Topstoneな公園の紅葉を愛でるライド

2024/10/18 Fri

チャリと紅葉

iPhone15 Pro

曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.9 km/時,風向:SSW

自転車趣味をはじめてから,季節の変化に敏感になった.

日本の中でも春夏秋冬のメリハリがクッキリしている北海道.
全ての季節が愛おしいが,秋の美しさは格別.
今年はなんとか紅葉最盛期の大雪山~三国峠にも行けた.

モンキー125,紅葉を求めて三国峠へ

山に登ったりすれば,もっと格別な風景に出会えることもあろうが,バイクまたはチャリと一緒に行くから意味があるのだ.

その後季節は進んで落葉期へ.
平日に休みを取り,黄金色に染まっているであろう近所の公園巡りに出かける.

まずは定番の神楽岡公園へ.
ここは神社を中心に丘の中腹に展開しているため平坦ではない.

iPhone15 Pro

園内を周る遊歩道がある.
未舗装だが硬く締まっているためロードでも走行可.
実際ママチャリの散歩者も多い.

iPhone15 Pro

その昔は,この時期に公園内を一眼と三脚をファットに積んで走り回った.

iPhone15 Pro

遊歩道は積雪後にクロカンコースとなる.

かつてはファットなみなさんと一緒に公園内の走行を楽しんだものだが,昨年あたりからだろうか,コース入口に「自転車通行禁止」の看板が立ってしまった.
我々はスキーヤーの邪魔にならないよう「コース外」を走るようにしていたが,誰かが何かをやらかしたのかも.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

エゾリスがいたるところにいる.
まぁ,自宅の裏庭にもいたりするのであまり珍しくなかったりする.

iPhone15 Pro

紅葉(もみじ),つまり赤い葉を発見.
いいねぇ.映えるねぇ.

手を上に伸ばして鳥瞰写真.
ワンパターン構図と言わんといてぇ.

iPhone15 Pro

下はちょっと彩度を落としてフィルム写真風.
iPhone,ホンマによく写るわ.
平日なので人がいないのもベネ.

iPhone15 Pro

園内には小さな池があり,ポンプくみ上げによる滝も流れていたが,現在停止中とのこと.節電なのか?

iPhone15 Pro

それにしてもこの公園の紅葉は素晴らしい.

iPhone15 Pro

忠別川サイクリングロードに乗る.
まずは駅前を過ぎて旭橋まで.

iPhone15 Pro

堤防走行中,小さな公園(いこい公園?)に,これまた美しい紅葉群を発見.
しかも小さな丘が中心にドンとそびえている.
これはいい写真が撮れそうだ.

iPhone15 Pro

今度は俯瞰構図で.

iPhone15 Pro

しばしサイクリングロードを流すが,時間的にいい頃合いになった.
引き返しますか.

iPhone15 Pro

とはいえ,赤を発見するとつい止まってしまう.

iPhone15 Pro

ブログ記事のアップ順は前後するが,この後,Kazchariは「吉田輪業」へ.
店長さんと高いが安い”例のチャリ”談義後,一旦家に持ち帰って一晩温め,やはり注文することになる.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

ヨシリンさんからの帰り,小さな公園に寄る.
ここもキレイだった.

iPhone15 Pro

昼食はどこへ?
最近旭川での出店が徐々に増えつつある「松屋・松のや」へ入ってみる.

iPhone15 Pro

同系統の「かつや」以上に省人力化が進んでおり,先に端末で注文&お支払いまで完了.店員さんは調理と番号を呼ぶだけ.
よくも悪くも未来感マシマシ.

「メンチ&ロースカツ定食」.味はまずまず.
事前にアプリ登録しておくとクーポンで少しお得に食べられるようだ.

iPhone15 Pro

再びサイクリングロードに乗っかって駅前を通過.
後は帰るだけだ.

iPhone15 Pro

以上,紅葉求めての,ご近所公園めぐりライドでした.
最盛期はやや過ぎていたものの,落葉で埋め尽くされた道を走るのもエーモンだ(最近乗ってない)

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

iPhone15 Pro

安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

iPhone15 Pro

「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

iPhone15 Pro

ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

iPhone15 Pro

入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

iPhone15 Pro

登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

iPhone15 Pro

うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

iPhone15 Pro

そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

iPhone15 Pro

お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

iPhone15 Pro

ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

iPhone15 Pro

カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

iPhone15 Pro

そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

いただき画像

後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

iPhone15 Pro
いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

iPhone15 Pro

曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

iPhone15 Pro

まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

iPhone15 Pro

美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

iPhone15 Pro

少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

iPhone15 Pro

道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

iPhone15 Pro

ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

iPhone15 Pro

前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

iPhone15 Pro

最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

iPhone15 Pro

カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

iPhone15 Pro

ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

iPhone15 Pro

林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

iPhone15 Pro

現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

iPhone15 Pro

一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

iPhone15 Pro

「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

iPhone15 Pro

美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

iPhone15 Pro

別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

iPhone15 Pro

気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

iPhone15 Pro

グラベルのつづら折れ.

iPhone15 Pro

いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

iPhone15 Pro

さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

iPhone15 Pro

頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

iPhone15 Pro

下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

iPhone15 Pro

つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

iPhone15 Pro

冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

2024/10/13 Sun

黄金のカラマツ

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:72%,体感温度:9 ℃,風速:18.6 km/時,風向:NNW

体内時計に従って5時過ぎに起床.
例によって枕が変わると眠りが浅くなってしまうのはどうしたものか.

iPhone15 Pro

寒い.
ただ,天気は良さそう.

昨日のうちに買っておいたパンで朝食.
Yさんが煎れるコーヒーが美味い.

iPhone15 Pro

9時に出発予定だが,早々にジャージに着替えて朝の散歩.
ここ「佐伯農場」にはキャンプ場(むそう村)も併設されている.

iPhone15 Pro

さらには野外美術館と言っても差支えがない面白いオブジェが点在している.
これらが朝の光を浴びて,全てがフォトジェニック.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

うーむ,ガチカメラ(一眼)持ってきたら良かった...

散歩中,オーナーの佐伯さんに声をかけられ,工房を案内していただく.
施設内の何から何まで手作りされている.
現在は来月開催されるトレラン大会のトロフィーを製作中とのこと.スゲーわ.
まさに男のロマン.

iPhone15 Pro

さて,メンバーの準備が整ったところで出発.

本日走るのは『ゴールデンラーチトレイル』と呼ばれるトレイルコース.
以前は『北根室ランチウェイ(KIRAWAY)』として界隈では有名だったそうな(今でも標識が点在).

iPhone15 Pro

佐伯さんを中心に少人数の有志が作り上げ,世界有数のトレイルと認識されていたが,残念ながら閉鎖となっていた.

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

それが昨年,ようやく再開.
来月の11/3にはトレイルラン大会が開催されるという.
そのコースを今日走るのだ.

佐伯さんによるとヨーロッパのトレイルでは,ハイカーや自転車が共存してトレッキングを楽しんでいるのに,なぜか日本では棲み分けというか,互いを邪魔に思ったり,専用コースになっていたりする.
『ゴールデンラーチ』では,そういった境も取り除きたいとのこと.

いやいや楽しみですな.
まずは入口近くの駐車場までHIGUMAバスで移動.
釧路から参加の方々と合流する.

iPhone15 Pro

チャリでも走れるコースとは言え「勝手に入り込んで走られると困る」とのことで詳細なマップはアップできない.

コース整備にも手間と時間がかかるため利用料を払うのがルール.
興味を持たれた方は,佐伯農場さんに問い合わせてください.

つーことで約50km,ほぼグラなライドにGo!

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

普段からクルマが走ってそうな締まった土グラ

iPhone15 Pro

草グラ

iPhone15 Pro

シングルトラックの高速ダウンヒルグラ

iPhone15 Pro

ここは谷間に道を作った土手グラ? 絶景だ.

iPhone15 Pro

林間を抜ける立木グラ(徐々に適当).

iPhone15 Pro

ゴールデンラーチトレイルは,まだスタートしたばかりだが,ホンマ期待以上.
地元の「美瑛」はもとより「十勝」「ニセコ」のグラベルとはまた違った魅力がある.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

iPhone15 Pro

休憩ポイントの山小屋に到着.
歩きトレイルの場合,ここで宿泊するようだ.
風が強くなってきた.

持参したパンと回転焼きで昼食タイム.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

さぁ,出発しますか.

iPhone15 Pro

参加者はみなMTBもしくはE-bike.
ここまではグラベルロードでも走れるコースだったが,この先は...

iPhone15 Pro

深い草グラ
偶然見つけても勝手に入ってはいけません.
まぁ,チャリで走ろうとは思わへんやろな.

iPhone15 Pro

いや,入ってもいいのか.

iPhone15 Pro

そのうち,どう考えてもチャリに乗って進むのは無理な道(崖)に.
担げば大丈夫.押し上げれば大丈夫.
めたくそ楽しい.

iPhone15 Pro

さらには川渡りも.
周辺が湿地帯になるので,油断するとシューズが泥だらけに.
楽しすぎる.

iPhone15 Pro

ところどころにある標識兼クマ鐘.
特にクマの痕跡はなかったような...(気がつかなかっただけ?)

iPhone15 Pro

当然のごとく斜度20%越えの激坂多数.
果敢にアタックするも,さすがにな.

iPhone15 Pro

ジャングルグラを抜けると,本トレイルのシンボル的存在の「モアン山」が見えてきた.

iPhone15 Pro

出発前から「登頂する?しない?」で話題になっていた山.
なるほど.登山道はあるものの,こいつをチャリで登るのはキツイ.

途中で諦めてチャリを放置.
残りの数十メートルを徒歩で登る.

iPhone15 Pro

確かに絶景.
やっぱ,このエリア(道東)には”北海道らしさ”が詰まっている.

iPhone15 Pro

さて,チャリの放棄地点まで下りてからダウンヒル開始.
そこからでも相当な斜度の坂を下る.
めちゃめちゃ怖いが,それを上回る爽快感!

登山道が痛むので,後輪をロックさせないように,との留意事項あり.
落車しても草地なので痛くない(そうか?)

iPhone15 Pro

再び森の中へ.
登ったり下ったり渡ったり.

iPhone15 Pro

牧場脇のトレイルを走る.
ほぼシングルトラックの脇には有刺鉄線
『タイガーマスク』の金網デスマッチか!

iPhone15 Pro

ごくたまに現れる舗装路.
うれしいような悲しいような.

iPhone15 Pro

養老牛温泉着.
映画『男はつらいよ』の第何作目かのロケ地だったそうな.シリーズ未視聴だが.

iPhone15 Pro

昼食タイム.
養老牛温泉の駐車場では,HIGUMAバスPさんが用意してくれたカレーが待っていた.

iPhone15 Pro

養老牛温泉といえば,かつて有名な無料露天風呂「からまつの湯」があった.
ところが不幸な事故により閉鎖.

中標津養老牛温泉のからまつの湯は事故後どうなったのか周りには熊も

名前だけは知っていたが未踏の温泉.
いつかは訪れたいと思っていただけに残念な話.
もう少し”自己責任”が認められないと人生が窮屈だ(※個人の感想です)

iPhone15 Pro

ここからのコースが本日のハイライト.
やや下り基調の林間シングルトラックを,右に左に高速で走り抜ける区間.
まるでXCレースの様

いただき画像

今思えば,この時の快感がココロとカラダに刻み込まれ,後の暴挙につながったのかもしれない...(伏線)

iPhone15 Pro

写真ではわかりにくいが,なかなかの絶景エリア.
遠くに作業中のコンバインが走っていた.

iPhone15 Pro

久々に開けたジャリ道.
いよいよゴールが近づいてきた感.

iPhone15 Pro

草ぼうぼうの激坂を越え,再び林間シングルトラックをかけ抜けて無事,佐伯農場にカムバック.

iPhone15 Pro

10月ともなると斜陽も早い.
キャンプ場内オブジェの1つ,ストーンサークル(?)にて.

iPhone15 Pro

いやいや,実に楽しかった.
まぁ,途中とんでもない箇所もあるので,ソロだとかなりキツイ.
今日みたいに集団でワイガヤと走るのに適したトレイルやな.

iPhone15 Pro

チャリをマンサード前に置いて,HIGUMAバスにて弟子屈の町へ.
入浴と買い出しである.

なんと!今どきたった¥200で入れるという銭湯「泉の湯」へ向かう.

iPhone15 Pro

ここがまぁ...なんと言いますか,い,異次元

まず,番台のおばさんに「よそ者か?」的目線で睨まれ,「お釣りは出さないのでかっきり¥200用意すること」「歯磨き禁止」「使った椅子や洗面器は元の位置に(確実に)戻すこと」など,何かをやらかす前に注意事項を早口で並べ立てられる.もちろん,石鹸やシャンプーの類は設置されていない.
ここまでプレッシャーを感じながら風呂に入るのも久しぶりだ.

実際,Kazachariの後に上がったEさん,うっかり洗面器を元の場所に戻すのを忘れて,背中に模様のあるおっちゃんにめっちゃ怒られてた.こわっ.

まぁ,我々って地元の調和(ルール)を乱す邪魔者やねんやろな.
ぜひ,その伝統を守ってってください(他意はない).

スーパーで買い出し後,佐伯農場へ戻る.

iPhone15 Pro

今夜は「焼き肉」「サンマ」だ.
〆に「焼きそば」...って,Pさん,若者の集まりじゃないので,ちょっと大杉ますって.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

つーことで,今宵も宴会たけなわで夜が更けていく.

途中,誰かが「開陽台へ星を見に行きましょう!」と提案.
これだけ冷えているのだ.空気も澄んでいるはずと,HIGUMAバス発進.

到着したものの,残念ながら雲が多く,星はぼやけていた.
一方,展望台から東方面に見える明かりが「国後島なのかどうか」論争が勃発.
うん,平和な夜だ.

マンサードに戻り,メインイベントの無事な終了を祝う.
天気にも恵まれたし.色々なコト&ヒトに感謝.

今思えば『ゴールデンラーチトレイル』も,そしてこの宿も非日常的過ぎて,なにやら白昼夢だったかのよう...

ただ,これだけは言える.来年もここに来ようと.

いただき画像

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

2024/10/12 Sat

合宿だぁー

iPhone15 Pro

晴れ.温度:17 ℃,湿度:52%,体感温度:20 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

Kazchariは高校時代,陸上部に所属していた.

長距離(5000m~駅伝)ランナーだったKazchariは,そらもうタヒぬかと思うぐらい走りこまさ...こんだ.
今となっては,ただただ辛かったという記憶しかない.
まぁ,おかげで“根性”がつき,年齢の割には心肺機能を維持できているかもれんが.

で,体育系部活の定番イベントと言えば「合宿」である.
いつもにも増して辛かった合宿だが,オトナになってからは違う(はず).
好きな事を時間を気にせず堪能できる素敵な刻.

3日間のチャリ三昧.
そんな合宿にこの度,参加させていただくことになった.
“端っこライド”他で,色々お世話になったHIGUMA CYCLEさんの主催である.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

場所は摩周~中標津周辺.
キャンプ場やロッジなどの宿泊施設を有する「佐伯農場」さんをベースに,周辺トレイル(グラベル)を走り回るという,楽しみが過ぎるイベントである.

Facebook-佐伯農場

本番のトレイルライドは13日.
その前日inということで,まずは弟子屈(摩周湖)に向かう.
Google先生によると自宅からは266km,約4時間の道のり.
さすが北海道,速いぜ.

当初はグラベルロードのTopstoneで参加予定だったが,事前にHIGUMA CYCLEのKさんに相談すると「ファットの方がいいでしょう.本当はMTBがベスト」とのこと.
KazchariはMTB持ってません(T.T)
つーことで必然的にファットをチョイス.

バカでかいフレームだが,前後輪を外すと運転席後方にキレイに収まる.
助手席およびその後席は完全フリーなので車中泊も楽勝だぜっ.
今回はしないけど.

iPhone15 Pro

最短ルートである国道39号と紋別自動車道を使ってワープ.
美幌町内のホクレンでセルフ給油.
たまたま¥2,000以上の給油で卵1パックプレゼントキャンペーンを行っていた.今夜の夕食に使うぜ.

iPhone15 Pro

これまで経験したことがないほど晴れ渡る美幌峠を爽快にダウンヒル.
で,あっという間に集合地点の「レストラン摩周」に着いた.

13時前,HIGUMAバスも到着.
まずはレストランで昼食.
「そばと豚丼セット」が有名らしく,ここは素直にそいつを注文.

iPhone15 Pro

美味し.
PayPay払い可でなぜか安心.
現金払いにますます抵抗感がつのる昨今.誰の陰謀だ?

駐車場でチャリをセッティングし,プレ・ライドに出発.

まずは摩周湖第一展望台まで(舗装路の)ヒルクライム.
さほど斜度がキツイわけではないが,クソ重いファットだと良いトレーニングとなる.

iPhone15 Pro

それに絶景.

iPhone15 Pro

さて,駐車場.
クルマやバイクは有料だが,チャリは無料.

iPhone15 Pro

数年ぶりの訪問.
テラス風の歩道ができていたりといろいろオシャに進化.
これもインバウンド効果か.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

気になる「トレイル」オブジェ.
ここを起点に山越えの歩きルートが紹介されている.
海外なみにスケールが大きい.流行っているのか?
新しい観光のスタイルとして売出し中だが,かなりハードな印象.

iPhone15 Pro

次の目的地へ...と,ここからはグラベル走行.
諸般の事情により詳細は避ける.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

これがまた,実に楽しいダウンヒル・ルート.
Topstoneでなくファットにして大正解.
あの細いタイヤ(44c)では,崖っぷちの木の根っこが怖すぎる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

グラベル走行を終え「渡辺体験牧場」に立ち寄る.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

この寒空の下,ソフトクリームを食べる猛者たち.
Kazchariはさすがに遠慮.
シンから冷えそう.

室内のテーブルに置いてあった「牛カタログ」が超面白い.
専門用語のオンパレード.何が何やら...

iPhone15 Pro

夕暮れ迫る中,無事デポ地の駐車場へ戻る.

iPhone15 Pro

次は風呂.
弟子屈の住宅街には公衆温泉浴場が点在している.
最初に行った浴場は駐車場が満車.
で,『ホテル摩周』へ移動.

このホテルの名前,どこかで聞いたことがあるなぁ...おお,ここってブルベ民に有名な宿ではないか.こんな所にあったとは.

2年前の『オホーツク1300』
オーソドックスな行程だと,3日目は紋別をスタートして釧路ゴールが多い.
Kazchariもそうした.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

ただし,ここ弟子屈から鶴居村までは地獄のアップダウンが続く.
ランドヌールの中には,それを避けてここ弟子屈で宿をとる者もいた.
その際はこの『ホテル摩周』が御用達なのだ(たぶん).

iPhone15 Pro

『ホテル摩周』の日帰り温泉は¥400.
もうね,ホテルの外観,内装,浴槽まで何から何まで昭和観満載.
S(昭和)世代には懐かしさしかない.
もちろんサウナなんて気の利いたものはないが無問題

熱めのお湯で暖まった後は,スーパーで買い物.
スーパー『フクハラ』で明日の朝食を購入.
ついでにチューハイも.
レースではないので飲んでも無問題.

スーパーを出発する頃には真っ暗.
札幌組の乗るHIGUMAバスをハスラーで追いかける.

暗闇の中,30分ほど走って「佐伯牧場」着.
ここが本日の宿となる.

いわゆる「マンサード」屋根の建物.
倉庫と言った方が近いか.
想像以上にワイド&ワイルドな空間.
これが全て手作りだというのだから驚き.
大部屋雑魚寝かと思いきや,ちゃんと個室がある.

iPhone15 Pro

夕食はKazchariがもらってきた卵を使ってのお好み焼き.

iPhone15 Pro

他にも「牧場のチーズ&バジルトマト」
これがまためちゃめちゃ美味い.これまでの人生で一番美味い.

iPhone15 Pro

オーナーの佐伯さんやら,隣接するキャンプ場に宿泊されるYさんやらを交えて夕食会.
備え付けの冷蔵庫には,前に泊まった人が置いて行ったビール缶や食材が大量に.
飲んだ分は,自分たちで買ってきたモノで補充する.
なんと素晴らしいシステム.まるで懐かしの学生寮のノリ.

夜はふけ,10時には寝床につく.
薄いマットレスとかけ布団は用意されているものの,夜間の冷え込みには耐えきれそうにない.
指示通り持参した寝袋にくるまり,エア枕を膨らませる.
明日のトレイルライドへの期待も膨らませつつ...おやすみなさい.ZZZ

EMONDAな火曜会に参加して天人峡からのラストチョボライド

2024/10/8 Tue

そして扉は閉められる

iPhone15 Pro

曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:15 ℃,風速:5.1 km/時,風向:NW

はじめて「火曜会」に参加した.

「火曜会」とは何か?

火曜日が定休日の方々の走行会である(たぶん).
旭川チャリ界(?)の中心的存在であるヤマタケさんもこの会に属している.

Natural Born EZOist

どちらかと言えば“ゆる”ではなく“ガチ”
以前から面白そうな会だとは思っていたが,Kazchariは土日祝休の勤務形態なので,なかなか参加する機会がなかった.

だが,先々週,メンバーの一人であるO田さんより突如「今度の火曜日,一緒に走りませんか」とのメッセージが.

残念ながら,急病でもないのに,いきなり職場は休めない.
その日のお誘いはご辞退させていただいて,後日「(今度の火曜日)休み取ったので,どこかに行きませんか」と返信してみた.

こうして初の火曜会参加が実現したわけである.

この日集まったのはKazchariとO田さんの他,Kさん&PさんのHIGUMA CYCLE TEAM,そして謎のE取さんである.
さらに午後からはここにヤマタケさんGTOさんも加わることになった.

9時に東神楽森林公園の駐車場に集合.
既にO田さん着.チャリの準備中だった.

駐車場の前はキャンプ場だが,9月いっぱいで営業終了なのか既に客の姿はなかった.

ここのキャンプ場には思い入れがある.

時に2004年.
2年間過ごしたジャマイカから帰国し,2ヶ月間ヨメさんとの「地球一周の旅」を終えたKazchariは次の職場を探していた.

偶然,旭川に“ご縁”ができて,その年の10月から働くことになったのだが,当地には親戚も知人もいない.
つまり家探しからのスタート.
クルマを所有していなかったKazchari夫婦はオートバイ2台で渡道.
ここ東神楽森林公園キャンプ場に2週間ほど滞在した.

町から離れているので買い出しが不便だったが,目の前の温泉(花神楽)がありがたい.
滞在中は,台風に遭遇しテントごと炊事場に避難.
目の前を常設のテントが転がっていくのを見た.

さて,思い出にひたりながらKazchariもチャリの準備.
久々に軽量快速マシーンの“え~もんだ”ことEMONDAである.

これは豪脚で知られるO田さんに食らいつくため.
もう一つは,今日から2日後に閉鎖されてしまうチョボチナイロード(激坂)を走るためである.

そこへHIGUMA CYCLEのバスも到着.
挨拶もそこそこに,午前中のライドが始まる.
ノープランだったが,紅葉の季節でもあるし,順当に天人峡を目指すことにした.

午後からのチョボに備え,ゆるく走るつもりが...あきまへん.
仲良くローテーションが,いつの間にか“ちぎる”ローテーションになってしまった(あるある).

iPhone15 Pro

特に旭岳と天人峡の分岐点からは顕著.
O田さんとローテしながらも必死にくらいつく.
だが,天人峡トンネル手前の坂で見事にちぎられる...ぐぬぬ.
やっぱり速いわ~

後で聞くところによると「いや~いいトレーニングになりました」
うむ.やはり“そういう会”だったのか.

で,天人峡着.
紅葉の最盛期はもう少し先っぽいが,なかなかの色づき具合だった.

iPhone15 Pro

そこへ写真撮影のバスツアーなのか,白いバズーカ(超望遠レンズ)を携えたナイス・ミドルの方々がぞろぞろと.
その昔はKazchariもあちら側だったなぁ...今ではすっかりお手軽なスマホ派.

紅葉の写真はなかなか難しい.
アップで撮ると場所がどこかわからない.
広角で撮るとなんだかありきたり.

画質そのものは機材的に来るところまで来ているので(+編集できるし),何より構図・時間・場所・光が大事.
Kazchariの場合は,やはりチャリもしくはオートバイを入れこまないと気が済まない.

さらに年を重ねて2輪車に乗るのが厳しくなったら...バズーカ使いに回帰するかも(寂しい話はやめよ)

現在,天人峡では問題となっていた廃ホテルの解体工事が進んでいる.
とりあえず建物は撤去されていた.
話によると,この辺りを公園化(駐車場化)し羽衣の滝へのアクセスを容易にするのだとか.

iPhone15 Pro

残る宿は一軒.
除雪などのインフラ整備との費用対効果の兼ね合いは,かなり厳しそう.

まぁ,そんな妄想はさておき,工事現場のプレハブ小屋の脇を抜けると見えてくるのが足湯である.もちろん利用させてもらう.

つい先日も来たばかりだが,ここの足湯はやはり真冬が風情があって良い.
ただし帰りは地獄だが.

いただき画像

なんだかんだでここの標高は高い.
足はともかく,カラダの方はじっとしているだけで寒い.
汗冷えだ.

困ったことに雨まで降って来た.
雨雲レーダーによると20分は続く様.
滞在時間を延長する.

とは言え,午後組との合流予定もあるし,いつまでもまったりできない.
ウインドブレーカーを着て覚悟を決めて出発.

下り基調で爆走.
真冬でなくても寒いわ.
帰りもローテだが,先頭時は後ろからの圧もエグイ.
まぁ,ロードはこれくらいの緊張感があった方がトレーニングとして最適(そうなのか).

で,分岐にて「大雪旭岳源水公園」方面へ.
公園にて一旦休憩.
ここにたどり着くまでに,一人だけMTBだったKさんをちぎってしまい,離れ離れになってしまった.

iPhone15 Pro

ダム集合との一報を入れる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

Kさんは,どうやら先に行ってしまったらしく合流できす.昼食場所で落ち合うことにして再度連絡.
ダウンヒル後,ようやっとKさんと合流.
サイクリングロードを使って東川へ.

ちょうどお昼過ぎで,目当ての蕎麦屋さんは長蛇の列.
待ち時間がもったいないので,せんとぴゅあ内にある「ひがしかわ食堂ワッカ」さんへ.

iPhone15 Pro

30分待ちと言われたが,これ以上動くのも面倒なのでお昼はここで決定.
施設内の展示物を見物.
さすが芸術推しの町.
飾られている写真もいいし,謎の展示物も味わい深い.

注文した火曜日の日替わりメニュー「照りマヨチキン丼」がやってきた.

iPhone15 Pro

美味し.
食事中,ヤマタケさんGTO氏を目視確認.

いただき画像

午後組を加え,いよいよ今季ラストチョボへ.
てっきりダム側から登ると思いきや,キトウシ方面に向かう.
そう,いわゆる「裏チョボ」から進入するようだ.

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

しばらく続く平坦路でGTO氏と談笑.
ゲートを越えてヒルクライム開始.
いつも同様,気持ちの良い速度でかけ上がる.

で,道道1116号前に接続.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

一旦ここで全員集合.
嶺雲橋を目指す.

もちろん,ここでも橋の手前までO田さんとバトル.
もちろん競り負ける...ぐぬぬ.

iPhone15 Pro

いつ来ても絶景.
ホンマ良いところである.
さらに今日は平日.クルマやオードバイの数も少ない.

iPhone15 Pro

と,しばらく黄昏ていたいところだが,もう10月半ば.
日が傾くとともに,どんどん気温が下がっていく.
つーことで,ジレを着てさっさと出発.

帰りはダム側に下りるダウンヒル.
これまた途中の短い登りでO田さんにちぎられ...(以下略)

iPhone15 Pro

出口着.
この門は明後日には閉じられる.
そして「チョボ」は来年の夏まで長い眠りにつく.

いただき画像

ここからはデポ地の東神楽森林公園まで一気に走る.
そして,途中の坂にて,またしてもO田さんに...(以下略)

いただき画像
いただき画像

無事,デポ地に帰還.
いい汗かきましたね.
もちろんこの後は「花神楽」サ活だっ!

3セットをこなし,ととのう.
カラダを痛めつけた後の,この快感がやめられんのよ.

iPhone15 Pro

つーことで,ウワサの「火曜会」に初参加.
予想通り&期待通りのトレーニングライドだった(そうか?).

Kazchariも既にアラ還.
年齢的に“速さ”を求めなくなってくるのが普通なのだろうが,まだまだこだわりたいところ.
ゆるポタ反対! E-Bike買ったら負け!(※個人の感想です)

そろそろロードのシーズンは終了.
あの暑かった太陽はどこ行った.
これからの季節はMTBグラベルロード紅葉を愛でるのにちょうど良い.
そして,その後は...お待ちかねのスノーシーズンが訪れる.

四季を文字通り肌で最大限に感じる.
ホンマ,チャリは素晴らしい.

iPhone15 Pro

Topstoneなカミフ~芦別グラベルライド

2024/10/6 Sun

隠れた魅力

iPhone15 Pro

曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:14 ℃,風速:7.0 km/時,風向:S

昨日とは打って変わって快晴の日曜日.
本日は3人でグラベルメインのグループライドである.
集合場所は午前9時に上富良野の見晴台公園.
ハスラーにTopstoneを積み,8時半に現着予定で家を出る.

クルマで走行中右手に見える十勝岳が美しい.
登るんやったら昨日じゃなくて今日やったな.
まっ,そんなに都合よくいかないのが人生.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

公園到着後,Topstoneを降ろす.

iPhone15 Pro

しばらくすると,旭川最強のクライマー,Iねーさんがやってきた.
マシンは函岳ライド時と同じ赤いMERIDA

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

もう一人のメンツ,Oさんは?
何やら忘れ物をしたらしく途中で家に戻ったとの連絡.
公園すぐ近くにお住まいらしいので,さほど遅れることなく到着.
バイクはRIDLEYのグラベルである.

メンツが揃ったので,行くぞ.バーン!

今回のグループライドはIねーさん企画.
上富良野から芦別に抜ける未だに舗装されない道道70号,および芦別郊外のグラベルを走るというもの.
昼食はもちろんガタタンラーメン(予定)だ.

芦別名物「ガタタン」ってなに?

そして,Oさんは2年前に地域おこし協力隊としてカミフに移住.
観光協会に所属しているので,カミフのグラベルをはじめ...いや,それどころか全国の坂か.豪脚の持ち主である.

え!?登らないんですか?

つーことで,今日はお二人に完全におまかせライド.
どんなルートなのか楽しみである.

まずは短いグラベルや舗装路をつなぎ,道道70号の未舗装開始地点着.

iPhone15 Pro

グラベル走行に備え,タイヤの空気圧をチャックするお二人.

iPhone15 Pro

Kazchariは例によって適当.
いつもだいたい2Barくらいで舗装もグラベルも走る.

iPhone15 Pro

Kazchariは以前この道を走ったことがある.
ファット&オートイバイつながりのkaba3とである.

モンキー125,ブルベを走る!?(その1)

「旭川周辺でもグラベルブルベを」との企画からの調査ライド.
モンキーで走った.
その後,音沙汰がないのでポシャッたかな?

いただき画像
iPhone15 Pro

この道は交通量が多い.
生活道路として使われてもいるが,意外に目立つのが「わ」「れ」ナンバー,つまりレンタカーである.
好んで未舗装路を選ぶ旅行者が多いとは思えないので,おそらくGoogle先生(マップ)が,この道を指定して来るのだろう.

確か「南富良野-占冠間」の林道も,迷い込まされるレンタカーが多いと聞く.

Google先生なぁ...Kazchariも台湾旅行時にヤラれまくった.
今思えばあれはあれで楽しい思い出なのだが.

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その1)

つーことで「広くて路面も締まっているが交通量が多い道道グラベル」を快走.
一番標高が高い地点に到達.お待ちかねのダウンヒル開始!

iPhone15 Pro

そこそこのペースで下っていくと,Iねーさんが地図上で見つけたという,脇道グラベルの入口に到着.

iPhone15 Pro

一応,地図が貼ってあるがどこについながるのかはよくわからん.
通行する場合,本来なら山歩き用のマップやGPSが欲しいところ.
熊リスクもある.
まぁ,3人だし,完全に廃道というわけでもなさそうなので,行けるところまで行ってみることに.

iPhone15 Pro

現れたのは急坂ダウンヒル.
路面デコボコでジャリジャリとなかなか楽しい.

だがしかし...やっぱり廃道なのか,やがて倒木が行く手を阻む.

iPhone15 Pro

それも1本や2本ではなく,この先ずっと倒れまくり.あかん.

いただき画像

素直に諦めて戻りますか.
ということは...さっきの激坂を登る!?

iPhone15 Pro

30%近い坂で砂利路面.
さすがに無理なので押し歩き.これぞグラベルライド.
まぁ走るならMTBかな.

いただき画像

道道70号に戻りダウンヒル再開.
この道,芦別に近づくにつれやたらに道が細くなる.
拡張する気なし=しばらくは舗装されなさそう.
そして迷い込んだと思わしき荷物山積みのハーレーとすれ違う.そんな装備で大丈夫か?

で,道道を抜け次の目的地へ.
けっこうな山超え.

iPhone15 Pro

クライマーIねーさんの次なるオススメは「上金剛山展望台」
ふっふっふ,なかなかの激坂との話.
お約束の「クマ注意看板」あり.

iPhone15 Pro

この頃になると気温上昇プラスなかなかの斜度で汗だく.
やたらに細い道なのに登ってくるクルマをよける.
あー,ここって比布のあそこにプロフィールが似てるかな.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

つーことで展望台着.
そこに広がるのが...

iPhone15 Pro

なかなかの絶景.
天気も良いし360°展開.
開陽台にも負けない...かも知れない(そうか?)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

で,下山開始.
この展望台のまわりはグラベルだらけ.
マップを見ながら行き先を決める.
「NISEKO GRAVEL」っぽい感じのグラベルを進む.

iPhone15 Pro

途中の分岐にて.
位置的に左の坂道が,展望台から直で降りる道.
かなりヒドイ道(ホメ言葉)で,もし選んでいたら無事には降りられなかっただろう.

いただき画像

全国にいくつあるんだ的名称の「旭ヶ丘公園」着.
ジョギング用(?)周回コースの表示があった.

駐車場付近には坂があるし,ここでレース開催したら盛り上がりそう.
町起こしにどうでしょう?
”サイクルツーリズムは儲からない”という話もあるが...

サイクルツーリズムはお金にならない?サイクリストはお金を使わない?

iPhone15 Pro

そろそろお昼.
腹が減った.

ここは予定通り芦別市内でガタタンラーメンを...が,有名店だと時間的に長蛇の並びが予測された.
ここは素直に道の駅「スタープラザ芦別」に向かう.

途中,巨大観音像の脇を通過.
レジャーランド?
紆余曲折あり,現在は宗教法人が所有しているようだ.

思えば,スタート地点のカミフ見晴台公園のそばにも観音像あり.
本日はここで折り返しなので,観音像2体をつなぐライドとなった.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ツーリングや出張時に何度も立ち寄った道の駅.
30分ほどの待ち時間で食事にありつく.
メニューはガタタンラーメン...ではなくチャーハン.
美味いのだが,いかんせん量が...Oさんみたいに大盛りにすればよかった(サイクリストあるある)

iPhone15 Pro

カロリー不足分はデザートで補うッ!
屋台で販売されていたクレープを購入.美味し.

iPhone15 Pro

当初は国道を通ってカミフまで戻る予定だったが,せっかくなので,かねて興味があった民泊『貞子の家』への立ち寄りを提案.
2人の同意が得られたので向かう.

iPhone15 Pro

で,国道を少しそれて,しばらく走るとシンボルのネコバスが見えてきた.
色々突っ込みどころがありすぎて楽しい場所.
世が世なら間違いなく『ナイトスクープ』パラダイス案件.

iPhone15 Pro

民泊 貞子の家

深川の”トトロ峠”にあるネコバスの方が有名だが,リアルさ(気持ち悪さ)はこちらの方が上.

夏ver.⇒ Topstoneなイルムケップ•スカイラインライド

冬ver.⇒ ファットなネコバス,深川散歩ライド

iPhone15 Pro

バスの中も自由に撮影可.
むしろ積極的にSNSなどで拡散してほしい旨の張り紙あり.
ホラー映画キャラのマネキンより雛人形が怖すぎる.

iPhone15 Pro

バスの周りをウロウロしていると,庭で焼き肉をしていた方々から「家の方も見てってください」とのお声かけ.
宿のオーナーさんかな,と思い家に近づくと,なぜか女性がとんできて「中には入らないでください!私達が借りているので!」と注意される.
ややこしいわ!

まっ,外から確認できるだけでも「テレビから出てくる貞子」など,おふざけ全振りの内装が見て取れた.
泊まりたいか?と問われると...だが.

iPhone15 Pro

国道に戻り,今度はIねーさんの提案で「清里ダム」に寄ることに.
実はダムマニアらしく,カードをコレクションしているそうな.

iPhone15 Pro

キャンプ場併設のダム湖畔.
バイク(2輪)専用エリアがあるなど,快適に過ごせそうな空間.
ちなみにIねーさんからダムカードをいただく.
別にコレクターではないのだが,タイヤのサイドカット時,ブート代わりに使えるのだとか.
なるほど.サドルバッグに忍ばせておこう.

このまま国道を進むと富良野市内まで行ってしまうので,途中でショートカット.山間を抜けてカミフに戻る.

iPhone15 Pro

日が落ちるのが早くなった.

寒さが増す中,千望峠からのダウンヒル.
地域随一の絶景ポイントでしばし休憩.
「あらためて,いいところに住んでるよなー」と,同じく道外からの移住組であるOさんと共感.

iPhone15 Pro

つーことで,芦別方面の持つポテンシャルを感じる楽しい1日だった.
とは言え,こうした地方都市が衰退していく未来は変えられないだろう.

折しも衆院選が近い.
候補者はさかんに「地方の活性化」=「財源もっとよこせ」的政策を唱えるが,本当は気づいているはず.
時,すでにお寿司なことに.

まぁ,北海道に限らず日本の田舎はどこも似たようなもの.
それでも地域「再生」よりも「縮小」にかじを取ります...とは言えない.
今度の衆院選でもインフラ集約,ミニマム社会について言及する候補者はいない.言えば落選するのだろう.

将来的にヒトはドームもしくは城壁都市に住んでいて,他はロボが働く農園およびヒトが住まない無限の荒野が広がる...
『進撃』『ザブングル』『マッドマックス』の世界待ったなしか.

もちろんその時代にKazchariはいない.
なんとかして見れる方法はありませんか,貞子さん?

iPhone15 Pro

「ビデオテープに念をこめればいいのよ」

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

2024/10/5 Sat

グラベルロードは万能なのか

iPhone15 Pro

晴れ.温度:13 ℃,湿度:88%,体感温度:13 ℃,風速:13.8 km/時,風向:NW

チャリ趣味&SNSのおかげで,あちこちに知り合いが増えた.

毎年十勝岳の凌雲閣で行われる「十勝岳紅葉祭り」に知人のGTO氏がカレー店を出店されるとのこと.
これは行かねばなるまい.

第53回十勝岳紅葉まつり

「上富良野十勝岳クライム」こと通称「カミヒル」は,この地域,いや北海道でもっともエグイ登り.
今年は何度登った? 5回ぐらい?
いずれにせよ,毎回気合いを入れて登る山である.

となれば,通常チャリのチョイスは我が軽量登攀決戦自転車EMONDAになるわけだが,昨夜の雨で路面が濡れている&明日(6日)は別口のグラベルライドが控えているということで,”汚れてもいいや”的判断でTopstoneをハスラーに積む.最近,一番出番が多いなぁ.

メッセージでGTO氏に連絡をとった所,10時開店とのこと.
逆算して9時に登り始めればいいか...というのはトラタヌ.
そんなレース強度で登れるわけがない.

結局ダラダラと準備をし,Topstoneをハスラーに積んで,カミヒルのスタート地点である日の出公園に着いたのは9時半頃だった.

iPhone15 Pro

快晴である.

駐車場には,これまた登りまくりのIさんがいた.
同じくGTO氏のカレー店に行くとのことで「一緒に登りましょう」と声をかけるが,TさんやSさんと待ち合わせし(これまた知り合い)10時出発予定とのこと.

Kazchari的には息子の送迎義務もあって,早めに帰宅したいが,10時までは残り15分ほど.待たせてもらいますか.

つーことでしばらくすると,帯広からのTさんがやってきた.
ブルベやらなんやらでよくご一緒するENIWA RACING所属.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

常にスカーフを巻いているおシャな方である.
グラベルライド時は,確か先代Topstoneに乗っておられたような...

もう一人,上富良野の重鎮Sさんは...都合によりキャンセルらしい.

結局,Iさんを含む3人でカレーを食べに...いや,凌雲閣を目指すことになった.

計測地点を越え,いつものチェーン装着場までは談笑.
Tさん,近々上富良野に引っ越すそうな.
確かに魅力的な街である.

いただき画像

チェーン装着場を過ぎると,Kazchariのヒルクライム病が炸裂.
ケイデンスを上げてスピードアップ.
おかしい.
今日はグラベルロードだし,ゆるポタのはずだが...
カラダが言うことを聞かん(だから病気).

で,ここからは一人旅.
例によってペダリングと呼吸を意識しながら回す.

なんと,雨がポツリポツリと降ってきた.
ついさっきまで快晴だったのに.
とかく山の天気は変わりやすい.

あれ,つい最近も同じような経験をしたような...

EMONDAな雨のカミヒルライド

分岐を越えて,いよいとゴールまで2km.
お祭りのせいで,いつも以上にクルマが集まっている.
駐車場に入り切らない路肩駐車の車両も増えてきた.
この時期の名物である.

霧雨の中,ようやくのびしょ濡れゴール.
それはともかく寒いって.

iPhone15 Pro

凌雲閣横のベンチに移動.
ルーティンなら,ここで赤コーラなのだが...飲めるかい! 凍えてタヒんでまうわ!

そして,ご覧の通り,真っ白で眺望ゼロ.
ウインドブレーカーを着こみ,IさんTさんの到着をしばし待つが,今日に関してはここはデスゾーン.
GTO氏のカレー屋さんに移動しよう.だ,暖房が入っているハズ.

iPhone15 Pro

少し下った旧山荘(?)がGTO氏のお店.
知っていたから看板を見つけたが,あまりに目立たないので素通り客が多そう.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

男気あふれる一品勝負.

iPhone15 Pro

店内に入る.
ワンオペと聞いていたので,かなり待たされるかと思いきや...なんとお客さんゼロ!

キッチンのGTO氏に挨拶.
「お客さんいませんけど,大丈夫なんですか?」
時刻は12時少し前である.

GTO氏⇒「いやぁ,看板小さかったですかねー.Kazchariさんが第一号ですよ!」

喜んでいいのだろうか?
もちろん,パキスタンカレーを注文(しかできないけど).
パキには行ったことがないので,どんなカレーなのか想像つかない.

【お肉ホロホロ】スパイスの香りを楽しむパキスタンカレー

そう,確かにこのレシピ通り,肉がホロホロと崩れる.
かなり長時間煮込むようだ.美味し.

iPhone15 Pro

しばらくして,IさんTさんも入店.
もう少しゆっくりしたいところではあったが,既述の通り家族関係業務があるので早々にお暇.

さぁ,地獄のダウンヒルの開始だぁー.
明らかにウインドブレーカーだけではキツイ.それにグローブは指出しだ.

一刻も早く標高を下げるべきだが...紅葉が美しくて一旦停車.
ここはいわゆる14%坂.
あっ,フロントバッグの口が開いたままやった.

iPhone15 Pro

分岐点を超えて,ここは「心折坂」
ダウンヒルだと折れません.サイコーにハイッってヤツだ.
うむ,だいぶ気温・体温が上がって余裕が出てきた.

iPhone15 Pro

デポ地の駐車場に着くとこの快晴!
山の天気は恐ろしいのぉ.

iPhone15 Pro

短い時間だったが,実に内容の濃いライドだった.
これはヒルクライムならでは.

グラベルライドも同様にコスパいいかな.
そう,明日はジャリジャリのグループライドの予定.

今日のカミヒルをSTRAVAで確認すると,計測区間で1時間3分とグラベルロードにしてはまずまずのタイム.
坂でも砂利でもよく走る.
おまけにleftyのキモカッコイイデザイン.
ホンマ,ええチャリやな.

モンキー125,紅葉を求めて三国峠へ

2024/9/29 Sun

峠と紅葉とオートバイ

iPhone15 Pro

好天の日曜日.
昨日はチャリでグラベル三昧.

Topstoneな川と畑の美瑛グラベル三昧ライド

脚が少々お疲れモードなので,今日はモンキー・ツーリング.

当初はブルベ「旭川400」をなぞるルートを考えていたが,普通に走って10時間近くかかる.出発時間を考えると少々無謀なので,三国峠までの往復とした.

モンキー125,ブルベを走る!?(その1)

この時期の大雪山系と言えば紅葉の最盛期.
さて,今日はどの様な感じだろう.

本州からのライダーは,この時期になるとかなり減る.
大阪在住の頃のKazchariもそうだった.
日中はともかく,朝晩の冷え込みに耐えられなくなってくる.
特にキャンプ時は辛い.

出発前に空気圧をチェック.
ロードバイクほど厳密に管理はしていないが安全のために.
現在の走行距離は約8000km
そろそろリアタイヤの交換時期か.

iPhone15 Pro

トップケースには,いつも通りお風呂セットをin.
とは言え,入浴後に冷えるのは困りもの.
オートバイの弱点やね.
気分が乗れば入りましょう.

さぁ,出発.

ナビ代わりのSIMなしiPhone7
Amazon Musicの楽曲をダウンロード(オフライン再生)して,インカムで聴いているが,しばらく使っていなかったせいか,認証(?)のため,一度サイトに接続しろとの指示.
時すでにお寿司.
家から遠く離れてしまっている.

仕方がない.
今日は音楽なしで,風とエンジンの音を愉しむことにする.

iPhone15 Pro

オーソドックスに国道39号を使って上川方面へ.
道内ライダーのシーズンはまだ終わらない.たまにヤエー

地味な外観&高梨沙羅の実家経営(今も?)&人出不足で閉店したもののすぐに復活で有名なセブンイレブンで休憩(属性多し).

iPhone15 Pro

チャリと違ってカロリーや栄養はあまり考えなくても良いはずが,結局いつもと似たようなメニューを選んでしまう.

iPhone15 Pro

野菜生活スムージー,美味し.

やたらに長くデンジャラスな銀河トンネルを越えて,大函に寄ってみる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

旧線路や旧道跡が見える.

iPhone15 Pro

この林道,走ってみたいなぁ.

iPhone15 Pro

うん? 自転車はダメとは書いていない(ダメです)

iPhone15 Pro

徐々にクルマが増えてきた.
のんびり走るクルマが先頭で渋滞が始まる.
(メーター読みの)制限速度を守るのは”正義”だが,後続車からのプレッシャーによく耐えれるものだ,と思ったりなんかしちゃったりして.
案の定,数台のSSが猛スピードで追い抜いていく(ダメです)

分岐にてダムを越え,三国峠方面へ.
紅葉シーズンによる通行制限中の高原温泉を通過.
この熊だらけで有名な撮影スポットに行くには,シャトルバスに乗り換える必要がある.

今日はオートバイなのでさほど気にはならないが,標高が徐々に上がっていく.
この道を通るのは6月の「Flèche」以来か.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

iPhone15 Pro

そういや「Flèche」って完走メダルはないのだろうか?
かなり日が経つものの何も届かない.
まぁ,思い出として楽しかったから別にええけど.

それにしても,さすがオートバイである.
チャリと違って,あっという間に三国峠に着いた.

駐車場はクルマやバイクでごった返している.
好天かつベストシーズンだけのことはある.

人がいなくなったタイミングでいつもの看板前記念撮影.
遠くにマス・ツーリングのハーレー軍団が登ってくるのが見える.

iPhone15 Pro

さて,ここからどうする?

基本的にチャリ感覚で距離と時間を換算するクセがついてしまっている(時速25km/h)
それゆえか予測時間よりも早く峠に着いてしまった.

このままUターンして上川に戻るのはもったいない.
いっそ,士幌側に下りて狩勝峠周りで帰る?

少し悩んだ後,とりあえず士幌側へ向かうことに.
せっかくなので絶景を見ながら橋上を走らないとね.

iPhone15 Pro

下り終えた後もしばらく進むが,帰宅時間のことを考えて冷静さを取り戻す.
さすがに「旭川400」のトレースは無理無理無理.
モンキーで夜間走行なんぞしたくないし.

iPhone15 Pro

三国峠へターン.
駐車場はスルーしてトンネルをくぐる.

iPhone15 Pro

そういえば近くにグラベルに入る道があったはず.
少し寄ってみますか.

iPhone15 Pro

グラベルと紅葉.映えますなぁ.
これくらい整備されていると,モンキーで問題なく入っていける.

iPhone15 Pro

今年の紅葉にはベストなタイミングで来れた感.

iPhone15 Pro

さて帰りますか.腹も減ったし.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ここのシラカバ群,お気にいり.人工的やけどな.

上川の町を越えて,昼食はいつもの「山の食房」へ.
ポークチャップ...ではなく,今日はとんかつ定食.美味し.

iPhone15 Pro

で,家を目指す.
愛別あたりで少し寄り道.

iPhone15 Pro

本日も無事故で帰宅できた.

オートバイの免許を取ったのは19歳の時.
つまり38年間,ライダーを続けている.
この間,日本不在などのブランクがなかったわけではないが,常にバイクを1台は所有している.

今ではチャリ趣味に金や時間などのリソースを費やしているが,オートバイをおりる気はまだない.

チャリと同じ道を走っても違う感覚で景色が見える.
不思議なものだ.

オートバイ・ツーリング時は周囲の環境に目が向けがち.
チャリのライドでは,自分の内面に注意が向く.肺,心臓,筋肉.自分の生を感じる.

方向性は異なるが,いずれもマインドフルネス
今,この瞬間に集中し,かつ楽しむ.

言うまでもなくオートバイは非常に危険な乗り物.
チャリと同じ2輪車=不安定だが,絶対スピードが速い分,オートバイ事故の方がダメージが大きいと思われる.
自分が細心の注意を払っていても,相手のミスで死ぬこともある.

マスコミや世間の注目度が高いためか,クルマよりもオートバイ事故の方が報道の割合が多い気がする(そしてコメント欄が大荒れ).

「相手が悪くても死ぬのは自分」がオートバイ.

Kazchariも長いライダー歴の中,事故ったことも転倒したこともある.
その時の傷もまだ残っている.
今,こうして普通に生活できているのは偶然.
ゆえに,今日という日を無事に楽しく過ごせたことに感謝.

あっ,温泉入ってないわ.今からサ活へGo!

iPhone15 Pro