2023/1/22 Sun
寒冷地獄.
曇り.温度-10 ℃,湿度87%,体感温度-13 ℃,風速5.7km/時,風向NNW
やってきました久々のレースの日.
2時間耐久のスノーライドである.
センチュリーライドに続いて,美瑛町の名物イベントになる...かな?
昨年の大会は道の駅『ビルケの森』周辺の特設コースだった.
第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース
今年は場所を移して町内スポーツセンターが会場になる.
いつもクルマをデポさせていただいているところやね.
「ビルケ」はあれかな,観光客が増えてきたら避けたんやろか?
7時半から受付開始ということで逆算して5時起床,6時半に家を出る.
朝食後,レース前にはいつも飲んでいる『グリコ オキシアップ』を手に取るが...
見事に賞味期限切れ.
効果があるのかないのか確証はないけど,プラセボアイテムが一つ消えた.
途中セイコマにより,パワージェルを購入したが,氷点下,冷たいモノは辛い.
で,会場着.
前輪をはめてセッテイング.
偶然隣に停まったクルマは昨年の夏,支笏湖周辺のグラベル・イベントでご一緒したJさん.
いやいや,またしても速い人=ライバル登場で表彰台がぁ~
さて,受付を済ませゼッケンGet!
エントリ開始日の0時に申し込んだだけにソロ男子部門,栄光の1番だぜぃ.
まず参加賞として「惣菜パン」「ミニドーナツ」「いろはす」の支給.
どいつもこいつもキンキンに冷えてやがるぜ.
魔法瓶に熱い飲み物を入れてこなかったことをタヒぬほど後悔.
雪がややぱらつく中,試走を軽く3週ほど.
昨年の下って登るめりはりのあったコースと異なり,ほぼフラット.
ただし,ゴールから駐車場にかけての「表」と,林間の「裏」ではコースプロフィールがまるで異なる.
もちろんやっかいなのは後者である.
一見走りやすそうに見えるが,これまでのスノーレースの経験上,このコンディションがキープできることはまずない.
周回が進めば進むほど荒れていく.
チャリが一番苦手なのが縦轍.
前車の追い抜きなどで,変にハンドルをこじれば即転倒.
昨年の大会で何度コケたことか...(サイコンふっとんだ)
まぁ,下は雪なのでコケても痛くはないのだが,腰やら膝やら股関節をねじるとやっかいだ.
何よりタイムロス.
走り出してもペースが戻らない.
と,心配しても仕方がない.
参加者はみな同条件.
でもまぁ...MTBの細いタイヤよりファットが有利かな...(と思っていた時期がKazchariにもありました)
後は...グローブ!
いつものライドではハンドルカバーを装着しているのだが,レースなので外す.
そのかわりに極寒用のグローブはこいつ.
さらに汗冷え防止のためにインナーも装着.
さて,試走タイムも終わり8時45分,スタート地点集合.
荷物置き場とトイレの場所が近いのが助かる.
ならばと,エライ人の挨拶の間に最後のトイレ.
そそくさと戻ると,近くの参加者の人が「スタートが5分早まったよ~」と教えてくれる.やばかった.
つーことで,8時55分,ソロ男子を皮切りに各クラス30秒ごとに出走.
グリットの先頭に並んでいた4人ほどが先行.
あっと言う間に見えなくなった.
すげー,あのペースで保つのか?
一周を終えて,スノーレース常勝のTさんが上がってきた.
それに先程のJさんも.
少し追いつこうと踏ん張るが...あっあかん,パワーがレベチ.
二人共ファットと言えばファットなのだが,Kazchariより細い3インチ(?)サイズ.
その細めのタイヤで蛇行しながら轍をグイグイ突破していく.
あんなペースに付いてったら2時間ももたんと諦める.
(この後何回も抜かれる)
テクニック,パワー,持久力全てが足りぬ.
その証拠にラップタイムがどんどん落ちていく.
それを補うために必要なのが水と補給食.
どちらも摂る余裕なし.
特に普通のプラボトルでは凍結してしまう寒さ.
当然,予想通りコースコンディションもどんどん悪化.
轍はまだ良いとして,困ったのが「穴」.
いつの間にか,林間コースあちこちトラップだらけ.
先程のJさんも穴にはまって前転したらしい.
見かねたスタッフがあまりにも荒れた箇所を板でカバー.
それはそれで滑って転倒する人もいた.
正に阿鼻叫喚.
Kazchariも何度かコケた.
ケガはなかったが,何が辛いって,ふくらはぎの攣り.
一旦,足を止めるとリタイヤを考えるほど痛ぇ.
まぁ,しばらく乗っていると回復.
また転倒⇒また攣り,のローテーション.
そうそう,レース終了後,サイコンに初めて「ジャンプ」が計測されていた.上下運動が激しかったからだろうか?
後は...まぁ(動体)視力の問題もあった.
穴が...本当に見えない.
記憶を頼りにこの辺にあったはず,と手探り(足探り)状態で林間コースのタイムがどんどん落ちていく.
2時間のタイムアップギリギリになんとかゴールラインを追加し,もう一周稼ぐことができた.
ここはラッキー.
のんびり走って無事ゴール.
自分で何周走ったか...わからん.
クルマにファットを積み込み,あまりの寒さに震えるカラダをヒーター&ホットシート全開で暖める.
やっぱりホットな飲み物を忘れたのが痛い.
しばらくして表彰式が行われる体育館へ.
昨年と異なり,事前にホワイトボードにリザルトが掲示してあった.
残念ながら男子ソロ17名参加の中,6位と入賞ならず!
記録は37周(ちなみに優勝者は42周(!),5位の人は38周).
うーん.今年はさすがに手応えなかったからなぁ.まぁ納得の結果.
それより驚いたのが常勝のTさんが4位だったこと.
優勝はそのTさんのライバルたるFさん.
Kazchariの見間違いでなければ,今年はいつものMTBでなく4.8ぐらいのファットバイクに乗っておられたはず.
コースコンディションを考慮し,マシンを変えてきた? さすがだ.
そして2位は知り合いのJさん.
こちらも貫禄の走り.
後で話してわかったのだが,実は仕事関連で共通の知人がいることを知りびっくり.What’s a small world!
そして最後に協賛各企業様提供の記念品があたる抽選会...つっても時短のため事前にクジで割当ずみ.
Kazchariはクランカーさん提供の保冷ボトルをGet!
ありがとうごさいます.こんなんナンボあってもええからね.
つーことで新年一発目のチャリイベントが無事終了.
この風,この肌触りこそレースよ!(翻訳:むっちゃ楽しかったです)
運営の皆様,参加者の皆様,お疲れ様でした.来年も出ます!
先程あげた自分への課題である「バイクコントロール」と「体幹筋強化」.
わかっている.
これらを向上しないと...もう勝てん.
さて,知り合いに別れの挨拶を済ませ,向かうはもちろんサ活.
近いとは言え,白金の高級温泉系ではなく,我がホームサウナたる「森のゆホテル花神楽」へ向かう.
途中セイコマで昼食.
先程もらった「惣菜パン」と「ドーナツ」も消費.
今日は枯渇したなぁ.
さて,数週間ぶりに訪れた「花神楽」だが大きな変化があった.
いつの間にか,休憩コーナーに,どーんとコミック棚が増設されているのだ.
これ,明らかに「万葉の湯」とか「芦別スターライト」を意識しているよなぁ.
流行りだね.
しかもJAF割引で¥600と上記2施設と比較しても格安.
これで1日中まったりできる施設に生まれ変わった.
ラインナップも新し目のモノが多い.
Kazchariも最近滞っていた『キングダム』の続きを6冊ほど読んでまったりしてしまった.
それにしても中華統一まで何巻費やすことやら...『ベルセルク』みたいにならんやろな?
帰宅すると雪の積もった庭でヨメさんと息子がラグビー中.
変な人たちだ.
つーことで,酷使したカラダはバキバキ.
さすがに今日は早めに寝よう...と某SNSをチェックしたら,早くも『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』開催の告知が!
新たな戦いに向けてReady Go!
※ 運営側のヤマタケさんのブログはこちら ⇒ 激アツの極寒レース!- Natural Born Ezoist
※ 1/25,公式さんが動画をアップされました!