2025/12/22 Mon
一長一短

Kazchariは現在,チャリ6台を所有.
冬期間は室内にてスマートローラーに接続したTREK DomaneでZwift,外乗りでファットバイクを使用している.
他の4台は“お休み”なのだが,完全放置というわけにはいかない.
ほおっておけばいつの間にかタイヤの空気が抜けていたりする.
これはタイヤそのものやチューブの寿命を縮める行為である.
ゆえに時々点検するのだが,いつの間にか,それぞれのチャリのタイヤ/チューブ事情がバラバラになっていた.
そう言えば今シーズンはツールケースの中身を毎回入れ替える必要があって,結構な手間だった.
ここは一度,現在のチューブ/タイヤ事情を整理しておこう.
古参順からということで,まずはDomaneくん,どうぞ!
【TREK Domane SLR7】⇒ ブチル・仏式
今ではすっかりZwiftマシン.
ダイレクトドライブなのでタイヤ(Continental GP5000)の減りなどを心配する必要は無いのだが,こいつはリムブレーキかつ軽量なので輪行しやすい.
もしかしたら6月の「五能線300」(フェリー輪行)はこいつで走ることになるかも.
現在チューブはコンチのブチル.
信頼と実績の逸品なのだが,それにしても高くなりましたねぇ...
その昔,Wiggleで10本くらい一気買いしていた頃が懐かしい.
もし遠征ブルベで走ることが決まれば,チューブはこのままですり減ったタイヤを交換して出場.
【Specialized FATBOY】⇒ ブチル・仏式
オールシーズン大活躍のファットくん.
昨年の骨折事故以来,通勤スタイルを徒歩に変更したので乗る頻度は減ったものの,この冬も元気です.
ノーマル,スパイクタイヤともにブチル運用.
ファットは滅多にパンクしないはずが,その昔,河川敷グラベル走行時,針金が突き刺さってしまい見事に後輪チューブが逝った.
極太,極厚,極重チューブなんて持ち歩いていないので,その場でパッチ修理.
家には帰れたものの,エア抜けがひどく新品に交換した.
時は流れて2025年冬.
雪の降りはじめに合わせて,例年通りスパイクタイヤに交換.
このライドの前日,倉庫からファットを出すと前輪が見事にパンクしていた.
ただのエア抜けかと思いきや,充填を試してもすぐに抜けてしまう.
覚悟を決めてチューブを取り外してチェック.
ところが,どこにも穴が見当たらない.
そこで古典的メソッドとして,空気を入れた後に洗面器につけてみる.
ブクブクと泡が.
なぜかタイヤの内側に小さな穴があった.どうしてこんな所に!?
新品チューブに交換.
これで5年くらいはもつ?
ファットに関しては,ついにTPUが発売になったと界隈で話題に.
軽いことは軽い.
試しに使ってみようかと思ったが,ブチルに比べ価格が二倍近いのと耐久性に難ありとの情報でヤメた.
【TREK Emonda SLR7】⇒ TPU・仏式
軽量エアロなEMONDAくん.文句なく速くて軽い.
普段使いではELITEWHEELSの「Drive Helix 57D CS」+「Continental GP5000」,ヒルクラ決戦ではBONTRAGER「Aeolus RSL37」+「Panaracer AGILEST LIGHT」を履かせている.
ともにTPU(Panaracerパープルライト)運用.
今のところパンクなし.
思えば,TPUの黎明期に,大枚はたいてオレンジ色のニクいヤツ,Tuboliteを購入.
”決戦”ではなく普段使い中にパンク→破棄した悔しさを忘れてはいない.
リムブレーキホイールに使っちゃダメです.なぜか空気抜けも早かった.
そう,TPUの最大懸念と言えばパンク時の修理.
予備があれば良いが,なくなった場合は?
これまた高価な専用品の他,一説にはパナのこいつがパッチとして使えるらしいけど未経験.
一応ツールケースには入れている.
最近話題のパンク修理剤「クイックショット」はブチルのみでTPUには使用不可.
新品交換以外に対処方法はないのか...と探していたら,なんとこんなグッズが!
チューブレスタイヤのシーラント剤同様,”事前に”TPU内に注入,パンク時には穴をふさいでくれるらしい.
「おお,これはスゴイっ!」と思ったけど,これだと軽量化の意味なくね?
同じ様な疑問を感じた人は他にもいたようで...
ECLIPSEから「TPUチューブ用」シーラントが登場!?どういうこと?
しかあし,Kazchariにはこの「TPU+シーラント」対策がぴったりのチャリがあるのだ!
【Cannondale Topstone2 Lefty】⇒ チューブレス&TPU・仏式
グラベルとロード(主にブルベ)でホイールを使い分けている.
前者は「GRAVEL KING X1」でチューブレス運用.
今のところチューブレスのデメリットを感じることはないが,つい先日のこと.シーラントが揮発したのか,知らぬ間にタイヤがペシャンコ.
補充したら復活.
問題はロード用.
PanaのTPU+「無印グラキン40c」の組み合わせだが,タイヤが太すぎ(固すぎ)て道具(クランプ)なしで,ビートを落としてチューブを取り出せるのかどうか自信がないのだ.
「納沙布岬1200」はこいつで走ったが,常にパンクの恐怖と闘っていた.
これは精神的に辛い.
重さはそれほど気にならないので,先ほどの「TPUシーラント作戦」が有効かもしれん...と考え中.
実践者のレポートが見つからない以上,己が人身御供になるしかないのか...
そもそもトラウマになったのは,以前付けていたWTBのグラベルタイヤ(44c)がどうやっても外れなかったことが原因.
今の無印グラキンだとさらっと作業できたりして...杞憂?
【Specialized EPIC EXPERT】⇒ ブチル・仏式
グラベル走り回っているけど,パンク未経験.
こいつのタイヤも太いのでTopstone同様,路上で外せる気がしない.
高級MTBゆえ,こいつにはチューブレス対応の軽量ホイールが付いている.
もしパンクしたらチューブレス化の予定.
10月の「神の子池トレイル」では,前半のヨタヨタライドと空気圧を落としまくった後半との差がエグかった.完全に違うチャリ.
やはりMTBは低圧運用がマスト=チューブレスだな.
【BROMPTON P LINE】⇒ ブチル・米式
最後にBROMPTON.
これはチューブうんぬんより後輪の外し方の問題.
有事(パンク)の際には,パニクる自信しかない.
ホイールを外さずに修理する方法は?
そう,ここで一周まわって「クイックショット」の出番だ.
とりあえず穴が埋まって,輪行可能な駅やバス停まで走れれば良い.
...と,思ったけど「クイックショット」って仏式バルブのみ対応やん!
BROの純正チューブはなぜか米式バルブ.
結局,一回は後輪ホイール外して仏式チューブに交換せなあかんのか...
つーことで,結構バラバラなチューブ/タイヤ管理でした.
こうやってまとめると,それぞれ理由があって今の状況になっている気もする.
ちなみに2006年にチャリ趣味を始めて,これまでの出先でのパンク回数をカウントすると,覚えているだけでも4回ほど.
単純計算で0.2回/年.
あれ? ほとんど起きない事象やん.


























































































