Topstoneな晩秋のグラベルライド

2025/10/25 Sat

秋が短すぎる

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曇り.温度:6 ℃,湿度:63%,体感温度:5 ℃,風速:8.6 km/時,風向:S

来週の天気予報に雪マークがちらほらな旭川.
あっという間に終わりそうな紅葉を求めてお気に入りのグラベルへ.

マシンはTopstone
ウェアもいよいよウインター仕様.
その昔,海外通販の雄,wiggleで買ったdhb製のこいつは裏起毛に加え,表面もウインドブレーカーっぽい素材.
防寒と防風・防水の全てを兼ねている.
今や手に入らないっつーか,似たアイテムがあっても高すぎる.
これも全部,新コロってヤツのせいなんだ...

wiggle

より重要なのがインナー.

今シーズンは灼熱の真夏も半袖ジャージ下にこいつで乗り切った.
冬は冬で適応.正にオールシーズンインナーだ.何より安い.

グローブはなぁ...陽は出てるし,とりあえず指出しでがんばるか.
念のため長指をフロントバッグに入れておく.

同じ商品が様々なメーカーが出ているが,おそらく大元は一つ(中華あるある)
示指と母指の開閉が超便利.スマホを始め,ギアの操作がめちゃめちゃ楽.何より安い.
真冬はこれ1だけだとキツいが,ハンドルカバーさえあれば無問題.

てな感じで,まずはいつもの忠別川サイクリングロードへ.
あれ?

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そういや先週も注意書き出てたな.
幸い全線通行止めではなく,一部区間のみ.
遠回りで迂回.

正に秋晴れ.
日光が心地よい.

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色合い的には今が一番良い時期かもしれない.
空気も澄んでいる.
そして,”この時間帯”はまずまずの暖かさだった.

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サイクリングロードを真っすぐ進むと,いつもの「魔界への入口」に到達.
ここからグラベル...ではなく,かろうじて舗装,その上を落ち葉が覆いつくすお気に入りの道が待っている.
スリップ注意.数年前はファットバイクでコケた.

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例年に比べると落葉が少な目で一部路面が露出している.
あまり手入れがされておらず,木の枝が膨隆してバンプを作っている箇所あり.
ロードバイクでとばすと,吹っ飛ぶ可能性あり.

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久々に「めだたんぼー」をセット.

まるでカタログのような写真.
少し彩度をいじっているが,加工というほどでもない.

ホンマ,写真とは光を写すモノ.
陽の入り次第で仕上がりがダンチ.

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越冬準備に余念がないエゾシマリス数匹.
さすがにこの辺りに羆は出ない...よね?

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まずまずの紅葉具合.
あおりで撮ったら直射日光でゴースト発生.

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以前に比べると木の伐採が進んでスカスカになったような気がする.
良くも悪くも”走りやすい”サイクリングロードになってしまふのか...

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半舗装路のサイクリングロードを抜け,定サウナ施設『花神楽』を通過.
そのままアップダウンを何度か繰り返すと,本当のグラベルに突入.

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ここも落葉,紅葉とも少な目のように思われる.
今日は登りルートだが,もちろん対向で下る方がハイスピードで楽しい.

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林を抜け農場のど真ん中を突き抜ける.
さほど斜度はないように見えるが,後半は10%越え.
グラベル・クライムは感覚が狂う.

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新ルート開拓.
もちろん進入する.

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写真ではわかりにくいが眺望抜群.
広葉樹と針葉樹,そして冠雪した山々とのコントラストが美しい.

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急坂を下って,一旦,丘を降りる.

さて,次はどこへ?
そういや今日は15時に所用があった.
あまり遠くに行くと食事の時間がなくなり,家に戻れなくなる.
ここはコスパ(何の?)よくダムだな.

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これまた山々,木々,湖の調和が素晴らしい.
それにしても青空はあるけど雲多すぎじゃね?
予報によると明日は雨だとか...今のうちだな(何が?)

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ダム湖の対岸へ移動.
幸いまだゲートは開いていた(冬期は閉まる).
トンネルを通ってダウンヒル.
この頃から日が陰り急に冷えて来た.

ジレを着,念のためにとバッグに入れておいた長指グローブに交換する.
途中のベンチで一旦停止.
画になる構図を探す.

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坂の途中,この辺りに点在する柱状節理な崖+紅葉.

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この後は,往路同様に忠別川サイクリングロードに乗る.
追い風基調で結構なハイスピード.
ただし寒い.
止まらない鼻水.そして涙目.
障害物がない真っ直ぐな道を無心で漕ぐ.いわゆるゾンビ走法.

例の「納沙布岬1200km」の後,コラムを入れ替えてハンドル位置を2cmほど下げた.
よりスポーティなポジションになったような...ほとんど変わらんけど.

ハンドルが下がった分,ケーブル位置も移動.
フレームに貼った傷防止テープが役に立たなくなった.

ちょうど汚れてきたし張り替え時期かな.
まぁ,グラベルロードMTBのキズを気にするのはナンセンス.

無事帰宅.
即シャワー室.
昼食を食べ損ねた.
不本意ながらカップ麺を開ける.
ただし,プロテインは欠かさない.これで解決(何が?)

Topstoneはグラベルを走ったわりに泥汚れ少な目.
特に洗車の必要なし.

天気予報は「明日の降水確率80%」と告げている.
久々のグループライドは雨のグラベルなのか!?

早くも公開!Randonneurs Sapporo 2026年ブルべ!

2025/10/24 Fri

妄想爆発

2025年5月6日撮影 薄野200

北海道ブルベ団体の1つ,Randonneurs Sapporo(以下,ランドヌ札幌)さんの2026年開催ブルベが発表された.

2026年開催BRM Randonneurs Sapporo

例年に比べ早い!(たぶん)
ただし公開されているのはブルベの名称と実施日,および設計者のみで詳細は未定.

ブルベの場合,その名称からだいたいのルートを予測できる...いや,できない場合もある.
そこで,今回は勝手に中身を予測.
ルートと参加可能性を考えてみる.

【BRM504風連200】

旭川発着である.

「風連」という地名から名寄方面往復が予測される.
国道40号で直に北上すると片道約80km.
まぁ,これで済むとは思えんので,おそらく「岩尾内湖」or「朱鞠内湖」経由ではないだろうか?

GW中だし,地元民としてこれは出場せねばなるまい(そうなの?).
もちろん雨ならDNS.

【BRM524恵庭北200】

恵庭発着ということは,今年開催のGPSデータ配布なしの「恵庭200」に似たルート?
それともレトロ・ブルベ第二弾として,またしてもキューシート提示オンリーで別コースなのか?
今のところ参加は保留.

【BRM613積丹400】

ランドヌ札幌の定番ブルベ.
大きな変更はないかと.

https://randonneurssapporo.net/brmr%ef%bd%8d/2024brm/brm622shakotan400/より

上は2024年のルート.
通しではないが,一応走った所ばかりなので,参加熱意は低め.

【BRM718後志300】

「後志」はおそらく道民でないと読めない.
「こうし」ではありません,「しりべし」と読みます.

似たポジションの「胆振」もある.
その昔,大阪ローカルの番組にてアナウンサーが「たんしん」と読んでた記憶がうっすらと.正解は「いぶり」

と,まぁこんな話はともかく「後志地方」とはこのあたり.

https://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/gyosei/machi/index.htmlより

スタートは倶知安なので,積丹周りでぐるっと300kmかなぁ...と思ったがたぶん違う.
南下っつーか黒松内や島牧,もしくは苫小牧方面に行くのでは?と予測.
そう思う理由は翌々日に行われるブルベにある.

【BRM718どうなんだよ600】

「後志300」と同日スタートの600ブルベ.
途中まで同じルートと予測.
300の方は150km地点で折り返すとか...ホンマに?
行ったっきりでないのは確実.
なぜなら,翌々日に開催されるのが...

【BRM720ウニタラコ200】

このブルベなので.
これも倶知安スタートなので「300」も「600」も戻って来る必要がある.
そして名称通りにウニ=積丹,タラコ=岩内方面に向かう200kmでは?

つーことで海の日連休を目一杯使う800か500の連続ブルベ,倶知安は宿代が高いので参加するなら道の駅で車中泊か.
もしくは定宿のトリフィート?

【公式】トリフィートホテル&ポッド

「積丹400」よりはこの「後志」+「ウニタラコ」の500が好みだ(あくまで妄想).

【BRM919岩木山200】

さて,ここからは怒涛のシルバーウィーク連続ブルベ.
まずは八戸スタート.
だが「岩木山」が目的地ではなさそう.
なぜなら翌日の「北へ600」が函館スタートとなっている.
つまり津軽海峡を渡って函館がゴールなのか?

もしくはこれ単独で八戸発着? それはなさそうな気がするけど.
いずれにせよ,フェリーに乗っての東北遠征ブルベは楽しかったなぁ...

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

【BRM920北へ600】

つーことで「岩木山」の翌日は函館発で600.
ちょっとGoogel先生に函館⇒浜頓別の距離を聞いてみたら...625km.
まぁ,そういうことなのでしょう.

オーソドックスなルートであれば,自宅の旭川はだいたい420km地点.
夢の自宅仮眠所爆誕か?...と思ったら,これってルール違反?

BRM/AJ規定

一方でこんな話も...

東北1700_2: ルール違反で失格?

トラタヌなので今考えても仕方がない.
で,「北へ600」に話を戻すと不思議なことが...

【BRM922浜頓別300】

こいつのスタート地点がなぜか稚内だということ.
もしかすると前日のゴールは浜頓別ではないのかもしれん.
浜頓別はあくまで経由地で稚内まで行くのだろうか?.
確かにその方が宿は取りやすい.
まさか浜頓別⇒稚内は別途移動?

さらに謎なのが翌日の...

【BRM923札幌までまだ400】

こいつのスタートは士別.
稚内ー士別は直線で212km.
距離的にはまだ半分である.
うーん,どこで稼ぐのだろう?

そして士別⇒札幌も194kmと,200を切っている.
こりゃ相当な遠回りルートが設定されそう.

いずれにせよ,シルバーウィークではなくパラダイスウィーク・アゲインと言ったところか.
とんでもないブルベになりそうだが,マイスターO西さんはもちろん参加されるだろう.もちろんBROMPTONで.

【BRM1018薄野200】

2026年の締めくくりは,これまた伝統の薄野200.
本来の開催時期に戻った.
おそらくルートも変わらないでしょう(たぶん).

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

もし参加するなら,もちろんBROMPTONだな.
GWと10月上旬,どちらが寒い?

つーことで,ランドヌ札幌の2026年ブルベの発表を受けての雑感でした.
詳細な情報発表後に答え合わせやな.
AJHさんの発表も近いだろう.
めっちゃ楽しみである.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

2025/10/19 Sun

まさかの大逆転

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晴れ時々曇り.温度:7 ℃,湿度:81%,体感温度:5 ℃,風速:13.7 km/時,風向:WNW

紆余曲折の末,「miniPハンドル」をようやくインストール.
今回はその顛末と紅葉見物を兼ねての試走ライド.

Pハンドル導入の経緯は以下の記事に詳しい.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

どうあがいても装着不可だったハンドルバーを販売元のショップに返送.
しばらくして「返金するので入金口座を教えてほしい」との電話があった.

その際のやり取りにて...

Kazchari「どうして付かなかったんですかね?」

スタッフ「個体差です」

Kazchari「(それは工業製品としてどうなのか?)...そうなんですね.こちらのお店で加工を頼んでみたんですが,無理と言われました」

スタッフ「そうでしょうね.うちならなんとかできたと思うんですけど

Kazchari「えっ!? ということはもしかして,BRO本体をそちらに送れば付けてもらえるということですか!?」

スタッフ「ええ,送料と工賃がかかりますけど,それでも良いならやりますよ」

な,なんてこった.パンナコッタ.

うむ.これは試す価値があるでしょう.
まさかの大逆転.
憧れのPハンを握れる日が来るとは...(まだ予定)

つーことで,BROミーティングの翌日,ショップにゆうパックでGO!

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その2)

その後,作業内容に関してメールや電話でやり取り.
営業トークに乗せられ,ケーブル交換までするハメに...

・日泉ケーブルブレーキ一式(¥5,500)
・日泉ケーブルシフトケーブル一式(¥5,984)
・H&Hケーブルサーマリー(¥1,980)
・ハンドルクランプ特殊ステンレスボルトナットセット(¥1,650)
・ハンドル取付け工賃,ケーブル取付け調整工賃,シム加工,ボルト頭縮小加工,フロントライト台座ヘッドパーツ干渉加工(¥19,800)
・返送送料(¥2,680)

これに元々の「Pハンドル」「スポンジグリップ」の代金が加わると...¥60,000越え...

あー聞こえない聞こえない.まさにカスタム地獄!
後悔なんてせんぞ!

つーことで,全ての作業を終えた我がBROが返ってきた.

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ホンマ,このBROの段ボール箱が超便利.
言うまでもなくぴったり(160サイズ)だし,BROを入れても,隙間にバッグやメットを収納する余裕もある.
これ一つあれば日本中どこでも送れる(先に送って手ぶらで行ける)

で,戻ってきたBROに対し,まず行ったのは...

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新しいキックスタンドの取り付けである.
購入直後にスタンドを付けた際の記事はこれ.

BROMPTONの甘い罠~キックスタンド編

この時に購入・装着したキックスタンドはミノウラの「SLMV-3」

Amazonの商品紹介分には「BROMPTON P Line C Line 装着可能」なんて書いてあるが,12速には不可である.

確かに装着自体はできる.
だが,写真にあるように後輪シャフトへのねじ込みが浅いのだ.
事故の報告は聞かないが,リスクがあるのは確実.
何がきっかけでナットが外れるかわからない.

とは言え,その便利さには代えられない.
Kazchariは走行ごとにゆるみのチェックをかかさず,ビビりながら使っていた(すいません).
まぁ,ブルベ走ろうがジャリ道走ろうが特に問題なかったけど(結果論)

BROMPTONなBRM506薄野200(その0)

ところがどっこい,相撲はどすこい.
ついにMINOURAから「P Line,T Line 12速用のスタンド」=SLMV-4が発売されたのだぁ!

早速注文.
帰って来たBROに取り付ける.

何が変わったって,この取り付けナットである.

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右が12速用のナット.
シャフトにより深くねじ込めるように段差付きに変更.
それに合わせてベースプレートの穴も拡大.

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これで安全・安心.
焦って別メーカーの高額なチタン製スタンドを買わずに済んだ.

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ただしデメリットも一点.
ナットのサイズが15mmから17mmになった.
そのため,純正ツールキット付属の15mmレンチが無用の代物に...
そして別途,17mmレンチを持ち歩く必要ができてしまった.

BROマイスターのO西さんもT Line用にこのスタンドを購入.二人して,あーでもないこーでもないと検討した結果,Kazchariが選んだのはこいつ.

工具としての造りやサイズは良いのだが,残念ながら重い.
130gもある.だが仕方がない.
フレームバッグの中にチューブと収納.

ちなみにマイスターO西さんは,これにしたらしい.

なんと70g!
モンキーなので精度に不安があるが,滅多に使うモノじゃない,つまりパンク対応時のみなので,これで十分な気もする.

で,もう一つのカスタムポイントがバックミラー

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ロードやグラベルではバーエンドミラーを愛用しているKazchari.
うちのBROもMハンドル時は使っていたが,特殊形状のPハンドルには装着不可.ゆえにこいつをチョイス.

自由度が高く,どこにでも取り付け可能.
回転軸が多く微調整も問題なし.

で,肝心のPハンドルのBROへの取り付けだが,相当苦労した後が伺える.
問題だった厚すぎるスペーサーが原型をとどめていないっつーか,完全に新規作製?
それでもスキマをぴったり埋めるのは難しかったのか,調整の後が痛々しい.
さらに電話ではステム側のネジ穴を彫り直して,別の長いネジを調達したとか言っておられた.

大変な作業,ありがとうございました.
もちろん強く固定されている.
もう別のハンドル交換は許されない仕様.
ノーマルのMハンはどうする? 売る?

さて,リニューアルなった我がBRO,近くの公園まで紅葉を愛でに行きますか.

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ここは旭川における紅葉名所の一つ.
雨上がり&小雨模様のせいか,光が足りず少々地味な絵面だが十分に美しい.

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走り出してすぐにギアチェンジの不具合に気づく.
うちのBROは外装4速,内装3速なのだが,外装の2,3速のチェンジが決まらない.ギア抜け現象が多発.

えー,ケーブル変更してこれかいな.
返却前にちゃんと調整してほしかった.

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思えば「Ride On Bag」の取り付け用マウントのネジも紛失してたし(入れ忘れ?),作業の完成度には満足しているものの何なんだかなぁ...という印象(すいません).

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

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この公園,以前は冬チャリのメッカだった(あくまで一部の変態さん向け)

ファット軍団大集結ライド

クロスカントリー用に整地されたコースを避けて遊ばせてもらっていたのだが,それでもクレームがあったのか(別グループのせい?),冬場は公園内チャリ進入禁止になってしまった.
当時は下の階段なんかもダウンヒルした記憶がある...

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夏は夏で遊歩道でのスローペース(&挨拶)厳守は元より,それ以外の芝上などは押して歩くようにしている.とにかく一般人に嫌われない行動を心掛ける.
MTBトレイルの日本における現状と似ている.

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

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公園を出る.
特に目的地は定めずサイクリングロードをうろうろ.
相変わらずギア抜けがひどい.
外装を4速に固定.内装側の変速で斜度に対応することにする.
今日は激坂には行けんな.

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ヒトがいない広い平坦道に出たので,ギアを一番重くして(外4,内3),Pハンドルの下部を持って踏んでみる.

こ,これは速い.

前傾姿勢となり空気抵抗減,ペダルも踏み込みやすくなる(SPD!)
サドルもロードバイク用のガチガチショートノーズなので,この前乗りポジションがしっくりくる.こりゃTTバー不要やな.

今回のPハンドル化では,この下ハンを含めてポジションが自由自在になったのが何よりうれしい.ケツ圧が逃がせて,肩周りのリラックスも図れる.

これは来月の四国一周ライドにおいて強力な武器となろう.

BROMPTONで四国一周~計画編

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となると,気になるのはこのギア抜け現象.
帰宅後マニュアルを見ながらじっくり調整しようかとも考えたが,ここは必殺他力本願
いつもお世話になっている「クランカー」さんに立ち寄って調整方法を聞いてみよう.

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クランカー着.
状況を報告すると「ケーブルを換えたばかりなら伸びたとは考えにくいので,ここのネジを回して調整できるよ」とのアドバイス.

なんてこたない.

確かに左側つまり外装ギアのケーブルネジを2,3周回すだけであっさりと調整終了.以後,ギア抜けはなくなった.
いやホンマ,Kazchariはメカに弱すぎる...(アホなのか)

これでストレスから解放.
少し堤防沿いを走った後,”みんな大好き”コスパ最強の「かつや」で昼食.今月の限定は辛美味し.

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では帰りますか.
時間的にはまだ余裕あるけど,EPICくんの洗車もあるしな.

EPICな神の子池トレイルライド

何より寒い.
ウェア的に一番中途半端な時期かもしれん.

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ここも堤防沿いのお気に入りポイント.
先ほどの公園もそうだったが,紅葉狩りの視点だと少々物足りない色づき.
見頃には遅かったのか早かったのか,それすらあいまいな日曜の午後.

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BROMPTONもほぼ理想の姿で戻ってきたし,四国ライドの準備を本格的に始めねばな.

ところで,カスタムはこれで終了? ふふふ...

EPICな神の子池トレイルライド

2025/10/13 Mon

合宿3日目 ~ MTBの愉悦

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曇り.温度:10 ℃,湿度:87%,体感温度:4 ℃,風速:20.5 km/時,風向:NNW

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

昨日とはうって変わって暖かい夜だった.
22時過ぎに寝て,朝6時頃起床.
普段の日常とあまり変わらん.

熟睡は...やはり無理.
Garmin先生の睡眠モニターの評価は「悪い」だった.

のんびりしてはいられない.
今日は旭川に帰る日だ.
シェラフを丸め,衣類をまとめて撤収準備.

1階にて朝食.
昨日のパンの残りである.
この時にお会計.
3日間楽しみまくったわりに破格の料金.
ありがたし.

出発は遅めの8時半.
その時間まで,アートあふれる佐伯農場を散策.
まずは昨夜蒸されたサウナをあらためて紹介.

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これらが全て手作りなのが恐れ入る.
文字通り憧れのプライベートサウナである.

実はKazchari家の庭も割と広く,サウナ小屋を建てるのに十分なスパースはある.組立てキットの費用も思ったより安い.

ただし...薪にしろ電気にしろガスにしろ,運用後の燃料代が膨大と聞いてあっさり断念.週一で近所のサウナに行く方が...ええか.

昨今のサウナブームのおかげで,旭川郊外にもサウナ専用施設がぽんぽんと作られたが,たいていとんでもない料金.
インバウンド客ならともかく,あの料金でやっていけるのだろうか...知らんけど.

そして農場内をうろうろ.
全てiPhoneで撮影.
やっぱ一眼持ってきたらよかった(昨年も同じこと言ってたような).

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ここがGLT:旧KIRAWAY(北根室ランチウェイ)のスタート地点.
広大な草原が広がる.
徒歩かロバとともに歩けば,気分はもう母を訪ねる某ジェノバっ子

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出発時間になった.
Kazchariは本日のライド終了後,そのまま旭川に帰るので,HIGUMA号には乗らず,ハスラーで後をついていく.

今日は「神の子池トレイル」
昨日同様,これもツアー参加となるため詳細なログは公開できない.
興味のある方は『知床サイクリングサポート』さんにお問い合わせください.

神の子池トレイルeMTB

つーことで集合場所に到着.
これまた標高が高くて寒い寒い.風も強い.
早く走りたい...の前に記念撮影.

いただき画像

下りスタートだが,その前にガイドの西原さんから軽くブリーフィング.

「一応ダブルトラックですが,轍が15cmぐらいあるのでラインを変えるのは危険です.できるだけ真ん中を通って下さ~い」

「それとぉ,落車する原因は今言った轍にタイヤを取られたか,もしくは前の自転車との衝突です.ゆっくり,自分のペースで走ってくださ~い」

はい,わかりましたぁ.

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だがしかし.

事前に忠告を受けていたにも関わらず,ついラインを変えて端っこに.
原因は薄暗い林の中,動体視力がついてこなかったことによる.
溝なのか,水たまりなのか,苔なのか判断付かず,深い轍に突っ込んで見事に転倒.
こけた自分のカラダの上をEPICが舞うのがスローモーションで見えた.

ぐぬぬ,やっちまった...
でもまぁ,あの時よりはマシか.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

すぐに起き上がって,自分のカラダより先にEPICのチェック(あるある)
サドルと右のレバー基部がゆるんでズレた程度で特に問題なし.
さすがは丈夫なMTBだ.ロードと違ってなんともないぜ.

カラダの方は右ヒザに軽い痛みがあるだけ(すり傷).
最大懸念の鎖骨は守られた(そういうとこだぞ!)

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

後方から走ってきていたK野さんに声をかけられる.

「大丈夫? ここからならバスにすぐ戻れるよ」

いやいや全然問題ありません.ここでやめるなんてとんでもない.
そう,なんとなーく,コケそうな予感の中での落車,つまり準備ができていたので十分な減速と受け身が取れたのが大きい.

ツールケースから,そそくさと携帯工具を取り出し手早く修理.
走行を再開する.

慎重に坂を下り切って一旦休憩.
ここからはシングルトラック,つまりハイカー用の本格的トレイルが始まる.

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走行できる幅が狭くなり,急カーブ,アップダウンの連続.
時には斜めに倒れた木の下をくぐる.
当然,地面には木の根が露出してタイヤが滑る.

おお,これって動画で観たことあるホンモノのトレイルライドやん!

帰宅後『知床サイクリングサポート』さんの公式動画を発見.

いやいやいや実に楽しい.
これまで走っていたグラベルライドとは完全に別世界.

初めての経験である.
パワーではなくテクニックがモノを言う.

ラインを読んで危険を察知し,暴れるチャリを押さえつける.
刻々と変化する路面,空間状況に必死についていく.
息が上がることはないが,同時に呼吸リズムを整えているヒマもない.
こ,これは...瞬時の判断力が試される,言うなれば頭脳戦だ.

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何度目かの休憩中,MTBマイスターでもあるK野さんに「いやぁ,面白いけど難しいですねぇ.タイヤが滑ってカーブや木の根を越えるのが怖いですぅ」と告げると「タイヤの空気入れ過ぎじゃない?」とのアドバイス.

確かに.
舗装路移動やフラットなジャリ道を想定して,いつも通り2Barぐらい入れている.
今日のような路面だと,どう考えても固すぎてグリップしない.

これは試しとタイヤの空気を抜く.
メーターも何もないのでタイヤを触ってなんとなく確認.
おそらく1.3Barぐらいまで落としたはず.
そうか,スノーライド時と同じ発想か.

キトウシ・ザ・マウンテンライド

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これがまぁ大正解で,以降のトレイルライドが楽しくて仕方がない.
確実なグリップ.踏んだ分のトラクションがしっかりとタイヤに伝わっている.

こうなると余裕が出てきて,周囲の状況判断もより正確になってくる.
枝にぶつかりかける危険ポイントも無事回避.

「MTBで,もっとも重要なのはタイヤ空気圧のセッティング」と,どこかで聞いたような...あーこういうことかと,「言葉」でなく「心」で理解できた!

例のレースでも,もっとタイヤをぺしゃんこにしておけば,あのような惨敗を期すこともなかったろうに...(そうなの?)

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

いやいや,これは楽しすぎる.

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とまぁ,ハイスピードで下っているとあっという間にトレイルを抜けてしまった.
これがスキーなら,もう一回リフトに乗って再度チャレンジといきたいところだけど...それはムリ.このような至高の体験は次の機会にとっておこう.

それにしても...佐伯さんが凄すぎる.
御年75歳にしてファットバイク(電動ではありません)を駆り,全く遅れることなくついてくる.
体力だけでなくバランス感覚や判断力も(失礼を承知で言うなら)バケモノです.

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そうそう佐伯さんと言えば,昨夜のBBQの場でも「他の団体のお客さんに我々個々人の紹介(名前や職業など)をする」という離れ業を見せた.
とんでもない記憶力の持ち主でもある.
やはり「何か目的を持って,何かを生み出し続ける生活」は,人を老いさせないのだろう.

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で,最後の激坂を下ると,残りは普通の林道.謎の安心感.

目的地の「神の子池」はすぐそこである.

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お,おぅ.キレイはキレイだがここは一大観光地.
人も多く,駐車場も遊歩道も整備されて神秘性はない.
かつての美瑛の「青い池」同様,知る人ぞ知る存在であれば,感動できたかもしれんけど.

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つーことで,雨が降った後のドロドロ砂利道を抜けて幹線道路に復帰.
ここからはスタート地点の駐車場まで約10kmのヒルクライムである.

HIGUMA号が待機していたので,トレイルで抜いたタイヤの空気をポンプで充填.2Barに戻す.
さぁ,登るでぇ.
ここからは軽量クロカン,EPICの超得意分野である.

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やっぱり坂は,いや坂も楽しい.
トレイルでの不甲斐なさをここで払拭.
思う存分走らせる.
まぁ,MTBなのでサスがふにゃふにゃ,力が逃げまくるけどな.

登頂後は”裏から”摩周湖を鑑賞.
ヒルクライムでかいた汗が冷えて寒い寒い.
そそくさと写真だけ撮って逃げる.もっと光が欲しいところ.

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駐車場に戻り,ハスラーにEPICの前後輪を外して積み込む.
グラベル走行後の泥だらけ状態だが仕方がない.

『HIGUMA CYCLE』『知床サイクリングサポート』のみなさんにご挨拶して,旭川への帰路につく.
さようなら.そしてまた来年.

つーことで,MTB三昧の3日間でした.
今年も楽しかったなぁ.

MTBを買って2シーズン目.ようやくその楽しみ方がわかった気がする.
リエゾン区間,つまり途中の舗装路はなるべくすっとばして,純粋にグラベルやトレイル区間だけを楽しむのが最適.

つまり今回のような半クローズドコースが一番楽しめる.
グラベルを含むロングライドを堪能という視点なら,Topstoneの方が良いな(うん.知ってた)

さて,いよいよ10月も後半へ.
地元の旭川周辺も木々が色づく頃.
紅葉散策が楽しみな時期になってきた.

そして,冬がやってくる.

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EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

2025/10/12 Sun

合宿2日目 ~ 激坂リベンジ

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曇り.温度:8 ℃,湿度:80%,体感温度:7 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

合宿1日目はこちら ⇒ EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

ここは佐伯農場:マンサードホール.
困ったことになかなか寝付けなかった.

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3シーズンシェラフにインナーシーツ.
それに備え付けの毛布をかぶせる.
これで寒さはしのげたが,問題はやはり敷布団.
マットレス1枚は薄い.
北見での悪夢再びか...己の繊細さが憎い.

と,嘆いても仕方がない.
寝不足でのイベント参加なんてこれまでも何度もあった.
いざスタートすればアドレナリン全開で問題なし.
レースじゃねぇし.

昨日ご一緒したK原さんは本日はお仕事ということで離脱.
ゴールデンラーチトレイル(GLT)は,K野さん,T橋さん,Y田さん,Kazchariの他,本日到着のO野さん,H名さんが参加.
計6人で走る.

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夜露を避けて,チャリは室内にて保管.
映画の1シーンの様で何かカッコいいぞ.

ウェアは長袖インナーに起毛ジャージ.
ビブにレッグウォーマーである.
グローブは指出しで粘る.

朝食後,HIGUMA号にチャリを積載してスタート地点まで移動.
トレイルは基本的にここからの下りなので,既にそこそこの標高.寒い寒い.
昨年の温かさが恋しい.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

そんな寒気に負けじと,いよいよ2025年のGLTライドのスタートである.

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序盤は普通の林道.
走りやすいダブルトラックの道が続く.

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ヒグマとの遭遇を避けるため,できるだけ集団で走る.
気のせいか,常に見張られているような気がしないでもない.
分岐も所々にあるので,どう考えても一人で走るのは危険な道.
プライベート走行は絶対ダメです.

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最初の林道をクリア.
軽量MTBの我がEPIC,昨年のファットくんより楽しいぞ.
とは言え,ここまではグラベルロードでも十分走れます.

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徐々に道幅が狭くなりアドベンチャー感が増してくる.

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そして現れる倒木.
風が強い日が続いたゆえ.
コース上,幾度となく遭遇する.
佐伯さんが頻繁に森に入り,出来る限り整備してくれたそうな.
ありがたし.

倒木はチャリを担いで上からパス,下をくぐる,迂回するなど様々なパターンで乗り切る.
同じ林道ツーリングではあるが,オートバイだとこうはいかない.重過ぎる.

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このトレイルの名称由来,ラーチ=カラマツ林を貫く直線道.

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残念ながら天候も相まって,写真ではあまり映えない.
つーか,今年の北海道は全体的に紅葉の色づきがイマイチな気がする.
夏が暑すぎた?

いただき画像
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下の写真は倒木を避けてのう回中.
こういう面倒くささが楽しくて仕方がない.
チャリ,中でもMTBによるトレイルライドは日常を忘れさせ,冒険心をくすぐってくる.

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このころから雨がポツポツと...
レインウェア忘れた.
まぁ,本降りにはならんでしょ.

で,第一エイド着.
ここには登山する人のために駐車場や山小屋,トイレがある.

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HIGUMA号が舗装路を使って先回り.
佐伯農場で作られたパンを展開.

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これがめっちゃ美味い.
そらそうだ.
ハードなグラベル走行とこの寒さでエネルギー消費はかなりのもの.
例えばこいつはあんことホイップの激甘セットだが,いくらカロリー摂取しても足りない.

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固くしまったグラベルを爆走.

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この標識から先はシングルトラックに.
クルマは入れない.
山あり谷あり川ありのGLTの真骨頂はここから.

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激坂ダウンヒルは腰を目いっぱい引いて後輪荷重.
こういう時,ドロッパーシートポストは便利だ.

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より深く静かに森の中に.

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出ました.
GLT名物の崖降ろし.
さすがにチャリに乗ったままでのクリアは無理.
協力しつつ安全に一台ずつ下ろす.
電動ファットが重い.

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続いて川渡り.
H名さんがファットタイヤの洗浄中.

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さすがに乗車したまま渡る猛者はいない.

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怪しいキノコが生える大木.
なんでも,毒キノコの割合は意外に高くなく,”知っていれば”食用にできるモノはたくさんあるそうな.
この”知っていれば”=”区別がつけば”が重要だが.
よく言われるのが最初のチャレンジャーの勇気.

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トレイルに時々現れる鐘と標識.
「あなたがここに来たことをクマに知らせましょう」とある.
まぁ,そういう場所である.

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ぬかるみ地獄.
乗ればタイヤが空転.
歩けばシューズが泥に埋まる.

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激坂アタックポイント.
昨年のファットでは無念の足つき.
軽量EPICならなんとか...無理でした.

単純にテクがない.
この翌日,それをさらに思い知らされることになる.

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一度国道に出て第2エイド.
再びパン補給.
森の中では気にならなかったが,結構な雨.

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しばしの休憩後,メインイベントであるモアン山へ.

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ここからが入口.
MTBもOKとあるが,急坂過ぎて登り切ることは不可能.

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Kazchariは昨年同様,早々に諦めて足つき.
K野さんとY田さんはかなりのところまで登っていく.
特にY田さんはMTB初心者とのこと.スゲー.才能の差か.

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確か昨年もこのゲート手前でファットを放棄.
残り山頂まで徒歩で登った気がする.

だが,今年は軽量クロカンなEPICである.
3~4kgは軽いはず.
がんばって山頂まで押し上げますか(斜度20%越え)

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つーことで,押しまくって山頂着.
チャリとは違う筋肉を使うので疲労困憊.

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少し下った先に展望エリア.
人工的ではあるが,規格的で美しい風景である.

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いただき画像

そしてへっぴり腰のダウンヒル.
途中で後輪がロックしてスリップ⇒足つき.
ホンマ,下手クソだ.
まぁ,昨冬のアレがいまだに尾を引いてるのは間違いない.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

つーことで下山.
楽しいトレイルライドはまだまだ続く.

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写真では伝わりにくいが,ここも林間を縫っての高速ダウンヒルエリア.
我がEPICの性能が発揮できる場所だが,怖い怖い...のだが異様に楽しくハイテンション.
そしてまたやらかすのが人の業かも...(一応クリア)

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牧場横をハイスピードのアップダウンで駆け抜ける,有刺鉄線デスマッチゾーン.バランスを崩して右側に落車するとエライことに.

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一旦国道に出た後,最後のトレイルへ.

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一応,こうした標識があちこちにあるが,地図,GPSデータ,もしくはガイドなしだとまず迷うと思われる.
まぁ,勝手にこのコースを走る人がそうそういるとは思えないけど.
補給場所の類は一切ない.

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久々に開けた農道グラベル.
普段走っている道に近い.
このトレイルの道は,ホンマ,バリエーションに富む.
ゆえに飽きない.

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粋な佐伯農場(ゴール)まで残り2kmのオブジェ.
あぁ,もう終わってしまうのか...

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とは言いつつ,ダメ押しとばかりに川渡り,激坂が続く.
まだ油断はできない(何に?).

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驚いたのは,この荒れ荒れ区間まで佐伯さんが,ボロボロのスーパーカブでお迎えにいらしてたこと.
いくら慣れ親しんだ自分の私有地とは言え,急坂,ヌタヌタの道は並のテクニックで走れる場所ではない.感嘆.

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つーことでキャンプ場を抜けて無事ゴール.
昨年と同じ場所.

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2024年10月13日撮影

あれ? こうして見ると紅葉具合が全然違う.
やはり今年は遅いのか?

つーことでゴールしたので,改めておシャな佐伯農場内を散策.

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ここは無人パン屋さん.
今日の昼に食べたのはここの商品.
娘さんが朝3時に起きて焼いてくれたそうな.

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小川をはさんで対岸はキャンプ場.
なんと通年営業.
最近は冬キャンパーが増えて来た気がする.
各種装備が発展してきたから? それとも某アニメの影響か.

うろうろしてたら,Potaさんから昼食が準備できたとのお声掛け.
農場内にあるこれまたおシャなベーカリーレストラン「牧舎」にお邪魔する.

ベーカリーレストラン牧舎

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バジルスパゲティとパン.美味し.

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宿舎,マンサードに戻り着替えシャワー.
その後はいよいよ,サイロを改造したサウナ体験である.
もちろん,これも佐伯さんの手作り.ホンマ,すごいわ.

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こんなこともあろうかと海パン持参.
薪によるドライサウナ.
室温は50~60℃と,一般のサウナに比べると低めだが,それでもしっかり汗はかく.
ちゃんと水道水による浴槽も用意されている.
横にベンチもあるので,外気浴も可能だが,さすがに寒かった...

ということで,この後は1階にてBBQ大会.
あれだけ食べたのに腹が減るのはライドあるある.
久々にアルコールも入って酔いました.

このGLT,当初「今年は9月にしようか」という話もあったそうだが,佐伯さん曰く「その時期は暑すぎるのでは?」とのこと.
そうやね.
今年はイマイチだったけど,紅葉が始まるこの時期の方が良いかも.寒かったけど.

倒木をくぐり,崖を下り,川を渡る.
シングルトラックとダブルトラック.
そして激坂チャレンジ.

今もカラダが覚えている.欲している.
来年も走りたい.

日本では,こうしたトレイルはあくまでハイカーが主役.
MTBは締め出される傾向があるが,本場ヨーロッパではこれらが共存しているとのこと.
さらに言うなら馬も走る.

特に官製トレイルだと,ハイカー優先が顕著.
もちろん歩行者の邪魔をするような暴走MTBは論外だが,そういう輩はごく一部であろう.
人力で回したタイヤが自然体系やトレイルそのものを破壊するとは考えにくい.
要はトラブル発生時の解決が面倒なのだろう.

その点,佐伯さん達が整備したこのトレイルに文句を言える輩はいない.
ゆえに国内唯一無二の魅力的なコースとなっている.

かように極めてプライベートなコースなので詳しいルートは開示できません.
どうです? 走りたくなってでしょう?

そう思った方は来年の「HIGUMA CYCLE」さんのツアーに参加するか,佐伯農場に問い合わせを!

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合宿3日目に続く ⇒ EPICな神の子池トレイルライド

EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

2025/10/11 Sat

MTB合宿1日目 ~ 寒すぎやろ

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曇り.温度:9 ℃,湿度:53%,体感温度:3 ℃,風速:19.1 km/時,風向:NW

さて,昨年に続いてMTB三昧合宿がやってまいりました.
ベース基地はもちろん中標津の「佐伯農場」さん.

佐伯農場

もちろん牧場経営が主体だが,民宿をはじめ,キャンプサイト,レストラン,ツアー手配,美術館など,このエリアにおけるありとあらゆるアクティビティを手広く展開されている.

もう,何よりオーナーの佐伯さんがとんでもないバイタリティの持ち主で,本当に魅力的な御仁である.
とりわけ,旧名:KIRAWAYこと「GLT(ゴールデンラーチトレイル)」を,ほぼ単独で開通・整備・管理されている事実は驚きを禁じ得ない.

今回の合宿も,この「GLT」の走破がメインイベントである.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

昨年はファットくんで参加.
こいつはこいつで十分楽しめたのだが,コースプロフィール的にはMTBが最適だろう(逆にグラベルロードだとキツイ)

そして,昨年一緒に参加したSさんの「Specialized EPIC EXPERT」を持たせてもらった時の衝撃たるや...フルサスで10kgだと!?
帰宅後,大幅値引きされていた同モデルを即ポチしてしまった.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

一冬挟んで,こいつでグラベルライド他,レースにも参戦.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

乗りこなす努力はしてきた...つもり(レースは惨敗).
いかんせん,MTBは奥が深い(そしてKazchariにはテクがない)
で,満を持して今回は我がEPICでGLTを走るのだぁ!

ここ数日,北海道は急に冷え込みはじめた.
十勝岳や旭岳の冠雪はもちろんのこと,標高の高い三国峠石北峠は早朝夜間凍結の恐れがあるという.
念のため,ハスラーのタイヤを冬タイヤに換装してから向かうことにした.

前夜,つまり金曜夜に作業開始.
手元が暗いので,クルマに常駐させているこいつを点灯.

あらゆる所に置け,ぶら下げたり,はっつけたり(磁石)できるので超便利.

旭川から佐伯農場まではだいたい5時間の距離.
14時集合に合わせて,8時過ぎに家を出ることにする.

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ナビ的には旭川紋別自動車道で遠軽まで行き,そこから南下するルートが一番近い.
だが,せっかくタイヤも交換したことだし,あえて久々に石北峠越えで向かうことにした.
まっ,結論から言うと好天ゆえ凍結の危険皆無.
オートバイもガシガシ走ってたりする.

で,道の駅「おんねゆ温泉」でトイレ休憩.

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国道39号線,遠軽/生田原からの合流ポイントからは「納沙布岬1200」で走った懐かしの道.蘇る激闘の記憶.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

美深町に到着.
セブンイレブンでコンビニ弁当の昼食.
お次は美幌峠越えである.
しかし,まぁ,よくこんな道&距離をチャリで走ったよなぁ...といつも思う.

弟子屈を経由すると「佐伯農場」はすぐそこである(あくまで北海道感覚)

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宿舎である「マンサード」には13時過ぎに着いた.
ハスラーからEPICを降ろしてセッティング.

寝袋,着替えなどを部屋に運ぶ.

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懐かしい.1年ぶりだ.
部屋は早い者勝ちなので,昨年と同室にした.

一階にはレンタルファット置き場が新設.

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この建物そのもの,それにこうしたバイクスタンド類にいたるまで,ほとんどが佐伯さんの手作りである.スゲー.

外でしばらく待機していると,クルマが一台.
昨年も最終日のライドでお会いしたK原さんだった.

実は,今年のカミヒルにも参加されていたらしいが,Kazchariには気付かなかったとのこと.
これはチャリダーあるあるで,メットとグラサンのせいで顔よりも乗っているチャリで誰かを記憶していることが多い.
Kazchariは毎回違うチャリに乗りがちなので認識され辛いのは確か.

立ち話をしていると,白に黒ぶち,つまり牛柄のネコが近づいてきた.
農場で飼われているっぽい(ネズミ捕り用?).
こいつが実に人懐っこくて,かわいいのなんの.
しばらく戯れる.至福の時.
滞在中もっと遊びたかったが,この時以降会えなかった...無念.

そうこうしているうちに,HIGUMA CYCLE号に乗ってK野さん,Potaさん,T橋さん,Y田さんが到着.
各自MTBをセッティングして,前夜祭的なライドがスタート.
行き先は開陽台である.

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時刻は既に15時近い.
風も強く,寒い寒い.
絶対に一桁気温.

昨年は非常に暖かだった.
(起毛ではない)長袖ジャージに半パンビブで問題なし.

その記憶を元に,今回も似たようなウェアで大丈夫かと思ったものの,こりゃあかん.
家を出る時,念のためとバッグに詰め込んだ起毛ジャージレッグウォーマーが,この身を助けるとは...
さらにウインドブレーカーを羽織る.

農場から開陽台までは10kmほどの距離.
追い風巡航の後,だらだらと続く緩斜面が始まる.

ここまでのペースがゆっくりだったので,カラダが暖まらん.
ゴールまで直線となった瞬間を待ち,K野さんに「先に行ってよいですか?」と許可をもらい,ペースをあげる.

やはり登りは楽しい.
軽く汗をかき,カラダも暖まった.

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久々の開陽台
展望台の奥には今も変わらず,オートバイ・チャリ用のキャンプサイトがある.
そこまでのダートにプラスして,藪を切り開いたトレイルが出来ていた.

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実に楽しい.寒いけど.

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展望台からはるか遠くの島影を望む.
国後島である.

昨年夜間に訪れた時,この方向,遠くに見えた灯りはやはりこの島のモノだったようだ.ロシア人の生活光.

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すっかり冷えたのでチャリを停めて展望台のトイレへ.

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あまりゆっくりしてはいられない.
日没が迫っている.気温がさらに下がってしまう.

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長い長い直線のダウンヒル.このエリアを代表する風景.

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地元民のK原さんの案内で,グラベル経由の近道.
通学路だったそうな.
K原さんからは,この地域での暮らしに関する話を聞く.

この辺りは人口密度が低い=商店がない.
ライドに出かける時も,常に水と補給のことを考えて走らないと生タヒに関わってくるらしい.

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陽が落ちる前に,なんとか佐伯農場に帰還.
台所ではPotaさんが5種のスリランカカレーを作り,待っていてくれた.
さらには「おでん」まで! むっちゃごちそう.

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本格的すぎて,少々辛い種類のカレーも...(要注意)
今日はK原さんやY田さんのような若者がいるので,爆盛り祭りで減りが早い.

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面白いことに,今宵は誰もアルコールを飲まない.
明日の本番,つまり「GLT」を見越してのことか!

早々にシャワーを浴びて寝袋にくるまる.
さぁ,楽しみが待っている.心配なのは寒さだけ...

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

TopstoneなNew鷹栖グラベルライド

2025/10/5 Sun

グラベル・ハイ

いただき画像

曇り.温度:19 ℃,湿度:80%,体感温度:17 ℃,風速:12.2 km/時,風向:SSW

今日は「旭川自転車愛好会」のイベントに参加.
前回はロード(BROMPTON)によるカレー・ライド.

BROMPTONな旭川自転車愛好会でカレー食べ放題ライド

本来,この会はグラベルを主な活動場所としている.
つーことで,本日は鷹栖方面のジャリと戯れる.楽しみだ.

昨日のカミヒルから続く鼻炎症状が心配だったが,この2つの薬でなんとかくい止める.

集合は鷹栖町の「パレットヒルズ」に9:30となっている.

当初は自宅からの自走を考えていたが昨日の疲れが少し残る.
さらには一昨日の献血の影響も考え,ハスラーにTopstoneを積み,現地へ向かうことにした.

20分ほどで到着.初めての場所である.

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キャンプ場が併設されているが,なぜか敷地内にトライバル風の装飾.野外フェスでもあるのか

ハスラーからTopstoneを下して,高台の東屋へ.
今日の参加者はKazchariを含めて5名.
これでもいつもより多いぞ.

問題のe-Bikeは今回も2台(CさんとSさん).
ふっふっふ,天気も良いし,さぁ,地獄のインターバルトレーニングの開始だ.

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スタート直後からいきなりグラベルスタート.
素晴らしい.
以前もこの会で鷹栖近辺を走ったことはあるが,今日は完全新規コースだという.
ホンマ,Cさんの調査能力&ルートチョイスには頭が下がる.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

こんな手すりのない橋とか...

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ぶどう農園とか...

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そして,いよいよ本格的な山岳ルートへ.
昨今のヒグマ事情を鑑みるに,一人で進入するのは憚られる.

にしても,今年になってからの日本各地で起きているクマ出没頻度は異常.
先日の群馬でのスーパー進入はマジで恐怖...と思ったら,昨年も秋田で似たような事案があったとか.

こりゃもう,町を壁で囲うか,こちらが鉈や斧で武装する必要がある.なんだ,この『進撃』感.

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山に入るので当然登りがある.
献血翌々日後だが,脚がちゃんと回ってうれしい.

Gemini先生に「400ml献血後からの回復期間」を聞いたところ...

血液の量  ⇒ 水分摂取にて短時間で回復
血漿成分  ⇒ 約2日
血小板成分 ⇒ 約4~5日
赤血球成分 ⇒ 約3~4週間

ありゃ,意外にかかるもんだ.
今日だと血小板すら戻ってない.ケガできひんやん.

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まぁ,走りだしてしまえば,そんなこたぁ全然気にしないわけだが.
それよりなにより森の中がひたすら心地よい.

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センターが草のダブルトラック.このコントラストがいい.

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本日は久々のグラベルタイヤ「GRAVEL KING X1」仕様.

チューブレス&3.0Bar運用.
さすがに無印スリックでのグラベル走行よりも,はるかに食いつきが良い.

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例によってe-Bikeをペーサーに踏み踏みトレーニング
がんばれ,我が心臓と脚.

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写真ではわかりにくいが,この後は結構なダウンヒル.
登りも楽しいが,下りも悪くない.
今年の『NISEKO GRAVEL』に出れなかった分の悔しさを取り戻す!

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

2026年はエントリーできそうな気配.

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さて,ここからがCさん曰く「恐怖ゾーン」らしい.
ヒグマの出没情報でもあったのか? ⇒ 間違いではない.

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あそこに見えるのはなんだ?

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オオカミを模したヒグマ追い払い装置だった.
首の下にセンサーがあって,何かが通過すると反応.
光と音で威嚇する.
先程は大型トラクターに吠えていた.

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試走の際,Cさんはいきなり登場したこいつにビビったそうな.

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確かに近づくと反応.
かなりうるさい.町に近い場所では設置できないやろな.

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リエゾン(舗装路)を出たり入ったりして別の地点へ.

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十勝エリアにあるような,見通しの良い直線グラベルが現れた.
昨年に続き,今年もTOKACHI GRAVELが開催されたらしい.
参加したCさんによると,今後もルートを拡張していく方針とのこと.
GPXデータを公開してくれへんかな...

Topstoneな音更周辺グラベルライド

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林道脇に突如あらわれたオオカミ犬の森

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別に怪しい実験施設でも何でもなくて,オオカミの身体的特徴を強く持つ個体を繁殖した「North American Indian Dog」と言う北米産の犬種を飼育しているらしい.
入園料(¥1,000)がもったいなくて,入口からちらちら見える白っぽいボディを見物しただけだが,駐車場は満車(レンタカーが多い).
知る人ぞ知る人気施設なのか?

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少し走って昼食の時間.

鹿肉メニューで有名なレストラン三恵へ.

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「鹿肉カツレツ」にした.美味し.
他のみなさんが頼んだ「カレー」や「ステーキ丼」もボリュームたっぷり.
値段もそれほど高くない(~¥2000).

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このお店,鹿肉料理の他,ドッグランも併設するなど全てが犬尽くし.
犬好きにはたまらない店である.ちなみにKazchariは完全無欠に猫派だ.

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本日は気温高め.
各人ともボトルの水がやばい.

「三恵」さんを出てすぐのバス待合所に自販機を発見.補給する.

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田畑わきの農道をクネクネとつなぎ,スタート地点に戻る.

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最後のヒルクライム.今日は脚がよく回る.
Topstone「GRAVEL KING X1」も今日のコースに最適.

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デポ地に戻ると,ものすごい人出.
ほとんどが家族連れ.
キッズ系の番組で有名な「ケロポンズ」という音楽ユニットの野外コンサートだったようだ(有料)

Google先生によると,2008年頃からNHK番組に楽曲提供とある.
娘が2歳頃なので,どんぴしゃ世代だが,なぜだか全くノーマーク.
キッズ音楽界隈も奥が深い.

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あまりここでダベっていると,タダ聴きかと勘違いされそうなので早々に解散(それはない)

もう10月だし,今年の走行会はこれで終了? いや,紅葉グラベルシーズンはこれからでしょう!

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つーことで,Cさんプレゼンツの新しいグラベルコース.
平坦基調だったがむっちゃ楽しかった.

近所なのに知らない道,店がまだまだたくさんあるねぇ.
新発見だらけの充実したライドだった.

EMONDAな十勝岳紅葉まつりライド

2025/10/4 Sat

酸素が足りない

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:75%,体感温度:21 ℃,風速:6.8 km/時,風向:SSE

一時の,”週末は天気イマイチローテ”はどこへやら.
今日,明日と良い天気が続きそうだ.気温も高い.

では,どこへ行きましょうか?

ちょうど,十勝岳で「紅葉まつり」が開催中.
去年も行ったっつーか,登ったな.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

YAMAICHIさんも凌雲閣前でキッチンカーを開店するという.
行き先決定.
ただし,今日は自走かつ白金温泉周りで向かうことにしよう.

マシンはもちろんEMONDAで.
ロードの軽やかさを体験したい気分.

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忠別川サイクリングロード,冬期(?)通行止めのお知らせ.
げっ,雪解け走行の楽しい時期がかぶるなぁ...と思いきや,数kmだけでした.

さて,今日のウェアはAliexpressで買った「INBIKE」ブランド.
半袖ジャージとビブを合わせても¥6,000未満.安い.

本日2度目の着用.161cm,58kg,胸囲90cmでEU-Sサイズがぴったり.
後ろのポケットの位置が高いのか,少々スマホの出し入れがしにくい.
難点はそれくらい?

Ama他で大量に販売されている謎ブランドと違って,こちらの「INBIKE」は各インフルエンサーからの評判も上々.
ステマかと思いきや,これは当たりだった.
色違いも買おうかな.
ウェアだけでなく,パーツなど,これまでOEM専任だったメーカーが,自社ブランドの拡大に方針転換しつつある...そんな気もする.

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で,今日はロングライドな気分.
十勝岳には最短距離ではなく遠回りで.
まずは桜の名所「聖台ダム公園」に立ち寄る.誰もない.
水が干上がってて,ダム湖の一部をファットバイクで走れそうだが...怒られそう.やめとこ.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

美瑛の町中にin.
まだ11時前だが,ヒルクライムに備え,セイコマにてエネルギーを補給.
外国人には信じられないという「糖質×糖質」のやきそばパン.

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青い池につながる自転車道.
対向から,おそろいジャージの大集団がやってきた.
インバウンドっぽい.
今日は問題なかったが,たまに逆走するチャリに出会うのが観光地あるある.

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「青い池」着.大混雑.
いつもの撮影ポイントも人だらけ.
今日は林の向こう側からのめずらしいショット.十分青い.

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白金温泉を通り過ぎて,望岳台への道を駆け上が...りたいところだが,4,5%の坂で早くも肺と脚が売り切れ状態.

やはりか.

実は昨日の金曜日,職場にて400cc献血を実施.
カラダ中に酸素を運ぶ血液の絶対量が減っている.
しかも,ヒルクライムという酸素摂取が超重要な運動.
一応,翌日ではあるものの,献血後24時間は経っていない.
正に疑似高地トレーニング.あーしんど(気のせいではない).

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ちなみにKazchariの献血は43回目となる.
最初の献血は20歳.
オートバイの限定解除合格記念として,門真の免許センターにあった献血所に入った.
単純計算で年に1度以上行ってるやん.エライぞ,Kazchari.

そういやその昔は献血センターから自宅の電話に直接電話があったなぁ.
特に金曜日.
なんでも週末は交通事故で血が大量に必要だとかなんとか...今では考えられん直電勧誘.

さて,そんなことを考えながらも漕ぎ続ける.
望岳台への分かれ道が見えたが...クルマが列をなしている.大渋滞.
さすが紅葉シーズンだ.

もちろん,チャリなので行けないことはないが,ここはスルー.
あくまで目的地は天井の温泉,凌雲閣.

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分岐点着.
ここから斜度が爆上がり.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

まっ,白金周りだと休む箇所が多いので多少は楽.
写真を撮っていると,後方から「カミヒルに出られた方ですか?」との声がする.
ロードバイクに乗っている...どこかで見た...なーんだ,カミヒル中の人,すなわち実行委員長のSさんだった.

Sさんも,うちのド派手EMONDAを見て「あぁ,Kazchariさんじゃないですか.これから登るんですか?」とすぐに気づく.

カミヒルの話をする.
来年は記念大会(第10回)となるので,何かアイデアはないかと聞かれたので「(富士ヒルのような)記念のコラムリングはどうでしょう」と提案.
そんなに高いモノでもないと思うけど,予算的に無理かなぁ.
Kazchariは55分切りなのでシルバーリング.プラチナは無理でもゴールドが欲しい...ほら,モチベーションが上がる.

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Sさんは本日既に登頂済みとのことで,Kazchari一人で凌雲閣を目指す.
途中,オレンジの妖精さんやら,カミヒル女子3位のTさんとスライド.
上の方はクルマで渋滞しているので気を付けてとのこと.やっぱりか.

確かに前方から降りてくるクルマがいつも以上に多かったが,幸い先行車がスレ違いで停車することもなかったため,Kazchariも足つきなしで完走.

血が足りねぇ~ 酸素が足りねぇ~ でキツかった.

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素晴らしく好天.
紅葉が実に美しい.
思えば昨年は霧雨&極寒だったことを思い出した.

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周辺はカメラを抱えている人がわんさか.
その方たちが画角に入らないように調整しつつ撮る.

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後で聞いた話だと翌日は風が強く,葉がかなり散ってしまったとのこと.
今日が見頃だったようだ.

で,凌雲閣横にYAMAICHI号を発見.
シンゴさんと奥さんに挨拶した後,いつもの「ルーローハン」(¥800)を注文.

で,凌雲閣の自販機でご褒美の赤コーラを買おうと試みるが...

人類は思い出した.

ここの自販機はCoke-onに対応していないどころか,新紙幣および新¥500硬貨にすら使えなかったことを.

仕方なく,建物内の冷蔵庫から直接買うことにしたが,フロントはチェックイン待ちの行列が.
こらあかん.諦めて手持ちのボトルのお茶でがまんするか...

さらに間が悪いことに,何かのアレルギー症状なのか,急にくしゃみが止まらなくなった.
鼻水ダラダラで涙目.なんてこった.パンナコッタ.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

この時以来の悲惨な症状.
季節が異なるが,やはりシラカバ花粉のせいなのか.

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YAMAICHI号に戻ると,ル―ローハンが用意されていた.
美味いはずなのだが,鼻が詰まって食べにくいことこの上ない.

チャリダー特典でミックスナッツもいただく.

シンゴさんによると,本日チャリで登ってきたのは14人ほどらしい.
意外に多いな.
この時,既に14時近く.
もしかすると今日はKazchariで最後かも.

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貴重な飲料水をボトルにいただく.すいません.
ウインドブレーカーを着て,さぁダウンヒル.

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分岐地点にて,どちらのルートで帰るか少し悩んだが,同じ道はつまらんと上富良野側に下山.
町に入る頃にはすっかり暑くなり,ウインドブレーカーをキャストオフ.

いつもの道で美瑛まで.
軽量快速のEMONDAは乗っているだけで快感.
フレームの硬さにもようやく慣れた.
今年は300ブルベも経験したしな.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

美瑛では例の自販機で念願の赤コーラ.
¥100と安い上にちゃんと新¥500硬貨も使える.
凌雲閣さん,なんとかしてください.

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しばし休憩した後は,これまた美瑛の丘を通る.
だいぶ陽の陰りが早くなった.

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無事帰宅.
先週分の汚れもあって即洗車したいところであるが,明日もグラベル・ライドが予定されている.
もちろんそちらはTopstoneで参戦するが,戻ってきてから2台同時に洗う方が効率的か.

いずれにせよ,これで今季の(ロードバイクでの)カミヒルは終了かな.
凌雲閣は近いうち雪に覆われるだろう.
そうなればファットの出番.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

今年は参加できるかな.
凍結落車のトラウマを克服できるか否か.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その2)

2025/9/28 Sun

BROMPTONがいっぱい

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晴れ時々曇り.温度:17 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:10.1 km/時,風向:SSW

前回はこちら ⇒ 秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その1)

いつも以上に早く就寝したので,体内時計に従い4時頃に目が覚めた.

コット+エアマット,それにシュラフシーツ,3シーズンシェラフ,シェラフカバーという,この時期に最適な組み合わせにより快眠.

さすがにオートバイだと,これだけの寝具は運べない.
やはりキャンプにおいては,現状のクルマ+チャリが最高の組み合わせやな.

テントのジッパーを上げて外に出る.
うっすらと明るくなってはいるものの,まだ暗い.

トイレ往復して再びテント内へ.二度寝を決め込む.
6時過ぎ,隣のテントのO西さんの起動音が聞こえたので,それに合わせて活動開始.

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まずはカフェインで覚醒.
次にO西さんお手製のうどん.関西風出汁で美味し.

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もちろんこれだけではチャリの暴力的代謝には全然足りないので,昨日買った総菜パンも食べる.

ここで登場するのが,Kazchariキャンプではすっかりお馴染みのホットサンドメーカーである.

こいつで焼くと,なんでもかんでも美味くなる(+外メシ効果).

陽が昇り,湖面の朝靄が美しい.♪ミラァ~マァン~

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ミーティングの集合時間は9時半.
それまでにテントを撤収する.

...片付け完了.
BROを再びハスラーから降ろして湖畔周辺を少しゆるポタ.

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そうそう,今日のウェアはBRO用のおしゃれライド着.
コスパCHさんとMorethanのコラボ・ポロシャツである.

ネイビーとチラ見せピンクが我がBROとベストマッチ.
ガチライドで着たらダメ,絶対!

BROMPTONな初の手稲山ヒルクライムライド

さて,集合時間が近づいて来たので道路をはさんだ高台にある会場へ.
続々とBROが集まってきた.

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受付に行く.
免責事項の書類にサインして参加費¥1,000を払う.
本日は48台ほどのBROが集まるとのこと.

先日お世話になった秀岳荘白石店のメカさんもおられたのでご挨拶.
その後の超展開について報告する.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

参加賞はBROのフレームに内蔵可能な小型レジャーシートでした.

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少し遅れてやってきたO西さんのT-Line.
カバンがデカい.あーでも,四国行くならこのくらいのサイズがいいかも...

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会場には10月から発売開始のG-Lineの試乗車(?)も置いてあった.
隣に置いてあったC-Lineと比べても一回りデカいH級.
フレームは梨地塗装なのか,ザラつきあり.
ギアはSHIMANO製の内装8段.うちのPとは異なる構造っぽい.
気になるパンク修理の難易度は?

誰も乗っている人がいなかったけど,頼めば乗れたのだろうか?

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色々な人と交流開始.
BROをネタに話がはずむ.
カスタムの方向性が様々で実に興味深い.

O西さんの自家製ブルベテーブルが大注目・大好評でほのぼの.
個人的には「Mハンドル用TTバーアダプター」の方がより秀逸だと思うが,今日のメンバだと場違いかも...

2025年4月5日撮影

まぁ,とりあえずブルベ民(≒知人)は...O西さんとY夫妻ぐらいしかいなかったかな.

チャリ趣味はジャンルごとに客層が違うのが面白い.
MTBレースなんて家族連れが多くて運動会みたいなノリやったし(中身は過酷).

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

そう,今回のミーティングは,みなさん実にラフな服装.
「レーパン+ピチピチジャージ」の組み合わせはまずいない.
代わりにアロハやらデニムの人がちらほら.

そして,99%以上がフラぺ+スニーカー
残りの1%は...はい.SPDペダルはKazchariだけでした.

そやねぇ,グラベルイベント時の自由な雰囲気に近い.

メットもおシャ.
以前から興味があったこいつをかぶっている人がいて,少し欲しくなった.

だが,これに手を出してしまうと,似合うウェアも追加購入してしまいそう(ディドロ効果の罠)

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簡単なオリエンテーション&記念撮影の後,3組に分かれて出発.
別に走力順ではない.登りだからと踏んだらダメ,絶対!

どこまで走るのかと思いきや,1kmも行かないうちに停車.
かなやま湖が一番映える場所で再び記念撮影をするようだ.

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「BROミーティングの動画でよく見たヤツだ!」のボディ色別集合.
うちの「Paris Edition」は一応ブルーですな.

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この時,名古屋からの参加者に話しかけられる.

「この『Paris Edition』,もしかして『じてんしゃひろば遊』さんから買いました? ずっと,1台だけ残ってたので気になってたんですよ~」

はい,その通りです.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

他の人に話していたKazchariの「Paris Edition」の出自が耳に入って,確認したくなったそうな.レア車ならではの話である.

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さて出発.
ほぼ完全に昨日個人的に走った道をトレース.
場所が場所だけに別ルートは組みにくいけど.

これだけ徒党を組んで走ると,クルマへの威圧感っつーか,迷惑感が生じるのは仕方がない.こういう時には何よりマナーが大事ですな.

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出発から10kmほど走って目的地である「道の駅南ふらの」着.
ここで各自昼食タイムとなる.

O西さんの提案で敷地内にあるパン屋さんに行くことに.

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ちょうど出来立ての「からあげバーガー」をゲット.
温め用のトースターを使いたいのでイートインにする.

ところが...

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アルミホイルの包み方が雑だったせいか,バンズのゴマに引火してこげこげに...まぁ,そういうこともあるわな.

ところで,昔から「おこげを食べるとガンになる」という噂がまことしやかに流れているが,本当なのか? ⇒ 本当らしい.

都市伝説!?「焦げを食べるとがんになる」は本当?

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食事後,道の駅前に集合.

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次は幾寅駅に向かう.
そう,『鉄道員』記念館である.ありゃ,昨日行ったばかり...

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ここでも驚きのBROを発見.
オリエンテーション時に主催がおすすめしていたポテチの箱買い
さすがBROだ.この積載でもなんともないぜ!

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こいつもかっこよい.
カスタムの方向性(色合い)が好みだ.
フレームカバー不要派だったが,これはこれは...

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今日集まったBROで,一番注目を浴びていたのはおそらくこいつ.
バトン&ディスクホイールの組み合わせ.
めっちゃ速そう.レースイベントもあったら良かったのに...(おい)

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つーことで,本日3回目の集合写真.

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往路をそのまま引き返して,またまたパーキングで集合写真.

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参加賞でいただいたレジャーシートを広げる.
別に某国の都知事を応援しているわけではナイ.

ここの休憩では,参加車両唯一のPハンドル車オーナーに話を聞く.
サードパーティ製ではなく,今ではめずらしい純正バーだった.
この異形感.やっぱ,かっこええなぁ...

で,出発地点のキャンプ場に戻ってイベント終了.解散.

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秀岳荘さんの公式ブログはこちら ⇒ 秋晴れ『かなやま湖』にBROMPTONオーナー様大集合by秀岳荘BROMPTONミーティングぽっぽや2025

色々と参考にしたいステキな車両が多く,良い刺激を受けました.
やはり,BROMPTONは最高の玩具やな.

確かに小径車としてはあり得ない値段だが,大人の財力であれば無問題.

乗って楽しい.見て楽しい.いじって楽しい.

所有後も,その価格以上の喜びをもたらしてくれる存在.

ただ,本日のイベントに関しては走行会ではないゆえ,距離(疲労感)が物足りない(主旨が違う).
これから追加ライドするには中途半端な時間だし...(サ活もせず)素直に帰宅しますか.

帰宅後は洗濯とキャンプ道具の片づけ.
そして,BROを箱詰めして,とある場所に宅急便で送る.
ぴったり160サイズ.
元の箱をそのまま保存しておいたことが功を制した.

空飛ぶBROMPTON.
さて,どの様な姿となって帰ってくるのやら...

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で,このミーティング後,FacebookにてBROMPTON関連グループのいくつかに登録してみた.
とりわけ海外の人たちはカスタムへの気合いが違う.
インスピレーションを受けるのは良いけど,ほどほどにしないとね.

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日本中,いや世界中にユーザーがいるBROMPTON.
今日の様な催しに参加すると,愛される理由がよくわかる.
老若男女問わず,みんな楽しそう.

そして案の定「T」と「G」が気にな...ヤバイ.

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その1)

2025/9/27 Sat

時には星の下にて

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晴れ.温度:21 ℃,湿度:56%,体感温度:22 ℃,風速:13.0 km/時,風向:WNW

本ブログでも度々登場する”BROMPTONマイスター”O西さんを誘い,秀岳荘(白石店)主催の「BROMPTONミーティング北海道」に初参加した.

毎年道内各地,場所を変えて開催.
今年で第21回となる知る人ぞ知る歴史あるイベントである.

ルート変更【かなやま湖】BMH/ブロンプトンミーティング北海道2025のお知らせ

今年は南富良野の「かなやま湖」が会場.

自宅からは約90km.
日帰りで十分往復可能な距離だが,せっかくなので前日入りしてキャンプすることにした.

現地のかなやま湖畔キャンプ場は,昨年のGWに息子と利用したことがある.

2024年のGW総括!

ロケーション最高かつ入浴施設も併設.
フリーサイトの利用料金はそこそこ(大人1名¥1,000)

気になる点としては,湖に向かって傾斜している土地なので,テント設営に適した平地を探すのが大変なこと.
就寝時のカラダの傾きが気にならない人は無問題.

土曜日の朝.
BROMPTONとキャンプ用具一式をハスラーに積み込む.

途中,富良野にてラーメン.美味し.

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食事中,O西さんに連絡.

「今,富良野でラーメン中です.O西さんのロンリーナイトを邪魔したいので,隣にテントを張ってもよいですか? ダヒャダヒャ」

と,一応お伺いをたてる.

だってさぁ,O西さんも久々のキャンプらしいしぃ,元々は山屋さんだしぃ,ひとりテントでウィスキーちびちび系かもしれへんやんかー(偏見).

ここは大人のマナーとして要確認である(文体がおかしい)

まぁ,特に気を遣う必要はなく,なんとなーく「15時頃現地集合.サイト探し」で話がついた.

で,なんだかんだでKazchariは13時過ぎに現着.
O西さん到着前に買い出しライドを済ませましょう.

早速BROをセットアップ.

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キャンプ用具をどれほど積もうが,BROならスキマに収納できる.
管理棟にて受付を終える.

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もちろん明日の「ミーティング」は受付の人もご存じだった.

さて,今から向かうのは10kmほど離れた幾寅の市街地.

ほぼ湖岸沿いを走る平坦道.
レーパンもジャージもなし.
ここに来たまんまのTシャツ,半パンで走る(メットはかぶりますよ)
この上なくベストな気温で,涼しくて汗もほとんどかかない.

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あっという間に10km走破.
買い出し前に映画『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)のロケ地である「幌舞駅」=「幾寅駅」の見学でもしますか.

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鉄道員(ぽっぽや)

うちのヨメさんが健さんの大大ファンで,それこそ任侠映画時代の日本刀を握った大判ポスターを部屋に貼っている(とは言えヤクザ系は観たことがないらしい).この『鉄道員』も公開時,二人で劇場で観た.

旭川に引っ越した後,最初の冬に訪れたのがこのロケ地だった.

2005年3月20日撮影
2005年3月20日撮影

幾寅駅っつーか,根室本線富良野ー新得間は2024年に廃止.
今や汽車が走る風景を見ることはない.

撮影時のセットが今でも保存されている.

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展示館となっている駅舎内には入らず,主目的である買い出しへ.
幾寅にはセイコマもセブンもあるが,ここはホクレンショップでしょう.
安くて品揃え豊富.

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20%オフの見切り品を買いあさる.
それにしてもBROの積載能力にびっくり.
パック肉2,2リットルの水,缶チューハイ3,ポテチ,総菜パン,カップヌードル,アイスパックなどなど,これらの食材をフロントバッグに詰めても余裕.

ロードバイクで運べる量ではない.
しかし,BROの場合,バッグはメインフレーム直付けなので,走行中も恐ろしく安定しているのだ.

ホンマ,よくできている(空気抵抗は除く).
これで11月の四国一周時の安心感が上がった.

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15時に間に合わせるべく激コギ.
明日のイベントで通過するはずだった「鹿越大橋」は工事中.

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この橋は黄緑のペイントが美しく,下から見上げた構図が実に素晴らしい.

かなやま湖(閉鎖中)行ってきたライド

で,予定通り15時過ぎにキャンプ場帰還.
メールを送ると,O西さんは”思い出の”落合駅を散策中らしい.
「先にテントを張る場所を見つけといてください」との指令を受けた,

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「かなやま湖畔キャンプ場」は広大なものの,既述したように平地が少ない.
前回も良い場所を見つけるのにかなり苦労した.

Kazchariのキャンプ歴は40年ほどと長い.
その間,身に着けた良いテントサイトの条件として「平らであること」の他に,「駐車場から離れていること」「窪地でないこと」「トイレと炊事場の中間点」「ファミリーテントのそばは避ける」などがある.理由は...まぁ,想像つくわな.

しばしうろうろ.
そしてようやく理想の場所を見つけた.

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テントを張って中で横になる.OKだ.
より快適な寝床にするため,コットエアマットを設置.

作業中,O西さんも到着.
予定通り隣にテント設営.山屋さんらしい超軽量の「GORE LIGHT」だった.
雪山以外で地面の上に張るのは久しぶりとのこと.さすがである.

O西さんもBROをテント脇に駐輪.通りかかった明日の参加者に声をかけられる.うむ.やはり何名かはこのキャンプ場に泊まっているようだ.

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入浴センターは小規模.混む前に行くのが正解(¥500)
さすがにサウナは設置されていないが,それは仕方がない.

風呂あがり,O西さんは肉の追加購入のためクルマで幾寅へ.
Kazchariはキッチンの準備,と言っても普段から家で使っているコンロを用意するだけだが.

O西さんが戻ったので,さっそく乾杯.
飯は炊くのと後始末が面倒なのでパック飯を温める.
白米どころかパック飯ですらいつの間にか値段が上がっていてびっくり.

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今さら目隠しに意味があるのかないのかはさておき,酒が進む.
アテは各種「味付き焼肉」を「もやし」と炒めるだけ.
だが,これだけで実に美味いのだ.

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食べ過ぎて,飲み過ぎて,話し過ぎて,笑い過ぎて,写真撮り忘れ.
気が付いた時には,〆の「ホルモン焼き」しか残っていなかった.
味付きではあるが,追加で魔法のアウトドアスパイスである「ほりにし」も投入.

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美味さ100倍.
まぁ,キャンプ飯は何食べてもたいてい美味い.

思えば,ここ数年はソロ,もしくは家族キャンプばかりだった.
かつてオートバイで日本中を回っていた頃は,キャンプサイトで偶然隣りになったライダー他と,よく一夜限りの宴会したものだった.

今回,初対面ではないないものの,同年代かつ同趣味であるO西さんと飲んで騒いで”あの頃”の感覚が蘇った.

それに...やはり,キャンプは良い.
たまには土の上,星の下で食べて寝ないと魂が干からびてしまう気がする.

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ただし,9月末の北海道の夜はかなり冷え込む.
ある程度予測していたので,ダウンジャケット長靴を持参してきたが,さすがに氷入りのチューハイだとカラダが震える(アル中ではありません)

そこで登場するのが,O西さんが持ってきたワインを暖めた「ホットワイン」

先にチューハイを飲んでいるので,いわゆるチャンポン.
翌日の頭痛を始めとする二日酔いが心配だったが,ホットにしたことでアルコールがとび,ぶどうジュース化.
特に無問題.新たな知見だ.

何か気持ちくなって,もはや明日のミーティングはどうでもいいような...(おいおい)

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既にかなり酔っているので,対象も構図もめちゃくちゃな本日最後の一枚.
キャンプ場のマナー的に21時前には宴会終了.
歯を磨いてトレイに行く.

ランタンの光が届かない場所で空を見上げると満天の星.
明日も晴れそうだ.

(その2)に続く.