iruka~まるで宝石でできた乙女

2024/7/26 Fri

私は,一度だけ,悪夢を見ましょう(ホンマ?)

久々に自転車に一目ぼれした.
それが国産ミニベロ「iruka」である.

iruka

開発ストーリーを読む.
たまたま乗ったミニベロ(DAHON?)に魅了された方が起業し,10年かけて開発したらしい.

何はともあれ,そのデザインと発想が素晴らしい.
なだらかな曲線美のフレームで「iruka」のネーミングもぴったりだ.

ミニベロには「折りたたみ可」と「不可」の2タイプがある.
持ち運びや収納を考えた「可」が一般的だが,折りたたむことによるフレーム剛性低下が関係しているのか,「不可」タイプの方が走行性能は高いようだ.

「iruka」は画期的な方法でこれを両立させた.
なんとメインフレームの中心に穴(溝)を設け,そこに後輪を通す仕組みにしたのだ.

そして,フロントフォークがなんとLefty
いや,C社ではないので「片持ち式」と呼ぶべきか.
この構造だけでメシ3杯いけるな.
折りたたみ時は少々複雑な機構でフォーク側へ.
強度は...まぁ,大丈夫なのでしょう.

いずれにせよ,唯一無二の構造.
ミニベロ代表格である「BROMPTON」には,収納時のコンパクトさや重量では負けるようだけど.

自転車の印象を決めるのは形状よりもそのカラー.
「iruka」に現状カラーオーダーシステムはない.
となると,既存で一番好みなのは「メタリックブルー」かな.

https://www.iruka.tokyo/overview/lineup-and-specs?cur=irukaS4より

ディスクブレーキもうれしいポイント.
それに,シンプル機構ながらリアにはサスもついている.

折りたたんだ状態は,まるでATの降着姿勢ではないか!
(手動だが)ローラーダッシュも可能ッ!(違う)

停車時に後輪を折りたたむのが面倒な場合,Tyrell用のサイドスタンドがまんま装着できる(公式推奨).買うね.

専用のオプションも充実している.
畳むとメインフレームの穴にすっぽりはさまる専用輪行バッグの他,極め付きはトレーラー

https://www.iruka.tokyo/accessories/irucartより

「旅に行け」と囁いてくる.
これを「ロマン」と言わず,なんと言おう!

ところがぎっちょん(死語)

メジャーなミニベロと比べると,驚くほどレビュー記事,動画が上がっていない.
人気があるのかないのか,いずれにせよマイナー好きのKazchariに刺さる.
ほぼハンドメイドみたいなプロダクトなので,耐久性やらパーツ供給が気になるっちゃあ気になるけどな.

ラインナップは2種類.
タイヤが細く8速仕様の「S」と,ポジションがアップライト,太めタイヤで5速仕様の「C」である.

両者の比較動画もある.

ガチ勢のKazchariだとやはり「S」かな.少し高いけど.

つーことで,買わない理由が見当たらない「iruka」である.

以前は同じく国産メーカーの「Tyrell」が気になってたけど,考えを改めました.

ミニベロ(も)欲しい~気になるTyrell&Birdy

だがしかし.前回の記事で書いたこのホイールもやっぱり欲しい.

ELITE WHEELS Drive HELIX

さらに言うなら,こいつも欲しい.

1/8 スコープドッグ

なんたる偶然.

これらのアイテム,3つとも¥25万前後とほぼ同価格.
Kazchari財団的には,安すぎず高すぎず,これが一番悩ましい価格帯なんやろね(欲しい対象が世間とズレてます)

まっ,とりあえず冷静に,かつ冷静に...

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

2024/7/15 Mon

快速巡行

いただき画像

晴れ.温度:17 ℃,湿度:87%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:S

ひぐまサイクルさんの旭川スタート襟裳岬フィニッシュ1DAYロングライドに参加した.

結論から述べる.
自分史上サイコーに楽で楽しい300kmだった.
正にサバーイ&サヌック(タイ語).

旭川から襟裳岬までの300km(正確には310km)という距離は,ブルベやプライベートで何度も走っているので未知の領域...というワケではない.

ただし,長めの休憩を含めて約13時間,プラスこんな速度(Ave.30km/h越え)は,ぼっちじゃ絶対に不可能.

ローテンションの先頭時はともかく,2番手以降になった時の心拍はだいたい100~120の間.実に楽だった.

ただし...坂が来ると(いつも通りに)スイッチが入ってしまう.
さすがにヒルクライム時は160を越える.すいません.すいません(誰に?)

さて,話を当日の朝に戻す.
このイベントの出発時間は早い.
道の駅「あさひかわ」を5時に出発する.

3時に起きて,いつも通りの食事をする.
ツールの見逃し配信を観ながら準備し,4時過ぎに家を出る.
そして,プラスαでこいつを車中でチビチビと.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

4時半には道の駅着.
だがしかし.季節柄キャンピングカーその他の車中泊組が駐車場を占拠.
仕方なく図書館側に停める.

チャリを降ろして準備中にメール着信.
本日一緒に走るヤマタケさんから「(カメラの)キタムラの隣に停めてます」とのこと.

おお,確かにそちらの方が道の駅に近い.
移動しましょう.

そして上川を出たものの,忘れ物に気づいて途中で引き返したというGさんも続いて到着.各自準備を開始.
今日のKazchariバイクは,長距離用でカラダにやさしいDOMANE

iPhone15 Pro

そして主催者のひぐまサイクル,Kさんバスの到着である.

iPhone15 Pro

つーことで,今回の参加メンバーをご紹介.
誤解・思い込みご勘弁.

まずは主催のKさん.
北海道出身.夏の間はこのようなバスサポート付のサイクリングツアーを開催.
冬は静岡の焼津で過ごされているそうな.
TTっぽいRIDLEYも,本人のふくらはぎもエグイ.

Pさん.
チャリにも乗られるようだが,今回はサポート役としてバスの運転とエイドでの補給準備を担う.

Eさん.
たまーにイベントでお会いするが,チャリ界隈では謎の人物として有名(?).
はたしてナニモノなのか.真相は回を追うごとに明らかになる...かも.
元は何かのかよくわからない魔改造ロードに乗る.
ハンドル周りがエグい.
ちなみにKazchari,Kさんともども同い年である ⇒「6×7=42チーム」が結成された.

ヤマタケさん.
旭川における有名チャリダーの一人.
「目玉の方が本体ではないか」ともっぱらのウワサ.
様々なイベントに出没する本業クルマ屋さん.
アルミのCannondaleで参加.

Natural Born EZOist

Gさん.
上川町から参上.
「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の主催者でもある.
最近,マーブル模様がまぶしいELVESに乗り換えた.

つーことで,5時を少し過ぎていよいよ出発である.
普通に考えてチャリで襟裳岬は,はるか彼方のイスカンダル並み.

iPhone15 Pro

おおむね50kmごとに休憩をとる行程.

道の駅「あさひかわ」

富良野(セブン)

占冠(ハマナス)

日高門別(セブン)

三石(セイコマ)

様似(セイコマ)

襟裳岬

iPhone15 Pro

最初の富良野のセブンでは各自での補給だったが,ここ以降は...

iPhone15 Pro 冷凍フルーツ&きびだんご美味し

こんな感じで即席エイドが用意される.
カロリー高めの補給食,エナジードリンク他と水が用意されている.
これでハンガーノックは完璧に阻止.

普段は9割以上が“ぼっちライド”のKazchari.
伴走車付きのグループライドに参加するのは実質的に初めてだが,メリットだらけなことに気付いた.

とにかく安心感がまるで違う.

言うまでもなく,疲れたらそこで走るのを辞められる.
マシントラブル,事故,体調悪化など,ロングライド中は何が起きるかわからない.

最近は寛解状態にあるものの,Kazchariには持病の右腸脛靭帯炎がある.
負荷をかけ過ぎると再発してしまうが,ブルベ時と異なり,鎮痛剤を服用して痛みをだましだまし漕ぎ続ける必要はない.
「甘え」ともとれるが,チャリはあくまで趣味である.
一般的な感覚では命や健康を賭ける方がおかしい.

ただし,ハンドサインによる後続車への注意喚起は良し悪し.

もちろんマナーとして,先行者が地面の穴ぼこなどを後方に伝えるのは当前のマナーだが,片手走行によるリスクもある.
特に海岸沿いは路肩が狭く,アスファルトが崩れてボコボコの箇所が多い.さらにハイスピードだと自身の回避が間に合わないことがある.
実際,4月に行われた「日高門別200」では,ハンドサインを試みたベテラン・ランドナーTさんの落車シーンを目の当たりにした.

2024BRM429日高門別200

さらには「自分のペースで走れない」問題もある.
巡行速度のペースではなく,例えばキレイな景色に出会って撮影のために停車...という行動は難しい(遠慮してしまう).
なので結果的に休憩地点での写真ばかりになってしまった.

写真に関してもメリットはある.
それは自分の走行写真がgetできること.
ぼっちだと不可能(三脚+タイマーなら可能だが現実的ではない).
バスから撮影された,普段は撮れない自分の走行写真がいただける.

てな感じでスタートしたものの,“旅”の行程を順に書いていくといつまで経っても話が進まないので,自分が撮った写真と「いただき写真」をおりまぜて,思い出を振り返りませう(時系列怪しい)

いただき画像 カミフの丘
いただき画像
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 金山峠
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 道の駅しむかっぷ
iPhone15 Pro 日高峠
いただき画像
いただき画像 ツール・ド・フランスなヤツ
いただき画像
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 三石のセイコマ
iPhone15 Pro 残りわずか
iPhone15 Pro 浦河町の側溝
いただき画像
いただき画像 霧の襟裳岬

そして,18時過ぎ,ようやく襟裳岬にゴール.

いただき画像 なんちゃってゴールスプリント

風が強い場所だが,この日は無問題.
約2年ぶりである.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その4:釧路~浦河)

iPhone15 Pro

さすがのローテーションライド.カラダはまだまだ余裕.
そして,みなさん到着後記念撮影.
今日は7/15なのだが,この売店は閉店前に日付ボードを交換しているようで,7/16に代わっていた.

いただき画像

日没時間も近い.
400ブルベなら,ここから神秘的な夜の時間が始まるのだが,今日はおしまい.

いただき画像
いただき画像

バスにチャリを積み込み,アポイ山荘へ.
かつて息子と泊まったキャンプ場の隣にある.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

宿泊目的ではなく温泉のみの利用.
入浴料は¥500.安い.

夕食のラストオーダー時間もあり,サウナはショート2セットで終了.
まぁ,こればかりは仕方がない.

様似名物,つまり限定らしい「アポイツブ玉丼」をオーダー.

iPhone15 Pro

美味し.ただしエネルギー枯渇気味なので,もっとボリュームのあるメニューにすればよかったかも.
まぁ,この後はチャリに乗らないのでええか.

ほとんどの区間をチャリで一緒に走ったKさん,今度は旭川まで運転である.
感謝しかない.

ゆったりとシートに座る.
さすがに疲れていないようで疲れている.
30分ほど寝落ちしてしまった.

高速を一部利用,途中一か所で休憩して深夜2時半頃,無事道の駅「あさひかわ」に帰還.

iPhone15 Pro

クルマが5時間かけて戻った道をチャリで13時間.
普通に考えて,やはりチャリはスゲーわ.人力最高.

いや,それにしてもホンマ楽しいライドでした.
ひぐまサイクルさん,ありがとうございました.

今シーズンのツアーは始まったばかり.
今後の企画もSNSに次々にアップされている.

今もっとも気になるのは8月開催予定の「帯広⇒納沙布岬」ライド.
これまでブルベやプライベートで道内あちこちを走ってきたが,実は釧路より東側は未経験.
オートバイやクルマでも十数年行っていない.

「旭川⇒宗谷」に比べるとマイナー路線(?)のためか,現時点で最少催行人数にまだ達していないようだ.

メンバーが揃うか否か,酷暑もしくは雨などの天気を含め,さてさてどうなることやら...これまた予断を許さない状況.

iPhone15 Pro

にしても.みなさん速かったっつーか,脚が合いましたね.
また機会があればよろしくお願いします.ちゃんちゃん.

モンキー125,なんとなく上川まで

2024/7/14 Sun

脚休め

iPhone15 Pro

翌日(7/15)は,チャリでちょっとしたロングライドに出かける予定.
ゆえに今日はレスト日とする.

天気は良い.
ならばモンキーで出かけるべし.

iPhone15 Pro

9:40頃出発.
今季初のメッシュジャケットを着用.

出発がちょっと遅めなのは,ヨメさんが予約した本を図書館に取りに行くため.

現時点の総走行距離は7560km.
次のオイル交換は9000kmを予定しているけど,そろそろタイヤもヤバイかな.
特殊サイズゆえ,選択の幅が少ないとか.
要吟味.

図書館には10時ジャスト着.
そそくさと手続きを済ませる.

リハビリの夜

さて,これからどこに行こうか?
実は決めてなかったりする.

漠然と海が見たいなぁ...と,留萌行きを考えたが,それもワンパターン.
では,紋別はどうだ?
ちょっと遠いか.
とりあえず上川方面に向かいましょう.

街中走行時は,モンキーに不満はないが,やはり広い国道などでは正直パワー不足.ようするに後方から来るクルマの“圧”を感じるのだ.

ゆえに,交通量が少ない道を選びがち.
なんかロードバイクとやってることが同じやな.
気のせいか,こうした田舎道の方が出会ったライダーから”ヤエー”される頻度も高い.

それにしても...やはりロードより疲れるのはなぜ?
以前にも書いたが,風の影響だろうか.
深い前傾のロードと異なり,直立座りのモンキーは走行中まともに風を受ける.
つまり常に体幹を緊張させておくことになる.
ある意味,常に向かい風状態を自分で作っている印象.

そんなわけで,当初予定していた紋別なんぞ行けるわけもなく,上川の市街地にあるセイコマにピットイン.

iPhone15 Pro

猛烈にハラが減ってきたので,早くもランチタイム.
一体,何しに来たのやら.

上の写真にも写っているが,入り口付近にバックパッキングのローディ一人.
こちらもチャリだったら話しかけていたのだが...(なぜ遠慮)

iPhone15 Pro

最近お気に入りの「雪印バタープリン」をズルっと流し込み.いざ出発.
でもどこへ?
一応,紋別方面へ向かう国道273号へ左折するものの...

iPhone15 Pro

「まぁ,今日はもうええかな」という気分になり,脇道に入ってUターン.

iPhone15 Pro

「クマ出没注意」の看板がいくつもある森の中を通って,結局上川町に戻り,そのまま帰路についた.

これはどうしたことだろう?

もはやこのマシンでは心が踊らないのか.

キリン(1)

Point of No returnな39歳は,とっくの昔に越えてしまった.
あっち側に渡ってしまったかな(別に命知らずの走り屋だったわけではない).

小排気量車のせい?
もちろん,チャリ,つまり人力に比べるとモンキーですら圧倒的にハイパワーである.
跳ねるように,飛ぶように走る.

年を重ね,これまで好きだったものに興味がなくなっていく.
いや,整理されていく.
これはこれで悲しいこと.

とかなんとか言ってますが,オートバイは”まだ”降りませんよ.
先ほどはオートバイの方が疲れると書いたが,純粋に体力面から考えると,チャリの方が先に乗れなくなるはず.
そしたら...大きいの乗る?

で,とりとめのないモヤモヤを抱えたまま帰宅.
そそくさとハスラーに乗り換えて,常サウナである「花神楽」へ向かう.

入館時の15時頃はまだ空いていたが,夕方に近づくにつれ人が増えてきた.
子供がはしゃぎまわる.
そう,隣接するキャンプ場の客だ.
この時期の夕方からは要注意.

いつも通りのサ活3セット後に『キングダム』の最新刊.

キングダム 72

こうした入浴施設のコミックコーナーが充実してきたおかげで,最近レンタルがすっかりご無沙汰.

次は夕食.
ヨメさんと子供らは法事で大阪に帰省中.
ここは一人でがっつりカーボローディング.

iPhone15 Pro

「かつや」で限定品の「海鮮たまごチキンカツ」
脂肪分,多すぎやろ.

さぁ,明日の過酷なライドに備えて寝ましょう.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第2の挑戦

2024/7/7 Sun

降るんか? 降らんのか?

iPhone15 Pro

曇り.温度:22 ℃,湿度:75%,体感温度:23 ℃,風速:12.5 km/時,風向:S

北海道には梅雨がない...と言われたのは昔の話.
ここ数日の天気は最悪である.よりによって週末連続雨予報とは...

おかげで楽しみにしていた「当丸コースター300」をDNS.
SNSを見ると相当数がDNS,出走後もDNF者が多かったようだ.

で,本日は「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」開催.
健康診断として位置付けていたこの大会だが,今年は「当丸」を優先したためエントリーせず...
こんなことになるなら...と後悔しても仕方がない.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さて,今日も悔いのない1日にすべく天気予報を確認.
午前中はなんとか天候がもちそう.
出かけましょう.

そうだ!スタンプラリー第2の挑戦だッ! Go Go!

それでもいつかは雨が降る.
レインウェア,ソックスカバーの持参はもちろんのこと,チャリもEMONDAではなく,濡れても気にならないファットで出撃! 久しぶりだ.

自走だといつ帰れるかわからんので,ハスラーでトランポ.
いつもの美瑛町体育館へ.
まるで真冬のライド.

iPhone15 Pro

さて,スタンプ集めの続きである.
まずはCP「憩が丘」へ.

iPhone15 Pro

看板あり.
前回のスタンプラリーでは最後にチェックした場所である.感慨深い.

最初はセンチュリーライド60kmの常設コースをたどる.
緩やかに坂を登り,CP「三愛の丘」

iPhone15 Pro

トイレ周りの掃除をしているパトロールの人や,本州から一人車中泊旅の人から「太いタイヤだねー.重いっしょ?」と立て続けに質問.
「いえ,ママチャリより軽いですよ~」と同じ回答.
まぁ,美瑛の丘陵地帯を,こいつで走り回るのはよいトレーニングなのは事実.

近くにある,勝手にブライダル写真を撮られていることが多い一本木な風景.

iPhone15 Pro

次のPCは「ファームズ千代田ふれあい牧場牧草地」
なぜか看板が倒れていた.風?

iPhone15 Pro

雨予報はどこへやら.
青空が見えております.
それにしても絶景だ.楽しすぎる.

iPhone15 Pro

次のCP「水沢春日台」がなかなか見つからない.
確か前回は天ぷら屋の近くだったような...なくなった?

つーことで場所が少しズレたが無事発見.
そろそろ天気がヤバい.

iPhone15 Pro

次のPCはちょっと遠い.
地図を拡大すると細い道がある.
ここを通ろう.

念のため分岐で確認すると,なぜか肝心のスタンプラリーアプリ「DIIIG」が重いっつーか,全然つながらない.

またか.
こういう時にはあわてず騒がずブラウザで公式サイトにアクセス.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

そこからログインして「イベント参加」をクリック.
すると,アプリが起動し現在位置が表示される...こともある.
もしくは現在地を少し移動して...ってまぁ,面倒くさい上に不安定.

それでもなんとかルートを確認し曲がった先は...

iPhone15 Pro

なんとグラベル!
以前もモンキーで来たことあるなぁ.
今日はファットで良かった.

iPhone15 Pro

しかもこのうねうね具合!
距離は短かったけど,満足いくジャリ道でした.

で,舗装路へ.
次のPCは「常盤会館」だが,あまりに目立たない建物で300mほど通り過ぎてしまった.
もちろん看板はない.

iPhone15 Pro

新PCである「美瑛放牧酪農場前」へ.
去年のカミフグラベルでも来たな.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

iPhone15 Pro

ここのPCはGPS計測がけっこうシビアで,建物前では認識されず,少し出入り口側に移動する必要があった.

さて,今日はいくつ回れるやら.
とりあえずPC「JR美馬牛駅」へ.

iPhone15 Pro

腹が減った.そろそろ補給要.
この近くにコンビニやカフェはない...「YAMAICHI」は遠いしな.
そこで目に入ったのが駅前にあるこの佐藤商店
そして,黒ボードに「ランチメニュー」の文字が.
これはぜひトライ.

iPhone15 Pro

この「そば」「ばくだんおにぎり」のセット,なんと¥530である.
ご時世なのにめちゃめちゃリーズナブル.
しかもおにぎりの具は味玉.美味し.
ただし食べにくい.

iPhone15 Pro

まぁ,量的にはもう少し欲しいところだが(+¥200でそばがフルサイズに),もう少し走り続けるエネジーは得た.

坂を登り返してPC「拓真館」へ向かう.

iPhone15 Pro

また人が増えてきた.
レンタカーにご用心(急ターン&急ブレーキ).

少々地味なPC「福富行政区会館」

iPhone15 Pro

ここにはトイレがあります.
そして本日のラストPCは...

iPhone15 Pro

「新栄の丘」でした.
この天気である.ソフトクリームはやんぺ.

さて,デポ地に戻りますか.

iPhone15 Pro

クルマに到着した途端,雨が降り出した.
今日は運が良い.
走行中,レインウェアを着ることがなかった.

まだ13:00過ぎ.
時間はあるのでもう少し回れないこともないが...次回のお楽しみにとっておこう.
ここまでの達成状況はこんな感じ.

国道をはさみ,東西の端っこが残っている.
フルコンプのためには,もう一度走る必要があるな.

ネットに「旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024」のリザルトがアップされていた.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024

トップ集団のタイムがとんでもなく速い.
ことごとく13分切り.
昨年のKazchariのタイム(ベスト)だと総合15位になってしまう.
年代別でも7位...

この大会も徐々にメジャーになり,全国(全道?)から猛者が集まるようになってきたかも(そうなのか?).

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

2024/7/5 Fri

これはこれで

iPhone15 Pro

曇り.温度:26 ℃,湿度:67%,体感温度:28 ℃,風速:4.9km/時,風向:S

祈っても祈っても消えない明日の雨マーク.
本日は有給とって,いつもの定宿「万葉の湯 ふとみ銘泉」に移動し,前泊するつもりだった.
途中からならまだしも,スタートから雨はなぁ...それに風も強そうだ.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

つーことで潔く「当丸コースター300」はDNSすることにした.
なんか前にも同じようなことしたな.

リベンジ!『きのこの山300』~その準備

ただし,今日に関して言えば旭川は快晴.
出かけないともったいない.

そこで思い出したのが,復活の丘のまち サイクルスタンプラリー
新コロ禍の2021年に,やむなく中止になった「センチュリーライド」の代わりとして実施されたイベントである.

フルコンプ!びえい CYCLE STAMP RALLY 2021 ライド!

なかなか過酷なイベントだったが2日に分けてクリア.
美瑛特産品詰め合わせセットはなかなかのボリューム.
鬼門は望岳台.
ちゃんとしたロード乗りならともかく,クロスバイク勢(電動含む)は地獄を見たのでは?

そのイベントが復活.
今回は期間が長め(たぶん).
やっぱ「センチュリーライド」終了の噂は本当なのかねぇ...

で,1日目を終えて...まぁ,色々ありましたわ.
前回と比べてシステムが大幅に変化.
正直...色々言いたいことがありをりはべりいまそかり.

今回はネットでの事前申請やら,駅前の観光協会に出向いての手続きは全て不要.

公式サイトでID登録後「DIIIG」というアプリをスマホにインストール.
この手のスタンプラリー汎用アプリの様だ.

とりあえず出発.
チャリは最速マシンのEMONDA
遠くから攻める=望岳台をとりあえず目指す.

日差しが強い.暑い.
雨降り前で湿度も高い.
半袖半パンで,露出部分には日焼け止めを塗っておく.

まずは自宅から一番近いCP「美瑛町地域人材育成研修交流センター」に到着.

iPhone15 Pro

「センチュリーライド」のエイドでも使われる旧小学校跡地.
てっきり前回同様,どこかに看板があってQRを読み込むとスタンプget!...と勝手に思い込んでいた.
まず,そうした看板は見当たらない.

なんと,今回は「GPS情報取得」に変化していた.
CPの100m以内でアプリを立ち上げて場所を確認し,OKボタンを押すと「CLEAR」になるようだ.
到達に苦労しそうなPCほど,獲得ポイントが多め.

まぁ,仕組みはわかったのだが,まずこのアプリ起動が遅く,かつボタンの反応が遅い(サーバーの問題?)
極め付けは,左上方にある「←」マークをいくら押しても,前の画面に戻らないこと.

こちらの「指」の問題かと思い(日焼け止めを塗ったので),濡らしたり舐めたり,長押ししたりと試行錯誤.
全然反応せん.
なんかもうイライラして,イベント参加やめたろかと思った(クソ暑いし)

「もしかしてCPの近くだと反応するかもしれん」と次の場所に向かうことにする.
一番近いCP「セブンスターの木」へ.

平日なのにかかわらず,インバウンド客だらけ.
人が多すぎて警備員が道路整理してた.

iPhone15 Pro

さて,肝心のアプリは...
う,動かん.どういうこっちゃ.

ここは悪あがき.
アプリの再インストールを行う.
ダウンロードしてからも,パスワード登録などにこれまた時間がかかる.
汗だくの中,決死の作業.

なんだかんだでようやく「セブンスターの木」をCLEAR.
まさか毎回この作業が必要?

次に「北西の丘展望公園」へ.

iPhone15 Pro

相変わらず画面が変わらん.
また再インストールか...あれ?
もしかして...そう,左上の「←」は”押す”のではなく”スワイプ”
指でシュっとすると見事に画面が切り替わった.
こんな操作方法とは,聞いてへんでぇ~!(常識なのか?)

よし,ここでモチベ完全回復.
ガシガシCP攻めたるわwww

少し戻ってCP「ケンとメリーの木」をCLEAR,お次はCP「四季の橋」へ向かう.
何やら見覚えのある看板が.

iPhone15 Pro

これは前回のスタンプラリーの使いまわしやん(たぶん).
QRコードにはしっかりカバーがしてある.
問題は,この看板があるCPとないCPが混在していること.
ややこしい場所だけ設置してるんやろか?
いずれにせよどちらかに統一した方が良いのでは?

で,ここからサイクリングロードを通って「青い池」に向かう.

ここまでは前回と同じポイントだったので,ロード上にあるCPを一か所スルーしてしまった.
で,たどり着いたのがCP「日の出橋」

iPhone15 Pro

サムネにあるCP「道の駅ビルケの森」を経由してCP「青い池」へ.
例によって,すんげー人混み.

iPhone15 Pro

いよいよ望岳台クライム開始.
空腹を感じたので,白金温泉にてジェルを補給.
非常用だが賞味期限が近い.食わねば.

日本新薬 WINZONE(ウィンゾーン)フルマラソン完走セット エナジージェル 6袋 オレンジ

ちょうど先行するローディを見かけたのでペースメー...いや目標にしようと思ったが,望岳台に向かうのではなく直進して行った.残念.

つーことでハイケイデンスで鼻歌歌いながら~♪...とはいかず,なぜか脚が重い,重すぎる.
ようするに調子が悪い.疲れているのだろうか?
やっぱ”登り”の前日は休息要なのか?

最後の激坂も全然回せず,ひぃひぃ言いながらPC「十勝岳望岳台防災シェルター」到着.天気が怪しくなってきたゾ.

iPhone15 Pro

CLEARしたら,もう用はない.
もちろんカミヒルもしない.スタンプラリーを続行するのだ!
この気温だとダウンヒルでも上着がいらん.

そして,直登ヒルクラを越えて,看板がなければCPとは思えない「美瑛町営白金牧場牧草地」へ.

iPhone15 Pro

今日のうちにやっかいな(遠い)CPをつぶすべく「十勝岳火山砂防情報センター」へ.
いいかげんノドが渇いたので自販機を求めて建物内へ.

iPhone15 Pro

受付の方が出てきたので「自販機ありますか」と尋ねるが,ないとのこと.
がっくし.
すると,気の毒に思われたのか「缶ジュースならあるよ.飲むかい?」というやさしい申し出.地獄で仏とはこのこと.
そして頂いたのが...

iPhone15 Pro

マンゴー味のカルピス!
Kazchariは,この日飲んだジュースの美味しさを忘れることはないであろう.
ありがとうございます.

スタンプラリーが始まって以来(6/25~),サイクリストがやたらに訪れるようになったそうな.
ならばっ! じ,自販機を置いてくれ~(ついでにゴミ箱も).

ここまでの道を逆走するのは遠回りな上,面倒なので防災トンネルを使ってワープする.

iPhone15 Pro

まるで奈落の底.もちろんチャリでは走れないので,かついで降りる.
気分はシクロクロス.軽量EMONDAで助かった.
そやけどピンディングは滑りやすいので要注意.

で,トンネルを抜けると...

iPhone15 Pro

白ひげの滝へ.
当然のごとくインバウンドな大渋滞.

ワープの甲斐あって,後は豪快なダウンヒルで「ビルケ」に戻る.
そのままサイクリングロードに乗っかり,しばらく爆走して途中下車.
CP「美沢19線」をCLEAR.
夏と言うより秋の風景.

iPhone15 Pro

再度サイクリングロードに戻り,往路で取り逃したCP「美沢10線堤防」を発見.
前回はなかった新規CP.そら気づかんわ.

iPhone15 Pro

美瑛の町に戻る.
みんな大好き「美瑛町スポーツセンター」もCPだった.

iPhone15 Pro

時刻は既に15時近い.
さすがに腹が減ったので,いつものセイコマにピットイン.
逆にこの時間になると,お昼に売り切れ気味のホットシェフも充実.夕食用?

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もう街を離れて遠出をする時間はない.
家に向かいつつ,拾えるところは拾っていきませう.
まずはCP「丘のまち郷土学館 美宙」へ.こいつも新規.

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で,道の駅「びえい 丘のくら」もCLEAR.

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ついこないだも通ったばかりの道で帰宅の途へ.

EMONDAなカミフうろうろライド~ヒルクライム練?

これまた看板がなければ苦労しそうなCP「明治第1」を発見.

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丘を越えた先の「聖台公園」もCPだった.

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

東屋ではおっちゃん達がお仕事の休憩中.
平日休みの甘美な背徳感.

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本日,最後のPCは「朗根内郵便局」
看板なし.
このまま奥に進めばもう一か所PCがあるのだが(俵真布),さすがに今日はここまで.
19ヵ所で49pt ⇒ 現在2位!

やっぱり1日で全PCを周るのは無理.
ガチで挑戦したければ早朝スタートやな.不可能ではない.

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さて,峠を1つ越えると北海道ではめずらしいゴミ箱付の自販機.
相当のどが渇いていたのだろう,買った「濃いお茶」を一気飲みしてしまった.

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後は”高速道路”こと忠別川サイクリングロードをつないで無事帰宅.
洗濯した後,サ活へ.

入浴後に夕食.
メンチカツ定食(¥750)を頼んだが...

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昔からこんなんだっけ?
明らかに量が少なくて寂しい(皿が妙におシャ).

やはり材料費高騰のせいだろうか.
まぁ,「現代人は食べ過ぎてる説」はホンマだと思うので,健康的にも経済的にもこれくらいが正解かもしれんな.

最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 ACTIVE HEALTH

さて,このサイクルスタンプラリー「第2の挑戦」はいつになるのか?
あっ,もちろんこれは伝説のカルト映画『レモ/第1の挑戦』のもじりです.

レモ/第1の挑戦 Blu-ray

てことは,第2はない? くわばらくわばら(誤用).

新型RXLソックスを購入~運が向いてきた

2024/7/2 Tue

サイコーの定番品

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2006年にロードバイクを購入して以来,ずっと続いているチャリ趣味.

ピチピチウェアにも最初から抵抗なし.

と言っても,ウン万円する「R」とか「A」ブランドのは買えない.
良い品であるのはわかるけど,さすがに高すぎる.
そこまで性能や快適さに差はあるんかなぁ...(すいません)

落車で穴が開いたりしたら泣くに泣けん.
何よりも消耗品やし(特にビブ)

最近買ったこのワンピースは安いけどベネ.

で,こんな感じでジャージやビブは様々なメーカーのモノを購入しているが,ソックスだけは「これでいいんじゃね?」的商品が存在する.
それは「R×L SOCKS」である.

(アールエル ソックス)R×L SOCKS 自転車 バイクソックス TBK-300R

そこそこ乗っているサイクリストには人気の品.
イベントでよく見かける.
Kazchariも3足所有している(全部ブラック)

何しろフィット感が良い.
足裏の滑り止めもよく効いていて,シューズとの一体感を増してくれているように思う.
それに生地が厚めなのに乾きも早い.
雨中走行でも蒸れないなど,いいとこ尽くし.
パーペキにオススメである.

さて,そんな「R×L」(アールエル)だが,公式サイトの存在を最近知った.

R×L(アールエル) 公式 Online ショップ

この手のサイトによくあるように,ID登録したりLINEで友達になったりすると,割引クーポンがもらえるのだ(今回は¥300引き)
さらにはサイト公開記念なのか,お得なキャンペーンが展開されていた(~6/26).

(1)全品送料無料
(2)ポイント還元5%
(3)抽選で毎月1名全額ポイントバック

はい.そんな戦略に見事に乗せられて,今回購入したのがこれ.

552 WILD PAPER 和紙 バイク グリップ ソックス (ラウンド) BKS1003【流通限定カラー】

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「流通限定」も甘美な響きだ.
そして最大のウリはこれ.

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和紙? つまり紙? 洗っても大丈夫なのか?
説明書にはこうある.

「天然由来繊維の和紙糸は様々なコンディション(雨,泥,沼,川,水,汗)の状況下でドライ感を発揮.RUN,TRAIL,ULTRAなどの過酷な環境だけではなく多様なスポーツシーンで足元を快適に保ちます.素材は独自に施策を重ね開発した紙糸にナイロン糸を撚り高強度を実現し紙糸の特徴でもある軽さも一般的な糸の半分の重量を維持しています.」

なんだかわからんが,なんとなく真夏向きなアイテム.
確かに軽い.
耐久性が心配だが,次回のライド(300kmブルベ)でテストやね.

さて本題はここから.
購入後しばらくすると,公式サイトからメールが.

なんと,キャンペーン(3)の「全額ポイントバック」に見事当選!
購入金額分の「2650ポイント」が丸々戻って来た!
おっ,なんだか運が向いてきたぞ(全プレだったりして...)

ここはポイントを使ってもう一足getやな.
ずっと使っている「300R」のバージョンアップ版として「310R」シリーズというのがあるらしい.なぜかAmazonでは売ってない.
よし,これにしよう.

310R バイク レーシング グリップ ソックス(ラウンド) BKS1005

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ロードレース界でも流行中のホワイトカラー.
なかなかカッコよし.汚れが目立つかな?

信頼と実績のR×L
試着する前から良い商品なのはわかっているのだが,こいつもライドでの使用が楽しみだ.

つーことで,予断を許さない今夏のチャリイベント予定.

「BRM706当丸コースター300」
「旭川→襟裳岬サポートカー付きロングライド」(310km)
「和寒ぐるっとライド(グラベル)」
「NISEKO HANAZONO ヒルクライム」

以上,全てエントリー済み!

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

2024/6/23 Sun

ミドリの地獄ふたたび

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曇り.温度:16 ℃.湿度:100%.体感温度:16 ℃,風速:3.9km/時.風向:WNW

旭川自転車愛好会のイベント「東神楽グラベルライド」にまたまた参加.
先日の鷹栖町グラベルからの連投である.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

この時も書いたが,昨今の熊騒動のせいで一人でグラベルに行けなくなった.
だがしかし.多人数で行くと安心(そうか?).

それに知らないルートを案内してくれるのでホンマに楽しい(しかも参加無料)
リーダーのCさんに深く感謝である.

今回の集合場所は東神楽のパークゴルフ場.
いわゆる「ウパシの森」(冬限定)ですね.

ウパシの森ふたたび~ファットバイクに試乗!

家からは15kmほど.
自走も考えたが,集合場所のすぐ隣に常サウナの「花神楽」あり.
これはライド後,ゆっくり蒸されてから帰りましょう.

つーことで8時過ぎにハスラーで家を出る.
途中セイコマに寄って,補給食となるグミカロリーメイトを購入.

8時半頃,パークゴルフ場着.

何やら大会があるのか人で大賑わいだった.
駐車場の隅に“らしい集団”を発見.

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Cさんの他,前回もご一緒したSさん,それに初めましてのMさん(大学生),Kさん(自転車屋さん)の2名,これにKazchariを含め計5名が本日のメンバーである.

問題はe-Bikeが3台もあること.
今日も口内に鉄の味がしそうだぜい.

で,出発.
スタート後,すぐにグラベルというか田んぼのあぜ道に突入.

やはり土の感覚は良い.
やがて激坂を越えて,高原へ.
景色最高.

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さて,CさんとSさんはいつも通りe-Bikeで激走.
トレーニングを兼ね,できるだけ遅れないようについていく.
これって,インターバルトレ?

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一旦舗装路に出て有名な「赤羽の丘」へ.

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ここはよく来ます.
なんせ「ツーリングマップル」にも記載あるしな.

ツーリングマップル 北海道 2024

オートバイの姿もよく見る.

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春には桜が美しい聖台公園で休憩.

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2024年のGW総括!

次のグラベルに備えて補給タイム.
集合前にグミを買っておいて良かった.

さて,我がTopstone,例によってタイヤ圧は3bar.
グラベル走行という目的ではやや高め.
不思議なことに,走っているうちに自然に2barになって落ち着く.
それ以上は低くならないのでパンクではない.
不思議だ(チューブです)

少し休んだだけで次のグラベルへ.
正に波状攻撃.
今日はNISEKO GRAVELなみにハードかも.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

宇幕別方面へ向かい,途中から次のグラベルへ.
今度はいきなり斜度10%越えの直登=いわゆる心が折れる坂.
いやいや楽しい(変態)

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登り切ったと思ったら,つづら折れでまだ登る.
うひょひょ(変態)

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アップダウンを繰り返すとなんだか緑が濃くなってきた.

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ジャングルに突入?
どこかで見たような景色...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

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かろうじて道らしきモノは存在する.
クルマとは言わないがヒトが通っているのか? 山菜ゲッター?

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何が出てもおかしくない道を脱出し,少し開けた場所に出た.
そやけど,リーダーのCさん,よくこんな場所を見つけるなぁ.
”ぼっち”じゃ絶対無理.

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で,廃道寸前の坂を登りきると...非情にも電気柵.

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見渡したところ,どこにも抜け道はない.
まさかの引き返し=万策尽きたかと思いきや,作業中のトラクターが近づいてきた.
てっきり怒られると思ったが,なんと親切にも電気柵を外して通してくれた.
「よくこんな道来たね~ 自転車で山走ってるんだぁ~」と呆れ声.
ありがとうございます.

こっちはただの遊びなのに,お仕事の邪魔をして申し訳ありません.

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畑内を通らせてもらい,しばらく進むと見覚えのあるところに出た.
朗根内の交差点にある自販機まで移動.
補給タイムである...が,ゴミ箱がないので空き缶を捨てられない.
先月の八戸遠征が懐かしいぜ.

明徳小学校前から始まるグラベルに突入.
期せずしてここが本日のハイライトとなった.
激坂に次ぐ激坂.
サイコン読みで一時は20%越えの場所もあった.
蛇行しつつなんとか足つきなしで登りきる.

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周囲360°開けた風景.
いやいや家のすぐ近くにこんな場所があったとは驚き.

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頂上から下る道は2つ.
右は明らかに集落につながってそう.
左はさらに山奥へ.

さて,少々壊れたグラベル愛好者が選ぶのは...もちろん左である.

急坂を降りて,最初に現れるのが倒木.
大丈夫.下をくぐれば問題ない(そうか?)

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しばらくは道らしき道が続く.
さっきの道でもうこりごりだったのだが,またしても緑の地獄に迷い込んだらしい.
しかも,さっきよりもハード...

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やがて周辺の草が身長を越えてきた.

写真撮影などで停車すると先行者の姿が見えなくなる.
当然,後方にも人影なし.
チャリにはエンジンがついていないので静か.

すっかり忘れていたが,ここは羆の出没エリアである.
藪を抜けたらいきなり羆と対峙しても,全然おかしくない.

止まっているとクマ鈴も鳴らない.
時折,誰かのブザー音が聞こえる.

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困ったのが,こんな場所に紛れ込むとは思わず,半パンビブで来てしまったこと.ちくちく系の草や枝がむき出しの下腿や手指にスリ傷を作る.

そして出血.うぎゃぁ.

グラサンはしているものの,一番大事な目は守らねば.

そういやマダニは大丈夫なのか?

とかなんとか心配事が山盛りだが,どうしようもない.
「このまま進めばマシな道に出るはず」とのCさんのナビ感を信じて,藪コギしつつ進軍.ここはインパールか?

そしてついに...

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完全に道が無くなった.
決死の行軍もここまで.
悔しいが引き返すことにする.

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一度通っているので戻りは早い.
倒木箇所まであっと言う間.

先ほどの激坂を下り幹線道路へ.
やっと一息つく.

もう12時近い.
昼食の時間である.
当初予定していたカフェは満席(5名以上は予約推奨).

少し走ってWednesday cafe&bakeに移動.

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これまた満席近かったが,バラバラに座ることでなんとかランチにありつけた.
残り一食と言われた「ガーリックシュリンププレート」を注文.

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想像よりずっと美味し.リピート確定.

さすがに今日のライドはここまで...と思っていたが,なんとグラベルライドはまだ続く.
楽しい.楽しいが...ハードだ.e-Bike速えー.

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つーことで,食後のおかわりグラベル後,無事スタート地点に戻る.

事前に見たGPXだと「なんか知っているルートやな」と思っていたが,百聞は一見に如かず,全然違った.
まさかここまで充実したライドになるとは.

「グラベルバイクが推されているのはメーカーの陰謀.なぜならアメリカみたいな走って楽しい場所がない」という声もあるが,北海道,いや少なくともKazchariの住む旭川周辺は例外やな.
丘陵からガレ場からジャングルから,まだまだ知らないグラベルだらけ.
羆問題さえなければ,もっとディープに探検したいところである.

さて,こうしたイベントで知り合った方とSTRAVAでつながろうと思っても,e-Bike勢は利用していない人が多い.
まぁ,そうかもしれん.
普通に走っただけでセグメントのKOM取りまくることになるしな.
抗議メールがガシガシ送られてきそう.

旭川自転車愛好会の次のライドは「和寒近郊グラベル」とのこと.
これもぜひ参加したい.

いやホンマ楽しかった.
もちろん,サウナも堪能しましたよ.

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EMONDAなカミフうろうろライド~ヒルクライム練?

2024/6/22 Sat

軽さは正義なのか

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曇り.温度:19 ℃,湿度:89%,体感温度:19 ℃,風速:6.6km/時,風向:WSW

蝦夷地もすっかり梅雨入り(たぶん).
週末の天気予報もよろしくない.
本日土曜日は曇り一時雨.
少し迷ったがアクティブレストが重要.
天気がもつことを願って,EMONDAをラックから降ろす.

「旭ヶ丘ヒルクライム大会」をスキップし「HANAZONOヒルクライム」にエントリー.せっかく遠征するならできるだけ上位を目指しましょう.

ニセコHANAZONOヒルクライム

本番は8/4開催.まだ一ヶ月以上余裕がある.
その間,何をするのか?

ロードバイクというスポーツは不思議なもので,筋トレはした方がいいだの,しない方がいいだの,シートはどこに座るかだの,グリップの握り方はこう,ポジションがどうたらこうたらで,日々もめている(誰が?).
ここまで正解がないスポーツは珍しいのでは?

ヒルクライムに関しては,機材もライダーも軽ければ軽いほど良いとされる.
その言葉を信じて,ヒルクラマシンのEMONDAではなく,昨年の「旭ヶ丘」では可能な限り軽量化したエンデュランスロードのDOMANE(6.9kg)で出場.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

現行のDOMANEはゴツいので,ここまで軽量化は無理だろう.
ちなみにEMONDAは決戦仕様で7.6kgだった.

まぁ,この時の大会は出走前にちゃんとローラーでアップしたりしたしな.
順位はアレだったが,少なくとも自己ベストを更新できたのはうれしかった.

この合法ドーピングも効くでぇ.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

あれから1年.さらにEMONDAを乗り込む.
結果,STRAVAセグメントの自己ベストをいくつか更新.
EMONDAに慣れたのか,それとも身体が鍛えられたのかわからんけど.

そういやDOMANEEMONDAには明らかな違いがある.
前者はリアの最大ギアが28T,後者は30Tである.
そのおかげかカミヒルのラスト2kmの激坂エリアはかなり走りやすくなった.
脚が残せている(ベスト記録はまだDOMANE使用時)
うん? トレーニングとしては28Tの方がいいのか.

まぁいいや,HANAZONOにはEMONDAででましょう.
「旭ヶ丘」より距離が長く斜度は緩い.
ここは半分エアロなEMONDA向きっぽい.

つーことで出かける.
坂がくれば,色々乗り方を変えてみる.
まずは,美瑛入り口の定番倉庫にて.

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先週の「Flèche」で通った道を逆走.
気になる箇所をチェック.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その4)

行くか戻るか協議していた箇所付近.
やはり美瑛川を越えて市街地に抜ける道はグラベルのままでした.
マシンがTopstoneなら突入ルート.

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これまた以前から気になっていた謎の施設.
調べてみると車中泊専用エリア.

RIJIN HILLS BASE

なんか高くね?

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このまままっすぐ直進して国道に出ると「YAMAICHI」さんあり.

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せっかくなので,このあたりのジェットコースターエリアを散策.
10~12%の楽しい坂が連続.
サドルの座る位置を確認したり,引き足を意識したり,ペダルに体重乗せたガシガシ走りと,知っている”ヒルクラのコツ”を色々と試す.

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やっぱりいい景色だ.
ロードに乗るヨロコビ,ここに極まれり.

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こちらの国道をはさんで西側エリアにはあまり来なかったけど,楽しいね.

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たんぽぽが咲き乱れるエリアへ.
人工的でない美しさがある.

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にしても,このド派手なカラーのEMONDA,自然の中でもなぜかしっくり(そうか?).

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カミヒルチャリダーの約束の地(いくつあるんだ?)日の出公園へ.
さすがに登る時間がないので,代わりに公園展望台にタイムアタック.
ヒルクラ練にふさわしい.
後で確認するとSTRAVAセグメント6位! よい感触.

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下る.
ラベンダー最盛期.

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いい構図を探す.
無理な倒し方をしたせいか,右ハンドルバー先端につけたバックミラーを紛失.

ビーム (The Beam) ドロップバー用サイドミラー 国際特許 CORKY [コーキー] バーエンドミラー

既に下り終えて道路に出た時に気づいたが,一方通行なので戻れない.
仕方なく激坂クライムをもう一度.
こちらもなかなか良いタイム.
うむ.早いうちにフロントをインナーに入れ,引き足を使い,前の筋肉は後半にとっておく,この踏み方が今のところベストのようだ.

一周回って無事ミラー発見.
小ねじを緩める必要があるが,ドライバーがない.
家帰ってつけよ.

腹が減ったので美瑛まで戻る.

途中で有名な赤い屋根の家が見える場所を通過.
そろそろ塗り直した方が...いや,観光客が増えてしまうだけか.

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セイコマで昼食後,いつもとは異なり聖台公園経由で帰路につく.
牧草ロールのある風景.ザ・北海道.

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「就実の丘」は観光客だらけ.

立ち止まらずすぐにダウンヒルへ.ヒャッハー.
ヒルクラ練というなら登り返せば? いや,まぁその腹が重くて...(ダメだこいつ)

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旭川空港入り口.
次にここを使うのはいつだ?(予定なし)

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ポン川沿いのサイクリングロードを快走...と言いたいところだが,前方からクルマが走ってきてびっくり.油断大敵.
いや,農作業車ならともかくセダンが走るのはおかしいのでは?

途中,この細い橋を渡って反対側へ.

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で,15時過ぎに帰宅.
先週行けなかったサウナへGo.

これからしばらくは「HANAZONO攻略」の研究やな.
ブログやら動画のチェックも大事だが,やはり実試走は欠かせない.
今回は前々日にinするつもり.

色々と情報を集めてみると,チップ計測なので不要な位置取り,変なかけひきは必要ないようだ.
どのクラスだろうがマイペースで走ればいい(本当?).

つーことで,ひたすら登って色々試しましょう.
答えは自分のカラダとEMONDAくんに訊くのが一番.

機材ドーピング?
うっ,ボーナス払いの誘惑が...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その4)

2024/6/16 Sun

戦い済んで

いただき画像  X星人?

晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

本日(?)2回目の朝食.
ここもブルベのPCとしてなじみのあるコンビニである.
Kazchariもウインドブレーカーを脱ぐ.

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ここで再度装備のチェック.

今回,フロントバッグとして,REC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」を導入.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

装着しての試走はしたがブルベでの使用は初.
DOMANEはカーボンハンドルなので別売りのこいつでマウント.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】「Ride On Bag 用 増車向けの単品パーツのみ

このマウント,購入後しばらくして,メーカー自らが強度を増した代替品を送ってきた.
こういう姿勢のメーカーは信頼度は上がるねぇ.

いずれにせよ,このバッグの使い勝手は非常に良好.
重さは全く気にならない.
「芽登の地獄ダウンヒル」でもガタツキなし.
予備のライトやらバッテリー,補給食などをポンポン放り込む.

ついでにブルベカードも...ってこれがマズかった.
昨夜の宇宙...もとい雨中走行でバックもしっとり.

フタこそプラ製だがボディは帆布.防水性能はあまりなかったようだ.
ようするに,カードがふにゃふにゃになってしまった.
途中であわててコンビニ袋に入れたので,最悪の状況(文字が読めない)は免れたが,今後は要注意.

つーことで,このパチ...いや「Ride On Bag」おすすめです.

ここから富良野市内までは後少し.
PCがしばらく続くようだ.

富良野と中富良野をショートカットする通称「斜線道路」は通らない.

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さて,廃線になった線路を越えて,富良野の裏道をジグザクに進む.

いただき画像

次のPC「セイコーマート富良野店」を住宅街に発見.

あれ?...おかしい.

このセイコマには「瑞穂店」と書いてある.

Kazchariの記憶が確かなら,国道沿いにもセイコマがあったはず.
そちらのこと?

しかしそちらに進むとetrexに入れたgpxのルートから外れてしまう.

そんなことあんの?

手持ちのキューシートを信じて,その国道沿いのセイコマ「富良野店」まで移動する.
で,朝7:00まで待って3人で打刻.これで「22時間ルール」をクリアである.

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ルートをそれた場所まで戻りルーティングを再開.
昨夜の雨が嘘のような快晴.
“みんな大好き”十勝岳もよく見える.

いただき画像

お次は【PC5 363.2km地点 ローソン上富良野店】へ.
本日3度目の朝食として「さけハラスおにぎり」を食う.完全にブルベ腹だ.

で,このまま国道を北上するのかと思いきや...いつぞやの「アイスブルべ100」のルートに入る.

アイスブルベ2020(100km)

まさか...もしやこの道は!
はい,出ました「ジェットコースターの道」

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まぁ,クライマーのKazchariとしてはうれしいわけですが,徹夜明けでこの坂は辛い.

文字通り高速ダウンヒルでヒャッハーしたいところだが,一時停止標識があるのでスピードダウン.うーストレス.

Pikaさんが後方から「もう残りは平坦だけですよ~」との声かけ.
となると,右方向やなぁ...って,あれ?
左? しかも登りやん! まさかのV時登り返し

そう,先ほどの富良野のPCトラブルといい,この時に気付くべきだった.

Pikaさんの作ったルート,AJ-Hに提出したルート,ナビに入っているルート,キューシート,そしてブルベカード.どれもが少しずつ違っているのだ.

思えば通常のブルベと異なり,ルート作成は個人.
それをブルベカードにするのは主催.
どこかで意図しないミスがあってもおかしくない.

話を戻す.
このあたりはKazchariの常用トレーニングコース.
先のカーブを曲がれば登りなのか下りなのか,だいたい把握している.

カミフから美瑛へをこの道で走ると,しばらく平坦はないはず.
既定距離の「360km」,それに「22時間地点から25km走行」はとっくに過ぎている.
それでも,まだ美瑛を脱出できていない.
何かがおかしい.これも例の呪い!?

川沿いのとある場所でストップ.
この状況に対し3人で協議.
明らかに走るべきルートからズレている.

「引き返すより,少し進んでからリカバリした方が良いでしょう」と結論.

美瑛市街と旭川市に向かう道の分岐点着.
証拠となるはずの「東海商店」という看板をバックに自撮り.ここが24時間経過地点となる.

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ただ...Pikaさん曰く,このままだと認定されない可能性があるという.
ブルベカードのPC名がおかしいことと,距離と時間をクリアしているのは確かなので,後は主催者の判断次第...ということらしい.

ここでKazchari「記録には残らなくても記憶には残る走りだった」という名言めいたモノをつぶやく.もはや,徹夜走行で頭が沸いてて,ロクに思考できていないかも.

少しでも認定の可能性を高めるためにも,正式な(?)ルートである国道237号線に最短距離で戻る必要がある.

ここはKazchariの出番.
走りつくしたこの地域.美瑛市街に続く道は...こっちだぁ~!(アタマ沸いてます)

正規ルートに戻った証拠として「セブンイレブン上川美瑛店」で最後のレシート.
すっかりブルベ腹かつ歯磨きなしで24時間で口内わちゃわちゃなKazchariは,ミネラルウォーターを最後の買い物にした.

さて,後は旭川駅前のナイスプレイスを目指してひたすら走るだけ.
このラストラン,神様からのプレゼントなのか完全に追い風.
思えば,今回のブルベ全行程の90%以上が追い風やったなぁ.
グロスタイムはともかく,走行中のAveは相当速い気がする.

気温がぐんぐん上がる中,スタート地点の「セイコーマート神楽岡店」に到着.
おおよそ26時間ぶりの帰還である.

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神楽岡公園にクルマを停めているというPikaさんと別れ,Kさんと旭川駅前に向かう.
「ナイスプレイス」の場所を確認し,駅前のローソンにピットイン.
もうコンビニ飯はうんざりだったが,この超汗臭いジャージでレストランに入るのも憚られるので,あきらめてローソンの「チャーハン&焼きそば弁当」にする.
腹が減っていたので不味いが美味い(ブルベ腹はどこいった)

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受付は12時から.
ぞくぞくと集まる24時間以上走り続けたであろう猛者(ランドヌール)達.

ホテルにチェックインしたPikaさんが来た.
ゴール手続きは代表メンバー1名でよいとのことで,ブルベカードとレシートを託す.認定されるよう交渉おなしゃす.

頭沸いたまま,自宅まで走る.
ざっとシャワーを浴びて,速攻で横になる.
3時間は眠れた.

今夜はメンバー3人+DNSしたOさんで祝賀会なのだ!
そう,祝賀会! 起きた際にチェックしたLINEに,Pikaさんから「無事完走認定」の連絡が入っていたのだぁー!

バスにて最近何かと話題のサンロクへ.

いただき画像

久々においしいお酒が飲めました.まだまだ眠いけど.

つーことで,想像以上に大変だったFlèche.
距離こそ大したことはなかったけど,やはり「24時間ほぼ不眠」はキツイ.

まぁ好きでやっているわけなので,誰かに文句を言う筋合いではありませんが.
なんか600ブルベの完徹走行も可能な気がしてきた(大丈夫か?)

まぁ,いずれにせよ...めっちゃ楽しかったのは事実.
また走ります?(疑問形なのか)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

2024/6/16 Sun

Nouvo Toilette Paradiso

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晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速;9.5km/時,風向:SSW

前回はこちら ⇒ Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その2)

なんてこった.
PCが閉まっている.レシートが手に入らん.

ドアの張り紙を確認する.

「人出不足により24時間営業を取りやめて午前0時閉店にしました」

とのこと.働き方改革めぇ.

現時刻は0:45.完璧にアウト.
万策尽きたかと思いきや,Pikaさん,慌てず騒がず.
証拠写真で認定はされるとのこと.
雨の中,iPhoneにて3人の顔と店名が入った写真を自撮り.

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これで訪問の証拠はクリアだが,問題は補給である.
この後,クライマックスの狩勝峠越えが控えているのだ.

食料が手に入らないとなると,急に空腹を感じてきた.
「鹿追で補給すべきだった」と後悔しても後の祭り.
もちろん町内の別の店も全てクローズ.
近くに大きい町はない.

すると,Kさんが「あっちに食料の自販機らしいものがありますよ~」と指さす.
確かに.
行ってみる.
...残念ながら“お店の味を再現”系の冷凍ラーメンだった.

こうなれば進むしかない.
とりあえず,登攀直前にあるシェルターまで移動する.

シェルター着.
ここで手持ちの食料を確認.
まるで無人島に漂着,もしくは山中で遭難したかの有様.

幸い,何の食料も持たないというメンバーはおらず,餓死,もといハンガーノックは避けられそう.
ちなみにKazchariはミニクリームパン2個.グミ少々,塩タブ数個,エナジージェル2パックを残していた.

日本新薬 WINZONE(ウィンゾーン)フルマラソン完走セット エナジージェル 6袋 オレンジ風味

休憩後,各自ウェアやチャリをチェック.
1:30.いよいよ約束の地(いくつあるんだ?)狩勝峠の公衆トイレまで10kmのヒルクライム開始である.

iPhone15 Pro

ここも斜度はそれほどキツクない.
基本2~3%,時々6%程度.昨日の三国峠と似た感じ.

良くも悪くも「合」ごとに標識がある.
路面も広く,交通量も(皆無とは言えないが)少なく,快適に踏む.
時折,林の中からガサガサ音が聞こえるのがご愛敬.

9合目を越えると,トンネル風の長い覆道が出てくる.
ここを通過する頃,ようやく“あれ”がやってきた.

そう,睡魔である.

朝6時起床として,既に20時間起きている.眠くなって当然である.
思えばKazchariの400ブルベの平均タイムは19時間前後.
まだその距離には達していないものの,時間の方が活動限界なのだ.

マイクロスリープのやばさはないが,頭にもやがかかる中,最後のふんばりで狩勝峠着.

白い霧の中,ほんのりと明かりが灯る公衆トイレが見えた.
逡巡することもなく,チャリごと中に入る.
広くて立派な施設だ.
これまでも昼間に使ったことはあったが,どういう構造だったか覚えていなかった.

実はこのトイレ,狩勝峠を深夜通過するブルベでは,最強の休憩場所として有名.
一番の理由は暖房が入っていること.
試される大地,北海道では夏の夜と言えど,一桁気温になることはめずらしくないのだ.
特に個室は暖房便座も設置され,中にはそれを抱きかかえて寝落ちした猛者もいるとかいないとか.

さてKazchari,とりあえず,しっとり濡れたレインウェア,グローブ,ヘルメット,キャップをキャストオフ.
ジャージもインナーもビブも汗やら何やらで,びしょびしょである.
それがおっさんの体臭とブレンドされて異臭を放つ.
まぁ,これは長距離チャリダーの宿命ですな.

さて,予定通りここで仮眠タイム.
この暖かい部屋(あくまでトイレです)で,壁に背を当てて座り込む.

うん? 何かおかしい.
な,なんじゃこりゃ! 床が暖かいぞ!

そう,前知識ゼロだったが,このトイレ,暖房は暖房でもなんと床暖房装備だったのだ!
幻覚ではない.手をつくと確かに暖かい.

ここはパラダイスですか? いつの間にか三途の川を...

いや,まだ生きている.

となればすることは一つ.
まずウェア類を床に広げる.
横になって,ジャージの背中と袖を乾燥させる.
身体の保温と衣類の乾燥の一石二鳥!

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もちろん,これはマナー違反.
良い子はマネしちゃダメです.

だがしかし,もう夜中の2時を過ぎている.
こんな時間に峠越えするドライバーもおらんじゃろ...と意識がもうろうとしてきた.

その途端,スマホのアラームが.
3時である.
仮眠というより30分ほど目を閉じていたが正しい.

それでも競技は続いている=アドレナリンが出まくっているのか,とりあえず眠気は去った.
出発の準備をする.

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念のため,持参したカフェイン錠を服用.

【第3類医薬品】エスタロンモカ12 20錠

処方上は1回2錠とあるが,1錠にとどめた.
ある意味劇薬やしな.

南富良野へのダウンヒルに備えPikaさんも防寒準備.
フェイスマスクまで用意したほぼ冬仕様.

Kazchariはウインドブレーカーの上にレインウェアという,手持ちの装備をフル活用.
これ以上は厚着できない.
ただし,床暖のおかげでジャージとインナーはすっかり乾いている.
快適に走れそうだ.

トイレの外に出る.

北国の夏は夜が短い.
霧は多いものの,既に空が白みかけている.

それよりなにより...寒い.

ゆっくりと漕ぎ出す.

もちろん北海道名物,固定式視線誘導柱,つまり「矢羽根」が並んでいるのだが,この国道のモノはグリーンの点滅式.
注意よりも眠気を誘う.

路面凸凹,それに濡れてスリッピー.
おまけに脳は半分寝ている.
慎重に下る.

その時である.
左の森から茶色い塊が飛び出し,しばし並走.
そしてKazchariの前を横断して,反対の森へ走っていった...鹿だ.
数秒速く下っていたら衝突していた.シャレにならん.

標高が下がると気温が上がる.
太陽も上がる.夜明けである.

ここでウルトラセブンの戦闘BGMが脳内再生.

太陽は偉大だ.
だいぶ眠気が消えてきた.

それに路面も明らかに乾いてきた.
峠を境に天気が異なっていたようだ.

下り+追い風も相まって,幾寅駅前にある約束の地(いくつあるんだ)「セブンイレブン南富良野店」に颯爽到着.
PCでもなんでもないが,昨夜からロクな物を食べていない.
ここで朝食とする.

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¥30引きのブリトーシリーズ美味し.

ここから徐々にウェアを軽くしていく.
まずはレインウェアをキャストオフ.

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道の駅「南ふらの」を通過.
うむ.徐々に自宅からの日帰りサイクリングエリアに近づいてきた.

事故多発地帯の樹海峠(三ノ山峠)をクリア.

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次のPCを目指す.

ここで先頭を走るPikaさんの挙動が変.
急にスピードが上がったり,落ちたりとムラがある.
何かのメカトラ? そう言えばタイヤは大丈夫なのか?(忘れてた)

やがて停車.こちらを振り向いて「すいません.眠む味(?)がひどいです.服脱ぎます」とのこと.
一度聞いただけでは意味不明だったが,ようするに厚着のせいで睡魔に襲われたらしい.

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停車場所はちょうどコイン精米所の前.
おっ,これは“ブルベあるある”の「精米所仮眠」が見られるのか?

そやけどすっかり明るくなったこの状況だと周辺住民の目線が...単にジャケットを脱いだだけだった.

走行再開.
そして見えてきたのが【PC3:334.2km地点 セブンイレブン富良野山部店】である.

ここまでは順調.そう,ここまでは...

(その4)へ続く.