2025/5/2 Fri
風に負ける

曇り.温度:16 ℃,湿度:52%,体感温度:12 ℃,風速:16.8 km/時,風向:S
天気が良い.
ここはロードバイクでかっ飛ばしたいトコロ.
EMONDAに取り付けた”うねうねホイール”こと「ELITE HELIX」.
見た目通りの平坦番長だがハイトが高い分,横風には非常に弱い.
橋上や雑木林を抜けた後,ヒヤッとする場面ありあり.
今日のような風の強い日はキケン.
ゆえに安全を考慮してEMONDAはやんぴ(貧弱,貧弱ぅ!)
そういや,うちの子で最近乗ってないのは...MTBのEPICだ!
そして,カミヒルだ!
もちろん荒れた道,グラベルをつないで美瑛方面へGo!

滅多に通らない汽車(ディーゼル)なので,つい撮影.

河川敷ダートを激走.
雑草が少ない今が一番走りやすい時期かも.

旭川周辺では桜の前に土筆がピーク.
その昔は「卵とじ」でよく食していた.
さすがに今はなぁ...(排ガスや土壌汚染が気になる)
聖台ダム公園の公衆トイレへ.

室内および外壁全面に人面(?)カメムシ.超臭え.

聖台公園と言えば桜の名所である.
開花にはまだ早かった.

そして日本らしからぬ開けたグラベルへ.
MTB,ヒャッハーロードである.


何か寄り道ばかりしている気もするが,ようやく青い池-白金温泉まで通じるサイクリングロードに到着.

本来なら快走ゾーンであるが,あいにくの強向かい風.
下手すると10km/h以下となる.
脳内を修行モードに切り替える.
今日のこの日を乗り越えればKazchariはさらに強くなる!(どこを目指しているのだ?)
前方にロードに乗ったお仲間発見.
写真撮影のためか停車中.
一声かけて抜く.
しばらく先行するが,すぐに追いつかれてしまう.
やはりMTBで向かい風はキツイぜ.
親切にも「風,強いですね~ 引きますよ~」とのお申し出.
ありがたく後ろにつかせてもらう.
しかし,そこはKazchari,上りになると坂道スイッチon!
スピードの落ちた先行者に「すいません,先行きます」とパス(嫌なヤツ).
まぁ,言い訳するなら,この坂を超えた先でグラベルへの分岐点があるのだ.

グラベルヒャッハーしていると,並走する舗装路を先ほどのローディが奇異な目を向けつつ走り去っていった...グラベルはいいぞぉ.
で,サイクリングロードの終点は言わずもがなの「青い池」.
いつもの場所で撮影.
一応平日のせいか,観光客は少な目.

いよいよヒルクライム開始.
4/24に開いたばかりのゲートを通過して望岳台を目指す.
晴天である.雄大な景色が期待できそう.

いつも通りに呼気2回,吸気1回のリズムで淡々と登る.
てっきり先ほどのローディさんも同じルートと思い込んでいたが,最後まで会わなかった.

最後の14%越えの激坂をクリアして望岳台着.
やはりロードよりもかなりタイム落ちるな(そらそーだ).

上の2枚,同じような風景だが違う場所.
構図のバリエーションを考えねば.
いずれにせよ,雪がスゴい.
そして...風もスゴい.
EPICを壁に立てかけておくのも,倒れそうで怖い.
おまけに標高のせいで寒い.
これはデ,デスゾーン!?
ジレを着て補給しながら考えた.
「このままカミヒルして,ダウンヒルしてカミフ側に下りる? アカン,耐えられん...」
つーことで,このまま美瑛側への撤退(同じ道)に決定.
やはり自然は正直.
道の駅付近まで下りるとだいぶ暖かくなってきた.
そして,行きが向かい風だったということは...帰りはご褒美追い風だぁ!

前からは観光客?なのか,風に負けてママチャリを押し歩きしている人も.

さて,この看板の手前の橋を曲がると例の農道に行くのだが,腹が減ったので今日はヤメ.
直進して美瑛のセイコマへ.
昼食タイム.「ガラナとかつ丼」という定番セット.

駐輪場所はいつもここ.

いやあ,うちのEPICかっこええわぁ~
完成形の美しさがある.
誰かが,MTBはこれ以上,進化しないとか言ってたけど.
MTBはスマホと同様にこれ以上大幅な進化を遂げることはないという説 ピークは2015年か2020年頃だった?

帰路に就く.
仕上げの河川敷グラベル.
砕石のサイズが大きくて荒れ気味.
暴れる車体を腕で押さえつける.
鎖骨骨折以来,上肢の筋トレが不十分.明らかに弱っている...

今日のグラベルも終わりが近い.
走って,登って,走っての充実のライド日.
そして5月の11日には,初のMTBレースに参戦予定.
なんとソロの4時間耐久である.
全く未知の世界.
トイレとか補給どうすんのやろ?
何よりMTBレース独自の(暗黙の)ルールとかマナーがよくわからん.
ああ,余計なことをやらかして,怒鳴られる未来が見える...
つーことで,がんばれEPIC&Kazchari!
やれやれだぜ.