2023/3/31 Fri
この世には不思議なことなどない...はず
2014年納車,つまり今年で9年目になる我がハスラー.
購入時に,ディーラーにてオプションでチェッカーデカールを貼った.
異変に気づいたのは3/14の昼だった.
ドギャァァ~ン!
右サイドのチェッカーデカールが,いつの間にか剥がれているッ!
それも不思議な剥がれ方.
デカールの縁からめくれる...というわけではなく,黒い正方形部分だけが,意図的に剥がされている感じ.
右側の三角なんてツメか何かで無理やり剥いだ様.
確かに経年劣化でデカールが剥がれることもあるだろう.
実際,ボンネットのデカールは2年ほど前に張り替えた.
その時とは状態が明らかに異なる.
実際,直射日光があたりにくいサイドデカールの方が長持ちするらしい.
では,原因は?
まず,ハスラーを撮った写真のストックから,いつまで無事だったのかの調査.
これは2/27に糠平湖に行った時のモノ.
ご覧の通り無問題.
その後何が起こったのだろうか?
何らかの薬品がかかって融解した?
ちょうど,3/11の土曜日にディーラー点検に出した.
その際,シートベルト巻き戻し機構の調整を依頼したのだが,その際に何かがあった?
早速馴染みの担当さんに電話.
作業してくれた方に確認したところ,薬品を使ったり車体を傷つけるような作業はなく,何よりも”その時は”外装に何の問題もなかったとのこと.
うーむ.
すると「事件」は3/12の日曜日に発生か.
この日は快晴.
モンキーで初乗りに出かけている.
ハスラーの異変には全く気づかず(写真もない).
子供のいたずら?
もしそうなら,地面に剥がした分の破片が落ちているはずだが...
風でとばされた?
妖怪デカールはがしの仕業に違いない.
ああ,Kazchariにクレイジー・ダイヤモンドの能力があれば,修理は元より犯人を突き止めることができるのに.ムーディ・ブルースでもええけど.
残念ながらそんな能力は持たないので,愛と勇気と知恵でなんとかすることにする.
ありがたいことに,剥がれたのは「黒い正方形」という,この上なくシンプルな形状.
早速Amazonでカッティングシートをポチ.
光沢なし ブラック/黒色 1枚 約A4サイズ カッティング用シート
届いたので早速作業を開始.
まず元のデカールのサイズを計測.
適当にもほどがある.
ちゃんとデザインナイフの刃を新品にして...
これを車体に貼り付けるが,その前に接着面の油分除去.
SOFT99 (99工房) 脱脂剤 シリコンオフ チビ缶 150ml
素晴らしい.
遠目には何の問題もない.
そう遠目には...
近くで見ると微妙にサイズが...
これがプラモデルやったら即修正やけど,不思議なことに「ホンモノ」だと何故か気にならない.
一時はディーラーさんに,まるごと張替えを頼もうかとも思ったが,概算で¥30,000近くかかる.
それはさすがに払えん.
次はルーフのデカールが経年劣化でヤバそう.
今回のノウハウを利用して,剥がれたらこちらもDIYしよう.
それにしても...一体デカールに何が起きたんやろ?
正に日常に潜むミステリー.
再度発生したら,監視カメラやな.プンプン.