2021/11/21 Sun
これでラスト.
病み上がりの11/20,土曜日の午後.
ついにこの時がやってきた.
そら,わかってるんですよ.
今さらマフラー交換したところで,北海道のこれからの季節を考えると長距離どころか,ご近所ライドさえあやしい.
それに,今から作業してもあっという間に日が落ちる.そして寒くなる.
来シーズン,春になってからのんびりと作業すれば...という理屈は永遠の男子(ダンスィ)には通じない.
ブツが届いた.
工具が届いた.
これで手を付けずにいられようか(反語).
はい.結局買ったのはこいつです.
SP武川(TAKEGAWA) フルエキゾーストマフラー スクランブラーマフラー モンキー125 04-02-0326
ノーマルルックも捨てがたかったが,やはりこの動画の影響が大きい.
我が青猿の走行距離は約2000km.
もう少しノーマルマフラー&サウンドを楽しむべきかと思ったが,モンキーも新型(JB03)が発売され,旧型(JB02)のパーツが徐々に廃番になっていくんじゃあないか...という焦りもあった(買うための口実ですね).
ついでに,というわけではないが,交換のためにマフラーを外すのなら,”あの作業”もできるのではないかと考え,買ってしまったのがこいつ.
SP武川(TAKEGAWA) リアショックアブソーバー(2本セット) モンキー/ゴリラ/モンキー125 06-04-0126
Amazonでは黒しかないが,カスタムパーツと言えば赤でしょう!ということでKazchariは別のショップで「赤」を購入.
さらに,サスペンション交換を単なる外装カスタムと同列に扱うのは危険.
つーことで,前から欲しかったこいつも購入.
E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 9.5mm 20~110N・m ETR3-110
値段はそれほど高くないが,ちゃんとしたケース付きで中身はこんな感じ.
結構デカイ.
さぁ,始めますか.
マフラー&サス,これがノーマル最後の姿.
仕様とされるサスのインナーパーツのスレ傷がやはり目立つ.
まずマフラーを外す.
噂通り,下部のボルトがかなり硬かった.
ちゃんとした工具でないと絶対ナメるな,これ.
サスの比較.
正直に言うと,形状,太さ,色的にはノーマルの方が好み.
ただ,傷の問題とキャンプグッズ積載時の調整のため交換を決めた次第.
車体を傾けてサスに荷重をかけつつ外す.一人でも可能.
左側も同様に組み付けて完成.
軸にはグリスを塗っておく.
サスの調整は何もしていない.デフォルトが最弱?
次はマフラーの取り付けである.
エキパイを装着.
古いガスケットを取り外すのに一苦労.
マイナスドライバーでゴリゴリしたら,いきなりポロッと取れた.
新しいガスケットを別途購入済みだったが,スクランブラーマフラーにもちゃんと付属していた.
エンジン下部の”とぐろ”がなくなって,すっきりアップマフラーになった.
計量したわけではないが,ノーマルより確実に軽い.
ボルトを仮止め.漏れませんように.
次にサイレンサーも装着.
さすがSP武川.ネジ位置の精度に狂いなし.ピタリと決まる.
ここでトルクレンチ登場.
既定値に合わせ,各ボルトを本締め.
いよいよエンジン始動.
うーん(少々やかましくまったが)いい音だ.
さて,排気漏れはしてないかと手を近づけてチェック.
あっちー!
知らんうちに素手でエキパイに触れてた.
もしかしてノーマルより熱い? 耐熱塗装が甘い? 夏場は大丈夫か?
と心配になる.
その結論は実走までお預けにして,シルバーのカバーをつけて作業完了.
予想通り時間がかかり,すっかり日が落ちた(まだ16時過ぎなのだが).
ランタンを持ち出す.
土曜はここで作業終了.
車庫に戻す.
試走まではさすがに無理だった.
さぁ,今日は寝るべ.
♪チャラララ ラッチャッチャ~
明けて日曜日.
天気は曇天+小雪.
さわやかに試走とは行かないようだ.
悩みに悩んだ末,まずファットバイクでお出かけ.
そのエピソードがこちら.
ここからはその日の午後の話.
午前の晴れ間に期待したもののやはり曇天継続.
雪も雨に変わった.
本来ならここはおとなしく,自宅でガンプラでも組むところだが...モンキーで出撃しました.
やはりここ数日,体調不良でおとなしくしていたのがよほど悔しかったようだ.
以下,美瑛の丘,名所巡りの写真.
ロードバイクでよく行くコース(40km)である.
いやいや,見事なまでに天気悪し.
普段なら絶対に出かけない日.
案の定,他のライダーには全く会わず.
路面凍結までは至らないが,気温もかなり低い.
体感温度はヒトケタ,もしくは氷点下.
そらそうだ.
時速50~60Kmということは,ロードバイクでの旭岳や十勝岳ダウンヒルと同じ風圧がこの気温の中,ずっとかかっているということ.
電熱ベスト,ハンドルカバーがなければ軽く死んでます(というか引き返している).
と,身体コンディションの話はともかく,マフラー&サスのインプレッション.
1)スタイル
心配していたマフラーサイドから見たときのスカスカ感はあまりない.
青フレームだから? 黄猿だと目立つのだろうか?
サイレンサー2本出しが何よりカッコよし.
もちろんエンジン下部のすっきり感もベネ.
サスも赤で正解.
もう少し太いと良かったかも.他に別体カートリッジとか...(おいおい)
2)サウンド
これも満足.
ノーマル ⇒ 「ドッドッドッ」と規則的
スクランブラー ⇒ 2本出しのおかげなのか「ドドッドドッ」とやや不規則かつリズミカル(?)
アイドリング時はノーマルと変わらんが,アクセルを開けるとそれなりにブオーン!
3)熱
何気に一番心配していたが,カバーがいい仕事している.
直接カバーを触っても熱くない.
これで,このサイドバッグも心置きなく装着できそう.
タナックス(TANAX) サイドバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ミニシェルケース(ツーリング) カーボン柄 (容量22ℓ 片側11ℓ) MFK-234
サイズ的にマフラーを覆うことはないようだが,底面の接触が気になっていた.
できればブラックが良いけど.
4)その他
もちろん最高速や加速が向上した感はあまりない(そらそうだ).
ただ,エンブレが弱くなった.
ノーマルだと,アクセルを戻した際にエンブレがやたら効く印象があったが,それが軽減.結果,非常に扱いやすくなった(気がする).
サスに関して.
一番柔らかい位置でもノーマルより硬い.
Kazchariの足付きが悪化した!(いや,それは...)
走行感はあまり変わらん...つーか寒くてそこまで気が回らなかった.
総論:大満足.オススメのカスタムです.
帰宅後,モンキー125のバッテリーを外した.
これにて今季のオートバイライフは終了である.
7月に納車されて約4ヶ月.総走行距離は2046Km.
新コロのせいで思いがけず復活したバイク趣味.
マシンや用品・備品の進化に驚かされた.
何より,まだKazchariにとってオートバイが特別な存在であることを再確認.
チャリも好きだが,エンジン付き二輪も最高だ.
来年はもっと楽しみたい.