アウトドア調味料対決~マキシマムvsほりにし

2023/8/24 Thu

魔法の粉?

iPhone11 Pro

新コロのおかげで何度目かの大ブームとなったキャンプ趣味.

昨年や一昨年,国内の有名キャンプ場は予約で満杯.
ありえないほどの人口密度だったらしい.

ブームに伴ってアウトドア用品も軒並み品薄&高騰.
ヤフオクやメルカリでプレ値取引されるなどの異常事態が続いた.

代表的なのは「ゴールゼロ」ランタン.
入手困難な上,一時は定価の倍以上の値がついていた.

[日本語説明書、専用ポーチ付き] Goal Zero ゴールゼロ Flash フラッシュ Lighthouse micro ライトハウス マイクロ LEDランタン 懐中電灯 照明 灯台 USB充電式 LEDライト ミニランタン ミニライト[並行輸入品] (FLASH)

今年に入ってようやく落ち着いた感はある.

もちろんキャンプ歴30年(ただし焚き火嫌い)のKazchariは,そんなブームに踊らされたりはしない(キリッ).
家族4人で出かけることはなくなったが,ソロや息子とのキャンプをコンスタントに楽しんでいる.

ただし,今年の息子とのキャンプは現状一度のみ.

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その1)

息子も最近,本格的にラグビーを始めたので,休みが合わなくなってきた.
それにKazchari自身のチャリイベントと重なることも多かった.
後はまぁ...天気かな(週末雨多し).

正直「もう10歳やからソロ・デビューしろ」という気持ちもないではない(早いか).
道具は全て揃っている.いつでも旅立て,息子よ!

秋以降涼しくなったらまた連れて行くか.
登山のアクティビティ付けて(←これが嫌らしい).

で,本日の話題はキャンプ用の調味料についてである.

以前に比べるとキャンプでほとんど料理をしなくなった.
『ゆるキャン△』や『ふたりソロキャンプ』,YouTubeにあるような凝った(?)料理を作る人を素直に尊敬します.

ゆるキャン△

ふたりソロキャンプ(1) (イブニングコミックス) Kindle版

最近の定番はセイコマの「パックごはん」を温め,「味付き焼肉」「もやし」を炒めて完了.こればかり作っている.
外で食うのだ.
十分に美味い.
ちなみに朝は惣菜パンをなんでもかんでもホットサンドプレート.

さて,上記の「肉野菜炒め」だが,濃い目の味が好みなKazchariとしては,少々コクが物足りない時がある.

そこで登場するのが,アウトドア料理愛好者御用達の「マキシマム」である.

中村食肉 魔法のスパイス マキシマム 140g

かなり以前から気にはなっていた.
購入して前回のキャンプで使ってみた.
確かに美味くなる.
こりゃ人気が出るのもわかるな.
「ガーリック味なら何でもええんやろ?」という声もあるけど.

特に息子が気に入って,通常の食卓ですら,なんでもかんでもかけまくる.
当然,ヨメさんはいい顔はしない.
まぁ,節度を持って使えばよろしいのでは?

そんな「マキシマム」1本でわりと満足していたのだが,先日,ふと訪れたイオンの雑貨屋にてとんでもないモノを見つけてしまった.

iPhone11 Pro

アウトドアスパイス界,もう一つの雄「ほりにし」である.
ついつい「ほりこし」と言ってしまうが「ほりにし」である.

こいつも気になっていた.
ただし「マキシマム」よりも少し高価.
それに「どうせ似たような味やろ」という先入観もあった.

アウトドアスパイス 「ほりにし」 2本セット

ところが,このイオンで売っていたベアブリック付きの限定版,定価¥3,860のところ,なんと¥800でセール中!
普通に「ほりにし」1本を買うより安い
別にこのフィギュアのコレクターではないので,限定とかはどうでもよかったりする.

レジに持って行って精算.
ちゃんと¥800でした.

で,帰宅して開封.
なぜセールになっていたのかがわかった.
賞味期限が近いのだ.

iPhone11 Pro

プラス,人気を見越して大量に仕入れたが,思ったよりも売れず,投げ売り...そんなところか.

で,早速その日の夕食,豚丼にかけてみた.
美味いし旨い.
「マキシマム」よりも好みだ.
ようするに味が濃い.
辛味があるので,息子はあかんやろな.

その後も汁物も含め,様々な料理にかけてみたが,なんでもイケル.
さすが万能アウトドアスパイスを名乗るだけはある.

この「マキシマム」「ほりにし」は何が違うのだろう?
ラベルに書いてある成分を書き出してみる.

【マキシマム】

・ 食塩(国内製造)
・ 胡椒
・ ガーリック粉末
・ オニオン粉末
・ パブリカ
・ ローレル
・ 唐辛子/調味料
・ コーンスターチ(遺伝子組換え不分別)
・ 醤油
・ かつお調味粉末
・ ナツメグ
・ クミン
・ カラメル色素
・ 酸化澱粉

【ほりにし】

・ 食塩(国内製造,アメリカ製造,ドイツ製造)
・ ガーリック
・ 黒胡椒
・ 赤唐辛子
・ パプリカ
・ オニオン
・ ローレル
・ 調味料
・ 陳皮
・ レッドベルペパー
・ コリアンダー
・ ミルポアパウダー
・ 植物油脂
・ チキン調味料
・ パセリ
・ ジンジャー
・ バジル
・ オレガノ
・ マジョラム
・ ローズマリー
・ セロリーシード
・ リン酸Ca

ふむふむ.
太文字が共通.
「ほりにし」の方が原料の種類が多いっつーことやな.
これが“旨さ”の理由か(そうなのか?)

「ほりにし」には別の風味の製品も多数あるようだ.
このベアブリックverを使い切ったら,別の味も試すべし.

アウトドアスパイス 「ほりにし」 4種セット 白 赤 金 黒

とりあえず「ほりにし」には大満足.
今度,イオンに行って,まだ残っていたら追加購入しそう.

えっ? 賞味期限?
こまけーこたぁいいんだよ.

『Dr.STONE』で言っていた.

「たいていのモノは塩をかければ美味い」

いや,「ほりにし」かければもっと旨い.

よく考えれば昔の人々はスパイスを巡って侵略したり,戦争したりしてたよなぁ.

スパイス戦争の勃発

当時の人に「ほりにし」を食べさせたら,どんな反応を示すやろか?

とあるキャンプ動画を観ていたら,新たな伏兵スパイスが...

 

https://store.noroshi.us/products/%E5%85%83%E7%A5%96%E7%B2%89%E4%BD%93-%E3%83%90%E3%82%AB%E3%81%BD%E3%82%93%E9%85%A2

こいつは元々クラファンで発売されたようで,Amazonなどではまだ購入できないようだ.
入手が容易になったら試してみたい一品である.

次のキャンプは「ほりにし」とともに...(ジャンキー?)

iPhone11 Pro

コメントを残す