2022/11/5 Sat
言い訳を考える.
そもそもKazchariがロードバイクに乗り始めたきっかけは,とある診療所でメタボ診断されたから.
時に2006年.
Kazchariは沖縄は慶良間諸島,阿嘉島をダイビング旅行中.
その日は朝から腹痛が激しく,ダイビングはキャンセル.
村に一軒の診療所に飛び込んだ.
診断は食あたり.どうやら前日に食べた屋台のタコライスが不味かったようだ.
ついでに,ということで腹部の超音波検査.
そこで医師の爆弾発言.
「いやぁ~肝臓周りの脂肪すごいね~やばいよ~これは」
た,確かに,昨年あたりから胴回りのプニョプニョ感は気になっていた.
ジャマイカからの帰国直後はむっちゃ痩せていたのに...
嘆いていても仕方がない.
ネットの力を総動員.
無理なく痩せるには有酸素運動,中でも自転車が最強という言葉を信じることにした.
そして「クランカー」さんで購入したのが「TREK TCT5000」.
(幻の)アームストロング,ツールV7モデルだ!(当時は誰のことか知らんかったけど)
乗り出したのは良いが,周囲に先輩も仲間もいない状態.
完全に独学,自己流でトレーニング開始.
当時は早起きして毎朝決まったコースを1時間,20kmほど乗る日課だった(冬を除く).
やがて,グルメフォンド系にちょこちょこ出るようになって,走力は少しついたかな,という印象.
肝心の健康診断では...顕著な改善はみられなかった.
体重増加もなく,重篤な病気になったりはしなかったけど.
まぁ,ゆるゆる乗ってたからなぁ...この頃は.
そして10年経った2017年2月,現在の愛車,Domaneに乗り換え.
STRAVAおよび,しばらくおいてZwiftも開始.
ここから,チャリに本格的にのめり込む.
真冬にも乗りたくなって,同年12月にはファットバイクも購入.
365日,いつでも乗れる体制が整った.
2018年からはブルベ参戦.
そう,この頃から目に見えて身体が引き締まり,健康診断の数値もみるみる改善.超健康体へと変化した.
気分はすっかり不老不死!(←いやいや,ヒルクラのタイム,年々落ちてるがな)
しかし,今回戻ってきた最新の健康診断(2002/5検査)の結果は...
サムネ写真の通り,黄色,すなわち「要注意.生活習慣の見直しが必要」な項目が2つもあった.
それは...
【脂質-LDL 125mg】
いわずとしれた悪玉コレステロール.
まぁ,肉好きなので...
「どれだけ食ってもカロリー0!」なライドが少なかったか.反省.
これでも昨年(133mg)よりは改善.
【肝機能-AST(GOT)39U/L】
これまであまり意識していなかった値である.
ASTとは幹細胞で作られる酵素のこと.
肝臓障害により肝細胞が壊れると血液中に漏出するらしい.
うーん,肝臓かぁ...
Kazchariはほとんど酒飲まへんのに,なぜ?
せいぜい夕食に3%缶チューハイを週3,4本程度やのにな.
アルコールによる肝障害と言えば,何と言っても「γーGTP」の数値が有名.
こちらは「22U/L」と全く問題なし.
それに「AST」とセットで語られることが多い「ALT」も問題ない.
これらの数値から導き出される答えは...助けて! Google先生ぇ~
AST・ALTの値が悪いとどうなる?基準値と疑われる病気について医師が解説
ふむふむ,つまりKazchariの「AST>ALT」は,急性心筋梗塞,溶血性貧血,筋肉疾患かもしれぬと...なっ,なんだってー!
もしかして昨日のサウナで体感した究極の”ととのえ”感は,心臓になんらかの問題が!?
筋肉に関しては「激しい運動など筋肉を酷使した直後にASTの数値が上がることがある」ということで,検査日の前日,何かしてたかなぁ...と調べてみると...
えー,息子と登山してました.
そ,そうだ,これが理由に違いないッ!
きっとそうだッ!
誰か,その通りと言ってちょー!
以上,現実を認めたくない健康ヲタクなアラカンの叫びでした.