寝ホンの逆襲~「Anker soundcore sleep A20」を購入

2025/1/16 Thu

神経質か

iPhone15 Pro

大阪の実家は,すぐ隣が田んぼだったこともあり,夏の夜は一晩中,蛙の声が響き渡っていた.
自然音であることと,規則正しいリズムのためか,すぐに慣れてしまったが,泊まりに来た友人は「うるさくて眠れない」と言っていた.
今では田んぼではなくアパートになっているけど.

結婚後に引っ越したアパートは,交通量の多い道路に面していたこともあり,一晩中クルマの走行音が聞こえていた気がする.
眠れるには眠れたが,決して静かな環境ではなかった.

時は巡り,今は旭川の戸建てに住んでいる.
環境は非常に良い.騒音に悩まされることはない.
まぁ,冬の時期は早朝から作業する除雪・排雪車に起こされることもあるが,そんな日はまれである.

そんな快適なはずの旭川ですら,睡眠の浅さに悩んでいると先日記事にした.

中途覚醒が困る~問題解決行動を考える

その記事の最後にAnkerの「寝ホン」の紹介をした.

睡眠状況改善策の一環として,イマイチだった「A10」の後継機である「A20」の購入を,ずっと悩んでいたが,Amazon新春セール後のやたら高いポイント還元+ダブルポイントキャンペーンによって最安値を更新.
実質¥12,000ほどになったのでポチってみた.

ガジェット系インフルエンサーの評価も高かったしな.
届いたので早速試用してみる.

iPhone15 Pro

ケースは高級感漂うスライド式.
カラーはベージュ.イヤホン本体も同色である.

iPhone15 Pro

ケースには同時購入したサードパーティー製のシリコンカバー(¥700)を装着.少し重くなるが,ストラップが付けられるのでヨシ.

iPhone15 Pro

「寝ホン」の最大のキモは装着者の耳の形状に合うか合わないか.
そのためイヤーウイングとカップが多数附属している.

iPhone15 Pro

一度サイズが決まれば,他のサイズを使うことはないので,もったいないと言えばもったいない.
面白いのは同サイズのカップでも音の通過性に差がある.
いずれにせよ,「スポンジ耳栓」のような完全密閉は無理なので,どちらにしても音は入ってくる.

Kazchariはミクロマンなので,とりあえずウイングもカップも最小サイズにする.
「まるで何も付けていないようだ!」と言いたいところだが,そんなわけない.
もちろん,常用の「スポンジ耳栓」の圧迫感に比べると違和感なし.

例によって説明書を見ずにスマホとペアリング.
プログラムのアップデートと再起動を経て,設定を色々いじってみる.

Ankerにはイヤホンやスピーカー用のアプリが存在する.
これを経由しないと選曲やアラームなどの細かな設定ができない.

イコライザー機能もあるが,「寝ホン」に音質は二の次で期待もしていない.

本体でもタッピングで操作可能.
デフォルトだと,

右を2回 ⇒ 再生/一時停止
右を3回 ⇒ 音量アップ

左を2回 ⇒ モードの切り替え
左を3回 ⇒ 音量ダウン

となっている.
1回だけのタップだと,何も反応しないのがよく考えられている.

で,そのアプリだが,正直インターフェースがわかりにくい.
一番わからんのがサウンドの選択.

「AI Brainwave Audio」
「ホワイトノイズ」
「サウンドスケープ」

と,ざっくり3パターンある.
波や風などの自然音の他,いわゆるヒーリング系の音源など種類も豊富...っつーか多すぎ.

しかも,Wifiではなく本体にダウンロードが必要なものがあったり,睡眠モードだと聞けないものがあったり,聴く方法がまちまち.
このあたりの操作が直感でできると良いのだが...えっ? わからないのはKazchariの問題?(説明書読めよ)

つーことで,ここまできたら次は実用テスト.
睡眠導入音の雨音,つまり「rain」の停止まで1時間,いつもの起床時間朝6時にアラーム曲が鳴るようにセットして眠りについた.
おやすみなさいzzzz

♪チャララララッチャッチャ~

おお,久しぶりに途中覚醒せずに5時半に起きたぞ.
まどろみの中,6時のアラームを待つ ⇒ 無事に鳴る.
適当にセットしたけど,無事に機能を果たせた.
これで安心.

もちろん就寝中に耳から外れることもない.

機能の一つである睡眠ログを見ようと思ったけど,なぜか記録されていなかった.どこかで設定ミスったかな.

ちなみにGarmin Connect様のスコアだと73点と,いつもより高いスコア.
つまりよく眠れているということ.
「寝ホン」による睡眠導入音の効果,恐るべし(そうか).

結論:前回購入した「A10」より使い勝手向上.買って良かった.

iPhone15 Pro

普段使いよりも期待しているのが,来たるべき『納沙布1200』対策.

ジャパングランドネ 2025北海道1200納沙布岬 開催

エントリー峠を無事越えられたら...という話ではあるのだが,このロングブルベでは仮眠所が設置される.

仮眠所では短く深い,つまり質の良い睡眠の確保が求められる.
かつ,起きたい時に起きることも必要.
今回購入した「A20」は,その強力な武器になるだろう.

他にも健康ランドの雑魚寝や,安宿のドミトリー.それに深夜便の飛行機でも使えそう.

それにしても,Ankerの商品開発力には驚かされる.
思いついたらすぐに商品化し,販売後に問題を指摘されれば即修正もしくは即廃番.このフットワークの軽さは素晴らしいと思う.

最近では「OLIGHT」(ライト)「ELITE WHEELS」(ホイール)など,中華ブランドの商品をよく買うようになった.
実際に使ってみて,かつての「安かろう悪かろう」のイメージはかなり払拭されつつある.もちろん,モノによるのだろうけど.

つーことで,せっかく買った「A20」,いろいろいじって使いこなせるようにしよう.

変わる風景

2025/1/15 Wed

今はもうない

美瑛をホームライドエリアとするKazchariにとって,衝撃のニュースが飛び込んできた.

人気のシラカバ並木を伐採へ 観光客密集し通行に支障 オーバーツーリズムが問題 北海道美瑛町

このシラカバ並木自体には名称はなく,「セブンスターの木の隣」と呼ばれてたりする.
美瑛の丘をチャリ,またはオートバイで通過する際にはかなりの頻度で立ち寄っている.
これまで写真もずいぶん撮ったなぁ.何しろ画になる.

確かに新コロ前後の混み具合はすごかったが,近くに広めの駐車場もあるし,「クリスマスツリーの木」に比べればはるかにマシ.

記事には「日陰のせいで農作物に影響が」とかあるけど,それほど密集して生えているわけではない.
やはり観光客の畑への無断立ち入りが第一要因やろな.
農作物に害をもたらす細菌の侵入は農家にとっては命取り.
実際SNSには,季節関係なく周辺の畑に大量の足跡が残されている写真がアップされている.

そして,何より驚いたのは,この記事がアップされた翌日には,本当に伐採されてしまったこと.
超スピーディ.つまり,かなり前からの決定事項だったのだろう.
ネット上では「残念」もしくは「オーバーツーリズムめぇ」という怨嗟の声が渦巻いている.

「美しい風景の消失」というセンチメンタリズムはともかく,冷静に考えると,この並木に限らず,美瑛の丘そのものが自然の産物ではなく人工的に作られたものなのは確か.
原野だった場所を,入植された方々が苦労しながら切り開いた.
歴史をさかのぼると江戸時代から開拓がはじまっていたとのこと.

歴史

連なる山々を背景に,丘陵に沿った畑の四季それぞれの表情を美しいと感じるのは余所者,部外者だけか.

件のシラカバ並木も後から植えたか,周りの木を切ってできた機能前提な風景だろう(防風?).

要は,今回の伐採は自然破壊でも何でもない.
個人が自分の庭の手入れをしただけ,とも言える.
「景観ガー」と,周りがとやかく言うのはお門違いかもしれない.

2016年にも,同じく観光名所だった「哲学の木」が伐採されている.
既に老木だったらしいが,最終的には地主の方が観光客に業を煮やしての決断だったようだ.

以前,美瑛某所で働いていた知人の話によると,どうもお役所と農家のみなさんの仲はあまりよくないらしく,観光政策に対する意見がチグハグだそうな.

いずれにせよ,未来永劫,あの風景がなくなってしまったのは事実.
そして,シラカバ並木がなくなったところで,美瑛を訪れるインバウンド客が減ることはないだろう.日本,絶賛バーゲン中やしな.

見たいモノ,場所があるなら,行きたくなるのが人間.
好奇心は発展の原動力.
(マナーはともかく)合法なのだ.旅行者に文句言っても仕方がない.
受け入れ側の工夫が先手.

Kazchariがこれまで訪れた外国では,たとえ途上国であれ,ダイビングエリアにしても,その他の国立公園にしても,日本よりもかなり”管理”されていた気がする.
ガイド,事前レクチャー必須とか,期間限定とか,もちろん入場料を徴収するとか.
日本でこうした“管理”をきちんとやれている所は極わずか.
昨年あたり,富士山がようやく入山料を取るようになったっけ?

日本社会は性善説前提で成立している.

裕福だった頃の日本は,社会的ステータスの高い,ごく少数にしか外国からの旅先として認知されていなかった.
現地にて「日本に行きたいけど,高いんだろ?」とよく質問されたものだ.

時代は変わり,日本社会全体に余裕がなくなった.
損していることに耐えられない=プロスペクト理論が発動し,明らかに観光客=他者のふるまいに対する視線が厳しくなっている.

良くも悪くもホワイト社会は監視社会と紙一重.
さぁ,どちらを選ぶ?

「行くべきではない旅行先」だそうな

2025/1/12 sun

人混みは苦手デス

「大阪出身です」と答えると「どうして北海道に?」と質問されることが多い.
「もちろん悪いことしたんでぇ,逃げてきたんですぅ~」と答えて笑いをとるまでがデフォルト.

どうやら,いわゆる「都会」から”わざわざ”「田舎」に引っ越しすることに違和感を覚える方が多いようだ(悪口ではない).

Kazchariは”いわゆる”故郷にこだわりはない.

気に入った場所であればどこでも良く,逆に合わなければ速攻で移動...というつもりで北海道(旭川)にも来た...はずだったが,20年以上経ってしまった.

少年少女らによる凶悪事件が続いたせいで,ヘル・シティだのなんだのと言われている旭川(/北海道)だが,いいトコですよ,ここ.
なんと言っても空が広い.
春夏秋冬が明確で,アウトドア好きなら夢のような土地だろう.
空港も駅もバスもある.
そこそこ都会なので最悪クルマが運転できなくなってもなんとかなる.

もうこのまま最後まで...かな(予断は許さない).

さて,新コロも落ち着いて数年経ち,海外に気楽に行けるようになった.Kazchariも昨年,久々に海外旅行を敢行.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

円安もあって日本に来る観光客も爆増.
結果,インバウンド(何度聞いても変な単語)によるオーバーツーリズムが問題となっている.
当地,旭川や美瑛も一大観光地である.
外国人運転とは限らないが「わ」「れ」ナンバーのクルマには要注意.特に冬場.

そんな中,年末に旅に関する面白い記事を読んだ.

「東京、京都は混みすぎ」「エベレストはゴミだらけで衛生も…」 アメリカの旅行ガイドが選んだ「行くべきではない旅行先」15選!?

要はオーバーツーリズムが問題になっている場所には行くな,っつー話.
記事の場所で,Kazchariが行ったことがあるのがバリ島,リスボン,そして京都&東京

うち【バリ島】には2回ほど行ったことがある.

最初は1993年頃かな.
内陸のウブドゥに2週間ほど滞在.
居心地の良い安宿,かつ毎晩どこかでケチャダンス他の催しがあって退屈しなかった.お気に入りの場所だった.

その20年後の2013年.
別の島へ行く際のトランジットとしてデンパサールに滞在.
確かに交通渋滞が酷かったが,オーバーツーリズムかと言うと,まだそうでもなかったような.もう10年前か.

【リスボン】はポルトガルの首都.
2004年に訪問.首都とは思えない静かな町だったような印象.
つまり今は激混み状態?
ヨーロッパ人は海鮮料理をあまり好まないらしいが,ポルトガルは別.
「タコのマリネ」が美味かった.

日本におけるオーバーツーリズム関連のニュースで毎回取り上げられるのが【京都】である.
以前の職場で,枚方から電車通勤していた.
丸太町で降りていたが御所には行ったことがない.
次の職場は京阪黄檗駅だったが,これまた近くの平等院には行ったことがない.
ついでに言うと,金閣寺や清水寺も嵐山も小学生の頃に1度行ったっきり.
まっ,地元住みだとそういうもんだ.
先斗町の裏小路などの雰囲気は好きだったけど.

京都で働いていたのも25年ほど前になる.
祇園祭やらの行事の時はバカ混みだったけど,普段はそうでもない.
ただし,夏は地獄のムシ暑さ.
今だと当時の比ではないだろう.よく行くなぁ.

次は【東京】
すいません.全く魅力を感じない.
仕事やら何やらで仕方なく行く場所.
海外でも,首都は空港や大使館などで事務手続きのために滞在するという認識.それは東京も同じ.

つーことで,リストに載っていない場所で,Kazchariセレクトで「行くべきではない場所◯選」を上げようかと思ったけど,ネガティブ情報を発表しても,ただの悪口(単なる主観).
ここはやはり「おすすめの場所」を書く方が良いでしょう.

一応年代順に並べた.
旅情報はすぐに古くなる,かつ,あくまでKazchari視点.

————————————————-

【ヴァナラシ(インド)】

1990年訪問.
初インド.もちろんヴァナラシは外せない.
ホーリーの日に「久美子ハウス」に滞在するという古き良きインド旅.
インドと言えば,やはりこことカルカッタ(コルカタ).

【ダラット(ヴェトナム)】

1993年訪問.
内陸の避暑地で,イチゴが美味かった.
人も穏やかで親切な人が多かった.
そういや「ヴェトナム日記」は長期休載中.
まだダラット着いてねぇや.

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

【コモド島(インドネシア)】

1993年と2014年の2回訪問.
ウリはもちろん「コモド・ドラゴン」なる大トカゲ.
想像以上に近くで観察可.
ちなみに観光客も襲われることあり,毒キバなので噛まれたらヤバイ.
実はコモド島の真骨頂は海(ダイビング)!
島の南北で生物相がガラリと変わる.

【モルディブ】

1994年&2016年訪問.
一度目は南インド旅行のついでに渡航.
何も知らずに空港で宿=リゾート島を決めたら,ドイツ人御用達の島だった.
ここで初めてダイビングを体験.まるで「いきなりクラウン」.
ただし,海中よりも白い砂浜に青い空の風景が印象的.正に地上の楽園.

次はダイビング・クルーズで.
ダイバー憧れの地ではあるのだが,モルディブに関しては,正直,島でのんびりする方が性に合っていた.

【コスメル(メキシコ)】

2004年訪問.
ダイビング目的で訪れたが,レンタルバイク・ツーリングも楽しい.
対岸のプラヤ・デル・カルメン,イスラ・ムヘーレス.ベリーズも含めて,ユカタン・エリアはどこも素晴らしい旅先.
人も親切だし(多少アバウトだが),何よりメシが美味い.
ダイビングならアシカで有名な太平洋側のラパスもMuy Bien!

【イースター島(チリ)】

2004年訪問.
小学生の頃「世界の七不思議」系の本を読んで以来,ずっと憧れ続けていた約束の地.期待以上の場所だった.
意外にも見どころはモアイだけではなかった.
つーか,南北に長いチリは見どころが多すぎる.

【ウシュアイア(アルゼンチン)】

2004年訪問.
世界最南端の町...と言いたいところだが,有人村としては対岸のプエルト・ウィリアムズ(チリ)が最南端らしい.
チャリやオートバイでの南北縦断旅人にとっては,今も変わらず,ここが旅の始まり,もしくは終着点のはず.

何に驚いたって,こんな南の果にも「おたくショップ」があったこと.
今では日本のアニメ・漫画コンテンツが世界中で人気なのは自明だが,既に20年前ですら,こんな最果ての町にまで浸透済みだったのだった.

【レンベ(インドネシア)】

2013年訪問.
ここは町というよりダイビングスポット.
泥濘地の浅瀬が特徴で,マクロ(小生物)好きなら必ず訪れるべき.
ダイナミックなドロップポイントのメナドと組み合わせると尚良し.
やっぱりこういう一粒でニ度美味しい的な場所はベネ.

【波照間島(日本)】

2018年訪問.
フェリーの欠航があまりに多く,訪れるには運と時間と度胸が必要な離島.
その分,日本と思えない異国情緒あり.
宿も食堂も予約必須(少ない).
波照間を訪れるべき最大の理由はゆみんとぅきというレストラン.
ここのハンバーグは,人生ベストの美味さ.

【高雄(台湾)】

2024年,直近の海外旅.
チャリ旅なので島中を縫うように走ったが,滞在した町では高雄がベストだった.

台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

————————————–

旅の醍醐味は「点」ではなく,「線」もしくは「面」にあると思う.

「点」は,有名観光地を訪ねて写真を撮って即移動,みたいな旅.
「線」は,目的地に行くまでの道程を楽しむ旅.
「面」は,とある場所にしばらく滞在して生活してみる旅.

有名な場所,風景を見るだけならネットで検索した方が早い.
ベストな気象条件かつ,たいてい発色あざやかに加工してあるので,理想かつ想像通りの画が見れる.動画が良いならNHKのBSで十分だろう.

ただし,ヴァーチャルだと「匂い」だけは体験できない.
ギミックとしてモニターからインドの匂いを噴射されても困るだけ.
こればかりは現地に行ってみないと.
12種の脳神経のうち,嗅神経だけが大脳直結=嗅脳として独立している(ヒトでは退化してしまったけれど).
ゆえに強烈に感情を揺さぶり記憶に残る.

もう一つ大事なのは現地人との交流.
もちろん,温かい交流だけとは限らない.
騙されたり,からかわれたり,最悪の場合,傷つけられたり...負の感情も含めて旅.

そして「面」の旅だと,ここを挙げねばなるまい.

【番外:セント・アンズ・ベイ(ジャマイカ)】

2002~2004年まで滞在.
人口6,000人の町に,ただ一人の日本人.
そらまぁ,いろいろありました.
ただ,人生において稀有な経験だったことだけは確か.

「行くべきではない場所」という記事から始まったけど,最終的には己で判断すべきという結論(当たり前).
自分に合うか合わないかは行かないとわからない.

そう,世界中どこでも,誰とでも,最後は相性がモノを言う.

Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

2024/12/30 Mon

来年はケガなしでお願げぇしますだ

Stravaからのscreenshot

本来なら「年忘れ厳冬期カミヒルライド」になるはずだった本日.
諸事情によりさすがにキャンセル.シクシクシク36.

ちなみに昨年の激闘の様子はこれ.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

仕方ないので本日も自宅警備員

今年最大のポカからちょうど3週間経過.
残念ながらかかりつけの整形外科が年末年始休暇に入ってしまったので,レ線で状態を確認できない.
順調に骨癒合が進んでいることを願う.

つーことで,今年も後2日ほど残っているけど,STRAVAのイヤー・データを見ながら今年のライドを振り返ってみますか.

サムネの通り,今年の総走行距離は12,329km
無事に月間1,000kmの目標達成.
ブルベ参加が少なかったわりに伸びた感.

今年からこんな区分けもあった.

Stravaからのscreenshot

Zwift強し!
とは言ってもKazchariはトレーニングもレースもせず,アマプラ観ながらダラダラ漕いでいるだけ.
就寝前のルーティンワーク.もはや漕がないと眠れない.

車種別の”現在の”総走行距離は以下の通り.

これを昨年度データと比較すると今年の走行距離がわかる.

TREK DOMANE:6,384km

TREK EMONDA:1,978km

Specialized Fatboy:746km

Specialized EPIC:287km

Cannondale Topstone Carbon2 Lefty:1,706km

SURLY Touring Bike:1,166km

やっぱりDOMANE強し!
なんだかんだで一番乗っている.平日はほぼZwiftに乗ってるしな.

SURLYは台湾一周ライドで借りたモノ.
クロモリ+荷物満載だが,ロード,グラベル問わずよく走った.
プライベートでも欲しいくらい...と言いつつ買ったのはMTB(EPIC)だったりする.

Stravaからのscreenshot

3月と言えば台湾一周.
2週間ほど昼間に毎日乗ってたらこうなるわな.
そうか,こいつがブルベ未出走による距離不足をカバーしたわけやな.

次は月ごとのベストライドを選定.

【1月】

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

体調不良により念願の「年越し宗谷」を泣く泣くキャンセル.
予約した宿がもったいないのでクルマで北上し,回復すればチャレンジするつもりだった.
結果的に1日遅れで宗谷岬着.
行きはヨイヨイ帰りはコワイ.地獄の30kmだった.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

来月の第4回大会もエントリー済み...だが,さすがにDNSの予定.
クルマが運転できそうなら,当日は参加賞をもらって応援に行こうかしら.

【2月】

ファットな近場で新ルート開拓ライド

この月は大きなチャリイベントもなく,忠別湖や雨紛など近場で探索ライドが多かった.
週末の天気がことごとくイマイチだったような記憶.

【3月】

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

言うまでもなくこのライド!
単純に海外旅としても,トップレベルに充実した経験だった.
おかげさまで,次回以降も国内外問わず「自転車で走って楽しいところ」が旅の第一選定基準に浮上!

【4月】

Topstoneな鷹栖,雪の回廊ライド

この時期の旭川は雪解け真っ只中.
スノーライドからロードへ移行する過渡期である.
そんな時に活躍するのがグラベルロードのTopstoneである.
どこでも走れて楽しい.

【5月】

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

初の遠征ブルベ!
新緑の青森を堪能.
これは来年も...と思いきや,2025年のランドヌ札幌さんのブルベスケジュールによるとめずらしく開催なし.
時間が取れればプライベートでも再訪したいトコロ.
恐山とか斜陽館とか...(昔,バイクで行った)

【6月】

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

6月からは2ライドを選定.
レースガチ勢のみなさんと知り合えたことで,以前よりもレース志向になってしまったような,なってないような...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

初のFlèche参加.
普段ぼっちライド専科のKazchariなので,ペース配分など難しいところもあったが,楽しかった.
なんとFlècheは2025年も開催するそう.
その計画も少しずつ進んでいるようだ(秘技:ひとまかせ)
Traceにして,ただの飲み会ライドになるというウワサも...

つーことで,長くなったので後半の7~12月は(その2)で発表!

♪ピンポ~ン

おっと何かが届いたようだ...

iPhone15 Pro

ニュースになる基準がよくわからん

2024/12/19 Thu

一歩間違えば

鎖骨骨折後,Day11.

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

着替え時の右肩の痛みはかなり減少.
少しずつ,ほんの少しずつだが回復していってる感,ありをりはべりいまそかり.
肩周囲の内出血は相変わらずヒドイが,そろそろ仮骨の影ができていてもいい頃だ(希望的観測)

先日,Yahooニュースに興味深い記事がアップされていた.

大型バイク免許取得のための技能試験中に転倒 49歳男性が重傷 直線で平らな道を急停止する試験

表題を見てクリック.
おそらく急停止でエンストし,バイクの車重を支えきれなくなって転倒...と行ったところか.
”重傷”とあるが,どんなケガ?

...右鎖骨骨折?

なんやKazchariと一緒やん.これでニュースになるとは.

もし,Kazchariも落車時に起き上がれなくて救急車を呼んでたりしたら,記事になっていたのだろうか?

そしてネットで晒されて,コメント欄でバッシング.
そう,冬チャリへの世間の目はひたすら厳しい.

冬チャリライダーの言い分

そして社会的抹殺の憂き目にあっていたかもしれん.
あな恐ろしや.

ところで,同じような事故でもニュースになるかならないかの選定基準は何?

ニュースになる交通事故、ならない交通事故の違いとは?

要は運転免許試験場という特殊環境の事故,という珍しさから取り上げられたということか.

では,今回のKazchariの落車はどうだ?

新奇性:冬チャリはめずらしい

人間性:冬チャリは世間の目の敵

普遍性:冬チャリは(一部マニアに)興味の対象

社会性:「冬チャリはするな」というメッセージになる

影響性:同上

記録性:これはない

国際性:インバウンド客に「冬チャリするな」のメッセージ

地域性:雪国ならではの事故

これはヤバイ.やばかった.
ニュースバリューは十分にある.
誰にも頼らず,見つからずに済んでヨカッタ...のか?

2025年AJ-Hokkaidoブルベ開催情報発表!

2024/12/17 Tue

新規ルートだらけ

2024年5月18日撮影 / iPhone15 Pro

2つある北海道のブルべ団体の1つ,オダックス・ジャパン北海道(AJH)の2025年開催ブルベが発表された.
そこで,毎年恒例のコースレビュー.
参加の有無を検討したい.

2025年AJ北海道ブルベ開催情報

全11コースと,例年に比べると少な目.
そらそうだ.今年は『1200』があるのだッ!

【BRM420北海道200km新十津川ー札沼線巡りー】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

GW中の開催はなく,これが一本目.
平坦だけど交通量が多い.
帰路のR275は札幌に用事がある時にいつも通る.
大きな声では言えないが,ハイスピードのクルマがサーキット状態.
特に夜間はめちゃめちゃ怖い.事故多発で要注意.

【BRM427北海道200km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643908.htmlより

そろそろ参加したい道南ブルベ...と言い続けてはや何年?
今回は亀田半島側.
昨年,この半分と同じルートを出張にかこつけて走った.

Topstoneな函館遠征ライド(移動編)

いずれにせよ道南には移動&宿泊という壁が...
それに今年のGWはイベントてんこもり.
まぁ,恒例の「息子との男ふたりキャンプ」はそろそろ立ち消えそう.
もう中学生やしな.

2024年のGW総括!

【BRM504北海道200㎞釧路】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643921.htmlより

釧路出発で屈斜路湖,摩周湖をぐるっと回って戻るルート.
湖周辺は今秋走り回ったなぁ.

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

まぁ,グラベルは走らへんけどな.
釧路は宿がとりにくい問題がある.

【BRM524北海道300㎞美瑛の丘】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643922.htmlより

名称だけ聞いて「地元開催!」と喜んでいたら,まさかの滝川発着だった.
そして,まさかのカミヒル

Kazchariは走り尽くしているルートやけど,これ,初めて走る人は地獄やな.
白金温泉側から登るのがちょっぴり救い.

【Flèche Hokkaido】&【Trace Hokkaido】

なんと2年連続開催.
ただしナイスプレイスは札幌に変更だ.
Flècheは今年経験済み.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

20時間を越えての連続走行はヤバイという己の実力を知ることができた.
パラダイスとは,真夜中の狩勝峠のトイレのこと.異論は認めない.

つーことで,今年同様,誰かが誘ってくれたら参加するかも...もじもじ

BRM621北海道400kmトカプチ】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644031.htmlより

すっかり定番ルート化.
ナショナルサイクリングルートを1日で走り切るという,ブルベ以外ではありえない所業.
出走は7時なので昨年の「朝駆け」の冠が取れた.
順調に走るとゴールは早朝になる.
おっ,6時から営業する近くの温泉『鳳凰の舞』でたっぷり休んだ後,帰宅できるやん.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

【BRM705北海道400km知駒】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644046.htmlより

こりゃまた変わったコース.
今年は開催されない『宗谷600』の上半分的な位置づけ?
スタートは美深の道の駅か.
ここは温泉付きキャンプ場やし,前泊はしやすいな.
ルート的にはあまり目新しさはないけど.

【Japan Grandonnee 北海道1200km納沙布岬】

https://ajhokkaido.jp/cpns12k2025.htmlより

待ちに待ってようやく復活した一大イベント.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

思えば2020年開催には,エントリー峠を乗り越え,無事にエントリーはできたものの,新コロ禍突入のせいで中止の憂き目に.

その後も道内にて1000km越えブルベはいくつか開催されていたものの,やはり「ホテルもったいない問題」によって参加を見合わせていた.

日程が自由だった『オホーツク1300』は楽しめたけどな.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

今回の『納沙布』も,ホテルの手配はセルフやろなぁ...とページを確認したら,なんと!仮眠所が用意されているではないか!
これで完全に参加する意思が固まりましたよ.

本家本元の『PBP』は確かにランドヌールの到達点なのだろうけど,費用の高さや往復というイマイチ魅力に欠けるコース設定なので,あまり参加したいと思えない...(※個人の感想です)

Kazchariにはこっちの『納沙布』の方が楽しみやな.
参加費用¥39,000を握りしめて,エントリー峠に備えよ!

【BRM913北海道600km紋別】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644047.htmlより

唯一の600.
紋別で一泊する必要がある.
やっぱ『セントラル』かな.サウナあるし.
ただし『オホーツク1300』の時よりも滞在時間とれなさそう.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

【BRM1004北海道300km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg168.htmlより

非常に魅力的.
せっかく遠征するならこれくらいガッツリ回りたいものだ.
行けるかどうか,行くかどうかは別にして.

というわけで,AJ-北海道さんの正式なコース・スケジュールが出そろいました.
もう一つの雄,Randonneurs Sapporo(ランドヌール札幌)さんの2025年度ブルベ情報はすでに発表されているが,コース名だけで詳細はまだ.

2025年開催BRM

こっちが出そろってから,来年のブルベ・スケジュールを決めたい.

夏になれば「HIGUMA CYCLE」さんも北海道に戻ってくるし,となると「はしっこツアー」で宗谷岬やら襟裳岬に行きたくなる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

せっかくXCレース用のMTBも買ったし,こいつでレースにも出てみたい.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

秋には『NISEKO GRAVEL』もあるし,

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

四国一周も達成して特別ジャージ欲しいし.

四国一周・台湾一周サイクリングを ダブル達成した方へ

全く,なんて忙しさだ.
それより何よりMy鎖骨,早く治らんかい!

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

2024/12/10 Tue

人生3度目の

iPhone15 Pro

衝撃の落車.その翌日.
意外によく眠れた.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

起き上がり時,腕の重さが肩にかかると激痛.
その痛みに耐えつつ起床する.

日々のルーチンたる洗濯物干しはもちろんできない.
朝食時も箸が使えない(肩が上がらない)ので,左手にスプーンを持つ.

何よりTシャツの脱ぎ着が大変.
右肩を少しでも上げるとゴリゴリ音を伴いつつの激痛.

家族が学校やら職場に出かけた後,歩いていける距離にある某整形外科病院へ.

診療開始時間を少し過ぎた頃に到着.
患者であふれかえっている.
整形外科と言えば,良くも悪くも高齢者のサロン.
既に1時間以上の順番待ち(都会よりマシか)
急性症状はない.十分待てる.

そうそう,12月と言えば,これまでの保険証がマイナンバーに統一(移行)される時期だったはず(正確には以降,旧保険証が発行されなくなる).

念のため窓口では2つとも提出.
どちらかだけで良いとのことで従来の保険証にする.
こちらで正解だった.
マイナンバーは毎回読み取り機械に通す必要&顔認証のダブルチェック.
面倒くせぇ.

iPadでKindle本を読みつつ待つ.
看護師さんによる問診を経てレントゲン撮影へ.
そして医師による診察.

診察室では,既にディスプレイにKazchariの「折れた」鎖骨が映し出されていた...

医師の診断を聞くまでもなく,明らかに「鎖骨骨折」
脱臼や打撲であってほしいという望みは完全に潰えてしまった.

さて問題はこれからである.
幸い,より治癒が早いとされる単純骨幹部骨折
転位もあまりなく一部つながっている.

医師から「手術します? それともこのくらいなら保存でもくっつくかな」とのご意見.

もちろん保存療法の一択.
入院なんて二度としたくねぇ(二度の膝蓋骨骨折で経験あり)

鎖骨バンドこと「クラビクルブレース」を装着.
矯正バンドによって常に胸を張った姿勢を保つことで,折れた鎖骨が正しい位置に整復.
骨同士の癒合をひたすら待つのが保存療法.

日本シグマックス クラビクルブレース 15604(M)

医師の見立てによると,

固定期間 :6~8週
骨癒合まで:3~6ヶ月

らしい.

ちなみに肩の筋トレ(負荷)開始時期も尋ねると,「まぁ様子をみながらですね.骨のくっつき具合次第で4ヶ月後ぐらいには可能かもしれません」とのこと.

あぁ,上半身の筋肉,落ちるなぁ...それが辛い.
鎮痛剤が処方されて,本日の出費は¥4,770+¥770.

つーことで,雪道をとぼとぼと歩いて帰宅.
今日は1日休みを取ったので安静日とする.

...と言いつつ,夜に1時間ほどZwift.
もちろん右手はハンドルに添える...どころか,腹に巻く.

しばらく右手の筋トレは当然できないが,なんてこたない.
左手は無論,ランジをはじめとする下肢トレーニング中心に切り替えれば良いのだ.

...とは言え,冬チャリイベントはオールキャンセルやな.

冬のチャリイベント情報が続々と

仕方がない.
それでも,ココロはいつもポジティブに.
さすれば,昔話にきっと笑える日も来るさ.

以下はわかりやすい鎖骨骨折

豊富な写真でわかる!骨折・脱臼・捻挫 基本手技バイブル

検索すると,結構な数のローディが自らの鎖骨骨折について報告している.

2020年袖ヶ浦チャレンジ 100kmソロ 落車DNF、そして鎖骨骨折

「サイクリストには2種類の人間がいる。鎖骨を折ったことがある奴か、まだ鎖骨を折ってない奴だ。」

なんという格言!

iPhone15 Pro

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

2024/12/8 Sun

どうしてこうなった!?

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-4 ℃,湿度:83%,体感温度:-7 ℃,風速:11.3 km/時,風向:NW

夜に雪が振り,朝から晴れるという絶好のコンディション.
ハスラーにファットを積み,美瑛に出かける.
いい雪が待っていそうだ.

いつもの美瑛スポーツセンター着.
ファットをおろして準備していると.リアにファットを外積みしたクルマが駐車場に入ってきた.

冬チャリとは珍しい.

知っている人かと思ったが違った.
そしてクルマからは子どもが2人登場.
ファットのサドルを下げておられたので,子どもの遊びに付き合っているだけのようだ.

OLYMPUS TG-5

今日は帰りに「パークヒルズ」のサウナに寄るつもり.
秋のスタンプラリーのフルコンプ景品に無料チケットが含まれていたので.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

ゆえに白金温泉とは別方向へ走る.

OLYMPUS TG-5

それにしても雪がふかふかである.
多少積もっているところでもタイヤがすっと沈んで硬い路面を捉える.
「こりゃ走りやすいわ」と喜んでいた時がKazchariにもありました(伏線)

OLYMPUS TG-5

橋を渡る.
前方に変なダンスを踊る男子中学生を発見.
きっと”ダンダダンな妄想”が脳内に渦巻いているのだろう.そういう年頃だ.
こちらに気づくと気まずそうな顔.そら恥ずかしいわな.

その彼をパス.
球形オブジェ前で撮影.さきほどの彼の姿も映り込んでいる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

美瑛の別荘エリア(たぶん)へ.
奥の建物は3,000万円で販売中.
英語も併記してあるのは,まぁそういうことなんでしょう.

OLYMPUS TG-5

しばらく進むと,何か見覚えのある家が見えてきた.
少し前にGoogleブラウザのトップ画面で紹介されていた物件である.

美瑛町 既存住宅 15,000万円

うおっ,1億5千万か.どこのセレブの持ち物やねん.
そやけど東京あたりじゃ,この値段ではマンションも買えんか.
地下室付きの3階建て7LDKサウナ付き.宝くじ案件やな.
固定資産税がエグそう.

OLYMPUS TG-5

さて,少しづつ標高を稼ぐ.
やがてスカイライン的な展望の場所へ.
お気に入りの一本白樺の前.

OLYMPUS TG-5

家が点在するものの「三愛の丘」から先は2kmほどで冬季通行止め道路となる.結果,車両の通行がほぼ皆無.

OLYMPUS TG-5

青い空と白い雪,それに静寂.
これぞ求めていた風景.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

通行止めと言えど,積雪シーズンin直後はまだ走行可の道が多い.
それに期待して看板を越えて進む.
ダメなら引き返せば良い.

OLYMPUS TG-5

ここらは以前,無許可でブライダル写真などの商業撮影がよくされていた場所.
さすがに最近は見かけない.
畑を踏みにじられる農家さんの怒りはわかる.

OLYMPUS TG-5

左方向の脇道からクルマが1台走ってきた.珍しい.
ほほぉ,そちらも抜けられるのか.
直進するつもりだったが,クルマがわだちを作ってくれている.
行ってみますか...(これが大失敗だった)

OLYMPUS TG-5

あぁ,たぶんここ元はグラベルやな.
白樺の並木が美しい.

展望台が見えてきた.
そう,「千代田の丘」である.

OLYMPUS TG-5

高台からの景色を堪能後,いよいよ牧場へと向かうロングダウンヒル.
下る前に写真をパチリ.

OLYMPUS TG-5

...これが本日最後の写真となった.

Kazchariは,このダウンヒルの途中で落車してしまう.
その際,右肩を強打.
「ゴキ」っという嫌なサウンドを聞く.

「やっちまった」とつぶやく.
「鎖骨骨折」の文字が頭に浮かぶ.

ファットを起こす.
「Garmin Edge1040」には「緊急救助要請せよ(?)」の表示.
長押しで消す.

残りの下りを押して下る.
牧場内に入り,平地になったところでファットにまたがる.

事故直後はアドレナリンが出まくっているせいであまり痛みは感じない.
右肩は全然上がらないが,ハンドルは持てる.
握力,感覚は問題ない.神経は損傷していないようだ.

もちろん,本日のライドはここで終わり.
デポ地に戻ることにする.
幸いここからは平坦.大きな坂はないはず.

走りながら,今後の反省のために先程の落車原因を考察.

まず,明らかにオーバースピードだった.
前輪のスパイクが雪面を捉えていない.
車体が左右にぶれて一気にコントロールを失った.

それに前半はドロッパーでシート下げ,後輪にしっかり荷重しつつ慎重に下っていたのに,途中でシートを上げてしまった.
あまり覚えていないが,その瞬間の転倒だった気もする.
今シーズン,グラベルでのダウンヒルを多数こなしてきた自信が慢心につながってしまった.

そして雪質を見誤ったこと.

これまでもチャリの落車経験は多数ある.
雪道の場合,特に受け身を取らなくても,そのまま横に倒れれば雪がカラダを受け止めてくれていた.
だが,今はシーズンinしたばかり.
昨夜降ったばかりの新雪はふわふわで,肩が雪の下の固く凍った路面にダイレクトヒット.そら折れる.

そしてハンドルカバーの存在.
防風保温効果は抜群だが,こうしたふいの転倒時,カバーから手を抜く動作が遅れてしまう.
ハンドルを握ったままなので,カラダをひねって背中で受け止める防御が取れない.
冬チャリ仲間にはハンドルカバーを付けない派も多いが,落車時のことを考えると正解かもしれない.

それにしても,前回の大転倒は昨年のGW.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

そこから数えてもわずか1年半足らず.
反省が全く生かされていない.アホなのか?

で,ホウホウの体でデポ地に復帰.
ハスラーにクソ重たいファットを積むという地獄作業.

無事な左手一本での積み込みを試みるが,さすがに無理.
ここぞという所で右手を使用.
”俺の右手が真っ赤に燃えて”痛みのあまり叫びましたよ.

なんとか積み終えて,なんとか運転して帰宅.
これまた痛みに耐えつつ,ファットを下ろす.

今日は日曜日.
行きつけの整形外科病院は休診.

明朝に受診することにした.
確定診断をもらうべし.
どう考えても「鎖骨骨折」.第ニ候補に「肩鎖関節脱臼」.そして...(まずないが)期待したいのが「ただの打撲」のどれか.

前2つだと,今期スノーシーズンは強制終了.

だがしかし.
運命(さだめ)とあれば,ココロを決めるしかない.

ファットな今年もスパイクタイヤはじめましたライド

2024/12/1 Sun

冬と真冬の間

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:0 ℃,湿度:76%,体感温度:-6 ℃,風速:15.0 km/時,風向:W

土曜日は久々に仕事がらみの飲み会に参加.
スペイン料理風.参加費¥5,000の割には,飲み放題かつ大ボリュームのメニューで腹が苦しい.だが美味い.

北海道でもトップクラスの量じゃないか!やっぱりグリルベリーズで飲むと胃袋ビリる!【旭川市】

さて,翌日曜日も6時に起床.
朝から曇天.ただし気温は低くない.

本日の予定としては,まずファットバイクのタイヤ交換作業がある.
例年通り,居間にファットを持ち込む.

iPhone15 Pro

やはりタイヤレバーが3本必要.
アルミリムなのであまり気を遣わず「よっこらせ」と外すが,カーボンホイールも同じ方法で良いのだろうか?(←未経験)

【正規品】 シュワルベ(SCHWALBE) タイヤレバー(3本セット) 新モデル

一時期検討していたインナーチューブのTPU化は見送ることにした.

特に冬用スパイクタイヤでは軽量化の恩恵があまりない,TPUは経年劣化が激しい,プラスチックバルブ,かつリムに固定するネジがないなど,デメリットと感じることが多い.価格も1本¥3,000と高いしな.
春先は春先で再検討の予定.

さて,タイヤの次はハンドル交換である.
先日「EPIC」のハンドルをアルミからカーボンに換えた.

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

つまり標準装備のアルミハンドルが手元に余っている.
当初はヤフオクでの売却を考えていたが,ファットバイクへの取り付けを思いついた.

同じアルミ素材とは言え,ハイエンドで採用されているパーツである.
絶対に軽いはず...と期待.

iPhone 15 Pro

期待をこめて計測すると...370g ⇒ 265gと想像以上に軽量.
それに「S」「SPECIALIZED」のロゴ入りなのがベネ.

作業中,寝起きの娘が部屋から出てきたので『わんだふるぷりきゅあ!』を一緒に鑑賞.

わんだふるぷりきゅあ!

ご存じの方も多いと思われるが,今期のプリキュアは「敵」と闘わない.
狂暴化した動物たちを,仕方ないのでかまってあげて,こわくないとなだめて,癒して,おうちに帰す.
このパターンで,よくバトル物を成立させているものだと感心する.
正にホワイト社会.令和の作品やな.
次作は「アイドル」がテーマのようだが,この路線を継承するのだろうか.

続いて『ブルーロック第二期』

ブルーロック

予算不足なのか監督の力量なのかはわからんが,あまりにも動きのない演出に「紙芝居」と揶揄され,世界中で低評価なブルロ2.
今回は試合の間の糸師兄弟の過去回だったので,そのあたりのアラはあまり目立たず.
なぜか視聴しながら号泣する娘.
「糸師凛」の中の人が演じた「山田くん」のマネが,Kazchariと娘の間でちょっとしたブーム ⇒「はい」「そうすね」「興味ないす」「ばれたか」

みたいな感じでウダウダ作業していたら12時近くになってしまった.
うわっ,ライドの時間がどんどん削られていく.

いそいでウェアに着替える.
外に出ると家の前の雪は融け,路面が露出している.
つまり自宅からだと雪上走行にならないので,スパイクタイヤに換えた意味がない.
クルマに積んで,走行に適したフィールドに向かうことにする.

ハスラーにファットを積み込み,冬チャリデポ地の定番,東川の大雪湧水公園へ.

OLYMPUS TG-5

このあたりまで来ると,路面状況も良い感じになった.
ハスラーからファットを降ろす.
さぁ,今季最初のスパイク走行である.

OLYMPUS TG-5

圧雪アイスバーンが続く.
ザクザクとスパイクが刺さる.
転がり抵抗うんぬんがバカバカしくなるほどの安心のグリップ感.

OLYMPUS TG-5

この道は忠別ダム,そして旭岳まで通じている.
今日はさすがにダムまでやな.

OLYMPUS TG-5

観光地に向かう道路だけあって,ちゃんと除雪が入っている,
交通量も多め.

OLYMPUS TG-5

フロントとリアのライトを点滅モードにして自分を目立たせる.

RAVEMEN FR160

ポジションライトとしての地位を確立.

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト RAPID X リア用 USB充電 TL-LD700-R

電池の持ちがよい.

ちょうど,AmazonがBFセール中なので,面白そうな商品を物色していると,こんなのを見つけた.

COOSPO BLC100

先に紹介したRAVEMENの〇クリ?
デザインは少し変えてきているが,光量は100ルーメン,容量も5,000mAhしかなかったり,透明プラマウント構造だったり,今どきlightningケーブルだし,日本語の説明が「スマホン」で,¥2,000クーポンが付いていたりと,少しアレな製品.
もちろんサクラチェッカーでは危険度大だった.誰かお試しで買わない?(人任せ)

ライドに戻る.
ダムへの登攀開始.
やはり夏=乾燥道とはコンディションが異なり重い,重い.
これはこれで良いトレーニング.
例の呼吸法を意識する.

発汗がすごい.
最近着用のインナーはアンダーアーマーのこれ.

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA

この上にパールイズミのウールセーター,そしてアウターの組み合わせ.
理想的な吸汗・排汗機能への道のりはまだ遠い.
今後の製品開発に期待.

ダム着.
雪のシーズンは始まったばかり.
除雪されたダムを余裕で渡る.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ダムの対岸へ.
既にゲートが閉じられており通り抜け不可となっていた.
かつげば通れそうだが.

OLYMPUS TG-5

出発が遅かったので,既に14時を越えている.
闇と寒さがやってくる前にダムを下る.

ダウンヒル開始.
冬ライドの最大の敵,寒さとの闘いである.
とは言え,本日は気温が高いのでそれほどでもない.

ファットには先週からハンドルカバーを装着.
こいつがあれば手袋を薄手にできる.
ごついウインターグローブを着けるより適切な方法.

最近,クラファンでサイクルアパレルメーカーのMorthanさんがこんなのを...

Morethan ニットウォータープルーフ手袋

かなり魅かれる製品.
はたして冬の北海道で耐えられるか?
試したいところだが値段がなぁ...
通常販売後,Morethanあるあるの,とんでも割引で安く買えることに期待.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

てなわけで,無事デポ地に帰還.
ファットをハスラーに積む.
そして,週末のお楽しみである“サ活”へ.

OLYMPUS TG-5

この時期は外気浴が厳しい.
短い”ぽわーん中”に室内に戻るのも何なので,水風呂後は浴室内のイスに直行した.

目をつぶってととのっていると,足に衝撃が.
あわてて目を開けると,走り回っていた3歳ぐらいのガ...いやお子様がKazchariにぶつかって転倒していた.
子供はすぐに立ち上がって走り去っていったが,反射的に親の姿を探す.
父親らしき人物を発見.
てっきり,こちらに「すいません」なりなんなり,声掛けしてくるかもと思ったが,Kazchariを完全無視.
ゆえに,こちらから「お子さん,大丈夫ですか?」と声をかける.
すると,あわてた様子もなく「えっ,まぁ...」とだけ返事.

おいおい.
こういう親って何があっても,子供を叱ることないんやろなぁ.

まぁ,こんな妄想はおいておこう.
「こういう育て方をしたら,こういう子供になる」なんて保障はどこにもない.
子供がどういう人物になるのかは,誰にもわからない.

で,帰宅.
うちのアホ息子が「ゲームの課金アイテムが欲しい」とかなんとか言ってきたため,さっそく叱り飛ばすKazchariがいた.

OLYMPUS TG-5

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

iPhone15 Pro

安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

iPhone15 Pro

「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

iPhone15 Pro

ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

iPhone15 Pro

入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

iPhone15 Pro

登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

iPhone15 Pro

うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

iPhone15 Pro

そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

iPhone15 Pro

お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

iPhone15 Pro

ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

iPhone15 Pro

カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

iPhone15 Pro

そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

いただき画像

後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

iPhone15 Pro
いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.