2023/7/1 Sat
魔改造ではありません
ロードバイクの室内練習用として,2台のローラー台を使い分けている.
1台はダイレクトドライブのスマートトレーナー「Tacx Neo Smart」である.
2018年に海外通販のWiggleにて¥110,000ほどで購入.
今よりかなり安い.
そうかぁ,もう5年になるのか.
Zwiftで毎日使っているが,ノーメンテで運良くトラブルなし.
もう一台は定番の3本ローラー「MINOURA Moz-Roller」.
こいつは最初のロードバイクとほぼ同時,つまり2006年から使っている.
となると...17年モノか.丈夫だ.
この2台,特性がまるで違う.
スマートトレーナーはZwift用,つまりゲーム的に楽しめている.
坂道やダートでの抵抗付加機能も面白い.
Kazchariはめったにやらないが,トレーニングやレース参加もパフォーマンス向上に効果的.
選択したコースによっては,アニメや映画を観ながらダラダラと漕げる.
ブルベの練習になっている?
当然,昔ながらの「3本ローラー」の方が実走に近いのは確か.
バランスが重要,つまり全身を使って漕いでいる.
そして油断すると落車する.
念のため,Kazchariはベッドの横に設置している.
これで,いつ転けても安心・安全(そうか?).
前方に鏡があるとフォームのチェックにもなる.
ただしダンシングができないので(技術の問題),長時間乗るとケツが痛くなるのが困る.
そして最大の欠点は...うるさいこと.
振動もスゴいらしい.
Kazchariは2階で使用している.
防振マットや防振ゲルなどを使って色々と対策しているものの,先日,とうとう階下にいた家族から「うるさい」とクレームが来た.
イヤホンをしているので自分でわからない.
ただし,このMoz-Rollerはもう17年も使っている.
なのに今さら苦情とは...
とうとう故障?
つーことで,調査および修理を試みることにした.
参考にしたのが以下のサイト.
さすが人気商品,レビューがたくさんある.
ミノウラのサポートデスクにモッズローラーのメンテ法を訊いてみた
【効果あり】3本ローラーを末永く使う方法|ローラーローテーションで寿命は3倍
確かにローラーの溝付近,赤いプラが削れて,防振マットやベルトが粉まみれになっている.
つまり2つ目のサイトの状況に近い.
参考にしてローラーを分解してみる.
ナットのサイズは17mm.
自転車用工具では見かけないサイズだが,オートバイでは使う.
ゆえにすでにメガネレンチを所有していた.
トネ(TONE) ロングめがねレンチ(45°) HPM45-1719 二面幅17×19mm
うん?
参考サイトにあるような,赤い樹脂が削れてクルクル回ることはない.
ローラーを降っても異音なし.
つーことで,これ以上の分解はせず,ローテーションだけを行うことにした.
つまり後輪用を受ける前と後ろの2本を入れ替えた(前の方が負荷が高いはず)
そして組付け.
なぜか真ん中の支持プレートのネジが締め付けできなくなった.
ネジ切ってしまった?
仕方なく強力両面テープで対応(問題なし).
さて,ここからが本番.
先日購入したこいつを取り付ける.
買った理由は...もちろん,レース前のアップ用だ.
恥ずかしい話だが,以前ノーマルの3本ローラーをクルマの横に設置し,アップを試みたが,転倒・落車が怖くてできなかった.
スピードに乗る=回せば安定するのはわかっているのだが,度胸がなかった.
でも,これなら安心.
そして朝からDOMANEとEMONDAの洗車と整備.
明日のレース車両の最終選定.
まずはDOMANEをヒルクライム仕様にチェンジ!
- 軽量ホイール(BONTRAGER Aura5からParadigm Eliteへ)
- タイヤサイズが28から25cへ
- TPUチューブ
- サドルをペラペラの中華激安カーボンに
- レックマウントのステーを外してサイコンはステム直付け
- 閉鎖コースゆえ,ライト,ベル,ツールケースを外す
これで重量6.9kg.
で,機材ドーピングと意気込んで購入した新車のEMONDA.
そのカスタムは「ライト,ベル,ツールケースを外す」のみ.
これで重量7.6kg.
おっ,意外にもDOMANEの方が700gも軽い(そりゃねぇ).
ホンマはあの大チョンボさえなければ,EMONDAもさらなる軽量化ができてたのになぁ...
機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...
はい,つーことで明日のレースはDOMANEで.
これはあれやな.
某キリンさんが,デカ尻との決戦であえてカタナで挑むのと同じやな(意味不明).
早速,庭にMoz-Rollerを持ち出して,DOMANEを接続.
ピンディングシューズを履いて乗ってみた.
見た目不安定だが,意外にガッチリ.
よくできている.
一応,マニュアルには「ダンシング禁止」と書いてある.
漕いでみる.
おおっ,普通だ.
ノーマルローラー時より,若干後輪荷重に思われるので,こればっかり使っているとタイヤの摩耗が早そうな気がする.
ああ,そういや昔一時使ってた固定ローラーがそうやったな.
つーことで(自分との)決戦の準備はできた.
後は前回の記事通り,栄養管理をして明日に備えよう.
機材は用意できた.
明日のスケジュールを確認.
以下の記事を参考.
レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド
4:00 起床・朝食
5:00 出発
6:00 受付
6:20 ~ 6:50 アップ
7:20 移動
7:45 整列開始
8:00 スタート
アップは徐々に強度を上げていくが,トルクよりケイデンス重視で.
最後の10分はクールダウン.
さて,どう戦い抜くかな.