還暦のカラダはクラシックカー~血液データが教えてくれる健康メンテナンス

2026/7/17 Fri

全てを可視化せよ

いつの間にやら還暦間近(マジか!)になっていたKazchari.
もはや人生における関心事は健康一択である.

誰かの発言か,それともどこかで読んだのか記憶が定かではないが「臓器寿命50年説」という話がある.
もちろん学術的に証明された理論ではないが,還暦=いわば「メーカー推奨寿命」を超えたボーナスタイムであるという考えである.

たとえるならクラシックカー
古い車ほど,日々の細かなメンテとオイル交換(=血液のケア)がその走りを左右する.

2020年に『Germin INSTINCT』を購入して以来,常に着用しライフログを取り続けている.

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

ライド時の心拍管理「睡眠の質」チェックが便利だが,先日久しぶりにGarminアプリから「パフォーマンス統計」を見てみた.

チャリダーとしてとりわけ気になる項目はやはり「FTP」「VO2Max」である.
Kazchariの基本データは身長161cm,体重58kg.
それを踏まえての現在値は...

FTP:198W(3.41倍)
VO2Max:59

となっていた.
Garminというスマートウォッチによる測定なので誤差はあるが,実年齢を考えると「かなり優秀」らしい.素直にうれしい.
安静時心拍の平均も53なので,典型的な持久系アスリートの心臓とのこと.
まぁ,ポガチャルのVO2Maxは90越えらしいけど(人類ではない)

こんな感じで己の「心臓」と「肺」という我がパーツのデータが可視化されると,維持(場合によっては向上)のモチベーションが上がるな.

さて,機能検査に関してはGarmin様におまかせするとして,成分調査でもっとも手軽でコスパが良いのは「献血」だろう.

人生初の献血は確か20歳頃だったかな.
運転免許試験場にて,大型バイクの免許,いわゆる「限定解除」に6回目の挑戦で合格した日に行った.

その後の献血ライフに関しては以前,記事にしている.

献血とモンベルとベース

それから数年経ち,献血回数は44回に伸びた.
正に定期検査.毎回送られてくる血液データに問題はない.

で,先々月,またしても職場に献血バスがやってきた.
もちろん「45回目」の献血を行うつもりだったが,よくよく考えれば,その明後日にカミヒル練,さらに2週間後に『五能線300』の遠征ブルベを控えていた.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

で,念のためにGemini先生に今回献血して良いか聞いてみた.

今回は「絶対に全血献血を避けるべき」タイミングです。明後日の高強度トレーニング、そして約2週間後に控えた400kmブルベを安全かつ納得のいく形で走り切るためには、全血献血(400mL)による血液減少のリスクが大きすぎます。

あっ,やっぱり? その理由は?

1. 明後日の十勝岳への影響:深刻な脱水と低酸素
十勝岳ヒルクライムコースは、道内トップクラスに過酷な山岳ルートです。もし今日〜明日に全血献血をすると、血流量が戻りきらず、強い登坂負荷がかかった瞬間に猛烈な立ちくらみ、急性心不全のような息切れ、重度の脱水症状を引き起こす危険性があります。

2. 400kmブルベへの影響:16日では赤血球が戻らない
献血日からはわずか「16日間」です。血漿は戻っていますが、酸素を運ぶ赤血球の回復率はまだ50%程度です。400kmという超長距離では、後半に身体が深刻な「酸素欠乏状態」に陥ります。脚の売り切れが異常に早くなるだけでなく、脳への酸素供給も滞るため、通常の疲労を遥かに超える猛烈な眠気、判断力低下、平坦でもペダルが回らなくなるハンガーノックに似た極限状態に陥り、タイムオーバーやDNFのリスクが跳ね上がります。

あー,これだけ理詰めで説得されると,今回の献血は見送らざるを得んな(成分献血だとかろうじてOKとか).下手したら〇ぬ.

以前は,チャリのイベント日が近くても特に気にせず献血していなかったがこれからはそういうわけにもいくまい(若さという再生能力).
社会貢献よりも「いのちだいじに」.これはエゴではなかろう.
何せ,もはや交換パーツが存在しないクラシックカーなのだから.

とは言え,老いや衰えといったリスクをいたずらに恐れるのではなく,自身の身体を丁寧に愛で,メンテしながら限界に挑み続けることの愉悦も忘れたくない.
それが充実の日々を過ごすライフハックである.

壊れる時は一気に~自転車&バイクシューズの寿命とコスパ重視の買い替え術

2026/7/16 Wed

「まだ使える?」の境界線

前回の記事でも書いたが,Kazchariのチャリ趣味のスタートは2006年に遡る.

当時はまっていたのがスキューバダイビング
海パン写真の腹の出具合が気にはなっていた.
そして腹痛症状から偶然受けた超音波検査にて,メタボ=内臓脂肪過多が証明されてしまった.

その解消のために始めたチャリ趣味に,まさかここまでのめり込むことになろうとは...

検査後早々に「TREK TCT5000」というカーボンロードを購入.
初心者にもかかわらず,フラペをスキップしていきなりピンディング(SPD-SL)デビューした.
もちろん,何度か立ちごけしたぜ.

その時に購入したシューズがこいつである.

iPhone15 Pro

今調べたところ『SHIMANO SH-RA80』という品番らしい.もちろん廃盤品.
エントリーモデルらしく,マジックテープ3点留めである.

2018年にDOMANEを購入,ついでにシューズを一新する時まで使ったかな.
全体のヘタリというより,マジックテープが用をなさなくなった.

iPhone15 Pro

ただし,使わなくなったのは外ライドでの話.
余生は室内ライド,すなわちZwift専用シューズとなった.
それでも劣化は進み,修理しつつ騙し騙し使っていた.

そして先日,長年外ライドで使っていた『Lintaman ADJUST ROAD PRO』の小指側の樹脂部分が”両側とも”経年の加水分解によって割れているのを発見.

iPhone15 Pro

購入して約7年.「どんな足形にも合う」というキャッチフレーズ.確かに良いシューズでした.

iPhone15 Pro

もったいないので接着剤で強引に修復した.
とは言え,さすがに外ライドで使うのは不安なため,このLintamanをZwift用シューズに転用することにした.

つーことでこれまで使っていた『SH-RA80』は破棄.お役目ご苦労様でした.

となると,ドミノ的に外ライド用のSPD-SLシューズが必要.
例によってネットを徘徊中に手ごろなモノを見つけた.

通常販売価格は¥14,000台.
高騰を続ける自転車用品にしては,安い方だが,ケチケチKazchari基準だと高い.
ところが,商品ページをよく見るとAma公式のアウトレット品に「¥11,407」「非常に良い」の表示が.

経験上Amaの「非常に良い」基準は外箱にヘコミやキズがある程度で中身は新品のことが多い.これは「買いッ」とポチった.

で,届いた.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

想像通り,本体に使用感は皆無.いい買い物をした.
ASSIOMAのパワメを付けているEMONDA用なので,KEOクリートを取り付ける.

さて,その履き心地は...まだ実戦投入していません.
部屋で履いた感想では幅がややキツい印象.
もしかしてKazchariも甲高幅広の日本人足なのだろうか?

試着なしでシューズを買うことのリスクも感じつつ,使用後は伸びてフィットすることに期待.

さて,もう1点.
お次はオートバイ用のライディングシューズである.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

これまた,長年...正確には30年ほど使ってきたコミネ製(MotoFango)
シューレースを交換したり鋲を打ち直したりしたが,ついに踵をホールドするスポンジ部分が爆発! ついに限界か.

で,これまたAmazonを中心にネットをうろつくが,デザイン的,価格的にもなかなか気に入る物が見つからない.

そんな中,浮上して来るのが我らがワークマン
事前にネットで「オートバイでも使えるモノ」で検索.
いくつか候補が提示されたが,その中で『プロコア プレミアムセーフティ』という安全靴が気になった.
早速,近所のワークマンに凸.

iPhone15 Pro

Kazchariの足のサイズは25.0.
店内で前後サイズを試し履きし,結局「24.5」がピッタリだとわかった.

安全靴なのでつま先には鉄芯入り.それにしては軽い.
それに,何より気に入っているのは...値段だ.
なんと税込み¥3,900! これぞワークマンプライス!

iPhone15 Pro

靴底はこんな感じ.
踵の段差がないタイプだが,オートバイで使うのならこれで良い.
それより気になるのが,鉄芯入りゆえのつま先の厚み.つまり,チェンジペダルの操作性である.

数日後,このシューズを履いて最初に向かったのは近所のバイク屋さん.
トータル9,000km走行したモンキーのオイル交換のためである.
左足のペダル操作に問題なしで一安心.
この時のバイク屋さんでも様々なエピソードが...それはまた別のお話.

とりあえず長すぎる靴紐をクロージャータイプに変更.

全ての紐靴をこれに交換したいぐらい快適.

で,最後.
買い替えではないのだが,以前より気になっていたシューズも購入&実戦投入した.
それは!(それは!)SPDサンダルだぁ!

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ほら,YouTubeでよくあるやん.
酷暑対策は元より,山間の清流まで走ってジャージのまま水に飛び込むシーン.
あれがしたかったのよ(想像が貧困)

iPhone15 Pro

手持ちのチャリで,これが似合うのはBROMPTON一択.
SPDペダルはTopstoneMTBにも付けているけど,グラベル行って落車した場合のことを想像すると恐怖.

まっ,とりあえず少し長い距離を試走してみた.

思いのほか重量(約396g)があるのだが,それは全く感じず.
漕いでいる時はサンダルであることを忘れるぐらい違和感なし.
この時のライドでは普通のカジュアルソックスで履いたけど,素足だとベルト部分で皮膚がこすれる?

iPhone15 Pro

そういや先日の『長万部400』でも,小径車の人がこのSPDサンダル使ってたな.たぶん裸足で.

不思議なのは,この「SPDサンダル」というジャンル,なぜかSHIMANOからしか発売されていない.
アリエクの怪しいメーカーが,わんさかパクリ商品出しそうやねんけどな.
なんだろ,特許の問題?

以上,新規もしくは入れ替えたシューズの記事でした.

自転車もオートバイも,シューズは安全性や快適さに直結するギア.
色々調べて「エイヤ!」とポチるより,可能であれば実物を試着するのが正解なんだろうけど,なかなかねぇ...

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その3)

2026/6/6 Sat

終わりよければ

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曇り.温度:12 ℃,湿度:77%,体感温度:7 ℃,風速:19.4 km/時,風向:ESE

その2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その2)

ここは161.9km.【PC3:ファミリーマート秋田能代明治町店】

早朝の寒気,あすなろラインの強雨はどこへやら,PC3到着時には眩しい日差しが降り注いでいた.
レインウェアをキャストオフ.
長袖インナーと半袖ジャージだけにチェンジ.身軽だ.

いつも通り,麦茶(ノンカフェイン,足ツリ防止)を購入してレシートをゲット.さすがに昼食後すぐなので腹は減っていない.

そこへ先ほどミスコースしかけた参加者が到着.
スタート時に「不老不死温泉に入る」と言っていた猛者だった.
ちゃんと入ってきたらしい.

ブルベ中に温泉に入る人の話はわりと聞くが,Kazchariはちょっと遠慮したい.
汗だくのウェアの脱ぎ着も抵抗あるし,入浴後の疲労感・脱力感が心配.
時間も急いているので,サウナがあっても入れないのがもったいない.

この時は色々な意味で地獄だった...

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

それに,本日は温泉付きの宿である.
ゴールして,全てが終わって後は寝るだけ...でゆっくりつかりたい.

...と,ここまで想像してふと考えた.
宿の「まちなか温泉」の入浴可能時間は24時まで.
逆算すると,遅くとも23時にはゴールしておきたい.

現在14時半.
単純計算で残り140kmを8時間半.
ロードだと余裕だが今日はBROMPTON.うーんなんとかなるかな.

少しペースアップを意識しつつ出発.
ここからは大館,つまり内陸へ向かう.

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東北の田舎道にはこういう呪術的なオブジェが散在している.
牛なのか?ブードゥー教っぽい.撮影して大丈夫?(遅い)

いい感じにくたびれた橋が見えた.
ところどころ古い街道と並走.

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やはり晴れると気分もアガる.
まったく,天気の移り変わりの激しい日である.

そういや,チャリにはまって以来,風邪をほとんどひかなくなった.
毎回,エグイ寒暖差に否応なく身を置かれることで,我が明友,ミトコンドリアが鍛えられているのだろう.健康こそが最強の財産.

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どこか大陸的というか北海道的.
まぁ,日本は日本やし.

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時々現れる田舎に似合わない立派な橋.
もう少し進むと「大館能代空港」がある.こいつのせい?
確か,妙に早口言葉っぽい旧「秋田北空港」のことやんな? ⇒ 違いました.正式名が「大館能代」で「あきたきたくうこう」は愛称.
つーか2つも空港要るの?(怒られそう)

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で,なんだかんだで16時半.

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200.1km.【PC4:デイリーヤマザキ鷹巣七日市店】

ようやく200km.やたらハイテンションな店員さんが印象的.

「ブルベに楽なブルベなし」という格言があるように,200には200の辛さ,300には300の辛さがある.
それでも残りの距離が3桁から2桁になると終わりが近づいてきている感があるなぁ...って,普通に考えて後6時間ほど漕ぐわけで,やっぱり変態だ.

「そういや写真撮ってなかったわ」っつーことで,この日のためにっつーか,いつ着ていいのかわからない「台湾・四国一周ジャージ」がこれだ!

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BROの派手な配色と相まって「一体,何色使ってるんだ?」的コーディネート.
昨今のアースカラーだらけのウェア界に一石を投じる...そんな志はない.

いずれにせよ,もう残り100kmしか走れません!

とは言え,もう肩のコリが限界を越えつつある.
各種ストレッチや波紋を駆使して痛みを和らげる.

iPhone15 Pro

この地域の名産と言えば,そう「比内地鶏」
あー,なんか美味そう.
さすがブルベだ.昼にあれだけ食べたのに早くもカロリーが枯渇してきたぞ.

単調な道,時間が続く.
国道285号線をゾンビ走行中,左側に見覚えのある建物が見えて来た.

「湯ノ岱温泉」である.

iPhone15 Pro

ここには1992年,すなわち34年前の東北ツーリング時に立ち寄っている.
疲労がたまっており,休憩室で爆睡した.

1992年7月29日撮影

我ながらよく覚えてるもんだ...っつーか,上のフィルム写真を何度も見たから記憶に深く刻まれていたのだろう.
あまりにもお手軽過ぎるデジタル写真,しかもスマホ写真は1枚1枚の価値が軽すぎる.
限られた枚数の中,ここぞという場面で撮り,現像に出し,紙のアルバムに入れて何度も見返す.やはり,旅の記録はフィルムが正解なのだろうか...(戻れないけど)

ちなみに「湯ノ岱温泉」は設備の故障で休業中.
実質廃業状態.今日でなければ解体されて再訪できなかった場所かもしれん.

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久々にトンネル通過.
そういや海岸線ですら全然トンネルがなかったなぁ.

ライトをON...あれ? 手元のリモートスイッチが作動しない.
どうやらバッテリー切れ.
サブライトの件といい,イベント前のチェックが雑だ.反省.
停車して手動でON.

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少しずつ陽が落ちる.
夜間走行の気配漂う.

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大館市に入る.
信号待ち時にLINEを確認すると,先行していたM山さんK木さんから比内地鶏の夕食&温泉!の写真.
ぐぬぬ...ロードバイクとの走力差がここにきてじわじわ来てる.

もちろん,今のKazchariにそんな余裕はなし.
初ブルベから数えて7年目.初めてギリギリ隊の心境を理解した.
”あえて”ではない.宿の温泉のためにペースを落とすわけにはいかないのだ.

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退勤時間のせいか,国道7号の交通量がエグい.
路肩の走行スペースもロクにないため,身の安全のため並走している広めの歩道に乗る.道交法的にも許されるはず.
ただし,人もめったに通らないせいか段差,泥,コケが多くてスピードダウン.
薄暗くなるこの時間は動体視力の低下も深刻.
遊びでケガをするのは,最も愚かな行為.

なのに,道端にこうした不気味なオブジェを発見すると,ついつい止まってまう...アホなのか.

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本ブルベ,最後の登りらしい登りである「矢立峠」通過...と言いたいところだが,峠の自販機で補給.
この後の有料道路対策でジュースを現金で購入し,10円玉を入手.

ここは温泉施設併設の道の駅.
グレーチングから湯気が立っている.まるで雲仙
LINE情報によると,Kazchari到着の少し前にPikaさんもここの温泉に入浴していたらしい.ぐぬぬ.

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長い長いダウンヒル.
ついにフロントライト点灯.
気温も下がって来た.

そんなこんなで19時40分.

iPhone15 Pro

257.5km.【PC5:ファミリーマート大鰐店】

偶然にもM山さん,K木さんに合流.
お二人が既に食事&温泉済みであることを考えると,ペースの遅さがうかがい知れる.
まぁ,BROでの出走なのでわかっていたことだが.

コンビニのオムライスという寂しい...いや,お手軽な夕食を爆食い.熱っ.

お二人に「お先にどうぞ」と促すが,「いやいや,ラストなので一緒に行きましょうよ」と誘われたので,同時にリスタート.

最初はなぜかKazchariが先頭だったが「BROが先頭?」の不思議さに気付き,トレイン最後尾に回してもらった.
そのおかげで弘前の市街地を何のストレスもなく快走.らくちん.

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「青森空港有料道路」の手前で最後の補給.

お二人から「ここからの坂はエグイですよ~」「夜だから先が見えなくて辛いですよ~」と,なぜかめちゃめちゃ脅される.
普段なら坂バカ的に「それはそれは...」とニコニコ顔なのだが,既に280kmを走行.
かなり脚やら肩にキテる.ここを越えればゴールと気合(『即攻元気ジェル』)を入れる.

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坂が始まると案の定,超絶クライマーM山さんがアタック!
先ほどの疲労感はどこへやら,そこに食らいつく”BRO”Kazchari

...と,威勢は良かったが,確かにいつ終わるかわからないほぼ直登の坂道.
さすがに途中でココロが折れた.
スローペースに戻して登攀継続.
霧に包まれた青森空港を通過する.

ダウンヒル開始だが,照明が少ない上にBROのライトも光量不足.
おっかなびっくりで進むと,やがて噂の料金所が現れた.

iPhone15 Pro

青森市民にも大不評という謎の有料道路.
チャリの料金は20円だ.

左手に投入箱があったらしいが,それに気づかず係員に手渡しする.
よくわからんが,空港利用者のみなならず,通過者はかならず支払うシステム?

何の維持費だ?

と,憤慨しているのは旅行者だけではなく,市民も同様なようで,来年から無料になるらしい.

料金所を越えても下り基調が続く.
突然工事ストップが現れたりしてビビるが,無事,青森市内に戻って来た.

大通りから市街地をグネグネと進み,ようやくゴールのカフェに到着ぅ!

303.2km.【GOAL:あんてな青森】

iPhone15 Pro

北海道の団体と違って,レシートの時間をブルベカードに自分で記入するスタイルだった.

認定ゴール時間は17時間19分.

もちろん,ロードでのタイムに比べるとかなり遅いが,BROであることを考慮すると上出来か.
これならギリギリ隊化を恐れるのではなく,途中で温泉を楽しんでも良かったかなぁ...(甘いわ!)

いただき画像

先に到着していたPikaさん,M山さん,それにしばらくしてK木さんも帰って来た.
特に謀ったわけではないが,なぜか,ほぼ同時刻にゴールしてしまう「おだってるJAPAN」,その絆は永遠だ!(うんなわけない)

「Flèche」じゃないけど「Flècheっぽい」終わり方で,この遠征ブルベは無事幕を閉じた.

ちなみにPikaさん視点の『五能線300』はこちら.

Pikaさんの先導で宿へ.
ほぼ計画通りの23時に到着し,いそいで大浴場へ.
次々と客がひける中,広い浴室に一人となった.

いやぁ,なんだかんだでBROで300はキツイ,キツ過ぎる.
やっぱ200までだな...と,200の時に言ってたような気がしないでもない.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

「mini Pハンドル」もさすがに300には対応できなかったか.
一方で四国一周旅から使っているこの激安サドルは超優秀.

ケツの痛みはほとんどなかった.

サ活を1本だけキメて脱衣室へ.
この後の深夜便のフェリーで函館に戻るというK木さんがいたのでご挨拶.
機会があれば来年も一緒に走りましょう.

つーことで,遠征の主目的であるブルベ参戦は終わったが,青森旅は明日も続くのだった.

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

鼻詰まりで不眠,ブルベはDNS.心身ともにボロボロな週末に起きた凡ミス

2026/5/30 Sat

正しい判断?

GW頃から続くくしゃみや鼻づまり.
日中はまだマシだが,夜間が辛い.
横になると両方の鼻の穴が詰まり,口呼吸になる.
結果,ノドの渇きで目が覚める夜が続いている.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

上記の記事内の対策「鼻腔拡張テープ」「鼻うがい」を実践し,なかなか有効...と評していたが,どこをどう間違ったのか鼻腔内に炎症を起こしてしまったようで,鼻の奥に痛みを感じメガネがかけられなくなるほど.

で,あえなく中断.途中覚醒の夜が何晩か続いた.
ボロボロの体調のまま,己の治癒力を信じつつ『BRM530美瑛の丘300』当日を待つが...
前日,つまり5/29時点での「雨天&強風&寒冷予報」に完全にココロが折れた.

公式サイト経由でDNS連絡を入れる.
これで今年の参加予定ブルベは2回連続でDNSとなった.ぐぬぬ.

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

ちなみに,今回DNSした『美瑛の丘300』も56名中18名DNSという,なかなかのキャンセル率だったようだ.

つーことで,5/30の予定がぽっかりと開いてしまった.
来週末は青森遠征が控えているものの,さすがにチャリに乗る気は起きない.

せっかく空いた時間である.
「もう限界だ,行くね」と耳鼻咽喉科を受診することにした.

そこでの体験がなかなか興味深かった.

1)受診前にネットで診察予約(デジタル
2)受付でマイナンバーカード(現物)を提示し顔認証(アナログデジタル
3)呼び出しは看護師の名前コール(アナログ
4)「シラカバ花粉症」と診断され,診察代をクレカ払い(デジタル
5)隣の薬局で「EPARKのお薬手帳」を提示(デジタル
6)隣の薬局で処方薬を受け取り,料金を払う,なぜか現金のみ(アナログ

てな感じで,受診予約から支払いまでデジタルとアナログのハイブリット状態.
診察料はクレカでスマートに支払えたものの,処方箋薬局へ行くと支払いは現金のみという,現代医療現場の不思議な非対称.

そして,何を今さらのなのが,渡された紙の膨大なこと...
診察後の会計で受け取った領収証明細書クレカのレシート薬の説明書処方箋薬を入れる袋などの「紙の束」攻撃.
「本当にこんなに必要なのか?」という純粋な驚き.

薬本体は仕方ないとして,他のは紙ではなく全部データ化してポータル経由で見れるようにしません? ナフサではないけど,紙資源も大事.

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

ナフサ不足と言えば,ついにっつーか,とうとう我がもう一つの趣味であるプラモ製作にも影響が出てきた.
そう「塗装用シンナー」がネット,リアル店舗ともことごとく売り切れなのだ.
幸い,ラッカー系,エナメル系は備蓄があったが,水性用がない.

仕方がないのでAmazonで入荷日未定のものを注文しておいた.
これは買い締め行為ではないはず.
自転車用ケミカル同様,この品薄状態はいつ解消するのやら...(徐々にどこが止めているのが明らかになってきたらしいけど)

で,病院からの帰り道.
「DNSの判断は正しかったのか」とのモヤモヤが湧き上がる.
確かに空を見上げても天候は回復していない.
雨は止んだが強風注意報は出されたまま.

SNSを見ると出走者(マイスターO西さん)が走行写真をアップロード.
「本当は行けたのでは?」という後悔と「この天気と鼻づまりで走るのは無謀」という自分への言い聞かせ...

と,まぁ,済んだことは仕方がない.
「こんな日にはサウナに行こう」と気持ちを切り替える.

つーことで,午後から我らが『高砂温泉』に向かう.
前回でサービスカードに15個のハンコが並んだ.よって本日は無料だ.

サ活中は鼻が通る.
極楽極楽.あー,こんな雨と風の中,ブルベなんて出なくてよかったぜ!(無理してる)

自宅に戻って『HG GQuuuuuuX リック・ドム』製作の続き.

今や超不人気キットとなり,在庫ダダ余り.
ネットでも実店舗でも大幅割引で発売中.
最新キットだけあって,作りやすいしカッコええのになぁ(3本脚も抵抗なし)

どう考えても,GQのキットは発売するMSのチョイスや時期がおかしい.
重要機体はプレバン行き,それに人気機体は放送終了後,何か月も経ってから発売って...

今回のドムもゲート処理して素組+部分塗装後,ツヤ消しトップコート.

こちらにはナフサ不足の魔の手は迫っておらず,まだ買える(ちまちま売り切れる).

iPhone15 Pro

トップコートが乾燥したら墨入れとウェザリング...って,何か大事なことを忘れているような...
あっ! トップコート前にデカール貼るの忘れた!

時すでにお寿司.
リカバリは効かない.

仕方がない.
今回はデカールなしで仕上げるか.とほほ.
これもみんな鼻詰まりのせい.
集中力の欠如か,「デカールを貼る前にトップコートを吹く」という凡ミスを犯した自分に深く落胆する.

てなわけで,就寝前に処方箋を服用し,その効果に期待する週末.
「鼻腔拡張テープ」も「鼻うがい」もやめて,結局濡れタオルを部屋に干すという古式正しい方法に回帰.

今日のDNSの代わりに,花粉で一杯の林道(廃道)ライドに明日はGo!(懲りてない)

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

2026/5/28 Thu

突然の異変

iPhone15 Pro

Amazonのスマイルセールが始まった.

Amazon スマイルSale

で,いつものように買い物かごに入れておいたヤツが割引になっていないかと,サイトを開いて驚愕.
ワコーズのケミカル品がことごとく品切れ,もしくはマケプレでプレミア価格になっていた.
特に定番中の定番,「フォーミングマルチクリーナー」がヤバい.

他にも...

以上の「洗車3点セット」が軒並みアウト.
通常価格の3倍ほどになっている.

今の状況を見越していたわけではないが,Kazchariは4月の頭にこれらのケミカル品を2本ずつ購入.
その頃は適正価格で「フォーミングマルチクリーナー」は1本¥1,650だった.

その原因はもちろん,ホルムズ海峡封鎖によって原油が届かないことにある.
噂の「ナフサ不足」が,ついに自分の趣味領域にまで影を落としはじめた.

Kazchariは現在自転車を7台所有.

乗るだけでなく洗車も好きだ.
メンテナンスこそが自転車の寿命を延ばすと考えている.
そして,その方法やケミカル用品については,この動画を信奉している.

ゆえにワコーズ製品を愛用.
確かに使い勝手も良く,性能への信頼感もある.
ただし,他のメーカーに比べると割高なのは事実.

まぁ,ライド1回ごとに洗車するというマメさはない.
それこそ,あっという間に消費してしまう.
ライド後,車体を軽く拭くだけで終わらせることが多い.

とは言え,グラベル,MTB,ファットというオフ車は仕方がない.
雨後は元より,土遊び,泥遊びをした後は,車体の汚れやギアやチェーン回りの消耗が激しく,洗車・注油は必須.

「ケミカル品が減るから乗らない」という選択肢はないため,代替品を見つけることが急務である.

ワコーズ製品の入手が困難な今,候補として浮上するのはやはり『MUC-OFF』かな.
ざっとチェックしてみたところ,高騰の波は”まだ”及んでいない.

「フォーミングマルチクリーナー」の代替品筆頭としてはやはりこれ.

「チェーンクリナー」なら,

かな.
元々ワコーズと比較しても安くて容量が多い.
怪しさもなく国際ブランドである.
次回の洗車では手持ちのワコーズ製品を温存し,こいつらを購入・使ってみるか.

そうそう,チェーンルブに関してはなかなか良いのが見つからない.
ワコーズのスプレー式が優秀過ぎる.

一滴ずつ垂らすタイプやワックス系は,性能は元より長持ちするのはわかっているが,すぐに汚れて真っ黒になる.
あれが嫌だ.
旅先には持って行くけど.

自宅でのメンテで使うならこいつが良いかも.

試してみよう.
ケミカル品不足は一過性のものかもしれないが(そうでないと困る),柔軟に対応する力もサイクリストには必須.

恐ろしいことに,タイヤ,チューブ,パッキン,プラスチック,塗料など自転車パーツはほぼ石油由来.
今は在庫があっても,今後入手困難になっていく可能性は十分ある.

そういや,ネットではなく実店舗での在庫はどうなのだろう.
既に在庫切れ(買い占め)が始まっているのだろうか.

「ナフサ不足」に関しては政府と業界の認識にズレがあるのが興味深い.
どちらかが「ウソ」をついているのでなく,ただ視点が異なるのだろう.
政府はマクロ的な安心を語り,現場は個別の現実的な欠品を語っていると思われる.

もちろん,末端の消費者としてこの状況は「現実」の不便に他ならない.

嘆いても仕方がないので,この「供給の目詰まり」はしばらく続くと考え,特定のメーカーに固執せず,複数のブランドや代替品を確保して柔軟にメンテナンス体制を維持することにしよう.

それがサイクリストのライフ・ハック.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

2026/5/26 Tue

春の試練

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今年は例年以上に花粉症に悩む人が多い,らしい.
Kazchariも苦しめられている.
「鼻を取り外して洗いてぇ」ってヤツだ.

それでも週末は外ライドに出かける.
走っている時はそれほど問題ない.
鼻水は出るものの,それは年中いつものこと.

問題は休憩中およびライド終了後である.

鼻水ダダ洩れ,そしてくしゃみがとまらない.
そして目が異様にかゆい.

特にこの時の辛さは記憶に残る.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

以前は花粉症とは無縁だった.
北海道に越してきてから徐々に症状が現れた.

GWから6月頭ぐらいまでがキツい.
地域的,時期的に「シラカバ花粉」アレルギーが最有力.

今年はさらに事情が複雑.
少し前から,クルマに付着する黄色い粉,そして雨後の道路に見られる黄色いスジが報道でも話題になっている.
これは「マツ花粉」
ただし,こいつはアレルギーを引き起こさないとの情報もある.

まぁ,どっちゃでもええわ.
この辛さをなんとかしてくれ.

その対策としてまずは薬物療法.
病院には行かずに市販薬を試す.

「ツルハ・ドラッグ」でおすすめされたのが,PBの『鼻炎薬TX』
確かに急性の「鼻水」には効果的だったが他の症状には今一つ.
特に「鼻づまり」は改善しなかった.

※ PB以外では成分が一番近いらしい.

この「鼻づまり」のおかげで何より困るのが夜間.
そう,眠れないのだ.

横になると両方の穴が詰まって,鼻呼吸ができなくなる.
結果的に口呼吸となり,喉が乾いて3時頃に強制的に目が覚めるルーティン.

枕元にはボトルを置いているが,水補給だけでは済まず,この時間に起きると尿意もついてくる.
階下のトイレに降りると脳が覚醒していまい,再入眠が阻害される.

睡眠不足は,仕事にせよ遊びにせよ全てのパフォーマンスを低下させる.
極論を言えば寿命にも影響する.

このままヤラれるわけにはいかぬ.
人生をハックするのが我が使命!
つーことで,安眠を得るためにやれるだけのことをやってみる.

Geminiに協力を求め,決戦に用意したのがサムネ画像の4点である.
PBも含まれているので,Amazonで買える同等品を以下に紹介.

【鼻腔拡張テープ】

(スペック)物理的な拡張で期待する.

【濡れマスク】

(スペック)喉の渇きには良いが,鼻づまりには力不足(そらそうだ).

【点鼻薬「ナザール」】

(スペック)即効性は認めるが,依存や耐性が怖い.

【鼻うがい】

(スペック)期待の逸品.一番の希望.

これらを味方にして...

(1)就寝の30分〜1時間前(1日1回にするならここ!)
夜間の口呼吸と,それによる喉の渇き・中途覚醒を防ぐのが現在の最優先課題です.
お風呂上がりにナザールを1吹き ⇒ 15分ほどして鼻が完全に通ったら「鼻うがい」で花粉を丸洗い ⇒ 鼻腔拡張テープと濡れマスクをして就寝.

(2)朝の起床時
起床時に激しいモーニングアタック(連発するくしゃみや鼻詰まり)がある場合や,1日の活動をスムーズに開始したい場合のみ,朝にナザールの2回目の1吹きをします.

これで睡眠の質は劇的に上がる...らしい.

特に新規の「鼻うがい」は独特の感覚.
プールで急に水が浸入した時のような「ツーンとした痛さ」はなく,鼻中にこびりつく「ナニカ」を洗い流している感は確かにある.

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上記の作戦を3日ほど継続.

以下,今のところの暫定的結論.

これらを組み合わせても,結局3時には目が覚める.
ただし,作戦実行前と比較すると,日中のくしゃみや鼻づまりはマシになっている実感はある.

オレたちの戦いはこれからだ!
Kazchari先生の次回作にご期待下さい...って,ちがーう!

北海道の季節の移り変わりは早い.
もがいているうちに花粉の季節が終わりそう.

とりあえず,先週末のライドでは症状を悪化させないために,冬以外は付けない「ネックゲーター(マスク代わり)」を使用.

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呼吸は苦しくなるものの,ライド後の症状も軽く,非常に効果的だった.
意外に単純.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

2025/5/23 Sat

言い訳無用

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晴れ.温度:14 ℃,湿度:57%,体感温度:16 ℃,風速:3.6 km/時,風向:W

待ちに待った山シーズンの到来である.
今年1回目の「カミヒル(かみふらのヒルクライムコース)」試走へと向かう.

第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

コースそのものは先月でも登れないことはないが,残雪や凍結,何よりダウンヒル時の寒さが嫌で登攀は遠慮していた.
もう心配はない.

今回のマシンは軽量化された「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」である.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

こいつでのカミヒルは初挑戦.
8月の「HANAZONO」,小径車部門表彰台を目指して突き進むのみ.

第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

つーことで,ハスラーに積んでデポ地の「日の出公園」へ.

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時刻は10時少し前.
同じ目的のサイクリストがいるかなと思いきや,誰もいない.

ちょうど朝のNHKの朝番組で凌雲閣が紹介されており,それに触発されて登りたくなったのだが,同じような人間は...いなかったようだ.

つーことで出発.
カミヒル本番の(アップダウンの)パレード走行部分はパスして,直接スタートラインを目指す.

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そして現れる「旭野1班会館」
ここが大会当日の計測開始ポイントとなる.

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昨年の激闘が思い出される.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

よくも悪くも,山岳アシストにされてしまい,ラストの激坂で2名も抜かれるという体たらく.ぐぬぬ.

さて,本日はロードバイクの「EMONDA」ではなく16インチの小径車.
ギア比も違えば走らせ方が違う.

最大の違いは小径車はタイヤの慣性に期待できないので,ペダリングし続けることが基本であること.
うちの「黒金くん」は12速仕様.
ハブ内装3速,外装4速である.
この内装ギアが曲者で,変速の際にはペダリングを止める必要がある.
当然タイヤの回転も止まるので,途端に失速する.

ゆえに,前半の坂が緩い場所では内装を2速に固定して,外装で負荷を調整.
中盤以降,斜度が上がるにつれ,内装は1速にする.

途中あらわれるごく短い平坦路は除くけど.
いずれにせよ,分岐以降の激坂区間はさすがに「1-1」だなぁ.

もう1つは引き足.
最大推進機関である,大腿前面の筋はできるだけ温存.
基本的に引き足を使う.

そして「呼気2吸気1」のリズムを最後まで崩さない.

などなど,意識高い系クライミングの結果は...

1時間5分34秒(STRAVA計測).

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お,おう...

大いに不満である.
なぜならもう1台の「BROMPTON P-LINE」でのベストタイムが「1時間6分7秒」だったので.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

マシンの性能的(ついでに価格的)に,たった30秒ほどしか速くないのはどういうこった!?
確かに「P」で登った時より脚の痛みはなかった.
まっ,今日は本気出してなかったということで...ううっ

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つーことで,まだ夏シーズンに入ったばかり.
「これから,これから」と気を取り直して「凌雲閣」横のいつものベンチに移動.

標高があるので,耳キーンからの発声のしにくさ.
それに鼻炎もひどくなり,鼻水とくしゃみが止まらん.

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少々冷えるが,ここは神の飲料こと「赤コーラ」を購入.
ちなみに凌雲閣の自販機はCokeーonに対応していないので小銭があった方が良いです(¥150).

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サイクリストがもう1名いた.
知り合いではなかったが少し会話.
今シーズンどころか,ここまで登ってきたのは初めてだったそう.
カミホロ荘前の激坂談義の後,「カミヒル大会」本番や「冬ヒル」を薦めときました.前者はともかく,後者はねぇ...

ファットな年忘れカミヒル2025

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つーことで,ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル開始.
おっとその前にトイレ.

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駐車場の残雪はこんな感じ.

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ダウンヒルを開始するが,久々のリムブレーキは全然止まらんな.
少し強く握るとすぐにタイヤがロックするので,コントロールが難しい.

分岐の手前の道端に先ほど凌雲閣でお話したサイクリストが止まっていた.
パンクとのこと.
いや,ホンマ,ロードって何でもないところでパンクするよなぁ.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

分岐点着.
そのまま真っ直ぐ下るか,右に曲がるか.
少し下っただけで気温は上昇した.
ここは遠回りして帰りましょう.

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望岳台に向かう道.
なんだっけ? スカイラインだっけ.
十勝岳から噴煙が上がっているように見えるけど,気のせい?

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セグメントになってい激坂を登って望岳台着.
やはり煙が上がっているよなぁ.何か出てきそう.

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ダウンヒル再開.
白金温泉方面に降りる.

途中のこの景色,どこか三国峠からの風景に似ておりダイナミック.

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そこへ,白金から上がってきたピンクまだらカラーの「S-WORKS TARMAC」が.地元の強者,Kさんでした.

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温泉街を過ぎて,道道脇を走る小道(歩行者・自転車専用道)に入る.
下り基調の高速ダウンヒルも良いけど,BROにはこうした緑豊かな小道がよく似合う.
うちの「黒金くん」もカッコよい(値段はかわいくない).

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道の駅「ビルケの森」公衆トイレ.
来週のブルベでもお世話になる?

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デポ地に戻るため,道道353号へ.
最初の坂を越えた後は,ずっと下り基調で快走.
いつもの「日新ダム」で一旦ストップ.

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このダムの奥地にはグラベルがわんさか.
別のチャリなら遊びに行くところ.
それほど奥地に行かなければ,クマの危険もそれほどないはず(と思いたい)

上富良野町内に入る.
手入れされた芝桜畑があちこちに.

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無事にデポ地に帰還.
BROを積んで,近くのセイコマへ.

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セイコマで「きのこクリームスパ」を買って,車内で食う.
走っている時は問題ないのだが,止まると鼻がむずむず,鼻水ダラダラで連続くしゃみが復活.
あー,辛い.
いいかげん,この季節が過ぎ去ってほしいものである.

さて,こんな時にはサ活が最適.
すぐそばには「フラヌイ温泉」がある.
外気浴はできないが,JAF割¥650は,最近では安い方.

駐車場のクルマも少ない.
こりゃラッキーとしっかり3セット.
もちろん,湯気のおかげで鼻も通って超快適.
名物の31℃の低温温泉にじっくりとつかる.

そうそう,先週のセルフ・ブルベで発症した「腸脛靭帯炎」
本日は走る前にしっかりテーピングしたおかげか無問題だった.

帰宅後は,あまりに茫々となっている庭の芝刈り.
花粉症が悪化すれば元の木阿弥なので,しっかりマスクとグラサンでガードし,芝刈りカッターをぶん回す.気分はスマートガン.

やはり長期間放置すると,刈った草も山盛り.マメに作業せんといかんね.

つーことで,今シーズン第1回目のカミヒルライドでした.
少々残念なタイムだが,まだ脚ができていないということで.
決して老化ではない!

...と,ここまで引っ張っておいてなんだが,今年の「カミヒル」には不参加の予定.
60歳を越えて,表彰台に上がれそうなら出よう(せこい).

まずはHANAZONOを見据えて,だな.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

2026/5/16 Sat

漢の意地

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:68%,体感温度:18 ℃,風速:5.4 km/時,風向:SSW

はじまりは5月4日.

この日はランドヌ札幌さんの2026年初ブルベ『BRM504風連200』の開催日.
久々の地元ブルベゆえ,意気揚々とエントリーした.

ところが前日からの低温・風雨・降雪予報により,走行困難と決意し無念のDNS

これはKazchariに限ったことではなく,エントリー36名中,なんと33名がDNS.
出走者3名でスタートしたが,全員がDNFし,完走者0という歴史に残るブルベになったという.

これだとおそらく無理に出走しても,KazchariもDNFしただろうと予測がつく.
自宅から眺める外の様子だけで,モチベーションを削がれる天候だった.

月末には『BRM530美瑛の丘300』が控えている.

このまま「200」を走らずに「300」を迎えるのはマズイ.
「ブルベ用の脚」を作るためにも,5月16日の土曜日,プライベートでのリベンジライドを決意した.

使う機材は『Cannondale Topstone』である.
タイヤはもちろん無印グラキン仕様.

トラブル続きだった”怒りの”リアタイヤは新品に交換した.

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

出発はブルベ本番よりやや遅い8:30.
目標タイムは約10時間とし,19:00前には帰宅するつもりである.

まずは自宅からスタート地点の神楽岡公園を目指す.
途中からナビに入れたGPSデータとルートが一致.
まずは旭川市内を抜ける.

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例の「自転車青切符制度」が施行されて以来,クルマに抜かれる時の車間距離が少し増えた気がする.
それはそれでありがたい話なのだが,問題は自転車の方.

どれだけ交通量が多く,安全に走れるレーンがなかったとしても,かたくなに車道を走る自転車も増えた.
そして,そういう自転車はたいていノーヘルである.

もちろん「原則:車道走行」は正しいが,本制度の施行の際,どうして「ヘルメット義務化」をセットにしなかったのだろう.
クルマにも乗る立場としては,怖くて仕方がない.
日本人はマジメやから「義務化」しても結構従うと思うけどな.
誰かが反対してる?

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永山地区を通過.
徐々に交通量減少.
要するに「信号坂」の攻撃も減って来るわけだ.

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愛別町に入る.
まだまだいつものライドと変わらない距離感.

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旭川発のブルベでよくPCにされる愛別町のセブンイレブン.
ちょっと問題なのが,ゴミ箱未設置なこと.
これまでの経験上,チャリダーなら店で買った商品のゴミを引き取ってくれることが多いのだ.
この店も大丈夫だった.念のため,会計前に確認しましょう.

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道道101号をひたすら北上.
ここまで来ると交通量激減.
愛別ダムに到着.

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『風連200』の公式ルートを走っているので,当然通過チェックも現れる.
指定の「茂志利トンネル」でフォトチェック.

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三栄地区かな.
春の風景である.
そうそう,運よくこの辺りは追い風.
かなりのAveスピードで快走.

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朝日地区の古い家屋.
この外観の造りで雪に耐えられるのが不思議.

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しばらく進むと,久々の補給ポイント,セイコマに到着.
オアシス的存在である.
さすが俺たちのセイコマ,ちゃんとゴミ箱は設置してあるし,レジのスタッフからは「ゆっくり休んでってね」というありがたいお声かけ.
昼食にはやや早いので,最近お気に入りの「もちっとクレープ」.

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道道61~537号で士別へ向かうが,もうこれらがとんでもなく直線道路.
変化が無さ過ぎて疲れる.
気分転換に士別名物,羊のバス停を撮影.

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本来の出発時間より遅いため,目玉の『霧立亭』での食事は諦めて風連で昼食をとることに.
PCのセイコマではなく,Google先生に食事処を尋ねる.
で,見つけたのが国道40号沿いにある『美音福』へ(なんと読む?)

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”おすすめ”とあった「ザンギ定食」を注文.
確かにザンギそのものは超美味い.
だが,残念ながら野菜の付け合わせがないという,定食らしからぬ内容.
てっきりサラダ小皿の出し忘れかとも思ったが,どうやらこれがデフォルトらしい(聞かなくてよかった).

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さて,ここまででちょうど半分の100km.
「全然余裕やん」と思っていた時期がKazchariにもありました.

これは完全に己の失策なのだが,国道40号を南下していると,道の駅「なよろ」から高校生ぐらいのサイクリストが現れた.
一応,ドロップハンドルのロードバイクではあるものの,服装は普通のTシャツと半パン.ヘルメットにメガネ(グラサンではない)という,まぁ,一般人のいでたち.
そのメガネくん,Kazchariの後方10mくらいにピタリとつく.

「ほほぉ,ええ根性しとるやんけ.このワシを風よけに使うとは.ついてこれるならついてこいやぁ~!」

と,スイッチオン!踏む踏む.

こうして,メガネくんをあっという間に黒い点...にしたつもりが,この加速についてきやがる.
しかも並ぶでもなく,抜くでもない.
一定の距離を保ちながら,全然バックミラーから消えない.

「ば,馬鹿な!」

カチッ,と脳内スイッチが次の段階へ.
少々,向かい風だったがさらにスピードアップ.
心拍が上がる.そして困ったことに膝の裏側が攣り始めた(アホである)
踏み倒して,士別市内に入る頃,ようやくミラーからメガネくんの姿が消えた.

「(ぜーぜー)ふっ,今日はこれくらいにしといたるわっ!(一体,誰と闘っておるのだ?)」

こうしてイマジナリーな強敵との激闘を勝ち抜き,幌加内方面に右折して国道239号に入る.

そこでKazchariは気づく.
先ほどの無駄な”踏み”が持病の「右腸脛靭帯炎」を再発させてしまったことを...

この道,平坦ではなくアップダウン(登り優位)が続くのだ.
少し負荷がかかると右膝の外側が痛くなる.
ヤバい...

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ヤバいのはカラダだけではない.
太陽がすっかり隠れてしまった.
真っ黒い雨雲に覆われている.いつ降り始めてもおかしくない.

それにチャリの最大の敵,風である.
今日は西風が強い.
つまり,士別から幌加内に抜けるこのコースこそ,本日の最難関ルートである.

ほとんどクルマも通らない薄暗い道路を,痛みと風圧に耐えながら進む.
100%の修行ライドとなった.

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こんな時にはゾンビ走法
カラダ(脚の回転)とアタマ(思考)を切り離すのだ.
意識を失わない程度に虚無の境地へ.この辛さは現実ではなく,全て仮想なのだ...

まぁ,たまに後方からやってくるクルマにレーダーが反応する.
こいつのアラーム音でリアルに引き戻されるがな.

最近はこれなしでは外ライドが考えられないのだが,問題は装着場所.
サドル直下がベストなので,サドルバッグ(念のための防寒具入り)があるとレーダーを付ける場所がなくなると思っていたが,なんとかクリア.
ただし,バックとサドルのスキマからの認識なので,いつもより誤作動が多い気がする.
それにクルマが直前まで接近しないと反応しないのだ.
うーむ.

とかなんとか,ゾンビ走法を続けているうちに,ようやく幌加内に入る.
ここから先は向かい風が横風になるので,少しはマシ.

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約束の地『霧立亭』着.
公式だとチェックポイント(コントロール)となる.
『風連200』のみならず『霧立400』でも,チェックポイント設定されているが,ありがたいことに,ブルベ民の到着時間に合わせて営業時間を延長してくれるありがたい協力店なのである.
何しろ,どの方向に向かっても,周囲に補給ポイントが一切ない.

もちろん本日はブルベ日でもなんでもないので,15:00で営業終了.
風連でストップしていなければ間に合ったかな.

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横風に変わったとは言え,強いことは強い.
ポジションが固定化したせいか,肩回りのコリもひどくなってきた.

半ゾンビ走法にて”すべてを忘れた気になって”南下を続ける.あー,もう早く帰りてぇ...

「なぜオレは一人でこんな辛いことをしているんだ?」と,DNFの悪魔が脳裏をよぎる.
だが,こんな場所では誰も助けに来ない.
ヨメさんに「助けてドラえもん~」コールしても絶対〇される.

途中の,そば畑を見渡す高台で休息.寒い.

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道の駅『ほろかない』着.
トイレ休憩.
ここで,なんと「HOT」を売っている自販機を発見!
いやぁ,ありがたい.「茶花伝ミルクティー」をゆっくり味わいながらすする.
エネルギーわずかに回復.
あー,温泉に入って残りはクルマでゆっくり帰りてぇ...

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こんな時こそココロに余裕を.
道を少しそれて,1995年に廃線となった「深名線」の鉄橋跡を散策.
文字通り,深川と名寄を結ぶ路線.
朱鞠内湖畔を周るなど,どう考えても風光明媚.
ただ乗客は少ないし,真冬の積雪がえげつない地域なので,廃線になるのも仕方がない.

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幌加内市街地.
その昔,1988年頃にもオートバイツーリングで訪れた際にも,この看板の前で撮影した記憶がある.
しっかりと「深名線」が刻まれている.

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ゴールまで残り40kmほどか.
100km越えてからやたら長く感じる.

キューシートをほとんど確認せずにここまで来たけど,ここからどっちに進む?
「幌加内トンネル」経由か,まさかの「江丹別峠」越え?

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えー,そのまさかでした.
ナビの矢印はしっかり左折を指し,満身創痍のまま,ラスボス「江丹別峠」を登るハメになった.

標高456m,登攀区間4km,標高差200m,平均斜度5%,最大斜度8%.

スペックだけだと全然大したことないが,今日はダメだ.ひたすら辛い.

いや,おかしい.

プライベートなので,楽な道を選んでも良いのに,律義にブルベのルートを守る.
もはや”漢”の意地.

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もちろん,地道に踏んでいればいつかは山頂.
ここからは一気に下り.

寒い.

ここまでのウェアは長袖インナーに半袖ジャージ,ビブ.
ウインドブレーカーを着ればよいのに面倒だ.このまま鼻水たらして下ってやる.
これもまた”漢”の意地(違うと思う).

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で,これまた律義にゴール指定の『ローソン旭川神楽五条店』に到着ゥ!
まぁ,だいたい10時間ほどか.さすがプライベート・ブルベ,遅いぜ.

さすがに買い物してレシートをゲットするまではせず,そそくさと自宅を目指す.ヨメさんに伝えた通り19時には帰宅した.

自宅前でチャリを降りて,一歩歩くと右膝に激痛.
漕いでいる時は全然だが,やはり緊張感(アドレナリン)がなくなると痛い.
玄関の段差も越えられない.

サ活に行く元気もなく,ウェアを洗濯機に放り込んで,即シャワー.
ここからは知る限りの知識・テクを動員して,全力で右膝のケアに入る.

夕食にはもちろん入浴.
温熱&冷却の交代浴は元より,マッサージ,ストレッチ,マッサージガンの力を借りる.
そして,就寝前に消炎鎮痛剤を塗布.

これで翌朝は,膝,肩ともかなり痛みがひいた.
さすがにチャリに乗る気力はなく,完全休養したけど(クルマでサウナには行った)
ブルベだけでなく次回のライドでは,腸脛靭帯炎対策のテーピング必須.

Topstoneな腸脛靭帯炎リハビリライド

つーことで,5/4のDNSという悔しさを「最高のトレーニング」へと昇華させた満足感が漂う(ウソっぽい).

本番の過酷なコンディションと比べると,まだまだ甘い状況だったが,めっちゃキツいライドだった.
全然「ブルベ脚」ができとらんなぁ.

次は300.
果たして今年も「滝川ふれ愛の里」の営業時間中に戻ってこれるのか(結局そこ?)

EMONDA,2026年初乗り! 満開の桜と坂道を愛でる

2026/5/1 Fri

ここに来なければ始まらない

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:36%,体感温度:17 ℃,風速:10.8 km/時,風向:S

Zwiftも日々行っているし,冬はスパイク・ファットで楽しんでいる.
つまり,いつがシーズンインなのかよくわからない状況ではあるが,ロードバイク,つまりEMONDAによる初乗りはやはり特別.

確かに残雪の中を寒さに震えつつ走ることは可能.
そのような心配をせずに満開の桜へ飛び込むと,ようやく”ロード”の本格的シーズン開始の感あり.

つーことで連休初日にEMONDA出撃.
要注意なのはDi2とパワメのバッテリー切れ.
前日に満充電しておくこと.

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まずはいつもの忠別川サイクリングロードへ.
河川敷のパークゴルフ場も大盛況.
やがて,あちらに混ざる日がくる? ないな.

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森林公園へ.
つい最近も走ったが,その際は倒木&落ち葉でスリップ不可避.
とてもロード向きとは言えなかった.
その後,清掃が入ったのか路面露出.
それでも滑りやすいので慎重に.

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今日はダムへは行かず,茶志内の休憩ポイントへ.

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自販機が置いてあるだけなのだが,ここにはめずらしくゴミ箱が設置してあるのだ.
基本的にゴミ箱を置かないのは,清涼飲料の甘い匂いに誘われてヒグマが来ないように,との措置らしいけど,ホンマかなぁ.
ロードは積載量が限られるので,夏場の水分補給に困る.

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穴場である栄岡の丘(?)へ.
今日は風が強く,チャリをポールへ立てかけるだけではグラグラ揺れて不安.

それにしてもやはりロードは速い.
所有する他のチャリとは感覚がまるで異なる.
踏み込んだら踏み込んだだけダイレクトに反応する.
特に坂.
それに実走ならではの風の感触が心地よい.

だが,車体はともかく,ウェアがまだ重い.
長袖長タイツから,半袖短パンになる日が待ち遠しい.

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田んぼにツル.
ハクチョウと違ってめったに見かけない.ラッキー.

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本日の目的地,桜の名所『聖台ダム公園』に到着.
旭川近郊でも有数の桜スポットである.

iPhone15 Pro
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かなりの人出だが,世間的には平日.
これでも少ない方なのだろう.

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満開の桜の下,車いすのお年寄りが花を眺めている.
その隣では保育園児が手をつないで行進している.

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そんな平和な景色の中,EMONDAを押しながらゆっくり散策.

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桜を愛でるのに,これ以上ないベストな日.
Road bike season is finally here!

...にしても,うちのEMONDAかっこええなぁ...(バカオーナー)

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このまま帰るのはもったいないので,例によって美瑛方面へ.
見知ったルートだけでなく,以前から気になっていた小道を曲がる.

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相当走りこんでいるつもりでも,知らない道がまだまだある.
ホンマ良い環境に住んでいる.

美瑛の町中に戻る.
さきほどの公園ほどではないが河川敷の桜も美しい.

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歩行者と軽車両しか通れない小さな踏切.
ちょうど良いタイミングで列車が通る.

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家に戻る.
いつもの味わい深い倉庫前で映え写真.

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北の大地にようやく桜の季節が巡ってきた.
厳しい冬を乗り越えたからこそ,春風も薄紅色も,より一層輝きを増す.

己の脚で季節の真っ只中を駆け抜ける喜び.
チャリが教えてくれたこの感性を,これからも味わい尽くしたい.

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BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

2026/4/28 Tue

願わくば

2026年4月12日撮影

春になり,2026年度のチャリイベントが続々と発表・開催されている.
まずは先日開催された『幌鹿峠サイクリング』に参加した.

昨年は吹雪,今年は下りパンク.
この大会,何かあるゾ...(詳細は後日)

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

その他,以下のイベントにエントリー完了(支払い済み).

5/4 :BRM504風連200
5/30:BRM530美瑛の丘300
6/6 :BRM606五能線300
8/2 :ニセコHANAZONOヒルクライム
9/27:NISEKO GRAVEL

このうち,最もチャレンジングなのは『第15回ニセコHANAZONOヒルクライム』であろう.

ニセコHANAZONOヒルクライム

初挑戦ではない.2年前の2024年大会にも参加した.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

この時はガチガチの軽量ロードバイク(EMONDA).
S-5クラス(JCF未登録者39-59歳)で5位.
タイムは「38分17秒」と,初参加にしてはまずまず...と言いたいところだが,表彰台には登れない=何ももらえない.

名誉とかは関係なく,せっかくお金を払って参加するのだから何か欲しい(ケチなのか)
つーことで,60歳以降のマスタークラスになってから再挑戦を考えていたのだが,なんと,2026年大会は「クロスバイク・小径車」から「小径車」部門が分割されたという.

こ,これはガチBRO乗りとして「初代王者」のチャンスではないか!(トラタヌ)

公式サイトによると,これまでの歴代最高タイムは2019年の「39分18秒」とある.ただし,これがクロスなのか小径車なのかはわからない.
いずれにせよ速い.
Kazchariのロードの記録と1分ほどしか変わらない.
このタイムに近づけるにはどうすればよいか.

もちろん,使用機材は”走りの黒金くん”こと『BROMPTON T LINE』12速モデルである.
長旅仕様の”PPくん”に対し,こちらは軽量中心のカスタムを行っている.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

カタログ上の乾燥重量は8.8kg
さすがに4速モデルの7.9kgには及ばないが,それでも軽い.

カスタム後の黒金くんはペダルやらキックスタンド,工具などを装着しても9kg弱
これ以上を望むなら,ブレーキやクランク系に手をつけることになる.すなわち待つのは無間地獄.

早速,Gemini先生に予測タイムと,向上方法を聞いてみた.

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「TREK EMONDA SLR7(7.8kg)」による「38分17秒」は、平均勾配約4.6%のコースにおいて非常に優れたタイムです。
使用機材を「Brompton T Line(9kg)」へ変更し、ライダーの体重やパワー(出力)が同一であると仮定した場合、タイムに影響を与える主な要因は「重量」と「走行抵抗(空気抵抗・転がり抵抗)」の2点です。

ヒルクライムにおいて、タイム差に最も直結するのは重量増による位置エネルギーの変化です。
車体重量が約1.2kg増加します。一般的に、ニセコHANAZONOのコース(距離約15.5km、標高差約600m強)において、1kgの重量増は約30〜40秒のタイムロスに相当します。
走行抵抗の影響: Brompton(16インチ)は、Emonda(700C)に比べて小径車特有の転がり抵抗の大きさや、折りたたみ構造による駆動ロス、直立に近い乗車姿勢による空気抵抗増が考慮されます。
もし同一出力(ワット数)で走行した場合、約41分30秒 〜 43分00秒 程度になると予測されます。

「T Line」は折りたたみ自転車としては驚異的な軽さと剛性を備えていますが、ロードバイクとは特性が異なります。
小径車は慣性が働きにくいため、斜度が上がるとすぐに失速しやすい傾向があります。
12速のワイドなギアを活かし、一定のケイデンスを保つことが重要です。

Bromptonのハンドルポストはロードバイクに比べしなりやすいため、大きなパワーで振るよりも、シッティングで回す方が効率的に推進力に変換されます。

ゴール手前の平坦に近い区間では、小径車の巡航性能の低さが顕著に出ます。
ここでいかにドラフティングを活用できるかが、40分切りへの鍵となります。

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さすが,Gemini先生.
なかなか的確な(それっぽい)アドバイスをくれる.
レース当日はキックスタンドを外して決戦仕様だな.

だが,予測タイムだと大会記録に及ばない.
もっと追い込む必要がある.

地元のヒルクラトレと言えば「旭岳」「十勝岳(カミヒル)」
キツイのは「カミヒル」だが,HANAZONOのコースプロフィールは「旭岳」に近い.大会まではこちらをメインにするか.

まとめると...

平日のZWIFT: 効率的な心肺機能の維持.

週末のヒルクライムを含むLSD: 実際の勾配に慣れるための持久トレーニング.

そして,練習と同じくらい大切な疲労を抜くためのルーティン.
そう,リカバリー=カラダのケアが重要なのだ.

Kazchariの持病は長時間のデスクワークによる慢性的な肩こり.
その解消のため,これまで整形受診の他,様々なリラクゼーション,マッサージ,鍼灸などをホッピングしてきた.

マッサージ・ショッピング

正直,どこもかしこもダメダメ.
何が気に食わないって,全く「評価」をしないこと.
なぜこうなったのか,本当にその箇所だけの問題なのか,普段の生活で気をつけることは...という面接やまともな検査・観察,アドバイスは一切なし.
こちらが「気になる」と言った箇所を”処置”するだけの対症療法.
あげく「完治するまで時間がかかります.つきましてはお得な回数券が...」という露骨な営業活動.

アホらしくなって,自分で筋トレをするのが一番と,肩周囲を集中的に鍛えたらかなりマシになった.
それでもデスクワーク中のこいつはかかせない.

てな感じで人に頼るのはヤメていたのだが,先日,ヨメさんにとある所を紹介された.

鍼灸マッサージなるーく

先生の経歴も興味深いし(元劇団四季),4月中だとオープン記念で割引料金だった(それでかい!)ということで試しに行ってきた.

これがもう大満足.
生涯で初めてまともな施術を受けた気がする.
丁寧な問診と全身の評価.
無痛の鍼と灸.
的確なアドバイス.

特にうれしかったのが,Kazchariの筋肉をほめてもらったこと!

曰く「50台後半のカラダじゃないですね」「現役自衛官のような背中です」「いい肉(大腿四頭筋)を触らせていただきました」などなど.

赤面モノである(乙女か)

多分にお世辞が含まれていると思うが,それでも気分が良い.
施術師=セラピストはこうでなければ.

ただし喜んでばかりもいられない.
今回は肩周辺を中心に診てもらったのだが,先生によると「脚,特に右膝の外側が気になりますね」
おお,そう,まさにそこがKazchariの弱点.
強く踏み過ぎると「腸脛靭帯炎」が再発してしまうのだ.

Topstoneな腸脛靭帯炎リハビリライド

「なぜか北海道のアスリートのみなさん,トレーニングはがっつりやるのに整体やストレッチを全然しないんですよ」

うっ,耳が痛い.
筋肉は若くても実年齢は還暦近いのだ.
鍛えつつケアもする.長く続けるために.

とまぁ,8月の本番に向けて色々とビッグマウス.
こうして己を追い込むのがKazchariの流儀.
さて,どうなりますやら.