ファットな砂川からの刺客を迎えてイルムケップを攻めるライド

2025/5/4 Sun

返り討ち?

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曇り.温度:12 ℃,湿度:73%,体感温度:8 ℃,風速:13.8 km/時,風向:SW

朝からすぐれない天気.
旭川は激しめの雨が降っている.

せっかくの休日である.
出かけたいところだが今日はアカンか...と思っていたところ,9時頃にメールがピコーンっと鳴る.砂川在住のJさんからだった.

「お疲れ様です.天気悪すぎですね.今日は深川をファットでのんびり散歩しようと思っております.一緒にどうですか?」

???

なぜ「天気悪すぎ」なのに,ライドのお誘いなのか?

わかりました.これはズバリ挑戦状ですね.謹んでお受けいたします.

そう,Jさんと言えば刺客である.
エグい豪脚ゆえ,そのペースに合わせるとこちらが先に逝ってしまふ.
早くも口内に鉄の味がしてきた.

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

しっかりと昼食を取り,集合時間の13:30に遅れることなく,深川『まあぶ』の駐車場着.
そう,『まあぶ』もまた我が定サウナの1つ.
どれだけライドで汚れようが,疲れようが,サ活で一発回復する...はず.

特に行先を相談したわけではないが,ここに来たら行く場所はほぼ一択.
そう,イルムケップ山の林道である.

Topstoneなイルムケップ•スカイラインライド

もちろん夏と違って,途中で残雪による通行止めの可能性が高い.
いいのだ.
グラベルを走ることそのものが目的なのだから.

ファットの前輪をはめて出発.
まずは定番のトトロ峠のネコバスへ.

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スタートからここまで,これから先も登り続けるのが今日のライド.
Jさん曰く「コスパがいいですよね,ここ」 何のコスパだ?

で,さらに登っていよいよイルムケップ・スカイラインの入口着.
まだ雑草が少ない=虫もいなくて快適.

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早速,”上りスイッチ”が入るKazchari.
別に競争しているわけではないのだが,重量級のJさんもしっかりついてくる.ぐぬぬ.エンジンの馬力が違い過ぎる.

いただき画像

いくつかのカーブをクリアすると,ついに残雪が現れた.
ただし,しっかり四駆が通った跡がある.
つまり,まだ登れるのだ.

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ご覧の通り,路面はドロドロでヌタヌタ.
ファットで大正解な道.

いただき画像

ここの残雪を超えればゴールの山頂駐車場まで行けるかというと,そんなわけもなく,再び雪に道を塞がれる.
四駆もあきらめたのか,今度は轍なし.
このまま引き返すのも,もったいないので少しだけ押し歩き.
雪道ダウンヒルを楽しむ.
今年の冬は,とある事情でスノーライドを楽しめなかったのでちょうどヨシ.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

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しばらく下ると脇道発見.
夏だと頂上にしか目がいかないが,今日は新道探索を楽しみましょう.

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冬期間の倒木だらけ.
四駆でも通れない道が続くが,チャリなら余裕.

だが,やはりこの道も残雪で通行止め.
分岐まで引き返す.
「深川西高・修練道場跡地」とあるが,こんな山奥で何を修練するのだ? 忍者?

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ちなみにJさんのファットは由緒正しい「SURLY」製.
もちろんクロモリ
タイヤサイズは3.8とやや細めだが,Jさんの豪脚が伴えば,走破性に何の問題もない.

「SURLY」と言えば「台湾一周」の際にレンタルしたチャリである.
心なしかフレーム形状がよく似ている.
同車種ではないと思うけど,あのオレンジ号もよく走った.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

本線をさらに下ると,別の分岐点を発見.
もちろん行ってみる.

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絶景が待っていた.
山頂を目指す以外でこんなに楽しめるとは.
イルムケップ・エリア,恐るべし.

風景だけではない.
少し登ってからのダウンヒル.

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先ほどまでの泥ヌタ路面と打って変わって,砕石エリア.
最近まかれたばかりなのか,それこそ子供のこぶしサイズの浮き石がゴロゴロ.
そこをファットでボヨン,ボヨンと走破する楽しさよ.

これ,タイヤの細いグラベル,それどころかMTBですら,走りにくい=怖くて仕方がない道では?

うむ,実はファットバイクこそ「オールロード」の名にふさわしいかもしれん(言い過ぎ).
まっ,いつまでもマイナーな存在だろうけど.そこがいい.

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またまた分岐.
今度ははるかかなたまで登る一本道.
軽く15%は越えてきそう.

Kazchari,無念の足つき.
さすがのハイパーなJエンジン,何の苦もなくグイグイと登っていく.スゲー.

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頂上で行き止まりだったらしく引き返す.
今度は林間ゾーン登場.
素晴らしく多彩なコースだ.

いただき画像

メインの舗装路を横断して別のグラベルへ.
またしても絶景である.何だここ?

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しばらく”おとなしめの”グラベル.
おや,この森に続く道は...と探検.
グラベルライドは童心に帰らせてくれる.

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そして林間のロングストレートダウンヒル.

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林を抜けてもまだ延びる.
何か『NISEKO GRAVEL』で似たような道をたくさん走ったな.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

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山を下りきって小休止.
晴れ間が出てきた.
養蜂場のそばで桜を見る.

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もちろん探索は終わりではない.
デポ地に戻りつつ,脇道のグラベルに進入.
またしても絶景(だらけ).

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いきなり野ウサギが登場.
デカイ.それになかなか逃げない.
ファットを降りてじわじわと近づく.
自分の強さがわかっているのか.余裕をかましているのか.

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新グラベル探索も終盤.
これまた偶然にもネコバス弐号機(?)を発見.
ただの物置となってはいたが.どうしてここに置く?

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振り返ると雲の切れ間に夕陽の輝き.
遠方の山は島,そして深川の市街地が海に見える奇跡の一枚.

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寒くなってきた.
ここからはずっとダウンヒル.
デポ地の『まあぶ』に戻る.

ファットを積み込んで,さぁサ活!

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...と,いきたいところだが,さすがにGW真っ只中,サ室バカ混み&Jさんをあまり待たせるのも何なので,今回はサウナなしで.
まぁ,翌日は温泉宿に泊まるし.

夕食は併設のレストラン「きっちん旬彩」にて.
空腹だったが,あまり待たずに入れた.

注文したのは「深川ポークのトンテキ,ウインナー・ベーコン添え」

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もう写真で見るだけでも美味しそう.
正解です.マジで美味かった.
これまたリピート確実なメニュー.

つーことで,雨模様でグデっていたところ,急遽決まった午後からのいきなりグラベル.
結果的に新道続々発見の充実ライドだった.

イルムケップ周辺,あなどりがたし.
今度は夏やな.

BROMPTONな丸瀬布から高原ヒルクライド

2025/5/3 Sat

某Mapの罠ふたたび

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曇り.温度:14 ℃,湿度:62%,体感温度:11 ℃,風速:15.7 km/時,風向:SSE

GWも後半戦に突入.

本日は息子をラグビーの遠征合宿地に送るために朝から遠軽へ.
天気予報は雨だったが,一部のアプリは昼から晴れると言っている.
こんな時には良い方に考えましょう.
あわよくば今日のイベントを遠征ライド化するのだ.

ハスラーに息子の荷物とBROMPTONを積み込む.
いや,ホンマに気軽.BROの面目躍如である.

旭川から遠軽までは(ファッキンな)高規格道路を使って2時間半ほど.
GWにしては交通量少な目.
北海道は広いので人気の観光地でなければこんなものでしょう.

つーことで集合時間の1時間前に現着.
息子をコーチに預け,Kazchariはクールに去るぜ.

天気は良い方向に推移して晴れてきた.
計算通り!

ライド前に腹ごしらえである.
Google先生で近くのレストランを検索.
おお,すぐ近くにやたらと評判の良い洋食屋がある.

つーことで向かう.
さすがに人気があるのか,初っ端に「40分ほどお待たせしますが,よろしいですか?」とけん制.待ちます待ちます.

で,20分ほど待たされて出てきたのがこれ.

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エビクリームパスタのセット(パン・サラダ付き).確かに美味し.
ただし値段が...ホンマ,最近は外食する度,”贅沢”という罪悪感を持ってしまう.
あれ? つい最近「生きているうちに食も楽しむ」とかなんとか書いてなかったっけ?

モンキー125,オートバイに乗るということ

それはともかく,食事を終えたKazchariは道の駅「まるせっぷ」に向かう.
そしてBROMPTONをリフト・オフ.

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この降着...ではなかった,折りたたみ姿勢も萌える.
BROはいいぞぉ.

丸瀬布でデポしたは良いものの,行先をまだ決めていなかった.
漠然とキャンプ場を走る機関車でも見て,最後に温泉入って帰るか...ぐらいのプラン.

ちょうど良いところに観光看板あり.
「なになに,大平高原」とな?
これは,おいしそうなヒルクライムの予感.

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つーことで出発.
目的の高原は,キャンプ場のさらに奥にある.
まずは平坦路を爆走,と言いたいところだが,ここ数日同様に風が強い.

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まだまだ緑が少ない北海道の春.

本日もBROは絶好調.
オートバイ以上に人車一体感が強いのがチャリ.
バイオセンサー搭載も過言ではない.

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デポ地から10kmほどで丸瀬布森林公園いこいの森オートキャンプ場着.

ここは園内を蒸気機関車が走っていることで有名.
Kazchari家も十数年前に利用したことがある.
その後のキャンプブームのためなのか,当時に比べるとかなり整備&拡張されている感.
以前はもっと木が生い茂っていた気がするのだが...

2008年7月20日撮影

何より完全予約制になっていたことに驚き.
敷地内に日帰り温泉施設昆虫館もあるし,良い場所ではある.

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今日の目的地はここではなく,さらに奥.
後で立ち寄る予定の温泉施設『ポッケの湯』を発見.

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見たところ,駐車中のクルマの数は非常に少ない.
キャンプ客は敷地内の温泉を利用するとみた.これはラッキーかも.

で,ここから登りが始まるはずだが...

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道を間違えてグラベルへ.迷い道もまた楽し.

で,正規ルートを進むと見えてきたのがマウレ山荘

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「どこが”山荘”やねん!」とつっこみたくなるオシャな欧州風リゾートホテル
宿泊料金はさすがに高いが,ランチと温泉だけならそうでもない.まぁ,ピチピチ汗だくなおっさんが一人で来る場所ではないわな.

入口のオブジェだけ撮影して,いよいよ「太平高原」へのヒルクラ開始.
少々うざったいGarmin様の「クライムプロ」機能は切ってあるので,この先どこまで登るのか,斜度はどれくらいなのかさっぱりわからん.

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「熊注意」の看板があちこちに.
ありゃりゃ,そういや熊の出没もシーズンinやな.
熊鈴を忘れたので,コーナーの度にベルを鳴らす.

激坂らしい激坂もなく,5~7%の淡々とした登り.
12速BROだと楽勝.
STRVAのセグメントにもなっていない(マイナー過ぎるか)

それでも全然頂上が見えてこないことに焦る.
「高原」と名乗る以上,開けた風景が広がっている...はず.

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ようやくそれっぽい場所に到達.
ここが「太平高原」のようだ.まぁ...うん,高原やな.
強風のせいでサイドスタンド使用不可.

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さて帰りますか.
Google先生によると,来た道を戻らなくても,このまま進めば国道に出れるようだ.
ちょうど,前方から乗用車も走ってきた.行ける,行ける,行けるはず.

しばらく進むと案内標識発見.
下に落ちている標識が国道方面を指しているが...この落ちている方向でいいのか? ズレてない?

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で,この標識&Google先生も示してる方向へ進む.
長いダウンヒル.
たどり着いた場所は...見事にグラベル!
これBROどころか,乗用車でも厳しいやろ.

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なんか,台湾でも同じ経験をした記憶が...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

時間があれば「フッ,ちょっとした冒険だな」となんとかうそぶきつつ突入していたかもしれんが,昼過ぎスタートだったために風呂の閉館時間もある.
正しい道を探すのも面倒.
結局,来たルートを引き返すことにした.完全敗北.
登り返しがキツイぜ.

高原からは,慎重かつ慎重にダウンヒル.
不安定な(クイック過ぎる)小径車,最大の苦手ポイントやな.
寒いし.

で,『マウレ山荘』まで戻る.
ここからは平坦かつ追い風を受け,ロード並みのアベレージでデポ地の道の駅まで激走.全ては(サウナを含めた)入浴時間確保のためである.

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BROをクルマに載せて,さぁ,先ほどの『ポッケの湯』に行きますか.

閉館まで1時間半を残して”サ活”スタート.
浴室に入るも「ありゃ,サウナ室がない!? やっちまったか!」と焦る.
実は,この施設のサ室は外に別小屋として設置されていたのだ.
「おお,これはこれは」と評価爆上がり.
室温も高めで好み.

10分後にサ室を出て,同じく屋外に設置されているヒノキ浴槽の水風呂につかろうとするが...なんと,お湯っつーか,ここも温泉だったァ!
なんと水風呂は存在せず,水シャワーのみ.
うーん,先ほど爆上がった評価が...

イスも2脚しかないので,混んでいると取り合いになりそう.
別小屋サ室は素晴らしいけど,他の部分もこだわって欲しいなぁ...惜しい.

つーことで18時の閉館ギリギリまで滞在し,丸瀬布を後にしたKazchariであった.ちゃんちゃん.

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Topstoneな音更周辺グラベルライド

2025/4/27 Sun

ジャリジャリ行こうぜ!

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風.温度:12 ℃,湿度:47%,体感温度:3 ℃,風速:31.4 km/時,風向:WNW

「2025幌鹿峠・春の幕開けサイクリング」は公式には中止となったものの,「試走」は無事終了.運営のみなさま,ご配慮ありがとうございました.

Topstoneな幌鹿峠・春の幕開けサイクリング

そのまま温泉でまったりした後,そそくさと帰宅するのはもったいないと,音更までハスラーで移動し,かねて興味があったグラベルコースを走りに行くことにした.

それは昨秋開催された道の駅「おとふけ」発着のグラベルイベントのコース.
著名なYouTuberがゲストに呼ばれ,知人のヤマタケさんがそれに参加.
ローカルによって厳選されただけあり,実に魅力的なコースだった.

STRAVAから入手したGPXデータは新アイテム「bryton S500」にダウンロード済み.

ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

いわゆる「コース」⇒「ルート」の性能はいかがなものか,ブルベ本番前のチェックも兼ねている.

糠平温泉から道の駅「おとふけ」まではクルマで約1時間.
これまで何度も走ったルートゆえ,実になじみがある.

さすがに20年以上住んでいると,広い北海道と言えど,道内はほぼ走りつくした感.
ブルベに関しては,そろそろ本州遠征も考えたいところ.
飛行機輪行に最適なBROMPTONもあることだし.

昨年の青森遠征は何もかもが新鮮だった.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

走る前に腹ごしらえ.
途中でセイコマに寄る.
みんな大好き「HOT CHEF」の豚丼.美味し.

道の駅「おとふけ」着.
さすがGW.かなりの込み具合である.
駐車するのはバス利用者用の駐車場.空いててよい.

クルマから降りてびっくり.
晴れてはいるものの,かなりの強風.
これ,向かい風だったら地獄確定.
実際にこの辺りに住むチャリダーが外乗りを断念したとの報告もSTRAVAに上がっていた.

「こりゃ諦めて,近くの温泉サウナでまったり...」という怠惰な思考が頭をよぎるが,それだと何のためにここまで移動してきたのかわからん.
意を決し,スタートすることにした.

「Garmin Edge 1400」起動.
そして「bryton S500」のスタートボタンを押して,今回のグラベルコースを呼び出す.

うん? 何かデータを全部(100%)読み込むまでやたら時間がかかるなぁ.
この辺りは「eTrex」とどっこいどっこい.

しばらくして読み込み完了.
現在地を確認して出発.

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おお,これから進むルートをちゃんと連続三角マークで表示してくれる.
これは助かる.

「eTrex」にはこの機能がなかった.
1本道だと問題ないが,8の字ルートや,チェックポイントに寄るためのピストンルートの場合,どちらに行ってよいのかわからなくなることが度々あった.
「S500」は行くべき道と方向を表示してくれるのでありがたい.
もう,この機能だけで買ってよかったと実感.

さて,まずは十勝平野のさえぎる物ない平地を移動.
時々吹く強風が恐怖...

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そして,ついに現れました.第1セクターのグラベル.
農地の真ん中を貫く!

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途中,トラクターと交差.
私道の可能性もあるが,特に何も言われず.
こうして農道(?)を走ることは度々あるが,これまで叱られたことはない.
畑に入らない限りは,お目こぼししてくれているのだろう(たぶん).

集団で暴走しているわけでもないしな.
ぼっちでわざわざ荒れ地を選んで走るただの変態に過ぎぬ.

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有名な白樺並木へ.

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ここも昔ブルベで寄ったな.
もちろんロードだと走りきることはないが.

で,ここを抜けると展望台への案内板が.
その昔ファットで登った記憶が...いつだっけ?

しかおい小麦グラベル+おまけのライド(その2)

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展望台から降りて,ここからは未知の道.
ホンマ,この「S500」のナビはわかりやすい.
「eTrex」なんて〇〇なデバイスを使い続けていたのはなぜだ!(ケチだからさ)

そして現れる,いかにもな十勝まっすぐグラベル.萌える.

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こうしたグラベルの登り下りが脚の筋肉を痛めつける.
それでも回す.
肺が酸素を求める.
呼気を意識.
自分のカラダと対話する.
この充実感.

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ジャリの路面から泥濘地へ.
雨後ではないので,44Cタイヤでも無問題.

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リエゾン(舗装)区間を経て,次のグラベルへ.
進行方向が変わって追い風に.
ひたすらまっすぐなジャリ道を大快走.

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幾度も現れる絵画のような風景.
グラベルロードはこういう道にぴったり.
買ってよかった.

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おっ,これが噂に聞く「絶望の坂」ですか!

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確かに遠目には視覚的に20%越えの激坂に見えるが,実際は...10%でした(標識もある).
とは言え,これまでのジャリジャリ・アップダウンで削られた脚には余裕なし.
セグメントタイムはボドボドでした.

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リエゾンを通過し,別のセクター.
また登る.
前方からオフロードバイクのセローが下りてきた.
うむ.確かにモトでも楽しめそうだ.

一応,オフ車ライダーでもあるKazchari.
日本中,あちこちの林道を走ってきた.
そして今はチャリでオン・オフ問わず非常識な距離を走っている.

肉体の疲労に比例して,達成感に格段の差がある.

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最後のセクター.
いやさか,いやさか.
素晴らしいグラベル体験だった.

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デポ地の道の駅へ戻る.
閉校した小学校前にて.
「開校」と「邂逅」をかけた巨大な石碑...すいません.こんなん要ります?
おそらく設置費用に数百万はかかるはず.
地域のために別の使い道はなかったのだろうか.
田舎道沿いにこういうのを見つける度に考えてしまう.
一体,誰のためのモノ?

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最後のリエゾンは長かった.
おおむね60%ぐらいのグラベル率?(適当)

最近,世界のあちこちに乱立している巨大地名オブジェ.
ついつい写真を撮ってしまう.
さっきの石碑より意味はあるか?

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駐車場に戻る.
サイコンとナビを停止.

この「S500」,ブルベでも十分使えると確信.
今後の主力機だな.

最後のチェックは,POI(Point of Interest)の設定方法.
これまた「eTrex」だと超面倒くさかった.

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ハードなライド後のお楽しみはなんと言ってもサ活
以前も利用した凰乃舞へ.
入浴料はなんと¥500である.
そして十勝方面のサウナの特徴 ⇒ サ室が熱い!

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安くて熱いサウナでととのった後は,ラーメンで〆る.
道内でよく見かけるが旭川にない某チェーン店で「白湯味噌ラーメン」
ちょっと,びっくりするほど美味かった.
「ライド&サウナ」という超一級の調味料が使われているからかも.

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つーことで,午前はヒルクライベント,午後はグラベルを堪能.
それらをこなしてしまうTopstone,恐ろしい子!

特に午後のグラベルライド!
強風の向かい風や畑からの土ぼこりで苦しめられたものの,それらを消し去る圧倒的な景色よ!

地元の美瑛-東川のグラベルとも,ニセコ周辺の森林内グラベルとも様相が全く異なる.
走ったことはないが,この左右の風景の広がり方からして,本場のアメリカに近いのでは?

「買っても,走るところがない!」「ブームが終わったロードバイクの次にメーカーが仕掛けた策略だ!」だとか,一部で評判の悪いグラベルロード.
そんな悪評は,ここ北海道にはあてはまらんな.
グラベル天国はすぐそばにあった.

何度来ても良い十勝グラベル.
新ルートがいくらでも見つかってしまう.

あかん,楽しすぎて鼻血でそうや(でません).

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Topstoneな幌鹿峠・春の幕開けサイクリング

2025/4/27 Sun

峠で会いませう

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曇り.温度:4 ℃,湿度:73%,体感温度:1 ℃,風速:11.0 km/時,風向:W

初の日曜開催となった幌鹿峠・春の幕開けサイクリング
早々にエントリーして走って来た.

冬期通行止めの道道85号「然別湖~糠平湖」間を,全面開通に先立ってチャリだけを走らせるという見逃せないイベントである.
コースは急坂で短い糠平温泉スタート(8km)と緩やかで長い然別湖スタート(14km)のどちらかを選択.
自称クライマー,Kazchariはもちろん前者を選ぶ.

その昔,400ブルベの途中で登ったような...

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

三国峠往復クリア後の登攀で,地獄のキツさだった.
翌年の「朝駆」は,ルートが変更されて然別湖から登り,そこからの三国だったので難度がだいぶ下がったように思われる.

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

いずれにせよ,なかなかの標高となる達成感ある山越えである.

ただし,この大会には懸念事項がある.
時期的に天候が荒れることがあること(主に降雪)
実際,昨年は悪天候のため中止になったらしい.

さて,今年はどうか?
当初は快晴予報だったが,開催日が近づくにつれ徐々に怪しくなってきた...

現地集合時間は8時30分.
自宅から糠平湖までは125km,クルマだと約2時間半の行程である.
単純計算で6時に出発すれば間に合うが,前日の雪交じりの雨により三国峠凍結の懸念があるため,大事を取って5時に出発した.

チャリはTopstoneを選択.
路面状況がよくないことを知っているのと「季節的にまだ寒い ⇒ 防寒具が必要 ⇒ 積載量しやすい」という理由からである.
逆に暑かった場合は脱いだモノ運べるしな.

ハスラー発進.
雨である.気温も低い.
高規格道路を使って上川のセブン・イレブンまで一気にワープ.

補給食を買ってクルマに戻ると,見覚えのあるクルマとドライバーが.
知り合いのMさんだった.
本日のイベントに参加するつもりだったが,タイヤを既に夏タイヤに交換済みなので「峠越えが怪しい.路面状況を鑑みて引き返すかもしれない」とのこと.

そう,道民にとって冬⇒夏タイヤの交換は判断が難しい.
Kazchariは過去の経験から,毎回GW明けに作業を行うことにしているため,いまだスタッドレスのままである.

ちなみにMさん,後から聞くにやはり途中で引き返したらしい.

で,ハスラー再発進.
標高が上がるにつれ,周辺の木々が白くなってきた.
もはや真冬の風景である.
一昨年の2月に走った時とあまり風景が変わらん(大げさ)

ファットな糠平湖上ライド(天国篇)

石北峠か三国峠かの分岐を過ぎて,防災センターで休憩.

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ここでこの様子なら峠はどうなっていることやら...

早朝ゆえ,交通量は少ないものの,前方からも対向車がやって来る.
まぁ,走れるこたぁ走れるようだ.

トンネル手前の橋上が明らかに凍結していたが,無事に国峠着.

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景色悪し.

ただし往々にして,峠を境に天気が変わるのがこのエリアの特徴.
そう,上川が雨でも十勝側が快晴ということが多い.

本日も快晴とまでは行かないが,下るにつれ天気はかなり回復.
太陽の光がまぶしいぜ.

糠平温泉着.
まずは「ひがし大雪自然館」へ.
おお,本日一緒に走るチャリダーさんが集まっている.

ゲート前のスキー駐車場まで移動.
Topstoneを降ろしてセットアップ!

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レースではないものの,スタートからすぐに登り始めるので,アップ代わりに駐車場内をうろうろ.
もちろん未舗装なのでジャリジャリ.
グラベルロードなので問題ない.

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8時半,受付&ブリーフィング開始.
ここで衝撃の事実.
まず,イベントとしてのサイクリングは中止!

ゴールの峠付近は積雪により,ロードバイクで走れる状況ではないそうな.
然別湖側はさらに雪が多く,スタートすら切れないとのこと.

だが,この糠平湖スタートは,あくまで有志による試走という形で,ゲートオープンしてくれるらしい.

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これは行くしかないでしょう!
Topstoneのタイヤは44c.多少の積雪なんぞ,どーってことないわ!

つーことで,中止だけど走れるという摩訶不思議なライドとなった.
参加料¥2,000がなくなったのがありがたい.
数名辞退されたようだけど.

で,9時のゲートオープンまでうろうろ.
この時は...まだ晴れていた.

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ゲートが開く.
出発の時である.

少し走ると,なぜか雨が激しくなってきた.
スタートして,いつものようにマイペースで登っていたら,いつの間にか先頭に立っていた.
レースではないのだ.
無茶な負荷をかける必要はない.

すると,後ろからかなりの速度で上がって来るチャリが.
あ,あれは旭ヶ丘ヒルクライム大会でいつも上位にいるCさんではないか.
速い速い.さすがトップレベルのクライマーは違う.

次に,黒いS-WORKSのターマック(?)が抜いて行く.
さすがエスワ乗りは違う.

しばらく進むと,タイヤの太いグラベルバイクにも追い抜かれる.
ロードならともかく,グラベルにちぎられるのは何か悔しい.
このまま引き離されるのも何なので,できるだけついていくつもりが...ココロがポキった.

登るにつれて天候がますます悪化していく.
明らかに雪まじりの雨(もしくは雨まじりの雪)がカラダを叩きつけるように降っている.

指出しグローブのせいで指の先端が冷たい.
ウェアもシューズもびしゃびしゃ.
もう少し雨対策をすべきだったか...と,後悔しても仕方がない.
淡々と登るべし.

このように書くとグチっているように聞こえるかもしれんが,こんな修行ライドは嫌いではない.
わがミトコンドリアが喜んでおるわ!
登り切ったら終わりやし...あれ? 肝心なことを忘れている?

スタートから峠まで8kmなのだが,なぜだか10kmと思い込んでおり,予想より早くサポートカーの列やら,先にゴールした人たちの姿が見えてきた.
あちゃー,ラスト1kmぐらいは激コギして燃え尽きるつもりやったのにぃー(実際にやってる人もいた)
何か消化不良.

ブリーフィングで聞いていたようなひどい積雪は既になし.
ロードでも問題ない.
ただし,ここから然別側に降りることは,やはりできなさそう.

恒例の看板前での記念撮影.
何度目?

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糠平湖氷上ライドでもお世話になったSさんのコーヒースタンドで一杯いただく.

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余裕かましてたけど,いざ停まると一気に寒さが押し寄せて来た.
汗冷えだ.
ジレウインドブレーカーの2枚重ね,それにグローブを起毛の長指タイプにチェンジ!

雪,一向に振りやまず.

ここにとどまっていても寒いだけなので,そそくさとダウンヒル開始.
途端に寒風がカラダを攻撃してくる.
こ,これって真冬の旭岳からの下りに近い.

起毛グローブと言えど,防水ではないので指先からじわじわと染みて来る.
これは「防寒テムレス」案件だったか.

おまけに調光レンズも雪の白さに反応してしまったのか,やたらに濃い.
水滴がついていることも相まって路面状況がよくわからん.

要はかなりヤバイ.
鎖骨骨折もまだ完治してないのだ.落車ダメ,絶対!

そんな中,ディスクブレーキのありがたさよ.
ホンマによく効く.

しばらく下ると,右側にコースアウトして停車している先行車が.
「まさかの落車?」と思い,声をかける.
ブレーキから異音がするので停車してチェックしていたとのことで,一安心.

さらに進むと,もう一台の先行車に追いつく.グラベルの乗っていた方である.
Kazchari以上の低速だったので,抜く際に「寒いですねー」と声掛け.
「寒いです!」と返事.
パッと見だが,登攀時と同じ服装だったように思える.
つまり,防寒ジャケットなしで,グローブも指出しである.
それはそれは辛そうだった.

いくつかのヘアピンを慎重にクリアし,ようやくスタート地点に戻ってきた.
ヒルクラあるあるだが,下界は快晴.
先ほどまでの地獄がウソの様.

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スタッフ方に下山申告をしてイベント終了.
いやぁなかなかハードだった.

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時刻はまだ10時半.
参加賞として糠平温泉の入浴割引券をいただいたが,残念ながら本日のみ有効.
ここでまったりして帰宅するのはもったいない話.

せっかく来たのだ.
さらに南下して,かねてからの計画を実行すべし!
そう,この日のライドはヒルクラだけでは終わらないッ!

...to be continued

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ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

2025/4/24 Thu

We were going to use what we could, but…

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現代ブルベにおいてGPS機器は必需品である.
Kazchariも初参加の「BRM429旭川200」(2018)以来,GarminのeTrexを使用している.

だがしかし.
もはやデザイン,インタフェイスは完全に時代遅れ.
Wifi,Bluetooth機能もないので,データ転送はPC経由のみ.
しかも,mini-USBというレアコネクタ.
元々が山岳用なので,改造をしなければ,チャリへのマウントもできない.

最大の問題は動作が超もっさり.

かつてブルベのスタート時に,ちょっとした操作を間違えて,地図を表示させるまで5分近くかかったこともあった.

さらにはこんな問題もあって面倒くさい.

Garmin etrex30xの困った仕様~gpxファイルが...

もちろんメリットもある.

まずは単三電池駆動であること.
言うまでもなく,世界で最も入手が容易な電池である.

それにやたらと頑丈.
走行中に3Dプリンタ製のマウントが折れて落下.
道路を転がりまくったこともあったが,無問題.
シリコンケースのおかげかもしれんけど.

てなわけで,不自由さに目をつむれば,まだまだ現役として使えるものの,利便性向上のため,新しいナビ用サイコンが欲しくなった.
夏には例のイベントもあるしな.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

速度や距離,心拍などの基本データはこれまで通り最強サイコンGarmin「Edge1040」を使う.

♪い~やさか い~やさか Garmin Edgeさま~

色々調べて見ると,現状コスパの高いサイコンとしては「bryton」「IGPSORT」が双璧.細かな違いはあれど似たような価格,機能とグレード分け.
となれば,個人的に思い入れ深い台湾製の「bryton」でしょう.

両メーカーともAmazonで頻繁にセール対象品となっている.
brytonで検討すると,型遅れとなった「S500」「750SE」が狙いどころ.

セール時の価格差は約¥5,000.

前者の方が発売が新しい.
最大の違いは液晶画面の大きさである.
「S500」は2.4インチ,「750SE」は2.8インチだ.
どちらにしてもeTrexよりは大きい...はず.

結局,各所に相談して「S500」に決定!

決め手はシリコンケース付属と,マウントをGarmin用に交換できること.
brytonマウントはGarminマウントとは微妙に形状が異なる.
取り付け出来ないことはないが,頻回につけ外ししていると,いつか割れる可能性があるらしい.

そんな悲劇を回避したい人向けに公式が交換マウントを販売してたりする.

いやいや,こんなん出すぐらいやったら,素直にGarminに合わせてくれたらええのに,と思うけどな.OLIGHTみたいに.

そんなわけで無事に届いたので開封の儀

iPhone15 Pro
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おお,軽い軽い.
カタログ上は...

「Edge1040」⇒ 133g
「S500」  ⇒ 87g

その差,なんと46kg.
これはヒルクライム大会でのアドヴァンテージになるかも(そうか?)

で,試しにそのまま,Garminマウントに装着してみる.
確かにはまる.しかし,カチッと止まらない.
あーそういうことか.
このままだと走行中の脱落も考えられる.

で,一緒に購入したマウントに交換.

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風呂場に行って,ガラスフィルムを張り付け.
もちろんUSB-Cで電源につないで100%になるまで放置.

満タンになった所でスマホと接続し,アップデートと各種設定を開始する.
どちらかと言うと,マニュアルを読まずにまず触ってみる性格.

電源オンから,設定画面をいじる.
ここで感じたのは...思ったよりももっさりしている...
元々,eTrexのもっさり感に嫌気がさして購入したはずなのだが,体感だと起動や操作のスピードはあまり変わらない.

それに,画面の大きさにも期待していたが,2.4インチはさすがに小さかった.
これまたeTrexとあまり変わらん,
加えて反射防止のノングレア保護フィルムのせいか,画面が暗め.

全体の造りも安っぽく(実際に安いが),GarminOLIGHT製品のような満足いく所有感,凝集感はない...

やっちまったか?

そんなことはさておき,肝心なのはGPSとしての機能である.
センサー類には一切接続しない.
この方がバッテリー持ちは良いはず.

まずはスマホにて,サイトから「薄野200」「納沙布岬1200」のデータをダウンロード.
「S500」と同期して取り込む.

ルート表示で選択.
うーん,やっぱ読み込み遅いな.
どちらのブルベも札幌発なので「まず出発地点まで行きますか?」の表示.
そこからの読み込みがやけに遅い...ここに関しては正直,期待外れ.

ちなみに捕捉衛星数は「標準」
日本国内だとこれで十分とか.
つまりこれが限界?
室内ではなく外で試す必要あり.

つーことで初期設定,つまり準備編はここまで.
なんか不安が残るなぁ.
週末は外ライドで使用する予定である.

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はたして評価は逆転するか?

EPICなグラベルはじめ,泥&雨&晴れライド

2025/4/20 Sun

Every type of bicycle has its own kind of fun.

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雨.温度:13 ℃,湿度:76%,体感温度:10 ℃,風速:12.5 km/時,風向:SSW

ロードシーズンinして以来,週末ごとにロード,グラベル,ミニベロと今季の再起動を始めている.
残る最後の一台が,昨年購入したMTB「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

先週デビューの予定が,まさかのSRAM電動シフトバッテリー切れ.
充電完了を待つ時間がもったいなくて,ロードに切り替えた経緯がある.

で,日曜日だが昨夜からの雨が残っている.
今後も降水確率30~40%で推移している.
何やら昨日と似たような天気である.

EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

本日はAJHさんのブルベ初戦「BRM420新十津川200」の開催日.
間違いなく雨と風の苦行ブルベになっていそう.
変態さん達のイベントなのでそれはそれで楽しそうだが(ホメ言葉)

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

当初はこのブルベへのエントリーを考えていたが,コース的&お祭りイベントとして「BRM506薄野200」の方に魅力を感じ,こちらにした.
BROMPTONで参加予定である.

仕方がない.家の片づけでもするか...と思いきや,太陽が顔を出してきた.
なんじゃそら.昨日と同じパターンだ.

これは出かけなければなるまい.
EPICを玄関に降ろす.

寒いのか暖かいのかよくわからない気温.
昨日は後半,かなり冷えたので「おたふく」の起毛インナーをチョイス.

結果的にこれで正解だった.

行き先はひたすらグラベル.
今日は泥上等! 汚しまくるつもり.

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出発後,まずははじまりの農道グラベル.
予想通り,雨による水たまりとマッドな路面.
豪快に泥ハネ.

フェンダーレスなEPICゆえ,カラダの前面,背中,それにグラサンも泥ハネだらけ.
うむ.最高だ.これでおしゃれな店には入れない.

まぁ,サイクリングウェアはよくできているので,少し乾けば,泥や土は手で払えばさっと落ちる.

国道を渡って,これまたいつもの定番コースである河川敷のグラベルへ.
堤防の草木も未成長なので景色が良い.

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超有能サスを備える我がEPIC,この程度の砂利道など造作もないわ!...と言いたいところだが,なぜか今日も向かい風.
シーズンinしたばかりの貧脚には堪える(言い訳)

そんな低スピードのライドでも,路面のころがり抵抗は半端ないので汗はかく.
そう,この冬向きインナーは失敗だった.暑い.

そう,このセールだったにも関わらずクソ高いMTB.
購入目的の一つはクロカンレースに出ること.

早速5/11のDoRide主催の全道MTB4時間耐久レースin上砂川にエントリーしてみた.

MTBレース初戦である.
ソロで4時間? 絶対にトイレ休憩と補給必要やん.
もう,完全に未知の分野.
オラ,ワクワクすっぞ.

いかんせん,ド素人かつ本格的な指導を受けたことがないので,MTBの走らせ方やら暗黙のルールもよくわかっていない.
他の参加者の迷惑にならないようにしなければ.

これまでブルベやらヒルクラ,グラベル,ファンライドなどチャリの種類ごとに色々なイベントに参加してきたが,複数の競技をこなしている人はあまりおらず,客層がそれぞれ異なるのが興味深い.

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そんなこんなで河川敷ライド終了.
美瑛に近づくにつれ,舗装化が進行中なのが悲しい.

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もう一度国道を渡る.
確か「就実の丘」につながるグラベルに進入.

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最近,東川や美瑛では森林を切り開く伐採作業をよく見る.
木材の需要増なのだろうか?
その作業用のトラックが出入りする道のためか,かなり締まった路面.

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やがて,伐採現場へ.

ここから15%越えのグラベル激坂アタック.
さすが軽量のEPIC,リアの巨大スプロケと相まってスイスイ登る.
同じ2輪なのにロードでは絶対登れない道である.面白いな.

「就実の丘」が見えた.

観光客がいたので,止まることなくスルー.
左側にグラベルの入口を発見.
おお,これは知らない道だ.
入るべし.

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急斜面を下る.
何かの作業道だと思われるが,迷路のようで楽しい.
日曜のせいか人影なし.
途中で行き止まりになったので,元の道路に復帰すべく,今度は道なき道を登る.

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どんよりした天気と相まって,この異世界感が良い.
まるでRPGのフィールドの様.

舗装路に復帰してダウンヒル.
急坂グラベルに進入.

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写真ではわかりにくいが,ここの斜度は18%
それが真っ直ぐ続く.
下りジャンキーの人は「ヒャッハー!」案件だろうが,絶賛下りトラウマ中のKazchariはブレーキをかけながら慎重に下る(MTBの意味が...)
ダウンヒル,危険,とばすのダメ! 絶対!

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次は馴染の「赤羽の丘グラベル」へ向かう.
やはりEPICは登りが楽だ.

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曇天なれど,どこをどう取っても画になる風景だ.

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だがしかし,この頃から天候が悪化.
太陽は雲の向こうに隠れてしまった.
そして...ぽつりぽつりと...降って来た.

さて,どうする?

どこかに雨宿りしてやりすごす?
いい場所あったか?
聖台公園の炊事場は?
いや,それだと家と逆方向.
雨が弱いうちに進んでおく方が良い...とかなんとか,走りながら考える.

Kazchariの選択は後者.つまり今のうちに進んでおくというプラン.

これが,見事にハズレ.

シャレにならない強雨になってきた.
あわてて屋根のある場所を探す.

民家やらビニールハウス,倉庫などが点在するものの,むやみやたらと軒先を借りるわけにはいかない.

大木の根元でもいいので,どこか雨を避けられるところは...と探す.

あった.

農作業具の車庫.
そこの張り出しを借りて雨宿り.

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天気アプリによると,30分ほどで雨は止むという.
前半は暑かったが,今では汗と雨のおかげで,むしろ寒い.
今日も持っててよかったジレ.

アプリ通り雨が止んだ.
路面は濡れているが,出発しましょう.

正に通り雨.
日差しが眩しい.

「零下140度の対決」のセブンのごとく,太陽エネルギーを吸収.

神社にて感謝を捧げる.

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小腹がすいたのでセイコマに立ち寄る...つもりが,いつも渡る歩行者,軽車両の踏切がなんと廃止!
こういうこともあんねんな.
少し戻ってクルマ用の踏切を渡る.

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セイコマ千代ヶ岡店.
入口隣りにクルマが突っ込んだ跡が...ここの店,何度目の被害だ?

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ここでは「ホットコーヒー」「セイコマ・アイスモナカ」のおやつセットを購入.熱くて冷たいは正義.
さぁ,雨の降らないうちに帰りますか...

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つーことで,かろうじて舗装されてはいるもののデコボコの悪路をEPICで爆走(追い風).

あぁ,楽しかったと,家まで残り5km.
えー,再び雨が降ってきて,ズブ濡れになりました...とさ.

帰宅後はロクに洗車もできず,速攻でクルマに乗り込み”サ活”へ.
今週末も無事にライドを楽しめたことに感謝.

で,家に戻るとAmazonから宅急便が着弾.
おや,これは...

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EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

2025/4/19 Sat

春を迎える

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:6 ℃,風速:12.6 km/時,風向:SW

朝の雨.
せっかくの休日なれど,ライドする気分にならない.
こんな時には別の用事を.

Kazchari家では,ハイジのおんじのごとく,季節の変わり目ごとにちょっとした儀式がある.

まずは,車庫に収納しておいたチャリ用のテントをガレージの外に設置すること.
日常使いのママチャリなどはこちらに移動.

次にモンキー125のバッテリを取り付ける.
かつては一冬¥2,000ほどで,ショップに預けていたが,最近はこいつで対応.

金銭的に助かる.
無事にエンジン起動.
ただし,天気が悪く路面も濡れている.
汚したくなくて,これまたイマイチ乗る気にならない.

ガレージの整理ができたところで,冬靴や雪かき用シャベル,ママさんダンプ他を収納.

そして11月にはこの逆の作業が行われるわけだ.

作業終了後も,相変わらず曇天.
午後は室内の片づけかなぁ...と昼食まで終える.

するとなんということでしょう.
雲の切れ間から日が差してきたではあーりませんか.

明日も雨予報.
走るなら今しかない.出かけましょう.

時すでに14時近く.
寄り道せずに決まったコースでトレーニング.
となるとEMONDAですな.

信号が少ない北海道だが,さらなるノンストップを求めるなら,サイクリングロード一択.
昨日の雨で残雪もなくなっているはず.

忠別川サイクリングロードに乗る.
快走と言いたいところだが,残念ながら向かい風.
ケイデンスが上がらない.
回すというより踏む(よくない)
気持ちよく走れない.
かと言って,ゆるポタをさせてくれないのが,EMONDA&DRIVE HELIXの組み合わせだったりする.
悪態をつきながらグッグッと踏む.

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ここの所,毎週乗っている,このウネウネホイールだが,スピードに乗らないと漕ぎ出しが重い(そらそーだ)
TPUチューブでこれなので,ブチルでの運用はちょっと考えられない.
巡航は...無風,追い風だと快適そのもの(そらそーだ)

一方で坂道である.
ダンシングが難しいというか,うまくバイクが倒せない.
振り子のように,何か真っ直ぐに戻そうとする力が強く働く感じ.
結果,スムーズに上らない.

「(HELIXは)ディープホイールだが,軽量なので登りもイケル」という話をどこかで聞いた気もするが,
まぁ,速く走るのは無理やな(←シッティングでどうぞ)

餅は餅屋の通り,元々の「BONTRAGER RSL37」TPU「AGLIST LIGHT」を組み合わせたヒルクラ決戦仕様との比較が楽しみだ.
「計画通り!」となるかどうか...所詮はエンジン次第.

とまぁ,そんなことをつらつらと考えつつ,魔境こと東神楽森林公園入口に到着.

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ここから先は要注意.
路面が常に湿っており,枯草がのっかっている.
何しろ滑る.
かつてファットで転んで膝をけがしたのは,悪い思い出.

EMONDAのスリックタイヤでは,さらにリスクアップ.
それに治りかけの我が鎖骨.
コケたらシャレどころではない.
つーことでヤバいところは押し歩き.

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もちろん終点までは行きません.

定サウナ「花神楽」を過ぎると,徐々に登りが始まる.
うーん,やはり違和感.
もう少し脚が出来てきたらわからんけど.

登り切ったところで,お気に入りのグラベル入口.
さすがにEMONDAで突入することはないが,その前に舗装路からしてぐしょぐしょ.
自宅付近と異なり,ついさっきまで局所的に降っていた模様.

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さらには冷え込んできた.
本当はもう少し先まで進むつもりだったが,モチベーションがポキった.
ここで引き返すことにする.

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ダウンヒルに備え,ジレを着用.
カラダの中心は良いが,指先が冷える.
気温を見誤り,指出しグローブを選んでしまっていたのだ.
ええい,撤退,撤退.

交通量がほとんどない道を有名な牛のオブジェまで走る.

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カラダがすっかり冷えた.
だが,この辺りでは珍しい自販機にも「HOT」な商品はすでにない.

早く自宅に戻ろう...つもりが「おや,この道は...」(悪い癖だ)

開けたなかなか良い風景.
上空を旅客機が旋回していた.

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これまた慎重にダウンヒル.
空港横の道路に出る.
もはや天候の回復は望めない感じ.

再び忠別川サイクリングロードで家路につく.

近所の激坂でタイムアタック

...うーん,アカン.このホイールでは登れん(言い訳)

とかなんとか文句を言っているが,そんな不満を凌駕するほど,見た目がかっこいい.
うむ.これが最重要.

Topstoneな旭川層雲峡自転車道調査ライド

2025/4/13 Sun

やはりブルベに使えそう?

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曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.0 km/時,風向:SSE

常ではあるが,ロードバイクで走行中,グラベルを見つけるとそわそわする.
昨日もそう.
もちろん,ガチロードのEMONDAでそこに飛び込む気合いはない.

グラベルと言えば今年の「パリ・ルーベ」をYouTubeのハイライトで観たけど,ポガチャル惜しかったねぇ.
マチューが強いのは見るからにわかる.
しかし,ポガチャルはあの体格で,あの凶悪な石畳をガシガシ進む.
まるで何かの魔法か奇跡を見ているかの様.
どんなエンジンとテクニックや.
TTも坂もスプリントも石畳も全部強いって...もはや「脚質ポギー」では?(最近は元祖のワウトがおとなしい).

で,本日は自宅近くから乗れるもう1本のサイクリングロード「旭川層雲峡自転車道」の調査ライドである.

忠別川CRより北部に位置するためなのか,雪解けが遅い.
また,林間区間が多いため,残雪,水たまり,泥,枯れ木,枯草,さらには根っこによる路面の隆起などのトラップだらけ.
この時期にロードバイクで走るのは危険極まりない.
さて,どこまで開通していることやら.

つーことで,本日のチャリは今シーズン初登場のグラベルロードTopstoneである.こいつなら速度も出る上,道を選ばない.

新型Topstoneの発表~高いが高い

本日も快晴予報.20℃近くまで気温が上がるとか.

それにしても今朝の起床時,カラダ各部の“こわばり”がひどかった.
明らかに,昨日のライドのダメージだろう.

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

とんでない負荷で踏んだつもりはないが,これがハイエンドロードの後遺症なのか.
フレームの固さゆえ,路面からの振動がダイレクトにカラダに伝わったのかもしれん.
やはりEMONDAは乗るとヤバいバルバドス(カラダができていないだけ).

そんな”こわばり”も,朝食後にカラダを動かしていると徐々に解消.
本日も走る気満々である.

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まずは忠別川CRを使って旭川駅方面へ.

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休日朝の駅近辺はさすがに散歩者が多い.
突然,不規則な動きをする人やチャリが多いので要注意である.

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旭橋を過ぎると快適走行に移行.

そんな折,前方から小径車かつヘルメット,そしてマスク着用の高齢者が同じ車線を走ってきた.
もちろん道交法上は河川敷のサイクリングロードもチャリは左側通行である.
ハンドサインにて,(こちらから見て)右側に移るように指示するも無視.
2台の距離がどんどん近づいて来る.
衝突寸前にようやく向こうが車線変更,衝突は避けられた.
すれ違いざま「危ないですよ」と声をかけるが,「うるさい!」と逆ギレされる.

...まぁ,こういう〇〇にはならないようにしよう.

で,自転車道の入口に到着.
いつもの構図で撮影.

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ここもすっかり定点観測地点.
季節ごとに風景の変化が感じられて面白い.

さて,いよいよここからがグラベル...ではなくて“一応”自転車道.

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残雪で通行不可というわけではないが,既述した通りのトラップだらけ.
小枝ならまだしも,マジな倒木箇所が4か所ほど.
ロードバイクでの走行は...おすすめできません.

ちなみに,今日は一切サイクリストに遭遇しなかった.

毎年,本格シーズン前には清掃が入ると聞いたことがある.
ありがたい話である.

にしても,これはこれで楽しい.
路面状態を常に把握しつつのライドは,極めてグラベル的.

作シーズンもMTBで走った林間ルートに寄り道.
あちこち上を向いた枝がむき出しだが,まぁ,パンクはしないでしょう.

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トラップの数々をクリアしながら,「これは終点の愛別のパークゴルフ場まで行けるか?」...と思った時期がKazchariにもありました.

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JRの線路と並走する頭首工あたりで,残雪量がどっと増えて道が完全にふさがれてしまった.
うーむ.ここまでか.

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線路を渡り,道道で愛別インターまで抜ける方法もあるが,フロントライトの装着を忘れていたことに気付く.
この先のトンネルに対応できない.
今日の調査はここまでとする.

元のサイクリングロードを戻るのも面白くないし,ここは未知の道探索でしょう.当麻方面へ向け舵を切る.

さて,ここからはあてのないグラベル探し.
面白そうな道があれば走ってみる.

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目の前に小山がそびえる.
駐車場から少し広めの登山道が伸びている.
その斜度,明らかに20%越え.
ここは是非とも登攀チャレンジ ⇒ あっさり挫折で押し歩き.
こんなジャリ+枯葉の道,登れるかい!(最大25%だった)

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どこまで続くのかわからんが,反対側に抜けれるかとひたすら押す.
やがて頂上へ.
そこにあったのは「僧侶像」と「仁王像」

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何やらいわくありげな場所だった.
とりあえず拝んで,願い事をしておきました(安直).

残念ながら抜け道はなく,元の激坂を下りる.
もちろん,こんなエグい坂をチャリで下る自信なし(骨折未治癒)

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すると,下から割とガチ目の巡礼者装備の人が登って来た.
もしかして有名な場所なのだろうか?(Gemini先生も知らなかった)

平地の舗装路に戻る.
そろそろ腹が減って来た.
にしても風が強くなってきた.
この季節の名物だな.

ジグザグに道路を進みつつ当麻の町中に入る.
ここにはお気に入りの定食屋がある.
まだ12時台ゆえ,混み具合が心配だったが,そこへ向かう途中に「麺や」のノボリを発見.
駐車場にクルマもない.
おっ,ここにするか.たまにはラーメンも良し.

カウンターに座る.
メニューを見るとラーメン以外にも定食,丼物など種類が豊富.
ここは「トンテキ定食」(¥1,000)をオーダー.

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これがまぁ...これまでの人生で食べたトンテキの中でも,1,2を争う美味さだった.
厨房におられる初老のシェフに,ココロの中で敬意を表した.
これは久々のリピート確定店である.

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相変わらず風は強いがこれもまたトレーニング.
山越えルートである道道486号線で東川に抜けることにした.

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この道,夏はうっそうとした林となるが,今は両サイドに雪が残る.
緩めの坂がダラダラと続く.

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ペーパン川沿いの豊田地区に出る.
舗装路は面白くないので,ここもあえて河川敷のグラベルへ.
もうじき舗装されるのか,整地中で走りにくい.
まぁグラベルはその方が楽しい.

iPhone15 Pro
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風は強いが気温も高い.
サイコンの数値は一時,25℃を表示していた.

そのためだろう.今日は水の消費量が多い.
夏場であれば,その辺の公園の水を汲むところだが,まだ栓を開いていないところがほとんど.

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仕方がない.
セイコマにピットインするか.
「ガラナ味の炭酸水」「牛乳モナカ」の定番セット.

さぁ帰りますか.

ところが,このセイコマから自宅まではダイレクトな向かい風.
クランクが激重.

さらに,歩道をふらふら走っていた高齢者チャリが,車道を走るKazchariの直前に進入してきたりと危険極まりない.

それでも無事生還.
泥ハネで汚れたTopstoneをサクっと洗車.
週末の楽しみである“サ活”へGO!

で,本日のまとめ.

前日にEMONDA,そして今日Topstoneに乗っていて思ったが,このTopstone,やはりブルベ向きかも.
それも今夏の最大イベント「納沙布1200」用としてである.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

順当に行けば信頼と実績のDOMANEがベストチョイスなのだが,Topstoneは前後サス&フロントシングルのシンプル機構(not電動).
そして起き気味のポジション.頸から肩へかけての負担があまりない.
TTバーやバッグ類の装着スペースも十分ある.

ただし,実走経験済みの「200」「300」ブルベではブロックタイヤの転がり抵抗に苦しめられた.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

2024BRM429日高門別200

つまり,このタイヤ問題さえクリアすれば,楽しく快適に長距離ブルベを楽しめる気がしてきた.
「無印 GRAVEL KING」のこいつを試す価値があるかもしれぬ.

そういや,AJHさんの「納沙布1200」の記念ジャージ,締め切りギリギリで買っちった.
半袖のS.
ブルー系のデザインがなかなか良い.
今しか買えないお祭り商品(の罠)

ジャパングランドネ2025 北海道1200km納沙布岬 記念ジャージ

iPhone15 Pro

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

2025/4/12 Sat

負けない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:8 ℃,湿度:75%,体感温度:11 ℃,風速:2.8 km/時,風向:NE

土曜日である.

この時期では考えられない最高気温19℃の予報.
これはチャリに乗るしかない.

セッティングのトラブル続きだった先週と異なり,新ホイールを装着したEMONDAはいつでも発進可能.

EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

もちろん,今日も新ホイールのインプレが主な目的だ.
100kmは走るつもりで,8時半に家を出る.

忠別川サイクリングロードは完全開通.
東川から先もご覧の通り.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

行きは強めの向かい風が吹いている.
さすがの「DRIVE HELIX」装備でもチャリはチャリ.
やはり風には弱い.
重くなったギアをガシガシと踏む.
これもまたトレーニングである.

以前のインプレでも少し書いたが,HELIXのリムはタイヤ幅より少し大きいというか,膨らんでいる.
こういうのって珍しい?
その分,落車したらリムの側面をがっつり削りそう.倒す時には慎重に.

iPhone15 Pro

朗根内の小学校.
この一週間で一気に雪が消失.
撮影中,ワンボックスがそばに停車.
中から西洋人がわらわらと出てきて,「ワンダフォー!」とか言いながら鯉のぼりに大興奮していた.
日本だけの習慣やしな.もしかすると「ひな人形」よりマイナーかも.

iPhone15 Pro

桜の名所,聖台公園もまだ人影なし.
満開時にはBROMPTONで来てみよう.ピンクカラーつながりで.

iPhone15 Pro

置杵牛経由で美瑛に向かう.
「センチュリーライド」でもコースに組み込まれている長~い坂.
今年の開催はどうなるのだろう?

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さて,ここからは地図上では知っていたが,走ったことがない道に入る.
まっすぐ行けば,青い池そばの模範牧場につながっている.
これがまぁ,なんつーか8~9%をひたすら登る,ヒルクライム大好きチャリダー御用達コースだった.
ガードレールもなく,落ちたら終わり的な.

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しかも,頂上と思わせて,一旦下ってまた登るという仕打ちが3回くらい続く.
クルマの通行も皆無.
ひたすら自分との対話エリア.うーん,マインドフルネス.

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で,ようやく下り開始.
左右の道路に雪,そこに風が吹くと冷蔵庫 ⇒ 極寒...となるはずが,さすが季節外れの陽気.
下りでもジレなし,指出しグローブで問題なかった.

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下りきったところで分岐点.
どちらに向かう?
もちろん,山(自然村)方面へ向かった.

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ここの道が素晴らしく,乗鞍や知床には全然かなわぬが,十分雪の回廊っぽい.

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天気も良く,白と青のコントラストがベネ.
おまけに寒くない.

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模範牧場を経由して望岳台ゲートに到着.
しっかり通行止め.

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ただし.4/24の午後にはオープン予定.
さすがにその日の訪問は無理だが,週末の土曜日はチャンスかも.
今日みたいな天気だと最高だな.

ちなみにこの日の友人のSTRAVAログを確認すると,旭岳の方は既にロープウェイ乗り場まで登攀可能なようだ.ヒルクラ練も強化せねば.

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道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.
峠を越えて上富良野方面に抜ける.

爽快ダウンヒルで日新ダムまで.

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走行を再開し,カミフ方面に向かってノロノロと漕いでいたところ,その脇を猛スピードで追い抜いていくチャリを確認.

「うわっ,ガチ勢や!」と一瞬驚くが,メタリック・チェレステなチャリと,Morthenのウェアにどうも見覚えがある.

あ,あれは,昨年様々なライドでご一緒したEさんだ!

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

一声かけようとペダルを踏みこむが,スピードに乗ったEさん,速い速い.
それに時折,強めの横風が吹き,ディープホイールなEMONDAが流されてしまう.危ねぇ危ねぇ.

そんな感じで脚を緩めると全く追いつかん.
平坦になって,Eさんが減速.よーやっと追いつく.

ここに来て人違いやったらどうしようかとも思ったが,ちゃんとご本人でした.
今シーズン初乗りとのこと.

せっかくなので,お昼をどうするのか相談.
「Cafe Yamaichi」を提案するが,まだ腹が減っていないということで,チャリダーらしくしばらく走って,カロリーを消費してから行くことに.

となると,一撃必殺のヒルクラでしょう!

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と,カミフ名物「ラベンダー公園」でのタイムアタック!を画策するが,残念ながら閉鎖中だった.
で,元々の目的地であるセイコマまで移動.
空腹なKazchariはここで昼食とする.Yamaichiはデザート用にとっておこう.

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HOTCHEFの「親子丼」と「ガラナ」という道民セット.
相変わらず美味し.

ちなみに「DRIVE HELIX」のラチェット音は相当うるさいらしく,Kazchari通過後は通行人が「何事?」と振り向くらしい(Eさん談).

しばしの休憩後,Yamaichiを目指す.
最後に待つのは,もちろん沼崎道路のヒルクラだ.

汗だくでクリアし,今シーズン2度目のYamaichi.
そして汗だくのおっさん2人はパフェを注文するのであった.

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他のサイクリストの姿はなし.
Kazchariらの到着少し前には,Nさん他が来店していたそうだが.

シンゴさんを交えて3人で談笑.
興味深かったのは,学生さんとおぼしき男2,女2人のグループがテーブルで食事をしていたが,びっくりするぐらい会話の声が聞こえてこない.
聞こえるのは食器のカチャカチャという音のみ.
4人とも黙々と食べている.
まるで新コロ真っ盛りの時の様.
大きなお世話かもしれんが,もっと会話を楽しもうや(← 老害).

その傍らで,おっさん達が「ガンダムの新作」がどうとか,「戦隊」がどうとかしゃべりまくっているという,ちょっとアレな光景だった.
美瑛,上富良野の観光施策を憂いつつ16時頃,Yamaichiを後にする.

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五稜経由での帰り道,十勝連峰をバックに白鳥の群れ.

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実に画になる.肉眼の方がキレイだったけど.

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美瑛在住のEさんと別れ,自宅まで走る.
予定通り全行程ほぼ100kmで帰宅.

ちょうど,庭で息子が友達とケンカ中.
いいねぇ,男はそういう経験を積んで成長するモノだ(← 老害2).
適当なところで鞘に納めさせて解散.

EMONDAについた泥をサッと洗車する.

夕方はこれまた息子の友達がKazchari家に来訪.
何でも,将来海外に行ってみたいという夢があるらしく,Kazchariの話を聞きたいとのことだった.もちろんアポあり.
客人には「関西風お好み焼き」をふるまうのが,Kazchari家の作法.

テレビでは2004年にヨメさんと一緒に行った「地球一周旅」のビデオを流す.
我々自身がこの映像を見るのも約20年ぶり.
あぁ,何もかもみな懐かしい...

で,本日の100km走を終えての感想.

まだ脚が全然回らん.

誰のせい?

言うまでもなく,EMONDAHELIXの能力を全然引き出せていないKazchariのせいだ.
これからブルべ,レースを含め,いろいろなチャリイベントが控えている.

それらをモチベーションにゆっくり仕上げていきますかと,決意する春.

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BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

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曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

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路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

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ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

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てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

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今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

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やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

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なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

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もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

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試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

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いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

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だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

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この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

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甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

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途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

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季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

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つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17