台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

2024/3/19 Tue

はじまりは雨

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曇り.温度:16 ℃,湿度:87%,体感温度:16 ℃,風速:13.0 km/時,風向:N

Day2(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

今日の目的地は「嘉義」
「かぎ」ではありません.「Jiāyì」→ どうしても読めん.

唐突だがKazchariは自分の名前が好きだ.
ちょっと変なので.

漢字四文字,全てに「口」が入っているのがまず面白い.
それにローマ字表記にすると,アルファベット19文字となり,クレカの名前もイニシャルになってしまう.

で,その名前の一字に「嘉」が使われている.
中国語における意味は「よい」「立派な」になる.
ようするにめでたい字なのだ.

とまぁ,そんな自分の一字が使われている街なので,ぜひ訪れたかった(よくわからん)

例によって朝は6時頃起床.
昨夜のうちに買っておいた朝食をとる.
やはりバナナは欠かせない.台湾だけに.

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ちなみにこの部屋には窓がない.

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どうやら台湾では窓のない部屋は少し安くなるようだ.

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1階のロビーに降りて外を確認.

小雨

降っていることは降っている.
天気予報によると,昼からは止むらしい.
ここでウダウダしてても仕方がないので,覚悟して雨装備.

まずは“みんな大好き”ブルベ民の正装”モンベルのU.L.サイクルレインジャケット

レインパンツは履かないっつーか持ってきてない.
代わりに最強のGORE-TEX オールラウンド ソックスを着用.

いや,ホンマにこのモンベルのGOREソックスはスゴイ.
全然蒸れないし濡れない.
最大限に信頼がおけるギアの一つである.

そしてリュックにもレインカバー.
パニアにもレインカバー.

心配なのはスマホ「iPhone15 Pro」とサイコン「Garmin edge 1040」
ともに防水ではあるのだが,豪雨での水没事故は割と聞く話だ.
この旅はスマホが壊れると詰む.
まぁ,このくらいの雨なら問題なかろう.

O西さん直伝のコードまでカバーする「ネギ袋」を用意すべきだったか.
遅いけど.

さて出発.ここも良い宿でした(一泊¥3,224).

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今日で台中を去ってしまうわけだが,もう少し内陸に入ったところに,それはそれは美しいサイクリングロードがあるそうな.

世界で最も美しいサイクリングコース「日月潭」で台湾エコツーリズムを体感

後で気づいた.
次回のお楽しみにとっておこう.

巨大な台中駅を通過.
新幹線も停まるので台北からのアクセスも良い.

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公衆トイレがあちこちにある.
当たりはずれがあって,いろんな意味で使用不可な場合もある.
コンビニで済ませるのが無難.
そうそう,台湾もトイレ無料です.

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降ってはいるものの,もう止みそう.

街を抜ける.
いつレインウェアを脱いでも良い雰囲気.

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スキがあれば自行車道を作る台湾.
乗ってやろうではないか.

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少し登ったてっぺんに「全家便利商店」ことファミマ発見.
それほど寒くはないが暖かいコーヒーが欲しい.

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やはりここの店員にも英語が全く通じない.
「small」が通じないのはどういうこった.
そろそろ翻訳アプリの出番かな(← ちゃんと中国語勉強しろ)

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既に通勤時間は過ぎたためか街中でも交通量少なめ.
徐々に路面も乾いてきて...

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「もうええやろ」とレインウェアをキャスト・オフ.
前方の空も明るい.

先の話になるが,この旅でレインウェアを着たのは後1回のみ.
今回も天気の神様に愛されたなぁ.

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Google先生のスタンド『ザ・マップ』発動!
幹線道路を離れて,またまたとんでもない道に入っていく.

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時間はかかるが,興味深い発見をすることもしばしば.
そう,最短で行く必要はないのだ(ココロとカラダと時間に余裕がある時に限る

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それでも...こんな道通らせますか?(けっこう激坂)

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はい,出ました!自行車道!
ここにいつの間にか案内されてしまうのが『ザ・マップ』の能力ッ.

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黄色いワイヤーのガードレール.
マスキングも何もせず補修・再塗装しているためか,地面まで黄色く染まっている.

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この道は面白い.
何気にバナナとパイナップル畑の真ん中を通る.
南国だ.

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幹線道路に戻る.
やはり壮大な寄り道だった.
木の張り出しが怖い.

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はい.またしても『ザ・マップ』発動.
この分岐,どちらに行くか?
もちろん左ですよねぇ~

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川沿いの細い道を走ると,味わい深い公園が.

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小さい祠や寺があちこちにある.
後ろにある大木はご神体?

日本の寺に比べるとかなり派手だが,タイなどの小乗仏教よりは地味.
ようは中間的.

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田んぼを貫く道.

思ったのだが,台湾の道路舗装率はめちゃめちゃ高い.
それに道路の傷みもあまりない.
正直,わが北海道よりキレイ(気候が違い過ぎるか)

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嘉義まではまだ遠い.

Day3(その2)へ続く.⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

春から夏にかけてのチャリイベント

2024/4/5 Fri

いろいろ募集開始

台湾一周は一旦おいて,別のネタを.
春から夏にかけてのチャリイベントについて.

【2024BRM429日高門別200】

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/brm429hidakamonbetsu200/より

北海道のブルベはGWにスタートする.
特にこの「日高門別」はこの時期のレギュラーコース.
獲得標高も低め(1437m)...なのか?
本格シーズンに向けての足ならしにちょうど良いと言われるが,その難易度は風次第.
ほぼ往復コースなのでどちらかは追い風になるはず.
まだまだ寒い.それに場合によっては降雪も.油断大敵.

つーことでエントリーした.

【2024BRM518あまちゃん200】

ランドヌール札幌さん「あまちゃん200」の正体が判明!

八戸のホテルは確保済み.
苫小牧発のフェリーの予約も解禁になったが,サイトを見てみると何かおかしい.
ブルベ当日の八戸到着時間が7:30となっている.
遅すぎない? スタート時間に間に合わない.

どうやら船の定期点検のからみで運航スケジュールが変更になったようだ.
で,ランドヌ札幌さんのページを確認すると,AM9時出発組も設定される予定とか.
まぁ,200kmなので9時間ゴールとして18時ゴールか.
まぁ問題ない.
予定通り,ブルベの翌日はプライベートな奥入瀬ライドを楽しむ予定.

エントリー開始までもう少し(4/20~5/4).

【鷹栖ライド(グラベル)】

某SNSグループの「旭川自転車愛好会 Asahikawa bicycle funs」によるグラベルライド.
申し込み済み.
近場だけど未知のグラベル散策に期待.
現状,参加表明は3名のみ.少々寂しい状況.

【第7回キトウシ国際サイクリング】

昨年も参加.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

コースそのものはいつもの練習コース.
しかし,このイベント,何がスゴイってやはり走行後のBBQでしょう.
「中札内」なき後,地域一番の充実度.
さすがに,こればかりは”ぼっち参加”は辛い.

問題は次の選択.

【2024BRM706当丸コースター300】or【旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024】

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/2024brm706%e5%bd%93%e4%b8%b8%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc300/より

これまたランドヌ札幌さんの定番コース.
なんつっても獲得標高6000mの山岳ブルベとして名高い.
Kazchariにとって未経験の領域だ.
自称ヒルクライマーとしては参加したいところ.

ところが,その翌日の7/7.
毎年恒例の健康診断イベント,旭ヶ丘ヒルクライムアタックも開催される.
第一回から連続参加している身としては,こちらも捨てがたい.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

常連さん達との再会や,大会後の”二次会”も楽しみなのだが...悩む.

えっ? 両方とも参加? さすがにそれは...
〆切ギリギリまで待ちます.

【第8回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会】

公式サイト ⇒ かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

色々あって未だに参加したことがない.
山そのものは何回も登っているけどな.真冬すらも...

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

満を持して今年は参加するつもり.
年齢別があるのはうれしいが,「45歳~」のクラスか...表彰台は厳しい.
地元アドバンテージとして,本番までに練習できるのが有利?
¥8,000は少し痛い.

そして...もやもやと湧き上がる...『四国一周ライド』

面倒な方を達成したので,どうせならこれが欲しい.

旭川 → 松山を飛行機往復.
四国一周約1000kmを実質7日で走る.
単純計算で1日あたり最低143km...
あれ? そんなもんか.行けそうやな(甘い)

ちなみに今年は四国一周ブルベも存在する.

https://audax-kinki.com/24brm1012_1000/より

コース難易は...Lv5-激辛!
これで走っても認定される?
どう見ても推奨コースよりエグい(四万十&佐田岬往復とか)

つーことで,参加決定&熟考中のサイクルイベントでした.楽しいね.

台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

2024/3/18 Mon

こころははだしのままで

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day2(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

さぁ,宿も確保したし,後は進むだけ.
例によってGoogle先生はジグザグ青春ロードを指し示す.

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海岸沿いなので,突然こんな砂地獄も.

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気分はサハラ砂漠だが,このタイヤではキツイ.

日の丸効果なのか,歩行者を抜いた際,後方から「加油!」もしくは「ガンバレー!」という声を何度か聴く.手を振って応える.
あれやね,日本でも荷物満載のランドナーが「日本一周中」のプラカードをぶら下げたくなる気持ちがよくわかった.

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またまた”チャリで走ってええんか的”な高速道路っぽいところに出る.
ちょうど高架の下にサービスエリアのような施設発見.

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腹も減ったのでピットイン.
フードコートで弁当を注文.

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美味し.

しばらく走るとまたしても広大なサイクリングロード.スゴいっしょ?

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途中で祭りなのかパレードに遭遇.
後で聞いたところ,とある神様の誕生日らしい.誰?
仏陀の誕生日は4/8のはずだが.

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炎天下の中,歩くイベントも同時開催らしく,あちこちで水や食料を配っていた.
Kazchariにもくれようとするが,さすがに断った.

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台中の市街地へ.
いつもの雑踏に飛び込む.

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それにしても...本来二人乗りのスクーター(125~150cc)に,子供追加で3,4人乗りは当たり前.
さらに後方にはUberのボックスも追加.
時にはフットレストに犬が寝そべっていることも.

電動スクーターの普及率も高い.
石垣島で乗った「GOGORO」もガンガン走っている.
こいつらは全然音がしないので,いつの間にか横に並んでたりする.
ファ,ファンネル? 気が付いたら撃墜されていた感.

一番ヤバいのはほぼ全車スマホホルダー完備ということ.
ナビならまだしも,運転中も絶賛動画視聴中.

あれでよく事故らないものだ...って,結構事故ってます.
たまたま遭遇しなかっただけ.

台湾サイクリングで一番大事なのはニュータイプ的回避能力ではなく「目立つこと」
バックミラーで後方を確認しつつ,蛍光色のザックカバー「日の丸」リアライト点滅で存在を際立たせる.

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マンションが立ち並ぶ高級住宅街っぽいところに出た.
消防車が走り回っていたので,前方を見ると黒煙がもうもうと.

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火事だった.

で,ようやく目的地のホテルにたどり着く.
ホテル名を確認.うん,ここだ.

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ドアを開けて,ロビーにチャリを停める.
パスポートとスマホの予約画面を用意し,フロントのねーちゃんに名前と予約してある旨を(とりあえず)英語で告げる.

ねーちゃん,PCからプリントアウトしたと思われる予約表の束をパラパラめくり「没有」とかなんとか(たぶん).
えっ? そんなはずは...

すると奥から英語を話す別のスタッフが出てきて,Kazchariのスマホを確認.

スタッフ「これ,昨日の日付じゃない」

Kazchari「うなアホな!(またやっちまったか?)ス,スマホ返して...すまん.これ昨日のホテルのヤツや.今日のはこっち.チェックして」

ス「あー,これここと違う」

K「げっ,どゆこと!?」

ス「うちはチェーン店で4つあんの.あなたが予約したのは別のところ」

K「(知らんがな)で,そこはどこ? 遠いんか? まさかの台北?」

ス「いや.すぐそこ」

...つーことで,300mほど先に予約したホテルを発見.
ふー,肝を冷やしたぜ.

ここのスタッフも英語が流暢だった.
ただし,クレカ払いで少々手こずる.

Kazchariのカードは“ナンバーレス”なので番号が記載されていないのだ.
つまり予約表にあるカードナンバーと照合できないという.
わー,面倒くせぇ.
スマホを立ちあげてサイトにつなげば表示されるのだが,電波状況が悪いところでは証明できないかも.

とまぁ,色々ありましたが,本日の宿を無事確保した.
この綱渡り感,久しぶりだ.
自由旅行はこうでなくては(と,クリアしたから言える)

幸い,このホテルも洗濯機と乾燥機が設置されていた.
有料(50+50元)だが助かる.

部屋に上がる.
おぉ,ここもなかなかキレイではないか.広いし.

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シャワーを浴びて,STRAVAに写真とログをアップ.
本日の走行距離は113km.いいペースだ.

さて,インスタを立ち上げると,朝DMしたRさんから返事が入っていた.

「今日は仕事が休みなので,食事でもどうですか?」

さすが「メンタル共通」と言われる台湾人だ.
以心伝心.直接言わなくてもこちらの意図が伝わっている.

ただ,この返信,午前中に送られている.
現時刻は19時過ぎ.
既に夕食を済ませていても不思議ではない.

遅ればせながら「ぜひ行きましょう」と返信.

Kazchariのホテルの確認と,何を食べたいか,候補の店などの提案が次々に送られてくる.
なにこのオモテナシ感とレスポンスの速さ.

数回のやり取りの後,歩いて15分ほどの場所にある小さな居酒屋っぽいところで会うことになった.

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Rさんと初対面.

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いやいや実にさわやかな青年(28歳)で,物腰も丁寧.
「台湾にしかない料理をたくさん食べてください」と,完全におまかせで注文してもらう.

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美味し.
確かにノーマルな台湾料理というより家庭料理っぽい.

幻のビールとして有名な「18DAYS」
文字通り製造後18日間しか飲めないらしい.

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ちなみに既述の通り,Rさんは日本語ペラペラである.
これまでの旅であまりにも英語が通じなかったので,その理由を聞くとRさんをはじめほとんどの若者が苦手だという.
日本語よりもイメージ的に英語の方が簡単なように思うのだが.
語順同じだし.
やはり漢字の力が大きいのかも.

会話だけでなく日本語の読み書きも完璧なRさんだが,やはり中国語にない「敬語」の存在および使いわけには苦労したそうな.

せっかくなので,日本にいるヨメともLINEビデオをつなげ3人で“食事”
向こうは1時間先にいるので,先に離脱したが,なんとも不思議な体験だった.

日本の旅の思い出などで盛り上がる.
実はRさんはアニメガチ勢で,聖地巡りをしていたそうな(特に『ゆるキャン』).
ちなみに四国は未踏.沖縄は「台湾と同じ」だから行かなかったそうな.

Rさんは食事を済ませていたらしく,料理にはあまり手をつけなかった.
すんまへん.もう少し早くメールに気付いていれば...と恐縮.

それにしてもネットはスゴイ.
確実に人と人との関係,言うなれば世界の在り方を変えてしまった.
細い細いつながりで,普通に生活していれば決して会うはずのなかった人と,その日の思い付きで簡単に会えてしまう.

Kazchariが30年前にバックパッカーしていた頃,もしネットがあったら...どんな旅になっていただろう?

これについては,この旅の最終日,新たな出会いがあったのでそこで考察したい.

22時になった.
さすがに明日が仕事の人に付き合ってもらうのも失礼と思い,再会を誓ってここでお開き.
しかもおごってもらう.謝謝.

今度,旭川に来た際には倍返しします.
ホンマ,楽しい時間でした.

おっ,ラーメン屋さん発見.〆は...さすがに無理だった.

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夜の町を歩いてホテルに戻る.

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ちなみに明日は雨予報.
ただし昼からは晴れるようだ.

それにしても...今日のRさんとの邂逅は実に印象的.

もっと,ココロをオープンに.
それが旅を味わい尽くす最大にして唯一のコツ.

Day3に続く. 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

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台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

2024/3/18 Mon

またもやらかす

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day1(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

さすがによく眠れた.
と言っても6時間ほどか.
いつもと一緒やな.

この宿は朝食付き.
7時半頃,ロビーに降りるとすでにビュッフェ方式で用意されていた.

地元客が大半なので,メニューも台湾風
パンもあったけど,ここはやはり「おかゆ」(稀飯(xīfàn)or 粥(zhōu))でしょう.
甘辛煮の謎肉や青菜のニンニク炒め,玉子焼きなどをトッピングして食べる.
美味し.

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ロビーではテレビがついていた.

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驚いたのが「北朝鮮が日本に向けて,またミサイルを撃った」がブレイキングニュースとしてずっと画面の隅に表示されていたこと.

さらには大阪在住の台湾同胞会(?)の人が出てきて「最近,台湾人が大阪市内でバイクに乗る際,“台湾走”することが問題になっている.やめていただきたい」と話していた(画像と漢字から類推)

うん? 台湾走? あぁ,たぶん“すり抜け上等”ってヤツやな.
そう,台湾ではクルマの停止線のさらに前にバイクとチャリの停止線が存在する.
ゆえに,日本でもクルマの真正面に割り込んで強引に(つーか自然に)停車する輩が多いのだろう.

また,化粧品のCMでは「きれい」「かいてき」「うるおう」などの日本語がいきなり聞こえてきたりする.

想像以上に日本との関係が深い.
一方で,日本で台湾系のニュースが流れることはほとんどない.
まぁ,某国への忖度が働いているのだろうけど.

さて,朝食を堪能した後,ゆっくりと出発準備.
はっきり決めたわけではないが,今日は台中(Taichung)まで行く予定.

理由がある.

昨年,ヨメさんがバイクで道内をツーリングしている時,とある道の駅にて荷物満載,日本一周中のカブを見かけて声をかけたらしい.
そのライダーが台湾人のRさん.
日本には仕事で5年ほど住んでいたらしく日本語も流暢.
せいぜい5分ほどの会話で,インスタのID交換だけして別れたらしい.

そのRさん,今まさに出身地の台中にいる.
環島にあたり「台中で面白いところがあれば教えて下さい」とDMしておいた.

Rさんも社会人で今日は平日.
ダメ元で朝のうちに「今晩は台中まで行きます」と再度DM.
まぁ,日本人らしく,その真意に「よければ食事でも...」が含まれているのだが,リアルでは会ったことがない方なので,遠慮してもじもじ(キモイおっさんだ)

で,ようやく出発.
今日のライドの始まりです.

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そうそう本日は「桜富士」ジャージを蒸着.
さらには右側のパニアバッグに「日の丸」を挿してみた.

「11枚セット」日本国旗 日本手旗 ミニ国旗/スポーツ オリンピック ワールドカップ 観戦旗 応援 式典 送迎 祝日 手旗国 サポート車 庭 装飾 旗手作り 21x14cm

これでどこからどう見ても,リーベンレン(日本人)だ.

基本的に「外国で日本人とわかるとロクなことがない」とされる.

日本人=金持ち ⇒ ボッタくっても良い

もしくは,

日本人=おとなしい ⇒ バスや飛行機で不便な席,もしくはホテルでイマイチな部屋にしても文句を言わない

などなどの不利益を被ることが多い.Kazchariはキレるけどな.
特に反日の某国で日の丸なんて掲げたら...自〇行為.

その点,台湾は違う.
むしろ日本人というだけで親切にしてくれる.パラオなんかもそうでしたな.

まぁ,この先の旅でも声かけられ率が上がったように思う.
少なくとも嫌な思いは一度もしなかった.

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で,本日もGoogle先生起動.
街中を抜けて海岸沿いに進路をとる.
曇っているが涼しくて良い.

いやもうね,ここはチャリのパラダイスか!って印象.

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台湾人チャリダーの団体が写真撮影.
あー,そこの看板で写真撮りたいなぁ...と思ったが,陽キャな群れに入れずにスルー.
これが旅の後半なら,絶対に交じって一緒に記念撮影してたなぁ.
まだハートはクローズ状態.

それに,ここって,たぶん「台湾のウユニ塩湖」と言われているところ?
引き潮で広大な干潟となっている.

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その後も車道にしか見えないサイクリングロードが延々と続く.

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風力発電が目立つ.
今日はまずまずの追い風.

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隙があれば自行車(自転車)道を作る.それが台湾.

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ちょっとした港に出る.
海鮮料理の店があった.漢字に酔う.

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Google先生のおすすめルートは...たまにこういう道になる.
まだこれは序の口.

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幹線道路に戻ると「一號線」の表示.

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昼過ぎ,例によって「全家便利商店」ことファミリーマートにピットイン.
ちなみに旭川にファミリーマートは存在しないので,新鮮だったりする.
入店時に流れるあの印象的なBGMって,日本でも流れてんの?

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クセになるフレーバー(強化型Dr.PEPPER)「黒松沙士PLUS強炭酸」を飲みながら,今日の宿を考える.

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やはり台中にしよう.

Agodaを起動.
検索窓に「台中」と入力.
やはりシングルやな.
予算は¥5,000ぐらいで...おっ,ここえーやん(写真判断).
ポチるか! ⇒ クレカ払い完了.
よし,次はGoogle先生で場所の確認と...

あれ?

なんで台北なん?
いやいやいや,今から行くの台中やし.
同じ名前のホテルがあるんかな? チェーン店かもしれん.

台中にないなぁ...も,もしかして...

ガーン.なんと台北のホテルを予約してしまった! なんで!?

そう,真相は検索窓に「台中」と入れたことにある.
なんと「台中」「台北中央駅」の両方の宿がリストに上がってきてしまうのだったぁ!

キ,キャンセルポリシーは? さすがに当日予約は無理かぁー
やっちまった.約¥4,500の損害.

ダメ元で当該ホテルとAgodaにキャンセルできないかとメールしたが,あえなく撃沈.
ホテル側は「システムの都合上,引き落としは阻止できません」,Agodaは「規約の通りです」との回答.
そらそうだ.悪いのはKazchari.
もちつけ.二度と失敗すんなよぉ(シクシクシク36).

おとといの「悠遊カード」紛失に続き,大チョンボが続く.
大丈夫か? この旅?

で,慎重に慎重を重ねて台中の宿を検索→予約.
もう,宿の名前から住所から,どんだけ確認したか.

キウィ エクスプレス ホテル – チェンゴン ロード (Kiwi Express Hotel – Chenggong Rd)

では行くぞ.まだ先は長い.

Day2(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

OLYMPUS TG-5

この記事を書いている本日4/3,台湾花蓮懸にてM7の地震が発生.
まさに先週走っていた地域である.
報道によると被害甚大.
台湾のみなさんのご無事と一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

2024/3/17 Sun

ウェアとコンビニとホテルと

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day1(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

お約束の出発前記念写真を撮った後,「いざ」と一漕ぎ.
すると,後方から「Hey!」と声が.
MathewBikeのにーちゃんだった.
手にはKazchariのリュックを持っている.
ぐわ,いきなり忘れ物か.ハイテンションにも程がある.

さて,前回はメカ関連の紹介だったので,お次はウェア類について.
まずは,先ほど忘れかけたこいつから.

【リュック】

MALEROADS サイクリングバッグ

これまた長年愛用しているコスパ最高なリュック.
小型で細身だが意外に容量多め.
チャックオープンでさらに拡大も可能.
荷室の仕切りも多く,かつ取り出しやすい.
おまけにレインカバーとヘルメットホルダー(ネット)も付属している.
さらには背中との間に厚めのクッションがあって,風が通るようになっている.
今回はこのリュックに命の次に大事なパスポートをin.
ようするにこれを無くせば旅も終了(なのにいきなり忘れた).

【ヘルメット】

iPhone15 Pro

今や絶版となってしまった「OGK KABUTO FLAIR」
やはりこの軽さとフィット感は素晴らしい.
長距離走行ゆえ,肩や頸への負担は減らしたい.
「オホーツク1300」の時同様,軽量化のためメガネ+バイザー付きメットにしようかと,当初は考えていたが,レンタルにしたおかげで荷物を増やせる,つまりコンタクトレンズとその洗浄液を持参可能になった.ゆえに極軽の「FLAIR」にした次第.

【アイウェア】

(フェリー) FERRY スポーツサングラス ミラーレンズ フルセット専用交換レンズ5枚 ユニセックス 7カラー

OAKLEYのような高価なモノではなく,これまたコスパ最強のこいつにした.
この手の中華グラサンは豊富な交換レンズが特徴.
その中から冬ライドでも使っているブルーレンズを装着.
調光レンズではないが,快晴でも夜間走行でも全く違和感がない.
ようするにKazchariの「目」に合っているのだろう.
後はまぁ,値段が値段だけに壊しても無くしても気にならないのが良い.

【ジャージ】

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半袖ジャージ2枚とビブショーツ2枚.
目立つようにできるだけ派手な柄にした.
CYCOLOGYのトリコロール柄と,外国人ウケを狙ったDECOJAの「桜富士」である.

後者はAmazonでもまだ購入可.

[デコジャ] サイクルジャージ 半袖 桜富士 (27110) サイクルウエア ロードバイク UV

こんなに高かったかなぁ? 値上げ?

ビブショーツは“みんな大好き”dhb(ううっ...)と,パールイズミの極厚3Dパッド
ケツ痛対策は超重要.
ガチ勢でない環島挑戦者が,ケツの痛みに耐えきれず,途中のデカトロンでパッド付パンツを買ったという動画もあったな.

ビブは洗濯後,乾きにくいという欠点が指摘されるが,解決方法はある.
それは後のエピソードにて.

【インナーウェア】

finetrackの半袖スケスケとパールイズミの長袖スケスケの2枚を用意.
実際はほぼ後者のみ使用.
写真のように初日こそ半袖だったが,強烈な日差しに「こりゃあかん」と2日目以降は長袖にした.
日焼けは疲労に直結するのだ.
ちなみに顔と脚の日焼け対策はサボったので後々エライ目に.

【ソックス】

(アールエル ソックス)R×L SOCKS 自転車 バイクソックス TBK-300R[メンズ]

これまた初日こそ「ルコックスポルティフ」のショートソックスだったが,以降はお気に入りの「R×L SOCKS」にした.
分厚めなので洗濯後乾きにくいが,履いとけば自然に乾く(えっ?).

【グローブ】

ジャージのトリコロールに合わせ「ルコックスポルティフ」とWiggleで買ったグローブ.
台湾は道が日本よりキレイなので振動も少なく,なくても問題なし(落車時のケガ回避にはなる)
ただ,前者は途中で手掌側がボロボロに破れてしまったため廃棄した.
そんなに使った覚えはないけど経年劣化かな.

他にも一応「ウインドブレーカー」とか「ジレ」「レッグカバー」も持参した(パニアに入れた)けど,結局使わずじまい.
今回走った3月の台湾は上記の服装で「快適」or「少し暑い」という,実に快適なコンディションだった(あの日を除けば…だが).

さて,こんな装備で走りだしたわけだが,MathewBikeさんを出てすぐの橋の脇から河川敷のサイクリングロードに入る.
ここから松山駅までは約10kmである.

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今日は日曜日.
サイクリングロードには家族連れや散歩中のお年寄りも多い.
もちろんサイクリストも.

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台湾でのチャリは右側通行.
すぐに慣れたが,とっさの時に左側によけようとするクセは抜けないな.

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やがて聖地「松山」駅着.
もちろん「まつやま」ではなく「Siông-san」と読む.

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「漢字圏の旅は意味がわかるからEasy」という声もあるが,一方で「発音バイアス」もある.
中国語としての発音・読み方がどうしても覚えられないのだ.

旅の途中「どこから来て,どこに行くのか?」という質問を何度もされたが,読み方がわからんので答えられない.
筆談ならOKだろうが,紙とペンなんぞ持ち歩いとらん.
場合によっては漢字を知らない西洋人の方が,地名をすぐに覚えるのではないだろうか.

モニュメント前ではお約束の写真撮影.
自撮りだけではなく,全身が入る写真も欲しいところ.

誰に頼むか?
歩いていたおばちゃんに適当に頼んだが,終始迷惑そうな表情でいたたまれなくなった.
変に見切れている構図の写真ではなかったが,もう少しコミュニケーションが取れる方が良かったなぁ...(贅沢言うな)

さぁ,正真正銘ここからが一周のスタート.
もちろん,右手に海を臨む反時計回り.

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まずは先ほど出発したMathewBike,つまり士林方向に少し戻ることになる.
先ほど同様に人多め.
それにしても,この走りやすさはなんだ?
幅も路面状況も極めて良好.
日本よりはるかに美しい.

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野球のグランドも多数.
そうそう,台湾では野球が一番人気のスポーツなのだ.

公衆トイレもあちこちにある.

サイクリングロードが終わると,いよいよ街中ライドへ.
スクーターの海に飛び込むが,噂よりも走りやすいという印象.
まぁ,交通状況に関してはおいおいレポート.

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サイクリングロードを出たり入ったりしつつ快走.
だが,このまま走り続けていても補給箇所がない.
食堂やコンビニなど,一旦,堤防のサイクリングロードを降りて補給地点を探す.
セブンイレブンを見つけた.

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さぁ,悠遊カードの出番だ.
「焼きそば」と水を補給.
せっかくの旅先なのだ.
できるだけローカルな食事を楽しむべき...と言いたいところだが,台湾のコンビニ弁当,やたらにレベルが高い.
それに水の補給も同時にできてベネである.

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さて,その弁当の特徴だが「牛角」だの「ボンカレー」だのといった日本企業とのコラボ製品の他,「台南風」「嘉義風」など,台湾各地域の名物風味の弁当などバラエティに富んでいる.
味も良い.日本とのコラボ商品もこちら風の味付けで微妙に違う.
値段もだいたい100元前後(¥450).屋台や食堂メシとそれほど変わらない.

指示すればチンしてくれるのだが,やたらに長時間暖めるので,手で持てないくらい熱くなる.

でも,安心して下さい.

「イートインする」と告げるとお盆,もしくは持つための段ボールの切れ端をくれるのだ.
そして,台湾のコンビニのイートインスペースはどこもかしこも広大.
中には2階がまるまるイートインな場所もある.
当然トイレ付.
紙こそ流せないものの,ちゃんと清潔なところが多い.
こりゃ,この旅で何度も立ち寄らざるを得ない(実際そうなった)

ただ,コンビニで困ることもある.
台北を離れ,地方に行くと英語がまるで通じなくなる.
商品を選び,レジに持っていくと,まず中国語で「jkdsbfknsjkfefbui?」と聞かれる.
何を言っているのかさっぱりわからん.

で,雰囲気や経験から類推.

(1)レシートは必要ですか?

(2)袋はいりますか?

(3)ここで食べますか?

(4)温めますか?

(5)悠遊カードの残金が足りません.

たぶん上記のうち,どれかであろう.
特に(1)は,翻訳アプリで提示してきたから間違いない.
そう,こちらが中国語がわからないと気付くと,さっとスマホを取り出す店員も多かった.

結構重要なのが(5).
悠遊カードは確かに便利なのだが,残金がわからないのだ.
会計時に表示される額を覚えておかなければならない.
ゆえに,旅も後半になると,クレカLINE PAYを使うようにした.
なぜか,こいつらだと(1)も言われなくなる.

で,食事しながら今日の目的地を決める.
なんとなく都会の雰囲気のある「新竹」がちょうどいい場所にある.
「しんちく」ではありません.「Xinzhu」と読む.

現時刻は14:00.新竹はここからちょうど60km.
3時間かかるとして17:00着の予定か.
ちょうど良い...と軽く思った時期がKazchariにもありました.

DOMANEEMONDAならAve.20km/h走行なんて余裕だが,今日はレンタルの激重クロモリ+荷物のSURLY
とてもその速度では走れない...と少し考えればわかるのだが,やはり今日は判断力が鈍っているようだ.

いずれにせよ,新竹行きを決めたので次は宿の予約.
Agodaアプリを立ち上げる.

ドミはこりごりなので,検討の結果ゴールデン スワロー ホテル(Golden Swallow Hotel)のシングル(¥4,148)を予約した.
この時点でクレカ支払いまで済んでいる.
ホンマ,便利な世の中になったなぁ.

宿の予約もそうだが,今回の旅はナビやら翻訳アプリ,電子決済,カメラに至るまでスマホに頼りまくり.
「スマホを落としただけなのに」がマジ・ホラーになってしまう.
実際,スマホを壊したり紛失したらこの旅は詰む.

いやホンマ,昔はどうやって旅行してたんやろ?(今ではありえない)
もちろん,スマホ旅のデメリットもあるが,それは今後の記事で考察に上げていく予定.

さて,そんなスマホのGoogle先生を使って,新竹へのルートを検索する.
もちろん“自転車”の最適ルートを表示してくれるわけだが...この時は気づかなかった.
「最適」≠「最短」であることを.
それに...得てして,そのルートが今も走行可能かどうかはわからないということを.
具体的には,Google先生,幹線道路から離れてこんな道を紹介してくれます.

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うん.日本の田舎ですね.のどかだ.
この後,15%越えの激坂をお見舞いされました.

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陽が落ちる.

ついに夜間走行に移行する.
フロントフォークとシートポストに付けたメーカー不詳のライトをon.
ついでに日本から持参したOLIGHTの「SEEMEE30」も点滅でon.

OLIGHT(オーライト) SEEMEE30 C 自転車ライト 30ルーメン テールライト

新竹市の夜の喧騒に突入する.
曲がったり,真っ直ぐ行ったりを繰り返し,駅のすぐそばにあるホテルに到着.
やたらにキンキラキン.
「金燕」なので「ゴールデンスパロー」なのね(その後,英語と漢字表記で迷う事案多数)

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海外でその日にネット予約した宿へのチェックインは初めてだが,特に無問題.
でも,このホテル何か違和感が...休息?

Kazchariの後に入って来たカップルが受付で交渉している.
どうやら「今日は空室がない」みたいなことを説明されているようだ.

あっ,ここってそっち系のホテルなのねん(察し)
最近では日本でもラブホが格安ホテルとして,インバウンド客にも使われるようになってきたらしいが,台湾では日本以上に普通のホテルとの境目があいまいなようだ.

カギをもらって部屋へ.
おお,なかなかキレイではないか.

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おや,枕元にあるこれは...

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さてこのホテル,1階のホールには洗濯機と乾燥機があり,なんと無料で使えるのだ.
早速汗だくのジャージ&ビブ,昨日来ていたTシャツとパンツを放り込む.
シャワーを浴びて,新しいTシャツに着替える.
ようやく台湾一日目のライドが終了.

本日の走行距離114km.出発が遅かった分,予定より走り過ぎたかな.
まだ先は長い.のんびり行きましょう.

STRAVAへのログアップも完了.
写真とコメントを付ける.
いやぁ,スゴイ時代やな.

落ち着いたので外へ食事.
なんでも,ここ新竹の駅は日本統治の時代そのままらしく,実に重厚なデザイン.確かに渋い.

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何か路上ライブ的なパフォーマンスが行われていた.
半袖で出かけたが,結構寒い.
昼と夜の寒暖差が結構ある.

疲れていたので(ほぼ徹夜明け),食堂を探して歩き回るのも面倒.
ふと,目の前に「すき屋」が...吸い寄せられるように入店.
「甘鶏肉丼」的なものを注文.

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ここはいったいどこなんだ.

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宿に戻るとちょうど乾燥まで終了.
明日のライドに備えて早く寝ましょう.

おっと,脚のケア&セルフマッサージを忘れずに.

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さぁ明日はどこまで行こうかなっと.(Day2へ続く)

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台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

2024/3/17 Sun

ハイテンション

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day0はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

結局,昨夜はほぼ眠れず.
手首に巻いたINSTINCTの睡眠データも「最悪の質」「今日は本来のパフォーマンスを発揮できないでしょう」とある.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

寝不足のせいか頭痛もする.
最後の砦ポジションのロキソニンを早くも服用.大丈夫か?

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この宿は朝食付き.
パンと野菜・果物,そしてコーヒーの簡素なモノだが助かる.

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一番乗りで朝食をとりながら考える.
若い頃と違い,どうやらドミトリーで寝るのはもはやキツイ.
プライバシーうんぬんだけでなく,光や物音が気になって寝付けない.
実際,昨夜も2時過ぎにトイレに立った際,下のベッドの若い女性ゲストはまだ起きており,スマホ鑑賞していた.

うん.今日からの宿はなるべくシングルを取るようにしよう.
やっぱりシャワー後はフル〇ンで歩き回りたいやん?

ついでに最終日の宿泊をこの宿にする理由がなくなったのでキャンセル.
桃園空港近くの宿を取りなおした.

さぁ,いよいよチャリを受け取りに行きますか.
向かう先は士林にあるMathewBike
「台湾でレンタルチャリするならここ!」の(一部で)有名な店である.

行き方としてGoogle 先生はバスを指定してきたが,宿のご主人によるとMRTの方がいいと言う.
素直に従うことにする.
結果的にこっちが正解だった.

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チェックアウトして巨大なトランクをガラガラ引きながらMRTの駅まで歩く.
トランクのホイールに違和感.
地面に触れる柔らかい樹脂パーツが見事に崩壊していた.
長年使ってきたこいつもそろそろ寿命か.

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1回の乗り換えで無事に「士林」駅着.
そこからさらに1kmほど歩く.

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10時の開店前に「MathewBike」さんに到着してしまった.
店の前のベンチに座ってしばし待つ.
久々のアジアの雑踏に身をゆだねながら.

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スタッフのにーちゃんが時間かっきりにやってきた.
こちらから挨拶するも,うなずくだけで少々無愛想.
うん,プロフェッショナルだ.
店のシャッターを開けて黙々と作業&手続きを勧める.

たぶん,そうだろうなぁ...と思っていたオレンジ色(カッパー?)のSURLYが今回の相棒である.
想像よりも使い込まれた感.一体島を何周したのだ?

何はともあれ,にーちゃんと協力しながら日本から持参してきたパーツを装着する.
(以下,実際に使ってみてのレビューも含まれています).

【ペダル】

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500 トレッキング 片面SPD/片面フラット SM-SH56クリート付属 EPDEH500

旅と言えばSPDシューズ&ペダルだろう.
SLよりも歩きやすく,スニーカーより力が入る.
特に街中散策を伴う長期旅行ではSPD一択.
2年前の「オホーツク1300」でもこの組み合わせだった.

『オホーツク1300』に向けての準備

さらに片面フラぺにすると,宿に荷物を置いた後,近くのお店までサンダルでのチョイ乗りもできる.実際これが非常に助かった.

【サドル】

セラロイヤル(SELLE ROYAL) R.e.med(リメッド) サドル ブラック/ブラック

長距離サイクリングの要と言えばサドルの快適さ.
ようするに自分のケツにフィットしているものが良い.
そこで普段ファットに装着しているサドルを持ってきた.
超長距離をこよなく愛するブルベ民御用達,コスパ最強の「SELLE ROYAL R.e.med」である.ただしウラ面は見ちゃダメ.

案の定,元からSURLYに付いていたヤツは中心に溝がないタイプだった.
これ絶対〇〇〇が痺れるヤツやん.
持ってきてよかった.

【バックミラー】

Hafny バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 右)

噂に聞く台湾の交通状況を鑑み,バックミラーが必須と考えた.
検討していた左用(右側通行用)は買わず,普段使っているモノをそのまま持参.
当初はひっくり返して左ハンドルの下を覗き込む形で装着.
ただし,これが大失敗.
後方確認できないことはないが,首をかなり動かさないと見えない.
つまり前方確認にスキができる.危険だ.

ゆえに二日目以降はハンドル左上部へ取り付け,ミラー部分だけを180度ひっくり返すことにした.
これで後方視界の問題解決.
確実に生存確率が上がるアイテムである.

【バッグ類】

TOPEAK(トピーク) Fuel Tank(フュエルタンク) トップチューブバッグ (L) BAG33901

R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック

トップチューブバッグとハンドルポーチ.
すぐに取り出したいものをここに.ブルベの経験が生きるねぇ.
Kazchariは前者にモバイルバッテリーを入れてiPhoneの充電に使う.
元々バッテリーの持ちが怪しいとされる「15 Pro」だが,ナビっぱなし,写真撮りまくりであっという間に電池残量が無くなってしまう.
ポーチの方には自撮り棒を突っ込んでおく.場合によってはペットボトルも挿せる.

【ボトル】

愛用のELITEボトルを2本持参.
そのまま付いているケージを利用.
前はともかく問題は後ろのケージ.
700mlサイズの長いボトルだとフレームに干渉して真っ直ぐ挿せない.飲み口部分が少しはみ出てしまう.
幸いペダリングの邪魔になることはなかったが,きれいに納めたいのであれば1本は500mlの方が良い.
いずれにせよ2ボトルは必須.3月の台湾,予想以上に暑かった.

【サイコンマウント】

今回これが最大の問題となった.
出発直前に購入したROUTE...じゃなかったREC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

なんとレンタルSURLYのハンドルが細く,かつ湾曲しているせいで装着不可だった.
さらに「こんなこともあろうかと」購入したステムへの装着用キットも,ハンドルとステムを固定するボルトが縦止めでは太刀打ちできず...うーむ.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】

予備のバンドを嚙ませたり,テープを巻いたりと色々試したが最終的に断念.
となると困るのがサイコンをどうするか.
これまたファットから外して持ってきたGarminの純正ステーも細身のハンドルに装着できず.
そう,「こんなこともあろうかと」ハンドル直付けのGarminマウントを持参してきたのだぁ.

iPhone15 Pro

iPhoneに関してもステムにREC MOUNT製のスマホホルダーを装着.

iPhone15 Pro

いかんせん,サイズを含めて,どの様なチャリが渡されるのかわからんので,事前にショップに確認するか,自分自身でも色々想定して「万が一」に備えておく方が良い.荷物は置いていけるし.

【ライト】

モバイルバッテリーにもなるOLIGHT「RN1500」を持参したが,上記の理由によって装着スペースがなくなってしまった.

OLIGHT(オーライト) RN1500

「まぁ夜は走らんじゃろ」と,レンタルに含まれる謎メーカーの前後ライトを装着.

以下はMathewBikeでチャリを借りるとついてくるギア.

「Topeak製リアキャリア」「パニアバッグ」「パニアバッグ用カバー」「GIANTミニツール」「タイヤレバー」「交換チューブ」「チェーンルブ」「ベル」「携帯ポンプ」「ボトルケージ」「前後ライト」

他にも「サイコン」「ワイヤーキー」を貸してくれるが,これらも自前のものを使う.

このパニアバッグがホンマに大容量.
日本から”適当に”詰めてきたモノをここで取捨選択し,さらに”適当に”パニアに放り込み,必要ないものはトランクに残す.
環島の間,ショップで預かってくれるのだ.

やはりレンタルチャリにして正解やったなぁと思う.
もし自前のDomaneで来てたら,こんな適当なパッキングはできなかった.

一番かさばる着替えに関しては「走行中に着るジャージ」「寝間着兼街歩き用のTシャツ&パンツ」をそれぞれ2セットずつとした.
結果的にこれで正解.

これらのギアを装着する前に試走する.
サドルを適切な高さに上げる.

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借りたモノが書かれた書類に署名してお支払い.
事前のデポジット代金も含め,15日間のレンタルで6,750元(約¥30,000)である.

さぁ,旅立ちの用意はできた.
時は来たれり.
顔を上げて,新しい風に心を...(自粛)

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まず向かうべきは,台湾一周チャリダーの聖地,松山駅である.

⇒(台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)へ続く.

なごり雪の中,最後の準備

2024/3/15 Fri

どこまでも日常を

3月中旬になってもなかなか消えない路上の雪.
今日も少し降っている.

一方で気温の高さと相まって,極太タイヤも沈み込んでの思いかけずのスピンターン.
なかなか楽しい.

そんな雪もKazchari不在の間には消えているだろう.
2019年12月以来,久々の海外旅行である.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

今回はノン・ダイビング,ノン・ツアーということで,いつもと勝手が異なる.

持参からレンタルチャリにプランを変更したおかげで,荷物が減ったはず...なのに減ってない.なぜ?

ブルベ仕様のサドルバッグだと,厳選に厳選を重ねて必要最小限のパッキングを強要されるが,キャリア+パニア付きだと「あれもこれも持っていける」と周辺荷物がどんどん増えていく.

具体的にはウェア類.

元々「サイクルウェア1着,Tシャツ2枚と半パン1枚」で行くはずが,気が付くと「サイクルウェア3セット,街歩き3セット」になっていた.多すぎる(減らす予定)

MathewBikeさんは,チャリ本体だけでなくヘルメットや工具も無料で貸してくれるのだが,「やはり(慣れている)のがいいなぁ」と,自前の品をぽいぽいとカバンに放り込んでいたらパンパンになってしまった.
このままだとお土産を入れるスペースがnothing.
これまた減らさねば.

以上がハード系.

もっとやばいのはソフト系かもしれない.

YouTubeで台湾旅行系を流し見していると,「事前にインストールしておくべきアプリ〇選」的なチャンネルが多い.
少し調べた後,以下のアプリをチョイス.

① trifa

海外eSIM会社.
ちょうど「台湾15日3GBプラン」というぴったりなものがあったので契約.
¥2,100だった.
日本にいる間にアクティベートまで済ませる.
この会社,頻繁にインターフェースを変更するのか,個人の設定方法解説ブログがあまり役に立たん.それだけアプリの進歩が速い?
後は現地の空港で主回線(UQ)オフ,現地回線オンにすればつながるはず.
お願い,つながって!

② Millen VPN

空港やレストランでは無料WiFiが飛び交っている.
便利なことは便利だが,セキュリティの問題がある.
そこでVPN接続で安全性を確保.
これまた15日間のワンタイム契約で¥980.

だが,本来の用途は...「Amazon Prime」「TVer」を旅先からも観たいから.
映像コンテンツの視聴は契約した国内オンリーが多い.
しかあし,これもVPN接続で回避できるだぁ.
いやほら,やはりクライマックスの『ブレイバーン』『ふてほど』はリアタイしたいでしょ? そこのあなたも.
ちなみに違法ではありません.
ただし,これまた,現地で試してみないとちゃんと機能するかどうかわからん.

③ 台北等公車

台北の市内バスの路線&時刻表
滞在時間も短いし,使わないような気もするけど.

kuma夫婦の台湾旅行備忘録

④ 台北捷運

台北都市鉄道(MRT)の路線&時刻表
こっちは絶対に使う.
特に最終日.
帰国便は朝6:55発.
逆算すると4時過ぎには空港にいたい.
その時間MRTは運行していない.

Metro Taipei

前夜も宿をとっているが,寝ている時間はほとんどなさそう.
それに深夜チェックアウトは他の人の迷惑になる(あぁ日本人)
ゆえに,前日の台北-桃園空港の最終便を使うつもり.
調べたところ23:36.
到着後,空港で4時間ほど仮眠か.
うん.昔のパッカー旅行ではあたり前.
タクシー? 高すぎる.

面白いのは「悠遊カード」の使い方.
チャージ式の日本の交通系カードと似た仕様.
MRTをはじめ,台湾内のあちこちで使えるらしいので到着時に作るつもり.
このカード,作成時に100元のデポジットを取られるのだが,チャージした額を越えた場合は,この100元から引かれるらしい.
例をあげると台北駅→桃園空港駅は160元なので,60元のチャージ残金でちょうど使い切る形になるそうな...という動画を見た.マジか.

⑤ VoiceTra

音声入力の翻訳アプリ.
もちろん日本語←→中国語対応.
少し試してみたけど,最近の翻訳アプリの精度はホンマにすばらしい.
身近に中国語話者がいないので,正しいのかどうかはわからんけど.
もちろん,現地ではこのようなデバイスを使わずコミュニーケーションをとりたいところだが,声調言語はハードルが高すぎる.緊急時には必須やろなぁ.

これらの他,航空券(eチケット)入国カード宿の予約票も全部スマホの中.

こうしてみると日常生活だけでなく,旅行においてもスマホへの依存度がエグイ.
前回の『ふてほど』でもネタにされてたけど,正に「スマホを落としただけなのに」パニックになりかねん.

昔はなぁ,こんな機械がなくても問題なく...いや問題おおありでもなんと旅は続けられたけどなぁ.
まっ,使えるものは使って,より旅を楽しめるのなら,それでいいのだ.

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サウナ&コミック,そしてタイヤ交換

2024/3/9 Sat

なんてこたない土曜日

朝,息子を塾まで送る.

そのまま万葉の湯 旭川高砂台へ.
3月いっぱいで無効となる優待券を使い切らねばならない.もったいない.

で,長めのミストサウナを含めて4セットの「サ活」
ようやく外気浴が心地よい気温になってきた.

サウナに目覚めてから,入浴施設通いがすっかりルーチン化した.
料金も安いし,節約系YouTuberがこぞっておすすめする趣味なのもわかる.
ただし風邪気味の時はダメだ.悪化する(当たり前だ)

『万葉の湯』はコミックが充実している.

アニメも一旦終了し,途中まで読んでいた『呪術廻戦』の続きを読む.
正直「死滅回游」のルールや複雑怪奇な術式にはついていけん.
『ジョジョ』6部以降のスタンド能力どころではない.
まぁ,作者自身も理解してもらおうと思っていないような...

呪術廻戦 25 (ジャンプコミックスDIGITAL)

にしても,鳥山明の急逝には驚いた.

ただ,冷静に考えればKazchariもええおっさんである.
これまでの人生,夢中にさせてくれたコンテンツを生み出した方々が徐々に亡くなっていくのも当然なのである.
余談だがTARAKOと言えば「まる子」ではなく「チル」世代.

コミック系で個人的ニュースと言えば,他にもある.

まずはまさかの『テルマエ・ロマエ』の続編!

「テルマエ・ロマエ」の続編がジャンプ+でスタート!20年後のルシウスを描く

全くノーチェックだった.
日本人の奥さんはいつの間にか行方不明になっている.
相変わらず(上からのパワハラ気味な)風呂づくりに悩むルシウスが,久々に現代日本にタイムスリップしてヒントをもらう...というパターンは踏襲.

今回はやや特殊な温泉や「湯ノ花」ネタなど,よりマニアックになっている.
ハーフの一人息子はラテン語も日本語も話せるようだ.今後のキーマンか.

もう一つは,これまたまさかの『Dr.STONE』第27巻.
2年ほど前に26巻で完全完結した作品の続き?
内容を検索したが,Kazchariが知る限り内容はシークレット.
途中の話なのか,スピンオフなのか,まさかの〇〇〇〇〇〇完成後の話なのか...謎.

長生きしているといいこともあるもんだ.
某映画のような場合もあるけど.

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観た~令和最新版

さて『万葉の湯』は食事処の値段とボリュームが少々残念なので,外に食べに行く.
久々の”みんな大好き”『かつや』に向かう.

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美味し(特にホルモン).
基本的に月替わりの限定メニューを注文するようにしているのだが,毎回結構なボリューム.こういうのもいつまで食えるかなぁ...しみじみ.

帰宅して年中行事の作業開始.
本日の町の様子と今後の天気予報を確認した結果「もうええやろ」と,本日ファットのタイヤ交換を決行する.

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慣れたもので...いやいや,相変わらず外しにくいファットなタイヤ.
特にスパイクは痛い.

ノーマルタイヤの「MAXXIS MINION」は前後輪で形状が異なる上に,転がり方向も決まっている.注意して装着.

ストーブを炊いていたため,結構汗だく.
空気を1Bar入れて,ビートも無事上がった.
これで今年の11月後半まではこいつ.

そして,新兵器『Ride On Bag』も装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

いきなり環島での実戦投入は不安なので,明日はこいつを装着したままライドする予定.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

うちのファットのハンドル径でちょうどぴったり.
ハンドルもステムもアルミ製なので無問題.

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さて,明日も晴れるか?

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

2024/3/7 Thu

物欲爆発

iPhone15 Pro

史上最安値とAmazonポイントアップセールが奇跡のグランドクロス!

以前から気になっており,カートに長期間入れていた『Garmin INSTINCT 2X DUAL POWER』を買っちった.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X ソーラー充電でロングバッテリー タフネスGPSウォッチ Suica対応 睡眠モニタリング ストレス計測 アウトドア 耐熱 耐衝撃 フラッシュライト搭載 Android/iOS対応【日本正規品】

思えば旧モデルの『無印INSTINCT』を買ったのは2020年.
ちょうど4年が経過.

『GARMIN INSTINCT』を買った

登録アクティビティは多数あるが,Kazchariの用途はほぼサイクリング一択.
手首装着の心拍計としての役割が大きい.

以前に比べ少しバッテリー持続時間の低下が気になるものの,特に問題ない.
今でもフル充電後にロングライドを挟んでも2週間は使える.

G-SHOCKばりの頑丈さも頼もしい.
一部界隈では「サウナ最強時計」としての地位を確立している.
心拍数の確認もできるので体調管理が楽.

それに充実のライフログ
24時間装着にも慣れた.
特に睡眠状況の“見える化”が楽しい.

まだ使えるのに,なぜ新型を買ったか?
もちろん『INSTINCT 2X』が魅力的だったためである.

『2X』の発売は昨年の5月なので,既にYouTuberやブロガーがインプレ記事をたくさんアップしている.
もちろん購入にあたり大いに参考にさせてもらった.

今回のセールでは最高峰モデルである『Tactical Edition』にするべきか少し悩んだ(プラス¥5,000).

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X Tactical Edition ソーラー充電でロングバッテリー タフネスGPSウォッチ Suica対応 睡眠モニタリング ストレス計測 アウトドア 耐熱 耐衝撃 フラッシュライト搭載 Android/iOS対応【日本正規品】

コヨーテ・タンカラーはモロに軍用っぽくってカッコよいが,追加機能の「弾道計算」「暗視ゴーグル用グリーンライト」はさすがにガチ過ぎる.今後の人生で必要にせまられる場面が想像できない.

事前に¥60,000分をギフトチャージ.これだけで1,200ポイントGet.
誰も(安さでは)Amazonには勝てん.

で,結局『2X』のグラファイトを注文した.
これまで愛用してきた『無印』と同じカラーである.
バンド交換時のカラー選択の自由度が増す.
実際,こいつも同時購入.

コンパチブル ガーミン交換ベルト コンパチブル GARMIN ウォッチナイロンスポーツバンド26mm

注文後,旭川には3日ほどで届いたので開封の儀.

中身はシンプル.
本体と充電ケーブルと薄ーいスターターガイド,おまけのシールのみ.

昔のGarmin製品と言えばとんでもない分厚さの説明書が付属していた.
そしてそれはほとんど読まれない.
確かにわからんことはネットで調べた方が早い.

画面にはダミーシールが貼ってある.
もちろんフェイスデザインは変更可能.

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『無印』と並べてみる.
明らかに表示面積とサイズが大きくなった.

iPhone15 Pro

ただし厚みや重さは無印とほぼ一緒.
ヒルクライムでも気にならない(たぶん).

『X2』はビスが追加されてG-SHOCK感が増した.
少し赤っぽいソーラーパネルによって,Garmin製サイコンとデザインが統一.

まずは同時購入のナイロンベルトへ交換(専用品ではない).

iPhone15 Pro

交換作業はあっと言う間.
おーなかなかいい感じ(と思っていた時期がKazchariにもありました)
これがやりたくてグラファイトカラーにした.個性は大事.

次にスマホの「Garmin Connect」アプリを立ち上げて『無印』の登録を削除.Blutoothも解除する.さよならだ.

そしていよいよ『2X』起動!
少し時間がかかったが,Garminアカウントを通じてのデータの移行も完了した.

さて,まずは画面に関して.
解像度が上がったのか,フォントのギザギザが目立たなくなった.
心拍数の変動を確認したいので,このフェイスを選択.

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なじみのある『無印』とレイアウトはほぼ一緒にした.
追加データとして,天候と気温,日の出・日の入りの両方を表示(『無印』は片方のみ)されるようになった.

さらにバッテリーゲージ横に残日数.
とりあえずの初期設定(心拍センサーのみ)で40日(!).

後は細かい&膨大な設定を好みにいじっていく.

他の人のレビューで気になったのが曜日表示に関して.
起動時の初期設定で「日本語」を選ぶと,窓内の曜日表示が漢字になってしまうのだ.
さすがにこのメカメカフェイスに漢字はなかろう.

「金」ではなく「FRI」にしたい.

そこで後から言語設定を「English」に変更.これで無問題.

次に『無印』での操作感に近づけるためにショートカットを設定.

運用上,頻度が高いのがサイコンへの「心拍データ転送」
『無印』では「GPS」と「CTL」の同時押しをに割り当てていた.
同じにしようと,英語表記にしたメニューから「ショートカット」を探すが,全く見つからない.
実はこの機能での「ショートカット」は和製英語.
正式には「HotKey」になるのだ.初めて知った.

この『X2』の独自機能にライト(トーチ)の実装がある.
これも「BACK」キー長押しを割り当てた.
3段階の光量+赤ライトで想像以上に明るい.
先に購入した人たちもこの機能を絶賛していた.

今のところ,設定はここまでかな.
いじれる項目が膨大すぎて楽しい.
相変わらずアウトドアガチ勢やプロ(軍人)に選ばれるのも納得の機能が満載.

そうそう『無印』と異なり,事前に就寝時間を設定する必要もあった.
23:00から6:00で設定.

23:00になると,省電力のため画面表示が時刻のみの最小限になった.
バックグラウンドでセンサー類は動いているのだろうか?

で,睡眠ログを採るため,もちろん『X2』を装着したまま就寝.
標準ではない,固いナイロンバンドに多少違和感があったが,すぐに眠りについた.

さて翌朝.
なぜか睡眠ログがとれていなかった.

なぜだ?
Google先生に尋ねてみると「センサーと肌の密着に問題あるのでは?」という返事.
社外品に交換したバンドのせいだろうか?
このバンド,新品のせいかフィット感も全然よくないし,ナイロン部分はともかく留め具が金属製なので超重い.

正直,ライド中では着けたくない.

これはやっちまったかなぁ.一旦利用を諦めますか...と元のオリジナルバンドに戻す.

で,その夜再トライ.
今度はしっかり睡眠ログが採れました.

「GARMIN CONNECT」で確認すると,さすが最新型.
『無印』よりもデータ分析項目が爆増.

その「睡眠スコア」の中身がヤバすぎる.

睡眠の質,継続時間,寸評(良し悪し),ストレスレベル,深さ,レム,連続性/安定性,タイムライン,睡眠指標(落ち着かない時間,安静時心拍,BodyBattery変動,血中酸素,呼吸数,夜間HRV,ステータス)など.

もはや狂気

中でも不思議なのは呼吸数.
腕時計なのに,どうやって計測してんのやろ?

つーことで,よりアップデートされた機能には大満足.
バンドに関しては...購入をやや後悔.他に使い道がない.

それにしても最強のウォッチやな.
毎回書いているけど,つくづく日本製でないのが残念.
ホンマやったら,CASIOがこのポジションにいるはずやったのにな.
どうしてこうなった?

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ロードバイクのフォーム

2024/3/5 Tue

最適解はあるのか

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先日,YouTubeのおすすめにランドヌ札幌さんの「BRM610きのこの山300」ブルベの動画があがっていた.
参加者がアクションカメラで撮影していたようだ.

この300ブルべは2023年開催でKazchariも出走した.

BRM610きのこの山300km(その1)

走行中の風景に「懐かしいなぁ」と思いつつ見ていると,撮影者はPC3に到着.
そこには休憩中のKazchariが映っていた.

ブルベはここから夜の札幌へ向かう.
車道があまりに狭く危険だったため,安全を考慮して並走する歩行者・自転車道を走行.
そこでこの撮影者と合流した(映像あり).

それ以降,お話しながらゴール.
確かこの方も大阪から北海道への移住組だったと記憶している.

で,この動画を見てあらためて気付かされたのがKazchariの変なフォーム.

長めのステム(140mm)によって遠くなったハンドルに肘を完全伸展,骨盤前傾で背中は真っ直ぐ...あまり美しくはない.
いわゆる「やまめ乗り」(おじぎ乗り)っぽい.

「やまめ乗り」のメリットをざっくり挙げると「ペダルに体重を乗せやすい」「ケツが痛くなりにくい」「疲労しにくい」など.

自転車の教科書 (小学館文庫)

プロの選手だと日本の至宝,新城幸也選手がこのフォームに近いとされる.
だからと言ってKazchariはマネしたわけではないし,めちゃめちゃ速いわけでもない(当たり前である)

一般的なスポーツ自転車教本には「骨盤後傾+背中を丸めて“ラクダのコブ”を作る」フォームが理想と書かれていることが多い(たぶん).
西洋のプロ選手はほぼこれ.
長い手足のおかげでハンドルとサドルの落差がエグイ(けどカッコええ).

しかし,標準的な日本人は短足胴長なので,この“理想的な”フォームはキツイっつーか保持は無理と思われる.

ちなみにKazchariは2006年のロード初購入時にサドルの高さなど,基本的なところを合わせてもらっただけ.
後は走りながら少しずつ調整.
後継バイクのDOMANEでフォームはほぼ完成.
最新のEMONDAも同じデータでセッティングした.
以降,これまでプロのフィッティング・サービスを受けたことはない.

ショップや専門家によるフィッティング代金の相場は,だいたい3万ほど.
さすがに高い.
どうしても二の足を踏んでしまう.

そもそもチャリのポジション決めは難しい.

そのチャリに乗り慣れてきたり,カラダができてきたら変わってくる.
短距離だとちょうど良くても長距離になると辛かったり.
それにシューズやサドルを交換しただけで変わってくる.

各部のサイズを5mmいじっただけでわかってしまう人間の身体イメージの繊細さにも驚く.

結果的にどこかで妥協するしかないのか.

動画を見ていてもう一つ気になったのが,想像以上のハイケイデンス走法.
ペダリングもあまり美しくないなぁ...

上がりの一台(EMONDA)購入時には,ちゃんとフィッティング受けたり,ガラスコーティングしたりと計画だけはしてたけど,なんだかんだでうやむやに...
別に今のポジションで困っているわけではないけど,有益なアドバイスが得られるのであれば一度サービスを受けてみますか.

いずれにせよ,自分の走行動画を見ることは滅多にないので,なかなか勉強になった.

もうすぐ2024年のブルベシーズンもスタート.
当然200km以上を走ることになるわけだが,ここ数年発症しがちな腸脛靭帯炎の再発だけはご勘弁.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m ベージュ

ひょっとしたら今問題ないと思っているポジションも,実は全然合っていなくて,膝への負担になっているのだろうか?

(いや,おそらく老化)←天の声.