もうすぐ300kmブルベ~BRM528きのこの山参戦とベルの話

2022/5/23 Mon

楽しいブルベの上限.

iPhone11 Pro 実物はシルバーです

今週土曜日に開催されるランドヌール札幌主催のブルベ,『BRM528きのこの山300』にエントリーした.

2022BRM528きのこの山300

Kazchariにとって,今シーズン初のブルベだが,当日の札幌周辺の天気は雨予報.
現在の降水確率はなんと80%だ.
さすがに出走前から雨だと,DNSかなぁ...

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

賛成だ.
と言いつつも,これまで結構雨のブルベも走ってたりする.
当日の気分でどうするか決めよう.

問題はその判断を前日の金曜日にしておく必要がある.
走るのであれば,札幌発ブルベの定宿『ふとみ銘泉』(のリラックスルーム)に泊まるつもり.

北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯(クーポンいろいろ)

これまで300ブルベには3回参加.
いずれも完走している.

【2018年BRM901アタック三国峠】

OLYMPUS TG-5

初めての300km.
屈足温泉を出発し,三国峠にタイムアップ内にたどり着けるかが勝負.
「田舎の夜間走行=宇宙旅行に近い」を実感.
15時間12分.

【2019年BRM511トトロ】

OLYMPUS TG-5

札幌発で深川まで行って帰る...いや,帰らずに旭川に向かいたくなるブルベ.
青山ダムあたりが色々怖い.
14時間3分.

【2019年BRM720北村】

OLYMPUS TG-5

なかなか辛い海岸沿い.トンネルが多すぎる.
歌志内で同行者がダウンヒルクラッシュ.
良いペースで明るいうちにゴール.
12時間59分.

いずれも天気には恵まれてたな.
やはり獲得標高だと三国峠がキツかった.
今度の「きのこの山」はこれに近い.
目標タイムは15時間ということで.

主催者の試走レポート(5/11)を読んでビビった.
コースの難所である「オロフレ峠」の気温は6℃だったそうな.
そこからの下り?
うわ,冬装備要るやん.

さて,話は変わって,今回ブルベ・レギュレーションで必須の「ベル」を新調.

以前はKnog製のおしゃれデザインを使っていた.

KNOG (ノグ) 自転車 ベル ラージ(内径:23.8-31.8mm)

見た目はスタイリッシュで悪くない.
ただし,元々音が小さい上に,ハンマー部分のバネが弱くなりもはや「ベルの音」ではない.(カン,という感じ)

そこでキャットアイ製のこいつを次に導入.

キャットアイ(CAT EYE) ベル 真鍮製 自転車

いたって普通のベル.でもいい音が鳴る.
夜間の宗谷国道,ベル挨拶合戦が楽しかった.

別のベルも試したく鳴り,レックマウント製のこいつを購入.
マウントステーにすっきり収まるのが気に入った.

REC-MOUNTS(レックマウント) ベルキット(Bell) レックマウント製 サイクルコンピューターマウント用

サイコンアダプタ下部とGoProマウントの間にはさみこむタイプ.
実にスマート.

iPhone11 Pro

サイコンやライトの位置をクリアして落ち着いたこの位置.

鳴らしてみるか.

(カチッ カチッ)

「?」鳴らない.なんで?
なんと,ベルとハンマーを強く固定すると全然鳴らない仕組みなのだ.
ベル本体のネジを緩めて,ハンマーをダラーンとぶら下げると...

iPhone11 Pro

(チリン チリン)

キャットアイほど良い音ではないが,ちゃんと鳴る.
ハンマー部分がブラブラしてるけど.
このまま走ったらネジが緩んで落ちそう.

そう.つまりこのベルは,普段はベルを締めて走り,使う際は緩めて音を鳴らし,用が済んだらまた締める...うわっ面倒くさ.

まぁ,道交法でも自転車のベルってよくわからん立ち位置にあるしな.

自転車のベルは対車両用の義務、歩行者に鳴らしてはいけないって知っていますか?

クルマに鳴らせだぁ? そんなもん聞こえるかいな.
エライ人にしかわからん飾りなのか.

ちなみにKazchariはファットバイクにクマ鈴を付けている.

林道走行の他,雪の季節などやむを得ず歩道を走る際,”意図的に鳴らしたわけではない”鈴の音で,歩行者が気づいてくれる.
これは違反ではないでしょう.

VIVA(ビバ) キヅキベル SBL スカイブルー

つーことで,後は当日の好天を祈るのみ...

※ 結局,悪天候のため「2022」はDNS ⇒ 「2023」でリベンジ!

BRM610きのこの山300km(その0)

iPhone11 Pro こうするといつのブルベか忘れない

心頭滅却しても山は山ライド

2022/5/22 Sun

痛みは電気信号に過ぎない.

iPhone11 Pro

Scattered clouds, 21°C, Feels like 21°C, Humidity 49%, Wind 6m/s from SSE

花粉症の攻撃は続いている.
布団に入っても,鼻呼吸ができないので,口を開けっ放しで寝ている.

喉の乾きで目が覚めてしまうこともあるが,困るのは起床時の頭痛.
酸素不足だろう.
元々頭痛持ちではあるが,最近は特にひどい.

あまり頼りたくはないのだが,頭痛がひどい時はこいつを飲む.

[Amazon限定ブランド]【指定第2類医薬品】PHARMA CHOICE 解熱鎮痛薬 解熱鎮痛錠IP 100錠

ところが,こいつがびっくりするくらい効かない
以前服用していた「ロキソニン」と成分・効用が変わらんのに安い...という触れ込みだったので使っていたのだが.

痛み止めロキソプロフェンとイブプロフェンの違い、効果・副作用を解説

そろそろ100錠を使い切りそうなので,これを機会に信頼の「ロキソニン」に戻すことにする.

【第1類医薬品】ロキソニンSプラス 12錠

実際,今朝は特に頭痛がひどかったので,薬箱に残っていた「ロキソニン」一錠を飲んだところ,あっという間に効いた.
少し恐ろしい.

つーことで出発.
まずは忠別川サイクリングロードを使って,旭岳方面へ.
来週の山岳300ブルベ(獲得標高3233m)に備えて(?),山を登っとこうかと.

やや抑え気味のペースで「大雪旭岳源水」へ.
家から汲んできた水道水をおいしい湧き水に交換する.

iPhone11 Pro

クライム開始.
別にタイムは狙いませんよ.
家から自走やしぃ,ホイールもディープやしぃ...(言い訳)

iPhone11 Pro

45分ほどで,いつものロープウェイ乗り場に到着.
一緒に登っているチャリも,下りてくるチャリもいなかった.
旭岳,人気なしッ!(たまたまでは?)

iPhone11 Pro

今回,リアライトとして新兵器というか,買ったことをずっと忘れていたOLIGHT『RN180』を初投入.

OLIGHT(オーライト) RN180 自転車ライト テールライト

iPhone11 Pro

もちろん前日にフル充電.
このライト,特徴としてデカイ,そして明るい(180ルーメン).
それにブレーキ時には「モーションセンサー」が働き,3秒間点灯するそうな.
ただし,Amazonのレビューを見るとバッテリの保ちがサイアクとか...

説明書もロクに読まないまま点滅モードで走ってきたけど,ここまではちゃんと機能しているようだ.
途中,一箇所トンネルを通るのだが,確かに...むっちゃ明るかった.

iPhone11 Pro

いつもの場所で記念撮影.
かろうじて山頂は拝めるものの,天気はイマイチ.

iPhone11 Pro

さすがにこの気温のヒルクライムだと,神の飲み物が美味い.
500ml(¥120)もスッと飲める.

iPhone11 Pro

この新しいビジターセンターも良いのだが,,,

iPhone11 Pro

これまでお世話になった旧センター(閉鎖済み)にも愛着あるなぁ.

iPhone11 Pro

さてダウンヒル.
もちろんウインドブレイカー着用.
下は半パン(レーパン)やけどな.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

天気予報だと昼から雨.
今のところ,この山に雨の気配なし.

iPhone11 Pro

ふもと着.
雲が出てきたか.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

途中の植樹林.
規則正しく木が並んでいる場所を見つけて進入.
緑が美しい.

iPhone11 Pro

いつもの忠別ダム.
すっかり雪も融けて,ダム道路も横断可.
反対側へ渡れる.
そういや今年はダム底ライド,忘れてた.

昭和の日,午後の忠別湖底ライド

iPhone11 Pro

東川の町に入り,いつものセブンイレブンで昼食.
ジロ開催記念でイタリアフェア(?)なのかは知らんけど,『バジルソース冷製パスタ』を購入.
別器のバジルソースをパスタにからめて食べるのだが...まぁ,見た目はアレだが美味しかったです.

iPhone11 Pro

帰りのサイクリングロードで「残桜」を見つけ撮影.

※ いや,Google先生によると,これは桜ではなく「カイドウズミ」らしい.そうなん?

自宅に着くと同時に雨が降ってきた.ツイてる.
ところが,リアライトを見ると,なんと既に電池切れ!
なにィ! 5時間も乗ってないでぇ!

この保ちではブルベどころか,通常の100km~ライドでも使えない.
なんじゃ,このライト.
これまでOLIGHT製品には絶大な信頼を置いてたけど,これはないなぁ...

改めてネットで設定を確認.

テールライトRN180は3つの設定があり、ダブルクリックすると、三つの設定モードが切り替え、一回クリックすると、明るさが切り替えます。
常時点灯設定(ロー、ミドル、ハイ)、フラッシュ設定(呼吸点滅、コメット点滅、通常点滅、交互点滅)、スマート設定(昼間、夜間)

メモリ機能:ライトが点く出力は前回使って記憶された明るさです。
スマートブレーキモード:オフの状態でスイッチを5秒ぐらい押し、ライトが赤色点滅すれば、通常のモードになり、ライトが赤色点灯すると、スマートブレーキモードになります。電池残量が21%~100%の時、いずれかのモードでブレーキをかけると、180ルーメンで点灯し続きます。低電量(0%-20%)の場合、ブレーキモードは起動できません。

スマート設定(振動と感光センサー):駐車などの際、ライトを5分ほど使用しないとスリープ状態に入り、振動を感じるとまた起動します。
ランタイム説明: ライトの実際のランタイムは作動温度の影響を受け、カタログに記載された時間と完全に一致するわけではありません。また、ブレーキモードで使用する場合、ブレーキの頻度によってランタイムも変化します。ブレーキ頻度が高いほど、ランタイムは短くなります。

ややこしいわ!
説明書を読まないKazchariも悪いけどな.
付属のマウントもシートポスト専用やし,使いどころがわからん.

なぜ買ったのか?
確か『RN3500』を買った際,プラス¥1,000程度でセットされるお買い得品やったから.
単独購入よりも心的ダメージは低いか.

いつも使っているのはOLIGHT『SEEMEE30』.

OLIGHT(オーライト) SEEMEE30 自転車ライト 30ルーメン テールライト

こいつは素晴らしい.
操作もシンプルな上,持続時間も長い.それに安い.
リアライトならこちらをオススメ.

つーことで久々のヒルクライムでした.

薬もライトも慣れているのが一番.

巻物キャンプグッズ増殖~WAQ RELAXING CAMP PILLOW購入

2022/5/20 Fri

快眠が大事.

北海道に引っ越す前,つまり関西時代はクルマを所有していなかった.
電車やらバスやらが市内を縦横無尽に走り回っているので,クルマの必要性を感じなかった.

それでもキャンプには頻繁に行っていた.
主にヨメさんとオートバイで.

もちろん荷物の積載には制限があるので,グッズの小型・軽量はもちろんのこと,”代用”が重要だった.

キャンプを成功させる(楽しくする)にはなんと言っても,夜,テント内で熟睡できるかどうかにかかっている.

その必需品として,テント内,寝袋の下に敷くマットがあげられる.
80年代キャンプライダー必携と言えば銀マット.
安い! 軽い! 丈夫! 汚れても問題なし!
その他,緩衝材・梱包材としても有能.
と,今でも重宝している.

ワイズ ワイズ(WAISE) アルミレジャーマット ロール M 約50×180cm

しかあし,いかんせんこいつは厚みが足りない.
テント地が芝生であれば良いが,石がごろごろした荒地や河原では辛い.

そこで購入したのがインフレータブルマット.
90年はじめにベストセラーだったのが『サーマレスト3/4』
頭から臀部あたりまでを支えるサイズ.
これが実に使い勝手が良かった.
空気の自動吸入こそ怪しいが,購入して約30年,未だに現役である(主に息子用).

iPhone11 Pro

さきほど検索したら今のサーマレストって,むっちゃ高級品になっている...なぜ?

旭川に引っ越し,必要にかられてクルマを入手後は「家族キャンプ」もしくは「クルマ+チャリキャンプ」が中心となり,積載量や重さに気を使うことがなくなった.

その結果,今ではWAQの『コット』『8cm厚のインフレータブルマット』(大荷物)を持参するなど,快適さへの追求が止まらなくなってしまった.

WAQ 2WAY フォールディング コット 折りたたみ式コット WAQ-COT01 ハイ/ロー切替可能

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm 特殊ウレタン 軽量

そして,キャンプ用寝具への次なるこだわりは「まくら」へ.

バイクツーリング最初期は「衣類を詰めたスタッフバッグ」をまくら代わりにしていた.
やがて¥100ショップにあるような,空気を入れてふくらませる「旅行用ピロー」に”進化”した.これなぁ...すぐに空気が漏れるねん.

そして,最近ではホームセンターで買った「低反発まくら」を使っていた.
日常の寝具としても使用しており,特に不満はなかったのだが...

先日の息子キャンプで見事に...

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

その「低反発まくら」を家に忘れ,久しぶりに「スタッフバッグ衣類詰め方式」を試した.
直接頭をのせるのではなく,8cmマットの下に押し込む形で使用したのだが,寝心地はやはり今一つ.

夢現(ゆめうつつ)の中で,ここはやはり最新のアウトドア専用品が欲しいなぁ...と野望が.つーことで,帰宅後,いろいろ物色.
安いものから高いものまで様々だが,やはりここは,そのコスパに絶大な信頼を置いているWAQ製品にした.

進撃のアウトドアメーカー~OLIGHTとWAQ

購入したのは『WAQ RELAXING CAMP PILLOW リラクシングキャンプまくら』

WAQ RELAXING CAMP PILLOW リラクシングキャンプまくら waq-rcp1-tn

公式でもAmazonでも,なかなかセールにならない商品である.
仕方なく定価(¥3,480)で購入.

届いたので開封の儀.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

WAQの巻物系グッズは収納袋が大きくて良い.
仕舞うのが楽だ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

洗えるカバーと補修用パッチ.

iPhone11 Pro

本体を拡げた状態.
もちろんぺったんこ.

自動吸気なのでバルブを確認.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

少々硬めのバルブを開いてしばらく放置.

...空気を吸う音が全然聞こえない.
説明書は?
今どきのグッズらしくQRコードからネット接続か?
面倒くさい.

あれ?
もしかして,このオレンジのパーツをめくるとええんか?

iPhone11 Pro

ビンゴでした.
しばらくオープンにしとくと,自動吸気で膨らみ始めた.

iPhone11 Pro

新品のせいか,膨らみがイマイチ.
フル充填まで少々時間がかった.

iPhone11 Pro

付属のカバーを付けて完成.
大き過ぎず,小さ過ぎずちょうど良いサイズ.

つーことで次回キャンプでの,実践デビューが楽しみである.

...と,なんだかんだ書いてきたが,キャンプにおける安眠用最強グッズはアイマスクと耳栓であることは間違いない.

【睡眠栄養指導士 監修】アイマスク 睡眠用 遮光 安眠 立体 睡眠マスク 低反発素材 シルク質感 3D構造 ヘッドバンド&マジックテープ式 ra kuras (ブラック)

MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し お試し8種エコパック ケース付

いやいや,キャンプやねんから自然の音,聞こうや...

iPhone11 Pro

上川公園までサクラを見に行くライド

2022/5/7 Sat

きっかけはテレビ.

iPhone11 Pro

Clear sky, 22°C, Feels like 21°C, Humidity 30%, Wind 7m/s from S

※これまた先週の出来事.今の状況は異なります.

2022年GWもいよいよ大詰め.
とりあえず晴れてくれた(雲多め).

今日はロードバイクでロングライドである.
前回は残雪で未開通だった旭川層雲峡自転車道を通って,上川(旭ヶ丘)までを予定.

ちょうど前日朝の情報番組で「上川公園のサクラ」を紹介していた.
これは見たい.
場所はなんとなくわかる.
まだ,サクラは残っているだろうか?

iPhone11 Pro

いつもの定点観察ポイント.

気温はわりと高めだが,夕方以降の天候悪化に備え,やや厚めのジャージ(長袖)とビブ(半パン)の組み合わせ.
みんな大好きdhb製...と毎回書いているが意外に見かけない気がする.

海外通販は,ガチ勢でないと,それほど利用されていないのだろうか?
Amaで売っている激安(時には海賊レプリカ)ジャージよりコスパは良いと思うのだが.
サイズもミクロマン(161cm/58kg)のKazchariでも問題ない.

自宅に一番近い場所から,サイクリングコースに乗る.

旭川駅を過ぎて,旭橋を過ぎたあたりからは要注意.
ところどころバンプがある.
アスファルトの下を根が這っているためだろう.

以前,ハンドルに軽く手を置いただけで走行中,このバンプではね,道路外の芝生にふっとばされたこともある(転倒はしなかったけど).
補修とかは後回しやねんやろな.

そう言えば,先週チラ読みした『北海道経済』に,「『旭川サイクリングロード』の復旧を諦める」みたいな記事が掲載されていた.
現在通行止めの「旧神居古潭駅舎ゲートから伊納ゲート間」のことである.
うーむ.ついに幻の道になってしまうのか.
「通行止めになる前に走っとけ」と過去のKazchariに言ってやりたい(存在自体知らなかったけど).

そんなことを考えながら「旭川層雲峡自転車道」入り口を目指す.

iPhone11 Pro

ここから先も一部のバンプ地帯に注意.
もう何十回となく通っているのでヤバイ場所はだいたい把握してるけど.

途中,休憩中のローディ1名だけ見た.
土曜日の割に少ないな.
一時期のロードバイクブームも終了なのか?
Kazchariの周辺でも「下りた」人が数名.

飽きる理由,飽きない理由,両方ともなんとなくわかる.
チャリは暑いし,寒いし,濡れるし,臭いし,危ないし,辛いし,痛いし,モテないしで,時間と金をかけてのコスパは最悪.

しかあし,自由と孤高を愛し,苦悩を通じて歓喜に至れる脳内ヤク中のKazchariにこれほど適した趣味はない.
世間はこうしたヤツらを“変態”と呼んでいる.

国道39号線と並行するあたりで,なぜか路面が悪く...というか,アスファルトにガラス片が混じってくるのが,この道の最大の難点.
過去3回は,おそらくこれが原因でパンクしているはず.

iPhone11 Pro

「がんばれ,GP5000!」と祈りながら,今回は無事通過.
とりあえずのゴールであるパークゴルフ場着.

iPhone11 Pro

いつもここが給水ポイント.
今はそうでもないけど,夏場は助かる.
頭から水をぶっかけてシャワーにもなるし.

交通量が多く,ビビりまくりの国道39号.
再舗装したての路面が続いたかと思えば,亀裂,砂利,段差,滑り止め加工に変わる.
グラベル以上に路面状況の変化が激しい.
例の「青矢印+ママチャリ」マークが無理やりペイントされているのが物悲しい.

上川町着.
次に旭ヶ丘「大雪森のガーデン」に向かう.

ヒルクライムコースの入口だが,ここまでで既に走行距離60kmは越えている.
そこから全力...は無理.

それでも,どこそこ踏んでしまうけどなぁ.
こんなに長かったっけ?
残り3km看板,1km看板が恨めしい...(なぜ)

過去2回のレースがフラッシュバック.
今年のレースもすでにエントリーしているけど,他人ではなくまず自分との勝負やな.
(機材ドーピングは間に合いそうにないし)

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2021』に参加

ゴール...いつもの駐車場で撮影.
あぁ山がキレイだ...(ぜぇぜぇ)

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「森のガーデン」へ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

閑散としていたため,ショップ類はまだ開いていないのだろうかと思ったが,ちゃんと営業していた.

iPhone11 Pro

ジェラートを頂く.
よほど疲れた(もしくは不機嫌な)顔をしていたせいか,ご主人から「レースでもされているんですか」と質問される.

「ここのヒルクライムに毎回出てます.今年もエントリーしました」と答える.

ご主人「おおそうですか.今年もお食事券出ますよ! がんばって下さい!」

いやまぁ,そうなんですけど...優勝しないともらえない.
せめて年齢別クラスを作ってほしい...と(頭の中で)無理なお願い.

まだ十分に開花していないせいか,普段は有料のガーデンが無料で開放されていたので散策してみる.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
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ピツピチ汗臭ジャージ+ピンディング歩きのおっさんがいて良い場所ではなかったようだと早々に退散.

iPhone11 Pro

さぁ,次は本日のメインイベントである「上川公園」へ向かう.

サクラ並木を発見.
道幅はそこそこ広いが歩行者道路なので,チャリから下りて歩く.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

確かにキレイだ.
この密集状態が良い.
空の色はイマイチだが.

もう少し登る.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

昨日の旭山動物園同様,2,3日前(かつ晴天)だったらさらに良かったかな.
来年に期待.

腹が減った.

少し前にこの辺りまで来た際にはクローズしてた「愛山渓ドライブイン」まで走る.

寒風吹きすさぶ上川方面ライド

もちろん今日は開いていた.
ここでのお目当ては名物「舞茸ラーメン」である.

iPhone11 Pro

やはり美味い.
汗だくの身体にはぴったり.
PayPayも使えるのがありがたい.

ただ,大失敗したと思ったのが,洗面所で顔を洗う際に,手や髪に花粉がついたまま目の周囲をこすったせいか,食事中ずっと目が痒かったこと.
いやホンマ,今年は花粉症にやられまくっている.
コンタクトなので目薬もさせない.
例年ここまでひどくなかったのだが...今年はダメだ.

パークゴルフ場からは高速道路(自転車道)へ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

順調に走っていたが,河川敷のサイクリングロード,自宅まで残り15km地点から,雨がポツポツ.それがザーザーへ.
たまらず,橋の下に逃げ込む.

iPhone11 Pro

しばし,雨宿りする.

小降りになった.
濡れた路面に,チャリを汚しながら発進.
「帰ったら洗車かぁ」と思いつつ駅に近づくと,やたら背の低いサクラを発見.
おお,これは面白い構図で撮れるかも...と色々トライ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

最後の最後に,良い場所を見つけた.
雨に濡れ,雰囲気倍増.
こいつがベストショットかな.

iPhone11 Pro

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その3)

2022/5/5 Thu

視力5.0? 知らんけど.

iPhone11 Pro

連泊2日目.
さすがの登山疲れのせいか,Kachariも息子もよく眠った.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

昨夜もヨメさんと息子がLINEのビデオ通話していたこともあり,ここでスマホの残りギガを確認.
なんと,残り0.3GBしかない.

UQモバイル3GB契約なのだが,まだ5/5の時点でこれはまずい.
こうした田舎ではつながりも悪いが,それもこの急激な消費に関係しているのだろうか?

それはさておき,今日は帰宅日となる.
2泊3日だと何やら物足りない.
だが,小学校を休ませるわけにはいかない...いや,最近は親の休暇に合わせて学校を欠席する児童も多いらしいけど.

ちなみに来年,2023年のGWの連休をチェックしてみる.
5/3~5/7までの5連休となる.なにィ!
こ,これは東北遠征のチャンスか?

それはさておき朝食.今朝も元気に不健康.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

パッキングして出発.
予定通り南下し襟裳岬を目指す.

この地域にしては風もおだやか.
岬へ向かう道道も同様.

iPhone11 Pro

とは言え,風はなくてもアップダウンが延々と続き,相当足を削られそう...と来るべき日の自分を想像.
“その日も”こんなコンディションだと助かるなぁ.

こんなボクでも「オホーツク1300」走れますか?

襟裳岬着.
早くもクルマ,オートバイが結構な数,並んでいる.

えりもと言えば風の館
風速25m体験コーナーが懐かしい.
入り口ゲートをくぐるが...

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

なんと休館中.
GWでっせ? なぜ? ⇒ 現在8時半.着くのが早すぎた.

もちろん展望台まで歩く.
少し待って,人がいなくなったところで自撮り.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

展望台を下りて,さらに先へ.
小石がキレイに巻かれているところは昆布干し場.
そこを踏まないように,歩いて行ける突端を目指す.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro  iPhone最大望遠.OLYMPUS機持ってきたらよかった

そこへクルマが横付けされ,おそろいのジャケットを着た男女二人組が,ハードケースを運びながらこちらに歩いてきた.

その装備の中から双眼鏡を取り出し,岬先端の岩礁を指さしながら,あーだ,こーだと,同僚と話し合っている.

ふと,袖のネームを見ると「環境省」の刺繍が.
おお,ガチの調査員やん.

すると,Kazchariの視線に気づいたのか,双眼鏡を手渡しながら「見ます?」と言ってきた.

見ます,見ます ⇒ いました,いました.

そう,襟裳岬名物のあざらしの群れ(ハーレム?)である.
ちょうど今が繁殖期で大勢集まっているらしい.
メキシコのラパスのように一緒に泳いだりはできないのだろうか?(波が荒すぎる?)

息子にも双眼鏡を貸す.

iPhone11 Pro

見えたのか見えなかったのかよくわからんが,双眼鏡がなくても裸眼で「見える」という.
確かに視力になんの問題もないので,不思議ではない.
スマホや小型ゲーム機もやらんし,ついでに勉強もやらんしで,視力が落ちる要素がない.
ホンマに見えているのかもしれんな.

しばしの滞在後,お礼を言って駐車場へ戻る.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

人がいない時を見計らって,本日の戦い開始.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

さて,ここからいよいよ折り返し.
元々帯広周りで帰るつもりだったが,案の定,ナビもその方が早いと言ってきた.

建設費が膨大だったという黄金道路.
天気が良いせいか,バイカー,チャリダーを多数見かけた.
風はないと言っても,そこはえりも.
横風にあおられて辛そう...

それよりやっかいなのはトンネル地獄.
4km以上あるものも...やはり「オホーツク1300」ではここが最大の難所やな.

iPhone11 Pro

フンベの滝を過ぎると広尾町.
昨年雄一出場したブルベでCPになっていたセイコマを通過.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その3

大樹町にて早め給油.
満タンにし,忠類からは高速(規格道路)に乗って,一気に帯広までワープ.
無料区間終了の芽室にて一般道に合流.
昼過ぎになり,これまた昨年のブルベの帰り道で寄ったラーメン屋「虎徹」に入る.

まぁ息子は例によって「山岡家がいい」と食い下がっていたが(逆方向なので却下).

iPhone11 Pro

そんな息子も出てきた「お子様ラーメン」には大満足.
「すごいすごい.山岡家よりいい!」(キャッシュなヤツだ)

おまけの「ふりかけ」やら「ポテチ」が気に入ったのかと尋ねると...

「ラーメンにネギが入ってないのがいい」なんじゃそら.

Kazchariは「ガリバタラーメン」「ガリバタザンギ」のセット(ガタキリバ?).
うーん,こっちは少々失敗したかな.
不味いわけではないが,いつも通り,味噌ラーメンと「しょうゆザンギ」にしておけば良かった.

iPhone11 Pro

メシも食ったし出発.
新得町を過ぎ,狩勝峠を越える.
ここで思い出されるのが,やはり「旭川400」における深夜の峠越え.

BRM824旭川400km(その4)

今思えは,このブルベのハイライトやったね.
カーブに光る鹿の目が怖かった.

眠気覚ましに無理やり飲んだエナジードリンクの味を思い出しながら,道の駅「南ふらの」を通過.
最近新規オープンのこの道の駅,モンベルが入っているせいか駐車場バカ混みだった.

ここからは富良野を経由して国道273でひたすら旭川を目指す.
途中,東大演習林横の桜回廊の美しいこと! 雪山と相まって,これぞザ・ジャパン!

iPhone11 Pro

中富良野付近,荷物少なめのチェレステカラーのビアンキをパスする.
あれ? 黒と赤のヘルメット.黒っぽいジャージに見覚えが...
本人に確認したわけではないが,おそらく6日ほど前にノシャップ岬の食堂で会った留萌在住のチャリダーだと思われる.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その2)

狭いようで広い日本(ましてや北海道)でこんな偶然があるとは...驚きである.

15時過ぎ,無事帰宅.
息子は速攻でチャリで遊びに行く.

Kazchariはキャンプ用具の片付け.
海沿いを走ったこともあり,さくっと洗車.
車内も拭く.
ついでに冬タイヤをノーマルタイヤに交換した.

ようやく北海道の夏が始まる.

娘が幼い頃も,二人でキャンプに行ったことはあったが,やはり息子との旅は違う.
”男”を育てている感がある.
しかし,それは決して自分の分身ではない.
仲間? それはまだ早いか.

数年いや数十年後,この旅の思い出を息子と(酒のつまみに)語る時が来るのだろうか.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その2)

2022/5/4 Wed

男の子が育つ.

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高熱源体とともに極狭空間にいたためか,テント内ではさほど寒さを感じず就寝できた.

朝5時前,外は既に明るい...と言いたいところだが,曇天時折小雨.
風も強い.外はやはり寒い.

「午前中雨」の天気予報通りである.
その予報を信じるのであれば,昼過ぎからは晴れるらしい.

さあ,考えろ.
予定通り,本日の登山を決行するか,確実に晴れる明日に延期するか...

いつもの朝飯(なんでもかんでもホットサンドメーカー)を食いながら思考していると,息子も起きてきた.

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「寒い寒い」とブチブチつぶやいていると,息子が「サッカーすれば体があたたまるよ」となかなか気の利いたことを言う.

空気を抜きまくって,全然飛ばないようにしたボールで,1時間ほどサッカー&キャッチボール&プロレス.
確かに温まったぞ,息子よ.

9時になった.
山には雲がかかっているが,海方向は晴れつつある.

決意し,本日アポイ岳に登ることにした.

登山用の装備を整え,まずはインフォメーションセンターへ向かう.
途中のアスレチックエリアで遊びまくる息子.
なかなか進まん...

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「とーちゃん,昨日のターブ代も払いなよ」と念押しする息子.
「マジメか!」ではなくて,人として正しい行動だな,息子よ.

受付の女性に「すいません.やっぱりタープ立てることにしました.2泊分で¥600です」と支払う.
受付の女性,驚いた顔で一言.「マジメですね...」そうなんすよ.

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マジメついでに登山情報を入手.

「山なので天候についてはっきりしたことは言えませんが,2時までに頂上にたどり着けなければ下山してきてください」とのこと.

何より重要なのが”クマ”に注意すること.
ふふふ,こんなこともあろうかと熊鈴もちゃんと持参しているのだ.
息子のリュックに装着する.
クマよけと言うより,息子の位置(生存)確認としての役割か.

さて登山開始である.
街をあげて「ジオパーク・アポイ岳」を推しているだけあって,案内板を始め,色々親切.
道に迷うことはまずなさそう.

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まずはクルマが通るような広い林道からスタート.
入山届けに記帳.
川を渡って登山道開始.
おっと,ブラシで余計な泥を落としてと.

以下,まずは五合目までのフォト.

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iPhone11 Pro クマよけの銅鑼
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iPhone11 Pro 五合目の避難小屋
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やたらに元気な息子.
最近,ずっぽりとはまっている『仮面ライダーオーズ』の話を延々としている.
言葉を3つ並べて,「拳銃!ライフル!戦車!(ゲラゲラゲラ)」などと一人で笑っている.
何が面白いのかさっぱりわからん.
Kazchari的には3つの言葉と言えば,仕事柄「桜!猫!電車!」を想起してしまう.

それにしても子どもは面白い.
突然フロー状態になって飛ぶように山道を駆けたかと思うと,次の瞬間にハンガーノックになって「もう無理...」と愚痴る.

あらかじめ買っておいた羊羹やジャムパンを食わせると,急速にHPを回復.
また走り出す.
これの繰り返し.不思議だ.

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iPhone11 Pro 毒蛇エリア!?
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この当たりからガスってきた.そして強風.
晴れ予報はいずこへ...

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ここまで来れば後少し.

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おおっ,ついに頂上着.
景色は残念だが,この達成感こそ登山の醍醐味.

「しんどくなったり,もう下りたくなったら言いやぁ」と息子にあらかじめ伝えておいたが,諦めずによくぞここまで登ってきた.
おそらくここまでの高さを登ったのは人生で始めてのはず.

エライぞ,息子よ!

もうしばらく佇んでいたかったが,ご覧のような天候である.
何も見えない.
さらには雨も降ってきた.
下山を開始しよう.

登りとは異なり,「ウラお花畑ルート」を使う.

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と言っても,シーズンはまだ.
笹っぽい植物の合間を,細い登山道が続く.

息子「本当にこの道で合ってんの?」 ⇒ 合ってるって!(たぶん...)

iPhone11 Pro これも高山植物?
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下れば下るほど,植物層が変わる.

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雑木林に入り,何度目かのハンガーノック状態になる息子.
ここで秘密兵器「カロリーメイト」を渡す.

「おい! 息子! これを喰え!」(アンクのマネ)

「とーちゃん,これマズい」 さよか.

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いずれにせよ,復活した息子.
うまい具合に天気も回復.太陽のめぐみを浴びる.
♫チャーラチャラララララ~ チャラチャララ~(セブンのBGM)

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この登山のハイライトである馬の背.
シーズンになると尾根の両サイドが高山植物で埋まるそうな.
そうでなくても絶景は絶景.
晴れになってよかった.

山の方を見ると登っていく人の姿が何人か見える.うらやましい.
まっええか.こればかりはどうしようもない.

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iPhone11 Pro 靴を洗うブラシ.
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入山届を出すところ.
約5時間で往復した.

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看板前で決着をつける(何の?)最後の戦い.
そして仲直り.

キャンプサイトに戻る.
Kazchari的には「もう温泉の食堂で食うたらええやん」と息子に提案するが,断固拒否.
結局「キャンプやから外(自炊)!」という息子のド正論に負け,様似町のコープまで買い出しに行くことにした.

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せっかくなので,今はなき日高本線の終着駅,様似駅を見学.
今では観光案内所になっていた.

仕方がない.
これが時代の流れ.

鉄道は衰退する.
町も衰退する.
何より,人が減っていく.
それが日本.

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テントサイトに戻り,まずはパック飯を温める.
手前の皿には焼きそば.もちろん惣菜だ.

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フライパンで「王将の冷凍餃子」を焼く.
水も油も不要.実にキャンプ向き.
しかも,しっかり王将の味だった.
今後の定番にしよう.

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今日のメインディッシュは「サーモン丼」
これが意外に美味かった.
やはり海沿いだから? いや,サーモンは関係ないか.

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ここの温泉も今晩でお別れ.
露天風呂もあるので,明るいうちにも入りたかったなぁ.

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入浴後,寒空の中,スナック菓子+ビールという不健康な夜食(と言っても8時だが).

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Kazchari「今日の山,どうやった」
息子  「下りは楽しかった」
Kazchari「ほな,また山登りするか?」
息子  「絶対いや」

いやいや,息子よ.
今日はしんどいかもしれんが,ふと思い出される登頂達成感とこの心地よい疲労感がクセになるのだよ.
次回はもっと高い山に連れてってやろう.

今はとりあえず...眠れ.

(その3へ)

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その3)

2022/5/1 Sun

さぁ帰りましょう.

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夜間の寒さは前日と変わらなかった.
ただし”覚悟”があったためか,よく眠れた.(疲れていただけ?)

周りのキャンパーはすっかり入れ替わっていて,隣のサイトは神戸ナンバーのオートバイ3人組だった.

テント2張り,カップル+男性という少々変わった組み合わせ.
関西人らしく,声がデカイかつ,ずっと話し続けている.

彼女「なぁ,顔に塗る保湿剤どこにあんの?」
彼氏「後ろのバッグにないかぁ?」
彼女「あったあった」(ペタペタ)「なぁなぁアンタも塗らへんの?」
彼氏「オレはええわ.お肌ツルツルやし」
彼女「いや,ワタシよりカサカサやで」
彼氏「オマエよりマシや」
彼女「いや,アンタの方が...」(以下略)

彼氏(テントをたたみながら)「忘れもんないかぁ?」
彼女「大丈夫ちゃう?」
彼氏「こうやって片付けてたら修学旅行のこと思い出さへんか?」
彼女「なにそれ?」
彼氏「ほら,片付け終わって出発する時に先生が『このパンツ誰のやぁ?』って,手でヒラヒラさせてみんなに聞いてたやん.あれで『僕のです』って答えるヤツおると思うかぁ?」

このノリ,正に関西人.

Kazchariは基本的にソロ旅が好きだが,こうした交流を楽しみながらする旅も悪くないかも...

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チェックアウトは11時.
晴天ならファットでひとっ走り,と考えていたがこの曇天

Kazchariも片付けて出発するか.
クルマのパッキングは楽.
でも周りのバイカーを見ていると,やはりオートバイツーリングも再開したく思う.旅感の次元が違う.

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稚内市内に戻りガソリンを補給.
この辺り,街を外れるとスタンドが減りかつ料金が異常に高い.
入れられる時に入れておくのが北海道旅の基本.

国道40号を南下.
高規格道路を使って,本日の目的地豊富温泉に久々の訪問.
石油風呂で有名.

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新コロ対策のせいか,健康センター(公衆浴場)の開館は10時.
しばし待つ.

その間,地図を見ながら市内を散策.

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少しこない間に,おしゃれな建物が増えている.
木造のシャレた外装.凝ったロゴ.
あくまで印象だが,インバウンド向けの整備が一気になされたようだ.

そういや某貧困女子も協力して,PV(?)作ってるなぁ.

10時過ぎ,センターに戻ると20名程度の並びができていた.
検温,消毒はもちろんのこと,入浴券も直接渡さずカゴに入れるなど感染対策が徹底.

30分ほどで入浴完了.
思い出補正があるのか,そんなに油臭くなかったなぁ.
いつかは湯治経験とかしてみたいものだ.

旭川へ向け,さらに南下.
あえて道道(田舎道)を使う.
国道はあぜ道に潜んでいる白黒のクルマとか,怪しい機械を物陰からこちらに向けている変な人が多いのだ.

ちょうど昨夜SNSを見ていると,午前0時の国道(層雲峡付近)を”普通の速度”で走っていると,後をつけてきたセダンがいきなり赤く発光し追いかけてきたとのこと.
GWは,ある方々にとって絶好の狩猟シーズンということだろう.

それでも最終的には国道へ.
決して目立つ走行はせず,無事に道の駅「なかがわ」へ.

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混むであろう12時になる前に昼食を済ませるのが旅のオキテ.
まぁ,キャンプ時の朝食は早いのでハラヘリ時間も前倒しされてしまうわけだが.

つーことで,道の駅の食堂で「牛トロ丼」
ご覧の通り,見た目ものすごく美味しそうなのだが,いかんせん量が...少なめ.
食後,屋台で売ってた焼鳥もいただきました.

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道の駅「おといねっぷ」
トイレがやたらキレイに.

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道の駅「びふか」
昨年の夏,お世話になりました.今年の夏も来ます.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

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道の駅「けんぶち」
ここまで来たら家まで後少し.
ようするに自宅発チャリライドの折り返し地点でもある.

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15時頃,無事帰宅.
荷降ろしする.

通常であればこの後,キャンプ用具を干したり,片付けたりの作業が待っているのだが,今年のGWはまだまだ続く.

明日(5/2)の休息日をはさみ,再びハスラーは旅立つ.
今度は息子を連れて.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その2)

2022/4/30 Sat

青い空,白い道.

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Scattered clouds, 8°C, Feels like 6°C, Humidity 66%, Wind 4m/s

イベント山盛りのせいで,少し間が空いてしまったが「おっさんのGW」の続きである.

キャンプ初日の夜.
あまりの寒さに耐えきれず,敷地内にある「キャンパーズハウス」なる建物に逃げ込む.

その際,今回の新兵器の一つ「ポータブル電源」を持参.

Anker PowerHouse II 400 (ポータブル電源 防災推奨品)

この「キャンパーズハウス」,実に素晴らしい.
トイレは元より,シャワー室,電子レンジ,ランドリー,コンセント,自販機,マンガが備え付け.
そして何よりも暖房が効いている!

入り口ドアには利用時間21時までとある.
では,その時間までお邪魔させてもらおう.

いやホンマ,有料キャンプ場とは言え,ここまで完璧だと何も文句言えない.
極楽極楽.

で,ポータブル電源をコンセントに差し込む.
もちろん出発前に自宅で充電しておいた(はず).
しかあし,なぜかiPhoneやらランタンを接続しても,それらへの充電が始まらない.ディスプレイがチカチカ点滅するのみ.

げっ,いきなり初期不良?
天下のAnker製品なので交換はスムーズやけど,”今晩”使えないのは困る.

ネットに接続し,Ankerのサイトにてポタ電のマニュアルをチェック.
なになに,事故防止のため最初の充電が始まるまで機能休止状態とのこと.
どういうこと? 自宅では充電が失敗していたということか.
「困った,困った」と,ACアダプターを抜き差ししていると,突然ディスプレイが正常表示になり,充電が始まった.何のこっちゃ.

後は閉館時間までマンガを読んでねばろう.

ふしぎの国のバード 1巻

これ,おもろいわ.ビジュアルをはじめ,原作アレンジがスゴそうやけど.

さて,21時になった.
見回りの警備員の方が来たので「そろそろ閉館ですよね?」と尋ねると...

「10時になったら自動ドアの電源を切りに来るけど,その後もいていいよぉ.寒いしね.ドアは手で開けてね」

な,なんとありがたいお言葉.
正に至れり尽くせりのキャンプ地である.

結局,お言葉に甘え,23時頃まで滞在する.
このまま寝てしまいそうになったので,テントに戻る.

風はないものの外は極寒.
芝生も凍結し,歩くとサクサク音がする.

シェラフ2枚重ねにシェラフカバー,および長袖シャツ+電熱ベスト(スイッチon)+パーカー+ウインドブレーカーのフル装備で就寝を試みる.

それでも寒い.

ポタ電さえ満充電されていれば,電気毛布が使えたのだが...

コイズミ 電気毛布 敷き毛布 丸洗い可

♫チャラララ,ラッチャッチャ~

あさが来た.

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コッヘルに残した水が凍ってる...

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さぁ,朝飯.
「何でもかんでもホットサンドプレート」で昨日のうちに買った惣菜パンを焼く.
美味し.

あっ,コーヒー持ってくるの忘れた.
でも問題ない.
オレたちの「キャンパーズハウス」には自販機があるのだ.

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天気は最高.
気温低めだが,徐々に上がってくるだろう.

準備をし,ファットバイクで出発.

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まずは,海岸沿い国道を宗谷岬に向けて走る.やや追い風.

相変わらずオートバイが多い.
反対車線もしくは追い抜きざまに,ファットバイクにも(時々)「ヤエー」が送られてくる.
こちらも返す.

この道も2019年のブルベ「宗谷600」で走った道.
ちょうどこの辺りで完全に日が暮れた.
既に宗谷岬に到達したランドヌールが反対車線を走っている.
手を上げても見えない.
そこで,互いにベルを鳴らして励まし合う.
このルートの名物風景である.

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前方に黒い物体が落ちていた.

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ウニ.
密猟の遺留品?

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白い道の”出口”地点.
SNSの投稿にもあったが,白い道は本来一方通行なのだろうか?
昨年は対面通行してたけどな.

道北子連れキャンプ旅~Day2:宗谷岬へ

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宗谷岬に着いた.

チャリで来るのは3年ぶり.
ファットバイクでは初めて.
いつかは12/31に訪れたい場所(マジ?).

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思ったより人が少ない.
まだ時間的に早いからか.
おかげで,記念碑撮影の順番待ちもあまりせずに済んだ.

それにしてもチャリは良い.
オートバイだとさすがに記念碑前での撮影は顰蹙だろう(ダメです).

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激坂をクリアし高台へ.

白い道へは案内通りに進めば問題ない.
それにしてもチャリダーおらんなぁ.

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白い道の入り口まで舗装路のアップダウンが続くが,ここもまた絶景.

iPhoneから流れる「Amazon Prime Music」を70年代フォークソング集にセットしてみる.
なんと,最初に流れてきたのが山本コータローの『岬めぐり』
フォークソングのテーマは旅だらけ.

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残雪が残る.
もう少し登れば白い道に切り替わる.

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いよいよ開始.

このルートのために持参した『insta360』をファットバイクのリアキャリアにセット.
第三者(ドローン)視点で走行シーンが撮れる.

Insta360 ONE X2 プレミアムセット

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insta360 ONE X2
insta360 ONE X2
insta360 ONE X2
insta360 ONE X2
insta360 ONE X2

今回も切り出し画像.
本来動画機なのだが,やはり扱いが難しいなぁ...
確かに面白い構図にはなる.
「買ったはいいけど,やはりGoProに戻した」という知人もいる.
わかる.

後半は『insta360』の設置場所を前方(バックミラーステー)に移動.

insta360 ONE X2
insta360 ONE X2
insta360 ONE X2
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無事走破.

やっぱり前からもクルマが来るなぁ.
一方通行ルールは徹底されていないようだ.
公道ではない?

それにしても,やはり美しい道だ.
ここにしかない風景(たぶん).
次はモンキーで訪れたい.

あちこちに観光客のクルマが停車してしたが(案の定,牧草地にも),なるべく入らない撮影している.

さぁ,一旦キャンプ地に戻って,次はノシャップ岬に行くか.

おや? こんなところに食事処が...

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時刻は11時半.
前後に食べれそうなところはない.
よし,ここにすべ.

メニューは...「宗谷牛のハンバーグ」! こいつだ!

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全国,ハンバーグ定食ファンのみなさま,刮目しやがれです.
めちゃめちゃ美味かった.
現状,生涯No.3(たぶん).

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稚内空港.

向かい風が強い.
さすがにノシャップ岬までファットバイクで行くのは諦めた.
とは言え,そのままキャンプ地に戻るのもシャクなので,少々寄り道.

キャンプ場併設の「展望台」へのヒルをクライム.

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このサークルオブジェ,音が反響して面白い.

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ほほお,なかなかの360°展望.
利尻富士もくっきり.

案内図を見ると,なにやら楽しそうな道が...これは行かずにいられない!

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いわゆるトレイル.
20%を越えるような坂(アップ&ダウン)だらけ.実に楽しい.

寄り道をもう一つ.

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展望台から見えていた大沼の「バードセンター」を見学.
ここはいわゆる渡り鳥のサンクチュアリ.

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ようやくキャンプ地に帰還.
やはり連泊は楽で良い.

ファットバイクのタイヤを外し,クルマに積む.
昨日同様,温泉施設『童夢』へ向かう.

今日は疲れた(&夜寒いので)自炊なし.
せっかく稚内にいるのだから,海鮮モノを...

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ノシャップ岬近辺には海鮮食堂がいくつかあるが,既に閉店していたり品切れ状態.
唯一開いていたのがここだけだった.数年前にも入った記憶あり.

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入店するなり,ご主人から「今日はウニがなくなったよぉ」との無情なお知らせ.
仕方がない.
ウニなしの「みなとや丼」にするか.
美味し.

Kazchariの後にローディ1名入店.
食事の後,少し話す.
今日は留萌から北上してきたとのこと.
しばらく道内を回るが,荷物が少ないのは全て宿泊まりらしい.

そうやなぁ,やっぱロードバイクやとキャップよりその方式がええやろな.

落日の時間も近い.

せっかくなのでE-M1Xを取り出し...撮りますか.

OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

キャンプ地に戻る.

それにしても充実の1日だった.

今夜も冷えそうだ.
「キャンパーズハウス」で時間をつぶし,フル装備で寝るか.

(その3へ)

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

2022/4/29 Fri

今年も忙しい.

insta360 ONE X2

カレンダーの並びのせいと,仕事のスケジュール(健康診断)のおかげでぶつ切り休暇となった今年のGW.
その第一弾は「ソロキャンプwithファットバイク」である.

前日までは気温を考慮して南方面,つまり十勝地方でのライドを考えていた.
ただ,天気予報が怪しかった.
本州からあがってくる前線が徐々にかかってきそう.
そこに,たまたま目にした「宗谷の白い道,開通しました」というSNSの投稿.

行き先が決まった.

前日にキャンプ用具をクルマに積み込む.
テントでも車中泊でも対応できる装備である.

宗谷-稚内方面に向かうとなればオロロンラインを使うのが常套.
まず日本海に出るため留萌へ向かう.

いつもはチャリやモンキーで走っているので高速道路は久しぶり.
速い速い.でもつまらない.

幌糠インターで降りて,小平行きのショートカット道道を使う.
海岸に出て北上.
いつものように長大な行列となっている食堂『すみれ』を横目に,ブルベでもよく使われるセイコマ鬼鹿店で休憩.

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バナナを食べながら,あらためて今日の行き先の確認をする.

稚内近辺の有名なキャンプ場は2つ.
かつて泊まったのは「稚内森林公園キャンプ場」
無料なのだがガイドブックによると,開設は5/1からとある.
水道が止められているのだろうか?

22-23 北海道キャンプ場ガイド

もう1つは宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」.

こちらは本日4/29オープン.
有料だがその分施設が充実しているようだ.
それほど料金も高くない.
ここにするか...と思いきや,そのページの情報に「完全予約制」の文字が.

予約しながら旅をするのは信条に反するが,いかんせんGWである.
夕方になって寝床を探すのもアレなので,ここは電話して状況を確認する.

閑散期と繁忙期で料金が異なっており,今日と明日の2泊で¥1,800だという.
昔に比べたら北海道のキャンプ場も高くなったなぁ...と思いつつもとりあえず予約.
19時までにチェックインして欲しいとのこと.了解です.

とりあえずスケジュールが決まったので,さらに北上.
道の駅「てしお」で昼飯にする.

なにやら入り口に目立つマンホールが...

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おお,そういやこんなキャンペーンやってると聞いてことがある.
胸に☆3つということはアレですな.
ところで,このマンホール,ちゃんと役目はあるのだろうか?

併設の食堂で名物の「しじみラーメン」.
¥1,000也.

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あっという間に完食.
何か,ボリュームなくね?
しじみの数もしょぼいし.
こんなもの?

お口直しに温泉施設内にあるという,もう一つのマンホールを散策.

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これまた玄関に設置.

豊富町にもあるのか.帰り寄ってみるか(忘れた).

つーことでいよいよオロロンライン本線へ.
こちらから走るのは2019年の「宗谷600」のブルベ以来.

OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

かの有名なオトンルイの風力発電.
近いうちに建て替え工事が始まるらしい.

ここからしばらくOLYMPUS機で撮影.
なんだかなんだで一眼は良い.やはりスマホとは出てくる画が違う.

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D OM-D E-M1Xボディ

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 高倍率ズームレンズ 防塵防滴

OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

16時過ぎ.
予定通り温泉施設童夢着.

ここも久しぶり.
大人¥600.
入館して気づいたのが各種張り紙の多さ.
新コロ感染対策の注意は,まぁわかる.

驚いたのが露天風呂の柵にべたべた貼ってあった「立ち小便禁止」(!?)
他にも「ツバやタンを吐くな」「盗難が多いのでカギかけろ」などなど.
どんだけガラ悪いねん...つーか,高齢者に向けての表示かな(偏見).
カラダに模様のある人も数人いたような...気のせいでしょう.

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「宗谷600」のPCになっているセイコマで食料の買い出し.
今晩は自炊予定.
稚内のマチナカを抜け,宗谷岬へと続く国道に出る.

これまた記憶にある,お寺の交差点で右折.
直進すると目的地のキャンプ場着.

想像以上に巨大な施設であった.

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受付時,色々と説明を聞く.
フリーサイトと言いつつも,テントを張る場所は決まっており,それぞれ専用の駐車スペースも設けられている.つまり定員あり.なので予約制.

この駐車スペースが決まっているのは良い.
外出時,テーブルなどを置いて場所取りしておく必要がない.

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パスカードでゲートをくぐり,ぐるっと回って我がサイト「F-23」へ.
広大な敷地だ.
やはりフリーサイトにはオートバイが多い.

荷物を下ろす.
ファットバイクにはタイヤを装着.
明日の準備は万全.

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テントを設営し,しばらくすると日が落ちて来た.
夕食の準備だ.

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セイコマで買った「牛カルビ」「カット野菜(ニラ入り)」「カップ味噌汁」.それに「温めるゴハン」の夕食.
最近の定番食である.
焚き火は元より,もう凝った料理はいいや.
洗うのが面倒くさい.

食後はキャンプ時の晩酌(?).
缶チューハイを開ける.
氷の入ったコップに注ぐが,これが大失敗.

そう,日が落ちて気温の低下が半端ない.
もう外では座っていられない.
テントの中に入るが震えがとまらん(そら氷入りの飲み物のせいや)

念のためと持参した電熱ベストを着用.

HEATKING 電熱ベスト ヒーター ベスト

結局,長袖シャツ,電熱ベスト,パーカー,ウインドブレーカーで対策.
まだ足りん.
こりゃ,ダウンジャケットも必要やったなぁ.

まだ眠くはないが,仕方がないので寝袋(3枚重ね)にくるまる.
外は限りなく0℃に近いと思われる.
完全にこの時期の道北をナメてました.

クルマで大量に防寒具を積んでのこの寒さ.
隣のオートバイ・ライダーとか,生きてるんやろか?

ここで,受付の方が言っていたことを思い出した.
「キャンパーズハウスも自由に使えますよ.シャワーもあります」

そ,それだ!

(その2へ続く)

GWキャンプ計画~ソロと息子と

2022/4/22 Fri

新兵器,いろいろ実地テスト.

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いよいよ来週からGW突入である.
相変わらず海外どころか国内遠征すら自粛状態なので,キャンプに行くつもり.

Kazchariの仕事,ヨメさんの勤務,子どもらの学校や習い事を考慮した結果,前半ソロ,後半はアホ息子との男キャンプとなりそう.

現状,ソロはクルマにロードバイクを積んで,どこかキャンプ地を決め,そこを拠点に見知らぬ道を走ること.ファットバイクも捨てがたいけど.

昨年だと,以下のパターン.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

息子キャンプに関しては,昨年のGWは道南に行った.

小学生男子と道南旅:序~旭川から洞爺湖へ

その後,夏秋と道北や道東に行き,息子は北海道をあらかた周った気分になっている.
いやいや息子よ,制覇していない場所はまだまだあるで.
ここは地図を見せながら要相談やな.
川遊びができるような場所がええな.まだ寒いか.

余談だが,Kazchari家は「(息子が)中学生になったらソロで北海道一周,高校生で日本一周,それ以降は世界に旅立て!」という基本方針である.まぁたいてい,こういう親の勝手な願望はうまくいかないのが世の常人の常.

昨年は新コロのおかげで例年以上にキャンプにでかけた.
困ったことに,行けば行くほどグッズが欲しくなってしまう.

特に『WAQ』『OLIGHT』の製品はドツボにはまらせる.

進撃のアウトドアメーカー~OLIGHTとWAQ

色々買っちまったなぁ.

『WAQ』ではコットとエアマット,カーゴキャリアやそのテーブル.
うーむ,かつての貧乏(風)キャンパーは見る影もない.
クルマだと,快適さの追求がとまらん.

あっ,コットを買ったはええものの,一回も使ってなかったわ.
今度のソロで持っていってみよう.

 

『OLIGHT』は15周年セール中.



製品も良いけど,サポートも素晴らしい.
買って後悔なし.

さらにはテントも新調.

重量1.5kg未満の超軽量テント.
本来はチャリかオートバイ用に購入したのだが,テストを兼ねて今回のクルマ旅に連れて行こう.
いや...いっそ,モンキー125で行くという手もあるか.

夢が広がりますな.
まだ少し寒いけどな.
おお,そういえば雪中キャンプを想定して買い込んでいた未開封のアイテムがあったわ.

Anker PowerHouse II 400

コイズミ 電気毛布

こいつらで極寒の夜も快適に過ごせそう.
Amazonも明日からタイムセール開始 ⇒ Anker製品は間違いなくお買い得に.

あとは良い天気になることをひたすら願うのみ.