鼻詰まりで不眠,ブルベはDNS.心身ともにボロボロな週末に起きた凡ミス

2026/5/30 Sat

正しい判断?

GW頃から続くくしゃみや鼻づまり.
日中はまだマシだが,夜間が辛い.
横になると両方の鼻の穴が詰まり,口呼吸になる.
結果,ノドの渇きで目が覚める夜が続いている.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

上記の記事内の対策「鼻腔拡張テープ」「鼻うがい」を実践し,なかなか有効...と評していたが,どこをどう間違ったのか鼻腔内に炎症を起こしてしまったようで,鼻の奥に痛みを感じメガネがかけられなくなるほど.

で,あえなく中断.途中覚醒の夜が何晩か続いた.
ボロボロの体調のまま,己の治癒力を信じつつ『BRM530美瑛の丘300』当日を待つが...
前日,つまり5/29時点での「雨天&強風&寒冷予報」に完全にココロが折れた.

公式サイト経由でDNS連絡を入れる.
これで今年の参加予定ブルベは2回連続でDNSとなった.ぐぬぬ.

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

ちなみに,今回DNSした『美瑛の丘300』も56名中18名DNSという,なかなかのキャンセル率だったようだ.

つーことで,5/30の予定がぽっかりと開いてしまった.
来週末は青森遠征が控えているものの,さすがにチャリに乗る気は起きない.

せっかく空いた時間である.
「もう限界だ,行くね」と耳鼻咽喉科を受診することにした.

そこでの体験がなかなか興味深かった.

1)受診前にネットで診察予約(デジタル
2)受付でマイナンバーカード(現物)を提示し顔認証(アナログデジタル
3)呼び出しは看護師の名前コール(アナログ
4)「シラカバ花粉症」と診断され,診察代をクレカ払い(デジタル
5)隣の薬局で「EPARKのお薬手帳」を提示(デジタル
6)隣の薬局で処方薬を受け取り,料金を払う,なぜか現金のみ(アナログ

てな感じで,受診予約から支払いまでデジタルとアナログのハイブリット状態.
診察料はクレカでスマートに支払えたものの,処方箋薬局へ行くと支払いは現金のみという,現代医療現場の不思議な非対称.

そして,何を今さらのなのが,渡された紙の膨大なこと...
診察後の会計で受け取った領収証明細書クレカのレシート薬の説明書処方箋薬を入れる袋などの「紙の束」攻撃.
「本当にこんなに必要なのか?」という純粋な驚き.

薬本体は仕方ないとして,他のは紙ではなく全部データ化してポータル経由で見れるようにしません? ナフサではないけど,紙資源も大事.

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

ナフサ不足と言えば,ついにっつーか,とうとう我がもう一つの趣味であるプラモ製作にも影響が出てきた.
そう「塗装用シンナー」がネット,リアル店舗ともことごとく売り切れなのだ.
幸い,ラッカー系,エナメル系は備蓄があったが,水性用がない.

仕方がないのでAmazonで入荷日未定のものを注文しておいた.
これは買い締め行為ではないはず.
自転車用ケミカル同様,この品薄状態はいつ解消するのやら...(徐々にどこが止めているのが明らかになってきたらしいけど)

で,病院からの帰り道.
「DNSの判断は正しかったのか」とのモヤモヤが湧き上がる.
確かに空を見上げても天候は回復していない.
雨は止んだが強風注意報は出されたまま.

SNSを見ると出走者(マイスターO西さん)が走行写真をアップロード.
「本当は行けたのでは?」という後悔と「この天気と鼻づまりで走るのは無謀」という自分への言い聞かせ...

と,まぁ,済んだことは仕方がない.
「こんな日にはサウナに行こう」と気持ちを切り替える.

つーことで,午後から我らが『高砂温泉』に向かう.
前回でサービスカードに15個のハンコが並んだ.よって本日は無料だ.

サ活中は鼻が通る.
極楽極楽.あー,こんな雨と風の中,ブルベなんて出なくてよかったぜ!(無理してる)

自宅に戻って『HG GQuuuuuuX リック・ドム』製作の続き.

今や超不人気キットとなり,在庫ダダ余り.
ネットでも実店舗でも大幅割引で発売中.
最新キットだけあって,作りやすいしカッコええのになぁ(3本脚も抵抗なし)

どう考えても,GQのキットは発売するMSのチョイスや時期がおかしい.
重要機体はプレバン行き,それに人気機体は放送終了後,何か月も経ってから発売って...

今回のドムもゲート処理して素組+部分塗装後,ツヤ消しトップコート.

こちらにはナフサ不足の魔の手は迫っておらず,まだ買える(ちまちま売り切れる).

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トップコートが乾燥したら墨入れとウェザリング...って,何か大事なことを忘れているような...
あっ! トップコート前にデカール貼るの忘れた!

時すでにお寿司.
リカバリは効かない.

仕方がない.
今回はデカールなしで仕上げるか.とほほ.
これもみんな鼻詰まりのせい.
集中力の欠如か,「デカールを貼る前にトップコートを吹く」という凡ミスを犯した自分に深く落胆する.

てなわけで,就寝前に処方箋を服用し,その効果に期待する週末.
「鼻腔拡張テープ」も「鼻うがい」もやめて,結局濡れタオルを部屋に干すという古式正しい方法に回帰.

今日のDNSの代わりに,花粉で一杯の林道(廃道)ライドに明日はGo!(懲りてない)

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

2026/5/28 Thu

突然の異変

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Amazonのスマイルセールが始まった.

Amazon スマイルSale

で,いつものように買い物かごに入れておいたヤツが割引になっていないかと,サイトを開いて驚愕.
ワコーズのケミカル品がことごとく品切れ,もしくはマケプレでプレミア価格になっていた.
特に定番中の定番,「フォーミングマルチクリーナー」がヤバい.

他にも...

以上の「洗車3点セット」が軒並みアウト.
通常価格の3倍ほどになっている.

今の状況を見越していたわけではないが,Kazchariは4月の頭にこれらのケミカル品を2本ずつ購入.
その頃は適正価格で「フォーミングマルチクリーナー」は1本¥1,650だった.

その原因はもちろん,ホルムズ海峡封鎖によって原油が届かないことにある.
噂の「ナフサ不足」が,ついに自分の趣味領域にまで影を落としはじめた.

Kazchariは現在自転車を7台所有.

乗るだけでなく洗車も好きだ.
メンテナンスこそが自転車の寿命を延ばすと考えている.
そして,その方法やケミカル用品については,この動画を信奉している.

ゆえにワコーズ製品を愛用.
確かに使い勝手も良く,性能への信頼感もある.
ただし,他のメーカーに比べると割高なのは事実.

まぁ,ライド1回ごとに洗車するというマメさはない.
それこそ,あっという間に消費してしまう.
ライド後,車体を軽く拭くだけで終わらせることが多い.

とは言え,グラベル,MTB,ファットというオフ車は仕方がない.
雨後は元より,土遊び,泥遊びをした後は,車体の汚れやギアやチェーン回りの消耗が激しく,洗車・注油は必須.

「ケミカル品が減るから乗らない」という選択肢はないため,代替品を見つけることが急務である.

ワコーズ製品の入手が困難な今,候補として浮上するのはやはり『MUC-OFF』かな.
ざっとチェックしてみたところ,高騰の波は”まだ”及んでいない.

「フォーミングマルチクリーナー」の代替品筆頭としてはやはりこれ.

「チェーンクリナー」なら,

かな.
元々ワコーズと比較しても安くて容量が多い.
怪しさもなく国際ブランドである.
次回の洗車では手持ちのワコーズ製品を温存し,こいつらを購入・使ってみるか.

そうそう,チェーンルブに関してはなかなか良いのが見つからない.
ワコーズのスプレー式が優秀過ぎる.

一滴ずつ垂らすタイプやワックス系は,性能は元より長持ちするのはわかっているが,すぐに汚れて真っ黒になる.
あれが嫌だ.
旅先には持って行くけど.

自宅でのメンテで使うならこいつが良いかも.

試してみよう.
ケミカル品不足は一過性のものかもしれないが(そうでないと困る),柔軟に対応する力もサイクリストには必須.

恐ろしいことに,タイヤ,チューブ,パッキン,プラスチック,塗料など自転車パーツはほぼ石油由来.
今は在庫があっても,今後入手困難になっていく可能性は十分ある.

そういや,ネットではなく実店舗での在庫はどうなのだろう.
既に在庫切れ(買い占め)が始まっているのだろうか.

「ナフサ不足」に関しては政府と業界の認識にズレがあるのが興味深い.
どちらかが「ウソ」をついているのでなく,ただ視点が異なるのだろう.
政府はマクロ的な安心を語り,現場は個別の現実的な欠品を語っていると思われる.

もちろん,末端の消費者としてこの状況は「現実」の不便に他ならない.

嘆いても仕方がないので,この「供給の目詰まり」はしばらく続くと考え,特定のメーカーに固執せず,複数のブランドや代替品を確保して柔軟にメンテナンス体制を維持することにしよう.

それがサイクリストのライフ・ハック.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

2025/5/23 Sat

言い訳無用

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晴れ.温度:14 ℃,湿度:57%,体感温度:16 ℃,風速:3.6 km/時,風向:W

待ちに待った山シーズンの到来である.
今年1回目の「カミヒル(かみふらのヒルクライムコース)」試走へと向かう.

第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

コースそのものは先月でも登れないことはないが,残雪や凍結,何よりダウンヒル時の寒さが嫌で登攀は遠慮していた.
もう心配はない.

今回のマシンは軽量化された「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」である.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

こいつでのカミヒルは初挑戦.
8月の「HANAZONO」,小径車部門表彰台を目指して突き進むのみ.

第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

つーことで,ハスラーに積んでデポ地の「日の出公園」へ.

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時刻は10時少し前.
同じ目的のサイクリストがいるかなと思いきや,誰もいない.

ちょうど朝のNHKの朝番組で凌雲閣が紹介されており,それに触発されて登りたくなったのだが,同じような人間は...いなかったようだ.

つーことで出発.
カミヒル本番の(アップダウンの)パレード走行部分はパスして,直接スタートラインを目指す.

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そして現れる「旭野1班会館」
ここが大会当日の計測開始ポイントとなる.

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昨年の激闘が思い出される.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

よくも悪くも,山岳アシストにされてしまい,ラストの激坂で2名も抜かれるという体たらく.ぐぬぬ.

さて,本日はロードバイクの「EMONDA」ではなく16インチの小径車.
ギア比も違えば走らせ方が違う.

最大の違いは小径車はタイヤの慣性に期待できないので,ペダリングし続けることが基本であること.
うちの「黒金くん」は12速仕様.
ハブ内装3速,外装4速である.
この内装ギアが曲者で,変速の際にはペダリングを止める必要がある.
当然タイヤの回転も止まるので,途端に失速する.

ゆえに,前半の坂が緩い場所では内装を2速に固定して,外装で負荷を調整.
中盤以降,斜度が上がるにつれ,内装は1速にする.

途中あらわれるごく短い平坦路は除くけど.
いずれにせよ,分岐以降の激坂区間はさすがに「1-1」だなぁ.

もう1つは引き足.
最大推進機関である,大腿前面の筋はできるだけ温存.
基本的に引き足を使う.

そして「呼気2吸気1」のリズムを最後まで崩さない.

などなど,意識高い系クライミングの結果は...

1時間5分34秒(STRAVA計測).

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お,おう...

大いに不満である.
なぜならもう1台の「BROMPTON P-LINE」でのベストタイムが「1時間6分7秒」だったので.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

マシンの性能的(ついでに価格的)に,たった30秒ほどしか速くないのはどういうこった!?
確かに「P」で登った時より脚の痛みはなかった.
まっ,今日は本気出してなかったということで...ううっ

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つーことで,まだ夏シーズンに入ったばかり.
「これから,これから」と気を取り直して「凌雲閣」横のいつものベンチに移動.

標高があるので,耳キーンからの発声のしにくさ.
それに鼻炎もひどくなり,鼻水とくしゃみが止まらん.

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少々冷えるが,ここは神の飲料こと「赤コーラ」を購入.
ちなみに凌雲閣の自販機はCokeーonに対応していないので小銭があった方が良いです(¥150).

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サイクリストがもう1名いた.
知り合いではなかったが少し会話.
今シーズンどころか,ここまで登ってきたのは初めてだったそう.
カミホロ荘前の激坂談義の後,「カミヒル大会」本番や「冬ヒル」を薦めときました.前者はともかく,後者はねぇ...

ファットな年忘れカミヒル2025

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つーことで,ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル開始.
おっとその前にトイレ.

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駐車場の残雪はこんな感じ.

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ダウンヒルを開始するが,久々のリムブレーキは全然止まらんな.
少し強く握るとすぐにタイヤがロックするので,コントロールが難しい.

分岐の手前の道端に先ほど凌雲閣でお話したサイクリストが止まっていた.
パンクとのこと.
いや,ホンマ,ロードって何でもないところでパンクするよなぁ.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

分岐点着.
そのまま真っ直ぐ下るか,右に曲がるか.
少し下っただけで気温は上昇した.
ここは遠回りして帰りましょう.

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望岳台に向かう道.
なんだっけ? スカイラインだっけ.
十勝岳から噴煙が上がっているように見えるけど,気のせい?

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セグメントになってい激坂を登って望岳台着.
やはり煙が上がっているよなぁ.何か出てきそう.

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ダウンヒル再開.
白金温泉方面に降りる.

途中のこの景色,どこか三国峠からの風景に似ておりダイナミック.

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そこへ,白金から上がってきたピンクまだらカラーの「S-WORKS TARMAC」が.地元の強者,Kさんでした.

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温泉街を過ぎて,道道脇を走る小道(歩行者・自転車専用道)に入る.
下り基調の高速ダウンヒルも良いけど,BROにはこうした緑豊かな小道がよく似合う.
うちの「黒金くん」もカッコよい(値段はかわいくない).

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道の駅「ビルケの森」公衆トイレ.
来週のブルベでもお世話になる?

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デポ地に戻るため,道道353号へ.
最初の坂を越えた後は,ずっと下り基調で快走.
いつもの「日新ダム」で一旦ストップ.

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このダムの奥地にはグラベルがわんさか.
別のチャリなら遊びに行くところ.
それほど奥地に行かなければ,クマの危険もそれほどないはず(と思いたい)

上富良野町内に入る.
手入れされた芝桜畑があちこちに.

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無事にデポ地に帰還.
BROを積んで,近くのセイコマへ.

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セイコマで「きのこクリームスパ」を買って,車内で食う.
走っている時は問題ないのだが,止まると鼻がむずむず,鼻水ダラダラで連続くしゃみが復活.
あー,辛い.
いいかげん,この季節が過ぎ去ってほしいものである.

さて,こんな時にはサ活が最適.
すぐそばには「フラヌイ温泉」がある.
外気浴はできないが,JAF割¥650は,最近では安い方.

駐車場のクルマも少ない.
こりゃラッキーとしっかり3セット.
もちろん,湯気のおかげで鼻も通って超快適.
名物の31℃の低温温泉にじっくりとつかる.

そうそう,先週のセルフ・ブルベで発症した「腸脛靭帯炎」
本日は走る前にしっかりテーピングしたおかげか無問題だった.

帰宅後は,あまりに茫々となっている庭の芝刈り.
花粉症が悪化すれば元の木阿弥なので,しっかりマスクとグラサンでガードし,芝刈りカッターをぶん回す.気分はスマートガン.

やはり長期間放置すると,刈った草も山盛り.マメに作業せんといかんね.

つーことで,今シーズン第1回目のカミヒルライドでした.
少々残念なタイムだが,まだ脚ができていないということで.
決して老化ではない!

...と,ここまで引っ張っておいてなんだが,今年の「カミヒル」には不参加の予定.
60歳を越えて,表彰台に上がれそうなら出よう(せこい).

まずはHANAZONOを見据えて,だな.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

ファットでしか走れない? 忠別ダム湖底ライド

2026/5/3 Sun

異世界探訪

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曇り.温度:13 ℃,湿度:56%,体感温度:12 ℃,風速:7.9 km/時,風向:WSW

雪解けが落ち着き,新緑が眩しくなってきた大雪山麓.
ダム湖である忠別湖の山側1/3は渇水状態となり,普段は深い水の底にある摩訶不思議な景色が,今だけその姿を現す.

そう,この時期限定でダムの湖底をライドできるのだ.
前回は2021年.5年ぶりか.

昭和の日,午後の忠別湖底ライド

もちろん機材はファットバイク.
MTBやグラベルロードでも走れないことはないが,湖底の路面状況はジャリ,ガレ,砂,それに泥と様々.
特にタイヤがズブズブと沈んでしまう泥濘地帯はファットでなければ対応できない.

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スノーライドシーズンを終え,スパイクからノーマルタイヤに戻したばかりファットで出撃.まずは定点観測スポットへ.

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忠別川サイクリングロードの右岸を爆走.
こういう直線路ではTTバーが欲しい.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

時系が前後するが,翌5/4は久々の旭川発のブルベ『風連200』の開催日.
今年初ブルベとしてエントリーしていた.
ところが,気温一桁かつ終日雨,さらには名寄エリアは降雪予報.
さらに運営からは「どうされますか?」の確認メールが.
「こりゃ危険」とDNSを決めた.

実際,エントリー数36名に対してDNS33名,つまり出走は3名のみ.この猛者たちも全員がDNFとなる歴史に残るブルベとなった.

で,出なくて良かった...と思いつつ,もし「SRがかかっている」など出走しなければならない状態だったら,どうしていただろう.

低温,降雪,すなわちアイスブルべに近いコンディションなら,ファットバイクにTTバーを付け,防寒具をリアラックに積んで...と色々想像してしまった.
まぁ,ファットの場合DNFした後がやっかいなのだが(サイズ的に輪行は考えられない).

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桜の季節はほぼ終了.

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引き続きサイクリングロード.
祝日&好天ということもあって,ロードに乗ったサイクリストとのすれ違いが多い.
こちらがオフ車だと「ヤエー(もしくは会釈)」がいつもより少ない.
ストレートハンドルだとガチ勢に見られにくいからだろうか.
まぁ,こちらも積極的に挨拶はしないっつーか,しにくい.
ロードとMTBの間には狭くて細い溝がある気がする.いや,気のせい?

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忠別ダムまで登る.
いつ来ても良い景色である.
ウルトラホーク1号の発進シーケンスが想起される.

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当然だが,ダム周辺は水が豊富.
湖底に下りるためには,山側,つまり上流に移動する必要がある.

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いわゆる「ユイの壁」も解除前.
ファットでの激坂は苦行以外の何物でもないけど.

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「望郷広場」着.
巨大なヘリポートがある.
さらに湖面に近づく小道もあるが...

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ここが限界.
別にこの時期でなくても水没はしてなさそう.

道道に戻って,廃業したドライブインの脇から林道に入る.

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初めて進入したが,なかなか雰囲気が良い.
草がほとんど生えていない早春.これから緑豊かになりそう.

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形ばかりのゲートで通行止め.
もちろん勝手に進入することはしない.
『NISEKO GRAVEL』みたいに,こうした普段は閉鎖している林道を走れるイベントとか開催されないだろうか.
今度,東川観光協会の中の人,ムリグンさんに会ったら提案してみよう.

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引き返して,今度はGoogleマップにも載っている名所(?)に向かう.
確か以前にも訪れたことがあるはず.
道道脇の林道に入る.

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これまた形ばかりのゲート.
その先に見えるのが「森の神様」こと指定樹齢900年の巨木だろう.
うむ.この季節だと周辺も木も含めて丸裸なので,なんとも...

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それでも高い木々に囲まれた心地よい空間であることは確か.
夏は元より,紅葉の季節にまた来よう.

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道路を渡って対面に川へと続く道を発見.
そこは忠別川.
大雨で氾濫し,天人峡への道が閉ざされる事案が2010年と2018年に発生している.

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次の林道へ.
ここも以前から気になっていた.

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かなり締まった道なので普段から交通量が多いように見える.
しばらく進むと物騒な表示.

わざわざこう書かれているということは,違法な狩猟が行われてるということか.
おそらく対象はエゾシカ.となると,それを狙うのは人間だけでなくヒグマも出没するエリア...

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一応「熊ベル」をファットに付けているので,グラベル走行中は「チリンチリン」と音がするが,そんなのは気休め.
気を引き締める.
「引き返せ」という声も聞こえてきそうだが,今やクマの出現は山中とは限らない.
普通に道路を横断していることもある(実際に会ったことないけど)

などと考えていると,クルマのエンジン音がカーブの先から聞こえてきた.
4駆でも何でもない普通の軽自動車だった.
運転手から軽く会釈.あー,なんか一安心.

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まだまだ先に道は続いているものの,今日はここまでとする.
この倒木が目印だが,次回は撤去されているかも.

いずれにせよ,(実質)旭川周辺のグラベル散策グループである『旭川自転車愛好会』のメンバーに,このルートを提案してみよう.
集団で行けば怖くない(そんなことはない)

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つーことで,ずいぶんと前置きが長くなった.
これからダム湖底に向かうが,その前に「源水公園」にて休憩.
水汲みと同時に持参していた「カロリーメイト」で補給.

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いよいよ本日のメインイベント.
「親水公園」の駐車場から湖底に下りる.
夏場はカヌーの発着場として使われているため,長大なスロープが湖面まで続いている.

最初は黒っぽい砂地.
まぁ,乾燥しているので走行には問題なし.

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自然にできたようには思えない大き目の石で作られた石垣を越えると,泥地となる.岸から離れれば離れるほど徐々に地面が柔らかくなっていく...

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なかなか異世界・異星チックな大地の割れ目.
中心には山からの水が流れている.
注意しないと縁から崩れそう.

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はるか遠くに忠別ダムが見える.
貴重な景色.

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この辺りの地面は締まっているものの,ちょっと窪地に入ると泥ヌタ.
ファットの極太タイヤ(4.8インチ)も沈んでしまって漕げなくなる.
とは言え,脚をつくとそれはそれで沈んでいく...
「ヤバイ,ヤバイ」と呟きつつも,思わず笑みがこぼれる.楽しい場所である.

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光の具合でいい感じに撮れた.この荒涼感.

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この角度からでは見えにくいが,少し先に小川が流れている.
向こうに渡れそうな細い部分を探す.

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岸側に戻って小川を渡る.
堤防のようになっている箇所の先端まで移動.
以前に比べると,水の流れはそれほど激しくなく,ウェーダーを着て水に入って釣りをしている人もいた.
そう言えば,休日なのに釣り客が少ない(4名ほど).
あまり釣れないのだろうか.

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30分ほどの異世界探訪後,最初の駐車場に復帰.
舗装路を走ると,乾燥した泥がボロボロ落ちるのが面白い.
...が,帰宅後は即洗車案件.シューズの汚れもひどい.

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帰り道.
”みんな大好き”チョボチナイゲート
もちろん通行止め.
何か,今日はゲートばかり撮ってるな.

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湖を含めた忠別湖周辺ライドは楽しいが,補給場所がなくて困る.
カロリー欠乏.
東川町内のセイコマに立ち寄って,遅い昼食.
この「鶏塩焼きそば」は美味いのだが,ネギが歯にはさまって,口の中がキモチワルイ(知らんがな).

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つーことで帰宅.

前半の未知のグラベル散策&湖底ライドという非日常体験.
実に味わい深い休日だった.

久々にファットバイクの面目躍如.
雪・凍結道だけでなく,あらゆる路面への適応性は所有しているチャリの中でも最強.

アルミフレームでやたらに丈夫だし,今日のようなアドベンチャーライドにぴったり.
万が一,クマに遭遇した際は盾代わりにならんかな(ならん).

ただし,ファットバイクは日本市場では超どマイナーな存在.
昨今,Specializedなどの主要メーカーからは,ことごとくカタログ落ちした.

使いどころが限られるギアであるのは確か.
こいつのポテンシャルを最大限に発揮できる北海道に住んでいることに感謝.

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春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

2026/4/27 Mon

そいつは突然やってくる

事の始まりはMTBの『Specialized Epic Expert』から.

雪が残るサイクリングロードでクロカンっぽいライド

上記の記事の最期に少し書いたが,この数日後,前輪がベッコベコであることに気付いた.見事にパンクである.

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いわゆるスローパンクであろう.
タイヤ表面をチェックするも,異物が刺さっていたり,穴が開いているなどの損傷はない.
水につけても分からずじまい.
ママチャリによくある,何かのきっかけでバルブから空気が抜けただけと期待してポンプで再充填.
膨らむことは膨らむが,翌朝確認するとフラットに.

これは覚悟を決めてチューブ交換を行うしかあるまい.
元は新車のままのブチル.サイズは「29×1.75-2.4」.
こいつ,重さが約220gもある.さすがMTB用.ごつい.
チューブレス化も考えたが,最近,その扱いの面倒さに気付き始めたのでTPUチューブを入れることにした.

出先での修理用にストックしておいたこいつをインストール.
軽くてコンパクト.

TPUは最初期の「Tubolito」から使用歴があるのだが,あまり良い思い出がない.

『Tubolito』の修理

「パンクに強い」との触れ込みだが,見事にパンク.
専用パッチもあるが実質使えない.1本¥4,000が一瞬でパーである.
やはり熱を持ちがちなリムブレーキでの使用は無理があるのだ(だからBROMPTONーTはブチルに換えた).

時代が進み,Panaracerから”紫のヤツ”が発売になった.
信頼の国産メーカーである.
ただ,残念ながらMTBサイズの発売はまだない.

仕方なく,アリエクで買った中華製TPUを使う.
重さは1つ65g.
すごいな.前後輪とも変更したら300g近い軽量化となる.
一応金属バルブなので,しっかりした作りに見えるが,問題は耐久性.

太いタイヤのビード落としは,昨年の事件が思い出されて正直滅入る.
手元に例のクランプを用意して作業開始.

ところが,指で押すだけであっさりとビードが落ち,レバー3本でそそくさとタイヤの片側が外せた.あの地獄は何だったのか...

TopstoneなBRM518桂沢200(その0)

タイヤの内側を指でなぞり異物のチェック.
何も見つからない.
TPUを組み付ける.
”ねじり”に注意して,タイヤをはめてポンプで空気を入れるとあっさりと作業完了.
まだ試走はしていないが1週間以上経っても(見た目上)エア抜けはない.
とりあえず前輪に問題なければ後輪も換えるか...と,この中華TPUに期待する.

お次はグラベルロードの『Topstone Carbon2 Lefty』
ロードとグラベル用でホイールを2セット種類用意.
もちろん組み付けてあるタイヤが異なる.

ロードではPanaracerの無印『GRAVEL KING』.
いわゆるスリックに近いタイヤ(舗装路8:グラベル2)を想定.

グラベルでは『GRAVEL KING X1』(舗装路4:グラベル6)を履かせている.

こちらの『X1』をチューブレス運用している.
冬の間はTopstoneを縦型スタンドで保管.
後輪に荷重がかかり続けたせいか,いざ走らせようとすると空気が全部抜けた状態であった.ポンプでエアを入れるが,すぐに抜けてしまう.

Gemini先生によると「シーラントは徐々に揮発するため,半年に一度はシーラントを補充する.もしくは,タイヤを外して古いシーラントを除去して再充填する」とのこと.
このタイヤへのシーラントの補充は以前1度行っている.
無駄にしないためにも,清掃後に新しいシーラントを入れる方法を選択した.

こちらのタイヤも太い(40c)ため,ビード落としに苦労するかと思いきや,先ほどのMTB同様,あっさりと外せた.
で,外したタイヤの裏側を見ると...

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汚ねぇ.

ちなみに液体のシーラントはほとんど残っていなかった.
これまたGemini先生によると「タイヤ中心部の残骸はあまり気にしなくて良いが,リムと接する場所は念入りに清掃せよ」とのこと.エア漏れを防ぐためである.

これがまた...なかなかの重労働.
キレイにベリベリと剥がせるのはごく一部で,大部分は爪をたてたり,指の腹でこすり落とす必要があった.
指が痛ぇ.爪がはがれそう.
一応温めたりはしたが,剥がしやすさにさほど変化はない.
下手に道具を使うと,タイヤのビードを痛める可能性があるので推奨されない.

なんだかんだで指でゴシゴシとひたすら剥がし続ける...何の拷問だ?

キリがないのである程度キレイになったところで妥協.
ホイールにタイヤをはめる.
そして,フロアポンプでエア充填!
ポンっとビードが上がるかと思いきや,タイヤとホイールのスキマから虚しく空気が漏れるのみ.
「根性!根性!」とポンプのストローク速度を上げるも変化なし.
疲労で腕が動かなくなった.

おかしい.

新品のタイヤをヨシリンの店先で組付けた時は何の苦労もなかったのに...
一度組付けたので,ゆがんだせいか?

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

ネットで検索.
エアコンプレッサーを使うのが一般的らしい.
そんなんモンあるかぁー!
ショップ持参かなぁ...と思いきや,ある記事にたどり着いた.
それは...

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その昔,ロード乗りたての頃に買ったCO2ボンベである.
言うまでもなく緊急パンク修理用具.
出先での「ミニポンプしゅこしゅこ地獄」から解放してくれる魔法のアイテムである.
ボンベに穴を開けて,大量のガスを一気に送り込む.

これがビード上げにも使えるらしい.
「ホンマかいな」と疑いつつ,ダメ元でチャレンジ.
な,なんと一発で見事にビードが上がった!素晴らしい!

CO2ボンベは,出先のパンク修理で見事に失敗して以来,使わなくなっていた.
その後,空気の入れやすさが格段に向上した「例のポンプ」「電動ポンプ」の台頭により,工具箱の隅に追いやられていた.

そのCO2ボンベが,再び日の目を見ることがあろうとは...人生わからんものだ.
後はフロアポンプで2Barまで入れて修理完了.

これでいつでもグラベル行けるぜ...と喜んだものの,よくよく考えればこれからもシーラントを買い続けなければならんし,清掃も必要だろうし,それにビード上げに毎回ボンベを消費するのはコスパが悪すぎる.

何かもやもや感が残るな.
簡単にタイヤが外せるならMTB同様,TPUでよくね?...と,考えるようになった矢先のこと...

先日,Topstoneにて毎年恒例の『幌鹿峠・春の幕開けサイクリング』に参加した.
詳細に関しては近々ブログに書くつもりだが,峠を登り切った後のダウンヒルで2kmほど下った際,後輪に違和感.
降りてチェックすると見事にパンクしていた.

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タイヤは『GRAVEL KING(無印)』,しかも耐パンク強化モデルである.
こいつにPanaracerのTPUを組み合わせ.

昨年の『納沙布1200km』にて道東の酷道をノーパンクで走り切ったこのコンビに絶大な信用をおいていたのだが,今回見事にやられた.
タイヤをチェックすると,極小の尖った石片が刺さっていた.

うーん,タイヤ,チューブともパンクに強いはずなのになぁ...まさかイベント中に発生するとは.
2,000km近い走行距離でかなりヘタってたのか.

と,いくら嘆いても,パンクと言う事実は変わらない.
一応予備のTPUを持参しているので,その場で修理しても良かったのだが,面倒なのと帰宅後のタイヤそのものの交換も考え,残り6kmほどを押し歩くことにした.
下りなのでそれほど辛くはなかったのだが,普段使わない動きのせいか,数日経っても脚の筋肉痛がヤバい.

つーことで,ここ数日で.ブチルもTPUもチューブレスも全滅.
まさに「パンク祭り」である.

結局,どれが正解?

性能,コスパ,手間の要素を掛け合わせると,やはりTPUかなぁ.
少なくともディスクブレーキ車はこれがベストかも.

パンクにはプロでも抗えない「運」の要素が存在する.
先日開催された「パリ・ルーベ」でもトップ選手のパンクが相次ぎ,一瞬で戦局が変わる展開が見られた(あぁポガチャル...)
数十万円のホイールと数万円のタイヤを履き,最高峰のメカニックに管理されたプロレーサーでもパンクするのだ.

チャリ趣味を続ける以上,パンクと向き合うしかない.

絶対にパンクしない,かつ性能も妥協しないタイヤ,そろそろ人類が発明しても良くないですか?

カミフの春:Cafe Yamaichi今季初営業にBROMPTONで行くライド

2026/4/5 Sun

北の(ルイーダ)酒場オープン

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:11 ℃,風速:4.7 km/時,風向:WSW

4月に入った旭川.
残念ながら「週末は天気がよろしくない」ループに陥っている.
走れないことはないが,寒かったり小雨が降ったり.

さて,4/5は旭川・上富良野周辺のサイクリストの聖地『Cafe Yamaichi』のオープン日である.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

昨年は偶然の邂逅だった”BROMPTONマイスター”O西さんにも事前にお声掛け.BRO談義は元より,ほぼ同時期に走った九州ライドの思い出話をする所存.

となると,チャリはもちろん「PPくん(BROMPTON P LINE Paris Edition)」だな.
天気がイマイチなのでクルマで美瑛までワープ.

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できるだけ軽装備を目指し,PPくんには,ROCKBROSのボトルバッグのみを装着.

防寒着他は背負うことにした.

このリュック,九州ライドで使って以来,すっかりお気に入り.
元がトレラン用なので胸元にボトルもスマホも挿せるし何より軽い.
ブルベでも使いたいところだが,反射ベスト代わりにはならんので無理.
「U-Makes」さんが反射材付きを作ってくれると無問題だが...って需要ナッシング.

もしくはビブスメーカー側に期待するとか.

ビブス.jp

こういうのってクラファンとかで資金集めたら...と色々妄想.

そんなこたぁさておき,深山峠のYamaichiを目指す.
最短距離で行くと時間的に早いので少々遠回りで.
にしても結構冷える.

数週間ぶりの美瑛の丘だが,雪はすっかりなくなっていた.

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例によってサイクリストに会わない.
この曇天ならば仕方なし.

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「三愛の丘」も駐車場に入れるようになった.
トイレはまだクローズ中.
こういう路面ではフェンダーがありがたい.

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直線ダウンヒル.うぉぉ~っ,ひたすら寒い.

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少し陽が出て来たか.

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そろそろYamaichiに向かいますか.

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STRAVAの激坂セグメント「沼崎の坂」を登り切ってYamaichiに到着ぅ!

この後,ぞろぞろとサイクリストがチャレンジするとわかっていれば,もっと踏んだのに(どこまで負けず嫌い?).

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奇しくも店内には昨年と同じお二人が.
まるでタイムリープ.

Yamaichiさんと言えば「魯肉飯」が名物なのだが,ここは初物のアスパラを使ったスパゲリを注文.

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ベースはニンニクが効いたペペロンチーノ風味.
美味しくないわけがない.

そこへ家から自走でやってきたO西さんが合流.
さらには,これまた知り合いのガチ勢ローディ群も到着.
店内がサイクリストだらけになった.

さて,O西さんが食事を終えるやいなや,外に出てBRO談義開始.
あーでもないこーでもないと,カスタムやらなんやらで話が弾む.

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このひたすらBROを愛でる二人のおっさんの姿は,他のローディからは異様に映ったらしく,この後,SNSなどでちゃかされることになる.
もちろん,興味津々で寄って来た方々にはこれ幸いとBRO布教活動.
信者を増やすのぢゃ.

ちなみにO西さん,GWには佐多岬から宗谷岬までの3,003kmを360時間ちょいで走るという,トチ狂った(ホメ言葉)ブルベに参加予定.
もちろんマシンは「BROMPTON T LINE」だ.

https://randonneurs.tokyo/?p=21169より

先日の九州北部ライドはフル装備での試走を兼ねていたそうな.
もちろん本日の「T LINE」も荷物満載.
なんちゃってPハンドル他,知恵と勇気のカスタム多数.

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長距離ブルベにおける最大の敵はケツの痛みである(異論は認めない)
ブルベは1,300kmまでの経験しかないが,Kazchariもこれまで色々なサドルを試してきた.

まずは王道の革サドル『セラアナトミカ X1』

確かに伝統も実績も信頼もある良いサドル.
ただし重い.重すぎる(460g~)
クライマーとして耐えられない.
今はブルベでは使わなくなり,完全にZWIFT専用になった.

それに,今ではケツの方ができあがったのか,薄くて固いサドルでも割と平気になってきた.
昨年の『納沙布1200』は,アリエク¥5,000の「3Dプリントサドル」で乗り切ったしな(後半はキツかったけど).

2025年6月7日撮影

では,BROMPTONのサドルは?
ロードと比較すると直立座位になるのでケツ圧がかかる.

元々PPくんに付属していたのはこれ.

見た目,触り心地とも非常に硬い.
それに穴がないので”しびれ”の可能性もある.
昨年の『薄野200』にはこいつで出場した.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

耐えられない痛みは発生しなかった.
肩周囲の痛みでごまかされていた感もあるが.

つーことで悪くはないサドルだが,軽量化と穴あきを求めて昨年の四国一周からこいつに変更.

現状,最強.
100km程度の走行だと全く違和感なし.
非常に気に入っているが,ブルベでは未使用.
今度の『2026BRM504風連200』で試してみるかなぁ.

で,O西スペシャルに話を戻すと,ブルックスの革サドルにバネ式のサスペンションがついている.
ほぇー,ここまで気合いの入ったケツ痛防御は初めてみた.

さすがギミック大魔王のO西さんである.
常にトライアル&エラーの精神.
時々自らの策に溺れているのが興味深い(皮肉じゃありません)

と言いつつ,試乗させてもらったが,イマイチ違いがわからない.
連続3,000kmという途方もない旅でなければ,その真価は発揮できないのだろう.がんばって下さい.

つーことで,KazchariはYamaichiを去る.
まだ走り足りない.
「沼崎の坂」を下りる.

途中にある観覧車.
てっきり休業中と思いきや,動いていた.

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そそくさと写真を撮って撤退.

道路には雪はないが,側道やグラベルにはある.
季節が進むとフィールドも広がる.

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さて,今からどこへ向かうのかというと...

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まずは「美瑛・青い池サイクリングロード」に乗る.
多少の雪は残るが無問題.

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この特徴的な緑色の橋を渡ると...

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当然...

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どーんと,”あの”農道につながる.
まぁ,昨年の『美瑛の丘300』でもコースに含まれていたので,今さらぼやかす意味もないのだが.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

少々ルートが変更された今年の『BRM530美瑛の丘300』もエントリーしたぜっ! どのマシンで出るのか検討中.

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さすがにこの時間になるとかなり暖かい.
朝と昼で寒暖差が激しい.

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先日の九州ライドでも様々な絶景に出会ったが,こうして見るとやはり北海道は別格だな.こことか三国峠とか.特に季節ごとの変化が凄まじい.

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長いダウンヒルと終えて,セイコマで休憩(おやつタイム).
最近「クラフトボス」の新製品攻勢がめっちゃ激しくない?

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で,デポ地の美瑛町体育館に戻ってきた.

もうすっかり春ライド.
異世界感がエグい冬も悪くないけれど,己を含めて命の再起動を感じるいい季節だ.

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帰宅するとアリエクから荷物が届いていた.

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BROのリアラックにぴったりのミニバッグである.
例によって安い(¥1,600)が,価格変動も激しいので店とタイミング選びが難しい.
届いたモノは縫製,強度とも問題ない.
アリエクは当たりハズレが激しいが,こいつは”当たり”.

九州旅での「普通のリュックをリアキャリアに載せる」作戦は悪くはなかったのだが,見た目が美しくなかった.
あれだな,オートバイライダーが「ツーリングネット」から「パニアケース」に換えたようなものか.

容量は5リットルほど.
レインウェアの上下とその他のカバー類を入れれば満杯.
一応アッパーにゴム紐が付いているけど,これって振動で絶対に落とす自信がある.

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これ以上,大きい容量にするとペダリング時に踵が当たるかもしれない.
固定用のヒモが長過ぎたので切断.ほつれ防止にライターであぶった.これでこのBRO専用だな.

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春から秋にかけてのサイクリングイベントのエントリーが始まっている.
自転車(ロード?)ブームはオワコンと言われつつも,相変わらず盛況.

もちろんPPくんにも出番があります.
よろしく勇気.

春・九州・BROMPTON Day9および後日談

2026/3/29 Sun

真面目か

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Day8はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

旅を終えて,梱包作業も終了.
ゆうパックの集荷依頼もアプリ経由で手配済み.

鹿児島到着日,空港からのリムジンバスはなかなかのサバイバルだった.

春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

そして市内から空港へのアクセスも別の事情で大変.

まず鹿児島から経由地の羽田へのフライト(JAL)が「7:35」と早い.

ところが,ホテルのある天文館バス停からの出発時間は「6:10」で,空港には「7:05」に到着予定.
預け荷物はないものの,混雑状況によっては手荷物検査で手間取る可能性がある.精神衛生上,非常によろしくない.

「困った,困った」と,前日にホテルのスタッフに相談したところ,「リムジンバスの始発は鹿児島中央駅です.5:35から出ます.でも,ホテルから駅は遠いですねぇ...」

えっ,そうなん? まさかのタクシー案件? 「駅まで何kmぐらいですか?」

「たぶん3kmはありますよぉ(= 歩けませんよね?)」

えーっ,たった3km? これだからクルマ社会の距離感は...(別にディスってません)
梱包済みで発送前のBROは使えないものの,徒歩でも無問題.
明朝は駅まで歩きましょう.万事解決.

で,朝を迎える.
5時前にチェックアウト.
フロント前にBROの入った段ボールを置かせてもらう.
心残りと言えば,無料朝食の時間に間に合わないこと.
ケチケチKazchariは歩くよりもこれが辛い.

ちなみに九州の各空港は「地下鉄5分」の福岡を除き,どれもこれも市街地と距離が離れている.
特に有名なのが大分空港.なんと50kmである.

鉄道はないので,基本的に自家用車かバス移動になるが,大分空港にはとんでもない秘密兵器が存在する.
それがホーバークラフトである.
利便性はともかく,これには一度乗ってみたいぞ(アトラクション?)

【公式】大分第一ホーバードライブ

ちょうど,今回の旅では九州北部の大分,福岡,佐賀が未踏.
次回のお楽しみだな.

で,ホテルを出たKazchariは暗闇の町を駅に向かって歩く.
途中のローソンで朝食をゲット.
すぐに駅が見えて来た.
目の前のビルにあるバス乗り場は既に結構な人出.
¥1,500でチケットを買って,始発のバスに乗り込む.

朝靄の中,高速道路を走って6時過ぎには鹿児島空港に着いた.
余裕だ.
空いているベンチに座って朝食.
既にお土産屋さんはオープン.
日本人らしく職場と家におみやげを購入.

手荷物検査を通過して搭乗口へ.
昨日のフェリー乗り場同様,電光ボードやポスターが離島だらけで楽しい.

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ようやく陽が昇る.

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ここからは特筆すべきことはない.
羽田で旭川行きに乗り継ぎ,1時間もすると雪山が見えてきた.

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朝が早い分,12:30には旭川着.
ヨメと息子の出迎えで帰宅する.
九州旅,楽しかったなぁ...

で,夕方になり落ち着いた頃,昨夜泊まった『東横INN 天文館Ⅰ』から電話.

梱包に使ったガムテープを部屋に置いていったのだが,それを「忘れ物では?」との確認であった.
なんという親切.つーか,サービス業の鑑だな.
たぶん,客の忘れ物は(明確にゴミでなければ)問い合わせるようマニュアル化されているのだろう.
これまでの旅でも,メガネやウェア,未開封の飲み物を宿に忘れたことはあったが,直接連絡があったのは初めてである.
つーことで「ホテルに差し上げますので,自由に使って下さい」と伝えた.

しばらくして,また電話.
今度は郵便局だった.
ホテルから荷物を集荷したが,内容のことで尋ねたいことがあるという.

はいはいキターッ!

可燃物や危険物が入っていないか,それにタイヤの空気を抜いているかどうかなどの確認だろう.
この「BRO宅配便作戦」は何度も行っている.
聞かれることは決まっているのだ.
もちろん,これまでの経験から,伝票の狭いスペースには既に中身をぎっちりと書き込んでおいた.

大丈夫です.リチウム電池や危険物は入れていません.

郵便局「”工具”とありますが,どんな工具ですか?」

小さい六角レンチですね.

郵便局「レンチって何ですか?」

...L字型のネジを回す工具です.

郵便局「小さいんですね?」

はぁ...

郵便局「オイルとかは入っていませんね?」

もちろん入れてません.チェーンに塗布していましたが,最後にふき取りましたし.

郵便局「えっ,チェーンについているんですか? 可燃物じゃないですか?

はい?(何を言ってるんだ,この人は)先ほどふき取ったと言いましたよね? それに付いていたとしても,SDS(安全データシート)上,引火点は航空輸送の安全基準を満たすモノなんですけど.

郵便局「私では判断できませんので,上に相談してですね,航空輸送できるかどうか検討させていただいてですね,あらためて連絡させていただきますッ」

はい?(理解不能)これまでも同じやり方で何度も送ってますし,そのようなことは言われたのは初めてです.それにチェーンに付いているオイルがダメとなると,飛行機輪行そのものが不可能になりませんか?

郵便局「そう言われましても,私個人の判断では...」

(ダメだこりゃ)...じゃぁ,別に陸送でもいいですよ.急ぐモノではありませんので.

郵便局「いやいや,その判断も私では...」

という不毛なやり取りが続く.
要するに郵便局で統一した基準がない,ということなのだろう.
もしかすると輪行で運ぶ場合と宅配便だと基準が異なるのか?(よくわからん)
いすれにせよ,この事なかれ主義な対応の残滓はさすが元国営事業だな.

結局,翌日になって郵便局からあらためて連絡があり,無事航空便で送られることになった.

今回は帰り,つまり到着が遅れても困らないケースなのだが,旅の出発地点に送る場合にはいつ送って良いかの日数が読めなくて困る.
「BRO宅配便作戦」のウィークポイントである.
クロネコだとスムーズなのだろうか?
そやけど,ゆうパックの方が料金安いしなぁ.

他にも似たケースがある.

Kazchariは無料どころか各種グッズがもらえる健康診断として,頻繁に献血している(44回).

受付時に海外渡航歴を聞かれるのだが,ここでヤバいのが中南米
この地を旅した者は「シャーガス病感染疑い」があるとのことで,毎回,全渡航国と時期,期間を書かされるのだ.

シャーガス病(アメリカトリパノソーマ病)

これが実に面倒.時間もかかる.
いつも同じセンターで献血しているため,スタッフもKazchariをよく知っている.
ゆえに「毎回すいません...わかってはいるんですけど,規則ですので書いてください」と申し訳なさそげ.
こういうのって,一度書いたら更新(再渡航)しない限り,Kazchariデータに紐づけしとけばよいのに,とずっと思っていた.

だが,2年ほど前からだろうか.
受付時,また書くのかと用紙を待っていたら,既に国名と渡航時期が印刷済みのシートが出てきて,それにサインをすればOKにシステムが変更されていた.
素晴らしい! これにはスタッフもKazchariもにっこりだ.

ゆうパックの自転車,いやBRO輸送もこんな感じで一発OKにしてくれへんかなぁ.ニッチ過ぎるか.

春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

2026/3/28 Sat

怒ればでっかい噴火山たい!(それは阿蘇)

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:79%,体感温度:9 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NNW

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

さてこの旅もいよいよ最終日.
「東横INN天文館Ⅰ」に戻ってゴールとなる.
夕陽をバックに桜島からフェリーに乗って鹿児島に渡るのがドラマチックで良い(妄想)

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6時に朝食会場へ.

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もちろん十分な味とボリュームなのだが,昨日の『HOTEL THE 7』の朝食は別格だったなぁ...としみじみ思ふ.次回の九州旅でも絶対あそこに泊まろう.

宿代高騰の中,格安のAZは合宿や修学旅行で選ばれがちなのか,今朝も中学生で一杯.
パッキングを終えて,7時前には出発準備完了.

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チープではあるが,こうしたドアストップの存在がありがたい.
マグネットもストッパーもない場合,片手でドアを押さえてチャリを動かすのが結構大変なのだ.もしかしてチャリダーからの提案?
さすがAZだぜ.気遣いを感じる.

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外に出る.何せえびの“高原”である.めちゃめちゃ冷える.
ウインドブレーカー+レッグウォーマーで対処.
確実に11月の四国より寒い.
まぁ,普段からスノーライドしてるので,寒さには慣れているがな.

そして標高差を見ると今日はずっと下り基調.
徐々に暖かくなることが予測される.

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一見,うどん屋の看板.
実は気合の入ったデイサービス.なんだかよくわからんが熱い.

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はるか遠く,山の中腹に昨日通ったループ橋が見える.
いやホンマ,ようあんなエグい道走ったなぁ...えらいぞBRO

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道の駅が見えてきたのでとりあえずピットインしてトイレ休憩.
寒い,寒い.息子も縮こまっておるわ.

道の駅にはつい寄ってしまうが,四国一周の様にスタンプ集めのようなしばりを作っても面白かったかな.

それにしても,この手の地名モニュメントが増えたな.
いまや世界中にある.

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市街地を抜けると,京町温泉やら鶴丸温泉など歴史ある温泉地が点在.
昨夜,泊まりそこねた旅館も見かけた.
ただし周囲に何もない.
これ,素泊まりやとキツかったな.

我慢の国道を南下中,サイクリングロードの看板を発見して停車.

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交通量の多い車道に辟易していたので,もちろんこちらに避難.

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広い広い.
ゆるポタにぴったり.
今日は距離も短い.山越えもない.何より急ぐ旅ではない.
最終日をまったり,ゆったりと楽しもう.

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と思いきや,数キロ走っただけでサイクリングロード終了.ぐぬぬ.

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幹線道に戻る道がダート.
パンクするなよ~

それにしても,この「P LINE Paris Edition」の標準タイヤである「Continental CONTACT URBAN」は実に優秀.
転がりもグリップも良いし,もちろん一度もパンクしていない.

耐久性も問題なさそげ.
軽さを追求するわけではない旅チャリの「PPくん」には,今後もこいつをチョイス予定.

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国道に戻るとすぐに「旧道を走れ」との表示.
なんか台湾一周の時のように迷走している.
(急いでいない時には)こういうのが楽しい.

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人気の全くない旧道.
何か出そう,もしくは道端で何かを発見しそう.

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この下の川とか...気のせいか只ならぬ気配にヒヤッとするぜ(霊感ゼロ)

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途中のファミマで休憩.
昨日と違って冷たいモノではなく,温かいモノが欲しい.
旭川にはないファミマ.
見慣れぬ商品が多いかも.

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桜と菜の花のコンボ.
誰がどうみても「ザ・春」
道民からすると,季節の先取りで海外旅行の気分である.
真夏の九州は地獄らしいけど.

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駐車場になぜか飛行機が放置してあった.
この猛烈な違和感.
ここぞとばかり構造を観察.
これで空が飛べるのがやはり不思議.

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JR九州肥薩線,大隅横川駅へ.
ここもまた,現在使われていない.

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味わい深い木造建築が開放されている.
運行休止前から無人駅らしい.

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外では地元の方が花壇の掃除.
そして,どこからともなくやってきた人が,構内に設置されているピアノでいきなり演奏を始める.不思議な空間である.

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隣の公園ではしだれ桜が満開.

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線路脇に続く通路が開いていた.
この路線を列車が走るのはまだ先.

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県道50号を南下中.
同じく肥薩線の霧島温泉駅.

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天草の四郎パイセン同様,鹿児島に入ると今度は「西郷隆盛」関連の碑や説明文が増えてくる.
それにしてもNHK大河の『西郷どん』のラストはヒドかった...と,Kazchari家ではことあるごとに話題になる.やはりドラマは骨太な脚本が望ましい.

大河ドラマと言えば,再来年の放送が『ジョン万』に決まってびっくり.
昨年,足摺岬を訪れた際やたら誘致宣伝していた.

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

まさか実現するとは.
熱心な活動のおかげか,もしくは出来レースだったか.
いずれにせよ,山崎賢人は世界に何人いるのだ?

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限りなく道の駅っぽいふもとの駅.
ようやく暖かく,いや暑くなってきた.

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ここから霧島市内に向かうまでが本日のハイライトだったかもしれない.

ずっと下り基調で,緑と桜色のコントラストの中を爽快に走るワインディング.
数限りなく温泉宿が続く.

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高級かつ巨大な宿もあれば,立ち寄り歓迎的な極小規模な湯場も存在.

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道は天降川に沿っている.
名前も立派だが見事な清流.

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こういう昔ながらの温前街は衰退傾向にあるらしいが,この辺りはどうなのだろう.
...と思って調べてみたら,昨年8月にこの天降川が氾濫し甚大な被害があったそうな.

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この橋の向こうには一泊6万円の旅館が...

阿蘇編の記事で書いた「豪華寝台列車」ネタがGoogle先生に解析されてしまったせいか,YouTubeに関連動画が次々に表示されるようになった.

他にも「豪華クルーズ」「豪華温泉旅館巡りツアー」などのネタが次々と.
参加してよかったではなく,定年退職後に大枚払ったツアーがとんでもない「地獄」だった,という話ばかりなのがご愛嬌.
ああいうツアーって,初心者ではなく旅慣れていないと楽しめないモノが多いと思われる.もしくは,金に糸目をつけない富裕層向け.
実際,同じツアーでもエコノミーとアッパーでは内容やおもてなしが雲泥の差らしい.
何よりも自由を愛するKazchariとしては,未来永劫,縁のない形の旅だろうけど.

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夢のような回廊(国道223号)を抜けて霧島市内へ.
暑ちぃ~ということでアイス・タイム.

旅の最終日ということで愛車をしみじみと眺める.
まずはこのサドル.

もはや長距離ライドだとこいつしか考えられない.
純正のカンビウムよりずっとケツに合う.

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メインライトは「Magicshine VTG1000」

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BROMPTONの甘い罠~ライト編

「BROMPTON専用」と名乗るだけあって,デザインと機能(配光)のバランスが飛びぬけている.
今回の九州旅ではトンネル通過時のみの利用だったため,夜間走行の使い勝手はわからないままだが,もしもの時のために「OLIGHT RN1500」も持参している.
この2本のコンビで旅先のどんなシチュエーションにも対応できそげ.

VTG 1000 ブロンプトン折りたたみ自転車用ライト

そんな超かっこいい「VTG1000」だが,なぜか日本のBRO界隈ではイマイチ人気がない(見かけない).日本のメジャーECサイトでも売ってない.

マイスターO西さんも「バッテリーがもたない」「リモコンのオンオフが分かりづらい」ということで,メインの「T LINE」での使用をやめたらしい.
確かに400以上のブルベだと使えないかも.

ちなみにKazchariは,手持ちの「黒金くん」(T LINE)にも,こいつを取り付けたくて,公式サイトに「T用マウントステー」のみの販売はできないかと尋ねてみたが,別売りはしていないとのこと.残念.
ライトごともう一つ購入するのはさすがにコスパが悪い.

そして,今回もまた大活躍のカスタムと言えば...

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やはり「mini Pハンドル」だな.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

固体差に注意.
ただし上の記事にある通り,購入先で何とかしてくれる場合もあるかも(確証なし).

つーことで,いよいよ「鹿児島湾」もとい「錦江湾」沿いを走り,桜島を目指す.
ちょこちょこ見かけるインパクトのある看板.

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ついに桜島が見えてきたぞ.
いよいよクライマックスだ.

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まっ,ここからが長いわけだが.

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初日の大堤防同様,スキマから見る海の景色.

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そろそろ昼食の時間である.腹が減った.

先ほどから道路沿いに見かける「黒酢」の看板.
この辺りの名産なのか?

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ここまで宣伝されたら,行かねばなるまい.

黒酢の郷 桷志田

これで「かくいだ」と読むらしい.
鹿児島は難読地名が多い(道民が言うな).

1階はお土産屋さん.
フロア全てが黒酢製品で埋め尽くされている.

2階はレストラン.
土曜日である.結構な混み具合.
ピチピチ汗だくウェアで入るのは少々はばかられるが,そんなことを気にしている余裕はない.

もちろん,徹底的に黒酢を使った料理が並んでいる.
単品もあるが,コースで¥2,500から.
少々予算オーバーだが,まぁ,いいでしょう.
見せてもらおうか,鹿児島の黒酢の実力とやらを...

つーことでメニューを穴が開くほど見つめるが,これがまたどれもこれも美味しそう.悩みに悩む.
「鹿児島と言えば黒豚.そして酢と言えば酢豚っしょ」と最適解に気付く.
これがまた...

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リンゴ酢と前菜(エビ)を経て,どーんと出て来たのが...

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鹿児島の黒豚を使った,生涯最強の「酢豚定食」である.
これは美味い.うぐぅ...
またしても”試された雄山”な気分.

熊本での一連の晩餐といい,今回の旅の最大の収穫は美食体験だったかも.
チャリという過酷な運動が,最強の調味料である「空腹」を招きやすいことも一因だろう.

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デザートのババロアもぬかりない.
さすがに黒酢味ではなかった(たぶん).

庭には酢壺の群れ.これはいいものだ.
実際に工場内見学ツアーも開催されている.

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他のメニューも気になる,食べてみたい店だった.
海沿いだけに海鮮系も美味そうだ.

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すっかり南国らしい景色が続く.

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ちょっとした休憩所.
「太崎観音」だっけ? 何か謂れのある祠があった.
怪しげな吊り灯籠(?)がそこはかとなくホラー風味.

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道の駅「垂水」着.
やたら横に長い足湯が有名.
さすがに足を癒している余裕はないのでスルー.
桜島がキレイ...と言いたいところだが,ここまで近くなのに霞んでいる.

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桜島へ渡る「牛根大橋」.
某天草の五橋と違って,走りやすいし安全だ.

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まるで駐車場の様に並ぶ釣り船群.
これって,どうやって自分の船まで行くんやろ?

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桜島周遊道路(国道224)は海岸沿いなので一見平坦に見えるが,実はアップダウンが激しい.

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名物の火山灰.
40年前の旅ではこいつに苦しめられた.

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橋の下,火砕流が海に流れた跡が残る.
右手に桜島(昭和火口)が見えるのだが,近くで見ると普通の山のように感じてしまう.
遠くから眺める方が迫力あるのが不思議(カルデラ山あるある).

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国体開催時の看板か.
楽しいデザイン.

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電動もしくはママチャリのレンタル観光客を数台ぶち抜く.
つーか,先ほど書いた通りアップダウンが厳しいので,普段からチャリに乗り慣れていない人にはかなりの苦行かと.

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海岸沿いを離れてド直線な港へのショートカット道路.
おそらく,この旅最後のヒルクライム.

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これまでもちょこちょこ見かけた「退避壕」
最後の最後にようやくイン.
記憶に残る桜島のイメージだと,もっと降灰がエグかったが今日は全然だった.
普通の道路と変わりない.

「旅に出ると健康になる」は正にその通りで,心配していた花粉も黄砂も火山灰も全く気にすることなく,ここまで走ってきた.
強靭な我が呼吸器に感謝.

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道の駅「桜島」着.
ご当地ジュースのみの自販機があったので休憩.

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さぁ,実質的なゴールの桜島港フェリー乗り場だ.
いつものノリでチケット購入のためにターミナルを探すがどこにもそれらしき建物が見当たらない.
桜島フェリーって,どうやって乗るのだ?

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ちょうどそこへ,これまでほとんど出会わなかったローディ2台が登場.
ナイス・タイミング.
あの二人についていこう.

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まるで高速道路のような料金所で¥400払う.
もちろんクレカ払いOKだ.

Kazchariの後ろには,もう一台女性のローディがいた.
どうやら地元民っぽい.
せっかくなので乗船前に全身像を撮ってもらう.
BROを興味深く眺めておられたので「北海道から来ましたぁ~ 九州楽しかったですぅ~」と話しかける.

すると「えっ!もしかして日本一周中ですか?」⇒ まさか.でも...楽しいだろうな,それ.

ほぼ毎年開催されている佐多岬から宗谷岬に向かうような超長距離ブルベだと,限りなく近いような気もするが,のんびり走りたいよなぁ...やっぱり.

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つーことで無事乗船.
天草以上にシンプルな...っつーか何の固定もなし.揺れないのだろう.
壁に立てかけただけ.

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客室およびデッキをうろうろ.
そこへヨメさんからメール.
「船内販売の”うどん”が名物だから,食べてみろ」との指令.
いやいや,こんな短い乗船時間(15分)であわてて食べんでも...って,むっちゃ食べてる人多い!

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さらば桜島.
次回は北回りかな.
埋没鳥居とか見忘れたし.

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鹿児島市内到着.
離島行きのフェリー案内は見ているだけで楽しい.
特に「喜界島」
遠い親戚がいる(訪問経験あり).
今度はチャリ持って行きたい.

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商店街.
この時間は人があまり歩いていない.
宴はこれからだろう.ある意味『千と千尋』的.

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ついに発着点の「東横INN」に帰ってきたぞ.
これにて「春・九州・BROMPTON」の旅,無事終了.
身体・車体ともトラブルなしっ! 素晴らしい.

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フロントに出発時と同じ女性スタッフがいた.
これは話が早いと「帰ってまいりましたぁ~」とニッコリと生還の挨拶.

「はぁ...(誰こいつ?)チェックインですか?」

おーい,覚えとらんのかーい!
一週間前,段ボールの預かりやらなんやらで,結構話したはずやねんけどなぁ.
Kazchari,意外に影が薄いのかも...

...という話をすると「あー,あの時の」と思い出してもらい,無事段ボールを受け取る.
明日の空港行きのバスのことやら何やらを教えてもらった後,部屋へ.

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本日は洗濯のルーティンはありません.
部屋でシャワーを浴びた後,チェーン回りを中心にBROを清掃.

梱包作業を行う.

さて,これからどうする.
最終日のご褒美である.ここはぜひサ活で締めたい.
アプリ『サウナイキタイ』を立ち上げる.
おお,すぐ近く(2kmほど先)に天然温泉の銭湯,しかもサウナ付きがあるではないか! 上出来だ.行きませう.

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で,やってきました『霧島温泉』
鹿児島市内の銭湯なのにこの名前はどうかと思うが,まぁ,良いでしょう.
ドアを開けると番台が脱衣所の真ん中にある昔ながらのスタイル.
ただし誰もいない.
とまどっていると,おねーさんが外から帰ってきて「チケットは自販機で買ってね」と言われる.気付かなかった.

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今どきらしく,クレカ,QR決済他,なんでもありだった.
これで観光客も安心だ.

で,ホテルから借りて来たタオルを持って早速入湯.
カラダを清めて,湯につかる...もちろん超熱い.これぞ銭湯である.
そしてお待ちかねのサウナへ.
ガス式の遠赤外線タイプ.定員5人ぐらいかな.かなり狭い.
まぁ,スーパー銭湯のように人が押し寄せることもないので無問題.
最大でも3人で蒸された.

一人用の水風呂.
残念ながら露天は無いので浴室の壁際でイスに座る.
”ととのい”は難しいかな.
3セット後,熱いお湯につかってから上がる.
うむ.さすがに汗がなかなかひかん.

それでも九州旅最後のホンモノ温泉,堪能できました.

一旦宿に戻り,食事へ.
繁華街の中心にいるので,夕食の選定には困らないはず...と思ってた時期がKazchariにもありました.

今宵は土曜日.
地元料理を出すめぼしい店はどこもかしこも満席だった(予約要).
せっかくなら鹿児島名物で祝杯を,と考えていたのだが...

しばらく繁華街をうろうろ.
そっち系のお店の人,全く声をかけてこないのが不思議.
風営法のせい?

で,ようやく入れる店を発見.

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「肉巻おにぎり」「カチうどん」
よくわからんが,これらも名物と言えば名物...なのか?

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味は良い.ただし量が全然足りぬ.
種類は多いものの,おにぎりばかり食べても何なので,満たされないまま店を出る.
たぶん,ここって飲み会の〆で入るラーメン屋的な立ち位置っぽい.

コンビニで何か買うかと考えたが,目の前に現金問屋的なスーパーがあった.
絶対こういう店は安いはず!と入店.

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見切り品の「握り寿司」やら「イチゴ」「缶チューハイ」「プロテイン」を購入.ちゃんとクレカで払えた.
確かに安い.それに寿司,美味い,

ホテルにもどって一人打ち上げ.
我が素晴らしき人生に乾杯.

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そして九州最後の夜はふけてゆく.

走り終えてみれば,あっという間の8日間だった.
鹿児島から熊本,長崎,そしてちょい宮崎を経由したこの旅の総走行距離は決して長くない.
しかし,BROMPTONという「小さな相棒」と共に過ごした時間は,昨年の「四国一周」と同様に濃密で五感を揺さぶるものだった.

北海道にない長い坂道に喘ぎ,雲仙や阿蘇の雄大な景色に言葉を失い,一日の終わりには温泉やサウナで熱い湯を浴びる.
行き当たりばったりゆえ「明日はどこへ行こうか」と考える時間は,日常では味わえない贅沢な内省の刻.

かつて20歳の自分がオートバイで駆け抜けたこの地を還暦間近の今,己の脚力だけで再訪する.
時には柔軟にフェリーや鉄道をエッセンスとして組み合わせる.
BROの機動力は気負うことなく,あっさりと思い通りのルートを実現してくれた.

チャリ旅,とりわけBROMPTONの旅は自由の極みだ.
次の旅でも未知なる世界と未知なるKazchari,つまり新しい自分に出会えるのが楽しみだ.

春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

2026/3/27 Fri

天国と地獄

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晴れ時々曇り.温度:9 ℃,湿度:82%,体感温度:10 ℃,風速:3.6 km/時,風向:ENE

Day6はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day6:阿蘇北外輪山

朝である.

名残惜しいが,グルメ王国「熊本」を去り南下を始める.
目的地は「えびの」である.
今回,初の宮崎INとなる.

昨夜はルーティンの宿選びにまたしても手間取る.
諫早・天草以降,大浴場,サウナ,温泉と風呂づいている.
やはりその日の締めくくりをシャワーではなく湯船で締めくくりたいのが日本人の性である.
ましてや温泉天国九州にいるのだ.

今日向かうのは霧島山のふもと.
周辺は温泉だらけである.

高級旅館に泊まる財力はないが,色々と検索し,とある温泉宿を発見.
公式の写真だと建物はボロだが(失礼ですよ),なんと今どき¥8,000台で2食付き.
これは味わい深い.泊まってみたい.
サイトの更新が数年前で止まっているのが気になるが,直電して予約できるかどうか聞いてみることにした.

すいません,一人なんですけど,明日泊まれますか?

「あぁ,えーと,はい,あのですねぇ,女将が昨年から入院してましてぇ,食事が出せないんですよぉ.素泊まりなら大丈夫ですけど...」

うーむ.地元料理が食べられないのでは意味がない.
申し出は丁重に辞退.
近くに他の宿もないことはないが,探すのが面倒になった.
温泉宿は諦めて,ここは”みんな大好き”AZ HOTELにしよう,と「えびの店」に予約を入れる.
さすが俺たちのAZ,しっかり空室あり.
そして,ここのAZには敷地内にステーキ屋があるのだ! み,宮崎牛が待っている.

つーことで例によって5時過ぎに起床.
最近は持病の偏頭痛も全然起きない.
ホンマ,旅に出ると快食・快眠.要は健康になる.

6時を待って朝風呂へ.
そして,いよいよお楽しみの朝食バイキングである.

iPhone15 Pro  もちろんこれx3

目玉の「赤牛丼」をさらにアップで.

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盛り付けが汚い?
こまけーことはいーんだよ.
これがまた,美味い&美味い.
とろける肉の旨みでエネルギーをフルチャージ.

一皿限定のこのメインディッシュの他にも熊本の名産品が大量に並ぶ.
どれもこれも美味い.
まさに「至高」.
これで¥1,650は超オトクである.
ちなみに市内の専門店で「赤牛丼」を食べると,¥3,000は下らない模様(量は多いだろうけど).

で,たらふく食べた後は部屋に戻ってパッキング.チェックアウトする.

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『HOTEL THE 7 熊本』.実にいい宿だった.

さて,時刻は7時過ぎ.
本日も平日.通勤・通学のクルマと自転車の猛攻をかわしつつ,熊本市内の脱出を図る.

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数日前に走って来た国道3号を逆走する.
新幹線の操車場や,交差点の巨大歩道橋など,なんとなく記憶に残っている.
いずれにせよ交通量の多い幹線道路なので...走ってても面白くない.

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先日同様,県道14号にスイッチ.
途中のローソンで休憩.
少し退屈なので,走りに刺激を入れる試みとして,未経験のグミを買ってみる.
うん.こいつは...これっきりかな.

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で,再び国道に合流し,すぐに新ルートへ.
球磨川が見えて来た.
交通量が減って快適ライドに.春らしい風景.

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明日は鹿児島にいる必要があるため,こうして南下しているわけだが,そのルートはいくつかある.
今回この国道219号ルートを選んだのはJR肥薩線と並走しているから.
それに,山間部で何かトラブルがあっても,輪行すればどうにかなるという安心感がある.

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種田山頭火の句碑.

このみちやいくたりゆきしわれはけふゆく

”いくたり”してないけど,漂泊の俳人,山頭火の句は旅人魂に刺さる.

句碑を過ぎるとJR肥薩線と並走することになるのだが,何か様子が変.
例えば下の踏切.

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線路が雑草に覆われて,どう見ても廃線状態.
少し進むと線路そのものが撤去されてたり,枕木の下が陥没してたりする.
この踏切も全く機能していない.

熊本と言えば,10年前の熊本大地震が記憶に新しいが,この地域は別の災害,2020年7月の大洪水で被災していた.
恥ずかしながら全く知らなかった.
ゆえにこの後の道は,鉄道も道路も橋も崩壊跡が生々しく,復旧工事がひっきりなしに行われていた.

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少し進んでは信号待ち,もしくは有人による誘導の連続アタック.
これがまぁ,なかなかにキツくて,対向のクルマを待たせたくないため,片道走行時は全力漕ぎ,抜けたら巡航,また停まって,全力漕ぎというインターバル.

一度,誘導員のトランシーバーの会話が聞こえた.

「えー,今から自転車が通りま~す.時間ですか? ”ロードバイク”なので速いと思いま~す」 

すいません.ロードじゃないです.
こんな謎のプレッシャーをかけられたら,V-MAXを発動せざるを得ない.

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時には国道が寸断されており,橋で対岸に渡ることも.

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休憩・補給ポイントもない.
地図上は道の駅「坂本」が存在するが,災害のせいで休館中だった(2027年復活予定).

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ようやく見つけた休憩ポイント.
ダム跡のようである.
ここでレッグウォーマーをキャスト・オフ.
徐々に暑くなってきた.

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下の写真,お分かりになられただろうか?
橋だけが残り,前後の線路がなくなっている.
完全復旧までどれくらいかかるのだろう.

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Geminiによると,全線を3区に分けて,それぞれで協議,一部運航再開の時期が決定されているそうな.

八代~人吉:2033年度復旧見込み ← 現在地
人吉~吉松:協議中
吉松~隼人:2026年6月運転再開

全線開通ははるか先.
風光明媚な路線ゆえ,観光列車としての価値はありそうだが...
その間も高速道路網が着々と整備されている九州である.

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この国道219号は「エメラルドロード」と名付けられている.
確かに球磨川の色が深い緑色.

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自販機が見えたので休憩.
トイレもあった.

目の前をバックパッキングのロードバイクが走っていった.
しかも欧米人っぽい.同志よ,日本&九州の印象は?(独り言)

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「二股ラジウム温泉」っぽいドーム状の建物が見えてきた.

その正体は『エジソンミュージアム森林館』
周囲から浮きまくっているが「森林の働き・樹木のしくみ・森に住む動植物・木の文化などを楽しく紹介.発明王エジソンの発明品を集めた常設博物館」とのこと.
ただし,2012年の豪雨災害により休館中(また別の災害).
この地域の自然の厳しさがうかがえる.

その対側にある『球泉洞』は営業中.

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鍾乳洞見学ができる.
時間があれば寄りたいところだが,チャリだとなぁ...まだ先は長い.

昼時で腹が減ったが,敷地内にある食堂は満席で行列ができている.
諦めて出発.球磨村を目指す.

途中の桜並木が美しい.

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橋を渡って,球磨村の中心街に到着.
最初に目に着いた営業中の食堂に,問答無用でピットイン.

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メニューは3品だけという,めちゃめちゃ潔い店.
「鮎の塩焼き定食」の価格だけバグってる.

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ここは素直に(?)チャンポン.
結構な量でびっくり.大盛りサイズだ.
しかあし,さすがチャリダー,完食したぜ(もしかしてウェアで量を調整された?).
食後にはサービスでコーヒーが出て来た.さすが熊本だ.感動.

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村と国道をつなぐ橋.
今日は九州の深部,山間ライドだな.

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桜並木が続く.

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いわゆる名所ではないけれど十分美しい.
GWまで咲かない旭川との開花ギャップがすごい.

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山の中腹に桜色の線.

久々に大都市,人吉市に入る.

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桜が咲き乱れる公園があった.
おば...ナイスマダムのグループが桜の木の下で宴会をしていた.

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プロフィール上,人吉を過ぎると登りが始まる.
その前にローソンで補給.
脚ツリ対策で「麦茶」「即攻元気ジェル」,これは外せない「アイスの実」で小休憩.
やはりブルベ中っぽい補給だな.

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登り続けていると,前方に本日のボスキャラ「人吉ループ」が見えてきた.

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ループ橋は全国あちこちにあるけど,よくもまぁ,こんな山奥にこんな巨大建築物作るもんだ.

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ループを過ぎても登りは続く.
雲仙クライムよりはマシか.

BROはその見た目に反して登攀性能は驚くほど高い.

理由として,

・ 慣性モーメントの小ささ
要は漕ぎ出しが軽い

・ 高いフレーム剛性
鉄フレームのダイレクト感.
踏み込み力がそのまま伝達する.

・ ギヤ比の設定
高回転ケイデンス向き

などが挙げられる.
ただし,これらの優位性を感じるには,ここは斜度が少々足りぬ.
ロードの方が楽な登りだ.

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ここが頂上だろう
トンネル内に宮崎県との県境がある.
そこからはずーっと下り.

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トンネルを出ると(名前はないけど)「えびのループ」が現れる.
自然にまかせて下っているととんでもないスピード.
そしてヤバいのが大型トラック.
怖い怖い.
慎重に慎重を重ねて下りきる.
正に一仕事終えた感.

...にしてもこの道,南下よりも北上する方が絶対にキツいと思う.斜度が違う.

で,山を抜けて右折.
国道268号線を進むと,お馴染みのレインボー装飾の外壁が見えた.

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初日に泊まった出水店のようなゴタゴタはなく無事チェックイン.
九州最後のAZだけど,やはり四国のAZの方がサイクリストへのサービス(気遣い)が高いように思うなぁ.

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さて,シャワー&洗濯のルーティンを終えた19時過ぎ,いよいよ隣接するステーキ屋『チャオ』に突撃!

狙うは看板メニューの『ダイナマイトステーキ』
さすがにノーマルの500gはキツイので,ハーフ250gにした.

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どーん,と出て来たのがこれ.
久々の”ちゃんとした”ステーキだな.

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さて,そのお味は...美味いことは美味いが,朝の「赤牛丼」の勝ちかな.
年のせいか歯のせいか,柔らかい肉の方が好みであることを,あらためて認識(とほほ)

食事を終え,店を出ると「人出不足のため早めに閉店します」の表示.
ヤバかった.早めに訪れて良かった.

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つーことで,この旅,最長距離の一日が終わる.

大災害の爪痕が未だに残る球磨川沿い.
工事区間のインターバル・トレを含めて強く印象に残る.

そして最後の人吉ループへの登りがトドメ...とかなんとか言っておりますが,パラダイスなホテル朝食と満開の桜街道のおかげで,本日も無事優勝.

とにもかくにも,明日がライドの最終日.
高揚感より寂しさが勝る夜.

Day8はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

春・九州・BROMPTON Day6:阿蘇北外輪山

2026/3/26 Thu

春の風と野焼きの匂い

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晴れ時々曇り.温度:11 ℃,湿度:73%,体感温度:9 ℃,風速:12.2 km/時,風向:NNE

Day5はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day5:天草~三角~熊本

九州のチャリ旅といえば,真っ先に思い浮かぶのが「阿蘇山」

19歳.オートバイ購入後初のロングツーリング.
その行き先が九州だった.
大阪港からフェリーで宮崎に入って北上.
カメラも持たず,行き先も決めずにうろうろ.
湯布院を経由して,やまなみハイウェイを目指したことはうっすらと覚えている.
そして強風吹き荒れる中,横風にあおられて転倒.
斜面に倒れた400ccのバイクを一人で起こすことができなくて,クルマの人に助けてもらった(こういう記憶は鮮明に残る).

今回のチャリ旅でも当初は「阿蘇」をルートに組み込んでいた.
だが,寒さ,強風,黄砂,花粉,野焼きなどの悪条件が揃うこの時期,AIにも散々脅されて別ルートを再検討した.

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

その阿蘇行きプランが,天気の周期もあって復活.
遅ればせながら「熊本から阿蘇までチャリで自走する必要はない.輪行して”おいしいところ”だけ走ればいいのだ...」と気づいた.
ようするに本日は同じホテルに連泊である.

昨日は雨に降られたが,本日は快晴予報.
気温も高めという.
これは千載一遇のチャンスでしょう.

朝食はコンビニで取ることにして7時前に宿を出る.
朝日がまぶしい.

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そして荷物を下したBROのなんと軽快なことか.
連泊の恩恵を最大限に利用.
まるで羽が生えた感.
これで阿蘇もすいすい登れる(はず)

7時半頃に熊本駅着.
輪行準備をして,JR豊肥線の阿蘇駅までのチケットを買う.
事前に調べた際,¥4,000という運賃設定に驚いたが,それは完全に誤解で,それは大分行きの観光列車「あそぼーい」の料金だった.
各駅停車のローカル線だと¥1,300で一安心.むしろ景色をじっくり見たい派としてはこっちの方がベター.

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駅構内にファミマを発見.
総菜パンと野菜ジュース,缶コーヒーの朝食.
これからヒルクライムだというのに,いつもと比べると圧倒的に少ない.
大丈夫か.

さて,世間的には平日の朝である.
見事に通勤・通学時間と重なり結構な人出.
土地勘のない場所,行き先である.
どこから乗るのかもさっぱりわからん.

こんな時には素直に駅員さんに聞きましょう.

すいません阿蘇駅に行きたいのですが.

「1番ホーム,7時49分発の肥後大津行きに乗ってくださ~い」

はい,わかりました...って,今何時? 7時47分やんけ!
BROを掴んでダッシュ&ダッシュ.ちゃんと時刻は調べておきましょう.
こいつを逃すと次は10時46分だった.やばいやばい.
で,肥後大津って何? 阿蘇じゃないの?

輪行のセオリーとして,先頭もしくは最後尾車両のドア付近のスキマにチャリを置く.
昨日と違って混んでいるのだ(大阪の比ではないが).
もちろん座らない.
見知らぬ風景を楽しむ.

やがて,懸念の「肥後大津」駅着.
「え~この電車はここで終着で~す」とのアナウンス.
次,どうすんの?

こんな時には人頼み.

折り返して熊本駅に向かうと思われる乗客の女性に「すいません.阿蘇に行くにはどうしたらいいんですか?」と聞く.

大荷物のピチピチジャージのおっさんにいきなり話しかけられたのだ,その女性,ふるえる手で「あ,あっちのホ,ホームの黄色い電車に乗って...」と指さす(やや誇張してます)

ありがとうございましたぁ!とあわてて移動.
なんかすっかり海外を旅行している気分になってきた.楽しい.
(事前に時刻表や接続を調べておきましょう)

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肥後大津駅を出発.
運転手さんに阿蘇行であることを確認して一安心.
朝食食べますか.

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ここからローカル度が上がる.
架線がディーゼルに変わる.

カルデラを越えるダイナミックな路線はなかなか感動的.
標高を稼ぐためにスイッチバックを行うなど,鉄道オタクにはたまらん路線らしい(アナウンスあり).Kazchariは”鉄”ではないが,それでも面白かった.

ただし一つ懸念事項が...
停車駅でドアが開く度,冷風が車内に入り込んでくるのだ.
標高が上がるに連れ,明らかに気温が下がっている.

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となると困るのが服装.
いつもの長袖インナーに半袖ジャージ.
ビブ+レッグウォーマー.
指出しグローブ.

防寒具として持参しているのはウインドブレーカーのみ...
もしかしてやっちまった?

で,なんだかんだでJR阿蘇駅着.

駅舎の前で輪行解除.
やはりヒヤッとする.
なけなしのウインドブレーカーを羽織り,行くぞ!

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すぐ目の前にローソン発見.
ここで補給すべきだった...(アドレナリン全開)

先日の島原半島同様,適当に走ると迷ってしまい時間配分ができなくなると判断.
昨夜のうちにおすすめルートをナビに入れておいた.
参考にしたのはこのサイト.

阿蘇サイクリングコース「道の駅阿蘇」

ホンマ世の中便利になった.
しっかりgpxファイルを用意してくれている.
掲載されているルートのうち,阿蘇駅スタートのROUTE1「阿蘇五岳一周ルート」(65.7km/1,457m)と,ROUTE2「阿蘇北外輪山ルート」(57.8km/847m)の2本をナビにダウンロードしておいた.

もちろん,走りごたえのあるのはROUTE1だが,距離+獲得標高を考えると,現時刻の10時出発,帰りが14時の列車だとかなり厳しい.
ゆえに,今回はROUTE2を走ることにした.

走りだしてすぐにグラベル.やれやれだぜ.

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最初は田んぼエリア.
そのせいかあちこちから湧き水.
わんさか噴いていて,絶対においしそう.

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この印象的な一本木を過ぎると,すぐに登り開始.

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ROUTE2は実にわかりやすい台形プロフィール.
苦しいのは前半.

https://www.aso-denku.jp/aso-cyclingguide-course/より

登りに入ると道が急に細くなり,舗装も荒れだす.
交通量も皆無で「ホンマにここ?」的なルート.

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荷物がないと楽だな.
とは言え,さすがに登り続けていると汗が出てきた.
ウインドブレーカーをキャストオフ.
意外にも,この後,駅に戻るまで着ることはなかった.
ヤバい寒気は朝だけ.山の気候だな.

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ナビに表示されるのは,このエグイつづら折れ.
とは言え,最大でも10%程度の斜度か.

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登り終了.
外輪の尾根に到着したようだ.
早くも絶景が待っていた.

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野焼きは既に終了.
荒涼とした景色の中を走る.

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眼下に見えるグネグネ道は,走りごたえありそうなグラベル.
アメリカ的というか,メーカーのパンフに乗ってそうな道である.
さすがにBROでの突入は遠慮した.
つーか,勝手に入ってもよいのだろうか?(たぶんダメです)

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昨日の雨の名残.
逃げ場はないので,押し歩く.
BROのフェンダーは超優秀なので全く汚れない.

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どこからどこまでなのかわからんけど,個人の牧場内道路を走ってきたようだ.

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ここから少し広い道路に出る.
いわゆる「ミルクロード」である.
40年前も通ったと思うが,全く覚えていない.

風が強い.
サイドスタンドだとコケる可能性があるので,おすわりスタイルに.
リアラックが付いたので安定感抜群である.

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カルデラの尾根をぐるっと周る.
なんかケニアに似た風景だな.
KUMAMOTOつながりだけに(違う)

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で,一大観光スポットである「大観峯」着.
クルマもバイクもヒトも混ざってエライ人である.
平日とは言え,さすがハイシーズンだ.
ご覧の通りの晴天やし.

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自撮りもいいけど,今日の旅はここがハイライトになりそう.
誰かに頼んで全身像も撮ってもらうか...
近くにいい人は...おお,ちょうどヒジャブをかぶったおねーさんが.
顔がアジアっぽいので,マレーもしくはインドネシア人とみた.

「Excuse me, Would you take a photo of me?」

「sure!」

おお,通じた.ダメならマレー語(「Photo,boleh?」)を用意していたけど.

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もちろん撮影後は「You, too?」と聞くのがマナー.
でも「no thank you」と断られた.
台湾でよくしてたように一緒に撮ればよかったかな.

最後に「Terima kasih!」と言うと,しっかり「Sama sama~」と返ってきた.やっぱこういう交流が旅の醍醐味だな.

と,おねーさんに挨拶していると,突風が吹いてBROが倒れてしまった.

くぁwせdrftgyふじこlp~!

運悪く,フレーム部分が台座の角にガリガリと...

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シクシクシク36.これが旅チャリの運命か...人は何度同じ過ちを繰り返すのか...
※ 旭川に帰宅後,ガンダムマーカーでタッチアップしました.

撮影後,大観峰の売店まで走る.
バイクが大量に止まっている.
そこから展望ポイントまで歩くのがセオリ―のようだ.
もうBROをこかしたくないので,おすわり姿勢でイスにロック.

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200mほど歩いてでっぱりの先端へ.

...うーん,なんか思ってたんとちゃう.
写真でみた,道路がウネウネと続いているいわゆる「ラピュタの道」が見れると思ったのだが...(※それは別の場所で現在通行止め)

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売店に戻り腹ごしらえ.
朝,総菜パンを食べたきりなので飢えている.
ただし,スナック的なものしか見つけられず,かつ量のわりに高いのがネック.
そんな中,「馬まん」なるものを発見(¥500).
要するに馬肉まんじゅうだ.
これはここでしか食えない.買いだな.

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まっ,普通.
ゆっくりしたいところだが人が多すぎて落ち着かん.
平日でこれだと,土日はとんでもなさそう.

不思議なことに,阿蘇という聖地的な場所にもかかわらず,ここまでチャリの姿を全く見ていない.
そして,かれこれ6日ほど九州に滞在しているけど,スポーツチャリと交差したのは全部で3台ほど.
びっくりするほど会わん.なぜ?

台湾四国,ましてや北海道とはエライ違いである.
九州はサイクルツーリズムがいまいち浸透していないのか.
これは九州一周もしくは,3島制覇ジャージの導入待ったなしやな(燃える)

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「大観峯」を出ると下り基調.実に爽快.

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なんだかんだで絶景続きでストップ多し.
あちこちにスポットがあるけど,私有地や立ち入り禁の牧草地もあるので注意.

牛,発見.
北海道と違って「肉」用だろう.今夜は何食べる?

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にしても良い景色だ.
BROの,先を急がせないゆったりとしたポジションが,今,ここにいる幸福を実感させようとしてくる.

阿蘇へのルート変更は大正解だった.
心配していた花粉も黄砂も野焼きも全然問題なし.
空気も澄んでいる.

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チャリには全然会わないけど,オートバイはガンガン走っている.
若い時はオートバイに夢中,還暦近くになってチャリで(一般的には)ハードな旅.順序が逆だな.

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凍結注意の看板.
九州でも凍る時には凍る.
事前情報でも「3月はまだ降雪の可能性がある」とのことだった.
早朝だと湧水が流れた後の道路がアイスバーン化しててもおかしくない.
今日は大丈夫やけど.

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プロフィールの台形の縁を,長々とダウンヒルして北外輪山周遊終了.
むっちゃ楽しめた.
次回,再訪時にはROUTE1,つまり阿蘇駅から南方面の山々を走りたい.

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これも下り途中の写真.
野焼かれてますなぁ.
別の季節の風景も見たくなる.

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平地に下りてゴールの阿蘇駅を目指す.
気温も上がり,実にサイクリング日和.

ただし朝からロクに食べてないのでガス欠気味.
周囲には補給ポイントが全然ない.
かろうじて自販機で赤コーラを.
道民感覚からすると,ゴミ箱設置がありがたい.

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幹線道路を離れて畑の直線道路.
どこか北海道的.
なんだかんだで意外に広い日本(田舎限定).

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ようやく駅のある集落に帰って来た.
光があり池があり桜がある.いかにもな春の画.

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阿蘇駅のプラットホームの長さが足りず,謎の豪華列車がはみ出ている?

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これはJR九州が運行する豪華寝台列車「ななつ星」だそうな.

鉄道に関する知識が皆無なので,最初はこいつが「あそぼーい」だと思っていたが,さらに上級グレードの列車だった.確かに見るからにお高級.

北海道に帰宅後,公式ページを覗いてみる.
ただの特急列車ではなく,高級料理や豪華ホテルを組み合わせて,雲仙やら大分を周るパッケージツアーで使われる車両のようだ.

となると,気になるのはその料金である.
サイト内を探しても,なかなか料金表にたどり着かない.
潜りに潜って見つけたお値段は...

ななつ星料金表

飲んでたコーヒーを吹いた.
退職後のブルジョア・シニアカップルが記念に参加する印象(偏見)
まっ,豪華客船クルーズ同様,Kazchariの価値観とは相容れない世界だな.
何より,全く動かない=腹が減らない=高級料理がもったいない...やはりチャリ旅が至高!(さらに偏見)

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熊本(肥後大津)行きの列車が出発する30分前に駅に戻ってこれた.
計算通りっ!

腹が減った.
ローソンにかけこんで昼食を購入.駅前のベンチへ.
ブルベ飯か.

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駅前には『ワンピース』のキャラ銅像.よく知らない.
国内外の観光客に大人気で,撮影待ちの順番ができていた.
熊本県内あちこちにあるそうな(作者が熊本出身).

同様の町おこし手法として『進撃の巨人』の作者の出身地である大分にも,ミュージアムや展示コーナーがあちこちにあるらしい.
次回は大分に行かねば.

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列車の発車時刻が迫って来たので輪行準備.
BROなのであっという間に完了.
西洋人観光客が「Oh…BROMPTON Paris Editon…」と呟きながら歩いて行ったのが印象的.
そこまで特定するとは,もしかしてイギリス人チャリダーか?

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ホームにてしばし待機.
次の列車,つまりもう2時間遅らせて「五岳一周ルート」にすれば良かったかも.
いや,こういうお楽しみは腹八分目にして,次回にとっておくのがベター.

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今度は赤い列車.別に3倍速いわけではない.
途中の停車駅のホームで,韓国人の少年がカメラでバチバチと写真を撮っていた.
運転手に日本語オンリーで「ここで降りるの?降りないの?」と詰問されて固まっていた.少々気の毒だったが,基本的に現地の人は現地の言葉を話すのだよ,少年.それも経験.それぞ旅.

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それにしても,この熊本と大分を結ぶ豊肥本線は実に美しい風景の中を走る.
視界が開けるたびに眼下の集落が小さくなっていく三段式スイッチバックはもちろんのこと,火山群の稜線,田園風景,そしてこの時期の深い緑と桜.
午後から夕方にかけての淡い光が,柔らかく暖かいフィルターをこれらの景色にかけて幻想的な景色となる.言うなれば桃源郷.

まぁ,Kazchariは”鉄”ではないので,この列車に乗るためだけにここに来ることはないだろうけど,人生五指に入る鉄道乗車経験かも.

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往路同様に「肥後大津」で乗り換えて,熊本駅へ.
徐々に都会となって無事到着.所要時間約90分の鉄道旅.

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さぁ,宿に帰りましょう.
こうして見ると,松山しかり鹿児島しかり,地方の大き目の都市には路面電車がまだまだ残ってるなぁ.
そう言えば札幌と函館にもある.早々に廃止した旭川がめずらしいのか(1972年全線廃止).

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個人的熊本ランドマークである白川沿いのサイクリングロードへ.

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すぐにホテルが見えてきたが,このまま帰るのはもったいない.
せっかくなので熊本市内を観光しませう.
本来BROはアーバンなシティコミューターなのだ.
決してハードなヒルクライムやブルベ用のチャリではありません.

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言わずと知れた熊本城.
ケチケチKazchariは入場料(¥800)を払うのが嫌で,遠景撮影.

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お堀では桜まつり.屋台も出ていた.
そういや数日前もこの道走ったな.

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ショッピングセンター?
全面ガラスに植物だらけのベランダという,日本っぽくない建築様式.
目の前は歩行者道路だが,チャリなので押し歩けば問題ない.

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つーことで,数km寄り道してホテルに帰還.
やはり(たまの)連泊は旅を豊かにする.
宿が決まっているというだけで,心理的にもその日を目一杯楽しめる.

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昨日の気のいいフロントスタッフがいた.
約束通り,明朝は¥1,650の朝食バイキングをいただきますよ~
見せてもらおうか,熊本の「赤牛丼」の実力とやらを!

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部屋に戻って,洗濯,入浴などのルーチンをこなす.

さて,夜はどうする?
また『湯らっくす』
その後は昨日の定食屋?

うーん,さすがに二夜連続はありがたみが薄れる.
今日は違う行動をしてみよう,とGoogle先生に相談.
宿の近くに評判の良い中華料理店があった.
ここにしよう.

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で,やってまいりました『中華麺飯 青龍』
時間的に混んでいるかなと思いきや,テーブルに座っているのは家族連れ一組だけだった.

メニューを見る.
いや,これがもう全部美味しそう.
なんと,事前予約が必要だが「北京ダック」まである本格中華.
もちろん,オーナーも(たぶん)中国人だ.

悩みに悩んで「熊本名物」の文字につられて「タイピーエン」「餃子」を注文した.

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この謎の「タイピーエン」こと「太平燕」とは,春雨をメインに炒めた野菜や豚肉,エビ,たけのこ,かまぼこ,しいたけなどを入れた具沢山の中華風春雨スープこと.明治時代に華僑が福建省の郷土料理を熊本に伝え,日本人の口に合わせてアヒルの卵を鶏卵へ,麺を春雨へとアレンジして根付いたらしい.熊本の学校給食でも提供されるソウルフードゆえに名物となった(Wiki調べ)

...とまぁ,そんな御託はともかく,食うべし.
めちゃめちゃ美味かった.

当然,遅れて出て来た餃子も...

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これまた文句なしの味.
昨夜の定食屋といい,その前の天草といい,熊本の食のレベルの高さは異常.

そして,この旅の後,旭川で人に会う度,熊本行きを薦めるKazchariの姿があった.

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さぁ,この旅もゴールが見えて来た.
明日はひたすら南下.
そして,もちろん快晴予報!

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの