2024年のGW総括!

2024/5/7 Tue

その満足度は?

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今年のGWが終わった.

うちの職場は5/2が創立記念日なので,毎年10連休ほどになることが多いのだが,今年は並びがイマイチで「前半3連休+出勤2日+後半5連休」という変則的なものとなった.これでも十分贅沢.

前半はブルベに参加.

2024BRM429日高門別200

そして後半戦の簡単な覚書を.

【5/2 Thu】

晴れ.温度:10 ℃,湿度:56%,体感温度:9 ℃,風速:6.0km/時,風向:SSW

2024年のカミヒルライド一発目.
年末の厳冬期以来である.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

カミヒル,つまり十勝岳ヒルクライムと言えば,上富良野の日の出公園にクルマをデポし,そこから本番と同じコースで計測するのが正式な作法.

Kazchariは家から自走し,白金温泉を越えて望岳台・吹上温泉経由で登るのがデフォっつーか,明らかにこちらの方が景色が良くて楽しい.

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まぁ,どちらから登っても分岐以降の激坂区間のしんどさは変わらん.
「年々地殻変動によって距離が延びて斜度が上がっている」とは,おっさんチャリダー間で有名な都市伝説.

しかも,今回はグラベルロードだ.
ブルベからの帰宅後,洗車もせずに玄関に置きっぱなしだったのを,そのまま乗って来た次第.
どう考えてもヒルクライム向きではない.

さて,前日には雪が降っているライブ映像だった凌雲閣だが,この日は天気に恵まれて暑いくらい.

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...と,思ってたのもつかの間,何が原因なのか休憩中,急にくしゃみが止まらなくなった.
風邪ひいた? 赤コーラのせい?

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ウインドブレーカーを着て,早々にダウンヒル開始.
上富良野側に下りる.

それでもくしゃみは止まらない.
鼻水のせいで鼻の下もガビガビでヒリヒリである.

これはもしかして...そう,シラカバ花粉だ!

北海道の花粉情報

思えば毎年この時期は攻撃を受けている.

腹が減ったので,かねて噂の第一食堂へ.

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なんつーか,スゴイ所でした.
台湾のローカル食堂風やなぁ...と思っていたら,先客の団体は中国語を話していた.

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美味いことは美味い.

カミヒル詣と言えば,登頂後にヤマイチさんのホワイトボードに本数を書き込むのが通例なのだが,相変わらず鼻水ダラダラ,くしゃみも止まらず,目もかゆい.立ち寄る気力枯渇.

つーことで帰宅.
家で鼻スプレーしまくるも,なかなか改善せず.
辛い.

【5/3 Fri ~ 5/4 Sat】

毎年恒例の息子とのふたりキャンプ.
今回のプラス・アクティビティはラフティングだ.
ちゃんとした場所での経験は初.

Raft&Crew Outdoor Company

場所は南富良野である.
空知川を下る.
当然,川によって激流レベルに差があるわけだが,今回は6歳以上から参加可能な(たぶん)緩いコース.

個人的には中学生以上が参加条件,つまり激流に挑戦したかったが,息子はまだ11歳.残念.

9時集合のため,前日は近くのかなやま湖キャンプ場に泊まる.

途中,国道38号の倒木通行止め事件などもあり,自宅から4時間ほどかけて到着.
結構な人出だが,大人+小学生で利用料¥1,700にびびった.
北海道のキャンプ場代とは思えん.

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で,このキャンプ地.
平地部分が極端に少なく,設営場所探しが大変.
人間,就寝時の水平には敏感なのだ.

ようやく見つけた場所も満足いかず.
崖からの水が集まる場所になっているせいか,地面も湿っている.

設営後,併設している入浴施設へ.ここは良い点.

事前にAコープで購入していた焼肉(ホルモンとカルビ),それにもやしの夕食.

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美味し...と言いたいところだが,急激に気温が低下.
念のためにと持参したウールのセーターを着こむ羽目に.

20時には寝袋に入る.
できるだけ平地を選んだつもりだが,やはり傾斜あり.
うとうとしつつも,やはり気になる.
さらには寒さと花粉症による鼻づまり.
熟睡なんぞできんわー.

こうした点は横になった時間の長さでカバー.
朝5時には起きて朝食の準備.
幸い,肝心の息子は何の問題もなく熟睡.
神経質に育たなくてベネ.

撤収作業後,集合場所へ移動.
定刻の1時間ほど前に着いた.

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ところが,指定時間になってもスタッフ現れず.
あわてて電話するも「今季から集合場所が変更になった」との返事.
聞いてないよー
どうやら直前に送られて来たメールが迷惑ホルダーに分類されてしまい,気付けなかったようだ.

10分遅れで,本来の集合場所へ.
他の参加者の準備が既に終了している中,Kazchariと息子,あわてて着替える.

チャリ用のパッド付タイツとTシャツ,その上にドライスーツを着る.
ダイビング用と比べると,首や手首の締め付け感は緩めやね.

ここからバスに乗り込んで上流へ.
他の4人家族さんと一緒のボートに乗り込むことになった.
ガイドはネパール人のJさん.
カレー屋さんだけじゃなくて,ガイド業界でも働いているのか.
そういやネパールの川もラフティングで有名だっけ.

つーことで,ここから約2時間の川下り.
面白かったのは,同じツアーで3艇が下ったのだが,ガイドの裁量によって中身が異なること.
例えば立ち寄る場所であったり,パドル使用のタイミング,立ったり,水につかるなど.
メンバーの年齢層や体力を見てその場で決めているのだろう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,当初の集合場所と思われた地点あたりでツアーは終了.
最後に子供らだけで水面への飛び込み.
息子,水に流されて笑いをとる.

いただき画像

着がえて帰路へ.
12時を越え,腹が減ったのでセイコマにピットイン.
さすがGW,近所の道の駅ともどもスゴイ人出だ.天気も良し.

途中,ヤマイチさんに立ち寄る.
最近,ファットバイク+カーゴでゴミ拾い活動をされているヤマタケさんもいた.

Natural Born EZOist

息子は寝起きだったのと,フォートナイトのチケットカード(?)が,自分のクオカードで買えなかったことですっかりご機嫌斜め.
ロクに挨拶もしない.日頃の鬼コミュ力はどうした?

16時頃帰宅.
極寒のキャンプとラフティングでさすがに疲労困憊.

おっ,今日からジロ・デ・イタリアスタートやん!

【5/5 Sun】

今日も天気ヨシ.
鼻づまりが解消せず呼吸がしにくい.
つーことで,モンキー125でロングツーリングの日.
本日はお気に入りの海&山,すなわち留萌~霧立~士別ルート

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やっぱりオートバイもいいね.

昼食は約束の地『霧立亭』へ.

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この山かけそばの残り白飯をぶちこみ,おじや風にして食べるのが美味いんよ.

【5/6 Mon】

連休最終日は雨.
台湾一周ブログの続きを書いて午前中は終了.

昼から東川のきとろんへ.
ファーストレビューは”アレ”だったけどな.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

後払いの入湯料¥1,000は変わらず.
雨のせいか人少な目.

売りのサウナ.
展望の良い方は「マジか?」と思うほどの高温.
特にセルフロウリュウ後は我慢大会.
あれ?前もこんなんだっけ?
Kazchariの知る限り,近辺で最も“熱い”サウナかも.

水風呂も心地よい.
やや狭めの外気浴場だが,端っこなら足を延ばせる.

もう一つの薄暗いフィンランド式(やや低温)サウナと交互に入り,計4セット.
うん.なかなかの“ととのい”だった.

近隣に比べ+¥300か.
高温好きな人は良いかも(よくわからん評価だ)

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つーことで帰宅.
これにて2024年度のGWは終了.
まずまず遊べたかな.
シラカバ花粉症による鼻づまりはいまだに解消せんけど.

次は“オトナの修学旅行”こと,あのイベントが控えている!

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台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

2024/3/16 Sat

人生サイコーの旅へ

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いよいよ出発である.

超ピュアホワイトな職場と家族の理解のおかげで,この年度末のドタバタ時期に振休&有給を駆使し,一気に2週間の自由を確保した.まずそこに謝謝.

うむ.毎年,このくらい休めるなら夢の南米再訪も十分可能やな(ええ加減にしなさい)

行き先は台湾
しかも(ほぼ)全旅程を自転車で走る.
世界中あちこち行ったが,このスタイルの旅は初.

台湾訪問そのものは10年ぶり.
前回は2014年1月に3泊4日の(Kazchariにしては)弾丸ツアー.

乳幼児を連れての家族旅行だったため移動範囲が限定されていた.
訪問先は台北動物園九份ぐらい。
さすがの南国も雨の1月はひたすら寒かった思い出がある.
そんな短い旅でも台湾には他国にない居心地の良さは感じた(特に子供に対する親切)
しかしながら,Kazchariの旅はその後,海外ダイビングツアーが中心となり,台湾は行先候補からは外れていた.

そして新コロ禍到来.
その間,どこにも行けずチャリ熱が急上昇.
ブルベやら何やらで北海道はほぼ走りつくした(言い過ぎ).
となれば道外,いやいっそ海外ライドが候補に上がってきた.

色々調べると,目にとまったたのが「環島」なるもの.
国内外のサイクリストに台湾島一周が流行中らしい.
台湾そのものも,その勧誘に力を入れている.
いくつもの記事や個人ブログ,YouTubeを見つけた.

これは面白そう.

バスや列車などの公共交通機関を使うバックパッカー旅も悪くはない.
とは言え,団体ツアーほどではないが意外に自由度がなかったりする.
時間に縛られたり,結局は目的地と目的地,つまり「点と点」を結ぶ旅である.
観光地ではない名もなき場所を尋ねることは難しい.

そんな中,思い出に残るのが2009年の「ボルネオ島縦断ツーリング」
実に楽しかった.

ボルネオ島縦断ツーリング

地に自らの足で自由に線を描いていく.自転車の旅はこいつに近い.

通常の「環島」は約1000km,つまり1日100km走行換算で10日かけるのが標準らしい.
二週間だとかなり余裕.
焦らずにあちこち停滞&寄り道したい.

さて,出発前日はまたしても衝撃展開の『勇気爆発バーンブレイバーン』および笑いと涙のミックスが至高の『不適切にも程がある』を観てから眠りについた.

続きは台湾にて視聴予定.

朝4時頃,尿意のために目覚める.
いかんいかん.緊張もプラスされての早起きクセか.
二度寝を決めて6時起床.

いつもの朝ルーチンをこなし,ヨメさんに空港まで送ってもらう.
全然親父らしくない親父の長期不在.
子ども(特にアホ息子)の成長にどう影響するか...て全然気にしていない.
頼むからケンカだけはヤメテ.

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今回のフライトはTigerAir
LCCである.
とは言え,競争のない旭川.
料金は全然安くなかった.往復で10万近かった.

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フィリピンのダイビングツアーと同じ値段...って,すいません.昔の話でした.今はありとあらゆるものが高騰中.
新千歳発着にすればキャリアも選べて料金も安かったと思われるが,やはり地元出発の手軽さには変えられぬ.

ちなみにフライト時間は約5時間だ(時差-1).
LCC最大の懸念事項だったチャリ運送を,現地レンタルに変更したので気分が楽.

それでも意外に荷物が多くて,いつもダイビング旅で使っている大型のトランクを使用.なんだかんだで16kgになった.

チャリがレンタルなので何をどのくらい持っていけばいいのか不明.
念のためと色々詰め込んだが,そのいくつかが後にKazchariを助けることになる.
「ミニマムが正義とは限らない」ことを実感した.

ヨメさん都合で,13:30出発に対し,旭川空港には9時と早めの到着.
チェックインカウンターが開くまで2時間以上ある.
ふっふっふ.ここはクレカ,ゴールドカードの出番である.
ラウンジにてフリードリンク片手にくつろいでいればあっという間だろう...と考えていた時期がKazchariにもありました.

空港のラウンジは保安検査場の向こう側にしかない.
つまりチェックイン後にしか使えないのだったぁ.
なんか空港使うのも久々なので構造をすっかり忘れてたな.

仕方がないので普通のベンチに座りiPadでkindle三昧.
最近続編の連載がスタートした『テルマエ・ロマエ』を読み直す.

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)

今思えば,Kazchariの心境は主人公ルシウスと同じ.
(チャリに関する)交通行政やITは,日本の方が何倍も優れている...という思い込みが完全に覆される旅となった.

11時頃にTigerAirのチェックインカウンターに向かうと,既に結構な人.
当然だがほぼほぼ帰国する台湾人.

大声の中国語が飛び交っている。
英語だと多少は聴き取れるが,さすがに中国語は無理.
既に異国感覚.

チェックインを済ませて昼食.

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かつて旭川の道の駅になった「あさひ屋」さんの唐揚げ定食.美味し.

出国検査を済ませる.
結局,国際線ではラウンジは使えず...ぐぬぬ.

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LCCなので飲み物は有料.
ゆえに搭乗前に購入する。
旅慣れた人は空のペットボトルや水筒を持参し給水機で補給.
そういやKazchariもそーしてたな.LCCに限らず.
今回はその方式を度忘れ.
久々の海外旅なのでいろんな感覚が鈍っているようだ(伏線).

自販機があった.
が,なんとCoke-Onが使えない.
札しか持っておらず,一気に小銭が増えてしまった(泣).

で,搭乗開始.

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離陸数時間後に出てくる機内食は事前申し込み.
「シーフードミックス炒め米粉」である.割と美味し.

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現地時間17:35.定刻にて桃園国際空港着.

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何が重要ってまずはネットですよネット.
許可が出るやいなや,機内にてtrifa接続.
無事,電波が立ち,一瞬で現地時間に補正されて感動.

ギガ節約のため,空港内フリーWifiに接続.
ここで登場するのがMillenVPN
決してアマプラが観たいわけでなく,接続の安全確保のためである.
少々設定が面倒だったが完了.
仕組みがよくわらんが,使えればなんでもよかろうなのだぁ(これが後で悲劇を生むことになろうとは).

顔写真と指紋を記録され,入国審査通過.
ターテーブルで預け荷物もGet.
ここまでは順調.

とりあえずATMにて現金3,000元を引き出す(約¥13,500).
さすが空港ATM.懸念していたカード吸い込み事件は起きなかった.

ここからは台湾地下鉄(MRT)を使って宿へ向かうのだが...あれ? 何か大事なことを忘れているような...
そうそう,TAIWAN the LUCKY LANDの抽選だ.

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到着口の目の前にある抽選会場に戻る.
タブレットにQRコードをかざしてゲームスタート.
画面上方から落ちてくるボールを選ぶ.
大当りなら5,000元分のギフトカードをGetできるのだ!

事前の台湾系YouTuberから「スタート後一番最初に落ちてくるボールを選べば必勝!」との情報を得ていたので,実行してみた.
結果は...見事にハズレ.おい!

傷心のままMRT桃園駅まで歩き,台湾旅行の必需品悠遊カード」をGet.
駅の券売機で1,000元チャージ.これでMRTの乗り降りがスムーズとなる.

列車に揺られること40分ほどで台北駅着!
悠遊カードをかざして無事改札通過.こりゃ便利だ.

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ここまではKazchariの旅は快調ロプロス.
6番出口を目印に地上へ.

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早速Google先生を立ち上げて,宿の場所を調べる.

あれ? おかしい.

ナビが全く機能しない。
地図は表示されて自分の位置はわかるが,全然ナビゲートしてくれない.
まさか壊れた!? スマホが壊れただけなのに旅が終了!?

再起動してもダメ.
あせっても仕方がないので「赤い門」が目印との情報だけで,そちらに歩き出す.

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全然目立たない看板を見つけ,エレベーターで上がると,そこは初日の宿May Rooms Taipei Main Station

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「21時までにチェックインしてくれ」との要望に対し,19時半にたどり着いた.
流暢な英語のにーちゃんに,説明を受ける.
今回の旅,初日と最終日だけこのホテルを予約した.
当初は自分のチャリをSciconバッグで移送し,旅行中はそのSciconを預かってもらう必要があったためだ.
幸い,この宿は事前交渉で置かせてもらうことになっていた.
まぁレンタルチャリに計画を変更した今となっては,意味のない話なのだが.

部屋は男女混合ドミトリーである.
宿泊代はシーズンや予約タイミングによって変動するが,今晩は¥3,300ほどだった.
安くはない.

さて,久々のドミであるが,昔に比べるとみんな静か.
新入りが入室してきても,目もくれずスマホ画面を凝視している.

トランクを置いて食事に出かけることにする.
この時,とんでもないことに気づく.
桃園空港駅で買って1,000元チャージした悠遊カードが見当たらない.
どうやら先ほど改札を抜けた際,ポケットに入れたつもりで,実は落としていたことに気づかなかったようだ.
ガーン.単純計算で「100+1000-160」元ということで940元(¥4,230)をいきなり紛失! シクシクシク36.
「LUCKY LAND」抽選のハズレといい,今回の旅は初日からつまづきの連続...ヤバい,ヤバすぎるぞ.

外に出たら出たで,やはりGoogle Mapのナビが起動しない.
まぁ,遠くに行くわけではないので”今は”困らないが,明日以降どうする?

嘆いていても仕方がない.
明日は明日の風が吹く...ということで,周辺を見渡すとなぜかカメラ屋さんだらけ.
昔のアキバや日本橋のような電気店街なのか?
ガイドブックにも載ってそうやな.

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まずは空腹を満たそう.
記念すべき初現地食はこれ.

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地元食堂の魯肉飯とスープだ(80元).
少し辛め.
そうここで海外旅行での常識を思い出す.
基本的にドリンクは別売りなのだ.水を持参しなかったことを後悔.

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さて,食事後,ダメ元で駅方面まで歩くことにする.
どこかで自分の購入した悠遊カードが落ちていないかと期待して...(諦めが悪い)

ここでナビが効かない理由にようやく気づく.
どうやらVPN接続したままだと上手く働かないらしい(たぶん).
WifiとVPNを切断したら,ちゃんとGoogle Mapが起動してくれた.
「理解してないモノを適当に使うとロクなことがない」とイデオンで学んだはずやねんけどな.

駅まで歩くものの,当然カードが落ちているわけはない.
偶然にも1,000元入ったカードを拾った人の幸運を祈りましょう.アーメン(なんでや)

構内のファミマで悠遊カードを再購入し,再び1,000元をチャージ.もう無くさないように.ただし,今思うに買う必要はなかったなぁ.

時間もまだ早いので先ほどの電気店街に戻り散策を再開.

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旅先では路地裏に惹かれる.
危険な香りはまるでしない.

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ファミマにて早速,悠遊カードを使って水とジュースを購入.
台湾のコンビニはどこもかしこもイート・インスペースが広大.
完全に日本は負けている.

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宿に戻り就寝の準備.
ここに限らず台湾のホテルは全般的に遮音性が高め.
ただエアコンの作動音が響き,電子機器のLEDがまぶしいので,いつも通り,耳栓とアイマスクは必須やけどな.

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飛行機の長時間移動,そして徒歩により疲れているはずなのに...全然眠れない.
「こんなところで神経質になってどうする? 明日からチャリ旅やぞ!」と,考えれば考えるほど目が冴えてしまう.
ようするに今日の出来事を反芻,および明日以降の旅程に対して緊張しているのだろう.

眠れないものだから,尿意も頻繁に意識上に上がって来る.

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結局「上段のベッドからハシゴを降りてドアをゆっくりと数回開けてトイレを済ませて戻る行程」をほぼ1時間ごとにするハメになった.
トイレの窓から外を見ると,深夜にもかかわらずクルマとスクーターが走り回ってる.
さすが首都.眠らない街なのだ...などと感心している場合ではない.こっちは眠らなければ.

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なかなかにハードなDay0である.

Day1に続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

忘れ物&防犯のために~紛失防止タグを導入

2024/3/14 Thu

アレとは違うのだよ

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高級ロードバイクやビンテージのオートバイはよく盗まれる.
最近では欧米で大人気の「軽トラ」も被害に遭うそうな.

「まさか盗まれるものだとは…」“価格高騰”“盗難増加”世界でブームの『軽トラ』

そう言えば,30年ほど前,大阪の自宅前に駐車していた『HONDA VFR400Z』を盗まれけたことがある.

後輪に巻いてあったワイヤーロックを工具で切断.
キーシリンダーにドライバーをつっこみ,ハンドルロックの解除を試みたようだが失敗.
前輪を持ち上げたか,スケボーに乗せて運んだのかどうかしらんが,自宅から100mほど離れた場所に放置してあった.途中であきらめたようだ.

手元に戻ってきたものの修理代が痛かった.
都会ならいざ知らず,旭川はなかなか聞かない話だ(運がいいだけかも)

ロードバイクに関しては年に数回,SNSにて「知り合いのロードが盗まれました.拡散お願いします」的な投稿が散見される.
また,ホイールやサドルなどのパーツだけを盗まれることもある.
「整備性の良さ=カスタムのしやすさ=盗みやすい」の図式が成り立つ.
それに昨今はフリマアプリによって個人が売りさばくことも容易になってしまった.

つーことで,不心得者はどこにでもいるので盗難予防は絶対だ.

Kazchariはほぼソロライド.
誰も見張ってくれないので,休憩時には小型のワイヤーロックで金属製の手すりにくくりつけている.

自転車 ロードバイク スキー スノーボード スポーツ用 ワイヤーロック ダイヤル式 巻き取りタイプ グリーン 緑

コンビニでの5分に満たない買い物時間は元より,カフェでもロックした上で,できるだけ窓からチャリが見える位置に座るようにしている.

いかんせん頼りないロックなので,“絶対盗むマンのガチ工具”には無力だが,少なくとも出来心による悪意は予防できるだろう.

そして今回プラスαとして,いわゆる紛失防止タグを導入することにした.

この分野で代表的な商品と言えばAppleの「AirTag」

Apple AirTag

誰の思いつきか知らんが,Tag付近にある他人のiPhoneを(勝手に)次々に経由して,最終的に自分のiPhoneに場所が通知されるという面白い仕組み.天才かよ.

ただし,悪党にもその場で「AirTag」を探知されて抜き取られる可能性もある.
それを防ぐために,わざわざダミーと2個態勢にしている人もいるとかいないとか.
大変やな.

AirTagはロードバイクの盗難対策になるのか? - AlterLockとAirTagの違い

で,上記の記事は「AlterLock」へ誘導するわけだが,月額¥396(年額¥3,960)の有料サービス.それほど高くないとは言え,ここはできるだけ費用を抑えたいところ.
ちなみに「AirTag」は一つ¥4,779である.

そこで折衷案として,今回購入したのがこいつ.

Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link(紛失防止トラッカー)【なくしものが、無くなる / 紛失防止タグ / 探し物 / Appleの「探す」に対応 (iOS端末のみ) / スマホが見つかる / 置き忘れ防止 / スマホ鳴らす】

「AirTag」とほぼ同等の機能だが,なんつっても安い!
で,メジャーでないので,専用アプリを入れていない悪党のiPhoneでは探知できない...わけではないようだ.探知の仕組みは同じ.

比較記事も見つけた.

【紛失防止 比較】アップル純正のAirTagと安価なEufy Security SmartTrack、お勧めはどっち?

「正確な位置がわからない」というデメリットはあるものの,どう考えても「Eufy」の方が良い.一番気に入っているのは...穴(ストラップホール)があるところだ.

タグタイプとカードタイプがあるが,もちろんタグ型一択.
カードは電池交換ができない ⇒ 使い切りなのだ.

で,先日のAmazonセール時に2個購入.
届いたのでセッティング.

例によって簡単な説明書が付属している.
専用アプリをインストール中,「当人に知らせずにカバンなどに入れて追跡行為を行うのは犯罪です」みたいなメッセージが表示されて爆笑.浮気調査?

まずは本体の絶縁テープを引き抜く.
指示通り,接続のために本体のボタンを2秒押し,ビープ音が鳴るのを待つが...

鳴らない.

おいおい,いきなり不具合か?
電池切れを疑い,ケースをこじあけて中身を確認.
コイン電池(CR2032)を取り出して電圧チェック.
特に問題はない.

東芝(TOSHIBA)コイン形リチウム電池 CR2032 5個 (同等品 DL2032 ECR2032)誤飲対策パッケージ CR2032 5P(Z)

おや? よく見ると電池の裏表,つまりプラスマイナス面が逆やん!
いろいろ文字が書かれている面が見えるようにはめなおす.
おいおいAnkerさんよぉ,ちゃんと検品してくれよぉ...(スゴイ確率かも)

つーことで正しく装着すると無事ピープ音.
iPhoneとBlutooth接続「探す」アプリと無事連携できた.

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そやけど,もしロードが盗まれて移動中であることを発見,悪党を追いかけたところで何ができるだろう?
昨今はヤバいやつらも多い.
警察に連絡?
できれば有効になってほしくないガジェットの1つやな.

ちなみに台湾にも持参予定.
日本並みに治安は良いらしいけど,念のために.

後あれやね,飛行機に自分の荷物がちゃんと積まれたのかどうかの確認もできる.
ロストバゲッジにあって「地球の裏側で発見!」もそれはそれで楽しい...かも?

TREKが事業縮小とのこと

2024/3/13 Wed

縮小する世界

新コロ真っ盛りの頃はサプライチェーン崩壊による品不足で,様々な商品の入手が困難だった.

KazchariもTREKのProject-ONEで『EMONDA SLR』を注文したが,納車まで約7ヶ月待ちだった.これでも短い方だったと聞く.

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

『モンキー125』『Cannondale Topstone』も同様にかなり待たされた.

モンキー125,納車!

異形~Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty

ついでに巣ごもり需要によって「ガンプラ」すら品薄.
こちらの場合,さらに転売ヤーとの戦いも強いられた.

RG Hi-νガンダム買えなかったライド~転売ヤー(仮)め

そして2024年.

いまだに「モンキー」と「(人気のある)ガンプラ」は入手困難らしいが,自転車関連はだいぶ落ち着いたようだ.
それどころか,新コロ時の大増産および価格高騰により在庫がだぶつき気味らしい.
実際,大手メーカーは名を変え品を変え,常にセールを行っている感.

そんな中,こんなニュースが.

米Trekが業績不振で規模縮小の方向へ SKUとスタッフを削減、Bontragerブランドが消える噂も

世界3大自転車メーカー,TREKがなくなることはない,とは思うけど.
以前こんな記事を書いた.

自転車業界がヤバいことに

周辺メーカーやコンテンツ配信会社ではなく,大元すらこの状況とは...

確かに超高価なスポーツバイクなんて毎年買い替えるような商品ではない.
用途ごとに3台も4台も増車していく変態なんてごく一部(ぎく).

となると,新規参入者を増やすしか業界に未来はない.
でもなぁ...Kazchariの周りで新しく趣味としてスポーツバイクを始めた人間は皆無.
むしろ(飽きて?)止めていく人が多いくらい.

少しずつ,ほんの少しずつやけどチャリの交通事情は改善しつつあると思うけどな.
あちこちに自転車道が整備されてきたし.

街中にしても,我がホームタウンの旭川は冬があるせいか,カオスの源たる電動キックボードの類は全然見かけへんし,危険はない.

こんな楽しくて健康になり,メシが美味くなる趣味は他に思いつかん.
死ぬまで(乗れなくなるまで)続けたいので,業界も元気でいてもらわないと困る.

ところで,これは単なる偶然とは思うが,Kazchariが愛好してきたモノやメーカーは結構な割合で消滅している(気がする).

雑誌で言うなら,古くは『ダ・カーポ』『Animec』『OUT』『OUTRIDER』など(古い).

なかでも一番笑ったのは『日経CLICK』.
パソコン雑誌だ.

読者投稿の所有PC紹介コーナーに記事を書いて送ったところ,見事に採用.
ちなみに「Let’s note R3」のカスタム天板仕様だ.
ただし,この雑誌,その記事の掲載号を最後に休刊となった.笑うしかない.

iPhone15 Pro

一応,家に保管してある.

パソコンと言えば,2001年,人生初のノーパソとして購入したGateWay.
牛柄イメージで有名だったこいつも,シレッと日本から撤退しやがった.

Gateway SOLO 3400

ドッキングステーションが懐かしい.

そしてなんといってもOLYMPUS

水中写真から本格撮影に参入したKazchariは,一眼もオリ一択だった.
フォーサーズ最後の名機『E-5』は,これまた名玉「12-60」との組み合わせで娘が使っている.
マイクロフォーサーズ移行後は『OM-D E-M1X』を最後に新しいボディ・レンズともに購入していない.

さらばオリンパス

サポートは継続しているし,完全になくなったというわけではないが,別会社化(OM SYSTEM).
相変わらず技術力に定評はあるものの,CSと比較して,やはり売れているように思えないので,再び撤退するかも...(すみません).

これはKazchariがマイナーなメーカーや趣味を選びがちなせいだから?
栄枯盛衰.どこそこ長く生きていると誰もが経験していることなのだろうか.

ファットなノンスパイク&新兵器投入ライド

2024/3/10 Sun

久々の(半)ロード感覚

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:-7 ℃,湿度:81%,体感温度:-7 ℃,風速:2.5 km/時,風向:SSW

さて日曜日である.
午前9時過ぎ,とあるイベントに参加する娘を駅前近くまで送る.

お迎え任務もあるので,本日のプライベートタイムはだいたい14時頃まで.
十分なライド時間がある.

一度帰宅して「SwitchBot」の修理.
とはいえ,本体のハードエラーやソフトの問題ではない.

今朝の冷え込みで,本体とドアを接着している両面テープが剥がれてしまったのだ.
どうやら市販されている“強力”とされる商品もマイナス10℃以下だとヤバいようだ.

SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド セット

手持ちの両面テープで貼りなおす.
プラス,なんとなくアメリカンなダクトテープで補強.
見た目不細工だが,これで当分は大丈夫だろう.
さすが極寒北海道,試されるねぇ.

で,ライドの準備.
タイヤもノーマルに戻したし,気分はすっかり春仕様.
ハンドルカバーも外した.
その代わりにグローブは冬最強の「防寒テムレス」をチョイス.

防寒テムレス 01

汗蒸れ防止のため,インナーにfinetrackを着用.

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

さぁ,行きますか.
雪が減ったとは言え,住宅街にはまだ雪が残る.
それが歩行者やクルマに踏み固められてところどころツルツルバーンに.

OLYMPUS TG-5

4.8インチの極太タイヤとは言え,今日からスパイクピンなし.
凍結面で下手にブレーキをかけるとすっころぶ.
その昔,ノーマルタイヤで冬道を走っていた頃,さんざん体験した.

ヤバい路面に遭遇した際は,

① スピードを落とす
② ドロッパーシートを落とす
③ リアブレーキのみを使う

で対応.
今週の落車⇒ケガだけは絶対に避けねばなぬ.

自宅周囲の住宅街を抜け,美瑛に向かう幹線道路に出た.

OLYMPUS TG-5

『Ride On Bag』のマウント保持力を試すため,あえて雪が残る歩道を走ってみる.
このバッグ,想像以上に重量があるため,振動でマウントがズレないかのチェック.
中には先日改造した自撮り棒を入れてみた(約300g).

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

ほほぉ,さすがマウント専門メーカー製,この程度の振動ではびくともしない.

OLYMPUS TG-5

歩道が途切れてしまったので,車道へ出る.
路面は乾いているものの,路肩は狭い.

安全確認のためには,バックミラーとリアライトが必須.
台湾のレンタルチャリ屋に問い合わせたところ,Kazchariが借りる予定のチャリはキックスタンドは付いているが,バックミラーの用意はないそうな.

OLYMPUS TG-5

今,ファットに付いているのは左側通行用,ようするにハンドルの右側に装着している.
一方,台湾は右側通行.
Amazonでは同商品の左用もしっかり売っている.

Hafny (ハフニー) バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 左)

一時,こいつの購入も考えたが思いとどまる.
そう,右側用ミラーをハンドルに逆さ付けにすれば,左側でも問題ないのだ.
いずれにせよ,日本で使い道がないものにお金は使いたくない.

さて,先ほど書いた通り路面は完全にドライ.
もはやロードでも走れるコンディション.
美瑛への距離が近くなった.

OLYMPUS TG-5

いつもの味わい深い倉庫前で記念撮影.
冬ライドではゴツいグローブでも操作しやすい『OLYMPUS TG-5』を愛用している.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

ところが,ここでまさかの充電切れ.
こんな時に限ってモバイルバッテリーは持ってきていない.

諦めて,以降の写真は『iPhone15 Pro』で撮ることに.

iPhone15 Proに機種変~いろいろと驚いた

この「通話機能が付いている高性能カメラ」を残念そうに言うのも何だが,冬期の使い勝手は最悪.
タッチ操作ができないし,かと言ってグローブを外すと指先がめっちゃ冷える.
それに露出設定の問題なのかはよくわからんが,冬景色に関しては『TG』の方がよく写るのだ.

iPhone15 Pro

直進してセブンスターの木へと続く道に入る.
ここは森林エリア.
日陰になるので圧雪路面がかなり残っている.
登りなので落車はないが,それでも慎重に走る.
できればノーマルタイヤでの下りは避けたい道.

iPhone15 Pro

セブンスターの木着.
いやいやすごい数の観光客である.

iPhone15 Pro

冬期でも除雪されていることが多い,この先のルートが今年はなぜか通行止め.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

そういえば,最近,観光客による雪が積もった畑への無断進入が問題になっている.
ひどいのになると凍った「青い池」にも降りるのだとか.割れるで.

これも観光推進の弊害だろう.
新コロの時期は静かだったなぁ...

実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~

それにしても...安い国になってしまったなぁ...我が日本.
タイの屋台にて,60円でカオ・パットが食べれた日々はもう戻らないのだろうか.

さて,ここのルートが通れないとなると,丘を一旦下りるしかない.
美瑛の町まで行くと帰りが大変なので,ぐるっと回って来た道を戻る.
タイムリミットもあるしな.

iPhone15 Pro

懸念した通り,一部の道は圧雪路.
スパイクタイヤなら「ヒャッハー!」だが,ノーマルだと怖い.

iPhone15 Pro

まぁ,のんびり走ればどうということはない.鼻は出る.

iPhone15 Pro

西聖和の交差点からは雪解けが進んだ国道を快走.
西神楽の「Hokkaider Base」を通過.

iPhone15 Pro

昨年はこの時期に臨時営業していた.

ファットな冬の終わりと春の始まりライド

今年はGW明けから営業スタートとのこと.
そろそろモンキーにも乗りたくなってきた.

で,無事帰宅.

途中で昼食をとらなかったので,備蓄している食料箱をあさる.
ちょうど新コロ時期にヨメさんが“シャレで”買ったらしい「NERV指定防災食」を発見.

特務機関NERV指定防災糧食 5種アソートセット 保存食 温かい 非常食 個人・法人様対応 防災 ホリカフーズ 災害食 防災グッズ 備蓄用品 備蓄品 備蓄 非常用 避難

文字通り備蓄していたら見事に賞味期限切れ.
早めの消化が必要.
ヨメさんが試しに食べたところ意外においしかったらしい.

iPhone15 Pro

「和風ハンバーグ」をチョイスして早速調理開始.

iPhone15 Pro

この商品の最大の欠点は調理に時間がかかること.
加熱時間20分,蒸らしに10分,その他もろもろの準備を入れると40分は見る方が良い.

iPhone15 Pro

味はまずまず.
見た目は機内食(エコノミー)のようだが,味はずっと上.

iPhone15 Pro

食べ終わる頃,ちょうど娘から「イベントが終わったので迎えに来て」メール.
ハスラー発進.
駅付近で娘をピックアップして,2人で『花神楽』へ.
2日連続のサ活
当然先に上がった娘はマンガ三昧.
良い施設だ.

今日で今季スノーライドは終了かな.
Amazon Photosの思い出機能によると3/12日にモンキー,15日にはEMONDAに初乗りしている.

モンキー125,2023年初ライド

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

そう考えると,今年は雪解けがかなり遅い.

つーことで『Ride On Bag』のテスト走行終了.
重量があるのでややハンドルを取られる感はあるものの十分使える.
フタの開閉にややコツがあるけど.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

台湾ライドに持参決定!

iPhone15 Pro

ランドヌール札幌さん「あまちゃん200」の正体が判明!

2024/2/20 Tue

じぇじぇじぇなブルベ

本ブログでは地元のブルべ団体,AJ-Hokkaidoさんとランドヌール札幌さんのコースを毎年レビューしている.

2024年「AJ-Hokkaido」さんのブルベは既にレビュー済み.

2024年AJ-Hokkaidoブルベ情報発表!

で,「ランドヌ」さんである.
コース名称と日程は早々に発表されていたが,詳細は後日ということで,やきもきしてました.

定番コースはともかく,一番気になっていたのが「あまちゃん200」なるブルべ.
その詳細が先日ようやく発表され,コースプロフィールを見ただけで即エントリー決定!

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm518amachan200/より

元々「ランドヌ」さんには「十和田200」という伝統のコースがある.
新緑の奥入瀬を駆け抜けるオトナの修学旅行...(意味不明)

https://randonneurssapporo.net/brm/brm2023/2023brm520towadaclassic200/より

そんな憧れのブルべは2023年もしっかり開催.
早々とエントリーし,フェリーやホテルも予約し,万全の態勢でのぞんだつもりだったのだが...

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

好事魔多し(誤用).
ちょっとした油断で全てがキャンセルされてしまった.

で,2024年でのリベンジを画策していたわけだが,まさかのコース変更!
しかもより魅力的ッ!

岩手は八幡平などをオートバイで走ったことがあるが,このルートは初.
楽しみしかない.

スタート地点は同じ八戸.
そしてその名の通り岩手方面に南下.
まずは内陸の山岳エリア(?)を経て海岸へ.
おおっ,聖地「久慈駅」「小袖海岸」まで行くのか!

Kazchariは朝ドラマニアというわけではないが,さすがに世紀の大ヒット「あまちゃん」は全話欠かさず視聴.
録画した総集編も何度か見返した.

連続テレビ小説 あまちゃん 完全版 ブルーレイBOX 全3巻セット

誰もが認める歴史的名作だろう(その後の主役の不遇は,正に芸能界の闇).

そんなクドカン作品,なぜか不評な大河ドラマ『いだてん』も嫌いではない.

大河ドラマ いだてん 完全版 ブルーレイBOX1 全4枚

もちろん話題の『不適切にもほどがある!』も絶賛視聴中である.

脱線した.
ブルベの話に戻る.
初の本州遠征.行って帰るだけではもったいない.
私的オプショナルツアーを追加.

以下,予定.

5/17:
旭川から苫小牧までクルマ移動
21:15発の八戸行きフェリーに乗り込む
寝台にて睡眠を確保

5/18:
4:45八戸着.
ホテルに荷物を預け,スタート地点の八戸駅前へ
「BRM518あまちゃん200」に参加
夕方駅前に帰着.ホテルin

5/19:
2023年の「BRM520十和田クラシック」をトレース(リベンジ)ライド
夕方,ホテルに帰着

5/20:
8:45の苫小牧行フィリーに乗船.
16:00苫小牧着 ⇒ 夜,旭川に戻る

となれば早速,宿を確保.
GW後とは言え,インバウンド需要をなめたらアカン.

Agodaにて検索.
「コンフォートホテル」が安かった.
ここは朝食が美味い.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その4:釧路~浦河)

とりあえず決定.直前までキャンセル保障あるしな.

シルバーフェリーの方は2ヶ月前じゃないと予約できないらしい.
まぁ一人なのでどうにでもなるでしょう.チャリは輪行袋で手荷物やし.

か,完璧だ.
後は晴天を祈るだけ.
いや違う.その前に事故らないようにしないと...

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

新コース(もしくは未知)と言えば「炭鉄港200」「江差600」の詳細もアップされていた.

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm720tantetsuko200/より
https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm803esashi600/より

後者は少し興味ある.
函館ではなく札幌発着だったのねん.

高額海外自転車ツアー~どんな人が行くんやろ?

2024/2/1 Thu

思い出と節約と

人生最初の海外旅行はケニア-インド-ネパールの旅.
ツアー参加ではなく,完全に個人旅行.
いわゆる格安航空チケットをHISから買っただけ.

1990年の話なので,ぼんやりとした記憶しか残っていないが,伊丹-ボンベイ-ナイロビのエア・インディア往復チケットで25万くらいしたと思う.

これに加えて3週間分の宿やら食事代,それにケニアでのキャンプサファリツアー参加代を加えると総計で32万くらいといったところか.

大学の卒業旅行だったが,その割にはけっこう金持ってたな,当時は.

時は流れ,会社をやめて出かけた無期限・東南アジアバックパッカーの旅
80万円分のT/Cを腹巻に隠して出発.
その10ヶ月後に睡眠薬強盗に遭い,パスポートと40万ほどのT/Cを盗まれて旅が強制終了した.とほほほ.これぞ盗難アジア.

専門学校を経て,まっとうな社会人のふりをしていた頃は海外旅行に行かず,もっぱらオートバイによる国内キャンプ旅.

その後,2年間ほどジャマイカに滞在.
帰国直後,ヨメさんと地球一周の旅にでかける.
確か3大陸プラン(北米・南米・ヨーロッパ)で一人37万ほどのチケットを購入.
当時は文字通りの分厚い紙のチケット.一路線使用したら一枚ずつちぎっていくのが味わい深い.
80日間ほどの旅で,2人で総額200万ほどかかったかも.
アラスカフィンランドのせいだ.

北海道に引っ越して再就職後は,GWや9月の連続休暇でダイビングツアーに参加することが増えた.
「南の島で潜る」という目的がはっきりしているなら,個人で手配するより安いし効率的.
10日間ほどのツアーで10~15DV付で,毎年35万ぐらい払っていたか.
最後に潜ったのはインドネシアのラジャ・アンパット.
2019年12月のことである.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

ダイバーなら誰もが一度は憧れる地の一つ.
普通にツアーに申し込めば(当時で)60万近かったように思う.
ただ,この年はツアー説明会参加特典のじゃんけん大会で見事勝利し,クルーズ船半額チケットをゲット.そのおかげで総額40万台に収まった(それでも高けーわ).

上には上があって,ハイエンドの「ココ島」(コスタリカ)や「ガラパゴス島」(ガラパゴス)になると,100万越え.
もはや庶民が出せる額ではない.

以前,クルーズ船でご一緒した,とあるマダムは「ガラパゴスは3回行った」とおっしゃられていた.どこの大富豪

まぁ,この人ほど極端でなくても,ダイビングツアーに参加されているメンバーはお金持ち(=医師,看護師,社長業,大企業の役職)が多かったなぁ.

ついでに言うと年配者も.
あるクルーズ船では40代後半だったKazchariが一番年下だったこともあった.

ダイビングツアー以外で印象的だったのが,先日の記事でも少し触れた「ボルネオ島縦断ツーリング」

バイクでボルネオ島縦断ツーリング

成田からの往復チケット,レンタルバイク,全ての宿・食事代がついて驚きの23万円
途中で合流した旅行会社の社長さん曰く,「今回はモニターツアーなので」とおっしゃっていたが,絶対赤字でしょ,これ?
当時も今も格安.
もし,今この値段であの内容のツアーであれば,また行くね.
まぁ,このダンピングのせいかどうかが知らんけど,会社はつぶれてしまったわけだが.

同行していた「ダヤン」で有名な池田さんがエッセイを出しておられます.

話を戻す.
新コロのせいで中断していた海外旅.
この度,ようやく復活!

さらにチャリ沼に沈み込んだKazchari.
となれば「次の海外旅行はチャリで」という選択肢が浮上して来てもなんの不思議もない(後付け).

まずは,チャリで海外と言えば,まず思いつくのがグランツールの舞台,ヨーロッパだっ!
ツアーなら専門の旅行社がある.

フェロートラベル

えー,はい.
わかりますが,驚きの値段.
目玉のツール・ド・フランス観戦ツアーだと...

ツール・ド・フランス2024観戦&サイクリングツアー

特に燃料サーチャージがとんでもない.
ハイエンドロードが一台買える(そこ?)

レース見学抜きのライドツアーだけでも...おっ,おぅな価格.

ドロミテサイクル・ハイライト10日間

実は数年前にこの会社のツアー説明会に参加したことがある.
一人参加だとシングル部屋代がかかるのが残念だった(諦めた).

ヨーロッパ関連だとやはりPBPが気になる.
2023年大会だと,ツアー47万,個人手配で53万という情報がある.
やはり燃料サーチャージ代がエグイが,ツアーと個人に思ってた以上に差はない.
むしろ手間暇はおさえ,走りに集中したいのならツアーの方がコスパはよいように思われる.

とまぁ,こんな感じで検索していると面白い代理店を見つけた.

風の旅行社

うおお,ツアーで組まれているエリアが実に好みだ.
で,この会社が現在プッシュ中なのが,アマゾンしかもマチュピチュを含むサイクリングだ.

8/30(金) 南米・ペルー -アンデスからアマゾンへサイクリング11日間-

これは素晴らしい.
南米の上半分は老後の楽しみにとってあるのだ(ハードすぎやしませんかね?).

で,肝心の料金は...絶望の120万円

もはやツール観戦を越え,ガラパゴスダイビングと同等だとは...

いくらリスクの高い南米とは言え高すぎでは?
あぁ,そうか,完全武装のボディガード付きか.

マチュピチュと言えば,今こんな話題が...

世界遺産・マチュピチュ入場券をめぐり 地元業者が抗議デモ 観光客にも影響広がる

さすがの不安定さ.
そのうちエアーズロックのように登頂禁止になったりして.

てな感じで,海外の自転車ツアーをざっくりと調べてみた.
想像以上に費用がかかる(ようになった).
それでも企画が立ち上げられ,催行人数が埋まることを考えると,こうした大名ツアーにポンとお金を出せる層もまだまだいるということか.

ちなみにKazchariの「環島」は総額20万ほどと考えている.
うち,航空運賃ですでに半分は使っているけど.

まぁ,ケチり過ぎて観るべきものを観なかった,すべきことをしなかったと後悔するは嫌なので,そのあたりの審美眼,直観への信頼が重要やけどな.

まっ,一生に一度の思い出のつもりで楽しみましょう.

旅,特に海外旅行ほど最高の娯楽は存在しないのだから.

レンタルバイク&チャリの思い出

2024/1/25 Thu

使わない理由がない

3月の「環島」.
自前のチャリであるDOMANE持参(飛行機輪行)のハードルが相当高いことが判明.
ならば「いっそレンタルで」案が浮上してきた.

ここにきて「環島」プランに大変更!?

調べてみると,これがまた思っていた以上に手軽,かつ至れり尽くせりであることが判明.
「自分のチャリで走る」というこだわりを除けば,使わない理由が見つからない.

で,悩んだ末にとりあえずMathewBikeさんに問い合わせてみることにした.

公式サイトの予約申し込みフォームに名前や国籍,電話番号,身長と体重,レンタル日数などを記入.
「環島」向けに「15daysパック」なるものも存在する.

「島一周におすすめ」されていたSURLYのクロモリがやたらにかっこよかったので,とりあえず希望してみた.
ちなみに15days:7000台湾ドル(約¥35,000)と,他のチャリに比べるとレンタル料やや高め.

https://mathewbike.com/touring-bike-rental/

驚くべきことに,この料金にはヘルメットやパニアバッグ,携帯工具,パンク修理キットなどの備品も含まれている.
極端な話,手ぶらで行っても大丈夫なレベル.

面白いことに「ペダルをどうするか」との項目がある.
SPDもしくはSPD-SLを選ぶと追加料金が発生.

もちろん,Kazchariはマイペダル(SPD)を持参予定.
他にサドルも自前のつもり.ケツ痛防止のため.

この店を利用した日本人旅行者のブログによると,レンタルにするメリットは手軽さ以外にもあるらしい.

それは以下の通り.

リアにデカいパニアを付けて走っていると「環島中」なのが一目でわかり,道行く人々に色々と親切にされるそうな.
まるで,四国のお遍路やな.
さらに旗やら表示で「日本人」を主張しておくと,おもてなし度がさらにアップとか.マジか.

逆にサドルバッグ1個など,荷物を極力減らしたスマートすぎる装備だと,日帰りの現地チャリダーとみなされ,様々な恩恵を受けにくいそうな.

なるほど.これは素晴らしい利点だ.
こりゃレンタルで決定やな.

何だか承認欲求オバケのようだが,旅の成否は現地の人との交流次第.
つーことで現在,さきほどのSURLYが借りれるかどうかの返事待ち.

さて,Kazchariはこれまでの旅先でも何度かレンタバイク,レンタチャリしてきた.
その時の思い出を少し紹介.

【タイ】(1993年)

初の海外でのツーリング.
確か北部のメーサイにて,YAMAHAのモーターサイクルを借りた.
デポジットとして預けたパスポートを無造作に机に引き出しに入れるもんやから,ビビった.

1993年1月撮影

問題はその後.
当時はヘルメットの着用義務がなかったので,ノーヘルでミャンマーとの国境エリアを走り回った.ヤバイヤバイ.

1993年1月撮影 リアル強風オールバック

ここでタヒんでてもおかしくない.

【カンボジア】(1993年)

アンコールワット&トム見学時にレンタル・カブを利用.
1日5USドルだった.
この時の顛末は以下の記事に.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(6)

ここでタヒんでてもおかしくない.

プノンペン滞在中は1日1USドルのレンタサイクルでうろちょろ.
いわゆる「キリングフィールド」までサイクリング.
ひたすらのどかな田舎道.
かの有名な「70ストリート」も見物.
ゾンビのごとき群れに追いかけられてガチこぎで逃げた.

ここでタヒんでてもおかしくない.

【ヴェトナム】(1993年)

中部の都市,ダナンだったかな.
遺跡巡りのためにカブを借りた.
とある村で停車中,前カゴから荷物をパクられてびびったぁ.
すぐに犯人を見つけて,怒鳴ったら返してきた.

ここでタヒんでてもおかしくない.

【ミャンマー】(1994年)

広大なパガン遺跡見学のためにチャリを借りた.

1994年3月撮影

個人的にはアンコールより気に入った.
塔の上から見る夕陽がとんでもなく美しかった.
この時の旅はミャンマー人の親切に泣かされどおしだった.

【ジャマイカ】(2002年)

青年海外協力隊員として滞在中,現地事務所からMTBをレンタル.
買い物にツーリングにと大活躍.
運動不足の解消にもなったな.

2002年撮影

走行中はジャマイカのク〇ガキどもに「Hey!Mr.チンチョンチャン!」という,罵声というか,からかいの言葉を吐き捨てられるのがデフォルト(中国人と思われている).

【イスラムヘーレス】(2004年)

ヨメさんとの地球一周旅行中に立ち寄ったメキシコの離島でレンタルスクーター.

2004年7月撮影

やたら細長い島で端から端への縦断が楽しかった.

【イースター島】(2004年)

小学生からの夢であったイースター島訪問.
当初は名著『バックパッカーパラダイス』に感化されてレンタルバイクを考えていたが,あまりの寒さと道路状況の悪さに挫折.
たまたま知り合った日本人旅行者と3人でレンタカー(SUZUKI エスクード)をシェア.

2004年7月撮影

当時は完璧にペーパードライバーだったため,そのMさんに運転を一任.
助かりました.
海外でクルマを借りたのはこの一度だけ.

【ボルネオ島縦断】(2009年)

今は無きボルネオ専門旅行社のモニターツアーに参加.
マレーシアのコタキナバルを出発.ブルネイを経由してクチンへ.
そこから国境を越えてインドネシアのポンティアナクまで150ccのオフ車で激走!

2009年9月撮影

10日間で2000km近い壮大な旅...って,誰も知らんがなそんな場所.

会社はなくなったが,なぜかサイトは残っている.

ボルネオ島縦断ツーリング

【スリランカ】(2011年)

モルディブからの帰りにトランジット.
スクーターを借りて,ニゴンボから中心のキャンディまで往復300km近いツーリング.
山間のワインディングなど,なかなかエキサイティング.

2011年9月撮影

途中警官に停められて難くせつけられたが,「ごちゃごちゃ抜かすんやったら日本大使館に連絡するで!」と“関西弁風英語”でブチ切れたら退散.こういう時は強し.

ここでタヒんでてもおかしくない(久しぶり).

【カオラック-タイ】(2016年)

ダイビングツアー終了後,窒素抜きの空き時間.
スクーターを借りて軽くツーリング.
暑い.

2016年4月撮影

【西表島】(2018年)

久々の国内旅.
ボロボロサビサビのレンタル(ママ)チャリ.

2018年9月撮影

道路が開通しておらず,いまだに島一周できない.
あちこちに「イリオモテヤマネコ死亡事故地点」の看板が立っているのが悲しかった.

【波照間島】(2018年)

フェリーの欠航率が異常で,訪問難易度が高すぎる憧れの島.
ダイビングの予約が取れなかったので,チャリで島内散歩.
トウキビ畑を抜け,砂浜まで行きシュノーケリング.
噂にたがわぬ美しい島だった.

2018年9月撮影

しばらく空港が運休状態だったが,なんと!

沖縄2離島、住民悲願の15年ぶり空路 年間1億4千万の赤字が前提 負担する地元に大きな不安

とのこと.大丈夫か?

【石垣島】(2018年)

人生で一番楽しかったレンタルバイク.
それがこいつだ!

石垣島の電動レンタルバイク GO SHARE

電気スクーターである.
バッテリー交換方法が独特.
充電スタンドでコンセントをつっこむのではなく,2リットルのペットボトルより二回り大きいバッテリーユニットを丸ごと入れ替える方式なのだ.

これにより充電中というタイムラグは完全に消滅.

台湾メーカーが石垣島で実験的にはじめ,やがて本土進出も狙っている...という話だったが,その後の話は聞かないな.

で,その性能だがノーマルのスクーターよりなめらかな走行フィール.

だがしかし.
いわゆるハイパーモードなるものがあって,そのスイッチを入れると,ちょっとここでは書けない速度が出てしまうのだ.

見た目よりずっとパワフルで,日本中に充電パックステーション作れば結構普及しそうやけどな.
少なくとも電動キックボードよりはるかに安全.

2018年9月撮影

おっ,こうやってまとめると,結構旅先で借りまくってきたなぁ.
1日もしくは数時間のつきあいとは言え,みな思い出深い良いマシンでした.

モーターサイクルにせよチャリにせよ,レンタルだと大きな町も小さな町も自由に動ける.決まったルートを走るバスや列車にない場所に行けるのが楽しい.

「環島」も基本ルートはあるようだが,あえて寄り道してみるのも一興.
なぜか中心の山岳エリアの記録はほとんどない.
相当険しいのか,それこそ何の施設もなくてリスクが高すぎるのか?

旅の醍醐味は大都市や観光地以外に隠れているものだ.

2024年のチャリライフ

2024/1/11 Thu

今年もちゃりざんまい

iPhone11 Pro 2023年11月撮影

ランドヌ札幌さん主催のブルべの詳細(ルート)がまだ発表されないため,不確定ではあるが,現状実行&参加予定の2024年チャリ関連イベントをまとめてみる.

1月:ニア年越し宗谷(済)
   びえいスノーサイクルフェスティバル

2月:DOMANEくんオーバーホール

3月:環島(台湾一周)

4月:BRM429日高紋別200

5月:BRM518あまちゃん200

6月:Flèche Hokkaido

7月:旭ヶ丘ヒルクライムアタック(開催未定)
           BRM706当丸コースター300
           BRM720炭鉄港200

8月:ナイタイ高原ヒルクライム(開催未定)
           NISEKO HANAZONO HILL CLIMB
          カミヒル
          BRM831地球岬400

9月:BRM907士別200
           NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE

12月:年忘れ厳冬期カミヒル(30日?)

以上がおおよその予定.

やはり600以上の宿泊要なブルべには今年も及び腰だったりする.
宿代がもったいない(せこい)

ただし,8月の「BRM810紋別300」「BRM812夕闇オロロン400」には興味津々.
いわゆる合体700ブルべ.
札幌を土曜夜23時発,「300」を15時間ペースで日曜日の14時頃,わりと“まともな”チェックイン時間に到着.ゆっくりとカラダを休め,翌朝からの「400」に臨む.
13日の早朝,札幌着というパターン.これだと宿代が無駄にならない.
昨年の500ブルべ失敗のリベンジやな.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その0)

公式も言及しているが,お盆時期にあたるので参加するなら早めに宿を押さえる必要がある...と,ついさっき,予約サイトをチェックしたら「セントラル」は既にシングル満室.マジか(プリンスはOK)

長距離ブルべに関しては持病の腸脛靭帯炎再発が心配.
昨年の“北見集合”だと「DNS⇒クルマで帰ろう」ができたけど,こいつはそういうわけにはいかない.

ブルべの話題だと(参加の可能性は限りなく低いけど)ランドヌ東京さんが「RM427東京1900めざせ最東端納沙布岬」というとんでもないコースを企画している.

https://ridewithgps.com/routes/44426395?privacy_code=IyVmciEAdPNHBRytOC2R16fW0cwoBPMCより

これはなかなか...
そやね.AJ-Hさんやランドヌ札幌さんだけでなく,本州の人が道内ブルべを企画することもあるのだ.

そして6月には謎多き「Flèche」に初挑戦.
函館3人,旭川2人の5人チームで出走予定.

コース立案やら申し込みやらを全部お任せしているので申し訳ない.
「24時間で360km以上」というペースだけなら問題ないが,Kazchari最大の弱点は集団走行が苦手なこと.せめて注意散漫で落車しないようにしないと.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

それにしても「ブルべ フレッシュ」で検索すると,相変わらずファッション系サイトばかりヒットする.

次にレース関係.

ここはやはりヒルクライム.
一番楽しみなのは地元チャリダーがこぞって参加するカミヒルやな(初出場).
今年はこの日に他の予定を入れたくない.
年齢枠での表彰台が目標.ムリか.

「環島してきます」と周りに宣言してたら「台湾KOMに行かないの?」と質問.
こ,こいつは距離105km,獲得標高3275m,平均勾配3.5%(最大27.5%)という世界有数のあたおかコースだ.

台湾KOM

年一回の賞金が出る大会も開催されるが,サポート付の現地ツアーもあるとのこと.
あまりにキツ過ぎて登り切れない&下りがキケンなので個人走行はオススメされないらしい.
えー,時間と脚に余裕があれば...(ガクブル)

「環島」で飛行機輪行に味を占めたら,国内遠征ライドを増やしたい気もする.
それこそ「しまなみ」とかな.
山だらけの信州,酷道が味わい深い四国,大好きな沖縄も捨てがたい.
かつてオートバイで走った日本のあちこちを,今度はチャリで回るのも悪くない.

うむ.今年もやりたいことだらけ.
健康寿命のことを考えると,Kazchariに残された時間はそれほど多くないのだ.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その2)

2024/1/2 Tue

デスライドふたたび

OLYMPUS TG-5

風.温度:3 ℃,湿度:72%,体感温度:-3 ℃,風速:38.5 km/時,風向:WSW

朝5時,自然に目が覚める.
昨夜は名物「夜鳴きそば」をパスして9時に就寝.
都合8時間は寝た.

体調もまずまず.
咳が少し出る程度.

せっかくの天然温泉付きの宿である.
朝風呂にGo!

念のため,本日もサウナはパス.残念.
露天風呂に通ずるドアを開けると...いきなりの強風!
ゴーゴーとうなり音すら聞こえる.
昨夜はほぼ無風だったのに...

頭の中に「DNS」の文字がちらつく.
たかが遊びなのだ.行こうが行くまいが誰に迷惑をかけるわけでもなし...
もしくはハスラーで岬まで行き,ファットを降ろして碑の前でアリバイ写真を撮る...これはむなしすぎる.

部屋に戻り天気予報をチェック.
Yahoo先生の予報はこんな感じ.

風向き的に“行きはよいよい帰りは恐い”状態.
どうすっかなぁ...

とりあえず,“爆盛り海鮮丼”で有名な朝食バイキングに行き,ココロを落ち着かせますか.

iPhone11 Pro

デデンッ!
慌てて盛り付けたため,見た目はアレだが,味がよければ全ておK.
他のメニューを含め,この丼で3倍は食う.
朝食代¥2,300の元を取ることと,本日のライドのエネルギー分をチャージ!って,結局行くの? バカなの?

iPhone11 Pro

そう,飯を食っている間,窓の外を見ると木々の揺れが激しい中,おもむろに発進するオートバイの姿を見る.
そう,ああいう変...いや猛者を見習わなければ!(そうか?)

決意すれば話は早い.
部屋に戻り,テキパキとパッキング.
7時半にはチェックアウト(12時までのレイトステイだったのでもったいなかったが).

道の駅の駐車場までハスラーを移動.
ファットバイクを降ろしてそそくさとセッティング.
こういうのは勢いが大事.

OLYMPUS TG-5

8時少し前,準備は整った.
さぁ,行きますか.
片道約32kmの行程である.
できれば午前中で戻るつもり.

ウェアなどの装備はいつもの冬ライドと同じだが,念のためリアバッグを装着.
中には電熱ベストと電熱グローブ,およびダウンベストを収納.
いざという時に備える.

だがしかし,走り出してすぐに気づいた.

「今日,暑くね?」

そう,実際,駅前の電光掲示板は「プラス3.8℃」を表示していた.

OLYMPUS TG-5

風が強いのは確かなので,上記の防寒セットはそのまま持っていくけどな.

しばらく稚内の市街地を走る.
交通量少なく順調.
片側2車線道路が続くので道幅も広い.

OLYMPUS TG-5

40号と宗谷岬に向かう238号の分岐.
さぁ,いよいよここからが正念場.
ここから先,風をさえぎる物がほとんど存在しないエリアが続く.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

それにしても交通量が少ない.
三が日の早朝ってこんなもの?
もしかしたら,旅装備のバイクやチャリも走っているかと思いきや,誰にも出会わなかった.

予想通り,ここから宗谷岬まではパーペキに追い風基調.
トップギアで回し切ってしまう.
凧状態で回さなくても後ろから押されて勝手に進む.

面白いのは後輪が巻き上げた雪が,風で押し戻されて背中やら足元にバシバシ当たること.
どんだけ風強いねん.

...と余裕かましながらも,復路の地獄が頭の中をよぎる.
今は推進力となっているこの風だが,当然帰りは逆風オールバックである.
考えたくねぇ...

港などの入り組んだ場所で一瞬風向きが変わる.
油断していると,そのまま横に持っていかれる.
危ない危ない.

OLYMPUS TG-5

やがて右手に「セイコーマートかみいそ店」が見えてきた.
日本最北のセイコマである.

ここはAJ-H伝統の「宗谷岬600km」のコース上にあるが,営業時間は23時まで.
行きか帰りに,ここで補給できるかどうかがモチベーションの維持に大きくかかわってくるのだ.
何かと思入れのあるセイコマだが,本日から営業開始のようだ.
こりゃ帰りに寄るべし.

OLYMPUS TG-5

この後も快走は続き,ようやく約束の地(いくつあるんだ?),宗谷岬着である.

OLYMPUS TG-5

少々わかりにくいが,宴の終わった1月2日の昼前,駐車場に旅人の姿は皆無だった.
駐車中のクルマもない.
テント群も全て撤収済み.

トイレ前にカバーをかけたハンターカブ一台だけが残されていた.

ここで誰もがするのが碑の前での記念撮影.
しかし,撮影を頼める人が誰もいない.

足つきの自撮り棒を持参し忘れたが,あったとしても,この強風下では立たせることは不可能だろう.
実際,ファット自体も横風で倒れるし,風の方向に合わせてもズルズル動いてしまうというとんでもないシチュエーション.

OLYMPUS TG-5

片手でファットを押さえながらの手伸ばし自撮りだけがかろうじて可能だった.

OLYMPUS TG-5

トイレに移動.

OLYMPUS TG-5

有名な青い壁のおみやげ屋さん前に避難.
なぜか電光掲示板の日付は「1月1日」のまま.なぜ?

OLYMPUS TG-5

そう,ここはエベレストの山頂と同じ.
本来なら人間が長時間とどまることが許されないデス・ゾーン...的な雰囲気が漂う.

滞在時間は10分にも満たなかったように思う.
そろそろ帰ろうかという時,駐車場に入ってきたクルマからカップルが降りてきて,碑の前で記念撮影.
「これは撮影を頼むチャンス!」とKazchariも碑に向かうが,相変わらずの強風.
先ほどのカップルも碑にしがみつき,髪を押さえつつ必死の撮影.
ようするに頼めるような状況ではなかった.

仕方がない.
生きるためにさっさと下山するに限る.

道路を渡り,快調に走ってきた道にファットのハンドルを向ける.
いきなり,グニッとステアリングが押されて曲がる.
そう,えげつない向かい風のせいだ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

これはまずい.
マンガ的表現だと,こめかみにツーッと冷や汗が流れるシーン.
もちろん,この風と気温でそんなモノは流れない.

意を決してペダルを踏む.
なんだこの抵抗は!

ギアを落としても全く進まない.
サイコンの速度表示は「~10km/h」

ここからスタート地点の道の駅「わっかない」までは約30km.
単純計算で3時間!? この出力で?
一瞬,頭が真っ白になる.
頭の中では現状を回避できないものかと,計算が始まる.

【バスを使う】
あかん.輪行袋持ってへんわ.
その前に,ファットバイクが入るサイズの袋ってあるんか?

【ヒッチハイク】
漁村が点在するので,軽トラが結構走っている.
あの荷台ならファットも問題ない.
ハイエースなら余裕?
あかん.スパイクタイヤや.傷がつく.

【向かい風を避けて猿払周りで戻る】
これはないわー.プラス何km?

もちろん全て妄想.
ひたすら足を回し続けるしかない.

アベレージと心拍数は,ヒルクライム時に酷似.
そうか30km続く登りと思ったらええねん.
トレーニング&トレーニング.

時々,風が止む.
その瞬間を逃さずスピードアップ.
わずかな時間だけ,時速15km/hで距離を稼ぐ.
そしてまた向かい風が吹く.

救いなのは往路で通ったばかりなので見覚えがあるということ.

OLYMPUS TG-5

ここで思い出されるのが,マラソンランナー君原健二さんの名言.

「私は苦しくなると、よくやめたくなるんです。そんなとき、あの街角まで、あの電柱まで、あと100メートルだけ走ろう、そう自分に言い聞かせながら走るんです」

もしくは,ジョジョ第5部の名言.

「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。」

さらには,セブン25話の,

「基地はもうすぐだ。基地へ帰れば、温かいコーヒーと、スチームが俺を待ってるぞ!」

が思い浮かぶ.

Kazchariは昔からヤバイ状況になると,これまで見聞きした古今東西の様々な名言を思い出して,現状を「覚悟」しようとするクセがあるのだ(ただの現実逃避)

と言っても,今やっていることはただの遊び.
雪山で遭難したわけではない.
苦労を楽しんでいるレベルに過ぎないけどな.

とかなんとか夢想しているうちに,開いててよかった「セイコマかみいそ店」着.
幸い気温だけは高め.
暖かいモノを求めることなく,バナナ,エナジージェル,そして,ここでも神の飲み物である赤コーラを購入.

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残り20kmである.
思考と足の運動を切り離す「ゾンビ走法」にて,稚内市街に帰還.
ここまで来れば一安心.
余裕が出てきたので,稚内名物の1つである“彼”と記念撮影.

OLYMPUS TG-5

この時期,彼に会えたのはたまたまだったようだ.

そして,ついに駅前の駐車場に到着ぅ.
なかなかの激闘でした.

OLYMPUS TG-5

公式な「年越し宗谷」には参加できなかったもののなかなかの達成感.
うん.こんなんでいいんだよ(よくわからん).
さて,ファットをハスラーに乗せて向かうは約束の地(いくつあるんだ?)ヤムワッカナイ温泉.
これまた10月以来の訪問である.

勝手知ったるシステムで,ロッカーキーを受け取り,汗にまみれたウェアを脱ぐ.
後は旭川に帰るだけなので,禁を破ってサウナへ.
いつも通り10分間蒸された後,水風呂,そして(外はさすがに寒すぎるので)浴室内浴へ.
おかしい.
心拍が全然下がらん ⇒ “ととのい”どころではない.
特に根拠はないのだが,やっぱ,本調子ではないな,と1セットで終了することにした.
時間もあまりないしな.

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時刻は13時半.
ここで昼飯を済ませるつもりが,さすが三が日.
麺類,定食などめぼしいメニューは全て売り切れ(カレーぐらいしかない).

幸い,朝食で大量摂取したカロリーがまだ枯渇していない.
このまま帰るとしますか.

14時過ぎ,旭川へ向け出発.

帰り道,美深付近から吹雪に遭遇.
既に日は落ちて暗い.
そんな中,路肩で雪にまみれながら地図を眺めるチャリダーをパス.
すごいわ.
そやけど,こんな視界不良の中,走るのは無謀.

その後,道の駅「びふか」にピットイン.
ここにも雪に覆われたカブが停まっていた.
ライダーはトイレ内で休憩中.
声をかける.
もちろん「年越し宗谷」帰りだった.
名寄まで行ければ...という彼にこの吹雪の中の走行はキケンと進言.

そこへ,先ほどのチャリダーもやってきた.
「美深市内の公園の東屋でテントを張るつもり」と,とんでもないことを言う.

いいねぇ,これが若さか.
死なない程度に冬の北海道を体験してくれ.
悔しいので,決して「うらやましい」とは言わんぞ!

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旭川市内の「かつや」にて夕食.

iPhone11 Pro

やはり圧倒的なコスパ.
今年もお世話になります.

帰宅すると,大阪に帰省中のヨメさんからまたしてもLINE通話が.

「あー,明日やけどなぁ.飛行機が飛ぶかどうかわからんから,帰られへんかもしれんわ」

えっ,なんで? ストライキ?

「なんで知らんの? ホンマに日本におるんか? テレビつけてみぃ!」

というデジャブな会話.
パチッとテレビをつける.そこには羽田空港の惨状が映し出されていた.

とんでもないスタートだ,2024年の日本.