BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

2025/11/8 Sat

チャリの聖地へ

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晴れ.温度:12 ℃,湿度:77%,体感温度:9 ℃,風速:13.0 km/時,風向:E

Day0はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day0: 旭川~松山

朝6時に起床.
BROMPTONで運ぶ荷物の最期の取捨選択.
この時の選択が後の運命を良い方に...分けたのか?

もっとも悩んだのが着替え.
ジャージ2枚,長袖インナー2枚,ビブ2枚,部屋および外出着としてTシャツ2枚,パンツ2枚の布陣.

初日は「納沙布岬1200ジャージ」を着て,北海道愛をさりげなく主張(イミフ).

これらを圧縮袋に詰めてフロントバッグに入れる.
洗面セット,常備薬,サンダル,チェーンルブ,工具,モバイルバッテリーも持参.

全てのパッキングを終え,ジャージに着替えて朝食へ.

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まぁ,よくあるメニュー.

8時前,部屋からBROを出す.
不要品は輸送箱に放り込んでフロントに預ける.
行きと帰りを同じホテルにすると,この技が使えてベネ.

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さぁ,出発.
まずは始まりの地である愛媛県庁を目指す.

路面電車の走る町.好きだ.

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実はこのフル装備での走行は初めて.
27.5リットルの大容量フロントバッグの重量は持った感じで7kg近くはありそう.

前部にそれだけの重さがかかれば,かなりふらつきそうなものだが,そこはBRO
バッグはフレームラック直付けのため,走行にそれほど影響を与えない.
頑丈なスチールフレームの直進安定性が素晴らしい.

数百メートルで県庁着.
四国一周モニュメントでの撮影を敢行.

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変なところに派手なクルマが停まっている.
どうやらPRカーのようだ.

休日&早朝のため周囲に人がおらず,撮影を頼めなかった.
まぁ,自撮りで良いでしょう.

ちなみに「台湾一周」のスタートは「松山駅」
これも偶然の一致なのか,オブジェはオレンジ色.

2024年3月17日撮影

さてここからは,基本的に公式コースをトレースしつつ時計回りで走る.

四国一周の証明となる道の駅を通過するため好都合なのだ.
ナビサイコンの「bryton S500」には日ごとに分割したルートをインストールしてあるが,公式だと11日で周る設定となっている.

今回,Kazchariの旅程は正味8日間
ゆえに1日の走行距離をこれより延ばす必要がある.

その公式のスタート地点はどうやら道後温泉.
遠回りになりそうなのでいきなり無視.
県庁を出て今治を目指す.

言うまでもなく松山市は大都会.
信号坂の連続攻撃をお見舞いされる.

なぜか土曜日にもかかわらず,クルマも学生さんのチャリも多い.
なかなかストレスフルな走行となったが,ブルベではないのだ.
時間制限はない.焦っても仕方がない.

それにしても...久々の関西,いや西日本の道路.
交通マナーがめちゃめちゃである.

まずクルマによる追い抜きの際のチャリとの間隔が異常に狭い.
煽られているわけではないが,いつひっかけられても不思議ではない.

当然クルマ同士の車間も狭い.
渋滞地帯で突然の衝撃音.
ほら,いわんこっちゃない.オカマ事故を目撃.

そしてオートバイ.
北海道と違って,こちらのオートバイは右車線どころか路肩を使って左側からもクルマに追い越しをかける.
要はすり抜け文化マンセーである.

これでは命がいくつあっても足りなさそうなので,チャリ通行可の表示があれば積極的に歩道を走ることにした.

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このデカ・バッグ,確かに走行中は安定しているが,停車時は要注意.
ハンドルをスタンドと反対側に切って安定感を確保.
それでも油断すると倒れそうになる(最終的に2回倒した).

緊張感のせいか腹が減ったのでローソン・ストップ.

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走行再開.
陽が昇るにつれ,徐々に暖かくなってきた.
長袖インナー+夏ジャージおよび短ビブの組み合わせで十分な気候.

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海が見えて来た.
このように歩道が広く実に走りやすい.
さすがサイクルツーリズムを前面に押し出している愛媛県である.

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やがて四国一周認定クリア条件の道の駅「風早の郷 風和里」に到着.
スタンプをゲットするのだ.

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記念すべき第一スタンプ.

一周認定のためには,公式チャレンジパスに記載されている道の駅(29か所)全てをクリアする必要はない.
愛媛県の場合,県内3か所を押せばよいとなっている.

これがよくできていて.松山から北方面には2か所しかない.
つまり一周して南側で3か所目に立ち寄る必要があるのだ.

注意点はもう一つ.
このスタンプは施設の開業時間しか押せない.
早朝や夕方以降は到着してもゲットできないのだ.
タイムマネージメントが重要である.

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で,愛媛と言えばみかん(≒ポンジュース)である.

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「愛媛では蛇口からポンジュースがでてくる」という都市伝説を現実化したのがこのシステム.空港にも設置してある.

残念ながら無料ではなく,お値段は少々高く1杯¥360.
当然,ケチケチKazchariは買わないっつーか,普通に瓶入りの方が安くね?

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先に進む.
快適な歩道は姿を消し,狭い車道を走ることに.
怖い怖い.
台湾でも装着したが,やはりバックミラーは必須装備.

ただしところどころ,海側に無理やり張り出した歩道も散見される.
グレーチングの下は海である.

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四国名物,お遍路さんの姿も見かけるようになってきた.
昔のような笠+白装束のガチスタイルはほとんど見かけず,トレッキングウェアで固めている人が多い印象(特にガイジン)
より機能的になったのだろう.

下の建物は交番.味わい深い.

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工場萌え.
この写真を撮った後,バランスを崩してBRO倒れる.
縁石でフロントフォークにキズがついてしまった...シクシクシク36.

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海洋公園のオブジェ.
どことなく台湾の港湾沿い.
どこも似たような造りになるのか.

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今治着.
うむ.なかなかのハイペースだ.
今日は距離稼げそう.香川まで行けるかも...と思った時期がKazchariにもありました.

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しかあし,ついつい見つけてしまったのがこの看板.
し,しまなみ海道だとぉ! 尾道だとぉ!

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今回全く行くつもりがなかったしまなみ海道
ちょっとだけやぁ~ちょっとだけやぁ~橋をちょろっと見るだけやぁ~

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あっ,某コミックで見た事ある坂や!

しゃーないなぁ~坂を見ればスイッチが入るんはしゃーないなぁ~クライマーやしなぁ.

らせん状の坂をぐるぐると登り,見えて来たのは巨大なブリッジ.
おぉ,ここがサイクリストの聖地,しまなみか!

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うぉーこれはスゴイ.
とんでもない景色が広がる.
好天も相まってテンションマックス.

コース上はもちろんキープレフト.
景色に見とれていたら,知らずにセンターを割ってしまい,前からきたチャリダーに謎の言語で怒鳴られてしまった.
すいません...ぐらい超絶で非日常.

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よくわからんけど,謎の料金所.
馬島に下りるか下りないかのジャンクション.

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大島到着.
ここで一旦,橋から降りる.
3~4%の勾配.
こりゃ確かに普段から乗ってない人は登るのしんどいわ.
クライマー的には大好物やけど.

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大島にある道の駅「よしうみいきいき館」着.
12時になった.

これ以上進むと尾道まで行ってしまう.
あくまで目標は四国一周.今日はこれくらいにしといたるわ!

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おいしそうな海鮮物が並ぶが,いかんいかん.
落ち着いてしまうと旅の目的を見失う.
思い切り後ろ髪を引かれつつ,走って来たルートを戻る.

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この先,あちこちで見かけるお地蔵さん的オブジェ(違いがわからん)
そういや北海道では見ない.

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先ほどのスロープを登り返す.
これ11月やからいいけど,真夏だと地獄の暑さが予測される.

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しまなみ海道の何が面白いって,原付,しかも二種(~125cc)まで通行可能だということ.
つまり我が「モンキー125」も走れるのだ.
もちろんチャリ / 歩行者とは別の道が用意されている.
実際,2人乗りの原二が爆走しているのを見た.

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帰りは追い風であっという間にスタート地点に戻ってきた.
また来るぜ,しまなみ.あばよ.

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コースに戻り,しばらく走る.
さすがに腹が減った.
もうなんでもいいからっつーことでセブンイレブンに.
まるでブルベ.食事というより補給.

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さて14時である.
そろそろ今宵の宿を決めよう.
台湾ではagodaを使っていたが,昨今,そのやらかしが色々と発覚.
信用が地に落ちている.
つーことで,Yahooトラベルで検索.

日没時間は17時.
残り3時間だと行けて四国中央市ぐらいか...って四国中央市って何?

いわゆる平成の大合併で誕生したらしい.
ちなみに,川之江市・伊予三島市・土居町・新宮村が旧自治体名.
やはりこちらの方が馴染む.

いくつか並ぶ宿に「AZ HOTEL」があった.
九州や四国のロング・ブルベの宿泊先としてよく聞く名前だ.
格安な上,悪い話は全く聞かない.
これは一度泊まらねばなるまい.

【公式】AZホテルチェーン

無事予約.次の目的地を目指す.

道の駅「今治湯ノ浦温泉」着.

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スタンプゲット.これで愛媛はあと1つ.
四国は温泉地が少ない.
この旅の途中,温泉付きの宿とか泊まれないだろうか...
台湾の温泉宿,最高でした.

台湾一周(環島)ライド Day7 墾丁~知本温泉(その2)

このまま幹線道路で向かうものと思いきや,新居浜付近で突如コース変更.
海岸沿いを離れて内陸に向かうことに.

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暖かいを通り越して暑い,
こんな時には熱いブラックコーヒーとアイスの組み合わせ.
おやつですね.

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徐々に宿までの残り距離が縮ってくる.
あぁ,今日も終わりか.しまなみも走ったし,充実した一日だったなぁ...つるかめつるかめ(誤用)

だがしかし,最後の最後に超級山岳が用意されていた.

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登れど登れど全然山頂が見えてこん.
せまる夕闇.
「しまなみ」という余計なルート(さっきは褒めてたのに)を走ったおかげで,終わりかけの脚.
いやぁ,辛かった&辛かった.

それでも回せばいつかは終わるのが坂.
絶景の頂上に立つ.

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後は快適なダウンヒル.
フロントライトをスイッチオン.
予定の17時を少し越え,やや郊外にある「AZ HOTEL愛媛土居インター店」に到着.

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もうフロントのスタッフからして感じが良い.
チャリで来たとみるや,部屋を1階に変更してくれたり,チャリの持ち込みももちろんOK.
ちゃんとタイヤを拭くタオルまで用意してくれる.
他,設備の説明も親切丁寧で好感しかない.
こりゃブルベ民に人気なのもわかる.

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周辺にレストランの類はない.
ファミマまで1kmほど.
チェックイン後,BROに乗って買い出しに行く.
夜もコンビニ飯か.やれやれ.

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後で気づいたが,AZにもレストランが併設されている.
バイキング方式で¥1,200程度.安い.こっちにしたらよかった.

つーことで寝床も決まってまったりとした時間.

本日の走行距離は100km越え.
たが,想像よりもカラダのダメージは少ない.
「薄野200」でひどかった肩周囲のコリがほぼない.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

これはPハンドル効果だろう.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

さて,明日の天気はと...あ,雨100%!?

※ Day2はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day2:四国中央~東かがわ

BROMPTONな四国一周ライド Day0: 旭川~松山

2025/11/7 Fri

同行二人(ボクとBRO)

昨年,台湾一周ライドを達成した.

自治体がタッグを組んでいるのかどうかは定かではないが,台湾と四国の両方を“環島”すると,特別なジャージがもらえると知った.

限定モノに弱いKazchari.
台湾一周終了後に,挑戦を決意.
このあたりの経緯は以下の記事に詳しい.

BROMPTONで四国一周~計画編

その後も旅用の大容量バッグを買ったり,(余計な)カスタムをしたりしているうちにとうとう出発の日がやってきた.

BROMPTONの甘い罠~サドル&シートポスト編

かねてからの計画通り,BROMPTONはその前々日に,ゆうパックにて初日の宿に発送済み.
ケースは購入時の純正段ボール箱を使用.
二重構造で非常に丈夫である.

愛媛までの料金は160サイズ,~25kgで¥3,210.
LCCの預け荷物代よりはるかに安い(Jetstarの場合~15gで¥4,600
何より持ち運ばなくてよいのが助かる.

本体を入れてもかなり余裕があるので,スキマにウェアや工具などを詰めるだけ詰める.衣類は緩衝材にもなる.

この箱を航空輸送に使うのは2度目.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

この時うっかりしていたのがタイヤ.空気を抜いておく必要がある.

昨今何かと問題視されているリチウムイオンを使った充電式のサイコンやライトも外す.

ただし,つい入れてしまったのが「股ズレ防止クリーム」「コンタクト洗浄剤」

伝票の内容物に記載しておけば問題なかったのだが,それを怠ってしまった.
郵便局からの連絡があり,X線にて液体ボトルが発見されたので空港で足止め中」とのこと.
電話で説明して事なきを得たのだが,下手すれば陸送となり,宿への到着が遅れるところであった.くわばらくわばら.

そして,LCCは持ち込み荷物の重さ(7kg以下)にうるさいという.

当初は機内持ち込み用バッグとして愛用している「HIDEO WAKAMATSU 3WAYキャリーケース」を使うつもりだった.
サイズは問題ないが,バッグ自体が3kgと既に重い.
つまり荷物そのものは4kgしか入れられない.
まずケースに必要な荷物を詰め込んだところ驚愕の6.9kg
さすがこれは余裕が無さすぎる.

仕方なく登山用のリュックを準備.

軽い軽い.
同じ荷物量でも5.6kgとなった.

つーことで,出発の日は朝4時に起床していつもの朝食.
申し訳ないが,ヨメさんにも早起きしてもらい,出勤前に旭川⇒新千歳空港への直行便が出るバス停まで送ってもらう.

都市間バス たいせつライナー 旭川⇔新千歳空港

このバスを利用するのは今回が初.
片道¥3,800と格安かつ便利.
近々値上げらしいが,それでもお得な路線だ.

以前はクルマで新千歳空港近くの民間駐車場まで自力移動.
旅先から帰ってくるまで,そこに駐車という手段を使っていた.
空港駐車場を使うより割安だったが,今後は「たいせつライナー」一択だな.

といいつつも,このバスは便数が少ないのが唯一の欠点.
今回も往路は大丈夫だが,時間が合わず帰路のバスは利用できなかった.

さてこの日の旭川は雨,いや氷雨というにふさわしい寒さ.
始発の「共栄BC」からの乗客はたったの3人.

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6:20発のバスがやってきた.

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こんなに過疎ってて収益は大丈夫なのかと思ったが,中継の旭川駅から人がゾロゾロと乗り込んできて,なぜだか一安心.

2時間半ほどで新千歳空港着.
夏に娘を送り届けて以来である.

BROMPTONな初の手稲山ヒルクライムライド

Jetstarには既にオンラインチェックイン済み.
成田への出発は3時間後である.国際線かwww

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で、新千歳空港と言えば行く場所は決まっている。
そう「GUNDAM BASE」である.

「もし百式のメカニカルコアメッキとかあったらどうしよう? さすがに松山まで持って行くわけにはいかんわなぁ.ダヒャダヒャwww」

とトラタヌ.
もちろんそんなモノがあるわけがなく,全く触手が動かないクリアモデルばかり山積み.
ただし,参考展示ケースに今話題のアレが飾ってあった.

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MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム [TWILIGHT COATING]

驚くべきはその価格.
なんと¥66,000である!
何をどうすればこの値段になるのか謎.

界隈でも大騒ぎで「こんなん売るんやったらノーマル品をもっと量産しろ!」との,歓喜よりも怨嗟の声が圧倒的多数.
Kazchariも100億%同意する.
未だにノーマル品の現物を見たことがない.

めぼしいものがないのでそそくさと退店.
店の前のベンチに座ってiPadで動画鑑賞.
昔に比べて空港の無料Wifiは繋がりが良くなった気がする.

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11時.腹が減った.
成田まで我慢できそうにない.
レストラン街を彷徨うが,どこもかしこも高ぇ.

そんな時はフードコートでラーメンだな.
せっかくの旅=非日常なのだが,ケチ気質は抜けん.

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手荷物検査場に向かう.
全体の大きさや重さはともかく,とあるブツがリュックの中に入っている.
それはチェーンルブ

形状と中身的に絶対お咎めがあるかと思ったがすんなりパス.
念のためSDS(安全データシート)を印刷しておいたのだが拍子抜け.

場合によってはSDSがあっても破棄させられることもあるらしい.
まぁ運が良かったっつーか,こんなにザルで大丈夫なのか?

搭乗口に着くと30分の遅延表示.
LCCあるあるだな.
理由は使用機材のバードストライクらしい.
乗り継ぎ便への影響はなさそうである.

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少々遅れたが無事搭乗&出発.

季節柄か咳をする客が非常に多い.
「たくっ,鍛え方が足らん!」と,自分が元気な時は考えがち.

特に後席の女性,離陸から着陸までずっと咳き込んでいた.
なんか12モンキーズ系のバンデミック映画を思い出す.

さて,成田着.
思ったほど暖かくない(偏見).
第3ターミナルはいかにもLCC向けの急ごしらえ感.
それでもフードコートは充実.

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夕食を「FRESHNESS BURGER」とやらにする.
「塩レモンチキンバーガー」を注文.
単品は割と安いがサイドメニューが高い.
最近はこんなもの? 普段食べないので相場がわからん.

で,再びの保安検査もチェーンルブ,クリア.
心・配・ご無用だった.

20時過ぎ,みかん県こと愛媛の松山空港着.
ここに降り立つのは,10年以上前の学会出張以来か.

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街の中心へはリムジンバスを使うつもりだったが,ちょうどバス停に入ってきた路線バスの行き先に大街道(一番街)とあるじゃあーりませんか.
料金半額.乗ります乗ります.

不思議なことに電光掲示版に表示されるのはキャッシュレスでの料金.
現金は¥20増しになると何度もアナウンス.
パスを持たない非地元民&ガイジンにはややこしいシステムだ.

つーか,どこもかしこもバス会社ごとに支払いシステムが異なるのはなんとかならんか?
全部クレカのタッチにすれば良いのに.何かの利権?

で,大街道着.

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今宵の宿はすぐそばである.

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チェックインと荷物の受け取り.
部屋に運んで開封!

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いやいやホンマ楽やったわ.
ゆうパック作戦大成功.
国内輪行旅はこれでパーペキやね.

そして明日より四国一周旅がスタートする.

Day1へ続く ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

BROMPTONな息子とガンプラを買いに行くライド

2025/8/30 Sat

違うんだよ,かーちゃん

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晴れ.温度:21 ℃,湿度:79%,体感温度:24 ℃,風速:2.0 km/時,風向:ENE

今秋,四国を旅することにした.
もちろんBROMPTONと一緒だ.

2年前の台湾に続いて,島を時計回りで一周が目的.
余裕があればサイクリストの聖地「しまなみ」にも寄りたいところ(実は走ったことがない)
まぁ,1日~150km程度でのんびり走る所存である(それはのんびりではない)

詳細な計画は別記事にするが,何より重要なのは遠征ゆえの輪行方法.

いつもは北海道しか走ってないので,クルマ移動ばかり.
いや,2回ほどフェリーに乗せたか.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

台湾一周は現地レンタルチャリだったし.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

友人に飛行機輪行の留意点を聞いたり,ネットで情報収集したが,途中であることに気付いた.

「国内だし,チャリは宅急便で送ればいいんじゃね?」

そう,JALなどのフルサービスを使えば運賃に預け荷物代も含まるが,そもそもが高い.
少し調べたら松山往復¥60,000で吹いた.

ところがLCCだと,往復¥25,000程度.
追加の預け荷物代(片道~15kgで¥5,600)が宅急便代(往復約¥7,000)をはるかに越えてしまうのだ.
160サイズに収まってしまうBROMPTONならではの裏技である.

よく考えたらスキューバダイビングを趣味にしていた頃は,22kg越えの器材入りのトランクを,先に沖縄に送って身軽に移動してたな.
あれと同じ.

この方法に決定.
計画の詳細は後日,記事にする予定.

で,土曜日の話に戻る.
この日は朝から激しい雨.
ライドは難しい.

仕方がない.
旅の予定も決まったことだし,我がBROMPTONを少々いじることに.

まずは前から気になっていたブレーキレバーの角度.
折りたたみ時を考えて垂直気味にセッティングしていたのを,手の角度が自然になるように調整.
なんや,折りたたみも含め全然問題ないやん.

そして,新品のままフレーム内にずっと収納してた「輪行袋」を初めて展開.
BROを入れてみることにした.



ワイズロードさんのオリジナル商品(?).
現地でもバスや電車移動することもあろう.
久々にフレームから引っ張り出したら,収納袋にサビが付着していた...噂通り,BROのフレーム内って錆びるのねん.

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使ってみて気づいたが,これは「袋」ではなかった.
上下とも開口している.
「袋」にしたい時には底をヒモで絞る仕組みになっていた.
緊急用としては軽量だし悪くない.

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ただし肩掛け用のストラップなどは付属していない.
専用品ではないが,ちょうど良いモノをAmaで発見⇒購入.

これで現地でも使えるだろう.
再収納前に錆止め剤をフレーム内部に噴射しておく.すでに遅い?

とまぁ,色々いじっているうちに時刻は14時を過ぎた.
雨も止んで陽がさしてきた.

すっかりサボっていたため,ぼうぼうの庭を草刈り機で成敗.
家屋周辺の雑草も抜く.
なかなかの重労働.だが,これもトレーニングの一環.
まぁ,もうしばらくすれば雪が全てを覆いつくすのだが.

作業終了.

中1の息子は例によって部屋に閉じこもってパソコンいじり.
そろそろ急にドアを開けるとヤバイお年頃である.

部屋の外から「とーちゃん,今からチャリで出かけるけど,一緒に来るか?」と声掛け.

部屋から顔を出した息子.
しばし逡巡後「おもちゃのヨシダに行くなら行く」
きゃつは目的がなければ動かない.おそらくガンプラ目当て.
仕方がない.連れてってやろう.

実は先々週も同じような状況で外に連れ出した.

息子はGIANTのMTB
Kazchariはファット
もちろんちんたら走る息子を「貧弱ゥ! 貧弱ゥ!」と煽りながらライド(ひどい親だ)

今回,Kazchariは先ほどポジション変更したBROMPTONを用意.

それを見た息子.にやにやしながら,

「えー,とーちゃん,今日はそれぇ? マジかぁ(これなら勝てる)」

とナメた態度.

アホめ.
とーちゃんはこいつで200km走ったり,カミヒルを1時間ちょいで登ったりしているのだ.
もちろん,サイクリングロードに入ってからは息子を「モンキーが人間に追いつけるかーッ」と煽りつつ,サクッっとぶっちぎる(100億%大人げない)

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それでもグチらずついて来る息子.
エラいぞ.いや,それほどまでにガンプラが欲しいのか?

つーか,うちの息子,チャリで速く走ることに全く興味がない.
一介のラグビー少年なのだ.

下はサイクリングロード上の行き先案内.
札幌はともかく「宗谷岬」にはさすがに無理矢理感が.

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駅前を通り過ぎ,なんだかんだでサイクリングロードをアウト.
「おもちゃのヨシダ」はすぐそこ.家から12kmほど.

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到着.
「疲れた.疲れた」とうるさい息子.貧弱か.
実は,ここまでチャリで来るのは初めてではない.
以前乗っていた子供用の12インチのチャリでも一度来ている.

あの頃に比べると,あっという間に着いたやろ? ⇒ うなずく息子であった.

ガンプラコーナーを物色.
おお,ネットでは未だに転売価格の『軽キャノン』があるではないか.

迷わず手に取る.もちろん定価販売だ.

で,息子の方はあーでもない,こーでもないと店内をウロウロ.
元々は自分の小遣いで買うつもりだったが,値段の折り合いがつかず悩んでいるようだ.

仕方がない.
ここは一肌脱ぎましょう.
おい,息子,¥1,000までまでならおごるぞ.

「マジか」と手に取ったのはHG「シャア専用ズゴック」
まずまずの選択だ...というほど他の在庫がなかった.まだブームは続いている.

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さて,帰り道.
橋の上で休憩.
この後は容赦のない引きでサイクリングロードをひた走る.

このように息子と一緒にチャリで走るのもいつまでだろう.
息子は成長し,Kazchariは老いる.
「貧弱ゥ!」と煽れるのもいつまでか.

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いつもの定点観測地点にて.
今はこんな曇天だが,明日は大会直前二回目の試走予定.
晴れるかな.

そうそうBROMPTONのレバー角度,ちょうど良かった.
軽量化を始め,何か色々といじりたくなってきたなぁ...BRO沼にはとっくの昔に堕ちている.

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Kazchariの『軽キャノン』は積みプラ行きだが,息子は帰るや否や『シャアズゴ』の製作開始.
夕食前には完成.
そこで,Kazchariは昔作ったRGの『シャアズゴ』を展示棚から持ってきて,息子と二人して「あーでもない,こーでもない」と品評会.

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それを見たヨメはん ⇒「どっちも同じやん」

息子   ⇒「全然ちがうやん!」
Kazchari   ⇒「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

今宵も平和である.

娘の歯と久しぶりのサウナ

2025/2/5 Wed

tooth and nail(全力で)

Kazchariは勤続年数がそこそこ長いため,年間の有給休暇がけっこうある.

昨年は3月末に「台湾一周」という一大イベントを控えていたので,この時期でも有給を温存していたが,今年はこまめに消化していかないと余ってしまう.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

つーことで本日は休み.

午前中はJK娘の歯科診療に付き添い.
うん? たかが歯医者で?

実は娘は現在,歯科矯正中.
その過程で「親知らずの生え方」に問題があることが発覚.
手術の必要性や日程調整のために親の付き添いが必要とのこと.

矯正歯科からの紹介状を持って,町中の口腔外科へ.
例によって2時間待ちで3分診療(レントゲン付き).
矯正の先生は「2本抜いた方がいいでしょう」と紹介状に,一方で口腔外科の先生は「4本とも抜いた方がいいでしょう」とのこと.

ここまではまぁ,そういうこともあるかな,と.

問題はこの後.口腔外科の先生曰く「...という意見を紹介状に書くので,矯正の先生に渡して相談してください」とのこと.
そのような話なら,電話一本で済むのでは?

実に非効率的.
何らかの縛りがあるのだろうか?
システムが旧態依然.大丈夫か日本?

...と愚痴っても仕方がない.
娘が旭川にいる間に,全てが解決すればよいが.

昼飯はGoogle先生おすすめのラーメン屋へ.
Kazchari同様,娘もすっかり味噌ラーメン好きに.

新規開拓のこの店でも,しっかり「味噌野菜ラーメン」(¥1,000)を注文.
味はまぁ...普通.
娘は「美味い,美味い」と食べている.
予想以上に七味多めで辛かったので,娘に「大丈夫か?」と確認.
問題なしとのこと.

ふっふっふ.これで辛くないのなら,旭川最強の味噌ラーメン店『よし乃』に連れていけるではないか!
いや,思い切って『ふるき』か(並ぶ覚悟要).

とまぁ,ローカルネタはともかく,午前のミッションは無事終了.

帰宅するとヨメさんも昼食中.

最近のKazchari家のお昼と言えば『カムカムエブリバディ』(2021年)の再放送を見ること.
本放送は見ていなかったが,いやいや,これは実に面白い.
どうなるのか,先の展開がひたすら気になる.

カムカムエヴリバディ(NHKオンデマンド)

他に親子三代ドラマと聞いて思い浮かべるのは,大河の『葵 徳川三代』(2000年).
多少の脚色はあれど,史実なのでどうなるのか誰もが知っている.

葵 徳川三代(NHKオンデマンド)

そしてオタ的には『機動戦士ガンダムAGE』(2011年)も.
作品の評価は...強いられても,みなまで言うな.

機動戦士ガンダムAGE

ただ一周まわって,あの”子供っぽいキャラデザ”のラインが最新作の宇宙世紀物で採用されているのが感慨深い(そうか?).

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-』を観た~開始0.5秒で泣ける

そうそう『ドラゴンクエストⅤ』も三代モノだねぇ(ネタばれ?)

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

他にもあったっけ?と,娘に聞いてみると,「うーん...ニンニンジャー?」
おお,確かにそうだ.
にしても,この質問に『ニンニンジャー』と答えるJKは,日本でお前だけだと思うぞ.

手裏剣戦隊ニンニンジャー

昼食を終えて,いよいよっつーか,ついに“サ活”復活!
常サウナである『花神楽』へ出かける.
さすが平日の午後.人が少ない.

サウナ室も空いている.上段に座る.

さて2ヶ月ぶりだ!
久々の“蒸され”は...そうそうこの感じ.
体内から不純物が染み出て,それらが汗とともに流れていく.
オートロウリュウも効くぜっと.

冷水もキンキンに冷えてやがる.思わず声が出る.

そして外気浴.
ここには「ととのいイス」がある.

コールマン(Coleman) チェア インフィニティチェア

タオルでカラダを拭き,リクライニング.
この時期の外部は寒くて耐えられない時もあるが,気温高め(マイナスはマイナス)の本日は無問題.
実に心地よい.
小雪がちらつく中,1セット目からホワホワと...ととのいました.

うむ.週二回通っていた頃と比較しても,2か月ぶりの快楽は半端ない.

正に「最高の調味料は空腹」のごとし.
禁欲後の放出こそ正義である(他意はない).

さて,2本目終了後,露天風呂に知人を発見.

『Café YAMAICHI』のSさんだった.
台湾話やら何やらのついでにカミフの観光事業についての話になった.

先日の記事に書いたように,Kazchariも定年後の身の振り方のワンケースとして,リゾートバイトを考えている旨を伝えたところ,Sさん曰く「あー,それならまず語学力ですねぇ.英語は必須として中国語ができると時給が全然違いますよ~」とのこと.

なんと,時給まで上がるのか.
まぁ,英語はなんとかなるとして中国語か.
言うまでもなく来日する大陸,香港,台湾,シンガポール人などの共通語となる.納得の話だった.

個人的にはインドネシア語がマスターできたらなぁ...と思う.
2019年に利用したジャカルタの空港の規模にはひたすら圧倒された.
数あるアジアの新興国の中では,インドネシアが次に“来る”と勝手に推察中.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

一方で,最近やたらに増えたインバウンド向けの”おもてなし”に違和感.
過剰に親切だと,異国情緒や異文化体験という,海外旅行で得られる最大の価値をスポイルすることになる.
通じない会話,現地語だけの案内,地名,数字の判読を楽しむことが旅の醍醐味と感じる者は少数派なのだろうか?

Sさんが上がった後,残りの1セットを終え,久々の”サ活”終了.
まだ仮骨形成中の我が鎖骨.
サウナで回復促進...する?

湯治が骨折や後遺症の治療に効果的である理由とは?

「行くべきではない旅行先」だそうな

2025/1/12 sun

人混みは苦手デス

「大阪出身です」と答えると「どうして北海道に?」と質問されることが多い.
「もちろん悪いことしたんでぇ,逃げてきたんですぅ~」と答えて笑いをとるまでがデフォルト.

どうやら,いわゆる「都会」から”わざわざ”「田舎」に引っ越しすることに違和感を覚える方が多いようだ(悪口ではない).

Kazchariは”いわゆる”故郷にこだわりはない.

気に入った場所であればどこでも良く,逆に合わなければ速攻で移動...というつもりで北海道(旭川)にも来た...はずだったが,20年以上経ってしまった.

少年少女らによる凶悪事件が続いたせいで,ヘル・シティだのなんだのと言われている旭川(/北海道)だが,いいトコですよ,ここ.
なんと言っても空が広い.
春夏秋冬が明確で,アウトドア好きなら夢のような土地だろう.
空港も駅もバスもある.
そこそこ都会なので最悪クルマが運転できなくなってもなんとかなる.

もうこのまま最後まで...かな(予断は許さない).

さて,新コロも落ち着いて数年経ち,海外に気楽に行けるようになった.Kazchariも昨年,久々に海外旅行を敢行.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

円安もあって日本に来る観光客も爆増.
結果,インバウンド(何度聞いても変な単語)によるオーバーツーリズムが問題となっている.
当地,旭川や美瑛も一大観光地である.
外国人運転とは限らないが「わ」「れ」ナンバーのクルマには要注意.特に冬場.

そんな中,年末に旅に関する面白い記事を読んだ.

「東京、京都は混みすぎ」「エベレストはゴミだらけで衛生も…」 アメリカの旅行ガイドが選んだ「行くべきではない旅行先」15選!?

要はオーバーツーリズムが問題になっている場所には行くな,っつー話.
記事の場所で,Kazchariが行ったことがあるのがバリ島,リスボン,そして京都&東京

うち【バリ島】には2回ほど行ったことがある.

最初は1993年頃かな.
内陸のウブドゥに2週間ほど滞在.
居心地の良い安宿,かつ毎晩どこかでケチャダンス他の催しがあって退屈しなかった.お気に入りの場所だった.

その20年後の2013年.
別の島へ行く際のトランジットとしてデンパサールに滞在.
確かに交通渋滞が酷かったが,オーバーツーリズムかと言うと,まだそうでもなかったような.もう10年前か.

【リスボン】はポルトガルの首都.
2004年に訪問.首都とは思えない静かな町だったような印象.
つまり今は激混み状態?
ヨーロッパ人は海鮮料理をあまり好まないらしいが,ポルトガルは別.
「タコのマリネ」が美味かった.

日本におけるオーバーツーリズム関連のニュースで毎回取り上げられるのが【京都】である.
以前の職場で,枚方から電車通勤していた.
丸太町で降りていたが御所には行ったことがない.
次の職場は京阪黄檗駅だったが,これまた近くの平等院には行ったことがない.
ついでに言うと,金閣寺や清水寺も嵐山も小学生の頃に1度行ったっきり.
まっ,地元住みだとそういうもんだ.
先斗町の裏小路などの雰囲気は好きだったけど.

京都で働いていたのも25年ほど前になる.
祇園祭やらの行事の時はバカ混みだったけど,普段はそうでもない.
ただし,夏は地獄のムシ暑さ.
今だと当時の比ではないだろう.よく行くなぁ.

次は【東京】
すいません.全く魅力を感じない.
仕事やら何やらで仕方なく行く場所.
海外でも,首都は空港や大使館などで事務手続きのために滞在するという認識.それは東京も同じ.

つーことで,リストに載っていない場所で,Kazchariセレクトで「行くべきではない場所◯選」を上げようかと思ったけど,ネガティブ情報を発表しても,ただの悪口(単なる主観).
ここはやはり「おすすめの場所」を書く方が良いでしょう.

一応年代順に並べた.
旅情報はすぐに古くなる,かつ,あくまでKazchari視点.

————————————————-

【ヴァナラシ(インド)】

1990年訪問.
初インド.もちろんヴァナラシは外せない.
ホーリーの日に「久美子ハウス」に滞在するという古き良きインド旅.
インドと言えば,やはりこことカルカッタ(コルカタ).

【ダラット(ヴェトナム)】

1993年訪問.
内陸の避暑地で,イチゴが美味かった.
人も穏やかで親切な人が多かった.
そういや「ヴェトナム日記」は長期休載中.
まだダラット着いてねぇや.

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

【コモド島(インドネシア)】

1993年と2014年の2回訪問.
ウリはもちろん「コモド・ドラゴン」なる大トカゲ.
想像以上に近くで観察可.
ちなみに観光客も襲われることあり,毒キバなので噛まれたらヤバイ.
実はコモド島の真骨頂は海(ダイビング)!
島の南北で生物相がガラリと変わる.

【モルディブ】

1994年&2016年訪問.
一度目は南インド旅行のついでに渡航.
何も知らずに空港で宿=リゾート島を決めたら,ドイツ人御用達の島だった.
ここで初めてダイビングを体験.まるで「いきなりクラウン」.
ただし,海中よりも白い砂浜に青い空の風景が印象的.正に地上の楽園.

次はダイビング・クルーズで.
ダイバー憧れの地ではあるのだが,モルディブに関しては,正直,島でのんびりする方が性に合っていた.

【コスメル(メキシコ)】

2004年訪問.
ダイビング目的で訪れたが,レンタルバイク・ツーリングも楽しい.
対岸のプラヤ・デル・カルメン,イスラ・ムヘーレス.ベリーズも含めて,ユカタン・エリアはどこも素晴らしい旅先.
人も親切だし(多少アバウトだが),何よりメシが美味い.
ダイビングならアシカで有名な太平洋側のラパスもMuy Bien!

【イースター島(チリ)】

2004年訪問.
小学生の頃「世界の七不思議」系の本を読んで以来,ずっと憧れ続けていた約束の地.期待以上の場所だった.
意外にも見どころはモアイだけではなかった.
つーか,南北に長いチリは見どころが多すぎる.

【ウシュアイア(アルゼンチン)】

2004年訪問.
世界最南端の町...と言いたいところだが,有人村としては対岸のプエルト・ウィリアムズ(チリ)が最南端らしい.
チャリやオートバイでの南北縦断旅人にとっては,今も変わらず,ここが旅の始まり,もしくは終着点のはず.

何に驚いたって,こんな南の果にも「おたくショップ」があったこと.
今では日本のアニメ・漫画コンテンツが世界中で人気なのは自明だが,既に20年前ですら,こんな最果ての町にまで浸透済みだったのだった.

【レンベ(インドネシア)】

2013年訪問.
ここは町というよりダイビングスポット.
泥濘地の浅瀬が特徴で,マクロ(小生物)好きなら必ず訪れるべき.
ダイナミックなドロップポイントのメナドと組み合わせると尚良し.
やっぱりこういう一粒でニ度美味しい的な場所はベネ.

【波照間島(日本)】

2018年訪問.
フェリーの欠航があまりに多く,訪れるには運と時間と度胸が必要な離島.
その分,日本と思えない異国情緒あり.
宿も食堂も予約必須(少ない).
波照間を訪れるべき最大の理由はゆみんとぅきというレストラン.
ここのハンバーグは,人生ベストの美味さ.

【高雄(台湾)】

2024年,直近の海外旅.
チャリ旅なので島中を縫うように走ったが,滞在した町では高雄がベストだった.

台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

————————————–

旅の醍醐味は「点」ではなく,「線」もしくは「面」にあると思う.

「点」は,有名観光地を訪ねて写真を撮って即移動,みたいな旅.
「線」は,目的地に行くまでの道程を楽しむ旅.
「面」は,とある場所にしばらく滞在して生活してみる旅.

有名な場所,風景を見るだけならネットで検索した方が早い.
ベストな気象条件かつ,たいてい発色あざやかに加工してあるので,理想かつ想像通りの画が見れる.動画が良いならNHKのBSで十分だろう.

ただし,ヴァーチャルだと「匂い」だけは体験できない.
ギミックとしてモニターからインドの匂いを噴射されても困るだけ.
こればかりは現地に行ってみないと.
12種の脳神経のうち,嗅神経だけが大脳直結=嗅脳として独立している(ヒトでは退化してしまったけれど).
ゆえに強烈に感情を揺さぶり記憶に残る.

もう一つ大事なのは現地人との交流.
もちろん,温かい交流だけとは限らない.
騙されたり,からかわれたり,最悪の場合,傷つけられたり...負の感情も含めて旅.

そして「面」の旅だと,ここを挙げねばなるまい.

【番外:セント・アンズ・ベイ(ジャマイカ)】

2002~2004年まで滞在.
人口6,000人の町に,ただ一人の日本人.
そらまぁ,いろいろありました.
ただ,人生において稀有な経験だったことだけは確か.

「行くべきではない場所」という記事から始まったけど,最終的には己で判断すべきという結論(当たり前).
自分に合うか合わないかは行かないとわからない.

そう,世界中どこでも,誰とでも,最後は相性がモノを言う.

Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

2024/12/30 Mon

来年はケガなしでお願げぇしますだ

Stravaからのscreenshot

本来なら「年忘れ厳冬期カミヒルライド」になるはずだった本日.
諸事情によりさすがにキャンセル.シクシクシク36.

ちなみに昨年の激闘の様子はこれ.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

仕方ないので本日も自宅警備員

今年最大のポカからちょうど3週間経過.
残念ながらかかりつけの整形外科が年末年始休暇に入ってしまったので,レ線で状態を確認できない.
順調に骨癒合が進んでいることを願う.

つーことで,今年も後2日ほど残っているけど,STRAVAのイヤー・データを見ながら今年のライドを振り返ってみますか.

サムネの通り,今年の総走行距離は12,329km
無事に月間1,000kmの目標達成.
ブルベ参加が少なかったわりに伸びた感.

今年からこんな区分けもあった.

Stravaからのscreenshot

Zwift強し!
とは言ってもKazchariはトレーニングもレースもせず,アマプラ観ながらダラダラ漕いでいるだけ.
就寝前のルーティンワーク.もはや漕がないと眠れない.

車種別の”現在の”総走行距離は以下の通り.

これを昨年度データと比較すると今年の走行距離がわかる.

TREK DOMANE:6,384km

TREK EMONDA:1,978km

Specialized Fatboy:746km

Specialized EPIC:287km

Cannondale Topstone Carbon2 Lefty:1,706km

SURLY Touring Bike:1,166km

やっぱりDOMANE強し!
なんだかんだで一番乗っている.平日はほぼZwiftに乗ってるしな.

SURLYは台湾一周ライドで借りたモノ.
クロモリ+荷物満載だが,ロード,グラベル問わずよく走った.
プライベートでも欲しいくらい...と言いつつ買ったのはMTB(EPIC)だったりする.

Stravaからのscreenshot

3月と言えば台湾一周.
2週間ほど昼間に毎日乗ってたらこうなるわな.
そうか,こいつがブルベ未出走による距離不足をカバーしたわけやな.

次は月ごとのベストライドを選定.

【1月】

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

体調不良により念願の「年越し宗谷」を泣く泣くキャンセル.
予約した宿がもったいないのでクルマで北上し,回復すればチャレンジするつもりだった.
結果的に1日遅れで宗谷岬着.
行きはヨイヨイ帰りはコワイ.地獄の30kmだった.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

来月の第4回大会もエントリー済み...だが,さすがにDNSの予定.
クルマが運転できそうなら,当日は参加賞をもらって応援に行こうかしら.

【2月】

ファットな近場で新ルート開拓ライド

この月は大きなチャリイベントもなく,忠別湖や雨紛など近場で探索ライドが多かった.
週末の天気がことごとくイマイチだったような記憶.

【3月】

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

言うまでもなくこのライド!
単純に海外旅としても,トップレベルに充実した経験だった.
おかげさまで,次回以降も国内外問わず「自転車で走って楽しいところ」が旅の第一選定基準に浮上!

【4月】

Topstoneな鷹栖,雪の回廊ライド

この時期の旭川は雪解け真っ只中.
スノーライドからロードへ移行する過渡期である.
そんな時に活躍するのがグラベルロードのTopstoneである.
どこでも走れて楽しい.

【5月】

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

初の遠征ブルベ!
新緑の青森を堪能.
これは来年も...と思いきや,2025年のランドヌ札幌さんのブルベスケジュールによるとめずらしく開催なし.
時間が取れればプライベートでも再訪したいトコロ.
恐山とか斜陽館とか...(昔,バイクで行った)

【6月】

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

6月からは2ライドを選定.
レースガチ勢のみなさんと知り合えたことで,以前よりもレース志向になってしまったような,なってないような...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

初のFlèche参加.
普段ぼっちライド専科のKazchariなので,ペース配分など難しいところもあったが,楽しかった.
なんとFlècheは2025年も開催するそう.
その計画も少しずつ進んでいるようだ(秘技:ひとまかせ)
Traceにして,ただの飲み会ライドになるというウワサも...

つーことで,長くなったので後半の7~12月は(その2)で発表!

♪ピンポ~ン

おっと何かが届いたようだ...

iPhone15 Pro

今年買った(ほぼチャリ)人生爆上げグッズ~2024版(その1)

2024/12/26 Thu

物欲招来

YouTuberさんがよくやる年末恒例企画「今年買って良かったモノ」をパクリます.節約するつもりが,今年も色々と買ってしまつた.
順位は適当.

【第10位:レックマウントプラス「Ride On Bag」】

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

誰がどう見ても某先行メーカーのパ...リスペクト品.
サイズ,形状ともあまりにそっくり.
特許申請していなかったのだろうか?

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

元の小売価格はさほど変わらないものの,割引クーポンがエグかった(今はない).
「台湾一周旅」に便利かもと思い購入したが,現地レンタルバイクのハンドル形状にマッチせず,結局使えなかった.

実走での使用は2度.
ファットでの半スノーライドおよび6月のFlèche

ファットなノンスパイク&新兵器投入ライド

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

使い勝手良好.補給や小物入れにちょうど良い.
容量がある割には,重さもあまり感じない.
ただし防水性はないので,雨天時は何らかの工夫が必要.

この手のデザインはグラベルロードが似合うのだが,激しい振動にはマウントが耐えられそうにない.何より破損を気にしながら走るのは遠慮したい.

2025年最大のサイクルイベントであろう『納沙布岬1200』での導入を考えているが,こいつを付けるとTTバーが装着できない.悩ましいところである.

【第9位:衣類圧縮袋 M・L 透明 各5枚】

【Amazon.co.jp限定】 ラッキーシップ(Lucky-ship) 衣類圧縮袋 M・L 透明 各5枚 10枚組 (Bon Voyage Go Goセット)日本製

まぁ,圧縮袋なんてどれでも同じ...やけどな.
これも台湾一周用に購入.小分けにも便利.
家には大きいサイズしかなかったので今回購入.
できるだけ荷物を減らしたいサイクリストには必須.
可もなく不可もなく無事に役割を果たした.

【第8位:SYNCWIRE 車載用スマホホルダー】

SYNCWIRE スマホホルダー 車 マグネット MagSafe

iPhoneを買い替えてMagsafe対応になったので購入.
この手の中華製小物は当たりはずれが大きいが,こいつはセーフだった.
カーボン柄は謎だが.
強力磁力で落下する気配なし.
ヒンジの固さも絶妙で,角度をフレキシブルに変えられる.

【第7位:iPhone15 Pro】

iPhone 15 Pro 256GB ブラックチタニウム

「11 Pro」からの機種変である.
ライド時の撮影で多用する広角レンズをはじめ,「11」でも機能的には不満はなかったが,やはりバッテリーのへたりが気になった.台湾一周旅が迫っていたこと,それに,Appleの下取り価格提示が最終値だったので買い換えた.
さて,「15 Pro」は何がいいってコネクタがようやくUSB-Cになったこと.
これでようやくlightningから脱却⇒ケーブルを処分できた.

iPhone15 Proに機種変~いろいろと驚いた

現在,充電80%上限で運用.バッテリーの寿命を伸ばすのだ.
それにしても,こいつのおかげでデジカメをめったに持ち出さなくなってしまった.
たまにミラーレス一眼で撮ると,やはり画質の違いに気づくが,スマホの手軽さには負ける.
やっぱり写真は「その瞬間に出会えるかどうか」なんだよなぁ...

【第6位:GARMIN Instinct 2X】

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

これも一世代前の「無印instinct」からの買い換え.
ちなみにその無印はヤフオクで¥12,000ほどで売れた.
2Xはサイズがデカくなって,文字はなめらかになった.
標準で天気,気温,日の出日の入り時刻も表示.意外に便利.
もちろんサイコン「Edge1040」との相性も申し分ない.

相変わらずGarmin信者のKazchari.
アプリも使いやすいし,何しろバッテリの持ちが異常.
ソーラーによる補助もあるけど,スマートウォッチとして某リンゴ印なんざ相手にならん.

さらには充電時間も爆速.
1時間半もあれば10%からでも満充電.

いつもサウナに持ち込んでいるが,壊れる気配なし.
毎回書いているが,どうしてこれがCASIO製(日本製)ではないのか...どこで戦略を間違えた?

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

つーことで,上位勢の第5位からは(その2)へ ⇒ 今年買った(ほぼチャリ)人生爆上げグッズ~2024版(その2)

やり残したこと?~トーゴへの誘い

2024/11/29 Fri

循環の理

最古参のSNSであるFaceBook.

もちろんKazchariも利用しています.
同じ趣味趣向のグループに入会して,有益なイベント情報を入手したり,メンバーの人に連絡を取ったりするのに便利.

ただし諸般の事情でほぼread only
書き込むなら,ちゃんと記録に残るブログの方が良い.

さて,年末が近づくと「やり残していたことをやりました」的記事が増えてくる.
Kazchariの趣味界隈だと「登った」「走った」「行った」「食べた」「作った」みたいなネタが目に付く.

FaceBookは高齢ユーザーが多いと言われる.
つまり,人生の残り時間そのものが少ない.
その行動には「年内で終わらせる」以上の意味があろう.

そんな中,以前「海外ツーリングツアー」でご一緒したKさんのポストが目に入った.要約すると...

「年末から年始にかけ,海外オートバイツーリングの同行者を募集しています.行き先はトーゴ&ベナン」

こ,これはっ!

Kさんは海外オートバイツーリングマニア
数年かけて世界一周というパターンではなく,数国を1,2週間ぐらいの日程でサクッと行って帰ってくる方法を続けておられる.
かつてご一緒した「3ヵ国横断ボルネオツーリング」も,元々はKさんが旅行会社に持ち込んで実現した企画だった.

レンタルバイク&チャリの思い出

オートバイやチャリなど,公共交通機関を使わない旅は自由だ.
都市部や有名な観光地をつなぐ「点」と「点」の旅ではなく,そこに「線」と「面」が加わる.
観光客が立ち寄らない名も知らぬ町をさまよう,オリジナルな旅となる.

そのKさんが今回はなんと「トーゴ」行きを検討中とな.
はたして,この国の名を知る日本人はどれほどいるのだろうか?

トーゴは西アフリカにある小国である.
「ニャホニャホタクロー」で有名なガーナの隣りと言えば,場所のイメージはつかめるだろうか?(つかめんわ!)

トーゴ共和国

この国とKazchariには縁がある.

時に1987年.大学生だったKazchariは週5日,新聞社の編集部でバイトをしていた.
パソコンや携帯電話はまだ普及していない時代である.
そのような状況の中,スクラップ帳作りや,外回りをしている記者さんからの問い合わせで過去の記事を検索したり,デスクから依頼された雑用をこなしたりと...一見ハードそうに見えるが,その実,かなり緩いバイトだった.

その割には時給も高かったなぁ.
バイト時間中,ヒマにあかせて各新聞や書籍を読みまくり,少々変な方向の社会正義に目覚めたKazchariは,たまたま広告で目に留まった「フォスターペアレント」に申し込んだ.

プラン・インターナショナル

現在とは活動や援助内容が大幅に変わったと思われるが,この団体を通じて月々¥5,000の寄付を行うことにした.
名目上は「対象国の,とある村に住む,とある子供の里親になる」という体を取っている.もちろん正式に養子縁組をするわけではない.
寄付金そのものは,その村全体の利益につながる事業に配分されたそうな.

最大のウリ(?)は,援助対象の子供から年2,3通の手紙が届くこと.
Kazchariの”子供”の名は,10歳のザカール・アビボくん.
彼がトーゴ在住だった.

ちなみにトーゴはフランス語圏.届いた手紙を辞書片手に読んだような記憶がある.いや,スタッフが英語に訳してたかな.古い記憶ゆえ,この辺はあいまい.

そして,事務局の手配でザカールくんに会いに行くこともできた.
ただしトーゴの首都ロメまでは自分の力で行く必要があった.

今なら問題なく(?)渡航可能だが,その時のKazchariは海外旅行初心者.
当時,実際に旅行代理店(◯祖神)に問い合わせたが...

Kazchari「すいません.トーゴまで行きたいんですけど,いくらかかりますか?」

スタッフ 「...お客様,失礼ですが海外旅行にはよく行かれますか?」

Kazchari「ええと,はじめてですぅ」

スタッフ「...申し訳ありませんが,初めてのご旅行で西アフリカはおすすめできません」

と,速攻でたしなめられた.

そらそうだ.アフリカ旅行と言えば「治安」「衛生」「物価」「病気」のリスクが高すぎる,と今ならわかる.
特に「西」やら「中央」アフリカは,ビギナーには無理ゲー.
◯祖神,GJである.

相談の結果,「わかりました.ケニアまではチケットお出ししますので,行けそうだな,と思われたなら,その先はナイロビにて,ご自分で手配ください」ということに.

つーことで,人生初の海外旅行はケニアに.
結局というか,当然のごとくトーゴ行きは諦めた.
自力手配のスキルが無さすぎた.

まぁ,普通にケニアでのサファリやら何やらの旅が楽しかったせいもある.
帰りにはトランジットでインドネパールも旅したし.
バックパッカー最高!うぇーい!

結局,トーゴには行けぬまま,ザカールくんへの援助は3年間ほど続いた.

しかしある日のこと,事務局から「政情不安により,ザカールくんの一家が村から逃げ出してしまいました.これであなたのトーゴへの援助は終了となります.代わりにケニアの〇〇ちゃんを紹介しますが,継続されますか?」という連絡があった.

なんだかなぁ...で,一気にモチベーション低下.
やっぱり,こうした金銭だけの援助って,ちょっとした外因であっさりと無意味になってしまうのだなぁ...と思った(※個人の感想です)

この思いが,やがて後の青年海外協力隊参加につながっていくのだが,それは別の話.

さて,Kさんツアーの話に戻す.
しばらくしてさらに詳細なインフォメーションが出た.
以下はKさんの投稿(概要).

・期間は年末年始の2週間程度
・現地ツアーを利用(4名から可能)
・コース概要:トーゴ(ロメ)→ベナン(ガンビエ等)→トーゴ(ロメ)
・概算費用:40万円+航空券代金+その他になります

なんと! 隣国のベナンにも行きますとな!
あぁ,なんて楽しい,夢のような旅なのだろう(たぶん).

これなら多少費用がかかっても参加したい...ところだが,現実的に考えるとさすがに躊躇.
まず期間.2年連続2週間の休暇はさすがに...

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

料金も料金.
総額¥70万を越えるのではないか.

とまぁ,「行かない」「行けない」理由を考えている時点で,今回は縁がなかったのだろう.

旅の面白さに気づくきっかけを与えてくれたトーゴ
もし,残りの人生でトーゴに行けたのなら,なんとなく人生の環が閉じる気がする.

モノより経験,これは絶対的な真理.
しかし時間と体力は有限.
キレイに「円」を閉じるための心身両方の闘いは続く(そうなのか?).

ところで,ザカールくんは今どこに?

EMONDAな止まるな!走れ!比布ライド

2024/7/21 Sun

暑熱適応

iPhone15 Pro

曇り.温度:26 ℃,湿度:76%,体感温度:28 ℃,風速:4.0 km/時,風向:SSW

昨夜は熱帯夜ゆえ,エアコンをつけたまま就寝.
体内時計は正直だ.
ルーティンの朝6時には目が覚めた.

そしていつもと同じ朝食.
食パン1枚(バター&はちみつ),ベーコン2切れ,目玉焼,レタス,フルグラ(ヨーグルト&牛乳),そしてブラックコーヒーである.

今日も快晴.すなわち酷暑が待っている.
それでも昨日よりはややマシな予報.
もちろんライドだ.

先日購入したrericウェアを着用.
立位状態でこれまでにないピチピチ感.
まるでテックセッター(痛くはない).

rericのサイクルウェアを購入~放出品?

半袖なので,前腕,大腿,首筋に日焼け止めを塗る.

どうも今使っている日焼け止めが体質に合っていないのか,後でかゆくなる.
今度は別の商品を試してみようかな

さて行き先である.

ホームの旭岳やカミヒルはイマイチ気が乗らないので,はるか以前のライドでルートがわからず諦めた比布の「いいながめ台」を目指すことにした.

ぴっぷのヒルクライムってどこや?ライド

その後,情報を集め登り口の目安はついている.

つーことで,いつもの忠別川サイクリングロードを使って旭川駅方面へ.
全くノーチェックだったのだが,今日は「旭川100kmサイクリング」が開催されていたらしい.

ファットな100kmサイクリングin旭川

そのせいか,いつも以上にチャリが多かった.

iPhone15 Pro

それにしても,みなさん,よほど日焼けが嫌なのか,長袖長ズボン,それにファイスマスクと完全防備の方が多い.

さすがに暑すぎないか?

肌むき出しよりはいいのかもしれんが,前腕や大腿に水をかけての気化冷却などの工夫をされているのだろうか?

いずれにせよ,カラダが暑熱適応できているかどうかである.
普段全く乗らず,この日差しのもと急に100km走る...大丈夫なのか?

と,まぁ,他人の心配しても仕方がない.
あくまで趣味なので自己責任の世界.

駅を越え,やがて「旭川層雲峡自転車道」のスタートポイントに.

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しばらく走ると林の中に突入するが,年々路面の凸凹がひどくなっている.
木の根が入り込み,路面を押し上げているのだ.
何度も走っているので「Danger zone」は把握しているが,初見の人がハンドルを緩く握って爆走すると,落車のリスクがあると思われる.

途中からサイクリングロードを離れて比布方面へ向かう.

国道40号に合流.
交通量は多いわ,路肩が狭くガタガタやらで早く通り抜けたい道.

我慢の走行を続け,やがて高速道路入口方面に.
インターを越え,高架下をくぐると比布スキー場「いいながめ台」へと続く坂道が待っている...はずだったが,

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なんと,鎖で通行止め!
またしてもアイツのせいだッ!

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無理して行っても顰蹙買うだけなので,一応常識人のKazchariはクールに諦めるぜ.

で,いつオープンするのか?
比布町のサイトにも現状“閉鎖中”のアナウンスはない.
ようするにここまで来て,確認する必要があるのか...(- -;

目的を失ってしまった今回のライド,さてどうするか?
せっかくなのでこれまで走ったことのない場所を探索しませう.

とりあえず比布町内へ向かう.

田園地帯が広がる.
思いかけず美しい風景に出会えた.

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どこかで見たなぁ...そうそう,台湾の「池上(Chíshàng)」っぽい.

台湾一周(環島)ライド Day8 知本温泉~池上

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さらには線路沿いに自転車専用道まで.
あっという間に走ってしまう,”ただの細道”だったけど.

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現在地をGoogle先生に尋ねると,すぐ近くに「たんぼアート」の文字が.
ああ,ウワサの場所ね.
年中やってんの?
とりあえず行ってみますか.

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ここからでも「マツコDX」であることはわかるが,ちゃんと20mほどの展望台もある.
クリートだったので歩きにくいが,階段を上ってみる.

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暑いぜ.

後続の人たちが上がってきたので,そそくさと降りる.
ちょうど休憩所的な場所があって,自販機も設置.おまけにゴミ箱もある.
これは水分補給必至.そしてソルティライチを一気飲み.

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再出発.「池上」風の風景を楽しむ.

米所 台東県 池上でおかわり!

おや,あれは...

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水田の中の一本木.
おお,正に「池上」

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またしてもいいルートを見つけてしまった.
それにしても暑い.いや,正確には止まると暑い.
走っているとそうでもない.
ひょっとして,このrericジャージのおかげ?
残念ながらもう買えないけど.

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さて,帰りますか.
思ったより快適なのでぐるっと鷹栖町まわりで.

腹が減ったのでセイコマで昼食.
相変わらずコーラが美味い.

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旭川に戻り,久々にクランカーさんに寄る.

新型MADONE(GEN8)が2台展示してあった.

ハデ好きなKazchariとしては,やはりガンダムなチームカラーverが気になるところ.
で,その実物は...(空力性能はともかく)ずいぶんスッキリしたなぁ~という印象.
EMONDAに穴あきポスト(ISO FLOW)を付け足したデザイン.
元々は新型のEMONDAとして開発されたが,紆余曲折があってMADONEになったとのこと.

あくまで個人の感想だが...MADONEと言えば,超ごついダウンチューブのGEN6が好みだ.

世代ごとに見る Trek Madone

一説には「フグ」とも言われているらしいが,こいつのホワイト+メタリックレッドカラーはホンマにかっこええ.今でもそう思う.

TREK MADONE購入のタイムリミット,迫る

それはともかく,クランカーさんに来たのは,リアスプロケットについて聞きたいことがあったため.
実は,最近新しいホイールが欲しくなりまして,当然スプロケ別売りなのですよ.

そのギア数をどうするのか?

今のEMONDA30T
これをメジャーな34Tにしても大丈夫か,の確認.

ご主人曰く「ディレーラーの交換は不要だが,チェーンは交換要」とのこと.
うーん.やっぱりか.
ここは素直に新ホイールも30Tにすっかなぁ...

とかなんとか絶賛妄想中ですが,買うかどうかはまだ決めてません.
ちなみに欲しいのはこれ.

ELITE WHEELS Drive HELIX

この”ナミナミ”がたまらん...えっ? ミーハー? ええやん,かっこええし.

エアコンなしで真夏のフランス...

2024/7/10 Wed

エコの名のもとに

大阪から旭川に引っ越して20年ほどになる.

当初は「冬は雪で大変だけど,夏は涼しいよぉー,なんせ北海道だからねぇ」とかなんとか言われた.

確かに熱帯夜もあったが,しょせんお盆時期の1週間程度.
「もうあかん! 暑くて眠れん! エアコン買うで!」と決意する頃には涼しくなっていた.

ところが,温暖化だか何だか知らんが,ここ数年は酷暑期間が長い.
昼も夜も暑くてたまらん.

とうとう耐えきれず,昨年はとうとうリビングにエアコンを設置.
ついでにポータブルエアコン2台を一気に導入.

北海道の夏.エアコンの夏

やっぱこいつは人類の至宝ですな.睡眠時間が楽しみになった.

で,2024年7月10日現在の話.

本州では既に地獄的な暑さの報告がチラホラ.
幸い,北海道は“まだ”涼しい
窓全開+扇風機天井向き回しで十分快適.

いや,ZWIFT時は汗だくか.
今年もJSPORTSサイクルパックにて「ツール」を鑑賞しながら漕いでいる.

第一週が終わった.
バルデカヴェンディッシュの歴史的勝利や,全然クライマーに見えない赤玉ジャージのアブラハムセン,ぽっちゃりバットマンことフルーネウェーヘン,それにシャンパンファイトが鬼門なギルマイなど,濃いキャラが大活躍.序盤としては例年以上に面白い.
ただ,ヴィンゲゴーは本調子でないのか,あまり積極的な走りが見られないのが残念...って,毎年こうだっけ?
正直,ポガチャル“レース大好き少年感”の方が見ていてほほえましい.

「ツール」が終われば次はオリンピックである.

Kazchariは自転車っつーかロードレース以外の種目は全く興味ない.
なのに,たぶん日本ではまともに放送してくれない...(新城出るのに)
東京五輪の無音中継はむっちゃ不気味やったなぁ.

さて,「ツール」中継時にもたびたび話題になるフランスのホテル事情.
驚くことにエアコンが設置されていないところが多いそうな.

元々は日本と異なり湿気が少ないので,気温が高くてもさほど不快ではない(汗をかかない)という説明があった.

後は外見の問題?
おフランスの美的感覚では室外機が許せないとも聞く(噂).

しかあし,今ではそんなことは言ってられない.
ヨーロッパでも熱波で人が亡くなる時代である.
カヴェンディッシュも初日の熱中症で35勝を逃しかけたし.

設置そのものが困難な,昔からあるホテルならまだ理解できないこともないが,なんと新規建造の選手村の宿舎にエアコンを設置しない方針らしい.

アスリートの健康か、環境か――選手村の“エアコン未設置計画”に米紙が異論「冷水を流すだけでは限界がある」【パリ五輪】

「エコのため」というなら,コメントにあるように真夏の開催がそもそもおかしい.

さらには施設の建造・解体も問題.
オリンピック会場はギリシャ(アテネ)常設でいいんじゃね? 甲子園みたいに.
まぁ,甲子園も真夏開催に毎年異論が噴出するけど.

春の台湾一周旅では,もちろん泊った宿,全てがエアコン設置だった.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

3月と言えど,さすが東南アジア.
宿にエアコンがなければ,連日の100kmライドは耐えられへんかったなぁ.

で,台湾旅後,がぜん海外ライドに興味が出てきたKazchari.
将来的にはジロやツールに出てくるような有名な峠(ステルビアとか)を走ってみたいが,エアコンがないのは...ご勘弁.

もうじきパリ五輪.
競技外での事故が起きないことを願って.