グラベルロードは流行ってる?

2023/4/13 Thu

いたしかゆし

2021年10月撮影

先日参加した「Spring Gravel Party」(正式名称は「スプリング グラベル走行会).

ファットな Spring Gravel Party ライド

本来は『Gravel Party 2023 in ATSUMA』の盛り上げというか,ミーティング的意味合いもあった.

実に楽しそう.

だがしかし,SNSにおいて,4/23に開催予定だった今年の大会の中止が告知された.参加人数が集まらなかったとのこと(元々Kazchariは参加予定なし)

少し前から自転車業界では「グラベルロードバイク」がブームとなっている(っぽい).
各メーカーともラインナップを充実させつつあり,雑誌も頻繁に特集を組んでいるように思える.

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2023年 5月号

著名な自転車系YouTuberも,グラベルバイクを以前から猛プッシュしている.

確かに先日のような走行会に参加すると,世間的にもグラベルロードが盛り上がっているように思えてしまうが...実態はそうでもないようだ.

そもそも,趣味がサイクリングという人はそれほど多くない.

スポーツの競技人口

さらにウェアや用具を揃え,毎週末はそこそこの距離を走る...なんて人は希少.
車種にしてもロードバイク人気が圧倒的で,オフロードつまりMTBはマイナー.
ましてやグラベルロードなんて中途半端なモノをわざわざ購入するなんて変態中の変態(ホメ言葉).

メーカー側も「グラベルロードは段差に強いので通勤通学に最適」と,ちょっとよくわからない宣伝をする.
それが目的ならより安くて乗りやすいクロスバイクを買うのでは?

他,日本でグラベルロードが流行らない理由として,有力視されて言われるのが「走る場所がない」問題.

USAのように幹線道路沿いに延々と続く砂利道なんてシチュエーション,国内にはめったにない.せいぜい河川敷レベル.

山中を駆け回るトレイルにしても,登山客とのトラブル報告が多く,チャリ禁止の場所が多い.そもそもそうした道はMTBの方が適切.

さらに都会暮らしの場合,“おいしい”ポイントまで距離があるため,輪行もしくはクルマが必要.
自宅からさっと出かけるライドに比べると,なかなかハードルが高い.

ただ「走る場所がない問題」は北海道の場合,かなりクリアされているけどな.
それでも,グラベルライダーの絶対数が少ないということか.

ただし『ニセコグラベル』ほどの大規模イベントになると,本州からの来道者多数.
やはり,そうしたエンスーな方々への訴求力が重要なのかも.

まぁ,世間的な人気はともかく,個人的にグラベルが楽しいのは確か.

あまりにもブームになりすぎて,伊豆半島の林道のようにあちこち通行禁止になると困る.
マイナーなまま,こそこそ遠慮がちに走るのが良いかもしれん.
一部にはSTRAVAなどにルートをアップするな,という声まであるとかないとか.

いずれにせよ,沖縄と並ぶ日本の特殊エリア,我が北海道ではどの様な車種でも楽しめる.

真冬なんて道路全面グラベルである.
グラベルロードよりもさらにニッチなファットバイク天国でもある.

つまり365日,オールシーズン・ライドon!

グラベルロードバイクの誘惑

そうそう,逆に道外遠征ブルベと言えばBRM520十和田クラシック200のエントリー日が近づいてきました.

それに伴い,苫小牧→八戸のフェリー,および宿の手配をしなければ.
今のところ,帰路を一日延長しての青森ライドも計画中.
思えば”自分のチャリで”道外遠征するのは初めてかもしれん.

今期初ブルベ.
うわ,むっちゃ楽しみが過ぎる.

ファットな Spring Gravel Party ライド

2023/4/9 Sun

吹き荒れろ戦いの風

いただき画像

風.温度:5 ℃,湿度:77%,体感温度:1 ℃,風速:28.7 km/時,風向:NNW

有名なフィッター,Yuriさん主催のグラベル愛好者の会.
その春の走行会に参加した.

Yurifit Gravel

グラベルロードブームの盛り上がりを受けて,毎年(?)厚真にてレースが行われている.その前夜祭および交流を兼ねての走行会である.

Kazchariは昨年夏の走行会に参加している.

ファットなグラベルミーティングライド

記憶が確かならば,その募集要項には「ゆるいライドです」と書かれてあったように思うのだが,その実態は...いやぁキツかった.

自分のペースで走る,景色を眺める,好きな場所で止まるとかは二の次三の次.
路面状況がよく,開けた場所では激踏み.
まさか,グラベルを30km/h巡航で走る日が来るとは...

しかもKazchariはファットである.
重いのなんのって.
いわゆる「口内に鉄の味」ってヤツ.

では「二度とゴメンか?」と言われると,辛い体験ほど記憶に残るっつーか,やり遂げた後の達成感つーか,ようするにヒルクライムがやめられないのと同じ理由ですな.
そもそもチャリダーはすべからくM体質,そして...嘘つきである.

そして2023年春.
再び走行会が開催されるとの情報がSNSで回ってきた.

募集の文言を読むと「ゆるいライドです」「初心者向けです」「ゆっくりペースです」とかなんとか,デジャブな言葉が並んでいる.

わかりました.

ようするに「キツく」「ガチ勢向け」「高負荷」ということですね.
ぜひ参加させていただきます.

場所は昨年同様,千歳市内と支笏湖にまたがる林の中.
距離はかなり短い.

てなわけで,旭川から参加のKazchariは前日inも考えたが,めずらしく土曜日に仕事,かつ9時集合と少し余裕があるため,当日朝,直接向かうことにした.

気になるのは天気.
雪解けが早いとは言え,4月の北海道はまだ気が抜けない.
最高気温が一桁の日もめずらしくない.

さらに...開催前後は雨模様.
低温+雨+グラベル.
地獄の時のパリ・ルーベ状態は遠慮したい.

さて,当日朝は4時起床.
カーテンを開けると見事に雨.
大丈夫か?

ファットバイクはキャリアやミラー,TTバーをパージして軽量化.
すでにハスラーに積んである.

回復傾向との予報を信じてDNS連絡はせず,千歳に向かうことにする.

当然「高速」などというブルジョア道路は使わず,国道12号をひたすら南下.
全然雨がやまない.

6時頃,道の駅「三笠」にてミスドと缶コーヒーの朝食.
ご覧の通り,クルマの外は結構な雨.

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岩見沢で12号を離れて恵庭経由で千歳へ.

集合場所近くのセイコマで買い出し.
これまた参加要項に「各自補給食を十分携行して下さい」と書かれてあったため,いつも以上に入念に準備.
「ミニあんぱん」「カロリーメート」「エネルギージェル」,そして朝食第二弾として「梅干しおにぎり」「ビタミンジェル」も.

ふっふっふ...これで限界突破の高負荷ライドも,どんと来いやぁ!

8時前には青葉公園駐車場着.
天気予報をチェック.
画面上は「晴れ」+「暴風雨」マーク.

いやいやいや.
降ってまんがな.
確かに風は強くなってきた.
ファットバイクに前輪を装着して,他の参加者を待つ.

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集合時間の9時.
ガイドさんの2名を含む15名がそろった.

目算でグラベルバイクが10台ほど,後はMTB.
ファットはKazchariを含め2台だったかな.

ご覧の通りの雨コンディション.
レインウェアを「ヌグフルキルヤムの法則」に照らし合わせて着ていくかどうするか悩む.
結局出発時は脱いで,リュックに入れておくことにした.

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軽いブリーフィングの後,幹線道路を2.5kmほど走ってグラベルの入り口へ.
確かに見覚えあり.

ここで再度グラベル走行時の注意.
特に対向車(クルマ)への配慮については勉強になった.
こちらができるだけ左側に停車して先に行かせること.
さもないと,クルマがこちらを避けようと路肩に寄りすぎたあげく,崖下に転落...も起こりうるそうな.

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つーことで,特にレベル分けとかはなく,2グループに分けて出発.

「さぁ,ここからデス・ライドの始まりぃぃぃ!」...と気合を入れた時期がKaschariにもありました.

リーダーはもとより,誰もがみんな文字通りの「ゆる」ペース.
時速にして15kmほど.

そう,ライドイベントにしては珍しく「ゆるいライドです」「初心者向けです」「ゆっくりペースです」が完全に守られている.
いやホンマ,こういうこともあるねんなぁ...と関心しきり.
すいません.この瞬間までずっと疑っていました.

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よくも悪くも前回の「ヘル」と比較すると,完璧に「ヘヴン」ライド.
もう,小鳥の声を聴きながら,小動物の出現に期待しつつ,マイナスイオンたっぷりの森林浴ライドを楽しむことにした.

それと走りながら他の参加者と会話.
グラベル他,チャリに関する様々な情報の交換.

心拍も90台.正にココロの浄化.

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いつの間にか雨あがる.
水はけが良いのか,路面の水たまりもあまり多くない.

途中,雪が残る.でもほんの一部.

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それにしても...地元の旭川-美瑛の標高高めグラベルや,鹿追発のイベントで走った十勝の農地を突っ切るグラベルとは風景がまるで異なる.

激走!愛山米飯林道ライド

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

背の高い木々と砂地.これもまた良し.

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上の写真は道に迷った時.
山中は携帯だけでなく,サイコンのGPSも受信しにくいそうな.

ここで持参した「Garmin etrex30」を起動.
やはり専用品の精度・感度は素晴らしい.
迷うことなく現在地を示した.

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分岐点多数.
地図がなければ確実に遭難.
今回,ルートマップを頂いたので,いつの日かソロで走りたいものだ.
モンキーで? いや,Top…おっと.

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ちょっとした坂道でタイムアタック.
心拍が上がったのはそこくらい.
「ゆるポタ」も悪くないけど,たまに刺激が欲しくなる.

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それでも落車事故発生.

フロントホイールに枝がからまり,前転したらしい(大事には至らず).
こういう時,顔面むき出しのチャリ用ヘルメットは怖い.

数年後には,プロのレースでもフルフェイス,全身プロテクターの選手が走ることになるのだろうか?(ただし超軽量)

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他にもダウンヒル中,轍に前輪をとられて横方向に吹っ飛ぶ人を見た(こちらも大事は至らず).
グラベルロードとは思うけど,タイヤのサイズが妙に細い.30cくらい?
ファットではなんてこたない轍や段差も,タイヤが細いと大変そうだ.
常に蛇行している.

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全行程2/3を終了し,残り5kmほどの地点で補給タイム.
コーヒーや菓子をいただく.

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いただき画像
いただき画像 カステラとカヌレ(手作り?)
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いただき画像

休憩地点を出発するとすぐに舗装路.
ここも前回見覚えあり.

幹線道路を走り,ゴールの青葉公園へ戻る.

天候すっかり回復.暖かい.

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雨上がりのグラベル走行後である.
もちろん泥だらけだが,気にせずクルマに積み込む.

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締めの挨拶があり,無事イベント終了.

楽しかったが,贅沢を言うなら強度が足りない(だからそう書いてあったやん).
途中でお菓子が出たこともあるが,持参した補給食や水すらにもほとんど手をつけず.
まぁ,昨年のような真夏ではなく,暑くもなく寒くもない,ある意味一番走りやすい時期だったせいかもあるかな.

ではセルフでもう一周?

一瞬考えたけど,現在も晴れたり曇ったり,強風吹いたりと天気怪しい.
今日は素直に撤退.
次回の楽しみにとっておこう.

時刻は13時半.
それなりにカロリーを消費したので腹が減ってきた.
コンビニ飯も何なので市内走行中,目に入った某とんかつチェーン店へ.
最近,旭川にも出店しているので気にはなっていた.

席について,メニューを眺めてびっくり.
定食の最低価格が¥1,720なのだ.
ここは空港内か?

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とんかつの味は悪くないが,びっくりするほどかと問われると...
ご飯,キャベツ,漬物がおかわり自由なので量的には満足(にすることはできる).

さてお次はライド後のお楽しみである「サウナ」といきたいとことだが,既述の通り強度が足りないためカラダがリラックスを欲しない,それと時間が中途半端なので直帰することにした.

夜,Zwiftで強度不足を無事補完.
いい汗かいて就寝へ.

グループライドも楽しい.
でも,どちらかと言えば”ぼっち”が好きなことを再認識.

自宅周辺のグラベルももうじきフルオープンやな.

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クマ対策再考~グラベルは危険だらけ?

2023/4/5 Wed

イザという時.

グラベル(林道)の雪も解け始めている.
今シーズンもモンキー,もしくはファットバイクで走り回る予定である.

先日はすでに開通済み(?)のグラベルを走行.

ファットな嵐山周辺ドロドロライド

グラベルライドで一番心配なのは機械的なトラブルや転倒によるケガだろう.
場合によってはコーナーを曲がりきれず崖から滑落...もあるかもしれない(経験ナシ).

「コーナー曲がったらクルマが!」というシチュエーションもあるかもしれないが,大抵の場合,双方とも絶対スピードが遅いので十分回避できる(はず).

余談だが,これからのシーズンは山菜ゲッターのクルマがカーブの出口に停まっていることが多いので,舗装路でも峠道は要注意だ.

また,動物との接触も懸念されよう.

北海道の場合,重要なのは何と言ってもヒグマ対策だろう.

ネットのニュースでも取り上げられる頻度が徐々に増えてきた.
そこで,本格的なグラベルシーズン前に再確認.

クマに9回襲われて生還した識者が伝授「死んだふりは有効でコツがある」

ざっくりまとめると...

(1)背を向けて走るのはご法度.後ずさり時は足元注意
(2)死んだふりするなら地面にうずくまり手で首をカバー
(3)長い柄の道具があればそれを掲げてカラダを大きくみせる
(4)左右の動きを抑えながら離れて物陰に隠れる
(5)最も有効なのはクマ撃退スプレー
(6)クマ鈴も有効だが音色に注意

とのこと.
新知識としては(4)の「熊は前後の動きの認識が苦手なため,左右に動かず真っ直ぐ後ずさる」やな.覚えておこう.

やはり(5)の「クマスプレー」は有効なのか.
記事中にもあるが高いんだよなぁ,あれ.

熊撃退スプレー 中型 (全国の複数の国公立機関・地方自治体正式採用品/JSDPA認定品) B-609

それに,自分にかからないよう風向きを考えつつ,射程2mまで我慢して発射って...どんな冷静と情熱?
よほどの精神鍛錬を積まなければ,そんな落ち着いた行動はできないと思われる.

本ブログの記事でも度々書いているが,Kazchariの現状の熊対策は2点.

一つはクマ鈴.

ソースは忘れたが「音が高い方が良い.かつ複数の音色」という情報から,Kazchariは2種類のベルを装着.

VIVA(ビバ) キヅキベル RD レッド

東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付 TB-K1 パールブルー

1つ目のベルは季節,場所を問わずファットに常時装備.
正しい使い方がどうかは怪しいが,歩行者にこちらの存在を気づいてもらいやすくなる.
いわゆる通常のベルを鳴らすより強制感が少ない...かもしれん.

次はアックス(斧)の持参.

ウルトラナチュラ ハチェット 薪割り斧 23-92cm アウトドア キャンプ用 登山 保護ケース付き 台灣製 GSマーク取得済み


本来の用途はキャンプ時の薪割り用.

(3)のようにカラダを大きく見せるのに役立つ...というが,そんな度胸あるかなぁ.
とは言え,実際に武器として使っても勝てるとは思えん.
どう考えても熊の方がリーチが長そう.

これまたソースを忘れたが,(1)(2)やら(4)などを実行する際,何らかの抵抗手段,つまり武器を持っている方が落ち着けるそうな.

ただし,重さが気になる(576g).
それに職質かな.
「クマ対策用です」で通用するのだろうか?

ちなみに,Kazchariはまだ熊に遭遇したことはありません.
もちろん今後も遭いたくない.

熊対策の記事をもう一本.
こちらはチャリダー視点.

クマと遭遇した場合にやるべきこと・やってはいけないこと

他にグラベルで危険な動物はと言えば...鹿?

まぁ,こいつらには何度も出会っているが無害.
基本逃げて行くし.
オートバイの速度だと衝突の危険があるかもしれんけど,エンジン音で先に逃げるような気もする.

それよりもヤバイのが...だ.

森の奥深くにはいないが,出入り口付近の民家で飼われていることがある.
しかも鎖なしで.
これまでも何度か追いかけられた.
熊同様,さすがにチャリで逃げるのは無理,

で,以下の記事を見つけた.

サイクリング中に犬に追いかけられたらどうすれば良いか

なるほど.
犬の場合,逃げずに対峙かぁ.
この方法も熊同様,度胸が必要やな.

幸い日本の場合,たとえ野犬に咬まれても狂犬病の危険は少ないと思われるけど.

狂犬病~もし咬まれたら,すぐに医療機関へ

海外滞在中はヒトより犬の方が怖かった.

そして,実際に被害にあった経験があるのが...アブ・ブヨのヤツラだ!

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

こいつらにはマジで参った.
刺されたからといった命にかかわることはないが,「夜にかゆみで眠れない⇒寝不足⇒居眠り運転」の可能性あり(こじつけ?).

ではその対策は?
去年流行った「おにやんま君」.冷静に考えれば,やはりその効果は...

アクト 【日本正規品】おにやんま君 安全ピン付けタイプ

化学薬品系の虫よけ剤よりハッカ油が効いたかも.

天然 ハッカ油 スプレー 30ml 日本製 食品添加物 ペパーミント オイル

いずれにせよ,こいつらには予防が重要.
咬まれた後の特効薬(かゆみどめ)はないからだ.

なんか,ここまで書いていると「そこまでしてグラベルを走る必要あるの?」と言われそう.
はい.おっしゃる通りです.
でも,楽しいんだな,これが.

グラベルロードバイクの誘惑

ファットな川沿いフリージーライド

2023/3/28 Tue

さすがファットだ,なんともないぜ!

iPhone11 Pro

晴れ.温度:2 ℃,湿度:66%,体感温度:-0 ℃,風速:6.9 km/時,風向:S

有給消化プログラム,残り2日!
つーことで,降水確率0%予報の本日取得ゥ!

ホンマは映画に行こうと考えていた.
旭川で上映予定がなかった話題のインド映画『RRR』

RRR

それが近所のシネコンで突然の上映スタート.
しかも3/30までの昼間一本の短期上映とのこと.
今日を逃せば,配信待ちにならざるをえない.

せっかくの歌って踊ってのインド映画である.
大画面で観ないとその面白さは半減.
それでもAmazon Primeで観た『バーフバリ』は最高やったけどな.

バーフバリ伝説誕生(吹替版)

もちろん,ベストなインド映画体験は現地で観ること.
その昔,旅行中にカルカッタで観た『ボンベイ』は強烈な体験だった.

♪クチクチラコマ~ チャアサイナ

ボンベイ [DVD]

それはさておき,朝,映画館のサイトで確認すると,なんと上映期間が(いつの間にか)4/6まで延長となっていた.
朗報である.
意外にも人が入っている?

となれば...本日はライド一択でせう!

ただ季節外れなのか,季節通りなのか,前日の大雪のおかげで一部道路にて積雪が復活している模様.
当然,通行困難や凍結も懸念されるわけで,EMONDAとモンキーは封印.

となれば,水陸もとい”ロード/グラベル両用型チャリ”ファットバイクの出番である.

EMONDAとDOMANEの乗り比べも少し考えたけどな.

ちょっと気になるのが,最近の脚の具合.
EMONDAを使うようになって以来,なかなか疲労がとれない.
坂ではその性能を確かめるために割りと踏んでるけど,距離は短い.

気のせいかもしれんが,これが噂の「ハイエンドバイク⇒フレームが硬い⇒脚にくる」の図式なのだろうか?

硬いフレームのロードバイクは,脚にくる?柔らかいほうがいい?

いずれにせよ,最近,サボリ気味だった就寝前の脚ケアを再開.
ようするに,マッサージガン消炎鎮痛剤の塗り込みである.

リバイブ MYTREX REBIVE MT-RBN20G

[Amazon限定ブランド]【第2類医薬品】PHARMA CHOICE 外用・鎮痛消炎剤

これからブルベ,レースなど各種イベントてんこ盛りやしな.
身体ケア大事.

つーことで,ファットバイクで出撃.

ウェアはEMONDA(ロード)時と変わらず.
ただし,ペダル・シューズはSPD.

EMONDAの記事にもあるように,パワーメーター(LOOK/KEO)のクリートの具合がどうもよろしくない.何しろはまりにくい.

それに比べてSPDの安定感よ!
「オホーツク1300」の時も,DOMANEのペダルをSPDに付け替えたしな.

『オホーツク1300』に向けての準備

歩くのも楽で実に快適.
シューズの重量増(と剛性感)とのトレードオフやけど.

で,本日の行き先である.

このブログでも時々紹介しているが,自宅から美瑛の市街地まで約25km.
そのほとんどをグラベルで走れるルートがある.

先週までの好天で,もう開通していることに期待して出発したものの...
いきなりこれ.

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まだだ,まだいける!
逆にここまで雪が融けていないということは...

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国道を横断して河川敷グラベルへ.

雪だぁー!

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いざ突入! ⇒ いきなりストップ!
雪が中途半端に硬い&柔らかい.
タイヤに雪がまとわりつくわ,場所によっては空転するわ,時折ズボっと沈み込むわで,とても乗ったまま進める状態ではない.

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この河川敷グラベルは遥か彼方まで,ずっとこの様な状況.

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押し歩くにも限度がある.
「こりゃあかんわ」と転進を決意.
2日遅く,もしくは一週間は早かったか.

ではどうする?

同じ河川敷でも,舗装路のサイクリングロードなら...と旭川市街へ向かうルートを選択.

またまたこの状況.

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幸先不安だが,走っているうちに徐々に雪が減ってきた.
時々残雪エリアが現れるが,先程と異なり,この程度ならファットの走破能力で無問題.

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低圧にすればもう少し走破性が増すと思われるが,面倒だ.
走行中に空気圧を自由に変えられる技術が登場するかもしれんけど.
少し前に関連記事を読んだなぁ.

革命的.走行中に空気圧を上げ下げできるGRAVAAシステムが販売開始

「普通に幹線道路走れば?」という声が聞こえてきそう.
ようするに色々言ってますが,楽しいのだ.

旭川駅周辺も,堤防は走れるがサイクリングロードそのものはまだ走れない.
旭橋の手前は正に雪原.

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さて,今日は平日.

陽気に誘われて,川沿いには近辺の保育園や幼稚園児らが外遊び中.
そこに現れる,豪快にタイヤノイズを響かせながら,変な形の自転車と変な格好(TTポジション)のグラサンおっさん.
年端もゆかない幼児をビビらすには十分な異形.

ちゃんと手を振りました.

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舗装路,グラベルを問わず,できるだけ川沿いを繋いで走る.
まだまだ知らない道があるな.

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いつの間にやら東川町にin.
幹線道路を離れ,いかにも開拓しました風の直線道路をひたすら進み,前回の訪問時には日曜閉店だった,せんとぴゅあ内の食堂に到着.

ひがしかわ食堂ワッカ

本日はちゃんと営業中.
日替わりメニューは「トマトクリームオムライス(サラダ付き)」(¥800)
うわ,これって絶対においしいヤツやん.

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はい.
絶対的においしかったです.

昔,道の駅がまだ少なかった頃.
各駅の食堂は総力をあげて地元食材や名産を使った料理を提供していた気がする.
その名残を感じる一品でした.

こんなん食べてると,先日同様にコンビニ食がむなしくなるな.
トータルの値段も変わらんし.

と,定期的にカフェブーム,グルメブームが訪れるKazchariでした.
そうそう,特に平日は狙い目.空いているし.

ここで宣伝.
チャリダー・ライダーの「ルイーダ酒場」ことカミフの「Yamaichi」さん,今年の営業は4/1からだそうですよ.もう来週やん!

Yamaichi

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帰りは忠別川サイクリングロード実走調査.
もう,ロードバイクでも何の問題もなく走れます.

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ただし...

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季節限定,この取水堰手前の砂州(?)はファット専用やな.

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熊ベル付けっぱなしなので,チリンチリンとうるさく,釣客にはちょっと迷惑やったかな.
一応,手で押さえて消音を図ったけど.

つーことで今日も早めの帰宅.
泥だらけのファットバイクをざっと洗車.

ウェアを洗濯機に放り込み,優待切れ間近の『万葉の湯』へ今日も出かける.
例によってサウナ3セット+コミックで寛ぐ.
悪くはないけど,やはり正規料金だと高いな.
ご多分に漏れず,燃料代高騰による値上げの予定もあるらしい.

『万葉の湯』グループの特徴として館内着(作務衣)のレンタルがある.
泊まりや長時間の滞在には良いけど,いっそレンタルを有料化して,全体に利用料金を値下げたらええのに,と部外者は勝手に考える.

まっ,こちらではなく『ふとみ銘泉』の方は,札幌発ブルベの前泊施設として,今年も大いに利用させてもらう所存.
館内着もありがたい.

つーことで,冬のなごりの残雪ライドでした.
ファットはいいねぇ.

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ファットな嵐山周辺ドロドロライド

2023/3/19 Sun

世界はホンマに美しい

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近頃天気のめぐり合わせが実に良い.
本日,日曜日も快晴予報.

ただし,昨日の雪プラス早朝の低温で路面がまずい状況に.
EMONDAやモンキーによるライドだと,非常に気を使いそう.

つーことで,こんな時にはオールラウンドなファットバイクで出撃.
結果的に雪解け調査ライドとなった.

9時過ぎに出発できた.
上出来だ.
まだかなり冷える.
住宅街には雪が残る.

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中にはこんな場所も.

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マチナカ・アドベンチャーはまだしばらく続くようだ.

「なんとなく北」という以外は,特に行き先は決めていなかった.

だがしかし.
市内に向かう橋を渡ろうとしたところ,なんと河川敷の路面が露出しているじゃぁあーりませんか!

早速侵入.
堤防だけでなく,川岸のサイクリングリングロードもこの状態.

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前後誰もいないのでTTバーを掴んで“ツール・ド・フランスなヤツ”で爆走.
すっかり春ですな.

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サイクリングロードのゴール,取水堰に着いてしまった.

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旭川市の下水処理センター,通称バナナ館を過ぎて橋を渡る.
なんと,JR伊納駅への道も除雪されている!

サイクリングロードはまだ雪に覆われているが,その脇の自動車道は問題なし.
この頃になると太陽が昇り,日差しが眩しくなってきた.

iPhone11 Pro
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相変わらず(がけ崩れで)行き止まりのサイクリングロード.
いつになったら開くのやら.

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ここから神居古潭までの道はネット上でも画像などがほとんど出て来ない.
どんな道なのか気になる.

少し戻って,これまで走ったことがない道っつーか,坂を登る.
このあたりでは珍しいつづら折れ.

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またしても面白い道を見つけてしまった.
ちょうど上から鉄道を見下ろせる.撮り鉄のみなさんが喜びそうやな.

最大標高到達.
風景が美し過ぎる.

iPhone11 Pro
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このあたり,民家が点在するので除雪が入っているようだ.

ただし分岐だらけで迷いそう.
Google先生に現在位置およびどこに抜けるのかをこまめに確認.

しかしながら,さすがまだ(半分)冬.
雪による通行止めに出くわす.

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夏だと開通してそう.

つづら折れのダウンヒル.
コーナーにたまーに水が流れている.
さすがに凍結はしていないと思われるが,念のため減速&ドロッパー.

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JR線路下の小さなトンネル.
中はガチガチのアイスバーン.
勢いで突入したらエライことになる.

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少し後,ここを郵便局の軽バンが走っていった.

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再びの激坂クライム12%越え.
いやぁ,この道楽しいわー

iPhone11 Pro
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登りきって下りたら,高速道路近くの幹線道路に合流.

この時点でチャリもウェアも泥だらけ.
せっかくなので,もう少しこのあたりの荒れた道を楽しむことにする.

旭川方面に向かうと嵐山展望台への看板.
「冬季通行止」の看板はあるものの,ぱっと見,除雪&融雪が進んでおり,行けるところまで登ってみることにする.
この時期の美瑛もこのパターン多いな.

iPhone11 Pro
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静寂のヒルクライム.
時折,鹿の群れを見かける.
国見峠着.

iPhone11 Pro

ここからの登山道には「オフロードバイク通行禁止」の表示がある.
そんなツワモノがいるのか.

オートバイ,MTBに限らず全国的にグラベル(林道)の車両通行禁止可が進んでいるらしい.
かつて沼津住民だった時代に走り回った伊豆の林道も,今ではほとんどが通行止めと聞く.
日本の林道にはほぼ100%地権者がいる.
お仕事の人やハイカーの安全に配慮し,かつマナーは守りたいものである.
自分で自分の首を絞めることになる.

国見峠からの下りがエグかった.
残雪多め.
とは言え,ファットバイクで十分対応可能.

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トイレなどが設置されている展望台エリアは除雪未.
そのまま下る.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

下界に戻った.

嵐山方面へ.
陶芸の窯がたくさんあるので有名.
久々に来たけど旭川の中でも独特の雰囲気やな.

別荘地が多いらしいが,「どこのビル・ゲイツ?」みたいな大邸宅が突然どーんとそびえ立ってたりする.
坂だらけなので高齢者は大変では? 特に冬.

ちょっとした観光を終えて,後は帰宅するだけ.

いつものがっつりコスパ最強の「かつや」へ.
今月の限定定食は「鶏だんごとチキンカツの合盛り定食」.

iPhone11 Pro

軟骨入り団子,美味し.

近所の河川敷もだいぶ路面が出てきた.

iPhone11 Pro

今日も多くの新規ルートを開拓した.
ロードもグラベルも,走るところ選びたい放題の季節がいよいよ始まる.

グラベルロードバイクの誘惑

2023/3/18 Sat

楽しみが過ぎる.

iPhone11 Pro / 2022年7月17日撮影

ダート,林道,砂利道,未舗装路...呼び名は色々あるが,なんしかグラベルが好きだ.

元々は寺崎勉氏の影響で,オフロードバイク(NX125,XR-BAJA)による林道ツーリング&キャンプを嗜んでいた.
紀伊半島や四国,それに沼津に住んでいたこともあり,伊豆や信州の林道もだいたい回ったなぁ.

その行動は今の愛車,モンキーでも変わらない.

特に入り口を発見! ⇒ ”突入!”の瞬間はアドレナリン出まくり.
そして森の中,エンジンを切った際の静寂感.
今,ここにいるのは自分だけ...た,たまらん.

モンキー125で林道ツーリング~愛山米飯林道編

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

冬にもチャリに乗りたくて買ったファットバイク.

購入時はなぜか,こいつがMTBの一種であることを完全に失念.
タイヤの太さと車体の重さゆえ,林道の激坂なんて登れないと思いこんでいた.

それがどうだ.
ある日,たまたま入り込んだ林道(グラベル).
こいつがめちゃめちゃ楽しかった.

まず,砂利,フラット,草,泥濘,水たまり,雪面...グラベルで想定されるどの様な路面でも対応可.
前後ともサスはついていないものの,極太タイヤが十分にその代用を果たす.

心配していた激坂もエンジン(自分)さえ唸れば,20%近くでもなんとかなる.
それに下りの安定感も素晴らしい.

つーことで本ブログにも,グラベル走行記事がやたらにある.

欠点と言えば...
舗装路での巡行スピードか.

ロードと比べるのも何だが,TTバーを付けて無風で最大30km/hが限度(キツイ).
追い風でも,フロントシングルと相まって,36km/h付近でギアを使い切ってしまう.

ストレートタイプ クリップオンバー

ピンディングは有効.
片面SPDだと普段使いに便利.

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500

周りからは「長距離はしんどいでしょ?」と言われるが,そんなことはない.
200ブルベなら十分完走可能.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

サドルはこいつをおすすめ.
「安い」と言いたいところだが,最近やたらに高騰.
そのコスパの良さが気づかれ始めたのだろうか?

[セラロイヤル] サドル 2354HRMA10030 ブラック/ブルー 145mm×長さ約280mm

サイズの問題でクルマへの積み込みは?

いえ,うちのハスラーにも前輪外せば横積み可.
前後輪とも外せば縦積みできるので,隙間にキャンプ道具を積載可能.
そのおかげで6輪キャンプライフを,めちゃめちゃ楽しめている.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

そう,このようにファットバイクでのグラベル遊びに不満はないのだが...

人間贅沢なもので...いや違うな.
本来の闘争本能っつーか,時折,体育会気質が頭をもたげてくるのか,ココロがもっと”速さ””距離”を求めてくるのだ.

ようするに...

ロードでロングライド ⇒ 良い雰囲気のグラベル発見 ⇒ ロードじゃ無理(汚したくない)⇒ あきらめる

ファットでライド ⇒ 良い雰囲気のグラベル発見 ⇒ よっしゃ楽しい! でも,このペースだと,家にいつ帰れる? ⇒ あきらめる

ということなのである.

目的地が決まっているなら,クルマにファットを積んで,グラベル近くでデポという手が使えるのだが,これだと新規開拓が難しい.

これらの悩み,ロードとMTBのいいとこ取りのグラベルロードなら解決してくれよう.

そして,昨年立て続けに参加したグラベルイベントでの衝撃.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

ファットなグラベルミーティングライド

やはりファットでは遅いのだ.
これらのイベントはレースではない.
それでもグラベルロードにはついていけない.
「百式ではキュベレイに勝てない」道理.

悔しいというわけではない.
あのロードバイクと変わらぬ速度で,颯爽と走る姿にシビれ,あこがれたのだぁ!

つーことで,昨年の秋頃よりグラベルロードバイクについておれこれ調べ始めた.

目に止まったのが,本ブログでも度々紹介しているこのチャリ.

もうキワモノ好きサイクリストの好みを凝縮したような一台.

まず目を引くのはフロントの片持ちサスペンション「Lefty」
このアンシンメトリカルがたまらん.
古のVFRのプロアーム!

リアにも,シートステーに「キングピン」と呼ばれる30mmサスがついている.

そう,こいつはフレーム形状こそロードバイクだが,フルサスなのだ.
おまけに誰が考えたのか,ドロッパーシートポストまで標準装備.

正真正銘のハイブリッドマシン.

それに,このイエロー(&オレンジ)カラー!

ブラックの方が,カッティングシートデコ(うちのファットもしている)で,雰囲気を変える遊びができそうだが,どうやらただのブラックではなく,ラメ入り.ちょっと好みではない.

つーことで”旭川でCannondaleと言えば”の「はっとりスポーツ商会」さんへ昨年凸した.

だがしかし.
まだ新コロがチャリ業界に与えた影響は強く残っており,入荷の見通しが立たず「注文不可」との返事.

大雪森のガーデンまでジェラートをもらいに行くライド

だがしかし.
ここ最近ネット上でCannondale製バイクの入荷情報がバシバシ上がってきている.もちろん「Topstone Carbon」もレビューが続々とアップ.

こりゃ,ダメ元でもういっぺん問い合わせしてみるか.

目標は「ニセコグラベル」の秋ライド参加.

NISEKO GRAVEL 2023

やっかいなのは,原則3名以上にてチームを組んでの参加が推奨されている点.

普段”ぼっち”なKazchariには,非常にハードルが高い.

将来的に「ラファプレステージ」にも出たい.

ラファ プレステージ

誰かチームに入れてください.シクシクシク36.

iPhone11 Pro / 2022年7月30日撮影

ファットな冬の終わりと春の始まりライド

2023/3/5 Sun

マチナカ・アドベンチャー

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:-2 ℃,湿度:81%,体感温度:-5 ℃,風速:9.3 km/時,風向:S

プラス気温が続く旭川.
この先もしばらく雪予報なし.

前夜にファットのスパイクタイヤをノーマルに交換.

iPhone11 Pro

「少々早いかな」とも思ったが,実は昨年も同時期に交換していた.
ついでにブレーキパッドも清掃.

iPhone11 Pro

Amazonがセール中なので予備も買っとくか.

ディスクブレーキパッド Sport Organic SRAM製品用

NHKスペシャルの「南海トラフ地震」のドラマを観ながら作業.
「半割れ」という言葉を知る.
にしても...構成めちゃめちゃの『舞い上がれ!』っぽいドラマパートは必要だったのだろうか?
事前に用意しておく避難グッズとか,揺れが収まった後に何をすべきかなど,もう少し実用方面に振った方が良いのでは?(一部は描かれていたけど)

翌朝7時起床.
夕食の残りで朝からカラダに悪そうな”超濃いドリア”を作る.
これからの外ライドで消化してくれるわっ.

10時前に出発.
家の前をはじめ,住宅街はまだ雪が残るっつーか,凍結してテカテカDanger.

OLYMPUS TG-5

さすがにノーマルタイヤではグリップせず,ところどころで空転.
いかにスパイクピンが有能かを痛感する.
ドロッパーを駆使して慎重に進む.

やがてアスファルトむき出し路面へ到達.
久々の舗装路爆走!と言いたいところだが,前輪タイヤに違和感.
まっすぐ回らずグネっているのだ.
まさかのパンク?...ではなかった.

OLYMPUS TG-5

タイヤのビートが上がりきっていないのかと思い,いつもの定点観測ポイントにてチェック&空気注入.

LANDCAST 自転車 空気入れ 仏式・米式 携帯ポンプ

空気の入れやすい例のポンプではあるが,所詮はミニなので途中で面倒くさくなった.
一度自宅に戻ることにする.

玄関前にてフロアポンピング.

パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応

デジタルの空気圧計を使って,規定の1.4Barまで入れてみる.

パナレーサー 空気圧計 デュアルヘッドデジタルゲージ 米式/仏式バルブ対応

試走しても変わらずブレブレ.
となると,ハブかスポークの機械的な問題?
ファットなタイヤでも,ロードのような「振れ取り」は必要なのか?

つーことで素人の手に負えなくなってきたので,ファットの故郷(納車ショップ)である「ヨシリン」こと吉田輪業さんまで自走で向かうことにした.

わかる人はわかると思うが,この時期のマチナカライドは実にアドベンチャー.
路面むき出し,雪塊,水たまり,ザラメ雪,シャブシャブ雪,ふかふか雪,それにアイスバーンが混在するグラベル並の多彩なシチュエーションがライダーを楽しませてくれるのだ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,意外に早く到着した「ヨシリン」
相変わらず開いているのか閉まっているのかわからない,イチゲンさん無視っぽい硬派なお店である(※個人の感想です)

OLYMPUS TG-5

店長さんにタイヤを診てもらう.
ブレは確認してもらったが,タイヤの外見上は特に問題ないとのこと.
ちゃんと装着はされている.
結論として「タイヤ精度の問題かな」とのこと.うーむ.
このタイヤは2シーズン目.
つまり一度外して4ヶ月ほど室内で保管していたことになる.
前シーズンでは全然気にならなかった.
保管の仕方が不味かったのだろうか?

いずれにせよ,プロに見ていただいたので一安心.
走行上は問題ないので,気になるけど気にしないようにしよう.

ついでに購入して5年目に突入したファットバイクのオーバーホールについて相談.
やはりワイヤーやブレーキフルードを交換した方が良いとの意見.
秋口あたりに頼むことにする.

別件で,最近気になるグラベルロードについて聞く.
現在,Specializedの公式サイトではセール中.

Specialized Spring Sale

モノによってはかなり安くなっているので,(もし)購入したらヨシリンさんで受け取れるのかどうか聞く.
ヨシリンさんで買っても,セールと同じ値段になるそうな.
おっ,それはいい情報だ.
Specializedと言えば「DIVERGE」
個人的にはCannondaleの「Topstone Lefty」が好みだ.
脳内にフラットなグラベルを爆走する自分の姿が再生される.
要検討...ってチャリばっかり買いすぎやろ.

さて,このまままっすぐ帰宅するのはもったいない.
鉄道や国道を挟んで反対側になるが,お気に入りの雨紛方面へ登りに行きますか.

相変わらずアドベンチャーな町中.
まず護国神社へ.

OLYMPUS TG-5

雪捨て場へ向かう河川敷のサイクリングロードが下りれそう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

水たまりでぐちゃぐちゃだが,それが楽しい.
いつもの冬ウェアが優秀なので,浸水なし.今日の気温だと暑いけどな.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

何でもなさそうな道で,タイヤを取られて2回ほど転倒.
低速&雪へのダイブなので痛くない.

それにしても腹が減った.
山へ行く前の最終補給地と思しきセブンにピットイン.

iPhone11 Pro

セブンのPBばっかりやな.安さが一番.

補給も済んだので山へ.
予想通り融雪進む.
うろ覚えの開通ルートを登っていくが...

OLYMPUS TG-5

なぜか除雪未で行き止まり.
あれ? 先月は通ったような記憶が...(怪しい)

OLYMPUS TG-5

いずれにせよUターン.
慎重にダウンヒル.

OLYMPUS TG-5

STRAVAにおける「雨紛TT」セグメント.
ロードバイクでも問題なく走れるやん!

少し寄り道.
雪が解けたらさらに奥へ進めそうな道を発見.
また楽しみが増えた.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

3月で閉館が決まった『御料乃湯』の前を走る.
満車状態.
ここの閉館は旭川市民の間でかなりの衝撃.
どこに行っても話題にあがる.

OLYMPUS TG-5

さて順調に帰路につくが,時間はまだ余裕.
せっかくなので,本日で冬営業を終える『Hokkaider Base』へ行ってみる.

国道は交通量が多いので,車道ではなく,歩道を走る安全策.
一部を除き,ほぼ融雪状態.
ホンマ,この一週間であっという間に季節が移り変わった.
高速巡航用にTTバーも再装着しますか.

ストレートタイプ クリップオンバー

Hokkaider Base着.
クルマの数はそれほど多くないが,なんとカブが止まっていた.
まっ負けた(何に?).

OLYMPUS TG-5

店内は結構な混雑.
なにやら「ニセ浜省イベント」「Nゲージ」で盛り上がっていたようだ(どちらもKazchariの守備範囲外).

例によってコーヒーを注文(¥200).

近所のゲストハウス『ととのうプレース』のオーナーさんも来ていた.
関西人は第一声から区別がつく.

最終日なので,何か買い物ということで選んだのがこれ.

iPhone11 Pro

黒とシルバーを購入.
もちろんアレに貼ります.
なぜか,同じ商品で¥300と¥350がある.
理由を尋ねたところ,細かすぎて誰も気づかない違いだった(秘密)

暗くなり冷える前に店を出る.

OLYMPUS TG-5

いつもの帰り道もほぼ路面むき出し.
本日のプラス気温で朝よりもさらに雪解けが進んだ感がある.

OLYMPUS TG-5

FacebookやSTRAVAを見ると,旭川でもオートバイやロードバイクの初乗り報告が多数.
もうほぼほぼシーズンinやね.
うちの「モンキー125」「EMONDA」の起動音が聞こえてきそう.ゴゴゴゴ.

帰宅してシャワー,洗濯を済ませる.
諸事情により夕食は一人で外食.

みんな大好き『かつや』へGo.
限定の「すき焼きチキンカツ定食」を注文.
野菜がないのに後悔したが,これで何カロリーあんのやろ?
チャリ乗ったから無問題.毎日がチートデイ.

食後,「そういや今週のルーテティン忘れてた」とサウナに向かう.
バカ混みの『御料乃湯』は避けて『杜のSPA神楽』へ.
客が前者へ流れているのかヒト少なめ.
ただし...入浴料アップ(¥650⇒700)の告知あり.ここもか.

寒すぎず,外気浴がしやすくなってきた.
気持ち良い.

入浴後,食堂にてソフトクリーム購入.
新コロ対策のビニールカーテン越しに渡されるので,こちらも慎重になりすぎたのか強く握りすぎて,コーンを破壊!
自分の手にクリームをぶちまけてしまった.
さすがに食べにくいので,「皿とスプーンいただけます?」と聞いたが,「作り直しますね」と新しいモノをくれた.ありがたいやらもったいないやら.

にしても,コーン柔らか過ぎへんか?
何か変な生き物に咬まれてスーパーパワーを手に入れたかと思ったわ.
世の悪を駆逐してやる!(厨二)

OLYMPUS TG-5

ファットバイクのタイヤ

2023/2/16 Thu

コタツ記事だらけ.

最近,知人のヤマタケさんが,とある冬チャリイベントに参加するため,ファットバイク用のスパイクタイヤを購入したらしい.

Natural Born EZOist

買ったのは45NRTHの「DILLINGER 5」のフルピンモデル.
幅にして4.6インチである.
ファット用スパイクタイヤの最高峰だけに,値段もエグイ.

ちなみにKazchariは同メーカーの「DILLINGER 4」,つまり4.0インチを愛用.
夏に履かせている4.8タイヤ(Maxxis Minion)と比べるとかなり細くなるため,いわゆるファットらしさは大幅減.

ファットバイク用の夏タイヤを購入した~Maxxis Minion FBF&FBR

ただし,雪上レースや雪山ヒルクライム志向のKazchariとしては,ピンの重量増分をダウンサイズしてよかったとも言える.

さて,この「DILIINGER」にはタイヤサイドに前後の組付け方法の指示表記がある.

iPhone11 Pro

Kazchariは,指示通りの順方向で組んでいる.

iPhone11 Pro

一方,ヤマタケさんは逆に組んでいる.

単純に“雪をかいて進む“というのであれば,逆方向の方が正しいっつーか,より推進力を得るという理屈がわからなくもない.

「さて,正解はどっち?」というレスをヤマタケさんのSNSスレッドにアップ.

そこへ登場したのが,我らがファットマイスターのKaba3.

曰く

「悪路(深雪)での低空気圧での高トランクション重視は逆バキ!安定した直進性能&高速走行。静止制動重視は正バキ!うーむ。ピン付きは、氷に喰いつくからどっちでもエエじゃないかな~」

なるほど.
一時はタイヤの向きを変えて試してみようと思ったけど,する必要はなかった.

さらに,

「スパイクタイヤ高かいと思うけど車スタッドレスと違い長持ちするので、劣化するまで数十年?死ぬまで?履けるのでお得かもです~それに、アイスバーンを一番 安全 快適に走れる乗り物になるのだ」

とのこと.
そうそう全く同感.
ファット用スパイクタイヤのコスパは最高なのだ.

にしても...ちまたにあふれるファットバイク関連記事には変なのが多い.

既に所有している人のブログ記事は共感できるものが多いが,「おすすめファットバイク◯選」的なコタツ記事は...
まずルック車を多数紹介している時点でなんかなぁ...

まず「雪道もラクチン」はウソやで.
ノーマルのブロックタイヤだと,深雪やアイスバーンは☓.
快適に走れる路面は結構限定的やと思うけどな.

深雪は極限まで空気を抜いて対応!
スパイクを履かせれば,ブラックアイスバーンだろううが平気!

後は「重い」「遅い」「長距離無理」とかって...そうか?

Kazchariのファット,Specialized FATBAOYはアルミフレームでカタログ上14kgほど(年式によりバラツキあり).
TREKのハードテイルMTBのローエンドモデル(Marlin)で13~15kg.
そんなに変わらんどころか,サイズによっては軽い.

遅い? ママチャリより遥かに速い.巡航30km/hは可能.脚力でカバーしろ.

ファットな100kmサイクリングin旭川

ヒルクライムもOK.ダウンヒルが楽しいぞ!

ファットな十勝岳&迷いグラベルクネクネライド

長距離? ブルベも200kmなら余裕.300は...やめときます.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

このように,ファットバイクは24時間365日,いつでもどこでも走れるオールラウンドバイクなのだ.

でも,グラベルロードも欲しいなぁ...(ボソ)

ファットな激闘!ゆるポタだったはずライド

2023/2/12 Sun

一人の冬.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-2 ℃,湿度:91%,体感温度:-4 ℃,風速:6.7 km/時,風向:SSW

週末連続ライドの2日目はパッとせん天気.

クルマでどこぞの温泉サウナへ...という悪魔のささやきも聞こえた.

だがしかし.

たまたまNHK+でCYCLE AROUND JAPANの道東編を観てしまったのが運の尽き.
無性にライドしたくなり出かけることにした.

OLYMPUS TG-5

おっ,なんとなくロボの頭発見.

OLYMPUS TG-5

近場をポタしてちゃっちゃと帰るつもりが,気温の高さも相まってついつい遠く遠く遠くへ.暗いけど.

OLYMPUS TG-5

この時期,郊外に出ると歩道の除雪はほとんどされていない.
いや,されたとしてもすぐに雪が積もる.
さすがのファットバイクもタイヤが埋まって動けなくなる.

で,本来の通行帯である車道を走ことになるが,場所によって波打ってデコボコ.
フラットに見えても,ガチガチの氷だったり,氷塊が隠れていたり,あるいは大嫌いな”縦わだち”にハンドルをとられたりと全く気が抜けない.

OLYMPUS TG-5

そう,冬場は結局走る場所全てがグラベル.

転倒や右方向へのはみ出しのないように最大限の注意を払うが,危険なことは危険.

そう言えば少し前のYahooニュースで「真冬の札幌市内をチャリでウーバーイーツバイトしている学生」が紹介されていた.
で,そのコメントが例によって「危ない」「コケたらどうする」「邪魔」など非難轟々.

装備を万全にし,コースを選ぶ冬チャリ遊びに関しては,もちろん完全肯定のKazchari(当然).
しかしながら都会の凍結した道を”仕事で”チャリに乗るのはちょっとなぁ.
おまけに報酬激安やし.

家から美瑛に向かう道のうち,もっとも交通量が少ないルートを選択.
夏は路面の舗装状況が悪く,ロードだと躊躇する状態.
冬は雪に覆われて却って走りやすいはずが...

OLYMPUS TG-5

一部除雪放棄で通れない.

OLYMPUS TG-5

踏切渡って国道まで出るはめになった.
こんな時,電車(ディーゼルなので汽車)がやって来たら絵になるのだが.

さすが国道.
歩道の除雪も丁寧.

OLYMPUS TG-5

いつもの西聖和の交差点で左折すると,MTB+スパイクタイヤ痕が.
仲間を見つけ,うれしくなってトレースする.

やがていつもの撮影ポイント.
古い赤レンガ倉庫にて停車.

OLYMPUS TG-5

冬ならではの光景で面白い構図.

さて,撮影中も大型の観光バスがひっきりなしに通過する.
こりゃ,丘の名所は人でごった返している可能性あり.
新コロ自粛期間中はホンマ静かやったなぁ...
農家のみなさんはともかく,観光業は今の方がうれしいのだろうけど.

さて,Kazchariは丘方面には行かず,つまり先ほどのMTBのトラッキングをヤメて美瑛市街(千代ケ岡)の方へ.

OLYMPUS TG-5

徐々に雪が降ってきた.
千代が岡のセイコマ近くに新しくおにぎり専門店が出来ていた.

ととおにぎり

おいしそうだが時間的に今日はパス.
今度来てみよう.

軽車両通行可の踏切を渡る.
ちょうどJRの点検作業員の方と出くわす.なかなかレア.

OLYMPUS TG-5

雪が強くなってきたが,当初の予定通り線路沿いの道を走る.
交通量少ないのか雪深め.ファットでちょうど良し.

徐々に人気がない道に.
チャリの姿はもとより,クルマすら見かけなくなった.

OLYMPUS TG-5

タイヤが雪を蹴る音と,フロントにつけたカウベル,それに自分の息遣いしか聞こえない.
最高のデジタルデトックス.完璧に素晴らしい時間だ.

とは言え,腹が減ってきた.
ハンガーノックになる前に補給.
持参したせんべい,チョコ,塩タブ,それに給水.

OLYMPUS TG-5

向かい風だが気温が高い不思議な日.
「やけに視界が悪いな」と思ったらサングラスに付着した雪が凍結していた.

OLYMPUS TG-5

雪の降る中,修行(明鏡止水)モードで漕いでいるうちに志比内の分岐点着.

目立つ看板発見.
ここから直線6km先に「びえい冬まつり」の会場があるとか.
全く知らなかった.
今日の天気ではお客さん少なそう.

OLYMPUS TG-5

さてヒルクライム.
夏に新兵器EMONDAによるタイムアタックが楽しみだ.

ここからようやく折り返し.
交通量の多い東川市街への道ではなく,入浴施設「花神楽」に向かう森方面にルートをとる.※入るわけではありません.

OLYMPUS TG-5

この道も交通量が少ない.
つまり雪が固まっておらず負荷がスゲー.
さらに追い風で正面から吹雪攻撃.
つまり楽しい(なぜ).

「花神楽」には向かわず空港方面へ直進.
ここからはしばらく下り.

点在する牧場施設を通り過ぎて牛のオブジェへ.

OLYMPUS TG-5

このオブジェの近くには,この辺りでは貴重な自販機があったはず.
ひょっとしたら冬期間は撤去と思いきや...あ,ありました!

OLYMPUS TG-5

まさに雪原のオアシス.
しかもしっかり「Coke-on」対応(電波の入りは悪い).
温かいカフェオレを飲み,プラス補給食.

長居は無用(汗冷えで寒くなる).走り出す.

普通に左寄りを走っていると,すのすぐ脇を「ヤリス」が猛スピードで抜いていった.ハイブリット(?)なのか,全然気がつかなかった.こえーよ.

そやけど,そのスピードと距離でチャリをひっかけたらどうするつもりやねんやろ?
「冬にチャリに載っている方が悪い」思想? もしくは全く認識されていなかったとか? どっちも怖い.

空港脇の歩道に出た.
これで一安心と思いきや...むっちゃ雪が深いやんけ!
必死こいて漕ぐ.

OLYMPUS TG-5

最近出来た空港と市内をつなぐ新しい道路に出た.
ここの歩道も同じく深い!

OLYMPUS TG-5

ここに来て晴れ間! ありがたい.けど,雪は深い.

OLYMPUS TG-5

いい加減漕ぎ疲れたので,除雪道路を求めて左折.
なんと走りやすいことか(そうか?).

OLYMPUS TG-5

近所の絶景ポイント.ここは日本なのか?

OLYMPUS TG-5

ちょい乗りゆるポタのはずが,吹雪&重い雪でハードな50kmのトレーニングライドになってしもうた.
最後の太陽が今日のゴールを歓迎してくれているようだった.

玄関前でサイコンを止める.
いつもならWifi接続で,すぐにSTRAVAにデータがアップロードされるはずなのだが,なぜか今日は未.
コンデジ(TG-5)からiPhoneへのデータ転送やら,シャワー,洗濯などの手間があるのでアップロードは後になってもかまわないのだが,“時々”つながらないのが困る.

全てが終わって,アップロードのためサイコンの電源をonにすると起動場面でいきなりフリーズ.
必殺の3ボタン同時押し(再起動へたすると初期化)も効かない.

PCからの起動を考え,手持ちのUSB-Cコードを差し込むとなぜか起動.
さらにiPhone側でGarmin Connectにつなぐと無事アップロードされた.

いや,ホンマ安定せんわー.
バッテリーの保ちだけは史上最強だが,相変わらず信頼性が...

いずれにせよ,今日の雪は水分を含んで明らかに重かった.
こういうところに季節の移り変わりを感じる.

これから数回は降り戻しがあると思うけど,北海道は確実に春に向かっていると感じるライドだった.

あぁ早くロードに乗りてぃっ.
モンキーもな!

ファットな糠平湖上ライド(地獄篇)

2023/2/5 Sun

雪の進軍.

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:-10 ℃,湿度:83%,体感温度:-10 ℃,風速:4.2 km/時,風向:WSW

行ってきました糠平湖ライド.
受付場所の「ひがし大雪自然館」の開館時間は9時.
道路状況,その他もろもろを考慮すると6時に家を出ることにした.

逆算して朝4時半起床とする.
前日にファットバイクはハスラーに搭載済み.

ご丁寧にネット上には糠平湖オンリーの天気予報サイトが存在する.
それによると,本日は晴れのち曇り.
降水(雪)確率10%.

ほほぉ,なかなかの湖上ライド日和ではないか.
ましてやKazchariは根拠ある晴れ男.
降水確率70%,しかも暴風雨を覆した実績があるのだ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

つーことでまだ暗い中,出発.
国道39号,この時間はトラックが多い.
降ってはいないが,路上の雪が巻き上がって視界が悪い.

こんな時は,いつもココロにカイ・シデン.

⇒「こういうときは臆病なくらいがちょうどいいのよね」

除雪済を期待して愛別ICから高速道路に乗る.
ここはいわゆる高規格の対面交通なので,後ろからいかついクルマが来ると焦ってしまう.
さすがにこの時間は上川ICまで単独走行だった.

だいぶ明るくなってきた.
トイレ休憩を兼ね,層雲峡の“茶色イレブン”で休憩.
自分で言うのも何だが,夏はここまでチャリで来ているのが信じられん.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

湖上ライド中の補給食として「クロワッサン」「チョコバー」を購入.
これが後に多大な貢献をするとは,この時は微塵も思わなかった.

で,出発.

三国峠のトンネルを抜けると世界,いや,明らかに天気が変わる.
期待通りに晴れ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

それどころか,しばらく進むと路面の雪すらもなくなった.
下手したらオートバイやロードバイクでも走れるレベル.
ただし...寒い.
いわゆる十勝・釧路方面はスキーではなくスケート文化圏と言われる所以.

湖上ライドの出発点となる「五の沢駐車場」を通過.
既にものすごいクルマの数である.
ワカサギ釣りの人々であろう.
「これ,戻ってきたら停めるところあるかな?」と不安になる.

9時5分前に「ひがし大雪自然館」着.
計画通り!

iPhone11 Pro

受付を済ませる.
いわゆるシーズンエントリーパスを購入(¥1,000)

そのパスと引き換えに当日のみ有効の通行許可証がもらえる.

iPhone11 Pro

これを返却するとシーズンパスが戻ってくるシステム.
なるほど.

「五の沢」の駐車場が満杯になりそうだったので,手前の「三の沢」にクルマを停めてそこからチャリで向かうつもりと伝えると...

受付の方「交通量が多いですしぃ,道も凍結してますしぃ,危険では?」

いや,スパイクなのでむしろ凍結して方がありがたい.
この駐車場から乗っていきたいぐらい.

他にも色々と注意事項を確認.

「ここから近い場所も走れますが,みなさんやはり橋の方へ行かれますね」

ほほぉ,マイナーポイント,大好物だぜ.こっちも行ったろ.

「マップ上は自転車ルートとなっていますが,雪が降って大変だと思います.こちらの歩行者と兼用の道を走る方がいいと思いまーす」(※赤◯の箇所)

https://kamishihoro.info/ice-cycle/index.phpより引用

はーい(ここ重要な伏線).

「かならず15時半までにお戻りください.でないと捜索隊が出ます!」

はーい.遅れそうになったら電話すればいいですか?

「電波が届かないところがたくさんあります

...はい(ここも伏線?).

では出発.
予定通り「三の沢」までクルマで移動.
ファットを下ろしてセッティング.

OLYMPUS TG-5

「キャリアにバッグを付ける?」「久々に360°カメラも使う?」「電熱グローブは?」などなど,パッキングに悩む.

走行後の今思うに,この湖上ライドはできるだけ軽量の方が良い.
それこそレース時並に.

想像以上に雪面がガタガタで,360°カメラの自撮り棒やキャリアのネジの緩みなどが気になって仕方がない.
また,場所により氷面ツルツルの斜面を押し上げる場合もある.
基本平地なので汗もかきにくいので着替えも不要...etc

リベンジの際には,必要ないもの全部置いていく.

しばし国道を北上.

OLYMPUS TG-5
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やはりクルマで一杯の「五の沢駐車場」.
バックするクルマに当てられるのは嫌なので慎重に進む.

湖への入り口を発見.

OLYMPUS TG-5

林の中の整備された小道.

除雪&キレイに踏み固められていて,これ以上ないくらい走りやすく,かつアップダウンもあり,実に楽しい道だった.
一部, チャリから下りて押し歩き区間があるので注意.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

やがて,右側にカフェ発見.
帰りに寄るつもりで軽く挨拶.
これまた後で思えば,先に今日の雪面状況を聞いとけば良かった.

いよいよ湖面へ.
除雪 or 釣り客の踏み固め,それに機材運びのソリのおかげでこれまた快適ロード.

OLYMPUS TG-5

天気も良い.
とばしても仕方がないのでゆっくりと進む.

氷が薄くなった箇所を発見.
アイスバブルが見える.
ここまで来た甲斐があったってもんだ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さて,肝心の橋は?

頭の中の地図を再生.
このまままっすぐ進むとワカサギ釣り会場.

はるか遠くにカラフルなテントが見える.
ここは一体どこだ?
異次元の世界.
思わず感嘆の声が漏れる.

OLYMPUS TG-5
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目的地へは,どうやら左手の”丘”を超える必要があるようだ.
え? でも,既に道というよりただの足跡になっている気もするが...

丘の上からはるか遠くに”例の橋”が見える.
そこへ続く複数のルート.

チャリの走行跡があれば...そんなものはない.
そらそうだ.
本日,チャリ一番乗りなのだ.

OLYMPUS TG-5

仕方なく一番広めの“ルート”を選択.
ここがまぁ...ファットでも辛い道.

人の足跡がガチガチに固まって河原なみのデコボコ.
少しでもラインを外すと,ふかふかの雪にタイヤをとられ転倒.
ならばと,新雪に突っ込むがタイヤ幅をはるかに越えているので進まない.

OLYMPUS TG-5

せっかくチャリで来ているのに,押し歩きは悔しいのでドロッパー&スタンディングを駆使しつつ,必死に進軍.

「どうしてこうなった!」と愚痴りつつも,顔は笑っている.重症だ.

OLYMPUS TG-5

そんな中でも,ところどころでアイスバブル見物は忘れない.
これガス穴とちゃうよな?

OLYMPUS TG-5
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そしてついに本日のメインイベント「タウシュベツ川橋梁」到着ゥ!

OLYMPUS TG-5
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insta360 X2

前から歩いてくる方に声をかけられる.

insta360 X2

「いやぁ,スゴイですね.自転車の人は初めて見ました.これ,雪用ですか?」

と,冬のファット乗りあるあるの会話.
そして,なぜか記念撮影を求められる.

OLYMPUS TG-5

いや,ただの変なおっさんなんですけど...

「あっちの坂も登るんですか?」

へっ? ああ,がんばってみます.
とさらに前進するものの...

「こんな激坂登れんわ~」と後ろを振り向く.
すると,先ほどのお二人がカメラを構えて待ちの姿勢.

絶対,こけるの狙ってるな!

つーことで期待通りに突入 ⇒ 転倒 ⇒ 押上作業で,橋と同じ高さへ.

ははぁ...ここから登ったんやな,バカッター数名が橋の上で踊ってたっつーのは.

にしても景色が良い.

OLYMPUS TG-5

せっかくなので「3mの自撮り棒」にて空撮風動画にも挑戦.
物干し竿サイズの自撮り棒を持って周辺をウロウロ.

insta360 X2

ただでさえ目立つファットチャリダーに,周囲から熱い視線が突き刺さる.

もちろん足元の観察がおろそかに...はい,お約束どおり氷の裂け目に片足を突っ込んで見事に転倒.さらに熱い視線が突き刺さる.

丘を下りて休憩.
腹が減ったので,往路で購入したセブンのクロワッサンを半分食べる.
美味い.
暖かいコーヒーも持参すれば良かった.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さて,ゆっくりと帰りますか.
団体ツアーのお客さんもワラワラと増えてきた.
ガイドさんが橋の成り立ちやらなんやらを説明.

その横を変な格好のおっさんと変なチャリが,クマベルをチリンチリン鳴らしながら通ります.

OLYMPUS TG-5

よく見ると,腕に腕章をつけたガイドさんらしき方々があちこちに.

こりゃ,許可証なしのチャリが湖に侵入しても,かならず発見されて怒られるなぁ.
ちゃんと“前日までに”申請しましょう.
当日だと受付してくれません.

糠平湖氷上サイクリング

さらばタウシュベツ.

OLYMPUS TG-5

人の通行が増えてきたので,道が走りやすくなったかというと,状態は変わらず.いや,むしろ悪化している.

スピードが出ている時は良いが,前に人を見つけて減速した時がヤバイ.
ハンドルを取られ何度もこける.

何度目かの転倒後,しばらく進むとあるモノがなくなっていることに気づいた.
そう,ポケットに入れていたコンデジ「OLYMPUS TG-5」である.
転倒時に落としてしまったようだ.

こ,これまでの画像がぁ!

げぇーっと,慌てて100メートルほど引き返す.
昼近くになり,人も増えている.
誰かに拾われてしまったかも...と焦る焦る.

見つけても,わざわざ警察や自然館に届けてくれるとは思えない.

これはなんとか発見せねば,とチャリを押して走る.

「あーしんど」と,休憩のために,ちょうど止まったところで奇跡が!
なんと,雪に埋もれてほんのわずかに見える黒いボディを見つけてしまった!
いやぁ,良かった良かった.

Kazchari,こういう経験よくあるなぁ...
その前に落とすなっつーの.

この落下事件以降,無理に漕ぐのをやめて押し歩きを中心に.

押すのと乗るのどっちが楽か?
どっちも辛い...けど,ここまで苦労して雪の中を進む己の変態ぶりに顔は笑っている.

OLYMPUS TG-5

ようやく,丘にたどり着く.
まともに走れる道まで後少し.

これがアイステーブル?

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

これまでに比べたらまるで舗装路のような雪道を走り,氷上カフェ「Sift Coffee」で,ふっと一息.

OLYMPUS TG-5

「こんちわー」と挨拶.
音更コーヒー(¥650)を注文.
本日のライドの感想から始まり,近隣のブルベやらレースの思い出やらで盛り上がる.

OLYMPUS TG-5

マスターももちろんチャリダー.
テント前にはファットが置いてある.
ガイドサービスもされているようだ.

なんと過去に「KOM台湾チャレンジ」に参加されたとのこと.

走行距離105kmで獲得標高3275m登る,しかも制限時間6時間半の,ちょっと頭のおかしいレース(ホメ言葉).
うむ,興味が湧いてきたぞ.

マスター曰く,タウシュベツ見学は「平日」「しばらく降雪なし」「快晴」が揃うと最高らしい.
さらに前日までに申請要と,なかなかハードルが高いが,ここはぜひ,その状況でリベンジしたいところ.

話し込み,長時間停まっていると,汗冷えで寒くなってきた.
お暇する.

OLYMPUS TG-5

再度,森の中の快適道を進む.
ちゃっちゃとクルマに戻って,温泉(サウナ)にでも行くかぁ~(と思っていた時期がKazchariにもありました).

OLYMPUS TG-5

もうじきゴール(駐車場)なのに,左手に「自転車道」のサインを見つけてしまう.

なんとなーく,頭に入っていたこの地図が思い浮かび,少し右に抜ければ,すぐに国道につながるもんだと思いこんでいた(※赤◯エリア).

https://kamishihoro.info/ice-cycle/index.phpより引用

ただし,このルート,とっかかりから雪深め.
自然館の受付スタッフの「たぶん走れないと思います」という言葉も思い起こされる.

行くか行かまいか逡巡していると,うしろから...

「あのー,この道行かれるんですか? 走っているところ写真に撮っていいですか?」

と,なぜか変な撮影依頼アゲイン.
これは行けというカミサマのお告げなのか?

「いいですよ」と言い残し,雪深いトラックに突撃!
少し進んだだけで,速攻スタック ⇒ 転倒.
再度ファットを起こしてチャレンジ.
これを何度も繰り返す.

「もうええやろ? 今日はこれくらいにしといたる」と,後ろを振り向くと,なぜか先程の依頼者がカメラを構えて待っておられる.

えー,戻られへんやん...これは進むしかない.
なぜにこんなところで地獄の進軍せなあかんのか...

OLYMPUS TG-5

つーことで,エネルギーも枯渇状態にあるが,戻るに戻れず進む.
やがて国道への抜け道が出てくるであろうと信じて...

だがしかし.時折,自転車ルートのサインは出てくるものの,一向に右折しない.
それどころか徐々に湖方面に向かっているような気がする...
しばらく進むと,人の足跡すらなくなった.完全新雪.

引き返せば良いものの,「ここまで来たのだから」と冷静な判断ができなくなっていた.正に「コンコルド効果」
八甲田山,もしくはインパール作戦のような死の行軍が続く.

「き,基地に帰れば温かいコーヒーが待っているんだ...」

と,某赤い宇宙人の言葉がリフレイン.
カイ・シデンの教えはどこ行った.

そして,とうとう糠平湖のほとりへ到達.もちろん一面の雪原である.
この先に道はない.

OLYMPUS TG-5

そう,来た道を引き返す以外,何もできない.

少し戻り,森の中,露出した木株に座り込む.
腹が...減った...
うぉぉ,さっきのクロワッサンとチョコバーがあるやんけ!
ボトルの水も凍っていない.十分だ.

OLYMPUS TG-5

途中で「RAVEMEN160」が電池切れ.
うん? 意外に保ちが悪い? 寒さのせい?
4時間ほどのライドで消灯してしまった.
スペック上,「ゆっくり点滅」は8時間とある.
うーむ.
よくよく仕様を読んでみると,LOW点灯モードが一番持続時間が長いようだ.
これは検証要かも.

リアのOLIGHTは全然問題ない.

エネルギー補充後,自らが刻んだトレールを踏み直す.

insta360 X2

左手に国道,そして五の沢に駐車しているクルマが見える.
そして,ようやく歩道と自転車道の分岐点に戻れた.

そのまま国道を南下,三の沢駐車場に無事帰還.
小雪がちらつき,雲行きからして吹雪になりそう.

早々にもうひとつの走行エリアへ行くことは諦めて,「自然館」に戻り許可証を返した.

時刻は14時少し前.

料金が高く,混んでそうな糠平温泉内のサウナに入る気は失せた.
Google先生に教えてもらったレストランも結構並んでいる.

先ほど森の中で食べた補給食もまだ効いている.
明るいうちに,三国峠を越えて上川で昼食を摂ることにする.

往路同様,三国峠のトンネルを抜けると天気ががらりと変わった.
そう,今度は悪い方へ.
見事に吹雪いていた.

ポジションランプをつけ,慎重に運転.カイ・シデン復活.
あまりの視界の悪さに,予定していた上川での昼食もパスし,高速道路に乗る.
できるだけ家に近い場所まで避難するつもり.

吹雪の高速を無事にクリアして当麻のセイコマへ.
小腹を満たすため,おにぎりと北海道産フライドポテトを食す.

ヨメさんにLINEすると,向こうは子供ら3人で映画(たぶん鬼滅)に行き,夕食を食べて帰るらしい.

なんや.これでKazchariもいそいで帰る必要がなくなった.
となればサウナでしょう.

いつもの東神楽の『花神楽』へ向かう.
日曜夕方なので割りと混んでいる.

サウナ室にはテレビがある.
ちょうど『閃光のハサウェイ TVエディション』の放送中だった.
どう見てもガンダムに興味のなさそうな裸のおっさん達が,クスィーとペネロペーの戦闘シーンを食い入るように見ていたが,どういう感想なのだろう.

上がった後は,最近,やたら充実させた休憩室にて,『永遠の0』のコミック版を全巻読了.
色々言われているけど,百田尚樹の本は基本的に面白いなぁ(たかじんのヨメさんのヤツはアレだが).

読書中,隣のテーブルから英会話が聞こえてきた.
旭岳スノボの観光客?
こんなマニアックな入浴施設に入りに来るとは“通”やな.

このまま食事しても良いと思ったが,メニューがイマイチ.
ただし,何しか腹が減ってきたので”みんな大好き”コスパ最高の『かつや』へ.

iPhone11 Pro

何かいつもと違うなぁ...と思ったら,一連のバカッターの寿司テロのおかげで,備え付けのソースやドレッシング,漬物が撤去されていた.
注文後に出す方式になったらしい.
さすが外食チェーンのトップ企業.対応が早い.

8時過ぎ帰宅.
ファットや荷物をクルマから下ろしたら,もうヘロヘロ.
夜練どころではなく,すぐに眠りにつくことにした.

夢現の中,糠平湖ライドのリベンジを願う.
一日がかりで費用もかかる,コスパ最悪のイベントやけどな.

いや,快晴の下,雪原の上を縦横無尽に走り回りたい.
そんなライド,つまり「天国篇」を書く日はやってくるのか?