『サ道2024』と雪散歩

2024/12/22 Sun

代わりとなるもの

快晴の日曜日である.
ここはチャリでお出かけ...とはいかない悲しい休日.

家族が出かけた後『サ道2024SP』を鑑賞.

サ道 2024~誰しも何かを胸にととのう~

言わずと知れた昨今のサウナブームの火付け役とされる番組.
その年末恒例スペシャル番組である.

Kazchariはサウナーになってから,レギュラー放送およびスペシャルを後追い視聴.面白いっつーか,淡々とした独特の雰囲気がたまらん.

で,今回のスペシャルの地上波放送は実は昨日.
うっかりしてて見逃した.ゆえに,本日「TVer」で観ることに.

さて,こんな時には大いに助かるTVerだが,CMが多すぎるのが難点.
『ウイングマン』なんて,いい場面の途中でCMが入ってぶち壊し!

ウイングマン

ゆえに『サ道』もブツ切れでの視聴を覚悟したけど,なんと50分の本編中,一切CMなし!
やるやんテレ東! あれ?『ウイングマン』もテレ東のはず.この違いは?

という前置きはともかく,中身は...期待以上なしんみり良作.

一応,ネタバレ注意.

準レギュラーのツルピカさん.
工場の経営がうまくいっていない.
家族も冷たい.
相変わらずのネガティブ思考と発言.
ただし中の人の名前通りの良い人感.

朝ドラでは関西弁の偶然さん.
様々な場所で居場所がない.
Kazchariも世代ギャップを感じることが多々あるので,わかります.

仮面ライダーネクロムことムシ男くん.
前から社長だっけ?
さらっとプライベートサウナの紹介.
物わかりの良い彼氏のフリが痛々しい.
ヒゲ生えてて最初誰かわからんかった.
ワイルド感マシマシ.

新登場の売れない芸人伊達男くん(定着しなさそう).
どこかのストーリーにからんでるのかなぁ.記憶にないが.
親と言えど,見栄を張り続けるのは辛いぞ.

かようにリアルに時間が進み,キャラの立ち位置も変化している.
そして最も人生が変わったのはナカタだろう.

母親が亡くなっている.

回想シーンの病床にて独身の息子を気遣う.
そして伝える.

「人生は一瞬やよ.好きなことしいや」

これ以上の真理をついた言葉はない.

Kazchariの母は既に他界している.
脳卒中の後遺症で失語症があったため,何も言葉をもらうことはなかった.

そして,誰もが思う所を抱えたままホームサウナ『北欧』に集う.
もちろん,それぞれの悩みを打ち明け合ったりはしない.
それは無粋.
サウナの快感が一時の安らぎをくれる.
男の世界だねぇ(偏見).

脳天気なKazchariにも色々ある(チャリに乗れないとか).
サウナに入っていない,入れないけど”ととのい”ました.

ドラマ25「サ道」サウンドトラック

で,お次は昼食後の運動.

行きつけの自転車屋さん『クランカー』さんまで歩くことにした.
いや,歩く手段しかないのが現状.

iPhone15 Pro

今年も2月末にDOMANEのオーバーホールを依頼.
事前にバーテープやらワイヤー類などの消耗品を購入しているのだが,来年は初売りセールなどを行わないとのこと.

要はいつ購入しても同じ.
なら今日でしょう.
中学生となるアホ息子用のチャリの出物も見たいしな.

冬道散歩開始.
昼も晴天が続いているので気温高め.マイナス10℃くらい?

我が『GARMIN INSTINCT X2』には万歩計がついている.
最近はクルマにもチャリにも乗れないので,毎日1万歩以上歩いている.
運動不足解消のため,この歩数を継続したい.

で,クランカーさん着.
落車事故の報告やら,その他チャリ談義.
目当てのGIANTのセール品MTBなかなか良い.
肝心の息子が気に入るかどうか,それに山へ連れていけるかどうか...(トラタヌ)

店内にはProjectONE仕様のエグイ「MADONE GEN8」が鎮座していた.
メタリックシルバーに輝くそのお値段は...ペイントのアップチャージ代だけでプラス¥50万!
コンポはDURAなので...総額はお察し.

庶民のKazchariはオーバーホール交換用の格安バーテーブ(¥1,500)だけを買ってクールに去るぜ.

iPhone15 Pro

同じ道を戻る.
雪を踏む感触を味わう.
いつも車輪経由なのでなぜか新鮮.

それにしても,2014年の『びえいセンチュリーライド』の参加賞でもらったサコッシュ.
何でも入って,実に使い勝手が良い.
元々片手操作向きのバッグやしな.

iPhone15 Pro

肩が上がらないので,付けにくいコンタクトではなくメガネを使用.
まぶしいのでクリップオンのサングラス.
路面の変化がわかりやすいので転倒予防にもなる.

この2点のおかげで楽しい冬の散歩だった.
明日は固定後2週間の再診日!

2025年AJ-Hokkaidoブルベ開催情報発表!

2024/12/17 Tue

新規ルートだらけ

2024年5月18日撮影 / iPhone15 Pro

2つある北海道のブルべ団体の1つ,オダックス・ジャパン北海道(AJH)の2025年開催ブルベが発表された.
そこで,毎年恒例のコースレビュー.
参加の有無を検討したい.

2025年AJ北海道ブルベ開催情報

全11コースと,例年に比べると少な目.
そらそうだ.今年は『1200』があるのだッ!

【BRM420北海道200km新十津川ー札沼線巡りー】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

GW中の開催はなく,これが一本目.
平坦だけど交通量が多い.
帰路のR275は札幌に用事がある時にいつも通る.
大きな声では言えないが,ハイスピードのクルマがサーキット状態.
特に夜間はめちゃめちゃ怖い.事故多発で要注意.

【BRM427北海道200km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643908.htmlより

そろそろ参加したい道南ブルベ...と言い続けてはや何年?
今回は亀田半島側.
昨年,この半分と同じルートを出張にかこつけて走った.

Topstoneな函館遠征ライド(移動編)

いずれにせよ道南には移動&宿泊という壁が...
それに今年のGWはイベントてんこもり.
まぁ,恒例の「息子との男ふたりキャンプ」はそろそろ立ち消えそう.
もう中学生やしな.

2024年のGW総括!

【BRM504北海道200㎞釧路】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643921.htmlより

釧路出発で屈斜路湖,摩周湖をぐるっと回って戻るルート.
湖周辺は今秋走り回ったなぁ.

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

まぁ,グラベルは走らへんけどな.
釧路は宿がとりにくい問題がある.

【BRM524北海道300㎞美瑛の丘】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643922.htmlより

名称だけ聞いて「地元開催!」と喜んでいたら,まさかの滝川発着だった.
そして,まさかのカミヒル

Kazchariは走り尽くしているルートやけど,これ,初めて走る人は地獄やな.
白金温泉側から登るのがちょっぴり救い.

【Flèche Hokkaido】&【Trace Hokkaido】

なんと2年連続開催.
ただしナイスプレイスは札幌に変更だ.
Flècheは今年経験済み.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

20時間を越えての連続走行はヤバイという己の実力を知ることができた.
パラダイスとは,真夜中の狩勝峠のトイレのこと.異論は認めない.

つーことで,今年同様,誰かが誘ってくれたら参加するかも...もじもじ

BRM621北海道400kmトカプチ】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644031.htmlより

すっかり定番ルート化.
ナショナルサイクリングルートを1日で走り切るという,ブルベ以外ではありえない所業.
出走は7時なので昨年の「朝駆け」の冠が取れた.
順調に走るとゴールは早朝になる.
おっ,6時から営業する近くの温泉『鳳凰の舞』でたっぷり休んだ後,帰宅できるやん.

7時発 ⇒ Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

3時発 ⇒ BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

【BRM705北海道400km知駒】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644046.htmlより

こりゃまた変わったコース.
今年は開催されない『宗谷600』の上半分的な位置づけ?
スタートは美深の道の駅か.
ここは温泉付きキャンプ場やし,前泊はしやすいな.
ルート的にはあまり目新しさはないけど.

【Japan Grandonnee 北海道1200km納沙布岬】

https://ajhokkaido.jp/cpns12k2025.htmlより

待ちに待ってようやく復活した一大イベント.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

思えば2020年開催には,エントリー峠を乗り越え,無事にエントリーはできたものの,新コロ禍突入のせいで中止の憂き目に.

その後も道内にて1000km越えブルベはいくつか開催されていたものの,やはり「ホテルもったいない問題」によって参加を見合わせていた.

日程が自由だった『オホーツク1300』は楽しめたけどな.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

今回の『納沙布』も,ホテルの手配はセルフやろなぁ...とページを確認したら,なんと!仮眠所が用意されているではないか!
これで完全に参加する意思が固まりましたよ.

本家本元の『PBP』は確かにランドヌールの到達点なのだろうけど,費用の高さや往復というイマイチ魅力に欠けるコース設定なので,あまり参加したいと思えない...(※個人の感想です)

Kazchariにはこっちの『納沙布』の方が楽しみやな.
参加費用¥39,000を握りしめて,エントリー峠に備えよ!

【BRM913北海道600km紋別】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644047.htmlより

唯一の600.
紋別で一泊する必要がある.
やっぱ『セントラル』かな.サウナあるし.
ただし『オホーツク1300』の時よりも滞在時間とれなさそう.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

【BRM1004北海道300km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg168.htmlより

非常に魅力的.
せっかく遠征するならこれくらいガッツリ回りたいものだ.
行けるかどうか,行くかどうかは別にして.

というわけで,AJ-北海道さんの正式なコース・スケジュールが出そろいました.
もう一つの雄,Randonneurs Sapporo(ランドヌール札幌)さんの2025年度ブルベ情報はすでに発表されているが,コース名だけで詳細はまだ.

2025年開催BRM

こっちが出そろってから,来年のブルベ・スケジュールを決めたい.

夏になれば「HIGUMA CYCLE」さんも北海道に戻ってくるし,となると「はしっこツアー」で宗谷岬やら襟裳岬に行きたくなる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

せっかくXCレース用のMTBも買ったし,こいつでレースにも出てみたい.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

秋には『NISEKO GRAVEL』もあるし,

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

四国一周も達成して特別ジャージ欲しいし.

四国一周・台湾一周サイクリングを ダブル達成した方へ

全く,なんて忙しさだ.
それより何よりMy鎖骨,早く治らんかい!

チャリたちの室内保管状況~縦と横

2024/12/4 Wed

多頭飼育

いつの間にやらチャリの保有台数が5台になっていた.
現在,それら全てを室内保管している.

戸建て住みゆえ可能な技.
大阪に住んでいた頃の狭いアパートではありえない.

この趣味を始める前,チャリは屋外に置いておくのが常識だった.
あくまで「日常の足」なので,さっと乗れて,さっと止められることが最優先.
結果,雨ざらしとなりサビサビでギコギコでペッタンコな状態がデフォルト(そうか?).

今のチャリたちにそんな仕打ちは絶対にできない.
命を預けているパートナーなのだ.

で,今回はその5台をどの様に保管しているか,の話.
まずは最古参から.

【TREK DOMANE SLR7】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は66,611km.
基本的にTacxのスマートローラーに接続.

Garmin TacX Neo 2T スマートトレーナー

夜な夜な(Amaプラ観ながら)Zwiftの世界をさまよっている.
ペダルはSPD-SL.室内用のレーパンとボロTを着用.
汗だくになるので,窓を全開+扇風機をカラダに直接あてながら漕ぐ.
真冬の北海道である.通常ではありえない状況.
おかげで風邪をひきにくくなった.一石何鳥?

コイズミ 扇風機 DCモーター リモコン付き 風量8段階 首振り オフタイマー付き 黒 ブラック KLF-3003/K

毎年オーバーホールに出しているが,まだ前後のスプロケットを交換したことがない.大丈夫なのか?

雪が融けるまではスマートトレーラー接続が定位置.
春にブルベシーズンが始まると外を走る時もあろう.
なんと言っても,2025年の夏にはアレが控えている.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

やっぱ長距離はDOMANEだねぇ.

【TREK EMONDA SLR7】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は4,638km.
DOMANEの正面,モニターの先に縦置き.
さすがに横置きだと部屋のスペースを圧迫.

縦置きスタンドは多くのメーカーが販売している.
その固定方法も様々.
とりあえず信頼できそうということでこいつにした.

サイクルロッカー(CycleLocker) 縦置きスタンド ペダルで固定 自転車スタンド ロードバイクスタンド クランクストッパーウォール CSW-01

いわゆる壁固定&クランクストッパー型.
スタンド型の方が安定感ありそうだが,値段や占有スペースを考慮してウォールタイプにしてみた.
要は壁に穴を開け,前輪およびクランクの固定器具をねじ止めするのだ.
一応構造体(木製の柱)に固定したつもり.
若干だがグラグラはする.
正直,軽いロードだと問題ないがMTBバイクなどの重量級には向かないっつーか,前輪固定部にタイヤが入らない.

詳細は過去記事を参照.

どうするEMONDA?~Cyclelocker編

おっ,設置からもう2年も経つのか.
問題なく運用できている.

こいつはガチガチのロードバイクなので春までお休み.
だがしかし,もうじき“アレ”が届いてパワーアップ.

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

周辺の雪解けを待たず,鵡川などの太平洋側まで遠征してみる?

【CANNONDALE TOPSTONE CARBON2 LEFTY】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は3,211km.
寝室のベッド脇に縦置き.
壁の構造的にEMONDAで使っているウォール型は使えない.
とは言え,Cyclelockerの自立スタンド型はやっぱり高ぇ.

つーことで白羽の矢が立ったのがこいつ.

GORIX(ゴリックス) 自転車 スタンド [縦置き 横置き 掛置き 3タイプ] メンテナンス 簡易スタンド (ホイール&ステースタンド) GX-013D ブラック

庶民の味方GORIXだ.
そして,一番気に入っているのは...値段だ.
普段でも安いが,Amazonセールではさらに値引かれる.

届いたのはかなりデカめの段ボール.
オープンすると,化粧箱なしでプチプチにくるまれたパイプやフックが無造作に入っていた.

うむ.精密機械ではないので,こうしたコスト削減でも無問題.

組立は簡単.
整備用フックの取り付けを除けば工具すら不要.
ベースのスタンドにU字のパイプを差し込むだけ.
ただし,そのパイプを固定するものすらないので,上に引っ張ればあっさり抜けます ⇒ 移動時注意

最後に前輪固定用パイプ&フックを取り付ければ完成.
ここには固定ネジあり.
整備用フックはじゃまなので外した.

とりあえずTopstoneを立てかけてみる.
一見,非常に華奢な作りだが,意外なほど安定している.
EMONDAのウォールタイプより良いぐらい.

商品レビューには「リアディレーラーが干渉する」というコメントがあったが,公式の説明書にもあるように,ギアをアウターにすれば問題なし.

これはYouTubeで「コスパch」さんが毎回お勧めするのもわかるわ.

ただし,このスタンドにも弱点がある.それは次のチャリで.

【SPECIALIZED EPIC EXPERT】

iPhone15 Pro

新入りのMTBくん.
現在の走行距離は287km.

Topstoneと同室(寝室)に置いてある.
当初,こいつもGORIXのスタンドを使っての縦置きを検討したが,なんとタイヤの幅が広すぎて,隙間に入らない.

ちなみにEPICのタイヤサイズは「29×2.35」
つまり,タイヤ幅2.35インチをセンチに変換すると...5.969cm.
GORIXスタンドのパイプ間の幅は「6cm」と説明書にある.
ほぼ同じ=入らなかった...

ゆえに素直に諦めて普通に駐輪.
ささやかな抵抗として,クソ長いハンドルが押入れに入るようにして,できるだけ幅を取らないようにしている.

これでもトレーニングベンチがベッドとMTBに挟まれてキツキツ.レッグレイズがやりにくい(が仕方がない).

【日本企業】トレーニングベンチ インクラインベンチ ダンベル ベンチ 角度調節 組立超簡単 折り畳み式 収納便利 フラットベンチ マルチシットアップベンチ 腹筋 背筋 シットアップ 耐荷重300KG 筋トレ 家庭用 日本語説明書【メーカー保証:2年間】

で,最後のチャリが,

【SPECIALIZED FATBOY】

iPhone15 Pro

購入5年.走行距離は8,087kmだが,これはあくまでSTRAVA上の数値.
普段は通勤に使っているので,チリツモで10,000Kmは越えているはず.
唯一のアルミフレーム.

通勤および週末ライドに使うため,常に出撃できるよう玄関にて待機.
つーか,車重があるので2階まで運ぶのはほぼ不可.
一人(?)寒いが我慢してくれ.

もちろんこれからの積雪シーズンはこいつが主役.
タイヤもスパイク付きに交換済み.

冬は冬でイベントてんこもり.

冬のチャリイベント情報が続々と

楽しみでしかない.

それにしても,ロードもグラベルもMTBも,我がチャリたちはみな美しい.
眺めているだけでため息がもれる.

埃を見つけるとウェスで拭きたくなる.
小傷を見つけるとコンパウンドで磨きたくなる(盆栽か?)

言うなればハーレム.
今宵はどの子をかわいがってやろうか...うしゃうしゃ(変態だ)

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

2024/11/22 Fri

右往左往

iPhone15 Pro

Kazchariが所有するスポーツ自転車は現在5台.
うち,ロードバイクはTREKの「DOMANE」「EMONDA」である.

ともに「Project one」でオーダー.
自分のセンスに自信がなくて既存のデザインにしたけれど.

リムブレーキの「DOMANE」はかつての主力マシン.

現在はスマートトレーナーに固定され,週6日のZWIFT用になっている.
毎年オーバーホールに出しているので絶好調.
今年もブルベ(フレッシュ)や,襟裳岬までのロングライドで大活躍.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

現在の総走行距離は66,400km.
まだまだ走るぜ.

もう一台の「EMONDA」はディスクブレーキ.
2024年に「MADONE」と統合されてしまったので,現状「EMONDA」の最終モデルとなる.

舗装路のライドはこいつに乗ることが多い.
軽量ヒルクライムマシンのはずだが,決戦軽量ホイールをはかせた「DOMANE」よりも少し重かったりする.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

とは言え,加速はこちらの方が上かもしれない.
今年はこいつで「ニセコHANAZONOヒルクライム」に出場.
まずまずの成績を残せた.目標(表彰台)には及ばなかったけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

さて,これらのロードバイクたち,2025年の布陣は?

エンデュランス&カラダに馴染みまくっている「DOMANE」には,やはりブルベという舞台をご用意.
今年はついに「納沙布1200km」も復活するしな.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

この一大イベントについては,あらためて記事を書かねばなるまい.

次に「EMONDA」.
いわゆるロードレースは怖いのと機材を壊したくなのでパス.
ヒルクライム大会には参加したい.
「HANAZONO」への再挑戦,および今年スキップした「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」「カミヒル」にもエントリー予定.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

ヒルクライムと言えば「軽さこそが正義」という不文律がある.

車体の軽量化に貢献するのは,なんといっても足回り関係だろう.
我が「EMONDA」にはBONTRAGERのハイエンド軽量ホイール「AEOLUS RSL37」をはかせている.前後重量で1,325gだ.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

ただしタイヤはBONTRAGER「R3」をチューブで運用.
ようするに買ったままの状態なので,それほど軽くはない.
「HANAZONO」出走時の車重は確か7.4kgぐらいだったはず.

さらなる軽量化を目指すなら,これらタイヤとチューブの交換が手っ取り早い.
実際,軽量タイヤTPUチューブは購入済みである.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

当初の計画だと「HANAZONO」「RSL37」にこのタイヤとTPUチューブを装着して参加する予定だったが...交換が面倒だったので,元の装備のままで走った(ダメじゃん)
そうなのだ.あのコースのタイムはまだ伸びる可能性はあるのだ.つまり次回は表彰台を狙えるハズ!(そうかなぁ?)

つーことで,来年の各ヒルクライム大会では機材関連での言い訳ができないように,軽量化を極めて参戦すると決意.
そこで,せっかく手元にあるこの軽量タイヤとTPUチューブを活用した決戦ホイール作成計画がスタートした(あれれ~何か理屈がおかしいゾぉ).

折しも世間はBLACK FRIDAYという名の物欲開放週間.乗るか,このBig Waveに!

上(軽さ)を見ればキリがないのがホイールの世界.
ここはやはりコスパ重視で「ELITE WHEELS」「DRIVE 40D」が最有力候補となる.

Drive 40D ディスクブレーキ

発表・発売時にメーカーがチャリ業界のインフルエンサーに配布しまくったせいか,インプレッション記事や動画が山程ある.
多少なりとも忖度があるだろうけど,概ね好評.

今では国内外のプロチームにもホイールを提供しているらしく,性能や耐久性は(他の中華格安メーカーより)信頼できそう.

今回のBLACK FRIDAYに合わせて通常より値下げしており,為替レートによるがだいたい¥150,000ほどで購入可能.高いが安いっ!

つーことで,ほぼ決定しかけていたが,実はこの「40D」には忘れがたい記憶がある.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

そう,凡ミスにより無料で手に入れるチャンスを見事に逃してしまったのだ.
この事件は今でもトラウマ.
そんないわくつきのホイールを,あらためて金を出して購入するのは...なんだか悔しい.

それに,あらためて考えると「40D」の実際の重量は各インプレによると約1,300gらしい.手持ちの「RSL37」と25gしか変わらん.
100g以上軽くなるならともかく,この程度の差であれば,ほぼ同重量っつーか誤差.
つまり同タイプのホイールを買うのはもったいないし,何よりつまらん...という考えが頭を支配しだした.

もっとアガる買い物を...そうだ,Kazchariが求めていたのは何よりカッコよさだ!
「軽さ」にこだわるのをやめた時,目に入ってきたのが...

Drive Helix 57DCS

こいつだった.

これぞときめくデザイン!
流行りのウネウネ!
もちろん重量的にヒルクライム用ではなく,空力全振りの直線番長ホイール(1450g)だ.
つまり「40D」は元より「RSL37」とも真逆の性格.
うむ.こちらの方が面白い体験が得られそうだ.

で,ブログやらYouTubeでレビュー記事を探すが,「40D」に比べるとほぼ皆無.唯一見つけた記事がこれ.

ELITEWHEELS DRIVEシリーズ 40D 50D HELIX 46D 57D 比較インプレッション

おっ「HELIX 57D」ベタ褒めやん.
そして決定的となったのがこの動画.

エンジョイ系なインフルエンサーではなく,こんなガチレーサーさんがオススメするなら...と信頼度向上.

そして肝心なのは値段.
もちろん「ELITE WHEELS」の公式サイトでは,このホイールも割引中.
為替レートで換算すると,¥200,000を少し下回るようだ.
これまた高いが安い.

さらに検討を進める.
「ELITE WHEELS」には,日本に代理店がある.

BARACAN

仲介業者として単に輸入するだけではなく,グリスアップや振れ取りなどの点検を行った上で配送してくれるとのこと.
もちろん3年保証で購入後のトラブルにも対応してくれそうだ.

もちろんBLACK FRIDAYのセール中(~11/21).
結果的に公式サイトと価格もほぼ同じ.

「こんなん,買わな損やん」と,セール終了間際まで悩み,ついにポチッたぁー!...が,なんと「在庫切れ」との表示! なんてこった.パンナコッタ.

「入荷案内メールを登録しますか」とあったので失意の中,一応登録.
だってなぁ,セール期間が過ぎた後に連絡きてもなぁ,通常価格だとさすがに手が出ない.
「縁がなかった」と諦めかけたその時,あっさりと「入荷しました」との返信あり.なんじゃそら.
もちろんポチる.ポチってしまう.

つーことで,ドタバタの末,無事新ホイールを購入した.
クライム用ホイールを買うつもりが,いつの間にかディープ直線ホイールに...
思いもよらない買い物で,自分でもびっくり.

そして,軽量タイヤとTPUは「RSL37」に装着して,こちらをヒルクライム決戦ホイールとする.

「HELIX 57D」の納期は1~2ヶ月先.
その頃,北海道は雪に覆われているだろう.
「EMONDA」に装着しての実走レビューは約4ヶ月後かな.

あれ? 何か大事なことを忘れているような...
スプロケとディスクローター別売りやん!

シマノ(SHIMANO) CS-R8101 12s

シマノ(SHIMANO) ディスクローター RT-MT900 160mm センターロック ナロータイプ IRTMT900S

もうじきAmazonもBLACK FRIDAY!

Amazon ブラックフライデー2024

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

iPhone15 Pro

安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

iPhone15 Pro

「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

iPhone15 Pro

ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

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入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

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登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

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うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

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そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
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ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

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お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

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ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

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カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

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そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

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後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

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いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

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曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

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まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

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美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

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少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

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道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

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ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

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前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

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10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

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最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

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カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

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ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

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林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

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現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

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一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

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「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

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いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

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美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

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別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

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気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

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グラベルのつづら折れ.

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いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

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さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

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頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

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下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

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つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

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EMONDAな火曜会に参加して天人峡からのラストチョボライド

2024/10/8 Tue

そして扉は閉められる

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曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:15 ℃,風速:5.1 km/時,風向:NW

はじめて「火曜会」に参加した.

「火曜会」とは何か?

火曜日が定休日の方々の走行会である(たぶん).
旭川チャリ界(?)の中心的存在であるヤマタケさんもこの会に属している.

Natural Born EZOist

どちらかと言えば“ゆる”ではなく“ガチ”
以前から面白そうな会だとは思っていたが,Kazchariは土日祝休の勤務形態なので,なかなか参加する機会がなかった.

だが,先々週,メンバーの一人であるO田さんより突如「今度の火曜日,一緒に走りませんか」とのメッセージが.

残念ながら,急病でもないのに,いきなり職場は休めない.
その日のお誘いはご辞退させていただいて,後日「(今度の火曜日)休み取ったので,どこかに行きませんか」と返信してみた.

こうして初の火曜会参加が実現したわけである.

この日集まったのはKazchariとO田さんの他,Kさん&PさんのHIGUMA CYCLE TEAM,そして謎のE取さんである.
さらに午後からはここにヤマタケさんGTOさんも加わることになった.

9時に東神楽森林公園の駐車場に集合.
既にO田さん着.チャリの準備中だった.

駐車場の前はキャンプ場だが,9月いっぱいで営業終了なのか既に客の姿はなかった.

ここのキャンプ場には思い入れがある.

時に2004年.
2年間過ごしたジャマイカから帰国し,2ヶ月間ヨメさんとの「地球一周の旅」を終えたKazchariは次の職場を探していた.

偶然,旭川に“ご縁”ができて,その年の10月から働くことになったのだが,当地には親戚も知人もいない.
つまり家探しからのスタート.
クルマを所有していなかったKazchari夫婦はオートバイ2台で渡道.
ここ東神楽森林公園キャンプ場に2週間ほど滞在した.

町から離れているので買い出しが不便だったが,目の前の温泉(花神楽)がありがたい.
滞在中は,台風に遭遇しテントごと炊事場に避難.
目の前を常設のテントが転がっていくのを見た.

さて,思い出にひたりながらKazchariもチャリの準備.
久々に軽量快速マシーンの“え~もんだ”ことEMONDAである.

これは豪脚で知られるO田さんに食らいつくため.
もう一つは,今日から2日後に閉鎖されてしまうチョボチナイロード(激坂)を走るためである.

そこへHIGUMA CYCLEのバスも到着.
挨拶もそこそこに,午前中のライドが始まる.
ノープランだったが,紅葉の季節でもあるし,順当に天人峡を目指すことにした.

午後からのチョボに備え,ゆるく走るつもりが...あきまへん.
仲良くローテーションが,いつの間にか“ちぎる”ローテーションになってしまった(あるある).

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特に旭岳と天人峡の分岐点からは顕著.
O田さんとローテしながらも必死にくらいつく.
だが,天人峡トンネル手前の坂で見事にちぎられる...ぐぬぬ.
やっぱり速いわ~

後で聞くところによると「いや~いいトレーニングになりました」
うむ.やはり“そういう会”だったのか.

で,天人峡着.
紅葉の最盛期はもう少し先っぽいが,なかなかの色づき具合だった.

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そこへ写真撮影のバスツアーなのか,白いバズーカ(超望遠レンズ)を携えたナイス・ミドルの方々がぞろぞろと.
その昔はKazchariもあちら側だったなぁ...今ではすっかりお手軽なスマホ派.

紅葉の写真はなかなか難しい.
アップで撮ると場所がどこかわからない.
広角で撮るとなんだかありきたり.

画質そのものは機材的に来るところまで来ているので(+編集できるし),何より構図・時間・場所・光が大事.
Kazchariの場合は,やはりチャリもしくはオートバイを入れこまないと気が済まない.

さらに年を重ねて2輪車に乗るのが厳しくなったら...バズーカ使いに回帰するかも(寂しい話はやめよ)

現在,天人峡では問題となっていた廃ホテルの解体工事が進んでいる.
とりあえず建物は撤去されていた.
話によると,この辺りを公園化(駐車場化)し羽衣の滝へのアクセスを容易にするのだとか.

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残る宿は一軒.
除雪などのインフラ整備との費用対効果の兼ね合いは,かなり厳しそう.

まぁ,そんな妄想はさておき,工事現場のプレハブ小屋の脇を抜けると見えてくるのが足湯である.もちろん利用させてもらう.

つい先日も来たばかりだが,ここの足湯はやはり真冬が風情があって良い.
ただし帰りは地獄だが.

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なんだかんだでここの標高は高い.
足はともかく,カラダの方はじっとしているだけで寒い.
汗冷えだ.

困ったことに雨まで降って来た.
雨雲レーダーによると20分は続く様.
滞在時間を延長する.

とは言え,午後組との合流予定もあるし,いつまでもまったりできない.
ウインドブレーカーを着て覚悟を決めて出発.

下り基調で爆走.
真冬でなくても寒いわ.
帰りもローテだが,先頭時は後ろからの圧もエグイ.
まぁ,ロードはこれくらいの緊張感があった方がトレーニングとして最適(そうなのか).

で,分岐にて「大雪旭岳源水公園」方面へ.
公園にて一旦休憩.
ここにたどり着くまでに,一人だけMTBだったKさんをちぎってしまい,離れ離れになってしまった.

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ダム集合との一報を入れる.

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Kさんは,どうやら先に行ってしまったらしく合流できす.昼食場所で落ち合うことにして再度連絡.
ダウンヒル後,ようやっとKさんと合流.
サイクリングロードを使って東川へ.

ちょうどお昼過ぎで,目当ての蕎麦屋さんは長蛇の列.
待ち時間がもったいないので,せんとぴゅあ内にある「ひがしかわ食堂ワッカ」さんへ.

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30分待ちと言われたが,これ以上動くのも面倒なのでお昼はここで決定.
施設内の展示物を見物.
さすが芸術推しの町.
飾られている写真もいいし,謎の展示物も味わい深い.

注文した火曜日の日替わりメニュー「照りマヨチキン丼」がやってきた.

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美味し.
食事中,ヤマタケさんGTO氏を目視確認.

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午後組を加え,いよいよ今季ラストチョボへ.
てっきりダム側から登ると思いきや,キトウシ方面に向かう.
そう,いわゆる「裏チョボ」から進入するようだ.

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

しばらく続く平坦路でGTO氏と談笑.
ゲートを越えてヒルクライム開始.
いつも同様,気持ちの良い速度でかけ上がる.

で,道道1116号前に接続.

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一旦ここで全員集合.
嶺雲橋を目指す.

もちろん,ここでも橋の手前までO田さんとバトル.
もちろん競り負ける...ぐぬぬ.

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いつ来ても絶景.
ホンマ良いところである.
さらに今日は平日.クルマやオードバイの数も少ない.

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と,しばらく黄昏ていたいところだが,もう10月半ば.
日が傾くとともに,どんどん気温が下がっていく.
つーことで,ジレを着てさっさと出発.

帰りはダム側に下りるダウンヒル.
これまた途中の短い登りでO田さんにちぎられ...(以下略)

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出口着.
この門は明後日には閉じられる.
そして「チョボ」は来年の夏まで長い眠りにつく.

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ここからはデポ地の東神楽森林公園まで一気に走る.
そして,途中の坂にて,またしてもO田さんに...(以下略)

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無事,デポ地に帰還.
いい汗かきましたね.
もちろんこの後は「花神楽」サ活だっ!

3セットをこなし,ととのう.
カラダを痛めつけた後の,この快感がやめられんのよ.

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つーことで,ウワサの「火曜会」に初参加.
予想通り&期待通りのトレーニングライドだった(そうか?).

Kazchariも既にアラ還.
年齢的に“速さ”を求めなくなってくるのが普通なのだろうが,まだまだこだわりたいところ.
ゆるポタ反対! E-Bike買ったら負け!(※個人の感想です)

そろそろロードのシーズンは終了.
あの暑かった太陽はどこ行った.
これからの季節はMTBグラベルロード紅葉を愛でるのにちょうど良い.
そして,その後は...お待ちかねのスノーシーズンが訪れる.

四季を文字通り肌で最大限に感じる.
ホンマ,チャリは素晴らしい.

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EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

2024/9/8 Sun

今日も大盛況

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:49%,体感温度:28 ℃,風速:14.8 km/時,風向:WSW

午前中は息子の習い事の付き添い.
その間,車内もしくは外にチェアを出して読書.
暑いけど.

謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件

「誰のセリフ?」かと思いきや...そういうことか.
あまりにも重くやりきれない事件内容と家族の崩壊.
もっとも恐ろしいのは「ネバダたん」がネットミーム化していること.
炎天下で読む本とちゃうな.のどが渇く.

さて,3時間弱で練習は終了.昼飯の時間である.

息子の要望で「山岡家」に行くも,さすがの日曜12時.
駐車場は既に満車で待ち行列.
旭川に越して以来,“待つ”という行為への耐性がすっかり低くなったKazchari.
昼食は昨夜の残りのハヤシライスを自宅で食べることにして,夕食を「山岡家」にする取引を息子に持ち掛け,無事,dealした.

で,帰宅⇒昼食終えてさぁライド.
EMONDAを出す.

行き先は“今だけ”な「チョボチナイ」こと道道1116号である.
とは言え,先日訪問したばかり.

Topstoneなチョボチナイはじめライド&アンテナの後日談

ゆえに今回は「裏チョボ」とも呼ばれる倉沼(もしくは瑞穂)ゲート側から向かうことにした.
このルート,表と何が違うのか?
風景.そして斜度が違う.こちらの方が緩やか.

いつもの忠別川サイクリングロードを通って東川町へ.
キトウシに向かう直線道路から,自販機+ゴミ箱設置の商店にて右折する.
徐々に山が深くなる.

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ここも稲穂の波.
世間の米不足が嘘のよう.

そういや,そろそろ「ふるさと納税」の選定時期.
「冷凍ハンバーグ」「マンゴー」は鉄板として,3点目以降は...やはり「米」

そのまま直進すると「倉沼ゲート」が見えてきた.
緩斜面から始まって少しづつ斜度が上がっていき,途中で平坦があるなど,どこかに似ているなぁ...うん.HANAZONOのプロフィールっぽい(そうか?)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

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で,東川ゲート.
ここから1116号が始まる.

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タイムアタックは狙ってないのでのんびりと.
対向車線からは何台もオートバイがやってくる.
さすがは大人気ロード.

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途中にある旭岳の「ニセ金庫岩」のごとき「ニセ嶺雲橋」
初心者は間違うかも(間違えません).

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ようやく嶺雲橋が見える.
天気も良くて絶景.

で,無事到着.
今日も大盛況.
あーなんか,違う季節の風景も観たいなぁ.
真冬に歩きで潜入している人もいるはず...(妄想)

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写真を撮ったらそそくさと退散.

ダム側は急坂,急カーブの狭小路.
前を走る大型バイクに追いついてしまう.オラオラオラ(ダメです)

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ゲート着.
このまま左折して帰るのはもったいないので,右折してダム湖をぐるっと回るルートを取る.

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この写真も一眼っぽいなぁ.
ホンマ,iPhineはよく撮れる.こりゃコンデジは売れんわ.

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ダムの上はトンボとバッタが大乱舞.意図せずにプチ虐殺.
秋だねぇ.

ダウンヒルしてサイクリングロードへ.
もう何十回と通った道だけど,やはり飽きない.
ホンマ,チャリはいいねぇ.
乗っているだけで喜びがこみあげて来る.

先日,自転車系YouTuberの「まさ」が面白い動画を上げていた.

既に初心者ではないKazchariだが,あらためて気づかされることあり.

特に「仲間いないからやめる? そんなヤツはなからやめとけ」はその通り.
ディープサウスこと岸和田人らしいダイレクトな言い回しだが,これは真実.

ぼっちライドができない,いやぼっち”も”楽しめないのは...もったいない(個人の感想です)

ソロライドは貴重なマインドフルネスの時間.
デジタルをデトックスし,己との対話を極めるのだぁ.

自転車がもたらす解放感の特徴は何か? マインドフルネスとの関連を考える

グループライドもそれはそれで楽しいけどな.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

で,1日の〆は息子との契約通りに,♪ラ~メンの山岡家~

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ケラを見た

2024/8/30 Fri

スーパーなヤツ

先日のこと.
チャリで信号待ちをしていると道路上に動く物体を発見.

茶色で小型の昆虫だった.
Gではない.そもそも旭川にGはいない(たぶん).
コオロギにしては細長い.

「まっ,まさか,あいつは!」

そう,「ケラ」だった.

ケラ,もしくはオケラと言えばとんでもない能力の持ち主として有名.

歩く,飛ぶ,泳ぐ.

そしてこれが真骨頂.
土に潜る.

英名で「Mole cricket」,つまり「もぐらコオロギ」とはナイス・ネーミングである.
機能美の塊のようなデザイン.

ただし益虫とも害虫とも言い切れない存在らしく,「虫けら」の語源になったとか.
ようするにどうでもいい存在?(諸説あります)

そんなケラが炎天下の交差点をこっそりと渡っていた.
こいつにとって最もふさわしくない場所だ.
クルマに轢かれるなよー.虫取り子供に見つかるなよー.

Kazchariの幼少期,田んぼは最高の遊び場だった.

水をはっている時期にはカブトエビを捕まえた.
こいつは雑草を食べたり,泳ぎまわることで稲に空気を送るという益しかない生き物.
農家の方があえて放流することもある.
卵の状態で越冬するので翌年も現れる.

秋から冬の稲がない時期には,雑草を土塊ごと引っこ抜いて様々な生物を見つけた.
その中でもケラがお気に入りだった.

軽く握ると,前肢をつかって指の間をこじあけようとする.
その時のくすぐったい感覚は今でも覚えている.
さすがに飼うことはなかったけど.

で,その大好きなケラに久々に出会えたことを興奮気味に若者(20歳)に話すと,「知ってはいますが,見たことはありません.それに虫は苦手で...」との冷めた反応.
つまんねーヤツだな(この考えが老害)

さらには,うちの息子(11歳)に「ケラって知ってるか?」と聞くと一言「知らん」
「このままじゃいかん」と,そのスーパーな性質を必死に説明するも「ふーん」と冷めた表情.

つーことは,最近の子供にとって『手のひらを太陽に』の歌詞は一部意味不明なのか?

新コロ禍を境に清潔志向・安全志向がますます加速.
子供らに与えた影響は小さくない.
手洗い,うがい必須程度ならまだしも,土遊び,泥遊び,水遊びあげくには遊具を使った遊びも禁止.
あげく他人との接触,会話も制限.

結果的に,自分以外の物的・人的環境への興味を失ってしまっているのでは?

最近,「子供の体験格差が問題」という記事をよく見かける.
金銭的事情によってアミューズメントパークに行ったり,習い事ができないみたいな話はさておき,何より回りの自然環境に目を向けよ.

暑い,寒い,痛い,かゆい,辛い,怖い,危ない...でもそれを乗り越えたら快感.
不愉快な自然との身体的・精神的闘い.これこそがシンの体験.
まぁ,ようするに「チャリに乗れ」といういつものオチなわけだ.

とにかく自転車に乗れ!

来年は中学生になる息子.
先日「入学祝いにチャリとノートパソコン,どっちが欲しい」と聞いたところ,即答で「パソコン」とのこと.

あー,聞かなかったことにしよう.

EMONDAなユイのキツい方からの旭岳ライド

2024/9/1 Sun

そこはかとなく秋の気配

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:76%,体感温度:21 ℃,風速:11.9 km/時,風向:SSW

9月に入ったから,というわけではないが,だいぶ涼しくなった.
特に夕方からは風がヒヤっとする.

昨日は朝から予報通りの大雨.
「地球岬400」のキャンセルは正しい判断だった...と思いたいが,その前の「当丸300」のDNSといい,あちら方面のブルベには縁がない.

そして,参加可能なブルベはもうない.
結局今シーズンは「日高門別200」「あまちゃん200」「Flèche」の3本しか走らなかった.

2024BRM429日高門別200

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

もはやランドヌール失格かも(大げさ)
まぁ,このあたりの反省(?)は年末に総括するとして,明けて日曜日は快晴である.
気を取り直して出かけましょう.

色々と行き先を考えるが,まずは外せない.
そこで,下ったことしかない“あの坂”に行ってみることにした.

それは「ユイの壁」

忠別湖のおかげで遠回りを余儀なくされる「上川富良野線」こと「道道1116号」の一部である.
「ユイの壁」は元々ベルギーの町中にある激坂(Mur de Huy)のことで,「フレッシュ・ワロンヌ」などのワンデーレースや,ツールでも度々登場する勝負所.距離1.3km,平均勾配9.6%,最大勾配26%だそうな.

まぁ,本物に比べるとこちらの「ユイ」はかなり緩い.

ダム側からの登攀は旭岳や天人峡の帰りに登ることは度々あったが,俵真布側からは今日が初挑戦.

理由?

自宅から上り口にたどり着くまでのアクセスがなかなかに大変なのだ.
ちなみにこの俵真布からの登り,かなり前にNHKの『チャリダー』で取り上げられたこともある.
確かに壁のようなヴィジュアルはエグイが,実際には最大12%程度だろう(たぶん).

つーことで,もちろんEMONDAで出撃.
いつもの忠別川サイクリングロードを使って,俵真布入口を目指す.

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ようやく左折の青看板に到達.行先も何も書かれていない.

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セグメントのスタートがわからん.
いずれにせよ”登る”のは初めてなので,のんびりと...

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速さはともかく,個人的ヒルクラ3つの誓い,「呼気2回」「前方荷重」「引き足意識」を気にかけつつ登る.想像よりも頂上が近かった.

後でSTRAVAを確認するとタイムは...次は本気出す(ザコ?)
もちろんトップランカーには旭川のガチチャリ勢が並んでいる.
ここも比布同様(いつか)リベンジやな.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

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爽快にダウンヒル.ダム湖側に下りる.

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湧水公園まで移動して水の補給.
「これから登る知り合いいるかな」と期待したが誰もいない.

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さて,では旭岳行きますか.
先ほどの3点を気にかけつつ回す.
が,思ったほど脚が回らない.なんか疲れてるなぁ...

しかも,ロープウェイ乗り場までの最後の登りでまさかの料金所渋滞.
路肩が開いているので飛び込んだら,まさかのUターン車両のケツがはみ出していた.何のいやがらせだ!

...と言っても,せいぜい3秒程度の遅れ.
後でSTRAVAを確認したところ,ベストタイムにははるかに及ばず.うーむ.

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いつもの場所で写真撮影後,そそくさとインフォメーションセンターへ移動.
夏場はこちらの駐車場も有料(チャリを除く).なんか世知辛いな.

汗だくなので洗面所にて手持ちのバンダナでカラダを拭く.
冬場はこの作業に加えてインナーも着替えるが,この時期だとまだジレ一枚はおればダウンヒル可.

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赤コーラでカロリー補給.
ひっきりなしに外国人のお客さんが入ってくる.

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さて,次の登りは順当に”みんな大好きチョボチナイ”に行くつもりだったのだが,昨日の大雨で通行止めという衝撃の情報が.
まさか,このまま今年の通行可能期間が終了したりして...(※9/3に通行止め解除)

水浸しであろうトンネルを避けて,ダム経由で志比内に戻る.
このまま帰ってしまうのはもったいない.
腹も減ったし美瑛まで行ってメシ.そして,もう少し走るか.

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それにしても,EMONDAに乗るようになってから,向かい風が楽になった(気がする).エアロなフレームとハンドルのせいなのか割と巡航速度が出てしまうのだ.
最近お気に入りの裏道(聖台公園経由)で美瑛の町中へ.

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雲の形が面白い.台風のせい?

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いつものセイコマにピットイン.

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ホットシェフの「親子丼」「野菜生活スムージー」
それにしても,飲食店はいうに及ばずコンビニ飯も高くなったなぁ.

原材料の高騰は元より,調理代,人件費,パッケージ代などを考えると,そのうち「カプセル一個で完全栄養食」なんてのが普通に売られるようになったりして.

食事という活動には,食べる前に目や匂いで楽しむ,いわゆる「脳相」が存在するが,コスパ重視が行きつくところに行くなら,総カプセル食もあり得ない話ではない.
今でも,片手にスマホ持ちながら,味わいもせず単なる栄養摂取にしている連中も多いしな.

まっ,そんなたわ言はともかく,エネルギーチャージ完了.
近くの公園でボトルに水を汲み,お気に入りの美瑛白金自転車道へ向かう.
しっかりクマ注意看板あり.

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で,日の出橋.

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これまた”みんな大好き”秘密の絶景道...と言っても,最近かなりメジャーになってきたのかレンタカーやオートバイと結構すれ違った.

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それにしてもこの道は登りより下りやな.
ホンマ,爽快ダウンヒルとは正にこのこと.

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千代ヶ岡のセイコマで小休憩.
気が付いたらめっちゃ気温が上がってた.
暑い.久々にアイス購入.

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自宅への帰り道.
いつもの倉庫にて停車.

来週は「第15回美瑛センチュリーライド」が開催される.
ここに限らずコース案内看板をあちこちで見かけた.

思えば,Kazchariが最初に参加したサイクルイベントが,これの第1回大会だった.
あれから14年か.
当時の開催は10月でむっちゃ寒かった記憶がある.
ロクな装備持ってなかったしな.

何より60km,100kmの2日連続大会.
初心者には地獄だった...(遠い目)
それが今や普段から走り回っている通常の練習コース.

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つーことで,400ブルベDNSの代わりライド終了.
少々物足りないが,これで週のノルマ(250km)はクリア.

さぁ,今日もサ活
ととのえますか.ととのいますか?