春・九州・BROMPTON Day6:阿蘇北外輪山

2026/3/26 Thu

春の風と野焼きの匂い

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晴れ時々曇り.温度:11 ℃,湿度:73%,体感温度:9 ℃,風速:12.2 km/時,風向:NNE

Day5はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day5:天草~三角~熊本

九州のチャリ旅といえば,真っ先に思い浮かぶのが「阿蘇山」.

19歳.オートバイ購入後初のロングツーリング.
その行き先が九州だった.
大阪港からフェリーで宮崎に入って北上.
カメラも持たず,行き先も決めずにうろうろ.
湯布院を経由して,やまなみハイウェイを目指したことはうっすらと覚えている.
そして強風吹き荒れる中,横風にあおられて転倒.
斜面に倒れた400ccのバイクを一人で起こすことができなくて,クルマの人に助けてもらった(こういう記憶は鮮明に残る).

今回のチャリ旅でも当初は「阿蘇」をルートに組み込んでいた.
だが,寒さ,強風,黄砂,花粉,野焼きなどの悪条件が揃うこの時期,AIにも散々脅されて別ルートを再検討した.

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

その阿蘇行きプランが,天気の周期もあって復活.
遅ればせながら「熊本から阿蘇までチャリで自走する必要はない.輪行して”おいしいところ”だけ走ればいいのだ...」と気づいた.
ようするに本日は同じホテルに連泊である.

昨日は雨に降られたが,本日は快晴予報.
気温も高めという.
これは千載一遇のチャンスでしょう.

朝食はコンビニで取ることにして7時前に宿を出る.
朝日がまぶしい.

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そして荷物を下したBROのなんと軽快なことか.
連泊の恩恵を最大限に利用.
まるで羽が生えた感.
これで阿蘇もすいすい登れる(はず).

7時半頃に熊本駅着.
輪行準備をして,JR豊肥線の阿蘇駅までのチケットを買う.
事前に調べた際,¥4,000という運賃設定に驚いたが,それは完全に誤解で,それは大分行きの観光列車「あそぼーい」の料金だった.
各駅停車のローカル線だと¥1,300で一安心.むしろ景色をじっくり見たい派としてはこっちの方がベター.

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駅構内にファミマを発見.
総菜パンと野菜ジュース,缶コーヒーの朝食.
これからヒルクライムだというのに,いつもと比べると圧倒的に少ない.
大丈夫か.

さて,世間的には平日の朝である.
見事に通勤・通学時間と重なり結構な人出.
土地勘のない場所,行き先である.
どこから乗るのかもさっぱりわからん.

こんな時には素直に駅員さんに聞きましょう.

すいません阿蘇駅に行きたいのですが.

「1番ホーム,7時49分発の肥後大津行きに乗ってくださ~い」

はい,わかりました...って,今何時? 7時47分やんけ!
BROを掴んでダッシュ&ダッシュ.ちゃんと時刻は調べておきましょう.
こいつを逃すと次は10時46分だった.やばいやばい.
で,肥後大津って何? 阿蘇じゃないの?

輪行のセオリーとして,先頭もしくは最後尾車両のドア付近のスキマにチャリを置く.
昨日と違って混んでいるのだ(大阪の比ではないが).
もちろん座らない.
見知らぬ風景を楽しむ.

やがて,懸念の「肥後大津」駅着.
「え~この電車はここで終着で~す」とのアナウンス.
次,どうすんの?

こんな時には人頼み.

折り返して熊本駅に向かうと思われる乗客の女性に「すいません.阿蘇に行くにはどうしたらいいんですか?」と聞く.

大荷物のピチピチジャージのおっさんにいきなり話しかけられたのだ,その女性,ふるえる手で「あ,あっちのホ,ホームの黄色い電車に乗って...」と指さす(やや誇張してます).

ありがとうございましたぁ!とあわてて移動.
なんかすっかり海外を旅行している気分になってきた.楽しい.
(事前に時刻表や接続を調べておきましょう)

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肥後大津駅を出発.
運転手さんに阿蘇行であることを確認して一安心.
朝食食べますか.

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ここからローカル度が上がる.
架線がディーゼルに変わる.

カルデラを越えるダイナミックな路線はなかなか感動的.
標高を稼ぐためにスイッチバックを行うなど,鉄道オタクにはたまらん路線らしい(アナウンスあり).Kazchariは”鉄”ではないが,それでも面白かった.

ただし一つ懸念事項が...
停車駅でドアが開く度,冷風が車内に入り込んでくるのだ.
標高が上がるに連れ,明らかに気温が下がっている.

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となると困るのが服装.
いつもの長袖インナーに半袖ジャージ.
ビブ+レッグウォーマー.
指出しグローブ.

防寒具として持参しているのはウインドブレーカーのみ...
もしかしてやっちまった?

で,なんだかんだでJR阿蘇駅着.

駅舎の前で輪行解除.
やはりヒヤッとする.
なけなしのウインドブレーカーを羽織り,行くぞ!

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すぐ目の前にローソン発見.
ここで補給すべきだった...(アドレナリン全開)

先日の島原半島同様,適当に走ると迷ってしまい時間配分ができなくなると判断.
昨夜のうちにおすすめルートをナビに入れておいた.
参考にしたのはこのサイト.

阿蘇サイクリングコース「道の駅阿蘇」

ホンマ世の中便利になった.
しっかりgpxファイルを用意してくれている.
掲載されているルートのうち,阿蘇駅スタートのROUTE1「阿蘇五岳一周ルート」(65.7km/1,457m)と,ROUTE2「阿蘇北外輪山ルート」(57.8km/847m)の2本をナビにダウンロードしておいた.

もちろん,走りごたえのあるのはROUTE1だが,距離+獲得標高を考えると,現時刻の10時出発,帰りが14時の列車だとかなり厳しい.
ゆえに,今回はROUTE2を走ることにした.

走りだしてすぐにグラベル.やれやれだぜ.

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最初は田んぼエリア.
そのせいかあちこちから湧き水.
わんさか噴いていて,絶対においしそう.

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この印象的な一本木を過ぎると,すぐに登り開始.

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ROUTE2は実にわかりやすい台形プロフィール.
苦しいのは前半.

https://www.aso-denku.jp/aso-cyclingguide-course/より

登りに入ると道が急に細くなり,舗装も荒れだす.
交通量も皆無で「ホンマにここ?」的なルート.

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荷物がないと楽だな.
とは言え,さすがに登り続けていると汗が出てきた.
ウインドブレーカーをキャストオフ.
意外にも,この後,駅に戻るまで着ることはなかった.
ヤバい寒気は朝だけ.山の気候だな.

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ナビに表示されるのは,このエグイつづら折れ.
とは言え,最大でも10%程度の斜度か.

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登り終了.
外輪の尾根に到着したようだ.
早くも絶景が待っていた.

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野焼きは既に終了.
荒涼とした景色の中を走る.

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眼下に見えるグネグネ道は,走りごたえありそうなグラベル.
アメリカ的というか,メーカーのパンフに乗ってそうな道である.
さすがにBROでの突入は遠慮した.
つーか,勝手に入ってもよいのだろうか?(たぶんダメです)

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昨日の雨の名残.
逃げ場はないので,押し歩く.
BROのフェンダーは超優秀なので全く汚れない.

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どこからどこまでなのかわからんけど,個人の牧場内道路を走ってきたようだ.

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ここから少し広い道路に出る.
いわゆる「ミルクロード」である.
40年前も通ったと思うが,全く覚えていない.

風が強い.
サイドスタンドだとコケる可能性があるので,おすわりスタイルに.
リアラックが付いたので安定感抜群である.

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カルデラの尾根をぐるっと周る.
なんかケニアに似た風景だな.
KUMAMOTOつながりだけに(違う).

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で,一大観光スポットである「大観峯」着.
クルマもバイクもヒトも混ざってエライ人である.
平日とは言え,さすがハイシーズンだ.
ご覧の通りの晴天やし.

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自撮りもいいけど,今日の旅はここがハイライトになりそう.
誰かに頼んで全身像も撮ってもらうか...
近くにいい人は...おお,ちょうどヒジャブをかぶったおねーさんが.
顔がアジアっぽいので,マレーもしくはインドネシア人とみた.

「Excuse me, Would you take a photo of me?」

「sure!」

おお,通じた.ダメならマレー語(「Photo,boleh?」)を用意していたけど.

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もちろん撮影後は「You, too?」と聞くのがマナー.
でも「no thank you」と断られた.
台湾でよくしてたように一緒に撮ればよかったかな.

最後に「Terima kasih!」と言うと,しっかり「Sama sama~」と返ってきた.やっぱこういう交流が旅の醍醐味だな.

と,おねーさんに挨拶していると,突風が吹いてBROが倒れてしまった.

くぁwせdrftgyふじこlp~!

運悪く,フレーム部分が台座の角にガリガリと...

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シクシクシク36.これが旅チャリの運命か...人は何度同じ過ちを繰り返すのか...
※ 旭川に帰宅後,ガンダムマーカーでタッチアップしました.

撮影後,大観峰の売店まで走る.
バイクが大量に止まっている.
そこから展望ポイントまで歩くのがセオリ―のようだ.
もうBROをこかしたくないので,おすわり姿勢でイスにロック.

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200mほど歩いてでっぱりの先端へ.

...うーん,なんか思ってたんとちゃう.
写真でみた,道路がウネウネと続いているいわゆる「ラピュタの道」が見れると思ったのだが...(※それは別の場所で現在通行止め)

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売店に戻り腹ごしらえ.
朝,総菜パンを食べたきりなので飢えている.
ただし,スナック的なものしか見つけられず,かつ量のわりに高いのがネック.
そんな中,「馬まん」なるものを発見(¥500).
要するに馬肉まんじゅうだ.
これはここでしか食えない.買いだな.

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まっ,普通.
ゆっくりしたいところだが人が多すぎて落ち着かん.
平日でこれだと,土日はとんでもなさそう.

不思議なことに,阿蘇という聖地的な場所にもかかわらず,ここまでチャリの姿を全く見ていない.
そして,かれこれ6日ほど九州に滞在しているけど,スポーツチャリと交差したのは全部で3台ほど.
びっくりするほど会わん.なぜ?

台湾や四国,ましてや北海道とはエライ違いである.
九州はサイクルツーリズムがいまいち浸透していないのか.
これは九州一周もしくは,3島制覇ジャージの導入待ったなしやな(燃える).

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「大観峯」を出ると下り基調.実に爽快.

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なんだかんだで絶景続きでストップ多し.
あちこちにスポットがあるけど,私有地や立ち入り禁の牧草地もあるので注意.

牛,発見.
北海道と違って「肉」用だろう.今夜は何食べる?

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にしても良い景色だ.
BROの,先を急がせないゆったりとしたポジションが,今,ここにいる幸福を実感させようとしてくる.

阿蘇へのルート変更は大正解だった.
心配していた花粉も黄砂も野焼きも全然問題なし.
空気も澄んでいる.

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チャリには全然会わないけど,オートバイはガンガン走っている.
若い時はオートバイに夢中,還暦近くになってチャリで(一般的には)ハードな旅.順序が逆だな.

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凍結注意の看板.
九州でも凍る時には凍る.
事前情報でも「3月はまだ降雪の可能性がある」とのことだった.
早朝だと湧水が流れた後の道路がアイスバーン化しててもおかしくない.
今日は大丈夫やけど.

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プロフィールの台形の縁を,長々とダウンヒルして北外輪山周遊終了.
むっちゃ楽しめた.
次回,再訪時にはROUTE1,つまり阿蘇駅から南方面の山々を走りたい.

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これも下り途中の写真.
野焼かれてますなぁ.
別の季節の風景も見たくなる.

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平地に下りてゴールの阿蘇駅を目指す.
気温も上がり,実にサイクリング日和.

ただし朝からロクに食べてないのでガス欠気味.
周囲には補給ポイントが全然ない.
かろうじて自販機で赤コーラを.
道民感覚からすると,ゴミ箱設置がありがたい.

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幹線道路を離れて畑の直線道路.
どこか北海道的.
なんだかんだで意外に広い日本(田舎限定).

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ようやく駅のある集落に帰って来た.
光があり池があり桜がある.いかにもな春の画.

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阿蘇駅のプラットホームの長さが足りず,謎の豪華列車がはみ出ている?

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これはJR九州が運行する豪華寝台列車「ななつ星」だそうな.

鉄道に関する知識が皆無なので,最初はこいつが「あそぼーい」だと思っていたが,さらに上級グレードの列車だった.確かに見るからにお高級.

北海道に帰宅後,公式ページを覗いてみる.
ただの特急列車ではなく,高級料理や豪華ホテルを組み合わせて,雲仙やら大分を周るパッケージツアーで使われる車両のようだ.

となると,気になるのはその料金である.
サイト内を探しても,なかなか料金表にたどり着かない.
潜りに潜って見つけたお値段は...

ななつ星料金表

飲んでたコーヒーを吹いた.
退職後のブルジョア・シニアカップルが記念に参加する印象(偏見).
まっ,豪華客船クルーズ同様,Kazchariの価値観とは相容れない世界だな.
何より,全く動かない=腹が減らない=高級料理がもったいない...やはりチャリ旅が至高!(さらに偏見)

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熊本(肥後大津)行きの列車が出発する30分前に駅に戻ってこれた.
計算通りっ!

腹が減った.
ローソンにかけこんで昼食を購入.駅前のベンチへ.
ブルベ飯か.

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駅前には『ワンピース』のキャラ銅像.よく知らない.
国内外の観光客に大人気で,撮影待ちの順番ができていた.
熊本県内あちこちにあるそうな(作者が熊本出身).

同様の町おこし手法として『進撃の巨人』の作者の出身地である大分にも,ミュージアムや展示コーナーがあちこちにあるらしい.
次回は大分に行かねば.

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列車の発車時刻が迫って来たので輪行準備.
BROなのであっという間に完了.
西洋人観光客が「Oh…BROMPTON Paris Editon…」と呟きながら歩いて行ったのが印象的.
そこまで特定するとは,もしかしてイギリス人チャリダーか?

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ホームにてしばし待機.
次の列車,つまりもう2時間遅らせて「五岳一周ルート」にすれば良かったかも.
いや,こういうお楽しみは腹八分目にして,次回にとっておくのがベター.

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今度は赤い列車.別に3倍速いわけではない.
途中の停車駅のホームで,韓国人の少年がカメラでバチバチと写真を撮っていた.
運転手に日本語オンリーで「ここで降りるの?降りないの?」と詰問されて固まっていた.少々気の毒だったが,基本的に現地の人は現地の言葉を話すのだよ,少年.それも経験.それぞ旅.

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それにしても,この熊本と大分を結ぶ豊肥本線は実に美しい風景の中を走る.
視界が開けるたびに眼下の集落が小さくなっていく三段式スイッチバックはもちろんのこと,火山群の稜線,田園風景,そしてこの時期の深い緑と桜.
午後から夕方にかけての淡い光が,柔らかく暖かいフィルターをこれらの景色にかけて幻想的な景色となる.言うなれば桃源郷.

まぁ,Kazchariは”鉄”ではないので,この列車に乗るためだけにここに来ることはないだろうけど,人生五指に入る鉄道乗車経験かも.

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往路同様に「肥後大津」で乗り換えて,熊本駅へ.
徐々に都会となって無事到着.所要時間約90分の鉄道旅.

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さぁ,宿に帰りましょう.
こうして見ると,松山しかり鹿児島しかり,地方の大き目の都市には路面電車がまだまだ残ってるなぁ.
そう言えば札幌と函館にもある.早々に廃止した旭川がめずらしいのか(1972年全線廃止).

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個人的熊本ランドマークである白川沿いのサイクリングロードへ.

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すぐにホテルが見えてきたが,このまま帰るのはもったいない.
せっかくなので熊本市内を観光しませう.
本来BROはアーバンなシティコミューターなのだ.
決してハードなヒルクライムやブルベ用のチャリではありません.

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言わずと知れた熊本城.
ケチケチKazchariは入場料(¥800)を払うのが嫌で,遠景撮影.

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お堀では桜まつり.屋台も出ていた.
そういや数日前もこの道走ったな.

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ショッピングセンター?
全面ガラスに植物だらけのベランダという,日本っぽくない建築様式.
目の前は歩行者道路だが,チャリなので押し歩けば問題ない.

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つーことで,数km寄り道してホテルに帰還.
やはり(たまの)連泊は旅を豊かにする.
宿が決まっているというだけで,心理的にもその日を目一杯楽しめる.

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昨日の気のいいフロントスタッフがいた.
約束通り,明朝は¥1,650の朝食バイキングをいただきますよ~
見せてもらおうか,熊本の「赤牛丼」の実力とやらを!

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部屋に戻って,洗濯,入浴などのルーチンをこなす.

さて,夜はどうする?
また『湯らっくす』?
その後は昨日の定食屋?

うーん,さすがに二夜連続はありがたみが薄れる.
今日は違う行動をしてみよう,とGoogle先生に相談.
宿の近くに評判の良い中華料理店があった.
ここにしよう.

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で,やってまいりました『中華麺飯 青龍』.
時間的に混んでいるかなと思いきや,テーブルに座っているのは家族連れ一組だけだった.

メニューを見る.
いや,これがもう全部美味しそう.
なんと,事前予約が必要だが「北京ダック」まである本格中華.
もちろん,オーナーも(たぶん)中国人だ.

悩みに悩んで「熊本名物」の文字につられて「タイピーエン」と「餃子」を注文した.

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この謎の「タイピーエン」こと「太平燕」とは,春雨をメインに炒めた野菜や豚肉,エビ,たけのこ,かまぼこ,しいたけなどを入れた具沢山の中華風春雨スープこと.明治時代に華僑が福建省の郷土料理を熊本に伝え,日本人の口に合わせてアヒルの卵を鶏卵へ,麺を春雨へとアレンジして根付いたらしい.熊本の学校給食でも提供されるソウルフードゆえに名物となった(Wiki調べ).

...とまぁ,そんな御託はともかく,食うべし.
めちゃめちゃ美味かった.

当然,遅れて出て来た餃子も...

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これまた文句なしの味.
昨夜の定食屋といい,その前の天草といい,熊本の食のレベルの高さは異常.

そして,この旅の後,旭川で人に会う度,熊本行きを薦めるKazchariの姿があった.

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さぁ,この旅もゴールが見えて来た.
明日はひたすら南下.
そして,もちろん快晴予報!

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

春・九州・BROMPTON Day5:天草~三角~熊本

2026/3/25 Wed

雨に打たれて,サウナに溺れる

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雨.温度:14 ℃,湿度:88%,体感温度:13 ℃,風速:9.4 km/時,風向:N

Day4はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day4:諫早~天草

目覚める.
予報通りの雨.

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眠い.
というのも本日の熊本の宿の選定にあたり,少々右往左往して就寝時間が遅くなったせいだ.もちろん,前に泊まった〇〇な宿は選定外.

本日は『湯らっくす』に行くことが第一目標なので,その付近で宿を探した.
同じ道路の並びにコンドミニアム(?),つまりアパートの一室を丸々借りるプランがあった.
スタッフ不在で,メールで送られてきた暗証番号を入口で入力する,いわゆるスマートホテルである.

同種のホテルは『オホーツク1300』の時にも利用経験がある.
ちょっとした近未来体験だった.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

空きは喫煙室のみだったが,それほど高くなかったため2泊分をメール予約した.
ところが,「確定」の返事がなかなか帰ってこない.
一応「24時間内に返答」という自動返信だけはあったが,それでも時間がかかり過ぎ.

その間,他の宿も物色する.
「こっちのほうがええやん」な宿を見つけたので,先のスマートな宿はキャンセルした.

後で思うに,この変更は大正解だった.

で,朝を迎える.
パッキングしつつ,6時になるのを待ってパラダイスな浴室へGo!
短時間ながら,サウナ3セットをしっかり決める.
あ”あ”あ~やっぱこの宿ええわ~ もう一泊したかったなぁ...

すっかり気分は失楽園.
おお神よ,Kazchariは何の罪を犯したというのですか!(今さら数えきれない)

7時に朝食会場へ.

iPhone15 Pro もちろんこれx3

安定の美味さ.

部屋に戻ってサイクルジャージで戦いの準備.
つまり雨装備追加である.

まずはモンベルのレインウェア上下.
今は無きGORETEX製だ.
レインパンツは素肌の上だと脚にまとわりつくのでレッグウォーマーも着用.
ソックスの上からは至高の逸品,モンベルのオーバーソックス.
気温はそれほど低くないのでグローブは指出しのまま.

バッグ類にもカバーをかける.

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昨日のアプリ更新でバグってしまったナビ(Bryton S500)は,”工場出荷前にリセット”したらちゃんと使えるようになった.
昨夜のうちにSTRAVAで天草から熊本までのルートを引き,インストールしてある.

これまでブルベやら何やらでも大雨に見舞われたことはあるが,サイコンやナビの防水対策はしたことがない.
これでも水没経験はないが,運が良かっただけなのだろうか.

名残惜しいホテルだが出発.
天草を再訪することがあれば,大浴場の質の高さだけでも選びたい宿だった.

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はじまりは小雨.
ギリギリまでバスに乗るかと迷ったが,結局,熊本目指して可能な限り自走する.

有名なループ橋を渡るかと思いきや,手前の歩行者・自転車専用橋に案内される.
もしかしてこれって,船舶航行時には持ち上がるヤツ?

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ちなみにこのループ橋は「天草瀬戸大橋」という名称.
バス停ははしょって「瀬戸大橋」.何か紛らわしい.

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ここからは国道324号で海岸沿い走行.
例によって路肩が狭いので,安全のため左側通行にはこだわらない.
歩道が整備されている側を求めて,道路を渡ったり戻ったり.

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個人的に「イデオ・ツリグ」が気になったので停車.
こういう止まりたくない日こそ,まめに写真を撮っておくと良い思い出になる.

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黙々と(ソロなので当たり前だが)進み,道の駅「有明」着.
全然雨が止まん.むしろ激しくなってきた.
トイレ&コーヒー休憩.

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男性トイレの不思議な表示.

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凝りすぎてわかりにくい,ようするにダメシンボルのお手本.
おそらくクレームによって,後から「男性←」テプラを貼ったのだろう.
ちなみに女性の方は熱帯魚.

つーか,タツノオトシゴはオスが妊娠・出産する世界で唯一の生物.
モチーフとしてどうなのか? それとも何かを暗示? 考えすぎか.

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この道の駅にはビーチがあったり,色々なオブジェが飾ってあり,なかなかのパラダイス感だが,いかんせん雨.そそくさと出発する.

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少し内陸へ.
山に囲まれる.
この時,ちょうど対向から同じく雨に打たれる旅チャリがやってきた.
互いに手を大きく振って挨拶.同志よ!生きろ!

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久々に現れたローソン上天草松島店.
既にレインウェアのプロテクトが限界を越え,全身びしょぬれである.
寒い.
缶コーヒーとシュークリームでカラダを暖める.

はっきり言って辛い.
ブルベだったら間違いなくDNSの天候.

コンビニに続々と入って来るクルマを見ながら,「クルマ旅だと楽やろなぁ...」という思いと,「ぶわっはっは,この悪天候!我がミトコンドリアが活性化しておるわっ!」というハイ(もしくはヤケ)な心情が交錯する.

停車時間が長くなるほど汗冷えがひどくなるので,覚悟を決めてそそくさと出発.
雨,ちーとはマシにならんかねぇ.

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いよいよ,本日のハイライトである「天草五橋」に突入である.

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初訪問.
事前にルートを引いている時は,ここを走るのを楽しみにしていた.
島と島をつなぐ,そう「しまなみ海道」のような風光明媚かつダイナミックなライドをイメージしていたが...

はたして,その実態は?

————————————————————–

※ 以下,個人の感想です.

...こんなとこ,二度と来るか!

各種チャリ媒体でも「しまなみ海道」に比べると,全然おすすめされない理由に納得.

この橋,あまりにチャリへの配慮が無さ過ぎる.
交通量が非常に多いのでできれば車道は避けたい.
で,歩道に逃げるも,その幅が異常に狭いのだ.
橋の前後はまだマシだが,幅1mあるかないか...

それでも車道とツライチならまだ良いが,20cmほどの段差が付いている.
橋上ゆえ突然の横風もある.
ハンドル操作を誤って車道側に落ちるようなことがあったらシャレにならん.

さらに今日は雨.
写真でもわかるが,橋周辺の道がアスファルトではなく,なぜか平石を敷き詰めたタイルのような路面が多い.
表面の砂が水を吸って泥となる最悪のコンディション.
実際に何度かスリップした.

何より最悪なのは,迂回ルートが存在しないこと.
嫌でもこのデス・ゲームに5回挑戦することになる.

晴天であれば,こうしたデメリットも若干緩和されるかもしれんが,少なくとも今日はあかんわ.

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この様に,橋の手前は”まだ”広い歩道.

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橋へ続く道で期待させて...

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結局,橋の上はこうである.
覚悟を決めれば走れないことはないが,安全のために押し歩いた.

ストレスマックスのまま道の駅「上天草さんぱーる」着.

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少し走ると,何体めかの四郎パイセン像(大).
これが日本で一番大きいらしい.つーか,この地域にしか存在しないのでは?

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雨も風も強い.
もはやこの時点で熊本までの自走プランは破棄.
電車輪行プランに閣議決定された.

で,忘れた頃にやってくるのが,第一の使徒(橋)こと「天門橋」である.

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やはりここの橋も他と似たような感じ.
設計者でてこい!
ちなみに「天草五橋」の完成は1966年,「しまなみ海道」の全線開通は1999年.
30年以上の開きがある.仕方ないか.

ポテンシャルは十分にある.
ぜひともサイクリングも快適にできるよう改修してほしいところ.

橋を渡りきって右折.
もう限界だッ!乗るねッ!
つーことで...

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JR九州三角線の発着駅,三角駅に到着ぅ!

素直にここから電車で熊本に向かうことにした.
よく考えれば日本の電車で輪行するのは初.
台湾での経験はある.

台湾一周(環島)ライド Day11-1 花蓮周遊

まぁ,あっちはサイクリスト優遇がエグイので,単純に比較できへんけどな.

ここから熊本駅までは約42km.電車で55分.料金は¥870である.

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駅舎の隅っこで輪行準備.
やはりロードに比べると圧倒的に楽.

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フレームに内蔵した輪行袋を取り出す.

「YS ROAD BROMPTON用オリジナル輪行バッグ」



腹が減った.
BROを駅舎に置いて(鍵かけて),食堂を探す.

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Google先生はコンビニを表示してくれない.
駅の隣にあるちゃんぽん屋は廃業(?)

まさか,このまま熊本まで飢えとの闘い?

と,焦る頃,港方面にのぼりが立っているのを発見.
雨の中,向かってみる.

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漁師食堂か,これは期待できそう.
各種定食をはじめ,メニューも豊富.
電車の発車時間を鑑みて早く食べれるものをと思い,海鮮ラーメンにした.

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これがまぁ,絶品だった.
麺もスープも具も至高だったが,おまけの「かき揚げ」も最高.
チェーン店にある名ばかり「海鮮ラーメン」とは比較にならないホンモノであった.
ありゃ? なぜか今回は,Kazchariに似合わないグルメ旅になっている.

大満足のまま駅に戻る.
よくよく見ると,あちこちに『スーパーマリオ』のキャラシールが貼ってある.

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なぜこの駅はマリオ推しなのか?
気になったのでGemini先生に聞いてみた.

「三角駅が「スーパーマリオブラザーズ」のゴール地点にある「城(砦)」にそっくりで話題になったから」だそうな.

ホンマ?

https://famicoms.net/blog-entry-621.htmlより

全然似てないやん.
こっちじゃなくてピーチ城の方か.

https://x.com/RipBlue_hime/status/1489066885992054786より
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この画角だとよくわからんので,別のサイトから画像をお借りして.

https://seaside-station.com/station/misumi/より

真ん中にそびえる三角塔のせいで,まぁ,似てるっちゃあ似てる.
で,13:40.熊本に向けて出発!

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旅先である.
いつもなら見知らぬ風景を食い入るように観察するのだが,今日はダメだ.
あまりの疲労に寝落ちした.

50分ほどで熊本駅着.

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懐かしい.
前回もここに立った時は雨だった.

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だいぶ熊本市内の地理が掴めてきたぞ.
中心地を流れるこの「白川」を基準にすれば,だいたいの位置関係が把握できる(たぶん).

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数km走って,本日のお宿『HOTEL THE 7 熊本』に無事到着.

HOTEL THE 7 熊本【公式】

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決め手は大浴場があること.
これまた直前割でかなり安かった.
普通のビジホより少しだけゴージャス感.

それでだけでなく,フロントの対応が好印象.
「エレベーターが狭いので部屋に移動する際には自転車を折りたたんで下さい」とだけ言われた.
まっ,表情や言い方の問題かな.素直にわかりましたとにっこりできる.
あれ? 折りたたみじゃない場合は? やはり袋にイン?

それに「これからサウナに行きます」と告げたら,さっとタオルを貸してくれた.そうそう,こういうのがホスピタリティ.

ネットのプランでは朝食なしのみだったが,提供はあるようだ.
ただし¥1,650もする.
とりあえずパス.
ところが...「高いでしょお.でも2泊されるのなら1度だけでもお試し下さい.赤牛丼がおいしいですよ」と気さくな対応.

何ぃ,赤牛丼だと! 確か旅行前に知人から「これは食べとけ」とオススメされてたヤツだ.
わかりました.明後日の出発前は食べてみよう.

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てな感じで,駅前に続き,ホテル内でもBROを転がし移動.
実に楽...いや,絨毯がふかふかだと突っかかるな.

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まっ,ビジホとして標準的な室内.
さぁ,すっぽんぽんになって,いつものルーティン(洗濯)である.

その間,部屋のシャワーを浴びていよいよ本日のメインイベント,”西の聖地”『湯らっくす』訪問である.

【公式】湯らっくす

2Kmほど歩く.
もう降らないだろうと,ホテルで傘は借りなかった.
まっ,上着代わりにレインジャケットを着ているので大丈夫でしょう.
Google先生の指示通りに歩き,ついに憧れの地に.

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平日夕方だが,すでに結構な混み具合である.
さすが聖地.
料金体系がよくわからなかったが,入浴のみだと¥900.
館内着を着て,休憩室やらなんやらを利用したいのなら¥1,650のようだ.

黒を基調とした内装.
入口付近に水飲み場.製氷機もある.いいぞ.

浴室は広い.
フロントの混雑から予測していた込み具合はなし.
そうか,休憩室まったり組も多そうやしな.

まずはカラダを清める.
銭湯ではないのでボディソープ,シャンプー,リンスもちゃんと用意されている.

大浴槽につかる.
噂のビーチチェアに寝っ転がる.
普通の寝風呂とは明らかに違う.なんだこれ.

そして,メインのサウナ室へ.
広い.相当な人数が座れそう.
スケジュール表を見ると,結構な頻度で熱波師によるアウフグースがあるようだ.
その間は入室不可.
今回は,たまたまその時間に遭遇しなかった.

いつも通りに10分蒸されて外へ.
いよいよ,名物のMADMAXボタンである.
深さ170cmの水槽へ.ミクロマンのKazchariだと当然のごとく足はつかない.
まるで神社の鈴紐のようなロープにぶさがりながら,ボタンを押す.
5秒間ほど,脳天を直撃する水圧と,阿蘇の伏流水に包まれる贅沢を味わえる.
「これを押すために走ってきた」と思わせる.圧倒的なエンタメ感.

露天風呂があるので外気浴も可.
ただし,狭い上にととのい椅子は2脚しかない.
運良く確保.横になる.

...うぅ...これは確かに”質”が違うかも...しれ...な...おおっと,寝たらあかん.
ハードな雨中走行の後の極上の快楽.
これぞ最高のご褒美だ.

2本目は瞑想(メディテーション)サウナ.
ドアを閉めると暗闇.
ここはテレビがなく,環境BGMがかすかに流れている.
ただし,途中で入ってきた人が,周りに許可を取ることなくガンガンとロウリュウしまくるので,静寂は破られてしまった.

3本目はミストサウナ.
部屋の真ん中に塩が置いてある.
日焼けしていることを忘れて,ついつい太ももや首筋に塩をぬり込んでしまい後悔.

そして,普段はやらない4本目.
最初の大部屋で締める.

残念ながら異次元の”ととのい”は1本目だけやったな.

ちょ,待てよ.

よくよく考えたら今朝も『サンタカミング』でサウナ3本決めてたわ.
入り過ぎか?

それでも,大満足の聖地体験であった.
『湯らっくす』のサウナ飯も食べてみたかったが,入浴料だけでレストランに入っていいいのかよくわからなかったので,そのまま退館することに.
宿へ帰りがてら,良さそうな店があったら入ってみよう.

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おっ,なんだこの店は?
むっちゃ雰囲気良さそう.
入ってみるべし.

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シングルゆえ,直ぐに席を確保.
メニュー表を見てびっくり.なんだこの種類の多さは!
しかもどれもこれも美味そう.

こういう時は店の看板メニューにするとハズレが少ない.
「すいませーん」と,注文したいところだが,先に「QR注文」と言われてたっけ.テーブルのコードを読み込む.

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注文したのはメニュー先頭にある「スタミナ焼き1番(半熟玉子付き)」.
しばらくして出て来たのが...

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どーんと,これ.
大盛り,爆盛りにした覚えはないが,これが標準ボリュームっぽい.
素晴らしい.

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もう,見た目通りに美味い.
”スタミナ”の名前通り,ニンニクがむっちゃ効いてる.
汗が出て来たぞ.
掛け値なしに「こんなのでいいんだよ」的庶民料理.
これぞ旅の夜の一人飯だ.満ち足りた...

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途中のコンビニでアイスを購入.
口内の脂を中和する.

白川にまたがる橋の上.
ビル群と飛行機の灯りが見える.

今夜のお楽しみはまだ終わらない.
就寝前,今度は宿の大浴場へ.

祝福は上がった後.
大浴場前に,結構な広さの漫画コーナーが設置されているのだ.
そして,無料のソフトドリンクのみならず,ビールサーバーまで完備.
優勝です.ハレルヤ!

パラダイスを追い出されて,たどりついたここもまたパラダイスだった.

明日はいよいよ...阿蘇だ.

Day6はこちら ⇒春・九州・BROMPTON Day6:阿蘇北外輪山

春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

2026/3/22 Sun

Runaway from the Rain

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曇り.温度:11 ℃.湿度:82%,体感温度:11 ℃,風速:6.5 km/時,風向:ENE

Day1はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

体内時計は正直だ.
疲れていても,6時間睡眠で朝5時に起床してしまう.

昨夜から幾度となく開く天気予報アプリ.
これまでの経験から,一番精度が高いのは『ウェザーニュース』だと思う.
広告の多さが玉に瑕だけど.

今日もひたすら北上して熊本市を目指す.
そして『ウェザー』によると,南から徐々に雨雲が接近.
熊本市付近では13時過ぎから降水確率が80%以上に跳ね上がるらしい.
ここ,出水から熊本市までは100kmちょい.
BROだと7~8時間はかかるとみた方が良い.

ギリギリなのか,デッドヒートのアイラヴユーの予感.
まっ,そこはBROである.
危険を感じる豪雨になれば,ササッと畳んでバスや列車ですぐに輪行すればよかろう(後の伏線).

シャワーを浴びて朝食会場へ.
馴染みのAZメニューである.生卵がありがたい.

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準備をして7時に出発.

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朝の薄明り状態だが,それほど寒くはない.
前日同様,長袖インナーにジャージ,ビブの組み合わせでOK.
いつ必要になるかわからないレインウェアはリュックに入れてリアラックに積む.

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目の前は国道3号.
さすがに朝7時の交通量は少ない.
無理に歩道エスケープすることもなく,車道を堂々と走る.

まぁ,それも時間の問題.
すぐにレーダーが後方からの接近を知らせるようになった.

長旅では今回初投入のリアビューレーダー.
マジで便利だ.
重さや稼働時間が気になって購入を控えていたが,こいつがコスパ的にも決定版な感じ.
誤作動もほぼない.
あったとしても,結局ミラーで確認するので問題ない.

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出水らしい鶴マークの橋.

途中,チャリダー大好きラウンドミラーを発見.

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一人旅だと自撮りの機会があまりなかったりする.
三脚やらタイマーのセットは面倒やしな.

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県境を越えて,熊本県の水俣市に入る.
BROの12速ギアを駆使して,最初の山岳をクリア.
そもそも,小径車に興味のなかったKazchariがBRO購入に至った動機の一つが,この12速ギアにある.
さすがに4やら6速で長旅をするほど「M」ではない(いや十分...).

以下,ケニア旅行経験者には有名な話.
親しくなったケニア人に「Where are you from?」と聞かれたとする.

「Japan」と答える.

「Where in Japan?」

「(?)OSAKA」

すると「No,No,No, You come from KUMAMOTO!」

「Why?」

オチに「All people come from KUMAMOTO!」(ガハハハ)

までがテンプレ.
ちなみにスワヒリ語で「KUMAMOTO」は...各自調べて下さい.

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最近,凝った...いやおしゃれな名前の病院が増えた気がする.
ここは何科なのかわかりやすい.

で,道の駅みなまたの「ミナマータ」に到着(ややこしい...のか).

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トイレ内に某有名漫画家のイラストが飾ってあったけど...これってちょっと前に”トレース”で話題になったヤツやん(掲載できません).

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謎のアミューズメント施設があったり,謎の庭園があったりとパラダイス感強めのミナマータであった.

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さらに進んで水俣市街に入る.
かの「チッソ」工場を過ぎると,興味深い看板を発見.

「水俣病という名称は差別だ!メチル水銀中毒症へ病名改称を求める!」

まぁ納得.イタイイタイ病は地名とちゃうし.

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水俣の新幹線の駅は要塞のごとし.
いや,新幹線の駅ってたいていこういう無機質系デザインが多い気がする.
近未来のイメージ? それとも警備上の都合?

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ちょっとした展望台に,なぜだかの提灯.
祭りの季節ではないはずだが.

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高速道路の案内板に「地震発生走行注意」の表示.
昨夜の地震のことだな.特に被害はなかった模様.
日中の走行中だったら感じたのだろうか.

で,この後,またまた登りが続く.
その途中からか,BBもしくはリアの駆動部周辺から「ガラガラ」と異音がする.
足を止めると消える.
まさかのBB不調? こんな山中で?
修理なんてできんぞ!

耳をすませて音の発生場所の特定を試みるがさっぱりわからん.
坂を下り切ったところにファミマを発見.迷わずピットイン.

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リアハブ周りをチェック.
すると,とんでもないことが.

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おわかりいただけただろうか...
テンショナーのプーリーからチェーンが落ちている.
脱落こそしていないものの,よくこんな状況で走れるもんだ.

いつ,どういう状況で落ちた?
やはり,この頼りない樹脂製のパーツがいかんのだろうか.

なかなか珍しい現象なので,本ブログのレギュラーメンバーであるBROマイスターのO西さんにLINEした.
そのような経験はなかったそう(という返事の後,O西さんのBROにも同じトラブル発生).
ここは金属製にカスタムしようかなぁ...

道の駅「たのうら」着.

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最近多い,地元出身の漫画家さんの作品,もしくはご当地アニメの顔出し.
上のボードは「村枝賢一」先生.
やはり『仮面ライダーSPIRITS』が代表作だろう.

単に出身地というだけでなく,実際に今も住んでおられるらしい(説明に書いてあった).
まぁ,いまやクリエイティブ系の仕事はどこでもできるしな.

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もう1枚は『放課後ていぼう日誌』(2020).

いわゆる女子高生がおっさんの趣味を楽しむ系アニメ.
Kazchariは未鑑賞.流行った...のか?

御覧の通り,太陽がまぶしい.
ここから崩れるのか?
確かに天気予報アプリは雨雲の接近を告げているけど.

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熊本に入り,初くまもん発見.
地球儀を抱えたタイプ.
工場内ゆえ進入禁止.遠景で.

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今回もKazchariのケツを支えてくれたのは,ROCKBROSのサドル.

実に快適.
今回のような1日100km程度の旅では全くケツ痛なし.
何より安く,革製みたいにメンテや伸びに気を使わなくてよい.
デザイン? 気にするな.

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いい雰囲気の日奈久温泉街を通過したが,さすが九州.
北海道以上の温泉パラダイスである.

だがしかし,クルマの旅と違って気軽に立ち寄れないのが残念.
入浴後の汗冷え問題もあるし,何より汗だくのジャージやビブの再着用には抵抗ありあり.
仕方なく...という場合もあるけど.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

八代市内に入る.
味わい深い標語看板.

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家族LINE(正確にはアホ息子)に送ったった.

ここに来ていよいよ雨の脅威が迫ってきた.
空の色は明らかに鉛色に変化.
顔にポツポツと雨粒があたり始める.
ずぶぬれになる前にレインウェアの着用を決意.

軒先を探しているとファミマが見えた.
昼食を兼ねてピットイン.

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コンビニでクイック補給(まるでブルベ).
じっくりランチをする余裕はない.可能な限り雨からの逃走が何より大事.

不思議なことに食べ終わる頃には,再び陽がさしてきた.
まだゲームは負けちゃいない.
レインウェアを着ないまま再スタート.

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八代から熊本までは国道3号で行くのが定石なのだが,どうやら並走する県道14号の方がチャリ向きらしい.
抜け道となっているのか,交通量はわずかに減る.

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中古車センターの頭上にある電線に違和感.

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よく見ると”ヒャッハーな”トゲトゲがついている.
カラスなどの鳥が留まれないようにしているのだろう.
フン害防止ってヤツだな.初めて見た.

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国道との合流点.
横断歩道はなし.
この歩道橋を押して登れというのか!
ちなみに左折すると三角方面,つまり天草への道となる.

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ちゃんと,チャリ用のスロープがあるだけマシか.

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九州新幹線の操車場.
当たり前だが滅多に見ない.
マニアではないので種別はわからんけど.

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そして...ついにポツリがザーザーに変化した.
完全に雨に捕まってしまう.
ナビが示すホテルまでの距離は約10km.

まぁ逃げ切った方でしょう.
さすがにこの雨量の中をレインウェアなしはキツいか,と覚悟を決める.
高速道路の高架下で雨中走行の準備.

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JR熊本駅着.
ホテルはもう少し先だが,本日のミッション終了感漂う.
実際はこの後かなり迷うことになるが.

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ここからはGoogle先生に従って,熊本市内を流れる白川沿いのサイクリングロードを走る.
久々の雨中走行.雪よりもはるかに滑る.
橋上の鉄板でドリフト.ヤバかった.

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Google先生の不思議な仕様なのだが,移動手段の選択に「自動車」「歩行者」はあっても「自転車」がない.
いや,正確には北海道と台湾では「自転車」モードが使える.
前回の四国,今回の九州にもない.どういうこった.

で,「歩行者」モードにしたら,アーケードの商店街に案内される.

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日曜日の夕方である.
歩行者だらけで走れる状態ではない.
降りて押す.
それに本日はアーケード内をチーム単位で踊り歩く(おそらく)よさこいソーラン的なイベントが開催されていた.
BRO+メット+グラサン+ビシャビシャなおっさん,浮きまくり.

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派手な広告.
そうか,熊本と言えば牛肉,あか牛(褐毛和種)が有名.
今夜のメシは肉一択だな.昼はアレだったし.

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熊本一の繁華街を突っ切るので,その手のお店もたくさんある.
そっちではなく,文字通りの肉(食いたい)欲が爆発!

で,少々迷ったが本日の宿に無事到着.
おしゃれな雰囲気で高級感漂うが安かった(朝食付き¥5,000).

普段はシングル¥8,000越えが標準.
行き当たりばったりゆえの,直前割引のありがたさよ.
枕やマットレスなどの「寝具にこだわりあり」との表記が気にいった.
チャリの長旅で最も大切なのは睡眠である(ブルベだと人権がない).

ただしこの宿...チェックイン時の対応が何か事務的っつーか冷ややかだった.

原因はチャリの持ち込み?
予約時のメールにて「折りたたみなので部屋に持ち込んでもいいですか? 輪行袋もあります」とあらかじめ伝えておいたが,それでも迷惑そう.

BROの折りたたみもロビーではダメ,中扉内もダメ,完全に外で作業してと何か厄介者扱い.
スーツケースより小さいし,チェーンも折りたたんだ中心部に位置するので周囲を汚すこともない.
別に特別扱いしろとは言わないが,なんだかなぁ...

まっ,そんな理解を”乗らない人”に求めても仕方がないので,指示通りに輪行袋に入れ,担いで部屋まで運ぶ.

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メンテのため,室内でBROをチェック.
知ってはいたが,あらためて驚く.

びっくりするほど汚れていないのだ.
目立つのはテンショナーおよびリアハブの周辺とホイールの泥ハネ程度.
シートポストやフレームはピカピカのままである.

フェンダーレスのロードバイクだと考えられない.
やはり,BROのフェンダーは超優秀である.

逆に外してしまうと大変なことに...

BROMPTON(T)な新アイテムを導入しての早春美瑛ライド

その泥汚れをウェスで軽く拭き,今日のウェアとともにランドリールームへ.
さすがおしゃれな宿である.洗濯一回¥300と少し高め(まだ言ってる).

さてルーティンが終わったところで夕食である.
Google先生に相談する.
飲み屋だらけだが,近くに気になる店を発見.

それは百貨店7階にある『福よし』.
ハンバーグか,悪くない.

外は結構な雨.
レインウェアをアウターに速足で歩く.

すぐに発見.
幸い混んでおらず,すぐに座れた.
店員さんにおすすめを聞いて「とろけるハンバーグとステーキコンボ御膳」にした.税込み¥3,200とファミレスより高め.普段なら絶対に注文しないが,まっ,旅先なので.

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生焼け状態で運ばれてきて,砂時計を使って時間管理しつつ自分で調理するスタイル.

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店員さんの事細かい説明もあるものの,情報量が多いためわからなくなったら,テーブル脇の説明を読むかQRを読み込んで動画で見るスタイル(時代だな).
実際,Kazchariの隣席の中国人は日本語オンリーの店員さんの説明がさっぱりわからず,QRを読み込んでいた.

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指示通りに焼く.
まぁ,焼いたのを持ってきてくれるほうが好みなのだが.

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完成.実食.

...うーん,悪くはないのだが,生涯ベストのハンバーグだった波照間島の『ゆみんとぅき』の壁は越えんなぁ.
まぁ,Kazchariの中で,あの味が神格化され過ぎている面もあるかもしれんけど.
ステーキの方も驚くほどではなかった.

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〆はライスを追加してガーリックライス.

後で調べてみると,別に熊本限定のお店というわけではなく,神奈川が本店のチェーン店だった.まっ,腹は満たされたので,ええか.

やまぬ雨の中,小走りで宿に戻る.
近くのコンビニでSAVASのプロテインを買う.

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つーことで,本日は出水から熊本への移動日.
ギリギリまで雨から逃げきれたので良しとしましょう.

幸いこの雨は夜中のみで,明け方には止む模様.
(自称)晴れ男伝説の復活かもしれんな.

明日はフェリーを使って島原に渡りまっせ.

※ Day3へ続く.

春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

2026/3/21 Sat

北に向かって

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曇り.温度:11 ℃,湿度:59%,体感温度:9 ℃,風速,9.7 km/時,風向:ENE

Day0はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

朝5時起床.
シャワーを浴びて朝食会場へ.
まぁ,よくも悪くもメニューも味もフツーのビジホ飯.
まぁ全国チェーンやしな.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 4

畳んだ段ボールをフロントに預けて,いざ出発.

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ウェアは長袖インナーにお気に入りの半袖富士桜ジャージ.

ボトムは極厚パッドビブだ.

朝7時,鹿児島からの走り出しはこの装備でOK.

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チャリの装備は四国一周から微調整.
最も大きな変化は純正リアラックの装着.

BROMPTONの甘い罠~アドバンスローラーリアラック編

これで車体後部にも荷物を積載 = 重量の均等配分が可能.
フロントヘビーが緩和され,キックスタンド使用時も倒れにくくなった.

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写真ではわからんが,リアラックに載せた黒い物体はレインカバーをかけたリュックである.
レインウェアや「テムレス」などの雨対策グッズを収納している.

これまでもチャリ旅やグラベル走行でお世話になった超優秀多機能なミニリュック.
安価にも関わらず丈夫で見た目以上にモノが入る(最大12リットル).
散々酷使したため,かなりくたびれてきた感.
そろそろ新品に買い替え...と思ったら,ブラック(グレー)が売り切れ中.
赤や青はちょっと...なので再生産希望.

つーことで今回のメインパッキングは,フロントのデカバック+リュック×2の組み合わせとなっている.
なぜ,リュックが2つなのか? それは回を追うごとに明らかになろう(大した理由ではない).

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さて,本日のルートは薩摩半島を北上し,東シナ海を望む阿久根,そしてツルの渡来地・出水へ向かう(「でみず」「しゅっすい」ではなく「いずみ」と読む).

うちのヨメさんは大阪生まれの大阪育ちだが,親,つまり義父はこの地域出身である.
某アイヌ漫画の鯉登少尉のおかげですっかりメジャー(?)となった薩摩弁.
実際,義父が”本気で”話すと何を言ってるやらさっぱりでもす(ヨメもわからんらしい).

そして,3月下旬のこの地域の魅力と言えば,いち早く出会える「桜」への期待.
秒速5cmで散る桜の美しさ,はかなさへの情感は日本人のDNAに深く刻み込まれている.
特に人生の終わりが近づいてくるとなぁ...染みるぜ.

早逝した義父の年齢をとうに越えてしまったKazchariである.

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毎回のことだが,都市部を抜けるまでが一苦労.
特に通勤・通学時間と重なってしまうと,幹線道路はバトルフィールドと化す.
弱小中の弱小,旅チャリは道路の端の端をおどおど走る.
おかしい.今日は土曜日なのに.

ストレス限界により,川(用水路)と並走する脇道に逃げる(自転車通行可).
時々車道と交差するものの,関西+道民的常識からは信じられないことに,クルマが停まって先に渡らせてくれる.
停止線関係なしに,交通弱者を優先する運転が根付いている感.
後で聞いたところ,九州全般,運転マナー良好とのこと.修羅の国,福岡もなのか?

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一部界隈で有名な降灰袋捨て場.
約40年前,オートバイで鹿児島市内を走った際はマジで降灰がひどく,メットのシールドを小キズでダメにした思い出あり.
カーディーラーの新車もみな灰かぶってたなぁ...

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ようやく市街地を抜け,これから登りが始まるところで休憩.
まだ10kmほどしか進んでないけど.
九州はコンビニの敷地が広大.

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県道に入ってのんびりリラックス走行に.
いい感じの桜発見!

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山がちなせいか小滝,湧き水も多数.
エキノコックスが心配な北海道と違って,懸念なしに飲める?

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旅のお供はガチャでゲットした『無事カエル』くん.
普段ガチャの類はしないのだが,久々に欲しくなった.
全4色が,なんと4回で揃うという奇跡.

2025年12月6日撮影

こりゃ文字通りのお守りとなろう.

坂を登り切ると桜公園的な場所へ.

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サムネと同じ場所.
BROも桜もホンマに美しい.

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BRO旅はひたすら進むのではなく,寄り道が楽しい.
油断すると激坂を登るはめになるけど.

そんなのんびりヒルクラ中.
後ろからTTバーを付けたEMONDAが上がってきた.
「こんにちは~」と声をかけられつつ抜かれる...抜,抜かれただとぉ~!

スイッチオン!1,2,3(坂バカです)

と,ケイデンスを上げてそのEMONDAに着かず離れずして煽るKazchari(性格悪い).
頂上で坂道君っぽい会話でもと思ったが,そのチャリダー,Uターンしてそそくさと帰っていった.残念.

そう,こんな晴天のライド日和なのに旅,地元含め,全然チャリダーに会わない.みんな,どこ走ってるんやろ?

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頂上から少し下ると「七福神岩奇岩群」.

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さらに進むと「阿弥陀殿の岩仏」.

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そして「九州電力電柱置場」.

といった,何が面白いんだかよくわからんオブジェや場所に魅かれてしまう.
のんびり旅ゆえの発見 ⇒ 停車を繰り返すので進まない.

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そんなこんなで薩摩川内着.「かわうち」ではありません.「せんだい」.
久々の都会だが特に用事は...って,いつの間にか気温上昇中.
(高めに出る)サイコン表示で25℃になっていた.
さすが南国である.

ヨメさんからのLINEだと,旭川は本日「吹雪」だそうな.
やはり日本は面白い.気候に関してはチリ並みの南北格差.

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さすが九州! いつかの台湾同様にGoogle先生がとんでもない道を案内してくれたぜ!...というわけではなく...

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踏切を渡って遊んでみた.
意味なし.
ちなみにこれは「肥薩おれんじ鉄道」という3セク(たぶん).

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海に出る.オーシャンビューの快走.
色といい,どことなく台湾の東海岸に似た風景.
そういや東シナ海つながり?

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海水浴場かな?
砂浜があった.

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で,この海岸に沿って走っていると,良い雰囲気の食堂があった.
海の家っつーか,廃屋感が味わい深いっつーか...
メニューはちゃんぽんやら丼もの.

BROを停めて入ろうと入ろうとしたら,団体さん(しかも知り合いっぽい)のお着きで席が埋まってしまった.
居心地の悪さを予感したため,別の店に移動することに.
結果的に,この選択は正しかったこととなる.

やたら町の名の主張が強い「阿久根」に到達.

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道の駅の食堂は昼時ゆえ混雑していたので,Google先生に相談.
近くにラーメン屋を発見.

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それがここ『一丁』である.

「えー,豚骨なら知っていますが,軟骨ラーメンというのはわたくし初めて聞きました」というYMOの「U.T」的ネタをかましつつ,のれんをくぐる(比喩表現).

めちゃくちゃ愛想の良いオーナーが笑顔で「いらっしゃい」.
この時点で「いい店だ」と確信.
メニューを選んでいると,Kazchariの服装から判断したのか「自転車? どこから?」と質問.

北海道からで,昨日鹿児島に着きましたと伝える.

「北海道から!? こっち暑いでしょ~」

はい.暑いです.
何やら今日の旭川は吹雪だそうで.ところでどのラーメンがおすすめですか?

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「うちは軟骨ラーメンだけでやってるのよ.ベースは全部同じ.後は好みで」

じゃぁ,この限定の味噌軟骨で.

「はいよ~ 北海道の人かぁ,本場だもんねぇ」

つーことで,出て来たのがこれ.

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練りがらしが添えられており,軟骨に付けて食べるとうまさ倍増らしい.
で,まずはスープを一口.

こ,これは!? 士郎,ワシを試すつもりか!

と,ココロの中の雄山が唸るほど美味かった.
もちろん,トロトロに煮込まれた豚軟骨も絶品である.
既にここまで結構な距離を走り,体内の水分,塩分,カロリー枯渇状態とは言え,ここまで美味いラーメンはなかなかない.

まさに「超地球的存在」.

会計時に,これほど美味いラーメンは初めてです.ベスト3に入ります,と喜びを伝える.

「うれしいねぇ.おい(と,奥の料理人を呼ぶ),美味しかったってよ」

本当です.豚骨で有名な〇〇〇より美味いです.

「あぁ,それ言ってもらえるの二度目だわ(笑)」

大満足の補給であった.
この旅,幸先良いぞ.

で,主張の強い「阿久根」看板が続く.意味は謎.

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中心地である駅に到着.
Gemini先生によると,水戸岡鋭治氏という方のデザインだそうで,キャッチコピーは「日本一豪華な無人駅」だそうな(意味不明).
他にもJR九州や肥薩おれんじ鉄道全般の車両や駅のトータルプランナー的立場とのこと.

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お,おお...(センスが理解できん)

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さらに北上.
これまた面白いオブジェ発見.

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もしかして阿久根って,台湾の高雄なみにアートでアーバン?

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

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にしても「mini Pハンドル」の,この厨二的コクピット感はカッコよさよ.
以前も書いたけど,ヤマトの操縦桿と形状がクリソツ.
握っているだけで気分がアガる.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

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紫外線にやられてほとんど表示が見えない青看板.
それに修復(訂正)が適当.いや,これもアートなのか?

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このまま進むと,本日の宿にあっさりと早い時間に着いてしまうので寄り道.
河川敷に下りてみる.

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パンクリスクを考えるとグラベルは避けるべきなのだが,まぁ,BRO旅の本質は寄り道にあるわけでして.

今宵の宿を確認後,チェックイン前に散歩.海沿いに向かう.
先ほどの青看板にある通り,ツルの渡来地があるらしい.

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デカデカと「進入禁止」とあるのでビビるが,よく見ると「夜間」の文字.
入ってみる.

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広大なあまりに広大な堤防.
いわゆる干拓堤防である.
海水を完全に遮断して,内側に農地を作ったのだろう.
人の手による超巨大建造物.偉業&異形.
人類が滅んだ後は,謎の遺跡として認識されるのではないか?

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ちなみに肝心のツルは飛び立ってしまった後らしく,一羽も見かけなかった.

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ひと休み.
どこまでも続く防波堤にBROを停める.
地元の北海道とはまた違った意味での果てしなさを感じた九州初日であった.

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少し遠回りして本日の宿.
本ブログではすっかりお馴染みの”みんな大好き”「AZ HOTEL 鹿児島出水店」に到着である.
各店共通のド目立ちのレインボーラインが懐かしさと安心を生む.

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チェックイン時に少々トラブル.
名前を告げると「予約者リストにない」という.
そんなアホなとスマホの予約完了メールを見せる.
番号で検索.
「ありました」と,あらかじめ名前が入った宿泊者カードが出て来た.

?

これ,最初に告げた名前(フルネーム)を聴きとってもらえなかったということ? さすが薩摩だ.ディスコミュニケーションだ(偏見).

予約時は喫煙ルームしかなかったので,禁煙ルームに変更可能かどうか聞いたところ,団体が入っているので無理.
「ファブリーズ貸し出しますよ」とのこと.

まっ,ええか.

「あれ,いつの間にか禁煙部屋に変わってますね.誰かが変えてくれたようです」

おいおいどーなとんねん「AZ」.
スタッフ同士でもディスコミュか?

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「AZ」は,チャリの部屋への持ち込みに超寛容.
部屋に入るとまずは本日着用のウェアと昨日の部屋着の洗濯.
現場の方が利用することが多いホテルなので,時間帯によっては洗濯機が占有されていることがあるのだ.

そして「AZ」の特徴と言えば,都市部ではなく郊外幹線道路沿いに展開されていること.
基本的にクルマで訪れることが前提となっている.
結果的に夕食に適した店がそばにないことが多い.

この出水店もそうだった.
1km先にコンビニがあるだけ.

そんな時には「夕食バイキング」が用意されている.
¥1,200で食べ放題.味も悪くない.
明日への活力がみなぎるぜっと.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 3

夕食後はルーティンワーク.
写真の整理とSTRAVAへのアップ.
Apple標準のジャーナルアプリに備忘録.
明日のルート確認と宿の選定&予約.

「AZ」には大浴場がないので,バスタブに湯をはる.
全身つかるのと,シャワーのみでは,疲労の回復度合いが全く異なるのだ.

で,入浴中「NHK ONE」で昨日の『魔改造の夜』を観ていると,ヨメさんからLINE電話.

「大丈夫?」

何が?

「地震!」

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場所的に震度1.
そら気付かん.

つーことで,「春の九州はチャリ旅に最高の季節」なのは間違いなかった.
さて,明日の天気は...何ィ,午後から雨だとぉ!

※ Day2はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

奇跡の一日!BROMPTON T LINE シェイクダウン!

2026/2/22 Sun

僥倖であるッ

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晴れ時々曇り.温度:7 ℃,湿度:64%,体感温度:4 ℃,風速:13.3 km/時,風向:S

連休二日目.
昨日に続き,天気予報は日中10℃の最高気温を示していた.
2月の北海道とは思えん.
地球温暖化はチャリダーにとっては...やめとこ.
幌加内の路面状況からホームの美瑛も同様,いやそれ以上にロード向けコンディションであることが予測される.

スパイク付きファットの出る幕はない.
一部の残雪を考慮すると,ここはMTBの「Specialized EPIC Expert」が最適か.
冬期は自室に縦置き保管中.

スタンドから降ろして電動ギア(SRAM製)のバッテリーチェック.
あちゃー全然動かん.
そらそうか.昨年の10月以来付けっぱやし.

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

出発前に充電が間に合えば...とバッテリーを外して充電器につなぐ ⇒ インジケーターが赤点灯(0~25%).
その間,朝食,着がえ,ハスラーの準備でばたばた.
1時間ほど経って充電器を確認.赤点灯のままで変わらない.

あかん.間に合わん.
うーん,グラベル(Topstone)にするか...おや? 部屋の隅からジト視線を感じるぞ.
キミは先日納車されたばかりの「黒金くん」こと「BROMTON T LINE」じゃないか.

BROMPTONの甘い罠~誘惑のT

季節的に早すぎないか? まだ交換したいパーツもあるし...

ちょ,待てよ.

この季節外れの陽気は「さっさと乗れ,乗らないなら買うな」とのお告げかもしれん(妄想が過ぎる).
わかりました.物は試し.本日をシェイクダウンライドにしませう.

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で,いつもの美瑛町体育館まで一気にワープ.
予測通り駐車場に雪はなし.
「黒金くん」をセットアップ.
まずはポジション合わせおよび,変速フィールのチェックで駐車場内をぐるぐると.

初のLOW(ストレート)ハンドル.

普段からロードバイクに乗っているせいか,さほど前傾に感じない.
うちのファットと似た感じのポジション.

同じBROである「P LINE Paris Edition」こと「PPくん」と比べる.
こいつには社外品のminiPハンドルを装着している.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

当然だがハンドル操作が格段にクイックになった.よそ見危険レベル.
一番の違いを感じたのは剛性感.
ふにゃふにゃな「PPくん」に比べてガッチガッチ.微動だにしない.
こちらの方が好みだ.
それに各種掲示板で話題になっていた「ギシギシ音」もしない.

漕ぎ出しの軽さは明白.
そらそうだ.体重計測定で約3kg軽い.

昨日,タイヤ&チューブ交換,およびフェンダーを外した.
リアの内装ギア3速は取り外し作業が面倒だったが,動画を見ながらなんとかクリア.

上の動画,うちの12速とはやや異なる工程あり.
チェーンテンショナーの形状が少し違うのだ(詳細は後日).
で,適当に調整した変速がスムーズに決まるかどうか不安だったものの問題なし.これで出先のパンクでも(たぶん)大丈夫だ.

てなわけで出発.

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走り出してすぐ,今日のコンディションでフェンダーレスは無謀だったと反省.
可能な限り雪解け後の水たまりを避けるが,完全には無理.
ご想像通り,前から後ろからの水しぶきがKazchariと「黒金くん」を濡らす.

「まっ,ロードバイクならあるあるだし.後で拭けば問題ない」と思っていた時期がKazchariにもありました.
後でとんでもない悲劇が待っていようとは...

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この風景はまるで3月後半だな.
季節が一ヶ月ほど前倒し.
予報通りサイコンの気温表示は12℃を示していた.

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ファット+雪道ではない,久々のロードライド.
さすがにEMONDAほどの軽快さはないが,乗っている感覚はロードバイクと変わらない.

同じ12速BROの「PPくん」以上に坂道もスイスイと登る.
春先からのカミヒル練が楽しみだ.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

水沢ダム通過.
親子タンデムのスノーモービルが爆走していた.
あれって一応舗装路も走れるねんなぁ.
ソリ部分がキズだらけになりそうやけど.

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お気に入りの千代田ファーム前のトイレ.
もちろん冬期閉鎖中.

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この時期ならではの雪の壁.
時々晴れて十勝連山が映える.

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冬期は閉鎖道路が多いので,どうしても似たようなルーティングになる.
ここもついこないだ走った.

ファットなこんな日を待っていたライド

クルマもチャリもヒトも通行皆無.

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「黒金くん」のリアビュー.
ぶっといチタンフレームが頼もしいぞ.
もちろん安全のためにリアビューレーダーとバックミラー装備.

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通行止め解除も間近か.
「拓真館」経由で市街に戻る.
中国人の団体さんは減ったらしいが,個人と台湾人の数は変わらないのか,相変わらずの人出.

最近,国内旅行ばかりのKazchari.
そろそろ海外だな.もちろんBRO持参で.

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「黒金くん」の不満と言えばリムブレーキ.
ディスクに比べると制動力が圧倒的に劣る.
ただし,軽量なのとメンテしやすい点はメリット.
今朝の電動コンポのような充電切れとかないし.

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いつも通りに美馬牛へ...と一瞬決めかけたが,時刻はまだ12時前.
腹も減ってないし距離も稼ぎたいしで上富良野方面に進路を取る.

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正面に見えるは”約束の地”日の出公園の展望台.
ここまで来たら向かう知人の経営するカレー屋さんの『ハピカリ』でしょう.

ハピカリ(Happy Curry)

奇しくも本日はオーナーGTOさんの誕生日である.
冬営業もすると聞いていたが,はたして開いているのかと疑心暗鬼.
店まで来るとちゃんと営業中.

さて「黒金くん」をどこに停めよう.

ちょ,待てよ.

せっかくの折りたたみである.小さくたたんで店の中がベストでは?
オシャなサイクリストはオシャなカフェ内のみーんな持ち込んでいる.
Kazchariもそうしましょう.

ガチャ(フレームを畳む音).

次はシートポストを降ろしてと...

ガリガリガリ~ッ

くぁwせdrftgyふじこlp~! な,なんだこの音は!?
そうか,シートポストについた泥かッ! ついつい反射的にそのままシートポストを降ろしてしまったぁ~(アホだ).

あわてて引き上げると,シートポストに無残なすり傷が...新車なのにぃ~(ToT)
これまでも「PPくん」での雨中走行は何度もあった.
優秀なBROのフェンダー付きだったので,シートポストの泥ハネなんて気にしたことはなかった.ゆえに,今回もついついと...

救いと言えば,純正品ではなく軽量化を狙って買ったサードパーティ製だったこと.

それでもショックである.
素直に店内持ち込みは諦めてエアコン室外機の支柱にロック.
最初からこうすればよかった.

店内は結構な混み具合.
BCスキー帰りの客でほぼ満席.
こりゃ無理か,と思いきや,そこはシングルの強みで一席確保.
期間限定メニューの「上富良野ポークカリー」(¥1,600)を注文.

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カリー本体も美味しいが,付け合わせがベネ.いい意味で”本格の”クセがある.
つーことで,帰り際に店頭で撮影.GTO氏はキャラが立ってる.

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帰路.
美馬牛小学校前の道路はこんな感じ.
乗ったまま走破できないことはないが,安全性向上,不快感軽減のため素直に押し歩く.

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新栄の丘にて.
ここまで来ればデポ地の体育館まであと少しである.

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つーことで季節外れの気温からの,予定外のシェイクダウン実行日でした.

まぁ,雪解け=水たまりが予測される道路に,何をトチ狂ったのかフェンダーレスで走ってしまったのが敗因.
泥だけで済めば良かったものの,いつもの習慣でBROを普通に畳んでしまい,新車にスリ傷を作ってしまうという愚行.

駐車場では畳む前にボトルの水を使って軽く洗車.
最初からそうしていれば要らぬキズを刻むことはなかったはず...シクシクシク36.

それでもッ! さすがに速かったぞ「黒金くん」!
もちろん絶対スピードにはロードやグラベルには及ばないが,この可愛らしい形状でここまで走るのが良いのだ.

さーて,家に着いた.久々に洗車でもしますか.
ちゃんと洗剤使ってぇ,スプロケ周りもキレイにしてぇ...って,なんだこれは!
フ,フロントの金色部分にケーブルのこすれがぁ~! もろい,もろすぎるぞ,Ceratech!

転ばぬ先の杖.

裏切りの幌加内:雪はどこいった?

2026/2/21 Sat

冬は冬らしくあれ

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三連休である.
と言っても,特に旅の予定はない.
一日一日,その日の天気が良ければライドのつもり.

で,初日は快晴.
ハスラーにファットを積んで美瑛ライドのつもりが,幹線道路に雪がない.
もちろん住宅街や歩道には残るが,車道は乾燥.

うちのファットはまだスパイク仕様.
このまま走りに行っても,ガリガリとアスファルトを削るだけの苦行が予測される.

つーことで,一旦出発したものの途中で進路変更.
北に向かえば雪があろうと期待して,久々に幌加内を目指すことにした.

プランはこう.
幌加内の道の駅には「温泉施設ルオント」が併設されている.
そこの駐車場にハスラーをデポし,ファットで”みんな大好き”霧立亭を目指す.
昼食にそばを食べて温泉に戻ってサ活.
これで往復約20kmのライド.か,完璧だ.

幌加内と言えば,道内有数の豪雪地帯.
なにせ,年間降雪量は10mを超える.
特に2月の最深積雪は2m以上が当たり前の地域である.
これは期待できる.
幌加内なら雪ライドが楽しめるはず...と思った時期がKazchariにもありました.

道道72号で江丹別峠を越える.
雪が深くて苦労した...と言いたいところだが,日陰の一部を除いてこれまた雪なし.

プラス気温なので凍結の心配もないが,その分水たまり地獄.
前を走るクルマの水しぶきでフロントガラスがすぐにドロドロになる.

当然,豪雪&雪の壁で知られる幌加内市街にも雪なし.
町を抜けるとあっけなく道の駅着.
国道は完全に乾ききっていた.

トイレに入る.
掲示板に温泉の張り紙.
な,なんと改装のために2月いっぱい休館だとぉ~!

もう,この時点でココロ折れました.
ファットを下ろす気力も萎え,ライドはやんぴ.
そのままハスラーで北上して「霧立亭」を目指すことに.
未練がましく,一時側道に入るも...

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上のような景色かつ強風で,ファットのスパイクで楽しめるような道はほとんどない.覚悟を決め,クルマの中でジャージから普段着に着替える.

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「霧立亭」着.
ちょうど12時を過ぎたばかりだったが,幸い駐車スペースは空いていた.
霧立亭と言えば,ブルベに協力的なことで有名.
普段15時に閉店のところ,ランドヌールの到着に合わせて17時に延長してくれるのだ.
腹ペコチャリダー御用達の「ちぶおそば(五人前)」も有名.
残念ながらそのブルベ「霧立400」には未だに出走経験のないKazchariだけど(悪天候でDNS).

つーことで「親子そば」(¥1,050)を注文.美味し.

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腹もふくれて帰路につく.
既述の通り「ルオント」は休館中だったので旭川にてサ活.
2026年第7回は「高砂温泉」である.

サ室内のテレビ放送が面白かった.
2025年正月の再放送で,タレントのヒロミが寿司を奥さん(伊代)のために本格的に握るべく,東京の道具屋筋でプロのグッズを爆買い!みたいな内容だった.
包丁からはじまって,まな板,飯台などなど...おろしだけで3種類も買っていた.用途別の細分化がエグイ上,薦める店員さんのうんちくが興味深い.
総額40万越え!(某折りたたチャリより適正)

途中なぜかコーヒー専門店にも立ち寄り手動式コーヒーミルを購入.
世界一のコーヒーソムリエが推薦するそれは,なんと¥70,000!

た,高ぇー,
ソムリエ曰く,コーヒーの味を決めるのは,ほとんどがミルの性能らしく,その値段の価値は確実にあるとのこと.さすがに出せんわ(折りたたみチャリに3桁...).

BROMPTONの甘い罠~誘惑のT

そうそう,帰宅すると宅急便が届いていた.

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まずはフリマで買った「海洋堂 ARTPLA SCULPTURE WORKS 邪神兵」.

送料込みでほぼ定価出品されていたので少し悩んだ後ポチる.
再販されても価格改定されるやろうしな.
こいつはオリジナルのガレキを四万十の海洋堂ホビー館で見て以来,狙っていた逸品.

BROMPTONな四国一周ライド Day5:高知~四万十

40年の時を越え,今度は完成させることができるか?

もう一品はプレバン「MG 1/100 ガンダムバルバトスルプス用 拡張パーツセット」.

ハシュマル戦でミカが”ちょっと借りた”バカでかい得物.
やはり鉄血のメカはこういうのを持っていないと.

つーことで,本日から取り掛かるのはこちら.

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「ガリアン」の方は完成済みで,「鉄巨神」は積みプラしてた.
邪神兵と並べるために倉庫から発掘.
サイズが小さ過ぎるか?
それにディテールも甘々.
PS製で加工もしにくい.
こつは手ごわいぜ...

目的が大外れの一日.
さぁ,明日はどうなる?
日中気温は...な,なんと10℃越え!

な,何とでもなるはずだ!

ファットなこんな日を待っていたライド

2026/1/18 Sun

long-awaited

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晴れ時々曇り.温度:-9 ℃,湿度:91%,体感温度:-5 ℃,風速:2.2 km/時,風向:SW

本日も快晴予報!
2週連続で美瑛”おいしいとこ”ライドへ.
えっ? ワンパターン?
良い道,良い景色はいつ,何度訪れても良いモノだ.

つーことで,そそくさとハスラーにファットを積んで,美瑛の体育館まで移動.

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スタート地点は先週と同じだが,まずコンディションが異なる.
今日は冷え込みが激しい.
最初は冬ジャージのみで走り出したが,寒さに負けて一時停車.

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道路わきでNEWウインドブレイカーとレインパンツを着用.

ようやく,こいつを実戦で試す時がきた.
今冬はシューズ,およびアウターの新調を実施.
当初は泣く子も黙るモンベルのお高級マウンテンパーカーに手を出しそうになったが,さすがに躊躇(試着までしたけど).

厳冬期に登山するわけではないと,もっとコスパの良い製品を物色.
とは言え,冬のサイクリングで最も重要な「透湿性」を謳うウェアは少ない.
汗冷え対策に欠かせないこの性能は,ゴアテックスを始めとする高級素材の専売特許.

そんな中,偶然見つけたのがこの怪しいメーカー.
「防風・防水・防寒」に加えて「透湿」を謳っているものの,安い,安すぎる.
先のモンベル製の1/10である.
まぁ,騙されたとしてもダメージは最小かつ諦められるはず,とポチる.

で,その効果は...
うん.「防風」はともかく,やはり透湿性能は怪しい.
まっ,いいでしょう.
すぐに汗だくになることもなく,十分機能している...かも.

で,そのウェアの装着中,クロカン・スキーを抱えたマダムからご挨拶.

マダム「こんにちは.これ冬用の自転車でしょ.毎年,体育館で何かイベントやってるわね.出るの?」

「びえいスノーサイクルフェスティバル」のことであろう.

嗚呼「第4回びえいスノーサイクルフェステイバル」...

Kaz「去年までレースやってたんですけど,今年は中止になりました.人(参加者・スタッフ)が集まらないそうで」

マダム「あらそう.スキーもそうだけど若い人がやらないもんねぇ」

ええ,そうなんです.
若者人口が減っている.つまりスポーツ人口も減っている.
互いにジジババなりに冬スポーツをエンジョイしましょう(失礼ですよ).
冬チャリは特殊だけど.

さて,再スタート.前回と異なるルートを選択.
白金温泉行の幹線道路と並行する形で進む.

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日差しがまぶしい.

昨日のライド後,自宅にてコンタクトレンズを外す際,またしても「眼球ひっつき事象」が発生.
目薬でやわらかくしてから外したので前回のように内出血することはなかった.

冬場の乾燥にレンズと目が耐えられないのだろう.
大事をとって今日はメガネにした.

ブルベ時と同じ装備.クリップオン・サングラスが便利.
走行中に何度も落として傷だらけだが...JINSの廃盤品なのでもう入手できないのが残念.

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観光客があまり通らない道なので交通皆無.
リアビューレーダーが全く反応しない.

2~3%の微妙な登りが続く.じわじわと汗が出て来た.
いや,汗だけでは済まぬ.暑い.
アウターを脱ぐ.やはり「透湿性」はしょぼかった(GOREでも変わらん?).

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それにしても美しい.
こんな風景の中を,真冬にチャリで走る人生が待っていようとは...

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今日はiPhoneのみ持参.
露出を上げ忘れたので画面が暗い.

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景色が良すぎて全然進まん.
まだ10kmも走っていない.

下りへの分岐が現れたが,ターンしてさらに稜線を進む.

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前方にミニバスが停まっている.
中からインバウンドな人たちがゴツイカメラを持って,ぞろぞろと降りて来た.
雪の降らない国の方にとっては(も)絶景だろう.
まぁ,Kazchariも関西出身なので,スキー場にでも行かない限り見ることはない風景である.

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直線の下りは寒い.
鼻の頭が痛い.
特に防御はしていないが,凍傷とかにはならないのだろうか?
鼻まで覆うマスクやゴーグルだと,メガネやシールドの曇り問題が発生するのだ.

こういう環境下のライドでは末端の冷えを予防するのが大事.
ハンドルカバーによって手は守られている.
グローブは薄手,指出しのこいつを長年愛用.

近頃,ちょっとしたブームなのか,高級なニットの防水グローブが色々なメーカーから発売されている.
ブルベ用の全天候アイテムとしては現状「テムレス」が最強と思われるが,操作性を考慮すると気になる存在である.

つま先はインナーソックス,厚手ソックス,ネオプレーンのトゥカバー,ソックスカバーに防寒シューズと5段構え.
寒くはないが,毎年冬ライドをはじめると,なぜか左小指がかゆくなる.
水虫とは思えない.しもやけだな.

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腹が減ったので美馬牛に向かう.
前回と同じ店だと面白くない.

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「1日1回は新しいことをする」という縛りを課しているので(いつの間に?),新しい店を検索.
美馬牛駅周辺には「佐藤商店」しかないと思い込んでいたが,Google先生は別の店を提案してきた.

ファットな2026初外乗りライド

向かうことにする.

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その店の名は「ラ・マルタ」.
マルタ島ではなく,「丸太」が語源らしい.
どこにも看板らしきモノがない.いわゆる隠れ家的レストラン.

駐車中のクルマは1台.
昼時だが空いているようだ.

玄関でシューズを脱ぎスリッパに履き替える.
店内に入る.
客は2組.
シングルなのでカウンターに座るつもりが,荷物置き場になっていて,3人掛けのテーブルしか空いていない.
仕方がない,とそこに座る.

高齢のマスターと奥さんらしき2名で回している.
メニューを探すがどこにもない.
水を運んできた奥さん,「これがメニューです」と指示.

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What? なんじゃこりゃ?
初めて見る形状に脳がバグる.
そ,そうか,開くのか.

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ドリンク,およびパスタ,カレー,ハンバーグと並ぶ.
このご時世にしては全般的に安い.
「メニューにあれば,とりあえずハンバーグ」を縛りにしているため,「和風ハンバーグ」をオーダーする.

Kazchariの後に入ってきた客が,奥さんから「お食事の場合,40分待ちになります」と告げられていた.
後でGoogle先生のレビューを見ると,全ての客に伝えているらしいが,Kazchariはなぜか言われなかったぞ.

で,なんだかんだで10分後ぐらいに料理到着.
ほほぉ,これはこれは...

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ちょっと想像と違った.

まず,サラダ.
小さめのボールにまずキャベツが盛られ,周囲をカットフルーツとトマトで縁取られている.
そして小型のビーカーに入ったドレッシングを後がけする.
うーむ,フルーツにドレッシングはかけたくないのだが...

ハンバーグも付け合わせが面白い.
なぜか「チーズのせポテト」「グラタン」「ソーセージ」付きと不思議な取り合わせ.これでなんと¥800!

あれ? ごはんは?
えー別注文でした(¥150).
頼むと出て来たのは味付きライス.

木製メニューに続いて,料理でも脳がバグる.
お味はまずまず.

後でレビューを読むと巨大な「オープンサンド」および「パン」がこの店の名物らしく,Kazchariの注文はマイナーらしい.
次回はそちらにもチャレンジしてみよう.

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さぁ,腹も膨れたし帰りますか.
小屋の軒下に停めておいたファット.
ハンドルカバーに水が垂れて凍り,バッキバキになっていた.

そらそうだ.
暖かそうに見えても外は氷点下である.

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除雪がしっかりしていて走りやすい.
こんなにコンディションが良いのに,今日は誰にも合わんな(たいてい知り合い).

で,締めは「新栄の丘」.
今日も人がおらず,風景を独り占め.

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メガネの時はバイザー付きのエアロヘルメットにしているが,通風孔が少なくて冬向きかもしれん.
頭頂まで覆うバラクラバがズレてしまい,まるでハゲてるよう...ハゲてません!

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美瑛の町に戻る.
写真では見えないが,電光掲示板の表示は「ー4℃」だった.
極寒...ではないな.

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クルマに戻って,ファットを積み込む.
時間はまだ13時過ぎ.
先週行き損ねたサウナに行きませう.

2年前の「びえいスタンプラリー2024」でもらった白金温泉,パークヒルズホテルの入浴券がまだ残っている(今年第3湯).

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

今年の旭川は雪が少な目,天候穏やかである.
こういう年は突然帳尻合わせの大雪があったりする.
快適に走れそうな日は積極的に外ライド!

贅沢できない男の一人旅~帯広編

2026/1/2 Fri – 1/3 Sat

ハードボイルドなふり

2026年元旦.

妻と息子が実家に帰った.
別にKazchariに愛想をつかしたわけではない.
いや,とっくにつかしているかもしれないが,ともかく2日間ほど自宅に一人.

二人を空港に送った後,録画しておいた『サ道2025SP ~ぬくもりに思いを馳せ ととのう~』を鑑賞.
例の事件直後なだけに放送があやぶまれたが,無事にオンエア.
主演二人による今回の旅の舞台は能登半島,富山から珠洲だった.

サ道2025SP

これまでのSPとは少々異なった雰囲気.
変わりサウナや登場人物の心情紹介よりも,能登の現状にスポットをあてるものだった.
あの震災からちょうど2年.
いまだ道路はうねり,電柱は傾いている.

この2日間は天気が良ければ外乗り,悪ければ部屋でガンプラを組むつもりだったが,『サ道』にあっさりと乗せられてサウナ旅に出たくなった.

まずは明日,明後日の天気を確認.
旭川を含む日本海方面は雪予報.
一方で太平洋側は快晴マーク.

名湯,名サウナが多い帯広に向かうことにした.

次に宿の選定.

帯広駅周辺には温泉付きのビジネスホテルがたくさんある.
年始休暇中だが意外に安い.
朝食付きでも¥7,000からと手ごろ.
中国人旅行者が減っているから?

希望に合うところを探してスクロールしていると,聞いたことがある名前のホテルを発見.

それは『森のスパリゾート 北海道ホテル』.

サウナ愛好家の間で有名.
Kazchari基準で言えば高級ホテル.
ところが,かけ流しのモール温泉,禁煙,朝食付き,11時チェックアウト.
地味にうれしいのが駐車料金無料など,全ての条件が揃っている上,なんと1泊¥10,000だった.

通常であれば,とてもじゃないがこの価格では泊まれない(たぶん).
即断.無事予約完了.

翌1月2日の10時過ぎ,ハスラー発進.
なぜかリアシートにはBROMPTONを積んである.
帯広方面は旭川とは積雪状況が異なる.
場合によっては初ライドを楽しめるかと期待.

旭川から帯広に行くにはおおまかに2つの選択肢がある.
狩勝峠か三国峠越えかのどちらか.
距離と時間はあまり変わらない.

季節は真冬.
天候悪化や事故など,不足の事態が発生した際には狩勝ルートの方がやや安全と思われる.
こちらを選択.

国道237号を南下.
あちこち凍結.
美瑛付近にて,またしても路肩から道路わきに落ちているワンボックスを見る.

ファットな年忘れカミヒル2025

富良野市内に入る.
タンクにはまだ半分残っているがここで給油.
正月である.営業していないGSも多い.こまめな給油が必須.

市内のローソンで昼食タイム.
夜の贅沢に備えて(伏線),ここは小ぶりのチキン南蛮弁当で済ませる.

狩勝峠を越える.
山頂のトイレはブルベにおけるパラダイス.
床暖の恩恵...は今日は関係ない.

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Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

予測通り峠から先で天候ががらりと変化.
急に青空が広がる.
眩しさのあまり,メガネの上からクリップオン・サングラスを装着.
年末から続く左白眼の内出血はまだ回復しておらず,コンタクトレンズが使えない.こういう時不便だ.

そして目の異常に加え,下唇の口内炎もなかなか治癒しない.

怪我や痛みからのリカバリ能力が年々衰えてきている.
これが「老い」なのだろう.ウルヴァリン的な?

天候だけでなく道路状況も劇的に変化.
アスファルトが露出している.
これならオートバイやロードバイクでも走れそう.
寒さを気にしないのであればだが.
持参したBROMPTON,乗れるか?

芽室あたりから一気に都会化.
帯広駅の高架が見えた.
ナビは目的地まで後少しと告げている.
住宅やビルが密集しているが,こんなところにリゾートホテル?

そう,「森のスパリゾート」はなんとも不思議な空間に立地している.
都市の喧騒の中,ひっそりとたたずんでいる,という表現が相応しい.
「まるで皇居の様」というのは言い過ぎか?

駐車してフロントへ.
さすが高級ホテル.広すぎてどこがカウンタなのかわからない.
挙動不審.
するとスタッフが近づいてきて「お泊りですか? お名前は?」とフォロー.

〇ゴダと違って無事に予約はされており,チェックイン完了.
夕食について尋ねる.
ここに決めた際,奮発して,サイトにあった¥6,800のコース料理を頼もうと考えていたのだ.

「申し訳ありません.本日はお正月懐石のみのご提供で¥13,900のコースとなります」

うっ,さすがにその値段はキツイぜ.
新年だから思い切って,というわけにはいかない.
ケチな心情は変わらない.
夕食は外で済ませることにして,周辺の店の営業状況を訊く.

「イオンが開いております.フードコートで豚丼などはいかがでしょう」

はい.そうします.ああ小市民.

15時のチェックイン時間に対し,現在14時半.
ロビーで少し待機.
すぐにカードキーを渡され,5階の部屋へ.

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ツインベッドの部屋をシングル利用.
なかなかの広さと清潔感.
普段の旅で利用しているビジネスホテルとの格の違いは確かにある.
ただしベッド間のイスとテーブルは要らない気がする.

もちろん浴室付きだが,この宿には温泉大浴場があるのだ.
使わない.エコだ.

早速,噂のモール温泉へ.
浴衣はあまり好きではないので,Tシャツとハーフパンツに着替える.

浴室ドアは,女性風呂によくあるシステムでカードキーをかざさないと開かない.
脱衣所には鍵付きのロッカーが並んでいる.

下駄箱に館内用スリッパを放り込み,中段のNo14のロッカーを開いて服を脱ぐ.
その際,浴衣を着た男性から片言の日本語で.

「スイマセン.ワタシ,フォーティーン」

ん?

彼の持つスリッパには「14」と書かれた札.
ああ,取り違えないように自分のスリッパに番号札を挟んでおく仕組みやな.
その番号とロッカーが連動してると...いやいやそんなことはないはず.
「differentと思うでぇ.気にせんときぃ」と,説明するのも面倒なので「ソーリー」と言いつつ別のロッカーを使う.

いよいよ浴室に入る.
これまで数々の銭湯や温泉を利用してきたが,ここまで湯気が朦々と立ち込めている場所は知らない.
ほとんど何も見えない.
メガネの曇りではない.外しても変わらない.

露天風呂ならともかく内湯でこれとは.
さすが湯温の高さで知られるモール泉.

まずはカラダとアタマを清める.
気にする人も多いが,Kazchariは備え付けのシャンプーを使う派.

濃い茶色の温泉につかる.
しっかり沈殿物が浮いている.
そしてこのツルツル感.
気を付けないと床も滑る.

そもそも決して広くなく浴槽間の通路も狭い.
構造物の出っ張りも多く,視界の悪さと相まってメガネ族は要注意.

その最たるものは露天風呂.
ドアを開けると,足を置くスペースがほとんどないまま,即岩風呂.
おまけに半透明な湯にわずかに見える岩の陰.
手探りならぬ足探りで,底を確かめつつ入る必要がある.
この構造で高齢者などは大丈夫なのだろうか,といらぬ心配.

次は期待のサウナ.
帯広のサ室と言えば,とにかく熱い印象.
ここも例にもれず熱かった.
これまでの経験から入室直後に「これは最下段で5分か」と決める.

十分に汗をかいた後は水風呂へ.
これも冷たい.札内川の冷水をそのまま引いているらしい.
30秒ほどでアウト.

カラダを拭いて外気浴へ.
プラ椅子が4脚並んでいる.
さほど混んでいないため問題なく座れた.

気温はマイナス10℃.
この時期の長時間の外気浴は不可.
5分が限界.これでもモール泉のおかげで長い方かも.
足元に浴槽から溢れた湯が流れているのが気持ち良い.

以上を3セット.
なかなかのサ活だった.

部屋に戻り,厚着してイオンまで歩く.
ここで旭川と帯広の決定的な差を痛感.
歩道がスケートリンク.
雪が少ない分,黒光りするツルツルのむき出しの氷が歩道全面を覆っている.
一部を除き逃げ場がほぼない.

転倒こそしなかったが,時間制限がある信号付き横断歩道は慎重に慎重を重ねて歩く.
靴底にスパイクが欲しい.
この様な状況であるが,ネイティブ帯広らしき民はすたすたと歩いている.
環境適応,恐るべし.

400mほどでイオンにたどり着く.

1階のフードコートは結構な人出.
『王将』やラーメン屋もあったが,ここはやはり「豚丼」だろう.
『十勝豚丼ひまわり』で注文.
ロース豚の枚数で値段が異なる.「マシ」のセットメニューにして¥1,700ほど払った.
最近増えてきた「券売機で購入⇒半券を渡さず即注文」方式だった.

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さすが本場である.
肉も柔らかくタレも美味い.
ただし,プチ贅沢を楽しむ旅としては...いつもと変わらなさすぎる.

食後は食料品エリアで,デザート代わりのカットフルーツと缶チューハイ,ポテチを購入.ここでもAeonPay払いと,いつもと同じ行動パターン.

帰りも地獄の「デス歩道」をよちよち歩きで宿に戻る.

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カラダが冷えてしまった.
就寝前にもうひと風呂.

時刻はまだ21時.
部屋はもちろんフリーWifi.
Amazon Primeにつないでザッピング.
パート2の上映を巡ってゴタゴタがあったアメリカ映画『ミーガン』を観る.
これが意外に面白くてそのうちレビューを書くつもり.

ミーガン

室温は22℃ほど.
安らかに眠りにつく...つもりが,喉の渇きで何度か覚醒して飲水.
乾燥しているのか,サウナでカラダがひからびたか.

1月3日の朝を迎える.

体内時計に従って6時起床.
いつものルーティンで教育テレビをつけ,テレビ体操を行う.
やはりベッド間のイスが邪魔である(室内で体操する客は想定されていない).

運動後はもちろん早朝サウナ.
朝から3セットをこなす.

サウナについで,楽しみにしていたのが朝食.
8時過ぎ,会場に出向く.
混みあう時間と聞いていたが,シングルゆえ,カウンター席に座ることができた.

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普段は鉄板焼きエリアのようだ.

ホテル朝食によくあるバイキング形式ではなく,洋食,和食,カレーの3種から選択.
メニューを前にしばし熟考.

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「パンがおいしい」という評判を聞いていたが,ここは和食にした.

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これはなかなかのボリューム.
一見野菜不足に思えるが,サラダバーが別に用意してある.
他にもフリー食パン,それにヨーグルト,フルーツもあり,これらも自由に食べられる.
うむう.抜かりない.

メニュー表には朝食のみの注文で¥3,100とある.
日帰りサウナが¥2,000なので,これらが含まれての宿泊料金¥10,000は格安.
つまり,部屋も温泉も食事も大満足である.

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チャペルというか,結婚式場も設置.
うむ.高級ホテルっぽい.

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外は快晴.
11時のチェックアウトタイムを待たず,出発することにした.

さすが十勝.
朝の冷え込みが半端ない.
道路沿いの小学校のグランドにスケートリンクが作られていた.

雪のない場所,たとえば海岸まで出てBROMPTONで初乗り...などという野望はあっさりと撤回.
素直に最短ルート,つまり往路と同じ道で帰宅することにする.

狩勝峠を下り,道の駅「南ふらの」に到着.
併設の『モンベル』は既に開いていた.

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以前より気になっていた,冬ライド用の「お高級パーカー」の前で「こうたやめた音頭」を散々踊り散らかした後,すごすごと撤退.

透湿性に優れた軽量アルパインウエア「ダイナアクションパーカ」

機能は折り紙付きとは言え,やっぱり¥36,000は高すぎる...ボーナス出ようが,正月だろうが,なかなか”モノに”お金が使えない体質になってしまった(いいことでは?)

さぁ,帰ろうとクルマに戻る.
その時,後ろから男性に「すいません」と呼び止められる.
知り合いかと思いきや,見覚えがない人物.落とし物でもしたか?

男性「これからどちらへ向かいますか?」

旭川に帰りますけど...

男性「そうですか...実はトマム行きのバスに乗りくれちゃって.トマムに行くクルマがいたら乗せてもらおうかと」

すいません.さすがに反対方向+αなので無理です.
というか,なかなかのチャレンジャーだ.

昨今のトレンド「いい人戦略」は難しい.
申し訳ないと思いつつ,家路につく.
朝食を十分に摂ったためか昼飯は抜きで.

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14時過ぎ.無事帰宅.
結局,BROMPTONは積んだまま.

まぁ,ライドなしでも充実の2日間だった.
2027年の正月もどこかに泊まって,ハードボイルドを決めてみるか(どこが?)

BROMPTONな四国一周ライド Day7:四万十~宇和島

2025/11/14 Fri

思い出をたどる

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晴れ.温度:13 ℃,湿度:88%,体感温度:14 ℃,風速:8.3 km/時,風向:NNW

Day6はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

予報&期待通りに本日は朝から快晴.

6時前に起きてまずは大浴場へ.
その後,食べ放題のパンをしこたま摂取.
昨日と種類が一部変わっているのに感動.
四万十市(中村)再来訪時も,宿は絶対ここやな.

つーことで旅立つ.

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本日前半の大まかな計画は,四万十川を遡上しつつ,時折現れる沈下橋に立ち寄りつつ,江川崎を目指すというもの.
まずは県道340号.
安全重視で歩道を走行.広い.

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高知では沈下橋そのものが観光スポットとなっている.
確かにどこもかしこも画になる.
1本1本名前がついており,時々案内標識が出ている.

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中村を出て,最初に立ち寄るのが佐田沈下橋.
久々に見,渡るがやはり良い雰囲気.

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当然だが対向車に注意.
地元の方々にとっては生活道路.
軽トラ他の往来が結構ある.

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スタンド付きとはいえ,巨大バッグのおかげで立ち姿がかなり不安定なBRO.
風が吹くとひやひやする.

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Google先生の地図を見て,対岸に通れる道があるかどうかを確認.
あればそちらを通る.細い道が楽しい.

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本線に戻る.
この晴れの日を待って大正解.
昨日の雨天のまま走っても,この光の中は走れなかった.

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これもどこかの小道か.
竹林の中を走るのも久しぶり.
寒すぎて竹が育たないため,北海道ではほぼ見られない(松前ぐらい?).

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次の三里沈下橋へ.

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ここは対岸の道が北方向につながっていないので引き返す.

下の写真を撮る際,突如後方から軽トラが出現.
あわててBROを動かそうと走る.
ぬかるみに足を取られて思いっきり転倒.
Kazchariは転倒⇒骨折の前科2犯.
この時は無事だったがやばいやばい.

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沈下橋写真は構図が難しい.
ソロで満足いく画を撮るのは限界か.

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一旦,県道へ.
草に覆われた建物奥に猫発見.

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次は高瀬沈下橋.

ようやく他の観光客を見つけた.
年配の男性で,クルマのナンバーは佐世保.息子さんと二人旅のようだ.
これはチャンスと写真撮影を頼む.

こうした観光地で他人に撮影を頼む際,一眼を渡すとビビりまくり,ファインダーではなく手を真っすぐに伸ばしてモニタ撮影しがちなので,ぶれるかゆがむことが多い.
その点,スマホだとたいていの人は操作に慣れているので抵抗なさそう.

さらにこの男性,スマホをかまえつつ...

「ここだと逆光だー」「川が入った方がいいよねー」「もう少し右かなー」「縦も撮っとくねー」とか,すごくうるさ...いや,こだわって撮影していただけた.

「こりゃ写真に詳しい人かな」と写りに期待.
スマホを受け取り,その場でチェックするのも失礼かなと謝辞だけして移動.

後で確認すると,ほとんどの写真で水平は取れてないわ,カラダが半分見切れてるわでかなり修正要だった.
つーことで,トリミング&角度調整しまくったのが下の写真...うん,ありがとうございます.

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対岸も川に沿って道が続いていることをマップで確認.
これが大当たり.

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路面ガタガタで半未舗装のグネグネ道が延々と続く.
パンクリスクにビビりつつもやはりこういう道は楽しい.

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正に写真は光画.光があればiPhoneでもよく写る.

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ちょうどいい感じの距離でグラベル終了.
渓谷を渡る小さな橋.
そういや,この辺の紅葉っていつ? 11月はまだ早いのか?

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お次は勝間沈下橋.
この旅を終えた後,この橋で地元高齢ドライバーの転落死亡事故の報を聞く.
油断したのかご病気だったのか.ご冥福を祈る.

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一方で橋を渡りきるとこの表示.
水の流れの危険性を訴えているが,一言も「禁止」と書いていないのが素晴らしい.地元の子供の遊び場なのだろう.これも文化.

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四国名物(?)狭小国道441.
やはり海岸沿いより内陸の方が”らしい”.

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味のある手作り西土佐観光案内図.

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前方にチラっと見えるのが「かよう大橋」.
沈下橋と逆方向の巨大な斜張橋.なんでこんな山間に...
国防上かかせない特殊施設が近辺にあるとでもいうのか?

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つーことで,下の写真は向かって左側に先ほどの「かよう大橋」,右側に「岩間沈下橋」という新旧2種の組み合わせ.
それらの下を四万十川は静かに流れる.

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岩間沈下橋が近づいてきた.

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沈下橋を見下ろす展望スポット.
ちょうど,橋の上ではフワフワ系ファッションの女性二人が撮影会中.
まるで西洋絵画の様.

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せっかくなので橋に降りてみる.
先ほどのおじさんに撮ってもらった写真がイマイチだったので(すいません),あわよくば,この女性2名に再撮影を頼もうかしらと考えていたが...

残念ながら向こう側に渡ったまま戻ってこなかった.残念.

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何かこの赤い鉄橋,見覚えがあるような,ないような...

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そうか,江川崎への分岐点か.なぜかマリオ・キャラが並ぶ.

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道の駅「よって西土佐」到着.
一周スタンプポイントではあるが,クリア済みの高知なのでおまけ押し.
そして,ご覧の通りのカヌー推し.

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出発してからここまで無補給エリア.
腹が減ったので昼食.
「四万十牛ハンバーグ」を注文.

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これがマジで美味しくて,生涯第2位,いや1位に限りなく近い.
ちなみに永遠の1位は波照間島の「ゆみんとぅき」.異論は認めない.

道の駅を出て,思い出の江川崎市街地へ.

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最初の訪問は1992年なので33年前か.
オートバイ(HONDA NX125)でのツーリング.

当時は静岡の沼津に住んでいて,まず東京の晴海へ行き,そこから高知行きのフェリーに乗った.
すんげー遠回り.

高知上陸後,色々回った後,ここ江川崎の「四万十ひろばキャンプ場」に5泊もした.
ここを拠点にカヌー体験をしたり,近くの林道まで走って渓流釣り(フライ)をしたりと楽しかったなぁ.

1992年4月28日撮影
1992年4月28日撮影
1992年4月28日撮影

もちろん,30年以上経過し,町の様相はかなり変わっている.
寂れた...のではなく,全体におしゃれになった.
ボロボロだった入浴施設も,近くにリゾートホテルっぽい場所ができて,そこで入れるようだ.
町おこしが上手くいっているのかもしれない.

ノスタルジックな気分にひたりながら江川崎を後にする.
高知を抜けて愛媛(伊予)に入る.帰ってきた.

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高知に比べると愛媛県内の沈下橋は少ないっつーか,ほぼ撤去されたそうな.
珍しく現存する「葛川沈下橋」が見えてきた.
橋脚のデザインがここまでのよりレトロ感が強く,風情がある.

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昼食後のせいか,異常に眠気が襲ってきた.
こんな時にはTTポジション.

き,効かぬ.眠い...これはマズイ.
どこかで休憩してカフェインを入れねば.

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で,たどり着いたのが道の駅「虹の森公園まつの」である.
内陸に位置するためか,ここは一周スタンプ外である.
自販機でコーヒータイム.

ガラス工芸が有名な町のようだ.
建物の壁に宿泊情報ボードが掲げてあった.

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農家民宿とある.
素泊まりから1泊2食付きまで選べ,面白いことに全て同一料金.
少しずつ宣伝文句が書いてあって,自分の好みに合わせられる.
一般的な宿の比較サイトには表示されなさそう.
この地域に再訪する際にはどこかに泊まってみたい.
昔の旅では民宿どまりが普通やったしな.

後で知ったが,こんな面白そうなイベントも開催している.

eMTBで「日本一過酷」なレースを走ると、どうなるのか 松野四万十バイクレース2025レポート<前編>

休憩して回復.

道の駅「広見森の三角ぼうし」はすぐ近くだった.
建物正面にどーんと鬼!
どことなくエヴァ弐号機風.

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ここは鬼北町という地名だが,全くなじみがない.
それもそのはず.元々は広見町.平成の大合併後の変更らしい.

川を離れて,何かすっかり消化試合感.
目的地の宇和島までひたすら漕ぐ.

何度もトンネルが続く.しかも長い.

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ようやくトロピカルな意匠の宇和島駅着.
予約した宿に向かう前に...

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道の駅「うわじま きさいや広場」へGo.
ここで愛媛県3つ目のスタンプをゲット.
これで無事,四国一周認定である.

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さぁ,ホテルへ向かうぜと走り出す.
すると,道の駅建物前の自転車ラックにて,公式の四国一周ジャージを着たサイクリストを発見.
チャリはCannondaleのTopstone.さすがにleftyではなく,アルミの通常バージョン.
「こんちわ~」とお声かけする.
かなり年配の方だった.
なんでもシコイチ4回目だそうな.スゲー.

思えばこの旅で,シコイチどころか,サイクリストとまともに会話するのが初めてである.
台湾の時もそうだったな.全然会わなかった.
やはり旅系チャリダーはマイナーな存在なのかも.

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本日のお宿は「宇和島オリエンタルホテル」.
サイクリスト御用達っぽい.
チェックインから何から慣れている感が強い(悪くない).

で,ここの名物と言えば,まず「ウェルカム・みかんジュース」.

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そしてバスタブで使う,選べる入浴剤である.
まぁ,なんだかわからんがヨシ.

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で,部屋に入るといつものルーティン.
洗濯と入浴である.早速,金木犀の入浴剤を使わせてもらう.

夕食の時間である.
この辺りを何度も旅しているサイクリストの知人,O田さん推薦の鯛めし屋へ行くことにする.宇和島名物らしい.

ホテルのそばの「かどや」という老舗っぽい店へ.
外見は料亭っぽい.

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ここは王道の「鯛めし」のセットメニューを注文.
¥2,700となかなか高級...とは言っても,回転ずしでいつもこれくらい払ってるわな.

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うむ,確かに美味い.
だがしかし.一度だけ白飯のおかわりができるものの,チャリダーの胃を満たすには量が少なすぎる.
追加で,おすすめとあった「豚バラの山芋包み揚げ」(¥800)を注文.
これもちくわサイズの揚げ物が3つしかない...ぐぬぬ.足りぬ.

つーことで帰りにスーパーへ.
缶チューハイとつまみを購入.ホテルでちびちびやりましょう.

セリア併設だったので「作業用グローブ」と「クルマの車体用クリーニングシート」も買う.

それほど汚れてはないけれど,ホテルに戻った後,BROを清掃.
今日もよくがんばってくれました.

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宇和島には遠い親戚が住んでいた.
幼少期には何度も遊びに来ているはずなのだが,街並みを見ても何も思い出せない.
そらそうだ,その頃から50年は経っている.

江川崎も変化していた.

日本も世界もあちこち行ったとうそぶいているけど,町や人は変化するもの.
久しぶりの再訪時には新鮮な気分を味わえるかもしれない.

まぁ,何より変化したのは己自身なのだろうけど.
まさかこの歳になって,チャリで来るとは...

さぁ,明日はいよいよ最終日.
トラブルなく松山に戻れますように...いや,致命的でないトラブルがあった方が面白いかも(伏線...はイヤだ).

Day8はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day8:宇和島~松山

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

2025/11/13 Thu

岬巡りのチャリ

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雨.温度:15 ℃,湿度:92%,体感温度:15 ℃,風速:4.3 km/時,風向:NNW

Day5はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day5:高知~四万十

5時起床.予報通りに外は雨.

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さて,どうすっかなぁ.
公式推奨だと,足摺岬を経由して大月ないし宿毛まで行くルートとなっている.つまり海岸線.

そうなると四万十川をパスすることになる.
高知において,沈下橋巡りは外せない.
それに過去旅での思い出の地,江川崎はぜひ寄っておきたい.

一方で「シコイチ」を名乗るからには室戸岬と足摺岬の訪問は欠かせない.

ちょ,待てよ.

別にここ(中村)から移動しなくてもよくね?
連泊すれば両方解決.
それに,この「ホテルココモ」は設備および立地とも文句なしのパラダイスである.
今日は空荷で足摺岬往復,そして,明日,快晴の中,四万十川を堪能するプランに決定.
そうしましょう.

早速,ネットにて「ココモ」の今晩の予約状況を調べる.
なんと既に満室であった.
いやいや,そういう場合でもホテルに直談判すれば空きがあったりするものだ,と何かの記事で読んだ.

フロントが開く6時を待つ.
連泊の意志を伝える.
現在の部屋がそのまま使えればベストだったが,さすがにそれは叶わず,別の階の喫煙ルームしか空いてなかった.
嫌煙家としては避けたいところだが背に腹は代えられぬ.料金は若干上乗せで¥5,500.それでも安い.

フロントのにーちゃん曰く「臭いが気になるなら,ファブリーズが備え付けてありますから,かけまくれば大丈夫っす」.
そうなのか?

つーことで今夜の寝床を確保.
まずは朝風呂,そしてパン食べ放題の朝食だな.

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想像以上に本格的で美味い.
どこまで株を上げるのだ,この宿は?

部屋に戻って荷造り.
一旦,チェックアウトして15時以降,再度チェックインすることになる.
その間,着替えなどの荷物,つまり巨大なフロントバッグをフロントに預けておく.

見た目すっきりでおシャなシティサイクルモードだ.

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レインウェアを着る.
宿を出て,四万十川を下流方面に進む.
それにしてもフロントバッグなしだと,これほど軽いとは...

いや,良い事ばかりでもない.
例のラックに負担をかけないためのゴムバンドによる,ステアリングダンパー効果もなくなってしまったので,直進安定性が如実に低下.
”元のBROの様に”ふらふらする(これが普通です).

「サニーロード」とは真逆の小雨模様.

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広い河川敷へ.
昨夜のサウナ効果なのか,疲労は完全に抜けている.

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この旅を始める前,懸念事項が2つあった.

1つはパンク.
面倒なのでリアホイールの外し方は練習してこなかった.
幸い,ここまで無問題.
北海道より路面状況はかなり良好ゆえか.
まぁ,自分で取り付けたパーツの脱落事故はあったけどな.大事には至らず.

もう1つはロングライドによる疲労や痛みである.
確かにBROによる200ブルベ完走経験はある.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

また,ソロでも練習がてらに100km越えや,カミヒルも数回こなしてきた.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

確かにロードバイクより時間がかかるし,疲労感も強い.
特に「薄野200」後半の肩周囲のコリはトラウマ級.

出発直前までその対策法を練った.
まずはハンドル交換.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

いや,もうこれが大,大正解.
肩周囲のコリの最大要因はポジションが変えられないことにある.
その点,Pハンドルは自由自在.easy-breezy.
ブレーキレバーに指がかかる,いわゆる上部の標準ポジションでも,水平に持つか角の部分を持つかで使う筋肉が違ってくる.
この地味な負荷分散が効果的なのだろう.

もちろん,高速巡行つまり下ハンTTポジションだと言うまでもない.
さらにこの前方荷重だと前乗りとなり,ケツ圧分散にもなる.
結果的にケツ痛もあまり悪化しない.

どれだけ神装備なのだろう.
一生Pハンドルします.

さらにッ,この特殊形状,ずっと何かに似ているなぁ...と考えていたのだが,最近,その正体が判明.
そう,宇宙戦艦ヤマトの操縦桿にクリソツなのだぁー!

https://twicomi.com/manga/tomoneko_2199/1175400827537653760より

こいつは「2199」版の設定画だが,旧作でもレバー形状は同じである.
そうか,これが握っているだけでワクワクな理由か(たぶん違う).

現状装着不可な「T LINE」にも改造して付けられないかなぁ...そしたら増車するのに(おい).

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沈下橋っぽい橋を渡って河川敷から国道に復帰.
やっぱりガードレールがないと怖い.突風拭いたら落下しそう.

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柿の木があちこちに.
みかんの木も多い.

嘘か真か,東南アジア,たとえばタイには「餓死」という単語はないそうな.
どこでも果実がなっている,それに空腹時はお寺で施してくれるためらしい.
四国もお接待文化があるし,共通点かもしれん.

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痛み対策のもう一つはサドルである.
純正のカンビウム,ロード用のガチガチを経て,この旅では新兵器を導入.

BROMPTONの甘い罠~サドル&シートポスト編

出発前の長距離試走なしのまま,ずっとケツを預けているのだが,これがまぁ実にフィット.
ほとんど痛くならない.
しっかり溝もあるので,アソコのしびれもない.
安いのに(¥2,000)良い買い物だった.

残念ながら見た目がやぼったいので,あくまで長旅用.
普段はBONTRAGERのガチガチに戻す所存.

国道走行中,お遍路さん休憩所付のトイレにピットイン.
睡眠スペースとして十分だ.
何せ,次の礼所たるや...

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腹が減ったのでローソン.
やっぱ,コンビニ少ないよなぁ...
鉄壁のディフェンス・ベンチ.

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道端に点在する祠やお地蔵さんを見つけるのが楽しみになって来た.
写真にしっとり感があって,緑が映える.
雨(小雨に限る)の日も悪くない.

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道路上に動く物体.
カニ集団の横断に遭遇.
踏まれないヤツは運がいい.

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巨大な共産圏マンションっぽい建築物.
廃墟かと思いきや,エントランスに灯りも見えるしクルマも停まっている.
どうやら別荘かレンタルームと予測.

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なぜなら向かいの海は絶好のサーフポイント...らしい.
地元の方なのだろうか,お墓もサーファーを見守っているぞ.

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高知県に入り,こうした何気ない旅人向けの標識が増えてきた.

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脇に緑のトンネルを発見.
グラベルだが走ってみる.

にしても,BROのフェンダーは優秀.
雨中走行にもかかわらず,汚れがほぼ目立たない.
フェンダーレス化の野望に抗えたのが功を奏した.

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高知なのに「大阪・海遊館」の謎表記.
展示用に捕獲した魚の飼育場か何か?
ジンベエスイムとあるけど?

大阪・海遊館海洋生物研究所 以布利センター

さすがに一緒に泳げるわけではなさそう.
これまでのダイビング歴で,数回ジンベエザメと泳いだ.
もちろん襲われることはないのだが,あの巨体が目の前を通り過ぎると恐怖とは異なる”畏敬の念”しか持てない.

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足摺岬の周遊路に入る.
そこで見つけたほっこり感のある湧き水スポット.

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もちろん頂く.
涼しいのでボトルの水がなかなか減らないけど,真夏はありがたかろう.

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実はここまで公式ルート通りに走っているのだが,不思議なことに左が海となる時計周りではなく,反時計回りに設定されている.
その理由は後で判明する.

...にしても,狭い.

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この道を路線バスが走っている.
BROでさえ路肩に移動してやり過ごす.
大型車のすれ違いは大変だろう.

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バス停発見.
歩き遍路の方々って,疲れてこういうのに乗ったら負けなんだろうか?

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ちょっとマズったな,と思ったのが補給食を持参してこなかったこと.
腹が減ってきた.
室戸岬同様,岬周辺がとんでもなくさびれていて,食べるところが何もない,もしくは閉まっていたらどうしよう...

と,不安になる頃,ジャングル回廊を抜ける.
なんや,結構栄えてるやん(失礼ですよ).

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上の町がゴールではなく,もうひと踏ん張り.
切ってはいけない木なのか,道の方が左右対向に分裂.

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で,ようやくたどり着いたのが「第三十八番札所 金剛福寺」.

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この寺もエライ場所にある.達成感半端ないやろうな.
白装束のガチ遍路さんがスマホでニッコリ自撮りしまくってた.

まぁ,Kazchari的には特に思い入れがないので,岬モニュメントへ移動.
レイアウト的に仕方ないのか,銅像があちら(海側)を向いてしまっている.

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この銅像の方は「ジョン万次郎」こと「中浜万次郎」さん.
土佐清水出身なので,まぁ地元.
漂流記で有名ですね.

へぇ,井伏鱒二がメジャーにしたのか.知らなかった.

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すぐ近くに観光案内所あり.
「ジョン万次郎を大河ドラマに」という宣伝があちこちに.

うーん,難しいやろなぁ.
ハワイとアメリカ本土ロケが必要やし,話が日本人には受けなさそう...
そういや『龍馬伝』にちょい役で出てたような.
時代と場所が全然違う「大黒屋光太夫」とごっちゃになってたりする.

それにしても,室戸の中岡慎太郎やら桂浜の坂本龍馬やら,高知にはやたら銅像が立っている気がする.

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と思ってたら,しっかりこんな案内板があったりして.
やってんねぇ.

で,せっかくなので展望台まで歩くっつーか,BROを押す.

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まぁ...普通の岬と灯台ですね.
晴れていれば絶景だろうが,ここまでチャリできた満足感は十分.

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他にも展望ポイントはあるが,天気もイマイチ出しどこも同じ風景っぽいので撤退.

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駐車場に戻る小道がちょっとステキ.

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さぁ,お待ちかねのランチタイム.
寺の周囲に2,3軒食堂があった.
メニューが豊富そうなこの「つばき」さんに決める.

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ところが店内に誰もいない.
「すいませ~ん」と声に出すと,どこからともなく店員さん登場.
むっちゃヒマそう.大丈夫か,この店で.

無人の2階に案内される.
メニューを見る.

「名物&おすすめ」のダブルコンボで「土佐の清水サバ」にする.

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初めて食べる謎料理だが美味し.

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ただし,味は良いが量が...(久々のフレーズ)

さぁ,岬到達の目的も果たしたし戻りますか.

会計の際,お店の方に「海岸沿いとスカイライン,自転車だとどっちが楽しいですか?」と,一般人に無理難題な質問をかます.

「え,えーと,スカイラインはですねぇ,坂がいっぱいあって大変ですね~」

「ずっと登りなんですか?」

「いえいえ,登ったら下りますねぇ~」

少々嚙み合わない会話だが,やたらしんどそうなのは確かっぽいのでスカイラインは避ける.
公式ルート通り,反時計回りでこの半島を抜けることにする.

基本的に整備された道を高速で下っていく.
往路のジャングルライドとは別世界.

公式が足摺岬周遊を,あえて反時計回りにした理由がわかった.
このルートの方が楽しい.

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岬突端の礼所を目指すお遍路さんと何度もすれ違う.
ゆえに休憩所が点在.
ここは洗濯機が設置してあるなど,かなり充実している.

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快晴ならば,さぞかしキレイそうな海岸.

以下のような看板が設置.
日本海ではなく,ここからの密入国もあるのか?
怪しい人の判断基準は?
お接待文化とのバランスは?
頭に浮かぶ疑問の数々(来た道を戻るだけなのでゾンビ走法中).

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往路でも立ち寄った”貴重な”ローソン.
マイ・ブームなコーヒーマシンで作る冷凍系スイーツを購入.
この気温だと大失敗.美味いが寒い.

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四万十川河口に戻ってまいりました.

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雨は止んだが,どんより雲.
明日の天気に期待.

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河川敷を走行.
時刻は15時過ぎ.
下校中の学生や犬の散歩者多数.
平和だ.

通行可かどうか迷う標識.
地元のチャリも通っているし,公式ルートもここを指定.
「一般車両」の定義とは?(こまけーことはいいんだよ)

安全を最優先に自己判断で.

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「パラダイスみてぇなホテルを作りてぇ」と誰が言ったか定かではないが,それを具現化したのが「ホテル ココモ」.
さぁ,今日もチェックイン!

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新しい部屋は確かに臭うが,まぁ耐えられないほどではない.
アドバイス通りファブリーズをかけまくる.

BGMはもちろんこの曲.

ホテル名の由来なのかどうかは聞きそびれた.

で,曲そのものは名曲だと思うが,肝心の映画の内容は...いいのか,トム?
ジャマイカ・シーン少ないし.

さくっと室内洗車&注油した後,ルーティンの洗濯&お楽しみの大浴場.
サウナは夕食行ってからだなー

もちろん昨夜食べて大満足だった,隣接する「いちもん家」に向かうが...な,何ィー!
なんと,定休日だった.
せっかく事前に入手したチラシで何を食べるのか決めていたのに...(気合い入れ過ぎ)

気を取り直してGoogle先生に相談.
繁華街ではないので,選択肢は限られているが,近くに良さそうな店を発見.

そこが「八雲」.別のホテルの2階にあった.

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居酒屋風だが,ちゃんと定食系も充実.
「四万十豚のとんかつ定食」を注文.美味し.

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これだけでは寂しいので,昨夜の「いちもん家」でも気になっていた,地元の名物料理「ウツボの唐揚げ」も単品で.

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ダイビングで散々見てきたアイツである.
皮の部分だろうか? ネチョネチョ感あり.
うん.こちらはこれっきりでいいかな.脂分過多...

てなわけで,無事夕食にありつけ,今宵もふけてゆく.
この旅も終盤に.

そして今日の走行距離は100km未満.
休息日としてちょうど良い.

台湾でも2回ほどこういう日を設けた.

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

ホンマ,旅はいい.
この自由さがたまらん.

明日はまた愛媛に戻る.
徐々に松山が近づいてくる.
ゴールが近い.

Day7はこちら ⇒BROMPTONな四国一周ライド Day7:四万十~宇和島.