EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

2025/4/6 Sun

トラブルの果てに

iPhone15 Pro

曇り.温度:7 ℃,湿度:60%,体感温度:8 ℃,風速:4.4 km/時,風向:S

すっきりしない天候を理由に引き伸ばしていたEMONDA+Newホイールライド
いよいよ決行の日が来た.

そのホイールは「EliteWheels Drive Helix 57D CS」

Drive Helix 57D CS

リムが波形,いわゆる流行りのウネウネ
一世を風靡した同メーカーの軽量ホイール「Drive 40D」と違って各種レビュー少な目.
インフルエンサーにあんまりバラまかなかったのかなぁ...(おっと)

さて,いつも通りの6時に起床.
朝食を済ませ,出発の準備.

EMONDAを玄関まで降ろす.
定番のGP5000は空気圧を5BARにセット.
最近は少しずつ低めにしている.

まだ気温はヒトケタ.
お気に入りの「おたふくインナー」にdhbジャケット.

起毛タイツに長指グローブ.

足元は久々にクリートのロードシューズだ.
寒さ対策のためトゥカバーをかぶせてと...あれ,棚にない.どこにやった?

前シーズン終了時にどこかへしまったようだが...探し回ること約30分.
なぜか倉庫内の収納棚にオートバイ用品と一緒に片付けていた.
何してんのやら...

出発が遅れてしまった.
さぁ,いくぜ.
サイコンのスタートボタンを押し,右足のクリートをはめるために,ペダルを少し逆回し.

ガチャ.

えっ? なぜかハブが回転せず,チェーンがたわむ.
前方,つまり踏み込む方向には普通に回ってトルクがかかる.
少し走ってみる.
ギアチェンジにラグがある.
そして,走行中もペダルを逆回転すると,やはりチェーンがたわんでステーに接触.

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「こりゃあかんわ」と一旦帰宅する.
ネットで原因を調べるが,よくわからない.
テンショナーの破損? 調整ミス? 考えたくないがハブの初期不良?

灰色の脳細胞を働かせる.

いきつけの自転車屋さんへ持って行く?
いや,春先の忙しい時期に社外販売パーツの持ち込みなんて,迷惑この上ない.
しかもこいつは「Drive Helix Evolution Hubs」という独自機構なのだ.

このホイールはEliteWheelsの正規取り扱い店であるトライクルさんで購入した.
メールで問い合わせ? 送り返して見てもらう? うわっどっちも面倒だ.
何より,今日のライドはどうする?

やっちまったか?

いや,ここは冷静に原因を考えてみよう.
ハブそのものをいじる技術も根性もないので,とりあえず新品のリアスプロケットを一旦取り外す.
そして,元々のホイールである「BONTRAGER AEOLUS RSL37」に付けていたスプロケと交換してみる.

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せっかく外したのでついでに清掃.
黒いスペーサーの位置,間違えないように.

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で,HELIXに再度装着し試走してみる.
すると...なんという事でしょう!
普通に逆回転できるし,チェンジする際のたわみもない.

そして,新品のスプロケは「RSL」に取り付ける.
試走すると,こちらも問題なし.

これらの事象から導き出される答えは...スプロケの取り付けミスか? 組み合わせがズレたまま固定してしまったのかも?

なんだか知らんが,とにかくよし.

作業1時間のデッドリーミスだが,これで走りには行ける.
心なしか,前輪のディスクブレーキから異音がするけど(伏線)

向かうは昨日BROMPTONで走行確認済みの忠別川サイクリングロード.
そして勝手知ったるダムへ駆け上がるルート.

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先ほどのトラブルもあり,スタート後もしばらくは恐る恐る乗っていたが,徐々にインプレする余裕が出て来た.

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まず,外見.
これはもう,文句なくかっこいい.
単に波形というわけではなく,横方向の厚みもある.

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少しミャクミャクっぽい(そうか).
そうそう,何かと悪評の大阪万博だが,ミャクミャクのデザインは割と好きだったりする.

2025大阪・関西万博のロゴマークッ!

もう一つの特徴は軽量・高剛性がウリのカーボンスポーク
見た目や触った感じはほぼ金属.
平たいゆえに,手持ちのスピードセンサーを装着できないが,GPS計測で対応.

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「DRIVE」ロゴも,「D」シリーズと異なり「HELIX」の方がデザイン性アップ.
ゴールドの斜線もかっこいい.
注文時はブラックにしたが,途中で変更を申し出た.正解だった.

製造・販売元が増えて性能と耐久性がアップ,ついでに値段がこなれてきたTPUチューブ.
ここは信頼のPanaracerのムラサキ.

バルブ長85mmを選んだが,飛び出し具合からすると65mmでもいけそう.
思えば,最初期のオレンジ色の憎いヤツ,Tubolitoは高くて空気抜けが早くてパンクしやすかった.隔世の感.

『Tubolito』の修理

次は走り.
カーボンスポーク+TPUのせいか,見た目より軽い.
計測こそしていないが,手に持った感じ,ブチルの「RSL」とほぼ変わらない.

ただし乗り心地はガチガチ.
路面の荒れを拾いやすい.

もちろん平坦,無風もしくは順風だと速い速い.
踏んだら踏んだだけ進む.
期待通りだ.

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さてヒルクラ
確実に重さを感じる.
ダンシングもやりにくいっつーか,リズムに乗せにくい.

もちろん一番の問題はエンジン,つまりKazchari側にある.
ZWIFTにしろ,外ライドにしろ,最近,緩い走りしかできなかったためか完全に脚が鈍っておる.
大腿四頭筋の売り切れが早い.
もっと脚を育てないと,ホイールの素性の良さに負けてしまう.

そして...「RSL37」に比べると明らかに横風に弱い.
ウネウネが横風をいなすみたいな宣伝もしていたはずだが,それは大げさ.

まぁ,これらの気になる点を凌駕するカッコよさがあるので,とにかくヨシ(しつこい)

つーことで,東川町到着.
ダムへの最短距離を外れてクルマの少ない裏道へ.

この頃から,本日2番目のトラブルが気になり始める.
それはフロントディスクローターの音鳴り.

ディスクブレーキの特徴として,ローターに汚れがついたり,雨で濡れていたりすると,ブレーキをかける度に「キ~!!」と絶叫音が鳴りひびく.
しばらくすると鳴りやむこともあるが,消えない場合はクリーナーで洗浄が必要.

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今回も出発前にさっと塗布.
しばらくは静かだったものの,効果が切れたのか,ブレーキ周辺から「シュッシュキィィィ~」となんとも言えない音が連続で聞こえてくる.
困ったことにブレーキレバーを握る,握らない関係なしである.

「ブレーキパッドのあたりが悪い? いわゆる片効き? しばらく走っていれば調整されて消えるっショ!」

...と気楽に考えていた時期がKazchariにもありました.
20kmほど走行するも全く変化なし.むしろヒドくなっている.
そのキィキィ音がストレス.

いいや,限界だ.治すね!

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つーことで,人気のない山間部でオペ(修理)を敢行する.
早速ネットに接続し,Google先生に対処法を相談.
ブレーキパッドの片効きを調整するには...

「キャリパー調整用マウントのネジを緩めて,ブレーキレバーを握ればヨシ」

とあったので早速実行.

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LEZYNの携帯工具が形状的に使いにくかったが,なんとかネジを回せた.
レバーを握る.
この方法で大正解.
見事にキャリパーの位置が調整されて音が消えた.

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異音がしないことがこれほど気持ちよいとは.

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ところで...ここはどこだ?
夏も走ったことがない未知の道.
山奥まで緩斜面が続いている.

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行けるところまで行くつもりだったが,路面が徐々に荒れて来る.
いつグラベルに変わってもおかしくない.
そろそろ凍結が心配.

ファットTopstoneではないのだ.
ここまでにして引き返しますか.安全第一.

ようやく,本来の目的地であるダム方面に進む.

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すぐにセグメント開始.
既に脚がかなり疲れているが,少し踏んでみる.

あー着いた.

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それにしても...全然登れなくなっている.
骨折による冬場の走り込み不足を如実に感じる.
ZWIFTをだらだら漕いでるだけじゃあかんかったか.
心肺機能より,脚の売り切れが何しろ早い.
ランジ,スクワットの下肢トレが重要.

そして,モチベのためにヒルクラ大会へエントリー.
やはり,今年はカミヒルデビューか.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

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ダウンヒル開始.
それほど寒くない.

昨日のリバースルートで,美瑛町に向かう.
鯉のぼりの小学校を通過.

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遅い昼飯はいつものセイコマで.
ワイヤーチェーンでフェンスとつなぐ.

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店内にいる間,強風が吹いたのかいつの間にかEMONDAが転倒.
幸いにも,ワイヤーのおかげで宙づり状態になっていた.
今日はピンチがぎりぎりで回避されるイベントが多い日だ.

ライド中はおすすめできないザンギ弁当.美味し.

さて,帰りますか.

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美瑛の丘を走行中,ちょうど背中から太陽があたる,つまり正面の道に自分のシルエットが映る時間になった

明らかに乗車姿勢が崩れている.
元々,右肩がやや上がっているアンバランスな体形ではあるのだが,目の前のシルエットはなぜか左より右肩が下がっている.
意識して上げないと,左右の高さが均一にならない.
これは骨折後の固定期間が長かったことによる筋力低下なのか?

先ほど「ダンシングがしにくい」という感想を書いたが,もしかしてケガの前とは異なる姿勢の影響?(こじつけ)

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自宅まで残り10kmほど.
いつものお気に入りスポットで撮影.

補給ミスなのか,ここにきて猛烈に腹が減って来た.
少しふらつく.脚に力が入らない.
筋力だけでなく代謝機能も落ちているのか?
イデのなさしめる業だというのか?
ジェルは持参しているが,ええい,このまま帰ってしまおう!

無事帰宅.
シャワー前に洗車.
この季節のライド,フェンダー付きのBROMPTONと異なり,やはりEMONDAは汚れやすいっつーか,汚れが気になる.

「そういや昨日サウナ行ってねーや」と『花神楽』へ.
やはり週一はサ活しないと,休んだ気がしない.

蒸されながら考えた.

ようやくロードシーズン(も)in.
ゆるポタ専科にはまだ早い.
今年も記録を更新したい.
調子を取り戻すためには追い込むだけでなく,計画的に負荷とレストのバランスを取らなあかんね.

それにしても...トラブルとその解決が連続.
やたら充実したライド日だった.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

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曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

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路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

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ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

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てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

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今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

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やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

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なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

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もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

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試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

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いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

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だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

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この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

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甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

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途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

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季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

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つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17

新型Topstoneの発表~高いが高い

2025/4/4 Fri

どうなるグラベルロード

iPhone15 pro 2024年10月20日撮影

cannondaleからTopstoneシリーズ2025年モデルの発表があった.

Topstone carbon

やはり自分が所有するチャリの新型は気になる.
旧モデルとの細かな変更点は以下の動画に詳しい.

ちなみに動画に出演されているSさんとは,昨年の「NISEKO GRAVEL」で少しだけご一緒した.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

さて,新しいTopstone,何に驚くって,まず,その価格である.
通常フロントフォークの「Topstone Carbon3 GRX」でさえ57万円

そして,シリーズ最大のウリであるLeftyモデルがハイエンド一択「Topstone Carbon1 Lefty AXS」だけになってしまった.
その価格,なんと1,135,000円!

Kazchariの「Carbon2 Lefty」(2022)は55万.
これでも高いっちゃあ高いけど,新型の値段はシャレにならん.
輸入品恐るべし.
マジで欲しい時に買わないとますます買えなくなる.

もう一つの残念ポイントと言えば,cannondaleロゴが“普通”になってしまったこと.
「ダウンチューブにデカデカとデカール表示」がほとんどの中,うちのTopstoneはトップチューブに控えめサイズの立体ロゴ.実におシャである.

一方,細かなジオメトリの変更やケーブルの取り回しはさておき,Leftyのサスストロークが10mm伸びたのは素直にうらやましい.
もちろん,それだけでは買い替える理由にはならん(当たり前).

思えば,2024年はオフロード走行率が高かった.
挙句の果てには,これまで手を出してこなかったMTBまで購入.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

Specializedには「S-WORKS」という泣く子も黙る最上級モデルがあるが,それに次ぐグレード.
フルカーボン+フルサス+電動コンポで,ゆっくり走ることは許されない仕様(思い込み).
グラベル爆速(ダウンヒル除く)
さらにはハンドルもカーボンに換装し,その軽さゆえに舗装路も意外に速かったりする.もはやオールラウンダー.

そう,こいつのおかげで,我がTopstoneの立ち位置が微妙になってしまった.
“いらない子”というわけではないが,使い道がなぁ.

2年連続参加している「NISEKO GRAVEL」にはなぜかグラベルロードで出ないとイカン,みたいな雰囲気もあるけど,今年は所用で不参加の予定.

そこで考えた.
所有車のうち,主にブルベで使用しているのが2019年モデルの「TREK DOMANE SLR7」
カテゴリはエンデュランスロードである.
長めのホイールベースに前後isoスピードと快適性に振っている.

それでいて現行モデルより軽量なのでヒルクライムもイケる万能マシンである.
こいつで数々のブルベやヒルクラ大会に参加してきた.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さらにZWIFTマシンも兼ねているため,走行距離は68,400kmを越えている.
既に購入6年.
現状,どこかに不具合があるわけではないが,フレーム寿命という言葉が頭をよぎる.

そこで考えた.

Topstoneにスリックタイヤをはかせて,ブルベマシン化するのはどうだろうか?
実際に200,300ブルベは経験済み.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その0)

2024BRM429日高門別200

まずポジションがいい.
前後サスもちゃんと仕事している.

問題は...ガチガチのオフロードタイヤ.
ブロックなので転がり抵抗が半端ない.
実際の「×1.5倍」の距離を走っている気分.

タイヤを換装すれば良かったでは?という意見もあったが面倒だった.
で,やっかいなことにフロントLeftyなので,予備ホイールも(簡単に)用意できないのだ.

そやね,何事もやってみなければ始まらない.
タイヤ交換,試してみる?

やはり信頼と実績のPanaracer「GRAVEL KING」から選びたい.
”グラキン”は種類が豊富だが,ブルベに使うならスリックのこいつか?

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 各サイズ 通常/耐パンク/軽量モデル

耐パンク強化の40cあたりかなぁ...

この計画は,当然その先を見据えている.
そう,「納沙布1200」である.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

現状は信頼と実績のDOMANEをチョイスする予定だが,スリックタイヤを履かせたTopstoneなら悪くないかも.

ポジションや振動吸収性が優れているのはもちろんのこと,コンポは電動じゃないので充電の心配要素を1つ減らせる.
サドルを「セラアナトミカ」,TTバーを装着.
重量はあるけど,ドロップバッグ・サービスがあるので,携行荷物もそんなに要らんしな.

うむ.これは考える余地ありそう.

ファットな油断してたらガチ吹雪にヤラれたライド

2025/3/30 Sun

零下5℃の闘い

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曇り.温度:3 ℃,湿度:43%,体感温度:-5 ℃,風速:21.1 km/時,風向:SSE

昨夜は21時という超早い時間にベッドに入ったものの,夜中に2度ほど覚醒してしまった.
トイレのせいである.年だねぇ.
その度,眠りにつきなおす.

いつもの起床時間=6時になった.
早めに起きれたら,クルマで南方遠征ライド計画...は見事に崩壊.

そして外を見ると,曇天かつ強風.
昨日と変わらぬバッド・コンディション.
天気に文句を言っても仕方がないが,モチベが全然あがらない.

うだうだと朝食.
そして『ゴジュウジャー』を視聴したり,部屋の掃除をしているうちに10時を越えた.

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』~帰ってきた邪道

さて,その『ゴジュウジャー』
面白いことは面白いのだが,まだ話の軸が見えてこない.
意味のありそで,なさそなカオスが継続中.
とりあえず「家族」がテーマなのか?
説明不足のまま話が展開している.
しかも『ドンブラ』ほど謎に訴求性がない.

YouTubeで配信中の『ギンガマン』と比較して思うのだが,最近の戦隊はメイン層であるキッズが活躍する回が少ない.
クセの強い大人同士がワチャワチャしているだけで,教育番組としての体をなしていないような...誰が対象なのだろうか?

とまぁ,そんなことを考えている間も,外の天気は晴れたり曇ったりと全く安定しない.
風が強い.電線が豪快に揺れている.

このまま家ですごす?
そんなのは嫌だ.
半分意地で出かけることにする.
きっと,出かければいいことあるはず.

となると,今日もファットの出番.
良いように考えればこいつでライドするのも,今だけかもしれん.

今日も特に目的地を決めていない.
昨日とは逆方向で,かつ知らない道をたどりつつ進もう.

まずは住宅街をライド.
風の影響が少なくて良し.
なんとなく「三浦綾子文学館」方面へ.

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かなり以前に入館した記憶がある.
代表作『氷点』は読んだものの,特にファンと言うわけではない.
昔からクリスチャン系の文学は好みに合わない.

逆に西洋人でありながら『シッダールダ』をはじめとして,東洋思想に傾倒していたヘルマン・ヘッセは出会えてよかった作家の一人だ.ココロの大恩人である.

記念館の敷地を抜けると堤防のサイクリングロードにつながる(チャリは降りて押しましょう).さすがに雪のためにまだ通れそうにない.

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一旦引き返して別のルートを散策.

住宅街なのに空き家が目立つ.
もはや廃墟化している家も散見.
少子化,人口減少,少産多死...いろいろ言い方はあれど,明らかに日本の縮小を感じる.
Kazchariの自宅周辺も若い人が減って,高齢者の住民ばかりになった.
もうじき「オマエモナー」の声が聞こえてきそうだが.

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さて,堤防の道に上る場所をようやく発見.
半分は雪に覆われているが,走れないことはない.
まるで昨日のデジャブだが,天気は昨日の方が良かった.

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しばらく走って国道12号(新道)を横断.
幌加内方面へ向かってみる.
味わい深いJR伊納駅(2021年廃駅)をとりあえずのゴールにしますか.

雪でぶつ切れのサイクリングロードを進む.
人の姿はない.
停車しているジムニーが見える.釣り人か.

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それしても曇天中の曇天.
海外高級ウェア「Rapha」の広告にありそうな英国のカントリーサイドを走っている感.

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結局,雪に覆われてしまったのか,伊納駅は発見できず,サイクリングロードの通行止めゲートでストップ.

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旭川市,ここから神居古潭への道はもう開通させる気はないようだ.

旭川サイクリングロード通行止め概要

あー,昔,走っとけばよかった.
そう,鉄道同様,道は生物.
いつか突然走れなくなる日が来る.
少し旧道マニアな気分.

さて,ここでUターン,と言いつつ登ってみる.

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あーなんか昔走ったな.
結構な高台まで続く道だったはず.
もう少し雪解けが進めばこの先のグラベルも開通するだろう.

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閉鎖中(?)の青少年の家を通過.
物々しい雰囲気漂うトンネル.

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中央部が,がっつり凍結中.
突っ込んだら落車間違いなし.

後は国道12号に出て,雨紛方面へのルートを取る.

この頃からだ.

明らかに雪が激しくなってきた.
サングラスに雪がはりついて視界不良.
ファットやウェアに着いた雪も全然融けない.
さらには向かい風.

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幸い,気温の低下はそれほどでもない(体感気温はマイナスだが)
昨日も書いたが「おたふくインナー」がいい仕事をする.

とは言え,長袖グローブの指先が冷たく,感覚がなくなってきた.
インナーグローブを装着.

こいつも素晴らしい商品だ.

すっと向かい風の中の走行は辛い.
ここはシングル・エシュロンで,ジグザグにルートを取りながら自宅に近づくことにする.
少しだけ神楽岡公園に寄ってみる.

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ようやく帰宅.

シャワー後はインスタントラーメン.
冷蔵庫にあったウインナーを炒め,目玉焼きをのせる.
水菜もあったのできざむ.
これで少しは栄養になる?

外を見ると真っ白.
正に吹雪.

こんな時には...“サ活”でしょう!
今日はローテーションで「花神楽」
残念なことに「4月から50円値上げで¥750」のお知らせ.
ますます生活サバイバル感が増してきた日本である.

先日読了した『天路の旅人』の余韻が覚め止まぬ中,夕食はインド・ネパール系のメシが食いたくなった.

旭川に点在するネパールカリー店の1つに行く.
チキンカリーとナンのセットを頼んだが,この最安の組み合わせでも今や¥1,400である.
いやホンマ,外食が贅沢品になってきたなぁ.

それでも半年に1回ぐらいの割合でカリーが食べたくなる.
あるあるな話だが,インド現地のカリーはクセが強すぎて,あまりおいしいと思うことがなかった.
それに...よく腹を壊した.
日本人の貧弱な胃には色々と刺激が強すぎたかもしれん.

面白いことに日本滞在経験がある現地人から「ニホンノカレーノホウガオイシイネ」という声をよく聞いた.

さて,食べ終わったので退去しようとしたが,「マダ,デザートノアイスガリマス」と引き留められる.お口直しにちょうど良い.

つーことで,一気に真冬に逆戻りライドも無事終了.
これはあれかな,骨折のせいで冬に全然乗れなかったKazchariへの天からのサービスかな.
そういうことにしましょう.

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ファットなまだまだ雪遊びライド

2025/3/29 Sat

ハズレ週末

iPhone15 Pro

曇り.温度:3 ℃,湿度:47%,体感温度:-5 ℃,風速:22.3 km/時,風向:W

本日,いよいよ娘が旅立つ.

思えば,幼少期より遊んでいた娘の友達も,高校を卒業すると,みな旭川を離れて札幌や首都圏,関西圏に進学していく.
田舎,もしくは地方都市に住む最大のデメリットは教育環境が貧弱であること.
選択肢があまりに少ない.

初めての経験ゆえ,たびたび「不安」を口にしているが,一人暮らしほど人を成長させるものはない.
自炊が苦手な我が娘.
ともあれ,ちゃんとしたモノ食えよ.

そんなわけで娘を見送った後,今度は息子を冬期講習中の塾まで届ける.
うちの息子,算数や理科は割と得意だが,なぜだか漢字が壊滅的.
まぁ,あんな複雑怪奇かつ,しかも読み方無限大の文字を覚える方がどうかしているかもしれん.

帰宅後はライドの準備.

雪が融け,やや暖かくなってきたので,通常であればロード練の開始時期.
既にBROMPTONは試乗済みだが,本格的なライドはEMONDAから.

BROMPTONライフ始まる~こいつ,走るぞ!

NEWアイテム「DRIVE HELIX 57D」を装着.
おお,これはむっちゃかっこええ.ウネウネがたまらん.
もちろんDi2パワーメーターのバッテリーも充電.
いつでも走れるぜ!

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実はこの後,ヨメさんと息子は外泊で留守となる予定.
つまり,週末はKazchari一人となるため,苫小牧や室蘭あたりのビジホに泊まって,翌日曜日に周辺ライドを楽しもうと画策していたが...北海道全域,天気予報はどこも最悪.
風が強い上に気温も低い.あまつさえ雪マークである.
これではガソリン代,宿代をかけて遠征する意味がない.

「旅立つなら晴れた日に胸を張って」と,布施明も言っている.

と,素直に計画変更.
こういう時にはコケても安心,質実剛健のファットだねぇ.

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特に目的地は決めずぶらぶらと.
まずは馴染の川沿いサイクリングロードをゆるポタ.

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やはり雪が残る.
日当たりの差なのか,川の両岸で雪の量が異なる.
既に乾燥路でスムーズに走れる時もあれば,まだザクザク,もしくは路肩の土部分ならなんとか,などバリエーション豊か.これは楽しい.

...と,言いたいところだが,何しろ風が強い.
サイドスタンド付きのファットがあおられて,スタンド側に倒れるほど.

にしても今季から導入のおたふくのインナーが超快適.

これまで「FineTrack」「ミレーのあみあみ」など吸汗速乾をうたうインナーを利用してきたが,そのどれよりも素晴らしい.
マジで汗かかない,かつ温かい.
少しハイネック気味なのも冬ライドに最適.
来季の活躍にも期待.

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さて,風は強いものの追い風基調.
もちろん,これは甘い罠である.
行きが追い風ということは...帰りは(向かい風)地獄が待っている.

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東川の通称「クラフト街道」へ.
移住者の方々のおしゃれな家(or 別荘)やカフェが並ぶ.
その横を鼻水たらしながら,ピチピチウェアで走るおっさん.
これがいいんです.

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そろそろ帰る時間.
進行方向を逆向きに.

想像はしていたが...マジで向かい風.
スピードメータの速度が下がる.時速10kmを切る
あーこれはあの時と同じだな.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

マインドをトレーニングモードに切り替える.
このクソ重いひと漕ぎひと漕ぎが,己の大腿四頭筋を肥大させ,心拍機能を高めるのだ.

大切なのは『真実に向かおうとする意志』である.

やがて迎えるその日をできるだけ先延ばしにする.
このゲームを楽しむべし.

ゾンビ走法を極めた頃,キトウシの森,入口に到達.

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走行ルート的に向かい風が,右斜め前方からの風に変わった.
労力は対して変わらん.

帰りは行きと対岸のサイクリングロードにトライ.
こちらも乾燥と残雪が交互に現れる.

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土の部分,つまりギリギリを攻めるが,これ転倒したら鎖骨,まだヤバいよな...と冷静に.
はい,無理しない無理しない.
公道にチェッカーフラッグは存在しないのだ.

サイクリングロードのラストは正に雪原.さすがファットだ,なんともないぜ!

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腹が減ったが外食は高くつく.
コンビニは寒い(イートイン,復活せんかなぁ)
リュックに補給食はあれど,家まで我慢する.

帰宅後,速攻でポテチの袋を開け,プロテインを流し込む.
いいのか? この食べ方.
シャワーも暖かいぜ.

ウェアを洗濯機に放り込み,”サ活”へ.
厳しいライド後のサウナは最高の組み合わせである.
先ほど,旭川の教育環境は...と書いたが,人口が少ないので,週末でもサウナや映画館がガラ空きなのが本当にありがたい.
要は若者ではなくおっさん向けの町かもしれんなぁ.

夕食は“みんな大好き”「かつや」へ.
今月の限定メニューは「ホルモン焼うどんとチキンカツの盛り合わせ定食」という,関西人もびっくりの炭水化物セット.

うちの家族はなぜか「かつや」嫌いなので,Kazchariはいつも1人で来店.
食べ終わる頃に気付いたのだが,何か物足りない.
そう,壺に入った「かつや特製たくあん」を取り忘れていた.
たまたま座ったカウンター席に置いていなかったので気付くのに遅れた.

この「たくあん」,Kazchariの大好物なのだ.
わずかに残ったごはんとともに,横の席からぶんどった「たくあん」を多めに取り,フィニッシュ.
それにしても,物価高の中,コスパ最高の「かつや」の存在は実にありがたい.

そういやアプリの宣伝をやたらしていたのでのインストール.
アプリ経由でお持ち帰りの予約などができるようだが,それより¥100引きクーポンが実装!
これって,紙のクーポンの期限切れリスクがなくなったということ? 素晴らしい.

誰もいない家に戻る.
急激に眠気が襲ってきたため,なんと,21時にベッドに入る.
疲れているなぁ.

明日,もし,めっちゃ朝早くに起きれて,道路に雪がなくて,天気予報も晴れだったら,遠出して新生EMONDAの走りを楽しむんだ...ムニャムニャ

タイでとんでもないモンキーが発売!

2025/3/26 Wed

ウインガル・ジー

2022年3月30日撮影

久々にオートバイの話題.

Kazchariの現在の愛車は2021年に購入したHONDA『モンキー125』の初代モデル(JB02).ABSなし4速の青猿である.

モンキー125,納車!

そのスタイルに一目ぼれ.
20年近く乗っていた『XR-BAJA』(250cc)を下取りに出して購入した.
プラス¥28万ほど払ったっけ.

まぁ,ちょうど新コロ禍のせいで,毎年の恒例行事だった海外ダイビング旅に行けなくなり,その資金を回した,というのが一番の理由.

見た目以上にパワフルで,一般公道で加速に不満が出ることはない.
振動はそれなり(巨大ハンドルバーウェイトで対処)
そして驚異の燃費,リッター70km!

唯一のウィークポイントと言えば,やはりヘッドライトの暗さかな.
夜間走行は恐怖.
もちろん,OLIGHTのチャリ用3500ルーメンライドで対策済み.
基本,日中のツーリングで切り上げているけど.

さすがに冬の北海道を“オートバイ”で走る勇気はないので,今現在はガレージにて待機中.
既に走っているライダーも見かけるけどな.

さて,そんなKazchariモンキーだが,ご多分に漏れずあちこちカスタム.
品の良さと悪さの中間狙いのゴテゴテかげん(意味不明)で仕上げている.
2本出しのアップマフラーの形状とサウンドが非常に気に入っている.

そう.モンキーは50cc時代からカスタムのベース車として有名なのだ.
サードパーティから山ほどパーツが販売されている.

このパリダカ・カスタムなんてむっちゃ好み.

https://www.dirtfreak.co.jp/moto/gallery/custombike/monkey125.php

モンキーアフリカの外装パーツセットなんかもある.

このCB風もええな.

人気のホンダ「モンキー125」が大変身! 改造なしに名車「CB750F」風にカスタムできる!! 気になる各種パーツの出来栄えとは?

海外では特にタイでの人気がすさまじい.
つーか,モンキー125はそもそもタイ生産.

で,2025年.
そのタイのカスタム屋さんから,とんでもないモンキーが発売されるという情報が.

【限定車】60周年記念タイホンダ「モンキー125 スペシャルエディション」登場! クローム仕上げで全身まぶしいっ!

https://www.youtube.com/watch?v=TcepPfUtYoY

これはマジでかっこ良い.
形こそノーマルだが,シルバーメッキが“奇跡的に”上品にまとまっている.
60周年記念のロゴデザインも秀逸.

何より番驚いたのがその価格.
こいつがたった¥50万だそうな.

えっ? 高い?
そりゃ,125ccのオートバイとしては高額だが,うちの人力100%のBROMPTONと同価格だったりする.
「規模の経済」恐るべし.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

現在,日本での発売予定はないとのこと.
タイから個人輸入する猛者もいそうな一品やな.
何気にビンテージなヘルメットもナイス.

さて,このKazchari,チャリの方では「アガリの一台詐欺」をかましまくっているが,オートバイはどうなのだろう?

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

年齢を重ね,体力的に厳しくなってしまった時,先に降りるのはオートバイかチャリのどっちだ?
たぶんオートバイと思われるが,この銀ピカモンキーみたいに「グッ」と来るのが発売されたらどうする?
せっかくの大型二輪免許,最後の使いどころとなるか?

ふと思い出す.
これ欲しかったなぁ.

https://www.autoby.jp/_ct/17311958

ホンダ「CB1100Rコンセプト」(2007年)~忘れられないコンセプトモデルたち~【東京モーターショー2019直前特別企画 Vol.15】

理由は定かではないが,この「CB1100R」は幻(未発売)となってしまった.
実用性ガン無視だが,それが良い.
これと比べると,似たコンセプトの「HAWK11」のなんとブ...(※個人の感想です)

モンキーの購入直後は,その積載量の少なさゆえ,大型のツーリングバッグやサイドパニアも購入した.
もちろん,かつて「BAJA」で楽しんでいたキャンプツーリングをもくろんでいたためである.

だがしかし.

実際はクルマで移動し,夜になったら車中泊.
積んでいたチャリを降ろし,風光明媚な場所だけライド.
クルマに戻ったら着替えて,近くの温泉で“サ活”と食事.
そのまま帰宅するか,また車中泊...

現状,これが北海道旅のベストスタイルとなってしまった.
クルマだとチェアやコット,ランタンなどの快適装備詰み放題やしな.

制約の中の工夫が楽しめなくなってきているのか?
何よりオートバイは雨天時が辛い.

ホント,ライダー失格...なのか?

ファットな今シーズンラストのスノーライド

2025/3/23 Sun

トラウマなんて存在しないっ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:1 ℃,湿度:74%,体感温度:-5 ℃,風速:16.7 km/時,風向:NW

昨日に引き続き,今朝も降雪からスタート.
とは言え,出かけないともったいない.
カラダがなまってしまふ.

ロードバイクに乗って楽しい天気ではない(昨日エライ目にあった)

BROMPTONな寒冷&爆風ライド

こんな時には...そうだ.うちにはファットバイクがあるではないか!
落車事故以来,久々のファット出撃である.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

なぜか封印されていた感.
事故のトラウマがよみがえるから?
午前中にパーッと行って,パーッと戻ってくるか.寒いし.

ここのところ,BROMPTONばかりに乗っていたのでポジションが新鮮.
シートが高く,目線も高い.
それにフロント偏重.
極太ブロックタイヤの転がり抵抗すら懐かしい.

OLYMPUS TG-5

車道はともかく,歩道にはまだ雪が残る.
そんな歩道をあえて選択.そうそうこの感じ.
既にノーマルタイヤに換装済み.凍結路面にはご用心.

OLYMPUS TG-5

路面を選ばず,ボヨンボヨンと突き進むファットは楽しい.
購入後の冬ライドも実に5シーズン目.
DOMANE同様,カラダに馴染みまくったポジションやシフトフィーリングが心地よい.

OLYMPUS TG-5

本日の目的地は近場.
このブログにもたびたび登場する雨粉から共栄にかけての山岳地帯である.

激坂だらけで,夏はヒルクライム練にちょうど良い.
冬は冬で,山中にもかかわらず個人宅や作業場,厩舎が点在するためか除雪が入っており,スノーライドが存分に楽しめる夢のようなエリアなのだ.

OLYMPUS TG-5

途中,MTBのブロックタイヤ痕を発見.
乾燥した車道ではなく,路肩ギリギリの雪上をあえて選んで走っているようだ.
通だね.知り合いかな?

ヒルクライム中,前方にMTBikerを確認.この人のか?
ケイデンスを上げて追いかける(なぜ?)

ここの山頂から分岐して「例の道」が始まるのだが,そのMTBikerさん,そこを通り過ぎて姿が見えなくなった.
残念.追いついてたらお誘いしてたのにな.

OLYMPUS TG-5

で,ここからがお楽しみ.
夏も冬も楽しい,半グラベルな山岳エリアである.
しかも,こちらからの進入だと基本下り.
これまでの登りの苦労が報われるコースである.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

とっかかりから見事な雪道.
すっかり融けてしまった幹線道路とは季節が明らかに異なる.
しかも,適度な気温のせいか凍結カチカチでもなく,一方でザクザクでもないという,実にファット向きな路面.

OLYMPUS TG-5

そんな好条件のダウンヒルを「ヒャッハー!」と快走したいところだが...

その瞬間,Kazchariは思い出した.

骨が折れた瞬間の音と痛みを...鎖骨バンドを装着させられていた屈辱を...

あんな経験は二度としたくない.

つーことで,まずはシートをドロップ.
脚がいつでも着く状態にして,かつブレーキをこまめにかけながら,超スローでソロリソロリと下る.

はたから見れば完全にド素人(実際素人だが).
いや,こんな時は臆病なくらいがちょうどいいってね(いつもココロにカイ・シデン)

新雪部分を選び,スリップに気を付ける.
雪の下はグラベル,もしくはアスファルトが波打っていることは知っている.

OLYMPUS TG-5

とまぁ,トラウマたっぷりに10%近いダウンヒルをクリア.
先ほどのMTBikerさん,誘わなくて正解だったかな.
遅すぎて迷惑をかけていたかもしれん.

神の祝福か,この頃には晴れ間も出てきて,雪の白と空の青のコントラストが美しく輝きはじめた.♪アレルヤ~

OLYMPUS TG-5

もちろん,時折停車して写真撮影もかかさない.
指先が凍傷になりかけた昨日の反省を踏まえて,グローブのままシャッターが押せるOLYMPUS「TG-5」を持参.
そう言えば今日のウェアも真冬仕様だった.

OLYMPUS TG-5

林間に入る.
前方に厩舎(?)が見えてきた.
ここの存在のおかげで除雪がされている.ありがたし.

OLYMPUS TG-5

同時に路面のザクザク度がアップ.
泥ハネでファットどころか,カラダ全身が濡れる.
真冬防寒防水ウェアで大正解.

OLYMPUS TG-5

にしても四季を通じていい道である.
逆方向からだと,ずっと登りになるので地獄だが.

OLYMPUS TG-5

最後に少しだけ坂を登って,元の幹線道路に復帰.
いやぁ楽しかった.
外ライドは至高.
オゾンをたっぷり浴びた.
やはりチャリは最高の趣味だ.

OLYMPUS TG-5

少し進んで,もう一度坂を登る.
今度は景色の良い稜線ライド.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

のんびり漕いで最終的に観音台(墓地)へ.

OLYMPUS TG-5

後は下って家に帰るだけ.
ヒルクラ練の定番コースだが,今日のような雪解け直後だと路肩がジャリ&ゴミだらけ.そんな道でもファットの安心感よ.

OLYMPUS TG-5

冬シーズン最期に大満足のスノーライド,でした.

【おまけ】

iPhone15 Pro

ずっと探していたOLIGHT製リアライトのフタを偶然リュックの奥底に発見.いつ,こんな所に入れたかの記憶が全くない.
どうもこのパーツは取れやすい=無くしやすいようで,公式ではこのフタだけ別売りしている.

「(本体は)まだまだ使えるのにもったない」と悔やんでいたところに,この発見.
“日常の小さな幸せ”とは,こういうことを言うのだな.しみじみ.

※ 最新版はUSB-Cに変わった

OLIGHT SEEMEE30 C

BROMPTONな寒冷&爆風ライド

2025/3/22 Sat

雪の進軍

iPhone15 Pro

曇り.温度:6 ℃,湿度:75%,体感温度:-3 ℃,風速:23.5 km/時,風向:WSW

今年の旭川は雪が少なかった.
骨折によって雪かきができない状態が続いたが,家族にあまり負担をかけずに済んだ.ありがたし.

「こりゃぁ,雪どけも早いか」と思いきや,この3月下旬になって夜間に雪が降り,積もる日が増えた.
最後の最後に辻褄合わせに来やがった感.

そう,今日も天気がぱっとしない.
そして寒い.
とは言え,せっかくBROMPTONもあるし,外乗りも許可出てるしで,行くしかない.先日届いたBROMPTON用バッグのインプレもしたいしな.

BROMPTONの甘い罠~バッグ編

iPhone15 Pro

出発時は青空.このまま保てよ.
で,フロントバッグの装着状態はこんな感じ.
15リットルでも主張が強い.

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TWTOPSE イギリス国旗Sバッグ

中身は「ウインドブレーカー」「インナーグローブ」「電動ポンプ」
裏側のポケットには「ボトル」「レインカバー」をin.
うん.中身がスカスカなので形が保てん.
こういうのはどこそこ詰め込まんとな.

...と,試走ということもあり,テキトーにアイテムを放り込んだが,まさかこれらが後にKazchariの窮地を救うとは...

で,三角コーナーには例のバッグを.

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TWTOPSEブロンプトン折りたたみ自転車用ツールバッグ

中身は「替えチューブ」「タイヤレバー2本」
やはり,これだけしか入らん.

西聖和駅.
ここで家からLINE.

「雨が降ってきたので帰ってきたら?」

うん? こちらは全然だが(伏線).

iPhone15 Pro

いつもの撮影ポイント.味のある倉庫.
屋根からの雪解け水が滝の様.
とてもじゃないが,横付けできない.

iPhone15 Pro

徐々に風が強まる.
丘への入口にある無人販売所.
営業は昨年の10月まで.

この付近にはこうした店が点在するが,ライドの途中にこうした店で買ったことはない.

運べないのだ.

だが,BROMPTONとこのデカバッグなら...そうか,そういうのが本来の使い方か.

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ちょっとしたヒルクライム
12速のありがたさ.

雪解け水が道路を横断するが,前後ともにフェンダーが良い仕事をする.
びっくりするくらい水ハネしないし汚れない.
考え抜かれた設計なのだろう.

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尾根沿いで遮るモノがない.
横風およびミゾレの猛攻.
サイドスタンドでは倒れてしまうので,素直に横に倒す.
さすがにこの天気だと,他のチャリどころかクルマの姿も見ない.

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さぁ,見えてまいりました.
昨今話題の白樺並木伐採地点である.

切り倒された木は,無造作に畑に置かれたまま.

旭川に住み着いて以来,何度も通った道だが,その姿は一変.
どうしてこうなった?

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どれだけ悪天候となっても,早いうちに見ておきたかった.この景色を.

変わる風景

iPhone15 Pro

白樺に関係なく,高台は風が強い.
いつの間にかミゾレも硬い雪に変わり,Kazchariを容赦なく叩いていくる.
「ここに長居はするな」というメッセージか?

iPhone15 Pro

本日の目的は達成した...つもり.
標高を下げれば風,雪ともマシになるかとダウンヒル.

iPhone15 Pro

後方に「セブンスターの木」が見える.

それにしても,フロントバッグがデカすぎる.
空力もクソもないな.
そういうのを気にするチャリではないのだが,普段のライドでは明らかに過剰.
今日の様な近場の日帰りライドだと「Ride on Bag」サイズがちょうど良い.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

雪はひどくなる一方.
もはや霰(あられ)レベル.顔にバシバシ当たって痛いほど.
おまけに気温も急激に低下.寒気がしてきた.

こりゃたまらんと,近くの避難所を探す.
おお,そう言えば近くに廃校を改築したレストラン『bi.ble』があったはず.
中には入れなくても,軒先ぐらいは使わせてもらえるだろう.

iPhone15 Pro

レストランは冬季休業中だった.
さすが元学校.
雪宿り場所がすぐに見つかった.

さて,停車すると汗冷えが始まる.
あまりの寒さに,幸い持参していた「ウインドブレーカー」および「インナーグローブ」を着用.
特に後者は大助かり.
ここまでの道中,濡れたグローブの下の指先,ほとんど感覚を失っていたからだ.

おたふく手袋 冬用防寒手袋 インナーグローブ [蓄熱 保温 下履き用] JW-143 ヘザーグレー M

iPhone15 Pro

さて,腹が減った.
美瑛の町中まで行く余力はない.
丘に点在するカフェ? なんだかなぁ(量の問題)
つーことで,素直に帰宅することにした.まぁ,体内エネルギーも保つでしょう.

iPhone15 Pro

ようやく,丘陵地帯を抜け平坦路へ.
国道をそのまま北上.

ようやく雪がやみ,太陽が顔を出す.
インナーグローブのおかげで指先の感覚も戻った.切らずに済みそうだ(大げさな).

iPhone15 Pro

冬季休業中の『HOKKAIDER BASE』さんを通り過ぎ,途中で国道と線路を横断.

iPhone15 Pro

家が近づくにつれ,天気が回復し気温も上昇.
さっきの地獄はなんだった?
まぁええわ,全てはトレーニング.苦労の後にこそ喜びがある.

iPhone15 Pro

で,無事帰宅.
ちなみにコクピット周りはこんな感じで,まるでブロック玩具.

かなり走った気がしたけど,たった34kmかぁ.
まだ冬ライドの感覚やね.

それにしてもBROMPTONはよく走る.
踏むチャリではないのだけど,ゆるポタライドをさせない強制力があるようなないような...
P-LINEですらこうなので,これマイナス3kgちょいのT-LINEって,どんなん?

iPhone15 Pro

IKEAの布団収納袋がベストマッチ!

IKEA(イケア) DIMPA 90187753 収納バッグ, 透明

BROMPTONの甘い罠~バッグ編

2025/3/21 Fri

SimpleかつUseful

iPhone15 Pro

スキマがあると埋めたくなる.
フックがあるとかけたくなる.

こうしてモノが増えていく.

伝統と格式のBROMPTON
微細な変更は行われているが,基本設計は変わっていないそうな.

最近知ったが,2023年に設計のパテントが切れて,パクリ製品が作り放題(合法)になったとか.
そして誕生したのがクローンBROMPTONたち.
Aliexpress他にて,圧倒的低価格(半額以下)で販売されている.
さすがに,変なチャレンジは避けたいので,クローン品には興味はないけど.

ただし,グッズ類は別.
安全性に関わらないパーツは安い方が良い(かもしれない).
...と,考えて購入したツールキットでモヨったわけだが.

BROMPTONの甘い罠~ツールキット編

さて,そんな“世界の魔窟”ことAliexpressにて,先日,BROMPTON用のバッグを購入.それらが届いた.

iPhone15 Pro

TWTOPSE 英国旗 S バッグブロンプトン用折りたたみ自転車防水自転車パニア荷物

フロントキャリアブロックに取り付けるタイプである.
しっかりした金属製フレームが付属しているので型崩れはしない.

iPhone15 Pro

裏側にはポケットあり.
ボトルが2本挿せる.

iPhone15 Pro

ちなみにAmazonでも同じメーカーが同じ商品を販売している.

TWTOPSE イギリス国旗Sバッグ

Aliexpressでの支払いに不安がある方こちらで(※Aliexpressでは現在,日本からPaypalが使えない).ただし値段はかなり高い.

また,Aliexpressだと注文から到着まで2週間ほどかかるので,急ぎの商品はAmazonの方が良い.

用量は15リットル.
ロードバイクの通常サドルバッグより巨大.
1泊程度ならこいつだけで十分対応可能.
レインカバーも付属している.
さりげなく入った英国旗のワンポイントもオシャだ.

BROMPTON純正品にも同等品があるが値段が段違い(3倍!).



BROMPTONのこの手のバッグの良さは,まず本体(フレーム)直付けであること.
ゆえにハンドリングに与える影響は最小限.
実際,これより容量の大きいバッグもたくさん売られている.

取り付け位置的に汚れやすく,耐久性に難があるらしいが,それは純正でも同じ.
ならば,安いモノで買い替える方がコスパ良し.

もう一種,別のバッグも買った.

iPhone15 Pro

TWTOPSE-ブロンプトン用自転車トライアングルバッグ

BROMPTON「あのスキマ」にぴたりとはまる三角バッグ.
誰が考えたのか知らんが,ナイスアイデアだ.

これもAmazonで売っている.

TWTOPSEブロンプトン折りたたみ自転車用ツールバッグ

やはりAliexpressで買う方が安い.

元のスキマサイズから想像はついていたが,かなり小さい=容量が少ないので何を入れるか考えモノ.

ライド必須グッズと言えばパンク修理キットである.
最低限必要なものはこれら(ポンプ忘れた).

iPhone15 Pro

先日の復活ライドでは,これら全てを「Ride on Bag」に入れた.

BROMPTONなひさびさの日常ライド

マウント強度には問題なかったが結構な重さ.
三角バッグに移せるモノは移すべし.
上記の「15mmスパナ」「タイヤレバー」「替えチューブ」をバッグに入れるとこんな感じ.

iPhone15 Pro

うむ.なんとか収まったぞ.よし,BROMPTON本体に取り付けて見るか...

あかん.入らん ⇒ スパナを抜く.
誤魔化しが効かないシビアな場所だ.

iPhone15 Pro

スパナ(とポンプ)は別のバッグで運ぶことにする.

あー,こんな感じでパッキングのことをあれこれ考えていると,旅に出たくなってきたぞ.
知人のPikaさんは四国,OKさんはT-Lineを買って秋にカナダに行くらしいし...

そういや,去年の今頃は台湾一周の真っ最中.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

いつの日か,我がBROMPTONで再訪したいモノだ.
走り残した場所はたくさんある.

とりあえず明日はバッグを付けて試走...だな.

iPhone15 Pro

BROMPTONなひさびさの日常ライド

2025/3/16 Sun

美瑛よ!ワタシは帰ってきた!

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-1 ℃,湿度:69%,体感温度:-2 ℃,風速:3.9 km/時,風向:S

先週末,整形外科の医師から“とりあえず”外乗りOKの許可が出た.
ようやく日常ライドの復活である.

「とんだりはねたりはしない」という条件をクリアすべく,ファットやMTB,グラベルは封印.ロードは残雪・凍結が怖いのでパス.
となると,残るは強化新型BROMPTONしかないやん!...って単に乗りたいだけやろ.

BROMPTONライフ始まる~こいつ,走るぞ!

既に面白いチャリであることは確信.
とは言え,わずか4km程度のインプレではどうしようもない.
今日は我がホームコースたる「美瑛の丘」に出かけて走り込みましょう,そうしましょう.

朝は天気予報通りに曇り.
だが,道路に雪なし.
うむ.今日ならば美瑛方面も大丈夫であろう.
ハスラーにBROMPTONを積み込む.

いつもの美瑛スポーツセンター着.
何かの大会があるのか,結構なクルマの数.

OLYMPUS TG-5

そう,あの日もこの場所からスタートしたのだ...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

おもむろにBROMPTONを変形.
雪がないとは言え,マイナス気温.
本州ならライドは遠慮したい日.

まずは自分自身の防寒対策.
おたふくのインナー,パールイズミのセーター,dhbの裏起毛ジャージとタイツ,バラクラバ.真冬よりやや軽装備.

おたふく手袋(Otafuku Glove) 冬用インナー 長袖ハイネック [保温 吸汗速乾 コンプレッション メンズ] JW-170 ブラック S 【3枚組】

防寒は末端が重要.
ファイントラックのメッシュソックスdhbの厚手ソックス,シューズはKEENのウインターポート
操作性にダイレクトに影響するグローブはAmazonで買った秋冬モノのみ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

念のため,リュックにウインドブレーカーやらインナーグローブを詰め込む.
もちろん補給食も.

MALEROADS サイクリングバッグ

さて,BROMPTONの装備である.
まずはRECマウントの「Ride on Bag」を装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

中には電動ポンプ,チューブパッチ,予備チューブ,タイヤレバー,携帯工具,そしてデジカメ(OLYMPUS TG-5)を入れる.

OLYMPUS TG-5

結構な重さになってしまった.
次回はハンドリングへの影響を考え,中身の厳選&分散を考える必要がある(実のところ全く問題なし)

ロングライド必須の水分補給ボトル
通常のボトルケージも付けられないことはないが,折りたたみ時を考慮.
そこでハンドルポーチを付けた.
よくあるベルトを縦と横方向に回して固定するタイプではなく,間違って横2本のモノを購入してしまった.

Desing Wish 自転車 ドリンクホルダー 350-700ml

やっちまったかと思ったが,実際に付けてみると,ちょうどハンドルポストを固定する突起がストッパーになってずり落ちないことが判明.ベストポジションに収まった.

カラー的に使い勝手が悪かったジロ・カラー(ピンク)のボトルが,うちの「Paris Edition」にベスト・マッチ.

iPhone15 Pro

準備完了.Garminのスタートボタンを押す.
ひさびさの丘ライドの始まりである.

目指すは,Kazchariの冬シーズンを台無しにしやがった,”あの”事故ポイントである.

OLYMPUS TG-5

あそこを無事にクリアしてリベンジしてやらねば間尺に合わんよ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

時折寄り道したが,雪の回廊が気持ち良い.

OLYMPUS TG-5

で,”あの”場所へ意気揚々と乗り込むつもりだったが,冬期通行止めは解除されてなかった...トホホ

OLYMPUS TG-5

クルマ一台分の除雪はされている.
ふん.ファットやったら通れたけどな.
今日はこれくらいにしといたるわ!(懲りてない)

さて,BROMPTONの走行性能である.
昨日の試走でも感じたが,見た目以上によく走る.
これなら乗り慣れていないローディと,いい勝負になるのでは?(しません)
ロングホイールベースとクロモリ&チタンの組み合わせによる剛性感が頼もしい.

一方で,さすがに段差などのデコボコにはすこぶる弱い.
本国ではグラベル用の「G-Line」も売られているらしいが,かなり怖くないか,これ?

また,後方確認のため振り向いた際,ふらついてしまい,変な方向に進んでしまうことがある.

これらは小径車ゆえの欠点,いや特徴か.

さて,美瑛の丘と言えばお約束の“坂”がやってまいりました.

うちのBROMPTON,フロントはシングルだが,リアは12速仕様である.
左シフトで外装4段,右シフトで内装3段を変える.

シフターの窓にポジションが表示されている.
BROMPTONは高級車なのに,このシフト周りはちゃちぃな.
プラ製だし,経年劣化ですぐに割れそう.

で,この内装と外装の組み合わせで適切なギアを選ぶわけだが...

数字が小さいとギアも小さい? もしくは逆? どっちだ?
それにハブ内装のシフターが全然動かんなぜだ?

と,最初は大混乱.
乗り慣れたロードやMTBと操作性がまるで違う.

しばらくして,外装4段側は「1」が一番軽いことに気付く.
4%ぐらいの坂だと,これで特に問題ないが,7%を越えるとかなりキツイ.
なのにレバーをいじっても右の内装ギアが全然変わらん.なぜだー!
ペダル激重.
ダンシングおよび蛇行気味で10%を乗り切ったが,「こりゃヒルクライムでは勝てん」と絶望する(誰と勝負?).

しばらくすると気づく.
なんてこたぁない.
内装ギアは脚を緩めないとチェンジできないのだ.

クルマやバイクのクラッチと同じ構造?
うーん,そういや取り扱い動画でそんな話を聞いたような...(←ちゃんと説明書を読みましょう)

この仕組みに気付いてからは坂も楽勝.
要は「1-1」が最も軽く,「4-3」が最も重いわけやな.理解した.
これなら勝てる!(だから誰に?)

OLYMPUS TG-5

ロングライドと言えば,サドルのクオリティも重要.
「Paris Edition」には,BROOKSのカンビウム(C17)と呼ばれるサドルが標準装備.

C17C17

レザーの特性を生かしつつ,耐久性を高めた特殊素材,らしい.
中心にミゾのあるタイプではないので,〇〇〇のしびれが心配だったが杞憂だった.
想像より前傾姿勢になるため,体重があまりサドルにのっていないのだろう.
最低距離が200kmのブルベで耐えられるか? 未知数ですな.
まぁ,いざとなれば「セラ・アナトミカ」に交換じゃ.

OLYMPUS TG-5

ハンドルバーエンドに付けた小型バックミラーもいい仕事している.
昨日の試走で気になった緩みも「パーマネントマットバーニッシュ」で補強.
格安品だけど,十分実用的.

リキテックス(Liquitex) アクリル絵具パーマネント マット バーニッシュ 120ml

しかし...雪の風景にたたずむ我が「Paris Edition」のなんと派手なことか.
特にピンク部分がサイコフレームのごとく発光している(彩度上げ過ぎでは?)

レトロちっくな美馬牛駅に到着.

OLYMPUS TG-5

さすがに寒くなってきた.ここからUターンする.

iPhone15 Pro

トラウマになっているかと思いきや,長い下り坂もあっさり克服.
油断大敵ですよ.

iPhone15 Pro

おおよそ2時間,30kmの復活ライド,無事終了.
チャリはいいねぇ.
ちなみに日曜日の美瑛なのに,一台もローディがいなかった(まだ寒いって)

チャリをハスラーに積んで,そのままセイコマに向かい昼食.
腹も膨れたところで,今度は魂を暖めるために「サ活」に行きますか.
先日見事にふられた「花神楽」へ向かう.

日曜の昼だと言うのに空いている.
サウナ室の入室待ちや席の取り合いもない.

やはり北海道,いや旭川ー東神楽エリアは最高だ.
日本屈指の絶景サイクリングの後にまったりサ活.
これ以上の極楽はあろうか.

かつては日常だったけど,ひさびさに乗ると非日常.
新鮮な気持ちにて,チャリライフが見事復活.

「歓喜」以外の言葉が見つからない.

iPhone15 Pro