Topstoneな音更周辺グラベルライド

2025/4/27 Sun

ジャリジャリ行こうぜ!

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風.温度:12 ℃,湿度:47%,体感温度:3 ℃,風速:31.4 km/時,風向:WNW

「2025幌鹿峠・春の幕開けサイクリング」は公式には中止となったものの,「試走」は無事終了.運営のみなさま,ご配慮ありがとうございました.

Topstoneな幌鹿峠・春の幕開けサイクリング

そのまま温泉でまったりした後,そそくさと帰宅するのはもったいないと,音更までハスラーで移動し,かねて興味があったグラベルコースを走りに行くことにした.

それは昨秋開催された道の駅「おとふけ」発着のグラベルイベントのコース.
著名なYouTuberがゲストに呼ばれ,知人のヤマタケさんがそれに参加.
ローカルによって厳選されただけあり,実に魅力的なコースだった.

STRAVAから入手したGPXデータは新アイテム「bryton S500」にダウンロード済み.

ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

いわゆる「コース」⇒「ルート」の性能はいかがなものか,ブルベ本番前のチェックも兼ねている.

糠平温泉から道の駅「おとふけ」まではクルマで約1時間.
これまで何度も走ったルートゆえ,実になじみがある.

さすがに20年以上住んでいると,広い北海道と言えど,道内はほぼ走りつくした感.
ブルベに関しては,そろそろ本州遠征も考えたいところ.
飛行機輪行に最適なBROMPTONもあることだし.

昨年の青森遠征は何もかもが新鮮だった.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

走る前に腹ごしらえ.
途中でセイコマに寄る.
みんな大好き「HOT CHEF」の豚丼.美味し.

道の駅「おとふけ」着.
さすがGW.かなりの込み具合である.
駐車するのはバス利用者用の駐車場.空いててよい.

クルマから降りてびっくり.
晴れてはいるものの,かなりの強風.
これ,向かい風だったら地獄確定.
実際にこの辺りに住むチャリダーが外乗りを断念したとの報告もSTRAVAに上がっていた.

「こりゃ諦めて,近くの温泉サウナでまったり...」という怠惰な思考が頭をよぎるが,それだと何のためにここまで移動してきたのかわからん.
意を決し,スタートすることにした.

「Garmin Edge 1400」起動.
そして「bryton S500」のスタートボタンを押して,今回のグラベルコースを呼び出す.

うん? 何かデータを全部(100%)読み込むまでやたら時間がかかるなぁ.
この辺りは「eTrex」とどっこいどっこい.

しばらくして読み込み完了.
現在地を確認して出発.

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おお,これから進むルートをちゃんと連続三角マークで表示してくれる.
これは助かる.

「eTrex」にはこの機能がなかった.
1本道だと問題ないが,8の字ルートや,チェックポイントに寄るためのピストンルートの場合,どちらに行ってよいのかわからなくなることが度々あった.
「S500」は行くべき道と方向を表示してくれるのでありがたい.
もう,この機能だけで買ってよかったと実感.

さて,まずは十勝平野のさえぎる物ない平地を移動.
時々吹く強風が恐怖...

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そして,ついに現れました.第1セクターのグラベル.
農地の真ん中を貫く!

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途中,トラクターと交差.
私道の可能性もあるが,特に何も言われず.
こうして農道(?)を走ることは度々あるが,これまで叱られたことはない.
畑に入らない限りは,お目こぼししてくれているのだろう(たぶん).

集団で暴走しているわけでもないしな.
ぼっちでわざわざ荒れ地を選んで走るただの変態に過ぎぬ.

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有名な白樺並木へ.

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ここも昔ブルベで寄ったな.
もちろんロードだと走りきることはないが.

で,ここを抜けると展望台への案内板が.
その昔ファットで登った記憶が...いつだっけ?

しかおい小麦グラベル+おまけのライド(その2)

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展望台から降りて,ここからは未知の道.
ホンマ,この「S500」のナビはわかりやすい.
「eTrex」なんて〇〇なデバイスを使い続けていたのはなぜだ!(ケチだからさ)

そして現れる,いかにもな十勝まっすぐグラベル.萌える.

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こうしたグラベルの登り下りが脚の筋肉を痛めつける.
それでも回す.
肺が酸素を求める.
呼気を意識.
自分のカラダと対話する.
この充実感.

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ジャリの路面から泥濘地へ.
雨後ではないので,44Cタイヤでも無問題.

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リエゾン(舗装)区間を経て,次のグラベルへ.
進行方向が変わって追い風に.
ひたすらまっすぐなジャリ道を大快走.

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幾度も現れる絵画のような風景.
グラベルロードはこういう道にぴったり.
買ってよかった.

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おっ,これが噂に聞く「絶望の坂」ですか!

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確かに遠目には視覚的に20%越えの激坂に見えるが,実際は...10%でした(標識もある).
とは言え,これまでのジャリジャリ・アップダウンで削られた脚には余裕なし.
セグメントタイムはボドボドでした.

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リエゾンを通過し,別のセクター.
また登る.
前方からオフロードバイクのセローが下りてきた.
うむ.確かにモトでも楽しめそうだ.

一応,オフ車ライダーでもあるKazchari.
日本中,あちこちの林道を走ってきた.
そして今はチャリでオン・オフ問わず非常識な距離を走っている.

肉体の疲労に比例して,達成感に格段の差がある.

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最後のセクター.
いやさか,いやさか.
素晴らしいグラベル体験だった.

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デポ地の道の駅へ戻る.
閉校した小学校前にて.
「開校」と「邂逅」をかけた巨大な石碑...すいません.こんなん要ります?
おそらく設置費用に数百万はかかるはず.
地域のために別の使い道はなかったのだろうか.
田舎道沿いにこういうのを見つける度に考えてしまう.
一体,誰のためのモノ?

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最後のリエゾンは長かった.
おおむね60%ぐらいのグラベル率?(適当)

最近,世界のあちこちに乱立している巨大地名オブジェ.
ついつい写真を撮ってしまう.
さっきの石碑より意味はあるか?

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駐車場に戻る.
サイコンとナビを停止.

この「S500」,ブルベでも十分使えると確信.
今後の主力機だな.

最後のチェックは,POI(Point of Interest)の設定方法.
これまた「eTrex」だと超面倒くさかった.

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ハードなライド後のお楽しみはなんと言ってもサ活
以前も利用した凰乃舞へ.
入浴料はなんと¥500である.
そして十勝方面のサウナの特徴 ⇒ サ室が熱い!

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安くて熱いサウナでととのった後は,ラーメンで〆る.
道内でよく見かけるが旭川にない某チェーン店で「白湯味噌ラーメン」
ちょっと,びっくりするほど美味かった.
「ライド&サウナ」という超一級の調味料が使われているからかも.

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つーことで,午前はヒルクライベント,午後はグラベルを堪能.
それらをこなしてしまうTopstone,恐ろしい子!

特に午後のグラベルライド!
強風の向かい風や畑からの土ぼこりで苦しめられたものの,それらを消し去る圧倒的な景色よ!

地元の美瑛-東川のグラベルとも,ニセコ周辺の森林内グラベルとも様相が全く異なる.
走ったことはないが,この左右の風景の広がり方からして,本場のアメリカに近いのでは?

「買っても,走るところがない!」「ブームが終わったロードバイクの次にメーカーが仕掛けた策略だ!」だとか,一部で評判の悪いグラベルロード.
そんな悪評は,ここ北海道にはあてはまらんな.
グラベル天国はすぐそばにあった.

何度来ても良い十勝グラベル.
新ルートがいくらでも見つかってしまう.

あかん,楽しすぎて鼻血でそうや(でません).

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EPICなグラベルはじめ,泥&雨&晴れライド

2025/4/20 Sun

Every type of bicycle has its own kind of fun.

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雨.温度:13 ℃,湿度:76%,体感温度:10 ℃,風速:12.5 km/時,風向:SSW

ロードシーズンinして以来,週末ごとにロード,グラベル,ミニベロと今季の再起動を始めている.
残る最後の一台が,昨年購入したMTB「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

先週デビューの予定が,まさかのSRAM電動シフトバッテリー切れ.
充電完了を待つ時間がもったいなくて,ロードに切り替えた経緯がある.

で,日曜日だが昨夜からの雨が残っている.
今後も降水確率30~40%で推移している.
何やら昨日と似たような天気である.

EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

本日はAJHさんのブルベ初戦「BRM420新十津川200」の開催日.
間違いなく雨と風の苦行ブルベになっていそう.
変態さん達のイベントなのでそれはそれで楽しそうだが(ホメ言葉)

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

当初はこのブルベへのエントリーを考えていたが,コース的&お祭りイベントとして「BRM506薄野200」の方に魅力を感じ,こちらにした.
BROMPTONで参加予定である.

仕方がない.家の片づけでもするか...と思いきや,太陽が顔を出してきた.
なんじゃそら.昨日と同じパターンだ.

これは出かけなければなるまい.
EPICを玄関に降ろす.

寒いのか暖かいのかよくわからない気温.
昨日は後半,かなり冷えたので「おたふく」の起毛インナーをチョイス.

結果的にこれで正解だった.

行き先はひたすらグラベル.
今日は泥上等! 汚しまくるつもり.

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出発後,まずははじまりの農道グラベル.
予想通り,雨による水たまりとマッドな路面.
豪快に泥ハネ.

フェンダーレスなEPICゆえ,カラダの前面,背中,それにグラサンも泥ハネだらけ.
うむ.最高だ.これでおしゃれな店には入れない.

まぁ,サイクリングウェアはよくできているので,少し乾けば,泥や土は手で払えばさっと落ちる.

国道を渡って,これまたいつもの定番コースである河川敷のグラベルへ.
堤防の草木も未成長なので景色が良い.

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超有能サスを備える我がEPIC,この程度の砂利道など造作もないわ!...と言いたいところだが,なぜか今日も向かい風.
シーズンinしたばかりの貧脚には堪える(言い訳)

そんな低スピードのライドでも,路面のころがり抵抗は半端ないので汗はかく.
そう,この冬向きインナーは失敗だった.暑い.

そう,このセールだったにも関わらずクソ高いMTB.
購入目的の一つはクロカンレースに出ること.

早速5/11のDoRide主催の全道MTB4時間耐久レースin上砂川にエントリーしてみた.

MTBレース初戦である.
ソロで4時間? 絶対にトイレ休憩と補給必要やん.
もう,完全に未知の分野.
オラ,ワクワクすっぞ.

いかんせん,ド素人かつ本格的な指導を受けたことがないので,MTBの走らせ方やら暗黙のルールもよくわかっていない.
他の参加者の迷惑にならないようにしなければ.

これまでブルベやらヒルクラ,グラベル,ファンライドなどチャリの種類ごとに色々なイベントに参加してきたが,複数の競技をこなしている人はあまりおらず,客層がそれぞれ異なるのが興味深い.

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そんなこんなで河川敷ライド終了.
美瑛に近づくにつれ,舗装化が進行中なのが悲しい.

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もう一度国道を渡る.
確か「就実の丘」につながるグラベルに進入.

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最近,東川や美瑛では森林を切り開く伐採作業をよく見る.
木材の需要増なのだろうか?
その作業用のトラックが出入りする道のためか,かなり締まった路面.

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やがて,伐採現場へ.

ここから15%越えのグラベル激坂アタック.
さすが軽量のEPIC,リアの巨大スプロケと相まってスイスイ登る.
同じ2輪なのにロードでは絶対登れない道である.面白いな.

「就実の丘」が見えた.

観光客がいたので,止まることなくスルー.
左側にグラベルの入口を発見.
おお,これは知らない道だ.
入るべし.

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急斜面を下る.
何かの作業道だと思われるが,迷路のようで楽しい.
日曜のせいか人影なし.
途中で行き止まりになったので,元の道路に復帰すべく,今度は道なき道を登る.

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どんよりした天気と相まって,この異世界感が良い.
まるでRPGのフィールドの様.

舗装路に復帰してダウンヒル.
急坂グラベルに進入.

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写真ではわかりにくいが,ここの斜度は18%
それが真っ直ぐ続く.
下りジャンキーの人は「ヒャッハー!」案件だろうが,絶賛下りトラウマ中のKazchariはブレーキをかけながら慎重に下る(MTBの意味が...)
ダウンヒル,危険,とばすのダメ! 絶対!

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次は馴染の「赤羽の丘グラベル」へ向かう.
やはりEPICは登りが楽だ.

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曇天なれど,どこをどう取っても画になる風景だ.

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だがしかし,この頃から天候が悪化.
太陽は雲の向こうに隠れてしまった.
そして...ぽつりぽつりと...降って来た.

さて,どうする?

どこかに雨宿りしてやりすごす?
いい場所あったか?
聖台公園の炊事場は?
いや,それだと家と逆方向.
雨が弱いうちに進んでおく方が良い...とかなんとか,走りながら考える.

Kazchariの選択は後者.つまり今のうちに進んでおくというプラン.

これが,見事にハズレ.

シャレにならない強雨になってきた.
あわてて屋根のある場所を探す.

民家やらビニールハウス,倉庫などが点在するものの,むやみやたらと軒先を借りるわけにはいかない.

大木の根元でもいいので,どこか雨を避けられるところは...と探す.

あった.

農作業具の車庫.
そこの張り出しを借りて雨宿り.

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天気アプリによると,30分ほどで雨は止むという.
前半は暑かったが,今では汗と雨のおかげで,むしろ寒い.
今日も持っててよかったジレ.

アプリ通り雨が止んだ.
路面は濡れているが,出発しましょう.

正に通り雨.
日差しが眩しい.

「零下140度の対決」のセブンのごとく,太陽エネルギーを吸収.

神社にて感謝を捧げる.

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小腹がすいたのでセイコマに立ち寄る...つもりが,いつも渡る歩行者,軽車両の踏切がなんと廃止!
こういうこともあんねんな.
少し戻ってクルマ用の踏切を渡る.

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セイコマ千代ヶ岡店.
入口隣りにクルマが突っ込んだ跡が...ここの店,何度目の被害だ?

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ここでは「ホットコーヒー」「セイコマ・アイスモナカ」のおやつセットを購入.熱くて冷たいは正義.
さぁ,雨の降らないうちに帰りますか...

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つーことで,かろうじて舗装されてはいるもののデコボコの悪路をEPICで爆走(追い風).

あぁ,楽しかったと,家まで残り5km.
えー,再び雨が降ってきて,ズブ濡れになりました...とさ.

帰宅後はロクに洗車もできず,速攻でクルマに乗り込み”サ活”へ.
今週末も無事にライドを楽しめたことに感謝.

で,家に戻るとAmazonから宅急便が着弾.
おや,これは...

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EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

2025/4/19 Sat

春を迎える

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:6 ℃,風速:12.6 km/時,風向:SW

朝の雨.
せっかくの休日なれど,ライドする気分にならない.
こんな時には別の用事を.

Kazchari家では,ハイジのおんじのごとく,季節の変わり目ごとにちょっとした儀式がある.

まずは,車庫に収納しておいたチャリ用のテントをガレージの外に設置すること.
日常使いのママチャリなどはこちらに移動.

次にモンキー125のバッテリを取り付ける.
かつては一冬¥2,000ほどで,ショップに預けていたが,最近はこいつで対応.

金銭的に助かる.
無事にエンジン起動.
ただし,天気が悪く路面も濡れている.
汚したくなくて,これまたイマイチ乗る気にならない.

ガレージの整理ができたところで,冬靴や雪かき用シャベル,ママさんダンプ他を収納.

そして11月にはこの逆の作業が行われるわけだ.

作業終了後も,相変わらず曇天.
午後は室内の片づけかなぁ...と昼食まで終える.

するとなんということでしょう.
雲の切れ間から日が差してきたではあーりませんか.

明日も雨予報.
走るなら今しかない.出かけましょう.

時すでに14時近く.
寄り道せずに決まったコースでトレーニング.
となるとEMONDAですな.

信号が少ない北海道だが,さらなるノンストップを求めるなら,サイクリングロード一択.
昨日の雨で残雪もなくなっているはず.

忠別川サイクリングロードに乗る.
快走と言いたいところだが,残念ながら向かい風.
ケイデンスが上がらない.
回すというより踏む(よくない)
気持ちよく走れない.
かと言って,ゆるポタをさせてくれないのが,EMONDA&DRIVE HELIXの組み合わせだったりする.
悪態をつきながらグッグッと踏む.

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ここの所,毎週乗っている,このウネウネホイールだが,スピードに乗らないと漕ぎ出しが重い(そらそーだ)
TPUチューブでこれなので,ブチルでの運用はちょっと考えられない.
巡航は...無風,追い風だと快適そのもの(そらそーだ)

一方で坂道である.
ダンシングが難しいというか,うまくバイクが倒せない.
振り子のように,何か真っ直ぐに戻そうとする力が強く働く感じ.
結果,スムーズに上らない.

「(HELIXは)ディープホイールだが,軽量なので登りもイケル」という話をどこかで聞いた気もするが,
まぁ,速く走るのは無理やな(←シッティングでどうぞ)

餅は餅屋の通り,元々の「BONTRAGER RSL37」TPU「AGLIST LIGHT」を組み合わせたヒルクラ決戦仕様との比較が楽しみだ.
「計画通り!」となるかどうか...所詮はエンジン次第.

とまぁ,そんなことをつらつらと考えつつ,魔境こと東神楽森林公園入口に到着.

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ここから先は要注意.
路面が常に湿っており,枯草がのっかっている.
何しろ滑る.
かつてファットで転んで膝をけがしたのは,悪い思い出.

EMONDAのスリックタイヤでは,さらにリスクアップ.
それに治りかけの我が鎖骨.
コケたらシャレどころではない.
つーことでヤバいところは押し歩き.

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もちろん終点までは行きません.

定サウナ「花神楽」を過ぎると,徐々に登りが始まる.
うーん,やはり違和感.
もう少し脚が出来てきたらわからんけど.

登り切ったところで,お気に入りのグラベル入口.
さすがにEMONDAで突入することはないが,その前に舗装路からしてぐしょぐしょ.
自宅付近と異なり,ついさっきまで局所的に降っていた模様.

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さらには冷え込んできた.
本当はもう少し先まで進むつもりだったが,モチベーションがポキった.
ここで引き返すことにする.

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ダウンヒルに備え,ジレを着用.
カラダの中心は良いが,指先が冷える.
気温を見誤り,指出しグローブを選んでしまっていたのだ.
ええい,撤退,撤退.

交通量がほとんどない道を有名な牛のオブジェまで走る.

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カラダがすっかり冷えた.
だが,この辺りでは珍しい自販機にも「HOT」な商品はすでにない.

早く自宅に戻ろう...つもりが「おや,この道は...」(悪い癖だ)

開けたなかなか良い風景.
上空を旅客機が旋回していた.

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これまた慎重にダウンヒル.
空港横の道路に出る.
もはや天候の回復は望めない感じ.

再び忠別川サイクリングロードで家路につく.

近所の激坂でタイムアタック

...うーん,アカン.このホイールでは登れん(言い訳)

とかなんとか文句を言っているが,そんな不満を凌駕するほど,見た目がかっこいい.
うむ.これが最重要.

オークションでトラブル!~そして解決へ

2025/4/17 Thu

評価経済

娘が家を出,息子が進学というイベントをきっかけに,Kazchari家は総出で整理整頓中.
着々と断捨離作業が実行されている.

本ブログでも度々紹介しているが,Kazchariは希少性の高いフィギュアを多数所有.
終活の一環として,これらをヤフオクに順次出品している.

スタート価格は購入価格より安く,かつ送料もこちらが負担する設定にしている.
小ワザとして「日曜深夜に終了時間を設定すると入札額が上がる」も利用(真偽不明).

たいていは定価か少し安めで落札されることがほとんどだが,最終的に,驚くほど高値になることもある.
フリマと違って,欲しい人が価値=価格を決めるオークションの方が,処分する方も楽しい.

さて,そんな堅調なオークションライフ中,先日もあるフィギュアが落札された.
発売後10年は越える財団B製の某シリーズの某ライダーである.
開封して,長年陳列用ガラスケースに展示していた.
褪色もなければ,ずっと同じポーズだったので関節の緩みもない.
こいつを出品した.

2013年発売時の定価は¥3,200
¥2,000スタートで,最終的に¥2,600で落札.
送料はこちらが負担し,ヤフーにシステム利用料を払うと儲けはほぼ半分となる.
つまり赤字なのだが,まぁいいっショ.10年以上眺めてたわけだし.

さて,ご存じの方も多いと思われるが,落札後は落札した人が支払い方法を選択し,入金確認後に出品者が発送するシステムとなっている.

通常は,落札直後または翌日中には,入金まで終えてくれるのだが,今回の落札者はなぜか,何のアクションも起こさない.こちらは待つしかない.
ちなみにこの落札者の評価数は50を越え,全てが高評価で“低”はなかった.

同時に落札された他の商品は入金もスムーズで,近くの郵便局にて一斉に発送.
正直,後から1つだけ持っていくのは手間である.

落札から3日ほど経過.
しびれを切らし,取引メッセージにて,“かなり下手に”状況を確認したい旨を連絡.
このまま放置されると取引中止,かつ「自動的に低評価が付いてしまいます」と伝えた.

顏の見えないオークションでは,信用=評価が大事.
あいても低評価は是が非でも避けたいはずと思ったのだが...

結局,何の音沙汰もなく1週間が経過.
連絡がなかったため,次点の方を繰り上げ落札者とした.

ブラックリストに載せたので,もう最初の方の評価を見ることはないが,低評価が付くと今後の取引が難しくなるのだがな.
まさか,報復評価はしてこーへんやろな.

で,次点の落札者の方は非常にレスポンスが良く,即繰り上げ了承の連絡が来た.
¥100下がって,¥2,500での落札となる.

さて,ここで問題発生.

元の落札者のせいで「かんたん決済」,つまりヤフーが入金管理,匿名配送などのサービスを行ってくれる期間を過ぎてしまっていたのだ.

このケースは初である.

先方も支払い方法の設定ができないので途方に暮れているという(メッセージのやり取りは可能).

ここは素直に運営元のヤフーに聞いてみることにした.
時代なのか,オペレータにつながることはなく,チャットAIによる返答は以下の通り.

―――――――――――――――――――――――――――――――――
かんたん決済の支払い期限を過ぎても、取引自体の継続は可能です。 ※取引メッセージ、評価も継続して利用できます。

ただし、支払期限を過ぎるとかんたん決済が行えず、配送コードが発行できないため、匿名配送(おてがる配送)は利用できません。 他の支払い方法(銀行振込、現金書留、代引きなど)や「匿名配送以外での発送」「送料の差額」「支払い時にかかる手数料の負担」などについて、取引相手とご相談ください。

なお、かんたん決済「以外」で支払い後も、取引ナビ上に「支払いを促すメッセージ」は表示されますが問題ありません。 落札者は取引メッセージにて支払った旨を伝え、取引を進めてください。 ※取引メッセージに記載の内容は、取引相手のみが見られます。 ※かんたん決済「以外」で支払い手続きを行った場合、代金支払い管理サービスはご利用いただけません。あらかじめご了承ください。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
要は「後は個人間でやり取りして」ということなのだろう.
この場合,互いの本名や住所を明かすことになる(通常取引では出品者側のみ提示).

うむ.個人情報甘々な昔のシステムに戻ったな.
ただ,この場合,ヤフーはシステム手数料を徴収できないわけだが,いいのだろうか?

やり取りの末,PayPayにて代金を受け取ることにした.
こうした方法を実践するのは初めて.
先方も同様だったらしく,「やってみます.時間がかかるかもしれませんが...」と極めて紳士的な対応.
こうしたやり取りを通じ,信用できる方と確信した.

で,無事に成功.代金がPayPayに入金された.
先方からも「今回,PayPayチャージの方法や送金などの新たなスキルが身に付きました」と感謝の意.
むっちゃ,いい人だ.こちらこそありがとうございます.

某フリマサイトが取引詐欺を放置するなど,問題を起こしまくる中,今回,非常に気持ちの良い取引ができた.
互いに満足し,どの様な形であれ商品がその価値を取り戻す.
正に「三方ヨシ」の精神である.

まっ,こんな感じでコレクション整理を続けていくと,棚がどんどん寂しくなっていく.

折しも,大学にて特撮系サークル(!)に所属することになった我が娘,そのメンバーに“おとーちゃん”のコレクションを見せたいと,写真の送信を依頼してきた.

仕方がないなぁ...と数枚送る.

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大好評だったらしい.
まだ,コレクターとして様になる程度の在庫があって良かった.

それにしても娘よ,貴様が英才教育された”サラブレッド”であることがバレてしまったではないか.

これから大丈夫か?

Topstoneな旭川層雲峡自転車道調査ライド

2025/4/13 Sun

やはりブルベに使えそう?

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曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.0 km/時,風向:SSE

常ではあるが,ロードバイクで走行中,グラベルを見つけるとそわそわする.
昨日もそう.
もちろん,ガチロードのEMONDAでそこに飛び込む気合いはない.

グラベルと言えば今年の「パリ・ルーベ」をYouTubeのハイライトで観たけど,ポガチャル惜しかったねぇ.
マチューが強いのは見るからにわかる.
しかし,ポガチャルはあの体格で,あの凶悪な石畳をガシガシ進む.
まるで何かの魔法か奇跡を見ているかの様.
どんなエンジンとテクニックや.
TTも坂もスプリントも石畳も全部強いって...もはや「脚質ポギー」では?(最近は元祖のワウトがおとなしい).

で,本日は自宅近くから乗れるもう1本のサイクリングロード「旭川層雲峡自転車道」の調査ライドである.

忠別川CRより北部に位置するためなのか,雪解けが遅い.
また,林間区間が多いため,残雪,水たまり,泥,枯れ木,枯草,さらには根っこによる路面の隆起などのトラップだらけ.
この時期にロードバイクで走るのは危険極まりない.
さて,どこまで開通していることやら.

つーことで,本日のチャリは今シーズン初登場のグラベルロードTopstoneである.こいつなら速度も出る上,道を選ばない.

新型Topstoneの発表~高いが高い

本日も快晴予報.20℃近くまで気温が上がるとか.

それにしても今朝の起床時,カラダ各部の“こわばり”がひどかった.
明らかに,昨日のライドのダメージだろう.

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

とんでない負荷で踏んだつもりはないが,これがハイエンドロードの後遺症なのか.
フレームの固さゆえ,路面からの振動がダイレクトにカラダに伝わったのかもしれん.
やはりEMONDAは乗るとヤバいバルバドス(カラダができていないだけ).

そんな”こわばり”も,朝食後にカラダを動かしていると徐々に解消.
本日も走る気満々である.

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まずは忠別川CRを使って旭川駅方面へ.

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休日朝の駅近辺はさすがに散歩者が多い.
突然,不規則な動きをする人やチャリが多いので要注意である.

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旭橋を過ぎると快適走行に移行.

そんな折,前方から小径車かつヘルメット,そしてマスク着用の高齢者が同じ車線を走ってきた.
もちろん道交法上は河川敷のサイクリングロードもチャリは左側通行である.
ハンドサインにて,(こちらから見て)右側に移るように指示するも無視.
2台の距離がどんどん近づいて来る.
衝突寸前にようやく向こうが車線変更,衝突は避けられた.
すれ違いざま「危ないですよ」と声をかけるが,「うるさい!」と逆ギレされる.

...まぁ,こういう〇〇にはならないようにしよう.

で,自転車道の入口に到着.
いつもの構図で撮影.

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ここもすっかり定点観測地点.
季節ごとに風景の変化が感じられて面白い.

さて,いよいよここからがグラベル...ではなくて“一応”自転車道.

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残雪で通行不可というわけではないが,既述した通りのトラップだらけ.
小枝ならまだしも,マジな倒木箇所が4か所ほど.
ロードバイクでの走行は...おすすめできません.

ちなみに,今日は一切サイクリストに遭遇しなかった.

毎年,本格シーズン前には清掃が入ると聞いたことがある.
ありがたい話である.

にしても,これはこれで楽しい.
路面状態を常に把握しつつのライドは,極めてグラベル的.

作シーズンもMTBで走った林間ルートに寄り道.
あちこち上を向いた枝がむき出しだが,まぁ,パンクはしないでしょう.

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トラップの数々をクリアしながら,「これは終点の愛別のパークゴルフ場まで行けるか?」...と思った時期がKazchariにもありました.

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JRの線路と並走する頭首工あたりで,残雪量がどっと増えて道が完全にふさがれてしまった.
うーむ.ここまでか.

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線路を渡り,道道で愛別インターまで抜ける方法もあるが,フロントライトの装着を忘れていたことに気付く.
この先のトンネルに対応できない.
今日の調査はここまでとする.

元のサイクリングロードを戻るのも面白くないし,ここは未知の道探索でしょう.当麻方面へ向け舵を切る.

さて,ここからはあてのないグラベル探し.
面白そうな道があれば走ってみる.

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目の前に小山がそびえる.
駐車場から少し広めの登山道が伸びている.
その斜度,明らかに20%越え.
ここは是非とも登攀チャレンジ ⇒ あっさり挫折で押し歩き.
こんなジャリ+枯葉の道,登れるかい!(最大25%だった)

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どこまで続くのかわからんが,反対側に抜けれるかとひたすら押す.
やがて頂上へ.
そこにあったのは「僧侶像」と「仁王像」

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何やらいわくありげな場所だった.
とりあえず拝んで,願い事をしておきました(安直).

残念ながら抜け道はなく,元の激坂を下りる.
もちろん,こんなエグい坂をチャリで下る自信なし(骨折未治癒)

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すると,下から割とガチ目の巡礼者装備の人が登って来た.
もしかして有名な場所なのだろうか?(Gemini先生も知らなかった)

平地の舗装路に戻る.
そろそろ腹が減って来た.
にしても風が強くなってきた.
この季節の名物だな.

ジグザグに道路を進みつつ当麻の町中に入る.
ここにはお気に入りの定食屋がある.
まだ12時台ゆえ,混み具合が心配だったが,そこへ向かう途中に「麺や」のノボリを発見.
駐車場にクルマもない.
おっ,ここにするか.たまにはラーメンも良し.

カウンターに座る.
メニューを見るとラーメン以外にも定食,丼物など種類が豊富.
ここは「トンテキ定食」(¥1,000)をオーダー.

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これがまぁ...これまでの人生で食べたトンテキの中でも,1,2を争う美味さだった.
厨房におられる初老のシェフに,ココロの中で敬意を表した.
これは久々のリピート確定店である.

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相変わらず風は強いがこれもまたトレーニング.
山越えルートである道道486号線で東川に抜けることにした.

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この道,夏はうっそうとした林となるが,今は両サイドに雪が残る.
緩めの坂がダラダラと続く.

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ペーパン川沿いの豊田地区に出る.
舗装路は面白くないので,ここもあえて河川敷のグラベルへ.
もうじき舗装されるのか,整地中で走りにくい.
まぁグラベルはその方が楽しい.

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風は強いが気温も高い.
サイコンの数値は一時,25℃を表示していた.

そのためだろう.今日は水の消費量が多い.
夏場であれば,その辺の公園の水を汲むところだが,まだ栓を開いていないところがほとんど.

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仕方がない.
セイコマにピットインするか.
「ガラナ味の炭酸水」「牛乳モナカ」の定番セット.

さぁ帰りますか.

ところが,このセイコマから自宅まではダイレクトな向かい風.
クランクが激重.

さらに,歩道をふらふら走っていた高齢者チャリが,車道を走るKazchariの直前に進入してきたりと危険極まりない.

それでも無事生還.
泥ハネで汚れたTopstoneをサクっと洗車.
週末の楽しみである“サ活”へGO!

で,本日のまとめ.

前日にEMONDA,そして今日Topstoneに乗っていて思ったが,このTopstone,やはりブルベ向きかも.
それも今夏の最大イベント「納沙布1200」用としてである.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

順当に行けば信頼と実績のDOMANEがベストチョイスなのだが,Topstoneは前後サス&フロントシングルのシンプル機構(not電動).
そして起き気味のポジション.頸から肩へかけての負担があまりない.
TTバーやバッグ類の装着スペースも十分ある.

ただし,実走経験済みの「200」「300」ブルベではブロックタイヤの転がり抵抗に苦しめられた.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

2024BRM429日高門別200

つまり,このタイヤ問題さえクリアすれば,楽しく快適に長距離ブルベを楽しめる気がしてきた.
「無印 GRAVEL KING」のこいつを試す価値があるかもしれぬ.

そういや,AJHさんの「納沙布1200」の記念ジャージ,締め切りギリギリで買っちった.
半袖のS.
ブルー系のデザインがなかなか良い.
今しか買えないお祭り商品(の罠)

ジャパングランドネ2025 北海道1200km納沙布岬 記念ジャージ

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EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

2025/4/6 Sun

トラブルの果てに

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曇り.温度:7 ℃,湿度:60%,体感温度:8 ℃,風速:4.4 km/時,風向:S

すっきりしない天候を理由に引き伸ばしていたEMONDA+Newホイールライド
いよいよ決行の日が来た.

そのホイールは「EliteWheels Drive Helix 57D CS」

Drive Helix 57D CS

リムが波形,いわゆる流行りのウネウネ
一世を風靡した同メーカーの軽量ホイール「Drive 40D」と違って各種レビュー少な目.
インフルエンサーにあんまりバラまかなかったのかなぁ...(おっと)

さて,いつも通りの6時に起床.
朝食を済ませ,出発の準備.

EMONDAを玄関まで降ろす.
定番のGP5000は空気圧を5BARにセット.
最近は少しずつ低めにしている.

まだ気温はヒトケタ.
お気に入りの「おたふくインナー」にdhbジャケット.

起毛タイツに長指グローブ.

足元は久々にクリートのロードシューズだ.
寒さ対策のためトゥカバーをかぶせてと...あれ,棚にない.どこにやった?

前シーズン終了時にどこかへしまったようだが...探し回ること約30分.
なぜか倉庫内の収納棚にオートバイ用品と一緒に片付けていた.
何してんのやら...

出発が遅れてしまった.
さぁ,いくぜ.
サイコンのスタートボタンを押し,右足のクリートをはめるために,ペダルを少し逆回し.

ガチャ.

えっ? なぜかハブが回転せず,チェーンがたわむ.
前方,つまり踏み込む方向には普通に回ってトルクがかかる.
少し走ってみる.
ギアチェンジにラグがある.
そして,走行中もペダルを逆回転すると,やはりチェーンがたわんでステーに接触.

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「こりゃあかんわ」と一旦帰宅する.
ネットで原因を調べるが,よくわからない.
テンショナーの破損? 調整ミス? 考えたくないがハブの初期不良?

灰色の脳細胞を働かせる.

いきつけの自転車屋さんへ持って行く?
いや,春先の忙しい時期に社外販売パーツの持ち込みなんて,迷惑この上ない.
しかもこいつは「Drive Helix Evolution Hubs」という独自機構なのだ.

このホイールはEliteWheelsの正規取り扱い店であるトライクルさんで購入した.
メールで問い合わせ? 送り返して見てもらう? うわっどっちも面倒だ.
何より,今日のライドはどうする?

やっちまったか?

いや,ここは冷静に原因を考えてみよう.
ハブそのものをいじる技術も根性もないので,とりあえず新品のリアスプロケットを一旦取り外す.
そして,元々のホイールである「BONTRAGER AEOLUS RSL37」に付けていたスプロケと交換してみる.

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せっかく外したのでついでに清掃.
黒いスペーサーの位置,間違えないように.

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で,HELIXに再度装着し試走してみる.
すると...なんという事でしょう!
普通に逆回転できるし,チェンジする際のたわみもない.

そして,新品のスプロケは「RSL」に取り付ける.
試走すると,こちらも問題なし.

これらの事象から導き出される答えは...スプロケの取り付けミスか? 組み合わせがズレたまま固定してしまったのかも?

なんだか知らんが,とにかくよし.

作業1時間のデッドリーミスだが,これで走りには行ける.
心なしか,前輪のディスクブレーキから異音がするけど(伏線)

向かうは昨日BROMPTONで走行確認済みの忠別川サイクリングロード.
そして勝手知ったるダムへ駆け上がるルート.

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先ほどのトラブルもあり,スタート後もしばらくは恐る恐る乗っていたが,徐々にインプレする余裕が出て来た.

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まず,外見.
これはもう,文句なくかっこいい.
単に波形というわけではなく,横方向の厚みもある.

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少しミャクミャクっぽい(そうか).
そうそう,何かと悪評の大阪万博だが,ミャクミャクのデザインは割と好きだったりする.

2025大阪・関西万博のロゴマークッ!

もう一つの特徴は軽量・高剛性がウリのカーボンスポーク
見た目や触った感じはほぼ金属.
平たいゆえに,手持ちのスピードセンサーを装着できないが,GPS計測で対応.

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「DRIVE」ロゴも,「D」シリーズと異なり「HELIX」の方がデザイン性アップ.
ゴールドの斜線もかっこいい.
注文時はブラックにしたが,途中で変更を申し出た.正解だった.

製造・販売元が増えて性能と耐久性がアップ,ついでに値段がこなれてきたTPUチューブ.
ここは信頼のPanaracerのムラサキ.

バルブ長85mmを選んだが,飛び出し具合からすると65mmでもいけそう.
思えば,最初期のオレンジ色の憎いヤツ,Tubolitoは高くて空気抜けが早くてパンクしやすかった.隔世の感.

『Tubolito』の修理

次は走り.
カーボンスポーク+TPUのせいか,見た目より軽い.
計測こそしていないが,手に持った感じ,ブチルの「RSL」とほぼ変わらない.

ただし乗り心地はガチガチ.
路面の荒れを拾いやすい.

もちろん平坦,無風もしくは順風だと速い速い.
踏んだら踏んだだけ進む.
期待通りだ.

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さてヒルクラ
確実に重さを感じる.
ダンシングもやりにくいっつーか,リズムに乗せにくい.

もちろん一番の問題はエンジン,つまりKazchari側にある.
ZWIFTにしろ,外ライドにしろ,最近,緩い走りしかできなかったためか完全に脚が鈍っておる.
大腿四頭筋の売り切れが早い.
もっと脚を育てないと,ホイールの素性の良さに負けてしまう.

そして...「RSL37」に比べると明らかに横風に弱い.
ウネウネが横風をいなすみたいな宣伝もしていたはずだが,それは大げさ.

まぁ,これらの気になる点を凌駕するカッコよさがあるので,とにかくヨシ(しつこい)

つーことで,東川町到着.
ダムへの最短距離を外れてクルマの少ない裏道へ.

この頃から,本日2番目のトラブルが気になり始める.
それはフロントディスクローターの音鳴り.

ディスクブレーキの特徴として,ローターに汚れがついたり,雨で濡れていたりすると,ブレーキをかける度に「キ~!!」と絶叫音が鳴りひびく.
しばらくすると鳴りやむこともあるが,消えない場合はクリーナーで洗浄が必要.

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今回も出発前にさっと塗布.
しばらくは静かだったものの,効果が切れたのか,ブレーキ周辺から「シュッシュキィィィ~」となんとも言えない音が連続で聞こえてくる.
困ったことにブレーキレバーを握る,握らない関係なしである.

「ブレーキパッドのあたりが悪い? いわゆる片効き? しばらく走っていれば調整されて消えるっショ!」

...と気楽に考えていた時期がKazchariにもありました.
20kmほど走行するも全く変化なし.むしろヒドくなっている.
そのキィキィ音がストレス.

いいや,限界だ.治すね!

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つーことで,人気のない山間部でオペ(修理)を敢行する.
早速ネットに接続し,Google先生に対処法を相談.
ブレーキパッドの片効きを調整するには...

「キャリパー調整用マウントのネジを緩めて,ブレーキレバーを握ればヨシ」

とあったので早速実行.

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LEZYNの携帯工具が形状的に使いにくかったが,なんとかネジを回せた.
レバーを握る.
この方法で大正解.
見事にキャリパーの位置が調整されて音が消えた.

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異音がしないことがこれほど気持ちよいとは.

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ところで...ここはどこだ?
夏も走ったことがない未知の道.
山奥まで緩斜面が続いている.

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行けるところまで行くつもりだったが,路面が徐々に荒れて来る.
いつグラベルに変わってもおかしくない.
そろそろ凍結が心配.

ファットTopstoneではないのだ.
ここまでにして引き返しますか.安全第一.

ようやく,本来の目的地であるダム方面に進む.

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すぐにセグメント開始.
既に脚がかなり疲れているが,少し踏んでみる.

あー着いた.

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それにしても...全然登れなくなっている.
骨折による冬場の走り込み不足を如実に感じる.
ZWIFTをだらだら漕いでるだけじゃあかんかったか.
心肺機能より,脚の売り切れが何しろ早い.
ランジ,スクワットの下肢トレが重要.

そして,モチベのためにヒルクラ大会へエントリー.
やはり,今年はカミヒルデビューか.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

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ダウンヒル開始.
それほど寒くない.

昨日のリバースルートで,美瑛町に向かう.
鯉のぼりの小学校を通過.

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遅い昼飯はいつものセイコマで.
ワイヤーチェーンでフェンスとつなぐ.

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店内にいる間,強風が吹いたのかいつの間にかEMONDAが転倒.
幸いにも,ワイヤーのおかげで宙づり状態になっていた.
今日はピンチがぎりぎりで回避されるイベントが多い日だ.

ライド中はおすすめできないザンギ弁当.美味し.

さて,帰りますか.

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美瑛の丘を走行中,ちょうど背中から太陽があたる,つまり正面の道に自分のシルエットが映る時間になった

明らかに乗車姿勢が崩れている.
元々,右肩がやや上がっているアンバランスな体形ではあるのだが,目の前のシルエットはなぜか左より右肩が下がっている.
意識して上げないと,左右の高さが均一にならない.
これは骨折後の固定期間が長かったことによる筋力低下なのか?

先ほど「ダンシングがしにくい」という感想を書いたが,もしかしてケガの前とは異なる姿勢の影響?(こじつけ)

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自宅まで残り10kmほど.
いつものお気に入りスポットで撮影.

補給ミスなのか,ここにきて猛烈に腹が減って来た.
少しふらつく.脚に力が入らない.
筋力だけでなく代謝機能も落ちているのか?
イデのなさしめる業だというのか?
ジェルは持参しているが,ええい,このまま帰ってしまおう!

無事帰宅.
シャワー前に洗車.
この季節のライド,フェンダー付きのBROMPTONと異なり,やはりEMONDAは汚れやすいっつーか,汚れが気になる.

「そういや昨日サウナ行ってねーや」と『花神楽』へ.
やはり週一はサ活しないと,休んだ気がしない.

蒸されながら考えた.

ようやくロードシーズン(も)in.
ゆるポタ専科にはまだ早い.
今年も記録を更新したい.
調子を取り戻すためには追い込むだけでなく,計画的に負荷とレストのバランスを取らなあかんね.

それにしても...トラブルとその解決が連続.
やたら充実したライド日だった.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

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曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

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路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

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ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

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てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

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iPhone15
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今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

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やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

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なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

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もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

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試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

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いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

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だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

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この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

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甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

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途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

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季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

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つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17

タイでとんでもないモンキーが発売!

2025/3/26 Wed

ウインガル・ジー

2022年3月30日撮影

久々にオートバイの話題.

Kazchariの現在の愛車は2021年に購入したHONDA『モンキー125』の初代モデル(JB02).ABSなし4速の青猿である.

モンキー125,納車!

そのスタイルに一目ぼれ.
20年近く乗っていた『XR-BAJA』(250cc)を下取りに出して購入した.
プラス¥28万ほど払ったっけ.

まぁ,ちょうど新コロ禍のせいで,毎年の恒例行事だった海外ダイビング旅に行けなくなり,その資金を回した,というのが一番の理由.

見た目以上にパワフルで,一般公道で加速に不満が出ることはない.
振動はそれなり(巨大ハンドルバーウェイトで対処)
そして驚異の燃費,リッター70km!

唯一のウィークポイントと言えば,やはりヘッドライトの暗さかな.
夜間走行は恐怖.
もちろん,OLIGHTのチャリ用3500ルーメンライドで対策済み.
基本,日中のツーリングで切り上げているけど.

さすがに冬の北海道を“オートバイ”で走る勇気はないので,今現在はガレージにて待機中.
既に走っているライダーも見かけるけどな.

さて,そんなKazchariモンキーだが,ご多分に漏れずあちこちカスタム.
品の良さと悪さの中間狙いのゴテゴテかげん(意味不明)で仕上げている.
2本出しのアップマフラーの形状とサウンドが非常に気に入っている.

そう.モンキーは50cc時代からカスタムのベース車として有名なのだ.
サードパーティから山ほどパーツが販売されている.

このパリダカ・カスタムなんてむっちゃ好み.

https://www.dirtfreak.co.jp/moto/gallery/custombike/monkey125.php

モンキーアフリカの外装パーツセットなんかもある.

このCB風もええな.

人気のホンダ「モンキー125」が大変身! 改造なしに名車「CB750F」風にカスタムできる!! 気になる各種パーツの出来栄えとは?

海外では特にタイでの人気がすさまじい.
つーか,モンキー125はそもそもタイ生産.

で,2025年.
そのタイのカスタム屋さんから,とんでもないモンキーが発売されるという情報が.

【限定車】60周年記念タイホンダ「モンキー125 スペシャルエディション」登場! クローム仕上げで全身まぶしいっ!

https://www.youtube.com/watch?v=TcepPfUtYoY

これはマジでかっこ良い.
形こそノーマルだが,シルバーメッキが“奇跡的に”上品にまとまっている.
60周年記念のロゴデザインも秀逸.

何より番驚いたのがその価格.
こいつがたった¥50万だそうな.

えっ? 高い?
そりゃ,125ccのオートバイとしては高額だが,うちの人力100%のBROMPTONと同価格だったりする.
「規模の経済」恐るべし.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

現在,日本での発売予定はないとのこと.
タイから個人輸入する猛者もいそうな一品やな.
何気にビンテージなヘルメットもナイス.

さて,このKazchari,チャリの方では「アガリの一台詐欺」をかましまくっているが,オートバイはどうなのだろう?

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

年齢を重ね,体力的に厳しくなってしまった時,先に降りるのはオートバイかチャリのどっちだ?
たぶんオートバイと思われるが,この銀ピカモンキーみたいに「グッ」と来るのが発売されたらどうする?
せっかくの大型二輪免許,最後の使いどころとなるか?

ふと思い出す.
これ欲しかったなぁ.

https://www.autoby.jp/_ct/17311958

ホンダ「CB1100Rコンセプト」(2007年)~忘れられないコンセプトモデルたち~【東京モーターショー2019直前特別企画 Vol.15】

理由は定かではないが,この「CB1100R」は幻(未発売)となってしまった.
実用性ガン無視だが,それが良い.
これと比べると,似たコンセプトの「HAWK11」のなんとブ...(※個人の感想です)

モンキーの購入直後は,その積載量の少なさゆえ,大型のツーリングバッグやサイドパニアも購入した.
もちろん,かつて「BAJA」で楽しんでいたキャンプツーリングをもくろんでいたためである.

だがしかし.

実際はクルマで移動し,夜になったら車中泊.
積んでいたチャリを降ろし,風光明媚な場所だけライド.
クルマに戻ったら着替えて,近くの温泉で“サ活”と食事.
そのまま帰宅するか,また車中泊...

現状,これが北海道旅のベストスタイルとなってしまった.
クルマだとチェアやコット,ランタンなどの快適装備詰み放題やしな.

制約の中の工夫が楽しめなくなってきているのか?
何よりオートバイは雨天時が辛い.

ホント,ライダー失格...なのか?

ファットな今シーズンラストのスノーライド

2025/3/23 Sun

トラウマなんて存在しないっ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:1 ℃,湿度:74%,体感温度:-5 ℃,風速:16.7 km/時,風向:NW

昨日に引き続き,今朝も降雪からスタート.
とは言え,出かけないともったいない.
カラダがなまってしまふ.

ロードバイクに乗って楽しい天気ではない(昨日エライ目にあった)

BROMPTONな寒冷&爆風ライド

こんな時には...そうだ.うちにはファットバイクがあるではないか!
落車事故以来,久々のファット出撃である.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

なぜか封印されていた感.
事故のトラウマがよみがえるから?
午前中にパーッと行って,パーッと戻ってくるか.寒いし.

ここのところ,BROMPTONばかりに乗っていたのでポジションが新鮮.
シートが高く,目線も高い.
それにフロント偏重.
極太ブロックタイヤの転がり抵抗すら懐かしい.

OLYMPUS TG-5

車道はともかく,歩道にはまだ雪が残る.
そんな歩道をあえて選択.そうそうこの感じ.
既にノーマルタイヤに換装済み.凍結路面にはご用心.

OLYMPUS TG-5

路面を選ばず,ボヨンボヨンと突き進むファットは楽しい.
購入後の冬ライドも実に5シーズン目.
DOMANE同様,カラダに馴染みまくったポジションやシフトフィーリングが心地よい.

OLYMPUS TG-5

本日の目的地は近場.
このブログにもたびたび登場する雨粉から共栄にかけての山岳地帯である.

激坂だらけで,夏はヒルクライム練にちょうど良い.
冬は冬で,山中にもかかわらず個人宅や作業場,厩舎が点在するためか除雪が入っており,スノーライドが存分に楽しめる夢のようなエリアなのだ.

OLYMPUS TG-5

途中,MTBのブロックタイヤ痕を発見.
乾燥した車道ではなく,路肩ギリギリの雪上をあえて選んで走っているようだ.
通だね.知り合いかな?

ヒルクライム中,前方にMTBikerを確認.この人のか?
ケイデンスを上げて追いかける(なぜ?)

ここの山頂から分岐して「例の道」が始まるのだが,そのMTBikerさん,そこを通り過ぎて姿が見えなくなった.
残念.追いついてたらお誘いしてたのにな.

OLYMPUS TG-5

で,ここからがお楽しみ.
夏も冬も楽しい,半グラベルな山岳エリアである.
しかも,こちらからの進入だと基本下り.
これまでの登りの苦労が報われるコースである.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

とっかかりから見事な雪道.
すっかり融けてしまった幹線道路とは季節が明らかに異なる.
しかも,適度な気温のせいか凍結カチカチでもなく,一方でザクザクでもないという,実にファット向きな路面.

OLYMPUS TG-5

そんな好条件のダウンヒルを「ヒャッハー!」と快走したいところだが...

その瞬間,Kazchariは思い出した.

骨が折れた瞬間の音と痛みを...鎖骨バンドを装着させられていた屈辱を...

あんな経験は二度としたくない.

つーことで,まずはシートをドロップ.
脚がいつでも着く状態にして,かつブレーキをこまめにかけながら,超スローでソロリソロリと下る.

はたから見れば完全にド素人(実際素人だが).
いや,こんな時は臆病なくらいがちょうどいいってね(いつもココロにカイ・シデン)

新雪部分を選び,スリップに気を付ける.
雪の下はグラベル,もしくはアスファルトが波打っていることは知っている.

OLYMPUS TG-5

とまぁ,トラウマたっぷりに10%近いダウンヒルをクリア.
先ほどのMTBikerさん,誘わなくて正解だったかな.
遅すぎて迷惑をかけていたかもしれん.

神の祝福か,この頃には晴れ間も出てきて,雪の白と空の青のコントラストが美しく輝きはじめた.♪アレルヤ~

OLYMPUS TG-5

もちろん,時折停車して写真撮影もかかさない.
指先が凍傷になりかけた昨日の反省を踏まえて,グローブのままシャッターが押せるOLYMPUS「TG-5」を持参.
そう言えば今日のウェアも真冬仕様だった.

OLYMPUS TG-5

林間に入る.
前方に厩舎(?)が見えてきた.
ここの存在のおかげで除雪がされている.ありがたし.

OLYMPUS TG-5

同時に路面のザクザク度がアップ.
泥ハネでファットどころか,カラダ全身が濡れる.
真冬防寒防水ウェアで大正解.

OLYMPUS TG-5

にしても四季を通じていい道である.
逆方向からだと,ずっと登りになるので地獄だが.

OLYMPUS TG-5

最後に少しだけ坂を登って,元の幹線道路に復帰.
いやぁ楽しかった.
外ライドは至高.
オゾンをたっぷり浴びた.
やはりチャリは最高の趣味だ.

OLYMPUS TG-5

少し進んで,もう一度坂を登る.
今度は景色の良い稜線ライド.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

のんびり漕いで最終的に観音台(墓地)へ.

OLYMPUS TG-5

後は下って家に帰るだけ.
ヒルクラ練の定番コースだが,今日のような雪解け直後だと路肩がジャリ&ゴミだらけ.そんな道でもファットの安心感よ.

OLYMPUS TG-5

冬シーズン最期に大満足のスノーライド,でした.

【おまけ】

iPhone15 Pro

ずっと探していたOLIGHT製リアライトのフタを偶然リュックの奥底に発見.いつ,こんな所に入れたかの記憶が全くない.
どうもこのパーツは取れやすい=無くしやすいようで,公式ではこのフタだけ別売りしている.

「(本体は)まだまだ使えるのにもったない」と悔やんでいたところに,この発見.
“日常の小さな幸せ”とは,こういうことを言うのだな.しみじみ.

※ 最新版はUSB-Cに変わった

OLIGHT SEEMEE30 C

BROMPTONなひさびさの日常ライド

2025/3/16 Sun

美瑛よ!ワタシは帰ってきた!

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-1 ℃,湿度:69%,体感温度:-2 ℃,風速:3.9 km/時,風向:S

先週末,整形外科の医師から“とりあえず”外乗りOKの許可が出た.
ようやく日常ライドの復活である.

「とんだりはねたりはしない」という条件をクリアすべく,ファットやMTB,グラベルは封印.ロードは残雪・凍結が怖いのでパス.
となると,残るは強化新型BROMPTONしかないやん!...って単に乗りたいだけやろ.

BROMPTONライフ始まる~こいつ,走るぞ!

既に面白いチャリであることは確信.
とは言え,わずか4km程度のインプレではどうしようもない.
今日は我がホームコースたる「美瑛の丘」に出かけて走り込みましょう,そうしましょう.

朝は天気予報通りに曇り.
だが,道路に雪なし.
うむ.今日ならば美瑛方面も大丈夫であろう.
ハスラーにBROMPTONを積み込む.

いつもの美瑛スポーツセンター着.
何かの大会があるのか,結構なクルマの数.

OLYMPUS TG-5

そう,あの日もこの場所からスタートしたのだ...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

おもむろにBROMPTONを変形.
雪がないとは言え,マイナス気温.
本州ならライドは遠慮したい日.

まずは自分自身の防寒対策.
おたふくのインナー,パールイズミのセーター,dhbの裏起毛ジャージとタイツ,バラクラバ.真冬よりやや軽装備.

おたふく手袋(Otafuku Glove) 冬用インナー 長袖ハイネック [保温 吸汗速乾 コンプレッション メンズ] JW-170 ブラック S 【3枚組】

防寒は末端が重要.
ファイントラックのメッシュソックスdhbの厚手ソックス,シューズはKEENのウインターポート
操作性にダイレクトに影響するグローブはAmazonで買った秋冬モノのみ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

念のため,リュックにウインドブレーカーやらインナーグローブを詰め込む.
もちろん補給食も.

MALEROADS サイクリングバッグ

さて,BROMPTONの装備である.
まずはRECマウントの「Ride on Bag」を装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

中には電動ポンプ,チューブパッチ,予備チューブ,タイヤレバー,携帯工具,そしてデジカメ(OLYMPUS TG-5)を入れる.

OLYMPUS TG-5

結構な重さになってしまった.
次回はハンドリングへの影響を考え,中身の厳選&分散を考える必要がある(実のところ全く問題なし)

ロングライド必須の水分補給ボトル
通常のボトルケージも付けられないことはないが,折りたたみ時を考慮.
そこでハンドルポーチを付けた.
よくあるベルトを縦と横方向に回して固定するタイプではなく,間違って横2本のモノを購入してしまった.

Desing Wish 自転車 ドリンクホルダー 350-700ml

やっちまったかと思ったが,実際に付けてみると,ちょうどハンドルポストを固定する突起がストッパーになってずり落ちないことが判明.ベストポジションに収まった.

カラー的に使い勝手が悪かったジロ・カラー(ピンク)のボトルが,うちの「Paris Edition」にベスト・マッチ.

iPhone15 Pro

準備完了.Garminのスタートボタンを押す.
ひさびさの丘ライドの始まりである.

目指すは,Kazchariの冬シーズンを台無しにしやがった,”あの”事故ポイントである.

OLYMPUS TG-5

あそこを無事にクリアしてリベンジしてやらねば間尺に合わんよ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

時折寄り道したが,雪の回廊が気持ち良い.

OLYMPUS TG-5

で,”あの”場所へ意気揚々と乗り込むつもりだったが,冬期通行止めは解除されてなかった...トホホ

OLYMPUS TG-5

クルマ一台分の除雪はされている.
ふん.ファットやったら通れたけどな.
今日はこれくらいにしといたるわ!(懲りてない)

さて,BROMPTONの走行性能である.
昨日の試走でも感じたが,見た目以上によく走る.
これなら乗り慣れていないローディと,いい勝負になるのでは?(しません)
ロングホイールベースとクロモリ&チタンの組み合わせによる剛性感が頼もしい.

一方で,さすがに段差などのデコボコにはすこぶる弱い.
本国ではグラベル用の「G-Line」も売られているらしいが,かなり怖くないか,これ?

また,後方確認のため振り向いた際,ふらついてしまい,変な方向に進んでしまうことがある.

これらは小径車ゆえの欠点,いや特徴か.

さて,美瑛の丘と言えばお約束の“坂”がやってまいりました.

うちのBROMPTON,フロントはシングルだが,リアは12速仕様である.
左シフトで外装4段,右シフトで内装3段を変える.

シフターの窓にポジションが表示されている.
BROMPTONは高級車なのに,このシフト周りはちゃちぃな.
プラ製だし,経年劣化ですぐに割れそう.

で,この内装と外装の組み合わせで適切なギアを選ぶわけだが...

数字が小さいとギアも小さい? もしくは逆? どっちだ?
それにハブ内装のシフターが全然動かんなぜだ?

と,最初は大混乱.
乗り慣れたロードやMTBと操作性がまるで違う.

しばらくして,外装4段側は「1」が一番軽いことに気付く.
4%ぐらいの坂だと,これで特に問題ないが,7%を越えるとかなりキツイ.
なのにレバーをいじっても右の内装ギアが全然変わらん.なぜだー!
ペダル激重.
ダンシングおよび蛇行気味で10%を乗り切ったが,「こりゃヒルクライムでは勝てん」と絶望する(誰と勝負?).

しばらくすると気づく.
なんてこたぁない.
内装ギアは脚を緩めないとチェンジできないのだ.

クルマやバイクのクラッチと同じ構造?
うーん,そういや取り扱い動画でそんな話を聞いたような...(←ちゃんと説明書を読みましょう)

この仕組みに気付いてからは坂も楽勝.
要は「1-1」が最も軽く,「4-3」が最も重いわけやな.理解した.
これなら勝てる!(だから誰に?)

OLYMPUS TG-5

ロングライドと言えば,サドルのクオリティも重要.
「Paris Edition」には,BROOKSのカンビウム(C17)と呼ばれるサドルが標準装備.

C17C17

レザーの特性を生かしつつ,耐久性を高めた特殊素材,らしい.
中心にミゾのあるタイプではないので,〇〇〇のしびれが心配だったが杞憂だった.
想像より前傾姿勢になるため,体重があまりサドルにのっていないのだろう.
最低距離が200kmのブルベで耐えられるか? 未知数ですな.
まぁ,いざとなれば「セラ・アナトミカ」に交換じゃ.

OLYMPUS TG-5

ハンドルバーエンドに付けた小型バックミラーもいい仕事している.
昨日の試走で気になった緩みも「パーマネントマットバーニッシュ」で補強.
格安品だけど,十分実用的.

リキテックス(Liquitex) アクリル絵具パーマネント マット バーニッシュ 120ml

しかし...雪の風景にたたずむ我が「Paris Edition」のなんと派手なことか.
特にピンク部分がサイコフレームのごとく発光している(彩度上げ過ぎでは?)

レトロちっくな美馬牛駅に到着.

OLYMPUS TG-5

さすがに寒くなってきた.ここからUターンする.

iPhone15 Pro

トラウマになっているかと思いきや,長い下り坂もあっさり克服.
油断大敵ですよ.

iPhone15 Pro

おおよそ2時間,30kmの復活ライド,無事終了.
チャリはいいねぇ.
ちなみに日曜日の美瑛なのに,一台もローディがいなかった(まだ寒いって)

チャリをハスラーに積んで,そのままセイコマに向かい昼食.
腹も膨れたところで,今度は魂を暖めるために「サ活」に行きますか.
先日見事にふられた「花神楽」へ向かう.

日曜の昼だと言うのに空いている.
サウナ室の入室待ちや席の取り合いもない.

やはり北海道,いや旭川ー東神楽エリアは最高だ.
日本屈指の絶景サイクリングの後にまったりサ活.
これ以上の極楽はあろうか.

かつては日常だったけど,ひさびさに乗ると非日常.
新鮮な気持ちにて,チャリライフが見事復活.

「歓喜」以外の言葉が見つからない.

iPhone15 Pro