ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

2025/4/24 Thu

We were going to use what we could, but…

iPhone15 Pro

現代ブルベにおいてGPS機器は必需品である.
Kazchariも初参加の「BRM429旭川200」(2018)以来,GarminのeTrexを使用している.

だがしかし.
もはやデザイン,インタフェイスは完全に時代遅れ.
Wifi,Bluetooth機能もないので,データ転送はPC経由のみ.
しかも,mini-USBというレアコネクタ.
元々が山岳用なので,改造をしなければ,チャリへのマウントもできない.

最大の問題は動作が超もっさり.

かつてブルベのスタート時に,ちょっとした操作を間違えて,地図を表示させるまで5分近くかかったこともあった.

さらにはこんな問題もあって面倒くさい.

Garmin etrex30xの困った仕様~gpxファイルが...

もちろんメリットもある.

まずは単三電池駆動であること.
言うまでもなく,世界で最も入手が容易な電池である.

それにやたらと頑丈.
走行中に3Dプリンタ製のマウントが折れて落下.
道路を転がりまくったこともあったが,無問題.
シリコンケースのおかげかもしれんけど.

てなわけで,不自由さに目をつむれば,まだまだ現役として使えるものの,利便性向上のため,新しいナビ用サイコンが欲しくなった.
夏には例のイベントもあるしな.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

速度や距離,心拍などの基本データはこれまで通り最強サイコンGarmin「Edge1040」を使う.

♪い~やさか い~やさか Garmin Edgeさま~

色々調べて見ると,現状コスパの高いサイコンとしては「bryton」「IGPSORT」が双璧.細かな違いはあれど似たような価格,機能とグレード分け.
となれば,個人的に思い入れ深い台湾製の「bryton」でしょう.

両メーカーともAmazonで頻繁にセール対象品となっている.
brytonで検討すると,型遅れとなった「S500」「750SE」が狙いどころ.

セール時の価格差は約¥5,000.

前者の方が発売が新しい.
最大の違いは液晶画面の大きさである.
「S500」は2.4インチ,「750SE」は2.8インチだ.
どちらにしてもeTrexよりは大きい...はず.

結局,各所に相談して「S500」に決定!

決め手はシリコンケース付属と,マウントをGarmin用に交換できること.
brytonマウントはGarminマウントとは微妙に形状が異なる.
取り付け出来ないことはないが,頻回につけ外ししていると,いつか割れる可能性があるらしい.

そんな悲劇を回避したい人向けに公式が交換マウントを販売してたりする.

いやいや,こんなん出すぐらいやったら,素直にGarminに合わせてくれたらええのに,と思うけどな.OLIGHTみたいに.

そんなわけで無事に届いたので開封の儀

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

おお,軽い軽い.
カタログ上は...

「Edge1040」⇒ 133g
「S500」  ⇒ 87g

その差,なんと46kg.
これはヒルクライム大会でのアドヴァンテージになるかも(そうか?)

で,試しにそのまま,Garminマウントに装着してみる.
確かにはまる.しかし,カチッと止まらない.
あーそういうことか.
このままだと走行中の脱落も考えられる.

で,一緒に購入したマウントに交換.

iPhone15 Pro

風呂場に行って,ガラスフィルムを張り付け.
もちろんUSB-Cで電源につないで100%になるまで放置.

満タンになった所でスマホと接続し,アップデートと各種設定を開始する.
どちらかと言うと,マニュアルを読まずにまず触ってみる性格.

電源オンから,設定画面をいじる.
ここで感じたのは...思ったよりももっさりしている...
元々,eTrexのもっさり感に嫌気がさして購入したはずなのだが,体感だと起動や操作のスピードはあまり変わらない.

それに,画面の大きさにも期待していたが,2.4インチはさすがに小さかった.
これまたeTrexとあまり変わらん,
加えて反射防止のノングレア保護フィルムのせいか,画面が暗め.

全体の造りも安っぽく(実際に安いが),GarminOLIGHT製品のような満足いく所有感,凝集感はない...

やっちまったか?

そんなことはさておき,肝心なのはGPSとしての機能である.
センサー類には一切接続しない.
この方がバッテリー持ちは良いはず.

まずはスマホにて,サイトから「薄野200」「納沙布岬1200」のデータをダウンロード.
「S500」と同期して取り込む.

ルート表示で選択.
うーん,やっぱ読み込み遅いな.
どちらのブルベも札幌発なので「まず出発地点まで行きますか?」の表示.
そこからの読み込みがやけに遅い...ここに関しては正直,期待外れ.

ちなみに捕捉衛星数は「標準」
日本国内だとこれで十分とか.
つまりこれが限界?
室内ではなく外で試す必要あり.

つーことで初期設定,つまり準備編はここまで.
なんか不安が残るなぁ.
週末は外ライドで使用する予定である.

iPhone15 Pro

はたして評価は逆転するか?

EPICなグラベルはじめ,泥&雨&晴れライド

2025/4/20 Sun

Every type of bicycle has its own kind of fun.

iPhone15 Pro

雨.温度:13 ℃,湿度:76%,体感温度:10 ℃,風速:12.5 km/時,風向:SSW

ロードシーズンinして以来,週末ごとにロード,グラベル,ミニベロと今季の再起動を始めている.
残る最後の一台が,昨年購入したMTB「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

先週デビューの予定が,まさかのSRAM電動シフトバッテリー切れ.
充電完了を待つ時間がもったいなくて,ロードに切り替えた経緯がある.

で,日曜日だが昨夜からの雨が残っている.
今後も降水確率30~40%で推移している.
何やら昨日と似たような天気である.

EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

本日はAJHさんのブルベ初戦「BRM420新十津川200」の開催日.
間違いなく雨と風の苦行ブルベになっていそう.
変態さん達のイベントなのでそれはそれで楽しそうだが(ホメ言葉)

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

当初はこのブルベへのエントリーを考えていたが,コース的&お祭りイベントとして「BRM506薄野200」の方に魅力を感じ,こちらにした.
BROMPTONで参加予定である.

仕方がない.家の片づけでもするか...と思いきや,太陽が顔を出してきた.
なんじゃそら.昨日と同じパターンだ.

これは出かけなければなるまい.
EPICを玄関に降ろす.

寒いのか暖かいのかよくわからない気温.
昨日は後半,かなり冷えたので「おたふく」の起毛インナーをチョイス.

結果的にこれで正解だった.

行き先はひたすらグラベル.
今日は泥上等! 汚しまくるつもり.

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出発後,まずははじまりの農道グラベル.
予想通り,雨による水たまりとマッドな路面.
豪快に泥ハネ.

フェンダーレスなEPICゆえ,カラダの前面,背中,それにグラサンも泥ハネだらけ.
うむ.最高だ.これでおしゃれな店には入れない.

まぁ,サイクリングウェアはよくできているので,少し乾けば,泥や土は手で払えばさっと落ちる.

国道を渡って,これまたいつもの定番コースである河川敷のグラベルへ.
堤防の草木も未成長なので景色が良い.

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超有能サスを備える我がEPIC,この程度の砂利道など造作もないわ!...と言いたいところだが,なぜか今日も向かい風.
シーズンinしたばかりの貧脚には堪える(言い訳)

そんな低スピードのライドでも,路面のころがり抵抗は半端ないので汗はかく.
そう,この冬向きインナーは失敗だった.暑い.

そう,このセールだったにも関わらずクソ高いMTB.
購入目的の一つはクロカンレースに出ること.

早速5/11のDoRide主催の全道MTB4時間耐久レースin上砂川にエントリーしてみた.

MTBレース初戦である.
ソロで4時間? 絶対にトイレ休憩と補給必要やん.
もう,完全に未知の分野.
オラ,ワクワクすっぞ.

いかんせん,ド素人かつ本格的な指導を受けたことがないので,MTBの走らせ方やら暗黙のルールもよくわかっていない.
他の参加者の迷惑にならないようにしなければ.

これまでブルベやらヒルクラ,グラベル,ファンライドなどチャリの種類ごとに色々なイベントに参加してきたが,複数の競技をこなしている人はあまりおらず,客層がそれぞれ異なるのが興味深い.

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そんなこんなで河川敷ライド終了.
美瑛に近づくにつれ,舗装化が進行中なのが悲しい.

iPhone15 Pro
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もう一度国道を渡る.
確か「就実の丘」につながるグラベルに進入.

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最近,東川や美瑛では森林を切り開く伐採作業をよく見る.
木材の需要増なのだろうか?
その作業用のトラックが出入りする道のためか,かなり締まった路面.

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やがて,伐採現場へ.

ここから15%越えのグラベル激坂アタック.
さすが軽量のEPIC,リアの巨大スプロケと相まってスイスイ登る.
同じ2輪なのにロードでは絶対登れない道である.面白いな.

「就実の丘」が見えた.

観光客がいたので,止まることなくスルー.
左側にグラベルの入口を発見.
おお,これは知らない道だ.
入るべし.

iPhone15 Pro
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急斜面を下る.
何かの作業道だと思われるが,迷路のようで楽しい.
日曜のせいか人影なし.
途中で行き止まりになったので,元の道路に復帰すべく,今度は道なき道を登る.

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どんよりした天気と相まって,この異世界感が良い.
まるでRPGのフィールドの様.

舗装路に復帰してダウンヒル.
急坂グラベルに進入.

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写真ではわかりにくいが,ここの斜度は18%
それが真っ直ぐ続く.
下りジャンキーの人は「ヒャッハー!」案件だろうが,絶賛下りトラウマ中のKazchariはブレーキをかけながら慎重に下る(MTBの意味が...)
ダウンヒル,危険,とばすのダメ! 絶対!

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次は馴染の「赤羽の丘グラベル」へ向かう.
やはりEPICは登りが楽だ.

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曇天なれど,どこをどう取っても画になる風景だ.

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だがしかし,この頃から天候が悪化.
太陽は雲の向こうに隠れてしまった.
そして...ぽつりぽつりと...降って来た.

さて,どうする?

どこかに雨宿りしてやりすごす?
いい場所あったか?
聖台公園の炊事場は?
いや,それだと家と逆方向.
雨が弱いうちに進んでおく方が良い...とかなんとか,走りながら考える.

Kazchariの選択は後者.つまり今のうちに進んでおくというプラン.

これが,見事にハズレ.

シャレにならない強雨になってきた.
あわてて屋根のある場所を探す.

民家やらビニールハウス,倉庫などが点在するものの,むやみやたらと軒先を借りるわけにはいかない.

大木の根元でもいいので,どこか雨を避けられるところは...と探す.

あった.

農作業具の車庫.
そこの張り出しを借りて雨宿り.

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天気アプリによると,30分ほどで雨は止むという.
前半は暑かったが,今では汗と雨のおかげで,むしろ寒い.
今日も持っててよかったジレ.

アプリ通り雨が止んだ.
路面は濡れているが,出発しましょう.

正に通り雨.
日差しが眩しい.

「零下140度の対決」のセブンのごとく,太陽エネルギーを吸収.

神社にて感謝を捧げる.

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小腹がすいたのでセイコマに立ち寄る...つもりが,いつも渡る歩行者,軽車両の踏切がなんと廃止!
こういうこともあんねんな.
少し戻ってクルマ用の踏切を渡る.

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セイコマ千代ヶ岡店.
入口隣りにクルマが突っ込んだ跡が...ここの店,何度目の被害だ?

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ここでは「ホットコーヒー」「セイコマ・アイスモナカ」のおやつセットを購入.熱くて冷たいは正義.
さぁ,雨の降らないうちに帰りますか...

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つーことで,かろうじて舗装されてはいるもののデコボコの悪路をEPICで爆走(追い風).

あぁ,楽しかったと,家まで残り5km.
えー,再び雨が降ってきて,ズブ濡れになりました...とさ.

帰宅後はロクに洗車もできず,速攻でクルマに乗り込み”サ活”へ.
今週末も無事にライドを楽しめたことに感謝.

で,家に戻るとAmazonから宅急便が着弾.
おや,これは...

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EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

2025/4/19 Sat

春を迎える

iPhone15 Pro

曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:6 ℃,風速:12.6 km/時,風向:SW

朝の雨.
せっかくの休日なれど,ライドする気分にならない.
こんな時には別の用事を.

Kazchari家では,ハイジのおんじのごとく,季節の変わり目ごとにちょっとした儀式がある.

まずは,車庫に収納しておいたチャリ用のテントをガレージの外に設置すること.
日常使いのママチャリなどはこちらに移動.

次にモンキー125のバッテリを取り付ける.
かつては一冬¥2,000ほどで,ショップに預けていたが,最近はこいつで対応.

金銭的に助かる.
無事にエンジン起動.
ただし,天気が悪く路面も濡れている.
汚したくなくて,これまたイマイチ乗る気にならない.

ガレージの整理ができたところで,冬靴や雪かき用シャベル,ママさんダンプ他を収納.

そして11月にはこの逆の作業が行われるわけだ.

作業終了後も,相変わらず曇天.
午後は室内の片づけかなぁ...と昼食まで終える.

するとなんということでしょう.
雲の切れ間から日が差してきたではあーりませんか.

明日も雨予報.
走るなら今しかない.出かけましょう.

時すでに14時近く.
寄り道せずに決まったコースでトレーニング.
となるとEMONDAですな.

信号が少ない北海道だが,さらなるノンストップを求めるなら,サイクリングロード一択.
昨日の雨で残雪もなくなっているはず.

忠別川サイクリングロードに乗る.
快走と言いたいところだが,残念ながら向かい風.
ケイデンスが上がらない.
回すというより踏む(よくない)
気持ちよく走れない.
かと言って,ゆるポタをさせてくれないのが,EMONDA&DRIVE HELIXの組み合わせだったりする.
悪態をつきながらグッグッと踏む.

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ここの所,毎週乗っている,このウネウネホイールだが,スピードに乗らないと漕ぎ出しが重い(そらそーだ)
TPUチューブでこれなので,ブチルでの運用はちょっと考えられない.
巡航は...無風,追い風だと快適そのもの(そらそーだ)

一方で坂道である.
ダンシングが難しいというか,うまくバイクが倒せない.
振り子のように,何か真っ直ぐに戻そうとする力が強く働く感じ.
結果,スムーズに上らない.

「(HELIXは)ディープホイールだが,軽量なので登りもイケル」という話をどこかで聞いた気もするが,
まぁ,速く走るのは無理やな(←シッティングでどうぞ)

餅は餅屋の通り,元々の「BONTRAGER RSL37」TPU「AGLIST LIGHT」を組み合わせたヒルクラ決戦仕様との比較が楽しみだ.
「計画通り!」となるかどうか...所詮はエンジン次第.

とまぁ,そんなことをつらつらと考えつつ,魔境こと東神楽森林公園入口に到着.

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ここから先は要注意.
路面が常に湿っており,枯草がのっかっている.
何しろ滑る.
かつてファットで転んで膝をけがしたのは,悪い思い出.

EMONDAのスリックタイヤでは,さらにリスクアップ.
それに治りかけの我が鎖骨.
コケたらシャレどころではない.
つーことでヤバいところは押し歩き.

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もちろん終点までは行きません.

定サウナ「花神楽」を過ぎると,徐々に登りが始まる.
うーん,やはり違和感.
もう少し脚が出来てきたらわからんけど.

登り切ったところで,お気に入りのグラベル入口.
さすがにEMONDAで突入することはないが,その前に舗装路からしてぐしょぐしょ.
自宅付近と異なり,ついさっきまで局所的に降っていた模様.

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さらには冷え込んできた.
本当はもう少し先まで進むつもりだったが,モチベーションがポキった.
ここで引き返すことにする.

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ダウンヒルに備え,ジレを着用.
カラダの中心は良いが,指先が冷える.
気温を見誤り,指出しグローブを選んでしまっていたのだ.
ええい,撤退,撤退.

交通量がほとんどない道を有名な牛のオブジェまで走る.

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カラダがすっかり冷えた.
だが,この辺りでは珍しい自販機にも「HOT」な商品はすでにない.

早く自宅に戻ろう...つもりが「おや,この道は...」(悪い癖だ)

開けたなかなか良い風景.
上空を旅客機が旋回していた.

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これまた慎重にダウンヒル.
空港横の道路に出る.
もはや天候の回復は望めない感じ.

再び忠別川サイクリングロードで家路につく.

近所の激坂でタイムアタック

...うーん,アカン.このホイールでは登れん(言い訳)

とかなんとか文句を言っているが,そんな不満を凌駕するほど,見た目がかっこいい.
うむ.これが最重要.

Topstoneな旭川層雲峡自転車道調査ライド

2025/4/13 Sun

やはりブルベに使えそう?

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曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.0 km/時,風向:SSE

常ではあるが,ロードバイクで走行中,グラベルを見つけるとそわそわする.
昨日もそう.
もちろん,ガチロードのEMONDAでそこに飛び込む気合いはない.

グラベルと言えば今年の「パリ・ルーベ」をYouTubeのハイライトで観たけど,ポガチャル惜しかったねぇ.
マチューが強いのは見るからにわかる.
しかし,ポガチャルはあの体格で,あの凶悪な石畳をガシガシ進む.
まるで何かの魔法か奇跡を見ているかの様.
どんなエンジンとテクニックや.
TTも坂もスプリントも石畳も全部強いって...もはや「脚質ポギー」では?(最近は元祖のワウトがおとなしい).

で,本日は自宅近くから乗れるもう1本のサイクリングロード「旭川層雲峡自転車道」の調査ライドである.

忠別川CRより北部に位置するためなのか,雪解けが遅い.
また,林間区間が多いため,残雪,水たまり,泥,枯れ木,枯草,さらには根っこによる路面の隆起などのトラップだらけ.
この時期にロードバイクで走るのは危険極まりない.
さて,どこまで開通していることやら.

つーことで,本日のチャリは今シーズン初登場のグラベルロードTopstoneである.こいつなら速度も出る上,道を選ばない.

新型Topstoneの発表~高いが高い

本日も快晴予報.20℃近くまで気温が上がるとか.

それにしても今朝の起床時,カラダ各部の“こわばり”がひどかった.
明らかに,昨日のライドのダメージだろう.

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

とんでない負荷で踏んだつもりはないが,これがハイエンドロードの後遺症なのか.
フレームの固さゆえ,路面からの振動がダイレクトにカラダに伝わったのかもしれん.
やはりEMONDAは乗るとヤバいバルバドス(カラダができていないだけ).

そんな”こわばり”も,朝食後にカラダを動かしていると徐々に解消.
本日も走る気満々である.

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まずは忠別川CRを使って旭川駅方面へ.

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休日朝の駅近辺はさすがに散歩者が多い.
突然,不規則な動きをする人やチャリが多いので要注意である.

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旭橋を過ぎると快適走行に移行.

そんな折,前方から小径車かつヘルメット,そしてマスク着用の高齢者が同じ車線を走ってきた.
もちろん道交法上は河川敷のサイクリングロードもチャリは左側通行である.
ハンドサインにて,(こちらから見て)右側に移るように指示するも無視.
2台の距離がどんどん近づいて来る.
衝突寸前にようやく向こうが車線変更,衝突は避けられた.
すれ違いざま「危ないですよ」と声をかけるが,「うるさい!」と逆ギレされる.

...まぁ,こういう〇〇にはならないようにしよう.

で,自転車道の入口に到着.
いつもの構図で撮影.

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ここもすっかり定点観測地点.
季節ごとに風景の変化が感じられて面白い.

さて,いよいよここからがグラベル...ではなくて“一応”自転車道.

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残雪で通行不可というわけではないが,既述した通りのトラップだらけ.
小枝ならまだしも,マジな倒木箇所が4か所ほど.
ロードバイクでの走行は...おすすめできません.

ちなみに,今日は一切サイクリストに遭遇しなかった.

毎年,本格シーズン前には清掃が入ると聞いたことがある.
ありがたい話である.

にしても,これはこれで楽しい.
路面状態を常に把握しつつのライドは,極めてグラベル的.

作シーズンもMTBで走った林間ルートに寄り道.
あちこち上を向いた枝がむき出しだが,まぁ,パンクはしないでしょう.

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トラップの数々をクリアしながら,「これは終点の愛別のパークゴルフ場まで行けるか?」...と思った時期がKazchariにもありました.

iPhone15 Pro
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JRの線路と並走する頭首工あたりで,残雪量がどっと増えて道が完全にふさがれてしまった.
うーむ.ここまでか.

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線路を渡り,道道で愛別インターまで抜ける方法もあるが,フロントライトの装着を忘れていたことに気付く.
この先のトンネルに対応できない.
今日の調査はここまでとする.

元のサイクリングロードを戻るのも面白くないし,ここは未知の道探索でしょう.当麻方面へ向け舵を切る.

さて,ここからはあてのないグラベル探し.
面白そうな道があれば走ってみる.

iPhone15 Pro

目の前に小山がそびえる.
駐車場から少し広めの登山道が伸びている.
その斜度,明らかに20%越え.
ここは是非とも登攀チャレンジ ⇒ あっさり挫折で押し歩き.
こんなジャリ+枯葉の道,登れるかい!(最大25%だった)

iPhone15 Pro
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どこまで続くのかわからんが,反対側に抜けれるかとひたすら押す.
やがて頂上へ.
そこにあったのは「僧侶像」と「仁王像」

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何やらいわくありげな場所だった.
とりあえず拝んで,願い事をしておきました(安直).

残念ながら抜け道はなく,元の激坂を下りる.
もちろん,こんなエグい坂をチャリで下る自信なし(骨折未治癒)

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すると,下から割とガチ目の巡礼者装備の人が登って来た.
もしかして有名な場所なのだろうか?(Gemini先生も知らなかった)

平地の舗装路に戻る.
そろそろ腹が減って来た.
にしても風が強くなってきた.
この季節の名物だな.

ジグザグに道路を進みつつ当麻の町中に入る.
ここにはお気に入りの定食屋がある.
まだ12時台ゆえ,混み具合が心配だったが,そこへ向かう途中に「麺や」のノボリを発見.
駐車場にクルマもない.
おっ,ここにするか.たまにはラーメンも良し.

カウンターに座る.
メニューを見るとラーメン以外にも定食,丼物など種類が豊富.
ここは「トンテキ定食」(¥1,000)をオーダー.

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これがまぁ...これまでの人生で食べたトンテキの中でも,1,2を争う美味さだった.
厨房におられる初老のシェフに,ココロの中で敬意を表した.
これは久々のリピート確定店である.

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相変わらず風は強いがこれもまたトレーニング.
山越えルートである道道486号線で東川に抜けることにした.

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この道,夏はうっそうとした林となるが,今は両サイドに雪が残る.
緩めの坂がダラダラと続く.

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ペーパン川沿いの豊田地区に出る.
舗装路は面白くないので,ここもあえて河川敷のグラベルへ.
もうじき舗装されるのか,整地中で走りにくい.
まぁグラベルはその方が楽しい.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

風は強いが気温も高い.
サイコンの数値は一時,25℃を表示していた.

そのためだろう.今日は水の消費量が多い.
夏場であれば,その辺の公園の水を汲むところだが,まだ栓を開いていないところがほとんど.

iPhone15 Pro

仕方がない.
セイコマにピットインするか.
「ガラナ味の炭酸水」「牛乳モナカ」の定番セット.

さぁ帰りますか.

ところが,このセイコマから自宅まではダイレクトな向かい風.
クランクが激重.

さらに,歩道をふらふら走っていた高齢者チャリが,車道を走るKazchariの直前に進入してきたりと危険極まりない.

それでも無事生還.
泥ハネで汚れたTopstoneをサクっと洗車.
週末の楽しみである“サ活”へGO!

で,本日のまとめ.

前日にEMONDA,そして今日Topstoneに乗っていて思ったが,このTopstone,やはりブルベ向きかも.
それも今夏の最大イベント「納沙布1200」用としてである.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

順当に行けば信頼と実績のDOMANEがベストチョイスなのだが,Topstoneは前後サス&フロントシングルのシンプル機構(not電動).
そして起き気味のポジション.頸から肩へかけての負担があまりない.
TTバーやバッグ類の装着スペースも十分ある.

ただし,実走経験済みの「200」「300」ブルベではブロックタイヤの転がり抵抗に苦しめられた.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

2024BRM429日高門別200

つまり,このタイヤ問題さえクリアすれば,楽しく快適に長距離ブルベを楽しめる気がしてきた.
「無印 GRAVEL KING」のこいつを試す価値があるかもしれぬ.

そういや,AJHさんの「納沙布1200」の記念ジャージ,締め切りギリギリで買っちった.
半袖のS.
ブルー系のデザインがなかなか良い.
今しか買えないお祭り商品(の罠)

ジャパングランドネ2025 北海道1200km納沙布岬 記念ジャージ

iPhone15 Pro

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

2025/4/12 Sat

負けない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:8 ℃,湿度:75%,体感温度:11 ℃,風速:2.8 km/時,風向:NE

土曜日である.

この時期では考えられない最高気温19℃の予報.
これはチャリに乗るしかない.

セッティングのトラブル続きだった先週と異なり,新ホイールを装着したEMONDAはいつでも発進可能.

EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

もちろん,今日も新ホイールのインプレが主な目的だ.
100kmは走るつもりで,8時半に家を出る.

忠別川サイクリングロードは完全開通.
東川から先もご覧の通り.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

行きは強めの向かい風が吹いている.
さすがの「DRIVE HELIX」装備でもチャリはチャリ.
やはり風には弱い.
重くなったギアをガシガシと踏む.
これもまたトレーニングである.

以前のインプレでも少し書いたが,HELIXのリムはタイヤ幅より少し大きいというか,膨らんでいる.
こういうのって珍しい?
その分,落車したらリムの側面をがっつり削りそう.倒す時には慎重に.

iPhone15 Pro

朗根内の小学校.
この一週間で一気に雪が消失.
撮影中,ワンボックスがそばに停車.
中から西洋人がわらわらと出てきて,「ワンダフォー!」とか言いながら鯉のぼりに大興奮していた.
日本だけの習慣やしな.もしかすると「ひな人形」よりマイナーかも.

iPhone15 Pro

桜の名所,聖台公園もまだ人影なし.
満開時にはBROMPTONで来てみよう.ピンクカラーつながりで.

iPhone15 Pro

置杵牛経由で美瑛に向かう.
「センチュリーライド」でもコースに組み込まれている長~い坂.
今年の開催はどうなるのだろう?

iPhone15 Pro

さて,ここからは地図上では知っていたが,走ったことがない道に入る.
まっすぐ行けば,青い池そばの模範牧場につながっている.
これがまぁ,なんつーか8~9%をひたすら登る,ヒルクライム大好きチャリダー御用達コースだった.
ガードレールもなく,落ちたら終わり的な.

iPhone15 Pro

しかも,頂上と思わせて,一旦下ってまた登るという仕打ちが3回くらい続く.
クルマの通行も皆無.
ひたすら自分との対話エリア.うーん,マインドフルネス.

iPhone15 Pro

で,ようやく下り開始.
左右の道路に雪,そこに風が吹くと冷蔵庫 ⇒ 極寒...となるはずが,さすが季節外れの陽気.
下りでもジレなし,指出しグローブで問題なかった.

iPhone15 Pro

下りきったところで分岐点.
どちらに向かう?
もちろん,山(自然村)方面へ向かった.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ここの道が素晴らしく,乗鞍や知床には全然かなわぬが,十分雪の回廊っぽい.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

天気も良く,白と青のコントラストがベネ.
おまけに寒くない.

iPhone15 Pro

模範牧場を経由して望岳台ゲートに到着.
しっかり通行止め.

iPhone15 Pro

ただし.4/24の午後にはオープン予定.
さすがにその日の訪問は無理だが,週末の土曜日はチャンスかも.
今日みたいな天気だと最高だな.

ちなみにこの日の友人のSTRAVAログを確認すると,旭岳の方は既にロープウェイ乗り場まで登攀可能なようだ.ヒルクラ練も強化せねば.

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道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.
峠を越えて上富良野方面に抜ける.

爽快ダウンヒルで日新ダムまで.

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走行を再開し,カミフ方面に向かってノロノロと漕いでいたところ,その脇を猛スピードで追い抜いていくチャリを確認.

「うわっ,ガチ勢や!」と一瞬驚くが,メタリック・チェレステなチャリと,Morthenのウェアにどうも見覚えがある.

あ,あれは,昨年様々なライドでご一緒したEさんだ!

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

一声かけようとペダルを踏みこむが,スピードに乗ったEさん,速い速い.
それに時折,強めの横風が吹き,ディープホイールなEMONDAが流されてしまう.危ねぇ危ねぇ.

そんな感じで脚を緩めると全く追いつかん.
平坦になって,Eさんが減速.よーやっと追いつく.

ここに来て人違いやったらどうしようかとも思ったが,ちゃんとご本人でした.
今シーズン初乗りとのこと.

せっかくなので,お昼をどうするのか相談.
「Cafe Yamaichi」を提案するが,まだ腹が減っていないということで,チャリダーらしくしばらく走って,カロリーを消費してから行くことに.

となると,一撃必殺のヒルクラでしょう!

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と,カミフ名物「ラベンダー公園」でのタイムアタック!を画策するが,残念ながら閉鎖中だった.
で,元々の目的地であるセイコマまで移動.
空腹なKazchariはここで昼食とする.Yamaichiはデザート用にとっておこう.

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HOTCHEFの「親子丼」と「ガラナ」という道民セット.
相変わらず美味し.

ちなみに「DRIVE HELIX」のラチェット音は相当うるさいらしく,Kazchari通過後は通行人が「何事?」と振り向くらしい(Eさん談).

しばしの休憩後,Yamaichiを目指す.
最後に待つのは,もちろん沼崎道路のヒルクラだ.

汗だくでクリアし,今シーズン2度目のYamaichi.
そして汗だくのおっさん2人はパフェを注文するのであった.

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他のサイクリストの姿はなし.
Kazchariらの到着少し前には,Nさん他が来店していたそうだが.

シンゴさんを交えて3人で談笑.
興味深かったのは,学生さんとおぼしき男2,女2人のグループがテーブルで食事をしていたが,びっくりするぐらい会話の声が聞こえてこない.
聞こえるのは食器のカチャカチャという音のみ.
4人とも黙々と食べている.
まるで新コロ真っ盛りの時の様.
大きなお世話かもしれんが,もっと会話を楽しもうや(← 老害).

その傍らで,おっさん達が「ガンダムの新作」がどうとか,「戦隊」がどうとかしゃべりまくっているという,ちょっとアレな光景だった.
美瑛,上富良野の観光施策を憂いつつ16時頃,Yamaichiを後にする.

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五稜経由での帰り道,十勝連峰をバックに白鳥の群れ.

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実に画になる.肉眼の方がキレイだったけど.

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美瑛在住のEさんと別れ,自宅まで走る.
予定通り全行程ほぼ100kmで帰宅.

ちょうど,庭で息子が友達とケンカ中.
いいねぇ,男はそういう経験を積んで成長するモノだ(← 老害2).
適当なところで鞘に納めさせて解散.

EMONDAについた泥をサッと洗車する.

夕方はこれまた息子の友達がKazchari家に来訪.
何でも,将来海外に行ってみたいという夢があるらしく,Kazchariの話を聞きたいとのことだった.もちろんアポあり.
客人には「関西風お好み焼き」をふるまうのが,Kazchari家の作法.

テレビでは2004年にヨメさんと一緒に行った「地球一周旅」のビデオを流す.
我々自身がこの映像を見るのも約20年ぶり.
あぁ,何もかもみな懐かしい...

で,本日の100km走を終えての感想.

まだ脚が全然回らん.

誰のせい?

言うまでもなく,EMONDAHELIXの能力を全然引き出せていないKazchariのせいだ.
これからブルべ,レースを含め,いろいろなチャリイベントが控えている.

それらをモチベーションにゆっくり仕上げていきますかと,決意する春.

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BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

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曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

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路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

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ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

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てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

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今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

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やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

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なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

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もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

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試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

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いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

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だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

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この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

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甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

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途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

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季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

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つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17

新型Topstoneの発表~高いが高い

2025/4/4 Fri

どうなるグラベルロード

iPhone15 pro 2024年10月20日撮影

cannondaleからTopstoneシリーズ2025年モデルの発表があった.

Topstone carbon

やはり自分が所有するチャリの新型は気になる.
旧モデルとの細かな変更点は以下の動画に詳しい.

ちなみに動画に出演されているSさんとは,昨年の「NISEKO GRAVEL」で少しだけご一緒した.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

さて,新しいTopstone,何に驚くって,まず,その価格である.
通常フロントフォークの「Topstone Carbon3 GRX」でさえ57万円

そして,シリーズ最大のウリであるLeftyモデルがハイエンド一択「Topstone Carbon1 Lefty AXS」だけになってしまった.
その価格,なんと1,135,000円!

Kazchariの「Carbon2 Lefty」(2022)は55万.
これでも高いっちゃあ高いけど,新型の値段はシャレにならん.
輸入品恐るべし.
マジで欲しい時に買わないとますます買えなくなる.

もう一つの残念ポイントと言えば,cannondaleロゴが“普通”になってしまったこと.
「ダウンチューブにデカデカとデカール表示」がほとんどの中,うちのTopstoneはトップチューブに控えめサイズの立体ロゴ.実におシャである.

一方,細かなジオメトリの変更やケーブルの取り回しはさておき,Leftyのサスストロークが10mm伸びたのは素直にうらやましい.
もちろん,それだけでは買い替える理由にはならん(当たり前).

思えば,2024年はオフロード走行率が高かった.
挙句の果てには,これまで手を出してこなかったMTBまで購入.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

Specializedには「S-WORKS」という泣く子も黙る最上級モデルがあるが,それに次ぐグレード.
フルカーボン+フルサス+電動コンポで,ゆっくり走ることは許されない仕様(思い込み).
グラベル爆速(ダウンヒル除く)
さらにはハンドルもカーボンに換装し,その軽さゆえに舗装路も意外に速かったりする.もはやオールラウンダー.

そう,こいつのおかげで,我がTopstoneの立ち位置が微妙になってしまった.
“いらない子”というわけではないが,使い道がなぁ.

2年連続参加している「NISEKO GRAVEL」にはなぜかグラベルロードで出ないとイカン,みたいな雰囲気もあるけど,今年は所用で不参加の予定.

そこで考えた.
所有車のうち,主にブルベで使用しているのが2019年モデルの「TREK DOMANE SLR7」
カテゴリはエンデュランスロードである.
長めのホイールベースに前後isoスピードと快適性に振っている.

それでいて現行モデルより軽量なのでヒルクライムもイケる万能マシンである.
こいつで数々のブルベやヒルクラ大会に参加してきた.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さらにZWIFTマシンも兼ねているため,走行距離は68,400kmを越えている.
既に購入6年.
現状,どこかに不具合があるわけではないが,フレーム寿命という言葉が頭をよぎる.

そこで考えた.

Topstoneにスリックタイヤをはかせて,ブルベマシン化するのはどうだろうか?
実際に200,300ブルベは経験済み.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その0)

2024BRM429日高門別200

まずポジションがいい.
前後サスもちゃんと仕事している.

問題は...ガチガチのオフロードタイヤ.
ブロックなので転がり抵抗が半端ない.
実際の「×1.5倍」の距離を走っている気分.

タイヤを換装すれば良かったでは?という意見もあったが面倒だった.
で,やっかいなことにフロントLeftyなので,予備ホイールも(簡単に)用意できないのだ.

そやね,何事もやってみなければ始まらない.
タイヤ交換,試してみる?

やはり信頼と実績のPanaracer「GRAVEL KING」から選びたい.
”グラキン”は種類が豊富だが,ブルベに使うならスリックのこいつか?

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 各サイズ 通常/耐パンク/軽量モデル

耐パンク強化の40cあたりかなぁ...

この計画は,当然その先を見据えている.
そう,「納沙布1200」である.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

現状は信頼と実績のDOMANEをチョイスする予定だが,スリックタイヤを履かせたTopstoneなら悪くないかも.

ポジションや振動吸収性が優れているのはもちろんのこと,コンポは電動じゃないので充電の心配要素を1つ減らせる.
サドルを「セラアナトミカ」,TTバーを装着.
重量はあるけど,ドロップバッグ・サービスがあるので,携行荷物もそんなに要らんしな.

うむ.これは考える余地ありそう.

ファットな油断してたらガチ吹雪にヤラれたライド

2025/3/30 Sun

零下5℃の闘い

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曇り.温度:3 ℃,湿度:43%,体感温度:-5 ℃,風速:21.1 km/時,風向:SSE

昨夜は21時という超早い時間にベッドに入ったものの,夜中に2度ほど覚醒してしまった.
トイレのせいである.年だねぇ.
その度,眠りにつきなおす.

いつもの起床時間=6時になった.
早めに起きれたら,クルマで南方遠征ライド計画...は見事に崩壊.

そして外を見ると,曇天かつ強風.
昨日と変わらぬバッド・コンディション.
天気に文句を言っても仕方がないが,モチベが全然あがらない.

うだうだと朝食.
そして『ゴジュウジャー』を視聴したり,部屋の掃除をしているうちに10時を越えた.

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』~帰ってきた邪道

さて,その『ゴジュウジャー』
面白いことは面白いのだが,まだ話の軸が見えてこない.
意味のありそで,なさそなカオスが継続中.
とりあえず「家族」がテーマなのか?
説明不足のまま話が展開している.
しかも『ドンブラ』ほど謎に訴求性がない.

YouTubeで配信中の『ギンガマン』と比較して思うのだが,最近の戦隊はメイン層であるキッズが活躍する回が少ない.
クセの強い大人同士がワチャワチャしているだけで,教育番組としての体をなしていないような...誰が対象なのだろうか?

とまぁ,そんなことを考えている間も,外の天気は晴れたり曇ったりと全く安定しない.
風が強い.電線が豪快に揺れている.

このまま家ですごす?
そんなのは嫌だ.
半分意地で出かけることにする.
きっと,出かければいいことあるはず.

となると,今日もファットの出番.
良いように考えればこいつでライドするのも,今だけかもしれん.

今日も特に目的地を決めていない.
昨日とは逆方向で,かつ知らない道をたどりつつ進もう.

まずは住宅街をライド.
風の影響が少なくて良し.
なんとなく「三浦綾子文学館」方面へ.

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かなり以前に入館した記憶がある.
代表作『氷点』は読んだものの,特にファンと言うわけではない.
昔からクリスチャン系の文学は好みに合わない.

逆に西洋人でありながら『シッダールダ』をはじめとして,東洋思想に傾倒していたヘルマン・ヘッセは出会えてよかった作家の一人だ.ココロの大恩人である.

記念館の敷地を抜けると堤防のサイクリングロードにつながる(チャリは降りて押しましょう).さすがに雪のためにまだ通れそうにない.

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一旦引き返して別のルートを散策.

住宅街なのに空き家が目立つ.
もはや廃墟化している家も散見.
少子化,人口減少,少産多死...いろいろ言い方はあれど,明らかに日本の縮小を感じる.
Kazchariの自宅周辺も若い人が減って,高齢者の住民ばかりになった.
もうじき「オマエモナー」の声が聞こえてきそうだが.

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さて,堤防の道に上る場所をようやく発見.
半分は雪に覆われているが,走れないことはない.
まるで昨日のデジャブだが,天気は昨日の方が良かった.

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しばらく走って国道12号(新道)を横断.
幌加内方面へ向かってみる.
味わい深いJR伊納駅(2021年廃駅)をとりあえずのゴールにしますか.

雪でぶつ切れのサイクリングロードを進む.
人の姿はない.
停車しているジムニーが見える.釣り人か.

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それしても曇天中の曇天.
海外高級ウェア「Rapha」の広告にありそうな英国のカントリーサイドを走っている感.

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結局,雪に覆われてしまったのか,伊納駅は発見できず,サイクリングロードの通行止めゲートでストップ.

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旭川市,ここから神居古潭への道はもう開通させる気はないようだ.

旭川サイクリングロード通行止め概要

あー,昔,走っとけばよかった.
そう,鉄道同様,道は生物.
いつか突然走れなくなる日が来る.
少し旧道マニアな気分.

さて,ここでUターン,と言いつつ登ってみる.

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あーなんか昔走ったな.
結構な高台まで続く道だったはず.
もう少し雪解けが進めばこの先のグラベルも開通するだろう.

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閉鎖中(?)の青少年の家を通過.
物々しい雰囲気漂うトンネル.

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中央部が,がっつり凍結中.
突っ込んだら落車間違いなし.

後は国道12号に出て,雨紛方面へのルートを取る.

この頃からだ.

明らかに雪が激しくなってきた.
サングラスに雪がはりついて視界不良.
ファットやウェアに着いた雪も全然融けない.
さらには向かい風.

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幸い,気温の低下はそれほどでもない(体感気温はマイナスだが)
昨日も書いたが「おたふくインナー」がいい仕事をする.

とは言え,長袖グローブの指先が冷たく,感覚がなくなってきた.
インナーグローブを装着.

こいつも素晴らしい商品だ.

すっと向かい風の中の走行は辛い.
ここはシングル・エシュロンで,ジグザグにルートを取りながら自宅に近づくことにする.
少しだけ神楽岡公園に寄ってみる.

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ようやく帰宅.

シャワー後はインスタントラーメン.
冷蔵庫にあったウインナーを炒め,目玉焼きをのせる.
水菜もあったのできざむ.
これで少しは栄養になる?

外を見ると真っ白.
正に吹雪.

こんな時には...“サ活”でしょう!
今日はローテーションで「花神楽」
残念なことに「4月から50円値上げで¥750」のお知らせ.
ますます生活サバイバル感が増してきた日本である.

先日読了した『天路の旅人』の余韻が覚め止まぬ中,夕食はインド・ネパール系のメシが食いたくなった.

旭川に点在するネパールカリー店の1つに行く.
チキンカリーとナンのセットを頼んだが,この最安の組み合わせでも今や¥1,400である.
いやホンマ,外食が贅沢品になってきたなぁ.

それでも半年に1回ぐらいの割合でカリーが食べたくなる.
あるあるな話だが,インド現地のカリーはクセが強すぎて,あまりおいしいと思うことがなかった.
それに...よく腹を壊した.
日本人の貧弱な胃には色々と刺激が強すぎたかもしれん.

面白いことに日本滞在経験がある現地人から「ニホンノカレーノホウガオイシイネ」という声をよく聞いた.

さて,食べ終わったので退去しようとしたが,「マダ,デザートノアイスガリマス」と引き留められる.お口直しにちょうど良い.

つーことで,一気に真冬に逆戻りライドも無事終了.
これはあれかな,骨折のせいで冬に全然乗れなかったKazchariへの天からのサービスかな.
そういうことにしましょう.

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ファットなまだまだ雪遊びライド

2025/3/29 Sat

ハズレ週末

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曇り.温度:3 ℃,湿度:47%,体感温度:-5 ℃,風速:22.3 km/時,風向:W

本日,いよいよ娘が旅立つ.

思えば,幼少期より遊んでいた娘の友達も,高校を卒業すると,みな旭川を離れて札幌や首都圏,関西圏に進学していく.
田舎,もしくは地方都市に住む最大のデメリットは教育環境が貧弱であること.
選択肢があまりに少ない.

初めての経験ゆえ,たびたび「不安」を口にしているが,一人暮らしほど人を成長させるものはない.
自炊が苦手な我が娘.
ともあれ,ちゃんとしたモノ食えよ.

そんなわけで娘を見送った後,今度は息子を冬期講習中の塾まで届ける.
うちの息子,算数や理科は割と得意だが,なぜだか漢字が壊滅的.
まぁ,あんな複雑怪奇かつ,しかも読み方無限大の文字を覚える方がどうかしているかもしれん.

帰宅後はライドの準備.

雪が融け,やや暖かくなってきたので,通常であればロード練の開始時期.
既にBROMPTONは試乗済みだが,本格的なライドはEMONDAから.

BROMPTONライフ始まる~こいつ,走るぞ!

NEWアイテム「DRIVE HELIX 57D」を装着.
おお,これはむっちゃかっこええ.ウネウネがたまらん.
もちろんDi2パワーメーターのバッテリーも充電.
いつでも走れるぜ!

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実はこの後,ヨメさんと息子は外泊で留守となる予定.
つまり,週末はKazchari一人となるため,苫小牧や室蘭あたりのビジホに泊まって,翌日曜日に周辺ライドを楽しもうと画策していたが...北海道全域,天気予報はどこも最悪.
風が強い上に気温も低い.あまつさえ雪マークである.
これではガソリン代,宿代をかけて遠征する意味がない.

「旅立つなら晴れた日に胸を張って」と,布施明も言っている.

と,素直に計画変更.
こういう時にはコケても安心,質実剛健のファットだねぇ.

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特に目的地は決めずぶらぶらと.
まずは馴染の川沿いサイクリングロードをゆるポタ.

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やはり雪が残る.
日当たりの差なのか,川の両岸で雪の量が異なる.
既に乾燥路でスムーズに走れる時もあれば,まだザクザク,もしくは路肩の土部分ならなんとか,などバリエーション豊か.これは楽しい.

...と,言いたいところだが,何しろ風が強い.
サイドスタンド付きのファットがあおられて,スタンド側に倒れるほど.

にしても今季から導入のおたふくのインナーが超快適.

これまで「FineTrack」「ミレーのあみあみ」など吸汗速乾をうたうインナーを利用してきたが,そのどれよりも素晴らしい.
マジで汗かかない,かつ温かい.
少しハイネック気味なのも冬ライドに最適.
来季の活躍にも期待.

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さて,風は強いものの追い風基調.
もちろん,これは甘い罠である.
行きが追い風ということは...帰りは(向かい風)地獄が待っている.

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東川の通称「クラフト街道」へ.
移住者の方々のおしゃれな家(or 別荘)やカフェが並ぶ.
その横を鼻水たらしながら,ピチピチウェアで走るおっさん.
これがいいんです.

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そろそろ帰る時間.
進行方向を逆向きに.

想像はしていたが...マジで向かい風.
スピードメータの速度が下がる.時速10kmを切る
あーこれはあの時と同じだな.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

マインドをトレーニングモードに切り替える.
このクソ重いひと漕ぎひと漕ぎが,己の大腿四頭筋を肥大させ,心拍機能を高めるのだ.

大切なのは『真実に向かおうとする意志』である.

やがて迎えるその日をできるだけ先延ばしにする.
このゲームを楽しむべし.

ゾンビ走法を極めた頃,キトウシの森,入口に到達.

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走行ルート的に向かい風が,右斜め前方からの風に変わった.
労力は対して変わらん.

帰りは行きと対岸のサイクリングロードにトライ.
こちらも乾燥と残雪が交互に現れる.

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土の部分,つまりギリギリを攻めるが,これ転倒したら鎖骨,まだヤバいよな...と冷静に.
はい,無理しない無理しない.
公道にチェッカーフラッグは存在しないのだ.

サイクリングロードのラストは正に雪原.さすがファットだ,なんともないぜ!

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腹が減ったが外食は高くつく.
コンビニは寒い(イートイン,復活せんかなぁ)
リュックに補給食はあれど,家まで我慢する.

帰宅後,速攻でポテチの袋を開け,プロテインを流し込む.
いいのか? この食べ方.
シャワーも暖かいぜ.

ウェアを洗濯機に放り込み,”サ活”へ.
厳しいライド後のサウナは最高の組み合わせである.
先ほど,旭川の教育環境は...と書いたが,人口が少ないので,週末でもサウナや映画館がガラ空きなのが本当にありがたい.
要は若者ではなくおっさん向けの町かもしれんなぁ.

夕食は“みんな大好き”「かつや」へ.
今月の限定メニューは「ホルモン焼うどんとチキンカツの盛り合わせ定食」という,関西人もびっくりの炭水化物セット.

うちの家族はなぜか「かつや」嫌いなので,Kazchariはいつも1人で来店.
食べ終わる頃に気付いたのだが,何か物足りない.
そう,壺に入った「かつや特製たくあん」を取り忘れていた.
たまたま座ったカウンター席に置いていなかったので気付くのに遅れた.

この「たくあん」,Kazchariの大好物なのだ.
わずかに残ったごはんとともに,横の席からぶんどった「たくあん」を多めに取り,フィニッシュ.
それにしても,物価高の中,コスパ最高の「かつや」の存在は実にありがたい.

そういやアプリの宣伝をやたらしていたのでのインストール.
アプリ経由でお持ち帰りの予約などができるようだが,それより¥100引きクーポンが実装!
これって,紙のクーポンの期限切れリスクがなくなったということ? 素晴らしい.

誰もいない家に戻る.
急激に眠気が襲ってきたため,なんと,21時にベッドに入る.
疲れているなぁ.

明日,もし,めっちゃ朝早くに起きれて,道路に雪がなくて,天気予報も晴れだったら,遠出して新生EMONDAの走りを楽しむんだ...ムニャムニャ

BROMPTONな寒冷&爆風ライド

2025/3/22 Sat

雪の進軍

iPhone15 Pro

曇り.温度:6 ℃,湿度:75%,体感温度:-3 ℃,風速:23.5 km/時,風向:WSW

今年の旭川は雪が少なかった.
骨折によって雪かきができない状態が続いたが,家族にあまり負担をかけずに済んだ.ありがたし.

「こりゃぁ,雪どけも早いか」と思いきや,この3月下旬になって夜間に雪が降り,積もる日が増えた.
最後の最後に辻褄合わせに来やがった感.

そう,今日も天気がぱっとしない.
そして寒い.
とは言え,せっかくBROMPTONもあるし,外乗りも許可出てるしで,行くしかない.先日届いたBROMPTON用バッグのインプレもしたいしな.

BROMPTONの甘い罠~バッグ編

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出発時は青空.このまま保てよ.
で,フロントバッグの装着状態はこんな感じ.
15リットルでも主張が強い.

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TWTOPSE イギリス国旗Sバッグ

中身は「ウインドブレーカー」「インナーグローブ」「電動ポンプ」
裏側のポケットには「ボトル」「レインカバー」をin.
うん.中身がスカスカなので形が保てん.
こういうのはどこそこ詰め込まんとな.

...と,試走ということもあり,テキトーにアイテムを放り込んだが,まさかこれらが後にKazchariの窮地を救うとは...

で,三角コーナーには例のバッグを.

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TWTOPSEブロンプトン折りたたみ自転車用ツールバッグ

中身は「替えチューブ」「タイヤレバー2本」
やはり,これだけしか入らん.

西聖和駅.
ここで家からLINE.

「雨が降ってきたので帰ってきたら?」

うん? こちらは全然だが(伏線).

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いつもの撮影ポイント.味のある倉庫.
屋根からの雪解け水が滝の様.
とてもじゃないが,横付けできない.

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徐々に風が強まる.
丘への入口にある無人販売所.
営業は昨年の10月まで.

この付近にはこうした店が点在するが,ライドの途中にこうした店で買ったことはない.

運べないのだ.

だが,BROMPTONとこのデカバッグなら...そうか,そういうのが本来の使い方か.

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ちょっとしたヒルクライム
12速のありがたさ.

雪解け水が道路を横断するが,前後ともにフェンダーが良い仕事をする.
びっくりするくらい水ハネしないし汚れない.
考え抜かれた設計なのだろう.

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尾根沿いで遮るモノがない.
横風およびミゾレの猛攻.
サイドスタンドでは倒れてしまうので,素直に横に倒す.
さすがにこの天気だと,他のチャリどころかクルマの姿も見ない.

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さぁ,見えてまいりました.
昨今話題の白樺並木伐採地点である.

切り倒された木は,無造作に畑に置かれたまま.

旭川に住み着いて以来,何度も通った道だが,その姿は一変.
どうしてこうなった?

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どれだけ悪天候となっても,早いうちに見ておきたかった.この景色を.

変わる風景

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白樺に関係なく,高台は風が強い.
いつの間にかミゾレも硬い雪に変わり,Kazchariを容赦なく叩いていくる.
「ここに長居はするな」というメッセージか?

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本日の目的は達成した...つもり.
標高を下げれば風,雪ともマシになるかとダウンヒル.

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後方に「セブンスターの木」が見える.

それにしても,フロントバッグがデカすぎる.
空力もクソもないな.
そういうのを気にするチャリではないのだが,普段のライドでは明らかに過剰.
今日の様な近場の日帰りライドだと「Ride on Bag」サイズがちょうど良い.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

雪はひどくなる一方.
もはや霰(あられ)レベル.顔にバシバシ当たって痛いほど.
おまけに気温も急激に低下.寒気がしてきた.

こりゃたまらんと,近くの避難所を探す.
おお,そう言えば近くに廃校を改築したレストラン『bi.ble』があったはず.
中には入れなくても,軒先ぐらいは使わせてもらえるだろう.

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レストランは冬季休業中だった.
さすが元学校.
雪宿り場所がすぐに見つかった.

さて,停車すると汗冷えが始まる.
あまりの寒さに,幸い持参していた「ウインドブレーカー」および「インナーグローブ」を着用.
特に後者は大助かり.
ここまでの道中,濡れたグローブの下の指先,ほとんど感覚を失っていたからだ.

おたふく手袋 冬用防寒手袋 インナーグローブ [蓄熱 保温 下履き用] JW-143 ヘザーグレー M

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さて,腹が減った.
美瑛の町中まで行く余力はない.
丘に点在するカフェ? なんだかなぁ(量の問題)
つーことで,素直に帰宅することにした.まぁ,体内エネルギーも保つでしょう.

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ようやく,丘陵地帯を抜け平坦路へ.
国道をそのまま北上.

ようやく雪がやみ,太陽が顔を出す.
インナーグローブのおかげで指先の感覚も戻った.切らずに済みそうだ(大げさな).

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冬季休業中の『HOKKAIDER BASE』さんを通り過ぎ,途中で国道と線路を横断.

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家が近づくにつれ,天気が回復し気温も上昇.
さっきの地獄はなんだった?
まぁええわ,全てはトレーニング.苦労の後にこそ喜びがある.

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で,無事帰宅.
ちなみにコクピット周りはこんな感じで,まるでブロック玩具.

かなり走った気がしたけど,たった34kmかぁ.
まだ冬ライドの感覚やね.

それにしてもBROMPTONはよく走る.
踏むチャリではないのだけど,ゆるポタライドをさせない強制力があるようなないような...
P-LINEですらこうなので,これマイナス3kgちょいのT-LINEって,どんなん?

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