Day15:鎖骨骨折ニ週間~都市伝説とスーパーカー

2024/12/24 Tue

経過順調

本日は鎖骨骨折の再診.

月曜日午前の整形外科と言えば,バカ混みなのは世の常&人の常.
それを避けて受診は午後からにする.

午前中はリビングのTVでAmazon Prime Videoを鑑賞.

いわゆる2024年冬アニメが続々と最終回を迎えている.
驚いたのは『ダンダダン』『MFゴースト』の終わり方.

いずれも途中の途中,「これからどうなる?」でブツっと切れる.
キリがいい所で変な改ざんをして展開を台無しにはしていない,とも言えるけど.

『ダンダダン』「ジャンプ+」で最新刊まで追いかけているが,ホンマ,アニメは今季覇権に相応しい仕上がりやったね.
都市伝説の元ネタ,昭和ネタが面白い.
主題歌も超ハイセンスな映像を伴って大ヒット.
一番気に入っているのは...♪チキチータ 夢ないか~

ダンダダン

『MF』はいわゆる「2nd season」の終了.
もちろんエンディングにて「3rd season制作中」の告知あり.

MFゴースト

そやけど,単にクルマ(と言っても一台数千万のスーパーカーだが)が街中を走り回っているだけのアニメが,なんでこんなに面白いのだろう?
ましてやKazchari,クルマには1mmも興味ない.

前作の『頭文字D』は,公道でのイキリちらかした違法バトルだったが,『MF』はクローズドで行われ,全世界に中継されている(たぶんギャンブルの対象にもなっている).

劇中あまり深くは言及されないが,富士山噴火後の世界らしく,箱根周辺は立ち入り禁止になっている.
その無人エリアを利用したレース...というめちゃめちゃ無理のある設定が,大ウソ過ぎて逆にすがすがしい.
大して荒廃もしておらず,なぜ未だに人が住んでいないのかが謎でしかないが,まぁ,こまけーことはいいんだよ.

主役のカナタが超絶いい人.
そんなココロもイケメンなナイスガイが非力な国産車で,モンスターどもをテクで唖然とさせる.
おお,みんな大好きな王道パターンやん.
原作の続きは知らんけど,さすがに優勝は...まさか?

以前からちょこちょこ言われているが,原作の絵が...ちょっとキャラの「目」がアレ.
アニメになって美麗化かつ安定するという『進撃』と同じパターンやな.

で,昼食後,整形外科病院まで歩く.

今日も暖かく,そして天気が良い.
もちろんマイナス気温です.
チャリ乗りてぇ.

到着後,早速レントゲン撮影.
しばらくしてから診察室に呼ばれる.
画像は...まだモニターに表示されていなかった.

医師登場.
モニターに写るKazchariの鎖骨は...修復順調
折れた2本の骨片がだいぶ近づいてきている.

今日で骨折2週間.
乳幼児であれば癒合している時期だが,さすがにおっさんの骨は回復が遅い.

で,ここで医師に質問を二つほど.

一つ目はクルマの運転について.
早く乗れないと不便でかなわん.
残念ながらまだ右肩を上げられないので,オススメはできないとのこと.

もう一点.

Kazchari「すいません,もう自転車乗っていいっすか?」

医師「(こいつはバカなのか的表情で)はい?」

Kaz「あっ,いえ.外じゃなくて,家の中で右手をですね,こうやってお腹にして,左手でハンドル持って,固定してる自転車を漕ぐんですケド...」

医師「ああ,それなら...まぁいいでしょう」

質問が先走り過ぎたわい.

既に受傷日翌日から,Zwiftをこそこそ始めていたことは内緒だ.

骨折を早く治すにはいくつか手段がある.

まずは骨折部の安定が大事.

そらにそこから先の末梢,Kazchariの場合は肘,手首,指の自動運動が重要.
血流の改善および,ポンプ作用よって浮腫を改善.
もちろん固定関節以外の拘縮予防にもなる.

皮肉なことに,プレートやワイヤーで骨を強固に固定しすぎるのも問題とされる.骨そのものに刺激が加わらないと癒合が促進されないのだ.

次に食事.

まずはカルシウムと言いたいところだが,カルシウムの吸収効率はめちゃめちゃ悪い.
かと言って,サプリなどで摂りすぎると,心血管系に問題を引き起こす.
むしろ,重要なのはたんぱく質,そうみんな大好きプロテインだ!

ホエイプロテイン ボディウイング (バナナ, 3kg)

Kazchariが昔から飲んでいるのはこれ.
ライド後,もしくは就寝前にこれを牛乳,レモン水,はちみつで混ぜて飲んでいる.
するとみるみるうちに強靭なカラダに...ってなぜ折れたぁ!?

最後に睡眠.

いやー,この時期はねぇ,ホンマによく眠れるんよ.
Kazchari家は(おそらく)北海道の一般家庭の中では室温がかなり低い.
すると逆に布団が快適なのだ.

つーことで,経過順調.
常時装着中の鎖骨バンドもすっかり慣れた(ウソ).

日本シグマックス クラビクルブレース 15604(M)

冬場と言えど,4週間使用し続けるのには抵抗がある.
洗替え用として,Amazonで同じ商品を購入した.

ふぃー,今後の予定(プロトコル)だと,バンド固定期間は6~8週間と幅がある.最短の6週でもまだ1/3かぁ...

そして骨癒合まで約3~6ヶ月.まだまだ先は長い.

ファットなブレーキ調整のためにヨシリンまでライド

2024/12/7 Sat

シティライドも楽し

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-5 ℃,湿度:80%,体感温度:-9 ℃,風速:12.6 km/時,風向:WSW

少し前から左側,つまりリアブレーキレバーの調子が悪い.
いわゆる”遊び”が大きすぎるのだ.
目一杯握った時,ハンドルグリップとの隙間が1cmもない.
とっさの時に指を挟みそう.

ブレーキレバーの遊びが大きい場合の対処法はいくつかある.

まずは一番手頃な「アジャスターで調整する」は試してみたが変化なし.
ブレーキパッドの減りを目視で確認するも,問題なし.

残るは...ブレーキケーブル内にエア混入? これは素人の手に負えん.

つーことで本日はヨシリンさんへブレーキ調整ライドに行くことにした.

昨夜は結構な降雪.
朝も吹雪の名残少々.
「こりゃ,クルマで行く方が安全?」と気をもんでいると,晴れ間が覗いてきた.そそくさとウェアに着替える.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

まだ朝が早いせいか,歩道は全く除雪されていなかった.
歩行者が踏み固めたシングルトラックが延々と続く.

雪質はちょうどよい.
4.0インチのスパイクタイヤでサクサク進む.

前を行く歩行者を抜く際,両サイドの積雪ゾーンにファットで乗り入れるが,普通に走れる.高さは20cmほどか.

OLYMPUS TG-5

クリスタルパークもすっかり雪に覆われている.
少し乗り入れてみる.

OLYMPUS TG-5

雪+ナナカマド+青空.
映えしかない.

OLYMPUS TG-5

忠別橋を渡る.
ド平坦で走ってきたので久々の登り.
橋の上もシングルトラック.
少し刺激を入れる(ハイケイデンス!).

OLYMPUS TG-5

城を模した結婚式場が見える.
橋の街灯を含め,ここだけヨーロッパの雰囲気.

少々こじつけだが,本日”サイコーに狂っているガンダム”として有名な『Vガンダム』の解説動画で,とんでもないものを見た.
序盤の舞台(と最終回)はウーイッグことプラハが舞台.
そこに住む深窓の令嬢と言えば...そう,”みんな大好き”カテジナさんだ.
そのカテジナさんだけにフィーチャーした2時間の長尺動画.
内容が素晴らしすぎて感動した.

頭のいい人って,こんな風に考えながら物語を観てるねんなぁ...
いや,一番すごいのはトミノ監督をはじめとする制作者の方々か.

ごちゃごちゃ言うのは愚の骨頂.
とりあえず「見てください」

OLYMPUS TG-5

自宅から約1時間.ようやくヨシリン着.
開いててよかった(事前確認済み).

OLYMPUS TG-5

ブレーキレバー不調の原因をチェック.
やはりアジャスタ,パッドに問題なし.
確実ではないが「ブレーキ液,足してみる?」ということで作業開始.

その間,店長さんと色々とおしゃべり.
自転車業界は12月と1月が,閑散期とのこと.
確かに.Kazchariの他,お客さん現れず.

1時間弱かけて,フルード補充完了.工賃は¥3,500.
おぉ,レバーの遊びがなくなって,ちょうどいい感じ.
これで来月のレースも戦えそうだ.

第4回びえいスノーサイクルフェステイバル

昨年の様子はこちら ⇒ 第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

OLYMPUS TG-5

調整なったブレーキの感触を確認しつつ,雪の公園に寄ってみる.

OLYMPUS TG-5

へぇ~ここってサイクリングロードやったんや.
(たぶん冬は除く).

OLYMPUS TG-5

昼になった.
少し走って「松屋」まで.

OLYMPUS TG-5

あまり期待していなかったが「唐揚げ定食」(¥790)美味し.
テーブルにあったとんかつ用の甘ダレが絶妙に合う.こりゃレギュラーか.

iPhone15 Pro

昼どきなので混んできた.
入店時は空いていたので,2人用のテーブルを占拠してしまっていたが(窓からファットが見えるので),待つ人の姿を見ると心苦しい.
「松屋」は端末で先注文&先払い.もし待ち時間中に料理ができあがったらどうなるのだろう?

往路とは異なるルートで自宅を目指す.
旭川のシンボル「旭橋」を渡る.

OLYMPUS TG-5

旭川の中心街へ.
ここは買物公園通り.
まっすぐ進むと駅.
人の流れは少ない.冬は特に.

OLYMPUS TG-5

「紅葉の名所」あらため冬場は「クロカンの聖地」こと神楽岡公園へ.
まずは上川神社の正面.

OLYMPUS TG-5

まだクロカン・コース整備前なので,園内をファットで走っても問題なし.
新雪のフカフカ路面を軽快に走る.

OLYMPUS TG-5

ルート看板があちこちに.
近々チャリでは走れなくなる.

OLYMPUS TG-5

肝心のブレーキレバー,調子戻ったぁ.
これで何の不安もなし.
これからひかえる,数々の冬チャリイベントもがんばんでぇ...と,この時は思っていたのだが...

OLYMPUS TG-5

まさか翌日曜日,とんでもない目に会うとは...おかしいですよ,カテジナさん!(~to be continued)

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

2024/11/22 Fri

右往左往

iPhone15 Pro

Kazchariが所有するスポーツ自転車は現在5台.
うち,ロードバイクはTREKの「DOMANE」「EMONDA」である.

ともに「Project one」でオーダー.
自分のセンスに自信がなくて既存のデザインにしたけれど.

リムブレーキの「DOMANE」はかつての主力マシン.

現在はスマートトレーナーに固定され,週6日のZWIFT用になっている.
毎年オーバーホールに出しているので絶好調.
今年もブルベ(フレッシュ)や,襟裳岬までのロングライドで大活躍.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

現在の総走行距離は66,400km.
まだまだ走るぜ.

もう一台の「EMONDA」はディスクブレーキ.
2024年に「MADONE」と統合されてしまったので,現状「EMONDA」の最終モデルとなる.

舗装路のライドはこいつに乗ることが多い.
軽量ヒルクライムマシンのはずだが,決戦軽量ホイールをはかせた「DOMANE」よりも少し重かったりする.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

とは言え,加速はこちらの方が上かもしれない.
今年はこいつで「ニセコHANAZONOヒルクライム」に出場.
まずまずの成績を残せた.目標(表彰台)には及ばなかったけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

さて,これらのロードバイクたち,2025年の布陣は?

エンデュランス&カラダに馴染みまくっている「DOMANE」には,やはりブルベという舞台をご用意.
今年はついに「納沙布1200km」も復活するしな.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

この一大イベントについては,あらためて記事を書かねばなるまい.

次に「EMONDA」.
いわゆるロードレースは怖いのと機材を壊したくなのでパス.
ヒルクライム大会には参加したい.
「HANAZONO」への再挑戦,および今年スキップした「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」「カミヒル」にもエントリー予定.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

ヒルクライムと言えば「軽さこそが正義」という不文律がある.

車体の軽量化に貢献するのは,なんといっても足回り関係だろう.
我が「EMONDA」にはBONTRAGERのハイエンド軽量ホイール「AEOLUS RSL37」をはかせている.前後重量で1,325gだ.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

ただしタイヤはBONTRAGER「R3」をチューブで運用.
ようするに買ったままの状態なので,それほど軽くはない.
「HANAZONO」出走時の車重は確か7.4kgぐらいだったはず.

さらなる軽量化を目指すなら,これらタイヤとチューブの交換が手っ取り早い.
実際,軽量タイヤTPUチューブは購入済みである.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

当初の計画だと「HANAZONO」「RSL37」にこのタイヤとTPUチューブを装着して参加する予定だったが...交換が面倒だったので,元の装備のままで走った(ダメじゃん)
そうなのだ.あのコースのタイムはまだ伸びる可能性はあるのだ.つまり次回は表彰台を狙えるハズ!(そうかなぁ?)

つーことで,来年の各ヒルクライム大会では機材関連での言い訳ができないように,軽量化を極めて参戦すると決意.
そこで,せっかく手元にあるこの軽量タイヤとTPUチューブを活用した決戦ホイール作成計画がスタートした(あれれ~何か理屈がおかしいゾぉ).

折しも世間はBLACK FRIDAYという名の物欲開放週間.乗るか,このBig Waveに!

上(軽さ)を見ればキリがないのがホイールの世界.
ここはやはりコスパ重視で「ELITE WHEELS」「DRIVE 40D」が最有力候補となる.

Drive 40D ディスクブレーキ

発表・発売時にメーカーがチャリ業界のインフルエンサーに配布しまくったせいか,インプレッション記事や動画が山程ある.
多少なりとも忖度があるだろうけど,概ね好評.

今では国内外のプロチームにもホイールを提供しているらしく,性能や耐久性は(他の中華格安メーカーより)信頼できそう.

今回のBLACK FRIDAYに合わせて通常より値下げしており,為替レートによるがだいたい¥150,000ほどで購入可能.高いが安いっ!

つーことで,ほぼ決定しかけていたが,実はこの「40D」には忘れがたい記憶がある.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

そう,凡ミスにより無料で手に入れるチャンスを見事に逃してしまったのだ.
この事件は今でもトラウマ.
そんないわくつきのホイールを,あらためて金を出して購入するのは...なんだか悔しい.

それに,あらためて考えると「40D」の実際の重量は各インプレによると約1,300gらしい.手持ちの「RSL37」と25gしか変わらん.
100g以上軽くなるならともかく,この程度の差であれば,ほぼ同重量っつーか誤差.
つまり同タイプのホイールを買うのはもったいないし,何よりつまらん...という考えが頭を支配しだした.

もっとアガる買い物を...そうだ,Kazchariが求めていたのは何よりカッコよさだ!
「軽さ」にこだわるのをやめた時,目に入ってきたのが...

Drive Helix 57DCS

こいつだった.

これぞときめくデザイン!
流行りのウネウネ!
もちろん重量的にヒルクライム用ではなく,空力全振りの直線番長ホイール(1450g)だ.
つまり「40D」は元より「RSL37」とも真逆の性格.
うむ.こちらの方が面白い体験が得られそうだ.

で,ブログやらYouTubeでレビュー記事を探すが,「40D」に比べるとほぼ皆無.唯一見つけた記事がこれ.

ELITEWHEELS DRIVEシリーズ 40D 50D HELIX 46D 57D 比較インプレッション

おっ「HELIX 57D」ベタ褒めやん.
そして決定的となったのがこの動画.

エンジョイ系なインフルエンサーではなく,こんなガチレーサーさんがオススメするなら...と信頼度向上.

そして肝心なのは値段.
もちろん「ELITE WHEELS」の公式サイトでは,このホイールも割引中.
為替レートで換算すると,¥200,000を少し下回るようだ.
これまた高いが安い.

さらに検討を進める.
「ELITE WHEELS」には,日本に代理店がある.

BARACAN

仲介業者として単に輸入するだけではなく,グリスアップや振れ取りなどの点検を行った上で配送してくれるとのこと.
もちろん3年保証で購入後のトラブルにも対応してくれそうだ.

もちろんBLACK FRIDAYのセール中(~11/21).
結果的に公式サイトと価格もほぼ同じ.

「こんなん,買わな損やん」と,セール終了間際まで悩み,ついにポチッたぁー!...が,なんと「在庫切れ」との表示! なんてこった.パンナコッタ.

「入荷案内メールを登録しますか」とあったので失意の中,一応登録.
だってなぁ,セール期間が過ぎた後に連絡きてもなぁ,通常価格だとさすがに手が出ない.
「縁がなかった」と諦めかけたその時,あっさりと「入荷しました」との返信あり.なんじゃそら.
もちろんポチる.ポチってしまう.

つーことで,ドタバタの末,無事新ホイールを購入した.
クライム用ホイールを買うつもりが,いつの間にかディープ直線ホイールに...
思いもよらない買い物で,自分でもびっくり.

そして,軽量タイヤとTPUは「RSL37」に装着して,こちらをヒルクライム決戦ホイールとする.

「HELIX 57D」の納期は1~2ヶ月先.
その頃,北海道は雪に覆われているだろう.
「EMONDA」に装着しての実走レビューは約4ヶ月後かな.

あれ? 何か大事なことを忘れているような...
スプロケとディスクローター別売りやん!

シマノ(SHIMANO) CS-R8101 12s

シマノ(SHIMANO) ディスクローター RT-MT900 160mm センターロック ナロータイプ IRTMT900S

もうじきAmazonもBLACK FRIDAY!

Amazon ブラックフライデー2024

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

iPhone15 Pro

安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

iPhone15 Pro

「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

iPhone15 Pro

ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

iPhone15 Pro

入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

iPhone15 Pro

登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

iPhone15 Pro

うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

iPhone15 Pro

そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

iPhone15 Pro

お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

iPhone15 Pro

ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

iPhone15 Pro

カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

iPhone15 Pro

そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

いただき画像

後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

iPhone15 Pro
いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

iPhone15 Pro

曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

iPhone15 Pro

まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

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美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

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少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

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道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

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ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

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前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

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10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

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最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

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カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

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ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

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林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

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現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

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一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

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「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

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いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

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美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

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別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

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気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

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グラベルのつづら折れ.

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いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

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さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

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頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

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下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

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つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

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冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

2024/9/8 Sun

今日も大盛況

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:49%,体感温度:28 ℃,風速:14.8 km/時,風向:WSW

午前中は息子の習い事の付き添い.
その間,車内もしくは外にチェアを出して読書.
暑いけど.

謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件

「誰のセリフ?」かと思いきや...そういうことか.
あまりにも重くやりきれない事件内容と家族の崩壊.
もっとも恐ろしいのは「ネバダたん」がネットミーム化していること.
炎天下で読む本とちゃうな.のどが渇く.

さて,3時間弱で練習は終了.昼飯の時間である.

息子の要望で「山岡家」に行くも,さすがの日曜12時.
駐車場は既に満車で待ち行列.
旭川に越して以来,“待つ”という行為への耐性がすっかり低くなったKazchari.
昼食は昨夜の残りのハヤシライスを自宅で食べることにして,夕食を「山岡家」にする取引を息子に持ち掛け,無事,dealした.

で,帰宅⇒昼食終えてさぁライド.
EMONDAを出す.

行き先は“今だけ”な「チョボチナイ」こと道道1116号である.
とは言え,先日訪問したばかり.

Topstoneなチョボチナイはじめライド&アンテナの後日談

ゆえに今回は「裏チョボ」とも呼ばれる倉沼(もしくは瑞穂)ゲート側から向かうことにした.
このルート,表と何が違うのか?
風景.そして斜度が違う.こちらの方が緩やか.

いつもの忠別川サイクリングロードを通って東川町へ.
キトウシに向かう直線道路から,自販機+ゴミ箱設置の商店にて右折する.
徐々に山が深くなる.

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ここも稲穂の波.
世間の米不足が嘘のよう.

そういや,そろそろ「ふるさと納税」の選定時期.
「冷凍ハンバーグ」「マンゴー」は鉄板として,3点目以降は...やはり「米」

そのまま直進すると「倉沼ゲート」が見えてきた.
緩斜面から始まって少しづつ斜度が上がっていき,途中で平坦があるなど,どこかに似ているなぁ...うん.HANAZONOのプロフィールっぽい(そうか?)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

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で,東川ゲート.
ここから1116号が始まる.

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タイムアタックは狙ってないのでのんびりと.
対向車線からは何台もオートバイがやってくる.
さすがは大人気ロード.

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途中にある旭岳の「ニセ金庫岩」のごとき「ニセ嶺雲橋」
初心者は間違うかも(間違えません).

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ようやく嶺雲橋が見える.
天気も良くて絶景.

で,無事到着.
今日も大盛況.
あーなんか,違う季節の風景も観たいなぁ.
真冬に歩きで潜入している人もいるはず...(妄想)

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写真を撮ったらそそくさと退散.

ダム側は急坂,急カーブの狭小路.
前を走る大型バイクに追いついてしまう.オラオラオラ(ダメです)

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ゲート着.
このまま左折して帰るのはもったいないので,右折してダム湖をぐるっと回るルートを取る.

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この写真も一眼っぽいなぁ.
ホンマ,iPhineはよく撮れる.こりゃコンデジは売れんわ.

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ダムの上はトンボとバッタが大乱舞.意図せずにプチ虐殺.
秋だねぇ.

ダウンヒルしてサイクリングロードへ.
もう何十回と通った道だけど,やはり飽きない.
ホンマ,チャリはいいねぇ.
乗っているだけで喜びがこみあげて来る.

先日,自転車系YouTuberの「まさ」が面白い動画を上げていた.

既に初心者ではないKazchariだが,あらためて気づかされることあり.

特に「仲間いないからやめる? そんなヤツはなからやめとけ」はその通り.
ディープサウスこと岸和田人らしいダイレクトな言い回しだが,これは真実.

ぼっちライドができない,いやぼっち”も”楽しめないのは...もったいない(個人の感想です)

ソロライドは貴重なマインドフルネスの時間.
デジタルをデトックスし,己との対話を極めるのだぁ.

自転車がもたらす解放感の特徴は何か? マインドフルネスとの関連を考える

グループライドもそれはそれで楽しいけどな.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

で,1日の〆は息子との契約通りに,♪ラ~メンの山岡家~

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EMONDAな雨のカミヒルライド

2024/8/18 Sun

試走ではないけれど

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晴れ.温度:23 ℃,湿度:79%,体感温度:25 ℃,風速:9.0 km/時,風向:NNW

今朝も雨スタート.
ホンマに予報があたらない.
そして,昨日同様に小雨化して...止んだ.

昨日もヒルクライムに行ったことだし,今日は久々にモンキーで...と,一瞬考えたが,やはりチャリに乗ることに.

なんだかんだで行き先は十勝岳に決定!
ちょうど一週間後の25日には,カミヒル大会が開催されるし(出ないけど)

第8回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

未エントリーなので,試走というわけではないが,自宅からではなく,約束の地(いくつあるんだ)日の出公園でクルマをデポし,そこから登ることにした.

途中のセイコマで補給.
水,ミニジャムパン,鉄分入りスムージーを購入.
クルマなので水は2リットルを買っても問題ない.

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カゴメ 野菜生活100 Smoothie(スムージー) ベリー&ざくろスムージー 330ml×12本

このシリーズ美味い.
明らかに糖分過多だが大丈夫.あっという間に消費できる.

上富良野まで国道275号を南下.
困ったことに雨が降ったりやんだりとすっきりしない.
一時は途中で帰ろうかと思うほどの本降りに.

まぁ,行くだけは行きますか.
10時半頃,日の出公園着.

試走チャリダーであふれているかと思いきや,誰もいない.
それっぽいクルマは数台停まっていたので,既に出発した後なのだろうか?

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EMONDAを降ろす.
タイヤのエアは6Bar
以前は7Bar入れていたが,最近のトレンドに合わせてやや低め.
やはり1Barだと違いがわからんな.
本当はもっと低くても良いらしいが,パンクが怖い.

今日は記録更新のガチ登りのつもりなので,シューズを決戦用の超軽量ジロに.
片足150gという奇跡の一足.
なんで絶版なんやろ?
ボロボロの中古がフリマで高額取引されていたりする.

さて出発.

計測開始地点まではゆっくりとウォーミングアップ.
うーむ,気のせいか脚が重い.こりゃあかんかも.
昨日の比布ライドの疲れか.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

本番なら3本ローラー持参しているところ(出ないけど)

途中で先行するグラベルロードの女性をパス.
並びぎわ,「こんにちは~」と声をかけるが,びっくりさせてしまった.
黙って抜くのも変だし,難しいね.

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計測ポイントの小屋,そしてチェーン着脱場を越え,ペースを少し上げる.
最初のカーブを曲がる頃,路面の濡れを確認.
そして...残念ながら降って来た.

ああ,またチャリが汚れるなぁ.帰ったら洗車が待っている.

誰かが言っていたが,「EMONDAはヘッド周りからのフレーム浸水がひどく,雨中走行後はフォークを抜いてサビなどを確認した方が良い」とのこと.
うん.面倒くさい.

毎年,ロードバイクのオフシーズンとなる冬場には,ショップにオーバーホールを頼んでいる.

DOMANEの今期オーバーホール完了!

天候に関係なく長距離を走っているブルベ・マシン,DOMANEを分解・清掃してもらっているが,そろそろ購入3年目になるEMONDAを預ける方が良いのだろうか?

オーバーホール代は1回¥30,000ほど.
さすがに2台依頼する余裕はない.

標高が上がるにつれ,雨だけでなく霧も出てきた.
下って来るチャリも数台.
サングラスも曇る.

ALTALIST(アルタリスト) KAKU SP1(カク エスピー ワン) PHOTOCHROMIC(調光レンズ) Smoke Gray Frame Blue Mirror Lens Photochromic(調光)

一方で徐々に脚の重さが解消.
やはりウォーミングアップは重要やな.

直登の「心折坂」まで来た.
10年以上前,初めてカミヒルした時,ここで絶望のあまり足つきした記憶がある.
今では全く問題ない.真冬でも登る.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

当時とはマシンが異なるとは言え,重量差はそれほどないはず.
ヒルクライム,いやサイクリング用にカラダが最適化したとしか思えない.

やはり自転車は不思議な乗り物だ.
若かったあの頃の方が明らかに体力は上のはず.
なのに,年齢を重ねた今の方が確実に楽になり,かつタイムも伸びている.
こんなスポーツは他にない.
人生の終盤にこのような趣味に出会えてよかったと心から思う.

...とかなんとか考えているようで,実際のところはゾンビ走法
目の前の斜度をこなすのに,それどころではない.

「前荷重」「引き足を使う」「呼吸リズム」の基本をキープしつつ回す.

そして運命の分岐点に.
カミヒルはここからが本番.

霧はますます濃くなり,景色どころか次のカーブすら見えない.

そんな中,前方に点滅する自転車のリアライトを確認.
荷物を背負い,蛇行しながら登っていく方がいた.
声をかけてパス.
クライマックスのカミホロ荘を越えた後も,2台ほどチャリを抜く.
お仲間かな?

凌雲閣のゴールライン直前にも蛇行チャリ一台.
最後のひと踏ん張りで,このチャリもパス.

どうやら,この時に知らずに叫んでいたらしく,たまたまゴール地点にいた知り合いのIさんに,後から指摘される.お恥ずかしい.

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そこそこ良いタイムで登れたと思ったが,後にSTRAVAで確認すると53分52秒の歴代2位だった(ベストは4年前の53分14秒)

本番ならさらなる軽量化,入念なウォーミングアップ,そして何よりレースというアドレナリン吹き出しシチュエーションによるさらなるタイムアップが期待できよう(出ないけど)

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停まるとやはり寒い.
もはや儀式化している凌雲閣での赤コーラ.
350ml缶は売り切れ.
500のペットはキツイのでリアルゴールドを.

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長居は無用というか危険.
ジレを着て下山.
そう言えば前回苦しめられたアレルギー症状は出なかった.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

やはり何かの花粉に反応したのだろうか.

分岐まで下る.
距離が足りないのと,カラダを動かして暖まりたかったので,右折して望岳台方面へ.
標高が低くなるにつれ,霧も晴れ,気温も上がってきた.
何よりうれしいのが太陽.
体力ゲージが回復するのがわかる.

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白金温泉街を通過し,道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.

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しっかり「みちレポ」でスタンプも.
上富良野のデポ地まで戻るために,「ビルケ-カミフ」ルートを走る.
この道,何が良いって,頂上を越えたら基本的にずっと下り.
正に快走.

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上富良野市街地に戻って来た.

せっかくなので「昼食前にもう一本!」ということで,ラベンダー公園をかけあがる!
ありゃ? タイム遅すぎ.ゴールライン踏んでなかったか?

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昼食のため,以前立ち寄った「第一食堂」に寄ってみるが...駐車場は満車で長蛇の列.
店内キャパからいっても,相当な待ち時間が見込まれるためパス.
ここは素直にセイコマでしょう.

で,いつもの「かつ丼」

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日の出公園に戻る.

EMONDAをハスラーに積み込む.
時間はまだある.”サ活”に行こう.

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もう十数年以上行っていないが,すぐそばに「フラヌイ温泉」がある.

フロンティア フラヌイ温泉

ここは31℃の低温泉が有名.
いつまでも入っていられる.
不思議なことにあがるとカラダはポカポカ.

肝心のサウナはイマイチ...っつーか,外気浴ができない構造.
サウナ目的で訪問するのはナシやな.

で,帰宅.

早速,雨に濡れたEMONDAを洗う.

先日の「HANAZONO」以来,これまで以上にこいつが好きになった.
ようやく馴染んできた.走らせ方がわかってきたのだろうか.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

そしてカミヒル
今の走力だとコンスタントに55分切りはできそう.
となれば,次は50分切りが目標やな.

カミヒルの公式サイトにはリザルトが掲載されている.
富士ヒルのごとく,プラチナやらゴールドのくくりがある.

今のKazchariの場合,シルバーとなる.
プラチナは45分切りかぁ...残された時間でいけそう?
無茶だ(ちゃんとエントリーして走れ).

いよいよ,“アレ”に手を出す時が来たか...(予断を許さない状況)

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第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

2024/8/4 Sun

38分17秒

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曇り.温度:20 ℃,湿度:92%,体感温度:20 ℃,風速:7.2 km/時,風向:NW

5時前に目が覚めちまった.
もう少し寝たいところだが,もう無理だな.諦めよう.

Kazchariは睡眠時間だけを見ればショートスリーパー.
ただし,寝不足を感じるフェイクSS.

泣いても笑ってもレース当日.
出るなら全力を尽くしましょう.
エンジョイ勢を名乗るのはまだ早い.

とりあえずひとっ風呂.
ホールには既にサイクルウェアを着ている者がちらほら.敵か!

ローソンに朝食の買い出し.
セオリー通り,消化の良い炭水化物をレース3時間前に食べる.
幸い「塩むすび」がちゃんと残っていた.
他にコーヒーを購入.

部屋に戻って着替え.
決戦用ワンピースをテクセッター!

シューズも,今は入手困難な超軽量「GIRO PROLIGHT TECHLACE」(片足150g)である.

そして前回のAmazonセールで買ったこいつを試してみる.

SAURUS完走PACK アミノサウルスジェル4本 アミノローディングサウルス1本 アミノHMBサウルス1本

いわゆるフルマラソン完走セット.
類似商品多数あり.
レース開始まで空腹やのどの渇きを感じないよう調整.

7時半,チェックアウト.
指定駐車場はいくつかあるが,ローラー・アップの都合上,舗装されている場所が良い.
スタートに一番近いわけではないが「くとさんパーク駐車場」がよさそうだ.
到着.
既にクルマ多数.
アップ中と思われるチャリも走り回っている.

なるべく入口に近い場所に駐車.
ハスラーからEMONDAとローラー台を降ろす.

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MINOURA(ミノウラ) 3本ローラー 自転車 サイクルトレーナー

【MINOURA】MOZROLLER専用 Front Fork Stand アクションブリッジ クイック・スルー兼用

アップのために準備していると,近くに知っている顔を見かける.
「ENIWA RACING」のみなさんだ.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

他にも,STRAVAでつながっている方やら,実走でお世話になった方など,多くの人々と交流.

社会人になると仕事の付き合い以外で,新しい友人・知人を作ることは難しいという.
だがしかし.チャリを趣味にすると交友関係がめちゃめちゃ広がる.
いわゆるクラブに所属していなくてもSNS,特にSTRAVAの影響力は強い.

Kazchariの場合,孤独が苦手なわけではないので(むしろ好き),基本“ぼっち”で走っているが,こういう場所で同好の士と会話するのは楽しい.

つーことで『ゆるキャン△』ではリン推しです(そうですか).
一期EDの「ふゆびより」が刺さる.

8:30.予定時刻より少し前倒しでアップ開始.

「さぁ,漕ぎますか」とEMONDAにまたがる際...やっちまったぁ!
“固定されてない”3本ローラー時のクセで,前ブレーキレバーを握っちまった!

つまりブレーキパッドがくっついてしまったわけで,これを戻すのは一苦労.
もし戻らなければ...まさかのDNSぅ!?

「慌てず急いで正確に」と心の中の斎藤始を召喚しつつ,EMONDAをローラー台から降ろし,パッドを確認.
幸い完全密着まではしておらず,若干スキマがある.
タイヤレバーでは太すぎてどうしようもなかったんで,素直に前輪(のディスクローター)をはめなおしたら...ちゃんとはまった! ふー,助かったぜ(冷や汗ダラダラ)

さぁ,もういっぺんローラー台に固定して,またがって,と...うわっ,またレバー握っちまった!(何をしておるのだ?)

つーことで2回同じミスを繰り返すという体たらく.2回目も運よく原状復帰.
さすがにもうヤダ,ということで不精せずパッドスペーサーをはさむ(最初から使え)
これでいくら握っても大丈夫(アホなのか)

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

30分ほどのアップを終え,次は荷物を預けに会場へ向かう.
リュックには「ツールケース」「ライト」「ベル」「ウインドブレーカー」など,ゴール後のフリーダウンヒル用装備を入れておく.

会場着.
既にグリッドには大量のチャリが並べられていた.
荷物を預けた後は重量検査.
ボトルを抜いて7.6kg.まぁまぁかな(ここ伏線).
一旦駐車場に戻る.

ここは反省点なのだが,自分の出走クラスのなるべく先頭にチャリを置く(場所をキープ)方が良い.

後に開会式待ちで並んでいる際,ENIWA RACING所属のKさんがそばにやってきて「パレード走行中に,なるべく前に行った方がいいですよ.スタートライン越えるとペースが上がって道がふさがってしまうので.レースに慣れてない人の斜行とかもあって怖いです」と教えてくれた.

上位を狙うならパレード走行区間から序盤の平坦部分でトップ集団に入っていること.つまり,追い上げのために無駄に脚を使わない方が良いためだ.

結局,駐車場にて最後の自己軽量化やらエナジードリンクをチビチビした後,会場に戻ると「S-5」(41歳以上の初心者)のやや後方からのスタートとなった.

iPhone15 Pro

10時になった.開会式である.

町長さんやらゲストライダーの紹介後,道警の方が「警察官募集中です」と宣言.
ホンマ,どこも人出不足.
つーか,道内の某署,ちゃんとした記者会見と処分を発表して禊を済まさないと,警察官希望者なんて到底集まらんと思...おっと,誰か来たようだ.

最後のトイレを済ませ,10:35の第二ウェーブのスタートを待つ.

iPhone15 Pro

で,スタート.
Kさんのアドバイス通り,パレード走行中に順位を上げていく.
残念ながら先頭グループをとらえられないまま,計測マットを踏む.

https://ridewithgps.com/routes/46378867より

最初は平坦.
先頭集団に加わるべく,ここでもペースを上げていく.
40km/h以上出る瞬間あり.
脚が合いそうな人をニュータイプの勘を駆使,ドラフティング先を探す.

確かに斜行とまでは言わないが,走行ラインが定まっていないライダーも多い.
一番怖いのが車輪どうしの“はすり”だ.
二輪車は前輪がグリップを失うと終わり.
何度かヤバいシーンがあったが,「これ(ツールの)映像で見たヤツだ」と,カラダをひねってかわす.

ようやく緑ゼッケン(S-5)の先頭集団に追いついた(と思ってた時期がKazchariにもありました)
落ちてきた上位クラスのライダーも何人か交じっている.
例のゲートまでは,この集団からこぼれないようにしないと.

一名が先行.
ここは追いかけずに我慢.
レース,つまりアドレナリン効果なのか,残り5km地点のワイスゲートまではあっという間に感じた.
心肺系,脚の疲れもあまりない.
強制2回呼気のリズムも乱れていない.まだいける.

ゲートをくぐってから,ペースアップ.
集団から抜けて,先行する1名の緑ゼッケンを追走する.現在2位のはず(と思ってた時期がKazchariにもありました)

ペースを上げてからは振り返らない.
先行する”白っぽいジャージ”を追う.

1つ目の激坂でようやく捉える.
しばらく並走後,抜く.
だが...残念ながらKazchari,ここで力尽きる.

再度先行され,その後のペースアップについていけなくなった.
お,置いていくなぁ~!

...ここで回想シーン.
高校時代の夏を思い出す.
当時Kazchariは陸上競技部に所属.
夏の地区大会では5000mに出場した.
前半はトップ集団に食らいついていたが,後半失速.
かなり順位を下げてのゴールとなった.
困ったことに,その時も倒れ込むこともなく,若干余裕があった.
弱い.そう,ここぞという時に全てを出し切れない弱さがあるのだ.
強い人たちはやはり,最後の最後に自分を追い込む,追い込めるメンタルが強いのだろう...

で,40年前の感傷から戻ったKazchari.
残り500mからのド平坦からは秒を稼ぐべく,アウターに入れてしっかりスプリント.
先ほどの緑ゼッケンではなく,他のカテゴリーの方を2,3人抜いてゴール.

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ほら,まだ余裕ある.
変なリミッターが効いている感.まぁ,アラ還なのでこれでいいのかもしれんけど.

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ガスが凄い.
ゴール賞の「ジェル」「水」そして「ガリガリ君コーラ味」をいただく.
気温はそれほど低くないのでアイスが美味い.

預け荷物をピックアップし,EMONDAにツールケースやらライトを装着.

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ちょうど,そこへKazchariの1つ前を先行していた緑ゼッケンの方(後にTさんと判明)を発見.
グラサン+メット,しかも後ろ姿しか見ていなかったのでジャージで推測.

話しかける.

Kazchari「あのー...さっき後ろを走ってた者ですけど.まだ先で走っている方いたんですかね?(どきどき)」

Tさん「いやぁ,わからないですけど,たぶん先行者いたんじゃないですかねぇ.高校生でも登録者はS-5で走ってるらしいし」

なんてこった.パンナコッタ.

ようするにKazchariが先頭と思っていた集団は,実は追走だったのだ.
クラス別2位,ようするに表彰台やら景品がもらえる夢は潰えた...

で,昨日と同様のコースで下山.
めちゃめちゃ飛ばす人たちもいたが,ここは慎重に.ガスってるし.

無事に駐車場帰還.
ふー,終わった終わった.
サイコンを止め,STRAVAデータを確認すると,どうやら目標だった”40分切り”は達成できた模様.

あくまでSTRAVA利用者だけであるが,今日の最速データもわかる.
最初は17位だったのが,参加者がデータをアップするにつれ,どんどん順位が下がっていくのが...悲しい.

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さて,リカバリドリンクを飲みながら,早速一人反省会.
今後のライドでタイムを上げていくにはどうすれば良いのか?

(満足はしてないけど)今回そこそこのタイムだった要因は,昨年GWの落車以来はじめた筋トレにあるのは間違いない.

現状,上記エクササイズにプッシュアップも追加.
全ての動作をできるだけゆっくり,呼吸を意識して行っている.

さらに先日,こいつも購入.

【日本企業】トレーニングベンチ インクラインベンチ ダンベル ベンチ 角度調節 組立超簡単 折り畳み式 収納便利 フラットベンチ マルチシットアップベンチ 腹筋 背筋 シットアップ 耐荷重300KG 筋トレ 家庭用 日本語説明書【メーカー保証:2年間】

現状,レッグライズ時しか使っていないが,腹筋マイナス角度スタートは,床で行うより数倍キツイ.

チャリは脚よりむしろ体幹が大事とよく言われる.
いや,チャリだけではなく,スポーツ全般に言えるかな.
今後もアンチエイジングとタイムアップのために筋トレは継続.

もう一点は機材.

先日の記事に書いたように,絶対重量であればDOMANEの方が軽い.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

今日のヒルクライムレース.
EMONDAの手(脚)ごたえ,めちゃめちゃ良かった.
その加速性能,ダイレクト感など,重さだけでは語れない要素を実感.

そのEMONDAは今回の装備で7.6kg.
つまりUCI認定レースの下限まで,まだ800g軽量化の余地がある.
そしてその手段は...既にある.
来年もしこの大会に再挑戦するなら,最軽量EMONDAでチャレンジしたい.

そうそう,会場の出展エリアに「GOKISO」ブースがあった.

GOKISO

GOKISOと言えば超軽量決戦ホイール&ハブで有名.
高いヤツだと¥100万越えという狂気の世界.
後でパンフを読んでびっくりしたのだが「無料レンタル」とある.
知らんかった.気づいていれば...と反省.

13:30.リザルト発表.
着替えてしまったので,歩いて会場に向かう.
STRAVAタイムよりやや速く「38分17秒.S-5で5位」だった.

これにて「ニセコHANAZONOヒルクライム」第一回の挑戦,終了.
なんだかんだで楽しいレースだった.

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以下,余談.

帰路,とあるスーパー銭湯に寄る.もちろん”サ活”目的である.

受付を済ませ,浴室に入ると,派手なタトゥーを左肩と下腿にがっつり入れた若いにーちゃんがいた.
「おいおいなかなか大胆やな」と思いきや,その後サウナ室で係の人に注意されて追い出されていた.出禁通告シーン初めて見たな.
もちろん,ここの施設も,カウンターはもとより,浴室の入り口にも「タトゥー,入れ墨の方の入館をお断りします」との表示がある.
「実際にいても何も言わないんやろなぁ」と思ってたけど,この施設は毅然とした態度で感心.

町の小さな銭湯だと体がカラフルな方々を結構見かける.
こちらは常連客が多いだけに注意しないのか...と思いきや,法律が異なるようだ.

入れ墨は「温泉NG」なのに「銭湯OK」の意外なワケ

知らんかった.
台湾旅行時に,現地のタトゥーがっつりにーちゃんが「日本に旅行に行きたいけど,入れ墨があると温泉に入れないんやろ?それが残念」と話していたのを,ふと思い出した.

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その2)

2024/8/3 Sat

とりま走ってみた

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曇り.温度:25 ℃,湿度:81%,体感温度:25 ℃,風速:9.5 km/時,風向:SSE

6時に目が覚める.
現場へ向かう人たちも早起きだ.

寝不足のせいか,頭痛がする.
Kazchari,唯一の持病.
こういう時には,あわてず騒がずロキソニン

【第1類医薬品】ロキソニンS 12錠

備え付けの作務衣からTシャツに着替えてローソンまで朝食を買いに.
今日はコースの試走.
とりあえずおにぎり2個とホットコーヒー.
何やら,しばらくカフェイン断ちをして,レース前に飲むと覚醒度爆上げで合法ドーピングになるとかならないとか.

一応,持参した「メダリスト」もボトルに入れて水に溶かす.
出走直前までチビチビと飲むつもり.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

サイクルウェアに着替えて7時半ごろ,ホテルを出発.
あっという間にメイン会場である「旭ヶ丘スキー場雪ん子館」前駐車場着.
本日土曜日は駐車可能なのだ.

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ホテルから3kmもない.
会場の準備が既に始まっていた.

ハスラーからEMONDAを降ろす.
もちろん試走なのでライト,ベル,ツールケースなどの安全装備を忘れない.
ついでにシューズも決戦用ではなく練習用のLINTAMAN

「Garmin Edge1040」をオンにする.

ガーミン(GARMIN) Edge 1040 ソーラー充電対応モデル(Solar)

なぜかINSTINCTの心拍,ASSIOMAのパワメ,DuoTrap,Di2,どいつもこいつもつながらない.
走り出せば接続するかと思い,少し漕ぐ.

あかん.

なんやろ?
いろんなチャリをとっかえひっかえしながら乗ってるから,Garmin先生が混乱しているのだろうか?

ラチがあかんのでサイコンの電源を一旦切ってリスタート.
今度はすんなりつながる.
ビビるわぁ.
本番でなくてよかった.

思えばチャリ趣味にここまで熱中でき,かつ継続しているのはサイコンおよびSTRAVAのおかげ.
データの“見える化”は大事やねぇ.

つーことでレース当日とは異なり,駐車場を出て即右折.
結果,正式なスタートラインを越えなかったので,レースコースのSTRAVAセグメントで記録されなかった(←ちゃんと確認しろ).

序盤のほぼ平坦路を快走.

https://ridewithgps.com/routes/46378867より

何気にうちのEMONDAは半エアロバイクなのでこういう道は(も)得意だ.
長距離乗ると脚に来るが,DOMANEに比べるとスイスイ進む感が強い.
だがしかし.本日はあくまで試走.踏むなよ~踏むなよ~

路面状況,斜度,カーブ,目安になる建物をしっかり記憶しながら走る.
先にこの動画を見ていたのも参考になる.

残り距離数を示す看板が既に設置されていたのもありがたい.

やがて,誰もが口をそろえて勝負ポイントという「ワイスゲート」到着.
ここから残り5km.
道が狭まり斜度が上がる.
ここにたどり着いた時点での脚の残り具合が,最終的なタイムに影響を与えるだろう(たぶん).

つーことで森に囲まれた細い道を登っていく.
途中10%近い“激坂”も出てくるが,“カミホロ荘前16%”に比べたら,緩斜面である.

つーことで,カーブをいくつか抜けて直線に入ると斜度が緩み,残り1kmはアウターに入れてスプリントモード(今日は踏みません).

で,ゴール予測地点通過.
後でSTRAVAを確認すると,スタートラインを踏まなかったのでフル計測でのタイムはわからないが,現時刻から単純換算するとだいたい47分.

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うむ.だいたいわかった.

もちろん,今日は全然踏んでいない(我慢した).
明日の本番はアドレナリン出まくり,ドラフティングしまくり(されまくり)で,大幅なタイム向上が見込まれよう.
どうやらこのレース「40分切り」できるかどうかが一つの目安のようだ.
ワイスゲート通過後の粘りが重要やな.

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つーことで,さすがに汗だくでの山頂滞在は辛い.

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五色温泉のインフォメーションセンターでトイレを借りてカラダを拭いた後,ダウンヒル開始.

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幸い,雲少な目で絶景が拝めた.

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下り切った所で左折して,少し登る.

あれ? 何か見覚えがあるぞ...
ここって「NISEKO GRAVEL AUTUMN」の会場,ニセコアンヌプリスキー場に向かう坂道やん!

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

126km,2600mアップ,グラベル率60%越えという地獄イベントの最後の最後に登るのがこの坂.もちろん来月,もう一度登ることになる.

お次はニセコ名物のセレブホテル街.
通常とは逆に夏が閑散期になるようだ.

iPhone15 Pro
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その後も見覚えのある道を下って,スタートした駐車場に戻る.
時刻は10時半.
前日受付は12時から.
すっぽり時間が空いた.

ではもう一本試走...はやめて,町中のコンビニに向かう.
まずは倶知安駅周辺を散策.

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本来,レースやブルベの前日は完全休養にするのが習わし.

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セイコマ,ホットシェフの親子丼を食べていると,明日のレースに出場する函館のPikaさんからメール.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

夕食のお誘いだった.
いいねぇ.
元々一人焼肉でカーボローディング(←だから違うって)の予定.
二人の方が種類・量が食える?

会場に戻って,受付会場へ.
戦利品は以下の通り.

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ゼッケンやらプログラムやら.
久々に安全ピンゼッケンである.
ウェアに穴を開けるのが嫌なので,Kazchariはこいつを使っている.

ゼッケン留め 楽ピタ(白)

穴あけパンチ

他にほ,まるで国際線の機内雑誌のようなおシャなNISEKO紹介ブックレットが入っていたのだが...「ここは一体どこですか?」感が半端ない.
特に不動産の価格.いやあスゴイわ.

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受付会場でPikaさん(この後試走)と合流後はもちろん“サ活”.
向かうは「いこいの宿」である.
「NISEKO GRAVEL」の副賞として¥200引きだったように思うが,前回は利用せず(せこい).

ニセコ温泉郷 いこいの湯宿いろは

サイトを見る限り露天風呂の雰囲気がめっちゃ良かったので行ってみることに.
さっき下ってきた道を逆走することになるが,ハスラーなので無問題.

で,見るからに高級そうな宿に到着.
券売機で¥1,000払う.
ウェアを脱ぎ,浴室でカラダを清めていざサウナ室へ.
先客は1名のみ.

【サウナ評価】
サウナ室:★★★★☆
冷水浴:★★☆☆☆
外気浴:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

サウナ室は良い.何が良いってテレビがない.代わりにリラックス系ミュージックが静かに流れる.そうそう,こんなんでいいんだよ.
いわゆるストーンとストーブのフィンランド式.ロウリュウ不可.
めちゃめちゃ広い.30人はいけそう.
室温高めで1セット目は8分でギブ.
問題は冷水.
家庭用の一人ステンレス浴槽に水道水を溜めているだけ.
しかも流しっぱなしではない(清潔?).

これまた問題の外気浴.
ととのい椅子どころか,よくある白ビーチ椅子もない.
露天風呂を囲む岩場のスキマに座れるスペースを見つける.
落ちつかーん!

そして,山中ゆえ仕方ないのがブヨの出現.
まるでオールレンジ攻撃.
「ムッコロス!」とタオルサーベルを振り回し3匹ほど撃破!
某オソウシ温泉よりマシだが,やはり落ちつかーん!

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

つーことで,サウナ目的での訪問はおすすめしません.
空いているっぽいけど(宿泊料がセレブ級)

外に出ると結構な雨.
早めに試走を終えていて良かったと安堵.

宿に戻り,Pikaさんとの夕食集合時間までうだうだ.
その間,ホールにてマッサージガンを使用.

MYTREX マイトレックス REBIVE マッサージガン

たぶん室内やとうるさすぎて顰蹙.

5時半,「トリフィート」のロビーでPikaさんと合流.
豪雨の中,20分ほど歩いて焼肉店「大仁門」へ.

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カーボローディングだぁ!(←だから違うって)

この店,悪くはないがコスパはイマイチ.
今思えば先々月の「Flèche Hokkaido」の途中で立ち寄った本別町の「COWKING」,味も量も素晴らしかったなぁ.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その2)

はっ,もしかして,これがニセコ・プライス!?
満足したかったら,もっと出せってか!

もちろん帰りには「マックスバリュ」にて,ビタミン,鉄分,プロテイン系ドリンクを大量購入.

さて,明日はいよいよ本番.
いつも以上に準備した久々のレース,さて,どう戦い抜くかな?

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