ファットな今年もスパイクタイヤはじめましたライド

2024/12/1 Sun

冬と真冬の間

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:0 ℃,湿度:76%,体感温度:-6 ℃,風速:15.0 km/時,風向:W

土曜日は久々に仕事がらみの飲み会に参加.
スペイン料理風.参加費¥5,000の割には,飲み放題かつ大ボリュームのメニューで腹が苦しい.だが美味い.

北海道でもトップクラスの量じゃないか!やっぱりグリルベリーズで飲むと胃袋ビリる!【旭川市】

さて,翌日曜日も6時に起床.
朝から曇天.ただし気温は低くない.

本日の予定としては,まずファットバイクのタイヤ交換作業がある.
例年通り,居間にファットを持ち込む.

iPhone15 Pro

やはりタイヤレバーが3本必要.
アルミリムなのであまり気を遣わず「よっこらせ」と外すが,カーボンホイールも同じ方法で良いのだろうか?(←未経験)

【正規品】 シュワルベ(SCHWALBE) タイヤレバー(3本セット) 新モデル

一時期検討していたインナーチューブのTPU化は見送ることにした.

特に冬用スパイクタイヤでは軽量化の恩恵があまりない,TPUは経年劣化が激しい,プラスチックバルブ,かつリムに固定するネジがないなど,デメリットと感じることが多い.価格も1本¥3,000と高いしな.
春先は春先で再検討の予定.

さて,タイヤの次はハンドル交換である.
先日「EPIC」のハンドルをアルミからカーボンに換えた.

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

つまり標準装備のアルミハンドルが手元に余っている.
当初はヤフオクでの売却を考えていたが,ファットバイクへの取り付けを思いついた.

同じアルミ素材とは言え,ハイエンドで採用されているパーツである.
絶対に軽いはず...と期待.

iPhone 15 Pro

期待をこめて計測すると...370g ⇒ 265gと想像以上に軽量.
それに「S」「SPECIALIZED」のロゴ入りなのがベネ.

作業中,寝起きの娘が部屋から出てきたので『わんだふるぷりきゅあ!』を一緒に鑑賞.

わんだふるぷりきゅあ!

ご存じの方も多いと思われるが,今期のプリキュアは「敵」と闘わない.
狂暴化した動物たちを,仕方ないのでかまってあげて,こわくないとなだめて,癒して,おうちに帰す.
このパターンで,よくバトル物を成立させているものだと感心する.
正にホワイト社会.令和の作品やな.
次作は「アイドル」がテーマのようだが,この路線を継承するのだろうか.

続いて『ブルーロック第二期』

ブルーロック

予算不足なのか監督の力量なのかはわからんが,あまりにも動きのない演出に「紙芝居」と揶揄され,世界中で低評価なブルロ2.
今回は試合の間の糸師兄弟の過去回だったので,そのあたりのアラはあまり目立たず.
なぜか視聴しながら号泣する娘.
「糸師凛」の中の人が演じた「山田くん」のマネが,Kazchariと娘の間でちょっとしたブーム ⇒「はい」「そうすね」「興味ないす」「ばれたか」

みたいな感じでウダウダ作業していたら12時近くになってしまった.
うわっ,ライドの時間がどんどん削られていく.

いそいでウェアに着替える.
外に出ると家の前の雪は融け,路面が露出している.
つまり自宅からだと雪上走行にならないので,スパイクタイヤに換えた意味がない.
クルマに積んで,走行に適したフィールドに向かうことにする.

ハスラーにファットを積み込み,冬チャリデポ地の定番,東川の大雪湧水公園へ.

OLYMPUS TG-5

このあたりまで来ると,路面状況も良い感じになった.
ハスラーからファットを降ろす.
さぁ,今季最初のスパイク走行である.

OLYMPUS TG-5

圧雪アイスバーンが続く.
ザクザクとスパイクが刺さる.
転がり抵抗うんぬんがバカバカしくなるほどの安心のグリップ感.

OLYMPUS TG-5

この道は忠別ダム,そして旭岳まで通じている.
今日はさすがにダムまでやな.

OLYMPUS TG-5

観光地に向かう道路だけあって,ちゃんと除雪が入っている,
交通量も多め.

OLYMPUS TG-5

フロントとリアのライトを点滅モードにして自分を目立たせる.

RAVEMEN FR160

ポジションライトとしての地位を確立.

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト RAPID X リア用 USB充電 TL-LD700-R

電池の持ちがよい.

ちょうど,AmazonがBFセール中なので,面白そうな商品を物色していると,こんなのを見つけた.

COOSPO BLC100

先に紹介したRAVEMENの〇クリ?
デザインは少し変えてきているが,光量は100ルーメン,容量も5,000mAhしかなかったり,透明プラマウント構造だったり,今どきlightningケーブルだし,日本語の説明が「スマホン」で,¥2,000クーポンが付いていたりと,少しアレな製品.
もちろんサクラチェッカーでは危険度大だった.誰かお試しで買わない?(人任せ)

ライドに戻る.
ダムへの登攀開始.
やはり夏=乾燥道とはコンディションが異なり重い,重い.
これはこれで良いトレーニング.
例の呼吸法を意識する.

発汗がすごい.
最近着用のインナーはアンダーアーマーのこれ.

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA

この上にパールイズミのウールセーター,そしてアウターの組み合わせ.
理想的な吸汗・排汗機能への道のりはまだ遠い.
今後の製品開発に期待.

ダム着.
雪のシーズンは始まったばかり.
除雪されたダムを余裕で渡る.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ダムの対岸へ.
既にゲートが閉じられており通り抜け不可となっていた.
かつげば通れそうだが.

OLYMPUS TG-5

出発が遅かったので,既に14時を越えている.
闇と寒さがやってくる前にダムを下る.

ダウンヒル開始.
冬ライドの最大の敵,寒さとの闘いである.
とは言え,本日は気温が高いのでそれほどでもない.

ファットには先週からハンドルカバーを装着.
こいつがあれば手袋を薄手にできる.
ごついウインターグローブを着けるより適切な方法.

最近,クラファンでサイクルアパレルメーカーのMorthanさんがこんなのを...

Morethan ニットウォータープルーフ手袋

かなり魅かれる製品.
はたして冬の北海道で耐えられるか?
試したいところだが値段がなぁ...
通常販売後,Morethanあるあるの,とんでも割引で安く買えることに期待.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

てなわけで,無事デポ地に帰還.
ファットをハスラーに積む.
そして,週末のお楽しみである“サ活”へ.

OLYMPUS TG-5

この時期は外気浴が厳しい.
短い”ぽわーん中”に室内に戻るのも何なので,水風呂後は浴室内のイスに直行した.

目をつぶってととのっていると,足に衝撃が.
あわてて目を開けると,走り回っていた3歳ぐらいのガ...いやお子様がKazchariにぶつかって転倒していた.
子供はすぐに立ち上がって走り去っていったが,反射的に親の姿を探す.
父親らしき人物を発見.
てっきり,こちらに「すいません」なりなんなり,声掛けしてくるかもと思ったが,Kazchariを完全無視.
ゆえに,こちらから「お子さん,大丈夫ですか?」と声をかける.
すると,あわてた様子もなく「えっ,まぁ...」とだけ返事.

おいおい.
こういう親って何があっても,子供を叱ることないんやろなぁ.

まぁ,こんな妄想はおいておこう.
「こういう育て方をしたら,こういう子供になる」なんて保障はどこにもない.
子供がどういう人物になるのかは,誰にもわからない.

で,帰宅.
うちのアホ息子が「ゲームの課金アイテムが欲しい」とかなんとか言ってきたため,さっそく叱り飛ばすKazchariがいた.

OLYMPUS TG-5

ファットないよいよ冬チャリスタートライド

2024/11/24 Sun

冬へのワンステップ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-2 ℃,湿度:81%,体感温度:-5 ℃,風速:9.8 km/時,風向:WNW

昨夜遅くに降り始めた雪は,朝の道路を白く薄く覆っていた.

今日はEPICに取り付けたカーボンハンドルのお試しライドのつもりだったが,こりゃあかん.凍結はしていないと思われるが,安全のため,ここはファットバイクで出撃やな.

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

我が冬用マシンのファットくん.まだスパイクタイヤへの換装は行っていない.
この時期はタイヤ交換の判断が難しい.

早々にスパイクにしてしまうと,舗装路が走りにくいだけでなく,ピンそのものが削れていく.そう,スパイクタイヤは高価なのだ.

冬用のウェアに着替えてファットバイクを準備.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

今年は冬ライドのレイヤリングを再考するつもりだが,とりあえずいつものスタイルで.
実際,アウターは何でもよくて肝心なのはインナーなのはわかっている.

おたふく手袋 冬用インナー 長袖ハイネック [保温 吸汗速乾 コンプレッション メンズ] JW-170 ブラック S 【3枚組】

ちょうど,Amazonの黒金でセール中なので試してみるつもり.

OLYMPUS TG-5

いつもの定点観測地点である.
当然だが白い.
この後の激坂の下りが怖い怖い.
ドロッパーシートを下げて慎重に.
雪が積もっている箇所をあえて選択.

そうそう,冬と言えばカメラもスマホからコンデジに変更.
定番の「OLYMPUS TG-5」

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7

今だと会社が変わって「OM-SYSTEM TG-7」
グローブを外さなくても操作可能.
もちろん完全防水で衝撃にも強い.

OLYMPUS TG-5

忠別川サイクリングロードへ.
さすがに日を浴びた堤防では,雪はほぼ融けている.

OLYMPUS TG-5

凍結スリップを恐れてタイヤの空気をかなり抜いた.
おそらく0.5barほどになっている.

そのせいで走行中の抵抗感が半端ない.重い.
向かい風を考慮すると,この空気圧での200kmブルベの完走は無理やな(もうしません)

ファットなBRM911旭川200km(その1)

このまま舗装路を走り続けるのは面白くないので,河原に下りてみる.
最近あちこちで護岸工事中.
シングルトラックのトレールとか作ってくれへんかなぁ.

と,葉が落ちたおかげで,面白そうなルートを発見.
少し探検してみる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

残念ながら途中で道が消失,つまり行き止まりになってしまったが,楽しいルートだった.

途中にあるパークゴルフ場は絶賛営業中.
プレイ中のみなさんを見るといつも思うのだが,Kazchariもいつの日か“あちら側”に交じってゴルフをする時が来るのだろうか.

たぶんない.
乗れなくなるまでソロ・ライドしている可能性大.

OLYMPUS TG-5

魔界,もとい森林公園自転車道の入口に到着.
雪で走れなくなる前に訪れたい道.

OLYMPUS TG-5

狙い通り.
うっすらと積もる雪の合間に落葉が覗く.
このコントラストが良い.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

走った跡に道ができる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

自転車道を抜けた後,面白そうな新グラベルを発見.

OLYMPUS TG-5

キャタピラが軽くならしただけのデコボコ路面にうっすらと雪がかぶる.
まるで砂糖まみれのチョコレートの様.
走ると「ザクッ」と音が鳴る.

OLYMPUS TG-5

チョコエリアを抜けると雰囲気がガラリと変わる.
この道,開通しているのかしていないのか?

OLYMPUS TG-5

意外な場所につながっていた.
で,これまた定番グラベルへ.

クルマが走った跡が既にある.
時々現れる水たまりは凍結中.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

晴れ間はどこへやら,雪がちらついてきた.
しかも横なぐり.

景色はもう完全にワビサビの世界.
この世界に生きているのは己一人だけ感.たまらん.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

今日の遠出はここまで.
折り返して帰途に就く.

やはり冬場は距離が稼げんなぁ...と言いつつ,新しいグラベルを見つけては進入.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

道内では珍しい,ゴミ箱が設置されている自販機で休憩.
ここまでのライドで1000kcal近く消費している.
ハンガーノックのアラーム.
普段は飲まない砂糖入りの缶コーヒーを購入.

OLYMPUS TG-5

もちろんHOT
カイロ代わりに,顔や手を温める.
ただし,停まっていると汗冷えでカラダが寒い.
早々に動きましょう.

サイクリングロードに戻る.
太陽が戻ってきた.

OLYMPUS TG-5

かと思えば,また天気が変化.
激しい雪がカラダにまとわりつく.

OLYMPUS TG-5

13時頃,無事帰宅.

ヨメさんと子供らも外出から帰っていた.
「昼ごはんの用意してへんでェ!」と怒られる.
はいはい.自分で食べに行きますよ.最初からそのつもり.

シャワーを浴びて着替えて,クルマに乗っていつもの「かつや」へ.
時刻は14時を越え,空いていた.

食事後は一週間の最後のご褒美として“サ活”に行く.
今日は「SPA神楽」へ.

杜のSPA神楽

そうそう,最近カシオがサウナ専用ウォッチをクラファン経由で販売するというニュースがあった.

サ時計(サウナー専用腕時計)

通常の時計だと,サウナ室の高温で壊れてしまうのだ.
それに金属ベルトだと火傷の危険性がある.

そこに目をつけた上での商品化か.
バンドが,ロッカーキーによく付いているスプリング状になっていてオシャ...なのか?

肝心の機能は?
えっ? 単なる12分計?
それでこの値段? 大丈夫かカシオ.
「サウナイキタイ」とコラボすれば売れるというものでもなかろうに.

ちなみにKazchariは以前から「Garmin INSTINCT」を愛用中.

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

ライド時はもとより,ライフログ取得のため24時間着用している.
もちろんサウナ室へも着けたまま入る.
蒸され時間管理の他,心拍計が”ととのい”把握に役立つ.

GARMIN Instinct 2X

これまで壊れたことはない.壊れたという話も聞かない.
実際,サウナーにも愛好者多数.

【これ一本あれば完璧】至高のサウナウォッチ GARMIN Instinct

確かに値段は結構するが,時間計測しかできない(トイっぽい)時計に¥10,000出すなら,「INSTINCT」を買う方が100万倍幸せになれると思います(もし大ヒットしたら謝る用意はいくらでもある)

つーかさぁ,時間測るだけならカシオには天下のG-SHOCKあるやん.
サウナごときでは絶対壊れないはず.

OLYMPUS TG-5

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

2024/11/23 Sat

軽量化の沼

iPhone15 Pro

曇り.温度:1 ℃,湿度:73%,体感温度:-2 ℃,風速:10.7 km/時,風向:NNW

土曜日である.
朝から快晴.雪も降っていない.

いつも通り6時に起床.
朝食後,まずはこの時期恒例の冬支度を開始.
家族のチャリ(3台)とオートバイ(2台)を倉庫に移動.
オートバイから外したバッテリーはこいつで室内保管.

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器■【車両ケーブル付属】【トリクル充電器機能付】 軽量コンパクト BC-GM12-V

10時前,厚手のウインターウェアを着てEPICを準備.
明らかに一桁気温で,チャリライドに向いているとは言えぬが,北海道住みだと「問題ない」と思ってしまう.

本日の目的地は「ヨシリン」さんである.
先週注文したEPIC用のカーボンハンドルが届いたとの連絡を受け,その取り付け作業に向かうのだ.

S-WORKS CARBON MINI RISE HANDLE BAR

泣く子も黙るS-WORKS! 本体は高いのでハンドルしか買えん!

神楽岡公園経由で駅前方面へ向かう.
そしていつものサイクリングロードへ.

iPhone15 Pro

寒いからか,散歩者の姿も少な目.
少しずつアートなオブジェが増えているような...のモノリス

iPhone15 Pro

いつもと少しコースを変えて旭西橋を渡り,ヨシリンさんには11時前に到着した.

先客がいたので挨拶すると,今年は何度も一緒にライドした謎の人,Eさんだった.シーズンオフの整備依頼に来たそうな.
これから買い物に行くそうで,Kazchariの作業を優先していただけた.
ありがたし.

つーことで店長さんの作業開始.それを見学.

iPhone15 Pro

まずは届いたカーボンハンドルを持たせてもらうが,さすがに「軽い!」の声がもれる.
性能には無関係だが手触りも良い.
元のアルミハンドルと長さは同じ(780mm)なのでカットも不要.

カタログにはなぜか重量が書かれていない.
取り付け前にデフォルトのアルミハンドル(Specialized Alloy Minirise)との重量差を調べる.
約60gほど軽い.逆算するとこのカーボンハードルは200gほどと思われる.

軽量化が最も効果的なのはチャリの末端&回転パーツと言われている.
ようするにホイールやタイヤのカスタムがベスト.

ではカーボンハンドルはどうなのだろう?
「末端パーツ」には違いないが,各種記事によると,軽快さよりも振動吸収性に期待する方が良いとのこと.
それはそれでありがたい話ではある.

さて,取り付け作業だが,店長さん,特にトルク管理を厳密に行っている様子はない.
今後の整備のこともあるので,どのくらいのニュートンで締めればよいのか聞くが,あまり気にしてないとのこと.

「カーボンハンドルはかなり丈夫なので,普通にこけて折れることは,まぁないよ.これまで見たことがない」らしい.

そうなんやぁ.じゃあ,Oさんのピナレロみたいにカーボンフレームにサイドスタンドも無問題? ⇒ 「あれはダメ」だそうな (^^;

つーことで無事作業終了.

iPhone15 Pro

帰り際,店長さんにホイールが入るサイズの段ボールが余ってないか尋ねる.
ちょうどいいサイズのがあるとのこと.

現在,絶賛断捨離中で「リムブレーキ用軽量ホイール」のオークション出品を考えていたので助かる.
いただくことにするが,さすがにチャリでは運べない.
夕方,クルマで再訪すると告げ,帰路につく.

iPhone15 Pro

で,カーボンハンドルのインプレ.
うむ.確かに軽くなったような変わらないような...正直よくわからん.
100km越えのロングライドやグラベル走行だと違いがわかる?
自己満足? いいんです.チャリはそおいう趣味.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

帰宅すると美瑛町から「特産品の詰め合わせセット」が届いていた.

iPhone15 Pro

サイクルスタンプラリー,フルコンプ者への景品である.
ありがたい話だが,いったいどのくらいの倍率だったのだろう?

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

景品には白金温泉のパークヒルズの入浴券が含まれているのだが,利用の際には別途入湯税¥100が必要とのこと.
わからんでもないが,ちょっとモヨる.

夕方,あらためてクルマでヨシリンさんに.
偶然にもEさんおよび,ランドヌ札幌の中の人,Kaba3がいた.

★北海道★道北のファットバイク好き「kaba3」

早速,来年復活する『アイスブルべ2025』についての詳細を尋ねる.
その時,聴いた内容を含めて公式ページも更新されている.

アイスブルベ2025

Kazchariが参加予定の「100km」の定員は20名とやや少な目.

こ,これは久々にエントリー坂がそびえ立つかも...(ないない)
解禁日の夜には事前待機&F5連打か.

使用機材は...やはりファットかな.

iPhone15 Pro 仲良し

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

2024/11/22 Fri

右往左往

iPhone15 Pro

Kazchariが所有するスポーツ自転車は現在5台.
うち,ロードバイクはTREKの「DOMANE」「EMONDA」である.

ともに「Project one」でオーダー.
自分のセンスに自信がなくて既存のデザインにしたけれど.

リムブレーキの「DOMANE」はかつての主力マシン.

現在はスマートトレーナーに固定され,週6日のZWIFT用になっている.
毎年オーバーホールに出しているので絶好調.
今年もブルベ(フレッシュ)や,襟裳岬までのロングライドで大活躍.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

現在の総走行距離は66,400km.
まだまだ走るぜ.

もう一台の「EMONDA」はディスクブレーキ.
2024年に「MADONE」と統合されてしまったので,現状「EMONDA」の最終モデルとなる.

舗装路のライドはこいつに乗ることが多い.
軽量ヒルクライムマシンのはずだが,決戦軽量ホイールをはかせた「DOMANE」よりも少し重かったりする.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

とは言え,加速はこちらの方が上かもしれない.
今年はこいつで「ニセコHANAZONOヒルクライム」に出場.
まずまずの成績を残せた.目標(表彰台)には及ばなかったけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

さて,これらのロードバイクたち,2025年の布陣は?

エンデュランス&カラダに馴染みまくっている「DOMANE」には,やはりブルベという舞台をご用意.
今年はついに「納沙布1200km」も復活するしな.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

この一大イベントについては,あらためて記事を書かねばなるまい.

次に「EMONDA」.
いわゆるロードレースは怖いのと機材を壊したくなのでパス.
ヒルクライム大会には参加したい.
「HANAZONO」への再挑戦,および今年スキップした「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」「カミヒル」にもエントリー予定.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

ヒルクライムと言えば「軽さこそが正義」という不文律がある.

車体の軽量化に貢献するのは,なんといっても足回り関係だろう.
我が「EMONDA」にはBONTRAGERのハイエンド軽量ホイール「AEOLUS RSL37」をはかせている.前後重量で1,325gだ.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

ただしタイヤはBONTRAGER「R3」をチューブで運用.
ようするに買ったままの状態なので,それほど軽くはない.
「HANAZONO」出走時の車重は確か7.4kgぐらいだったはず.

さらなる軽量化を目指すなら,これらタイヤとチューブの交換が手っ取り早い.
実際,軽量タイヤTPUチューブは購入済みである.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

当初の計画だと「HANAZONO」「RSL37」にこのタイヤとTPUチューブを装着して参加する予定だったが...交換が面倒だったので,元の装備のままで走った(ダメじゃん)
そうなのだ.あのコースのタイムはまだ伸びる可能性はあるのだ.つまり次回は表彰台を狙えるハズ!(そうかなぁ?)

つーことで,来年の各ヒルクライム大会では機材関連での言い訳ができないように,軽量化を極めて参戦すると決意.
そこで,せっかく手元にあるこの軽量タイヤとTPUチューブを活用した決戦ホイール作成計画がスタートした(あれれ~何か理屈がおかしいゾぉ).

折しも世間はBLACK FRIDAYという名の物欲開放週間.乗るか,このBig Waveに!

上(軽さ)を見ればキリがないのがホイールの世界.
ここはやはりコスパ重視で「ELITE WHEELS」「DRIVE 40D」が最有力候補となる.

Drive 40D ディスクブレーキ

発表・発売時にメーカーがチャリ業界のインフルエンサーに配布しまくったせいか,インプレッション記事や動画が山程ある.
多少なりとも忖度があるだろうけど,概ね好評.

今では国内外のプロチームにもホイールを提供しているらしく,性能や耐久性は(他の中華格安メーカーより)信頼できそう.

今回のBLACK FRIDAYに合わせて通常より値下げしており,為替レートによるがだいたい¥150,000ほどで購入可能.高いが安いっ!

つーことで,ほぼ決定しかけていたが,実はこの「40D」には忘れがたい記憶がある.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

そう,凡ミスにより無料で手に入れるチャンスを見事に逃してしまったのだ.
この事件は今でもトラウマ.
そんないわくつきのホイールを,あらためて金を出して購入するのは...なんだか悔しい.

それに,あらためて考えると「40D」の実際の重量は各インプレによると約1,300gらしい.手持ちの「RSL37」と25gしか変わらん.
100g以上軽くなるならともかく,この程度の差であれば,ほぼ同重量っつーか誤差.
つまり同タイプのホイールを買うのはもったいないし,何よりつまらん...という考えが頭を支配しだした.

もっとアガる買い物を...そうだ,Kazchariが求めていたのは何よりカッコよさだ!
「軽さ」にこだわるのをやめた時,目に入ってきたのが...

Drive Helix 57DCS

こいつだった.

これぞときめくデザイン!
流行りのウネウネ!
もちろん重量的にヒルクライム用ではなく,空力全振りの直線番長ホイール(1450g)だ.
つまり「40D」は元より「RSL37」とも真逆の性格.
うむ.こちらの方が面白い体験が得られそうだ.

で,ブログやらYouTubeでレビュー記事を探すが,「40D」に比べるとほぼ皆無.唯一見つけた記事がこれ.

ELITEWHEELS DRIVEシリーズ 40D 50D HELIX 46D 57D 比較インプレッション

おっ「HELIX 57D」ベタ褒めやん.
そして決定的となったのがこの動画.

エンジョイ系なインフルエンサーではなく,こんなガチレーサーさんがオススメするなら...と信頼度向上.

そして肝心なのは値段.
もちろん「ELITE WHEELS」の公式サイトでは,このホイールも割引中.
為替レートで換算すると,¥200,000を少し下回るようだ.
これまた高いが安い.

さらに検討を進める.
「ELITE WHEELS」には,日本に代理店がある.

BARACAN

仲介業者として単に輸入するだけではなく,グリスアップや振れ取りなどの点検を行った上で配送してくれるとのこと.
もちろん3年保証で購入後のトラブルにも対応してくれそうだ.

もちろんBLACK FRIDAYのセール中(~11/21).
結果的に公式サイトと価格もほぼ同じ.

「こんなん,買わな損やん」と,セール終了間際まで悩み,ついにポチッたぁー!...が,なんと「在庫切れ」との表示! なんてこった.パンナコッタ.

「入荷案内メールを登録しますか」とあったので失意の中,一応登録.
だってなぁ,セール期間が過ぎた後に連絡きてもなぁ,通常価格だとさすがに手が出ない.
「縁がなかった」と諦めかけたその時,あっさりと「入荷しました」との返信あり.なんじゃそら.
もちろんポチる.ポチってしまう.

つーことで,ドタバタの末,無事新ホイールを購入した.
クライム用ホイールを買うつもりが,いつの間にかディープ直線ホイールに...
思いもよらない買い物で,自分でもびっくり.

そして,軽量タイヤとTPUは「RSL37」に装着して,こちらをヒルクライム決戦ホイールとする.

「HELIX 57D」の納期は1~2ヶ月先.
その頃,北海道は雪に覆われているだろう.
「EMONDA」に装着しての実走レビューは約4ヶ月後かな.

あれ? 何か大事なことを忘れているような...
スプロケとディスクローター別売りやん!

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もうじきAmazonもBLACK FRIDAY!

Amazon ブラックフライデー2024

Topstoneな公園の紅葉を愛でるライド

2024/10/18 Fri

チャリと紅葉

iPhone15 Pro

曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.9 km/時,風向:SSW

自転車趣味をはじめてから,季節の変化に敏感になった.

日本の中でも春夏秋冬のメリハリがクッキリしている北海道.
全ての季節が愛おしいが,秋の美しさは格別.
今年はなんとか紅葉最盛期の大雪山~三国峠にも行けた.

モンキー125,紅葉を求めて三国峠へ

山に登ったりすれば,もっと格別な風景に出会えることもあろうが,バイクまたはチャリと一緒に行くから意味があるのだ.

その後季節は進んで落葉期へ.
平日に休みを取り,黄金色に染まっているであろう近所の公園巡りに出かける.

まずは定番の神楽岡公園へ.
ここは神社を中心に丘の中腹に展開しているため平坦ではない.

iPhone15 Pro

園内を周る遊歩道がある.
未舗装だが硬く締まっているためロードでも走行可.
実際ママチャリの散歩者も多い.

iPhone15 Pro

その昔は,この時期に公園内を一眼と三脚をファットに積んで走り回った.

iPhone15 Pro

遊歩道は積雪後にクロカンコースとなる.

かつてはファットなみなさんと一緒に公園内の走行を楽しんだものだが,昨年あたりからだろうか,コース入口に「自転車通行禁止」の看板が立ってしまった.
我々はスキーヤーの邪魔にならないよう「コース外」を走るようにしていたが,誰かが何かをやらかしたのかも.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

エゾリスがいたるところにいる.
まぁ,自宅の裏庭にもいたりするのであまり珍しくなかったりする.

iPhone15 Pro

紅葉(もみじ),つまり赤い葉を発見.
いいねぇ.映えるねぇ.

手を上に伸ばして鳥瞰写真.
ワンパターン構図と言わんといてぇ.

iPhone15 Pro

下はちょっと彩度を落としてフィルム写真風.
iPhone,ホンマによく写るわ.
平日なので人がいないのもベネ.

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園内には小さな池があり,ポンプくみ上げによる滝も流れていたが,現在停止中とのこと.節電なのか?

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それにしてもこの公園の紅葉は素晴らしい.

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忠別川サイクリングロードに乗る.
まずは駅前を過ぎて旭橋まで.

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堤防走行中,小さな公園(いこい公園?)に,これまた美しい紅葉群を発見.
しかも小さな丘が中心にドンとそびえている.
これはいい写真が撮れそうだ.

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今度は俯瞰構図で.

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しばしサイクリングロードを流すが,時間的にいい頃合いになった.
引き返しますか.

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とはいえ,赤を発見するとつい止まってしまう.

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ブログ記事のアップ順は前後するが,この後,Kazchariは「吉田輪業」へ.
店長さんと高いが安い”例のチャリ”談義後,一旦家に持ち帰って一晩温め,やはり注文することになる.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

ヨシリンさんからの帰り,小さな公園に寄る.
ここもキレイだった.

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昼食はどこへ?
最近旭川での出店が徐々に増えつつある「松屋・松のや」へ入ってみる.

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同系統の「かつや」以上に省人力化が進んでおり,先に端末で注文&お支払いまで完了.店員さんは調理と番号を呼ぶだけ.
よくも悪くも未来感マシマシ.

「メンチ&ロースカツ定食」.味はまずまず.
事前にアプリ登録しておくとクーポンで少しお得に食べられるようだ.

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再びサイクリングロードに乗っかって駅前を通過.
後は帰るだけだ.

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以上,紅葉求めての,ご近所公園めぐりライドでした.
最盛期はやや過ぎていたものの,落葉で埋め尽くされた道を走るのもエーモンだ(最近乗ってない)

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

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晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

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安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

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「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

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ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

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入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

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登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

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うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

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そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
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ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

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お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

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ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

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カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

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そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

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後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

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いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

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曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

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まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

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美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

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少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

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道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

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ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

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前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

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10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

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最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

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カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

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ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

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林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

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現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

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一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

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「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

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いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

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美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

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別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

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気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

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グラベルのつづら折れ.

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いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

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さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

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頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

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下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

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つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

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冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

2024/10/13 Sun

黄金のカラマツ

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晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:72%,体感温度:9 ℃,風速:18.6 km/時,風向:NNW

体内時計に従って5時過ぎに起床.
例によって枕が変わると眠りが浅くなってしまうのはどうしたものか.

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寒い.
ただ,天気は良さそう.

昨日のうちに買っておいたパンで朝食.
Yさんが煎れるコーヒーが美味い.

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9時に出発予定だが,早々にジャージに着替えて朝の散歩.
ここ「佐伯農場」にはキャンプ場(むそう村)も併設されている.

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さらには野外美術館と言っても差支えがない面白いオブジェが点在している.
これらが朝の光を浴びて,全てがフォトジェニック.

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うーむ,ガチカメラ(一眼)持ってきたら良かった...

散歩中,オーナーの佐伯さんに声をかけられ,工房を案内していただく.
施設内の何から何まで手作りされている.
現在は来月開催されるトレラン大会のトロフィーを製作中とのこと.スゲーわ.
まさに男のロマン.

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さて,メンバーの準備が整ったところで出発.

本日走るのは『ゴールデンラーチトレイル』と呼ばれるトレイルコース.
以前は『北根室ランチウェイ(KIRAWAY)』として界隈では有名だったそうな(今でも標識が点在).

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佐伯さんを中心に少人数の有志が作り上げ,世界有数のトレイルと認識されていたが,残念ながら閉鎖となっていた.

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

それが昨年,ようやく再開.
来月の11/3にはトレイルラン大会が開催されるという.
そのコースを今日走るのだ.

佐伯さんによるとヨーロッパのトレイルでは,ハイカーや自転車が共存してトレッキングを楽しんでいるのに,なぜか日本では棲み分けというか,互いを邪魔に思ったり,専用コースになっていたりする.
『ゴールデンラーチ』では,そういった境も取り除きたいとのこと.

いやいや楽しみですな.
まずは入口近くの駐車場までHIGUMAバスで移動.
釧路から参加の方々と合流する.

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チャリでも走れるコースとは言え「勝手に入り込んで走られると困る」とのことで詳細なマップはアップできない.

コース整備にも手間と時間がかかるため利用料を払うのがルール.
興味を持たれた方は,佐伯農場さんに問い合わせてください.

つーことで約50km,ほぼグラなライドにGo!

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普段からクルマが走ってそうな締まった土グラ

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草グラ

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シングルトラックの高速ダウンヒルグラ

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ここは谷間に道を作った土手グラ? 絶景だ.

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林間を抜ける立木グラ(徐々に適当).

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ゴールデンラーチトレイルは,まだスタートしたばかりだが,ホンマ期待以上.
地元の「美瑛」はもとより「十勝」「ニセコ」のグラベルとはまた違った魅力がある.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

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休憩ポイントの山小屋に到着.
歩きトレイルの場合,ここで宿泊するようだ.
風が強くなってきた.

持参したパンと回転焼きで昼食タイム.

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さぁ,出発しますか.

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参加者はみなMTBもしくはE-bike.
ここまではグラベルロードでも走れるコースだったが,この先は...

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深い草グラ
偶然見つけても勝手に入ってはいけません.
まぁ,チャリで走ろうとは思わへんやろな.

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いや,入ってもいいのか.

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そのうち,どう考えてもチャリに乗って進むのは無理な道(崖)に.
担げば大丈夫.押し上げれば大丈夫.
めたくそ楽しい.

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さらには川渡りも.
周辺が湿地帯になるので,油断するとシューズが泥だらけに.
楽しすぎる.

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ところどころにある標識兼クマ鐘.
特にクマの痕跡はなかったような...(気がつかなかっただけ?)

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当然のごとく斜度20%越えの激坂多数.
果敢にアタックするも,さすがにな.

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ジャングルグラを抜けると,本トレイルのシンボル的存在の「モアン山」が見えてきた.

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出発前から「登頂する?しない?」で話題になっていた山.
なるほど.登山道はあるものの,こいつをチャリで登るのはキツイ.

途中で諦めてチャリを放置.
残りの数十メートルを徒歩で登る.

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確かに絶景.
やっぱ,このエリア(道東)には”北海道らしさ”が詰まっている.

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さて,チャリの放棄地点まで下りてからダウンヒル開始.
そこからでも相当な斜度の坂を下る.
めちゃめちゃ怖いが,それを上回る爽快感!

登山道が痛むので,後輪をロックさせないように,との留意事項あり.
落車しても草地なので痛くない(そうか?)

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再び森の中へ.
登ったり下ったり渡ったり.

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牧場脇のトレイルを走る.
ほぼシングルトラックの脇には有刺鉄線
『タイガーマスク』の金網デスマッチか!

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ごくたまに現れる舗装路.
うれしいような悲しいような.

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養老牛温泉着.
映画『男はつらいよ』の第何作目かのロケ地だったそうな.シリーズ未視聴だが.

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昼食タイム.
養老牛温泉の駐車場では,HIGUMAバスPさんが用意してくれたカレーが待っていた.

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養老牛温泉といえば,かつて有名な無料露天風呂「からまつの湯」があった.
ところが不幸な事故により閉鎖.

中標津養老牛温泉のからまつの湯は事故後どうなったのか周りには熊も

名前だけは知っていたが未踏の温泉.
いつかは訪れたいと思っていただけに残念な話.
もう少し”自己責任”が認められないと人生が窮屈だ(※個人の感想です)

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ここからのコースが本日のハイライト.
やや下り基調の林間シングルトラックを,右に左に高速で走り抜ける区間.
まるでXCレースの様

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今思えば,この時の快感がココロとカラダに刻み込まれ,後の暴挙につながったのかもしれない...(伏線)

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写真ではわかりにくいが,なかなかの絶景エリア.
遠くに作業中のコンバインが走っていた.

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久々に開けたジャリ道.
いよいよゴールが近づいてきた感.

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草ぼうぼうの激坂を越え,再び林間シングルトラックをかけ抜けて無事,佐伯農場にカムバック.

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10月ともなると斜陽も早い.
キャンプ場内オブジェの1つ,ストーンサークル(?)にて.

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いやいや,実に楽しかった.
まぁ,途中とんでもない箇所もあるので,ソロだとかなりキツイ.
今日みたいに集団でワイガヤと走るのに適したトレイルやな.

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チャリをマンサード前に置いて,HIGUMAバスにて弟子屈の町へ.
入浴と買い出しである.

なんと!今どきたった¥200で入れるという銭湯「泉の湯」へ向かう.

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ここがまぁ...なんと言いますか,い,異次元

まず,番台のおばさんに「よそ者か?」的目線で睨まれ,「お釣りは出さないのでかっきり¥200用意すること」「歯磨き禁止」「使った椅子や洗面器は元の位置に(確実に)戻すこと」など,何かをやらかす前に注意事項を早口で並べ立てられる.もちろん,石鹸やシャンプーの類は設置されていない.
ここまでプレッシャーを感じながら風呂に入るのも久しぶりだ.

実際,Kazachariの後に上がったEさん,うっかり洗面器を元の場所に戻すのを忘れて,背中に模様のあるおっちゃんにめっちゃ怒られてた.こわっ.

まぁ,我々って地元の調和(ルール)を乱す邪魔者やねんやろな.
ぜひ,その伝統を守ってってください(他意はない).

スーパーで買い出し後,佐伯農場へ戻る.

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今夜は「焼き肉」「サンマ」だ.
〆に「焼きそば」...って,Pさん,若者の集まりじゃないので,ちょっと大杉ますって.

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つーことで,今宵も宴会たけなわで夜が更けていく.

途中,誰かが「開陽台へ星を見に行きましょう!」と提案.
これだけ冷えているのだ.空気も澄んでいるはずと,HIGUMAバス発進.

到着したものの,残念ながら雲が多く,星はぼやけていた.
一方,展望台から東方面に見える明かりが「国後島なのかどうか」論争が勃発.
うん,平和な夜だ.

マンサードに戻り,メインイベントの無事な終了を祝う.
天気にも恵まれたし.色々なコト&ヒトに感謝.

今思えば『ゴールデンラーチトレイル』も,そしてこの宿も非日常的過ぎて,なにやら白昼夢だったかのよう...

ただ,これだけは言える.来年もここに来ようと.

いただき画像

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

2024/10/12 Sat

合宿だぁー

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晴れ.温度:17 ℃,湿度:52%,体感温度:20 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

Kazchariは高校時代,陸上部に所属していた.

長距離(5000m~駅伝)ランナーだったKazchariは,そらもうタヒぬかと思うぐらい走りこまさ...こんだ.
今となっては,ただただ辛かったという記憶しかない.
まぁ,おかげで“根性”がつき,年齢の割には心肺機能を維持できているかもれんが.

で,体育系部活の定番イベントと言えば「合宿」である.
いつもにも増して辛かった合宿だが,オトナになってからは違う(はず).
好きな事を時間を気にせず堪能できる素敵な刻.

3日間のチャリ三昧.
そんな合宿にこの度,参加させていただくことになった.
“端っこライド”他で,色々お世話になったHIGUMA CYCLEさんの主催である.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

場所は摩周~中標津周辺.
キャンプ場やロッジなどの宿泊施設を有する「佐伯農場」さんをベースに,周辺トレイル(グラベル)を走り回るという,楽しみが過ぎるイベントである.

Facebook-佐伯農場

本番のトレイルライドは13日.
その前日inということで,まずは弟子屈(摩周湖)に向かう.
Google先生によると自宅からは266km,約4時間の道のり.
さすが北海道,速いぜ.

当初はグラベルロードのTopstoneで参加予定だったが,事前にHIGUMA CYCLEのKさんに相談すると「ファットの方がいいでしょう.本当はMTBがベスト」とのこと.
KazchariはMTB持ってません(T.T)
つーことで必然的にファットをチョイス.

バカでかいフレームだが,前後輪を外すと運転席後方にキレイに収まる.
助手席およびその後席は完全フリーなので車中泊も楽勝だぜっ.
今回はしないけど.

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最短ルートである国道39号と紋別自動車道を使ってワープ.
美幌町内のホクレンでセルフ給油.
たまたま¥2,000以上の給油で卵1パックプレゼントキャンペーンを行っていた.今夜の夕食に使うぜ.

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これまで経験したことがないほど晴れ渡る美幌峠を爽快にダウンヒル.
で,あっという間に集合地点の「レストラン摩周」に着いた.

13時前,HIGUMAバスも到着.
まずはレストランで昼食.
「そばと豚丼セット」が有名らしく,ここは素直にそいつを注文.

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美味し.
PayPay払い可でなぜか安心.
現金払いにますます抵抗感がつのる昨今.誰の陰謀だ?

駐車場でチャリをセッティングし,プレ・ライドに出発.

まずは摩周湖第一展望台まで(舗装路の)ヒルクライム.
さほど斜度がキツイわけではないが,クソ重いファットだと良いトレーニングとなる.

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それに絶景.

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さて,駐車場.
クルマやバイクは有料だが,チャリは無料.

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数年ぶりの訪問.
テラス風の歩道ができていたりといろいろオシャに進化.
これもインバウンド効果か.

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気になる「トレイル」オブジェ.
ここを起点に山越えの歩きルートが紹介されている.
海外なみにスケールが大きい.流行っているのか?
新しい観光のスタイルとして売出し中だが,かなりハードな印象.

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次の目的地へ...と,ここからはグラベル走行.
諸般の事情により詳細は避ける.

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これがまた,実に楽しいダウンヒル・ルート.
Topstoneでなくファットにして大正解.
あの細いタイヤ(44c)では,崖っぷちの木の根っこが怖すぎる.

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グラベル走行を終え「渡辺体験牧場」に立ち寄る.

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この寒空の下,ソフトクリームを食べる猛者たち.
Kazchariはさすがに遠慮.
シンから冷えそう.

室内のテーブルに置いてあった「牛カタログ」が超面白い.
専門用語のオンパレード.何が何やら...

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夕暮れ迫る中,無事デポ地の駐車場へ戻る.

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次は風呂.
弟子屈の住宅街には公衆温泉浴場が点在している.
最初に行った浴場は駐車場が満車.
で,『ホテル摩周』へ移動.

このホテルの名前,どこかで聞いたことがあるなぁ...おお,ここってブルベ民に有名な宿ではないか.こんな所にあったとは.

2年前の『オホーツク1300』
オーソドックスな行程だと,3日目は紋別をスタートして釧路ゴールが多い.
Kazchariもそうした.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

ただし,ここ弟子屈から鶴居村までは地獄のアップダウンが続く.
ランドヌールの中には,それを避けてここ弟子屈で宿をとる者もいた.
その際はこの『ホテル摩周』が御用達なのだ(たぶん).

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『ホテル摩周』の日帰り温泉は¥400.
もうね,ホテルの外観,内装,浴槽まで何から何まで昭和観満載.
S(昭和)世代には懐かしさしかない.
もちろんサウナなんて気の利いたものはないが無問題

熱めのお湯で暖まった後は,スーパーで買い物.
スーパー『フクハラ』で明日の朝食を購入.
ついでにチューハイも.
レースではないので飲んでも無問題.

スーパーを出発する頃には真っ暗.
札幌組の乗るHIGUMAバスをハスラーで追いかける.

暗闇の中,30分ほど走って「佐伯牧場」着.
ここが本日の宿となる.

いわゆる「マンサード」屋根の建物.
倉庫と言った方が近いか.
想像以上にワイド&ワイルドな空間.
これが全て手作りだというのだから驚き.
大部屋雑魚寝かと思いきや,ちゃんと個室がある.

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夕食はKazchariがもらってきた卵を使ってのお好み焼き.

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他にも「牧場のチーズ&バジルトマト」
これがまためちゃめちゃ美味い.これまでの人生で一番美味い.

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オーナーの佐伯さんやら,隣接するキャンプ場に宿泊されるYさんやらを交えて夕食会.
備え付けの冷蔵庫には,前に泊まった人が置いて行ったビール缶や食材が大量に.
飲んだ分は,自分たちで買ってきたモノで補充する.
なんと素晴らしいシステム.まるで懐かしの学生寮のノリ.

夜はふけ,10時には寝床につく.
薄いマットレスとかけ布団は用意されているものの,夜間の冷え込みには耐えきれそうにない.
指示通り持参した寝袋にくるまり,エア枕を膨らませる.
明日のトレイルライドへの期待も膨らませつつ...おやすみなさい.ZZZ