2023/3/7 Tue
こりゃスゴイ(いろんな意味で)
SNSで回ってきた情報.
グランピング施設27日オープン 帯広リゾートホテル敷地内【音更】
さすが十勝.土地の使い方が贅沢だ.
CG(?)の完成予想図を見ての感想.
まさに近未来.まるで火星の居住ドーム群!(建売住宅とは言わない)
BGMはゴダイゴの「ハピネス」あたりか.
だがしかし.
一番のツッコミどころっつーか,「マジか」と思ったのは,その料金.
驚愕の素泊まり¥25,000!
誰向け? 海外富裕層?
ちなみに本館の宿泊料は1泊2日で¥6,000~9,000とある.
格差社会だ.
そもそも,こういうグランピングってBBQセットとか付いてきそうなもんやけどな.
記事によるとそれらはオプションで,ホテルの施設を利用するようだ.
入浴もそこ.
つまり部屋だけが“外”ということ?
ひょっとして,予想図にあるプライベートなサウナ小屋がウリなのだろうか?
確かにこれは新鮮かも.
そやけど,冷水浴はどこで?
泊まりたいか?
せめて0一つとって下さい.
昨今のブームのせいなのか,キャンプ場に行くとやたら装備が豪華なキャンパーに会うことが多くなった.
数年前,函館近郊の東大沼で見た,ほとんど家っつーか,超豪華なテントが印象に残る.
うらやましいというより,セッティングと片付けが大変そう...と思った.
まぁ,その作業も楽しいのかも...でないとやっとれんな.
かく言うKazchariも最近のキャンプでは,やれコットだの,エアマットだの,-15℃対応のシェラフだの,電熱毛布だの,ポタ電だのと贅沢三昧.
もちろん,iPadで音楽や映画も楽しんでしまう.
オートバイツーリングだと不可能な装備だ.
忘れもしない19歳の夏.
初めての北海道ツーリング.
マシンはVFR400Z.
初山別のキャンプ場.
テントと寝袋だけしか持たず,ゴツゴツした地面のせいで一睡もできなかった.
当時は何も知らなかった.
教えてくれる先生も友達もいなかった.
翌日ホームセンターで銀マットを買った.
何もかもみな懐かしい.
経験を重ねるとキャンプ地の選定から,テント設置場の状態,雨の時はどうするなど,色々と知恵がついてくる.
工夫を重ね自分なりのスタイルが出来てくる.
そして一度快適さを覚えるとなかなか戻れない.
2年前「モンキー125」を購入し,長らくご無沙汰だったキャンプツーリングを復活するつもりでいた.
積載能力のしょぼいモンキーのために,大型のシートバッグやらサイドバッグ,それに軽量テントを新調した.
だが,未だに活用していない.
現状,キャンプする際の最適解は「ハスラーにファットバイクを積んで,現地発で自由に動くこと」だからだ.
快適と自由の最適解がこれ.
オートバイキャンプの自由な点も不自由な点も楽しいのもわかるけどな.
そもそも,わざわざ屋外で寝る理由って何やろ?
金銭的事情?
それはもちろん大きい.
年齢を重ね金に余裕はある.
豪華な食事にふかふかのベッド.捨てがたし.
でもテントに寝る.
見ず知らずの他者との交流?
以前だったら寂しさもあり,積極的に話しかけ,自然に宴会になることもあったが,今や1億総スマホの時代.
孤独が足りない.孤独でいることが難しい.
そして,隣の彼は孤独を楽しんでいるかもしれない.
小さなテントに一人寝る.
キャンプの最大の楽しみは何か?
「焚き火」と答えるヒトが多そう.
Kazchariは片付けが面倒なので焚き火しない派である.
クルマならともかく,オートバイで焚き火する人を尊敬する.
運が良ければだが,満点の星と早朝の空気感は好きかな.
見知らぬ土地に唯一人.
アジアの安宿で天井のファンを眺めていた,あの頃を思い出す.
つまりは郷愁か.
つーことで,ハスラー+チャリの六輪キャンプ旅は今年も継続.
GWは北か南か?
そういや本日3/7はサウナの日らしい.
近くの入浴施設『万葉の湯』ではかき氷食べ放題!
「うわ,スゲーっ」と思ったけど,¥500払った上での食べ放題.
高くないか?