台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

2024/3/18 Mon

またもやらかす

iPhone15 Pro

晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day1(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

さすがによく眠れた.
と言っても6時間ほどか.
いつもと一緒やな.

この宿は朝食付き.
7時半頃,ロビーに降りるとすでにビュッフェ方式で用意されていた.

地元客が大半なので,メニューも台湾風
パンもあったけど,ここはやはり「おかゆ」(稀飯(xīfàn)or 粥(zhōu))でしょう.
甘辛煮の謎肉や青菜のニンニク炒め,玉子焼きなどをトッピングして食べる.
美味し.

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ロビーではテレビがついていた.

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驚いたのが「北朝鮮が日本に向けて,またミサイルを撃った」がブレイキングニュースとしてずっと画面の隅に表示されていたこと.

さらには大阪在住の台湾同胞会(?)の人が出てきて「最近,台湾人が大阪市内でバイクに乗る際,“台湾走”することが問題になっている.やめていただきたい」と話していた(画像と漢字から類推)

うん? 台湾走? あぁ,たぶん“すり抜け上等”ってヤツやな.
そう,台湾ではクルマの停止線のさらに前にバイクとチャリの停止線が存在する.
ゆえに,日本でもクルマの真正面に割り込んで強引に(つーか自然に)停車する輩が多いのだろう.

また,化粧品のCMでは「きれい」「かいてき」「うるおう」などの日本語がいきなり聞こえてきたりする.

想像以上に日本との関係が深い.
一方で,日本で台湾系のニュースが流れることはほとんどない.
まぁ,某国への忖度が働いているのだろうけど.

さて,朝食を堪能した後,ゆっくりと出発準備.
はっきり決めたわけではないが,今日は台中(Taichung)まで行く予定.

理由がある.

昨年,ヨメさんがバイクで道内をツーリングしている時,とある道の駅にて荷物満載,日本一周中のカブを見かけて声をかけたらしい.
そのライダーが台湾人のRさん.
日本には仕事で5年ほど住んでいたらしく日本語も流暢.
せいぜい5分ほどの会話で,インスタのID交換だけして別れたらしい.

そのRさん,今まさに出身地の台中にいる.
環島にあたり「台中で面白いところがあれば教えて下さい」とDMしておいた.

Rさんも社会人で今日は平日.
ダメ元で朝のうちに「今晩は台中まで行きます」と再度DM.
まぁ,日本人らしく,その真意に「よければ食事でも...」が含まれているのだが,リアルでは会ったことがない方なので,遠慮してもじもじ(キモイおっさんだ)

で,ようやく出発.
今日のライドの始まりです.

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そうそう本日は「桜富士」ジャージを蒸着.
さらには右側のパニアバッグに「日の丸」を挿してみた.

「11枚セット」日本国旗 日本手旗 ミニ国旗/スポーツ オリンピック ワールドカップ 観戦旗 応援 式典 送迎 祝日 手旗国 サポート車 庭 装飾 旗手作り 21x14cm

これでどこからどう見ても,リーベンレン(日本人)だ.

基本的に「外国で日本人とわかるとロクなことがない」とされる.

日本人=金持ち ⇒ ボッタくっても良い

もしくは,

日本人=おとなしい ⇒ バスや飛行機で不便な席,もしくはホテルでイマイチな部屋にしても文句を言わない

などなどの不利益を被ることが多い.Kazchariはキレるけどな.
特に反日の某国で日の丸なんて掲げたら...自〇行為.

その点,台湾は違う.
むしろ日本人というだけで親切にしてくれる.パラオなんかもそうでしたな.

まぁ,この先の旅でも声かけられ率が上がったように思う.
少なくとも嫌な思いは一度もしなかった.

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で,本日もGoogle先生起動.
街中を抜けて海岸沿いに進路をとる.
曇っているが涼しくて良い.

いやもうね,ここはチャリのパラダイスか!って印象.

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台湾人チャリダーの団体が写真撮影.
あー,そこの看板で写真撮りたいなぁ...と思ったが,陽キャな群れに入れずにスルー.
これが旅の後半なら,絶対に交じって一緒に記念撮影してたなぁ.
まだハートはクローズ状態.

それに,ここって,たぶん「台湾のウユニ塩湖」と言われているところ?
引き潮で広大な干潟となっている.

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その後も車道にしか見えないサイクリングロードが延々と続く.

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風力発電が目立つ.
今日はまずまずの追い風.

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隙があれば自行車(自転車)道を作る.それが台湾.

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ちょっとした港に出る.
海鮮料理の店があった.漢字に酔う.

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Google先生のおすすめルートは...たまにこういう道になる.
まだこれは序の口.

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幹線道路に戻ると「一號線」の表示.

OLYMPUS TG-5

昼過ぎ,例によって「全家便利商店」ことファミリーマートにピットイン.
ちなみに旭川にファミリーマートは存在しないので,新鮮だったりする.
入店時に流れるあの印象的なBGMって,日本でも流れてんの?

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クセになるフレーバー(強化型Dr.PEPPER)「黒松沙士PLUS強炭酸」を飲みながら,今日の宿を考える.

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やはり台中にしよう.

Agodaを起動.
検索窓に「台中」と入力.
やはりシングルやな.
予算は¥5,000ぐらいで...おっ,ここえーやん(写真判断).
ポチるか! ⇒ クレカ払い完了.
よし,次はGoogle先生で場所の確認と...

あれ?

なんで台北なん?
いやいやいや,今から行くの台中やし.
同じ名前のホテルがあるんかな? チェーン店かもしれん.

台中にないなぁ...も,もしかして...

ガーン.なんと台北のホテルを予約してしまった! なんで!?

そう,真相は検索窓に「台中」と入れたことにある.
なんと「台中」「台北中央駅」の両方の宿がリストに上がってきてしまうのだったぁ!

キ,キャンセルポリシーは? さすがに当日予約は無理かぁー
やっちまった.約¥4,500の損害.

ダメ元で当該ホテルとAgodaにキャンセルできないかとメールしたが,あえなく撃沈.
ホテル側は「システムの都合上,引き落としは阻止できません」,Agodaは「規約の通りです」との回答.
そらそうだ.悪いのはKazchari.
もちつけ.二度と失敗すんなよぉ(シクシクシク36).

おとといの「悠遊カード」紛失に続き,大チョンボが続く.
大丈夫か? この旅?

で,慎重に慎重を重ねて台中の宿を検索→予約.
もう,宿の名前から住所から,どんだけ確認したか.

キウィ エクスプレス ホテル – チェンゴン ロード (Kiwi Express Hotel – Chenggong Rd)

では行くぞ.まだ先は長い.

Day2(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

OLYMPUS TG-5

この記事を書いている本日4/3,台湾花蓮懸にてM7の地震が発生.
まさに先週走っていた地域である.
報道によると被害甚大.
台湾のみなさんのご無事と一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます.

ファットなノンスパイク&新兵器投入ライド

2024/3/10 Sun

久々の(半)ロード感覚

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:-7 ℃,湿度:81%,体感温度:-7 ℃,風速:2.5 km/時,風向:SSW

さて日曜日である.
午前9時過ぎ,とあるイベントに参加する娘を駅前近くまで送る.

お迎え任務もあるので,本日のプライベートタイムはだいたい14時頃まで.
十分なライド時間がある.

一度帰宅して「SwitchBot」の修理.
とはいえ,本体のハードエラーやソフトの問題ではない.

今朝の冷え込みで,本体とドアを接着している両面テープが剥がれてしまったのだ.
どうやら市販されている“強力”とされる商品もマイナス10℃以下だとヤバいようだ.

SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド セット

手持ちの両面テープで貼りなおす.
プラス,なんとなくアメリカンなダクトテープで補強.
見た目不細工だが,これで当分は大丈夫だろう.
さすが極寒北海道,試されるねぇ.

で,ライドの準備.
タイヤもノーマルに戻したし,気分はすっかり春仕様.
ハンドルカバーも外した.
その代わりにグローブは冬最強の「防寒テムレス」をチョイス.

防寒テムレス 01

汗蒸れ防止のため,インナーにfinetrackを着用.

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

さぁ,行きますか.
雪が減ったとは言え,住宅街にはまだ雪が残る.
それが歩行者やクルマに踏み固められてところどころツルツルバーンに.

OLYMPUS TG-5

4.8インチの極太タイヤとは言え,今日からスパイクピンなし.
凍結面で下手にブレーキをかけるとすっころぶ.
その昔,ノーマルタイヤで冬道を走っていた頃,さんざん体験した.

ヤバい路面に遭遇した際は,

① スピードを落とす
② ドロッパーシートを落とす
③ リアブレーキのみを使う

で対応.
今週の落車⇒ケガだけは絶対に避けねばなぬ.

自宅周囲の住宅街を抜け,美瑛に向かう幹線道路に出た.

OLYMPUS TG-5

『Ride On Bag』のマウント保持力を試すため,あえて雪が残る歩道を走ってみる.
このバッグ,想像以上に重量があるため,振動でマウントがズレないかのチェック.
中には先日改造した自撮り棒を入れてみた(約300g).

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

ほほぉ,さすがマウント専門メーカー製,この程度の振動ではびくともしない.

OLYMPUS TG-5

歩道が途切れてしまったので,車道へ出る.
路面は乾いているものの,路肩は狭い.

安全確認のためには,バックミラーとリアライトが必須.
台湾のレンタルチャリ屋に問い合わせたところ,Kazchariが借りる予定のチャリはキックスタンドは付いているが,バックミラーの用意はないそうな.

OLYMPUS TG-5

今,ファットに付いているのは左側通行用,ようするにハンドルの右側に装着している.
一方,台湾は右側通行.
Amazonでは同商品の左用もしっかり売っている.

Hafny (ハフニー) バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 左)

一時,こいつの購入も考えたが思いとどまる.
そう,右側用ミラーをハンドルに逆さ付けにすれば,左側でも問題ないのだ.
いずれにせよ,日本で使い道がないものにお金は使いたくない.

さて,先ほど書いた通り路面は完全にドライ.
もはやロードでも走れるコンディション.
美瑛への距離が近くなった.

OLYMPUS TG-5

いつもの味わい深い倉庫前で記念撮影.
冬ライドではゴツいグローブでも操作しやすい『OLYMPUS TG-5』を愛用している.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

ところが,ここでまさかの充電切れ.
こんな時に限ってモバイルバッテリーは持ってきていない.

諦めて,以降の写真は『iPhone15 Pro』で撮ることに.

iPhone15 Proに機種変~いろいろと驚いた

この「通話機能が付いている高性能カメラ」を残念そうに言うのも何だが,冬期の使い勝手は最悪.
タッチ操作ができないし,かと言ってグローブを外すと指先がめっちゃ冷える.
それに露出設定の問題なのかはよくわからんが,冬景色に関しては『TG』の方がよく写るのだ.

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直進してセブンスターの木へと続く道に入る.
ここは森林エリア.
日陰になるので圧雪路面がかなり残っている.
登りなので落車はないが,それでも慎重に走る.
できればノーマルタイヤでの下りは避けたい道.

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セブンスターの木着.
いやいやすごい数の観光客である.

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冬期でも除雪されていることが多い,この先のルートが今年はなぜか通行止め.

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そういえば,最近,観光客による雪が積もった畑への無断進入が問題になっている.
ひどいのになると凍った「青い池」にも降りるのだとか.割れるで.

これも観光推進の弊害だろう.
新コロの時期は静かだったなぁ...

実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~

それにしても...安い国になってしまったなぁ...我が日本.
タイの屋台にて,60円でカオ・パットが食べれた日々はもう戻らないのだろうか.

さて,ここのルートが通れないとなると,丘を一旦下りるしかない.
美瑛の町まで行くと帰りが大変なので,ぐるっと回って来た道を戻る.
タイムリミットもあるしな.

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懸念した通り,一部の道は圧雪路.
スパイクタイヤなら「ヒャッハー!」だが,ノーマルだと怖い.

iPhone15 Pro

まぁ,のんびり走ればどうということはない.鼻は出る.

iPhone15 Pro

西聖和の交差点からは雪解けが進んだ国道を快走.
西神楽の「Hokkaider Base」を通過.

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昨年はこの時期に臨時営業していた.

ファットな冬の終わりと春の始まりライド

今年はGW明けから営業スタートとのこと.
そろそろモンキーにも乗りたくなってきた.

で,無事帰宅.

途中で昼食をとらなかったので,備蓄している食料箱をあさる.
ちょうど新コロ時期にヨメさんが“シャレで”買ったらしい「NERV指定防災食」を発見.

特務機関NERV指定防災糧食 5種アソートセット 保存食 温かい 非常食 個人・法人様対応 防災 ホリカフーズ 災害食 防災グッズ 備蓄用品 備蓄品 備蓄 非常用 避難

文字通り備蓄していたら見事に賞味期限切れ.
早めの消化が必要.
ヨメさんが試しに食べたところ意外においしかったらしい.

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「和風ハンバーグ」をチョイスして早速調理開始.

iPhone15 Pro

この商品の最大の欠点は調理に時間がかかること.
加熱時間20分,蒸らしに10分,その他もろもろの準備を入れると40分は見る方が良い.

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味はまずまず.
見た目は機内食(エコノミー)のようだが,味はずっと上.

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食べ終わる頃,ちょうど娘から「イベントが終わったので迎えに来て」メール.
ハスラー発進.
駅付近で娘をピックアップして,2人で『花神楽』へ.
2日連続のサ活
当然先に上がった娘はマンガ三昧.
良い施設だ.

今日で今季スノーライドは終了かな.
Amazon Photosの思い出機能によると3/12日にモンキー,15日にはEMONDAに初乗りしている.

モンキー125,2023年初ライド

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

そう考えると,今年は雪解けがかなり遅い.

つーことで『Ride On Bag』のテスト走行終了.
重量があるのでややハンドルを取られる感はあるものの十分使える.
フタの開閉にややコツがあるけど.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

台湾ライドに持参決定!

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ファットな帰って来た冬景色の天人峡ライド

2024/3/3 Sun

最後の抵抗

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-7 ℃,湿度:75%,体感温度:-13 ℃,風速:11.7 km/時,風向:WSW

1日の夜から2日にかけて久々の大雪.
アスファルトが露出していた自宅周辺の道路も再び雪に覆われた.

職場から帰宅後,グダっていた娘と二人して玄関から駐車場にかけて徹底除雪.
3月の雪は湿って重いのでさすがに疲れた.
己を鼓舞するために選んだ近所迷惑なコーラスは『若さはプラズマ』.なんでや.

ちなみに「特ヲタ」なうちの娘は全戦隊のOP/EDをほぼフルで歌えたりする.
誰の教育や.

それはともかく,今シーズン分の雪はこれで勘弁してもらいたい.

明けて日曜日は朝から快晴.
先週の雪探しライドと異なり,今日はどこでも行けそう.

ファットな雪を探してフォレストライド

ヒルクラは...さすがに厳しいか.
電熱ベストの調子も悪いし.

「そういや今年はまだ天人峡行ってへんわ」と思い出す.
行き先決定.
ハスラーにファットを積んでの”おいしいとこライド”とする.

デポ地点に向かう途中,「そういや『びえい冬まつり』の延長戦をやってるとかの情報があったなぁ.そっち行くか」と思い出し,駐車場にて検索.
うむ.夜のライトアップだけやった.

びえいの冬まつり(インスタ)

つーことで,いつもの東川の湧水公園着.

OLYMPUS TG-5

ファットをセッティングして出発.
思ったよりも寒い.
標高が少し上がっただけでこれか.やっぱ山(旭岳)はやんぺ.

いつもの青看板前でパチリ.

OLYMPUS TG-5

うーん暗い.朝の晴れ間はどこ行った?
今日も素直に右折します.

OLYMPUS TG-5

天気はイマイチだが雪のしまりはサクサクと最高.
実に走りやすい.

OLYMPUS TG-5

今回は天人峡方面に向かう.
この先にある宿は今や一軒だけ.そこに向かうだけの一本道.

OLYMPUS TG-5

それにしても見事な直線道.

以前この地域が大雨に襲われた時,この道路が冠水.
天人峡エリアが陸の孤島となってしまった.
修復が行われたものの,この時の災害がきっかけで天人峡温泉の衰退を招いた...とも言われる.

OLYMPUS TG-5

クマ出没注意の標識がある.
まだ出ないでしょう.いや,マタカリブ(冬に徘徊する者)がいるかも.

そうそう,実写映画『ゴールデンカムイ』の続編はTVドラマらしい.

実写版「ゴールデンカムイ」の連続ドラマ化が決定! WOWOWにて今秋より放送

さすがに映画だけだといつ終わるのかわからんので,これは良い選択.
しかも,うちのヨメさんは”ラグビーヲタ”なのでWOWOWに加入済み.素晴らしい.

ただし一歩間違えるとMCU失敗の二の舞になるかも.
まぁ原作は完結済みだし,映画の出来を考えると十分期待できますな.
変態カーニバルも含めて.

つーことで,羽衣トンネルにin.

OLYMPUS TG-5

このトンネルは全長873mもある.
当然雪はないので,スパイクピンの轟音が響く.

それにしてもファットのスパイクってどれくらいもつのだろう?
ヨシリンでの購入時には「10シーズンはもつよ」と言われたけど.

年越し宗谷で上陸するオートバイのピンは一回でほぼ使い切りと聞いたことがある.距離と負荷が全然違うから参考にはならんけど.

で,トンネルを抜けると...

OLYMPUS TG-5

渓谷である.
と,同時に寒風が吹きすさんできた.
トンネル前後で気候が全然ちがうーっ!

OLYMPUS TG-5

冷徹な空気,体感マイナス10℃は越えているだろう.
プラスやや向かい風.
何しろ寒い.

もう一つの短いトンネルを抜けると天人峡のホテル群が見えてくる.
解体工事が始まっている.
もちろん通行止め.

OLYMPUS TG-5

その昔,天人閣ホテルの日帰り温泉に入ったことがある.
なかなか良いお湯だった.

現状はしきしま荘一軒のみが営業中.

秘境中の秘境,トムラウシ温泉ですら営業できているわけだし,もう一度リニューアルすれば客足も戻るような気もする.紅葉期の羽衣の滝も美しいしな.

東川町天人峡温泉の再生始まる 6月にも廃ホテル解体着工

ぜひとも,”魅力的なサウナがある”施設にしてほしい.

OLYMPUS TG-5

で,目当て(ゴール)の足湯着.
周辺には解体工事関係者の仮事務所が建てられている.
建造物に囲まれて,まるで絵本の『ちいさいおうち』状態.

冬ライドの大敵は汗冷えである.
できるだけ休憩時間は短い方が良いのだが「せっかくここまで来たのだから」と,足湯を楽しむことに.

冬場は足を出すまでが面倒.
まずシューズを脱ぐ.
そしてフットカバー,トゥカバー,防寒厚手ソックス,インナーソックス4層履きなのだ.

iPhone15 Pro

で,しばし足浴...げっ,雪が降ってきた.
明らかに気温も低下中.
「こらあかんわ」と,5分ほどで退散.
想定外の寒さとなりつつあった.

OLYMPUS TG-5

手の方もインナー+秋グローブ+ハンドルカバーの組み合わせ.
スタートからの走行時では特に寒さは感じないが,一度脱ぐと,あっという間に冷える.
今,まさにそう.
カバーの中で手をニギニギしながら走る.

それに寒風で鼻も痛てー.

あれ? 旭岳からの地獄のダウンヒルと状況が全然変わらん.

OLYMPUS TG-5

とまぁ,そんな我慢も羽衣トンネルまで.
抜けると下界に帰って来た安心感がある.
気温も上がり,雪も止む.
しかも下り基調.
そして静寂と美しい風景.

これぞ冬サイクリングの醍醐味.

OLYMPUS TG-5

鹿の注意標識.実際に鹿の横断も見た.
クマと違って,この表示は冬も有効.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

分岐点を越えて橋上へ.

少々走り足りないが,この心地よい疲れがちょうどよい.
素直にデポ地点に戻ることにする.

OLYMPUS TG-5

例の青看板の下で写真を撮っていると,めずらしく旭岳方面からのバスがやってきた.
邪魔にならないようにチャリをよけるが,なぜかバスが左ウインカーを出して停車しようとする.
じっと動かないでいると,そのまま発進&通過していった.

その後気付いたが,この青看板の下はちょうど(湧水公園の)バス停だった.
Kazchariは乗客と思われたようだ.なぜ?

ちなみにバスの本数は日に3本である.
なんつーレアなタイミング.

OLYMPUS TG-5

ハスラーに戻って,ファットを積載.
今日は体調が良い.
一旦東川の市街地に戻り,コンビニでお昼にしよう.

OLYMPUS TG-5

セブンイレブンにて「チーズトマトパスタ」.美味し.

iPhone15 Pro

そして,ほぼ週一のルーティンとなっているサウナへ向かう.
本日は「花神楽」である.

うん.今日も楽しい一日だった.

進化していく自撮り棒?

2024/3/2 Sat

撮影機材どうする?

OLYMPUS TG-5

そうこうしているうちに近づいてきた久々の海外旅行.
あー,まだロクな準備してねーや.

自前ではなく,レンタルチャリを手配したおかげで,逆に携行品を増やすことができそう.
なんつってもパニアバッグ付きなのが助かる.

MathewBike

2年前の『オホーツク1300』では軽量化のため,着替えを一切持たなかったので毎晩洗濯.
ホテルにチェックイン後,ジャージを洗濯機もしくは付け置き洗いした後は浴衣+フル〇ン
基本的に室内で過ごしていたので無問題.
ただし,これは国内旅かつ全ホテル予約済みだったのでできた技.

初日と最終日を除き,行き当たりばったりな今度の旅では何があるかわからない.せっかくの海外である.宿に入った後も観光したいしな.

ジャージや街歩き服を2~3日分用意すれば,毎日宿に着いてからの洗濯にこだわらなくてもよくなる.
実はKazchariは結構きれい好きで,若き日のインドや東南アジア放浪の日々でも毎日洗濯していた(自慢する話なのか?)

とりあえず衣類用圧縮袋は購入済み.

【Amazon.co.jp限定】 ラッキーシップ(Lucky-ship) 衣類圧縮袋 M・L 透明 各5枚 10枚組 (Bon Voyage Go Goセット)日本製

こんな感じで荷物に余裕ができたので,他の装備も充実させたくなってきた.
となればやはり撮影機材?

当初はスマホ(iPhone15 Pro)一台で済ませるつもりだったが,例えば豪雨の中や,万が一の水中撮影に備えて「OLYMPUS TG-5」の持参も考えてしまう.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7

で,さらにはボケボケの“ゲージュツ”写真も...となるとミラーレス一眼の出番.さらには動画撮影で「Insta360」も...とキリがない.

Insta360 X3 自撮り棒キット

YouTuberではないのだ.せいぜいスマホ+1台やな.

そして,以前に比べるとクラウドが進化したおかげで(物理)データの保存を気にしなくてもよくなった.
KazchariはAmazon Photosを使っているけど,海外からのアクセス可能だっけ?
確かPrime Videoは海外では版権の都合上,観れなかったはず.

いずれにせよ三脚にもなる自撮り棒は必携だろう.
自分が写っていない旅写真は寂しい.
安くて軽いからと以前から使っているのがこの手のタイプ(同じ製品ではない).

自撮り棒

付属のちゃちいリモコンはすぐに壊れたので別に買った.

エレコム P-SRBBK Bluetooth自撮りリモコン スマートフォン対応 ブラック

さて,このタイプの自撮り棒はスマホを上下フックのネジで挟み込むタイプなので,着けはずしが少々面倒.
ここはMagSafeの出番.

KazchariのスマホもiPhone15になった.
MagSafe利用第一弾は充電ではく車載用.

iPhone15 Pro

マグネットの面積が増えたことで吸着力がアップ.
この時期のデコボコ路面でも不安感がなくなった.

自撮り棒用のMagSafe製品を探す.
今回購入したのがこいつ.

Ulanzi スマホホルダー三脚 MagSafe対応

ちょっと商品イラストの超電磁合体風味が気になるが(バランスも変),試しに買ってみた.

iPhone15 Pro

上部にはライトも装着できるようだ.
VLOG用かな.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

折りたたむと想像以上にコンパクト.
残念ながら重量はかなり増えた.
単体で300gもある.

機能的にはさすがMagSafeである.装着は超簡単.くっつけるだけ.

OLYMPUS TG-5

ただし,トップヘビーとなったため,ポールを延ばすとたわみもスゴイ.
三脚モードでの安定感も低下.
強風時はヤバイかも.

うーん,やっぱり念のために「TG-5」も必要かな.
行く前にテストしよう.

それにしても...近頃,写欲はともかく動画欲はほとんどなくなった.

昔はイベントやレース時にアクションカメラを積んでたけど,今は...
編集が面倒だし,実際,後で見返すことってあまりないしな.
結局は切り抜き用途.
GoProとinsta360,いよいよ手放す時がきたかも.

元々”一瞬を切り取る”静止画の方が好みではある.
普段は手軽にiPhoneで撮っているけど,たまーに明るい単焦点レンズをつけたミラーレスを使うと,やはりいいなと思う.

一番のお気に入りは「OLYMPUS E-M1X」に何を撮っても“ゲージュツ”になる「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」の組み合わせだ.

OM SYSTEM/オリンパスOLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

チャリ旅だとさすがに無理か.デカ杉.

ファットな雪を探してフォレストライド

2024/2/25 Sun

冬ライドの愉しみ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-8 ℃,湿度:75%,体感温度:-8 ℃,風速:2.6 km/時,風向:NNW

息子の看病(?)のせいで2日間ほど引きこもり生活.
まぁ,ガンプラ作ったりなんやらでそれなりに楽しくは過ごせた.

息子がインフルB型に...~ならガンプラ

だがしかし.
本来アスリート気質のKazchari,そろそろ外チャリしないとタヒんでしまふ.

つーことで久々の晴れ日曜日.
乗りましょう,乗りましょう,チャリに乗りましょう.

あれ? 昨日は「グラベルに乗れるかも」とかどうとか言ってなかったっけ?
うむ.さすがの今朝の冷え込みでは道路の凍結が心配.
それにハンドルカバーがないと,指先が冷えに冷える.

昨日の道路状況からすると,歩道をつなげばスパイクタイヤで走れそうなので,やはりファットを選択.

OLYMPUS TG-5

朝10時過ぎ出発.
想像通り歩道は雪で覆われている.
そこをダウンヒル.まるでスノースクート感覚.

いつもの環状線横の橋の上.
御覧の通り,歩道も半分は乾燥状態.ホンマに2月なのか?

OLYMPUS TG-5

雪の歩道をつないで少し寄り道.
この橋を渡って進むと森の中だが,もちろん冬は通れない.

OLYMPUS TG-5

冬は川が美しい.
この橋は欄干が外に妙に開き気味.どういう構造?

OLYMPUS TG-5

さて,本来の目的地である”あの道”へ.
そう,2週間ほど前に見つけた新ルートである.

ファットな近場で新ルート開拓ライド

その際は曇りで小雪で視界不良.
青空が望めなかったが,今日は期待できそう.

OLYMPUS TG-5

うむ.実に走りやすい.
誰も通らないと思いきや,クルマがやってきた.

前回はどこにつながるかわからんので不安いっぱいだったが(体力的な面で),本日は安心.景色を堪能.

OLYMPUS TG-5

雪が一部融けている.
小石や陥没穴があちこちにある.
もしかしたら,この雪の下はグラベルなのか?

となると,冬季も除雪してくれて,クルマも通るので雪がしまり,基本下りという,めったにない夢のようなグラベルである.

さらに分岐も結構ある.
林業作業道なのか,全てが通れるわけではないが,夏になれば行動範囲が広がりそう.クマに注意しつつ探検やな.

OLYMPUS TG-5

寂れた林道と思いきや,立派な橋.

OLYMPUS TG-5

見よ,この美しさと走りやすさ.
何より静かだ.
天気も良くて正に森林浴.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

終点に近づく.
またしても立派な橋.
ただし名称が「きむすめばし」.うん.コンプラ的に不適切だ.

OLYMPUS TG-5

この巨岩をぐるりと回り,少し登ると幹線道路に出る.
やはりこの方向の下り基調が楽しい.

OLYMPUS TG-5

道路に出た.
車道はほぼ乾燥.
歩道のサクサク雪をたどって,次のポイントへ.

OLYMPUS TG-5

右折して,セグメントにもなっている某福祉施設に向かう激坂.
なんと後半は18%越えだ.
一部アイスバーンでスパイクタイヤが空転.

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まぁ,それでもファットのビッグギアで問題なくクリア.
途中で写真撮ったりしてタイムアタックにはならない.
ここも夏にEMONDAで再トライやな.

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登り切った後は,ずっと山の稜線ライド.
時々横道にそれ,街の景色を遠くに見る.

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林が現れる.
ところどころ民家があるので除雪もパーペキ.
晴天&無風だと極上のサイクリングルートとなる.
特に冬はこの非日常感がいい.

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この風景,どこかに似ていると思ったら,この山に連なる富沢のクロカンコースにそっくり(そらそうだ.隣だ).

富沢クロカンコース開放ライド

富沢クロカンコースふたたびライド

かように毎年のシーズン終了時には,チャリにコースを開放してくれていたのだが,なぜか昨年(2023)は告知がなかった.
ただの情報チェックもれかな?

今年は開放してくれへんかなぁー

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つーことで共和の資材処分場脇を抜け,幹線道路に戻る.
はい.雪がありません.

で,いつもの定点観測ポイント的な場所にて,道路わきに目いっぱいファットをよせ,道路を消して撮影.

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さぁ,最後にダウンヒルして帰りますか.
定番コース+αの発見で実に楽しいライドだった.

おっ,河川敷に下りれる道があるやん.
せっかくなのでGo!

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雪の下は小石やら枝でボコボコ.
うん.草がないだけで文字通りの河川敷だった.
サスが欲しいところだが,さすがファットだ,なんともないぜ!

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橋の下で道が終了.
雪捨て場というわけでもなし,何のため?

さて,このまま元来た道を戻るのも何なので脱出方法を考える.
橋の横,かろうじて階段が露出しているようだが...

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ファットを押し上げようとするものの,あっさりと挫折.
重すぎる.シクロクロッサーではないのだ.

素直に引き返す.
橋を渡るが,3時間前と異なり,歩道の雪も融けてなくなっていた.
乾いた路面にスパイクピンの轟音が響く.

他の方のSNSを見るとこの日は美瑛も雪がなく,99%は舗装路ライドだったらしい.ピンの減りを心配されていた.
「まだこちらの方が走れるところがあった」と言ったところか.

つーことで無事帰宅.
いやマジで,もう今年のスノーライドは終了?
天気予報には一応雪マークはあるものの,同時に気温も高めな旭川.
予断を許さぬ状況(何に?).

いずれにせよ,2024年も春が確実に近づいている.
まぁ,その前に個人的に季節を先取り予定ではあるけど.

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iPhone15 Proに機種変~いろいろと驚いた

2024/2/16 Fri

色も機能もジミーヘンドリックス

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諸般の事情で少し余裕ができた.
で,旅も近いことであるし,ここは一発スマホを買い換えますかね(なぜ?)

思い起こせば初代所有スマホの「iPhone11 Pro」を購入したのは2020年4月.

盗まれた過去を探し続けて~iPhone11 Pro導入記

当初は「これ,ジョブス絶対に怒るで」的なスコタコレンズの不細工さに抵抗感.

確かに(機能)美しくはない.

ただし,カメラとしてはやたらに優秀で,作例を確認したところ,もう安物デジカメを完全に凌駕.
するとなにやら三つ目もかっこよく見え,さらにはグリーン(狙ってた?)の発売もあって,ついに導入を決意した.

その後,現代社会へのスマホ浸食率は加速する.
特に新コロ禍による清潔志向と,キャッシュレス経済とスマホの相性は抜群.
所持していないと,明らかに”損”する世の中に変化した.

遅咲きのスマホデビュー.そのカメラ性能には大満足.
元々,広角好きやしな.
すっかりメイン機になってしまった(冬は別).

その他の機能も日々問題なく使い倒していたのだが,バッテリーのヘタリだけはいかんともし難い.
1日出かけるにはモバイルバッテリーが必須.

とは言え,街中のバッテリー交換屋さんに持っていくと¥7,000ほどになる.
ただし一度開けてしまうと,Apple正規での下取りをしてもらえない.

で,悩んでいたところ,「15」発売直後には¥30,000だった下取り価格が¥27,000に.
このまま行くと次の「16」発表後にはさらに値が下がりそう...

つーことで「限界だ 買うね!」と決断(あちゃー).
もちろん「Apple store」でポチる.

高いっ! 高いが...高い!
まぁ今や生活必需品だし...(型遅れでよいのでは?)
当然ですが,下取りのiPhoneはデータ移行してから引き取ってもらいます.

無事到着.

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ずいぶんと外箱が小さくなった.
ACアダプターの付属を無くしたせいだろう.

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久々の高額商品...ではなく,やはりApple製品購入&御開帳時のワクワク感は別格.
レンズ周りのブルーが美しい.

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購入決定後にそろえたお迎えグッズ.

iPhone11 Pro

まずはガラスフィルム.
前の「11」もこいつのおかげで画面破損を免れた.やはり要るね.

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もちろん貼り付け作業場所は伝統の浴室.
注意に注意を重ねたが,一か所だけ0.3mm程度のホコリ進入.
とほほ(気にするな).

お次はレンズカバー.
もう「11」の1.5増しの大きさと厚さ.

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3つ同時にカバーするヤツは剥がれやすいので,単眼タイプにした.

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おつぎはケースカバー.
いわゆるMagSafe対応.

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一応半透明タイプだが,装着してしまうと地の色はほとんどわからない.
スマホあるあるやな.

そして,2台並べてクイックスタート開始! シュゴゴゴゴッ

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あれ?
この「eSIM設定」って何? 「11」には物理SIMが刺さっているのだが...
まぁ,ええか,ポチッと.たぶんエラーになるやろ...あれ? 処理が進んでいる?
そう,まさかの「物理SIM勝手にeSIM変換」仕様だったとは!

...という事実に気づいたのは後の話(UQからのSIM再発行メールにて)
このデータ移行中は「なんだか知らんが,とにかくよし!」な状態.
ホンマ,技術革新がすぎる.

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個人データの移行後は,アプリの再ダウンロード.
便利なことに,これまた勝手に始まるのだが...残念なことに...

ブルベに特化したスーパーアプリ「ブルベマネージャー(通称ブルマネ)」だけが再インストール不可!
そう,作者がAppStoreでの配信を停止しているためだ.
うーん.
ペース配分などの機能をフルに活用していたわけではないが,PC間の距離と時間の把握には大いに役立った.
残念.ぜひとも再アップを.

こうして「15」へのデータ移行完了.

eSIMになったので物理SIMは不要...なのだが,下取りに出す前に「11」からSIMカードを抜いておく必要がある.
付属の謎ピンで穴を押せばトレーが出てくるはず.
なのに...いくら押してもうんともすんとも反応なし.
なんてこった.パンナコッタ.

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早速Google先生に「トレーが開きません」と質問.

「トレーの隙間に薄い紙を差し込みながら押せば開くよ!」⇒ 開くかい!

「安全ピンを使って!」⇒ 一緒や!

「時計用の精密ドライバーがぴったり!」⇒ そんなわけ...あっ,開いたわ!

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こんなわけでちょっとしたトラブルもあったが,無事に「15」起動までたどりつく.

初の5Gスマホなので,WiFi切って通信状況を確認.
表示はなぜか「4G」.
えー,うちの周囲はまだ来てないのか?

で,新規購入した残りの備品との適合チェック.
まずはレックマウント用の別ケース.

iPhone15 Pro

[レックマウントプラス] マグセーフ対応 スマートフォンケース iPhone 15 Pro 対応【R+iPC21-Mag】

チャリライド時には欠かせない.
今度の「環島」でも大活躍の予定.

最後にクルマ用グッズも.

iPhone15 Pro

Syncwire スマホホルダー 車 マグネット MagSafe

これまでもマグネット接続を利用していたが,ダートや雪道では不安定(振動で落ちる).
ただし今回はマグセーフなので接続面積が拡大.安定性の改善に期待する.
で,ダッシュボードをシリコンオフして接着.

iPhone15 Pro

早速装着して凸凹道も走ってみた.
うん.問題ない.

マグセーフのサードパーティ製品は中華製が多いので,購入前にはサクラチェッカーにかけるのだが,どいつもこいつも「要注意」か「危険」だらけ.
この商品も正にそう.
そやけど特に電子パーツを使っているわけではない.
ひょっとしたらヒンジがすぐにゆるゆるになるとか?
まぁ不具合がでたらでたときのことで,とりあえず購入した.
唯一無二のデザインやし.

ふー.ようやく落ち着いた.
実際の操作感は...「11」と全然変わらんねぇ(そらそうだ).
最重要テーマのカメラ性能も...撮ってみんとわからんねぇ(3倍ズームがありがたい?)
まっ,また4年ほど付き合うことになるやろな.

たぶん「16」発表時には,どーんと値下げされるやろうけど.
今から”覚悟”しておけば,何の問題もない.メイド・イン・ヘヴン!

そして...さよならだ「11」.♪ドナドナドナドナ~

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ファットな冬の忠別湖一周ライド

2024/2/12 Sun

最近はハズレ天気

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曇り.温度:-5 ℃,湿度:81%,体感温度:-5 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

祝日(振替休日)である.
ヨメさんは仕事.

子供らは学校が休みなので家にいる.
少し前までは,Kazchariが昼食の用意をする必要があったが,ようやくある程度まで準備すれば自分で作れるようになった.完全自立まで後少しやな.

つーことで出かける.

天気は曇り.
まとまった雪が降らないのと気温が高いせいで,市内の幹線道路はところどころアスファルトむき出し.
1ヶ月ほど季節が先行しているイメージ.
同じ道内でも函館や釧路は既にロードバイクで走行可能とのこと.うらやましいかぎり.

さすがに旭川でのロードは時期尚早.
土日ともに外乗りができなかったので,今日はぜひとも出かけたい.
雪道を求めてハスラーにファットを積み込む.

案の定,道路にはほとんど雪がない.
いつもの湧水公園でクルマをデポ.

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太陽がまぶしい.
今日はいい画が撮れそうだ...と思った時がKazchariにもありました.

ライド開始.
やはり交通量の多い幹線道路には雪がない.
スパイクタイヤが爆音を立てる.
このコンディションが続くなら,引き返そうかと思ったものの,旭岳方面への分岐からは圧雪が続く雰囲気.

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快適に走れそうだ.

それでも時折アスファルトが顔をのぞかせる.
この雪と舗装路が交互に現れるのも問題と言えば問題.
縦に段差ができているとタイヤをとられて落車しそうになるのだ.
まぁ,負荷をかける時期でもないし,のんびりと走りますか.

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ヒルクライムを終えてダム着.
後でSTRAVAを確認すると,今年になってこのコースを走っているのはKazchariの他1名のみ(フォロー申請した).
STRAVAメンバーかどうかによるけど,冬チャリダー減少中?

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さて,ダムの話.
今年は橋上の除雪が非常にきれい.
どこの雪を捨てるのやら,なぜか排雪トラックも走っている.
ついでに対岸まで通れるように除雪してくれると助かるのだが(贅沢言うな).

管理事務所で小休憩.
自販機でカフェオレを購入.
この時,少し悪寒+ふらつき(フラグ).
休みすぎたせいで汗冷えか?

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さて,一応今日の目標は天人峡.
ただし雪がぱらついてきたなぁ.

できれば通りたくないトンネル.
ライトの方はこいつで無問題.

小型軽量だが素晴らしい明るさ.
ブルベ時のヘッドライトにも使えそう.

サブライトとしてこいつも装着.

光量が低くポジションライトにしかならんが,雪の日にちょうど良い.

トンネル内は確実に雪が無い.
スパイクピンの減りが心配...って毎回書いてるなぁ.

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”みんな大好き”チョボチナイ
もちろん冬季閉鎖中.
徒歩で忍び込む猛者はいるのか? 知らんけど.

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さて,運命の分岐点.
左に行けば旭岳...だが,さすがに今日はナシ.
冬季ヒルクライムには準備と気合が必要なのだ.

ファットな旭岳初登りライド

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つーことで,2つ目の分岐点.
左に行けば天人峡...だが,予定変更.
天気が一向に回復しない.それになぜか体調がイマイチ.

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さて,右折して湖周回道路へ.
この三叉路にあった「旭岳-天人峡」の案内標識が撤去されていた.
天人峡の再開発が成功すると良いな.

東川町天人峡温泉の再生始まる 6月にも廃ホテル解体着工

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忠別湖の左岸(?)になるのかな.
スコーンと抜けた直線道路が気持ち良い.
さらに下り基調なので(夏場は)快速ルート!

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次の分岐点.
東川の「ユイの壁」と言われる激坂に向かうルートである.
道道1116号,つまりチョボチナイゲート(富良野ー上川線)の続きがここから始まる.いずれにせよ,富良野にも上川にもつながっていないわけだが.

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もちろん,しっかり冬季通行止め.

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よく考えたらより”激”な反対側から登ったことなかったわ.
夏になったらぜひ.

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こんなに美しい道を独り占め.
普通に走っているだけでニヤニヤ笑いがとまらん.
実に贅沢だ.

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ただし天気が残念.青空が欲しいところ.
最近のライドは,その前日や翌日が快晴のことが多い.
自称”晴れ男”はそろそろ返上か.

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再びトンネル.
こちらはやや短め.
相変わらずスパイクピンが轟音.

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トンネルを抜けると,ドロッパー下げてダウンヒル開始.
気温高めのせいか,それほど寒くない.

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無事,デポ地点に帰還.
そそくさとファットをハスラーに積み込む.

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通常であれば,このままサウナ直行なのだが,なぜか気分が乗らず帰宅する.

この頃から既に病魔がカラダを蝕みつつあったのだろう.
昨夜からの空咳が本格的な咳になり,鼻水が止まらなくなった.

そして...(続く)

ファットな冬の丘ゆるポタライド

2024/1/29 Sun

静寂とノイズと

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晴れ時々曇り.温度:-4 ℃,湿度:87%,体感温度:-5 ℃,風速:2.1 km/時,風向:NNW

本日も晴れ.
絶好のライド日和である.
昨日は街中だったので,本日は郊外に行きませう.

ファットなメンテとネパールカリーライド

ハスラーにファットを搭載.
30分もかからず,いつものデポ地点である美瑛のスポーツセンターに到着.

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ちょうど一週間前の激戦地である.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

マイナス20℃越えだった先週と異なり,本日は気温かなり高め.

それでもマイナス5℃.
大阪に住んでいた頃だとありえない大寒波である.
慣れとは誠に恐ろしい.

もちろんレースコースは雪で埋まり走行不能.
そらそうだ.

今日は町を抜けて橋を渡り,眺望の良い高台コースへ向かう.
毎年開催される「美瑛センチュリーライド」でも設定されるルートである.

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雲がやや多いものの快晴.
青と白のコントラストが美しい.

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そして...この先が行き止まりのせいか,交通量ほぼ皆無.
締まった雪面に刺さるスパイクタイヤが,サクサクと小気味よい音を奏でる.

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ファットを降りてたたずむ.
すると無風かつ雪が音を吸収するのかほぼ静寂.
めったにない貴重な刻.たまらんな.

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美瑛の主要な道は毎冬走っているので,冬期通行止めのルートもだいたいわかる.たまにインバウンド客増加のおかげで,特別除雪されていることもあって面白い.

走行ペースはゆっくり.
これぞサイクリング,ゆるポタリア.

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レースとなれば,まだガチで「勝ちたい」という気持ちはあれど,年齢を重ねると体力の低下は避けられない.
走力だけでなく,意識の上でもどこかでスイッチングする日が来るのだろう.

意識の変化と言えば,先日酷評した『SEED FREEDOM』

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観た~令和最新版

今のところ興収もよく,内容に関しても絶賛派が多いようだ.
自分ではまだまだ若いつもりでも,これが「今の感性や価値観についていけない」と言う事なのだろう.知らんけど.

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さて,何度か通行止め⇒Uターンを繰り返し,幹線道路に出る.
ここが見事にアスファルトむき出し路面.
積雪が少なく,交通量が多いとこうなる.

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先ほどとは打って変わり,スパイクタイヤが豪快な音を立てる.
まるでレシプロエンジンのプロペラ音のごとし.

まるで雪解け間近な春先のような路面だが,まだ1月である.

経験上,アスファルトを数キロ走ったところでスパイクピンが削れてしまうことはないが,精神衛生上よろしくない.

圧雪路面を見つけてそそくさと逃げる.
ノーマルとスパイクで思考や行動が逆転するのが面白い.

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「拓真館」のそばを通る.
エグほどの観光バスの台数.
森の小道も人であふれている.

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急坂を登り「四季彩の丘」に到着.
ここも大盛況.

昨年と異なり「いよいよ客が戻ってきたなぁ...」という印象.
まぁ,受け入れだけでなくKazchari自身も,直に久々の海外旅行が控えているわけだが.円安による現地の物価上昇に鼻血でそう.

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さて,デポ地点まで戻りますか.「新栄の丘」を経由して.

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このあたりもアスファルトむき出し.
路肩にわずかに残る雪上を走行するも,段差にハンドルをとられて落車の危機に.やばいやばい.正に油断大敵.

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美瑛の中心部に帰還.
いつものセブンイレブンでコンビニ飯にするかと立ち寄るも,店内のトイレ,レジ前とも長蛇の列.そう,観光客である.
「こらあかん」と,デポ地点の体育館まで移動.

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トイレを済ませた後,ハスラーの元に戻る.
見事なつらら.

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ファットを積んで,そのままセイコマに移動.
こちらは駅から離れているためか,通常モードで空いていた.
久々に「かつ丼」とガラナを購入.

セイコマと言えば,こんな記事が話題に.

北海道の離島で豪雪「朝ごはん買いに行くだけで命懸け」 →雪掻き分けコンビニへ→ネット民衝撃「無敵ライフライン」

そやね.
レジ袋もくれるし,やっぱセイコマええよな.
道民の生活に欠かせない.
NHKの『ドキュメント72時間』でも初山別のセイコマが紹介され話題になった.

北海道・初山別村のコンビニで「ドキュメント72時間」 担当ディレクターが語る舞台裏

ポイントの使い方だけはよくわからんけど.

帰宅前に『花神楽』でサ活.
やはりこの時期の外気浴は寒すぎる.
室内浴オンリーの2本目でととのいました...って,ただの居眠りだったかも.

入浴後は,コミックではなく図書館で借りた本の続き.

家より集中して読めるな.
項目の中では「日本の避難所はなぜ体育館なのか」が興味深い.

日本は本当に大丈夫か…大災害の避難場所が「体育館」であることが「深刻すぎる理由」

今まさに能登ではこのような状況におかれている方がまだまだ多数おられる.
ハザードマップ上は安全な位置にある我が家ではあるが,それでも,いつ何が起こるのかわからない.
確かに体育館での長期間の集団生活は耐えられそうにない.
となると車中泊かキャンプかなぁ.
緊急時にすぐ準備できる? 無理です.

夕方17時帰宅.
一足早く春のライドをした気分.

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レンタルバイク&チャリの思い出

2024/1/25 Thu

使わない理由がない

3月の「環島」.
自前のチャリであるDOMANE持参(飛行機輪行)のハードルが相当高いことが判明.
ならば「いっそレンタルで」案が浮上してきた.

ここにきて「環島」プランに大変更!?

調べてみると,これがまた思っていた以上に手軽,かつ至れり尽くせりであることが判明.
「自分のチャリで走る」というこだわりを除けば,使わない理由が見つからない.

で,悩んだ末にとりあえずMathewBikeさんに問い合わせてみることにした.

公式サイトの予約申し込みフォームに名前や国籍,電話番号,身長と体重,レンタル日数などを記入.
「環島」向けに「15daysパック」なるものも存在する.

「島一周におすすめ」されていたSURLYのクロモリがやたらにかっこよかったので,とりあえず希望してみた.
ちなみに15days:7000台湾ドル(約¥35,000)と,他のチャリに比べるとレンタル料やや高め.

https://mathewbike.com/touring-bike-rental/

驚くべきことに,この料金にはヘルメットやパニアバッグ,携帯工具,パンク修理キットなどの備品も含まれている.
極端な話,手ぶらで行っても大丈夫なレベル.

面白いことに「ペダルをどうするか」との項目がある.
SPDもしくはSPD-SLを選ぶと追加料金が発生.

もちろん,Kazchariはマイペダル(SPD)を持参予定.
他にサドルも自前のつもり.ケツ痛防止のため.

この店を利用した日本人旅行者のブログによると,レンタルにするメリットは手軽さ以外にもあるらしい.

それは以下の通り.

リアにデカいパニアを付けて走っていると「環島中」なのが一目でわかり,道行く人々に色々と親切にされるそうな.
まるで,四国のお遍路やな.
さらに旗やら表示で「日本人」を主張しておくと,おもてなし度がさらにアップとか.マジか.

逆にサドルバッグ1個など,荷物を極力減らしたスマートすぎる装備だと,日帰りの現地チャリダーとみなされ,様々な恩恵を受けにくいそうな.

なるほど.これは素晴らしい利点だ.
こりゃレンタルで決定やな.

何だか承認欲求オバケのようだが,旅の成否は現地の人との交流次第.
つーことで現在,さきほどのSURLYが借りれるかどうかの返事待ち.

さて,Kazchariはこれまでの旅先でも何度かレンタバイク,レンタチャリしてきた.
その時の思い出を少し紹介.

【タイ】(1993年)

初の海外でのツーリング.
確か北部のメーサイにて,YAMAHAのモーターサイクルを借りた.
デポジットとして預けたパスポートを無造作に机に引き出しに入れるもんやから,ビビった.

1993年1月撮影

問題はその後.
当時はヘルメットの着用義務がなかったので,ノーヘルでミャンマーとの国境エリアを走り回った.ヤバイヤバイ.

1993年1月撮影 リアル強風オールバック

ここでタヒんでてもおかしくない.

【カンボジア】(1993年)

アンコールワット&トム見学時にレンタル・カブを利用.
1日5USドルだった.
この時の顛末は以下の記事に.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(6)

ここでタヒんでてもおかしくない.

プノンペン滞在中は1日1USドルのレンタサイクルでうろちょろ.
いわゆる「キリングフィールド」までサイクリング.
ひたすらのどかな田舎道.
かの有名な「70ストリート」も見物.
ゾンビのごとき群れに追いかけられてガチこぎで逃げた.

ここでタヒんでてもおかしくない.

【ヴェトナム】(1993年)

中部の都市,ダナンだったかな.
遺跡巡りのためにカブを借りた.
とある村で停車中,前カゴから荷物をパクられてびびったぁ.
すぐに犯人を見つけて,怒鳴ったら返してきた.

ここでタヒんでてもおかしくない.

【ミャンマー】(1994年)

広大なパガン遺跡見学のためにチャリを借りた.

1994年3月撮影

個人的にはアンコールより気に入った.
塔の上から見る夕陽がとんでもなく美しかった.
この時の旅はミャンマー人の親切に泣かされどおしだった.

【ジャマイカ】(2002年)

青年海外協力隊員として滞在中,現地事務所からMTBをレンタル.
買い物にツーリングにと大活躍.
運動不足の解消にもなったな.

2002年撮影

走行中はジャマイカのク〇ガキどもに「Hey!Mr.チンチョンチャン!」という,罵声というか,からかいの言葉を吐き捨てられるのがデフォルト(中国人と思われている).

【イスラムヘーレス】(2004年)

ヨメさんとの地球一周旅行中に立ち寄ったメキシコの離島でレンタルスクーター.

2004年7月撮影

やたら細長い島で端から端への縦断が楽しかった.

【イースター島】(2004年)

小学生からの夢であったイースター島訪問.
当初は名著『バックパッカーパラダイス』に感化されてレンタルバイクを考えていたが,あまりの寒さと道路状況の悪さに挫折.
たまたま知り合った日本人旅行者と3人でレンタカー(SUZUKI エスクード)をシェア.

2004年7月撮影

当時は完璧にペーパードライバーだったため,そのMさんに運転を一任.
助かりました.
海外でクルマを借りたのはこの一度だけ.

【ボルネオ島縦断】(2009年)

今は無きボルネオ専門旅行社のモニターツアーに参加.
マレーシアのコタキナバルを出発.ブルネイを経由してクチンへ.
そこから国境を越えてインドネシアのポンティアナクまで150ccのオフ車で激走!

2009年9月撮影

10日間で2000km近い壮大な旅...って,誰も知らんがなそんな場所.

会社はなくなったが,なぜかサイトは残っている.

ボルネオ島縦断ツーリング

【スリランカ】(2011年)

モルディブからの帰りにトランジット.
スクーターを借りて,ニゴンボから中心のキャンディまで往復300km近いツーリング.
山間のワインディングなど,なかなかエキサイティング.

2011年9月撮影

途中警官に停められて難くせつけられたが,「ごちゃごちゃ抜かすんやったら日本大使館に連絡するで!」と“関西弁風英語”でブチ切れたら退散.こういう時は強し.

ここでタヒんでてもおかしくない(久しぶり).

【カオラック-タイ】(2016年)

ダイビングツアー終了後,窒素抜きの空き時間.
スクーターを借りて軽くツーリング.
暑い.

2016年4月撮影

【西表島】(2018年)

久々の国内旅.
ボロボロサビサビのレンタル(ママ)チャリ.

2018年9月撮影

道路が開通しておらず,いまだに島一周できない.
あちこちに「イリオモテヤマネコ死亡事故地点」の看板が立っているのが悲しかった.

【波照間島】(2018年)

フェリーの欠航率が異常で,訪問難易度が高すぎる憧れの島.
ダイビングの予約が取れなかったので,チャリで島内散歩.
トウキビ畑を抜け,砂浜まで行きシュノーケリング.
噂にたがわぬ美しい島だった.

2018年9月撮影

しばらく空港が運休状態だったが,なんと!

沖縄2離島、住民悲願の15年ぶり空路 年間1億4千万の赤字が前提 負担する地元に大きな不安

とのこと.大丈夫か?

【石垣島】(2018年)

人生で一番楽しかったレンタルバイク.
それがこいつだ!

石垣島の電動レンタルバイク GO SHARE

電気スクーターである.
バッテリー交換方法が独特.
充電スタンドでコンセントをつっこむのではなく,2リットルのペットボトルより二回り大きいバッテリーユニットを丸ごと入れ替える方式なのだ.

これにより充電中というタイムラグは完全に消滅.

台湾メーカーが石垣島で実験的にはじめ,やがて本土進出も狙っている...という話だったが,その後の話は聞かないな.

で,その性能だがノーマルのスクーターよりなめらかな走行フィール.

だがしかし.
いわゆるハイパーモードなるものがあって,そのスイッチを入れると,ちょっとここでは書けない速度が出てしまうのだ.

見た目よりずっとパワフルで,日本中に充電パックステーション作れば結構普及しそうやけどな.
少なくとも電動キックボードよりはるかに安全.

2018年9月撮影

おっ,こうやってまとめると,結構旅先で借りまくってきたなぁ.
1日もしくは数時間のつきあいとは言え,みな思い出深い良いマシンでした.

モーターサイクルにせよチャリにせよ,レンタルだと大きな町も小さな町も自由に動ける.決まったルートを走るバスや列車にない場所に行けるのが楽しい.

「環島」も基本ルートはあるようだが,あえて寄り道してみるのも一興.
なぜか中心の山岳エリアの記録はほとんどない.
相当険しいのか,それこそ何の施設もなくてリスクが高すぎるのか?

旅の醍醐味は大都市や観光地以外に隠れているものだ.

ファットな旭岳初登りライド

2024/1/14 Sun

晴れない週末

OLYMPUS TG-5

曇り,温度:-7 ℃,湿度:76%,体感温度:-11 ℃,風速:9.5 km/時,風向:S

うーん,朝起き抜けは青空見えててんけどなぁ...
つーことで「アサヒル」もとい旭岳クライムしてきた.
今年初登りとなる.

家から自走で向かうと途中で挫折するのは目に見えているので,当然クルマデポ方式である.

9時半頃出発.結構冷えている.

私有地なのだろうか.
途中で庭(農地?)を除雪し,クローズドのサーキットにしている家を見かけた.
そこを125ccかな? オフ車が走り回っていたが,一般人にも開放してほしいなぁ...って,来週久々のレースやん!

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

東川を抜ける頃には日差しはなくなり,どんよりとした天候に.
雲に入っただけならよかったのだが,青空はどこにも見えない.

ダムを越え,クルマのデポポイントである湧水公園着.

OLYMPUS TG-5

天気も悪い.気温も低い.こりゃ山をやめて天人峡に変更しようかなぁ...と心が折れかけるが,いざ走り出してみると自然に左折してしまった.

OLYMPUS TG-5

つまり旭岳方向にカラダが向かってしまう.
心ではなく肉体がトレーニングを欲しているようだ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,登攀開始
もちろん真冬&ファットバイクなのでタイムアタックは狙えない.
のんびりと景色を楽しむとしよう(ウソ)

旭岳クライムでは,だいたい2kmごとに標識があるので,自分の調子を確認しやすい.

OLYMPUS TG-5

ガマ岩で一旦停止.

OLYMPUS TG-5

ここから500mほど平坦が続く.
ロードならフロントをアウターにして激漕ぎするところだが,今日は休息エリアとなる.

残り4km標識.
この付近から雪が降り出す.
それほど激しくはないが,標高とも相まって気温低下.

OLYMPUS TG-5

この付近から路面状況も悪化.
おそらく深夜か早朝にキャタピラ付きの除雪車を走らせているせいだと思うが,表面が波打っている.
ファットの極太タイヤでも「ガタガタ」と走りにくい.

年末のカミヒルはふわふわ新雪路面の空転に悩まされたが,今回は除雪後のデコボコによるハンドリングの悪さに悩まされる.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

顔面からの放熱でサングラスが曇りだす.
外してハンドルにかける.
この現象は年末のカミヒルでも起きたなぁ.

そういえば,本州からの「年越し宗谷チャリダー」のブログを読むと,サングラスではなく,スキー用ゴーグルの利用者が多い.
曇って困るというコメントも多い.

Kazchariも一応ゴーグルを所有しているし,実際に試したことがあるが,走行中に曇ってどうしようもなかった.スプレーを使ってもあかん.

で,結局サングラス(安物,薄目レンズ)に戻した.
最適解は電熱ゴーグルなのだろうけど,むっちゃ高いしな,あれ.

SWANS (スワンズ) スノーゴーグル XEDシリーズ 日本製 スキー スノーボード 発熱レンズ バッテリー付き

ノーグラスのまま,温泉ホテル群まで到達.
さぁ,ここからゴールのロープウェイ乗り場まであと少しである.

OLYMPUS TG-5

それほど負荷をかけず無事到着.
とは言え,やはり汗だく.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

いつものようにロープウェイ乗り場と,(見えない)山頂写真を撮った後,インフォメーションセンターに移動.

汗だくのインナーウェア(ミレーのあみあみ)と,その上に着たパールイズミのセーターを脱ぎ,着替えの乾燥したインナーとセーターに着替える.
そう,冬山のダウンヒルはこの作業が重要.下手すると命にかかわる.

神の飲み物=赤コーラにてカロリーと糖分とカフェインを注入.

テーブルにて,汗(水分)でぐっちょりのアウターとネックウォーマーを展開し,できるだけ乾かす.

iPhone11 Pro

20分ほど休憩.
帰りのことを考えると,ここもチャリダーにはデス・ゾーンなので,デポ地点に早々に戻ることにする.
いやホンマ,登るために登るという行動と目的が完全に一致しているのが冬チャリやな.

インナーとセーターの上に電熱ベストを着用.
グローブも電熱に変更.
鼻の頭が寒さで痛いのでもう一枚フェイスガードを着用.
これでダウンヒルも問題なし...と思っていた時期がKazchariにもありました.

OLYMPUS TG-5

旧インフォメーションセンターは解体作業中.
その昔,散々お世話になったので寂しい.

OLYMPUS TG-5

ドロッパーを下げてダウンヒルモードへ.
この方が低重心で安定するのだ.

困ったのがサングラスの視界の悪化.

ヒルクライム時は顔面の発汗で曇り,下り時は自分の息で曇る.
ファイスガードで鼻まで覆うとそれが顕著.

レンズが曇っただけなら走り出すとクリアになるのだが,ダウンヒル時の気温低下で凍結してしまう.時々停車して,氷をこそげ落とす必要があった.

体感温度がどんどん下がる.
体感でマイナス20℃近い?(適当)

登りの汗で濡れたアウターが凍る.
特に肘から上腕にかけてパリパリである.
電熱ベストは最強にしているはずなのに寒い.

一方で電熱グローブの恩恵は感じる.
カミヒル時と違って,手がかじかむことはなかった.

やはり,冬のヒルクライムはどう考えても“降りて登る”が正解.

つーか,そろそろ冬装備を再考すべきなのかなぁ.
素材も進化してるし.
特にアウターやね.
モンベルのこいつとか...高ぇ

モンベル フレネイパーカ Men’s

ロープウェイ乗り場からデポ地点まで13km.
途中,登り同様のデコボコ路面や,路肩の雪だまりにヤバイシーンもあったが,なんとか無事下山.

OLYMPUS TG-5

デポ地点に着くやいなや,ファットをハスラーに積み込みヒーター全開.

アウターを脱いで電熱ベストを確認するとスイッチがオフになっていた.

なんてこった.パンナコッタ.

一応走り出す前に高温モードにしておいたのだが,暖まっている気がしなかった.
それを越えた寒さなのかなぁと,勝手に解釈していたが,駐車場で確認したところ,知らぬ間に電源オフになっていた.
どうやら,モバイルバッテリー側の過充電安全装置が働いてしまったらしい.

おかしい.

前シーズンは普通に使えていたのだが.
色々調べてみると,モバイルバッテリーも電熱ベストに使用できるものと使用できないものがあるらしい.

試しに家にあった,少し大きめのモバイルバッテリーを使うと普通に使用可.
電圧の関係?
それだと昨年まで使えていたことの理由にならんしな.わからん

電熱グローブも問題.
こいつは専用の小型バッテリーで稼働するのだが,今回充電100%で使用開始.低温モード&極寒ダウンヒル30分程度後の残量を確認すると残り30%! うーむ.期待しすぎてたか.

OLYMPUS TG-5

色々あって実行できなかった「シン・年越し宗谷」
つまり12/31~1/1早朝までの暖房ギアとしての運用を考えていたけど,当日全然使えない装備やったなぁ.
日帰りにして正解だったかもしれん.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その2)

つーことで本日のライド終了.
サウナに行くことにする.
今日は「花神楽」の日.

日曜日にしてはあまり混雑しておらず,サウナ室も余裕.

問題は室内で放送していたバラエティ番組.
内容があまりにひどかった.

(Kazchari基準で)あまり売れていない芸人さんが,赤坂や渋谷など東京各地に散らばってレストランで食事.
その際,事前にスタッフが撮影可能かどうかを確認,
OKならその店で食事をして,次の店へ.
撮影を断られるまで食べ続けなければいけないというルール.

当然,1軒目,2軒目はよいが,徐々に腹が膨れてくると,撮影にOKが出ないことを望むようになる.
そして,出されたその店自慢の料理を嫌そうに食べる.

なんだこれ?

料理人や食に対するリスペクトが皆無.
食べるために吐いたというローマ帝国の貴族か?

石川の被災者がどうとかまでは言わないが,この時期によくこんな下劣な番組を流すなぁ.

やらせ(完食のふり),もしくは内容を告知し許可を得た上での放送だと信じたいが,それでも番組コンセプト自体どうかと思う.
不愉快極まりないのでサウナハットを目深にかぶり,視覚情報をシャットアウトしつつ,3セットを終える.

お楽しみの休憩室でのコミック・タイム.

先日『ゴールデンカムイ』を読み終えてしまったため,新たな楽しみを物色.

そこで目にとまったのが『満州アヘンスクワッド』

満州アヘンスクワッド(1)

10巻まで読了済み.続きの14巻までを発見.
うん,この本面白いわ.
クセのある仲間など,舞台は違えど『ゴールデンカムイ』臭がぷんぷんする.
まぁ,こちらは麻薬を扱っているので,どう考えても主人公に正義はないけどな.
他に全体を通しての謎解き要素もないという違いはある.
しかし,13巻以降のあの1930~40年代の大陸の情勢,特に魔都上海の雰囲気が大好物なひとにはたまらんでしょう.

で,サウナとコミックで3時間以上滞在後に帰宅.

少し雪かきをしてからウェアの洗濯.
家族帰宅後,今夜はホットプレートで焼きそばである.

食事中『姫様”拷問”の時間です』を視聴.

姫様”拷問”の時間です

Kazchariの記憶が確かなら,虜囚になる前の戦闘シーンはアニオリのはず.
で,捕縛された後,例の“拷問”が始まるのだが,原作読了済みのKazchariも含め,家族で大爆笑.
こうして世界に(家族)平和のためのコンテンツがまた一つ誕生したのであった.

いや,ホンマ,サウナ室で観たク〇バラエティとのギャップが凄まじい.
メシは感謝しながら食え!