寄せになってしまった.
どうやらエアロハンドルも種類ごとに対応品が異なるらしい.

その入荷待ちの間,サイコン垂れ下がり応急処置として,4mmネジをつけてもらう.
少々大きめなものの,六角穴のサイズが大きくなり,がっちりホールド.

うん?

これでいいやん.

帰宅して工具箱にストックしている手持ちのネジから適合するモノを探す.
おお,少々デカいけどぴったりやん.

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元々のネジがあまりにヤワだったということか.

つーことで,EMONDA尽くしの三日間.
その間,キャンプに行ったりとやたら充実した週末だった.

Di2の充電切れだったり,今回のサイコンステーの緩みとか変なトラブルもあったけどな.

夏らしくなってきた北海道.

なんだかんだで次回ブルベはBRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)に参戦決定.エントリー完了!

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その1)

2023/6/24 Sat

灯台モトクラシー

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曇り.温度:19 ℃,湿度:67%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:NNE

息子と久々のキャンプに行く.
ここのところ,キャンプに何らかのアクティビティを付加することが多かったが...

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その1)

今回は一泊のみ.
特にイベントもなくまったりと...とは行かなかった.

今回は珍しく同僚の誘いにのる形でのキャンプ.
あちらにも息子さんがいる.
うちの息子より2学年下だが,まぁ,うちの息子は小柄なので見た目は同学年.

場所は近場も近場.
赤平のエルム高原である.

自宅からは70kmほど.
ゆっくり向かっても2時間で着く.

ゆえに午後から向かうこととし,午前中はライドに出かけることにした.

金曜日のライドがまさかのバッテリー切れからの水入り状態になってしまったので,そのリベンジとなる.
来週7/2は年一度のヒルクライム大会.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

例年に比べ明らかに練習不足&準備不足.
しいてあげれば,落車復帰後から毎日筋トレを継続中くらいか.

どこまで効果あるのやら.

さて,土曜日.
昨日までは小雨予報だったが,見事に快晴.

サイクリングロードを使ってウォーミングアップ.

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この時期の北海道は緑が映える.

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セグメントの坂ではベストを目指し踏んでみる.
どこそこタイムが出た.

就実の丘を下りて,空港脇を通り,11時過ぎに帰宅.
昨夜のうちにキャンプ用具はハスラーに積み込み済み.
同じく午前中,遊びに行ったまま帰ってこない息子を待つ.

そこへ,同僚から写真付きLINE.
すでにキャンプ地着.
テントも立てて,一杯やっているそうな.

早い.
つーことで息子をせかせて12時過ぎ出発.

息子を動かす魔法のワード,「山岡家でラーメン食ってから行くで」
これが効く.
いつもの倍速で動き出す息子.

12時半頃「山岡家」着.
土曜のこの時間,結構混んでいた.
クルマのナンバーを伝え,外で待つ.
20分ほどでカウンターに着席.

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美味しゅうございました.
JAF特典の煮玉子はいまだ復活せず.

昼食後,あらためてキャンプ地を目指す.

クルマのナビに「エルム高原」と入力.
指示通りに進む.

初めて向かう場所なのでイメージがわかない.
途中,滝川のセイコマで夕食用物資を買い出し.

焼肉やら野菜,ビールなどを買い込むと,なぜか総額が¥5,000近い.

うん?

これだと,普通にファミレスでステーキ食える値段やん ← 言うたらアカン

赤平市に入る.
国道でキャンパーっぽいクルマを発見.
「エルム高原」の表示通りに進むので,目的地は同じと思い,あとをつける.

で,やって来ましたエルム高原リゾートオートキャンプ場

うん?
オートキャンプ場?

あらためて地図を確認.
こことちゃうやん.

本来向かうべき場所はエルム高原家族旅行村キャンプ場

駐車場で整理の仕事をしていたおっちゃんに場所を確認.
やはり違っていた.

面白いことにKazchariが後をつけていたクルマも,同様に間違えていたらしく,オートキャンプ場の駐車場からUターン.
これまた「家族旅行村」を目指す.

なぜここまで場所こだわるのか?
利用料金が全く異なるのだ.

当然「オート」の方が高い.
テント1張り,大人+小学生で概算¥3,650!

それに対し,家族旅行村のフリーサイトだと¥1,040!

区画+電気が使えるかどうかだけで,この料金差! これはデカイ.
それに後者の方が風呂(「ゆったり館」)も近いしな.

つーことで目的地着.
いやいや,天気も味方してか,これまた素晴らしいロケーション.

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道内のキャンプ場は相当数利用したが,景色だけで言えば,ベストに近いのではないか?
全く素晴らしい.近くにこんな場所があったとは...

手続きを済ませ,ハスラーで設営地近くの駐車場まで移動.
無事に同僚とも合流し,その隣にテントを張る.

寝るのは二人なので,いつもの30年モノの我が家「DUNLOP V-200」である.

「キャンプは情操教育」派なので,息子たち2名に指示をだしながら,設営を手伝わせる.

キャンプと情操教育

タープ設営の際に「ペグが刺さらん!」と大騒ぎ.
「力が足りへんのとちゃうか?」と,Kazchariもハンマーで叩いてみるが...確かに硬い.

表面は芝生だが,その下にが砂利をガチガチに固めて造成してあるようだ.
後でわかるが,この土壌のおかげで水はけは良さそう.

ペグのささりは中途半端だが,まっ,風もなさそうだし大丈夫でしょう.

同僚のワンポールテント+巨大タープの下に,くつろぎチャアを持ち込んで一息つく.

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子供らは早速,下方にあるという川に遊びに行く,早速びしょ濡れ.
その後はテント内にこもってTVゲーム...って! 令和のガキは全く...

そうこうしているうちに17時になった.
「ゆったり館」に風呂入りに行く.
大人¥500とこれまた安い.

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さて,大人のお楽しみタイムである.
サウナイキタイにも掲載されているここのサウナ.
98℃というなかなかの高温設定.
サウナ室はやや狭めながらも,18時を越えると人が減って快適.

外気浴も可能だが,ととのいイスどころか,例の白いビーチチャアさえない.
仕方なく庭との仕切りとなっている岩壁に座る.
座面はゴツゴツしているが,こんな時,サウナマットはクッション代わりになって便利だ.

露天風呂の入口には物騒な張り紙があった.

「岩壁を越えて庭に下りないで下さい.いかなる事情があろうと,庭に下りた時点で「覗き」とみなし,警察に通報します」

ヤベー.

よくよく見ると,浴室や脱衣室に「◯◯するな」と書かれた張り紙があちこちにある.
つまり,そういった不潔行為や不正行為をした客がいて,他の客が注意して...が繰り返されてるということだろう.

対策としてわからんでもないが,こう張り紙だらけだと,品位っつーか,情緒っつーか,興ざめ感もある.
以前行ったとある温泉施設なんて,露天風呂の柵に「立ちションするな」と書いてあったし.

つーことで2時間ほどサウナと入浴を楽しみ,上がる.
子供らはとっくに上がって,テント内でゲーム...たく.

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明るいうちに夕食の準備.
つっても,Kazchari家も同僚もキャンプだからと「焚き火」にはこだわらない主義.はっきり言って面倒.

カセットコンロを駆使して作るのはパック白飯肉野菜炒め
もうこんなんでええな.

外では何食っても美味い.

ついでにKazchariもキャンプ時のみビール.
ちょっと贅沢に「ヱビス」
これも美味い.

Blutoothスピーカーからはボブ・マーリー.
おそらく世界中で一番聴かれているはず(経験比).

キャンプの夜は早い.
21時には寝袋にin.

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さーて,来月のブルベさんは?~悩ましの400

2023/6/21 Wed

三度目.

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2年前から続く「BRM100周年記念ブルベ」シリーズ.

2021年は200km,2022年は300km,そして今年は400kmブルベがその対象となる.

通常のブルベと何が異なるのか?
特別デザインのメダルがもらえる(購入できる)のだ.

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Kazchariも例にもれず,限定品に弱い.

ただし,その年に行われる同距離のブルベ全てが対象となるわけではなく,ある特定の日に指定のブルベに参加する必要がある.

北海道の場合,ブルベ開催団体がAJ-HokkaidoRandonneurs Sapporoの2つがあり,その記念ブルベの開催日もバッティングする.

すなわち...

【2021年:200km】(※予定)

BRM911北海道200km石狩(AJH)

BRM911旭川200(RS)

ただし2021年のブルベ界は大混乱.
新コロまん延からの非常事態宣言発令により,ほとんどのブルベが中止か延期.

上記「200」に関しても延期扱いとなり,2022年それぞれ以下の名称で開催された.

BRM1002北海道200km石狩(AJH)

BRM911旭川200(RS)

そう,延期によって日程がズレたのである.
これぞ正に怪我の功名.
おかげで記念メダルを2個Get!
100年目の奇跡...なのか?

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それぞれの記事は以下に.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その1)

【2022年:300km】

BRM611北海道200kmトトロ(AJH)

BRM611当丸コースター300(RS)

なぜか昨年は「記念ブルベ」に参加せず.
うーん,今考えればどうしてエントリーしなかったのだろう?
謎だ.
「当丸」なんか面白そう.

で,本題.

【2023年:400km】

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)(AJH)

2023BRM722旭川400(ACP・BRM400㎞100周年記念BRM)(RS)

特別メダルが欲しいので,どちらかの「400」に参加するのは決定事項.
つい先日までは「旭川400」一択だったのだが,ここに来て悩ましい状況に...

RSの”中の人”から「開催前に「旭川400」のルートを試走しませんか?」とのお誘いを受けた.チャリではなくオートバイでである.

うれしい申し出である.
少し考えた後「行きます」と返事した.
モンキー125でも400kmはなかなかの距離だが,それはまぁ,なんとかなるでしょう.

問題は試走数日後に同じルートをチャリで走るのは,なかなかのMプレイ...

そこで浮上してきたのが「トカプチ」である.
昨年も出走した.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

ただし今年は内容が大幅にアレンジされている.
コースそのものに大きな変化はないが,周回が時計回りになった(前半が山岳なのは同じ)

一番の目玉はそのスタート時間.
なんと深夜(早朝?)3時発である.

距離的時間的に昇る朝日を浴びつつ,三国峠を登る感じか.
ゆえに「朝駆け」が付く.

夜間に動物多発地帯を走るのに抵抗があったが,あらためて考えると既に明るいかも(もしかしてクマの活動時間?)
それに時間や周り方が変わったことで,新鮮な気分で走れるかも.

遠征に関しても,前日に帯広入りすればヨシ.

日帰り銭湯に営業時間ギリギリまで仮眠しつつ居座り,閉店後に道の駅「おとふけ」まで移動.
セッティングしてたらスタート時間まですぐのはず.

そんな都合のいい施設ははたして...あった!

天然温泉 やよい乃湯

つーことで,すっかり2年連続「トカプチ400」への参加に,大いに気持ちが傾きつつあるKazchariでした.

いずれにせよ,最も過酷と言われるのが「400」.
同時にブルベの面白さは,”眠れない夜間走行”が入る「400」からとも...気合が入るね.

エントリー締切日まで,予断を許さない状況.
楽しいね.

iPhone11 Pro / 2022年6月18日撮影

モンキー125,小雨のオホーツク海ツーリング

2023/6/18 Sun

ヌグフルキルヤム発動!

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日曜日である.

ヒルクラ大会を控え,ここはロード練で追い込む時期なのだろうが,なんとなく気が乗らない.

そして,今後の予定を考えるとモンキーに乗る時間がなかなかない.
体調があまり優れなかったこともあり,本日はバイクツーリングに出かけることにした.

それにしても旭川は便利な土地だ.
北海道のほぼ中心にあるため,海も山も草原も湖も,行きたい所自由自在.

そんな豊富な選択肢の中から「そういや行ってねーや」日帰りオホーツク海.
距離はあるものの,割りと早朝に出発できそうなので行ってみる.

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出発時の総走行距離は5,706km.
さて,どこまで伸びるか.

さて,この時期困るのが服装.
予報は曇りで,気温も20℃は越えなさそう.
となると,いつものKOMINE(MOTO FANGO)の3シーズンジャケットだな.

念のためレインウェアとお風呂グッズも持参.
途中でサウナに入りたくなるかもしれぬ.

8時前に出発できた.

いつもの定点観測地点で撮影.
モンキーでは初?

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東川を経由して国道39号に合流.

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高速道路が開通したおかげで寂れてしまったドライブイン.北海道に多い風景.

上川を過ぎた頃,国道273号で紋別方面へ向かう.
こちらも高速と並走するせいで交通量が極端に少なく,ジャングル感が半端ない.

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この辺りは乾いていた.
この後,北上するにつれ,雲が増えて路面も黒くなってくる.

そして...完全に雨.

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聞いてないよぉぉぉ~(T。T)

停車して天気アプリをチェックしても,雨雲の姿はない.
降水確率も10%なのに...なんてこったパンナコッタ.

トンネルが現れた.
諦めて,この下でレインウェアを着ることにする.

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オートバイ用レインウェアに関しては2通りの考え方がある.

一つは,軽量かつ透湿・防水性能抜群のGORE-TEXの高級品を買う.
たぶん超快適.
それでも消耗品は消耗品.一生モノにはならない.

もう一つは,ワークマンなどの格安品を買い,数年使い倒し,防水性能が落ちてきたら,また新品を購入するという方法.

Kazchariは後者派である.
運動量が多く,操作性重視のチャリ用は前者やけどな.

レインウェアはともかく,今回の雨装備で一番役に立ったのは,先週の「きのこの山300」でも大活躍だったモンベルGORE-TEX オールラウンド ソックス」.

BRM610きのこの山300km(その1)

靴下とシューズの間にこれを履く.
ホンマ素晴らしい.
シューズがどんだけずぶ濡れになっても,靴下は常に乾燥=快適.

買ったのは去年やったけど,活用は今年になってから.
2023年のベストバイ,最有力候補やな.

チャリにしてもオートバイにしても,これまでシューズの上にかぶせるタイプのカバーを使ってきた.
これが全然ダメ.

なんだかんだで浸水する.
特にロードバイクのシューズは底に通気用の穴があるので,カバーが意味をなさない.
フィット感も悪い上,すぐにボロボロになってしまう.

それがどうだ.
このモンベル・ソックスのおかげで濡れや蒸れとは無関係になった.
革命的グッズやな.

恐ろしく寂しい道を小雨の中,道の駅「香りの里たきのうえ」を目指す.
その直前にセイコマがあったので補給に立ち寄る.

iPhone11 Pro

休憩中,SNSを見るとバイク仲間のKaba3もツーリング中.
写真によると,どうやら名寄は晴れているらしい.

「こちらは雨です」と返信したが,ふと空を見ると青空が広がりつつある.
天気アプリも「降らない」と表示.
「もう大丈夫でしょう」とレインウェアを脱いだ(甘い).

少し進んで「道の駅」へ.

iPhone11 Pro

マス・ツーリングのライダーを避けて駐車.
あくまで個人の嗜好だが,5台,10台と連なって走る連中とは相容れない.

某2号の言う通り「バイクは孤独を楽しめる」から好きなのだ.
せいぜい2台やな.

つーことで,スタンプを押してそそくさと出発.
しばらくすると...またもや雨.
むしろさっきよりヒドイ.

iPhone11 Pro

路肩に停めて再びレインウェアを着る.
典型的な「ヌグフルキルヤムの法則」やな.

めげずに海を目指す.

走行中はAmazon Prime Musicに接続して,インカムでずっと音楽を聴いている.
お気に入りのプレイリストを再生しているのだが,どこかで操作を間違ったのか,機動武闘伝Gガンダムの前期OP「FLYING IN THE SKY」がエンドレスで流れるようになってしまった.

走行中は操作禁止だし,停車していじるのも面倒だしで,次の休憩ポイントまで10数回はリピート再生.
まぁテンションが上がる曲なんで無問題.

「シャイニング・フィンガー!」と何回叫んだことやら.

つーことで,ようやくオホーツク海側に出た.
左折して238号線を北上する.

このルートはなんつーか...うーん,何もかも懐かしい.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

そう,昨年の「1300」で対向車線を紋別目指してひたすら漕いでいたのだ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

時は夜19時頃.
既に日は落ちていたが,それでもこの道は見覚え,走り覚えがある.

強い風の中,興部町到着.
ここまででモンキー,ガソリンを約半分(3リットル)ほど消費.
今後を考えてセルフスタンドで給油しておく.

iPhone11 Pro

相変わらずの高燃費である.

あっという間に海とはお別れ.
晴れてたらなぁ,海岸に下りててんけどな.

道の駅「おこっぺ」へ.

iPhone11 Pro

その時,12時の大サイレン.
マジでデカかった.
ここは「サイレント・ヒル」ですか?

この先,食堂の類は期待できないので興部市内で昼食を済ませることにする.
Google先生によると近くにラーメン屋さんが.

iPhone11 Pro

少し変わった名前のラーメン屋さん.
空いていると思いきや,カウンターも座席も満席.
10分ほど待つ.

iPhone11 Pro

定番の味噌ラーメン(¥850).美味し.

最近悩んでいるのがiPhoneのバッテリーの劣化.
明らかに消費が早くなった.
「きのこの山」でもゴール時の残量は10%ほどだった.

いわゆる町中のiPhone修理店で交換を頼むと¥8,000ほど(互換パッテリー).
一応,今秋発売予定の「iPhone15」への買い替えを想定しているのだが,こっちはこっちで価格が心配.

とりあえず,今日のツーリングではモバイルバッテリーを持参.

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最近Amazonで買った.
元々は,とある自転車系YouTuberさんのおすすめ品.

コンセント直挿しおよびMicro-USB,USB-C,Lightningケーブル収納という使い勝手良さげな一品.
購入前,“みんな大好き”サクラチェッカーで調べると,見事に「危険」表示.
ちょっとヤバめだったが,YouTuberさんを信じることにした.

で,ここまでですでに残量50%のiPhoneを食事の間充電.

食べ終わり外に出ると...小雨継続.
しゃあないか.

国道239を通って向かうは次の道の駅「にしおこっぺ花夢」

よく考えれば,雨中のツーリングは久しぶり.
寒くもないし,新しいレインウェアおよびオーバーソックスのおかげで身体の濡れもない.
交通量も少ないのでストレスもない.

悪くないツーリングだ.

iPhone11 Pro

到着.
スタンプを押す.
一時的に雨は止んでいたが,ダマされんぞ.

それにしてもトップケースは便利だ.
何でも無造作に詰め込める.

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下川町に入る.

時折インスタなどにアップされている,「下川町」と彫られた石のオブジェは町のどこにあるのだろう?
ネットで検索しても場所がわからん.
「万里の長城」近辺ではないのか?

iPhone11 Pro

愛別-旭川へ抜ける道道101へ.
春先の五味温泉ツーリングの時も通ったな.

モンキー125,五味温泉に行ってみた

この道も交通量少ない.
雨は止み,太陽が顔を出してきた.
レインウェア脱ぐ? いいや,ダマされんぞ!

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南下を続けると,岩尾内湖に着く.
ここまで来るとチャリ圏内感が増す.

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愛別-当麻ルートを通り,いつものパーキングへ.
「さすがにもういいっしょ」と,ようやくレインウェアをキャストオフ.

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後はいつもの道で帰るだけ.

帰宅すると,本日の走行距離も300kmを越えていた.
これで総走行距離は6,031km.
3回目のオイル交換の時期やね.

iPhone11 Pro

「こんな小型バイクだと長距離しんどいでしょ?」とよく訊かれるが,全然である.

まずチャリの大敵,坂道&向かい風を完全クリア.
ただの手首の運動に疲れる要素はほぼない(偏見).
ヘルメットは重いけど.

今日は雨の中,海沿いを走った.
当然,塩分多めのはず.
そそくさと洗車を始める.

そこへ,ヨメさんと息子が北見のラグビー遠征から帰ってきた.
「風呂行きてぇ」と言うので,娘の帰りを待ってから,本日は『花神楽』に行くことになった.

最近『花神楽』もコミックコーナーを充実させている.
それにアウトドア系のチェアを多数並べるなど,某芦別のホテルをパク...いやリスペクトしている.

娘待望の『ブルーロック』の所蔵はいかに?

ブルーロック(11) (週刊少年マガジンコミックス)

...90分ほどのサ活後,休憩室に行くと,娘が大興奮.
ちゃんと,全巻そろってたらしい.
良かったな.
つーか,昨日もこっちに来とけばよかった.

夕食は「とんかつ定食」(¥900)を注文.

iPhone11 Pro

うん...値段なり.

計2時間ほど滞在し施設を出る.

今日は父の日.
あまり自覚のないKazchariも,家族からプレゼントをもらった.

iPhone11 Pro

妙に派手なTシャツと靴下.
うちのEMONDAカラーに合わせたのだろうか?

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

「ありがとう」と伝えたが,「喜び方が足りない」と怒られた.

理不尽だ.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

2023/6/11 Sun

たまには

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:17 ℃,風速:7.0 km/時,風向:SSW

「BRM610きのこの山300」を終え,21時に札幌屯田公園を出発.
どこにも寄らず,何も食べずノンストップで帰路につく.

この時期,野生動物,特に鹿の飛び出しには要注意だが,幸い出会うことはなかった.

23時半頃帰宅.
家人は当然就寝中と思いきや,JKの娘は相変わらず自室で1人笑い転げていた.

泥だらけのDOMANEや汗臭いウェアは,とりあえずクルマに放置.
とりあえず貴重品だけを家に運び入れ,速攻で入浴して一息つく.

入浴後は大腿四頭筋をマッサージ.

創通メディカル トータルボディケア マイトレックス リバイブ MYTREX REBIVE MT-RBN20G MYTREX (リバイブ RBV22)

消炎鎮痛剤を塗り込む.

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こうして0時台には寝ることができた.

♪チャラララ~ラッチャッチャ~

6時起床.
脚の具合を確認.
うん.やや重いものの,どこにも痛みなし.

そう,本日は連続チャリイベントで,「第6回キトウシ国際サイクリング」に参加するのだ.

思えばプレおよび,その後の第1回大会に参加.
参加費¥3,000と格安ながら,ゴール後のBBQと抽選による景品がなかなか豪華.コスパ最強であった.

ただし,ここ数年の新コロ禍でも実施はされていたが,肝心のBBQは中止という寂しい状況.

それが今年からは全面解禁.BBQあり景品ありの通常開催.
つーことで,初ロングライド(63km)のうちの学生数名を強...いやあくまで希望を募り参加させた次第.決して単位取得をチラつかせたりはしていない.

さて,Kazchari家.
幸いヨメさんも起きてきたので,台所をガチャガチャ使って朝飯を作る.

食事後,サイクルウェアに着替える.
予報によると快晴で24℃近くまで上がるらしい.
昨日とは打って変わって半袖半パンやね.

スタート地点は東川のキトウシ森林公園.
自走で参加.
そして本日のビックリドッキリメカは...Topstoneです!

自宅から30分もあれば着くかと思ったが,結構な向かい風.
「やばいやばい,受付に間に合わ~ん!」とガチ漕ぎ.
受付開始10分経過した頃到着.

iPhone11 Pro  なぜかボケてる

受付を済まし,本日一緒に走る同僚や生徒らを探す.
おう,いたいた.

レンタルの,いわゆる”スポーツバイク”(クロスバイク)に乗るのが初めてという生徒もいて,ペダリングが全然おぼつかない.
なにやらさっき練習中に転んで,膝を擦りむいたらしい.
そっと,絆創膏を手渡した.

ゆるいイベントのはずが,周りは結構ガチ勢多め.
てな感じの不安だらけの学生10人ほどとレーンに並ぶ.

iPhone11 Pro

エラい方々の挨拶の後,9時になりいよいよスタート.

うちのグループはAコースの4班.

少し待って出発.
先頭のサポートライダーの加速に合わせて,少し踏み込んでスタートするが...いきなりうちの学生置いてけぼり.
そ,そうか.これでも速いか.

少し乗れている組みと,全然乗れない組みにわかれたので,参加している教員2名で分割サポート.
Kazchariは前者の面倒をみることになった.

どんどん遠ざかっていくサポートライダー.
そして後続の班に追い抜かれていく.

まっ,いいでしょ.
レースどころか,ブルベでもない.
3時間半という制限時間もあるけど,回収車もあるし.
何より,Kazchariにとっても,今日はリカバリー日なのだ.

Aveスピードは20km/h越えるか越えないか.
うわー,平坦をこんな速度で走るのって何年ぶりだ.
心拍もあがらんし,ペダルに足を置いているだけ...
風を感じ,晴れ上がった晴天の向こう,まだ雪が残る旭岳を臨みつつポタリング.

うん.これぞサイクリングだな.

ただし...坂だけは容赦しない.
忠別ダムへのヒルクライムだけは,グラベルロードなれどガチ踏み.
先行者を抜きまくる.

うん.これもサイクリングだな.

iPhone11 Pro

つーことでダム管理所が最初で最後のエイド.
「牛乳」「饅頭」「バナナ」「水」をいただく.

生徒らが登ってくるのをしばし待つ.

「ほれほれしんどいやろー,でも登りきると気持ちえーやろー,ドーパミンどばどばやろー.もっと楽しい坂,なんぼでも紹介するでー」

というKazchariの誘いに応える者は皆無だった...

iPhone11 Pro

それにしてもいい天気...っつーか暑いわ!
昨日との寒暖差が激しすぎる.
逆に300ブルベがこの気温やったらヤバかったかも.

ダムを渡って左折.
一気に天人峡まで駆け上がる.

iPhone11 Pro

奥に見える廃墟ホテル,いよいよ取り壊しが決まったとか.

iPhone11 Pro

さて,ここから折り返し.
途中いくつかあるトンネルは,このOLIGHTの小型ライトで対応.
この大きさで1200ルーメンもあるので昼間のトンネル程度なら全然問題ない.

OLIGHT(オーライト) Baton 3

OLIGHT(オーライト) FB-1 ライトホルダー

ずっと下り基調なのでハイスピード.
特に湧水公園-ダムの管理所を越えてからは,どこかのチームなのか,数人がトレインを組んでいたので,その最後尾につかせてもらう.
ええ,グラベルロードなんで(ボソッ).

つもの河川敷のサイクリングロードを通り,キトウシ公園までの直線路に入る.
時間切れでショートカットになってしまったうちの生徒2名と合流.
相変わらずのゆっくりペース.
ゴール手前まで付き合うことにする.
観察しててわかったのだが,彼らはペダルを回し続けない.
2,3回踏むと,しばらく「シャーッ」と惰性に任せる乗り方.
そらスピードでんわ.ペダリングとは一体...?

まっ,まぁいいでしょ.
楽し...かった...ようやし(?)

とりあえずタイムアウトには間に合ったままゴール.
お楽しみのBBQである.

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それにしてもの大盤振る舞い.
肉肉野菜肉で,十分に腹を満たすことができた.

だがしかし.
概算で参加者の半数は当選するであろう景品...なぜかKazchariは今回”も”大外れ.
何か不正の存在を感じるッ!(ウソです)

つーことで,学生や同僚に別れを告げ帰路につく.

iPhone11 Pro

自走+本番コースで約100kmを走行.
まぁサイクリングペースだったので,ちゃんとリカバリったはず.

久々のゆるイベント.
なかなか楽しかった.
この「キトウシ」はともかく,他のグルメフォンド系の大会は軒並み参加費高騰中.

やっぱりKazchariのメインステージはブルベやね.
ペースや補給のマネジメントも面白いし,ゴール後の満足度も違う.

ではでは.

BRM610きのこの山300km(その2)

2023/6/10 Sat

ゾゾンビィ

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曇り.温度:15 ℃,湿度:83%,体感温度:14 ℃,風速:23.7 km/時,風向:SSE

※その1はこちら ⇒ BRM610きのこの山300km(その1)

せっかくのグルメな「きのこ王国」なのに,無料の湧き水だけを汲んで出発するKazchari.

”グルメなブルベ”を信条とする方々にとっては,とんでもない暴挙だろう.
Kazchariは生来の味オンチなのか,食に対するこだわりがあまりないタイプ,と言える.

まぁ,レースではないものの,制限時間だけはしっかり存在するのがブルベ.
腰を据えてじっくり味わう余裕は,毎回あるけど...ない.
つーことで,ここでの「きのこ三昧」は,次回プライベートで訪れた時のためにとっておこう(たぶん).

S山さんの言う「数キロ先のセイコマ」を目指してペダルを回す.
あっという間に到着.大滝店である.

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問題を何を食うか,である.
走りながら考えてはいたけどな.

これから登るのは,誰もがビビるボスキャラ,オロフレ峠.
食べ過ぎはNGだろうし,油モノも避けたいところ.
結局,「ビーフン」「おにぎり」「スポドリ」「エナジージェル」に落ち着く.
もちろん全てセイコマブランド.道民の誇りです.

幸い店の前にはベンチがある.
ありがたく使わせてもらう.

味オンチな上,早食いのKazchari.
あっという間に食事終了.
おっと,ジェルが残った.
これはフロントポーチに入れておこう(正解だった).

もちゃもちゃ食っている途中,目の前を二番手のランドヌールが走っていった.
名前は存じないが,札幌市内をしばらく一緒に走った方である.
Kazchari同様に“グルメしない方”と推測.
ここで補給なしとはなかなかのチャレンジャー.
食料は携行されているのだろうか?

で,エネルギーは満タン,ただし重いハラを抱えつつ,オロフレ攻略へ向かう.

天気ももちそうで,それほど地獄ライドにはならなさそう...と思ってた時期がKazchariにもありました.

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ここの直線で,さきほど見かけたランドヌールをパスする.
そしていよいよ,クライム開始.

以前,クルマで走った時のおぼろげな記憶を呼び覚ます.
ひたすら長かったような...

おそらく風景的には一番の見どころでパチリ.
立派な橋脚.だが,交通量少ない.

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それにしても...ホンマに長かった.
サイコンの示す斜度はだいたい5~8%の間をいったりきたり.
平坦もしくは下りに見えてもそれは目の錯覚.
ひたすらだらだらと踏み続ける.
これってどこかで似たような経験をしたような...

こいつだ!

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

そう,この時の「小清水峠」に斜度も雰囲気もそっくり.
さすがに疲労度は異なるけどな.

ようやく頂上らしき地点に達するが,そこにあったのは「オロフレ峠展望台 2.7km」の看板.

「げっ! まだ登るんかい! しかも幹線道路を離れた展望台への道ってたいてい激坂...ぐぁおー!」

...と心の中で叫んだが「Garmin etrex」のルート表示は直進のまま.

ガーミン【GARMIN】NEWトレッキングナビ » ETREX 32X [並行輸入品]

一旦足をとめ,スマホに入れたアプリ「ブルベマネージャー」でTC名を確認する.

そこには「オロフレ駐車公園」とある.
なんや,まだ先かい!

ミスコースしなくて良かった.
こんな山岳ブルベでのミスはホンマに致命的.

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144.3km地点.TC.13:02着.

ここでは出走前に渡されたクイズに答えなければならない.
「一見〇〇と思わせておいて,実は△△が正解」というややこしい問題を,ヒルクライムで湧いた頭で考えさせるという,なかなかのS(もしくはM)なクイズだった.

さて,これで文字通り本ブルベ最大の山を越えた.
残りはご褒美のダウンヒルとド平坦路のみ!

念のためウインドブレーカーを着こむ.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 1_2300SS3

だがしかし.
このダウンヒルがなかなかのスリル.
登りより斜度がキツイ上に,急カーブが続く.
さらに路面もボッコボッコ.
ブレーキキシュー,相当削ったんとちゃうか?

それでも無事に下りきり,登別の市内へ.
やはり登別を象徴するオブジェと言えば...

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停車ついでに身体の状態や装備を再チェック.

バッグの固定や,タイヤの状態に問題はなかったものの,なんだかんだで濡れた路面を走り続けせいで,人もチャリもドロドロである.
特に背中! 普通の店どころかコンビニに入るのも遠慮するレベル.入るけどな.

昨年の「トカプチ400」では山越えの後,膝に激痛があった.
いわゆる腸脛靭帯炎である.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その3)

この時は消炎鎮痛剤を塗りたくり,なんとか乗り切った.
後半が平坦ルートで助かった.

【第2類医薬品】ボルタレンEXゲル 50g

その経験を踏まえ「オホーツク1300」ではテーピングを実施.
痛みに全く悩まされることなく,無事乗り切った.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m

もちろん今回のブルベでもこの2つを持参.
サドルバッグに入れてある.
だが,どうやら使わずに済みそうな雰囲気.
膝,絶好調である.

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しばらくすると海が見えてきた.
左折して,国道36号をひたすら東へ進む.

さすが北海道の大動脈.
交通量は多いものの,路肩も十分広いので山間よりもずっと快適に走れる(時々狭くなるが).

そして何よりの恩恵は...追い風だったこと!
下ハン持って爆走.
しばらくAve35km/h~は出てた.

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ここは白老,ウポポイ付近.
施設に向かう道だけやたらキレイ.
そして,何かと評判の悪いウポポイ.
まっ,そういうことやろね(察し).

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ヒルクライムを終え,海岸沿いを激走.
途中でエナジージェルを注入したが,やはりカロリー消費が激しいようだ.
PCでもなんでもないローソン白老店で,補給のために休憩.

ローソンと言えば,レジ付近に置いてあることの多い「カツサンド」もしくは「エビカツサンド」が美味い.
この店にもしっかりあったエビ! しかも見切りで半額! これは買わずにいられないッ! もしゃもしゃ.

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引き続き東へ.苫小牧を目指す.
ようやく市街地にはいった.
札幌以来の信号峠に苦しむ.

しかも港湾沿いルートあるあるなのだが,路肩は広いものの,砂利,針金,ネジ,ゴムバンド,その他用途不明な部品など様々なモノが落ちている.
よくパンクしなかったものだ(伏線)

そしてフェリー乗り場を通過.
ホンマやったら...

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

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いつになったら左折して北上が始まるのだろう...と思っていたら,少~しずつ曲がり,なんとなーく見覚えのある道に.
そしてついに...

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226km地点.PC2.ローソン安平町遠浅店.16:37着.

おっ,ここって「オホーツク1300」でも停車したとこやん!

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その5:浦河~当別太美ゴール)

(その3へ)

BRM610きのこの山300km(その1)

2023/6/10 Sat

晴れ男はどこにいる

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曇り.温度:15 ℃,湿度:83%,体感温度:14 ℃,風速:23.7 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ BRM610きのこの山300km(その0)

ここは「ふとみ銘泉」リラックスルーム.

めずらしく,比較的短時間で深い眠りについたKazchari.
一旦,2時過ぎに目覚める.
だいたい5時間睡眠.
ショートスリーパーなKazchariなので,十分と言えば十分な睡眠時間...かな?

ショートスリーパーとベジタリアン

まどろいの中,”起きるか起きまいか音頭”を踊っていると,ヴァイブレーションアラーム発動!
4時になった.
アラームを止めて身体を起こす.
周りを見渡しても誰もいない.
どうやら,昨夜この部屋を使ったのはKazchariだけのようだ.

顔を洗いにロッカールームへ.
途中の窓から外を見ると,どんよりとした曇り.
雨が降っていないだけでありがたし.

例によって朝風呂は6時からなので今回も入れない.
こればっかりはねー.

チェックアウトして駐車場へ.
既に明るい.
壁際につけたハスラーのバックドアを開け,ビブとジャージに着替える.
ジャージはBRM200記念の長袖ジャージ.
正直,着心地はイマイチだが,ロングライドは長袖が良い.
後は...気分かな.

一方のビブはパールイズミの「メガビブパンツ」

ブルベの際はこれ一択.
サドルが少々硬くても,こいつの極厚パッドで無問題.

ナビで確認すると,ここからスタート地点の屯田公園まではクルマで30分ほど.
近い近い.
やっぱりこの宿は便利だ.

走行車両が少ない中,スタート地点へ向かう.
朝飯の買い出しをどこでするか迷っているうちに目的地到着.
なんや,すぐ隣にコンビニあるやん(本日の最終PCでした).

「日本人は米!」っつーことで,おにぎり2個とバナナ,缶のブラックコーヒーを購入.
サイクルジャージにブルベベストという正装なお客さんもチラホラ入店してくる.

サイクルイベントでよくご一緒するOさんを発見.
Oさんと言えば,雨や強風などの悪条件をこよなく愛する...いや違うな,その対処方法の開発に情熱をかける〇〇サイクリスト.

一方のKazchariは極めてノーマルなので「いやいやOさん,晴れそうですね~ だひゃだひゃ」と煽る.
Oさん,「いやいや風”が”強いですね~」となぜかうれしそう.

屯田公園の駐車場にてチャリを下ろしてセッテイング.

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確かに風が強い上に少々寒い.
おまけに雨も降ってきた.
ウインドブレーカーを羽織る.

本日の装備品,最終確認.
サドルバッグ(オルトリープ)に何を積んでいくか問題.

これ以上雨が強くならないことに期待して,レインウェアはジャケットのみ持参.
走りにくくてしょうがないレインパンツは置いていくことにした.

その空いたスペースにロングフィンガーグローブを突っ込む.
そして,この時の判断で一番助かったと思ったのが,モンベルのGORE-TEX オールラウンド ソックスである.

今降っている雨が止んだとしても,路面はしばらくの間びしゃびしゃ.
フェンダーを付けていないので,背中の汚れは致し方ないが,シューズへの水の侵入は防ぎたい.

事前に,このオーバーソックスをソックスとシューズの間に履く.
さすがGORE-TEX,今回はその性能を100億%果たしてくれた.
スタートからゴールまで足元はずっと快適.
いい買い物をした(高いけど).

iPhone11 Pro

さて,5時45分ブリーフィング開始.
リストを見ると結構なDNS者が...(47名中9名)
まぁ,この天気やしなぁ.Kazchariも札幌民やったらDNSしてたかも.

ブリーフィング後,公園トイレにて最後の軽量化(紙がないので注意).
車検を終えて6時.いよいよ300ブルベのスタートである.

雨は止んでいた.

これまた道内ブルベでよくご一緒するTさんの後ろに付かせてもらう.
まずは5,6人程度のトレインでゆっくり進む.
旭川民のKazchariに,札幌の土地勘はほとんどない.
田舎道に出るまでは,道をよく知っている人の後ろにつくのが正解.

Tさんのチャリにはリアフェンダーが付いていた.
とは言え,少々の泥はねは避けられない.
噂ではPBP:Paris–Brest–Parisでフェンダーレスのチャリはものすごく嫌われるとのこと.
やはりブルベは紳士のスポーツですな(そうか?).

しばらくTさんが先頭だったが,そろそろ街を抜けるタイミングで後ろから追い抜いていくチャリあり.
そちらにトレインを乗り換える.
その先で追いついたランドヌールと三人で,しばらく進む.

この頃には空に晴れ間が見えてきた.
そして気温が上昇.
ふぉっふぉっ,正に“自称”晴れ男の面目躍如である.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

本日の第一関門,こばやし峠に向かう斜面で,先行を決めたKazchari.

先行するOさんらを追い抜くと,STRAVAで何度も見た「こばやし峠」の碑が見えてきた.

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あれ? ここって,こんなに短い峠やったんや.やや拍子抜け.

記念写真を一枚だけ撮って,即ダウンヒル.
ここで先程斜面で追い抜いた方々に抜かれる.
ダウンヒルが苦手なKazchari.

いやいやいや,こんな濡れた未知の道を,よくあのスピードで下れるもんだ,と感心.

ここからしばらく交通量の多い幹線道路を走る.
途中,学生服の高校生に引かれたり,路線バスとのデッドヒートがあったりと,ペースが落ちる.うーみゅ.

そうこうしているうちに,再び山エリアへ.
“自称”おっさんヒルクライマーとしては,ここでかかる.
以後,本日のブルベもここからゴール直前まで単独行となる.

一山越えて,公衆トイレで休憩.

iPhone11 Pro

また森の中に入り,ヒルクライム開始.
このブルベ前半の特徴であるアップダウンが続く.

https://ridewithgps.com/routes/43038894より

なーんか,また曇ってきた.
雨というより霧雨.

普段はコンタクトのKazchariだが,300km以上のブルベからはメガネを使っている.
長時間になるとコンタクトはキツイのだ.
メガネ着用時は当然バイザー付きヘルメット.
Kazchariは旧製品「OGK KABUTO R1」を愛用.

iPhone11 Pro

やや重めのエアロヘルメット.
頭頂部にはヘッドランプ用のGo-Proアダプターを装着.

今は「R2」に進化.

どっちのヘルメットSHOW~ロードバイク編

霧雨の中,バイザーに水滴がつく.
グローブでぬぐう.
こういう状況下では,サングラスより良いかも.

ジャージが濡れることもなく,寒さも感じない.
ヒルクライムにはちょうどいい気温.

「支笏湖国定公園」の看板が見えてきた.
特に頂上らしい頂上もないままダウンヒル.
開けた視界の先には支笏湖があった.

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いやいやいや.まさかここまで晴れるとは.
DNSしないでよかった.
すでに昨年のリベンジを果たせた気がする.

このまま順調に下り,支笏湖畔の周遊道路に出る.
久々の平坦およびやや追い風基調となり,下ハン握って距離を稼ぐ.
ここは非常に気持ちよく走れた.
結果,写真を全く撮らなかった.

さて,またまたヒルクライム開始.
今度は美笛峠を登る.

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昨年はがけ崩れで通行止めとなり,迂回を余儀なくされた峠である.
以前クルマで走った.
まだそんなにキツくない.
ラスボス(オロフレ)前のウォーミングアップ的な?

ただし...交通量がめちゃめちゃ多い.
特に大型トラックの追い越しはヤバイ.
全く車間をとらない.
おまけに前方からも追い越しクルマが次々にやってくる.
ホンマ,チャリの存在なんて全く認識されていないに等しい.

路肩の状況も最悪.
砂利だらけ,陥没だらけ,溝だらけ.
よくパンクしなかったものだ(伏線)

極めつけはトンネル!
長くて路肩が狭く,道も荒れ気味.
複数のライト(特にリア)と反射ベストは,ブルベじゃなくても必須装備かも.

OLIGHT SEEMEE30

[TRIWONDER] 反射ベスト

なんとか無事に峠を下りきって計103km.ようやく本日最初のPCにたどり着く.

おっと,その前に昨年,道内で初の廃駅となった道の駅「フォーレスト276大滝」前でパチリ.
ここはなんつっても,総工費数億円だかの「黄金トイレ」や「自動ピアノ」で有名だったはず.
ようするに金のかけかたがおかしい.
つぶれた理由がわかる気がする.

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で,その隣のPC1「きのこ王国」には10:43着.
山岳ルートにしては,まずまずのペース.

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ここは有人PC.
主催のS山さんが待機していた.
その隣にはなぜか見慣れたオレンジジャージの”鉄人”T夫さんが.
「さすが,T夫さん,速いぜ!」と感心してたら膝の痛みでDNFしてクルマで移動,運営側のお手伝いをしているとのこと.

すると...「Kazchariさん,一番で到着ですよ」と告げられる.
ありゃ,マイペースで走ってただけやけどなぁ.
他の参加者はラスボス(オロフレ)に備え,力を貯めているということなのだろうか?
(チャリでは)初コースなので,ペース配分を間違えたかと少々不安.
とりあえず補給だな.

トイレに行くと新鮮な湧水が.
まず水を補充.

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S山さんに「ここ(きのこ王国)を過ぎると補給場所ないんですよね?」と確認.
すると「数キロ先にホットシェフ付きのセイコマがある」というじゃぁ,あーりませんか!

今日の昼飯はそこだな.

(その2へ)

BRM610きのこの山300km(その0)

2023/6/9 Fri

メリとハリ

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いよいよやってきました2023BRM610きのこの山300

台風が来るとか来ないとか,不安定なお天気の北海道.
悪天候ならDNSアゲインか?
降るか晴れるかドキドキの中,さてどうなりますやら...

話は前日,つまり金曜日から始まる.

ブルベのスタート時間は明日土曜日の朝6時.
札幌の屯田公園発である.
とてもじゃないが,当日の朝,旭川から現地に向かうのはいろいろな意味で危険.

迷わず前泊を決定.

あわてて出発するのはイヤなので,金曜日は朝から1日有給休暇を取得.

午前中,久々にスマートトレーナーからDomaneをドッキングアウッ!

庭で洗車をする.

さすがにほぼ室内トレーニング専用機なので,それほど汚れてはいない.
いわゆる水なし洗車を実行.
チェーンやディレーラーなどの駆動系を入念に.

なんだかんだでいつも,数年前に見たこの動画通りにしている.
ただし,ワコーズ製品は高い.
質は最高やねんけどな.
昨今,値上がり中...

ワコーズ(Wako’s)WAKO’S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー + チェーンクリーナー セット

今のストックがなくなったらメーカー換えを検討中.

シュアラスター 洗車 バイクシャンプー

「バイク用」とあるけどチャリもOKっしょ.
需要があるのか,モーターサイクル用の方が多少お安い.

そういえばブルベ参加は久しぶり.
ほんまやったら「十和田200」がシーズン一発目やってんけどな.

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

つーことで,おそらく昨年10月の「石狩200」出走以来だろう.

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その1)

「300」となるともっと前か.もしかして2019年の「北村300」が最後?

今回の「きのこの山」は300kmでデータ上の獲得標高3272mという,なかなかの山岳ブルベ.
ただし,その断面図が潔い.

https://ridewithgps.com/routes/43038894より

よくこんなコースを考えつくもんだ.
こういう極端なレイアウト,嫌いじゃないわ.

つーことで,14時過ぎに出発.
向かうは常宿ふとみ銘泉である.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

当然ながら高速代ケチって下道.
12号,275号を使う.
月形あたりで取り締まりパトカーをやたら見かける.

2時間半ほどで到着.

先に宿の前にあるセイコマで水や補給食を買い出し.

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17時頃「ふとみ銘泉」にチェックイン.

共済割引にて入浴料無料.これがありがたい.
さらにリラックスルーム雑魚寝のオーバーナイト料金にて一泊¥1,400で一晩過ごす...のだが,これまた昨今の値上げ攻勢で,入浴料の追加料金¥200を払う.寒い時代だ.

早速の温泉およびサウナを堪能.
屋上の外気浴が心地よすぎたのか,一発目からけっこうな”ととのい”の波.
ふらふらして,風邪でもひいたかと思った.

3セット後あがる.
で,夕食.
あまり期待せずに頼んだ「とんかつ定食」¥1,390がなかなかの味とボリューム.

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豊富にそろったコミックから,最近ご無沙汰だった『キングダム』を数冊手に取る.
まだ「趙」が陥落しないのだが?
いったいいつ終わるのだろう?
単純計算で70巻×6カ国で420巻か.うなアホな.

キングダム 68

それにしても,相変わらずすんげー描きこみ.
馬の行列とかえげつない.
これって,デジタルじゃなく手書きやんな?

21時になった.
明朝は4時起きなので早めに寝る.

リラックスルームのごろ寝スペースへ.
さすが平日.誰もいない.
愛用のアイマスクと耳栓を装着.

aimeve アイマスク 睡眠用 安眠 快眠 グッズ 遮光率99.99% (睡眠栄養指導士推薦) 3D 立体 軽量 目隠し (ブラック)

バイブレーション式の目覚まし時計を,枕がわりにしたタオルの下に設置.
これで他の人の迷惑にならず起床できる.

さぁ,明日の出走が楽しみだ...と,意識が海底に沈んでいく.
そんなヴィジョンが脳内に展開されると同時に...落ちた.(その1へ続く)

https://randonneurssapporo.net/2023brm610%e3%81%8d%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%ae%e5%b1%b1300/より

Topstoneな空港周辺グラベルライド

2023/6/6 Tue

蜜月

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曇り.温度:24 ℃,湿度:50%,体感温度:23 ℃,風速:13.6 km/時,風向:SW

ここのところ,天気が非常に不安定な北海道.

先週末も雨が降ったり止んだりで,外ライドを諦めた.
とりあえず「映画+Zwift」したが,やはり満足感に欠ける.

どうしても外ライドがしたくなり,「天気,なんとか保ちそう」と楽観視しながら,午後から有給を取得して出かけることにした.
こんな思いつきにも即対応できる,ホンマいい職場だ.

午前で仕事を終え,昼休みに帰宅.
昼食後,ウェアに着替えて2階から下ろすのは...もちろんTopstoneである.

結局,新車に乗りたいだけかも.

さて前回から「あーでもない,こーでもない」と模索中の工具,交換チューブ,ボトルのセッテイング.
とりあえず前のゲージにツールボトル,後ろに水ボトル,その下に巻きなおして平べったくしたチューブを装着.

RICYRLK自転車 ボトルケージ

Z BOX S ツールボックス ゼファール(Zefal) 7086 Sサイズ 0.5L ブラック

パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [700 x 40~45C] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW740-45LF-NP

このチューブ,それでもデカい.

出発前にはタイヤの空気圧をチェック.
前後とも2Barだった.
グラベル走行には快適かもしれんが,少し足して3Bar入れてみる.

さて出発.
グラベルロードバイクなのでグラベルに行かないともったいない.

まずは定点観測地点へ.

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不穏な雲である.
若干,雨粒が顔にあたるが...まぁ気のせいでしょう.

しばらく舗装路が続く.
グラベルバイクの用途として「通勤に最適」という宣伝方法がある.

グラベルロードは流行ってる?

乗る前は疑問を感じたが,実際は...納得.
ロードに比べると道路の段差をそれほど気にしなくて済む.
田舎の凸凹道はもとより,ある意味障害物だらけの都市部でも有利.

特にグレーチング.
北海道の場合,路肩レーンがあっても,それに応じて排水溝も大きく,その幅の分だけグレーチングが覆っている場合が多い.
ロードのような細いタイヤだと,それを避けて車両レーンにはみ出さざるを得ない時がある.

グラベルだと気にせずにそのまま走行可.
もちろん油断大敵だが,ストレスは大幅に軽減.

旭川空港を横目に走るが,どうやらもうすぐ離陸シーンが見れそうなので寄り道.

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ぐるっと一回りして元の幹線道路に戻り,空港ちょい先のグラベルに潜入.
ひゃっほい!
ここは本当に景色が良い.

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空気圧3Barだと,少し高めの印象.
2Barぐらいが適正かな.この道だと.

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単純にグラベルでの安定走行感だけだとファットバイクの方が良い気がする.
特に下り.
しかし軽快さや,ハンドリング,自分で操作してる感では,このTopstoneの圧勝!

グラベルと舗装路の分岐点.
当然選ぶのは...

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こっちでしょう.
もちろんグラベルに入って以降は,leftyサスはon状態.
それでも跳ねる&跳ねる.つまり,楽しい.

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カーボンフレームのため,サイドスタンドは付けていない(付けられない).
写真撮影の際,バイクを立たせたければ「めだたんぼー」の出番.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

それでもキックスタンドに比べるとセッティングが面倒なので,ついつい”寝かせ写真”が増えてしまう.
そう,スタンドはいいけど,ブレーキを固定するマジックテープが面倒なのである.
いい工夫ないかのー.

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平日だけに農作業車両や工事車両の通行多め.
邪魔にならないように後方に気を配り,前から来たら道を譲る.

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にしても,家からわずかな距離でこの道!
ロードにしてもグラベルにしても楽しい道だらけ.
恵まれてますな...と思えるのもチャリ趣味にはまったおかげ.

畑地帯を抜け,森林絵エリアへ.

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あーこの道,記憶にあるな.
紅葉がやたらキレイだった.

このまま進んでさらにグラベルをつなぐ.
途中の斜度は18%! うげ.

見覚えのある舗装路をかけあがって「就実の丘」着.
観光客がうじゃうじゃいたので,停車せずそのまま直進.
帰りのコースへ.

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少し晴れてきたかな.
で,本日最後のグラベルへ.

いつも登る道を今日は下る.
むっちゃ楽.

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森林浴ルート.
路面も締まっていてハイスピード!(と言っても,こけたくないので慎重)

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ここも馴染みのグラベル.
秋の紅葉が特に美しい.

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路面状況もgood.
ただし,先日の雨のせいか,時折マッド.
避けきれず突入してしまうため,泥ハネひどし.

まだTopstoneで,本格的な泥濘地やわだちに突っ込んだことはないのだが,その走破性はどうなのだろう?
ファットだと全然気にならんのだが.

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ついに太陽が顔を出す.
青い空を久々に見た.

leftyフォーク,やっぱり(見た目は)変だ.

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最近の常サウナ「花神楽」を過ぎ,サイクリングロードへ.
一応舗装路だが,秋口は紅葉,落ち葉で路面が覆われる.

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その時期の方が走りやすい.
むき出し路面は滑りやすい.

まさに以前,ここのカーブで見事に転倒.
膝をぱっくりやった.

そのまま,いつもの「忠別川サイクリングロード」に接続.
幸い追い風基調で,グラベルロードながら30km/h~で巡行.

家が近づく.
河川敷にはあちこちに「ルピナス」の群生地ができている.
そういうシーズンなのだ.

ここでグラベルロードの本領発揮.
大き目の石がゴロゴロしてる場所も,臆せず入っていける.

花を踏まないように...撮影.

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つーことで無事帰宅.
グラベルロードの,いやTopstoneの楽しさをあらためて実感したチョイ乗りライドでした.

フレアハンドルの下ハンを持って,ようやくEMONDAの上ハンと同じくらいの前傾.
サスも効いていて実に快適.
いっそ,次のブルベもこいつで出てみるか? 悪天候にも強そうだし.

リベンジ!『きのこの山300』~その準備

ケツがもたん?

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