2022/12/1 Thu
ココロの中に残るもの.
隔離期間中,家の中の整理を行った.
年末の大掃除を一ヶ月前倒しで実施した感がある.
まずは手を付けやすい衣類から.
Kazchariはほとんど服を買わない.
2,3年に1度程度.たいていユニクロだ(あのセルフレジは感動).
ただし,旅行先で見つけたTシャツは例外.
プライス高めだが,面白いデザインが多いのでついつい.
スーツ職場ではないので,お気に入りのTシャツを年中着ることになる.
結果,すぐに襟口が伸びたり,シミがとれなくなる.
そうなると,次は寝巻きへと進化(?).
Kazchariは中学生の頃から,Tシャツとトランクスで寝るスタイルである.
十分役目を果たした(ボロボロになった)それらを今回,ごそっと捨てた.
楽しかった思い出とともに...
オートバイ用革パンツも捨てた.
30年前にレーサーレプリカ(VFR)に乗っていた頃着用.
もう履くことはないのに,なぜか長期保管していた(あるある).
もちろん,伸縮性はないのでピチピチ.
今でも(なんとか)履ける,
いやチャリのおかげで履けるように復活した,とも言える.
でも捨てます.
体型が維持できているかどうかのバロメーター変わりになったかも?
着なくなったサイクルウェアも捨て...いや,これはもったいないので,オークションに出した.
某海外メーカーのホンモノ.
ジャージ,ビブ,ソックス,レッグウォーマー,グローブ,ネックゲーター,ウインドブレーカーのセットを洗濯および漂白後に出品.
¥5000で売れた.
サイクルウェアは古着でも意外に需要がある.
Kazchariはトイ・コレクターであった.
未開封品をオークションに.
開封し,ケースに展示中のモノも,箱やパーツは保管しているので,少しずつ処分していくつもり.
モノによっては定価以上の価格で落札される.
処分する理由?
最近は完成品よりプラモ作る方が楽しいから.
それに...多色整形,パーツの精密感のおかげでプラモの方が格段に出来が良い上に安い.
つーことで積みプラは増えていく.
あれ? これだと断捨離にならない?
KazchariはG-SHOCKコレクターであった.
これまでも未使用品・電池切れ(ジャンク扱い)をオークションに出品.
残りも順次出品する予定.
古いモノでも需要があるのに驚き.
それにしても,G-SHOCKも高くなったなぁ...もほや高級時計.
処分する理由?
今では「Garmin INSTINCT」という究極完成時計しか使わないから.
GARMIN(ガーミン) Instinct 2/2S Dual Power Suica対応 タフネスアウトドア GPS ウォッチ 【日本正規品】
正確な時刻,頑丈,充電機能,ライフログ,心拍計,STRAVA連動.
Kazchariの欲しい機能は全てある.
文句のつけようがない.
どうしてこいつがCASIOから発売されなかったのか...
iPhoneを作れなかったSONY同様,Made in Japanの凋落を感じてしまう.
こいつが壊れても,次も「INSTINCT」を買います.
Kazchariはスキューバダイバーであった.
少し前,こんな記事を書いた.
今回クローゼットの奥に仕舞い込んでいた各器材をチェック.
特にカメラ関連.
ハウジングやステーなど,見た目は問題ない.
ただ,各ボタンのOリング劣化などは実際に使ってみなければわからない.
ダイブコンピュータはしっかり電池切れ.
こいつの電池は特殊かつ,水没検査を行わなければ安心して使えない.
費用がかかる.
買ったは良いが使っていない水中ライトもあった.
Cのせいで潜りに行けなくなったからだ.
サブのコンデジ用ハウジングをオークションに出そうか.
新品のOリング付けて.
主機である「OLYMPUS OM-D E-M1」用の撮影機材はまだ...処分の決心がつかない.
どこかに未練がある.
これを売ることは,ダイビング趣味をやめることに等しい.
ヨメさんの方は,とっくにダイビング器材の処分を決めたらしい.
さて,たったこれだけの作業で,部屋が多少スッキリした.
片付けでドーパミンが出まくる人のキモチが,ほんの少しわかる気がした.
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ
さて,同じくC療養中の娘はもっと大胆.
今夏まで行っていたバレエ関連グッズをばっさり.
教科書・参考書をばっさり.
その他,コミック,書籍,雑貨など少しでも不要と判断したモノをばっさり.
実に潔い.
いわゆるサバサバ系の性格なのだろうか?
それともこれがイマドキの若者?
「所有」よりも,楽しさの「シェア」に価値を置いているように思われる.
書籍に関して言えば,Kazchariもかなり処分してきた.
Book-OFFに持っていっても全然値がつかないし,よほどの稀少本でなければオークションでもなかなか落札されない.
廃品回収の日にまとめて出してきた.
結果,家にある本がかなり減った...いや違う.
かなり以前から,書籍の“所有”をやめているのだ.
気になる本は図書館で借りる.
もし,図書館にないのなら諦める.
買うという行動にはならなくなった.
もうひとつはKindleへの移行.
マンガや雑誌はほぼこっち.
電子書籍はあくまで保存されているデータを読む権利がある,ということ.
厳密には“所有”ではない.
ただし,その内容は脳内(ココロ)にある(完全ではないけど).
「本棚を見れば,その家の主がどういう人物かはだいたいわかる」と言われたのも,昔話になるかもしれない
Kazchari家ではダイニングテーブルのすぐ横に本棚を設置している.
処分を免れた書籍が並んでおり,気軽に手に取れるようになっている.
あらためて見ると旅関連の本ばかり.
ヨメさん曰く,息子が時々手にとって眺めていることがあるそうな.
ある本をきっかけに未知の世界や,自己の認識外の思想に思いをはせるようになり,そして行動する,となれば...楽しいかも.
今回のような断捨離で,書籍まで全て処分してしまうと,子供のそうした機会を奪ってしまうことにもなりかねないな,とも思う.
そやけど...何もない部屋にも憧れるぅ!
つーことで,昨日とは打って変わって雪に覆われた旭川.
例年と異なり,一度も溶けることなく根雪になると思われる.