早くも公開!Randonneurs Sapporo 2026年ブルべ!

2025/10/24 Fri

妄想爆発

2025年5月6日撮影 薄野200

北海道ブルベ団体の1つ,Randonneurs Sapporo(以下,ランドヌ札幌)さんの2026年開催ブルベが発表された.

2026年開催BRM Randonneurs Sapporo

例年に比べ早い!(たぶん)
ただし公開されているのはブルベの名称と実施日,および設計者のみで詳細は未定.

ブルベの場合,その名称からだいたいのルートを予測できる...いや,できない場合もある.
そこで,今回は勝手に中身を予測.
ルートと参加可能性を考えてみる.

【BRM504風連200】

旭川発着である.

「風連」という地名から名寄方面往復が予測される.
国道40号で直に北上すると片道約80km.
まぁ,これで済むとは思えんので,おそらく「岩尾内湖」or「朱鞠内湖」経由ではないだろうか?

GW中だし,地元民としてこれは出場せねばなるまい(そうなの?).
もちろん雨ならDNS.

【BRM524恵庭北200】

恵庭発着ということは,今年開催のGPSデータ配布なしの「恵庭200」に似たルート?
それともレトロ・ブルベ第二弾として,またしてもキューシート提示オンリーで別コースなのか?
今のところ参加は保留.

【BRM613積丹400】

ランドヌ札幌の定番ブルベ.
大きな変更はないかと.

https://randonneurssapporo.net/brmr%ef%bd%8d/2024brm/brm622shakotan400/より

上は2024年のルート.
通しではないが,一応走った所ばかりなので,参加熱意は低め.

【BRM718後志300】

「後志」はおそらく道民でないと読めない.
「こうし」ではありません,「しりべし」と読みます.

似たポジションの「胆振」もある.
その昔,大阪ローカルの番組にてアナウンサーが「たんしん」と読んでた記憶がうっすらと.正解は「いぶり」

と,まぁこんな話はともかく「後志地方」とはこのあたり.

https://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/gyosei/machi/index.htmlより

スタートは倶知安なので,積丹周りでぐるっと300kmかなぁ...と思ったがたぶん違う.
南下っつーか黒松内や島牧,もしくは苫小牧方面に行くのでは?と予測.
そう思う理由は翌々日に行われるブルベにある.

【BRM718どうなんだよ600】

「後志300」と同日スタートの600ブルベ.
途中まで同じルートと予測.
300の方は150km地点で折り返すとか...ホンマに?
行ったっきりでないのは確実.
なぜなら,翌々日に開催されるのが...

【BRM720ウニタラコ200】

このブルベなので.
これも倶知安スタートなので「300」も「600」も戻って来る必要がある.
そして名称通りにウニ=積丹,タラコ=岩内方面に向かう200kmでは?

つーことで海の日連休を目一杯使う800か500の連続ブルベ,倶知安は宿代が高いので参加するなら道の駅で車中泊か.
もしくは定宿のトリフィート?

【公式】トリフィートホテル&ポッド

「積丹400」よりはこの「後志」+「ウニタラコ」の500が好みだ(あくまで妄想).

【BRM919岩木山200】

さて,ここからは怒涛のシルバーウィーク連続ブルベ.
まずは八戸スタート.
だが「岩木山」が目的地ではなさそう.
なぜなら翌日の「北へ600」が函館スタートとなっている.
つまり津軽海峡を渡って函館がゴールなのか?

もしくはこれ単独で八戸発着? それはなさそうな気がするけど.
いずれにせよ,フェリーに乗っての東北遠征ブルベは楽しかったなぁ...

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

【BRM920北へ600】

つーことで「岩木山」の翌日は函館発で600.
ちょっとGoogel先生に函館⇒浜頓別の距離を聞いてみたら...625km.
まぁ,そういうことなのでしょう.

オーソドックスなルートであれば,自宅の旭川はだいたい420km地点.
夢の自宅仮眠所爆誕か?...と思ったら,これってルール違反?

BRM/AJ規定

一方でこんな話も...

東北1700_2: ルール違反で失格?

トラタヌなので今考えても仕方がない.
で,「北へ600」に話を戻すと不思議なことが...

【BRM922浜頓別300】

こいつのスタート地点がなぜか稚内だということ.
もしかすると前日のゴールは浜頓別ではないのかもしれん.
浜頓別はあくまで経由地で稚内まで行くのだろうか?.
確かにその方が宿は取りやすい.
まさか浜頓別⇒稚内は別途移動?

さらに謎なのが翌日の...

【BRM923札幌までまだ400】

こいつのスタートは士別.
稚内ー士別は直線で212km.
距離的にはまだ半分である.
うーん,どこで稼ぐのだろう?

そして士別⇒札幌も194kmと,200を切っている.
こりゃ相当な遠回りルートが設定されそう.

いずれにせよ,シルバーウィークではなくパラダイスウィーク・アゲインと言ったところか.
とんでもないブルベになりそうだが,マイスターO西さんはもちろん参加されるだろう.もちろんBROMPTONで.

【BRM1018薄野200】

2026年の締めくくりは,これまた伝統の薄野200.
本来の開催時期に戻った.
おそらくルートも変わらないでしょう(たぶん).

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

もし参加するなら,もちろんBROMPTONだな.
GWと10月上旬,どちらが寒い?

つーことで,ランドヌ札幌の2026年ブルベの発表を受けての雑感でした.
詳細な情報発表後に答え合わせやな.
AJHさんの発表も近いだろう.
めっちゃ楽しみである.

EPICな神の子池トレイルライド

2025/10/13 Mon

合宿3日目 ~ MTBの愉悦

iPhone15 Pro

曇り.温度:10 ℃,湿度:87%,体感温度:4 ℃,風速:20.5 km/時,風向:NNW

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

昨日とはうって変わって暖かい夜だった.
22時過ぎに寝て,朝6時頃起床.
普段の日常とあまり変わらん.

熟睡は...やはり無理.
Garmin先生の睡眠モニターの評価は「悪い」だった.

のんびりしてはいられない.
今日は旭川に帰る日だ.
シェラフを丸め,衣類をまとめて撤収準備.

1階にて朝食.
昨日のパンの残りである.
この時にお会計.
3日間楽しみまくったわりに破格の料金.
ありがたし.

出発は遅めの8時半.
その時間まで,アートあふれる佐伯農場を散策.
まずは昨夜蒸されたサウナをあらためて紹介.

iPhone15 Pro
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これらが全て手作りなのが恐れ入る.
文字通り憧れのプライベートサウナである.

実はKazchari家の庭も割と広く,サウナ小屋を建てるのに十分なスパースはある.組立てキットの費用も思ったより安い.

ただし...薪にしろ電気にしろガスにしろ,運用後の燃料代が膨大と聞いてあっさり断念.週一で近所のサウナに行く方が...ええか.

昨今のサウナブームのおかげで,旭川郊外にもサウナ専用施設がぽんぽんと作られたが,たいていとんでもない料金.
インバウンド客ならともかく,あの料金でやっていけるのだろうか...知らんけど.

そして農場内をうろうろ.
全てiPhoneで撮影.
やっぱ一眼持ってきたらよかった(昨年も同じこと言ってたような).

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ここがGLT:旧KIRAWAY(北根室ランチウェイ)のスタート地点.
広大な草原が広がる.
徒歩かロバとともに歩けば,気分はもう母を訪ねる某ジェノバっ子

iPhone15 Pro

出発時間になった.
Kazchariは本日のライド終了後,そのまま旭川に帰るので,HIGUMA号には乗らず,ハスラーで後をついていく.

今日は「神の子池トレイル」
昨日同様,これもツアー参加となるため詳細なログは公開できない.
興味のある方は『知床サイクリングサポート』さんにお問い合わせください.

神の子池トレイルeMTB

つーことで集合場所に到着.
これまた標高が高くて寒い寒い.風も強い.
早く走りたい...の前に記念撮影.

いただき画像

下りスタートだが,その前にガイドの西原さんから軽くブリーフィング.

「一応ダブルトラックですが,轍が15cmぐらいあるのでラインを変えるのは危険です.できるだけ真ん中を通って下さ~い」

「それとぉ,落車する原因は今言った轍にタイヤを取られたか,もしくは前の自転車との衝突です.ゆっくり,自分のペースで走ってくださ~い」

はい,わかりましたぁ.

iPhone15 Pro

だがしかし.

事前に忠告を受けていたにも関わらず,ついラインを変えて端っこに.
原因は薄暗い林の中,動体視力がついてこなかったことによる.
溝なのか,水たまりなのか,苔なのか判断付かず,深い轍に突っ込んで見事に転倒.
こけた自分のカラダの上をEPICが舞うのがスローモーションで見えた.

ぐぬぬ,やっちまった...
でもまぁ,あの時よりはマシか.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

すぐに起き上がって,自分のカラダより先にEPICのチェック(あるある)
サドルと右のレバー基部がゆるんでズレた程度で特に問題なし.
さすがは丈夫なMTBだ.ロードと違ってなんともないぜ.

カラダの方は右ヒザに軽い痛みがあるだけ(すり傷).
最大懸念の鎖骨は守られた(そういうとこだぞ!)

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

後方から走ってきていたK野さんに声をかけられる.

「大丈夫? ここからならバスにすぐ戻れるよ」

いやいや全然問題ありません.ここでやめるなんてとんでもない.
そう,なんとなーく,コケそうな予感の中での落車,つまり準備ができていたので十分な減速と受け身が取れたのが大きい.

ツールケースから,そそくさと携帯工具を取り出し手早く修理.
走行を再開する.

慎重に坂を下り切って一旦休憩.
ここからはシングルトラック,つまりハイカー用の本格的トレイルが始まる.

iPhone15 Pro

走行できる幅が狭くなり,急カーブ,アップダウンの連続.
時には斜めに倒れた木の下をくぐる.
当然,地面には木の根が露出してタイヤが滑る.

おお,これって動画で観たことあるホンモノのトレイルライドやん!

帰宅後『知床サイクリングサポート』さんの公式動画を発見.

いやいやいや実に楽しい.
これまで走っていたグラベルライドとは完全に別世界.

初めての経験である.
パワーではなくテクニックがモノを言う.

ラインを読んで危険を察知し,暴れるチャリを押さえつける.
刻々と変化する路面,空間状況に必死についていく.
息が上がることはないが,同時に呼吸リズムを整えているヒマもない.
こ,これは...瞬時の判断力が試される,言うなれば頭脳戦だ.

iPhone15 Pro

何度目かの休憩中,MTBマイスターでもあるK野さんに「いやぁ,面白いけど難しいですねぇ.タイヤが滑ってカーブや木の根を越えるのが怖いですぅ」と告げると「タイヤの空気入れ過ぎじゃない?」とのアドバイス.

確かに.
舗装路移動やフラットなジャリ道を想定して,いつも通り2Barぐらい入れている.
今日のような路面だと,どう考えても固すぎてグリップしない.

これは試しとタイヤの空気を抜く.
メーターも何もないのでタイヤを触ってなんとなく確認.
おそらく1.3Barぐらいまで落としたはず.
そうか,スノーライド時と同じ発想か.

キトウシ・ザ・マウンテンライド

iPhone15 Pro

これがまぁ大正解で,以降のトレイルライドが楽しくて仕方がない.
確実なグリップ.踏んだ分のトラクションがしっかりとタイヤに伝わっている.

こうなると余裕が出てきて,周囲の状況判断もより正確になってくる.
枝にぶつかりかける危険ポイントも無事回避.

「MTBで,もっとも重要なのはタイヤ空気圧のセッティング」と,どこかで聞いたような...あーこういうことかと,「言葉」でなく「心」で理解できた!

例のレースでも,もっとタイヤをぺしゃんこにしておけば,あのような惨敗を期すこともなかったろうに...(そうなの?)

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

いやいや,これは楽しすぎる.

iPhone15 Pro

とまぁ,ハイスピードで下っているとあっという間にトレイルを抜けてしまった.
これがスキーなら,もう一回リフトに乗って再度チャレンジといきたいところだけど...それはムリ.このような至高の体験は次の機会にとっておこう.

それにしても...佐伯さんが凄すぎる.
御年75歳にしてファットバイク(電動ではありません)を駆り,全く遅れることなくついてくる.
体力だけでなくバランス感覚や判断力も(失礼を承知で言うなら)バケモノです.

iPhone15 Pro

そうそう佐伯さんと言えば,昨夜のBBQの場でも「他の団体のお客さんに我々個々人の紹介(名前や職業など)をする」という離れ業を見せた.
とんでもない記憶力の持ち主でもある.
やはり「何か目的を持って,何かを生み出し続ける生活」は,人を老いさせないのだろう.

iPhone15 Pro

で,最後の激坂を下ると,残りは普通の林道.謎の安心感.

目的地の「神の子池」はすぐそこである.

iPhone15 Pro

お,おぅ.キレイはキレイだがここは一大観光地.
人も多く,駐車場も遊歩道も整備されて神秘性はない.
かつての美瑛の「青い池」同様,知る人ぞ知る存在であれば,感動できたかもしれんけど.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

つーことで,雨が降った後のドロドロ砂利道を抜けて幹線道路に復帰.
ここからはスタート地点の駐車場まで約10kmのヒルクライムである.

HIGUMA号が待機していたので,トレイルで抜いたタイヤの空気をポンプで充填.2Barに戻す.
さぁ,登るでぇ.
ここからは軽量クロカン,EPICの超得意分野である.

iPhone15 Pro

やっぱり坂は,いや坂も楽しい.
トレイルでの不甲斐なさをここで払拭.
思う存分走らせる.
まぁ,MTBなのでサスがふにゃふにゃ,力が逃げまくるけどな.

登頂後は”裏から”摩周湖を鑑賞.
ヒルクライムでかいた汗が冷えて寒い寒い.
そそくさと写真だけ撮って逃げる.もっと光が欲しいところ.

iPhone15 Pro

駐車場に戻り,ハスラーにEPICの前後輪を外して積み込む.
グラベル走行後の泥だらけ状態だが仕方がない.

『HIGUMA CYCLE』『知床サイクリングサポート』のみなさんにご挨拶して,旭川への帰路につく.
さようなら.そしてまた来年.

つーことで,MTB三昧の3日間でした.
今年も楽しかったなぁ.

MTBを買って2シーズン目.ようやくその楽しみ方がわかった気がする.
リエゾン区間,つまり途中の舗装路はなるべくすっとばして,純粋にグラベルやトレイル区間だけを楽しむのが最適.

つまり今回のような半クローズドコースが一番楽しめる.
グラベルを含むロングライドを堪能という視点なら,Topstoneの方が良いな(うん.知ってた)

さて,いよいよ10月も後半へ.
地元の旭川周辺も木々が色づく頃.
紅葉散策が楽しみな時期になってきた.

そして,冬がやってくる.

iPhone15 Pro

久々にココロひかれるクルマ?

2025/10/14 Tue

そろそろか

うちの青いハスラー(MR31)は2014年に購入.
つまり10年越えである.

とは言え,走行距離はたった80,000kmほど.
北海道在住にしては異例に短いはず.

それもそのはず.

職場には徒歩かチャリで通っているので平日はほぼ乗らない.
さらには新コロ以降,遠距離出張もなくなった.
ブルベ遠征でもせいぜい札幌往復.

そして休日はもちろんチャリ&チャリ.
ここ数年はだいたい年12,000km走っている(ZWIFT含む)
中でも,2019年に購入したDOMANEはトータルで70,000km越え.

むき出しエンジンのオートバイ,自分がエンジンのチャリ.
走り続けないとこけてしまう不完全さが愛おしい.
それに何より...2輪車は造形が圧倒的に美しい.ああぁ...

それはさておき,我がハスラーはまだまだ元気なのだが,新しいクルマの購入を考え始めているのも事実.
登録13年経過で税金が上がるク〇制度も近いしな.

思いおこせば,2004年に旭川に引っ越した際にはジムニーを購入.
それから10年経って今のハスラーを購入と,10年単位で新車が欲しくなるようだ.

最近は点検などでディーラーに行くと,担当の方から「Kazchariさん,そろそろ新しいお車いかがですか?」という声が必ずかかる.

それに対し「いやぁ,クルマに出すお金あったら,新しいチャリ買いますよ~ダヒャダヒャ」と返すのがお約束化している.

買う買わないは別にして,チャリ遊び用の基地として,さらに便利に進化したクルマはないものか.
もちろん本体,必要経費ともに安い「軽」が最優先である.

まず候補に挙がるのが「スペーシア・ギア」

スペーシア ギア

今年フルモデルチェンジされたが,どうにもこうにもジムニー風のいかつくなったフロントマスクが気に入らない.
デザインは旧型の方が圧倒的に好みだ.
それに,チャリを積むにしても,前輪を曲げて,フロントとリアシートの間に差し込む方法でないと載せられないらしい.
それ,今のハスラーと一緒やん!

お次は「エブリィ」

エブリィJリミテッド

通常版はモロに商用車だが,これまた最近オシャな限定車が発売された.
車中泊楽勝.それにチャリ2台をまんま載せられるなど機能性は問題ないが,デザインがなぁ...
それに燃費もかなり悪いとか.

かように(4輪は)鈴菌に感染しているKazchariだが,他のメーカーはどうだろう?

デザインで言うなら「デリカミニ」が非常に好みだ.

デリカミニ

こいつは何よりデザイン.
特に旧型からの特徴である上部カットの丸ライト.
表情がある.
まるでMH(もしくはGTM)の様.
肝心のチャリ積載は...今のハスラー同様もしくは前輪外し必須か.
このクルマの最大の欠点は...値段だな.油断すると¥300万越えとか.ありえん.

とまぁ,どいつもこいつも帯に短くたすきに長しで,決定打にならんのだが,ついに「これは!」というクルマが発表された.
それが新型の「クロスビー」である.

クロスビー

新型とは言え,フルモデルではなくマイナーチェンジ.
旧モデルはハスラーをまんま拡大した感じで,”デカハスラー”なんて言われていた.
今回はエンジンおよびフロント周りのデザインが大幅に変更されている.
特にライトはデリカミニとそっくり(流行りなのか?).

小型車だがチャリの積載は横倒し,もしくは前輪外し要.
ハイルーフワゴンのようにはいかんか.

フルモデルチェンジでないので価格も抑え気味.
上級グレードのパッケージでも¥200万台後半で収まるらしい.
イマドキのクルマとしてはかなり安い.

ただし,こいつの最大のネックは「軽」ではなく「普通車(登録車)」であること.
「軽」に比べ税金や保険料がアップしてしまうのだ.ケチケチ男としては許しがたい.

軽自動車は維持費も安い!? 年間にかかる維持費を普通車と徹底比較

安全性への懸念から「軽」は絶対に乗らんという方も多いが,Kazchariは気にならない.
カラダがむき出しのチャリやオートバイに比べたら...クルマは全て安全で快適だ.

つーことで,かなり気に入った新型クロスビー.
つい先日クルマ販売店にてたまたま実車を確認した.

その結果は...

うーん,思ったよりもイマイチ.
旧型同様,ボテッとしててパッとしない.
デザインが変更されたフロント(角)も,あまり変わっていないリア(丸)とのバランスが悪い気がする.
展示車が好みのカラーではなかったせいかもしれんが,一気に冷めた.

やっぱ「軽」で,これぞっというクルマが出るのを待つか.
我が青ハスラーにはもう少しがんばってもらおう.

ちなみに今,お金使うなら...

S-WORKS AETHOS 2 – SHIMANO DURA-ACE DI2(¥1,760,000)

とか

COLNAGO Y1RS(¥2,607,000)

を買う方が幸せなのは,100億%間違いない(壊れてます)

EMONDAな十勝岳紅葉まつりライド

2025/10/4 Sat

酸素が足りない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:18 ℃,湿度:75%,体感温度:21 ℃,風速:6.8 km/時,風向:SSE

一時の,”週末は天気イマイチローテ”はどこへやら.
今日,明日と良い天気が続きそうだ.気温も高い.

では,どこへ行きましょうか?

ちょうど,十勝岳で「紅葉まつり」が開催中.
去年も行ったっつーか,登ったな.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

YAMAICHIさんも凌雲閣前でキッチンカーを開店するという.
行き先決定.
ただし,今日は自走かつ白金温泉周りで向かうことにしよう.

マシンはもちろんEMONDAで.
ロードの軽やかさを体験したい気分.

iPhone15 Pro

忠別川サイクリングロード,冬期(?)通行止めのお知らせ.
げっ,雪解け走行の楽しい時期がかぶるなぁ...と思いきや,数kmだけでした.

さて,今日のウェアはAliexpressで買った「INBIKE」ブランド.
半袖ジャージとビブを合わせても¥6,000未満.安い.

本日2度目の着用.161cm,58kg,胸囲90cmでEU-Sサイズがぴったり.
後ろのポケットの位置が高いのか,少々スマホの出し入れがしにくい.
難点はそれくらい?

Ama他で大量に販売されている謎ブランドと違って,こちらの「INBIKE」は各インフルエンサーからの評判も上々.
ステマかと思いきや,これは当たりだった.
色違いも買おうかな.
ウェアだけでなく,パーツなど,これまでOEM専任だったメーカーが,自社ブランドの拡大に方針転換しつつある...そんな気もする.

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で,今日はロングライドな気分.
十勝岳には最短距離ではなく遠回りで.
まずは桜の名所「聖台ダム公園」に立ち寄る.誰もない.
水が干上がってて,ダム湖の一部をファットバイクで走れそうだが...怒られそう.やめとこ.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

美瑛の町中にin.
まだ11時前だが,ヒルクライムに備え,セイコマにてエネルギーを補給.
外国人には信じられないという「糖質×糖質」のやきそばパン.

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青い池につながる自転車道.
対向から,おそろいジャージの大集団がやってきた.
インバウンドっぽい.
今日は問題なかったが,たまに逆走するチャリに出会うのが観光地あるある.

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「青い池」着.大混雑.
いつもの撮影ポイントも人だらけ.
今日は林の向こう側からのめずらしいショット.十分青い.

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白金温泉を通り過ぎて,望岳台への道を駆け上が...りたいところだが,4,5%の坂で早くも肺と脚が売り切れ状態.

やはりか.

実は昨日の金曜日,職場にて400cc献血を実施.
カラダ中に酸素を運ぶ血液の絶対量が減っている.
しかも,ヒルクライムという酸素摂取が超重要な運動.
一応,翌日ではあるものの,献血後24時間は経っていない.
正に疑似高地トレーニング.あーしんど(気のせいではない).

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ちなみにKazchariの献血は43回目となる.
最初の献血は20歳.
オートバイの限定解除合格記念として,門真の免許センターにあった献血所に入った.
単純計算で年に1度以上行ってるやん.エライぞ,Kazchari.

そういやその昔は献血センターから自宅の電話に直接電話があったなぁ.
特に金曜日.
なんでも週末は交通事故で血が大量に必要だとかなんとか...今では考えられん直電勧誘.

さて,そんなことを考えながらも漕ぎ続ける.
望岳台への分かれ道が見えたが...クルマが列をなしている.大渋滞.
さすが紅葉シーズンだ.

もちろん,チャリなので行けないことはないが,ここはスルー.
あくまで目的地は天井の温泉,凌雲閣.

iPhone15 Pro

分岐点着.
ここから斜度が爆上がり.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

まっ,白金周りだと休む箇所が多いので多少は楽.
写真を撮っていると,後方から「カミヒルに出られた方ですか?」との声がする.
ロードバイクに乗っている...どこかで見た...なーんだ,カミヒル中の人,すなわち実行委員長のSさんだった.

Sさんも,うちのド派手EMONDAを見て「あぁ,Kazchariさんじゃないですか.これから登るんですか?」とすぐに気づく.

カミヒルの話をする.
来年は記念大会(第10回)となるので,何かアイデアはないかと聞かれたので「(富士ヒルのような)記念のコラムリングはどうでしょう」と提案.
そんなに高いモノでもないと思うけど,予算的に無理かなぁ.
Kazchariは55分切りなのでシルバーリング.プラチナは無理でもゴールドが欲しい...ほら,モチベーションが上がる.

iPhone15 Pro

Sさんは本日既に登頂済みとのことで,Kazchari一人で凌雲閣を目指す.
途中,オレンジの妖精さんやら,カミヒル女子3位のTさんとスライド.
上の方はクルマで渋滞しているので気を付けてとのこと.やっぱりか.

確かに前方から降りてくるクルマがいつも以上に多かったが,幸い先行車がスレ違いで停車することもなかったため,Kazchariも足つきなしで完走.

血が足りねぇ~ 酸素が足りねぇ~ でキツかった.

iPhone15 Pro

素晴らしく好天.
紅葉が実に美しい.
思えば昨年は霧雨&極寒だったことを思い出した.

iPhone15 Pro

周辺はカメラを抱えている人がわんさか.
その方たちが画角に入らないように調整しつつ撮る.

iPhone15 Pro

後で聞いた話だと翌日は風が強く,葉がかなり散ってしまったとのこと.
今日が見頃だったようだ.

で,凌雲閣横にYAMAICHI号を発見.
シンゴさんと奥さんに挨拶した後,いつもの「ルーローハン」(¥800)を注文.

で,凌雲閣の自販機でご褒美の赤コーラを買おうと試みるが...

人類は思い出した.

ここの自販機はCoke-onに対応していないどころか,新紙幣および新¥500硬貨にすら使えなかったことを.

仕方なく,建物内の冷蔵庫から直接買うことにしたが,フロントはチェックイン待ちの行列が.
こらあかん.諦めて手持ちのボトルのお茶でがまんするか...

さらに間が悪いことに,何かのアレルギー症状なのか,急にくしゃみが止まらなくなった.
鼻水ダラダラで涙目.なんてこった.パンナコッタ.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

この時以来の悲惨な症状.
季節が異なるが,やはりシラカバ花粉のせいなのか.

iPhone15 Pro

YAMAICHI号に戻ると,ル―ローハンが用意されていた.
美味いはずなのだが,鼻が詰まって食べにくいことこの上ない.

チャリダー特典でミックスナッツもいただく.

シンゴさんによると,本日チャリで登ってきたのは14人ほどらしい.
意外に多いな.
この時,既に14時近く.
もしかすると今日はKazchariで最後かも.

iPhone15 Pro

貴重な飲料水をボトルにいただく.すいません.
ウインドブレーカーを着て,さぁダウンヒル.

iPhone15 Pro

分岐地点にて,どちらのルートで帰るか少し悩んだが,同じ道はつまらんと上富良野側に下山.
町に入る頃にはすっかり暑くなり,ウインドブレーカーをキャストオフ.

いつもの道で美瑛まで.
軽量快速のEMONDAは乗っているだけで快感.
フレームの硬さにもようやく慣れた.
今年は300ブルベも経験したしな.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

美瑛では例の自販機で念願の赤コーラ.
¥100と安い上にちゃんと新¥500硬貨も使える.
凌雲閣さん,なんとかしてください.

iPhone15 Pro

しばし休憩した後は,これまた美瑛の丘を通る.
だいぶ陽の陰りが早くなった.

iPhone15 Pro

無事帰宅.
先週分の汚れもあって即洗車したいところであるが,明日もグラベル・ライドが予定されている.
もちろんそちらはTopstoneで参戦するが,戻ってきてから2台同時に洗う方が効率的か.

いずれにせよ,これで今季の(ロードバイクでの)カミヒルは終了かな.
凌雲閣は近いうち雪に覆われるだろう.
そうなればファットの出番.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

今年は参加できるかな.
凍結落車のトラウマを克服できるか否か.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

ホンモノとニセモノ,そして...

2025/9/26 Fri

Back and Forth

iPhone15 Pro

自転車用品をどこで買うか?

かつては海外通販の「Wiggle」もしくは「Chain Reaction」をよく利用していた.
理由はもちろん安かったから.
昔は内外の価格差がエグかった.

タイヤやチューブ,パーツ,それにウェアもたくさん買ったなぁ.
Tacxのスマートローラーなんて¥11万...

確かこの2社は経営母体が同じだったはず.
品ぞろえや値段に少し違いがあって,頻繁に見比べてた思い出.

特にPBの「dhb」製品がお気に入り.
サイズはXSにしとけば,だいたいフィット.
「dhbはロードバイク界のユニクロ」なんて呼ばれていた.

ところが,新コロのせいなのか,自転車ブーム終了なのかで売上低迷.
他社に吸収やら何やらで生き残りをかけていたが,その過程で日本への配送が停止.以降,すっかり縁がなくなってしまった.

しばらくして日本への配送は復活したものの,円安もあって価格は軒並み高騰.
利用するメリットがなくなってしまった.

そんな中,新コロ後の海外通販業界に現れたのが...やはり中華サイト.
今や細かい備品どころか,フレーム本体やホイールとも中華ブランドがぶいぶい言わせている.

Kazchariも「ELITE WHEELS」「DRIVE HELIX 57D」を購入.非常に満足している.

春に向けてのセットアップ~Elitewheels Drive Helix 57D CS

UCI認定だし,安全性や耐久性に関しても問題ないのだろう.
要は名無しでOEM提供してきたメーカーが前面に出てきて,本来の適正価格になったということか(たぶん).

さて,そんなコスパ重視チャリダーの終着点は「Aliexpress」

有名な中華ECサイトと言えば,もう一つ「T」もあるが,怪しさレベルは比較にならない.どっちもどっちという意見もあるけど.

つーことで,最近はすっかり「Aliexpress」の利用頻度が増えた.
何しろ安い.それに,かゆい所に手が届くアイデア商品も多くて見ているだけでも楽しい.

もちろん,コピー品,海賊品,粗悪品には注意すべきだが,「欲しい商品がある ⇒ Amazonでチェック ⇒ Aliexpressで同メーカー同商品があれば価格を比較して納得できればポチる」が最近のルーティン.

特にBROMPTON関連はなぁ...やばいなぁ.
オリジナル設計の版権切れによって本体そのもののコピー品すら堂々と販売中(安い).

BROMPTONの甘い罠~バッグ編

BROと言えばフレームに内蔵可能なツールキットが有名.
純正品はデザインも精度も最高なのだが,いかんせん価格が...

BROMPTONの甘い罠~ツールキット編

Aliexpressにて,格安の代替品を購入したが,今日に至るまで一度も使わずじまい.精度を試すチャンスがなかった.

上の記事内でも書いているが,BROの車載工具としては「15mmメガネ」が最重要.めずらしいサイズだが,こいつがなければ後輪を外せない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ただし見ての通りの弱弱しさ(と粗さ).
緊急用と割り切らねば使いたくない.

「まっ,めったに使う事もないのでこれでいいっしょ!」と思っていたが,ここに来て心境の変化.
11月の旅に備えて,ついにと言うか,安心のために純正品に手をつけてしまった.

もちろんAliexpressでは販売していないので,Yahooショッピングにて購入.
セール中に買ったのでかなりお得.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

格安品と比べると,さすがに高級感マシマシ.
純正品は金属製のタイヤレバーも収納できるのにも関わらず,不思議なことに重量は格安品と同じく200g

ちなみに格安品の方が,ラチェットに付けるビットの種類は多い.
BROに不要なサイズも交じっているが,これは「BROMPTON専用ではありません」とのエクスキューズか?

肝心の15mmメガネの精度は純正品の圧勝.

iPhone15 Pro

いずれにせよ携帯ポンプは別途用意する必要あり.

さて,Aliexpressで最近買ったチャリグッズにボトルがある.

ELITEブランドの「FLYボトル」である.
軽量かつ,絶妙な柔らかさで中身を押し出しやすい.
飲み口も広く掃除も楽,と以前から愛用している.

もちろん国内正規販売品あり.

ボトルにしては結構なお値段.
ある日,いつものようにAliexpressをさ迷っているとやけに安い「FLY TEX」ボトルを見つけた.
ちょうど古い物との入れ替えを考えていたので,こりゃラッキーと,500mlと750mlの2本を購入.これで500mlの国内販売1本分とほぼ同価格.

注文後,しばらくして届いたので開封.
左側のジロ限定のピンクが”本物”.黒が今回Aliexpressで購入したモノである.

iPhone15 Pro

お分かりになられただろうか?

まず底の形状が異なる.
右の方が明らかに成形が雑.
そして,この角度ではわかりにくが,飲み口キャップの形状が異なる.
洗浄しにくい作り.

さらに,輸送上の問題かもしれないが...

iPhone15 Pro

長時間押しつぶされていたのか,あちこちにへこみがある.
内側から押しても元に戻らない.
そもそも,ボトル全体の表面処理も柔らかさも全く異なり,全般的に硬い

もちろん,全く同じ製品(シリーズ)ではないので,黒い方も正規品かもしれんが...たぶん〇〇〇〇やな.

精密機械ではないので,ボトルとしての役割は果たせそうだが「やっちまった」のは確か.さすがAliexpress,油断するとこうなる...という見本.

以上,ツールケースとボトルに関して「やっぱ格安品はヤバイ」と再認識してしまいそうだが,最近とんでもない製品を見つけてしまって困惑気味.

違法行為に加担したくはないので,極力ぼかして紹介するが,日本で一番売れているプラモデルの話.

それは新コロ禍の巣ごもり需要を契機に売れに売れ,転売ヤーが跋扈.
ネットで予約が開始されるや即完売.
リアル店舗での発売日も早朝から並ばないとまず手に入らない.
抽選の倍率もエグイ.

確かにメーカーの技術力はとんでもなく高く,その完成度からするとあり得ない低価格で提供されている.
Kazchariも並んだり探し回るほどではないが,目当てのブツを見つけた際には即買いしている(積みプラが増えていく...)

かように人気があるシリーズなのだが,歴史が長い分,初期の製品に関してはプロポーションや構造に難があるモノも少なくない.
その筆頭が,本編ではなくスピンオフ作品に登場した,主人公のとあるライバル機である.

凶悪な顔つき,巨大な体躯にクソデカイ盾と核弾頭バズーカを所持.
敵の技術が反映された異形のシルエット,そして物語での活躍により,かなりの人気を誇る機体である.

もちろん放送(発表)時から今まで何度かキット化されているものの,残念なことにいずれもハズレ.特に旧小スケールモデルは「シリーズ全品を通して最低最悪のデキ」とさえ言われている(諸説あります)

もちろんこの様なキットは他にもあるが,人気のある機体は「Ver.〇〇」という形でリファインされている.
だから安心というわけでもなく,モノによっては賛否両論.

二次元のモノを三次元に起こす.
そこに設計者のセンスや技術的な問題が重なって,いわゆる”決定版”のリリースは難しいのだろう.

ところがだ.

先日,YouTubeにて,その不遇なキットがビッグサイズかつ,とてつもない造形・ギミックで紹介されていた.

「あれ? こんなん出てたっけ? 年末商戦用のサプライズ発表?」

違った.
版権とは無関係のサードパーティが機体の名称をごまかし,一部パーツのデザインを変更し,あくまで”似ているけど別物”という体で勝手に製造・販売しているのだ.
端的に言えば海賊版

しかし...これがまた異常にかっこよい.
プロポーション,ディテール,可動,それに電飾&電動ギミックまで,どう考えても本家を越えている.
何より...安い.
もし,本家が同じ仕様で販売したらこの3倍の値付けになるのではないだろうか...そして発売時には転売ヤーによる争奪戦が予測される.

このメーカーは他にも同コンセプトのロボを販売しているのだが,こいつも神懸ったデキ.
プロポーションは元より,特徴的な4枚羽のギミックも凄まじい.

もちろんプラモデルである以上,パーツの合い,表面処理,組み易さなど着目すべき点は他にもあるが,とりあえず完成体のルックスは最高である.
正直,ニセモノがホンモノを越えてしまっている.

ただし,動画にしても記事にしても,実はステマであり,実物は大したことないかもしれんが,十分食指がそそられるプロダクツだ.

(買うんでしょ?)

い,いや,こんな違法販売に手を貸すわけには...ぐぬぬ
がんばれ財団B! もっと(かつての様に)容易に入手できるようにしてくれーッ!

EMONDAな旭岳からの美瑛ライド

2025/9/23 Tue

年齢を重ねてもヒルクライムのタイムは伸びる

iPhone15 Pro

晴れ.温度:15 ℃,湿度:81%,体感温度:17 ℃,風速:5.0 km/時,風向:SSW

祝日であるが,生活リズムは崩さない.
朝6時に起床し,いつも通りの朝食.
外は晴れ.絶好のライド日和である.

とは言え,そこは9月末の北海道.
既に朝はヒトケタ気温である.
山頂では初冠雪の報道もあった.
「走れるうちに走っておけ」の金言通り,今日はヒルクライムだ.

もちろんEMONDAで出撃.
ホイールは標準化している「DRIVE HELIX C57」
レースではないので,ライトやらベル,ツールケースは付けたままの公道走行仕様.
ウェアもインナーにレッグウォーマー.
ヘルメットはエアロ,シューズもリンタマン.
要するに軽量化は全く意識していない.

忠別川サイクリングロードをゆっくりとポタリング.
今日の勝負所は旭岳である.
登りセグメント開始ポイントまでは脚を温存.

iPhone15 Pro

忠別ダムへのタイムアタックなら,ここからスタートだが我慢我慢.
しばらく進んでターコイズ色の橋から斜度が上がる.
脚への負担を避けるべく,早めにインナーに落とす.

ありゃ? 前方に2名ほど先行者が...マズイ.つい踏んでしま...いや我慢や...ついついパスしてしまいダム着.あぁ,いい天気だ.

iPhone15 Pro

対岸に渡る.
個人的に下界の紅葉はこの辺りの木々から始まると思っている.
小さすぎる秋.

iPhone15 Pro

ここからはノンストップでふもとまで移動し,旭岳ヒルクライムを開始する.
とっかかりの~9%はゆっくりと,引き足重視でハイケイデンス.
ガマ岩を越えてからの下り~平坦パートはアウターに入れて踏み倒す.
その慣性エネルギーを次の登りに利用.
斜度が緩い場所はギア一枚重く.
辛くなったらゾンビ走法(脳とカラダを切り離す).
何より重要なのは呼吸のリズム.

いい感じで登れている.

だが,最後の最後に伏兵が...そう,連休ゆえの駐車待ち渋滞である.
安全を確保しつつ,クルマと歩道の間をすり抜けて,セグメントのゴールであるロープウェイ駐車場に飛び込む.

iPhone15 Pro

帰宅後,STRAVAセグメント「旭岳HC」のタイムをチェック.
「41:41」で,ベストタイムを更新!
これは素直にうれしい.

これまでは2019年6月29日の「41:52」が最速.
たった11秒の短縮だが,何よりうれしいのはこれが6年前の記録だということ.

チャリはDOMANE
確か軽量ホイール+ふもとまでクルマでトランポしてのガチクライムだったはず.
わずかな差とは言え,過去=若い自分に勝てたのだから素直に誉めてやりたい.

タイム以上に興味深いのは平均心拍数.
6年前の「163BPM」に対し,今回は「112BPM」
これは明らかに心肺機能の向上を意味している.

ゴールまで呼気2回,吸気1回の呼吸リズムを持続できたのもその証拠か.
自転車や水泳を始めとする,有酸素系のスポーツでは呼吸が重要なのは間違いない.

加えて,とあるYouTube動画で指摘されていた「腕の引き」を試す.
ハンドルを交互に引き,体幹をねじるようにペダリングするのだが,途中しっかりと肩関節伸展筋=上腕三頭筋の”張り”を感じた.

その昔は呼吸を楽にするために「手をブラケットから離して上半身を起こし,腕の力を抜く」なんてアドバイスがあったような気もするが,”攻め”を意識した場合,これはダメなようだ.

根性論ではなく,理屈でタイムが伸びる.
かようにチャリは奥が深い.

自転車趣味を始めたのは2006年頃.
旅先の急な腹痛にて診療所で受診したところ「脂肪肝」と診断された.
確かに写真に写る自らのお腹のでっぱりや顔の丸みが気になりつつあったのは事実.
職場の健診結果表も徐々にカラフルになりつつあったのも気になっていた.

Kazchariは元々球技が苦手だし,観戦も興味ない.
健康のため,自分でスポーツを始めるにしても,仲間や相手が必要なものは長続きしないことがわかっていた.
そこで白羽の矢が立ったのが自転車である.

何の知識もないまま購入したのがTREKのミドルグレードのフルカーボンバイク「TCT5000」
朝練したり,土日のポタリング,そして緩めグルメライドを楽しむ.
一応3本ローラーで冬も過ごしたかな.

趣味の方向性が変わったのが2017年.STRAVAに登録してから.
己や他人の走行ログが可視化されるようになり,モチベーションが爆上がりした.年間12,000km走る,とか.
男子は常に誰かと闘いたいのだ(最近はそうでもない?).

そして「DOMANE SLR7」を購入後はブルベやヒルクラレースに参加,いつの間にか走力も向上.
「速く走ること」にこだわりが出て来た.

自転車は乗り込めば乗り込むほど記録が伸びる.
これが球技だとそうはいかない.
プロでもなければチームを組むことはないので,遅くても速くても,勝っても負けても自分のせい.
言い訳が出来ない潔さが良い.

いくら記録が伸びるとは言え,生物である以上,加齢による限界はあるはず.
実際,カミヒルにせよ旭岳にせよタイム更新が5,6年できなかった.

それが,レースブーストがかかったとは言え,カミヒルタイム更新.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

そして今回の旭岳でのベストタイム更新である.
実にうれしい&楽しい.

Gemini先生に「年齢を重ねてもヒルクライムのタイムを伸ばす方法」を尋ねたところ,以下の回答があった.

(1)筋力トレーニングを賢く取り入れる

これは大いに賛成.
特に体幹筋大事(プランクとスーパーマン)だな.
こないだ腕立てしたら,肘部管を通っている尺骨神経に負荷がかかり,左手の薬指と小指にしびれが発生したけどな.
とりあえず以下のメニューを週5で続けている.

(2)栄養摂取と睡眠時間を大切にする

食事に関しては何の制限も設けていない.コーラは好物だ.
ただし,チャリトレ中にしか飲まない.回転ずし後は即ローラー.
寝る前は欠かさずプロテイン.
睡眠時間は...6時間切りはともかく中途覚醒が気になるお年頃.

中途覚醒が困る~問題解決行動を考える

(3)トレーニングの「質」を高める

Gemini先生は「インターバル」「高ケイデンス」を推奨.
前者は(e-BIKEのみなさんと行く)グラベルの激坂で,後者は引き足ペダリングで自然とそうなっている気がしないでもない(怪しい).
EMONDAにはパワメを装着.使いこなせているとは言えないが,3.5倍の200Wちょい越えなら(感覚的に)持続できそう.

iPhone15 Pro

例によってビジターセンターにて赤コーラ休憩.
お客さん多いな.

ダウンヒルに備えてウインドブレーカー着用.
グローブは指出しで大丈夫.

これが真冬ならインナーを着替える必要あり.

ファットな旭岳初登りライド

湧水公園まで下りてウインドブレーカーを脱ぐ.
家で入れた麦茶は半分ほど.湧き水を足して満タンに.

iPhone15 Pro

できればトンネルは通りたくないので,往路と同じく湖の南側を走る.
道道1116号で美瑛に抜ける,つまり「ユイの壁」に挑むが...

iPhone15 Pro

あ,あかん全然脚に力が入らん.
旭岳クライムで使い切った?

iPhone15 Pro

俵真布から朗根内に続く直線道路.
意外に交通量が多くて驚く.
いきなり現れたクルマに幅寄せされる.いや,たぶんこちらの存在に気づいてすらいないな.
安全のため,そろそろレーダー導入しようかなぁ...

美瑛中心にあるセブンイレブンにピットイン.

iPhone15 Pro

真ん中の「魯肉飯ブリトー」がちょっとびっくりするほど美味かった.
ちゃんと八角が効いている.
しかも¥30引き.

iPhone15 Pro

食事の際の定位置から見る風景.
チャリを停めるのもいつもここ.
なんてこたない景色だが,こういうのが記憶に残りそう.

さぁ,帰りますか.

iPhone15 Pro

そしてすっかりお馴染みの丘の景色.

iPhone15 Pro

最後に,これまた定番の倉庫脇でパチリ.
ホイールがいかつい.

そう言えば,今日はサドルを5mmほど上げた.
なぜだかこれでぴったり.
おかしい.これまでのポジションは何だった?

iPhone15 Pro

つーことで無事に帰宅.

たまには記録狙いのライドも良いね.
しんどいけど.

次なる目標.
まだ伸びしろがあるうちに「カミヒルは50分切り,旭岳は40分切り」を目指したい.
ビッグマウスにならないように鍛錬,鍛錬.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

2025/9/7 Sun

真実は見えるか

iPhone15 Pro

雨.温度:20 ℃,湿度:87%,体感温度:19 ℃,風速:8.9 km/時,風向:SSE

つーことで,第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会』にうれしはずかし初参戦.

結果は「53:09.総合31位.年代別7位」.

ううっ,なんとも微妙な成績...
まぁ,5年前にプライベートで出したベストタイムを2秒更新したので「良し」とするか.

では,当日の朝にタイムリープ.

予定通り5時のAlexaアラームで起床.
割と眠れたか.

最近は就寝時に「Alexaぁ~,眠れる音楽かけてぇ~,30分後に止めてぇ~」と指示するようにしている.
なかなか効果的っつーか,この使い方しかしていない.

Echo Dot 第5世代

「納沙布岬1200km」で乱れに乱れた睡眠リズムも,ようやく修正されつつあるかも.ただ,恐ろしいことに両手4,5指のしびれはまだ残存中.

食パンにはちみつ,レタス,目玉焼き,ベーコン,フルグラに牛乳,それにコーヒーといういつもの朝食に加え,今朝はパラチノースを投入.
持久力向上を目論む.

6時半,ハスラー発進.
EMONDAは昨夜のうちに積み込んである.

これまたいつも通り移動中の車内にて「スーパーメダリスト」をちびちびと飲む.

出発時は小雨.
だがしかし,美瑛を通過する頃から大豪雨に.
久々に一番速いワイパーを発動.

「これって,まさか中止とかないやろなぁ...」

普段のロングライド,いやブルベなら絶対DNSのパターン.
しかし今日はレースである.1時間耐えれば全て終わる(後で聞くと結構な割合で風雨DNSがいたとか)

スタート時間は遅めの10:30.
逆算すると朝食の時間が少し早すぎたかもしれない.
エネルギー切れが心配.
そこで美瑛のローソンにピットイン.
定番の「塩むすび」としばらく控えていた2杯目のカフェイン=ブラックコーヒーを投入.
いつも以上に咀嚼して代謝効率を上げた(つもり).

7:40頃,日の出公園着.
いつもの駐車場は閉鎖中(当たり前).
ローラーが使えるかどうか不安だったが,隣の未舗装駐車場に停める.

相変わらずの雨.
しばし車内で待機.
ぞくぞくと参加者のクルマが到着する.

8:20頃,レインウェアを着て受付に向かう.
パンフの他,ゼッケンやら車体,メット,預け荷物に貼るシールをもらう.
それに凌雲閣やら白銀荘の¥500入浴券も.こいつは預け荷物に入れてゴール後に使おう.

クルマに戻って3本ローラーをセット.
なんとか水平は出ている.

iPhone15 Pro

こういう時,跳ね上げ式のハッチバックは便利だ.
完全ではないが雨を防げる.
もちろん,アップの内容は以下の記事を参照.

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

にしても,ざっと見渡したところ,他にローラー回している人がおらんな.
道路を走っている人はたくさんいるけど.
ガチ勢ムーブをかまして遅かったら恥ずかしい(タヒ亡フラグ)

アップ中,GさんやらIさんも到着したのでご挨拶.
ラン部門出場のIねーさんに,ワンピースゆえ自分では付けられないゼッケンの張り付けを頼む.

いよいよ盛り上がってまいりましたァ.

...にしても雨がやまぬ.アップ中もかなり濡れてしまった.

10:10,スタート位置へ.
覚悟を決めてウインドブレーカーは着ない.クルマに置いていく.
雨中の待ち時間がひたすら寒かった.早く走らせてくり.

震えていると,横に並んだ方から「Kazchariさんですよね.自分,Jさんの知り合いです」と声をかけられる.
おお,もしかして,少し噂に聞いていたKさん

ちなみに共通の知人であるJさんはグラベルライドつながり.いわゆる「砂川からの刺客」である(勝手に命名).

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

こういう時,人と話していると寒さも緊張感も忘れられる.ありがた山である.

iPhone15 Pro

つーことで定刻の10:30.第1ウェーブ(プラチナ狙い勢)スタート!
...と思ったら,ゲートのバルーンがいきなり倒れるというアクシデント.走行前で良かった.

で,その1分後,Kazchariを含む第2ウェーブ発進.
最初の数kmはパレード走行.
ゲートを抜けると右折.鳴り響くディスクブレーキ音.

ここ数日のカミヒル練の成果が今,問われる.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

EMONDAなカミヒル大会まで2週間!ライド

EMONDAなカミヒル大会まで1週間!ライド

パレード走行と言えど,実は結構なアップダウン.
ここでの注意点は1つ.
絶対に踏まないこと.
パワメを見ながら,200Wを越えないようにする.

離れていく先頭集団.それに釣られないように我慢.
ここまで数値を見ながら走ったのは今回が初めてやな.
凶と出るか吉と出るか...(伏線)

一山越えて左折.
ここからゴールまで続く1本道である.

振り向くと10人くらいのトレインが形成されていた.
この時,先頭にいた方から「計測ポイント越えたら,ローテしません? ずっと先頭だと疲れるんで」という提案あり.
一応同意したが,ポイント越えてもダラダラと登るので各人のペースによっては,ローテは難しいのでは?

計測ポイントを越えた.

240Wまで解禁.
案の定トレインがばらけて,Kazchariが先頭に出る,いや出てしまった.
仕方がない.ここからは自分のペースで漕ぐのみ.

気になったのが先ほどローテの提案をした方(仮にXさん)が,Kazchariの後方にピタッと張り付いていたこと.
同じリズムの息遣いがずっと聞こえる.

振り向きはしなかったが,さらにその後ろにも誰かがいるようだ.
こ,これって,Kazchariが山岳アシスト状態になってるやん!

緩斜面の途中で先頭変わってほしいなぁ...と思いつつも,いかんいかん,
これはレースなのだ.
誰がどんな手段で走ろうが自由.
交代するしないではなく,己のペースを守るべき!

勝てばよかろうなのだァァァァッ!!(またしてもタヒ亡フラグ)

ヒルクライムなのでドラフティングはあまり関係ないはず...と思った時期がKazchariにもありました.
だが,今日は別.
いわゆる直登の”心折れ坂”では,かなりの向かい風.
先行するチャリが蛇行している.

後ろのXさんは全然ちぎれない.
くぅぅ,完全に風よけ&ペースメーカーに使われとる.

分岐を越えて,いよいよ残り2km.地獄の激坂区間に突入.
カミヒルの本番はここからである.

最初のつづら折りを乗り越えると,次は最大斜度のカミホロ荘前が待っている.
ここもシッティングでクリア.

その時であった.ふくらはぎがツリ始めたのは...

全く脚が動かなくなった『上砂川4耐』『美瑛の丘300』の悪夢が蘇る.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

このままこの出力で漕ぎ続ければ,間違いなく脚が動かなくなる.
ここでまさかのDNF!?
それだけは避けたい.
脚を緩めるしかない.

すると...次のカーブでXさんにパスされしまふ...シクシクシク36

違和感残るふくらはぎをかばいつつ漕ぐ.
幸い悪化はせず,”つり”の気配は鎮静化しつつあるようだ...と,安心した瞬間,後方から上がって来たゴールドカラーのMADONEにも抜かれる.

げーっ,ここに来て2台も先行されたァーッ!
この”ツリ”さえなければーッ!

結局,先行された2台に追いつけぬままゴール.
最後の悪あがきダンシングも全然できなかった...あぁ,これでかなりタイム落としたな.

チップ回収場所にXさんが立っていて...

「ずっとひいていただき,あざしたー!」と深々と一礼.

お,おう.
「お礼言うくらいなら,ひいとくれ...」と言いたいところをぐっと我慢して「いえいえ,レースなので...お疲れでした」とニッコリ返事(大人だ).

ぐぬぬ.言い訳はむなしいだけ.
Xさん”ついていられるちょうどいいスピード”で先頭を走っていたKazchariが”貧弱ぅ”だったというだけの話.

ぶっちぎるだけの脚力がなかった.
これもまた今後の課題だな.

預け荷物を引き取り,チャリをラックにかけ,混まないうちに温泉に向かう.
ちゃんと着替えを入れておいたのだ.ついでにサンダルも.

Fastflows ビーチサンダル スリッパ

iPhone15 Pro

先ほどもらった割引券を使う.
久々に入る凌雲閣の露天風呂.誠にベネである.

お昼はカレー.
これも参加費に含まれている.美味し.

iPhone15 Pro

チャリ置き場に戻るとちょうど表彰式が始まった.

総合1位のタイムはなんと42:47! いやいやスゴイわ.
3位には高校生も入っている.

で,肝心のKazchariのクラスである「一般男子(45~59歳)」のトップタイムは...45:55
以下,3位の方でも48:43と,やはり「50分を切らないとお話にならない世界」だった.と,遠い...

そして,スタート時にお話ししたKさんは60歳以上のクラスで堂々の1位!
同じクラスだと思っていましたが,ありゃ,先輩でしたか,失礼しました.

面白かったのは今年から新設されたラン部門.
トップの方はゴール後も,まだ走り足りないのか,そのまま登山道を走って山頂を目指しているとのこと.
やはりトレラン勢はアタマがおかしい(ホメ言葉)

iPhone15 Pro

つーことで,表彰式の途中にもかかわらず,下山用のバスが用意できたとのアナウンス.そそくさと乗り込む.

下山して日の出公園にて完走証をいただく.
既述通り「総合31位,年代別7位」という,なんとも微妙なリザルト.

最後の”つり”さえなければ52分台に入れたろうに...
次回は出走前に「2RUN」の服用を必須とする.

足ツリ対策セット (2RUN×3袋、メダリスト 塩ジェル×2本)

ボトルのドリンクも口内がべたつき,痰が絡む「パラチノース」ではなく,ミネラルたっぷりの「麦茶」の方が”つり”防止として正解だったかも(そうなのか?)

反省と言えば,今回のパワメを基準にした戦略が正しかったのかどうかも検証要.

思えば,わりと満足いく走りができた昨年の『HANAZONO』では,パワメなんて一切見ず,脚の合う集団に必死でついていったしな.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

それに,パワメの数値をあてにするにしても適当過ぎた.
自分のFTPもよくわかってないのに「序盤は〇〇W,急坂は〇〇W」という自己基準に根拠が無さ過ぎる.

そこでレースが終了後,ちゃんと調べてみるとこんなサイトを発見.

ヒルクライムの出力計算

ここにSTRAVA上の「かみふらの十勝岳HC計測区間」のプロフィールである「13.13km / 914m」および,Kazchari(58kg)の体重やらバイク車重(7.4kg)を入力.
走行タイムを50分にして計算すると...235W,約4倍のパワーで踏み続ければ良いらしい.

うん? 意外にも「240W解禁」なんて勝手にほざいてた数値と,それほどズレはなかったということか.

次のカミヒル時は「ここまでは〇〇Wに抑える」とか,変な制限は設けず,4倍でどこまで耐えられるかやってみるべし.

な~んて脳内1人反省会をしつつ,凌雲閣までEMONDAを引き取りに行く.
無事に積み込んで帰路につく.

途中でYAMAICHIさんに寄る.

iPhone15 Pro

一応,レースに備えて色々と節制していたので(大ウソ),ご褒美のイチゴパフェ.美味し.

iPhone15 Pro

カミヒルボードの「正」の字に追加した後,その横に面白い冊子を発見.

iPhone15 Pro

地球の歩き方,か,かみふらの!? ニッチ過ぎる.
ちなみに表紙のモデルはシンゴさんらしい.
非売品で観光案内所で配布しているとか.
新コロ禍以降の「歩き方」編集部,企画がぶっとんでるなぁ...

つーことで帰宅後は,雨中走行した我がEMONDAを洗車.
ホイールも通常使用の爆音「DRIVE HELIX 57C」に戻す.

iPhone15 Pro

なんだかんだで事故なくケガなく,ベストタイム更新でまずまず充実したレースでした.
選手のみなさま,運営のみなさま,どうもありがとうございました.

来年も...いや,スキップして2年後に出れば,クラスチェンジで今度こそ夢の表彰台が狙えるかも...(トラタヌ)

EMONDAなカミヒル大会まで1週間!ライド

2025/8/31 Sun

決戦ホイールとは?

iPhone15 Pro

曇り.温度:21 ℃,湿度:81%,体感温度:22 ℃,風速:4.6 km/時,風向:WSW

1週間前である.

第9回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

SNSでエントリーリストが公開されている.
同じクラスの参加者をチェック.
知っている名前がチラホラ.
ぐおー,あの人も出るのか.
ついてったらタヒぬな...

よく考えれば今期はブルベが中心でレースは初.
出るからには燃え尽きましょう.

先週は当日に使用するEMONDAで試走.

EMONDAなカミヒル大会まで2週間!ライド

手ごたえがあったのかなかったのか,歴代3位の記録.
ただし,5年前の自己ベストには程遠い.

本番はレースゆえ,若干タイムは伸びると思われるが,もう少し追い込んでおきたい所である.

そこで1週間前となる本日は,いわゆる「決戦ホイール」での試走を実行する.

我が「TREK EMONDA SLR7」はProject ONEで組んだ機材で,ホイールはメーカー最軽量の「BONTRAGER Aeolus RSL37」
カタログスペック上はF:600g,R:725gである.
もちろん,実際はこれにタイヤやらチューブやらディスクローター,スプロケットが付くのでもっと重くなる.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

元々付いていたタイヤは「BONTRAGER R3」の28Cでブチルチューブ仕様.
これにディスクローターとスプロケットを付けると...

F :1,100g
R :1,600g

となる.
体重計を使った簡易測定なので10g単位はわからないが,これでも軽い方ではなかろうか.

で,こいつを決戦ホイール化するためにタイヤを『PANARACER AGILEST LIGHT 25C』,チューブもTPUに交換した.

その結果.

F :1,000g
R :1,400g

あれ? 同じタイヤとチューブなのに,何か前後で計算が合わない気もするが,まぁいいでしょう(適当すぎる)
単純に300gは軽くなった.
ホイールという回転体でこれはデカイ(はず).

カーボンリムのタイヤ交換は初めてだったが,アルミと全然変わらん.
むしろ,タイヤが柔らかいせいか全然苦労しなかった.
これなら外出先のパンクにも即対応できそう(グラベルタイヤのトラウマ)

ただし,このAGILESTというタイヤ.
特殊なコンパウンドを使っているのか,やたらベタベタする.
交換後は手もベタベタ,リムもベタベタ.
パーツクリーナーとコーティング作業が必須.

つーことで日曜日である.
曇り気味だが雨は降っておらず,気温も高くない絶好のヒルクライム日和...のはずだったが.

なるべく本番に近い状況にするつもりで,ウェアもピチピチのワンピース.
インナーも着ない.寒かったらどうする?

合法ドーピングも実施.

持久力向上だそうな.
朝食後に500cc飲んで,500ccをボトルに入れる.
水や麦茶より効果ありやなしや.

ハスラーにEMONDAを積んで,いつもの「日の出公園」へ.

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道中,青空も見えていたが,かなり天気が怪しくなってきた.

隣のクルマも試走の準備中.
札幌から来られたOさん親子.
来週出場されるそうな.

「いやー,僕らは1時間かけてゆっくり登りますから~」

それはゆっくりとは言いません.

さて,最後の軽量化を終えて走り出すKazchari.
ホイールを交換した際,いつも気になっていたブレーキ鳴りもなく,「さぁ,行くでぇ~」と思った瞬間,雨がポツポツと...
やがて点が線になり,みるみるうちに路面が濡れて来た.
一旦車内に退避.

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天気予報を確認すると,ピンポイントでこの近辺だけ雨雲がかかっている.
どういうこっちゃ.
幸い30分ほどで止むそうなので,しばし待機.
登攀開始後,もしくはダウンヒル中でなくてよかった,とポジティブシンキング.

ハッチバックを開けて雨宿り.
しばらくすると,『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』の中の人,Gさんがやって来た.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

同じく試走予定とのこと.
次に,ちょうど山から下りて来た”オレンジの妖精”ことIさん
さらには今大会の実行委員長やらI林ねーさんなど,続々と知り合いが参上.

おお,何だか盛り上がってまいりましたぁ.

予報通り雨も止み,青空がチラホラと見えてきた.
ゴール付近はどうなのかわからんが,さぁ,逝きますか.

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計測地点前なので止まってパチリ.
よくよく考えれば,5年前のベストタイムを出した時は「ここから計測だ」とか「ペースがぁ」とか「引き足がぁ」とか一切考えずに走ってたなぁ.
それが若さか...

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つーことで前回の試走通り,「引き足を使う」「平坦で踏む」「分岐点までは抑える」を実行.
途中で3回ほどボトルのパラチノース補給.
その結果...54:39で歴代3位.

1週間前は54:51だったので,たった12秒の短縮か...決戦ホイールとは?

もうちょっとええタイムを期待してたけど甘かった.

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肝心のエンジンが回っとらん.
スタート前のウォーミングアップで何とかしたい.

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

凌雲閣前に移動.
その時,駐車場で会ったOさんが最後のスパート.
おお,息子さんよりお父さんの方が速いんや.

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御覧の通りの霧で展望皆無.
ウインドブレーカーを着て,そそくさとダウンヒル.

今日はあくまで決戦ホイール(タイヤ)の皮むき.
前回の様に白金温泉周りなどの寄り道はせず,真っ直ぐ上富良野町内に戻る.

ちょうど昼時.
昼食のためにセイコマにピットイン.

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さすがに下界は晴れている.
「かつ丼」と「ブラックコーヒー」のセイコマセット.
この日を最後にコーヒー断ち,いや朝の一杯だけにして,レース前のカフェイン注入効果を狙う.

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食べ終えて出発寸前,1台の黒いチャリがやってきた.
挨拶すると,最近上富良野駅前でレンタルチャリ屋をオープンされたO関さんじゃあ,あーりませんか.

RentalBike and BikeTour CogCog

次に先ほど下りでスライドしたGさんも到着.
ラックは満車状態.

で,公園に戻る.
みなさん,試走を終えて帰った?
いや,これまた知り合いのロケッティアNさんがいた.
カミヒル試走ではなく,スタンプラリーをしてたそうな.

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ハスラーにEMONDAを積み,先週同様,そばの『フラヌイ温泉』へ行く.
今日はちゃんとJAF割引¥600で入りました.

2時間ほど待ったりと過ごして帰宅.
雨天走行のEMONDAを洗車する.

シューズも洗おうと手にした時,何か違和感.
なんと片足のヒールのゴムパーツが無くなっていた.

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あぁ,だからコンビニの床とかでツルツル滑ってたのか.
どこで外れたのか見当もつかん.
さてどうする?

ちなみにこのシューズはGIRO『PROLIGHT TECHLACE』
片足150g以下という驚異の軽さを誇る,正にヒルクライム用決戦シューズなのだ.
4年ほど前に海外通販で購入.確か¥40,000ぐらいした.
まだまだ使いたい...どころか来週使う!
ここは是非とも修復したいところ.

iPhone15 Pro

Google先生に尋ねたところ,某靴修理専門店(チェーン)がトップ表示.
夕食も兼ねて行ってみることに.

ところが,そのお店,靴の裏を見るなり「当店では修復できません」とばっさり.
えー,後ろに加工パーツ一杯並んでるやん.
せめて「可能かどうか検討させて下さい」とかにはならんか?

と,ゴネても仕方がないのであっさりと引き下がる.
残る道は...自作か.

ゴム板加工? プラ版積層? エポキシパテ?

様々な方法を思考.うちに3Dプリンターがあれば...
とりあえず,うちの道具箱をひっくり返して見つけたのが「硬質スポンジ」

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緊急処置としてこいつを強力両面テープで貼ることにした.
とりあえず1日持てばヨシ.
極端に言えばこのシューズで歩く場面はほとんどない.
基本,空中でくるくる回しているだけやしな.

iPhone15 Pro

で,他に良い方法はないかと検索すると...なんと公式オンラインストアにてスペアパーツを販売していた.

GIRO CYCLING 公式オンラインストア

正に灯台デモクラシー.
ただし,よく見ると少し形状が違う.
Kazchariのシューズのヒールは接着式だが,通販のモノはネジ式.
このまま買ってしまうと,何かやらかしそうだったので,メールで問い合わせてみた.

早々に返事あり.

どうやらKazchariのシューズは初期生産型で,その後ネジ式に変更されたらしい.
ここからが肝心で,カーボン底の状態が良好であれば,ネジ溝を新たに切って,この新しいヒールを付けることが可能らしい.

へぇ,そんなこともあるんや.
底の状態確認のため写真を送ってほしいとのこと.
「カミヒル」終わったら頼んでみるか.

にしても...大会当日の天気予報が少々怪しい.
レースなので猛暑よりも雨の方がマシなのか?

I did everything I could.

EMONDAなカミヒル大会まで2週間!ライド

2025/8/24 Sun

本番マジか

iPhone15 Pro

晴れ.温度:23 ℃,湿度:75%,体感温度:25 ℃,風速:8.8 km/時,風向:NNW

『カミヒル大会』がいよいよ近づいてまいりました.

第9回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

プライベートでは何度も登っているものの,大会は初エントリー.
年代別(45~59)で表彰台を狙いたいところだが,このクラスもおそらくヒルクライム怪人だらけ.
ここは遠慮気味にベストタイムの更新を目標にしよう.
滾れ! オレのアドレナリン!

つーことで,昨日のグラベルに続き,今日は山岳だ.

EPICなチョボってからのグラベルライド

もちろんマシンは大会当日も使うEMONDA

今年,カミヒルにはBROMPTONで2回ほど登攀.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

12速のP-Lineは見た目以上,想像以上によく走る.
カミヒルもそれほど踏まずとも登れる.
余裕があるため,にコース&斜度の記憶と引き足ペダリングの良い練習となった.

そして満を持してEMONDAでの試走である.

BONTRAGERの純正「AEOLUS ELITE」サドルを”なんちゃって”3Dプリントサドルへ換装.230gが160gとなり,70gの軽量化

ただし,ホイールは「DRIVE HELIX 57C」のまま.
重さはいくらだ?
とっておき(決戦ホイール)は直前まで取っておくのだ.

で,9:42.日の出公園到着.
これから登る人は...いた.
高校生かな? 父親が背中にハイドレーションパックをセット中.

挨拶して「これから登りですか?」と尋ねる.
「はい」という返事.

遠征組かつ,息子さんは体形的にいかにもなクライマー.
追いつくか? 追い越されるか?

EMONDAをハスラーからおろす.

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しばらくすると今度は帯広ナンバーのハイエースが.
そこからロードが数台出てきた.
どこかのチームかな.

さすが大会2週間前である.
先程の親子もこのチームも試走っぽい.

で,Kazchariはクールに発進.
すぐにストップ.
サドルが前下がり気味だったので修正.
一応カーボンレールなのでトルク管理に気を付ける.

リスタート.
計測地点の「旭野1班会館」まではのんびりと.
今日はEMONDAなのでパワーメーターも付いている.

- 序盤は240W(4倍)を越えないように
- 2カ所ほどある平坦パートはフロントをアウターにして踏み,タイムを稼ぐ
- 心折れ坂からの急坂
も呼気2,吸気1のリズムを守る

残り2km,つまり分岐点までに脚が売り切れることがないようにする.
これが最重要だな(何気にHANAZONOと似ている)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

で,無事ゴール.
後でSTRAVAで確認すると,カミヒル計測区間のタイムは54:51.
歴代3位の記録だった.

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ベストタイムは5年前の2020年で53:14.
あ,あかんボロ負けや.
しかもこの時のマシンはDOMANE(軽量ホイールver.).

ちゃんと十勝岳クライムライド

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エンデュランスロードに負けるなんぞ,クライムマシンEMONDAの名折れだ.
来週予定の試走では過去の自分に勝つ!
さすれば大会当日も勝つ!(そうか?)

いつもなら,赤コーラを飲んでまったりなのだが,小銭を忘れたのでボトルの麦茶で我慢.
天気は良いものの,さすがに汗冷えしてきたのでジレを羽織る.

さて下りますか.
カミホロ荘の激坂付近で,先ほど駐車場で会った帯広チームとスライド.
行けー! 踏めー!

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もちろん真っすぐには駐車場に戻らず,分岐から白金温泉方面へ向かう.
望岳台を過ぎて,さらにダウンヒル.

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ここからの景色が好きだ.
やっぱり,このウネウネハイトのホイールは平坦&下り向きだな.

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「道の駅 ビルケの森」前で左折し道道353へ.
少し登ったら上富良野まではずっと下り.
いつも通り日新ダムに寄る.

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この辺りのグラベル(JRの森)も面白いけどなぁ.
昨今の異常なヒグマの出現率を鑑みると,一人で走るのは...

で,沼崎道路の坂を駆け上がり,久々にYAMAICHIさんへ.

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目的は昼食および,ホワイトボードへの書き込みである.
これで今年は3回目の登攀.
シンゴさんと,主に『納沙布1200』ネタっつーか,”BROMPTONマイスター”O西さんの話で盛り上がる.

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1時間ほどの滞在後,出発.
これまた真っすぐ帰るのは面白くないので,国道を挟んで西側エリアをのんびりとライド.

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ぐるっと回って日の出公園の駐車場へ戻る.
まぁ,色々と課題(改善点)も見つかったし,有意義なライドだった.
なんだかんだで,やはり坂は楽しい(変態だ)

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ライドの〆と言えばサ活
公園のすぐ近くにある「フラヌイ温泉」に行くことにした.

フロンティア フラヌイ温泉

ここはかつて「アイスブルベ」の発着点にも選ばれた由緒ある場所なのだ(意味不明).
ただ,かなり凄惨なブルベだったようで...⇒ アイスブルベ2017★当日★
残念(?)ながらKazchariは不参加.

で,フラヌイ温泉の入浴料は大人¥700.
自販機でクレカ払い購入.

ここでミステイク.
実はJAF割引で¥600だった.全然気づかず,むっちゃ後悔.

フラヌイ温泉と言えば「31℃の源泉風呂」,要はぬるいお湯で有名.
不思議なもので,出た後はカラダがポカポカするのだ.
サイロ風呂も雰囲気良し.

サウナは...まぁ,普通かな(熱め).
構造上,外気浴ができないのが残念.
ととのいイスも2脚しかない.

休憩室でのんびりした後,退館.

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ハスラーで無事帰宅.
そして行うべき作業は...決戦ホイールの仕込み.
来週はこいつで最終試走.

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BROMPTONな初の手稲山ヒルクライムライド

2025/8/3 Sun

オシャとは?

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晴れ.温度:29 ℃,湿度:66%,体感温度:31 ℃,風速:8.7 km/時,風向:N

週末,家を出て一人暮らしをしている娘が一時帰省.
医療上や行政上の用事を済ますと,そそくさと帰ることに.

で,日曜午前中に新千歳空港まで送るミッションを仰せつかった.
よって今年の「HANAZONOヒルクラ」は不参加...まぁ,いいっしょ.
来年リベンジ.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

だがしかし.ただでは起きないKazchari(誤用)
せっかくの札幌遠征である.
どこか有名どころの山を1本登ることにした.

昨日の大事件が記憶に新しいBROMPTONをハスラーに積み込み,朝6時,千歳に向けてGo!

BROMPTONな〇〇〇を落として大パニックライド

車内では戦隊ソングを大音量でかけ,娘と延々と熱唱&戦隊談義.どういう父娘だ?

スーパー戦隊シリーズ45作品記念主題歌BOX LEGENDARY SONGS

娘を新千歳空港で降ろす.
時刻はまだ9時過ぎ.
コンビニで休憩中,本日の目的地を考える.

STRAVAつながりの方々がよく挙げている場所と言えば...やはり手稲山か.
もちろん初登攀となる.
そうと決まれば交通量バカ混みの札幌市内を抜け,ふもとの「冨岡西公園」まで移動.

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BROを降ろす.写真の通り”もや”がかかるほどの熱気がムンムン.
暑すぎる.蜃気楼が見える(ウソ).
なんでこんな一番暑い時間帯に,わざわざ小径車でヒルクライムなのか?(アホだから)

さらに,先日のAmazon Prime Saleで買ったこいつを試してみる.

【Morethan】×【COSPACH】コラボ 街乗りサイクルポロ サイクルジャージ 半袖 メンズ レディース 襟付き 吸汗速乾 抗菌防臭 UVカット 通勤 通学 仕事 アウトドア 普段着 スポーツ対応 おしゃれなサイクルウェア MT-CSP-H1

もちろん背中には3分割ポッケあり.
トップがこのウェアということは,ボトムもピチピチレーパンだと似合わない.
昔,ヨメさんがプレゼントしてくれたこいつを履く.

[カペルミュール] サイクリング カジュアルパンツ ユニセックス 裾ベルト付き クロップドパンツ

普段使いもしているこのパンツはパッドが付いていないので,アンダーにはこいつを.普段はZWIFTで使用中.

[サンティック] サイクル インナーパンツ レーサーパンツ アンダーパンツ パッド付 サイクリングウェア ロードバイク 自転車

おお,これでどこからどう見ても「小径車カフェ巡り」”ゆるポタ勢”だ.
荒い呼吸や滝のような汗はご法度.
キャハハ,ウフフかつ爽やかなフレグランス系だ(意味不明).

もちろんヘルメット,グローブ着用.シューズはしっかりSPD

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まずは住宅街をうろうろ.
それにしても小樽近辺同様,ここいらも激坂だらけで,正直よく住んで...ゲホゲホ(偏見です).冬の凍結とか大丈夫なのだろうか.

さて,高速道路下をくぐってヒルクライムスタート.
いきなり8%越えの坂から始まる.
まさか,ずっとこの斜度? これはこれは...クックックッ(変態だ)

と,まぁ,最初は余裕ぶっこいていたが,実は手稲山のプロフィールを全く調べずに登っている(climb pro機能は好かぬ).
つまり,ゴールまでの距離斜度もさっぱりわからん.
それに札幌近辺の山はたいていそうなのだが,路面がボコボコである.
特に路肩はジャリ,割れ,大穴,段差と危険だらけ.

つーことで,段々と辛くなってきた.初見の山はなかなかキツい.
途中,色褪せて文字が読めなくなったスキー場の看板が見える.
残り6? いや8km? わからん.

歩いて降りて来る人の姿あり.
登山というよりトレラン勢

夏季閉鎖中でジャンプの練習場になっている「オリンピアスキーセンター」を通過.てっきりここがゴールだと思っていた.

そしてようやく残り1km表示がくっきりと.
どうやら「ハイランドスキーセンター」とやらが終点のようだ.
少しがんばる.

で,ゴール!

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おお,写真でよく見るロープウェイの建物だ.
いやいや,なかなか辛かった.だいたい8kmほどのクライムか...

さて自撮り,自撮りと自らの姿を改めて確認すると...
いやぁ,もうとんでもない汗の量.

トップはネイビーなのであまり目立たないが,それでも汗のせいでずっしりと重い.
悲惨なのはベージュ色のボトム.
汗のせいで,まるで雨中走行後のような濡れ具合(お漏らしともいう)
重い上に,膝にまとわりつく感じ.これ絶対数ワット損してる.

結論:ヒルクライムにおしゃれウェアは不向きです(うん.知ってた)

せっかくの頂上なので周囲を散策.

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熊目撃看板はデフォ.
とは言え,トレラン勢他,通常の登山客も次々と入山していく姿を見る.

昨今,熊の襲撃ニュースをよく見るが,入山者全体の割合で見るとめちゃめちゃレアな体験と思われる.
もちろん,出会ってしまえばそれで終わり,かもしれんけど.

少し下る.

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電波塔(?)へのゲート.
こういう看板があるということは,以前はガシガシとMTBが走っていたということか.
マップ上では手稲山山頂まで続いているようだ.
ここからもトレラン勢がわらわらと出て来た.

ダウンヒル開始.
この汗だくウェア,乾くのだろうか?

途中,登って来る「S-WORKS」なチャリとすれ違う.
ちんたら下っていると,山頂から折り返したそのチャリにあっと言う間に抜かれる.
すげーすげー,よくこんなボコボコ道をあの速度で下れるなぁ.
地元だと,段差や穴などのキケン箇所を完全に把握しているということか.
確かにKazchariも「旭岳」「十勝岳」はだいたいわかるしな.

とかなんとか考えつつ下っていると,小さな段差に乗り上げてしまう.
落車こそしなかったが,衝撃でバーエンドミラーが外れて吹っ飛んだ.
はい.今日もまた”何か”を落としました.

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このあたりまで降りて来ると,路面もかなり改善.
海が見える.山頂より景色が開けている.

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デポ地の公園に戻る.
うわっ,ウェアが全然乾いとらん.
このままクルマに乗るのは遠慮したい.

乾燥のため,この「冨岡西公園」内を散策.
全く期待していなかったが,この公園かなり広く,かつ植物の生態系も面白い.

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こうした整備された遊歩道やグラベルが縦横無尽に張り巡らされている.
もちろん押して歩きましたよ.
蟲どもが多いのが難点だが仕方がない.

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で,駐車場に戻る.
暑さは相変わらずだが,ウァアの湿り気はだいぶマシ.
そこはサイクルウェアの面目躍如か.

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時刻は14時.
もちろん仕上げはサ活.
「サウナイキタイ」で近辺のおすすめを探す.
ここがよさそうだ.

新琴似温泉 壱乃湯

これまた市内の渋滞をくぐり抜けて到着.
さすが日曜日の札幌.駐車場が狭い上に満車状態.
運よく1台だけ空きを見つけ駐車.着替えとお風呂グッズを取り出す.

料金は驚きの¥500
確かに混み混みだったが,洗い場,サウナとも待ち時間なしで利用できた.

サウナは古くからある高温サウナ(なんと4段)と,最近増築したと思われる中温サウナ(80℃表示)がある.
この「中温サウナ」が心地よく,広い上にテレビがない.
ただし常連さん的には”ぬるい”のか,高温の方が人気のようだ.

3セット終えると16時.
ヒルクラ前にコンビニでおにぎりを食べたきりなので腹が減った.

ふと食堂のメニュー表が目に入った.
こういった銭湯の食事には大して期待していなかったが,その価格を見てびっくり.

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なんじゃこりゃあ! 昭和とまでは言わぬが平成価格だ.
もちろん「うどんと丼のセット」を注文.

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これで¥630.いや,もう十分でしょ.
冷水器の水を飲みまくり,ゆっくり涼んで退去.

例によって”魔の公道サーキット”国道275号を使って旭川へ戻る.
帰宅時間は19時半頃.
通常の3人家族に戻ったKazchari家.夕食は夕食でしっかりいただく.

そして今宵も続く熱帯夜

最後は”オシャ”で決めるぜ.