2022/4/29 Fri
今年も忙しい.
カレンダーの並びのせいと,仕事のスケジュール(健康診断)のおかげでぶつ切り休暇となった今年のGW.
その第一弾は「ソロキャンプwithファットバイク」である.
前日までは気温を考慮して南方面,つまり十勝地方でのライドを考えていた.
ただ,天気予報が怪しかった.
本州からあがってくる前線が徐々にかかってきそう.
そこに,たまたま目にした「宗谷の白い道,開通しました」というSNSの投稿.
行き先が決まった.
前日にキャンプ用具をクルマに積み込む.
テントでも車中泊でも対応できる装備である.
宗谷-稚内方面に向かうとなればオロロンラインを使うのが常套.
まず日本海に出るため留萌へ向かう.
いつもはチャリやモンキーで走っているので高速道路は久しぶり.
速い速い.でもつまらない.
幌糠インターで降りて,小平行きのショートカット道道を使う.
海岸に出て北上.
いつものように長大な行列となっている食堂『すみれ』を横目に,ブルベでもよく使われるセイコマ鬼鹿店で休憩.
バナナを食べながら,あらためて今日の行き先の確認をする.
稚内近辺の有名なキャンプ場は2つ.
かつて泊まったのは「稚内森林公園キャンプ場」.
無料なのだがガイドブックによると,開設は5/1からとある.
水道が止められているのだろうか?
もう1つは「宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」.
こちらは本日4/29オープン.
有料だがその分施設が充実しているようだ.
それほど料金も高くない.
ここにするか...と思いきや,そのページの情報に「完全予約制」の文字が.
予約しながら旅をするのは信条に反するが,いかんせんGWである.
夕方になって寝床を探すのもアレなので,ここは電話して状況を確認する.
閑散期と繁忙期で料金が異なっており,今日と明日の2泊で¥1,800だという.
昔に比べたら北海道のキャンプ場も高くなったなぁ...と思いつつもとりあえず予約.
19時までにチェックインして欲しいとのこと.了解です.
とりあえずスケジュールが決まったので,さらに北上.
道の駅「てしお」で昼飯にする.
なにやら入り口に目立つマンホールが...
おお,そういやこんなキャンペーンやってると聞いてことがある.
胸に☆3つということはアレですな.
ところで,このマンホール,ちゃんと役目はあるのだろうか?
併設の食堂で名物の「しじみラーメン」.
¥1,000也.
あっという間に完食.
何か,ボリュームなくね?
しじみの数もしょぼいし.
こんなもの?
お口直しに温泉施設内にあるという,もう一つのマンホールを散策.
これまた玄関に設置.
豊富町にもあるのか.帰り寄ってみるか(忘れた).
つーことでいよいよオロロンライン本線へ.
こちらから走るのは2019年の「宗谷600」のブルベ以来.
かの有名なオトンルイの風力発電.
近いうちに建て替え工事が始まるらしい.
ここからしばらくOLYMPUS機で撮影.
なんだかなんだで一眼は良い.やはりスマホとは出てくる画が違う.
OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D OM-D E-M1Xボディ
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 高倍率ズームレンズ 防塵防滴
16時過ぎ.
予定通り温泉施設『童夢』着.
ここも久しぶり.
大人¥600.
入館して気づいたのが各種張り紙の多さ.
新コロ感染対策の注意は,まぁわかる.
驚いたのが露天風呂の柵にべたべた貼ってあった「立ち小便禁止」(!?)
他にも「ツバやタンを吐くな」「盗難が多いのでカギかけろ」などなど.
どんだけガラ悪いねん...つーか,高齢者に向けての表示かな(偏見).
カラダに模様のある人も数人いたような...気のせいでしょう.
「宗谷600」のPCになっているセイコマで食料の買い出し.
今晩は自炊予定.
稚内のマチナカを抜け,宗谷岬へと続く国道に出る.
これまた記憶にある,お寺の交差点で右折.
直進すると目的地のキャンプ場着.
想像以上に巨大な施設であった.
受付時,色々と説明を聞く.
フリーサイトと言いつつも,テントを張る場所は決まっており,それぞれ専用の駐車スペースも設けられている.つまり定員あり.なので予約制.
この駐車スペースが決まっているのは良い.
外出時,テーブルなどを置いて場所取りしておく必要がない.
パスカードでゲートをくぐり,ぐるっと回って我がサイト「F-23」へ.
広大な敷地だ.
やはりフリーサイトにはオートバイが多い.
荷物を下ろす.
ファットバイクにはタイヤを装着.
明日の準備は万全.
テントを設営し,しばらくすると日が落ちて来た.
夕食の準備だ.
セイコマで買った「牛カルビ」と「カット野菜(ニラ入り)」「カップ味噌汁」.それに「温めるゴハン」の夕食.
最近の定番食である.
焚き火は元より,もう凝った料理はいいや.
洗うのが面倒くさい.
食後はキャンプ時の晩酌(?).
缶チューハイを開ける.
氷の入ったコップに注ぐが,これが大失敗.
そう,日が落ちて気温の低下が半端ない.
もう外では座っていられない.
テントの中に入るが震えがとまらん(そら氷入りの飲み物のせいや).
念のためと持参した電熱ベストを着用.
結局,長袖シャツ,電熱ベスト,パーカー,ウインドブレーカーで対策.
まだ足りん.
こりゃ,ダウンジャケットも必要やったなぁ.
まだ眠くはないが,仕方がないので寝袋(3枚重ね)にくるまる.
外は限りなく0℃に近いと思われる.
完全にこの時期の道北をナメてました.
クルマで大量に防寒具を積んでのこの寒さ.
隣のオートバイ・ライダーとか,生きてるんやろか?
ここで,受付の方が言っていたことを思い出した.
⇒「キャンパーズハウスも自由に使えますよ.シャワーもあります」
そ,それだ!
(その2へ続く)