2025/6/29 Sun
Let’s get together and feel all right

晴れ.温度:21 ℃,湿度:73%,体感温度:24 ℃,風速:3.3 km/時,風向:WNW
「Cannondale Topstone Carbon2 Lefty」のアップデート.
つまりグラベル用ホイールのセットアップ作業が完了した.
次は実走テストである.
ちょうどこの日は旭川自転車愛好会のライド日.
主催のC田さんが作成したルートを走るのだが,今回のテーマは東神楽のグラベル.
gpxを確認すると,昨年とほぼルート.
ただし,今年は(ほぼ)逆向きだそうな.
道と言うのは不思議なモノで,走る方向が変わるだけで風景や(チャリ的な)難易度も変化する.特にグラベルは.
結論から言うと,本日の逆ルートは基本的に「舗装路登ってグラベルでダウンヒル」というパターンが多く,パラダイスだった.
集合は東神楽森林公園のパークゴルフ場に9時.
ライド終了後は近くの温泉で”サ活”してから帰るつもりだったので,ハスラーで向かう.
で,パークゴルフ場に着くと,何かの大会(?)なのか,結構な人出.
また,受付に目的を申告しないと勝手に停められない雰囲気...
説明が面倒なので,温泉とキャンプ場の間の駐車場に移動することにした(たいして距離は離れていない).

一緒に走るC田さんとSさんに連絡し,元々の集合地点にTopstoneで向かう.
Newホイール&グラキンX1,そして11速化したスプロケは問題なく稼働.
心なしブレーキの効きが悪い気がするが,新品ゆえ何かの油分がついている?
こういうのでクリーニングしておくべきだったか.
ヴィプロス Vipros Cleanse(クレンズ) 300ml【ディスクブレーキ専用洗浄剤】VS-040
しばらく待っているとお二人登場.
過去記事にも書いているが,お二人のチャリはe-Bike MTB/グラベルである.
平地では問題なくついていけるが,坂道,それもグラベルだとあっという間にチギられてしまう.
だが,それがいい.
未舗装の激坂で,なるたけ離されないように必死で踏む.
正にインターバルトレーニング.
とは言え,なかなか新規の方が参加されないのは,この強度の高さゆえかもしれん...真偽不明.
挨拶もそこそこに早速出発.
第1セクターから既に草まみれ.

この廃道感がいい.厨二ココロをくすぐるねぇ.
ただし,こういう道を走った後はディレーラーやプーリーに草がつまりまくる.

で,道を抜けた先は行き止まり...ということもよくある.
さすがに畑に突入するわけにはいかないので引き返す.

この辺りを走るのは初めて.
ホンマ,グラベル探しに苦労しない地域だ.

下の道は雪の日に走った記憶がある.
まるで印象が異なるけど.

そうそう「GRAVEL KING X1(40C)」のインプレだ.
既に様々な方がレビューしているが,「素晴らしい」の一言.
まずセンターに集中して並んだパターンによって,舗装路での転がりが非常に軽い.
たぶん目をつむっていたら,スリックタイヤと区別できないのでは?
もちろんグラベルも問題ない.
「転倒ダメ,絶対!」主義のせいで,決して攻めるような走りはしないのだが(特に下り),明らかに標準装備の「WTB RADDLER(44C)」よりグリップする.
Panaracer グラベルキング 2025年限定色 ハニーバター 700×40C
正直,チューブレス効果はよくわからん.
TPUとの重量差はあまりないと聞く.
安心感の方が大きい?
実際にパンクしてからの自動修復を待つのか.
意外なことに,これだけ派手なカラーにも関わらず,走行後の汚れも少ない.
すぐに黒ずんでしまうと思っていたが,良い方にハズレ.

丘陵地帯を抜ける.
よく言われるが,日本離れしてますね.
オートバイは元より,ロードバイクだとなかなか走れない道.


写真ではわかりにくいが,急斜面をかけおりた.
新タイヤ&前後サスのおかげで荒れた路面のグリップ良好(空気圧3bar).

これなら『函岳』(の下り),こいつなら行ける?
朗根内の自販機で休憩.
気のせいか,道内でもそばにゴミ箱を設置した自販機が増えてきたような気がするが,ここにはありません.
設置すれば,絶対に売上アップすると思うのだが.
暑さのせいか,アマガエルも全く動かない.

舗装路も快適走行.
うむ.このタイヤなら,スリック用ホイールを別にすることなかったかも...(後の祭り).

グラベル進入.
わだちの状態で,道の使用頻度がわかる.
ここは割と軽トラなんかが走ってそう.

それにしても,ここいらのグラベルをよく走り回っているけど,他のチャリダーやオフ車ライダーに全然会わんな.
やはりマイナー中のマイナー趣味なのだろうか.
まぁ,”楽”ではないわな.
せっかくMTBを買い与えたうちの息子も,写真見せて誘っても「絶対ヤダ」と言うし.

何度めかの激坂ダウンヒルをクリアして聖台公園へ.
ここの水場にはご丁寧に「飲用禁止」ボードが.
もちろん飲まずに顔を洗い,前腕のインナーに水をぶっかけて気過冷却を狙う.
もしボードがなければ補水していると思われるが,OKと禁止の狭間には何がある?
水質調査の結果かな.
山の湧き水の場合,上流の民家の有無が判断基準とされるが,北海道の場合,エキノコックス問題もある.
ちょこちょここうした公園の水を飲んでいるけど,これまでとんでもなく腹を壊した経験はない.インドで鍛えられたか(んなわけない).

で,次のグラベルへ.
はるか丘を越えて向こうまで続くうねうね道.たまらんな.

河川敷グラベル.
草刈り直後なのか,実に走りやすい.

舗装路に出て地平に続く直線道,いわゆるジェットコースター.
ホンマ,北海道にはこんな道があちこちにある.
少々荒れ気味だが,やはり「グラキンX1」は安心感がある.

本当はもう少しグラベル散策を続ける予定だったが,あまりの暑さに音を上げ,オアシス的な自販機に逃げ込む.
ここで水分補給後,デポ地に戻ることになった.
ここもゴミ箱なし.
おかげで背中のポケットにペットボトルをつっこんで走ることに(何度か落とす).

デポ地の森林公園.
ちょうど何かのフェスティバル中.
当初はここで昼食予定だったが,おっさん3人の腹を満たすようなモノはなく,協議の末,ここで解散.
まぁ,こういう場所での屋台メシってコスパ最悪やしな(せこ).

個人的には,なぜか出店していたケニアブースが気になったけど...
「ジャンボ」「ハバリガニ」「ハバーリ」「ンズリサーナ」「アサンテ」「トゥタオナナ」「ララサラマ」とかつて旅行中に覚えたスワヒリ語を反芻.
22歳.人生初めての海外体験.懐かしいぜ.

ハスラーにTopstoneを積む.
当初はいつもの『花神楽』でサ活予定だったが,先に食事をしようと東川の町中に戻り,セブンイレブンに.
「ガーリックたっぷりのトマトソースパスタ」を買って,車内で食う.
匂いがこもってしばらく大変だった.
その後「きとろん」でまったり.
にんにくの匂いを放出.
つーことで,久々のがっつりグラベル.
良いトレーニングになった.
新ホイール&タイヤの具合も上々で非常に気分が良い一日.
もうちょっとメンバーが増えるといいかも.
グラベルはいいぞぉ.
