ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その2)

2023/6/25 Sun

健康な生活

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:47%,体感温度:27 ℃,風速:4.9 km/時,風向:NW

キャンプ初日はたいてい熟睡できない.
慣れるまで2泊は必要.
昨夜は21時に横になったものの,まどろみの中,4時前には動き出す.

あれ?

7時間睡眠?
いつもより寝てるかも.
ただし横に寝ている息子に蹴飛ばされた記憶もある.

暑くもなし,寒くもなし.
ちょうどいい気温.

昨日も思ったのだが,このキャンプ場,虫があまりいない(ゼロではない).
羽虫系よりも,地面から飛んでスネあたりをかじるノミ系の方がやっかいなのだが,そいつらもいない.

おまけに,芝なのに夜露べったりもない.
タープが多少結露するぐらい.

季節のせいかな?
ちょっとないくらい快適な環境である.

もちろん既に外は明るい.
息子も起きてきた.
ショートスリーパーは遺伝するのか.

ショートスリーパーとベジタリアン

階段を下りてトイレへ.

自販機でブラックの缶コーヒーを2本購入.
コーヒーミル,フィルターなどは持参していたのだが,情けないことに豆を忘れた.
この缶コーヒーを沸かして飲むことにする.

チェアに座り景色を堪能.
ホンマにロケーションが素晴らしい.

ちなみにここエルム高原家族旅行村キャンプ場は通年オープン,つまり冬キャン可能な場所としても有名.
アクセスも便利だし,温泉も近いし,料金も安いしで冬キャンデビューに最適.
おっと,これは...

同僚とその息子も起きてきた.
なんでもかんでもホットプレートな「焼きそばパン」およびバナナの朝飯.

プレイリストから「朝の音楽」的な曲を選択.
今回始めて使用するこのスピーカーなかなか良い.

JBL CLIP4 Bluetoothスピーカー USB C充電/IP67防塵防水/パッシブラジエーター搭載/ポータブル/2021年モデル オレンジ JBLCLIP4ORG

本来チャリに装着して音楽を流し,クマよけに使うつもり用.

ただしぃ...食器洗いのために炊事場に行ってテントに戻ると...

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インスタントラーメンの中身がカラスにヤラれた.
これで2回目である.ウキーッ!

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まったりとした時間を過ごし,7時過ぎには撤収作業を開始.
なんと8時半には,全てのギアをハスラーに積み込んでしまった.
一晩過ごしたものの,ほとんどデイキャンのような早業.

「もう帰るの?」という不満げな息子の声を無視し帰宅の途につく.

こんなに天気が良いのだ.
早く家に帰ってチャリに乗りたい ← ワガママ.

つーことで,あっという間に今年初のキャンプ終了.
紅葉の秋だけでなく,真冬にも来たくなる穴場でした.
おすすめです.

さて,昼前には家に戻る.
ギアを片付け,干すものを干す,洗うものは洗い,息子に昼飯を食べさせ,早速ライドへ.
もちろん,今日もEMONDA

気温は30℃近い.
今年一番の暑さだろう.

半袖半パンなので日焼け止めを塗る.
昭和基準だと,黒い方がかっこいいっちゃあかっこいいが,疲労感が増してしまう.
何より肌のダメージ⇒皮膚がんリスクが怖いしな.
健康第一.

日焼け止め アグレッシブデザイン トップアスリート サンプロテクト ファイター 62g

向かうは涼しい所=標高が高い...と言えば時間もちょうど良いし,久々に旭岳を登ろう.
セグメントのゴールであるロープウェイ乗り場はさぞかし涼しいに違いない.

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サイクリングロードを通って東川へ.
ジャングルである.

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ついこないだのイベントで走ったのと同じルート.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

前回はグラベル.今回は軽量ロード.
アウター縛りで少し踏んでみる.
ラスボスは旭岳なので抑え気味に.

さほど無理せずのんびりと湧水公園着.
水を補給.

不思議なことに,これほど天気が良いのに,サイクリストに全然会わない.
いや,天気が良すぎて暑いのか.

で,ここから登攀開始.

旭岳は十勝岳のようにずっと登り,というわけではなく,二区間ほど平坦or下りポイントがある.ここで踏み倒してタイムを稼ぐ.

引き足とダンシングを適度に入れ,脚の疲労を防ぐ.

心なしかいつもよりペダルが軽い気がする.

ハァハァ,ゼイゼイとロープウェイ乗り場到着.

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自己ベストに次ぐタイム(約15秒遅れ).

ただしベスト時はふもと(湧水公園)にクルマデポ,および軽量化したDOMANEで登ったと思われる.

今回は自宅から自走.
特に軽量化にこだわったわけではないので割りと重い.
やはりEMONDAの登攀能力は高い...ということか.

うわ,週末の機材選択,悩むなぁ...

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

さて,ビジターセンターで神の飲み物(赤コーラ)を堪能.

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下りますか.
確かにふもとに比べれば涼しいが,それほどでもない.
このまま半袖ジャージでもいけそうだったが,新兵器のミニ・ジレを投入.

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Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

丈がやたら短い=コンパクトという,夏場のヒルクライム⇒ダウンヒルに最適という触れ込み.
デザイン性は皆無だが,そのアイデアがベネ.

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旧ビジターセンター.
近いうち取り壊されそうな雰囲気.
お世話になりました.

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いつもの「旭岳温泉」モニュメント.
さすがに雪はない.

下り続ける.
いつも思うが,よくこんな道,登ってきてるな.
ホンマ,ヒルクライマーってアホやと思います(ホメ言葉)

元々ダウンヒルが苦手な上に,例の落車事故以来,路面状況に敏感なKazchari.
ディスクブレーキをキーキー鳴らしながら下る.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

北海道の場合,夏と冬の寒暖差が激しいためアスファルトにぽっかり穴が開いていることがる.
それに加え不快なのが段差.
一定間隔で「ゴツン,ゴツン」と来る.

特にEMONDAのようなサスなしで硬いフレームだとなおさら.
(それと真逆なのがTopstone

振動だけならまだしも,とうとう機材に実害が...

そう,サイコンマウントである.

「かっこいいから」とネットの海を探し回って入手した「K-edge」
海外通販(Bike-inn)で購入したものの,むこうの手配ミスで,なぜか「水中マスク」が送られてきて,そのクレーム対応やらなんやらで大幅にストレスを感じた.

海外通販でトラブル!

ようやく手に入れて,EMONDAに取り付けたものの,段差の振動でジョイントがサイコンとライトとベルの重さに負けて,垂れ下がってしまう.

重すぎるのだろうか?

プロが使っているものだからと選んだのだが,そもそもプロはレース中,サイコンしかつけてない.

一方,一般人はサイコンの他,(なぜか)金属性のGoProマウントライトとベルも装着という,明らかに重量過多.

垂れ下がりの修正を諦め,いつもの橋の上で状況をチェック.

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なんてこったパンナコッタ.
2つあるネジのうち,片方が振動で取れてなくなっているじゃぁあーりませんか.
こらあかんわ.

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時刻をみると16時前.
クランカーさん,何時までやってたっけ?

つーことで,遠回りのライドを諦めてクランカーさんを目指すことに.
そうそう,ミニ・ジレ,役に立つ.

ここからは下り基調.
ダムを越えてサイクリングロードを走り,17時前には店についた.

ちょうど,他のお客さんの納車中.
白地にメタリックレッドの「X-Caliber」か.
かっこええな.

で,ご主人に相談.
「K-edge」の保持性がイマイチ信用ならんので,BONTRAGERのブレンダーシステムへの変更を相談.

Blendr システム

残念ながら店頭在庫になく,取り寄せになってしまった.
どうやらエアロハンドルも種類ごとに対応品が異なるらしい.

その入荷待ちの間,サイコン垂れ下がり応急処置として,4mmネジをつけてもらう.
少々大きめなものの,六角穴のサイズが大きくなり,がっちりホールド.

うん?

これでいいやん.

帰宅して工具箱にストックしている手持ちのネジから適合するモノを探す.
おお,少々デカいけどぴったりやん.

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元々のネジがあまりにヤワだったということか.

つーことで,EMONDA尽くしの三日間.
その間,キャンプに行ったりとやたら充実した週末だった.

Di2の充電切れだったり,今回のサイコンステーの緩みとか変なトラブルもあったけどな.

夏らしくなってきた北海道.

なんだかんだで次回ブルベはBRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)に参戦決定.エントリー完了!

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その1)

2023/6/24 Sat

灯台モトクラシー

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曇り.温度:19 ℃,湿度:67%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:NNE

息子と久々のキャンプに行く.
ここのところ,キャンプに何らかのアクティビティを付加することが多かったが...

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その1)

今回は一泊のみ.
特にイベントもなくまったりと...とは行かなかった.

今回は珍しく同僚の誘いにのる形でのキャンプ.
あちらにも息子さんがいる.
うちの息子より2学年下だが,まぁ,うちの息子は小柄なので見た目は同学年.

場所は近場も近場.
赤平のエルム高原である.

自宅からは70kmほど.
ゆっくり向かっても2時間で着く.

ゆえに午後から向かうこととし,午前中はライドに出かけることにした.

金曜日のライドがまさかのバッテリー切れからの水入り状態になってしまったので,そのリベンジとなる.
来週7/2は年一度のヒルクライム大会.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

例年に比べ明らかに練習不足&準備不足.
しいてあげれば,落車復帰後から毎日筋トレを継続中くらいか.

どこまで効果あるのやら.

さて,土曜日.
昨日までは小雨予報だったが,見事に快晴.

サイクリングロードを使ってウォーミングアップ.

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この時期の北海道は緑が映える.

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セグメントの坂ではベストを目指し踏んでみる.
どこそこタイムが出た.

就実の丘を下りて,空港脇を通り,11時過ぎに帰宅.
昨夜のうちにキャンプ用具はハスラーに積み込み済み.
同じく午前中,遊びに行ったまま帰ってこない息子を待つ.

そこへ,同僚から写真付きLINE.
すでにキャンプ地着.
テントも立てて,一杯やっているそうな.

早い.
つーことで息子をせかせて12時過ぎ出発.

息子を動かす魔法のワード,「山岡家でラーメン食ってから行くで」
これが効く.
いつもの倍速で動き出す息子.

12時半頃「山岡家」着.
土曜のこの時間,結構混んでいた.
クルマのナンバーを伝え,外で待つ.
20分ほどでカウンターに着席.

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美味しゅうございました.
JAF特典の煮玉子はいまだ復活せず.

昼食後,あらためてキャンプ地を目指す.

クルマのナビに「エルム高原」と入力.
指示通りに進む.

初めて向かう場所なのでイメージがわかない.
途中,滝川のセイコマで夕食用物資を買い出し.

焼肉やら野菜,ビールなどを買い込むと,なぜか総額が¥5,000近い.

うん?

これだと,普通にファミレスでステーキ食える値段やん ← 言うたらアカン

赤平市に入る.
国道でキャンパーっぽいクルマを発見.
「エルム高原」の表示通りに進むので,目的地は同じと思い,あとをつける.

で,やって来ましたエルム高原リゾートオートキャンプ場

うん?
オートキャンプ場?

あらためて地図を確認.
こことちゃうやん.

本来向かうべき場所はエルム高原家族旅行村キャンプ場

駐車場で整理の仕事をしていたおっちゃんに場所を確認.
やはり違っていた.

面白いことにKazchariが後をつけていたクルマも,同様に間違えていたらしく,オートキャンプ場の駐車場からUターン.
これまた「家族旅行村」を目指す.

なぜここまで場所こだわるのか?
利用料金が全く異なるのだ.

当然「オート」の方が高い.
テント1張り,大人+小学生で概算¥3,650!

それに対し,家族旅行村のフリーサイトだと¥1,040!

区画+電気が使えるかどうかだけで,この料金差! これはデカイ.
それに後者の方が風呂(「ゆったり館」)も近いしな.

つーことで目的地着.
いやいや,天気も味方してか,これまた素晴らしいロケーション.

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道内のキャンプ場は相当数利用したが,景色だけで言えば,ベストに近いのではないか?
全く素晴らしい.近くにこんな場所があったとは...

手続きを済ませ,ハスラーで設営地近くの駐車場まで移動.
無事に同僚とも合流し,その隣にテントを張る.

寝るのは二人なので,いつもの30年モノの我が家「DUNLOP V-200」である.

「キャンプは情操教育」派なので,息子たち2名に指示をだしながら,設営を手伝わせる.

キャンプと情操教育

タープ設営の際に「ペグが刺さらん!」と大騒ぎ.
「力が足りへんのとちゃうか?」と,Kazchariもハンマーで叩いてみるが...確かに硬い.

表面は芝生だが,その下にが砂利をガチガチに固めて造成してあるようだ.
後でわかるが,この土壌のおかげで水はけは良さそう.

ペグのささりは中途半端だが,まっ,風もなさそうだし大丈夫でしょう.

同僚のワンポールテント+巨大タープの下に,くつろぎチャアを持ち込んで一息つく.

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子供らは早速,下方にあるという川に遊びに行く,早速びしょ濡れ.
その後はテント内にこもってTVゲーム...って! 令和のガキは全く...

そうこうしているうちに17時になった.
「ゆったり館」に風呂入りに行く.
大人¥500とこれまた安い.

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さて,大人のお楽しみタイムである.
サウナイキタイにも掲載されているここのサウナ.
98℃というなかなかの高温設定.
サウナ室はやや狭めながらも,18時を越えると人が減って快適.

外気浴も可能だが,ととのいイスどころか,例の白いビーチチャアさえない.
仕方なく庭との仕切りとなっている岩壁に座る.
座面はゴツゴツしているが,こんな時,サウナマットはクッション代わりになって便利だ.

露天風呂の入口には物騒な張り紙があった.

「岩壁を越えて庭に下りないで下さい.いかなる事情があろうと,庭に下りた時点で「覗き」とみなし,警察に通報します」

ヤベー.

よくよく見ると,浴室や脱衣室に「◯◯するな」と書かれた張り紙があちこちにある.
つまり,そういった不潔行為や不正行為をした客がいて,他の客が注意して...が繰り返されてるということだろう.

対策としてわからんでもないが,こう張り紙だらけだと,品位っつーか,情緒っつーか,興ざめ感もある.
以前行ったとある温泉施設なんて,露天風呂の柵に「立ちションするな」と書いてあったし.

つーことで2時間ほどサウナと入浴を楽しみ,上がる.
子供らはとっくに上がって,テント内でゲーム...たく.

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明るいうちに夕食の準備.
つっても,Kazchari家も同僚もキャンプだからと「焚き火」にはこだわらない主義.はっきり言って面倒.

カセットコンロを駆使して作るのはパック白飯肉野菜炒め
もうこんなんでええな.

外では何食っても美味い.

ついでにKazchariもキャンプ時のみビール.
ちょっと贅沢に「ヱビス」
これも美味い.

Blutoothスピーカーからはボブ・マーリー.
おそらく世界中で一番聴かれているはず(経験比).

キャンプの夜は早い.
21時には寝袋にin.

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あの『弱虫ペダル』の渡辺先生が...

2023/6/22 Thu

御堂筋と絵心の区別がつかない

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少し前の話だが,弱虫ペダルの最新刊,第84巻を購入(ダウンロード)した.

ようやく話が進んだ感.

坂道の後継者はともかく,というキャラクターは実に魅力的だ.
彼のおかげで,マンネリ化したIHの展開がようやく活性化するかも,と期待.

ところで,3年目のインターハイ,総北のメンバーはどうなる?

順当だと主役3人+鏑木+1年生2人かな.段竹脱落の伏線張ってるし.
鏑木もなんらかの事情でIHに出場できず,六代と元バスケ部二人が...って面白い?
杉本はさすがに難しいか.

そやけど,やっぱり鳴子は総北に残るねんなぁ.
京都伏見に転校して,総北のライバルになるという熱い展開に期待してたけど.

どうしても,IHの最後は3人手をつないでのゴールにしたいのだろうか?
だとしたら少々興ざめではある.

キャラが動き出すと作者の手には負えない,つまり作者自身にも展開が読めない,とはよく聞く話.

とまぁ,中身はともかく,今巻の目玉は巻末のおまけマンガだった.

ここは作者の渡辺航先生の近況報告ページなのだが,今回は新車購入レポートだった.

なんと渡辺先生,Kazchariと同世代のEMONDAを購入したとのこと.
機械式ディスクと変速機という,通好みのこだわりの違いはあるけど.

で,そのインプレが興味深い.

1) 集団内で速い

2) 登りのタイムはあまり変わらない

3) か...かたい

4) 単独でも速い

5) デザインがイマドキでカッコイイ

6) ディスクブレーキはよく止まる

基本”ぼっち”のKazchariも「1)」を除いて完全に同意.

そうそう,EMONDAだからと言って,坂道のタイムが(何もせず)伸びるわけはない.
むしろ,慣れているDOMANEの軽量化verの方が速いかも...
再来週のヒルクラ大会,どっちで出る?

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

やはりEMONDAっつーかハイエンドモデルのフレームは固いのねん.

デザインは文句なし.
けど旧型のような軽量というイメージはなくなったな(実際重量増).

そのの最大の要因であるディスクブレーキは,これからの必需品.
先日の「きのこの山300」におけるオロフレの下りで痛感.リムは止まらん.

BRM610きのこの山300km(その2)

いずれにせよ,チャリを乗り込んでるガチ勢の渡辺先生と同意見はうれしいね.

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たらればのジロとリカバリーライド

2023/5/28 Sun

いろいろ反省

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曇り.温度:21 ℃,湿度:50%,体感温度:21 ℃,風速:15.1 km/時,風向:SSW

今年の『ジロ』が終わった.

2週目までの,何か盛り上がらなかった『ジロ』が,3週目に入ってようやく本気出したっつー感じ.

イマイチ盛り上がらない今年の『ジロ』

逆転のジロと『水魔』の話

特に第20ステージの狂気の激坂TTはスぺクタブル.

Gを破り,3年前のツール大敗北の雪辱の果たしたのはログリッチ.
誰もが声にならない声を上げたチェーン落ちからの激走.
すごかった.
シングルでも落ちるねんなぁ.
正に「逆転のジロ」の面目躍如.

感動的だったのが,総合下位グループのゴールシーン.
観客を煽る煽る.ウィリー!
この地獄のようなレースを乗り切ったという安堵感と満足感にあふれる表情が清々しい.
近年,こんなゴールは見たことなかった.

そして第21ステージ,ローマでの最終スプリントにて,まさかのカベンディッシュが優勝!

ゴール後のインタビューで知ったが,元チームメイト(SKY時代&同国人)のGがリードアウトする約束(?)をし,それが見事に結実した.
いやいや,なかなかないで,こんな展開.

アッカーマンの落車シーンは痛々しい.
ついこないだ経験したとこやし.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

ようするに(伝説の2018年ほどではないけど)面白く,興奮した第三週でした.

それでも...「たられば」を想像せずにいられない.

もし,天気が良かったら...
もし,レムコが陽性にならなければ...
もし,ガンナとゲイガンハートがリタイヤしなければ...
もし,チマコッピの第13ステージが短縮されなかったら...
もし,GがTTでヘルメットを交換していなかったら...(これは変わらんか)

一番の問題は山岳バトルがあまり見られなかったこと.
仕方ないとは言え,ちょっと,もったいない大会という印象やね.
さぁ,一ヶ月休んで次は『ツール』だ!

それはさておき,日曜日のライド.

昨今めずらしく天気予報が良い方に外れ,朝から快晴.
これは出かけねば.

あくまで主観だが,数ある天気サイトのうち「tenki.jp」が全然あたらんと思っているのはKazchariだけ? このサイト,いつも悲観的な天気予報ばかりする.

さて,グラベルを走り回ってドロだらけのTopstoneはお留守番.
本日はEMONDAで出撃.

Garmin先生の電源を入れると「今日は休息日」と表示.
仕方がない.
山はやめて平坦路にするか.

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熊が出たとか出ないとかで,近郊のサイクリングロードが一部閉鎖となっている.神居古潭方面は...大丈夫そう?

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出ました! クマ目撃看板! うん?令和3年? 古っ!
この先,草木でやや路面が滑りやすい.そっちの方が要注意.

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神居古潭着.
天気も良いし,結構な観光客.
チャリの押し歩きとは言え,橋を渡って旧駅舎前まで行くのははばかられる.

では,このままUターンして帰宅?
それはもったいない.

せっかくなので,深川市内まで移動.
「旭川200ブルベ」のルートで帰ることにする.

ファットなBRM911旭川200km(その3)

Garmin先生曰く「休養せよ日」なのであまり登らないルートを選択したつもり.
ゆえに,ここまで獲得標高は200mもないはず.

このまま平地で帰れるはずと思い込み,全く補給せずに,店も自販機もまったくない湯内方面へ向かってしまった.

これが見事に失敗.

思いのほかカロリーを使ってしまい,旭川手前のトンネルに入る寸前でハンガーノック.
ジェル補給で救命.
あるあるやね。

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市内に入ってからは,サイクリングロードを通って家を目指す.

前方から来た高校生のチャリを避けようと,進路を変えると,またしても土塊を踏んで車体がふらつく.
ヤバイ.ト,トラウマが...

その後,なんとか無事に帰宅.

昨日,衝撃のデビューを飾ったTopstone.

TOPSTONEなシェイクダウン!ライド

すっかりその実力にほれこんでしまったが,我が主役機であるEMONDAもやっぱりいい.
軽さと加速力は圧倒的.
うちの新入り,2台ともお気に入り.
古参のDOMANEファットも加えて,これぞハーレム,一夫多妻.

夜は息子のリクエストで久々に「山岡家」へ.

支払いが現金のみでなく,電子決済が導入されていた.
これは助かる.進化したな.

一方,JAF会員サービスの煮玉子が中止になっていた.
そう,なぜか北海道はここ最近タマゴ不足.
セイコマに朝から並びを入れる人もいる.

夜はジロ最終日の中継を視る.

JSPORTS実況のNさん,ちょっとミスがひど...いや面白かった.
ローマ市内周回レースなのに「今,先頭が味の素スタジアム前を通過しましたぁ!」は言い間違いにもほどがある.
夜遅かったし,疲れている?
ああ,元々サッカー中継が本業か.ひっぱられたな.納得.

逆転のジロと『水魔』の話

2023/5/26 Fri

反省

今年の『ジロ』は盛り上がりに欠けるという記事を書いたばかり.

イマイチ盛り上がらない今年の『ジロ』

その舌の根も乾かぬうちにだが,その夜に中継された第18ステージはなかなか見ごたえがあった.

グランツール後半の山岳ステージにありがちな,先頭と集団(総合)で2つの戦いが勃発.

まずは先頭,つまりステージ争い.

ああ,ピノ...惜しかった.
思えばKazchariがロードレースを観るようになった2013年ではまだ新人.
全フランス国民の期待を一身に背負い,多大なプレッシャーの中で走り続けたその姿は,どこか痛々しい.
同じくフランス人のバルデも似たような境遇かも.

思い出すだけでも,下りでペダルが地面に接地して落車,蜂にさされる,第一ステージからゴール手前3km寸前での落車,膝をハンドルにぶつけてリタイヤ...
つい先日も怒りにとらわれて駆け引きを放棄,最後に伏兵に抜かれてしまう...あれ,今回も同じ?

ついでに,プライベートではヤギを飼っていることを散々フィーチャーされる心優しき漢.

栗村さんイチオシの,そんな人間味あふれるピノも,今シーズンでの引退を発表しているらしい(フランス選手権で勝てば撤回?).
そんな苦労人のピノに,ぜひとも,このステージで勝ってほしかった.

つーことで,ゴールシーンではタブレットの前で久々に叫んでしまった.
なんとか山岳賞は取れそうだし,今夜の第19ステージも動くか?

最後まで争ったザナも,プロチームからワールドチームに移籍し,イタリアチャンピオンジャージを着ている猛者.
しかも勝てばグランツール(しかもジロ)初優勝.
そら気合入るわな.

総合争いでは,第16ステージで活躍したアルメイダが不安の残る失速.
数年前のクイックステップ時代だったか,これ以上ない苦痛を浮かべた表情のまま,ペース走で山を淡々と登る姿が印象的.
その頃に比べると随分顔つきが変わった.
ヒゲ生やしてるし.
それでもまだヤングライダー.

調子いいのか悪いのか,謎に満ちた漢,ログリッチがやっと前に出た.
何か,かつてのキンタナの様なキャラづけになっている.

そして安定のG
マリア・ローザインタビューで「誕生日おめでとう」と言われた後,インタビュアーに「あなたも誕生日でしょ,おめでとう」と返したので吹いた.
真面目な顔でギャグを言う,それがG

ガンナゲイガンハートもいない中でこのポジション.
もし優勝すれば,ジロの歴代最長年齢になるらしい.

こういうのええね.
いわゆる中年の星.
マリアローザの表彰台で,同じく壇上に上がっていたニバリと握手(&写真撮影)シーンも泣ける.

つーことで,Kazchariは残りのステージもGを応援します.bet.

そやけど,やはり10年観続けていると,選手の入れ替わりに時代の流れを感じるね.
選手も変わり,チームも変わり,機材も変わり,戦術も変わる.
実に面白い.
単純に見えて多重的な見方ができる,それがサイクルロードレース.

なんで日本ではあまり人気がないんやろ?

ああ,一緒に住んでいる(ラグビーヲタの)ヨメさんもチャリレースに全然興味ないしな,そういうもんか.

最後におまけ.

諸般の事情でしばらく視聴できなかった『水星の魔女』第18話をようやく観た.

スレッタがひたすら可哀想.

とは言え...グエルやミオリネも,スレッタを解放するためにあのような仕打ちをしたわけで,今回に至っては“ボスキャラ”プロスペラさえも,やさしい(?)言葉をかけていた.
ただ,それがわかっているのは視聴者のみ.メタな構成だ.
ただ1人,“またしても何も知らないスレッタさん”なのである.

あれ? この状況ってどこかで見たような...って,『エヴァQ』のシンジくんと同じやん!
ってことは,ラストはハッピーエンドになりそうな気がしてきた.

今のところ,唯一の救いは地球寮のみなさん.
懺悔室(?)の仕掛けには笑った.

この脚本家には『ルルーシュ』という,何とも言い難い終わらせ方をした前科があるし,まだ油断できんけどな.

さぁ,今から『ジロ』第19ステージ観るか!

イマイチ盛り上がらない今年の『ジロ』

2023/5/25 Thu

個人の感想です

Kazchariは,2013年からサイクルロードレースを観戦している.

と言っても年中ではなく,5月と7月のみJSPORTSのサイクルパックに加入.
ようは『ジロ・デ・イタリア』『ツール・ド・フランス』のみを通して観ている.
あれ?『ブエルタ・ア・エスパーニャ』は? ⇒ 8,9の2ヶ月にまたがってしまうのでパス.

さて,今年の『ジロ』もいよいよ3週目に突入.
5/23,火曜日の第16ステージは,休息日明け203kmで獲得標高5200mという,完全に“あ◯おか”なコースレイアウトだった.

JSPORTSのオンデマンドも17時40分開始のフル放送.
夕食の時間も家族の白い目に耐えつつ,片耳イヤホンで視聴した.

結果からすると,ラスト4kmからのアルメイダのアタックとGの追走,遅れるログリッチェなど,総合勢初ガチンコの,そこそこ見どころがあるレースだったが,うーん,あまりエキサイトできへんかったなぁ.

つーか,1週目の最後にレムコという絶対強者が,まさかの新コロ感染でレースを去って以降,他の有力選手のリヤイヤも相次ぎ,現状わずか120名あまりと,実に寂しいプロトンとなっている.

”実はまだ終わってなかった”新コロ禍に加え,今年の『ジロ』は呪われているのか,というぐらい天気が悪い.結果,落車も相次いでいる.

大混乱の2023ジロ・デ・イタリア第5ステージ~痛いって

戦前には「雪の回廊を走るステージがあるのでは?」という,いい意味で画的に映える映像に期待したが,何のことはない,その第13ステージは,2回のコース短縮のあげく,距離も半分に短縮されてしまった.
距離が短くなる=つまらない,というわけではいが,期待された総合争いが全く起きなかったので,完全に肩透かし.優勝のための戦略的には正しいのだろうけど,視聴者としては...

もちろん,選手の健康や安全をないがしろにはできない.それはわかる.

しかし,今回のジロのイマイチさは,新コロと悪天候だけでなく,元々の参加メンバーにスターが不在だったことも要因だろう.

早い話,ポガチャルファン・アールト(もしくはマチュー)並の超人がいないと面白くない.
この3人,人間離れした強さの上に,何よりもレース,競い合いそのものを楽しんでいる感が強い.
時にはチーム戦略より,自分の欲を優先させている(ように見える).
今年のジロでは,ピノが少しその情熱的な性格の片鱗を見せたが,他は...優等生が多い気がする.

そして,昨年の『ツール』第11ステージのように,時を操る最強のスタンド使いのポガチャルを,ユンボが見事なチーム戦略で撃破したあの戦いは実に面白かった.

『ツール・ド・フランス2022 ステージ11』の感想~まるで...

https://www.youtube.com/watch?v=ssW6Vsq0pY8&t=233s

2週目終了後のインタビューで,Gが2018年のフルーム独走の件を聞かれて「あれはエンタメだ」と切り捨てていたのが気になる.

https://www.youtube.com/watch?v=fAEHFozxYwE

もちろん,英語なので,その意図を正確に汲み取ることはできないが,視聴者としては戦略優先,勝利優先でレースがつまらなくなるより,意地と意地のぶつかり合いが観たい.

一方で,近年のグランツールは退屈なステージがなくなった,と言われる.

移動日的な平坦ステージでも,どこかのチームが何かを仕掛けて(追い風分断とか),大波乱になることが増えてきた.
今回の『ジロ』は,かつての悪しき伝統,「今日はお休みにしとこ」の集団心理が,少し復活したような印象を受ける.
それだけ過酷なのだ,ということはわかっているけど.

...と,ここまで書いてて何だが,昨夜の第17ステージは割りと面白かった.

新城選手,集団を引きまくって,かなりの時間画面を専有.スゴいわ.
天気も良かったし,イタリアの風景が美しい.

うん? ここまで目玉ステージはないものの,なんだかんだで毎晩ちゃんと観てるKazchariであった.

さて,いよいよ今夜からは山岳3連戦.
情熱的な勝負で魅せてほしい.

噂されている,山岳TTのキャンセル事案は大丈夫なのか?

ジロ第20ステージがピンチ?UCIが懸念「このままならキャンセルもありうる」

異形~Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty

2023/5/23 Tue

やってみせろよ,レフティー!(ツダケンボイスで)

iPhone11 Pro

鳴らない...ではなくて,止まらないチャリ趣味.
ついにグラベルロードバイクを購入!

その名も『Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty』(以下TC2)だ.

Topstone Carbon 2 Lefty

ロードバイクはTREK,ファットバイクはSpecialized,そしてグラベルと,これでアメリカ3大バイクメーカー制覇!(で?)

一度は在庫なし,入手不可と言われたTC2.
しかあし,今年の3月頃だったか,各メーカーの入荷が徐々にスムーズになってきて,納期未定だったモデルの記事がネットや雑誌にちょこちょこ載るようになってきた.

そこで旭川のCannondale取り扱い店と言えば...の「はっとりスポーツ商会」さんに出向き,情報収集.

はっとりスポーツ商会

当初は7月入荷予定だったのが,目当てのイエローは5月末とのこと.
ボーナス支給とのからみもあるので一瞬躊躇したが,「何とでもなるはずだ!」と,思い切って契約した.

まさか,その後,娘の「歯科矯正代」という大トラップがやってくるとは知らずに...(これからが地獄だぞ

つーことで,そのTC2が無事入荷,組み立て完了したとの連絡を受け,5/20の土曜日に引き取りにいくことにした.

そして先日の『TREK TCT5000』との別れがあったわけだ.

SAYONARA with Memory~TREK TCT5000

土曜日は朝から大雨.
チャリの積み込み作業はレインジャケットを着ながら行う.

「はっとり」さん着.

TC2の特徴や操作に関する簡単な説明を受ける.
よく考えればまともなサスペンション付きチャリは初めてである.
体重ごとの適切な硬さがあり,エアで調整するそうな(へぇー).

そして目玉のレフティーフォーク

iPhone11 Pro

もう,他のどれにも似ていないこのシステムに一目ぼれで買ったようなもん.
アンシンメトリカルなこの不安定なフォルムがたまらん!

この構造だと,前輪を簡単に外せると思いきや,実は逆で,ヘキサレンチだけでは外せず,BBに使うような特殊工具が必要らしい.
そんなもん持ってへんし,何より携帯できる大きさではない(たぶん).

前輪が外せないとなると,どうやってクルマに積んだらええんやろ?
それに輪行時は?(後輪を外す?)

とりあえず,「今日,どうやって持って帰ろうか」と悩んだが,スタッフさん曰く「ハスラーだったら,助手席倒せば,前後ホイール付けたままで乗りますよ」との提案.
えっ,そうなん? ⇒ ハンドル90度曲げたら確かにすっぽり収まった.

iPhone11 Pro

帰宅.
とりあえず2階の廊下まで持って上げる.
乾燥で10kgちょい.
ロードよりは重いが,ファットほどではない.
室内保管しやすい.

さて,この日までヨメさんにはTC2の購入を秘密にしていた.
さすがに形状が異なるし,何より下取り車のブルーに対し,今度はイエロー.
「そやけど自転車に興味ないし,もしかしたらバレへんかも...」と思ってたら...はい,すぐバレました.

さて,日曜日&月曜日は名古屋から来道した友人をアテンド.

月曜日にファットでお城クライムを一発決めた後帰宅.

せっかくSPDシューズを履いているので,TC2を外に出してポジション出し&試走,

iPhone11 Pro

ペダルは『SHIMANO XTR』グレード.

iPhone11 Pro

シマノ(SHIMANO) PD-M9100 SPDペダル 付属クリート/SM-SH51 IPDM9100 ブラック

タイヤは『WTB Raddler TCS Light 700x44c』

iPhone11 Pro

完全にオフ寄り.

サドルは贅沢に『フィジーク』

iPhone11 Pro

そのサドルを5cmほど上げた.
ショップでは「キングピンサスがあるので,これ以上は下げられない」とのことだったが,逆で上げる方向でよかった.
しかもドロッパーが標準という,ホンマほしい装備てんこ盛りのチャリである.

ロードに比べ,ハンドル位置が高くて近い.
舗装路ならコラム抜いて,ステムを長くしたいところだが,グラベル走行を考慮すると,まずこのポジションでの試走が必要やな.

グラベルバイクのポジションの目安。ロードバイクと比べると、ハンドル位置はどれくらいになるのか?

こういうのも個人差があるので,こうした記事を参考にしながら試行錯誤要.

さらには前輪にはセンサーが標準で付いている.

iPhone11 Pro

キャノンデールホイールセンサー&アプリのご紹介

公式アプリと連携させると,距離や速度,さらにメンテナンス時期まで教えてくれるらしい.
なんやこの至れり尽くせり感!

そして,夕方からは室内に持ち込んで,いよいよ,TC2のカスタムに取り掛かることに.
ようするに外せるモノを外し,剥がせるモノを剥がし,付けられるモノを付ける時間である.

iPhone11 Pro

【外せるモノ】

後輪軸にある謎の透明円盤

iPhone11 Pro ニッパーで破断

ホイールの反射板

iPhone11 Pro

【剥がせるモノ】

「Made in Taiwan」などのシール類

【付けたモノ】

- サイコンマウント
- ベル
- ライト
- バックミラー
- ネームシール
- ボトルゲージ
- ネームシール

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

これで今週末は実走デビューやな.
脳裏に砂利と草の道を駆け回るKazchariの姿が浮かぶ.

それにしても...今回Cannondaleのバイクを初めて購入したが,そのしっかりとした作りにびっくりした.

例えばバーエンドキャップ.
ただねじ込むだけでなく,ちゃんとボルトを回して止めるタイプだったりする.

これで,秋の「ニセコグラベル」参戦待ったなし.
練習しよ.

ニセコグラベル

現在,Cannondaleはセール中.
同じ形状のアルミフレーム(+カーボンフォーク)の『Topstone 4』がなんと¥148,500!

Topstone 4

気楽にグラベルを楽しみたいのなら,どう考えてもこちらの方がコスパ優秀.

アルミだろうが重かろうが「何とでもなるはずだ!」

しかあし! 目で見ていじって楽しめる変態装備の数々,この第五世代モビルスーツっぽいコテコテ『TC2』の圧倒的なカッコよさよ!(※個人の感想です)

以上『閃ハサ』成分やや多めでお送りしました.♪一筋の光へ~

『閃光のハサウェイ』を読んでみた~第二部以降を勝手に予想

iPhone11 Pro

抜糸後の初ライド~今日からKazchariは...

2023/5/15 Mon

無理したい?

iPhone11 Pro

混迷の2023ジロ.
とうとう現マリア・ローザ,レムコが新コロ(+)で大会を去った.

確かにここ数ステージは精彩を欠く走りだった.
激坂でログリッチやGに遅れをとってしまう.

昨日の個人TTでも,優勝こそしたものの(それはそれでスゴいが),第1ステージのような圧勝ではなく,辛うじて感が強い.

チーム自体も元々総合向きではないので,後半の超級山岳でのレムコのアシストには不安が残る...とか何とか外野の分析があったが,なんてこたあない.
調子の悪さは新コロのせいだったとは.

まさに大波乱.

テレビで見る限り,イタリアではスタッフ,観客も含め誰もマスクしていない.
選手の中でも,大会前にチームメイトが次々に陽性になったログリッチぐらいか.

いずれにせよ,これでレースとしての面白さが半減...

どうやら今年はイネオスが優勝っぽい(と予測).
ガンナが去ったとは言え,そのチーム力はダントツ.
もしGが勝ったら,ツール,ジロ制覇.
ゲイガンハートでもジロ2勝か.

...と,以上,個人の勝手な予想でした.
感染者の早い回復を祈ります.
レムコ,リベンジでツールに出てくれへんかなぁ...

それはさておき,本日は予定通りの抜糸日.

仕事を午後から休んで診察開始直後にin.
よくある話だが,マチナカの整形外科病院は高齢者のサロン...いやいやケガした人たちであふれている.

2時間近く待ってようやく診察.
5分もかからず抜糸終了.
一部,皮膚が未形成のところがあるがもう問題なし.
チャリに乗る許可もしっかりいただきました.

イニシャルのような術痕が刻まれた膝.
30年前の術痕と合わせて左膝は,もうキズだらけ.何かの古代文字の様.
ホンマ,生まれてから左半身ばかりケガしている.
何かの呪いなのか?

夕食の後はいよいよ事故後の復活ライド.
久しぶりにZwift起動.
知らぬうちにアップデートされていた.
この「ステアリング」とのリンクって何だ?

2週間ぶりのライドである.
あまり負荷がかからぬよう,Watopiaのフラットコースを選択.
遠慮がちにペダルに足を乗せゆっくりと回し始める.
大丈夫だ.問題ない.

アニメを3本ほど見て終了.
左肩にも左膝にも違和感なし.
TTポジションをとった時だけ,少々痛みがあった(すぐに慣れた).

あー,なんや,これやったら「十和田200」走れたかも...

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

まぁええわ.
とりあえず”登れるカラダ”に戻そう.

大混乱の2023ジロ・デ・イタリア第5ステージ~痛いって

2023/5/11 Thu

他人事ではなかった

https://www.ringsride.work/entry/23Giro_CoursePreview1#%E7%AC%AC5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%8E171%E5%B9%B3%E5%9D%A6より

今年もまたJSPORTSに月額加入して『ジロ・デ・イタリア』をオンデマンド視聴している.

JSPORTSオンデマンド サイクルロードレース

今日は久々にレースの感想.衝撃的だったので.

さて,昨夜の放送は星2つの”なぜか”の平坦ステージ.
前日の第4ステージが今大会初の”丘陵”ステージだったこともあり,本日はやや難度低め(らしい).

だがしかし.
天気は雨っつーか,豪雨に近い.
気温も15℃と低め.

ベテランの新城選手が言っていたらしいが「南イタリアの路面は舗装状態が悪い上,雨が降ると非常に滑りやすくなる」そうな.
おまけに,今回のゴールは海岸沿いということで悪条件が揃いすぎ.
もうスタート前から嫌な予感しかしない.

Kazchariはスタートから放送してくれる英語コメンタリーから視聴している.

画面にレインウェアを着て重装備の選手たちが並ぶ.
「レースじゃなければ走らんやろなぁ」の悪天候...いや,ブルベでもこんな日があったな.

さて,アクチュアルスタートである.
最初に飛び出した逃げメンバーの4名のうち,2名が下りコーナーでいきなりスリップダウン.
山岳ポイント狙いのティボ・ピノーもあやうく巻き込まれるところだった.
先日,コケたばかりのKazchariのトラウマが蘇るような映像.
大雨なので,ツーっと滑っていったけどな.

プロトン一行は市街地へ.

空撮でわけのわからない映像がとびこんできた.
クイックステップの選手が,バイクなしで道路の左端に立っている.

「何事!?」と思い,画面が切り替わると右側の歩道で,なんとアルカンシェルカラーのTARMACが転がっている.
そして,その横に優勝候補のレムコ・エヴェネプールが座り込んでいる!

まさかの落車!
ケガでリタイヤ?

レムコがいなくなったら,今年のジロはどうなるっ!

幸い,すぐに立ちがってゆっくりと歩いている.重傷ではない?
バイクで再出発し,しばらくするとカメラにサムズアップする姿が.良かった.

なぜ,この落車事故が起きたのか?
なんと犬によるプロトンへ特攻が原因だった.
犬には罪はないが,飼い主をなんとかしろ!

次の落車は撮影用のオートバイ.

先頭グループを撮影中にランナバウトでスリップダウン.
映像が突然暗転してびっくり.
バイクの車種はわからんかったけど,例のYAMAHAの3輪バイク「NIKEN」ではなかったのかな?
あれならそうそうコケないはず.

そして逃げも1名となった.

この逃げのゾッカラートも気の毒で,どうやら電動シフトが故障したようでチャンジができなくなっていた.
Kazchariも先日の事故でリアのチェンジが効かなくなり,何度もシフトボタン押しまくったなぁ...

ゾッカラートはレバーをがんがん叩いて直そうとするが...「昭和のテレビじゃあるまいし」とサッシャにつっこまれていた.
ちなみに「昭和のテレビは叩けば直る」はある程度真実らしい.振動によって基盤のほこりがはらえるからだそうな.

この逃げを吸収してプロトンは残り7km.

狭い右カーブで再び集団落車発生.
今度は優勝候補のログリッチが巻き込まれてしまう.
「げっ,ログリッチ,またかー」とこれまでの悪夢が.
何しろ落車癖のついているログリッチである.ありえるシチュエーション.

幸いバイクを身長が同じチームメートのボウマンに借りてすぐに再出走.
集団に追いついた.

いやいや,今大会主役の2人が同時に失われてしまう地獄のステージになるところやった.スポンサーも蒼白だったに違いない.

と思いきや,ゴールまで3kmを切ってしばらくして,なんとレムコが再転倒!
先程とは異なり,高速で激しく右臀部を地面に打ち付けた模様.
これは痛いぞ.見るからに.
ただ今度も走行不可になるような重傷には至らず,バイクに跨った.
いやいや,どうなっとんねんこのステージ.

後はゴール前の直線スプリントの残すのみで,さすがに何も起きないだろうと思いきや...
大御所カベンディッシュの,白線スリップからの前車とのタイヤはすりによる横っ飛び落車!
左側を走っていた選手を盛大に巻き込みながらのスライディングゴール...うわ,もうめちゃめちゃ.一体何のスポーツ?

この事故でどうやらAG2Rの選手が救急搬送されたようだ.

そしてレムコがゆっくりとゴール.

言葉は全く聞こえないけど,並走する他のチームの選手に自分の正当性を,身振り手振りブチ切れながら必死に訴えていたのが印象的.
アドレナリン全開とは言え,これまでの言動から察するに,レムコはかなり激しい性格のようだ.
同世代スーパースターのポガチャルの落ち着きとは真逆.
うちに秘めたる闘争心がオーバーフローしている感.
一部では生意気とかなんとか言われているとか.
まだ22歳やしね.
実際に結果出してるし,誰も何も言えない.

さて,言うまでもなく打撲傷はこのアドレナリンが切れた後が問題.
一気に痛みが出てくるのは,つい最近経験済み.
事故後10日経つKazchariも,朝の鎮痛剤が欠かせない(おっさんやから?).

まっ,世界のスーパスターの回復能力と比べるのもおこがましいか.

いずれにせよ,レムコのケガが重傷でないとええね.
「もう総合優勝できないからヤーメタ」とリタイヤされても困る.

明日以降も走ってくれ(無責任).

※ 現在,第6ステージ視聴中.レムコもログリッチも元気に走ってますな.

理想と現実の2023GW

2023/5/8 Mon

あるはずだった世界線

2023年のGWが終った.
今年は日の並びがよく,有給取得せずに9連休...だったのだが.

【理想(予定)のGW】

4/29~5/1:道北もしくは十勝方面ソロキャンプ
5/2:一度帰宅して休息.次なるキャンプへの準備
5/3~5/5:息子と二人で紋別方面キャンプ(プールと公園付き)
5/6~5/7:ソロライドorツーリング

ああ,夢のようだ(った).

【現実のGW】

4/29:上川方面へソロライド(これはまぁ良し)

EMONDAな桜散策(不発)ライド

4/30:雨模様.クルマのタイヤ交換
5/1:美唄近郊でクラッシュ! ⇒ 整形外科受診.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

5/2:朝ガンプラ.昼MRI
5/3~5/7:引きこもってガンプラと『ジロ』視聴

くそぉ~こんなもんでは負けんぞ!(何に?)

自分の傷もチャリの傷もいつかは癒える.
となれば,次は二度とコケないための予防策だ.

もうコケんぞと,Google先生に色々質問.
結論から言うと,「常に注意深くあること」が最適解なのは確かなのだが,他にもこんな意見があった.

ロードバイクで落車した!二度としないための「原因」の考え方を解説

新たな知見で参考になったのは「現場検証」
その通り.
なぜコケたのか? 外的要因を確認することは大事.

ホームコース(Kazchariだと美瑛の丘)なら,坂の斜度,路面状況までだいたい把握している.
初めての道の場合,より慎重に走るべきだった.
ブルベなどであちこち遠征してきたが,これまで大きな落車がなかったのは,単に運が良かっただけ.

次に興味深い考察は「タイヤからの荷重抜け」
つまり乗り方.この視点も新鮮.

ディスクロードになってフロントフォークの剛性アップ.
結果,流行りの前乗りがしやすくなったので,以前よりも前輪荷重を意識するようになった.
基本的に「二輪車は前輪が滑らない限りコケないはず」なので理にかなっている.

ただ今回の事故はトラクターから落ちた硬い土塊に前輪が乗り上げたため,乗り方は関係なかったかも.

今でも思う.
もしファットバイクだったら気づかないうちに土塊を粉砕し,何の問題もなくクリアできただろう.

だがしかし,用心をしていたとしてもコケる時はコケる.

その後の処置についてはこの記事が詳しい.

ロードバイクで落車した時の対処法について ~時速55キロからの落車で考える その(2)

今回のクラッシュ.季節的にロングスリーブウェアとレッグウォーマーを着ていた.
上下ともウェアのダメージはそれほどでもなかった.
小さな穴が空いたぐらい.
不思議なことに,服の下の皮膚はかなりの擦過傷(膝は縫合要).
それでも肌がむき出しでなかったため,傷口に砂や小石の混入はなかったらしい.つまり,感染のリスクが減る=治りが早い(はず).

この筆者さんは「湿潤療法」を薦めているが,体質的に合う合わないがあるようだ.
Kazchariは後者.
昔の転倒でできた擦過傷に対し,湿潤療法を試したが治癒が遅く通常の乾燥型に変えた記憶がある.

そして,現在最も気になるのが,2週間ほどチャリに乗れないことによるパフォーマンスの低下.
「プロでもないのに何を言っとるのだ」と言われそうだが,ここ数年積み上げてきたチャリ筋が崩れるのは耐えられん.

筋トレ界隈だと「2週間サボったぐらいではさほど筋量は落ちない.ただしその間タンパク質の摂取は怠らないこと」というのが大半の意見のようだ.

うーん,現在一週間サボって,身体がなまった感じや腹が出た感じや脚が攣りやすくなった気がするけど,気の所為?

まとめ.

グループライドそのものは楽しく,嫌いではない.
ただし,ただ漫然と走ってしまうと今回の様な目に合いがち.

前方や側方の人がクリアできたからと言って,自分も無事に通れるとは思わないこと.
グループライドでもソロ走行並みの注意を周辺に払っておこう.

さて,今夜もガンプラ作りながら『ジロ』観るか.

iPhone11 Pro

新城大活躍中.