2023/3/4 Sat
吉と出るか.
本を買わなくなって久しい.
話題本や読みたい本は市立図書館に予約して借り出すことがほとんどである.
その様な中,全くノーチェックだったのだが,2月初めより旭川市が電子書籍の貸出(?)サービスを突如開始.
そんなに宣伝してたっけ?
それはともかくログインは通常の図書館貸出カードのIDと同じ.
デフォルトのパスワードは誕生日設定で,初回ログイン後に再設定する仕様となっている,
利用案内をざっくりと.
- Win,iOS,Android全て対応
- 貸出点数:3点
- 貸出期間:14日間(自動返却)
- 予約点数:3点
電子書籍やけどダウンロード数に制限があるのか,予約要なのが面白い.
出版側との契約なのだろうか?
この情報を聞いた後,早速ログイン.
もちろんiPadでである.
さすがにアプリは存在せずブラウザからとなる.
もちろん一番の関心はその品揃え.
まずは大好きな作家「森博嗣」で検索 ⇒ 0冊
うーむ.
Kindleで電子化されているからと,ここでも借りられるとは限らないようだ.
お次は「ロードバイク」 ⇒ 1冊
メンテナンス本のみ.
さすがに雑誌の貸出はないようだ.
次に「スキューバダイビング」 ⇒ 0冊
まぁ,マイナーだしブームも終わってるし.
次は「写真」 ⇒ 「山と溪谷社」の出版本はちょこちょこある.
「写真集」はわりと充実.
ついでに「ガンダム」 ⇒ 0冊.
検索の仕方が悪い(具体的でない)のが悪いのか,Kazchariの興味対象本が少ない.
そうだ,ガイドブックは?
「地球の歩き方」 ⇒ なぜか「日本」のみ.マニアックだ.
一方『るるぶ』はほぼ全国網羅.これは便利かも.
そうだ! シリーズならどうだっ!
「ブルーバックス」で検索 ⇒ 25冊
ついでに「講談社現代新書」 ⇒ 76冊.わりと充実.
他の大手出版社の新書は...ひっかからんな.
結論.
少し軽めの学術系,つまり新書の品揃えはまぁまぁ.
ジュブナイル小説や絵本も充実しているようだ.
基本はこれまで通り,市立図書館で紙の本を借り,新書系は電子が便利かな.
コミックは「ジャンプ+」か「GEO」.
雑誌は「kindle unlimited」か「Yahooプレミアムの読み放題」.
つまり,全部レンタル.
ユーザー的にはありがたい話だが,ますますリアル書店の行く末が心配になる.
旭川の大型書店と言えば『コーチャンフォー』.
駐車場が広く,結構な人出.
一方で駅前通りのビルに入っている『ジュンク堂』.
めったに行かない.たまに行くとガラガラ.大丈夫なのか?
後はあれやな,現状PCやタブレット画面で読むことになるが,Kindle Paperwhiteのような“自然さ”は期待できない.
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つき 広告なし ブラック
普通の液晶画面だとどうしても目が疲れる.
電子で文字を読むならPaperwhiteがいいけど,旭川電子図書で借りても不可能.
「物語への没入感や理解力は紙の方が上」という意見もどこかで聞いたな.
紙の本は視覚以外でもでも楽しめる.これはヒトの高次脳機能の性質からも正しい.
もちろん電子にもメリット山盛り.
いずれにせよ,「読書」という行為は素晴らしい.
YouTubeを始めとする映像による体験は一方的なインプット行為である.
一方「読書」はインプットとアウトプットの両方を兼ねている.
自分で主体的に読み進める必要がある.
「情報」でなく「教養」を得るつもりなら読書が上位だろう.