EMONDAな火曜会に参加して天人峡からのラストチョボライド

2024/10/8 Tue

そして扉は閉められる

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曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:15 ℃,風速:5.1 km/時,風向:NW

はじめて「火曜会」に参加した.

「火曜会」とは何か?

火曜日が定休日の方々の走行会である(たぶん).
旭川チャリ界(?)の中心的存在であるヤマタケさんもこの会に属している.

Natural Born EZOist

どちらかと言えば“ゆる”ではなく“ガチ”
以前から面白そうな会だとは思っていたが,Kazchariは土日祝休の勤務形態なので,なかなか参加する機会がなかった.

だが,先々週,メンバーの一人であるO田さんより突如「今度の火曜日,一緒に走りませんか」とのメッセージが.

残念ながら,急病でもないのに,いきなり職場は休めない.
その日のお誘いはご辞退させていただいて,後日「(今度の火曜日)休み取ったので,どこかに行きませんか」と返信してみた.

こうして初の火曜会参加が実現したわけである.

この日集まったのはKazchariとO田さんの他,Kさん&PさんのHIGUMA CYCLE TEAM,そして謎のE取さんである.
さらに午後からはここにヤマタケさんGTOさんも加わることになった.

9時に東神楽森林公園の駐車場に集合.
既にO田さん着.チャリの準備中だった.

駐車場の前はキャンプ場だが,9月いっぱいで営業終了なのか既に客の姿はなかった.

ここのキャンプ場には思い入れがある.

時に2004年.
2年間過ごしたジャマイカから帰国し,2ヶ月間ヨメさんとの「地球一周の旅」を終えたKazchariは次の職場を探していた.

偶然,旭川に“ご縁”ができて,その年の10月から働くことになったのだが,当地には親戚も知人もいない.
つまり家探しからのスタート.
クルマを所有していなかったKazchari夫婦はオートバイ2台で渡道.
ここ東神楽森林公園キャンプ場に2週間ほど滞在した.

町から離れているので買い出しが不便だったが,目の前の温泉(花神楽)がありがたい.
滞在中は,台風に遭遇しテントごと炊事場に避難.
目の前を常設のテントが転がっていくのを見た.

さて,思い出にひたりながらKazchariもチャリの準備.
久々に軽量快速マシーンの“え~もんだ”ことEMONDAである.

これは豪脚で知られるO田さんに食らいつくため.
もう一つは,今日から2日後に閉鎖されてしまうチョボチナイロード(激坂)を走るためである.

そこへHIGUMA CYCLEのバスも到着.
挨拶もそこそこに,午前中のライドが始まる.
ノープランだったが,紅葉の季節でもあるし,順当に天人峡を目指すことにした.

午後からのチョボに備え,ゆるく走るつもりが...あきまへん.
仲良くローテーションが,いつの間にか“ちぎる”ローテーションになってしまった(あるある).

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特に旭岳と天人峡の分岐点からは顕著.
O田さんとローテしながらも必死にくらいつく.
だが,天人峡トンネル手前の坂で見事にちぎられる...ぐぬぬ.
やっぱり速いわ~

後で聞くところによると「いや~いいトレーニングになりました」
うむ.やはり“そういう会”だったのか.

で,天人峡着.
紅葉の最盛期はもう少し先っぽいが,なかなかの色づき具合だった.

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そこへ写真撮影のバスツアーなのか,白いバズーカ(超望遠レンズ)を携えたナイス・ミドルの方々がぞろぞろと.
その昔はKazchariもあちら側だったなぁ...今ではすっかりお手軽なスマホ派.

紅葉の写真はなかなか難しい.
アップで撮ると場所がどこかわからない.
広角で撮るとなんだかありきたり.

画質そのものは機材的に来るところまで来ているので(+編集できるし),何より構図・時間・場所・光が大事.
Kazchariの場合は,やはりチャリもしくはオートバイを入れこまないと気が済まない.

さらに年を重ねて2輪車に乗るのが厳しくなったら...バズーカ使いに回帰するかも(寂しい話はやめよ)

現在,天人峡では問題となっていた廃ホテルの解体工事が進んでいる.
とりあえず建物は撤去されていた.
話によると,この辺りを公園化(駐車場化)し羽衣の滝へのアクセスを容易にするのだとか.

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残る宿は一軒.
除雪などのインフラ整備との費用対効果の兼ね合いは,かなり厳しそう.

まぁ,そんな妄想はさておき,工事現場のプレハブ小屋の脇を抜けると見えてくるのが足湯である.もちろん利用させてもらう.

つい先日も来たばかりだが,ここの足湯はやはり真冬が風情があって良い.
ただし帰りは地獄だが.

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なんだかんだでここの標高は高い.
足はともかく,カラダの方はじっとしているだけで寒い.
汗冷えだ.

困ったことに雨まで降って来た.
雨雲レーダーによると20分は続く様.
滞在時間を延長する.

とは言え,午後組との合流予定もあるし,いつまでもまったりできない.
ウインドブレーカーを着て覚悟を決めて出発.

下り基調で爆走.
真冬でなくても寒いわ.
帰りもローテだが,先頭時は後ろからの圧もエグイ.
まぁ,ロードはこれくらいの緊張感があった方がトレーニングとして最適(そうなのか).

で,分岐にて「大雪旭岳源水公園」方面へ.
公園にて一旦休憩.
ここにたどり着くまでに,一人だけMTBだったKさんをちぎってしまい,離れ離れになってしまった.

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ダム集合との一報を入れる.

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Kさんは,どうやら先に行ってしまったらしく合流できす.昼食場所で落ち合うことにして再度連絡.
ダウンヒル後,ようやっとKさんと合流.
サイクリングロードを使って東川へ.

ちょうどお昼過ぎで,目当ての蕎麦屋さんは長蛇の列.
待ち時間がもったいないので,せんとぴゅあ内にある「ひがしかわ食堂ワッカ」さんへ.

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30分待ちと言われたが,これ以上動くのも面倒なのでお昼はここで決定.
施設内の展示物を見物.
さすが芸術推しの町.
飾られている写真もいいし,謎の展示物も味わい深い.

注文した火曜日の日替わりメニュー「照りマヨチキン丼」がやってきた.

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美味し.
食事中,ヤマタケさんGTO氏を目視確認.

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午後組を加え,いよいよ今季ラストチョボへ.
てっきりダム側から登ると思いきや,キトウシ方面に向かう.
そう,いわゆる「裏チョボ」から進入するようだ.

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

しばらく続く平坦路でGTO氏と談笑.
ゲートを越えてヒルクライム開始.
いつも同様,気持ちの良い速度でかけ上がる.

で,道道1116号前に接続.

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一旦ここで全員集合.
嶺雲橋を目指す.

もちろん,ここでも橋の手前までO田さんとバトル.
もちろん競り負ける...ぐぬぬ.

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いつ来ても絶景.
ホンマ良いところである.
さらに今日は平日.クルマやオードバイの数も少ない.

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と,しばらく黄昏ていたいところだが,もう10月半ば.
日が傾くとともに,どんどん気温が下がっていく.
つーことで,ジレを着てさっさと出発.

帰りはダム側に下りるダウンヒル.
これまた途中の短い登りでO田さんにちぎられ...(以下略)

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出口着.
この門は明後日には閉じられる.
そして「チョボ」は来年の夏まで長い眠りにつく.

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ここからはデポ地の東神楽森林公園まで一気に走る.
そして,途中の坂にて,またしてもO田さんに...(以下略)

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無事,デポ地に帰還.
いい汗かきましたね.
もちろんこの後は「花神楽」サ活だっ!

3セットをこなし,ととのう.
カラダを痛めつけた後の,この快感がやめられんのよ.

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つーことで,ウワサの「火曜会」に初参加.
予想通り&期待通りのトレーニングライドだった(そうか?).

Kazchariも既にアラ還.
年齢的に“速さ”を求めなくなってくるのが普通なのだろうが,まだまだこだわりたいところ.
ゆるポタ反対! E-Bike買ったら負け!(※個人の感想です)

そろそろロードのシーズンは終了.
あの暑かった太陽はどこ行った.
これからの季節はMTBグラベルロード紅葉を愛でるのにちょうど良い.
そして,その後は...お待ちかねのスノーシーズンが訪れる.

四季を文字通り肌で最大限に感じる.
ホンマ,チャリは素晴らしい.

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