2022/10/19 Wed
時間泥棒.
「1ヶ月¥200!」のお試しキャンペーンにつられて加入した「Disney+」.
その契約がもうすぐ終わる.
そもそもなぜ加入したのかというと「Disney+独占配信!」ってのがめっちゃ多いため.特にマーベルとスター・ウォーズ関連やね.
継続するか否か? 結論から言うと一旦解約.
サブスクは厳選しないとキリがない.
映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書)
とりあえずこの一ヶ月の間に観たコンテンツの紹介.
※ ネタバレ注意
【マンダロリアン】
巷で大評判のこいつが観たくて加入したようなもの.
全話視聴済み.文句なしの大傑作.
もう主人公がカッコ良すぎる.
作中,素顔を晒したのはわずかに2回(たぶん).
ハードボイルド&ロードムービーはこうあるべしの手本.
ここぞというところでグローグーの活躍が期待外れなのも面白い.
最終話,ルーク登場からの無双シーンは鳥肌.
【ボバ・フェット】
一応「マンダロリアン」の続編.
前半は,Epi.Ⅵで死んだはずのボバが如何にして生き延びたか.
どこかの田舎の大名(?)になるまでの抗争と,砂漠の民との思い出シーンが交互に繰り返される.
正直退屈.
ただし後半でガラリとストーリー...というか主役が変わってしまう.
そう,マンダロリアン(マンド)の登場である.
それどころか,グルーグー,ルーク,アソーカまで出てくるのだ.
まるで『ガンダム種死』並の主役交代劇.
もちろん,後半の方が数倍面白い.
【オビ=ワン・ケノービ】
話が退屈過ぎて途中で挫折.
面白くなるの? これ?
【プレデター ザ・プレイ】
これまた高評価作品だったが,Kazchariには微妙.
まず時間配分に問題.
前半パートが退屈.
早くプレデターと戦え!
では,その肝心のクライマックスは...えっ? そんなんでいいの?
ある薬草(血止め用)を食べると血流が遅くなってプレデターのセンサーに認識されない(?)謎設定.
食べた本人も動けなくなるのでは?
戦闘シーンも,もっとネイティブ・アメリカンならではの攻略法はなかったのだろうか?
知恵と勇気と工夫というよりも,パワー勝負の域を出ない.
【スターウォーズ:クローン・ウォーズ】
ディズニーに買収される前のルーカス・フィルム作品.
そうか,クローンとの戦いでなく,クローンが活躍する短編集だったのねん.
もし実写で作っていれば恐ろしいくらいの予算がかかりそう(だからアニメ).
過去と続編をつなぐ小ネタが面白い.
デフォルメの効いたキャラデザインも元々の俳優さんにスゴク似ている.
ただし...展開が少々ワンパターン.
誰かが逃げる(か捕まる)⇒助けに行く⇒軽口で戦うジェダイ⇒救出⇒グリーパス将軍もしくはドゥークー伯爵は逃走.
結局,最終話まで観れなかったが「もういいや」となった.
【ターミネーター:ニューフェイト】
駄作というより蛇足.
若いT-800とジョン・コナーなど,映像技術は目を瞠るものがあるが,ただそれだけ.
メカであるはずのシュワの老化と感情機能誕生には違和感しかない.ここも若いままにしておけば良かったのに.
ストーリー,キャラ設定がびっくりするくらい「1」「2」と同じ.
未来からの刺客は永遠に送られ続けるのだろうか? キリがない.
もう普通のタイムリープものでは,観衆は納得しない.
時代はマルチバースなのだ(それすら食傷気味になりつつある).
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た~そう来たか!
一か所だけ爆笑できたのが,シュワのアジトでヒロインからの「どうしてこんなに武器を用意しているの?」という問に(対ターミネーターだけでなく)「ここはテキサス州だ」と答えるシーン.
【ソー・ラブ&サンダー】
MCU作品としては,これの前作にあたる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を鑑賞済み.
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を観た~そろそろ潮時
同じくMCUフェーズ4だが,特に今作とのつながりはない.
『MOM』を観て,もうMCUを追いかけるのはやめようと決めていたが,「ソーのキャラは好きだしぃ,予告だと作風をガラリと変えてきてるしぃ,どうせサブスクだしぃ」ということで鑑賞.
結論 ⇒ 劇場で観なくて良かった.
ナタリー・ポートマン,よく出たな.
ギャグとシリアスでどっちつかず.
ラスト.ぽっと出の「ラブ」役の子供,どう感情移入しろと?
【ローガン】
これまた長期間続く「X-MEN」シリーズの主役キャラ.
その最後を描く作品.
本編のみならず,人気キャラのウルヴァリンはスピンオフ作品が多数作られているが,どれもこれもイマイチ.
この最終作品のみは,割りと評判高めだったと記憶していたが,これまで未視聴.
「Disney+」にラインナップされていたので視聴する.
感想は...うん.イマイチ.
展開がご都合的すぎる.
- ローガンの言動にずっとイライラさせられっぱなし.確かに本編でもイライラキャラだったが,今回はそれに老害がくっついている印象.
- ずっと咳き込み,足を引きずっている.
- 明らかに超能力で追跡されているのに,ベントン先生(懐かしい!)の家にお邪魔する危機感のなさ.結果ベントン家全滅で胸糞.
- 道路でぶっ倒れたローガンをクルマに乗せたのは誰? ローラには無理.
- ローラ役の女の子,あまりにも残虐な役のためか,この後の出演映画が心配.売れたのか?
-「国境を越えたら安全」の意味がわからん.それくらいで諦める組織なのか?
いずれにせよ,ローガン,チャールズとも,びっくりするくらいあっさりと死ぬ.ようするにカタルシスがない.
強敵(自分のクローン)と相打ちとか,愛情は芽生えたローラを守って...ではない.
ようするに,かつてのヒーローの老年期の活躍を描いた『スペース・カウボーイ』や『トップガン・マーヴェリック』とは逆方法のアプローチ.
あれ? どこかで老害元ヒーローの映画観たぞ...あっ『スターウォーズEpiⅧ:最後のジェダイ』や!
こんなん見せられて,何に共感しろと?
つーことで,1ヶ月でこれだけ視聴.
『マンダロリアン』だけで¥200の価値以上.
そうそう即日配信してくれる『水星の魔女』はありがたいな.
Amaだと5日後やし.
Disney+は『マンダロリアン』の第3シーズンが開始されたら再加入かな.
それにしてもサブスクは恐ろしい.
まさに時間泥棒.
現在Kazchariが加入中のサブスクは以下の通り.
『Amazon Prime』
『kindle unlimited』
『Zwift』
『Apple Music』(UQモバイルユーザー6ヶ月無料プラン)
最後のAppleは無料期間が終わったら解約の予定.
Amaに比べるとインターフェイスが分かりづらい.
あっ,一番金を払っているサブスク,NHKを忘れてた!
色々言われているけど,大河と朝ドラの2枚看板,『鎌倉殿の13人』と『舞い上がれ!』はめちゃくちゃ面白いですね.
払っている価値は...あるかな.