2022/10/10 Mon
撤収.
災害レベルの暴風雨だぁ!?
どうするKazchari?
つーことで,スマホの天気予報(tenki.jp)を息子に見せて,3泊の予定を2泊に切り上げる,つまり明日中に帰宅する計画を提案.
いのちだいじに.
渋る息子.
仕方がない.
「帰りに必ず『山岡家』に寄る」と約束すると,渋々承諾.
「ついでに新しいガンプラ(エアリアル)買ってぇ~」と言ってきたが,ここは一喝.調子に乗んな.
さて,昨夜は9時に就寝.
キャンプ好きにもかかわらず,自然音や自然光を含め,就寝時は刺激を排除したいKazchariは耳栓とアイマスクを愛用している.
12時頃,尿意を覚えて一旦起きてしまう.
まだ雨は降っていない.ラッキー.
朝のテント撤収時まで保たないかなぁ...とかすかな希望.
朝の5時.
テントを叩く雨音で目覚める.チッ.
昨夜のうちに強風を警戒してタープは畳んでおいた.
コンロや食器などの調理器具を屋根付きの炊事場に運ぶ.
もう少しスペースがあれば,炊事場にテントが張れたな(豪雨時の知恵).
すでに先客がおられた.
隣にテントを張っていたソロキャンパーだ.
この方も早々に撤収作業中.
息子を起こす.
本降りの前に寝袋やらテントを畳んじまおう.
手伝え.
思えば,雨中の撤収作業は息子,初体験やな.
「どや,面倒くさいやろ? 今日帰ることにして良かったやろ? ホレホレ」と煽るが,特に気にしてはないようだ.
ちなみにテントから這い出す息子を見て,昔撮った写真を思い出した.
23年前の北海道ツーリングの写真.
モデルはヨメさんである.
何がスゴイって,DUNLOP「V200」の耐久性である.さすが名品.
そやけど,バイクツーリングでの雨中撤収に比べるとはるかに楽.
たたみ方は適当でええし,パッキングしたアイテムはどんどんトランクに放り込めば完了.
ある程度,積み込みが終わったところで朝食.
定番メニューの”なんでもかんでも”ホットサンドメーカー料理(朝は惣菜パン)である.
今回導入のワイド仕様,使い勝手良し.オススメです.
7時半にキャンプ場を出発.
1泊分の料金が無駄になったが仕方がない.
雨も強くなっている.
カーナビに従って自宅を目指す.つまり往路と同じルートである.
道の駅『ぐるっとパノラマ美幌峠』着.頂上はすっかり霧の中である.
この「道の駅」は改装に改装を重ね,来る度に姿を変えていく.
道の駅なので,建物の外にも24時間使えるトイレがある.
2014年だっけ?「納沙布1200km」のブルベが台風のせいで中止なったのは?
改築前のこのトイレ内で,たくさんのランドヌールが座り込んで,クルマによる回収を待っている写真がインパクト大.
BRM709北海道1200km:美幌峠で走行中止→北見へ回収
KazchariはまだブルベでのDNF経験がない.
それはただ運が良かっただけ...やねんやろな.
2020年開催予定かつエントリー済みだった同コースの「納沙布1200」は新コロのせいで中止となった.
来年の復活はあるのだろうか?
今年走ったフリースタイルの「オホーツク1300」も悪くはなかった.
ただし,限りなくソロライドに近く,ブルベらしさに欠けていたのも事実.
Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)
やはりフル開催の「納沙布1200」,リベンジしたいものだ.
とかなんとか感慨に浸りつつ出発.
峠を下ると霧も晴れてきた.
このまま帰るのはもったいない.
サウナーとしては立ち寄りたい場所がすぐ近くにある.
『峠の湯びほろ』である.
ここも20年ほど前,北海道ツーリングの途中に寄ったなぁ.
道の駅同様,ここも建て替えられたのか内装大変化.
10時の開館に合わせ並びを入れる.
もちろん洗体儀式を済ませてからサウナへ.
なかなかの高温系.
注意事項として,サウナタオルが敷かれておらず,またマットも用意されていない.個人で持参する必要がある.
なかなか珍しいシステムだ.
もちろんKazchariは愛用のマットを使用.
SAUNOI 折り畳みサウナマット SAMATTO(サマット)
外気浴中,しっかり”ととのい”の波が来た.
どうやら少し上を向くと良いようだ.
サウナの他,温泉にもつかり,たっぷり1時間半ほど滞在.
息子は退屈そう.スマン.
いつから日本人はハロウィンを祝うようになったのだろう?
11時半頃,息子待望の『山岡家 美幌店』に入店.
いつものメニュー.
うちの息子,保守的と言うか,一度気に入ったメニューは変えようとしない.
変に頑固(とーちゃんも,同じメニューしか頼まない,と突っ込まれる).
つーことで,この後は高速に乗り無事帰宅.
これにて今年のキャンプ旅は(たぶん)終了.
「あれ? 冬キャンはしないの?」という声が聞こえそう.
マイナス30℃対応のシェラフも買ったしなぁ.
「オートバイキャンプはどうした?」という声も聞こえそう.
サイドバッグとシートバッグも買ったのになぁ.
イメージだけが先行して,行動が伴わん.これは良くない.
とは言え,現状,Kazchariのライフスタイルに一番合っているのは,クルマにファットバイクを積んで,キャンプ地をベースにグラベルを走り周ること!
この2つのライドは楽しかったなぁ.
後はなんつっても息子の自立.
チャリもしくはオートバイで違うコースを辿って,現地集合.
満点の星の下で宴会.
最高だ.