ファットなしかおい夕食散策ライド

2022/7/29 Fri

新境地.

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7/30はとあるイベントに参加.
今日はその移動日である.

『しかおい小麦グラベルライド』に申し込んだでぇ

前日にファットバイクは洗車済み.前後のタイヤを外してハスラーに積み込む.
仕事は午前中に切り上げる.
帰宅して昼飯食べて,さぁ南へ出発.

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富良野を過ぎる頃...あれ? 何か忘れている?
2階から玄関まで運んだサーキュレーター,積むの忘れたぁ!

アイリスオーヤマ サーキュレーター 8畳 首振り マカロン型 PCF-MKM15-B ブラック

そう,今晩は車中泊の予定.
夜間はかなり気温が下がる北海道だが,ドアを締め切ってしまう車内は,日中のこもり熱もあり,かなり暑い(はず).
その対策だったのだが...
なぜかポータブル電源は忘れなかった.

Anker PowerHouse II 400 (ポータブル電源 防災推奨品)

まぁ,そこは持ち前の楽天的性格で ⇒「まぁ,大丈夫やろ」(甘かった)

なんだかんだで道の駅「南ふらの」着.

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リニューアル後,以前に比べて人が増えた気がする.
これはたぶん「モンベル」のせいだ.

モンベル南富良野店

明日はKazchariとは別行動で,ヨメさんと息子の組み合わせでキャンプに出かける.そこで所有しているキャンプギアを色々分割.
結果的に“朝の楽しみ”である,なんでもかんでもホットサンドプレートを含め,調理器具のほとんどを譲った.
そこで,もし,ここの「モンベル」に“良い一品”があれば,購入するつもりで店内を物色.
しかし,さすがに,た,高ぇー!

高いなら高いで,もし超カッコ良いこいつがあったら買ってたけどな.

ソト (SOTO)] 日本製 ホットサンド 折りたたみ式ハンドル

定価¥6,000やのに,なんでプレミアついとるん!?

さて,道の駅本館の食堂がなくなっていた.
今だから言うが,最近のここのメニューひどかったなぁ.
前回頼んだ味噌ラーメン,どう考えても「◯ッポロ一番」だった(※個人の推測です).

かなやま湖(閉鎖中)行ってきたライド

順調に狩勝峠を越え,まずは「くったり温泉」に向かう.
到着時刻は予定通り17時着.
さぁ,1時間ほど湯につかりますか.

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ここは過去ブルベ『アタック三国峠300』の出発&ゴール地点.
懐かしい.
駐車場がけっこう広く,ふと見ると芝生の上にいくつかテントが立っている.
いつの間にかキャンプ場化した?
それとも黙認?

調べてみるとこうなっていた.

湯宿くったり温泉 レイクイン

へぇー.そやけどちょっと高いかな.
新コロ流行以来のキャンプブームのせいか,北海道のあちこちのキャンプ場が値上げしている(特にひどいのは「和琴」!)
そら車中泊派も増えるわ.
GWに泊まった稚内の「宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」なみの設備と快適さなら文句はないけどな.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

さて,入浴料¥600.
自動発券機なのにクレカ払い.珍しい.

まずは,いつものように内風呂や露天につかっていたが,ふと壁を見ると「サウナの入り方」というポスターがデカデカと貼ってある.
「ほほぉ,そこまで勧めますか」と少し気になってしまった.
Kazchariはこれまで”ちゃんとした手順”でサウナを利用したことがない.

ふむふむ.ようするに(「サウナ5分」⇒「冷水浴2分」⇒「外気浴5分」)☓3セットなわけね
ものは試しにやってみるか.

(※Amazon Prime Video「へやキャン」で本編視聴可)

いやいやいや...これが世にいう「ととのう」ってヤツですかぁ...
特に1セット目の発汗が半端なく,持病の頸や肩あたりの毛穴から”黒い何か”がボロボロ剥がれ落ちていく感じ...素晴らしい.
実際,肩が軽くなった.どんなマッサージより効果的.
マジでジョジョ4部のトラサルディー.

偶然にも,新しい趣味を開拓.サ道を極めますか.

お次は今夜の宿泊地,道の駅「しかおい」に向かう.

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ほんの数分で到着.
思ったより(それっぽい)クルマが少ない.そうか,一応平日やしな.

既に閉店している道の駅事務所の前に駐車.
ファットくんを下ろす.
そうしないと,寝るスペースがないのが我がハスラー.

助手席側に,WAQの8cm厚のエアマットを展開.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm 特殊ウレタン 軽量 インフレーターマット

これで快適に眠れると...思っていた時期がKazchariにもありました...

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さて,記述の通り調理器具が一切ないので外食.
ファットバイクの調子チェックも兼ねて,鹿追町内を散策.
すぐ近くに美味しそうな食堂を発見.

その名も「しかおい亭」
席に座ってメニューを確認.

なんだこれ?
「我が町の将軍定食」?「一寸変わったカツ丼」?

よくわからんので,ここはアスリートらしく,無難に「黒酢鶏定食」で(どこが?)

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美味しゅうございました.
レモン入りがいいね.

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道の駅隣接の「セイコマ」で明日の朝食の買い出し.
ここも先日のブルベのPCだった.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その2)

いつもなら,缶チューハイとポテチセット+iPodでレゲェ聴きながら静かに晩酌なのだが,ハードなイベント前にアルコールは入れたくなかったので封印.
素直にプロテイン飲んで少々涼んだのちに...寝ました.

そう,寝付きは良かったのですよ...(続く)

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『【Pre GP】グラベルミーティング【山の日】』に申し込んだでぇ

2022/7/21 Thu

普通に夏休み?

https://www.facebook.com/events/1049520145655909/?post_id=1076245246316732&view=permalink&notif_id=1658298463471606&notif_t=feedback_reaction_generic&ref=notifより

SNSで回ってきたチャリイベントに,またまた参加することにした.

その名も『【Pre GP】グラベルパーティ【山の日】』

現状,千歳-苫小牧付近としかわからないが,その周辺のグラベルを走り回るイベントのようだ,
せっかく参加するならと「健脚向け」表示のハードコース(グラベル率89%,総ライド距離83km,獲得標高580m)に申請.
レースではないということだが,まぁ,ガチ勢は...ガチるやろな.
早くも口内に鉄の味がするぜい.

本ブログでもわかる通り,Kazchariはダート好きだ.
関西時代には紀伊半島や四国,沼津時代には伊豆半島や信州の林道を走り回っていた.
ただし,これらは全てオートバイ(NX-125またはXR-Baja)によるもの.

旭川に引っ越してからは(あるあるだが)オートバイにはあまり乗らなくなった.
「毎日が日曜日」ならぬ「毎日が北海道ツーリング」.そら飽きるわな.

その認識を変えてくれたのがチャリである.
何度も走る道も,チャリになると常に新鮮.
オートバイ以上に季節,天候,路面そして自分の体調の変化をダイレクトに感じることができる奇跡の乗り物である.
(※モンキーも楽しいけどな)

2005年に購入したロードバイクから始ったチャリライフだが,冬トレーニング用に買ったファットバイク,こいつのおかげでさらに世界が広がった.

チャリの中でもキワモノ扱いのファットバイク.
“ビーチクルーザー”なるルック車もいろいろ誤解を与えている一因と思われる.

そういうKazchariも,当初は冬季(雪道,凍結道)専用機と思いこんでいた.
よく考えばバカバカしい話だが,ファットバイクはMTBの一種
本来はグラベルを走り回るためのマシンなのである.

それに気づいてからはグラベル行きまくり.

ファットバイクの唯一の欠点と言えば舗装路の移動.
その極太タイヤのおかげで,道路抵抗や振動が半端ない.
ゆえに距離が稼ぎにくい.
グラベル入り口まで,つまり”おいしい”場所までの移動が難だった.

しかし,そんな問題もクルマに乗せれば即解決.
そう,オートバイと違って,ファットバイクはハイエースではなくても,軽自動車にも余裕で積めるのだ.

そう,自宅周辺のグラベル探索に飽き足らず,昨年あたりからはグラベルを走るためだけの遠征(キャンプ付き)も始めた.
なぜ,この楽しみに気づかなかったのだろう.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

昨年や今年のGWのこの遠征,楽しかったなぁ.

そして今回のこのイベントである.
もちろん,先に7/30の『しかおい小麦グラベルライド』を走るのだが.

『しかおい小麦グラベルライド』に申し込んだでぇ

千歳や支笏湖だと,この雰囲気に似ている?

季節が違うか.
そやけど,ええ感じやね.

イベント当日は朝7時半集合なので前泊が必要.
さすがお盆が近い.ホテルは高いぜ.

次に近所のキャンプ場を物色.
支笏湖周辺のキャンプ場は高く,既に予約も満杯.
サイトのおシャレ加減にちょっと引く.

モラップキャンプ場【公式】

千歳市営のキャンプ場も数か所あるが,こちらも予約制なのがびっくり.
受付終了時間がある=到着時間が決められているのは何かと不便.

つーことで,今は道の駅での車中泊を考えている.

この季節,心配なのは車上荒らし...ではなく暑さ.
ポタ電も所有していることだし,室内で扇風機を使ってみようかな.

色々試す.
成功するも失敗するも,また楽しからずや.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その4)

2022/6/18 Sat

それは夢か幻なのか

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Clear sky, 18°C, Feels like 18°C, Humidity 85%, Wind 0m/s from SSE

自主補給ポイント,セイコマ大樹店を出発.
すぐに下りが始まるのだが,少し風にあてられただけで全身に震えが…

なっ,何ぃ! まさかの低体温症なのか

停車で汗冷えしたこと,それに冷たいスポドリを飲んだことが原因だろう.
さらに,陽が落ちて気温も下がってきている.

やはり防寒具が必要だった.
PC2で置いてこなくて良かった...
愛用のパールイズミ,ウインドブレーカーを着る.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 2300

大樹町の町外れから折り返し,いよいよゴールに向け,北上スタート.
時間的にも道路的にも交通量激減.

当然,民家も街灯も減り,ライトで照らされた前方のわずかな範囲以外は真っ暗.
そう,そろそろ「100キロBBA」(=妄想)が出没する時間である.

このKazchari,夜間走行は嫌いではない.
非日常感がたまらん.

感覚が研ぎ澄まされ,風の音,虫の音,鳥の音,タイヤの音,チェーンの音,ラチェット音,そして謎の音...もう何がなんだかわからんが普段見えない,聞こえないものが存在感を増す(気がする).

瞑想状態に近いかも?

夜間走行のメリットは他にもある.
左車線幅一杯を専有できるのだ.
当然だが,日中チャリは左の路肩ギリギリを走ることを強いられる.
チャリにバックミラーを付けてはいるが,気が付かないうちにクルマがすぐ後ろに接近していることがよくある.特に最近は静かなクルマが多い.

ビーム (The Beam) ドロップバー用サイドミラー 国際特許 CORKY [コーキー] バーエンドミラー

幸いKazchariに接触事故の経験はないものの,「旭川400」では別の参加者がトンネル内でクルマに追突されたと聞いた.

もちろん深夜の田舎道とは言え,交通量は皆無ではない.
ただ,ヘッドライトの明かりのおかげで,近づいてくるのが早々に認識できるのだ.
その際は素直に左端に寄る.

面白いのは,クルマ側の反応.
ハイビームにしたり,ロービームにしたり,妙にスピードを落としたりと,こちらの存在を訝っている様がよく伝わる.

そら,深夜,人里離れた山奥に電飾ピカピカの謎の物体が現れたら,向こうも恐いよなぁ(後の伏線).

Bikeguy トライスター充電式 LEDリアライト 防水 強力発光

R250(アールニーゴーマル) おにぎりリフレクター R25-L-REFLECTOR

293.7km地点 通過チェックE 歴船橋着.

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ここはわかりやすい.
そそくさと写真を撮って出発.

前方交差点に黄色の点滅信号.
油断せずゆっくりと侵入する.
すると...交差点の中心に全高30cmぐらいの人影がうごめいているのに気づく...

(イメージ)

あれは何? あれ敵? あれは何だ?
しかも,そのうちの1人(?)がこちらの走行ラインに近づいて来る!
「うわっ!」と声を上げながら減速.

...えー,その正体は小ネコでした...(たぶん)
色々な意味で恐い恐い.

その後も山の中では,聞こえてくる様々な音や声にビビりまくる.
念のため,眠気対策用に「MP3プレーヤー+骨伝導イヤホン」も持参しているが,この非日常感を楽しむ余裕はまだあった.
回している限り,右膝の痛みもさほどではない.

ダウンヒルをこなすと,かすかに潮の香りが.
どうやら海岸沿いに出たらしい.
灯台の明かりも見える.
肝心の海は...真っ暗で何も見えない.
波の音だけが聞こえる.

ギリギリ隊だと,このあたりで朝日を拝めるのだろうか?

そして最後の通過チェックへ.

336.9km 通過チェックF 十勝発祥の地の碑着.

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GPSに入れたデータに,ここの通過チェックポイントを入れ忘れていたようで,表示が出てなかった.
こんな時にスマホ(Google先生)は便利だ.ちゃんと行き先を案内してくれた.

碑の真下までチャリを移動させ,撮影とクイズの答え探し...うむ,これは難しい.見つけても読めないかも.

「わからん.これでいいんか?」と,碑の周りをブツブツ言いながら歩いていると,隣の建物の2階の窓が突然開き,声をかけるでもなく,Kazchariをずっと監視している...

そ,そうか,この碑の隣は駐在所だった.
まだ(もう?)21時半だが,完全に不審者認定されたようだ.

手でも振り,場合によっては何者か説明しようかと思ったが,すぐに姿が消えて窓を閉めてしまった.いや,職務的に良いのか,それで?

この後も早朝にかけて,参加者がゾロゾロやってくるはず.
そのうちマジで職質が始まるかも.

残り100kmを切って,いよいよラストスパート.
国道336,いわゆるナウマン国道を北上.
豊頃町を過ぎ,十勝川にかかる橋の手前で左折する.

昨年の「十勝200」でも走った,やたらに広い河川敷ロードを走る.
電灯の類,全くなし.
チャリのフロントライトと,遠くにほのかに見える街の灯りだけが頼り.

それにしても,「Bontrager Ion800」は優秀だ.
400ルーメンに落として使っているが,配光も充分だし,かれこれ5時間近く経過しているはずだが,まだバッテリも問題ない.
このまま行けばサブのLEZYNEは使わずに済みそう.

さて,河川敷を順調にトバすKazchari.ほぼ無風.
寒さもあまり感じない.大樹町での低体温は一時的だったようだ.

遠くの方にぼんやりと動く灯りが見える.
同形状が2つ.しかも点滅している.

(イメージ)

「うん? 並走している参加者かな?」
「追いつきそう?」
「深夜ライド中に後ろから声かけるとマジでビビらせてしまうので要注意」

とかなんとか考えつつ漕ぐ.

明らかにこちらのペースの方が速いはずなのに,なぜか全然追いつけない.
そのあまりに規則的な挙動が却って不気味.

あれは何? あれは敵? あれは何だ?

謎を秘め襲い来る侵略者なのか?
脳内には「3メートルの宇宙人」のイラストが浮かぶ.

https://dic.pixiv.net/a/3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E4%BA%BAより

このままキャトられてしまうのか,Kazchari?

力が欲しいと願っていたら,やがてその光が停止した.
「えーい,ままよ」と接近.
すると,こちらのライトの光で見えてきたのは...

クルマの横で,賢明に手を振るスタッフ(?)の姿であった.
「がんばってくださ~い! 後少しで~す!」

Kazchari「(とまどいつつも)お,おう...がんばります...」

うわぁびっくりした.
ようするにスモールランプとポジションランプを付けたクルマが深夜の河川敷をゆっくりとバックしていた...というのが真相らしい.
うん? いや,これもむっちゃ不自然.
なぜバック? なぜいつ来るかわからない参加者を暗闇の河川敷で待機?

今思うに,あれはやはり宇宙人...もとい幻覚だったのだろうか?

つーことで永遠に続くかと思われた河川敷ライドも,橋を渡って対岸へ.
そして再び河川敷に入るのだが...目の前に現れたのは!

センターだけ抜かれたかまぼこバンプ!

幸い,スピードが出ていなかったためクリアできたが,寝ぼけ頭や高速走行時だったら危険だったかも.
実際,昨年の「十勝200」では,眼前でタイヤをとられて転倒した参加者を見た.
どこかに「この道はやばかったなぁ...」という記憶が残っていたのが幸いしたかもしれない.

そして,ついに最終PC到着.

376.1km PC4ローソン池田利別店着.

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いやぁ腹減った.
日付が変わったのに腹減った.

大樹のセイコマでの反省を踏まえ,ここでは身体が温まるものを...ということで,ブルベ初,「カレーヌードル」を購入.
胃がもたれそうだが,残り30kmもない.まぁ大丈夫だろう.
そして温かいカフェオレも注入.

さぁ,最後のライド.
クリートをはめて,痛む右足に力を入れる.

「いける」

心に広がる安心感.
快調なペースでゴールを目指す.
まだまだ現れる丘陵.
アップダウンをこなす.
下りで意識がとんだ...わけではないが,今,自分がどこにいて何をしているのか認識が曖昧になる瞬間が数回.
軽くマイクロスリープ状態だったかもしれない.

これだけ長時間,思う存分大好きなチャリに乗れる人生に感謝しつつ眠りに...あかんあかん.まだ着いてへんて!

GPSにゴールマークが現れた.
昼間の喧騒とは打って変わり,静まり返った道の駅「おとふけ」の駐車場着.

ゴールである.

402Km finish 道の駅おとふけなつぞらのふるさと着.

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24時間トイレの前に設置されたゴール受付.
主催のAJ-北海道,Fさんが座っておられた.

本当,運営お疲れ様です.
新コロのせいでゴール受付がなく,はがき投函のブルベも多い中,参加者のゴールを待ち続ける姿勢に感服いたします.
寝ぼけていたので,充分なお礼が言えていなかったなぁ...と今,反省.

当日購入のメダルもGet!
このデザインになってから2個目である.
ベテランになると,もうどうでも良くなるらしいが,Kazchariはまだまだメダルが欲しいお年頃である.

ゴール景品の甘納豆とタオルもいただき,クルマに戻る.
汗だくなので,温泉に入ってから旭川に戻りたいところだが,深夜2時に開いている施設はない.
6時になると近所の日帰り温泉が使えるらしいが,そこまで待つのはなぁ...
汚れた身体とジャージは我慢して,帰れるところまで帰ろう...とクルマに乗り込んだ途端,雨が降ってきた.

つーことで,久々の400も無事終了.

今回もいろいろと幸運に恵まれた気がする.
200よりも300,300よりも400はやはり達成感がある.
600は距離は長いものの,一旦睡眠で途切れるしな.

ハードすぎて避けられがちな400ブルベだが,今シーズン,もう一度くらいチャレンジ...おっと,その前に膝の痛みをなんとかせんと.

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Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

2022/6/17 Fri

闘いは前日から始まる.

https://ridewithgps.com/routes/36550480より

はい.予告通り(地獄の)400ブルベに参加してきました.
その名も「Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ」

なんでも,全国に6つある国交省の指定のナショナルサイクルルートに含まれているらしく,その記念大会の意味合いもあるそうな.

Cycle Tourism Japan トカプチ400

しかし,まぁ”常識人”であれば,せいぜい1回100Km程度のライドで観光やグルメを楽しみながら,十勝地方の美しさを堪能するサイクリングのはずなのだが,そこは距離感がぶっ壊れた変...ランドナー達である.
1日で全ルートを走りきってしまおうという狂気の企画,それがこのブルベ.

400Kmだと,どれだけ速い人でも確実に夜間走行が含まれる.
山間なんて電灯もなく真っ暗.
前方を照らすのはチャリの小さなライトのみ.
不安・恐怖・危険・眠気マックスである.

今回,スタート前にエライ人の挨拶やら,十勝毎日新聞の取材があったが,よくサポート(?)がついたものだと思う.

今回のコースの話に戻る.
ざっくり言うと,新規移転オープンの道の駅『おとふけ』を起点に,前半は北部200km,後半は南部200Kmを走ることになる.

前半のクライマックスは三国峠,そして折り返してからの幌鹿峠越えである.
そして一旦スタート地点に戻る.
この時,体調が優れなかったり心が折れた場合はDNFも良し.
クルマを停めているため,夜間走行の他,防寒や雨具などの装備の変更も可能.
よくできたコースだ.

山だらけの前半に対し,南は平坦.
実は南側は昨秋に「200ブルベ」で体験済み.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その1

この時とは設定がやや異なり,音更を起点に逆ルートおよび広尾町パートをカット.
(後から思えば,ほぼ同じルートを走っていた経験に助けられたと思える場面多々あり)

さぁ,3年ぶりの(地獄の)400,スタートです.

6/17は午後から有給を取得した.
帰宅後,まずはDomaneを洗車&注油.

昨日,今日とローラー(Zwift)していない.
つまり丸2日間,足を完全に休めたことになる.
これが吉と出るか凶と出るか.

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Domaneにはハンドルポーチ,フレームバッグ,サドルバッグを取り付け.
そして,サドルをいつもの「Specialized Power Saddle」からロングライド用の革サドル「Selle An-Atomica」に変更.
これだけでもかなりの重い.
この後,荷物を詰め込むとファットバイク並みの重量になってしまう.
前半の登りが修行かも.

14時過ぎ,ハスラーに積み込んで自宅を出発.
ここから目的地のホテルアルムinオトフケまでは160Kmほど.
18時前には着きそうだ.

つーことで,道中何の問題もなく音更着.
ホテルにチェックインする.

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ビジホにしては広い.
照明も明るめ(どうしてやたらに暗いホテルが多いのだろう?)

これで¥3,750はかなりお得では?

禁煙部屋ゆえ,無断喫煙に厳しいっぽい(発見時はクロス総張替え弁償とか).
良いねぇ.こういう姿勢.

部屋の鍵こそかかるものの,建物の入り口があちこちにあってかなりフリーダムな造り.
海外の格安ホテルではありえない.
治安の良い,日本ならではの構造かも.
朝飯・夕食も依頼可能で,長期滞在者が多い印象.

さて,これから明日の朝までどう過ごすか?

ここ最近,デスクワーク過多のためか,道中も持病の首コリ・肩こりがかなりひどく,愛用の矯正バンドを付けっぱなし.

柔道整復師が考えた 姿勢サポーター 姿勢ベルト 男女兼用 (Lサイズ)

明日の長距離ライドに向けて不安しか無い.
いっそ400km走行中も着けて走る? そんなアホな.

少しでもこのコリを和らげるべく,近くの温泉を検索.

「木野温泉」を発見.

数年前,何かの折に立ち寄った記憶がある.
モール温泉で露天もあったような...よし決定.

クルマで5分ほど.
1時間ほど滞在.
平日で客が少なかったため,露天風呂では全身ストレッチ.
「やはりこの程度ではラクにならんか.いっそマッサージにでも行くか」と思ったが,さすがに今日は早く寝たいのでやめた.

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次は夕食である.
これまたGoogle先生に相談.
ほほぉ,すぐそばに回転寿司か.評判よし.行ってみるか ⇒ 待合スペースが大混雑 ⇒ 諦める.

同じ敷地内にお好み焼き屋を見つける.
仕方がないこっちにしよう.♪ぽんぽこぽーん(わかる人にはわかる)

こちらはカップルに続いて2組待ち.
10分ほどで席に通される.

メニューが恐ろしいほど豊富.
ゴローさん並みに悩んで「富士宮やきそば」(¥950)とスタミナをつけるべく「ホクホクにんにく焼き」(¥480)をオーダー.
結論から言うとこれが大失敗.
量が尋常ではなく少なかった...

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これなら「こなもん食べ放題シンプルコース¥1,800」にしとけばよかった.
カーボローディングになったしな(ホンマに?)

単品で頼んだKazchariがアホでした.
味も...イマイチやったし(焼いたのはセルフだが).

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この店に限らず,最近の外食は単純な値上げだけでなく,量を減らす,いわゆるステルスが進んでいるのは気のせいではないだろう.
噂で聞く,食料不足時代の到来が現実味をおびてきているかも...昆虫食待ったなし!?

まぁ,これは飽食の時代への戒め「人類ダイエット計画」の一環として捉えるべきであろう.
少食ブラボー!(と,この日までちょっと思っていました)

「空腹」こそ最強のクスリ

ホテルに戻る前にセイコマに寄り,明日の朝食(惣菜パン2ケ),補給食数品,夜食代わりのプロテインを購入.

カラダに染み付いたソースの匂いを消すため,再びシャワーを浴びる.

フリーWifiでAmazon Prime Videoで『銀河英雄伝説外伝』を視聴しつつ,10時前には眠りに落ちる.
やっぱりラインハルトのセリフ回しと,それを生暖かく見守るキルヒアイスの掛け合いは最高やな.

銀河英雄伝説 外伝 第三次ティアマト会戦

明日は5時起床の予定.

おい,いつブルベの話が始まんねん?
次回からです.すんまへん.

(その1へ続く)

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その3)

2022/5/5 Thu

視力5.0? 知らんけど.

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連泊2日目.
さすがの登山疲れのせいか,Kachariも息子もよく眠った.

iPhone11 Pro
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昨夜もヨメさんと息子がLINEのビデオ通話していたこともあり,ここでスマホの残りギガを確認.
なんと,残り0.3GBしかない.

UQモバイル3GB契約なのだが,まだ5/5の時点でこれはまずい.
こうした田舎ではつながりも悪いが,それもこの急激な消費に関係しているのだろうか?

それはさておき,今日は帰宅日となる.
2泊3日だと何やら物足りない.
だが,小学校を休ませるわけにはいかない...いや,最近は親の休暇に合わせて学校を欠席する児童も多いらしいけど.

ちなみに来年,2023年のGWの連休をチェックしてみる.
5/3~5/7までの5連休となる.なにィ!
こ,これは東北遠征のチャンスか?

それはさておき朝食.今朝も元気に不健康.

iPhone11 Pro
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パッキングして出発.
予定通り南下し襟裳岬を目指す.

この地域にしては風もおだやか.
岬へ向かう道道も同様.

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とは言え,風はなくてもアップダウンが延々と続き,相当足を削られそう...と来るべき日の自分を想像.
“その日も”こんなコンディションだと助かるなぁ.

こんなボクでも「オホーツク1300」走れますか?

襟裳岬着.
早くもクルマ,オートバイが結構な数,並んでいる.

えりもと言えば風の館
風速25m体験コーナーが懐かしい.
入り口ゲートをくぐるが...

iPhone11 Pro
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なんと休館中.
GWでっせ? なぜ? ⇒ 現在8時半.着くのが早すぎた.

もちろん展望台まで歩く.
少し待って,人がいなくなったところで自撮り.

iPhone11 Pro
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展望台を下りて,さらに先へ.
小石がキレイに巻かれているところは昆布干し場.
そこを踏まないように,歩いて行ける突端を目指す.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro  iPhone最大望遠.OLYMPUS機持ってきたらよかった

そこへクルマが横付けされ,おそろいのジャケットを着た男女二人組が,ハードケースを運びながらこちらに歩いてきた.

その装備の中から双眼鏡を取り出し,岬先端の岩礁を指さしながら,あーだ,こーだと,同僚と話し合っている.

ふと,袖のネームを見ると「環境省」の刺繍が.
おお,ガチの調査員やん.

すると,Kazchariの視線に気づいたのか,双眼鏡を手渡しながら「見ます?」と言ってきた.

見ます,見ます ⇒ いました,いました.

そう,襟裳岬名物のあざらしの群れ(ハーレム?)である.
ちょうど今が繁殖期で大勢集まっているらしい.
メキシコのラパスのように一緒に泳いだりはできないのだろうか?(波が荒すぎる?)

息子にも双眼鏡を貸す.

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見えたのか見えなかったのかよくわからんが,双眼鏡がなくても裸眼で「見える」という.
確かに視力になんの問題もないので,不思議ではない.
スマホや小型ゲーム機もやらんし,ついでに勉強もやらんしで,視力が落ちる要素がない.
ホンマに見えているのかもしれんな.

しばしの滞在後,お礼を言って駐車場へ戻る.

iPhone11 Pro
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人がいない時を見計らって,本日の戦い開始.

iPhone11 Pro
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さて,ここからいよいよ折り返し.
元々帯広周りで帰るつもりだったが,案の定,ナビもその方が早いと言ってきた.

建設費が膨大だったという黄金道路.
天気が良いせいか,バイカー,チャリダーを多数見かけた.
風はないと言っても,そこはえりも.
横風にあおられて辛そう...

それよりやっかいなのはトンネル地獄.
4km以上あるものも...やはり「オホーツク1300」ではここが最大の難所やな.

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フンベの滝を過ぎると広尾町.
昨年雄一出場したブルベでCPになっていたセイコマを通過.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その3

大樹町にて早め給油.
満タンにし,忠類からは高速(規格道路)に乗って,一気に帯広までワープ.
無料区間終了の芽室にて一般道に合流.
昼過ぎになり,これまた昨年のブルベの帰り道で寄ったラーメン屋「虎徹」に入る.

まぁ息子は例によって「山岡家がいい」と食い下がっていたが(逆方向なので却下).

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そんな息子も出てきた「お子様ラーメン」には大満足.
「すごいすごい.山岡家よりいい!」(キャッシュなヤツだ)

おまけの「ふりかけ」やら「ポテチ」が気に入ったのかと尋ねると...

「ラーメンにネギが入ってないのがいい」なんじゃそら.

Kazchariは「ガリバタラーメン」「ガリバタザンギ」のセット(ガタキリバ?).
うーん,こっちは少々失敗したかな.
不味いわけではないが,いつも通り,味噌ラーメンと「しょうゆザンギ」にしておけば良かった.

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メシも食ったし出発.
新得町を過ぎ,狩勝峠を越える.
ここで思い出されるのが,やはり「旭川400」における深夜の峠越え.

BRM824旭川400km(その4)

今思えは,このブルベのハイライトやったね.
カーブに光る鹿の目が怖かった.

眠気覚ましに無理やり飲んだエナジードリンクの味を思い出しながら,道の駅「南ふらの」を通過.
最近新規オープンのこの道の駅,モンベルが入っているせいか駐車場バカ混みだった.

ここからは富良野を経由して国道273でひたすら旭川を目指す.
途中,東大演習林横の桜回廊の美しいこと! 雪山と相まって,これぞザ・ジャパン!

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中富良野付近,荷物少なめのチェレステカラーのビアンキをパスする.
あれ? 黒と赤のヘルメット.黒っぽいジャージに見覚えが...
本人に確認したわけではないが,おそらく6日ほど前にノシャップ岬の食堂で会った留萌在住のチャリダーだと思われる.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その2)

狭いようで広い日本(ましてや北海道)でこんな偶然があるとは...驚きである.

15時過ぎ,無事帰宅.
息子は速攻でチャリで遊びに行く.

Kazchariはキャンプ用具の片付け.
海沿いを走ったこともあり,さくっと洗車.
車内も拭く.
ついでに冬タイヤをノーマルタイヤに交換した.

ようやく北海道の夏が始まる.

娘が幼い頃も,二人でキャンプに行ったことはあったが,やはり息子との旅は違う.
”男”を育てている感がある.
しかし,それは決して自分の分身ではない.
仲間? それはまだ早いか.

数年いや数十年後,この旅の思い出を息子と(酒のつまみに)語る時が来るのだろうか.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

2022/5/3 Tue

GWの旅,第二章.

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極寒の稚内キャンプが無事終了.

一度帰宅したKazchari.
キャンプ装備を換装し,5/3から二泊三日の息子キャンプに出かけることと相成った.

今回の旅の目的は「アポイ岳登山」,そして「襟裳岬訪問」である.

Kazchariは先日,ソロで宗谷岬に行ったばかり.
短期間で北海道(中心部の)北端と南端を制覇.ただの偶然だ.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

思えば以前,アラスカのバローとアルゼンチンのウシュアイアを一度の旅で巡ったことがある.
こういうルール(縛り)も面白い.

それにしても旭川は北海道の東西南北,どこに行くにも便利な土地だ.
海も山も川も湖も岬もその日の気分でチョイス可能.

さて,初日の朝,荷物を積み込み終わると9時50分.
宿泊地,「アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場」を目指す.

例によって,この本で見つけた.

22-23 北海道キャンプ場ガイド

海,山,温泉,川,遊具(アスレチックにゴーカート!)と,正にパーペキなキャンプ場である.

アポイ岳に関しても事前に登山趣味の同僚から情報収集.
標高871mとさほど高くない割に,尾根からの風景が素晴らしいらしい.
それは楽しみだ.

さぁ,小学4年のアホ息子.
昨年より始めたラグビーで鍛えた体でどこまで登れるかな?

自宅出発後,しばらくすると降っていた雨も止んだ.
最初の休憩ポイントは富良野のセイコマ.
ドリンクとグミを数個購入.
PayPayで支払ったのだが,まさかの¥1,000超え.
物価高がここまで来たかと,あまり気に留めず出発.

信号待ち時,「やはりどう考えてもおかしい」と,助手席の息子の手元を見ると,キン肉マンのキーホルダー付きハイチュウを開封中.
おい,犯人は貴様か!(こいつが¥400!

ぶちぶちと説教しつつ,道の駅しむかっぷで2回めの休憩.

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ここは冬チャリ林道ツアーなど,他とはひと味違うアクティビティを提供している.
ファットバイクも用意されている.
チャリ用のスタッドレス,初めて見た.

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二風谷,平取などアイヌゆかりの地に差し掛かる.
「鉄道記念館」という表示を見かけたので右折.

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機関車および普通車両が屋外展示してあった.
中を覗くと,なつかしのライダーハウス.
利用料金¥600と書かれていたが,まだ使われているのだろうか?

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その昔,道内あちこちにあった客車再利用のライダーハウス.
今も残っているのだろうか?
そもそも,ライダーハウスがだいぶ減った気がする.

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さて,一通り息子にポージングさせた後,さらに南下.海が近い.
腹が減ったので,息子に近くの食事処をスマホ検索させる.

旅に出ると,毎回「『山岡家』に行きたい」とゴネる息子だが,幸い近辺に存在しない.
この辺りは牛肉の産地らしくステーキ,もしくは焼肉屋が多いようだ.

ある大型のステーキ店は満車.
そこをパスして,見た目定食屋のこじんまりした店に入る.

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先客数名.
座敷が空いていたので座る.

狭い店内.
壁中にぺたぺた貼られた手書きのメニュー.
ワンオペ,タメ口の店主.
茶色に変色した雑誌とコミック本.

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素晴らしい.
味にも期待できる.

つーことで,定番のハンバーグステーキを注文.
息子は山岡家を引きずり,しょうゆラーメン.

しばらく待つと出てきた.

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こ,これは美味い.
現状,第4位である.
タレ(ソース)は別かけではなく,既に染み込ませた上で焼いてあるようだ.
それでも売りの平取牛の旨味をそこなっていない.

息子のラーメンの方は...それほどでもないらしい.

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つーことで,現地グルメ終了し出発.
すぐに左折し,海を右手に見ながらキャンプ地のある様似を目指す.

早めの給油.
地方と言えばホクレンセルフがありがたい.

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天気も良いし,最高のドライブ日和だが,某所に近づくに連れ渋滞が目立ってきた.
そう,静内にある「二十間道路桜並木」目当てのクルマある.
チャリやオートバイでのソロ旅であれば寄っているところだが,到着時刻も考慮しパス.

静内町はこのあたりで一番の都会.
食料以外の買い出しをするなら今のうちと,息子に「〇〇持ってきたか?」と登山必携グッズの確認.

なんと,ウインドブレーカーを忘れてやがった.
昨年に続き二度目である.
出発前の確認が甘かったか...

で,みんな大好き「しまむら」へ.
¥1,980のジャケットをGet.

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それにしても息子も140サイズか...
年齢の割に小柄なのは,遺伝ゆえ仕方がないが,それでも徐々にデカくなってきているのは確実.

もうじき,Kazchariと服の共用ができるようになるだろう.
つまり,親のロードバイクやオートバイも物理的に乗れるようになる.

結果,旅のスタイルにバリエーションが増える.
それはそれで楽しみだが,肝心の息子が父との旅を嫌がるようになるか...それもまた良し.

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つーことで,様似町に入る.
セイコマにて食料の買い出し.
夕食,朝食は元より,登山用の行動食も買っておく(これが大正解).

インフォメーションセンターにてキャンプ場利用の手続き.
大人¥600,子ども¥400.
これとは別にタープを立てるなら¥300必要とのこと.

最近,タープ別料金のところが増えてきた.
とりあえず設置はしないことにして2泊分¥2000を支払う.

少し悩んだ後,キャンプ地決定.
それほど混んではいないが,
クルマを横付けできない構造.
駐車場からはマイカーゴを使って荷物を運んだが,荷車もちゃんと用意してある.

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テント設営開始.
もちろん,手伝わせる.
だいぶ戦力になってきた.

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食事を作る.
定番のジンギスカンである.
用意中,雨がポツポツと降ってきた.

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「とーちゃん,タープ立てないの?」という息子からの具申.
「いや,タープのお金払ってないねん...そやけど,雨が強くなってきたらイヤやなぁ...しゃあない,立てるか」と,タープを立てた.

夕食後,キャンプ場を見下ろす高台にある『ホテルアポイ山荘』の温泉へ.
歩いて行けないこともないが,湯冷めが心配なのでクルマで向かうことにする.

食器やらランタンを出しっぱなしで出かけたが,何やら最近こうしたキャンプグッズの盗難が増えているとか...

許せない! 痛恨「キャンプ場での盗難」被害実態と泣かないための「5つの対策」

幸い,これまで被害にあったことはないけど...寒い時代やな.

入浴代は¥500+¥200.
結構混んでいる.

いわゆる休憩所が広々としており,各種メニューも豊富.
もう,明日の晩飯,ここでええやん.

息子「ぜったいイヤ.キャンプやから,外で食べたい!」

正論です.

(その2へ)

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その3)

2022/5/1 Sun

さぁ帰りましょう.

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夜間の寒さは前日と変わらなかった.
ただし”覚悟”があったためか,よく眠れた.(疲れていただけ?)

周りのキャンパーはすっかり入れ替わっていて,隣のサイトは神戸ナンバーのオートバイ3人組だった.

テント2張り,カップル+男性という少々変わった組み合わせ.
関西人らしく,声がデカイかつ,ずっと話し続けている.

彼女「なぁ,顔に塗る保湿剤どこにあんの?」
彼氏「後ろのバッグにないかぁ?」
彼女「あったあった」(ペタペタ)「なぁなぁアンタも塗らへんの?」
彼氏「オレはええわ.お肌ツルツルやし」
彼女「いや,ワタシよりカサカサやで」
彼氏「オマエよりマシや」
彼女「いや,アンタの方が...」(以下略)

彼氏(テントをたたみながら)「忘れもんないかぁ?」
彼女「大丈夫ちゃう?」
彼氏「こうやって片付けてたら修学旅行のこと思い出さへんか?」
彼女「なにそれ?」
彼氏「ほら,片付け終わって出発する時に先生が『このパンツ誰のやぁ?』って,手でヒラヒラさせてみんなに聞いてたやん.あれで『僕のです』って答えるヤツおると思うかぁ?」

このノリ,正に関西人.

Kazchariは基本的にソロ旅が好きだが,こうした交流を楽しみながらする旅も悪くないかも...

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チェックアウトは11時.
晴天ならファットでひとっ走り,と考えていたがこの曇天

Kazchariも片付けて出発するか.
クルマのパッキングは楽.
でも周りのバイカーを見ていると,やはりオートバイツーリングも再開したく思う.旅感の次元が違う.

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稚内市内に戻りガソリンを補給.
この辺り,街を外れるとスタンドが減りかつ料金が異常に高い.
入れられる時に入れておくのが北海道旅の基本.

国道40号を南下.
高規格道路を使って,本日の目的地豊富温泉に久々の訪問.
石油風呂で有名.

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新コロ対策のせいか,健康センター(公衆浴場)の開館は10時.
しばし待つ.

その間,地図を見ながら市内を散策.

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少しこない間に,おしゃれな建物が増えている.
木造のシャレた外装.凝ったロゴ.
あくまで印象だが,インバウンド向けの整備が一気になされたようだ.

そういや某貧困女子も協力して,PV(?)作ってるなぁ.

10時過ぎ,センターに戻ると20名程度の並びができていた.
検温,消毒はもちろんのこと,入浴券も直接渡さずカゴに入れるなど感染対策が徹底.

30分ほどで入浴完了.
思い出補正があるのか,そんなに油臭くなかったなぁ.
いつかは湯治経験とかしてみたいものだ.

旭川へ向け,さらに南下.
あえて道道(田舎道)を使う.
国道はあぜ道に潜んでいる白黒のクルマとか,怪しい機械を物陰からこちらに向けている変な人が多いのだ.

ちょうど昨夜SNSを見ていると,午前0時の国道(層雲峡付近)を”普通の速度”で走っていると,後をつけてきたセダンがいきなり赤く発光し追いかけてきたとのこと.
GWは,ある方々にとって絶好の狩猟シーズンということだろう.

それでも最終的には国道へ.
決して目立つ走行はせず,無事に道の駅「なかがわ」へ.

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混むであろう12時になる前に昼食を済ませるのが旅のオキテ.
まぁ,キャンプ時の朝食は早いのでハラヘリ時間も前倒しされてしまうわけだが.

つーことで,道の駅の食堂で「牛トロ丼」
ご覧の通り,見た目ものすごく美味しそうなのだが,いかんせん量が...少なめ.
食後,屋台で売ってた焼鳥もいただきました.

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道の駅「おといねっぷ」
トイレがやたらキレイに.

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道の駅「びふか」
昨年の夏,お世話になりました.今年の夏も来ます.

おっさんの夏休み(1)~美深前泊ライド

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道の駅「けんぶち」
ここまで来たら家まで後少し.
ようするに自宅発チャリライドの折り返し地点でもある.

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15時頃,無事帰宅.
荷降ろしする.

通常であればこの後,キャンプ用具を干したり,片付けたりの作業が待っているのだが,今年のGWはまだまだ続く.

明日(5/2)の休息日をはさみ,再びハスラーは旅立つ.
今度は息子を連れて.

クルマ,買いますか?

2022/1/25 Tue

むっちゃ好きやってんけどな.

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先日,ヨメさんのハスラー(二代目)のメンテナンスの付き合いで,スズキのディーラーに行った.
やった! ジュース飲み放題だぁー(子どもか!)

ちょうど新型スペーシア・ギアのカタログが置いてあったので手に取る.

新型と言っても外装に変化はなく,「スズキコネクト」とかいうネットやIT機器とのリンクが強化された...ということらしい(知らんけど).

Kazchariはそんな機能にはあまり興味がない.
デザインは元より,最も気になるのはその積載能力である.

現Kazchari号の”なんちゃってRV”「ハスラー」は,車高がある分,積載性は低い.
チャリを載せる場合,前輪を外して横積みか,前後輪外しての縦積みしかできない.

2019年12月30日撮影

とは言え,ルーフキャリアを駆使し,家族4人でのキャンプもなんとか可能.
膝の上で荷物抱えたりとかするなど,かなり無理してグッズを詰め込むので,居住性は完全無視やけどな.
ちなみに前車の「ラパン」でも4人でフル装備キャンプしてました.

2013年7月13日撮影
2013年7月13日撮影

しかし,子供らが成長し,この方法はまはや現実的ではない.

ここ数年は,ソロもしくは息子と男二人キャンプばかりなので全く問題はないが,もう家族4人で“快適に”キャンプすることは無理やろうなぁ...行くとしたら2台で分乗?
なんだかんだでキャンプグッズも増えたせいもある.

「そこまで言うなら,もっとデカいクルマに乗り換えれば?」というのが至極まっとうな意見.
そやけど,税金の高騰,燃費の悪化はなんとかして避けたい.
やはり軽自動車やな.
危ないだとか,快適性がうんぬんとかで,軽をディスる声もあるが,オートバイに比べたら超安全で超快適.
それに何より...Kazchari自身,あまりクルマの運転が好きではない(面白くない).

四輪の免許を取ったのは20歳頃だったかな(1987年).
「将来絶対必要だから取りなさい」と費用は全部親持ち.
モチベーションが低かったせいか,検定試験に落ちまくった気がする.つまりかなりよけいな金かけたなぁ.すいません.

それゆえか免許取得後,全く公道を運転しなかった.
オヤジのブルーバードが家にあったけど(もちろんマニュアル車).

確か一度,練習と称して借りたことがある.
駐車場から出す際,いきなりブロック塀にバンパーぶつけて,オヤジに怒られた.
トラウマやな(^^;

まぁ,大阪という土地柄,日常生活上,クルマはほぼ不要.
その代わりにはまったのがオートバイ.
それこそ日帰りで「琵琶湖一周」とか「青山高原」とか「高野龍神スカイライン」とかよく行ったなぁ.
もちろん九州,四国そして北海道も走った.

やがて就職.
勤務先は静岡県の沼津だった.
寮の窓を開けるとドーンと富士山が見える.
ゆるキャン勢,歓喜の立地やな.

社会人になってもクルマは持たなかった.
そう,Kazchariにはオートバイがあった.
それこそ日帰りで「伊豆スカ」とか山梨方面とか.時には東京までバイクで行った.
もちろん信州,東北も走った.

その後退職.色々な出来事がありすぎるぐらいあって,旭川に落ち着いた.
さすがに,北海道ではクルマが必須.

で,買ったのが『ジムニーJB23 LAND VENTURE』

2004年10月26日撮影

厳冬期北海道を乗り切るならジムニーでしょう,と勝手な思い込みから購入.
もちろんジムニー独特のアウトドア・オーラに惹かれていたこともある.

沼津時代,先輩に乗せられた2ストジムニー(SJ30)の印象も良かった...いや,強烈やったしな.
たまたまタイヤが2つ多いオートバイという異名もあったとかなかったとか.

日本最後の2ストエンジン搭載!実は歴代最強?スズキ ジムニー SJ30【MOTA写真館】

それはさておき,免許取得後17年という,長い長いペーパードライバー歴を終え,2004年の冬にようやく公道デビュー.いきなり雪道!

もちろん,先輩に載せられた2ストジムニーとは違い,JB23はいたって普通のクルマ.
走破性には何の文句もなかったが,車重が重く燃費最悪,後部座席は狭いし横風に弱い.
一人キャンプはいいけど,家族一緒は無理.
林道マニアでもなかったのでいわゆる宝の持ち腐れだったかも.

それでも,このジムニーには10年ほど乗り,2014年に今のハスラーに乗り換えた.
さすがマニアに人気のジムニー,下取り価格もかなり良かった.
バック時に壁に激突して,スペアタイヤカバー,ベッコリやったけどな.

さて,現愛車のハスラー,このブログにもちょくちょく登場している.

iPhone11 Pro / 2020年8月28日撮影

クルマは興味ないと言いつつも,プラモデル感覚で,外装をカスタマイズ.
ようするに沼に足だけを浸したレベル.
「モンキー125」と方向性が一緒やな.

Dance with モンキー125

サスがふにゃふにゃという欠点を除けば,デザイン完璧.
現行の二代目よりこちらのほうが好み.

狭い旭川で目立つ外観をしているせいもあり,知り合いから「昨日見ましたよー」とよく言われる.
下手に鼻クソもほじれん.

さて,そんなハスラーだが,購入8年目となる現在でも,総走行距離は5万キロに満たない.
通勤には使わないし,休日はチャリライド優先だし,新コロのせいで函館や稚内に行く長距離出張も減った.
ちなみに2016年に買った「TREK DOMANE」は,インドアも含めて既に4万キロ越え...おかしい.

話を,先日のスズキディーラーに戻す.
今すぐ,どうこうというわけではないが,確かに「スペーシア・ギア」いいねぇ.時期Kazchari号の有力候補.

売出し中のためか,しっかり展示車両も置いてあった.
ドアを開ける.
確かに広い.
これだと,Domaneどころかファットバイクも前輪を外さずに2台とも積載可能.
いやそれどころか,「モンキー125」ですら載るで,これ.

リアの荷台縁にはご丁寧に自転車のイラストまである.
もう,チャリを載せろと言わんばかり.

じっと見ていると,売る気満々のKazchari家担当のスズキの営業Kさんから猛プッシュされる.
見た目よりも燃費も良いらしい.ノンターボでリッター20kmほどとか.
ふっ,うちのモンキーのリッター70kmと比べたら...(おい).

なんだかんだで内装というかインパネ周りのデザインもなかなか...おっといかんいかん.

何気に今のハスラーの下取り価格を聞いたところ,60~70万になるとのこと.
さすがハスラー.旧型と言えど,人気車種である.

「ギア」の新車価格がだいたい200万弱として...残り140万程度か.
安...いや,安くない!
それだけあったら「Madone SLR9」か「Emonda SLR9」買えるやん!(おい)

株価の復活とMADONE

くそ,買わない理由を探してやる.
そうだ,最大の障害はナンバープレートだ!
せっかくの軽用白ナンバープレート,オリンピックも終わってもはや手に入らない.

軽自動車の白いナンバープレート

いや,でも「ギア」のカラーをイエローにしたらデザイン的に無問題?

つーか,白復活が無理なら,早く旭川ご当地ナンバーの設置を...と思って聞いたら,どうやら図柄が決められなくて難航中との
ウワサ.

旭川ナンバーゆえ,「あさっぴー」「旭橋」「動物園」でええやんと思っていたが,そうもいかないらしい.
旭川を含む上川管内はやたら広い.
留萌も稚内も旭川ナンバーなのだ.
安直に旭川感満載の図柄を決めると,各方面からクレームきそう.

つーことで,時期Kazchari号(クルマ)はどうなるのか?
余談を許さない.

か,買いませんよ.ハスラーお気にやし.

俺たちの高砂温泉は肩のコリを癒せるのか

2022/1/6 Thu

こんなにも蒼い空の下で.

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かれこれ二年越しの頸と肩のコリ
原因は在宅ワークによるパソコン作業のしすぎだろう(たぶん).
当ブログでも様々な対策を記事にしてきた.

頸コリとの闘い(Amazon Prime Day 作戦)

頸コリ・肩コリ改善の最適解かも

最も効果的だったのがやはりこれ.

柔道整復師が考えた 姿勢サポーター 姿勢ベルト 男女兼用 (Lサイズ)

肩甲骨周囲筋,僧帽筋や菱形筋が常に伸張され緊張状態にあることによって,頸や肩がコるのだ.
ようするに姿勢が悪いということ.
はっきり言うと猫背が良くない.
サポーターによって肩甲骨を内転位に固定,つまり背中の筋肉をリラックスさせることで,楽になるのだろう.

しばらくはこいつでごまかしていたが,正月明けから,なぜか耐え難いコリが継続中...おまけに頭痛も伴うときた.
これ以上ロキソニンに頼りたくない.

つーことで今日である.
職場での長時間のデスクワークが辛いのと,夕方から歯科診療の予約も入れてあることもあり,丸一日有給休暇を取ることにした.

こういう日に限って朝から快晴.
もちろん最高気温は氷点下の真冬日ではあるが,降雪なしの予報.
つまりは絶好のファットバイク・ライド日和.

だが,肩が重くてどうしても気がのらない.
ならば,その治癒にあてる日にしようと,ゆっくり温泉にでも行こうと考えた.
時刻は既に昼近く.向かうは”俺たちの”高砂温泉である.

なぜ,”俺たちの”なのかというと,「ランドヌール札幌」の名物ブルベである「旭川200」「アイスブルベ」の発着場所としてよくお世話になっているため.
もちろん,ポイントカードも作ってます.

近くとはいえ,さすがにファットバイクで往復する根性はない(湯冷めで死んでまうわ)
ハスラーで出撃.

13:00頃着.
結構,クルマが停まっている.
高砂温泉はラブホ街の外れにあるのだが,そうするとこの辺りのラブホは温泉付きなのだろうか?

玄関に入って驚いた.
ホールがすっかりリニューアルされている.
昭和レトロなテイストが一掃されて,今風の入浴施設風に変貌.
奥の方に膨大な冊数のマンガ棚が見える.いいぞ.

大人の入浴料金¥630
電子決済にも対応.素晴らしい.

「これは浴槽の方も大改装?」と思いきや,こっちはまるで変化なし.
鍵が壊れたロッカーやら,使用禁止ビニールテープやら,変な補修跡やらは相変わらずの高砂クオリティで,なぜか一安心.

「オゾン温泉」やら「粒子気泡風呂」やら「ラジウム低周波磁気風呂」やら「中国漢方エキス薬湯」などの怪しさ満点風呂を堪能する.
女風呂とつながってるのか,つながってないのかよくわからない「滑り台風呂」も健在.
おっと,忘れたらあかんのが「ラジウム低周波磁気風呂」.マジで筋肉が痛いぐらいビリビリくる(大丈夫なのか?)

そしてメインイベントは屋上の露天風呂.
浴槽は3つあるが,お気に入りは「寝風呂」
気泡付きで,ここはホンマにリラックスできる.今日は1時間ほど寝そべってしまった.
空が蒼い.湯加減もちょうどよい.
こうして何も考えないデジタルデトックスの時間は貴重やね.

長時間つかっていたため,起き上がった際に少しふらつき,むき出しのとんがった石で左足の小指を負傷してしまった.
少し出血したので,湯船につかりつつ,足だけを空中にだして血小板ちゃんたちの活躍(止血)を見守る.

シャワーを浴びて上がる.
服を着て,お待ちかねのマンガタイム.
「そういや最終巻まで読んでなかったわ」の『バクマン』を手に取る.
ドリンクは三ツ矢サイダー.残念ながら楽しみにしていた「氷点下バージョン」は売り切れ.

16:00を越えた.
歯医者に向かうため,高砂温泉を出る.
あぁ,いいお湯だった.
こころなしか,肩が楽になった気がする.

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帰宅後,この記事を書くために,高砂温泉の公式サイトを開く.
ふむふむ.去年の12月にリニューアルか.そら新しいわ.
写真が上手い.
浴室のショボさを感じさせない写し方やな(失礼な).

あれ?
よく読むと「大浴場は天然温泉ではありません」とある.
つまり沸かし湯?
ちゃんとした温泉は別料金の家族風呂オンリー.
ということは,肩が楽になったと思ったのはプラセボかぁ...とほほ.

Kazchariが加入している私学共済の制度改悪によって『万葉の湯』に気軽に行けなくなった昨今,頼りになるのは”俺たちの”高砂温泉しかないっ.
マンガ棚の拡充により,長時間滞在施設としてパワーアップしたのは確実なので,また利用したいぜっと.

次はマッサージを試してみるかなぁ.

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ダムと足湯の天人峡極寒ライド

2021/12/19 sun

キンキンに冷えてやがるぜ.

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Light snow, -8°C, Feels like -15°C, Humidity 79%, Wind 5m/s from SSE

先週の日曜日は全く雪がなかった旭川.
スパイクピンを削るのがイヤでまさかのミニベロライドを決行.

久々に登場/搭乗,ミニベロライド

だがしかしっ!
翌月曜からは毎日雪が降り続き,すっかりいつもの12月と同じ風景に...
さすがだな,冬の旭川.あっという間に追いついた.

つーことで,前後ともスパイクに換装+新ディスクローター装着のファットバイクで出撃.
もちろん,ハスラーに積み込んで”おいしいとこライド”
ただ...この積み込み作業中からしてめちゃめちゃ寒かった.

出発地点は東川の遊水公園.

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公園にはトイレもあってデポ地に最適.
当然この季節に駐車車両はほとんどない.
出発してしばらくすると,対向車線からチャリが走ってきた.
うれしくて思わず手を振る(同志よ!).

「どこ行くの?」と聞かれたので「天人峡まで」と答える.
互いに「気をつけて」と別れる.
確認はしなかったが,ひょっとしてMさんだったかも?

圧倒的に少ない冬チャリ人口.スタンド使い...いや変態同士は惹かれ合う.

で,忠別ダム方面へ.
晴れたり曇ったり.
基本的に曇り.

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旭岳に続く観光道路だけに除雪完璧.
前後スパイクで実に走りやすい...と言いたいところだが,結構向かい風.
時速も14km/hしか出ない.

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ダムに着いた.
ありがたいことに,ダム横断道はちゃんと除雪されている.
元々,チャリと人しか入れない道だが,今日は完全に独り占め.
自撮りしても恥ずかしくないぞ.

で,反対側の道路に出ようとさらに進むが...

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最後の最後に雪の山.
ちょっと登ってみたが,さすがに担いで越えるのも...無理だった.
仕方なしに戻る.

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もちろんゲート封鎖中の”みんな大好き”チョボチナイ.
来年の開通日は5/10.絶対ないな.
湧水公園を越えて,左に行けば旭岳.右に行けば天人峡.
さすがに左はない(時間と準備と根性不足).

右折してしばらく進むと,TVスタッフかな? 何かの撮影をしていた.
えー,声かけてもらえれば,冬チャリの楽しさについて鼻水垂らしながら答えますよ~ ワクワク(通過中も完璧にシカトされた).

ここから目的地まで約7km.

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新装備のディスクローターもよい感じ.
以前のインプレッション同様,ブレーキがジワーッと効いいて扱いやすい.

延々と続く2~3%勾配の道を,ハァハァしながらひたすら漕ぐ.
鬼門はトンネル.
雪が全くないので,スパイクピンがゴリゴリうるさい.

で,ようやく足湯着.
冷え冷えの身体を温めるべく,服を全部脱いで速攻で湯船に...とはいかず,4重防寒装備のソックスを脱いで足を湯につける.
足だけでも全然ちゃうね.
さぁ,おやつおやつと...ボリボリ.

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とは言え,徐々に汗冷えの上半身が寒く...むき出しの手の指が寒く...
ぐあぁっ,早く帰ろ(13時).
バンダナで足を拭いてと,ぐわぁ~っ,湯の中に落としたぁ~

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走り出すとさらに寒さがアップ.
写真のために何度か停車したが,その度に体感気温がますます下がっていく.
指先も痛い(足湯効果でつま先はホカホカ).
仕方がない.
気温が少しでも高いトンネル内で装備を整えよう.
さもないと軽く死ぬ.

予備のサイクルジャージを着用,グローブにもインナー装着,ハンドルカバー内に「貼るカイロ」を入れる.
これでなんとか持ちそう.

しかあし,ここで本日最大のミス.
トンネル内で長時間停車したせいで,サイコンが衛生からの電波を受信できず,そのままシャットダウンしてしまった.

トンネルを抜けてから再度オンすると,画面は復活したものの,自宅で確認したところ,データがとんで復路の20km分が記録されてなかった...(シクシク36)

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天人峡からはわずかな標高差だが,下界は気温がやや高い.
指先の切れるような寒さはかなり緩和した.

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来た道をトレース.
日差しが出てきたと思ったら,もう日没が近い.
ダムの管理所で休むつもりだったが,そのままダウンヒルへ.

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夏はスルーするなんてこたあない風景も,冬はやたらに美しい.
この変化が(極端に)楽しめるのも北海道の良いところ.

ここまでくれば,デポ地まであと少し.

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到着.
やっと本格的な冬ライドがスタートした.
距離に比して満足度(疲労度)が段違い.
難点は日没が早い=気温低下も早い.
今日は,その洗礼をガチに受けた日だった.
まぁ,この苦行を楽しく感じてしまうのが,冬チャリダーの変態たる所以...

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