ファットな冬の忠別湖一周ライド

2022/12/17 Sat

これぞ冬走行の醍醐味.

OLYMPUS TG-5

快晴.

「こ,これは...」と,まず先週のリベンジで旭岳チャレンジを考えた.

サイコーな天気とサイテーな運~どうしてこうなった?

しかぁし,子供らの習い事送り任務のため,自宅出発時間が遅くなってしまった.
さすがに,この時間から登るのはキツイ(昼めしの時間を考慮).

ゆえに忠別湖周回ライドに変更.
ハスラーにファットを積み込み,まずは「大雪遊水公園」へ.

ここのトイレは冬も開いているので助かります.

OLYMPUS TG-5
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さすが一大観光地,旭岳に続く道.
除雪が完璧で実に走りやすい.

道幅が広いと,後方から接近するクルマも幅を十分に取って抜いてくれるので安全.非常に助かる.

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ヒルクライムをゆるりとこなし,ダム着.
ここ数年ないほど山がくっきり.素晴らしい.

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気温もそれほど低くない.
うーん,マイナス2℃くらい?(たぶん)
まぁ,一般的にはチャリに乗る気温でない.

そうそう前回修理したウェアのファスナーは問題なし.
胸のポケットが常時開状態になるのでバンダナをつっこんどいた.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ

なんだかんだでこのウェア,前面は防風,背面は普通の生地(汗を逃がす).まさにチャリにぴったりな仕様.
あれ? 前はもう買わないと言ってなかったっけ?

OLYMPUS TG-5
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除雪も完璧で実に走りやすい.
ファットなタイヤがシュプールを描く.

OLYMPUS TG-5

ダムの対岸はやっぱり通行止め.
フェンスの向こうは結構な積雪で,バイクを担いで運ぼうとか...考えてはいけません.スノーシューが必要.

仕方がないのでダム上を戻る.
時間も体力もまだまだ余裕.
「大雪旭岳源泉公園」方面へ走る.

途中,結構長めのトンネルがある.
当然路面は乾燥している.
スパイクタイヤが豪快な音を立てる.
このくらいの距離ならチビることはないと信じる.

普段の通勤からの帰り(夜間)でも実感しているのだが,このOLIGHTのミニライトが素晴らしい.

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OLIGHT Baton 3

わずか53g.なのに300ルーメンで95分間も保つ.
OLIGHTでチャリ用と言えば『RN1500』が有名だが(Kazchariも愛用),日帰りライド(トンネル)であればこの『Barton3』で十分.

ブルベでも照度を落として持続時間を伸ばせばヘルメットライトとしても活用できる.次回試そう.

ホルダーも使い勝手よし.

OLIGHT FB-1 ライトホルダー

そのトンネルを抜けてしばらく走ると,”みんな大好き”チョボチナイゲートがある
もちろん現在は通行止め.
あの橋からはどんな風景が拝めるのだろう.

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源泉公園を過ぎると運命の分岐点.
思い切って左折(旭岳)...には行きません.
後1時間出発が早ければね.

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で,忠別湖一周コースなのだが,対岸は山で太陽が隠れがちなので風景が一変.
青空は見えず,色調が変わる.

白と黒(茶)のモノトーン.
クルマもほとんど通らない.

こちらはことらで良いコースだ.

ただし本日は向かい風.顔や指など末端が冷えてきた.

鼻まで隠れるバラクラバや電熱グローブを検討? うーん...
冬ライドの防寒対策の最適解は永遠のテーマ.

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先程通れなかったダム対岸入り口.
もちろんこちらからも通行不可.

仕方がない.
トンネル抜けてダウンヒルしますか.

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寒いって.

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ここにもミニ柱状節理.

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下界に降りると再び太陽の恵み.

デポ地点にまっすぐ戻るのはもったいないので,少し寄り道.
特にアテはない.

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このまま進むとアサヒの丘キャンプ場』.

北海道では珍しい通年営業のようだ.
つまり,”みんなの憧れ”厳冬期キャンプ可.
ただし料金がなぁ...

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東川町は除雪が行き届いている印象.
裏道をたどるだけでも楽しい.

クルマをデポした公園の裏側には,主に移住者を対象とした新興住宅街(別荘?)が.

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FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉が世間に浸透するようになって久しい.
若い時から節約&投資で一財産を築き,できるだけ早期にリタイヤ.
配当金で生活を維持し,好きなことだけをして暮らす(もしくは好きを仕事にする)という生き方である.

Kazchariは18年前に大阪から旭川に引っ越してきた.
その頃からFIREっぽい生き方をしている気がする.

もちろん仕事は続けている.

それほど高給取りでもないし,重責を担っているわけではない.
ましてや「仕事一筋,これが生きがい!」なんて思いは皆無.

まぁ,裁量権があって毎年変化があって,そこそこ楽しくやっている.

何よりも,休日活動の充実度よ!

春夏秋はもちろんのこと,北海道生活の最大のネックとされる真冬シーズンも,文句なく楽しい.

そう,全てはチャリのおかげ.

こんな天気の良い日に,こんなにも美しく静けさに支配された世界を堪能.

しかもほぼ独り占め.

文句のつけようがない.

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さぁ,明日はいよいよ,我が「New Machine」を引き取りにいきますか.

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