はじめてのAliExpressでのお買い物

2023/4/25 Tue

ちゃんと届きました

iPhone11 Pro

自転車パーツの海外通販と言えばwiggleChain Reactionが有名.
これまでも多々購入している.

同じ経営なので(拠点はイギリスとオランダ?),両者の品揃えはほぼ同じ.
片方にしかない商品がたまにあるので,両方チェックしてるけどな.
シーズンセールやらクーポンやらの発行時期を待っての購入がベスト.

特にプライベートブランドの「dhb」シリーズは,チャリウェア業界のユニクロと呼ばれているとかいないとか.実際,品質も良い.

かつてはこのサイトでもアフィリエイトしていたが,契約解除になってしまった.セルフバックの率,むっちゃ良かったんやけどな.残念.

他にもProBikeKitとかBikeinnを利用したことがあるけど,サイトぼ使い勝手は上記の2社の方が上.

確かに価格・品質とも満足しているこれらのヨーロッパ系の海外通販だが,上級者っつーか,チャレンジャーは,さらにコスパの良い通販を試す.

そう,今回始めて,魔界...じゃなかったAliExppressで買ってみた.

買ったのは2種3点.

まずはフルカーボンサドル.

フルカーボン超軽量バイクサドル 143mm 7x7mm

iPhone11 Pro

小さめのダンボールの中身は,ビニールに包まれた”カーボン”サドル.さすがの荒っぽさ…地球に優しいぜ!

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

裏面は見ちゃいけないってヤツやな.
さて,気になる重量はなんと96gである.
正に決戦兵器.

ちなみに「EMONDA SLR7」に付属している「Bontrager Aeolus Elite サドル」の重量は219g
なんと,カーボンサドルに交換するだけで123gもの軽量化になる.これはデカい!

ついでに言うならBontragerサドルの¥19,900に対し,これまた驚きの¥4,072である.
なんちゅうコスパや!

ちなみに,こうした怪しい中華製カーボンサドルを買うのは初めてではない.

iPhone11 Pro

上の細いサドルはAmazonで買った.

ENDOC 超軽量 98g フル カーボン シート サドル

何だか今はとんでもない価格になっているが,Kazchariは2017年に¥1,600で購入している.
こいつもカタログ上は98g.
文字通りの決戦サドルとして,ヒルクライムレース時のみ装着.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

座面もカーボンむき出しで何のカバーもない.
レース外でも一度お試しに100kmほど乗ったことがある.
割れるなどの問題はなかったが...うーん,やはり不安感は拭えない.
普段遣いはとてもする気にならない.

では,AliExppressから買った新しいサドルは?
形状は,某S社のパワーサドルに似てないことはないショートノーズ.
それに薄いながらもクッションでカバーされている.
多少は乗り心地が改善されているような...気もしないでもない.

覚悟を決めてEMONDAに装着し,近々試走予定.

さて,お次はTPUチューブである.

超軽量自転車インナーチューブ700 700C 18 25 28 32道路mtb自転車tpu素材タイヤ60 80mm ミリメートルの長さフレンチバルブ超軽量cyclami

iPhone11 Pro

TPUチューブの最大のメリットは「40g」という,その驚きの軽さ.
普段使っているゴムチューブは140gなので,なんと100gも違う.
前後だと200gの軽量化となる.
なんてこったパンナコッタ!

それに大きさも全然違う.

iPhone11 Pro

TPUならツールケースにも余裕で2本入る.

もちろんデメリットもある.

一番のメジャー製品である「Tubolito」の場合...

TUBOLITO S TUBO ROAD 超軽量チューブ(ディスクブレーキ専用) 700×18-28C 仏式60mm

なんだこの値段.
Kazchariも軽量化に狂っていた頃,前後分で2本買ってしまった.
当時は少し安く,2本¥8,000ぐらいだったかな.それでもねぇ...

さらに困るのは,パンクしたらほぼ修理不可能なこと.
確かに特殊素材ゆえ,専用パッチもあるが,使用期限が短いのか,いざ使おうとした際,粘着力が全くなくなっていた.
元々空気も異常に抜けやすい=柔らかいので,素材的にパッチで完全に穴を塞ぐことは難しいように思う.

『Tubolito』の修理

つーことで,あまりにコスパが悪く,普段使いには難しい.

そこへ登場したのが,怪しい格安中華製TPUチューブである.

なんと一本¥1,000前後!
これで価格面は完全にクリアと,界隈で話題となった.

とは言え,どうせ使い物にならないだろうとの不信感.
しかーし,格安製品を買っては試す,人身御供的なYouTuberのおかげで買う気になった.

まっ,値段が値段だし,ダメ元(自己責任)で.

そう,今回の軽量化作戦は約¥6,000で...なんと言うことでしょう! 323gもの軽量化!

甦れ!我がEMONDAよ!(別に壊れたわけではナイ)

インプレはまた今度.

グラベルロードは流行ってる?

2023/4/13 Thu

いたしかゆし

2021年10月撮影

先日参加した「Spring Gravel Party」(正式名称は「スプリング グラベル走行会).

ファットな Spring Gravel Party ライド

本来は『Gravel Party 2023 in ATSUMA』の盛り上げというか,ミーティング的意味合いもあった.

実に楽しそう.

だがしかし,SNSにおいて,4/23に開催予定だった今年の大会の中止が告知された.参加人数が集まらなかったとのこと(元々Kazchariは参加予定なし)

少し前から自転車業界では「グラベルロードバイク」がブームとなっている(っぽい).
各メーカーともラインナップを充実させつつあり,雑誌も頻繁に特集を組んでいるように思える.

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2023年 5月号

著名な自転車系YouTuberも,グラベルバイクを以前から猛プッシュしている.

確かに先日のような走行会に参加すると,世間的にもグラベルロードが盛り上がっているように思えてしまうが...実態はそうでもないようだ.

そもそも,趣味がサイクリングという人はそれほど多くない.

スポーツの競技人口

さらにウェアや用具を揃え,毎週末はそこそこの距離を走る...なんて人は希少.
車種にしてもロードバイク人気が圧倒的で,オフロードつまりMTBはマイナー.
ましてやグラベルロードなんて中途半端なモノをわざわざ購入するなんて変態中の変態(ホメ言葉).

メーカー側も「グラベルロードは段差に強いので通勤通学に最適」と,ちょっとよくわからない宣伝をする.
それが目的ならより安くて乗りやすいクロスバイクを買うのでは?

他,日本でグラベルロードが流行らない理由として,有力視されて言われるのが「走る場所がない」問題.

USAのように幹線道路沿いに延々と続く砂利道なんてシチュエーション,国内にはめったにない.せいぜい河川敷レベル.

山中を駆け回るトレイルにしても,登山客とのトラブル報告が多く,チャリ禁止の場所が多い.そもそもそうした道はMTBの方が適切.

さらに都会暮らしの場合,“おいしい”ポイントまで距離があるため,輪行もしくはクルマが必要.
自宅からさっと出かけるライドに比べると,なかなかハードルが高い.

ただ「走る場所がない問題」は北海道の場合,かなりクリアされているけどな.
それでも,グラベルライダーの絶対数が少ないということか.

ただし『ニセコグラベル』ほどの大規模イベントになると,本州からの来道者多数.
やはり,そうしたエンスーな方々への訴求力が重要なのかも.

まぁ,世間的な人気はともかく,個人的にグラベルが楽しいのは確か.

あまりにもブームになりすぎて,伊豆半島の林道のようにあちこち通行禁止になると困る.
マイナーなまま,こそこそ遠慮がちに走るのが良いかもしれん.
一部にはSTRAVAなどにルートをアップするな,という声まであるとかないとか.

いずれにせよ,沖縄と並ぶ日本の特殊エリア,我が北海道ではどの様な車種でも楽しめる.

真冬なんて道路全面グラベルである.
グラベルロードよりもさらにニッチなファットバイク天国でもある.

つまり365日,オールシーズン・ライドon!

グラベルロードバイクの誘惑

そうそう,逆に道外遠征ブルベと言えばBRM520十和田クラシック200のエントリー日が近づいてきました.

それに伴い,苫小牧→八戸のフェリー,および宿の手配をしなければ.
今のところ,帰路を一日延長しての青森ライドも計画中.
思えば”自分のチャリで”道外遠征するのは初めてかもしれん.

今期初ブルベ.
うわ,むっちゃ楽しみが過ぎる.

ファットな Spring Gravel Party ライド

2023/4/9 Sun

吹き荒れろ戦いの風

いただき画像

風.温度:5 ℃,湿度:77%,体感温度:1 ℃,風速:28.7 km/時,風向:NNW

有名なフィッター,Yuriさん主催のグラベル愛好者の会.
その春の走行会に参加した.

Yurifit Gravel

グラベルロードブームの盛り上がりを受けて,毎年(?)厚真にてレースが行われている.その前夜祭および交流を兼ねての走行会である.

Kazchariは昨年夏の走行会に参加している.

ファットなグラベルミーティングライド

記憶が確かならば,その募集要項には「ゆるいライドです」と書かれてあったように思うのだが,その実態は...いやぁキツかった.

自分のペースで走る,景色を眺める,好きな場所で止まるとかは二の次三の次.
路面状況がよく,開けた場所では激踏み.
まさか,グラベルを30km/h巡航で走る日が来るとは...

しかもKazchariはファットである.
重いのなんのって.
いわゆる「口内に鉄の味」ってヤツ.

では「二度とゴメンか?」と言われると,辛い体験ほど記憶に残るっつーか,やり遂げた後の達成感つーか,ようするにヒルクライムがやめられないのと同じ理由ですな.
そもそもチャリダーはすべからくM体質,そして...嘘つきである.

そして2023年春.
再び走行会が開催されるとの情報がSNSで回ってきた.

募集の文言を読むと「ゆるいライドです」「初心者向けです」「ゆっくりペースです」とかなんとか,デジャブな言葉が並んでいる.

わかりました.

ようするに「キツく」「ガチ勢向け」「高負荷」ということですね.
ぜひ参加させていただきます.

場所は昨年同様,千歳市内と支笏湖にまたがる林の中.
距離はかなり短い.

てなわけで,旭川から参加のKazchariは前日inも考えたが,めずらしく土曜日に仕事,かつ9時集合と少し余裕があるため,当日朝,直接向かうことにした.

気になるのは天気.
雪解けが早いとは言え,4月の北海道はまだ気が抜けない.
最高気温が一桁の日もめずらしくない.

さらに...開催前後は雨模様.
低温+雨+グラベル.
地獄の時のパリ・ルーベ状態は遠慮したい.

さて,当日朝は4時起床.
カーテンを開けると見事に雨.
大丈夫か?

ファットバイクはキャリアやミラー,TTバーをパージして軽量化.
すでにハスラーに積んである.

回復傾向との予報を信じてDNS連絡はせず,千歳に向かうことにする.

当然「高速」などというブルジョア道路は使わず,国道12号をひたすら南下.
全然雨がやまない.

6時頃,道の駅「三笠」にてミスドと缶コーヒーの朝食.
ご覧の通り,クルマの外は結構な雨.

iPhone11 Pro

岩見沢で12号を離れて恵庭経由で千歳へ.

集合場所近くのセイコマで買い出し.
これまた参加要項に「各自補給食を十分携行して下さい」と書かれてあったため,いつも以上に入念に準備.
「ミニあんぱん」「カロリーメート」「エネルギージェル」,そして朝食第二弾として「梅干しおにぎり」「ビタミンジェル」も.

ふっふっふ...これで限界突破の高負荷ライドも,どんと来いやぁ!

8時前には青葉公園駐車場着.
天気予報をチェック.
画面上は「晴れ」+「暴風雨」マーク.

いやいやいや.
降ってまんがな.
確かに風は強くなってきた.
ファットバイクに前輪を装着して,他の参加者を待つ.

iPhone11 Pro

集合時間の9時.
ガイドさんの2名を含む15名がそろった.

目算でグラベルバイクが10台ほど,後はMTB.
ファットはKazchariを含め2台だったかな.

ご覧の通りの雨コンディション.
レインウェアを「ヌグフルキルヤムの法則」に照らし合わせて着ていくかどうするか悩む.
結局出発時は脱いで,リュックに入れておくことにした.

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軽いブリーフィングの後,幹線道路を2.5kmほど走ってグラベルの入り口へ.
確かに見覚えあり.

ここで再度グラベル走行時の注意.
特に対向車(クルマ)への配慮については勉強になった.
こちらができるだけ左側に停車して先に行かせること.
さもないと,クルマがこちらを避けようと路肩に寄りすぎたあげく,崖下に転落...も起こりうるそうな.

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つーことで,特にレベル分けとかはなく,2グループに分けて出発.

「さぁ,ここからデス・ライドの始まりぃぃぃ!」...と気合を入れた時期がKaschariにもありました.

リーダーはもとより,誰もがみんな文字通りの「ゆる」ペース.
時速にして15kmほど.

そう,ライドイベントにしては珍しく「ゆるいライドです」「初心者向けです」「ゆっくりペースです」が完全に守られている.
いやホンマ,こういうこともあるねんなぁ...と関心しきり.
すいません.この瞬間までずっと疑っていました.

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よくも悪くも前回の「ヘル」と比較すると,完璧に「ヘヴン」ライド.
もう,小鳥の声を聴きながら,小動物の出現に期待しつつ,マイナスイオンたっぷりの森林浴ライドを楽しむことにした.

それと走りながら他の参加者と会話.
グラベル他,チャリに関する様々な情報の交換.

心拍も90台.正にココロの浄化.

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いつの間にか雨あがる.
水はけが良いのか,路面の水たまりもあまり多くない.

途中,雪が残る.でもほんの一部.

iPhone11 Pro

それにしても...地元の旭川-美瑛の標高高めグラベルや,鹿追発のイベントで走った十勝の農地を突っ切るグラベルとは風景がまるで異なる.

激走!愛山米飯林道ライド

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

背の高い木々と砂地.これもまた良し.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

上の写真は道に迷った時.
山中は携帯だけでなく,サイコンのGPSも受信しにくいそうな.

ここで持参した「Garmin etrex30」を起動.
やはり専用品の精度・感度は素晴らしい.
迷うことなく現在地を示した.

iPhone11 Pro

分岐点多数.
地図がなければ確実に遭難.
今回,ルートマップを頂いたので,いつの日かソロで走りたいものだ.
モンキーで? いや,Top…おっと.

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ちょっとした坂道でタイムアタック.
心拍が上がったのはそこくらい.
「ゆるポタ」も悪くないけど,たまに刺激が欲しくなる.

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それでも落車事故発生.

フロントホイールに枝がからまり,前転したらしい(大事には至らず).
こういう時,顔面むき出しのチャリ用ヘルメットは怖い.

数年後には,プロのレースでもフルフェイス,全身プロテクターの選手が走ることになるのだろうか?(ただし超軽量)

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他にもダウンヒル中,轍に前輪をとられて横方向に吹っ飛ぶ人を見た(こちらも大事は至らず).
グラベルロードとは思うけど,タイヤのサイズが妙に細い.30cくらい?
ファットではなんてこたない轍や段差も,タイヤが細いと大変そうだ.
常に蛇行している.

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全行程2/3を終了し,残り5kmほどの地点で補給タイム.
コーヒーや菓子をいただく.

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いただき画像
いただき画像 カステラとカヌレ(手作り?)
iPhone11 Pro
いただき画像

休憩地点を出発するとすぐに舗装路.
ここも前回見覚えあり.

幹線道路を走り,ゴールの青葉公園へ戻る.

天候すっかり回復.暖かい.

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雨上がりのグラベル走行後である.
もちろん泥だらけだが,気にせずクルマに積み込む.

iPhone11 Pro

締めの挨拶があり,無事イベント終了.

楽しかったが,贅沢を言うなら強度が足りない(だからそう書いてあったやん).
途中でお菓子が出たこともあるが,持参した補給食や水すらにもほとんど手をつけず.
まぁ,昨年のような真夏ではなく,暑くもなく寒くもない,ある意味一番走りやすい時期だったせいかもあるかな.

ではセルフでもう一周?

一瞬考えたけど,現在も晴れたり曇ったり,強風吹いたりと天気怪しい.
今日は素直に撤退.
次回の楽しみにとっておこう.

時刻は13時半.
それなりにカロリーを消費したので腹が減ってきた.
コンビニ飯も何なので市内走行中,目に入った某とんかつチェーン店へ.
最近,旭川にも出店しているので気にはなっていた.

席について,メニューを眺めてびっくり.
定食の最低価格が¥1,720なのだ.
ここは空港内か?

iPhone11 Pro

とんかつの味は悪くないが,びっくりするほどかと問われると...
ご飯,キャベツ,漬物がおかわり自由なので量的には満足(にすることはできる).

さてお次はライド後のお楽しみである「サウナ」といきたいとことだが,既述の通り強度が足りないためカラダがリラックスを欲しない,それと時間が中途半端なので直帰することにした.

夜,Zwiftで強度不足を無事補完.
いい汗かいて就寝へ.

グループライドも楽しい.
でも,どちらかと言えば”ぼっち”が好きなことを再認識.

自宅周辺のグラベルももうじきフルオープンやな.

iPhone11 Pro

スポーツの競技人口

2023/4/7 Fri

熱しやすく.

先月は日本中で大いに湧いていたであろう「WPC」
わが家でも“Kazchariを除いて”盛り上がっておりました.
ちなみにうちの家族はサッカーでもラグビーでも甲子園でも駅伝でも大騒ぎ.

そもそも自転車以外のスポーツにはまるで興味がないKazchari.

世間でも,野球に興味を示さない人間に「なんで観ないの?」と奇異の目が向けられ,“WPCハラスメント”なる言葉も生まれていたらしい.

Kazchariの答えは単純.

自分が競技者じゃないスポーツはつまらん.

「一流選手のパフォーマンスを見て,次の自分の実践に活かす.そうでないと見る意味はないッ!」と暴言.

それでも食い下がってくるヤカラには「しょせん野球なんて世界の中ではマイナースポーツ!」と論点ずらしの返答をすることにしている.

サッカーの世界大会開催中も似たような現象が起きがち.

デスゲーム系サッカーマンガの『ブルーロック』は好きやけどな.

サッカーには全く興味ないのに『ブルーロック』を読む

試合ごとに同一キャラが味方になったりライバルになるアイデアは秀逸.

そう言えば,世界のスポーツ競技者数ランキングってどうなってたっけ?

JSPORTSのツール中継では,解説の栗村さん達が「オリンピック,サッカーワールドカップ,そしてツールが世界三大スポーツイベントです」と度々述べている.

まぁ,その人気や視聴者数から言ったら概ね間違いじゃあないんやろうけど.

では,実際の競技人口数はどうなっている?

予測では「サッカー,クリケット,バスケットかなぁ」と思っていたのだが...調べてみて驚いた.

スポーツの競技人口ランキング!世界で最も競技人口が多いのはどのスポーツ?

へぇー,バレーボールなんや.
基本屋内やろうし,ネットも要るし,それほど手頃とは思えんが.

バスケは人数が揃わなくても行いやすいか.

卓球は...まぁわかる.

一方でサッカーが5位とはなかなか意外.
ボールだけあれば遊べるので,もっと多いと思っていた.
中南米やアフリカの子供らが裸足でボールを蹴りまくっているイメージ(偏見).

知っている人は知っているのがクリケットの人気.
そう,かつてのイギリス領,今のイギリス連邦では大人気なのだ(USAを除く).
その人口は26億人で世界総人口の1/3を占める.
もちろんインドの存在が大きい.

Kazchariが滞在していたジャマイカもイギリス連邦所属.
もちろんクリケットが一番人気だった.
陸上,ましてやボブスレーではない.

そやけどクリケットのルール,何度説明を聞いてもよくわからなかった.
Wikipediaを読んでもよくわからない.

フルの試合だと5日かかるとか,短縮版でも7時間とか,途中でお茶の時間が設けられているとか,ボールを投げる時肘を曲げたらあかんとか,ユニフォームは全員真っ白だとか,実はバッターは守備だとか,360°どの方向に打ち返しても可とか,野球しか知らない脳にはその特殊性が面白いけど.

つーか,なんで未だにオリンピック競技にならないのか不思議(アメリカのせいか).

ちなみにジャマイカではもう一つの隠れ人気スポーツがあるそうな.
それは「ポロ」

もちろんジャマイカ人がするわけではない.

旧宗主国のみなさんが馬を空輸してプレイしている(という噂).
貴族趣味にもほどがある.

上記のサイトには日本のデータも載っている.

スポーツの競技人口ランキング!世界で最も競技人口が多いのはどのスポーツ?

「これはスポーツなのか?」と思わずつっこみたくなる種目多数.

また,気になるのが個人競技だらけという点.
日本の野球/サッカー人気から考えると,見るのは団体競技,するのは個人競技というのが興味深い.

そういや,世界も日本もランク外のラグビー.
ちなみに息子は以前記事にした通り,ラグビー少年になりつつある.
良いことだ.

息子,鍛えてます~最強の財産

ついでにチャリもどうすかね? 山行くぞ!

Myロードバイクの乗り比べ~EMONDAとDOMANE

2023/4/3 Mon

適材適所.

iPhone11 Pro

「新しいモノを買うと古いモノは使わなくなる」とよく聞く.
さて,Kazchariは?

これまでメインのロードバイクは2017年購入の『TREK DOMANE SLR7』だった.今風に言うとGen2(第2世代).リムブレーキモデル.

購入後はグルメフォンド,ブルベ,ヒルクライム大会,スマートトレーナーにと大活躍.
2023年4月現在,その総走行距離は55000kmを越えている.

毎年オーバーホールに出しているおかげか,すこぶる調子が良い.
ただし,今年は冬の間,および外を走れるようになってからも,スマートトレーナーに装着したままだった.

そう,ここしばらくはNew Machineの『TREK EMONDA SLR7』にて外ライドを開始.

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

そのEMONDAも1000km近く乗って,その特性がある程度わかってきたので,比較の意味も込めて,4/1の土曜日は久々にDOMANEを引っ張り出してみた.

曇り.温度:4 ℃,湿度:74%,体感温度:1 ℃,風速:9.7 km/時,風向:NW

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

なじむッ! 実に! なじむぞッ!

さすがにこれまで長年,相当な距離・時間をともに過ごしてきただけのことはある.

これぞエンデュランスロード.
一言で言うならカラダにやさしい.
前後のISOスピード機構は伊達じゃない.

それに下ハンを持つと顕著なのだが,ものスゴクしなる.
決してやわな感じではない.

確かにファットやサス付きのチャリに比べ,路面の段差の衝撃は感じる(北海道の路面はひどい).
ここに関してはISOスピードなしのEMONDAとの違いは正直わからない.

ただし休憩中や帰宅後,翌日の疲労感は異なる(数値化は無理だが)

それだけDOMANEが地面からの反動を吸収しているということなのだろう.

そして...久々のヒルクライムも楽っつーか,軽い.
50mmハイトのディープホイールなのに.

決戦軽量ホイールでさらに軽くできる.
うーむ.これは7月の本大会,EMONDAとどっちで出るかマジで迷う...

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

走り方,もしくは走らせ方の問題なのか?

ついでにシマノSPD-SLペダルもカチっとはまる(これは別の問題).

もう少し乗りたかったが,峠では雪が降りだし,それが雨に変わった.
あー,やっぱりリムブレーキは怖いな.止まらん.

たまらずセイコマにピットインしで補給.

iPhone11 Pro

休憩中に汗冷え.
指が震えるあまりの寒さに50kmちょいで切り上げることにした.

明けて4/2の日曜日.
今度はEMONDAで出撃.

晴れ時々曇り.温度:4 ℃,湿度:70%,体感温度:3 ℃,風速:4.2 km/時,風向:NNE

表題にもある通り”サイクリストのルイーダ酒場”こと,深山峠にあるカフェ『Yamaichi』さんを目指すライド.

事前の天気予報では「最高気温12℃,降水確率は0%」のはずが,Garmin様のデータで確認すると一桁気温.つまり昨日とほぼ同じ.どゆこと?

それでも太陽だけは出ている.
「こりゃワンチャン,十勝岳行けるかなぁ...」と思いつつ出発.
美瑛の丘で軽くウォーミングアップ.

あれ? なんだか天気が怪しい...

iPhone11 Pro
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美瑛に着いて,白金温泉までのサイクリングロードに侵入するも,残雪がひどく,あえなく断念.

前回実走確認済みの藤野農道に向かう.

EMONDAな就実も藤野も走れますライド

iPhone11 Pro
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iPhone11 Pro
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雪は減ったが相変わらずの絶景.
途中空を覆っていた雲も晴れて,陽が出てきた.

ただし...やはり寒い.
藤野農道の下り,たった数キロのダウンヒルでもたいがいである.
「こりゃあかんわ」と,今日の十勝岳登攀はあっさりと取りやめ.

幹線道路を使って道の駅「ビルケの森」へ.

iPhone11 Pro

望岳台へ登るルートは未開通だと知っていた.
とりあえず,そこを目指して少し登る.

iPhone11 Pro

撮影中も次から次へとクルマがやって来ては引き返す.
うん? 下調べした方が...
表示によると4/27開通予定とある.

またあらためて確認すると「1/4からゲート閉鎖」.
逆に考えれば1/3までは走れたということで...(ドス黒い野望)

iPhone11 Pro

道の駅まで引き返すが,やはり寒くて鼻ズルズル.
左折してカミフ行きルートへ.
最初の坂は何気にセグメントになっている.

少しがんばって総合4位! まぁ,誰も踏まん峠やし.

こちらから登ると,以降カミフまではずっと下り坂.寒い.
途中のダムで休憩.

iPhone11 Pro

無事に,お久しぶりのYamaichiさん着.
今年のオープンは前日の4/1である.

もちろん看板メニューの魯肉飯を食べる.

iPhone11 Pro

おお,やはり去年より美味さがアップしている.

ここでご主人から十勝岳(カミヒル)情報を聞く.

Kazchariが到着する前,午前中に登った人がいたが,やはり途中の積雪で引き返したそうな.
また,走れたとしても,濡れているだけなのかブラックアイスバーンなのか判別つかない箇所が複数あり,まだまだ安全に走れる状況ではないとのこと.

そーでしたか.
やはりもう少し暖かくなってからやな.

素直に半袖半パンジャージOKになって,赤コーラが”神”になる季節まで待つか.
肝心のカミヒル大会には用事で参加できないけど.

iPhone11 Pro

Yamaichiさんを後にする.

食事中,店の前を剛脚で知られるKさんが仲間とトレインを組んで通過.
それを追いかけ...ません.間違いなくタヒ.

iPhone11 Pro

マイペースで家を目指した.

iPhone11 Pro

さて,肝心のDOMANEとの比較である(あくまで素人目線)

やはり硬い.
よく言えば反応がするどく,加えた力が推進力に変わる,とも言える.
その分,逃げ場のない衝撃が自分に返ってくるのだろうか?

EMONDAでの最長距離で,ちょっと気になったのが,持病である首コリを感じたこと.
Kazchariは短足ゆえ,ハンドル落差はほとんど出ない.
つまり,EMONDAもDOMANEも前傾ポジションの度合いはほとんど変わらない.
距離が違うとは言え,DOMANEでこんなことはなかった.

となると,やはり衝撃吸収性の違い?
ダメージの蓄積量が異なっていくということか.

あらためて,ロングライドはDOMANEの方が向いていることがわかった.
メーカーの宣伝は間違ってはいない.

さて,今回のライドの目的はもう一つある.
それは愛用のサイクルコンピュータ『Garmin Edge1040』のデータ表示カスタムである.

あまり知られていないが,Garmin製品には多数のアプリが用意されており,好みによりカスタム可能.

いくつかあるデータ表示アプリのうち,Kazchariは「SPH Graph」を選び,インストールしてみた.
参考にしたのは以下のサイト.

GARMIN Edge830:画面カスタマイズ

ノーマルでは単に数字が並んでいるだけ(それはそれで見やすいけど).
しかも旧作の『Edge1000』に比べるとフォントデザインもダサくなった.

iPhone11 Pro 2022年9月撮影

しかあし,このアプリ「SPH Graph」はどうだ!

iPhone11 Pro

このごちゃごちゃ感,メカメカしいのがたまらん.

『Edge1040』のスマホ並の巨大画面でさえ,一部字が小さくて読むのに苦労するが(かろうじて)無問題!

走ると速度,パワー,心拍のゲージが動いて面白い.
そう,正に男(の子)のロマンだ.

基本的には,自分で設定していたものと同じデータが表示されるのだが,余裕部分に「総上昇量」,つまりその日の獲得標高が累積されるのが...ヤバイ.
数値見ながら「今日は遠回りして2000行っとこか」とかなりそう.
ブラックサイクリスト化が進む.

ひと目でわかるブラックサイクリストの特徴10個

少し心配なのは,画面を見るのが楽しいので,前方不注意にならないようにすること.
地面に穴でも開いてたらシャレにならん.

もちろん,画面をスワイプすればノーマル画面に戻る.

さて,今日のまとめである.

気象条件も距離も獲得標高も異なるが,EMONDAとDOMANE,なんだかんだで違う特性のチャリだとわかった.
ぱっと見,形も似ている(流行りのリア小三角ではなくシートポストからステーが生える)けどな.

やはり200kmを越える,具体的には300ブルベからは,今後もDOMANE一択やな.
で,トレーニング的な今日みたいなライドだとEMONDA.巡航速度速いし.

肝心のヒルクライムレースは?
悩む...

まっ,ようするに新旧かかわらず,両方とも末永く愛していきまする.

ふむ.こうなると,もう一人の兄弟,『MADONE』ってどんな乗り味やねんやろ? 俄然興味が出てきた...おっと,誰か来たようだ...(バスッ)

iPhone11 Pro なんかえらくデブって見える...

グラベルロードバイクの誘惑

2023/3/18 Sat

楽しみが過ぎる.

iPhone11 Pro / 2022年7月17日撮影

ダート,林道,砂利道,未舗装路...呼び名は色々あるが,なんしかグラベルが好きだ.

元々は寺崎勉氏の影響で,オフロードバイク(NX125,XR-BAJA)による林道ツーリング&キャンプを嗜んでいた.
紀伊半島や四国,それに沼津に住んでいたこともあり,伊豆や信州の林道もだいたい回ったなぁ.

その行動は今の愛車,モンキーでも変わらない.

特に入り口を発見! ⇒ ”突入!”の瞬間はアドレナリン出まくり.
そして森の中,エンジンを切った際の静寂感.
今,ここにいるのは自分だけ...た,たまらん.

モンキー125で林道ツーリング~愛山米飯林道編

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

冬にもチャリに乗りたくて買ったファットバイク.

購入時はなぜか,こいつがMTBの一種であることを完全に失念.
タイヤの太さと車体の重さゆえ,林道の激坂なんて登れないと思いこんでいた.

それがどうだ.
ある日,たまたま入り込んだ林道(グラベル).
こいつがめちゃめちゃ楽しかった.

まず,砂利,フラット,草,泥濘,水たまり,雪面...グラベルで想定されるどの様な路面でも対応可.
前後ともサスはついていないものの,極太タイヤが十分にその代用を果たす.

心配していた激坂もエンジン(自分)さえ唸れば,20%近くでもなんとかなる.
それに下りの安定感も素晴らしい.

つーことで本ブログにも,グラベル走行記事がやたらにある.

欠点と言えば...
舗装路での巡行スピードか.

ロードと比べるのも何だが,TTバーを付けて無風で最大30km/hが限度(キツイ).
追い風でも,フロントシングルと相まって,36km/h付近でギアを使い切ってしまう.

ストレートタイプ クリップオンバー

ピンディングは有効.
片面SPDだと普段使いに便利.

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500

周りからは「長距離はしんどいでしょ?」と言われるが,そんなことはない.
200ブルベなら十分完走可能.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

サドルはこいつをおすすめ.
「安い」と言いたいところだが,最近やたらに高騰.
そのコスパの良さが気づかれ始めたのだろうか?

[セラロイヤル] サドル 2354HRMA10030 ブラック/ブルー 145mm×長さ約280mm

サイズの問題でクルマへの積み込みは?

いえ,うちのハスラーにも前輪外せば横積み可.
前後輪とも外せば縦積みできるので,隙間にキャンプ道具を積載可能.
そのおかげで6輪キャンプライフを,めちゃめちゃ楽しめている.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

そう,このようにファットバイクでのグラベル遊びに不満はないのだが...

人間贅沢なもので...いや違うな.
本来の闘争本能っつーか,時折,体育会気質が頭をもたげてくるのか,ココロがもっと”速さ””距離”を求めてくるのだ.

ようするに...

ロードでロングライド ⇒ 良い雰囲気のグラベル発見 ⇒ ロードじゃ無理(汚したくない)⇒ あきらめる

ファットでライド ⇒ 良い雰囲気のグラベル発見 ⇒ よっしゃ楽しい! でも,このペースだと,家にいつ帰れる? ⇒ あきらめる

ということなのである.

目的地が決まっているなら,クルマにファットを積んで,グラベル近くでデポという手が使えるのだが,これだと新規開拓が難しい.

これらの悩み,ロードとMTBのいいとこ取りのグラベルロードなら解決してくれよう.

そして,昨年立て続けに参加したグラベルイベントでの衝撃.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

ファットなグラベルミーティングライド

やはりファットでは遅いのだ.
これらのイベントはレースではない.
それでもグラベルロードにはついていけない.
「百式ではキュベレイに勝てない」道理.

悔しいというわけではない.
あのロードバイクと変わらぬ速度で,颯爽と走る姿にシビれ,あこがれたのだぁ!

つーことで,昨年の秋頃よりグラベルロードバイクについておれこれ調べ始めた.

目に止まったのが,本ブログでも度々紹介しているこのチャリ.

もうキワモノ好きサイクリストの好みを凝縮したような一台.

まず目を引くのはフロントの片持ちサスペンション「Lefty」
このアンシンメトリカルがたまらん.
古のVFRのプロアーム!

リアにも,シートステーに「キングピン」と呼ばれる30mmサスがついている.

そう,こいつはフレーム形状こそロードバイクだが,フルサスなのだ.
おまけに誰が考えたのか,ドロッパーシートポストまで標準装備.

正真正銘のハイブリッドマシン.

それに,このイエロー(&オレンジ)カラー!

ブラックの方が,カッティングシートデコ(うちのファットもしている)で,雰囲気を変える遊びができそうだが,どうやらただのブラックではなく,ラメ入り.ちょっと好みではない.

つーことで”旭川でCannondaleと言えば”の「はっとりスポーツ商会」さんへ昨年凸した.

だがしかし.
まだ新コロがチャリ業界に与えた影響は強く残っており,入荷の見通しが立たず「注文不可」との返事.

大雪森のガーデンまでジェラートをもらいに行くライド

だがしかし.
ここ最近ネット上でCannondale製バイクの入荷情報がバシバシ上がってきている.もちろん「Topstone Carbon」もレビューが続々とアップ.

こりゃ,ダメ元でもういっぺん問い合わせしてみるか.

目標は「ニセコグラベル」の秋ライド参加.

NISEKO GRAVEL 2023

やっかいなのは,原則3名以上にてチームを組んでの参加が推奨されている点.

普段”ぼっち”なKazchariには,非常にハードルが高い.

将来的に「ラファプレステージ」にも出たい.

ラファ プレステージ

誰かチームに入れてください.シクシクシク36.

iPhone11 Pro / 2022年7月30日撮影

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

2023/3/15 Wed

何このバルバトス.

iPhone11 Pro

晴れ.温度:3 ℃,湿度:66%,体感温度:3 ℃,風速:4.0 km/時,風向:S

さぁさぁやってきましたよ.
雪解けが進み,ロードバイクで思う存分走れる日が.

確かに年中,室内でZwift&3本ローラー,それにファットバイクで真冬も外を走っているので,常にオンシーズン状態なのだが,今年は別.

大枚はたいて購入した機材ドーピング...じゃなかったNew Machine「TREK EMONDA SLR7 First Light」の出撃ですよ.

無事帰宅して一言,「気に入った」.

納車以来,既に3本ローラーにて500kmほど走行.
BB周りの剛性感や新型アルテDi2のギアチェンジレスポンスは体感済み.
ポジションの微調整も完了(ハンドルを目一杯下げ,サドルをやや後方へ).

それでも外乗りだと,その印象は全然違うはず.

先日のモンキーツーリングの時にも書いたが,いくら雪解けが進んでいるとは言え,北海道は北海道.
今日も気温一桁予想.
本州住みならまだ冬眠中かも.

モンキー125,2023年初ライド

つーことで,まずはウェアの選定.

インナーは定番のミレーのスケメッシュ.

注意しないとビーチクが痛い.
この上に,パールイズミのセーター,dhbの防寒・防風長袖ジャケット.
寒風で耳が痛いと思われるのでバラクラバ.

下はdhbの起毛ロングタイツ.

このタイツ,機能的には問題ないけど,使用回数の割にケツのパッド部の毛羽立ちが酷い.
同じdhbでも,長年使って全く問題のない製品もあるのはなぜだ?
サドルに座るとあまり見えない部分ではあるが,おシャライダーを気取りたいおっさんは少々不満だ.

グローブはこいつ.

[PIROXIS] 防寒グローブ アウトドアグローブ

安いし,この時期の気温にぴったり.
チャリ用ではないのでパッドはないが無問題.

示指と母指の指出し可能.
スマホ操作で便利な上,落としにくくなる.

足元には新兵器投入.

インナーソックス+起毛ソックスはいつも通り.
通常であればシューズにトゥカバーを装着する時期ではあるが,今回これを購入.

FOOTMAX ロードバイクシューズカバー FXB016

オーバーシューズ・ソックスである.
ナイロンやネオプレン製が多いが,いずれも耐久性に難があり,かつ着脱が面倒.
で,どこかのチャリ系ブログで見かけた,このソックス生地を試してみることにした.

iPhone11 Pro

写真だとブルーに見えるが実際は黒.
使用前にクリート部分に穴を開ける必要あり.
適当に切ったら片方,少々切り過ぎた.
そこからほつれてくるかもしれんが,まぁ大丈夫でしょう.

iPhone11 Pro

伸びるので,シューズの上から履かせるのが実に容易.
濡れたらどうする問題はあるものの,期待大.

iPhone11 Pro

軽量自慢のEMONDAにはバッグの類をなるべく付けない方針.
ジャケットのポケットにウインドブレーカー,ポーチ,スマホを入れる.
おっと,「マスク」も念のために持参.

10時過ぎ,ようやく準備完了.
ありゃ,ツールケース忘れた.
ロード外乗りの感覚が戻っていない.

行き先は馴染みの美瑛-上富良野方面とする.
風光明媚かつトンネルなし.あまり高い山もないので凍結の心配もない.
往復するとだいたい100kmとなるルートである.

以下,ど素人の“それってあなたの感想”インプレ.

サイコンのボタンを押し,クリートをはめ,緊張しつつ一踏み.

こ,これは...DOMANEとあんまり変わらん.

そらそうだ.
オートバイを乗り換えるのとはわけが違う.
エンジン(ライダー)に変化がないのだから.

ポジションで一番変わったのはハンドル幅.
400mmから流行りの380mmに変更.
さすがにこの違いはわかる.
5月になったら別のハンドルになるけどな.

若干雪が残る住宅街をおっかなびっくり通過し,少し開けた道に出る.
ある程度ポジションに慣れ,脚も温まったところで,少し踏んでみる.

おっ,確かに速いっつーか,反応が良い.
これはDOMANEとは明らかに違う.
いわゆる“硬い”ってのはこういうことか,と納得.

エンデュランスロードのDOMANEには前後にISOスピードなる衝撃吸収機構がついている.特に後輪は一番柔らかい位置で運用していた.

EMONDAにはそのような機構はない.
では地面からのショックがダイレクトに手に伝わったり,サドルからの突き上げがひどいか,と言われると特に違和感なし.

不要なシステムだったとは言わないが,上質なカーボンフレームには十分な衝撃吸収性ががあるということだろう.

家を出て,最初の坂が見える.

EMONDAと言えば,軽量クライミングバイクの代名詞.
正直,あまり「軽っ」という印象はない.
ヒルクラレース用に徹底軽量化したDOMANEの方が軽く感じる(未計量だが).

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

実際にレースで走ったら,また違う感想かもしれんけどな.

ただ,確実に言えること.
このEMONDA,坂になると“なぜか”ダンシングしたくなる.
いや,「ダンシングしろ」と言ってくる.
ようするに「もっと踏め!」だ.

某三日月なオーガスの様に「もっとだ...もっとよこせ...EMONDA...」と言えたらカッコよいのだが,逆にEMONDAに「こんなもんすか? 大したことないすね」と馬鹿にされている気がする.

己のパワー不足を痛感.
これがピュアなレーシングバイクというヤツか.

誰かが「斜度5%は坂じゃなくなる」と言っていたが,さすがにそれは大げさ.
3%なら...まぁわかる.速い.
明らかにDOMANEよりAve.を上げて走れる.

斜度10%を越えると,ダンシングで体重をペダルに乗せつつガシガシと登る.
どうしようもなくなるとフロントをインナーに落とすが,その限界点までに余裕がある.
リアもDOMANEの28Tから30Tに増えたしな.

そして,EMONDAの走行性能を如実に感じたのは,得意の坂よりもむしろ直線.
いわゆるエアロ効果なのか,無風や向かい風でも進みが違う.
30km/h~の巡航が非常に楽.

iPhone11 Pro

つーことで,美瑛の丘を走り回る.
さすが平日,人は少ない.
天気も良い.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

今シーズンよりついにパワーメーターを導入.
『Favero Assioma Duo』だ.

GARMINサイコンに記録されるデータが増えて,己のスペックの可視化が一挙に進んだ.

ただし,LOOK 「KEOクリート」に不満あり.
SHIMANOに比べると,付けにくく,外しにくいのだ.
一方でカーブで膝を開くとカチっと外れたりする.

精度という点ではやはりShimano-SPDペダルの方が上.
今買うなら同じAssiomaでもShimanoペダル対応のこっちかな.

Qファクターが広がるのが嫌でペダルタイプにしたけどな.

後,あれやな.
ペダルやクリートに雪や泥がつまったら,ガンガン,ペダルを蹴って落としてたけど精密機械になったので,あまりしたくない.
これも外れやすい原因なのかも.

パワメの利用法についてはまだまだ勉強が必要.
ロードレース中継なんかでよく言ってる「このパワーで踏めば,後何km走れる」とか,どうやって確認するんやろ?
パワーゾーンを見ながら? 登攀中,そんな余裕ないでぇ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

とかなんとか考えながら漕いでるうちに上富良野着.

雪が解け,走れそうだったので「かみふらの八景」の一つ,「旭野やまびこ高地」へ向かう.
ここが見事な斜度のキツいアップダウンコース.
ある意味,EMONDAの特性を発揮するに最適.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

キツかった...

引き返して上富良野市街地へ.

セイコマが混んでいたのでセブンイレブンに向かう.
珍しくチキンサンドとソーセージサンドのパン食.

iPhone11 Pro

店舗の前で食べたのだが,店に入る人,出る人,ほぼ全員マスク着用.
いやぁびっくり.
あくまで“任意”ではあるが,3年間の習慣とは恐ろしい...

ここからはところどころ寄り道しつつ帰路となる.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

帰りは下り&追い風基調となるので巡航が楽.

気温が低いと空気が重い=抵抗が強くなるという.
つまり夏が近づけばもっと速く走れる...ということか.

本日最後にSTRAVAセグメントにもなっている近場の8%坂に,遠回りして挑戦.
結果的にベストタイムより5秒遅れ.

まっまぁ,100km走った後だし...ほ,ほんとはもっと速く走れるはずなんだからねっ!(誰に対してツンデレ?)

iPhone11 Pro

以上,100kmのインプレライド終了.

冬期間も外乗りしてたけど,やはりロングライドの勘はイマイチ戻ってないな.
ペース配分が悪い ⇒ 平均速度が遅い.
まぁ,今日はしゃあないわ.

そうそう,新兵器のオーバーシューズ・ソックスですが,家で確認すると,かかと部分に見事に穴が開いていた.
そらそうだ.歩かないわけにはいかない.
水もよく吸ってしまう.つまり雨の日は使えない.
耐久性に問題ありそうやけど,防寒・防風性能は素晴らしい.
季節限定アイテムやし,まぁええか.

帰宅してSNSを開くと,うれしいお知らせが.

かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

な,なんと,4年ぶりに『カミヒル』再開とのこと.
以前,中の人に聞いたところ,今年も難しいのでは...という話を聞いていたのでびっくり.

よっしゃあ! 坂バカ宣言した今年はエントリー!...と思ったものの,「あれ? この日(8/27)って何か予定があったような...」

がーん,ありました.

つーことでカミヒル初参戦は来年,2024年に持ち越しだっ!
目指せ(50~59歳部門の)表彰台!

「さぁ,バルバトス(EMONDA),全部よこせ...」と言いたい.

iPhone11 Pro

新コロ明けたら海外旅行?

2023/3/14 Tue

そろそろ明けそう.

3/13からマスクの着用義務がなくなった.
いや違うな.日本では元々「任意着用」だった.

コンビニや飲食業の入り口にある「マスク着用のお願い」が撤去された日,と捉えるのが正しいだろう.
しばらく混乱が続くだろうが,徐々に平常運転に戻るような気がする.

いやぁ,ようやくですな.

「もはや顔パンツ.人前で外すなんてトンデモナイ」と考えるようになった人もいるようだが,Kazchariは外しますよぉ.

元々チャリ乗っている時はノーマスクやったしな.
逆に一人でクルマに乗っているのに付けている人がいる.不思議だ.

つーことで,規制緩和に伴いインバウンドも徐々に再開.
次は,こちらから出て行く番であーる.

現状だと,帰国後の隔離措置はワクチン3回接種で免除(らしい).
これ,いつまでやろ?

Kazchariはワクチンを2回しか打っていないし,この先も追加接種する気もないので,今出国すると帰りが面倒.

とりあえず,この制限が解除されたら,久々に出かけますか.

最後の海外旅行は新コロ前の2019年12月.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

この頃の出国はほとんどが羽田から.
当時はクレカ払いをJALカードに統一し,いわゆる丘マイルで毎年旭川-羽田の往復特典使っていた.

だがしかし,新コロブームの間に各種支払を別のカードに切り替えたり,QR決済などしたりと,マイルが全然貯まらなくなってしまった.
次は国内移動分も自己負担か...うーむ.

えーい,ではどこへ行く?

なんだかんだでスキューバ・ダイビング旅は捨てがたい.
こんな記事も書いたけどな.

スキューバダイビング,やめよっかな?

旅先での目的が明確な場合,値段や手間を考えるとツアー参加がベスト.
新コロ前はフィリピンの「プエルト・ガレラ」が次の候補地だった.

今,ネットでツアー情報を見てみると...大手では組まれていない.
まだ落ち着かないのか?
新コロ前も,それほど高額だった印象はない.

一方,参加経験のあるインドネシアの「コモド」「ラジャ」は既にダイブクルーズが始まっている(リピーターなのでメルマガが届く).

ただし...その値段には驚愕.
前回より+10万~は必要.
さらに燃料サーチャージも大幅アップ.

シャレにならん額になっている.
やはり,この2か所は一生に一回の経験になるんかなぁ.
コモド・ダイビングは実に楽しかった.

ちなみに全ダイバー,究極の憧れポイントと言えばコスタリカの「ココ島」とエクアドルの「ガラパゴス」だろう.
価格も期間も手間も参加難度SS.3桁は軽く越えてきそう.

もう一つの趣味,海外サイクリングはどうだ.

先日,「2023年ツール・ド・フランス観戦ツアー」の募集を告げるメールが届いた.
以前に一度説明会に参加したことがあり,定期的に送られてくるのだ.

はたして...

ツール・ド・フランス2023観戦&サイクリングツアー

うげっ.
こんなんにサラっと参加できる人って,どこのブルジョア?
驚いたのは,この料金は食事代を含まないこと.
総額いくら?
一昔前のハイエンドロードが買える料金になっている.
通常のサイクリングツアーもたいがい...

いかんいかん.
ダイビングにせよチャリにせよ,趣味を海外で行おうとすると破産する.
まず国内遠征の方が現実的やね.

原点回帰で,ツアーをやめ,航空券だけを買って行き当たりばったり旅はどうだ.
現状,最も気になる国は「クロアチア」.
「プリトヴィッツェ湖群国立公園」の紅葉が見たい(撮影したい).

で,ざっと羽田発でザグレブ(首都)までの往復航空券,今現在の最安値でざっと往復12万か.
シーズン(秋)やと倍?
宿泊代やらなんやらを含めるとやはり30万はいきそう.

フリーのパッカーでこれかぁ.
もはや海外旅行は「富裕層の趣味」と言われる理由がよくわかる.

思えば,個人手配のバック・パッカー旅はここ数十年経験していない.

この令和の世にフリーパッカーするとどうなるか想像してみる.

現地空港に着いたら,まずSIMカードを購入.
自分のスマホをアクティベートしてもらう.
以降,宿や交通機関の予約は,全てスマホを通じて行う.

タクシーもスマホで呼んで,日本で予約済みの宿へ.
会計をカードで済ませる.

荷物を置いたらGoogleマップを見ながら街歩き.
写真を撮ったらSNSにアップ.
屋台や汚い食堂はほぼ消滅(場所による).

そこそこキレイなレストランでスマホみながら情報収集.
同じ旅行者を見かけても無視か,スマホ片手に写真を見せあう.
夜はLINEで日本にいる家族や友達と会話し,ヒマなら部屋でYouTube.

...たぶんこうなるような気がする.楽だ.

懐かしの90年代だと...

格安航空券で現地着.
たいてい深夜着.
最低限必要な現地通貨をT/Cかドル札で両替.
タクシーに乗ると,危険かぼったくられるので空港ロビーで寝る.

バスで市内へ.
そこから「歩き方」もしくは「Lonely Planet」に載っている一番安い宿まで(10km内なら)歩く.
やる気のなさそうor眠そうなフロントのにーちゃんに,「Do you have a room?」と尋ねる.

もちろんチェックイン前に部屋を確認.
水(お湯)の出,鍵のかかりぐあい,ベッド(シーツ)の清潔さ,蚊帳があれば穴が開いてないかチェック.
可能ならディスカウント交渉.

ドミトリーなら同室者の値踏み.
ジャンキーっぽいヤツがいたらもちろんパス.

タライもしくはバケツがあれば洗濯(30分漬け込み,3回すすぎで屋上に干す)
荷物を置いてでかけるが,バックバックは徹底施錠&固定物にロック.
観光がてら次の目的地までの交通手段の発着場所,時間を確認.必要なら予約.

屋台か汚い食堂でメシ.
相性良さげな日本人または西洋人に話しかけて情報収集と旅の思い出会話(多少盛る).

気が合えばそのまま遊びに行く.

夜,宿に戻り蚊取り線香を焚く,
洗濯物を取り込む.
ベッドに寝転がりながら(シーツあまりに汚いもしくは寒い場合は寝袋),日記を書き(他の旅人と交換した)文庫本を読む.

照明を消すがあまりの暑さに眠れない.
なぜか体が痒いので眠れない.
天井のファンが落ちてきそうで眠れない.
廊下で酔っ払いが騒いでいるので眠れない.
ノックされ「マッサージ?」と起こされるので眠れない.
外のクラクションや音楽がうるさくて眠れない.
エアコン効きすぎ寒くて眠れない.
隣の部屋で〇〇〇する声が聞こえて眠れない.

ああ,なんて素晴らしい夜.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(1)

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

改めて思い出すと,よく,こんな面倒なことをやってたな.
そんな体力と気力はまだ残っているか? Kazchariよ?

モノよりコトが大事と言われて久しい.
まだまだ世界には見たい場所がたくさんある.

戦うか? 戦えるか? 怯えるココロよ?

モンキー125,2023年初ライド

2023/3/12 Sun

モンキー,最高!

iPhone11 Pro

天気予報大当たり.
なんと,日中10℃近くまで気温が上昇するらしい.
一ヶ月は季節前倒しやな.

モンキー125に,前日にバイク屋さんから引き取ってきたバッテリーを取り付ける.
「マイナスカラハズシテプラスカラツケル」と謎の呪文を唱えながら.

無事にエンジン始動.
2023年は走行距離「5038km」からスタート.

iPhone11 Pro

さて,気温が高いとは言っても,本州の冬とそれほど違わない.
ましてや,体感気温がダダ下がるオートバイに乗るには...正直寒い.

でも走るけどな.

まず上半身.

- 起毛インナーシャツ
- パールイズミのセーター
- 電熱ベスト

そして,忘れちゃならないプロテクター.

その上に20年モノのコミネの3シーズンジャケット
念のため,トップケースにはウインドブレーカーを入れておく.

次に下半身.

- 厚手のスキー用タイツ
- インナーソックス
- 起毛ソックス
- ソックスカバー

そして,これまた20年モノのバイクシューズ.

このあたりはチャリでの経験・装備が活かされている.

グローブは冬最強を誇る「防寒テムレス」

一応,電熱グローブも持参.

電熱グローブ再起動~交換バッテリーが届いた

これで完璧!っつーか,モンキー・ツーリングは久々なので,何を着て何を持参するかの感覚が戻っていない.

さすがにトンネル内はまだ凍結の心配がある.
ゆえにトンネルがないとわかっている馴染みの道を走ることに.

昨日のSNSでの投稿で「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の会場である「大雪森のガーデン」に至る道が走行可能であることを知り,行き先とする.

国道39号を走る.
もちろん全面路面は出ている.
路肩の雪で車線がつぶれているわけでもない.
十分耐えられる寒さで快走.

ただし,この時期の北海道の道路を走るにあたって注意点がある.

それは砂利

路面凍結時,交差点や坂に巻かれる滑り止めの砂が,融雪に伴い路上に浮き出てくる.
ようするに滑るのだ.
まぁ,わかっていれば問題ない.

ここで,突然,新ヘルメットのインプレ.
長年使用していたAraiのジェットヘルをついに新調した.

どっちのヘルメットSHOW~オートバイ編

本日,ついに装着しての実走.
結論から言うと,想像以上に良かった.
あくまで古いAraiの「SZ」との比較になるが.

まず重さや頭部フィット感(Lサイズ)は問題なし.前のと変わらない.

シールドが長いのが気に入った.
フルフェイス並の防風効果があるような気がする.
つまり密閉性が高いので,安物インカムの音質も向上したような気がする.

【最新型改良Type-C】 バイク インカム ヘルメット スピーカー Bluetooth

ただし,この密閉性との引き換えなのか,シールドの曇りがひどい.
低温のせいかもしれんけど.

「ピンロックシート」,試そうかなぁ.

【RunWind 】ヘルメット 曇り止め シート ピンロックシールド くもり止めシート シールド クリア (ジェットヘルメット)

サングラス内蔵なのをすっかり失念.
いつもの安物を別にかけている.

高速道路は使えないので,チャリと同様に下道で上川市街へ.
いつも立ち寄る,国道に面したセブンではなく,マチナカにあるセイコマへ向かう.

ちょうど,前夜に『ドキュメント72時間』で初山別のセイコーマート回を観たばかり.

ドキュメント72時間「初山別のコンビニ」撮影裏話

ああいうのを観るとセイコマを応援したくなるのが道民ってもんだ.てぃっ(何?).

iPhone11 Pro

缶コーヒーと「道産ポテト」を購入.
冷えたカラダを暖める.

休憩中,目の前を見覚えのあるロードバイクが走っていった.
おそらく「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の中の人(Gさん)だろう.
さすがだ.もう乗っている.

先ほどの砂利問題のこともあり,ロードバイクで快適に走れるようになるのはもう少し先.
メイン道路は専用の路肩洗浄車が清掃してくれるのだ.それを待つ.

ゆえに本日の初乗りはオートバイにした次第である.

iPhone11 Pro

さて,補給も済んだところで「森のガーデン」へ.
高速道路の高架下が濡れていたのでやや緊張.

その昔,冬のツーリング中,京都の山奥にて凍結道路で転倒した経験があるのだ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

先の情報通り,コース上は完全に乾燥.
路肩に積まれた雪山から時折,水が流れているだけだった.
おそらく,頂上の高級レストランは冬季も営業しているので,ちゃんと除雪が入ってるのだろう.

今日はオートバイだが,夏のレースを思い出しながら登る.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

今年の大会も,もちろんエントリー済み.

機材ドーピングでどこまでタイムが伸びるか?
その前にちゃんとトレーニング.
エンジン(カラダ)をチューンしないと意味がない.

iPhone11 Pro

頂上に着いた.

iPhone11 Pro

農場方面への道も一部除雪で少し探索.

作業車をよく見かける.
春への準備だろう.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

レストランの駐車場まで上がってみる.
さすがに高級過ぎて手が出ないし(ランチ¥4,000~),その前に予約制だ.

山の写真だけ撮ってそそくさと退散.

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丘を下ると,先ほど見かけたロードバイクの人が2本目のヒルクライムに挑むところだった.
「中の人」との予測は大当たり.しばし歓談.

iPhone11 Pro

正午を少し過ぎた.
昼飯を食いに行く.

お気に入りの『山の食房』でいつもの「ポークチャップ定食」を注文.

こういう時って新規開拓,つまり「新しいモノに挑戦した方が良いかも?」といつも考えてしまう.

iPhone11 Pro

空腹なのに,それではずしたら嫌だし,一方でおいしいとわかっているモノが,いつ何時食べられなくなるかもしれない.

有限な人生で,この2つがせめぎ合う.
「終活」が難しいのは,結局こういうことなのだろう.
知らんけど.

注文してから料理がやってくる間に,家を出る直前に届いた『ファイブスター物語17巻』を読む.

ファイブスター物語 17 (ニュータイプ100%コミックス)

正直,ストーリーには断片的にしかついていけない(裏設定&変更が大杉)
新刊が発表される度,キャラがどんどん増えて物語が拡大していく.
作者(読者も)存命中に完結まで見届けられるかどうかの懸念が常に付きまとう.
連載始まって早37年である.
ただし,永野護は稀代の天才作家だと思う.これからも好きなように描いて下さい.

にしても,ここのポークチャップは美味い.また食べに来よう.

iPhone11 Pro

復路はやや遠回り.
確実に開いている当麻町のパーキングへ向かう.
そこでトイレとコーヒータイムのつもり.

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途中,JR「愛別駅」に寄る.
特に用事はない.
この駅もいつなくなるかわからんね.

iPhone11 Pro

当麻のパーキングには,バイカーの先客がいた.
CB400とMAGNA250.

「寒いですね」と挨拶.
カップルかと思ったが,父娘だった.

お父さん,非常に気さくな方.
新コロの件もあって,リターンライダーとのこと.
そして,娘さんが免許取り立てで今日が初ライド!(3月の北海道である).

うちのJK娘も,オートバイに乗る日が来るだろうか?

Kazchariと世代が近く「ガンマやMVXの後ろは走っちゃいけない」とか,昭和ライダーにしかわからない会話をかわす.

チャリもそうだけど,二輪愛好者同士は話題が多いな.やっぱり.

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桜岡へ.
やはり日が落ちてくると寒い.
とは言え,電熱グッズに頼るほどではない.

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東川キャンモアスキー場の横の”ジェットコースター”
北海道にいくつあるんだ? ジェットコースター.

家の近所も,ちょっと前までは一面の雪道.
今年の季節変化は加速度的.

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早々に帰宅.
距離計は「5183km」を指していた.
つまり,本日の走行距離は145kmほど.
オートバイだとあっという間やね.

泥跳ねだらけのモンキーを濡れタオルで拭く.ご苦労さん.

さぁ,2023年度のオートバイ・ライフのスタートである.

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DOMANEの今期オーバーホール完了!

2023/2/17 Fri

一体いつまでこいつに乗れるのだろう?

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先週4度目のオーバーホールから帰ってきた我がDOMANE.
総費用は交換部品代を含め,¥32,041だった.

毎年ほぼ同じ料金.
高い?

TREKの衝撃吸収システム,isoスピード分解追加分(¥3,000)があったりする.
仕方がない.
オーバーホール後は確実に調子が良い.

ドック入り中の「3本ローラー練」にも飽きていたので,早速スマートローラー「Tacx Neo Smart」にドッキング!
久々にZwiftの復活である.

ちょうど新コースの「SCOTLAND」が最近発表されたばかり.
現状,通常のフリー走行では選択できず,レースなどのイベント参加時のみ走行可能となっている.

Zwift SCOTLAND

で,グラスゴー市街周回レースに参加.
面白いことにレース終了後は解放されて,この新コース内を自由に走れるのだ.

そのシステムを使って昨夜は山岳地帯を走ってみた.
Watopiaなんかはライダーがうじゃうじゃいるが,現状裏コース扱い.
他のライダーの姿はほほ皆無.

そのおかげで久々にKOMゲット!
しばらく赤玉ジャージにフォームチェンジした.

たぶん2回目.
少々せこいけど,嬉しいねぇ.

さて,そのDOMANEだが,今回まず指摘されたのがBBのサビ.
パーツ交換してもらった.

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原因は水の侵入ということだが,この一年,雨中走行ほとんどしてなかったけどな.
洗車時もクリーナーによる水なし洗車なのだが...

次にディレーラーの曲がり.

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うーん,こちらも激しい転倒などをした記憶なし.

購入して約5年.実走,ヴァーチャル走トータルで54,600kmか.
クルマより乗っている.
普通に寿命なのだろうか?

他の記事でも,カーボンフレームの寿命は約10年説が多い.
もちろん使い方によって変化するのだろうけど.

そういや,Tacxのようなダイレクト式の固定式ローラーがフレームに与える影響について論争になってこともあったっけ?

固定ローラーでフレームは折れるのか、をお気楽に調べる

メーカーのいくつかは大丈夫とのがお墨付きを与えていた気がする.
我がTREKはアナウンスなし(たぶん).

まぁ,激こぎスプリント中にフレームが破断したという話は身近で聞いたことがないので,大丈夫だと信じましょう.

外を走れるようになるまで,まだ一ヶ月以上ある.

その後はEMONDAが外練用バイク.
DOMANEはZwiftおよびブルベ時の運用を考えている.

そして来年のオーバーホールもクランカーさんに予約済み.
2台分はキツイので,DOMANEEMONDAのどちらかだけを依頼するつもり.

そういや購入4年のファットくん(6,800km)は,オーバーホール,全然してねーや.ステアリングとかBB周りとかサビサビになってそうで怖い.

「ガチ勢を名乗るなら自分で整備しろ」という声が聞こえてきそうだが,安全に直結するような部分は,正直いじりたくないなぁ.

残る一台のTCT5000.
3本ローラー専用機の座をEMONDAに奪われ,ただのオブジェになっている.

今では少数派のホリゾンタルのフレームが美しい.
ブルーメタリックの塗装も丁寧.
ただし,フロントのスプロケットが摩耗していたり,ケーブルが伸び伸びで変速もできない.
ステアリングの動きも鈍いのでサビが懸念される.

こいつを整備の練習台に使うのはどうだ?
そして出来上がったら息子に譲渡.
うん,なんか泣ける話や(どこが?)

以前の記事でも書いたような気もするが,「自分が昔乗っていた自転車を息子に譲ろうと考えるオヤジ」は多いらしく,クランカーさんにも依頼が結構あるらしい(特に春先).
ただ実際のところ,古くて入手困難なパーツが必要だったり,交換すべき部品が膨大となり,見積もりを提示すると,結局新車を買った方が安い...となることもしばしば.

オヤジの(勝手な)夢なんてこんなもんだ.

つーことで,記述した通り,ブルベをはじめとする春からのロングラライドはDOMANEにお任せなのだが,EMONDAはどうなんやろ?
やはり疲労度は違うのだろうか?

荷物の少ない200や300の短距離ブルベに出てみるか.
色々と試したくなる春が待ち遠しいね.

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