2022/6/16 Thu
ようやくだ.
今週末の土曜日は,とある場所での400ブルベに参加(予定).
2022年,一本目となる.
先月,雨にビビってDNSした「きのこの山」.
個人的にはそのリベンジ.
ブルベの中でも,400は一番キツいと言われる.
油断するとタイムオーバー.
夜間,眠くても仮眠ができないのだ.
かく言うKazchariも,これまで一度しか走っていない.
明日は出発地までの移動日.
準備は万端...なのか?
2022/6/16 Thu
ようやくだ.
今週末の土曜日は,とある場所での400ブルベに参加(予定).
2022年,一本目となる.
先月,雨にビビってDNSした「きのこの山」.
個人的にはそのリベンジ.
ブルベの中でも,400は一番キツいと言われる.
油断するとタイムオーバー.
夜間,眠くても仮眠ができないのだ.
かく言うKazchariも,これまで一度しか走っていない.
明日は出発地までの移動日.
準備は万端...なのか?
2022/6/12 Sun
晴れたり降ったり.
日曜日.
昨日に引き続き不安定な天気.
雨こそ降っていないものの,道路には水たまり.
ロードバイクでロングライドのつもりがモチベダウン.
となれば...ここはモンキーの出番でしょう!(インドア活動の選択肢はない)
気温も13℃程度.この後もそれほど上がりそうにないので,いつもの3シーズンウェアで.
いやホンマ,今年の北海道は涼しいを通り越して寒い.
近々,昨年のような酷暑が来るとは到底思えない.
さぁ,出発...あれれ? リアフェンダーの三角マークがなんだか剥がれそうだぞぉ.仕方がないなぁ~ キタナイし剥がすか(ワザとらしい...)
【原付二種125cc】バイクの三角マークは【剥がれたら違法!?】
これでうちの青猿のカッコよさが倍増したぞ!(そうか?)
さぁ,出発だ.今,日が昇る!(もう10時やがな)
さすがオートバイ.あっという間に深川着.
既に減っていたガソリンメーターのメモリが半分になった.
これから田舎道.ここのセルフで入れとこか.
ジョボジョボジョボ.
2.5リットル...相変わらず驚異のリッター70Km燃費.
そうそう,今日はなんだかんだで海,つまり増毛-留萌方面に向かっています.
天気予報では晴れている地域だったので.
今日の最終目的は増毛で海鮮丼かなぁ.
田んぼの真中に良い雰囲気の鳥居を発見.
北海道ではしばしば見かける風景.
写真に撮ってもバチあたらんよな.
少し遠くになってしまったが,後方の水色の橋上部の突起物は「北竜」の「竜」をイメージしているはず(たぶん).
海へと続く道道94号.
ちょっと前にも同じルートを通った.
オートバイではあっという間にクリアしてしまうが,チャリだと長い長い.
補給ポイントもほぼない樹海ルート.最高だ(?)
思ったより交通量は多いけど.
なんだかんだで,増毛市街へと向かう側道へ.
食堂が立ち並ぶ旧駅前の大通りまで走るが,時まさに12時.
どこもかしこも観光客で長蛇の列.
うーん,そこまで並んでまで食べたくないなぁ(ボッチやし).
ラーメン屋の類は空いているけど...としばし熟考.
少し待つか.
一本道路を奥へ.
海岸沿いでしばし佇む.静かだ.
増毛に入ってから,港の匂い,海の匂いが強くなり気分は上々である.
嫌いではない.
新コロのおかげですっかりご無沙汰だが,ダイビングで感じる匂いと同じ.
ああそろそろ潜りてぇ...と思っているうちに世間はシャレにならない円安.
もう海外ダイビングツアーなんて高くて行かれへんのとちゃうか?
復帰第一号は沖縄かなぁ...
市街に戻り旧増毛駅前に駐車.
廃線跡を撮る.
iPhoneの限界やな.こうした写真(構図)は雰囲気が出ない.
食堂の並びは相変わらずなので,ここでの食事は諦めて留萌に向かうか...と思った矢先,去年の夏も入った寿司屋が目に入った.
誰も並んでいない.
腹が減った.
ツーリング先では,できるだけ初めての店を選ぶようにしているが,仕方がない.
「旨いのはわかっている」という安心を取ろう.
「イクラ丼セット」¥2,750を注文.
一昔前やったら,絶対にこんな高い昼飯はありえなかったなぁ...
旨いのは旨いのだが,正直,もう少し量が欲しい.
チャリで来てたら不満炸裂やな(たぶん).
良いのか悪いのか節約マインドを少しずつ開放中の今日このごろ.
食事後,外に出るとより快晴に.
まっすぐ戻らずに,丘の上,つまり灯台まで上がる.
なかなかのヒルクライム.
サガなのが,チャリで登りたくなる.
留萌まで海岸沿いを走る.
夏やな.
とは言え,砂がやたらに黒い「ゴールデンビーチ」の海開きはまだまだ先なので人影はまばら.
道の駅「るもい」でスタンプ.
「おびら」にもあるおもしろ自販機(?)がここにもあった.
買ってみる...までにはいかんなぁ(高いわ!)
うん? ここでは節約マインド炸裂か?
天気があまりにもよいので,もう少し海岸線を走りたくなった.
留萌を出て小平へ向かう...あれ,曇ってきた.
つーことで,馴染みの幌糠行きのショートカットルートを選択.
トンネルはいいね.
映える.
ちなみにiPhoneのアプリは「無限時計」.
文字通り,配色,フォントの他,カスタマイズ性が高くまさに無限の表示ヴァリエーション.
設定で常時点灯にしている.
ちなみに,ボトルゲージはもちろん自転車用.
これからの季節は助かる.
絶対に落ちません.
謎のフットワークコンテナ,北竜ひまわりバス停.
楽しい被写体が多いルートだ.
よく立ち寄る碧水のセイコマ.
アイスと”温かい”コーヒーを買う.
交通の要所.
東西南北,全ての道からオートバイが走ってくる.
新コロのせいで世間では数十年ぶりのバイクブームだとか.
かく言うKazchariもモンキー買って,本格的にライダーに復帰したわけだが.
かつてに比べ,ソロよりもマスツーリングするライダーが増えたような気がする.
色々と意見もあろうがソロだろうがマスやろうが,個人の勝手なのは事実.
そやけど,20台近いバイクの大名行列はさすがに...アレやと思う.
道の駅「ほくりゅう」.
スタンプGet.
相変わらずコンセプトがよくわからんオブジェだ.
深川に戻り,道道を使って神居古潭(R20)を目指していると,目の前にそれはまぁキレイな虹のアーチ.
あれ? まさか...
はい.しばらく走ると土砂降りの雨!(写真ではわからん)
こりゃたまらんと,納内の東屋に避難.
雨宿り中,スマホで雨雲レーダーを確認すると...
なんだこりゃの超局地豪雨.
周辺に雨雲なし.
やや小降りになってきたので出発.
レーダー通り,雲を抜けるとカンカン照り.路面も全く濡れていない.
いやぁ,珍しい現象に遭遇した.
おかげで帰宅したら洗車やな.海沿い行ったし,まぁええか.
旭川に戻る.
めったに遮断器が下りない踏切で,電車(汽車)に遭遇.
これもまた珍しい現象.
ラッキーなのか?
2022/6/11 Sat
どうしてこうなる...
Broken clouds, 18°C, Feels like 18°C, Humidity 59%, Wind 6m/s from S
土曜日の朝は曇天スタート.
いやホンマ,週末の天気が悪いとめげる.
とりあえずまだ降っていない.
さぁ,出かけよう.
先日取り付けたファットなTTバー,今日は息子なしで試したい.
旭岳方面に向かう.
やや向かい風ながらも,TTポジション実に快適.
確実に+2Km/hは速度が出ている.
ファットなタイヤの爆音もいつもより高め(うるさい).
しかし...
出発40分を過ぎた頃,冒頭画像通り雨が降ってきた.やがて本降りに.
たまらず途中で離脱.
屋根のある場所まで移動する.
しばし雨宿り.
スマホで雨雲レーダーを確認.
あかん.
この後もずっと雨や.
モチベーションダウンで,早々に帰宅することにする.
レインウェアなんて持参していない.
ウインドブレーカーのみを着用.
雨の中を走り出す.
上記の看板は,翌日行われる『キトウシ国際サイクリング』用.
以前2回ほど参加したが,今年もパス.
この大会,ゴール後の焼肉と景品抽選大会が楽しかったのだが,新コロのおかげで,今年はこのイベントがない.
まぁ,そもそも今や距離的に短すぎるので今後も出ることはないだろう.
いっそ『旭岳ヒルクライムレース』を開催してくれたらなぁ...(試走し放題)
ああ,もしするなら年齢別カテゴリ作ってください.表彰台に登りたいんじゃあ.
ウインドブレーカーなので,雨水がどんどん染みてくる.
幸い今日はそれほど寒くない.
そういえば先日泣く泣くDNSした「きのこの山300」,今日絶賛開催中の「当丸(地獄)コースター300」とも雨に見舞われたブルベになったようだ.
もし出ていたら,チャリ用レインウェアを着用していただろう(仮定法過去完了).
その場合,問題は下半身の出で立ちである.
一応,ワークマンで買ったレインパンツも所有しており,実際に「宗谷600」の前半で使ってみたが,ペダリングしにくいことこの上ない.
夏季のブルベだと,下半身つまりビブの上には何も履かないと決めている人もいるようだ.
Kazchariもたぶんこのパターン.
ただし短距離なら良いが,長距離だとと陰部の皮膚がふやけて,股ズレがシャレにならん状態になるそうな.それも怖い.
次の週末はぜひ晴れてほしい.400Kmほど走る予定(詳細はしばし).
...てなことを,帰路,雨にずぶ濡れになりながら考えた.
やっぱりチャリは(オートバイも)に乗るのは晴天がええな.
あぁ,股間と靴が気持ち悪い...
2022/6/10 Fri
ロボアニメのリアリティ.
『シン・ウルトラマン』『トップガン マーヴェリック』に続き,2022年おっさんホイホイ第3弾こと『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を劇場で観てきました.
さぁ,これらに続く傑作となるか!?
https://www.youtube.com/watch?v=JNvnkkri_qM
以下,ネタバレです.
映画開始早々,テロップが流される.
「この映画は1979年放送のTV番組「機動戦士ガンダム」1stシーズン第15話の翻案です」
翻案の意味を調べると「既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること。特に小説・戯曲などで、原作の筋や内容をもとに改作すること。また、そのもの。」(goo辞書より)とある.
まぁ,それはそれで間違いないのだが,この作品,TV版(もしくは劇場版3部作)だけ知っている人には脳内に疑問符がわきまくる作りだった.
少なくとも,安彦監督の『THE ORIGIN』を読んでおかないとわけがわからない.
フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース) Kindle版
どうしてスレッガーさんがいるのか?
どうしてジムが実戦配備済み?
ガンタンクは?
他,少しずつズレてる各キャラの性格や口調(セイラさんが顕著)など.
面白いことに『THE ORIGIN』では,このエピソードはスキップされている.
つまり原作があるようでないような不思議な立ち位置のエピソードである.
まぁ「MSが美麗なCGで動いてたらええやん!」勢にはどうでもええ話やけどな.
全体の絵の雰囲気は既にアニメ化された『THE ORIGIN』シリーズと共通(そらそうだ).
さて,オリジナルの『ククルス・ドアンの島』は第15話という1クール目が終わったばかり,つまりかなり前半の話なのだが,この映画の設定ではジャブロー戦は終了,ホワイトベースはオデッサ戦後に宇宙に上がる,その間の出来事となる.
TV版では本編の進行に直接関係のない13話『再会,母よ』,14話『時間よ,とまれ』に続く”箸休め回”だった.
本放送でも観たが,この3話は一話完結の異質回だった.
週一で見るとあまり気にならへんけどな.
ちなみに13,14話は名作だと思う.
さて『ククルス・ドアン』と言えば作画崩壊.
そして「唐突なストーリー」「細身で鼻のやたら長いザクが正拳突きで戦う」「ガンダムがザクを海に放り投げる」などなど,リアリティを放棄したカオスな内容.ただ,メカに比べキャラの作画はそれほど崩壊していなかった印象.
さてようやく本編の話.
結論から言うと,特別興行料金¥1,900は高いかな.
まず良かった点.
- 本編が始まるまでのワクワク感
- キャラの作画(好みわかれそう)
- ガンペリー
後は...うーんな点.
やはり元々20分程度の小編を2時間にするには無理のある展開.
引き伸ばし感が半端ない.
肝心のメカ作画も...うんCG.軽い.
ディテールがMGやRGと共通なのでガンプラ感が強烈(売れるのかな?).
元々,安彦氏の描くメカはロボというよりキャラクター.
『めぐりあい宇宙』の太っちょゲルググの作画とか,他にない独特の味があった.
本作でもヒートホークをよけてカエルジャンプするガンダムに,そういった人間臭さがやや見られるもの「あー,普通のメカバトルやな」という印象.
懐古厨と言われようが手書きセルの迫力(重さ)には到底かなわない.
戦争に嫌気が差したドアンは軍を脱走,(おそらく)戦争孤児を引き取って,この映画ではアフリカ沖,カナリア諸島の小島に住んでいる.このあたりの直接的な説明はない.
TV版では少数だった孤児が,本作品では20人ほどに増殖.
その子どもたちとアムロとの交流が描かれるのだが,人数が多い分,それぞれにセリフがある.
あくまで印象だが,まるで舞台劇のように一人がしゃべって次,一人がしゃべって次という感じでやたらにお行儀が良いのだ.
しかもやり取りがダラダラと長い上に,たいして面白くない(これは他のキャラのギャグシーンも同様).
特に心に訴えかけるセリフもない(何かあったっけ?).
トミノ節の電波セリフもない(同じ牧歌路線のターンAだとキャラのやり取りが楽しい).
極めて普通.
そして何より気になったのが食事シーン.
量と種類,多すぎません?
この島,まるで硫黄島のような火山島.
森や草原のない灰の堆積した不毛な大地.
一応ドアンの「灰を取り除けば肥沃な土が」的なセリフがあるが,現状,食卓があれほど豊かになるような耕作地はない.
こうしたリアリティラインの崩壊はもう一つ.
どうしてアムロが頭と左上腕に包帯を巻いているのかわからない.
最初の対ドアン戦では,ヘルメットしているし,パイロットスーツ着込んでるし.どこをどうしたら,ああいうケガすんのやろ?
何か,食事シーンやから,気絶した人やから,と何も考えてない様な演出が気になる.
細かい?
そうかもな.
いや,ファースト・ガンダムはリアリティが大事.
そう,この映画にはなんと「アムロがガンダムで敵兵を踏み潰す」という衝撃シーンがある.
もちろん,これまでもライフルやらサーベルでジオン兵を殺しまくってはいるが,生身の人間,しかも踏み潰すというのは前代未聞では?
”オレ達のミカ”でもここまでしてなかった(はず).
このシーンも,ガンダム再起動してからの怒涛の展開のままクライマックスに流れるなら,まだわかる.
だが...問題はそのシーンの後,コアブースターが着陸失敗してジムが翔んでクビが取れたり,ヤギが逃げてカイやハヤトと戯れるというギャグ描写が入るのだ.しかも,牧歌的な止め絵とBGM付きで...なんだこれ.
そして最後の「あなたの戦争の匂いを消させてください」(⇒ザクをポイ)のナゾ場面はそのまま採用.
そもそも,これでドアンの問題は解決したのだろうか?
まだ戦争が終わったわけではないし,今後もジオン,連邦とも,この島にやってくるのでは?(ミサイル発射施設残ってるし)
そもそもドアンは密命による残置兵だったのか,脱走兵だったのかどっちなのだろう?
そやけど,よく考えれば実はシャアよりアムロを追い込んでたりする,最強のオールドタイプ(?)ドアンでした.
つーことで『ククルス・ドアンの島』,繰り返しますが¥1,900は高かったです...
2022/6/9 Thu
全てはケツ.
「サドル沼」という言葉がある.
ロード,MTBなど,かっこいいスポーツチャリを買ったものの,ロングライドすると,どうにもこうにもケツが痛い.
その原因は様々である.
サドルが硬い.もしくはやわらかすぎる.
レーパンを履いていない.
カラダが起きていてサドルに荷重がかかっている,などなど.
この問題を解決するために,人はまずサドルを買い替えてしまう.
しかも一回二回ではなく,それ以上.これがサドル沼.
今回はKazchariのファットバイク『Specialized FATBOY』用サドルの変遷を確認しよう!
右側からSpecializedのオリジナルサドル ⇒ 痛い.ロングライドは無理.
真ん中.格安中華.¥2,000もしなかったはず.ものすごく柔らかい ⇒ 痛い.
左端.『SELLE ROYAL R.e.med』.こいつも¥2000前後 ⇒ 超おすすめ!
適度に柔らかく,前後に長さもあるため荷重場所の変更も用意.
嘘か真か,高価なサドルによくある,ライダーのケツに合わせて形状が変化する機能があるとかないとか(単にヘタるだけ?).
この『SELLE ROYAL R.e.med』は,2年ほど前にファットな友人たちの間で大ブーム.
そのあまりの評判の良さにKazchariも迷わず購入した.
安いし,デザインいいし,何よりロングライドで痛みも生じにくく快適...大満足だった.
だがしかし,さすがに夏も冬も,つまり酷暑も厳寒でも一年中使っていると傷んできた.
見た目だけならともかく,雨の後では染みてくる.
これはあかんと,新しいサドルを購入することにした.
で,買ったのが...
はい.『SELLE ROYAL R.e.med』の色違い.
Kazchariにとって,正に”あがりのサドル”なのだ(ただしファット用).
前のヤツは,車体のラインに合わせて「ブラック/スカイブルー」カラーにしたが,ディスクローターがレッド,タイヤにイエローロゴと,少々色がやかましくなってきたので,今回は「ブラック/ブラック」を選択.
そして,開封後最初にするのがサドル裏のチェックである.
そう,『SELLE ROYAL R.e.med』の最大にして唯一の欠点は,裏面の処理の粗さ.
ホチキスの針が浮いていたりズレていたり,表面シートが波打って中身のスポンジが見えていたり...
うん.まぁまぁかな.
ちなみに,交換前サドルとの比較.
周辺の家の映り込みがあるので少々見にくくなっているが,やはり左の新品の方がカチっとしている.
写真は無いが,側面から見た場合のヘタリ方にも明らかに差がある.
早速装着.
インプレも何も,前のと同じ商品なので差はない.
ただしスポンジのヘタリを考慮すると,ロングライドで違いが出てくるかも.
とりあえず,雨でしみることはないだろうし,ブラックにしたことで全体的に引き締まったような...気がする.
まぁ,ホンマはケツの痛みなんてカラダの使い方(ペダル荷重)でどうにかなる(はず).
よりシビアなのがロードバイク用サドル.こちらはこちらでまだ沼でもがいている.
「時にはヒルクラ,時にはブルベ!」なんて極端な用途を考慮すると,決定的なサドルはまだ見つからない.
それに関しては別のお話.
2022/6/5 Sun
寒いって.
Scattered clouds, 10°C, Feels like 9°C, Humidity 71%, Wind 4m/s from N
度々書いているが,この旭川という土地は海,山,川,グラベル,どこに行くのも便利だ.
そして『旭ヶ丘ヒルクライム』が近づいてきた.
つーことで今日は山.
前回は旭岳に登ったので,今日は望岳台へ.
余裕があったら十勝岳...というコース設定でGo.
昼から曇り.でも降水確率は0%だ.
それより何より...寒い.
この時期で気温10℃前後って.
今年の北海道はヤバイですよ.本州のみなさん.
道道脇のルピナスが満開.
この花は好きだ.
こうした路肩にちょこちょこ咲いているのも良いけど,河原に行けばもっと美しい.
次回はファットの出番かな.
旭川空港を過ぎ,就実の丘に向かう.
山岳前の足慣らし.
名物の16%看板がお出迎え.
しっかり「熊出没看板」が設置されている.
今シーズンもディープなグラベル(林道)に入り込みたいが,こういう警告を見るとやっぱりビビるなぁ.
道外ナンバーのクルマやバイクが続々とやってきては,写真を撮ってそそくさと帰っていく.
まだ6月やのに観光客が戻ってきた.
美瑛市内から青い池まで続くサイクリングロード.
残念ながら予報通り曇ってきた.
山が...見えん.
「青い池」着.
やはりここもエラい人混み.
サイクリングロード側から進入したが,人の流れが途切れない.
いつもの場所で撮影.
昔,ここで写真を撮っていて,三脚を池に落としてしまったことを思い出した(もちろん拾いました).
白金温泉を通り過ぎ,望岳台登攀ルートへ.
こちらのルートはエグい勾配が少なく,5%前後をダラダラと登る.
うーん,最近「坂だ!タイムアタック!」というモチベがわいてこない.
弱気な発言だが...やはりパフォーマンスが落ちてきたかなと感じる今日この頃.
競争相手でもいれば違うのだろうか?
先に誰かが走っていれば追いかけてしまいそう.
天空の道を抜け,いよいよ運命の分岐点.
ここはカツを入れて左折.
いざ,凌雲閣へ.
着きまったけ.
途中(地獄の)カミホロ荘を過ぎたあたりで,押し歩いているMTBを発見.
声掛けする余裕なし.
さらに凌雲閣への最終カーブで,STRAVAつながりのMさんが下りてくるのに遭遇.今度は軽く手を挙げる.
それにしてもMさん.
おそらくKazchariと同年代もしくは少し上だと思われるが(面識なし),カミヒルや300Km越えのロングライドを毎週のように行ってはる.
ホンマ,スゲーわ.
ゴールの凌雲閣駐車場.
やはりカミヒルは達成感が半端ない.
登りきったばかりで身体がホカホカ.
白い蒸気が身体から立ち上っている.
ついつい夏のノリで,赤コーラを買ってしまう.
確かに美味い.
美味いが,汗冷えで寒い.何℃だ,今?
これ以上,ここにいるとヤバイ.
持参したウインドブレーカーを着用し,ダウンヒル開始.上富良野側へ降りる.
それにしても,リムブレーキ...急坂では効かんな.
上富良野町にて昼飯探し.
既に13時を回っているので,もう空いているだろう.
マチナカでノボリがやたら立っている「寿司屋」を発見.
ちょうど,ご主人が外に出てきたので「やってますか?」と尋ねる.⇒ やってました.
つーことで,寿司屋なのに「カツ丼」を注文.
それには理由が...なんと,この店,イマドキ珍しく「店内喫煙可」なのだ.
入店してから気づいた.
海原雄山ではないが,海鮮を扱う店,ましてや寿司屋で喫煙可はありえん.
食べてる途中で喫煙客が隣に座ろうものなら...何の拷問?
入店時の客はKazchariのみ.
誰も入ってこないようにと願っていたが,残念なことに,おばちゃん客来店.
案の定,プカプカやりだした.
いや別にこの客が悪いわけではない.
この店を選んだKazchariのせいだ.
カツ丼そのものは不味くなかったが,二度と行かへんやろなぁ.
さて,帰るか.
「新栄の丘」着.
ソフトクリーム店はシャッターが下りていた.
いや,今日は寒いから食べへんけど.
遠くに「親子の木」が見える.
分厚い雲.
このところ,しばらく休業していた「音威子府珈琲」が,久々に営業中だったため寄る.
若いオーナー,仕事で関西方面に出張だったとのこと.
なぜか安心.
こういう雰囲気の店は貴重だ.
今日は濃い目のブラジルコーヒーを注文.
「どこ行かれていたんですか?」と聞かれたのでルート説明.
先程の上富良野の寿司屋の話もする.
「喫煙可が信じられない」と話すと,「たぶんそういう店って常連客で回っているので,下手に禁煙とかにできないんですよ」との意見.
なるほどね.
まっ,こうした失敗も含めて色々経験し,これからも一日一日を刺激に満ちた良い日にしていこう.
2022/6/4 Sat
チャリとガンダムが結ぶ父と息子.
Broken clouds, 11°C, Feels like 10°C, Humidity 71%, Wind 5m/s from N
土曜日である.
晴天なれど本日はアホ息子のお世話日(いつまで?).
まず午前中のイベント.
息子に「ガンプラ買いに行くのと,ガンダムの映画(『ククルス・ドアン』)を観にいくんやったらどっちがええ?」と聞いたところ...
息子「ガンダムはいや.『極主夫道』やったら映画にする」
Kazchari「アホ.なんでオレがそんなんもん観なあかんねん! ガンダムとザクが戦う方がおもろいやんけ!」(←口調はそれっぽい)
息子「それだったらガンプラでいい.どこまで行くの?」
Kazchari「(おもちゃの)『ヨシダ』(自宅から約15Km)に決まっとるやんけ.もちろんチャリや」
息子「絶対イヤ」
と,愚図る息子を”豪快に”説き伏せ,結局チャリで『ヨシダ』に向かうことに.
近所には家電量販店『100満ボルト』があるので,ガンプラ目的であれば,そこで十分なのだが,面白くない.
息子のチャリトレ...つーか,昨夜取り付けた「ファット+TTバー」を試してみたくて仕方がなかったのだ.
そう全てはKazchariのエゴ.
しかも,最短ルートではなくかなり遠回りして,わざわざサイクリングロードを経由するという鬼畜ぶり.
いつか復讐されるで.
サイクリングロードに入り,早速TTポジションで走行.
おおっ! これは速い速い(気がする).
これでグラベルに行くまでの舗装路が楽になるなぁ.
...と良い感じで漕いでたら,あっという間に息子を置き去り.いかんいかん.
ついでにTシャツ一枚では寒かったのでウインドブレイカー着用.
時々休憩して息子待ち.
とりあえず文句をたれずについてくるのはエライぞ,息子よ.
どんよりとした空の下,無事『ヨシダ』に到着.
なんだかんだで続くガンプラの品薄.
在庫は”ガンダム”系がほとんど.
今回はSDではなく,HG『バルバトス』を購入.
トレーニングに付き合ってもらったお礼だ,息子よ.
近くのラーメン屋『虎鉄』に入る.
息子「とーちゃん.このガンダムが持っているこの武器なに?」
Kazchari「あーこれな.メイスって言うて”こん棒”みたいなもんや.この世界ではビーム兵器が通じへんねん.で,こんな武器でどっかんどっかん相手をどついて,しばき倒すねん」
息子「ウソだー」
どうして信じないのだ,息子よ.
(なので,帰宅してから動画を見せた.主人公がヒドすぎて笑うしかない)
つーことで,美味しくいただきました.
やはりこの店はラーメンよりザンギやな.
帰りもサイクリングロードで.
さすがに30Kmを越えると息子もヘロヘロ.
まぁ,車輪も小さいしな.
サイズを大きくすると,もっと走れるんやろか?
早く成長しろ.
そして勝負だ,息子よ!
2022/6/4 Sat
三つ目がとおる.
マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下MOM)を劇場で観た.
https://www.youtube.com/watch?v=G7kglI7eTm4
公開初日の『ククルス・ドアンの島』(以下CD ← いらんやろ)とどちらにしようかと迷ったが,MOMがどう考えても先に上映終了っぽいので優先.
鑑賞後の感想は...色々な意味で微妙.
MCUは前作(?)の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』(以下NWH)があまりに素晴らしかったので,その直接の続きとなるMOMに大いに期待していた.
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た~そう来たか!
ちなみに作中,NWHへの言及はストレンジのセリフ一言のみ.
別宇宙のピーターを救うとかなんとか...はなし.
Kazchariのいつものレビューだと,ネタバレ全開であらすじに考察や感想を加えていくスタイルだが,MOMはそんな気にならない.
ようするにあまり面白くなかった.
映像はさすがにスゴイが,もう慣れてしまった.
ただでさえ“魔法”という何でもありの能力に「マルチバース」をプラスしてしまったもんやから,何でもありを越えて,今起きている事象や悲劇に何の意味ももてなくなってしまった.
ストレンジとクリスティーンの関係もピーターとMJにそっくり.
昔のSF映画では名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』を始め,過去に戻って未来を変える(変わる)話が多かった.
当然,こうしたストーリーには常にタイムパラドックスの問題がつきまとっていたわけだが,量子力学をベースにしたマルチバースの考えはその問題を解決したとも言える.
つまり過去をいじった時点で,別の宇宙が生まれる...という設定やな.
結果,映画の作劇は縦方向だけでなく横方向(多次元)への広がりをみせた.
それを最大限に生かしたのが『スパイダーバース』や『NWH』だった.両方とも大傑作.
【Amazon.co.jp限定】スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム ブルーレイ&DVDセット【初回生産限定】(オリジナル特典 スペシャル・ボーナスディスク付) [Blu-ray]
だが,このアイデアは一発勝負.さすがに同じネタが続くと...またか,という気分.
百歩譲って,NWHの続きやから仕方がないとしても,どうしても納得いかないのは,本作のヴィランである「スカーレット・ウィッチ」の行動原理を知るためには『Disney+』配信のドラマ,『ワンダヴィジョン』を観ておく必要があるとのこと.なんだそりゃ.
いや,だいたいは過去作の記憶やMOM内のやり取りで,それぞれのキャラがどういう立場なのかわかるんですよ.
それでも配信オンリーのサブスクドラマで予習・補填しろというのはいかがなものかと...
Kazchariはもちろん『Disney+』なんて契約していない.
『NETFLIX』もだ.
ようするに『Amazon Prime』のみ加入.安いし,配信以外のサービスもお得.
それにしても,こうした限定配信をからめた商法ってどうなんやろ?
アメリカで成功しているから,日本でも同様の手法を採用しているのだろうけど.
つーことで,このMOM鑑賞後の感想は...「そろそろ潮時かな」でした.
追いかけるのに疲れました.
正直,MCUは『エンドゲーム』で終わってても何の問題もない(号泣ヨメさんの意見).
アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEX [4K ULTRA HD+3D+ブルーレイ+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
例えるなら,『赫奕たる異端』以降のボトムズシリーズみたいな感じになりつつある.
褒める人は”サム・ライミらしさ”を称賛しているようだが,Kazchariは元々ゴースト系ホラーはあまり好みではない.
骸骨みたいなボロをまとった半透明な悪霊が飛び出してきて「わっ!」と驚かせたりするヤツですね(偏見).
スタンドぐらい「オラオラ」と闘って欲しいものだ.
ところで,最後に出てきたパープルアイシャドウのシャーリーズ・セロンは何者? 『エターナル』(未鑑賞)の人?
...とググるのがもう面倒くさいので離脱します.
結局,シリーズを微に入り細に入り研究しまくっている人向けになりつつあるのがMCU映画.
以降の作品は,何かとんでもない変化がない限り,少なくとも劇場での視聴はヤーメた...いや『ラブ&サンダー』は面白そうだ(おい).
https://www.youtube.com/watch?v=uQjj3epsd2s
つーことで,一応最後に言い訳 ⇒ Kazchari個人の感想です.好きな人,すんまへん.
2022/6/3 Fri
ポジションの多様性.
新しいTTバーを購入した.
RXL SL 自転車のハンドル ttバイク ハンドル ttハンドル カーボン TTハンドル
カーボン製で非常に軽量.
いわゆるノーブランドの中華製なので安価だが...不安はある.
そこは妥協.
¥5,590は安くないけどな.
本来TTバーは,プロのレース,タイムトライアルで使われるモノ.
空気抵抗を最大限軽減するポジションをとるためのアイテムである.
では,一般ユーザのKazchariの場合,その用途は?
1)やっぱり空気抵抗軽減
ブルベなどの直線区間での使用やな.
北海道の田舎道では数10Km以上信号なしの直線道路があちこちに...Aveで2,3Km/hの速度アップはありがたい.
ただし,路面状況の悪い道や横風区間では怖くてバーが握れない.
2)室内ライド時のポジション(ケツ圧)変更
屋外に比べると,室内ライドではケツの痛みが早めにやってくる.
フレームをいたわるため,ダンシングを避けているので,どうしてケツへの圧が一点に集中してしまう.
そこでTTバーである.
深い前傾姿勢でケツが楽に.
屋外同様,平坦や下りではTTバー,登りはアップライトで.
これまではアルミ製バーを使っていた.3年ぐらい前に購入.
ストレートタイプ クリップオンバー エアロバー トライアスロンバー 補助ハンドル ロードバイク クロスバイク マウンテンバイク 自転車
買ったは良いものの重い.
一時期,本気で参加を考えていたPBPのレギュレーション(ブラケットから出ない長さ)に合わせて,前後端を10cmほど切断している.
それでも,片方で200gある.
ブルベでは2019年の「宗谷600」参戦時に装着.
だが,実際のところ,ほとんど使わなかった.
むしろ,”重さ”というデメリットが気になった.
それに,アームレストがプラ製なのも気がかり.
ある日突然,走行中に”パキっ”と逝きそう.
結局,最終的には室内ライド用に落ち着いていた.
では,なぜ今回新規購入したのか?
⇒ ファットバイクにTTバーを付けたくなったためである.
ファットによるグラベル走行は実に楽しい.
だがしかし,そこまでのアクセスが結構大変.
旭川近郊で一番お気に入りの愛山米飯林道も,自宅からペーパン側の入り口まで30kmはある.
さらに山に登って下りた後も,自宅まで70kmは舗装路だった.
こうした状況での走りを快適にしたいと画策.
ファット師匠,Kaba3さんも,夏はファットバイクにTTバーを付けている.
それを真似たくなったのだ.
ちなみにファットには外したアルミ製を移行する.
重量は重視しないので.
で,新しく買ったカーボン製はDomaneくんへ.
注文品が届いたので開封の儀.
箱を開けるといきなりネジが転がっていた.
さすがだ.
パーツそのものは揃っていたので一安心.
カーボンパーツ直付けの”うすうす”アームレスト.
パッドに変なシワがよっているのが気になる.
メーカーの売りとしては”外して洗えること”だそうな.
裏側には水抜き穴?
作りは極めて雑.
昔買ったフルカーボンサドルを思い出す.
TENDOC 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon ロードレース
年に1度の5kmのヒルクライムレースでのみ使用.
驚異のアンダー100gだが,破損が怖くて普段使いは却下.
Kazchariは¥1,600で買ったが,今,確認したら¥3,500に高騰.なんで?
つーことで,カーボンTTバーをDomaneに取り付けてみた.
実測で片方170gだったので,旧アルミ製に比べると2本で60gの軽量化!
えっ!? そんなもんなのか?
持った感じはもっと軽く感じたが.
早速,日課であるZwiftでお試し.
パッド用台座がない分,旧アルミ製よりかなり低いポジションとなった.
切断していないので,TTバー本来の長さが保たれている = 握りやすい.
”うすうす”パッドも意外にしっかりしていて,肘や前腕が痛くなるようなことはない.
とりあえず(風が吹かず,決して倒れない)室内では合格.
次は屋外走行やな.
空力特性を試したい.
そやけど,ぱっと見た感じハンドルポーチが付けられない...ブルベで困る.
で,アルミ製バーも無事ファットバイクに移植されましたとさ.
おお,むっちゃ重厚!
あれ? プラ台座の破壊が怖いとか言ってなかったっけ?
こまけえこたあ,いいんだよ.
ファットなら万一コケても気にならない.
2022/6/2 Thu
世界で最も美しく,過酷なレース
5/29で全21ステージ終了した今年のジロ・デ・イタリア.
例によってJSPORTSオンデマンドを1ヶ月だけ契約.
全ステージ,スタート時からライブで鑑賞.
ゴール時間はだいたい深夜12時過ぎ.もちろん...時々楽車(寝落ち).
そして観きれなかった分は翌朝にクリアというルーティンを21日間(休息日もあるけどな).
よく言われるが,視聴する方もなかなか大変なのがグランツール.
時間も体力も削られてしまうのだ.
プラス今年は花粉症が辛かった(まだ継続中).
さて,2022年第105回大会の感想.
全力で走った選手の皆さんには申し訳ないが,一視聴者からすると,イマイチ盛り上がりに欠けた大会だった.
確かに19ステージまで,”マリア・ローザ”カラパスと2位のヒンドレーの差はわずか3秒.
ドラマチックなタイム差で,実際,20ステージの「BORA大作戦+カラパスバッドデイ」で,大逆転ドラマが生まれたのだが...
全世界配信◯グソで後世に語り継がれる2017年のデュムラン(大).
ここ10年のレースで最高峰.ライブで観ることの価値を知らしめた80km独走の2018年のフルーム.
初山の一人逃げやミケルアンヘルロペスの観客ドツキ事件など優勝者以外が目立った2019年のカラパス.
トンプガンナの爆走と最終ステージ・タイム差0の2020年のゲイガンハート.
ダニマルに鼓舞され必死の形相で走り,別のステージでは極寒の山岳を独走(しかも中継中断)した2021年のベルナル.
これらの激闘に比べると,2022年はやけにあっさりしてたなぁ.
その理由を考えてみる.
1)ユアン,ギルマイ,イエーツ,アルメイダ,ミケルアンヘル・ロペスなど有力どころが次々とリタイヤしていき,早いうちから優勝候補が絞られてしまった.
2)カラパスにマリアローザが移ってから,総合勢の消極的なレースが目立った.
3)コルク事件.
4)マチューのセオリー無視の走りは確かに最高だったが,その結果他チームの事前の作戦が成り立たなくなりグダグダ(想像).
5)天気が良すぎた.雨が降ったのは半日のみ.
6)雪が降り積もる一級山岳でのレース...が観たかった.
と,なんだかんだで不満も多いが,それでも放送終了後のロスもあった.
早速,YouTubeの「LIVE CYCLING」に総集編動画が続々とアップされている.
まずはMVPのマチュー!
iPadの映像を横目でチラチラ観ていた,うちのJKが「レースのことは全然わからんけど,イタリアの風景の中を,自転車が生き物のように走り抜ける構図は,ホンマ好き」とのこと.
ほほぉ,さすが写真を趣味にしているだけのことはあるな,我が娘よ.
後,あれやねJSPORTSの実況・解説陣のやり取りは相変わらず面白い.
フランスから本格リモート参戦の別府さんのコメントは新鮮だったし,辻啓さんの「ジェノバはどう見ても神戸三宮ですね」で大爆笑.
てなわけで,自転車動画を色々検索していると,意外なチャンネルがひっかかった.
宇多丸さんと言えば,ユニークな視点からの映画批評が真骨頂.
「ナーメテーター映画」という言葉は,この番組から誕生した.
一見自転車レースに無関係な宇多丸さん.近頃は「F1」から始まって,乗り物系に興味が出てきたらしい.
で,通な人をゲストに呼んでの,ロードレース入門解説回である.
「ウルトラ団体競技」「風景がキレイ」に関してはアグリーできる内容だが,レースについては「スプリントステージのゴール」が中心だったのは仕方がないか(サンキュータツオさんはサガンファンらしい).
もちろん最後には関連映画の紹介.
フランス製アニメの『ベルヴィル・ランデブー』が気になる.
いつか視聴したい.
さて,いずれにせよ...次は「ツール」だ!