2022/8/7 Sun
休むのが良いのか,動くのが良いのか
最近どうも体調がよろしくない.
疲れがなかなか取れない.
実走にしろ,Zwiftにしろ,よほどの場合を除き,毎日自転車に乗るようにしているのだが,それが辛くなってきた.
言いたくないけど...年かな.
がむしゃらに追い詰めるだけではなく,休息の取り方も重要.
これが噂のオトコの更年期障害なのか?
男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)
この疲労の原因,もう一つ思いあたることして『オホーツク1300』がある.
痛みが出たら? クマが出たら? 台風が来たら? 機材が壊れたら? 寒かったら? と不安が尽きない.
こうした不安がKazchariの心身を蝕んでいるのかもしれん.情けない.
先日,チャリ仲間のOさんが2年連続の『1300』を無事完走された.
素晴らしい.
昨年のレポートでは,終盤,ケツの痛みを盛んに訴えられていたが,今年は違った.
残り100km付近からの「シャーマーズネック」がOさんを苦しめたらしい.
シャーマーズネックとは1000kmを超えるブルベで起こりうる症状の一つ.
首周辺の筋肉に力が入らなくなり,顔を前に上げられなくなるというランドヌールにとって致命的な症状.
2018RAAM_21:ネックは首
ずっとSNSで,Oさんの足跡を追っていてハラハラドキドキ.
ヘタなサスペンス映画より怖い.
何せKazchariは何もしていない普段から,頸や肩こりの持病を抱えているのだ.
普段健康な人よりよほど,シャーマンになる適正は高い様に思える.
Kazchariも参加期間中,SNSで状況をアップするかなぁ...ヤバイ時の励ましになるし...と思ったけど,パチパチ文字を入力している間も走って距離を稼ぐべき,と考えてしまう.
さて,そんなに不安なのに,なぜ参加する?
何よりも「生きていることを実感したいから」かも.
ちょうど現在開催中の「TJAR:トランスジャパンアルプスレース」の挑戦者と同じ気持ちかも(レベルが100億倍くらい全然違うけど).
そう,半分は楽しみでもあるのだ.だからやめられない.
それはさておき,本日は快晴の日曜日である.
気温もそれほど高くない.
通常であればロードでロングライド一択なのだが,先程述べた通り,このモヤーっとした倦怠感のせいで,どうも肉体を酷使する気にならない(あれ?死んでる?).
となれば,モンキー125の登場でしょう!
先日,Kaba3とのツーリング中に指摘されたバックミラーの見えにくさ.
それはこの製品で既に改善.
モンキー125,ブルベを走る!?(その2)
タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン オフセットホルダー30 ブラックSA-23
30mmオフセットを購入.
どうして最初からこの位置に...と思うぐらい後方がよく見える.
さて,本日のモンキー・ツーリング,無目的というわけではない.
Oさんの『1300』レポートを見ながら装備の再確認していると,モンベルの新しいレインウェア「U.L.サイクルレインジャケット」が気になった.
もちろん,Kazchariは”みんな大好き”dhbのレインウェア(¥10,000ほどした)は所有しているのだが,通販で買ったためかサイズが少々大きい.
さらにはパンツも,これまた”みんな大好き”ワークマンで買ったのだが,これもやや大きい.
ようするにチャリ用として,身体にフィットしたレイン・ウェアが欲しくなったのだ.
できれば雨中は走りたくないが,「5日間:1300Km」となるとそうも言ってられない.ここは用心深く,ちゃんとしたウェアで快適に走りたい.
これも全て完走のため.
で,この「U.L.サイクルレインジャケット」の購入を決め,さらにネットで検索・検討.
ふむふむ,サイズ表的に「S」サイズがちょうど良さそう.
せっかくなので,パンツもモンベルで「スーパーストレッチ サイクルレイン パンツ」を買おう.サイズは「XS」がちょうど良さそうだ.
しかし,通販で買ってしまうと以前の二の舞いになる可能性もある.
おっ,店舗ごとに在庫確認できるやん.
ふむふむ,両方とも「南ふらの店」にあると.
ちょうど先週の日曜日も,目の前を通過したばかりだが仕方がない.
ここは現地に行ってサイズ合わせるか!
こうして本日の目的地が決まった.
10時過ぎに出発.
ウェアはいつものKOMINEメッシュで.
コミネ(KOMINE) バイク用 プロテクトメッシュパーカ-テン Navy Marble M JK-114 1096 春夏秋向け プロテクター CE規格レベル2 メッシュ素材
気候的に実に快適.
最初は「邪魔やなぁ」と思っていた胸部や背部のプロテクタだが,今ではすっかり慣れてしまい(少なくとも遠出時は),これ無しでライドする気が起きない.
それこそ20年前に買った春秋用ジャケットには,このような装備はないので,シーズン前に,別売りで以下の商品の購入を考えている.
コミネ(KOMINE) バイク用 スプリームボディプロテクター M SK-688 866
このアベンジャーズ感がすげー.
つーことで,旭川→美瑛→カミフ→ナカフ→富良野の最短ルートで一気に南下.
相変わらず道外,キャンプ用具満載バイクとよくすれ違う.
ホンマ,ブームやね.
オフ車が少ないのは時代の流れか.
道の駅「南ふらの」到着.
早速,モンベルの店内へ.
「サイクリングコーナー」にちゃんと目当てのレイン・ウェアがありました.
売れてなくて良かった.
今回購入するのはモンベル製品の中でも最高級品ではない.
レインウェアに関しては雨も汗もシャットアウト的な絶対濡れないGORE-TEXのような高級品を買うべきという派と,どれだけ高級でも徐々に機能が低下していくのは避けられない.ゆえにミドルクラスを定期的に買い替える派がいる.
Kazchariは後者のタイプ.こけて破れることもあるしな.
特にこの「「U.L.サイクルレインジャケット」はその立ち位置がややこしい.
mont-bell「U.L.サイクルレインジャケット」を購入
ミドルクラスと言いつつも¥16,500もする.パンツもセットで買えば¥27,000になるので充分高級やけどな.
さて,最初に決めていた通り,上はイエロー(マスタード)カラーの「S」,下はブラックの「XS」を手にとり試着室へ.
パンツ ⇒ ぴったり.さすが“ストレッチ”を名乗るだけのことはある.決定.
ジャケット ⇒ ぴったり...なのか? 袖がやや長い気もするが.胸周りに窮屈さはない,いやむしろ余っている.サイズがデカイ?
まぁこんなモノかと,ウェアがかけてあった場所を確認する.
するとネイビーカラーの「XS」があるじゃあーりませんか.
これは試しと「XS」を着てみる.
おお...ぴったりだった.
サイズ表通りだとあきらかに胸囲の数値が小さすぎるのだが,実物は完全フィット.
やはりアパレル系は実際に着てみるに限る,ということか.
このままネイビーを買ってしまおうかと思ったが,やはり視認性を考えるとレインウェアは明るい色が好ましい.
店員さんを捕まえて「XS」イエローの在庫を確認してもらう.
残念がらこの店に在庫なし.関東方面から取り寄せになるという.
まぁ,1万円越えだと送料無料だし,自宅まで発送してくれるというのでそのまま注文した.
その際,モンベルクラブへの入会を勧められたが...
「モンベルクラブ」気になる特典や年会費は?私は入った方がお得?
年間,そんなに買わないしいいや.節約,節約ぅ.
つーことで,良い買い物をしました.
さて次はお昼である.
道の駅併設のフードコートはすんごい人.
「こりゃあかんわ」とGoogle先生に近所のオススメを訊いてみる.
場所が場所だけに,良い店がなかなかない.
「待てよ.この近くに温泉なかったっけ?」と,「湯の沢温泉」を思い出す.
確か15,6年前に行ったことがある.
現在も食堂も併設している.
おおっ「鹿肉丼」! 決まりだ!
まずはかなやま湖を経由.
この橋お気に入り.
国道を占冠方面へ10kmほど南下.
実はこの国道,結構,凶悪なパンダさんが手ぐすね引いて獲物を待ちわびている.強制サイン会にはご招待されたくないので慎重に...
まぁ,所詮125ccなので目を付けられるような走りはできへんけんどな.
つーことで到着.
久々訪問の「湯の沢温泉」は外観も中身もすっかりリニューアル.
インバウンド向けのおしゃれなスパ(とまではいかない)になっていた.
ランチタイム終了まで後10分.やばいやばい.
もちろん「鹿肉丼」を注文するが,なんと売り切れ! シクシクシク36.
鹿のローストはなく,そぼろなら,つまり「鹿肉ラーメン」なら注文可能ということで,それにする.
しばらくすると運ばれてきた.
何やら珍しい穴あきレンゲも付いてきている.
味はまぁ至って普通.
そぼろなので,鹿肉らしさもあまり感じない.
知らずに食べたら牛肉と区別がつかない気がする(味音痴か).
麺を食べ終わった後,気づいた.
この穴あきレンゲでないと,そぼろ肉がすくえないのだ.
なるほどね.小さな親切だ.
さて,お次はお風呂.
記憶にあるボロボロのイメージとは異なっていた.
ちなみに「湯の沢温泉 占冠 昔」で検索すると...
占冠のリゾートといえば・・・・・・湯の沢温泉
そうそう,昔はこんなんやった.
今も昔も源泉そのままのホンモノ温泉なのは間違いない.
“味”が違う.
薪で焚いているそうな.そのせい?
もちろん,最近マイ・ブームのサウナももちろん設置.
ただし,入室はせいぜい3人まで.狭い.
マイナス点は露天風呂がないので外気浴ができないこと.
例によって(5+2+5)☓3セットで,サウナ&温泉を堪能しました.
いやホンマ,サ活を始めてからお風呂が楽しくて仕方がない.
余談だが,この2日前も近所の銭湯にわざわざサ活しに行った.
そうこうしているうちに15時.
そろそろ帰らんといかん.
「鹿肉丼」を目当てにまた来ます.
つーことで,パンダさんに注意しつつ,慎重かつ大胆に富良野を目指す.
山部地域から,いわゆる「斜線道路」を使って一気に上富良野までワープ.
「旭川400」のブルベでも走った道だが,やっぱり快適やね.
これから往路もこっち使おう.
つーことで,温泉出発後はどこにも止まらずに帰宅.
季節柄,モンキーやシールド,ウェアに虫の死骸がべっちょり.うげっ.
ロード練を避けるほど,疲れてはいたが,やはり外出は楽しい.
サ活のおかげか,こころなし肩も軽くなったような...(変わらん)
『オホーツク1300』出走までに,少なくとも慢性疲労,頸・肩こり,腸脛靭帯炎,なんとかならんかなぁ...(意外に満身創痍?)
まぁ.走り出してしまえば,なんだかんだで解決方法は見つかるはず.
ジャケットの到着はまだやけど,良い買い物をした.
できれば本番では使いたくないグッズやけどな.