2024/7/31 Wed
リテラシーの問題
当たり前だが暑い.
ここ旭川も”真夏日”と呼ばれる日が増えてきた.
そんな日のライドは要注意.
知らぬ間に水分が失われているらしい.
喉の渇きを感じる前にチビチビと飲む.
それが鉄則.
で,水分というか水に関する話を以前書いた.
今日はその続き.
数日前にKazchari家で話題になったのがこのニュース.
水が飲めない子どもが増えている衝撃「味がしないから苦手」クラスに2、3人もいる
「災害時はどうする」水が飲めない子の弊害「わが子のイライラもそのせいかもしれない」
確かに清涼飲料水=砂糖の塊は美味い.
太古にはなかった最高最強の刺激物.
脳が喜ぶ一種のお薬.
しかしながら,そのリスクへの知識がなく,自分の子にジュースを飲ませ続ける.
こうして無自覚に糖尿病が作られていく.
また,子供だけに留まらず,高齢者の中にも水が飲めない,飲まない人がいるという話もある.
夜間頻尿=不眠を避けるためという理由もあるが,飲まないと脱水症になる.
飲む場合も,水分だけよりも,ミネラルやらビタミンやらが入っている方が健康に良い(はず)との思い込みがあったりする.
自分の意志で選択できないような要介護状態の場合でも,家族が「熱中症予防にはこれが良い」と,スポドリを飲ませ続ける例もあるそうな.血液どろどろで,もはや〇人では?
極端な話かと思いきや,ヨメさんや息子に確認すると,周りでもよくある話らしい.
炎天下,ラグビーの練習中,持参したスポドリがなくなっても,グランドにある水道の蛇口からの水が飲めない子が結構いるそうな.
親が「汚い!」と飲ませない場合も.
ちなみにうちの子供らは全く平気.
屋外スポーツの時は別として,自宅の冷蔵庫には清涼飲料水の類は常備されていない.
麦茶ばかり飲んでいる.
なくなれば水道水.氷を入れれば美味になる.
で,そんな偉そうなことを言っているKazchariは「コカ・コーラ」が大好物だ.
Coke-onアプリで,これまでの購入本数を確認するととんでもない本数に.
うわ,全然お茶とか水とか健康的なもん,ほとんど買ってへんやん.
コーラを買うのが許されるのは,カロリーを大量に消費した後のご褒美.
真夏のカミヒル・ゴール,凌雲閣で飲むコーラほど美味い飲み物はこの世に存在しない.
まぁ,“サ活”の後も飲んでるけど.
生命体にとって水分補給が重要なのは言うまでもない.
何も添加されていない「水」が一番健康的なのは間違いない.
糖分やらビタミンは通常の食事で必要分はほぼクリアできているという.
とは言え,社会のホワイト化に伴い,健康志向が過度に進めば,この世界はどんどん生きにくくなる=つまらなくなるだけ.ほどほどしないと.
やっぱ参考にすべきはこの言葉やな.
防腐剤…着色料…保存料… 様々な化学物質 身体によかろうハズもない。しかし、だからとて健康にいいものだけを採る。これも健全とは言い難い。毒も喰らう 栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ血肉に変える度量こそが食には肝要だ。(by 範馬勇次郎)