2025/5/23 Fri
ツルツル行こうぜ!

2019年「BRM720北村300」というブルベに参加した.
獲得標高2013mの比較的平坦なコースである.
この時の完走タイムは12時間59分.
風向きが良かったのか,現状,これが300kmブルベのベストタイムである.
そして2025年「BRM524美瑛の丘300」に参加する.
距離はもちろん300km,かつレイアウトは少し異なるが獲得標高も2048mとほぼ同じ.
ゆえに目標を「北村300」のタイムと同等か上回ることとした.
これには理由がある.
発着点である「滝川ふれ愛の里」には入浴施設がある.
ここの最終受付時間が21時半なのだ.
朝7時スタートなので,13時間で戻れば20時着.
これでゴールすればサウナ3セットも余裕である.
「北村300」はDOMANE,つまりロードバイクで走った.
今回は,ブルベマシーンとして絶賛育成中のTopstoneである.
普通に考えればロードバイクの方が速い.
だがしかし.
この5年間のランドヌールとしての成長で,より速く走れる可能性はゼロではない(一方で加齢の問題もあるけど).
そして,今回は念願のブロック⇒スリックタイヤへの交換を試すことにした.
この案,前回の「BRM518桂沢200」の前にも実行しようとはした.
この時に断念したタイヤ交換(ビート落とし)は,自転車専用ではない工具を購入したことで,いともたやすく,えげつなく,あっという間に完遂できた.
Pikaさん,情報ありがとうございます!(灯台モトクラシーだな).
SK11 怪力クイックバークランプ M 口開き150mm 締付力80kg SRC-150M
驚いたのが,このクランプ,なんとAmazon注文後翌日に届いた.
都会住みの人にとってはあたり前かもしれんが,(Prime会員に関係なく)北海道だと注文してから3日後に到着とかはザラである.
たまたま道内倉庫にあったのか,航空便に間に合ったのかは謎だが,ここまで早い到着は初.
早速,開封.

見た目プラスチッキーで軽量だが,その締め付けはホンモノ.
指にマメを作り,2時間格闘しまくったタイヤがあっけなく外せた.人類の勝利だ!

さて,元のタイヤ,中央部の山まだ残っているが,サイドブロックの根元はひび割れつつある.再利用するかどうか悩みどころ.
それにチューブも太くて重い.そらそうだ,44c用だ.
で,交換するのはもちろん事前に用意していた「無印グラキン35c」と「パナの紫」だ!
Panaracer パープルライト TPUチューブ 700/32~47C 仏式 65㎜ 金属製バルブ 超軽量
あー,交換作業前と後での重量計測忘れた.
しかあし,体感で確実に軽くなったのはわかる.
で,組付け作業を開始したが,もちろん,やらかしも発生.
このタイヤ,ほぼスリックにも関わらず,回転方向が決まっているのだ(パターンは関係ない?).
しかも,その目印は極小.
老眼のKazchariはしっかり見逃してしまい,反対方向に組み付けてしまい,作業やり直しの憂き目に...トホホ.
「グラキン」使う方は要注意.
下の写真では(上質な)バルブ留めが付いているが,ネジが切れていない根元の部分がむき出しになるため,結局使えなかった.
このリムハイトだと,バルブ長65mmでも長すぎるようだ.

で,無事作業完了.
舗装路メインのため,空気圧は3.5Barにした.
なぜか自然に空気が抜けて,いつの間にか2Bar程度になるのはなぜ?
明日は滝川スタートなので,前泊ではなく自宅から直接向かう.
あらかじめ,Topstoneや工具,着替えの類はハスラーに積んでおく.
TPUチューブゆえ,パンクの懸念がなくなったわけではないが,その分「グラキン」は「耐パンク強化」モデルである.
どちらにせよ,もしパンクしたら手だけで外すのは無理なのでDNF確定やな.
ゆえに輪行袋も持参(未使用).
R250 グラベルバイク用 縦型軽量輪行袋 ブラック フレーム/スプロケット/ローターカバー・ダミーローター・輪行マニュアル・12mmスルーアクスル用エンド金具付属
まぁ,今回のコース,家の近くを走るのでDNFはしやすいかも...あっ,クルマは滝川や!

これで準備は整った.
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