台湾一周証明書の申請!

2024/6/6 Thu

次なる目標へ

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めちゃめちゃ楽しかった台湾ライド.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

未だに当時の思い出を反芻している.

で,その台湾旅だが,出発前は個人ブログや書籍の類はほとんど確認しなかった(ゼロではない)
あまり先入観を入れたくなかったのだ.

D10 地球の歩き方 台湾 2023~2024

この『歩き方』も買ったはいいものの,ほとんど読まなかった.

むしろ帰国してから様々な情報にアクセスするようになった.
実体験後の方があれこれと思い出されて感慨深い.
旅の中での疑問に解答が得られたモノもある.

最も腑に落ちたのはコンビニで買い物する度,店員が「レシートはどうする?」としつこく聞いてきた理由.
台湾ではレシートがそのまま宝くじになっていたのだ.

台湾のレシート宝くじ

これは知らんかったなぁ.
もしも,ちゃんと残していて,番号(?)を確認してたら,今頃は...(当たらないのが宝くじ)

そして,なんつっても場所やね.
一番後悔しているのが,台中の自行車道「日月譚」に寄らなかったこと.

世界で最も美しいサイクリングコース「日月潭」で台湾エコツーリズムを体感

全く念頭になかった.
ここは走りたかったなぁ(写真判断)
こういうのがリピートへの布石になるんやろね.

てなわけで,様々なネタに触れているうちにひっかかったのが「台湾一周」の証明に関して.

世間には「台湾一周」「四国一周」をダブル達成すると,無料でもらえるレアなジャージが存在する.
限定に弱いKazchari.これは欲しい.

四国一周・台湾一周サイクリングを ダブル達成した方へ

金と時間と手間がかかる方を先にクリアできたので,次は四国
もろもろの事情で今年は行けそうにないので,とりあえず来年のお楽しみにとっておく.

でだ.
台湾一周したことの証明だが,上記サイトによると,

「台湾を一周したことが証明できるGPS付きサイクルコンピューターのデータ(25MB以下の.tcx、.fitまたは.gpx)または台湾の自行車新文化基金會等による完走証の画像を送付してください。」

とある.

Germinでログを取ってSTRAVAにアップしてたし,台北ゴール時にMathewBikeさんから「環島証明書」はもらっている(これが“等”に含まれているかはともかく)

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ようするに,現状で既に条件は満たしてはいるのだが,気になるのは「自行車新文化基金會」なる団体.
どうやら台湾で最も権威がある自転車団体のようだ.
証明書のサンプルもやたらに立派.
ここのお墨付きなら誰も文句は言うまい(言う人いる?)

台湾一周サイクリング証明書申請ガイド

元は中国語だが,クリック一つで日本語に.
申請方法が事細かく書いてある.
いくつかポイントはあるが,やはり「終了日から1ヶ月内に申請して」が重要.

あわてて4月中に申し込んでみる.
まずは,認定事業「環台認證 Cycling around Taiwan」に登録して登録番号をget.

申請フォームにアクセスして各項目を埋めていく.
そして走行日のSTRAVAのアドレスを送った.
今回なら13日分である.
まずここで資格者かどうかの確認が行われるようだ.

よく考えれば,そもそも「一周」の定義があいまい.
生真面目に国道をたどっていくと,割と内陸を走ることになる.
また列車輪行の扱いも.
そして最南端到達.ここを目指すと相当な距離と時間が必要となる.

ほどなくメール返信あり.

結論から言えば,Kazchariの旅は「一周」認定された.
やばかったのは,花蓮⇒宜蘭の列車移動

どうやら列車規定とやらがあるそうで,
本来なら宜蘭の手前の「蘇澳新駅」で降りないとダメだったらしい.

全く意識していなかった.
曰く,指定の駅を乗り越したことで走行距離が20km足りないとのこと.

「うわ,マジか!」と思ったが,その後に高雄と花蓮での休息日にて,十分な距離をライドしていることがわかったので「(列車規定は)クリアということにしてあげましょう」という文章が続く.なんのこっちゃ.

次に証明書に貼る写真を送れとの指示.
色々悩んだ末,こいつにした.

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子供たちはマスクしてるし視線がカメラに向いてない?
こまけーことはいいんだよ.
少なくとも“ありきたり”ではない.

そして,なぜかもう一度走行データを送れとの指示.
うん?2回目?
違う.今度はSTRAVAから抽出したGPXファイルが必要らしい.
このデータを元に証明書の地図にルートを描きこむようだ.
で,そのGPXをクラウドリンクにアップロード.

以上で申請手続きは終了.
結構面倒だ.

次に請求書が届く.

登録料:100元
ハードカバー証明書:750元
送料:280元

合計:1130元(約¥5,400)

思ったより高い.まぁ,記念品やしな.
PayPal払いする.
なんだかんだで国際取引はPayPalがメジャーやな.

支払い後,2,3日で,印刷前のデータ見本(PDF)が送られてきた.

理由はわからないが,フォーム入力時,Kazchariの名前の漢字が一部どうしても誤変換される.
台湾の人名にはない漢字なのだろうか?
この誤字のままの証明書は嫌なので,何度か「訂正して」メールを出した.
ゆえに見本データを見るまで不安だったのだが,Kazchariの名前は漢字ではなくローマ字表記になっていた(なんのこっちゃ).

OKを出し,待つこと10日.封筒が届く.

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想像よりも立派.
大学の卒業証書みたい.
まぁ,これでこの値段ならお得でしょう.

列車移動ルートが”点々”なのが寂しいけど.

『環島(台湾一周)する方必見』花蓮〜宜蘭間自転車走行は本当に危険なのか?

まぁいずれにしても,色々綱渡り的な過程を経て手に入れた台湾一周証明書.
情報収集っつーかタイミングが大事やね.
求めたから,与えられたかも.

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6月第一週のライド&ライド

2024/6/1 Sat – 2 Sun

ベストシーズンなのだ

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ここ最近というか,今年は天気がよろしくない旭川
何より気温が低すぎる.
もう6月なのに.

となれば,たまに晴れた休日には思い切り出かけましょう.

まずは土曜日の話.

晴れ.温度:15 ℃,湿度:69%,体感温度:14 ℃,風速:2.1km/時,風向:NNE

EMONDA発進

出発にあたりいつも悩むのがサイクルウェア.
もちろん寒暖に合わせて,が重要なのだが,今日は上下の組み合わせの話.

買ったはいいものの,着なくなったモノはヤフオクや中古業者に出したりしているが,今でも十数着所有している(多いって)
もちろん上下同じメーカーで揃えた方がカッコよい.
特に柄物は.

しかし,ビブショーツは消耗品.
へたったビブは室内履き用に降格.
するとジャージだけが残ってしまう.
ここで「ジャージとビブでメーカー揃えますか問題」が勃発する.

そんな中,今日は対で生き残っている『ale』ウェアで揃えた(誰も見てないって)
手持ちのウェアでは,この組み合わせが一番軽量だったりする.
ゆえに毎年の体力測定の位置づけだった「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」用の勝負服としていた.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

だが,今年は残念ながら不参加.
理由は前日にとあるブルベが開催されるためである.

そのブルベとは2024BRM706当丸コースター300』

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/2024brm706toumarucoaster300/より
https://ridewithgps.com/routes/38883938より

300kmで5800m登るという,なかなかな”あたおかコース”(ホメ言葉)
チャリでは未踏の地.楽しみである.

で,今日は登り練習のためになるべく標高を稼ぐつもり.
カミヒルの時間はないので,ここはホームマウンテンの旭岳でしょう.
今シーズン(ロードは)初のはず.

ファットな旭岳初登りライド

つーことで,忠別川サイクリングロードを激走し,湧水公園で水を汲み,いつもの分岐にサクッと到着.いい天気だ.

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タイムアタックを狙うつもりはなくのんびりスタート.
旭岳は最初と最後だけ斜度があり(8%ちょい),後は緩斜面.
時々下りもある.
個人的には,ひたすら登り続けるカミヒルより好きな山だ.
もちろん,より強度=トレーニングとしてはあちらに軍配.

何度も通っているためコースはほぼ頭に入っている.

本日のタイム ⇒ 43:50

ベストタイムはDOMANE41:52(2019/6/29).
うーむ.5年前の自分が越えられない.
機材はアップグレードしているはずなのに.
この次は本気だすッ!

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いつもの場所でフォト.
晴れ間が欲しいところ.

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インフォメーションセンターで赤コーラ...にする予定だったが,今日は浮気.マンゴーサイダーにした.台湾あたりで売ってそう.

汗がひくまで休憩.
汗がなかなかひかないのでハンカチでカラダをぬぐう.
汗がひかないまま,ダウンヒル開始.もちろんジレ着用.

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いやいや寒いって.
もちろん冬場よりマシだが.

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標高が下がるにつれ,全身に血がめぐるのを感じる.これが波紋疾走か!
ふもとの橋でジレを脱ぐ.

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通称「ユイの壁」へのゲートもオープン済.
当初の目的通り,今日は坂の日なので登る ⇒ 汗だく.
そして下る.

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本当はこちらの宇幕別側から登る方が,エグイ斜度+長さなのだが,アプローチがねぇ...

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尻切れトンボなチョボチナイの続き,つまり1116号線をたどって美瑛町へ.
熊が出そうで出なかった道をビビりながら走る.

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新区画公園でトイレ休憩.
名前は知らないが,このオレンジ色の花が咲き乱れていた.

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いつものセイコマで昼食.
ホットシェフのめぼしい弁当は全て売り切れ.そらそうだ.
もう13時を過ぎている.

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で,帰宅.
がんばって登ったつもりが,約100kmで1600mしか登ってない...
3倍しても「当丸」には届かない.全然足りん.

...てな走行データをSTRAVAにアップしたところ,ブルベ知人からコメント.

「当丸コースターの獲得標高は実測で4000mですよ~」

なーんだ.
じゃあ,今度もグラベルで出るか...って,それでもしっかり山岳ブルベやん!

そして翌日曜日

Garmin先生も休めと言うのでチャリ(トレーニング)はやんぺ.
今日はモンキーでGO!

行先は最近リニューアルしたばかりの妹背牛温泉ペペルである.

近いかな? いや,温泉でひたすらゆっくりしませう.

出発時のメーター走行距離は7350km
まずは国道12号を使って深川まで.
いい感じの田舎グラベルがあったので少し寄り道.

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モンキー125のタンク容量は6.5リットル.
燃料計のメモリは6つなので,1つあたり約1リットルとなる.
それが3つになった.
つまり残りは3リットルなので単純計算で3x70km(!)で210kmは走れる.

ゆえに,温泉に入って帰宅するだけなら給油の必要はないのだが,メモリ半分は精神衛生上よろしくない.
そしてここは北海道.
田舎に行くとGSの数は極端に減る.

つーことで給油しとく.

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青看板に「妹背牛」の表示が出てきたが,ガソリン満タンで気が大きくなったことと,太陽がまぶしいから...ではなく快晴に誘われて,海まで行くことにした.
オートバイは,いや,オートバイも自由だ

国道233号線を走る.

同じく陽気につられた見知らぬライダー達とランデブー.
なぜかKazchariの後ろに張り付かれる.
ふっ,マスツーリングは好みではないのだがな...っつーか,早く抜いてくれ(125乗りの叫び)

留萌市内のセイコマでストップ.

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缶コーヒーと,最近ドはまりの「コロロ」2種.
とりわけ限定には弱い.

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留萌の中心街を通って黄金岬へ.
自宅からだとここでちょうど110kmになる.
チャリで来ることが多いが,オートバイだとあっという間やね.

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海はいいねぇ.
残念ながら北海道の海はねぇ,泳ぐにはねぇ...ビーチが真っ黒.

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増毛方面へ進むが(並んで)「海鮮丼」の気分でもないので,途中で左折.
道道94号線で当初の目的地である妹背牛に向かう.

この道は霧立峠並みの退屈道.
オートバイならまだしも,よくこんな道を自転車で...って,何度か走っているけどな.耐久力を鍛えよ

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12時半頃,ようやく妹背牛温泉ペペル着.
先に昼食にすべくレストランに入るものの,長蛇の列(というほどでもないが).
先にお風呂,いやサウナで蒸されることにした.

町民外料金¥700.現金のみ.

まずまずの混み具合.
さて,例によってカラダを清めて,いざサウナへ.
さすが新しい施設.
広くてキレイ.
オートロウリュ機能あり.
残念ながらテレビあり.

Kazchariはガス式よりサウナストーン式の方が好みだ.

さて,10分蒸された後は水風呂.
ここも浴槽が広く,5人は余裕で入れる.

そして外気浴へ.
しっかり露天風呂がある.
ととのいイス4脚,ベンチ1.
残念ながら,使用前・使用後にととのいイスにお湯をかける桶の類が見当たらない.
気になる人は気になるだろう.

噂のバレルサウナもあったが,4人程度しか入れないのでやめた.
先日入った『芦別スターライト』のバレルがイマイチだったせいもあり,どうしても入りたいわけではない.

芦別スターライトホテル・アゲイン

今思えば,試しておけば...と思わないでもない.違う施設やしな.

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さて,サウナ3セット後にレストランへ.
さすがに14時を越えていたので席は空いていた.

「サ飯」としておすすめの「チーズカレー」を注文.
鉄板焼きの熱々で,紙エプロンに脂が飛び散る!
キレイな服だとパニックやろな.

味はまぁ...普通.
¥1,500は少し高く感じる.ホンマ,昼飯代も高くなったなぁ...

レストランはQRコード払い可.
観察してたけど,Kazchari以外,老いも若きも全員キャッシュ払い.
そこにびっくりした.たまたまかな.

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つーことで,後は帰るだけ.

チャリもオートバイも,いやEMONDAモンキー125も楽しい.
両方とも正に人生の相棒.

台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

2024/3/29 Fri – 30 Sat

Last Bicycle Home

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曇り.温度:22 ℃,湿度:85%,体感温度:23 ℃,風速:6.8km/時,風向:NNE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

早朝の九份は静かだ.

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久々に朝食付き.
階下に降りる.
ビュッフェではなく,ワンプレート式だった.

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味はまずます.ようするにクセがないということ.
つーかオシャレすぎへんかこれ?
固定のトーストとサラダプレートの後は,フリーぶっかけのルーローハンで〆.

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食事しながらagodaアプリを開くと,もし今晩(金曜日)この宿に泊まるなら現状¥20,000越えになっていた.やっぱり高級宿やん.

で,その高級宿でトラブル発生.
Kazchariはクレカ支払いの度にE-mail通知が届く設定にしている.
昨日受信したメールを確認すると,キャッシュで払ったはずのこの宿の代金(約¥6,000)が,なぜかカードでも引き落とされている.

おかしい.

こちらの勘違いかと思い,宿名の漢字表記とアルファベット表記を何度も確認.
間違いない.これは二重請求やな.
早速,agodaにメールで問い合わせてみる(日本語対応).
おそらく証拠の書類などの提出は帰国後になるかと思い,昨日はもらわなかった現金払いの領収書を宿のスタッフに書いてもらう.

※ 後日談:何度か面倒くさいやり取りの後,無事リファンド.宿とagodaの間に仲介業者がいるらしく,そこのミスとのこと.

さて,本日はいよいよチャリ走行最終日.
泣いても笑っても,今日は台北に戻り,チャリを返却する必要がある.

パッキングを終えて重量級のチャリを慎重に階下まで下ろす.

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まだ人通りの少ない老街.
セブンイレブン出口まで押し歩く.

iPhone15 Pro この時間でないと撮れない画
iPhone15 Pro やけたなぁ...
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登りに登ったこの道,今朝は快適にダウンヒルをこなす.
さらば九份.
ここは夜が美しい.

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そして最終日もしっかり快晴.

ここからゴールの松山駅まではたった39キロしかない.
それでこの旅も終わる.

今日は急ぐ必要はない.

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今日も今日とて信頼と実績のGoogle先生.
指示に従って進むと桜を発見.
日本(北海道)より一足も二足も早い.

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これが見たかった.

そんなGoogle先生も,いつも通りにスタンド攻撃を開始.
国道を避けて脇道を案内してくる.

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OLYMPUS TG-5

ホンマ,チャリで走っていて楽しい所だ.

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川沿いのサイクリングロードにはしっかりと「桜花歩道」の名がついている.
桜を愛でる風習も日本由来か.
ちょ,待てよ.桜花って確か...

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世に言う「メタルクワガタ(亜種)」ってヤツやね.
台湾にもしっかりある.
パニア付きだとホンマに通れんぞ.

OLYMPUS TG-5

こうした道は「基隆(Keelung)」まで続く.

基隆は別名「雨都」と呼ばれているらしく,台湾屈指の多雨地域らしい.
だが,本日は御覧の天気.
(自称)晴れ男の完全勝利である.

OLYMPUS TG-5

サイクリングロードや幹線道路を行ったり来たりで基隆を無事通過.

OLYMPUS TG-5

元々線路が走っていたであろうトンネル.

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めちゃめちゃ雰囲気が良い.

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徐々に台北に近づく.
道が入り組んでくる.
これは落書きではなくアート?

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密集しすぎ.
端の建物,歪んでへんか?

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OLYMPUS TG-5

高架下のスクーター墓場.
将来のEVの姿か.

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台北市内.
「松山駅」の表示も出てきた.
ゴールはもうすぐ.

旅が終わりの脳内BGMはやはりこの曲.

イメージはインドを走る列車なのだが,こうした長い旅の終わりにもぴったりだ.目頭が熱くなる.

OLYMPUS TG-5

すっかり都会である.
安全を考慮し,自行車走行可であれば歩道も走る.

そしてついに...

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12時17分.
懐かしの「台湾一周0kmモニュメント」到着ぅ.

叫び出したいところだが,ここは文明国.
通報されそうなのでヤメタ(嘘).

さて,ここは自撮りだけでなく,自分とチャリとモニュメントの写真が欲しい.

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ここは駅前である.
忙しそうに歩く方々から撮影してくれそうな人を探す.

ここで興奮気味だったせいか選択を誤ったかも...
とあるおばちゃんに(英語で)撮影を頼んだところ,もうこれ以上はないほどパーフェクトに嫌そうな顔.

しかも,調子に乗って「WRYYYYYYYYY!」ポージング.
本人は「ハイッ!」だが,おばちゃんの冷たい視線を感じる.

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「謝謝」と言ってもニコリともされず.
こちらもすっかり申し訳ない気分になった...ホントすいません.

何かここで終わってしまうのも消化不良なので,深呼吸した後,今度は慎重に人選び.
ちょうど,男の子を二人連れた女性が近づいてきた.
そのお母さん,Kazchariの存在は全く気にせず,子供さんとモニュメントの写真を撮り始める.

これはジャストタイミング.
「この人だっ!」と声をかけて撮影を頼む.

で,撮れたのが本記事のサムネ写真.

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チャリだけでもない,Kazchariだけでもない.
これからの台湾を背負うであろう子供たちとのショット.
実によろし(ただの自己満)

このお母さん,都会住みのせいか英語が流暢.
お子さんたちは双子で,日本のことが大好き.
将来,行ってみたいという.
やはりアニメの影響かな.こういう時,何か渡せるおみやげがあると良かったなぁ(ゴール直後の高揚感が続いている)

丁重にお礼を述べて別れる.

さて,延長戦と言うべきか,ライドはまだ終わらない.
MathewBikeに行かねば.

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初日に走った河川敷のサイクリングロードにのる.

それしてもこのオレンジ色のSurlyはよく走ってくれた.

荷物満載の中,パンクすらもなく約1000キロをノートラブル.
荒れた舗装路は元よりグラベルも楽勝で走破.
直進安定性も良く,ヒルクライムもそれほど...重すぎない.

天気に恵まれたということもあるが,つくづくレンタルで正解だったと思う.
特にあのジャングル...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

あそこがDOMANEだったと思うとゾッとする.
下りでは落車したしな.

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なぜか川の色がターコイズ.まるで青い池のよう.

Mathewbikeのすぐそばまで来た.
返却前にセブンで昼食.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 嘉義風味鶏飯

そして真のラストランへ.
Mathewbikeに戻ってきてしまった.

iPhone15 Pro
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相変わらずあっさりしているおにーさん.
仕事は早い.
自前のサドルやペダルをちゃっちゃと取り外し,店のモノは店に返す.

[セラロイヤル] サドル 2354HRMA10034 ブラック/スカイブルー 145mm×長さ約280mm

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500

この2つのアイテムには本当に助けられた.

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旅する前の姿に戻ったSURLYは,静かに次のオーナーを待つ.

OLYMPUS TG-5

総走行距離は1,166km.

最後に台湾一周完走証明書をくれた.
特にログの確認をするわけではないので,正式ではないMathewBike独自のモノのはず.

にーちゃんに別れを告げ,トランクを引きずって(キャスター破損)士林駅まで歩く.

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サイクルジャージのままMRTに乗る.
日本だと少々はばかられるが,台湾ではチャリもそのままMRTに乗せられる,つまりピチピチジャージがいても特に珍しくない.

悠遊カードの残金使い切り作戦.
台北駅で桃園空港行きに乗り換える.

本日,つまり最終日の宿はここ.

バックパッカーズ ホステル 桃園空港 (Backpackers’ Hostel Taoyuan Airport)

空港に一番近い安宿である.
とは言え,羽田のように空港内にあるわけではなく,やや離れた場所にある.

桃園空港駅着.

OLYMPUS TG-5

問題はここから宿にどうやって行くか.
どうやら歩いていける距離ではないようだ.
バカでかいトランクもあるし.

Google先生はバスを示しているが,そのバス停がどこなのかさっぱりわからん.
そこでインフォメーションカウンターのお姉さんに聞いてみる.

英語で話しかけると,たどたどしい日本語で「そこに行くならタクシーがいい」との返事.
空港のタクシーカウンターなら安全で大丈夫と,入国ゲート前まで行けと指示される.

なるほど.それがベストやな.もはやケチる理由はない.

タクシーカウンターでは,これまた親切な人に乗り場まで案内.
定額の180元で,あっという間に宿に着いたが,さすがに徒歩の距離ではなかった.
チャリなら無問題って...もうSURLYはない.

さて,本日の宿「バックパッカーズホステル桃園空港」の話.
めずらしくagodaの写真との乖離があまりないおシャな内装である.
ご主人も流暢な英語で意思疎通に全く問題ない.
アメリカンな雰囲気からして,向こうに住んでおられたのだろうか(想像).

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明日のフライトは早い.
2時間前チェックインを考えると,ここを4時半には出発する必要がある.
流しのタクシーが捕まるとは思えない,かつ電話番号も配車アプリも使えないので,ご主人に手配してもらうことに.
早朝のため,ハイヤー扱いとなり250元.まぁ,これは前情報通りだった.

シャワーを浴びてドミルームに戻ると茶髪の若者が1人.

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てっきり台湾人だと思い,英語で明日の早朝アラームについて謝ると,実は日本人だった.
名前はH君,19歳.なんとKazchariの1/3である.

2泊3日の初海外旅らしい.主に台北と台中を旅した.
この彼,めちゃめちゃ聞き上手で,おじさん,すっかり旅の思い出を語りまくってしまったよ.

今回の旅がめちゃめちゃ楽しかったらしく,バックパッカー旅にはまりそうとのこと.
うむ.いい事だ.
人並の幸せは遠のくかもしれんけどな(言い過ぎ).

H君も明日帰国するというので,先ほど予約したタクシーをシェアすることにした.

話し込んでいるとすっかり外は暗くなった.
で,その彼と夕食へ.
本当は桃園市内の夜市に行くつもりだったらしいが,ここからはかなり遠い.

宿の近くにセブンもあるので,レベルが高いという(Kazchariの感想)コンビニ弁当を食べることに.

iPhone15 Pro 最後の晩餐

彼には(ク〇ソ不味い例の)サロンパス味ドリンクと,”みんな大好き”20元のプッチンプリンを勧める.
ちなみに彼が選んだタイ式ぶっかけ弁当はむっちゃ辛かったらしい.

宿に戻る.

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おそらく仮眠しかできないと想定しつつ横になる.
この宿,最大のウィークポイントはベッドにカーテンがないこと.
泊まる場合はアイマスクと耳栓必携である.

H君の話によると,このドミにはもう1人台湾人(琉球大学留学中)が泊まっているらしいのだが,まだ出かけている.
深夜,うつらうつらしていると,その彼が戻ってきた.
スマホのライトをつけ,スーツケースを開けてガチャガチャとうるさい.

作業を早く済ませてほしいので,「電気つけてもええで」と英語で伝えるも通じない.
ならばと,日本語に切り替えても通じない.
おかしい.琉球大学に通ってるのではなかったか?

つーことで,熟睡できない台湾最後の夜.
そういやレビューにあった旅客機の爆音は気にならなかったな.

そして3月30日土曜日.最終日の朝を迎える.

きっちり4時半に起きて出発準備.
玄関に迎えのタクシーの停車する音が聞こえた.

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これにて2024年の一大イベント,台湾一周ライドが終了.

人生は選択の連続.それを痛感した二週間だった。
まさにリアルRPG.
これほど楽しい遊びはない.
だから旅はやめられない.

ありがとう台湾.
そして,そこに住む全ての人々に謝謝.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

2024/5/26 Sun

ひとりではいけない

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曇り.温度:12 ℃,湿度:76%,体感温度:11 ℃,風速:12.5km/時,風向:WSW

旭川自転車愛好会のイベント「鷹栖グラベル」に参加した.
昨年の上富良野に続いて二度目の走行会である.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

ヒグマの個体数が爆増&狂暴化しているらしい昨今,ちょっと前のようにのほほんと“ぼっち”で林道に出かけるのもはばかられる.
話題になったこの映像は衝撃的.

そんな中,こうしたイベントの存在は実にありがたい.
複数だから安心,というわけではないけど.

何より,未知の道を教えてもらえるしね.
例えば幹線道路をグラベルロードで走行中,気になる林道があって進入.
もし,途中通行止めであってもオートバイならさっと引き返せるが,チャリの場合は距離が長く,しかも登りとなるとダメージが計り知れん.

とは言え,確実に先がわかっている道ばかり走るのも,冒険心が喚起されず面白くない.

現状,こうした少人数でのグラベル散策がベストかもしれんね.

つーことで,本日は10時に鷹栖町「丸山パークゴルフ場」に集合.
気になるのが天候.
朝,結構な雨音で起床した.

朝食&洗濯などの朝のルーティンをこなしていると雨はやみ,天気予報も回復傾向とのこと.
「こりゃ中止はないな」と,家から自走で出発.
もちろんTopstoneを駆る.

ジャージは映画公開記念で「ボブ・マーリー」だっ!

Google先生によると自宅から集合場所の「丸山パークゴルフ場」までは25km.
まぁ,1時間半もあれば着くでしょう...と軽く考えていた時期がKazchariにもありました.
旭川の町中で結構な信号坂につかまり,残り時間と距離がやばいことに.

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鷹栖町に入り,クルマが途切れると激コギ.
集合場所に着く頃にはヘロヘロになってしまった.
曇天で寒かったのでカラダを暖めたかったのもある.

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元々は5人で走る予定だったが,諸事情で2名がDNS.
で,CさんとKさん,それにKazchariの3人で走ることになった.

さてここで問題というか...このお二人e-Bikeなのである.
これは迷惑をかけぬよう,遅れないようにしなければ(ああ日本人)

10時になり,いよいよ出発.

最初はジャリ道から.
森の中にある謎のカフェ.雰囲気よし.ただし営業前.

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特に大々的に宣伝はしていないようだ.

それにしても,久々に乗るTopstoneはサスが効いてふわふわで,抜群の乗り心地.舗装路,グラベルともガシガシ走る.
パワーが逃げる? そんな時はLeftyのサスをoff(基本的にon)

最近クラファンで面白いものを見つけた.

AirSeat

上下だけでなく前後に動くらしい.
前傾深めのロードより,クロスやミニベロなどの直立座り系チャリによさそうな感じ.

今後も1000kmを越えるようなブルベに出走の際には,革サドルを使うつもりだけど,これもいいかもしれない.
2025年のアレ用装備として検討したい.

そやけど,Topstoneはロードに比べると明らかに重い.
乗車中や,何ならヒルクライムでもさほど気にならないけど,持ち上げるとズシっとくる.つまり輪行時は相当体力が必要かも.

こないだのDOMANE輪行ですら,結構重く感じたしな.
一応,グラベル用というか大きめチャリ用の輪行袋も持ってはいるけど(未使用).

R250(アールニーゴーマル) グラベルバイク用 縦型軽量輪行袋 ブラック フレーム/スプロケット/ローターカバー・ダミーローター・輪行マニュアル・12mmスルーアクスル用エンド金具付属

主催のCさんの案内でグラベルを進む.
全てのルートを把握しておられるわけではなく,時々ルートを確認.
こういうのが楽しい.

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とかなんとか走っていると,徐々に路面状況が変化.
昨日の雨のせいか,はたまた元からこうなのか,泥濘地帯が現れた.

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ブロックタイヤに泥がつまりグリップがロス.
結果的に蛇行状態.おもしれー.

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重の駐車エリアを抜けると,泥路面のまま今度はヒルクライム!
さすがにe-Bikeにはついていけないが,できるだけ食らいつく.
ふっ,全くいいトレーニングだぜ...ぜぇぜぇ...

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Cさんの経験&勘を頼りに分岐で選択タイム.
別の重機置き場に到着.

以前から思っていたのだが,曲げて伸ばすという単純な機構でさえ,この巨体と複雑さ.絶対モビルスーツは実用化できへんな(当たり前).

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リエゾン区間(舗装路)を経由して別のグラベルへ.

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「うぎゃおーッ!」と変な声が出るほどの絶景.
これは素晴らしい.
NISEKO GRAVELに全くヒケをとらない.

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やっぱ,グラベルは(も)やめられまへんなぁ.
にしても雲が怖ぇ.

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少し登って,一番高いところへ.
向こうへと続くS字ラインが美しい.

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ダウンヒル.
去年のNISEKOを思い出す(要はコケたら大惨事).

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和寒に続く道道へ.
STRAVAセグメントにもなっているヒルクライムエリアである.
さすがにe-Bikeにブチ抜かれる.
くそお,EMONDAなら,EMONDAならぁ~!(たぶん負ける)

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ほぼ峠から,またまたグラベルへ.
とっかかりから登り.
それがやがて17%超へ.
加速する余裕もなく,悔しいがさすがに押し歩き...

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幸いエグイ斜度は先ほどのみ.
なんとか乗れる坂をゆっくりと上る.
やがてご褒美な風景が!

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滅多に人が通らないのか,ごつい落石が放置されたまま.
うむ.確かに一人では来れないな,この道.

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もちろん登れば下るの快感が待っている.
一見,草ぼうぼうだが,大き目の石が隠れているので油断大敵.トブぞ.

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写真はないが,この後斜度18%越え+河原並みのゴロ石ゾーンに突入.
どれだけ後方過重しても止まらない.
いやぁ,マジで怖かった...けど,これがグラベルの醍醐味.ひたすら楽しい.

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短いジャリ道をこなし,スタート地点に無事帰る.

既に12時越え.
パークゴルフ併設の(営業時間がやたら短い)食堂で腹を満たしましょう.
どうやら「ゲソ丼」が名物のよう.
通常サイズで¥700也.美味し.

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つーことで,走行会は終了-解散.
いやぁ,楽しかった.ありがとうございます.
天気もすっかり回復.むしろ暑いくらい.

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この付近はグラベルだらけ.
往路で選択した舗装路ではなく,あえてグラベルをたどりつつ帰路につく.

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河川敷も舗装化はまだまだ.

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散々楽しんだ後,素直に元来た道に戻る.

そういや,今日も熊多発地帯への侵入.
いつ出会ってもおかしくないエリア.

奈井江町の猟友会が「手当が安すぎる」と,役場からの駆除依頼を拒否した話が話題になっている.
以降も道内あちこちで発見・襲撃報告が相次いでいる.

今後どうなるのだろう?

北海道に越してきてすぐだったかな.
狩猟免許を取ろうと考えたことがある.
もちろん,熊撃ちなんて想定していない.
結局,視力の問題および,管理の面倒くささ,それに仕留めた後の処理の手間など,総合的に考えてハードルが高すぎた.

今後もグラベルも楽しみたいが...

FRONTIERSMAN Bear Attack フロンティアーズマン 森林警備隊採用 ベアアタック 熊撃退スプレー ラングスジャパン(RANGS)

買うべき?
命に代えられないのわかるが...高すぎる.

それに,例の熊のような超高速で迫って来るヤツに落ち着いて噴射できるとは思えん.

やはりこいつか!

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自転車に乗るだけなのに,何か殺伐.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その4)

2024/5/20 Mon

一戸から九戸まであるが四戸はない

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曇り.温度:19 ℃,湿度:70%,体感温度:18 ℃,風速:6.9km/時,風向:SW

前回はこちら ⇒ オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その3)

ここはコンフォートホテル714号室.
またしても鼻づまりで早朝に目覚めた男がいた.

昨夜は多めのアルコール摂取だったが,特に二日酔いなどの症状はない.
むしろ体調良好(鼻を除く)
旅に出ると健康になる法則が今回も発動中.

浴槽に湯をはり朝風呂.
実に反エコロジーだ.

時間はたっぷりあるので,混みあう時間(開場直後)を避けて朝食へ.
Oさん発見.
Kazchariと同じく,今日13時発のフェリーで苫小牧に戻る.

本日の予定を聞くと,すぐ近くの温泉施設に行くという.
早速検索すると,ちゃんとサウナもある.
素晴らしい情報だ.
フェリー出航までの時間の潰し方として最適である.

部屋に戻り荷物を片付ける.
短い距離とは言え,固いサドルのチャリに乗るので,レーパンとジャージを着用.

「後で取りにくるから」と,荷物を預けてチェックアウト.
二晩お世話になりました.来年も利用する?

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例の巨大な歩道橋で線路を渡る.
Google先生の指示に従って進むと,目的地の熊ノ沢温泉まであっと言う間だった.

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駐輪場には見慣れたOさんの(キックスタンド付き!)ピナレロがあった.

入浴料は¥480.安い.
一応平日なのだが,既に結構な人.
地元民の風呂って印象.

小ネタだが,青森県は人口10万人当たりの銭湯数が23.2軒(2019)と全国一位らしい.
風呂好きの県民性なのだ.
加えて,塩分摂取量も日本一.
以前,ラーメンに醤油をかけて食べる映像を見たことがある.

この2つが揃うと悪い予感しかしないが...まぁいいでしょう.

さて,カラダを清めた後は早速サウナ室へ.
入室時にメガネは外すので,視力ガタ落ち.
ヒトやモノの位置関係は大丈夫だが,判別はできない.
Oさんらしき人影に挨拶.おそらくご本人だったと思う.

ガス式で室温は相当熱い.
もちろん3段目に座って10分.
いつものように1セット目はなかなか効くぜ.

ここのサウナ室は初めて見るつくり.
ドアが2つあり,一つは浴室,もう一つは屋外(露天)に面している.
水風呂も内と外,両方にある.
なんやろ? 夏と冬で使い分けるのだろうか?

両方の水風呂に入ったが,それほど冷たくはない.
露天設置の「ととのいイス」の数は多く,外気浴難民になることもなかった.
温泉の質も申し分ない.

うむ.これはなかなか良い場所だ.
値段も安いので家の近所にあれば一軍昇格やね.

数年前から続くサウナブームとやらで,どこの施設も混んでいるという.
“ととのい”の正体である自律神経のリセット.
その効用を説く言説が多いのは確かだが,同時にサウナに批判的な意見も目に付くようになってきた.

「サウナで体調がととのう」はウソである…心臓血管外科医が心配するサウナに潜む4大リスク

とりあえず意識して水を飲むようにしよう.
持ち込みペットボトル禁止の施設も多いが,あれはどうなんやろね.
ウォーターサーバー(飲料水蛇口)の位置もサウナ評価のポイントやな.

かくいうKazchariもサウナーになったのは2年ほど前から.

「健康になるためにサウナを利用する」のではなく,「健康だからサウナを楽しめる」と考える方が良さそうだ.

さて,3セット終えて露天につかっていると,雨がポツポツと降って来た.
予報では午後から雨となっていたが早まったか.

そそくさと上がってレーパンとジャージを着る.
汗だくになるほど乗っていないので無問題.

この時は辛かった ⇒ ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

本降りになる前に,荷物を受け取りにホテルに戻る.
リュックを担いで急げや急げ.

Google先生にフェリーターミナルまでの道を尋ねる.
最短ルートを選択.
ありゃ? 一昨日と違う道?
まぁええか,こちらの方が近いのなら...

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グラベルやんけ! 帰国しても「ザ・マップ」発動かよ!

結局,見覚えある幹線道路に戻り,相変わらずの凸凹路面と狭い路肩,すぐ脇を走るトラックに怯えながらフェリーターミナルへ.

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さらば,八戸! ♪チュワッチュワ~

建物前で輪行準備.

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乗船手続きを済ませる.

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ばたばたしていて,昼食の時間を逃してしまった.
仕方がない.
フェリー内の冷食にするか.

12:00過ぎに乗船開始.
往路と異なり,平日だけに人が少ない.
ほとんどがトラックドライバーのようだ.

iPhone15 Pro ウニ飯

Oさんを発見.
Oさんは温泉の後,八食センターに寄って刺身と白飯をGet.
優雅に海鮮丼をキメておられる.
いつも思うが素晴らしい行動力だ.

だが,この時にとんでもない告白.
センシティブな内容のため詳細は省くが,なんと手に巻いているApple Watchが心臓の異常を検知.
そのデータをSNSにアップしたところ,知人の医師から「受診した方が良い」というメールがバシバシ届いているというのだ.

これはなかなか衝撃的.
KazchariとOさんの年齢はさほど変わらない.
ともに,チャリを含め,普段から活発に運動している.
持病もない(と思う).
それでも...やはり老いにはあらがえないのか.

もし,KazchariもApple Watch愛用者なら,同じように異常検出されることもあるのだろうか.

スポーツ心臓

それにしてもスゴイ時代になったものだ.
インタラクティブにデータがやり取りされるようになれば,主観ではなく客観的に体調不良を教えてくれるし,今は何を食べろとか,どれくらい運動しろとか全部指示されるようになるだろう.
極論としては,データが送られてこない=いつ死んだのかもわかるようになる.

日本のApple Watchで「心房細動履歴」が利用可能に

まぁ,今でもほぼそんな感じか.
我がGarminも心電図こそ採れないものの,心拍やら睡眠データを常に記録してるしな.
次のモデルチェンジかソフトのアップデートでAppleに対抗してくる可能性は高い.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

いずれにせよ,Oさん(の心臓)が深刻な状況でないことを祈るばかりである.

海を見ながらkindleで読書.
眠気に襲われて,船室で横になる.

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夕食も冷食で.

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「蟹クリームスパ」.うーむ.なかなかあなどれん味だ.

せっかくなので入浴もしてみる.
予想以上に良いお湯で,むっちゃ気持ちよかった.
オーシャンビューの景色も最高である.

やがて定刻の20:15,苫小牧港入港.

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そそくさと下船し,クルマにチャリを積み込む.
20:30.ようやく旭川への帰路につく.

「オトナの修学旅行」と称されるにふさわしい,楽しく充実したブルベ(旅)だった.

それにしても,昨日のPikaさんの機材トラブルといい,Oさんの件といい,もしかしてこれは”あのスポット”に行ってしまったばかりに起きた怪奇現象なのか?

現状,Kazchariに何も起きてはいない.
もしかして『ファイナル・デスティネーション』パターン?

ファイナル・デスティネーション(2000) (字幕版)

運命からは逃れられないのだろうか...

なーんて言ってますが,楽観的なKazchariはケセラセラ.
次の遠征ライドはどこに行こうか?

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オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その3)

2024/5/19 Sun

ミドリの中を走り抜けて

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曇り.温度:20 ℃,湿度:50%,体感温度:20 ℃,風速:18.4km/時,風向:SW

前回はこちら ⇒ オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その2)

ここはコンフォートホテル八戸714号室.
鼻づまりのせいで早朝5時に目覚めた男がいた.

青森に来ても花粉症からは逃れられんのか.
そっと鼻スプレーを一吹き.

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あんまし使いたくはないのだがな.

例によって浴槽に湯をはり朝風呂.
脚の疲れは...あまりない.

ブルベを終えて,今日は完璧なプライベートライド.
目的地は新緑が美しい奥入瀬渓流.
快調に元気に走れそうだ.

6時半,朝食会場へ.既に多くの方がいた.

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そう言えば,釧路のコンフォートは朝食5時半スタートやったな.
ブルベ中でもがっつり朝食が摂れるめずらしいホテルとして有名.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その4:釧路~浦河)

同じチェーンでも,朝食時間は所在地ごとに異なるようだ.

同じホテルに宿泊されているPikaさん発見.
今日,青森から新幹線で函館に帰るそうな.
ならばということで,奥入瀬まで一緒に走ることになった.

8時半頃ロビー集合.

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Kazchariはルートノープラン&カラダの大きさからPikaさんに引いてもらう(いいのか?)
まずは新郷村にあるというキリストの墓を目指すそうな.

そう,ゴルゴダの丘で磔になったとされるキリストは,身代わりにされた弟のイスキリ(!)だった!
キリスト本人は(なぜか)日本に逃れていたのだったぁ!...って,ちょっと待てい!
「イエス・キリスト」って,姓と姓の区別がなく「イエスであるキリスト」もしくは「キリストであるイエス」だったような...
まぁ,こまけぇこたぁいいんだよ.

そうそう,青森にはミステリースポットが多いのだ.

Kazchariのお気に入りは,なんと言っても遮光器土偶
なぜかあの時代に宇宙服が!
ミクロマンコマンド3号,持ってたなぁ...

https://muuseo.com/hiroyuki.takahashi/items/149より

国道との合流付近にて,なんと同じく奥入瀬を目指していたO西さんを偶然キャッチ.
Flècheメンバー再集結である.
3人で聖人の遺体,もとい「墓」を目指すことにする.SBR!

途中のローソンで小休憩.

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やや向かい風の中「キリストの墓」着.
途中がとんでもない激坂で面白い.

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色々とこじつ...いや説明看板があって,ふむふむ.
あぁ...ま,まぁ,そうなんすねぇ(棒).

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奥に資料館の様な建物を発見.

しっかり『ムー』関連グッズが紛れていて面白かった.

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地球の歩き方 ムーJAPAN: ~神秘の国の歩き方~

さすがに(有料の)入館はせず,代わりに賞味期限の近いヨーグルトを半額でGet.美味し.

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係りのおばちゃんに色々と話を聞く.
専任ではなく,持ち回りで受付をしているそうな(つまりアルバイト).

そして,6月には「キリスト祭」が開催.なんと60回!

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建物前の広場にてみんなで踊るそうな...って,これは『死霊の盆踊り』

死霊の盆踊り HDリマスター版[Blu-ray]

確かに夜霧にまぎれて迷い込みそうな場所にあると言えばある.

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さて,予想以上に楽しめた「キリストの墓」を後にして一行は十和田湖を目指す.

国道454号は地図を見ても想像できるグネグネ坂.

ここまでさんざん引いてもらって楽してたKazchari.
激坂エリアに突入すると「すいません.先行かせてもらっていいっすか?」と,嫌われるチャリダーの鬼畜プレイ.さすが(自称)サイコパスだ.

ガシガシ登ると,とりあえずの峠に道の駅「しんごう」があった.

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一旦休憩.
キャンプ場やら,その他の娯楽施設があるが,さすが本州.
なかなかのお値段.

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休憩後出発.
坂はここで終わりではなかった.
まだまだ続く.
山だねぇ.

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秋田県突入
国内旅やけど,国境越えっぽくて楽しい.

ようやく山頂らしき地点に.

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当初はここでお二人を待つつもりが,あまりに何もないし,羽虫にかこまれるわで退散.早々にダウンヒルし,ふもとで待つことにする.

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少しだけ登り返しがあるものの,ここも素晴らしい道.
正にミドリの中を走り抜けてく”ガンダムカラーのDOMANE”ってなもんだ.

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十和田湖が見えてきた.
ちょうど丁字路に公衆トイレがあった.
うむ.待つのに良いポイントだ.
15分ほど経過でお二人到着.

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そろったので奥入瀬渓流の入口,子ノ口を目指す.

十和田湖の遊覧船乗り場がある.
天気も良く,湖面もキラキラと輝いている.
各自チェーンやら,突起物にバイクを立てかけて撮影大会.

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そうそう,今回は一人じゃないので,旭川チャリ界隈で有名な「Aポーズ」で撮影してもらった(まだまだやな).

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ここでアクシデント.
Pikaさんのバイクが風にあおられてディレーラー側に転倒.
変速不具合になってしまった.

手持ちの工具で復旧を試みるPikaさん.
メカに弱いKazchariは,特に手伝えることがないので,その整備時間に売店のきりたんぽを注文.

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それほどこだわりのない食材なのだが,焼いてしょうゆをぬっただけのきりたんぽが激うまだった.鍋に入れて煮込むよりこっちの方が良い.

結局,変速がスムーズにいかず,いくつか入らないギアがあるらしい.
場所が場所だけに進むしかない.

ここに来て,レンタルE-bikeをやたら見かけるようになった.
たぶん.それが正しい観光手段.
わざわざ八戸から自走で山越えて来るところではないわな.

つーことで,ほぼ30年ぶりの奥入瀬観光スタート.

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日曜日なのに観光客もクルマの数も少なく,人がいない写真をたくさん撮ることができた.
贅沢言うならスマホではなくセンサーサイズが大きな一眼が欲しいところではある.重量がなぁ.

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あちこちで停車しつつ写真を撮る.
前方に先行したお二人が停車していた.
何か様子がおかしい.
なんと,Pikaさんが今度はパンク! いやぁ,今日は完璧にバッドディですな.

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PikaさんTPUチューブを使用されている.
やはりパンク耐久性はイマイチなのだろうか.

個人的にはヒルクライム大会の決戦用以外では使いたくないな.
さらにはポンピング中にチューブのバルブを折ってしまうなどトラブルが続く.

ここまでアクシデントが続くと,何かこの近辺の怪しげなパワーを感じざるを得ない.先ほどの「キリストの墓」で少々バチあたりな行動をしたせいか(気のせい...です)

無事修理完了.
期せずしてFlèche時のトラブル回避練習になってしまった.

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さらに数か所で停車しつつ,渓流反対側の入口に着.
耳に入るのはほぼ中国語.台湾のみなさんかな?

パンクトラブルもあり,少々遅れながらも目的地の食堂桂月着.
Kazchariは全く知らなかったが,伝統の「十和田クラシック」では,昼食ポイントとして有名な店らしい.

だがしかし,入口には無常にも「本日終了」の札が...

あれ?
その札の下には14:30まで営業とある.
現時刻は14:15.
まだ,時間があるではないか.

ここでO西さんが直談判.
すると...なんということでしょう!
何やら特殊な交渉術を用いて,昼食にありつくことができた.
O西さんと食堂のみなさんに感謝(ただし,むっちゃ嫌そうな顔をされたらしい)

そしてこれが「牛バラ焼き定食」(¥1,100)だぁー! 美味し.

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「十和田クラシック」の際は,ここからさらに登るそうで,ここがDNFポイントになりがちとのこと.
確かに悩む.これだけ食うとハラ重そうだし.

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本日は迷わず下りの国道102号を選択.
Pikaさんも(八甲田越えの)青森行きではなく,七戸からの新幹線に旅程を変更された.

下り&追い風基調であっと言う間に十和田市に.
ここでPikaさんとはお別れ.来月よろしくお願いします.

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O西さんと国道4号を南下し,元々の合流地点で国道454号に接続.
一路,八戸を目指す.

鉄道をまたがる巨大な歩道橋でヒルクライムを堪能し,ホテルに無事帰還.

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距離129km,獲得標高1,329mと,なかなか走りごたえのあるライドでした.
うん.青森,色々と楽しいぞ.

夜はO西さんと,昨夜行けなかった居酒屋で打ち上げ.
普段はぼっちで旅することが多いのでこうした店には入りにくい...っつーか,入っても色々種類を頼めないのでもったいない.

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地元ならでは創作料理,ビールと少々の日本酒.
気さくな店員さん,楽しいトークと充実した夜宴でした.

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おっ,ホンマ修学旅行みたいやな.
だがしかし,この時...

(その4)へ続く.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その2)

2024/5/18 Sat

♪チャラッチャチャチャチャラララ~

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:54%,体感温度:18 ℃,風速:21.6km/時,風向:SW

(その1)はこちら ⇒ オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1) 

ここはフェリー,シルバーティアラ:二等寝台Aの一室.
全く寝付けない男がいた.

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音は耳栓で,光はアイマスクで防げる.
だがフェリー特有の振動,てめーはダメだ.

それに加えGWから続く花粉症による鼻炎が継続.
必然的に口呼吸となりノドが乾き,目が覚める.

結果,夢うつつ状態が続き,2度ほどトイレに行くはめになり時刻は5時.
もう寝るのはあきらめた.
腕にはめたGarmin INSTINCTの睡眠スコアも計測不可=徹夜扱いになっている.トホホ.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

部屋の外に出る.
既にサンライズ.すっかり明るくなっていた.

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イスに座って乗船前に買ったパンとジュースで朝食.

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あかん.全然足らん.
冷食自販機で「蟹ドリア」と缶コーヒーを追加.
200kmに備えてのカロリーを少し補給.
美味し.

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定刻の7:30.八戸へ入港.

輪行袋を担いでこれまた長いタラップを歩く.
建物の外に出て,Nさんの隣で輪行解除作業.
ガラスの向こうから幼女がその作業をガン見していた.

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お次は予約していたホテルまで自走し,余計な荷物を預かってもらう.

いよいよ未知の地を走る.

オートバイなら(山口県を除く)全都道府県を走った経験がある.
ところが,ロードバイクとなると八戸どころか,本州を走るのはこれが初である.

オートバイではあまり気にならない路面状況.
ここ八戸の第一印象は...サイアク

そらな,港湾線なんて大型車両がばんばん走るやろうから道がデコボコになるのはしゃあない.
ついでに冬は積雪・凍結もあろう.
それを差っ引いてもこの道のひどさ,狭さはなんだ.
追い越し時も全然車間空けんへんし.
あぁ,台湾が懐かしい...(そっち!?)

と,嘆いても仕方ない.
Google先生を頼りに「コンフォートホテル」に無事到着.

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今夜の泊り客であることを伝えて荷物(30リットルのリュック)を渡す.
おお,軽い軽い.

「BRM518あまちゃん200km」のスタート地点は,ホテルに隣接する八戸駅である.
ランドヌ札幌の中の人および参加者が既に数名集まっていた.

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このブルベ,本来は6時出発なのだが,苫小牧からのフェリースケジュールの変更により,その時間には間に合わない.
ゆえに特別に9時出発組が設けられた.

で,その9時出発メンバーは7名.
その中にはフェリーで一緒だったNさん,Mさん,O西さんの他,来月のFlècheで一緒に走る函館のPikaさんもいた.

8時45分.ブリーフィング開始.
通過チェックは写真ではなくクイズ形式.
名物の「まめぶ汁」は道の駅他,何か所かで食べることができるという.

うん? まめぶ?
『あまちゃん』の劇中でやたらフィーチャーされてたな(美味いとは言ってない).機会があれば食べてみよう.

本日のコースプロフィールはこんな感じ.

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm518amachan200/より
https://ridewithgps.com/routes/42740750?privacy_code=TuqTfSLkkgq6O287より

9時になった.
車検後出発.200kmは装備も軽くて良い.

いただき画像

Kazchariを先頭にO西さん,PikaさんというFlècheメンバーでしばらく走る.
そう,Flècheは24時間の集団走行.
走行およびPC滞在時間も合わせなければならない.
その練習も兼ねていた...ような,いなかったような...

すんません.

Kazchari,またまたやらかしましたぁ.
最初の激坂でついつい踏んでしまい,お二人をロスト.

いただき画像

「待つのもなんだし,快晴だし,気持ちの良いスピードで走っていればどこかで合流するでしょう!」と,一人で先行することに.しかし,以後ランデブーすることはなかった...

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このブルベ,前半は山コース.
登り続けるわけではなくアップダウンの丘陵が続く.

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おまけにかなりの向かい風!
先月の「日高門別」の後半ほどではないが,かなり足を削られた.

2024BRM429日高門別200

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謎の看板の町を抜け,【35.5km地点.PC1「ローソン二戸堀野店」】着.

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水とオレンジジュースとおにぎりを購入.

おかしい.

この疲労感からすると,もっと距離を稼いでいるはず.
まだ35km? なぜ,こんなに進んでいないのだ.
今日も厳しいブルベになりそうな予感(踏み過ぎでは?)

5分ほどのストップで漕ぎだす.
お次もローソンのPCか.
このあたりのインフラはローソン「薬王堂」が担っている.

アップダウンの道が続く.
とある坂からのダウンヒル,スピード殺しがとんでもない構造.
初めて見た.

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さて,国道を少し離れてやや細い道へ.
太陽の光に照らされて葉が透ける.
いいねぇ,いかにも東北.緑が濃い.
これは明日行く予定の「奥入瀬」にも期待できそう.

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少しだけ藤の花.

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だいぶ気温が上がってきた.
ハンドルポーチにペットボトルの水.
実に便利.

R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー

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いかにもな田舎町.
もうじきPCなのだが,とてもコンビニがありそうな気がしない.

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と,失礼なことをほざいているが,バスはちゃんと通っている.
雰囲気よさげな時刻表と掲示板と待合室.

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はい.ちゃんと距離ぴったりにPCありました.

【76.8km地点.PC2「ローソン葛巻町鴨川店」】着.

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お昼である.
ローソンと言えば「カツサンド」が美味い.
ここでもレジ付近にあったので何も考えずに手に取る.

ありゃ,間違えて「トンカツ」単品を買っちった(酸素欠乏症なのか?)

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コーラとバナナとカツ単品という,少々アレな組み合わせ.
カロリーは高いが,腹も重い.

だが,このPCの後,本ブルベ最大の登攀が待っていた...

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ぜぇぜぇ...なんとか登り切ったぞ.
そして,このブルベのメインテーマである「あまちゃん」のふるさと,久慈市の案内が出てきたぞ!

さらには,ここからはご褒美ダウンヒル!
正に新緑の渓谷をかけ下りる!
うひょひょひょ,これは気持ちヨシ.

下りきった頃,道の駅を発見.

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ここは不思議プレイス.
岩手県にあるのに道の駅「やまがた」なのだ.
左斜め下からの移民が開拓したのか?(北海道的思考)

「まめぶ汁」ののぼりがあったが,あまり腹が減っておらずパス.
後で,ここの道の駅で食べた(飲んだ)参加者に感想を尋ねると...「微妙」だそうな.劇中まんま.

で,久慈の市街地に到着.
信号待ち時,左手に何やら見覚えのある建物がちら見えた.
あれは!

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「北三陸観光協会」...ではなく久慈駅前ビル.
確かもうじき取り壊されるのではなかったかな?

下は「北三陸駅」...ではなく三陸鉄道久慈駅.ゴーストバスターズ!

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さて,いよいよこのブルベのハイライト,袖ヶ浜への往復トリップである.

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いやホンマ,この道,掛け値なしに素晴らしい.
奇岩のオンパレード,かつ海の透明度も半端ない.

素掘りのトンネルやブラインドカーブ,それに道幅が狭いのでクルマだと,かなりエキサイティングなドライブになろう.

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【129.9km地点.通過チェック1「じぇじぇじぇ発祥の地石碑」】付近着.

「じぇじぇじぇ」の石碑の写真は撮り忘れた.
この「ロケ地記念碑」の反対側にあります.

つーか...こうした石碑が何種類かあるのだが,どいつもこいつも,なんだか作品イメージと違う.
「潮騒のメモリーズ」のデフォルメフィギュアの石像で良い(※個人の感想です).

潮騒のメモリー(秘蔵デモ)

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監視小屋まで250m.
SPDシューズだがもちろん挫折.

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海女素潜り実演場も見学.
さて,Uターンしますか.

往路で先行のランドヌール1名に遭遇.
復路でも誰かに会うかな...会わなかった.

ここまでの南下では向かい風に苦しめられた.
ここからは北上.つまり,追い風に変わるはず!...と思っていた時期がKazchariにもありました.
なぜか,変わらず向かい風.なぜだーッ!

しかも,最大ピークを越えてきたにも関わらず,細かいアップダウンが続く丘陵ステージ.脚がカンガン削られる.

おまけにコンビニの数も激減(ここは台湾の東海岸か)
でも,安心してください.自販機は山のようにあります.
しかも北海道と異なりゴミ箱付だーッ!

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と,まぁ命(水分補給)をつなぎつつ,北へと走る.
ドライブイン的な場所でトイレ&ジュース休憩.
だいぶ陽が落ちてきた.

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永遠のアップダウンを繰り返し,君はようやく次の通過チェックにたどり着く.

【187.3km地点.通過チェック2「葦毛崎展望台」】付近着.

見知らぬ蛍光ベストのチャリダーが1名.
あれ?スタート時,こんな人いたっけ? ⇒ 6時出発の方でした.

クイズの答えを見つけた後,展望台付近に移動.

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さすがに登るのはなぁ...でパス.
明るいうちにゴールして,風呂入って洗濯してジロの続き観よ.

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八戸市街地に入る.
今朝の感想同様,道がひどい.
おまけにリアルな坂と信号坂の波状攻撃.
都市部ゴールの宿命か.

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で,【202.2km地点 ゴール ローソン八戸駅前店】到着ぅ!
最終お買い物は,最近ルーティン化したバナナ味のプロテインだ.

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19時前に到着.10時間は切ったぞ...って,おかしい.
なんでグラベルで出走した「日高門別」より遅いのだ?

2024BRM429日高門別200

それはともかく楽しく,そして内陸,海岸とも実に美しいブルベでした.

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立派な木が印象的な八戸駅.
今朝と同じ構図で一枚.

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「コンフォートホテル八戸」に戻り,ちゃんとチェックイン.
肝心のチャリの置き場所を尋ねる.
てっきりホールの隅っこか,納屋かなぁと思っていたら,なんと「お部屋でいいですよ」とのこと.

なんてこった.パンナコッタ.

ただ不思議なことに,同じこのホテルでも,チャリの部屋への持ち込みを断られた方もいるという.
スタッフごとに対応が違う? それはそれで問題では?

遠征、宿泊施設への自転車持ち込み問題

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しかし,この部屋.
「オホーツク1300」で泊った「コンフォートホテル釧路」と部屋の作りが全く同じ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

チェーン店とは言え,ここまで同じだととまどうな.

浴槽に湯をはり,脚のマッサージ.
洗濯&乾燥を済ませ,部屋でまったりしていると,Pikaさん&O西さんからゴールしたとのLINE.
食事(つーか,飲み会)に誘われたが,明日のこともあるし,閉店時間までまもなくということで,遠慮させていただき部屋でコンビニ飯.

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筋肉の回復には禁断のアルコールを飲みつつ,ジロ観戦.
よく考えれば昨夜はほぼ徹夜.
猛烈に眠気が襲ってきたので,ベッドに横になる.
明日も晴れますように...

(その3)へ続く.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

2024/5/17 Fri

はじめての本州ライド

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2024年のブルベ第2戦はランドヌ札幌さんのBRM518あまちゃん200
その名の通り,某国営放送の超人気朝ドラのロケ地をめぐる旅となる.

発着地点は青森県八戸市.

まずは旭川から苫小牧までクルマで移動.
苫小牧西港フェリーターミナルにクルマをデポ,輪行袋に入れたロードバイクを担いで23:59発のフェリーに乗船,翌朝7:30八戸港着.
輪行解除し,スタート地点となる八戸駅に8:30頃到着という算段である.

17日の金曜日は有給休暇を取得.
午前中にDOMANEの洗車と整備を行う.

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うちのDOMANEくん,普段はZWIFT専用機.
つまり室内でしか乗っていないのでさほど汚れてはいない.
Di2の充電も済ませてある.
洗車&注油後は輪行袋に収納.

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昨秋の「利尻島ライド」以来の輪行だけに,細かい作業がすっかり頭から抜けていた.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

で,動画を見て復習.

おお,少しずつ思い出してきたぞ.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm

マルト(MARUTO) スプロケット&ブレーキローターカバー RS-S570 シルバー

MARUTO(マルト) チェーンカバー RS-C750 シルバー

今回,ホイールをフレームにくくりつけるゴムバンドを新規購入.

マルト(MARUTO) りんりんバンド(3本)RS-KF620 黒

輪行袋付属のへなへなバンドよりずっと使いやすい.おすすめ.

これまでチャリをハスラーに乗せる時は「リアと助手席のシートを倒し,前輪だけを外して横向きに寝かせる」もしくは「助手席と後部座席の間に90°曲げた前輪を入れて立たせる」ようにしている.
今回は袋入りなので,リア席にそのまま積載.
ブレーキ時に前方へつんのめらないように,ゴムバンドで固定した.
うむ.すっきりだ.

昼食後の12時過ぎに出発.
ケチケチマンのKazchariは,高速道路なんて使わない.
下道指定で170km.近い.チャリでも行ける(距離感おかしい)

国道12号で南下.
滝川のSSで給油を試みるが,そこにスタッフのおねーさんが登場.
ENEOSアプリの登録キャンペーンとやらで,今,入会すると本日リッター8円引き!という甘言につられてスマホをポチポチと操作.
詳細は省くが,この手続きが超絶ややこしく(クレカ登録やらVポイント連携やら),何度か挫折しそうになるが,おねーさんに励まされつつ完遂.
登録記念にボックスティッシュを6箱もくれたので,全てヨシ.

ENEOS公式アプリ

いやホンマ,なんでもかんでもアプリの時代やね.
登録しまくるのはええけど,交通事故やらで本人が突然召されたら,残された家族は解約すんの大変やろな.特にサブスク系は永遠に引き落とされ続けるわけやし...
いかん,いかん,不吉なことを考えるのはよそう.

岩見沢で左折して国道234号へ.
途中のセイコマで休憩.
おやつの時間だ.

シュークリームおよび最近ドはまりしている「コロロ」を,と思いきや,全て売り切れ.ぐぬぬぬ.

UHA味覚糖 コロロ グレープ ソーダ マスカット 佐藤錦 4種 各2個 計8個

代わりに酸っぱい系グミを買った.
余ったらブルベの最中に食すのにちょうど良い.

この頃から雨が降り出すが,幸運なことに肝心の明日,明後日の青森は晴れ予報だ.

南下を続けて道の駅「ウトナイ湖」で2回目の休憩.

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すぐに苫小牧着.
この道,懐かしいぞ.

BRM610きのこの山300km(その0)

時刻はまだ16時.
フェリーターミナルに直行して延々と待つなんてアホなことはしない.
乗船前にサウナと夕食を済ませるのだ.
これが本日のメインイベント.

「サウナイキタイ」で検索.

ターミナル近くのなごみの湯着.
入浴料¥950か.
建物が古いわりに強気の値段設定やな.
で,公式サイトにて詳細をチェック.
休憩所が狭いな.時間をつぶすのが難しいかも...

おや,(サウナイキタイで)その下にあるのは...
料金は同じ.そして...このコミック量はっ!

つーことで,ここから10kmほど離れたほのかに滞在場所を変更する.

で,17時前に「ほのか」着.

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無料の館内着に着替え,まずはサウナ4セット.
うむ.(マジで)高温サウナ,(塩壺ありの)ミストサウナともにヨシ.
温泉もホンモノだ.
食事は...もうちょっと量が欲しい(写真サギとまでは言わないけどな).

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で,コミックコーナーへ.

さすがに「万葉の湯」グループにはかなわんが,なかなかの品揃え.
『チ.』を最終巻まで読む.

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

そやな.見方を変えれば白も黒も正義も悪も過去も未来も真実も嘘も存在せーへんのかもな.誰もがその時々の常識もしくは信念で行動している.だからGなんて...(おっと,誰か来たようだ)

22時過ぎに「ほのか」を出て,フェリーターミナルに向けて出発.

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ここで要注意なのが駐車場の選定.
「最大¥500」ルールのあるTimes第二駐車場に停めないと,後でエライ目にあう.何度も看板を確認して無事に駐車.

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ハスラーからDOMANEおよび,着替えの入ったリュックを降ろす.

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ターミナル建物前で輪行準備中のサイクリストを発見.
「もしかして“あまちゃん”ですか?」と声をかける.
なんと,北海道ランドヌの重鎮,Nさんだった.

ネットで予約済みではあるが,もちろん乗船手続きが必要.
輪行袋に入れたチャリは手荷物扱いでちゃっかり無料.素晴らしい.

後でわかったことだが,チャリを分解せずそのまま車両甲板に乗せると,料金(¥3,100)を取られるだけでなく,下船時間も遅くなることが判明(クルマが先なので).今後もフェリーは袋一択やな.

無事手続きを済ませて待合室に.
FreeWifiが使えるため,早速「ジロ・デ・イタリア」を視聴.

それにしても,ポガチャル強すぎ.

ここまで無双されるとレース全体がつまらなくなりそうなものだが,なぜかそうならない.
そして彼の場合,その人柄のせいか現地でも反感の声はほとんど聞こえてこないらしい(一時期のフルームとかひどかった...)

いつもニコニコ笑いつつ「戦略?駆け引き?温存?そんなの関係ねー.ゴールまで競争しようよ,競争!」的なノリが面白過ぎる.
まるでリアル真波くんだ.そういやアホ毛も共通.

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とかなんとか時間をつぶしていると乗船時間.
飛行機の3倍くらい長いタラップ(パッセンジャーボーディング・ブリッジ:PBBというらしい)を歩いて「二等寝台A」まで(¥8,100).
ブルベ出走前はちゃんと寝たいのよ.

案内室前のホールでは,チャリを甲板に積んだらしい,ブルベ参加者のMさんO西さんが早速ビールを飲み,くつろいでいた.

さて,出航である.
ちょうど日付が変わった.
寝ますか...

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(その2)へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

2024/3/28 Thu

最後の試練?

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晴れ時々曇り.温度:20 ℃,湿度:83%,体感温度:21 ℃,風速:6.6km/時,風向:W

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その1)

順調に海岸沿いを北上するKazchari.
ナビ上に三貂角灯台という表示が出てきた.
高台にあって景色がよさそうだ.
たまには道を外れるか.

ただし...灯台までの道が激坂!
平均10%を越える坂がダラダラと続く.
ま,まぁたまには脚に刺激を入れんとな.

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と,強がってはみたものの,ぜぇぜぇと必死のパッチで無事登頂.
台湾人にも人気の場所なのか,多くの人がいた.
なんとなくアート爆発な気配.

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特別な感慨もなく,そそくさとダウンヒル.
そやけど,ようこんな坂登ってきたなぁ,
きょうはもうヒルクライムはええわ~(甘かった)

OLYMPUS TG-5

幹線道路に戻り,再びGoogle先生の案内で進む.
すると海沿いの小さな港町へ.

変なオブジェの写真を撮っていると,例によって台湾人のおばちゃんに声をかけられ自撮り大会.これも日の丸効果か.

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にしても,これは何のオブジェだ?
男性ダイバーが持っているのはアワビなのか?

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おばちゃん達と別れてさらに進む.
あれれ~,どこかで見たキャラだけど,なんだか(等身が)おかしいぞぉ~

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何か日本の温泉街っぽい交互通行.
時間があれば,この先も行ってみたいものだ.

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これまた沖縄にありそうな樹木の奥にある家屋.
おや,雨が降ってきたぞ.

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それほど強くはない.
レインウェアの着用は面倒くさい.
なので,屋根がある近くのお寺でしばらく雨宿り.
派手だねぇ.やはり小乗仏教風.

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小雨になったので,レインウェアを着ることなく発進.
小さな町に入る.
どうやらここを起点に山方面へのサイクリングが盛んなようで,レンタルサイクル屋が点在.

この小径タイヤで後方過重のタンデム車,まともに漕げるんやろか?
あっ,電動か.

OLYMPUS TG-5

腹が減ったのでコンビニ飯&(クセになる)サロンパス炭酸

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分岐地点にある観光センター.
ここから九份に向かうには山ルートと海ルートがある.
距離も短く,登攀も楽そうなのは山ルート.
でも,海ルートも捨てがたい.

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地図を見ながら考えていると,おばちゃんが英語で話しかけてきた.
その後Kazchariの雰囲気や日の丸を見て日本語にチェンジ.

サイクリングツアーガイドの仕事をしているということで,日本にも何度か行ったことがあるそうな.
カスイチ,つまり霞ヶ浦一周アテンドもしたとのこと.

で,九份に行くことを告げると,海沿いを進んだ先にあるサイクリングルートをおすすめされた.
了解.行ってみます.

で,行ってみると...

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とんでもなく立派なつり橋.
クルマは通れないので,チャリと歩行者専用.
相変わらず金の使い方がおか...いや,スゴイわ.

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しばらくジャングルライド(あの時とは異なる).
そこを抜けるとまたまた漁村に出た.

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では,Google先生の指示通り,九份へのヒルクライムを開始しますか.
ぐ,ぐぬ,こ,これはなかなか...エグイ斜度ではないか...

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軽く10%を越える坂(最大16%)を5km近くは漕ぐ.
ようやくピークにある分岐着.
この先のグネグネを越えると,九份近くの幹線道路に(地図上では)出るはず.

と,ところが!

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がーん!見事に通行止め!
あぁ無情!
つーか,ここに来てまたしても「ザ・マップ」発動かよ!

通行止めの理由は書かれていない.
崖崩れ?
まぁ,クルマが通れなくてもチャリなら行けないことはないはず!(←懲りてない)

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

...やめとこ.

せっかく登ったのに...傷心のままダウンヒルして海岸沿いに戻る.

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御覧の通り,台湾にしては狭い道が続く.
そう,列車に乗って回避した海岸ルートもこれに近い状態のはず.
大型トラック多し.トンネルもあり.
風景は美しいものの,逃げ場がない.

リア・ライトを全点灯して,必死に自己の存在をアピール.

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ようやくまともな九份へのルートを発見(もちろん登る)
さすがにこちらは大丈夫だろう...大丈夫なんやぁ? 誰か大丈夫と言って!

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遠くに見えるは崖に作られた町,いや正確には鉱山跡に作られた町,千と千尋な九份! ここからだと,なかなか絶望的な距離と高さである(残り3.8km)

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ぜぇ,ぜぇ...さっきよりはマシだが,長くて暑い.
おっ,10年前に来て見覚えのある道が見えてきたぞ.

Google先生の道案内だと,宿はこの階段を上った先にある...って,か,階段だとぉ!? 「ザ・マップ」の攻撃はまだ続いていたァー!

覚悟”を決めて,チャリを持ち上げて階段を押し上げる.
観光客から奇異の目を向けられる.視線が痛いぜ.

OLYMPUS TG-5

中間に踊り場があるので一旦休憩.

ちょうどそこにあるカフェのおねーさんがキレイな英語で「一体何してんの?」とあきれて声をかけてくる.

Kazchari「(ぜぇ,ぜぇ)いや,あの,その,こ,このホテルに行きたいねんけど,この階段を上った先にあるねんなぁ?」

おねーさん「まぁ,行けることは行けるけど,そこなら下に降りて道路を通って,コンビニの横から入った方が早いわよ」

な,なにィー! またしてもGoogle先生にヤラれたのか?

せっかく登った(押し上げた)階段だが,おねーさんの助言に従い,降りることにする.ううぅ,ついさっきも同じことをしたような...

つーことで,一般観光客に迷惑をかけつつ,階段を降りて再び道路へ.
つづら折れのカーブを必死にヒルクライム.

そしてこれまた見覚えのあるセブンイレブン,その脇から老街へ進入する道を発見.そう,ここだ!

まだ観光客でごったがえす細い通路を,チャリを押しつつ歩く.
まぁ,その隣を原チャがクラクションを鳴らしつつ爆走していくわけだが.

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で,ようやくたどり着いたのがここ.

九份九重町民宿(Chiu Chunt Dint Inn)

おお,マジで老街のど真ん中にある.
なかなか良い立地だ.
レビューにあった「荷物が重いと大変」な方は,先ほどの階段から来たのでは?

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普段は一泊¥10,000を越えることの多い高級宿だが,今夜は¥6,000程度で泊れた.
ただし支払いはキャッシュオンリー.
なけなしの台湾ドルで払う.そう,確かに払ったのだ.(伏線)

一階はカフェ.部屋は2階.
もちろん細い階段でしか行けない.
スタッフのにーちゃんに「チャリは2階に上げて」と言われる.おいおいまたかー.
「無理無理無理ーっ!」とダダをこねる.

あわてたにーちゃん「オ,オレも手伝うし」と,二人して激重のチャリを2階まで運ぶ.
これでようやく終わり...なのか?

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部屋も浴室もなかなかキレイ.
ランドリーがないので久々に漬け洗い.

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今日もハードな一日(無駄な登りが多かった).
せっかくの九份.本来であればすぐさま観光に出かけるべきなのだが,しばし休憩.
それに今回は”夜の”散策が主目的なのだ.

やがて陽が落ちる.
窓から見える老街もすっかり人が減った.
そろそろ夕食に行きますか.

そういえば,先ほどチェックインの際,ドリンクのクーポン券をもらった.
「食事をすれば使用可」とかなんとか言ってたな.

せっかくだから使ってみるか.

ところが...このクーポン券,食事ではなくドリンクを1杯頼めば,もう1杯無料という変なクーポンだった.
なんじゃそりゃ.
ようするに一人旅向けではないっつーことか.

こりゃあかんと,外に行こうかと思ったが,メニューを見ると「カニ雑炊」的なものがあった.
美味そうだ.
仕方がない.一人でドリンク2杯飲みますか.

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うむ.味はまぁまぁっつーか普通.
よくも悪くも観光客向けな無難な味(値段は高い).
ドリンクは「タピオカミルクティ」「エスプレッソ」
全部平らげて腹が(水分で)たぷんたぷん.

このカロリーは歩いて消費しましょう.

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やはりいいねぇ.この雰囲気.
まずは一番高い所に行きますか.

登った.遠くに海が見える.

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遠方に見えるのが,提灯がいっぱいぶら下がっている有名な建物.
九份の観光写真でよく被写体にされている.
露出・HDR・彩度加工バリバリやけど.

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時間の経過とともに人が減り,店が閉まり,静寂の刻がやってくる.
街の中心にも民宿点在.

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下の写真.
多少角度や位置が違うけど,この辺りからの構図が有名.
スマホだとこんなものか.暗すぎたかな.夕方の方が良い.
ちゃんとしたカメラだと,もっとキレイに撮れそうだ.
まぁ,ありきたりの写真を撮っても仕方がない.
ココロの目(記憶)が何より大事(写欲が減ったなぁ...)

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ここからが今夜のお楽しみ.
あえて寂しい路地を歩くツアー.人影が徐々に減る.

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もう人の姿も消え,声も聞こえない.
何かが出てきそう.
これがいい.

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迷路のような街をさまよい,中心地に戻る.
さすがにこの辺りにはまだ人がいた.
泊り客? 台北からの夜ツアーもあるのか.

前回同様,提灯がキレイだ.

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あらためて老街(魔界)への入り口となるセブンイレブンへ.
この写真,まるで合成の様.

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10年前には日本語表記を結構見かけが,かなり減った気がする.
宿の前のこの食堂は親切表記.
メニューがひたすら美味しそう.
こっちにしたら良かった.安いし(←こんな後悔ばっか)

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つーことで,夜の九份を堪能.
この街はやはり夜が良い.

Day13へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

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台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その1)

2024/3/28 Thu

北部エリアへ

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晴れ時々曇り.温度:20 ℃,湿度:83%,体感温度:21 ℃,風速:6.6km/時,風向:W

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day11-2 宜蘭~礁渓温泉

朝4時過ぎ「バチッ」という音と共に停電.
まさかこんな大都会,台北に近い場所でこんなことが...

目がすっかり覚めてしまった.
外を見るとまだ暗い中,電気のついている建物が見える。

てことはこのホテルだけが停電?
そもそもWifiのつながりも悪いし,電気系統に問題あり?
見た目通り,あちこちにガタが来ているのかも.

ここまで部屋が暗いと何もできん.
ここは5階.エレベーターも使えない.

と思ったら6時頃復旧.
例によって浴槽に湯をはり朝風呂タイム
さぁ朝飯.

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ゆっくり準備をして8時前に出発.
良いホテルだったのかどうか...評価は微妙.
あっSPAが最高だったので相殺か.

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さて出発.

距離的には今日中に台北に戻ることも可能だが,やはりチャリには1日でも長く乗っていたい.
つーことで,本日の目的地は(いくつあるのかわからない)約束の地,九份

花蓮にてUさんに台湾北部でのおすすめを訊いたところ,やはりご友人も含め「九份」との答えが多かったので.

実は九份への訪問は10年ぶりとなる.
前回は台北からの日帰り,それに雨&ベビーカーという観光にはなかなか厳しい状況.

九份の真骨頂は夜にある.
今回は一泊しましょう.

ただし九份は一大観光地.
安くて良い宿を確保できるかが心配.
昨夜のうちに見つけたのはここ.

チウ チュン ディン イン(Chiu Chunt Dint Inn)

ロケーションがさっぱりわからんが,この旅行でagodaを使いまくったせいか,いつの間にかvip会員になっていたのと,直前予約のおかげかやたらに安い.

ただし,レビューを見ると「階段だらけでスーツケースを運ぶのが大変」「老人にはきつい」だのとネガティブなことも書かれている.
一体,どんな場所にあるのだ?

確かに九份と言えば,細くて長くて急な階段と異様なまでの人混み.
その中をチャリで通れるのか?
街に入る前に駐車場に預ける? 金もかかるし面倒だ.
一方で記憶を呼び覚ますと,あの雑踏の中をスクーターが走り回っていた.
となればチャリなら楽勝なはず.
さぁ答えはどっちだ?

とまぁ,いつもの楽天的思考でポチっと予約.
これがまた悲劇を招く.

まずは幹線道路を北上.
交通渋滞を懸念してか,こんな標識がある.わかりやすい.
やっぱ排ガスすごいしな.

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途中でトイレ.
やはりガソリンスタンドの存在は助かる.

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右側通行やけど日本の田舎的風景.

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台北と基隆か.そやな...もうゴールは近い.

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Google先生のみちびきでちょっと寄り道.
港近くのリゾートマンションっぽい.
やはり建築様式が独特.

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天気がイマイチ.
降らないだけマシか.

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漁港というよりヨットハーバー.
富裕層エリアなのか?

しばらく進むとホテル(?)とヤシの木に挟まれた直線道路.
こ,これはサンダーバード2号の発進シークエンス!

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庶民の店...っつーか,サーフショップが点在.
いい波が立つエリアなのだろう.

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そしてサイクリングロード.
Google先生のお約束.

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遠くに見えるのは亀山島
ホエール&イルカウォッチングで有名らしい.

地図で確認すると,この島をもう少し東へ進むと与那国島が.
さらにその先には西表石垣島

ホンマ,近いわ.

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ブロックで完全に隔離された自行車ゾーン.これは安心.

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さすがGoogle先生,時折道を逸れて見せたいモノを見せてくる.
味わい深い街並みだ.

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アップダウンの続く道を走る.
電気自行車のじいさんに抜かされる.
風光明媚な海岸線,現地人のサイクリングツアーの団体をよく見た.

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何かの塔.
いや,デスドライブズの宇宙船か?

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いわゆる「鬼の洗濯岩」っぽい海岸が増えてきた.
時折,その先端に釣り人が立っていてびっくり.

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つー感じで,海岸沿いを快適に進む.
そう,ここまでド平坦で快適だった...

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Day12(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)