BRM704北海道400km長万部(その3)~闇に隠れて走る

2026/7/4 Sat

夜間飛行

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曇り.温度:16 ℃,湿度:86%,体感温度:16 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

その2はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

さて,残り150km.
本ブルベもいよいよクライマックスである.
T口さんより先にPCを出発.

そろそろ夜間走行.
スタートから,ずっとレーダー付きライト『COOSPO TR70』を点灯させている.

カタログにある「40時間持続バッテリー」は伊達ではなく,ライト・レーダー機能ともまだまだ健在である.
ただし,サドルバッグとタイヤの間からのレーダー照射なので,明らかに誤反応が多い.まぁ,仕方がない.ミラーによる目視も必須である.

夜間走行に備え,もう一つのリアライトも点灯しておく.

こちらをローモード点灯で運用.
この後5時間ほどでバッテリーが切れた.
そこからはこちらにチェンジ.

やはり充電式ではなく乾電池式が正義なのか?

つーことで,”盲腸”ルートなので往路を逆走.
対向車線のランドヌールとスイッチ.
明るいうちは手を振って挨拶.徐々にベル・チリンチリンに変わっていく.

江差の港で落日.
今日は何かのお祭りか.
通り過ぎた後,打ち上げ花火の音が聞こえた.

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国道277号の分岐点に着く頃には陽はすっかり落ちていた.
フロントライトは信頼と実績の『OLIGHT RN1500』

これまでも数々のライドを共にしてきた逸品.
明るいし持続時間も問題ない.それに安い.
実際,入れ替わりの激しいOLIGHT製品の中でも,こいつはずっと販売され続けている.
一時はランタン他,OLIGHTの製品をよく買っていたが,最近「これはっ!」と魅かれる発表がない.今後に期待.

『OLIGHT RN1500+SEEME30+i1R 2 EOS』のセットが届いた!

で,なんだかんだで海岸沿いを乙部町まで北上.
市街に入ると「国道229号通行止め.迂回せよ」との看板が増えて来た.

マジで?

ナビは真っ直ぐ行け,となっているけど...信じて進むと右手にローソン.
そのすぐ隣が”う回路”になっていた.

突如,結構なヒルクライムが始まる.
「町道館浦鳥山線」というらしい.

街灯もない暗闇の丘を登る.
こういう時,ナビの表示がありがたい.
先に待ち受けるのが右カーブなのか左カーブなのか判別できる.

国道のう回路のためか,交通量多め.
何度かクルマに抜かれるが,ドライバーの「なぜこんな時間に,こんな場所で自転車が!?」という混乱具合が,なんとなく伝わってくる.

うねうねカーブを下って,ようやく国道と合流.

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北上を続ける.
道の駅「ルート229元和台」で休憩.
自販機にて甘ったるいカフェオレを購入し一気飲み.
寒くないのがありがたい.

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海岸沿いを走るが,海側は漆黒の闇.
かすかな潮の香りと波音のみが支配する.

道路は道路で漁村周辺の街灯,そしてトンネル内だけが明るい.
交通量もグッと減った.

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個人的にブルベの醍醐味は夜間走行にあると思っている.

忘れもしないのが,初の300ブルベ『アタック三国峠』の夜.
終盤,鹿追のゴールに向かう十勝平野.
灯りがほぼ皆無の闇の中,空に浮かぶのは満天の星.
宇宙船から見える景色もかくや...と思わせる美しさだった.
この非日常感覚がたまらんのだ.

もちろんリスクは上がる.
貧弱なフロントライトでは,路面状況の把握が難しくなる(今日は真昼間にコケたけど)
一方で,後方からのクルマの接近には気付きやすい ⇒ センターラインに近い側を走れる.

ただし,今日は雲が多く残念ながら星がほぼ見えない.

21時40分.道の駅「てっくいランド大成」着.
ここではトイレ休憩のみ.
夏休みシーズンで,車中泊のクルマが数台停まっていた.
この時期はどこの道の駅も同じ状況か.

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国道から道道,つまり海岸沿いのルートへ.
次のチェックポイントは「帆越山トンネル」というやたら長いトンネルを抜けてすぐの場所にあると聞く.

ところが,目的の距離「331.7km地点」はトンネル内で越えてしまった.
まさか,Kazchariの思い込み,もしくは見過ごしでトンネルの手前にあった?

とりあえずトンネル脱出するものの出口にてとまどう.
向こうに見える灯りの場所がPCかと,一度行ってみる(違った)

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こんな時には素直にGoogle先生だな.
ちゃんと教えてくれて,もう少し先であることが判明した.

で,【通過チェック2 太田山神社入口】の鳥居.

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トンネル走行のせいか距離にズレが生じたが,なんとか到着.
反対車線からアクセスする場合,段差があるので要注意.
普段ならなんともないが,疲労の蓄積と注意散漫,それに眠気による判断力低下が忍び寄って来る時間である.

それにしてもPCの証明が「鳥居の写真」で良かった.
もし「階段上って本殿の写真を撮れ」とかだったら恐怖でしかない(705mあります).それに...れ,霊場だと?

道内随一の霊場太田神社

その後もトンネルが連続する.
しかも1本1本が長い(軽く2km越え).
漏水なのか,路面が濡れている.

そして霧.

よくこんなところを一人で走るもんだ.
後ろからターボババァの足跡が聞こえる.
時々声を出して,反響音を楽しむ...って,うむ,何か色々と壊れてきたぞ.

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長すぎる海岸道路が終わり,国道229号に復帰.
久しぶりに町らしい町,そして8の字ルートの中心地「せたな」に帰って来た.

そして最後のチェックポイント...

354.6km【通過チェック3 せたな情報センター】着.

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時に23時30分.
腹が減ってきたが,”田舎コンビニあるある”で23時閉店がほとんど.
手持ちの食料はある.
どこか手ごろな自販機で炭酸でも...町中なのに欲しい時には見当たらない.

仕方がない.
ルート(国道230号)上を進みますか.
で,民家が徐々に少なくなる頃,煌々と光るcoke-on自販機を発見.
停車してリアルゴールドを注入.ポーチに入れておいたクリームパンをむさぼり食う.

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どうやらこの建物はカラオケ屋.
防音は効いているものの,おっさん達の熱唱が漏れ聞こえる.
とっくに0時は越えているのに元気だなぁ ( ´∀`)オマエモナー

さて,せたな町の次は今金町.
その間は民家がポツポツと点在し,街灯もあってまだ明るいが,今金を越えると最後の山岳エリアに突入.

勾配がキツいわけではないが,暗闇の中を淡々と進む.
深夜ゆえ,かなりセンター寄りを走るのだが,いつの間にかラインを越えてしまうことが増えて来た.

これは...ブルベあるあるのマイクロスリープ発動.
起きてはいるが,ほんの数秒だけ意識が途切れる現象である.

スタートしてから17時間を越えた.
「自分の活動限界は20時間」と思っていたが,今日は体内バッテリーの持ちが悪いようだ.
そう言えば...昨夜,あんまり寝てなかったわ.

この状態が続くと,やがて幻覚が見え,あげく落車の危険性もある.
一旦停まって背伸びでもしましょう.

iPhone15 Pro コケたわけではナイ

そして,こんなこともあろうかと,本ブルベのために用意したのがこれだ!

夜間走行用の最終兵器.オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンである.
これとスマホを接続.「Amazon Music」でお気に入りのアニソンをガンガン鳴らせば,眠りそうな大脳に喝を入れることができるッ!

♪アイムソルジャ~ スナァヒハァ~ 
高速道路でかけるとヤバい,この超難解ソングでハナウタクライムだ!

スマホのバッテリーとギガの容量が心配なため,ここまでこの最終兵器を温存していたが,残り距離ははせいぜい30km.2時間もかからない.

ついでに,もうひとつの最終フロントライト『LEZYNE 1100』もスイッチオン.

出し惜しみはなしだ.
行くべき進路を明るく照らせよ!

音楽と光.
この後の夜&山間走行はメンタル的にもフィジカル的にも圧倒的に楽になった.

少し霧雨になってきたがレインウェアを着るほどではない.
ジャージが湿る程度である.
それにしても,この辺りの山には鹿がいないのだろうか? 全然見かけなかった.もちろんクマの姿もなし.

疾走&疾走

昨日泊った『クアプラザピリカ』を通過.
つまり物理的にも峠は越えた.ゴールまでの道筋は完璧に脳内で描ける.

やがて国道5号線に接続.
深夜1時を越えているにもかかわらず,大型トラックの交通量多め.

意外に狭い5号線.こちらも怖いが,向こうも怖いはず.
注意深く,かつ「轢くなよー」と願いつつ,最後の直線を爆走.

...だが,この建物だけは撮っておきたいと一旦停車.

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函館で展開する某有名ハンバーガーショップのパ〇リ?

これで満足.さぁ,後はゴールのコンビニを目指すだけ!

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406.0km地点【FINISH ローソン長万部大浜店】着.

レシートの刻印は2時過ぎだったかな.
もちろん,ゴールのご褒美はいつも通りのプロテイン.

飲んでから気付いた.
さすが深夜である.いつの間にか気温がかなり下がっていて,ここからゴール受付までの数km,めちゃめちゃ寒かった.
そういや霧雨のせいでジャージも濡れてたしな.

で,長万部公園まで移動.

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409.6km地点【GOAL受付 長万部公園キャンプ場】

認定タイムは19時間6分.

まぁ,だいたい予定通りだな.
落車や写真撮影を控えれば,18時間台も狙えたけど...って,ブルベはレースではありません.

スタッフに豚汁をふるまっていただく.
さらに,ありがたいことに「バンガローで仮眠していく?」とのお申し出.
既に先着した方が3名ほど寝ておられるようだ.
邪魔するのも,逆に次に来る人に起こされるのも嫌だったので,ハスラーに戻って仮眠を取ることにした.
スタッフのみなさま,お気遣いありがとうございます.

駐車場に戻る頃,T口さんがバンガローに向かっていく姿が見えた.リスペクト.

車内に乗り込み,助手席のシートを倒して目をつむる.
すぐに脳内シャッターが下りた.

...周囲の明るさで目が覚める.
時刻は5時過ぎ.2時間ほど寝たようだ.

外は霧雨...ではなく,小雨になっている.
6時を待って長万部温泉ホテルに移動.

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入湯料500円.
令和に生き残る「ザ・昭和」な作り.
T口さん他,数名の本ブルベ参加者がおられた.

問題は...右ひざの傷.
先ほどクルマの中で大き目の絆創膏を貼っておいた.
特に気にせず湯につける.染みた.

さて,これからどうする?
家までは約300km
もちろん帰れないことはないが,居眠り運転はヤバい.
出した結論は...中間地点である札幌の定宿『万葉の湯 ふとみ銘泉』にて,昼寝とサウナをキメること.帰宅は夜間で良いでしょう.

つーことで,途中の道の駅やコンビニで休憩しつつ,お昼前には太美に着いた.
チェックインして即リラックスルームへ.
あっという間に眠りに落ちた.

2時間ほど寝た.
ようやく頭がすっきり.
浴室に向かう.
もちろんサウナを満喫するつもりが,浴槽内で絆創膏がペロっと剝がれてしまい,結構エグイ傷口が露わに.
痛みや腫れはないものの,見た目や衛生面の問題から,このままサ室に入るのはどうかと判断.
早々に切り上げ,服を着て『万葉の湯』を後にする.

むき出しの傷にズボンがこすれて痛い.
たまらず途中のツルハドラッグにて,モイスト系の絆創膏を購入.

その場でボトルの水をかけて処置.
...こうして振り返ってみると適当だな.細菌感染してなければいいけど...(現在治療中)

つーことで,久々の400は無事終了.
堪能しました.

さすが,全ブルベ中,最も辛いと言われる距離である.
カラダのダメージは元より,ほぼ徹夜走行だけに睡眠の質に与えるダメージがデカい.

前回の300はBROMPTONで出走.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

やはり小径車と比較するとロードは速いし圧倒的に楽.
達成感うんぬんはともかく,400以上はTopstoneがちょうど良いな...と言いつつ,次の400はBRO使ったりして.

今年はいろいろあって,まだブルベを2本しか走っていない.
パラダイスウィーク的な夏合宿も秋合宿も不参加.
一方,2025年は不参加だった『ニセコHANAZONOヒルクライム』『そらちGF(グラベル)』『NISEKO GRAVEL』はエントリー済み.

次のブルベは伝統の『薄野200』かなぁ.
こいつにはもちろんBROで参戦の予定.

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BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

2026/7/4 Sat

もう半分,あと半分

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その1はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

ここは国道229号.島牧とせたなの中間地点.
スタートからは100km.

動体視力の低下か注意散漫か,路肩と車道の段差に気付かず,見事に前輪をもっていかれブルベ初落車
幸いチャリ,ボディともに大したダメージはなく,ブルベは継続可能.

もしここで,タイヤのサイドカット骨折していればどうしただろう?

集落からは離れている.
鉄道も走っていない.
バス路線もあやしい.
そもそも(よくないけど)輪行袋を持参していない.
JAFを呼ぶか,軽トラのヒッチハイクか?

...という最悪な事態は免れた.
これはカミサマ(ココロの声)が走れと告げているのだ.

つーことで,速度20km/h以下しかでない向かい風の中,130.5km【PC2 セイコーマート北桧山店】着.

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30℃まではいかないものの暑い.
ここで先行して走っておられたCさんと合流.
脚が合うのか,前回は『きのこの山300』だったかな.一緒にゴールした.

BRM610きのこの山300km(その1)

ついでに言うと,Cさんも関西からの移住者.
Kazchari同様,20年以上になるそうな.

「来年のPBP出ます?」と質問される.Cさんは検討中らしい.

うーむ.大金払って参加する割にはコースが魅力的じゃないという感想.
最高峰のブルベとして達成感が半端ないのはわかるけど...
せっかくフランスに行くなら,アルプスとか風光明媚な場所をBROMPTONでゆっくりと走りたい.

全くランドヌールらしくないな.
それに「1200」は去年走ったし(比べるな)

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

ちなみにCさんは以前スイスに住んでいたことがあるらしく,周辺の山々を登りまくったらしい.
それはそれは美しい場所らしく...やっぱ行くならそっちかな.

...という話を聞きながら,暑さ対策で冷やしラーメン.
ホンマならもう少しカロリーがあるモノを食べるべきだがな.固形物が摂れる間は.

風がどんどん強くなり,ゴミが飛びまくってパニック.
この先,いい方向に吹いてほしいものだ.

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『長万部400』は8の字コース.
ここ,せたな町にてブルベを続行するか,DNFして最短でスタート地点に戻る選択もある.

膝の傷は?
大丈夫だ.多少ひりひりするが可動に問題ない.
今思えば,ここのセイコマでサランラップを買って,傷に巻いときゃよかった(湿潤療法).その方が治りが早かったかも(後の祭り)

てなわけで国道229を南下する.

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これがまた”虚無”な道で,何もない同じ風景の平坦路を淡々と進む.
残念ながら風は味方してくれず,ペースも上がらない.

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途中で道道42号「八雲北桧山線」に入り,本日2本目の山岳に入る.
ここもなかなか長い.

まぁ,長ければ長いほど位置エネルギーもたまる.
ピークを越えれば豪快なダウンヒル.
一気に噴火湾側の八雲市街へ.

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久々の都会.
179.8km【PC3 セイコーマート八雲東雲店】着.

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到着寸前,Cさんが出発していく姿が見えた.
なんか今日は少しずつ差をつけられてるなぁ.

このセイコマは以前,出張で八雲に来た際に利用したことがある.
隣の『山岡家』で昼食を食べたような...

それにしてもさすが400だ.まだ半分も終わっていない.
水分とタフグミを補給して,先をいそぐ.

ただし,ここからはしばらく道南の大動脈,国道5号を走る.
交通量が多いわりに路肩が狭く,かつ荒れている.おまけに向かい風.
「早く終われ~」と願いつつ函館方面に南下.
落部でようやく右折して内陸へ.安心感マシマシ.

道道67号の途中で,サイコンの表示がようやく「200km」を指した.
まだ...いや,もう半分だ(と思わんとやってられん)

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9時間で200km.
向かい風やら落車のケガでコンディションがイマイチなわりにはなかなかのペースだ.

一応TTバーを付けているがあまり活用できていない.
ブルベを始めた頃は,先ほど話題にした「PBP」への参加を本気で考えていた.
当時のレギュレーションだとTTバーの長さに制限があり,先端がブラケットから先に出てはダメだったはず.
ゆえに先端を切断した.
軽量化にはなったが,短くなった分ポジションが取りにくい.
長時間利用が辛い.

そろそろちゃんとしたTTバー,買い直そうかなぁ...

あっ,でもバーに貼った極小キューシート(距離と場所だけ)は便利だ.

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ここらで少し補給ミス.
八雲のPCでボトルの水を満たしたが,残りが心もとなくなってきた.
暑さのあまりよく飲んでいたようだ.
本日のボトルは750cc1本のみ.

コンビニとはいかなくとも,自販機がそこら中にあるのが日本.
「なくなれば,どこかで買えばいいや」と楽観的だった.
いっそ公園の蛇口からでも良い.
とりあえずボトルを満たせれば...が,徐々に焦り始める.

ところが,この道道67号,自販機どころか集落もほとんど見当たらない.
途中,温泉(銀婚湯)を通過.受付までいけば自販機ぐらいはあるだろうが,停車してそこまで行くのは少々面倒.
道路わきにポツンと自販機ないかなぁ...と,残り少ない水をちびちびやりながら進む.
とうとう最後の1口ほどになってしまった.

すると前方に「この先P トイレあり」の看板が現れた.

トイレということは蛇口もあるはず.
よっしゃ,ここで補給!

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だがしかし.

洗面台には無情にも「飲用不可」の表示が...
本当に渇水状態であればそんなことを気にしてられないが,かろうじて水は残っている.
下手に飲んで下痢(もしくはエキノコックス)でもしたら大惨事.
顔を洗い,気化熱利用のため前腕を濡らすだけにとどめる.

次の町,厚沢部までは17km.
まぁ,なんとかなる...なんとかなった!
家畜舎脇に自販機発見! み,水ぅ~

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だがしかし.現実は非情である.
この自販機,coke-onは使えず,しかも新1,000円札未対応!
むなしくも突き返されてきた(田舎あるある)
家畜舎の人に両替してもらおうかと一瞬考えたが,あまりに図々しいと思いなおし,さらに進むことにした.

ようやく見つけたのが茶色にカモフラージュされてはいるが,まぎれもなくcoke-on対応自販機!

この状況で飲むリアルゴールド! 最&高!
ついでに「いろはす」も買ってボトルに注入.
復活.これで次のPCまで持ちそうだ.

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厚沢部に到着.
コンビニには寄らず,道の駅に.
ここも久しぶりだな.

厚沢部では,近々グラベルイベントが新規開催されるようだが,さすがに遠い.この『長万部400』と連続開催だったらよかったのに(無理だ).

夕暮れせまる.

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国道277号を南下.
これまた”盲腸”ルートで,次のPCを目指す.

途中,道の駅「江差」に立ち寄る.
ここは「日本一小さい道の駅」として有名である.

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トイレと小さい売店しかないが,しょぼいわけじゃないんだからねっ!
夕陽がキレイだし.

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登りかと思えば下り...細かいアップダウンが続く.
比較的路面状況が良好なのが助かる.

途中,Cさんとスイッチ.速ぇー!

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で,ようやくたどり着いたのが257.1km地点【PC4 ローソン上ノ国大留店】である.

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本ブルベ最南端.ここから折り返して北上が始まる.
時刻は18時42分.夕食の時間とする.

ローソンはこの時間になると弁当類が半額になるので助かる.
だが,さほど食欲はない.消化器系も疲れているようだ.
ここは軽く「卵サンドとカツサンドのセット」にした.もちろん半額シール付きだ.

もしゃもしゃ食べていると,”北海道ブルベ界のレジェンド”T口さんがやってきた.
初めてお会いしたのは7年前の『旭川400』
早朝,ほぼ同タイムにゴールした.

BRM824旭川400km(その1)

強烈に印象に残るのは三国峠からのT口さんのダウンヒル.
いやもう,トゥールマレーのポガチャル並みにとんでもないスピードでかっとんでいった.
そもそも,各年の道内開催ブルベの約半分,いや2/3は参加しておられる.
リザルトもとんでもないタイム.どんだけ超人?

食事中,思い切って年齢を聞いてみた.
な,なんと74歳らしい! とても見えん.

若い頃はガチ・レース勢だったが,今はブルベに落ち着いている(?)とのこと.
素養があるとは言え,やっぱりすごいわ.
未来のKazchariも,T口さん並みのパフォーマンスを維持できているだろうか...いや,維持してやる.e-bikeには乗らんぞ!

さて,このブルベも残り150km.
単純に考えても,旭川-札幌間より長い.やれやれだぜ.

※ その3へ続く

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

2026/7/4 Sat

油断大敵

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その0はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その0)~前泊はスーパーリッチに

ここは今金町にあるホテル『クアプラザピリカ』209号室.
深夜0時過ぎ,寒さに目覚めた男がいた.

「寒ぅうう...やはりエアコンの24.5℃は冷えすぎか...」

暗闇の中,枕元に転がしていたリモコンに手を伸ばす.

寝ぼけた頭で「確か停止の位置は...この辺だっけ?」と手探りでボタンを押す.
エアコンの作動音が消えた気がした.
再度入眠する...が,30分ほどすると今度は”暑さ”で目が覚める.
寝間着代わりのTシャツも汗だく.

なぜだ?と灯りをつけてリモコンを確認.
なんと「暖房」のスイッチがオンになっていた.しかも,その設定温度は29℃! そら暑いわ!
再び「冷房」に切替て部屋を冷やす.サウナか?

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と,夜中に一人茶番を繰り返しているうちに起床予定時間の4時になった.
寝たのか眠れたのか...400なので深夜走行必須.大丈夫か,Kazchari?

目覚まし代わりに温泉へ.
早朝なのに先客がいた.
ノーメガネだったので定かではないが(視力0.1以下),たぶんラナさんだったと思う.

10分ほど露天風呂につかり部屋に戻る.
昨日買っておいたセイコマの総菜パンと部屋に備え付きのドリップコーヒーで朝食.
よく考えれば,長万部までいけば24時間営業のセブンもあるし,そこで食えばよかったかも.

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で,ジャージに着替えて5時過ぎに宿をチェックアウト.
フロントのおじさんから「今日,400kmも走るんでしょ? 信じられないねぇ~がんばってね」と励ましの声をいただく.
どうやら先に出発したランドヌールがたくさんいた模様.

なぜか宿の周囲の路面が濡れている.
夜降った? 日中は晴れのはずだが.

で,6時前に長万部公園着
既に変...いや,猛者どもが集まっておる.

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知人に挨拶.
小径車の人も5,6人ほどいた.
やっぱりBROで来れば...は,絶対ないな.

ブリーフィング後,車検の列に並ぶ.
「BROMPTON T-Line Ceratech」の人がいたので,「同じの持ってまーす」とお声掛け.
マイスターO西さんのお知り合い,つまりKazchariのことも少し知っておられた.

重要情報を2件ほど聞く.

1)セラコートは剥がれる ⇒ 保護シールで養生
2)T-LINEの軽量ホイールは割れる ⇒ サードパーティ製に交換

ぐぬぬ...特に後者はO西さんも3000ブルベの際に起きた事象.
Kazchariの「T」は大丈夫か? ブルベに使うつもりはないけど.

7時スタート.
一応目標は19時間.
夜中の2時に戻って来れれば御の字.

序盤は10人程度の集団に乗っかる.
ナビとして使っているのは,いつもの『Bryton Rider S500』

優秀だが,電源を入れてスタートボタンを押してからデータ読み込みが100%になるまでやたら時間がかかる.
完了するまでルート上に進行方向を示す矢印が表示されないのだ.
まっ,この読み込みが終わるまでをアップ時間とし,集団の後ろでのんびり走る.

本日のマシンはブルベ用にカスタムした『Cannondale Topstone Carbon2 Lefty』
当然だがBROと比べると圧倒的に快適.ペダル一漕ぎでこんなに進むとは...

するとすぐ後ろを走っていたT夫さんがスルスルと上がって来た.
こ,これはYouTubeでよく見る『T夫トレイン』の発車時間なのか?
乗っかる方がいいのか?

とりあえずナビの読み込みが終ってないので見送る.
そして路面状況がやや改善し,交通量が減ったところでペダルを踏む.
徐々に斜度も上がってきた.

なぜか今日はたった2両編成のT夫トレインをパスして黒松内を目指す.
以降,ゴールまで単独行となる.

そして最初の峠,月越峠が始まる.

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例によってコースプロフィールのチェックが適当なKazchari.
距離,獲得標高,斜度など,全く知らないまま淡々と登る.
長ぇなここ.

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時間に追われがちのブルベでは写真の枚数が減る.
ブロガーであることを思い出し,「写真を撮る」意識を明確にしなければダラダラと走り続けてしまう.

それでもまぁ,なんだかんだで...

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36.0km地点【通過C1:島牧風力】

ここはフォトチェック.
「島牧ウインドファーム」というそうな.
確かに巨大な風力発電.ぐわんぐわんと回っている.
丘の上にあるとは言え回りすぎ,つまり,この後海岸沿いに降りると「風」に悩まされる予感...(大当たり)

そそくさと出発.
雪対策の覆道をダウンヒル.

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貧弱リムブレーキのBROと違って,Topstoneのディスクブレーキは安定感がある.
すぐに国道229に接続.
ナビは右折を示す.
そう,ここからはいわゆる”盲腸”,PCまで往復するルートである.

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北海道の日本海側らしく,アップダウンが続く.
風はやはり味方してくれず,向かい風気味.
天気が良いので坂の途中で撮影タイム.

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左手に「弁慶岬灯台」が見えた.
ランドヌ札幌さんの600ブルベ名にも使われている.
走ったことはないが,なかなかの難コースとのこと.
今回はPCでも何でもありません.

確かこの辺りでPCから戻って来る参加者(2人組)とスイッチ.
めちゃくちゃ速い.後でリザルトを見ると16時間台でゴールされていた.300ブルベか?

寿都の町中に入るとすぐに...

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57.1km地点【PC1:セイコーマート寿都矢追】

上の写真だとどこかわからん.
朝飯が少なかったのでかなり空腹(カロリー不足).
早くも「おにぎり」「赤コーラ」「エナジージェル」の私的ブルベセットを購入.
レシートをゲット.

同着の参加者と「風,強いっすねぇ~」と共感タイム.

のんびりしてはいられない.
追い風を期待して南下を始める.

後続の参加者と次々にスイッチ.
盲腸ルートは楽しい.
時間に追われている場合はプレッシャーか.

先ほどの道道との分岐を通過.
何か風向きが怪しい.
短時間の間に,追い風が向かい風に変わってしまった.
今日はこの変化が頻繁に起こる(地形のせい?)

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これまたPCでも何でもない道の駅「よってけ!島牧」でトイレタイム.
昨年から道の駅のスタンプラリーを紙からデジタル(ネット)に移行した.

みち・レ・ポ-北海道「道の駅」デジタルスタンプラリー

旭川周辺のスタンプ収集はガシガシはかどるが,道南方面にはめったに来ない.
で,これ幸いと押しまくるつもりだったのだが...この「島牧」の押印,すっかり忘れていた.
気付いたのは走りだした後.さすがに戻る根性はない.
チャリを降りたら押す!絶対!

しかしまぁ,この辺りの海岸線は交通量が極端に少ない.
それに風景も超単調.
カーブを曲がっても曲がっても同じような風景が続く.まさに迷宮.

それでもこの好天.
(まだ)退屈はしなかった.

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最近舗装工事をしたばかりの,やたらキレイな路肩が現れた.
しばらくそちらを走行する.

「そういやしばらく写真撮ってねーや」ということで,美しい海岸線をバックに,チャリを正面から撮るべく反対車線へ向けてターン.
後方確認後,路肩から車道へ車線を変更...その時だった.イデが発動した.

歪む世界.
チャリとカラダがゆっくりと倒れていくのがわかる.
音が消える.
足をペダルから外し車体を支えようとするも,悲しいかなSPD.
少々滑りながら右膝が地面に接触.
さらに右手指の甲側,PIP関節辺りで倒れ行く車体を支える形になった.

ブルベ初落車である.

正に「身構えていなかったので死神が来た」瞬間である.
チャリを起こして海側,防波堤まで移動.
ダメージをチェックする.

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こういう時,自分よりもチャリの損傷を先に確認(あるある)
右のバーテープが少し破れたぐらいでディレーラーなどの駆動系に問題なし.
大丈夫だ.お前はまだ走れる.

お次は自分のボディ.

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見事に右膝に擦過傷.
レッグウォーマーが破れ血が滲んでいる.
布をめくってキズ口の確認は...見たくない.

アドレナリンの分泌が収りつつあるのか,ズキズキしだした.
まさか骨折はないよなぁ...折れてたらこんな痛みでは済まない(経験者)

水はある.確か絆創膏も持っていたはず.
だが可動部の傷である,ここで下手に処置しても絆創膏は剥がれてしまう.
このままウォーマーの残布でカバーしたままペダリングする方が快適・安全だろう(そうか?)

ここはスタートから約100km地点.残りの距離は300km.
ココロはまだ折れぬ.

その2へ続く ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

BRM704北海道400km長万部(その0)~前泊はスーパーリッチに

2026/7/3 Fri

道内空白地帯

さて,久々の400ブルベ『BRM704北海道400km長万部』参戦記である.

既にブルベを嗜んでおられる紳士淑女には不要な説明だが,ブルベの最短距離は200kmである.
その後は300,400,600,1000と続くが,ここまでが「BRM~」という標準距離で定期開催.
1200km以上は「RM~」と称される特別イベントとなる.
よくわからんが大元の主催団体も異なるそうな.

そんな細かい話はさておき,全ての距離の中でも「400ブルベ」が一番キツイとされる.

理由は単純で,600km以上になると宿泊もしくは仮眠が必要になってくる.
約300kmごとに一旦大休止が入るのだ(一部の超人は除く).

つまり,1日で400kmをぶっ通しで走るのは「400ブルベ」のみとなる.
下手に睡眠をとると,タイムアップ(27時間)のリスクもあるしな.

距離と時間が「400ブルベ」に近いものとしては「Flèche」がある.
これはチーム戦.
自分たちで作ったコースをあらかじめ申請.
3~5人で一緒に「24時間,360km以上走る」というもの.
Kazchariはこれまで2回参加した.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

これがまぁ,キツいのなんのって,距離はたいしたことないが,何しろ眠くなる.
距離は短いが,何がなんでも24時間以上走らなければならない.
Kazchariの走力だと400kmは19~20時間でゴール.
つまりこれを越えると脳がもたないらしい.

時間調整のため,途中で30分ほどの“仮眠”を取るが,「床暖房付きの公衆トイレで座り込んだ」り,「銭湯の後の休憩室で目をつむる」程度で眠気が取れるわけがないのだ.
とは言え,より緩い「Trace」だと,ただの集団サイクリングになってしまい,アドベンチャー感がなさそう...つーわけで,次回もやはり「Flèche」にしそうな気がしないでもない...ですよね,「おだってる」みなさん?(煽る煽る)

てなわけで400ブルベである.
参加経験は少なくて,過去たった3回.

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)ーその1

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その1)

BRM824旭川400km(その1)

いずれも無事完走.
特に2019年の『旭川400』は本ブログ一番最初の記事でなんとも味わい深い.

AJHさんとランドヌ札幌さんのレギュラー400には『積丹400』『霧立400』があるものの,他のブルベやプライベートでの走行も多いルートで,参加意欲がわかなかった.

だが,2026年になって『長万部400』が数年ぶりに復活するとのこと.
これは興味ありあり.
道内の主要なルートはほぼ走りつくしたが,このエリアは未踏なのだ(クルマとバイクはある)

これは参加の方向で...と思いきや,そこに壁が立ちふさがる.

宿がないのだ.

スタート地点は「長万部公園キャンプ場」
車中泊,キャンプ,もしくは主催が用意したバンガローに泊まる案もあったが,熱帯夜の可能性もあるし睡眠不足が怖い.

となると,長万部温泉の旅館が候補となる.
はるか昔,家族旅行で行った温泉旅館『もりかわ』の夕食は強烈だったなぁ...と,わりと早い時期に予約サイトをチェック.

だが,全ての宿が見事に満室.

どうやら新幹線がらみで作業員が大量に寝泊まりしているらしく,空きがない状況.
こりゃ諦めるか...とサイトをポチポチと検索してたら,ブルベ人のラナさん「長万部400に向けてクアプラザピリカ予約完了!」とツィート.
そうか,隣接地域があったかと,その今金町にある『クアプラザピリカ』をチェック.
値段は安いは温泉サウナだわ,で願ったりかなったり.

北海道【公式】クアプラザピリカ

当初は素泊まり(朝食付き)で予約したが,宿泊数日前に「スタンダードコース料理」付きに変更.
滅多に行かない道南エリアである.
ここはスーパーリッチに贅沢しましょう.
それでもコミコミで¥10,000しなかったけど.

で,7/3の金曜日.
有給休暇を取り,朝8時過ぎに旭川を出発.

札幌通過は避けたいので千歳,支笏湖,洞爺湖を通る南ルートを選択.
ケチケチKazchariは,例によって下道で今金までの312kmを走る.
遠いなぁ...って,あれ? ブルベの400kmよりはるかに短いが,気にするな.

支笏湖からは3年前に走った『きのこの山300』とルートがかぶる.

BRM610きのこの山300km(その1)

懐かしいところで,オロフレ・チャレンジ前に立ち寄ったセイコマにて昼食.

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本日の晩飯がスーパーリッチなコース料理だけに,ここはグッとこらえて「おにぎり」だけにとどめ,バイオリズムを整える.
ホンマ言うと,隣接の超豪華弁当屋にかなり惹かれたが...

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弁当にこの値付けとは! かなり味に自信があるに違いないっ!

なんだかんだで海岸沿いを南下して長万部町着.

宿の周囲には何もなく,時間的に朝食も摂れなさそうなのでセイコマで買い出し.
ちょうどランドヌ札幌のジャージを着た参加者がいたのでご挨拶.バンガロー組かな?

で,さらに25kmほど走った山中にあるのが...

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『クアプラザピリカ』である.
予定通り15時着.
えー,なんつーか,曇天と相まって外見は...ちょっと廃...アレですな.

ただし中身はキレイ.
禁煙和室には既に布団がひかれていた.

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少し心配だったのがエアコンの有無.
ちゃんとありました.
「北海道は涼しい」はもはや昔話なのに,古い宿だとノーエアコンのところがあったりするのだ.

だが,まさかこのエアコンが後の悲劇の引き金になるとは...この時は思いもよらなかった.

着がえて早速”サ活”へ.
非常に良質な泉質.
外気浴にはととのいイス.
聴こえるは鳥の声と水のせせらぎ音のみ.
そして,ありがたいことにこの温泉は一晩中開放されている.
朝風呂もいけるやん!

18時半からはお待ちかねのコース料理.

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これにおかわり自由のご飯がつきます.
シェフの気まぐれ風のイタリアン.美味でした.

この宿では他に冷食のお弁当も食べられる(予約要).
でもまぁ,こちらのちゃんとした料理にしてよかった.

ブルベ前日なのでアルコールやスナック菓子はご法度.
いつものプロテインを飲みながら,Aamzon Prime(dアニメ)『ケロロ軍曹』を視聴.

ケロロ軍曹

いやいやいや懐かしい.
シーズン1の放送は2004年である.
まだ娘も息子も生まれてないやん!

わかる人だけがわかる,さりげないオタクネタがたまらんのだが,今見るとコンプラ的に不味いシーンやセリフも散見.
このピリっした毒が味なのだがな.

動画の検索ページに一緒に表示されていた「NEWケロロロボ」をついついポチってしまった.

よくできている.
だが,残念ながら操縦席に座るケロロ本体のミニフィギュアは付属していないらしい.
なんかジャンクボックス内に転がっていそうだ.今度探してみよう.

で,世間ではこの新ロボが登場する『新劇場版』が絶賛大炎上中とか...これだけの良コンテンツを,実にもったいない話である.

「リスペクトがない」「声優陣が蔑ろにされてる」との声も…福田雄一監督により16年ぶり映画化「ケロロ軍曹」大炎上の訳

21時.
明日は早い.
そろそろ寝よう.
少し蒸し暑いなぁ...エアコンのスイッチ入れとくか.
設定温度は24.5℃で.ZZZZ

その1に続く ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

2026/6/8 Mon

さぁ,迷宮へいざないましょう

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雨.温度:16 ℃,湿度:95%,体感温度:16 ℃,風速:5.4 km/時,風向:ENE

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

さて,楽しかった遠征ライドもいよいよ最終日.
青森港からフェリーで室蘭に帰り,そこからクルマで旭川である.

起床してカーテンを開けると見事に
しかも土砂降りに近い.
うーむ,最後まで天気(だけ)には恵まれない旅であった.

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6時を待って大浴場へ.
平日の朝風呂だけあってガラガラ.
ゆっくりと”サ活”3セット.
ただし外気浴は雨の中.冷たい.

7時過ぎに朝食会場へ.

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やはり「青森≒大間=マグロ」でしょう.
美味い.

8時過ぎ,3晩過ごした『まちなか温泉』をチェックアウト.
まことに良い宿でした.

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フリーの足湯,再開はあるか?

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レインウェア着用で雨の中を走り出す.
距離的には遠くなるが,「青森ベイブリッジ」を経由する方が早く着く.

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フェリーターミナルが近づいて来た.
おお,懐かしの津軽海峡フェリーだ.

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ここで青森港の地図をご覧いただきたい.

道路から港湾内に進入.
まずは入口近くにある地図上の赤い建物に向かうのが自然な流れ.

だが,そこは青森ー函館間を結ぶ,青函フェリーのターミナルビル.
入口には上の地図と「津軽海峡フェリーの受付は別の建物」との表記があった.

「なるほど.別会社なのか」と好き勝手にクルマが走り回る港湾内を津軽海峡フェリーの建物を目指して安全に走る.到着.

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スマートチェックインの機械で乗船券を無事ゲット.
徒歩乗船の大部屋なので¥4,000.安い.

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だが...ここで少し疑問.
この建物に隣接する第1バースに停泊しているフェリーには「青函フェリー」と書かれている.

そもそも,室蘭から青森港に到着した時は第4パースだったし,本日も「津軽海峡フェリー」はその時と同じ場所に停泊している.

つまり,整理すると...
この2つの会社.ターミナルビルと船の停泊場所が交差しているのだ.
どういうこっちゃ! 正に初見殺し.
しかも,ビルから船まではかなりの距離がある.
それを歩くのか? この雨の中を?

クソ重いBROを担いで雨中を移動したくないのでフロントで交渉.
このままチャリで第4パースの船まで走り,入口か甲板の隅っこで畳んでよいか,と尋ねた.

返事は「ダメ」.理由はトラックや乗用車の邪魔になるかららしい ⇒ そんなに混んでもないし,全然スペース取らへんのに!

仕方がない.ルールはルール.
ここは根性で乗り切るか...と思いっきり嫌ぁな顔をしていたら「でしたら,このビルから船までシャトルバスがありますので,それをご利用下さい」だと.先に言え!

で,ホールの隅っこで輪行準備していたら,別のスタッフがやってきて「そこじゃなくて風よけドアの中で作業して下さい!(邪魔だ)」と怒られる.
いや,だから,他に客,おらへんやん!

何か対応というか,全般にチャリ客に冷たい態度.
今日は全身ずぶ濡れの貧乏サイクリストやけど,その正体は大株主かもしれんのになぁ...(違うけど)

...とまぁ,ぶつぶつ言っても仕方がない.向こうも仕事をしているだけなのだ.
ただし,この混乱を招く港の構造はかなり不評らしく,クレームが殺到しているのも事実.
両方とも”津軽海峡”フェリーやしな.区別がつかん.

実際,Kazchariの待機中も別のお客さんが受付で「ここ青函フェリーじゃないの? そこに船泊ってるやん!」とキレていた.

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時間があったので2階のおみやげ店で,職場と家に小さい菓子を購入.
しばらくするとシャトルバスがやってきた.

フェリーのすぐそばで降ろされるが,相変わらず雨がヒドい.
少し歩いただけでびしょ濡れ...が,安心して下さい.レインウェアは着たままですよ.

往路同様,歩いて甲板内に入る.
これだけスペースがあるのにここで畳んじゃダメとかわけわからん(まだ言っている)

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船のフロントでBROの置き場所を聞く.
あまりそういう客がいないのか,「そこの車椅子エリアにどうぞ」と案内.いいのか?

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夕方に室蘭到着なので熟睡する必要はない.
ゆえに帰りは個室ではなく大部屋にした.
さすが平日便.誰もいない.

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レインウェアやサイクルジャージを脱いで,いつものTシャツ,半パンに着替える.それらをバックパックに押し込んで,ようやく一息.

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こうした旅にはこの超軽量薄型サンダルが便利.意外に丈夫でちゃんと歩ける.

10:40.定刻に出航.
横になり,Kindle本で時間をつぶしているうちに,昼飯時になった.

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短距離・短時間フェリーのせいか,レストランの類はない.
冷凍食品の自販機が並ぶ.

Kazchari家では普段の生活で冷食を食べることはまずない.
おっかなびっくりで20分ほど悩み,極めてオーソドックスに『やきとり弁当』のボタンを押した.
¥1,100で,電子レンジで8分(!)加熱.
味には全く期待していない.

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ところが,これがまた意外にも美味しい.
「焼き鳥」がちゃんと「焼き鳥」なのだ.

「日本の冷凍技術は世界一ィィィィ~!」は事実?

冷凍食品がおいしくなった本当の理由、実は「冷凍技術の進化」じゃなかった!?

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ちなみに青森限定リンゴジュースは普通の味.
量が足りなくてお茶のペットボトルを追加購入することになった.

ちなみにこの自販機コーナーには1万円札の両替機がある.
キャッシュレス社会になって,万札の使い勝手が非常に悪くなった.
小額紙幣が欲しい人はフェリー内で両替しよう!(誰得情報?)

腹も満たされた所でフェリー内を散策.
往路と同じフェリーだが,その際は乗船後すぐに寝てしまったので改めて.

フェリー内ひまつぶし施設の代表,ゲーム室.
驚くべきことに,クレーンゲームがあった(カギを取るタイプ).
1回100円で,特賞は...なんと『Switch2』
定価は¥59,980なので,600回までのチャレンジで元が取れるゾ!
ただ,フェリーなので揺れるがな.

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そして誰が買うのかわからない謎のメダル刻印機.

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フェリーの思い出と言えば,大阪に住んでいた頃,舞鶴もしくは敦賀発小樽行きの『新日本海フェリー』をよく利用した.

もちろん北海道ツーリングが目的である.
最初は31時間ほどだった所要時間が,フェリーの高速化によって今や20時間ほどらしい.それでも,長いことは長い.

その『新日本海フェリー』には「敦賀ー新潟ー秋田ー苫小牧東」という路線もあるのだが,10月からのダイヤ改正によって,乗船時間がなんと国内最長の46時間15分になった.ほぼ丸2日船の上.もはやクルーズ船.

距離から考えると,この所要時間は変.
これには理由があって新潟港で16時間ほど停泊するらしい.
物流業者の利便性を考えたダイヤだが,この新潟停泊中,一時下船も可能とのこと.
これを知った関西圏のライダーが「北海道ついでに東北ツーリングもできる!」と喜んだとか喜んでないとか.
一方で「車両は降りれない」という情報もあるけど.
いずれにせよ,徒歩客扱いのチャリダーには朗報.新潟周辺のライドも楽しめますよ!(誰得?)

【公式】新日本海フェリー

そんなわけで軽く昼寝しているうちに17時.室蘭港入港のアナウンス.
BROをピックアップしてフロント前で待機.

ちなみにこの萌えキャラは室蘭観光大使の「蘭(あららぎ)うみ」ちゃんというそうな.読めん.

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フェリーの窓から見る室蘭港.
青森出航時以上に大雨.
期待したが,やはり眼下のボーディング・ブリッジは使われない.
あぁ,また,あの距離を歩くのか...

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つーことで室蘭港に無事到着.
BROを抱えてダッシュ&ダッシュ.
大雨の中,留置場のハスラーまで走る.

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速攻でBROを荷台に積み込み,車内に放置しておいた服に着替える.
エアコン全開で”もわん”とした室内の湿気除去.

ここは温泉に入って帰りたいところだが,余裕がない.
本日中の帰宅を目指し,ハスラーをひたすら走らせる.

大雨で視界が悪い中,退勤時間と重なり,難度を増した複雑怪奇な室蘭の立体高架道路をなんとかクリア.
海岸沿いの直線道路を苫小牧まで激走.
すっかり暗くなった頃,苫小牧のスシローで遅めの夕食.

青森のメシも美味かったが,やはり北海道も良い.
回転寿司もやはり海沿いの方が美味いのだろうか?

高速嫌いのKazchariはひたすら下道走行.
2回ほどコンビニ休憩をはさみ,23時頃,家に着いた.

いやぁ,今回も盛りだくさんな遠征ライドだった.

初日の酸ヶ湯,昨日の恐山で若き日の旅を追憶.
雨と風とハンガーノックを乗り切ったBROでの初300ブルベ.
やはり旅に出ると「生」を実感できる.

来年も青森ブルベがあったら参加したいものだ.
津軽半島残してるし.
宿はもちろん『まちなか温泉』で.

さて,次回のブルベ参戦は『BRM704長万部400』
久々の400だ.
こちらも前泊するので旅要素あり.楽しみだ.

BROではでません.BROは200まで.絶対!

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BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day0:津軽海峡フェリー編

2026/6/4 Thu

室蘭〜青森:津軽海峡フェリーで楽しむ快適な輪行船旅ガイド...にはなっていません

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いよいよ始まる3泊4日の青森遠征ライド

今回は「AJたまがわ」さん主催の『BRM606五能線300km』に参戦.

前後に有給をくっつけて,青森旅を楽しみつくす企画である.

道以外のブルベ団体での参加は初だな.
ローカルルールがあるかも...(伏線)

青森と言えば,2024年に”オトナの修学旅行”の異名を持つランドヌ札幌さんの八戸発着名物企画『BRM518あまちゃん200km』に参加した.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

この時もブルベ翌日にマイスターO西さんPikaさんと奥入瀬渓流ライドを楽しんだ.一番印象に残ったのはやはり...「キリストの墓」だな.

新郷村公式サイト

今回は遠征に便利な「BROMPTON P LINE」を投入.
BROでのブルベ参加は2度目となる.
前回は200kmだった.300kmは初である.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

『薄野200』では最後まで”脚”に問題はなかったが,肩周辺がコリにコって終盤は地獄.
最大の原因はライディング・ポジションの固定にあると判断.
そのため社外品の「mini P ハンドル」に換装した.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

このハンドル変更は四国や九州の長旅では大成功.
肩の痛みは皆無で実に快適.
これなら300も無問題...と思っていた時期がKazchariにもありました(伏線)

また,フェリー輪行にあたって実戦投入した新兵器がこちら.

大久保製作所:ツアーバッグFS-M RK-FS-M

MARUTOというブランド名で数多くの輪行グッズを開発している会社である.
この輪行袋は希望小売価格だと結構なお値段だが,Amaのマケプレにて¥6,000台で販売されているのを見つけ即ポチした.

チャックでもマジックテープでもなく,Dカンに布の端を差し込むだけという気軽さ.それでいてしっかりと車体をカバー.
スキマに小型バッグも詰め込める.
非常用としてフレームパイプ内に収納するタイプの袋も持参しているが,こちらの方がしっかりしているし,持ちやすい.
今回はこいつを使って正解だった.
ただし飛行機輪行には密閉感がないので不向きかも.

他の荷物はいつもの長旅とほぼ同じ.
ジャージ,普段着を2セットを圧縮袋に入れ,車体ではなく,バックパックに収納し担ぐ.

10時になった.
ハスラーに荷物を積んで出発しよう.
旭川から室蘭までは約240km.
ケチケチKazchariは当然のごとく,高速道路は使わない.
Google先生は到着まで4時間と見積もっているが,さすがにそれは速すぎる.

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途中,道の駅『三笠』にて昼食.

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味噌ラーメンときざみチャーシュー丼のセット.
不味くもなければビックリするほど美味しくもない.
北海道と言えば日本有数の食の宝庫.
旅行者として食べれば,美味しいのかも(これまた伏線)

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岩見沢で国道12号から離れて苫小牧に向かう.
この国道234号線は交通量も少なく広くて走りやすいのに,なぜか50km/h制限.
要するに色々とヤバいホイホイ道である.
誰もが誰かを先頭を走らせようと駆け引きしているのが面白い.

千歳を通過し苫小牧へ,つまり海に出る.
ここから室蘭までは海岸沿いをひたすら走る.
見事にガスっている.

ここを走ると昨年の激闘が思い返される.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

逆方向ではあるものの,あんな真夜中にこの直線ルートを黙々とチャリで走るとは...平時では考えられんな.変態だ.

で,複雑怪奇な室蘭の高架道路をクリアし,乗船前の一風呂のために『むろらん温泉ゆらら』着.

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¥700.外気浴可能.
サウナを3セットキメて館内レストランで夕食.

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うん.まぁ,冷食ハンバーグをチンだな.
いいお湯だけに,もう少し食にこだわってくれるとうれしいのだが.

フェリー乗り場はすぐそこ.
出航時間までまだまだなので,kindleで『蒼天の拳』を読み時間をつぶす.

現在リメイク版が配信中の『北斗の拳』

北斗の拳 FIST OF THE NORTH STAR

その宣伝の一環なのか,前日譚である『蒼天の拳』が10巻まで¥33のセール中(現在は終了).
ついポチってしまった.
ほぼ未読だったが面白い.
アニメ化もされたようだが,本家ほど人気がでなかったのが不思議.
1930年代の上海という,アクの強すぎる舞台のせいか.
どちらも世紀末なのは変わらんけど.

フェリーの出航時間は20:50
念のため,19:00には港に移動しておく(ヒマだし).

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誘導員の指示に従って,クルマの留め置き用の駐車場へ案内される.
そう,この室蘭フェリーターミナルは何日停めようと駐車料金無料なのだ.助かる.

荷物を下してターミナルビルまで歩く.
いくら”軽量”とされるBROも担ぐと重い.
あまり長い距離は歩きたくない.
長旅での「宅急便作戦」はやはり譲れんな.

スマートチェックインという名の無人受付でQRコードをかざし,無事乗船券をゲット.

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往路は船内で一泊するため,個室の「コンフォート」クラスにした.
袋に入ったBROは手荷物なので,徒歩乗船となり青森まで¥6,000.安い.

待ち時間にターミナル内を散策.
びっくりするぐらい人がいない.

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そういや食事はどうする?
フェリー内のレストランと言えばバカ高のイメージ.
それに下手すると揺れて”重いモノ”は食べられない.
近くのコンビニに行くか...って,青森港到着時間は明日の3:50
よく考えたら夕食も朝食も食べてるヒマはない.早々に寝なければ.

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20:00.徒歩客の乗船開始アナウンス.
てっきりランチウェイ的な回廊があるかと思いきや,建物を出てそのまま車両甲板まで歩く.
これがまた結構な距離.
BROの重さが肩に食い込むぜ.
そして...一緒に乗り込んだ徒歩客はなんと4人.
クルマの客もいるとは言え,少なすぎやしませんか?
この航路,採算大丈夫なのか.

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フロントでカギを受け取り,今宵の我が寝室へ.

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『あまちゃん200』の時に苫小牧ー八戸で乗ったフェリーの作りと同じやな.
ペガサス級の同型艦か(言い方).

20:50.
船が港を離れる.

さて,戦いはこれからだ.
そう,わずか7時間の船旅.
この短い間に船舶特有の不快な振動に打ち勝ち,安眠を得るにはどうすればいいのか.

乗船前に温泉に入った.
酔い止め薬を飲んだ.

足つぼマッサージをした.

最後にそっと,アイマスクと耳栓を手に取る.

※ Day1へ続く.

鼻詰まりで不眠,ブルベはDNS.心身ともにボロボロな週末に起きた凡ミス

2026/5/30 Sat

正しい判断?

GW頃から続くくしゃみや鼻づまり.
日中はまだマシだが,夜間が辛い.
横になると両方の鼻の穴が詰まり,口呼吸になる.
結果,ノドの渇きで目が覚める夜が続いている.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

上記の記事内の対策「鼻腔拡張テープ」「鼻うがい」を実践し,なかなか有効...と評していたが,どこをどう間違ったのか鼻腔内に炎症を起こしてしまったようで,鼻の奥に痛みを感じメガネがかけられなくなるほど.

で,あえなく中断.途中覚醒の夜が何晩か続いた.
ボロボロの体調のまま,己の治癒力を信じつつ『BRM530美瑛の丘300』当日を待つが...
前日,つまり5/29時点での「雨天&強風&寒冷予報」に完全にココロが折れた.

公式サイト経由でDNS連絡を入れる.
これで今年の参加予定ブルベは2回連続でDNSとなった.ぐぬぬ.

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

ちなみに,今回DNSした『美瑛の丘300』も56名中18名DNSという,なかなかのキャンセル率だったようだ.

つーことで,5/30の予定がぽっかりと開いてしまった.
来週末は青森遠征が控えているものの,さすがにチャリに乗る気は起きない.

せっかく空いた時間である.
「もう限界だ,行くね」と耳鼻咽喉科を受診することにした.

そこでの体験がなかなか興味深かった.

1)受診前にネットで診察予約(デジタル
2)受付でマイナンバーカード(現物)を提示し顔認証(アナログデジタル
3)呼び出しは看護師の名前コール(アナログ
4)「シラカバ花粉症」と診断され,診察代をクレカ払い(デジタル
5)隣の薬局で「EPARKのお薬手帳」を提示(デジタル
6)隣の薬局で処方薬を受け取り,料金を払う,なぜか現金のみ(アナログ

てな感じで,受診予約から支払いまでデジタルとアナログのハイブリット状態.
診察料はクレカでスマートに支払えたものの,処方箋薬局へ行くと支払いは現金のみという,現代医療現場の不思議な非対称.

そして,何を今さらのなのが,渡された紙の膨大なこと...
診察後の会計で受け取った領収証明細書クレカのレシート薬の説明書処方箋薬を入れる袋などの「紙の束」攻撃.
「本当にこんなに必要なのか?」という純粋な驚き.

薬本体は仕方ないとして,他のは紙ではなく全部データ化してポータル経由で見れるようにしません? ナフサではないけど,紙資源も大事.

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

ナフサ不足と言えば,ついにっつーか,とうとう我がもう一つの趣味であるプラモ製作にも影響が出てきた.
そう「塗装用シンナー」がネット,リアル店舗ともことごとく売り切れなのだ.
幸い,ラッカー系,エナメル系は備蓄があったが,水性用がない.

仕方がないのでAmazonで入荷日未定のものを注文しておいた.
これは買い締め行為ではないはず.
自転車用ケミカル同様,この品薄状態はいつ解消するのやら...(徐々にどこが止めているのが明らかになってきたらしいけど)

で,病院からの帰り道.
「DNSの判断は正しかったのか」とのモヤモヤが湧き上がる.
確かに空を見上げても天候は回復していない.
雨は止んだが強風注意報は出されたまま.

SNSを見ると出走者(マイスターO西さん)が走行写真をアップロード.
「本当は行けたのでは?」という後悔と「この天気と鼻づまりで走るのは無謀」という自分への言い聞かせ...

と,まぁ,済んだことは仕方がない.
「こんな日にはサウナに行こう」と気持ちを切り替える.

つーことで,午後から我らが『高砂温泉』に向かう.
前回でサービスカードに15個のハンコが並んだ.よって本日は無料だ.

サ活中は鼻が通る.
極楽極楽.あー,こんな雨と風の中,ブルベなんて出なくてよかったぜ!(無理してる)

自宅に戻って『HG GQuuuuuuX リック・ドム』製作の続き.

今や超不人気キットとなり,在庫ダダ余り.
ネットでも実店舗でも大幅割引で発売中.
最新キットだけあって,作りやすいしカッコええのになぁ(3本脚も抵抗なし)

どう考えても,GQのキットは発売するMSのチョイスや時期がおかしい.
重要機体はプレバン行き,それに人気機体は放送終了後,何か月も経ってから発売って...

今回のドムもゲート処理して素組+部分塗装後,ツヤ消しトップコート.

こちらにはナフサ不足の魔の手は迫っておらず,まだ買える(ちまちま売り切れる).

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トップコートが乾燥したら墨入れとウェザリング...って,何か大事なことを忘れているような...
あっ! トップコート前にデカール貼るの忘れた!

時すでにお寿司.
リカバリは効かない.

仕方がない.
今回はデカールなしで仕上げるか.とほほ.
これもみんな鼻詰まりのせい.
集中力の欠如か,「デカールを貼る前にトップコートを吹く」という凡ミスを犯した自分に深く落胆する.

てなわけで,就寝前に処方箋を服用し,その効果に期待する週末.
「鼻腔拡張テープ」も「鼻うがい」もやめて,結局濡れタオルを部屋に干すという古式正しい方法に回帰.

今日のDNSの代わりに,花粉で一杯の林道(廃道)ライドに明日はGo!(懲りてない)

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

2026/5/26 Tue

春の試練

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今年は例年以上に花粉症に悩む人が多い,らしい.
Kazchariも苦しめられている.
「鼻を取り外して洗いてぇ」ってヤツだ.

それでも週末は外ライドに出かける.
走っている時はそれほど問題ない.
鼻水は出るものの,それは年中いつものこと.

問題は休憩中およびライド終了後である.

鼻水ダダ洩れ,そしてくしゃみがとまらない.
そして目が異様にかゆい.

特にこの時の辛さは記憶に残る.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

以前は花粉症とは無縁だった.
北海道に越してきてから徐々に症状が現れた.

GWから6月頭ぐらいまでがキツい.
地域的,時期的に「シラカバ花粉」アレルギーが最有力.

今年はさらに事情が複雑.
少し前から,クルマに付着する黄色い粉,そして雨後の道路に見られる黄色いスジが報道でも話題になっている.
これは「マツ花粉」
ただし,こいつはアレルギーを引き起こさないとの情報もある.

まぁ,どっちゃでもええわ.
この辛さをなんとかしてくれ.

その対策としてまずは薬物療法.
病院には行かずに市販薬を試す.

「ツルハ・ドラッグ」でおすすめされたのが,PBの『鼻炎薬TX』
確かに急性の「鼻水」には効果的だったが他の症状には今一つ.
特に「鼻づまり」は改善しなかった.

※ PB以外では成分が一番近いらしい.

この「鼻づまり」のおかげで何より困るのが夜間.
そう,眠れないのだ.

横になると両方の穴が詰まって,鼻呼吸ができなくなる.
結果的に口呼吸となり,喉が乾いて3時頃に強制的に目が覚めるルーティン.

枕元にはボトルを置いているが,水補給だけでは済まず,この時間に起きると尿意もついてくる.
階下のトイレに降りると脳が覚醒していまい,再入眠が阻害される.

睡眠不足は,仕事にせよ遊びにせよ全てのパフォーマンスを低下させる.
極論を言えば寿命にも影響する.

このままヤラれるわけにはいかぬ.
人生をハックするのが我が使命!
つーことで,安眠を得るためにやれるだけのことをやってみる.

Geminiに協力を求め,決戦に用意したのがサムネ画像の4点である.
PBも含まれているので,Amazonで買える同等品を以下に紹介.

【鼻腔拡張テープ】

(スペック)物理的な拡張で期待する.

【濡れマスク】

(スペック)喉の渇きには良いが,鼻づまりには力不足(そらそうだ).

【点鼻薬「ナザール」】

(スペック)即効性は認めるが,依存や耐性が怖い.

【鼻うがい】

(スペック)期待の逸品.一番の希望.

これらを味方にして...

(1)就寝の30分〜1時間前(1日1回にするならここ!)
夜間の口呼吸と,それによる喉の渇き・中途覚醒を防ぐのが現在の最優先課題です.
お風呂上がりにナザールを1吹き ⇒ 15分ほどして鼻が完全に通ったら「鼻うがい」で花粉を丸洗い ⇒ 鼻腔拡張テープと濡れマスクをして就寝.

(2)朝の起床時
起床時に激しいモーニングアタック(連発するくしゃみや鼻詰まり)がある場合や,1日の活動をスムーズに開始したい場合のみ,朝にナザールの2回目の1吹きをします.

これで睡眠の質は劇的に上がる...らしい.

特に新規の「鼻うがい」は独特の感覚.
プールで急に水が浸入した時のような「ツーンとした痛さ」はなく,鼻中にこびりつく「ナニカ」を洗い流している感は確かにある.

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上記の作戦を3日ほど継続.

以下,今のところの暫定的結論.

これらを組み合わせても,結局3時には目が覚める.
ただし,作戦実行前と比較すると,日中のくしゃみや鼻づまりはマシになっている実感はある.

オレたちの戦いはこれからだ!
Kazchari先生の次回作にご期待下さい...って,ちがーう!

北海道の季節の移り変わりは早い.
もがいているうちに花粉の季節が終わりそう.

とりあえず,先週末のライドでは症状を悪化させないために,冬以外は付けない「ネックゲーター(マスク代わり)」を使用.

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呼吸は苦しくなるものの,ライド後の症状も軽く,非常に効果的だった.
意外に単純.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

2025/5/23 Sat

言い訳無用

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晴れ.温度:14 ℃,湿度:57%,体感温度:16 ℃,風速:3.6 km/時,風向:W

待ちに待った山シーズンの到来である.
今年1回目の「カミヒル(かみふらのヒルクライムコース)」試走へと向かう.

第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

コースそのものは先月でも登れないことはないが,残雪や凍結,何よりダウンヒル時の寒さが嫌で登攀は遠慮していた.
もう心配はない.

今回のマシンは軽量化された「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」である.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

こいつでのカミヒルは初挑戦.
8月の「HANAZONO」,小径車部門表彰台を目指して突き進むのみ.

第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

つーことで,ハスラーに積んでデポ地の「日の出公園」へ.

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時刻は10時少し前.
同じ目的のサイクリストがいるかなと思いきや,誰もいない.

ちょうど朝のNHKの朝番組で凌雲閣が紹介されており,それに触発されて登りたくなったのだが,同じような人間は...いなかったようだ.

つーことで出発.
カミヒル本番の(アップダウンの)パレード走行部分はパスして,直接スタートラインを目指す.

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そして現れる「旭野1班会館」
ここが大会当日の計測開始ポイントとなる.

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昨年の激闘が思い出される.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

よくも悪くも,山岳アシストにされてしまい,ラストの激坂で2名も抜かれるという体たらく.ぐぬぬ.

さて,本日はロードバイクの「EMONDA」ではなく16インチの小径車.
ギア比も違えば走らせ方が違う.

最大の違いは小径車はタイヤの慣性に期待できないので,ペダリングし続けることが基本であること.
うちの「黒金くん」は12速仕様.
ハブ内装3速,外装4速である.
この内装ギアが曲者で,変速の際にはペダリングを止める必要がある.
当然タイヤの回転も止まるので,途端に失速する.

ゆえに,前半の坂が緩い場所では内装を2速に固定して,外装で負荷を調整.
中盤以降,斜度が上がるにつれ,内装は1速にする.

途中あらわれるごく短い平坦路は除くけど.
いずれにせよ,分岐以降の激坂区間はさすがに「1-1」だなぁ.

もう1つは引き足.
最大推進機関である,大腿前面の筋はできるだけ温存.
基本的に引き足を使う.

そして「呼気2吸気1」のリズムを最後まで崩さない.

などなど,意識高い系クライミングの結果は...

1時間5分34秒(STRAVA計測).

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お,おう...

大いに不満である.
なぜならもう1台の「BROMPTON P-LINE」でのベストタイムが「1時間6分7秒」だったので.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

マシンの性能的(ついでに価格的)に,たった30秒ほどしか速くないのはどういうこった!?
確かに「P」で登った時より脚の痛みはなかった.
まっ,今日は本気出してなかったということで...ううっ

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つーことで,まだ夏シーズンに入ったばかり.
「これから,これから」と気を取り直して「凌雲閣」横のいつものベンチに移動.

標高があるので,耳キーンからの発声のしにくさ.
それに鼻炎もひどくなり,鼻水とくしゃみが止まらん.

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少々冷えるが,ここは神の飲料こと「赤コーラ」を購入.
ちなみに凌雲閣の自販機はCokeーonに対応していないので小銭があった方が良いです(¥150).

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サイクリストがもう1名いた.
知り合いではなかったが少し会話.
今シーズンどころか,ここまで登ってきたのは初めてだったそう.
カミホロ荘前の激坂談義の後,「カミヒル大会」本番や「冬ヒル」を薦めときました.前者はともかく,後者はねぇ...

ファットな年忘れカミヒル2025

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つーことで,ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル開始.
おっとその前にトイレ.

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駐車場の残雪はこんな感じ.

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ダウンヒルを開始するが,久々のリムブレーキは全然止まらんな.
少し強く握るとすぐにタイヤがロックするので,コントロールが難しい.

分岐の手前の道端に先ほど凌雲閣でお話したサイクリストが止まっていた.
パンクとのこと.
いや,ホンマ,ロードって何でもないところでパンクするよなぁ.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

分岐点着.
そのまま真っ直ぐ下るか,右に曲がるか.
少し下っただけで気温は上昇した.
ここは遠回りして帰りましょう.

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望岳台に向かう道.
なんだっけ? スカイラインだっけ.
十勝岳から噴煙が上がっているように見えるけど,気のせい?

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セグメントになってい激坂を登って望岳台着.
やはり煙が上がっているよなぁ.何か出てきそう.

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ダウンヒル再開.
白金温泉方面に降りる.

途中のこの景色,どこか三国峠からの風景に似ておりダイナミック.

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そこへ,白金から上がってきたピンクまだらカラーの「S-WORKS TARMAC」が.地元の強者,Kさんでした.

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温泉街を過ぎて,道道脇を走る小道(歩行者・自転車専用道)に入る.
下り基調の高速ダウンヒルも良いけど,BROにはこうした緑豊かな小道がよく似合う.
うちの「黒金くん」もカッコよい(値段はかわいくない).

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道の駅「ビルケの森」公衆トイレ.
来週のブルベでもお世話になる?

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デポ地に戻るため,道道353号へ.
最初の坂を越えた後は,ずっと下り基調で快走.
いつもの「日新ダム」で一旦ストップ.

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このダムの奥地にはグラベルがわんさか.
別のチャリなら遊びに行くところ.
それほど奥地に行かなければ,クマの危険もそれほどないはず(と思いたい)

上富良野町内に入る.
手入れされた芝桜畑があちこちに.

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無事にデポ地に帰還.
BROを積んで,近くのセイコマへ.

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セイコマで「きのこクリームスパ」を買って,車内で食う.
走っている時は問題ないのだが,止まると鼻がむずむず,鼻水ダラダラで連続くしゃみが復活.
あー,辛い.
いいかげん,この季節が過ぎ去ってほしいものである.

さて,こんな時にはサ活が最適.
すぐそばには「フラヌイ温泉」がある.
外気浴はできないが,JAF割¥650は,最近では安い方.

駐車場のクルマも少ない.
こりゃラッキーとしっかり3セット.
もちろん,湯気のおかげで鼻も通って超快適.
名物の31℃の低温温泉にじっくりとつかる.

そうそう,先週のセルフ・ブルベで発症した「腸脛靭帯炎」
本日は走る前にしっかりテーピングしたおかげか無問題だった.

帰宅後は,あまりに茫々となっている庭の芝刈り.
花粉症が悪化すれば元の木阿弥なので,しっかりマスクとグラサンでガードし,芝刈りカッターをぶん回す.気分はスマートガン.

やはり長期間放置すると,刈った草も山盛り.マメに作業せんといかんね.

つーことで,今シーズン第1回目のカミヒルライドでした.
少々残念なタイムだが,まだ脚ができていないということで.
決して老化ではない!

...と,ここまで引っ張っておいてなんだが,今年の「カミヒル」には不参加の予定.
60歳を越えて,表彰台に上がれそうなら出よう(せこい).

まずはHANAZONOを見据えて,だな.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

2026/5/16 Sat

漢の意地

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:68%,体感温度:18 ℃,風速:5.4 km/時,風向:SSW

はじまりは5月4日.

この日はランドヌ札幌さんの2026年初ブルベ『BRM504風連200』の開催日.
久々の地元ブルベゆえ,意気揚々とエントリーした.

ところが前日からの低温・風雨・降雪予報により,走行困難と決意し無念のDNS

これはKazchariに限ったことではなく,エントリー36名中,なんと33名がDNS.
出走者3名でスタートしたが,全員がDNFし,完走者0という歴史に残るブルベになったという.

これだとおそらく無理に出走しても,KazchariもDNFしただろうと予測がつく.
自宅から眺める外の様子だけで,モチベーションを削がれる天候だった.

月末には『BRM530美瑛の丘300』が控えている.

このまま「200」を走らずに「300」を迎えるのはマズイ.
「ブルベ用の脚」を作るためにも,5月16日の土曜日,プライベートでのリベンジライドを決意した.

使う機材は『Cannondale Topstone』である.
タイヤはもちろん無印グラキン仕様.

トラブル続きだった”怒りの”リアタイヤは新品に交換した.

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

出発はブルベ本番よりやや遅い8:30.
目標タイムは約10時間とし,19:00前には帰宅するつもりである.

まずは自宅からスタート地点の神楽岡公園を目指す.
途中からナビに入れたGPSデータとルートが一致.
まずは旭川市内を抜ける.

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例の「自転車青切符制度」が施行されて以来,クルマに抜かれる時の車間距離が少し増えた気がする.
それはそれでありがたい話なのだが,問題は自転車の方.

どれだけ交通量が多く,安全に走れるレーンがなかったとしても,かたくなに車道を走る自転車も増えた.
そして,そういう自転車はたいていノーヘルである.

もちろん「原則:車道走行」は正しいが,本制度の施行の際,どうして「ヘルメット義務化」をセットにしなかったのだろう.
クルマにも乗る立場としては,怖くて仕方がない.
日本人はマジメやから「義務化」しても結構従うと思うけどな.
誰かが反対してる?

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永山地区を通過.
徐々に交通量減少.
要するに「信号坂」の攻撃も減って来るわけだ.

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愛別町に入る.
まだまだいつものライドと変わらない距離感.

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旭川発のブルベでよくPCにされる愛別町のセブンイレブン.
ちょっと問題なのが,ゴミ箱未設置なこと.
これまでの経験上,チャリダーなら店で買った商品のゴミを引き取ってくれることが多いのだ.
この店も大丈夫だった.念のため,会計前に確認しましょう.

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道道101号をひたすら北上.
ここまで来ると交通量激減.
愛別ダムに到着.

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『風連200』の公式ルートを走っているので,当然通過チェックも現れる.
指定の「茂志利トンネル」でフォトチェック.

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三栄地区かな.
春の風景である.
そうそう,運よくこの辺りは追い風.
かなりのAveスピードで快走.

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朝日地区の古い家屋.
この外観の造りで雪に耐えられるのが不思議.

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しばらく進むと,久々の補給ポイント,セイコマに到着.
オアシス的存在である.
さすが俺たちのセイコマ,ちゃんとゴミ箱は設置してあるし,レジのスタッフからは「ゆっくり休んでってね」というありがたいお声かけ.
昼食にはやや早いので,最近お気に入りの「もちっとクレープ」.

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道道61~537号で士別へ向かうが,もうこれらがとんでもなく直線道路.
変化が無さ過ぎて疲れる.
気分転換に士別名物,羊のバス停を撮影.

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本来の出発時間より遅いため,目玉の『霧立亭』での食事は諦めて風連で昼食をとることに.
PCのセイコマではなく,Google先生に食事処を尋ねる.
で,見つけたのが国道40号沿いにある『美音福』へ(なんと読む?)

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”おすすめ”とあった「ザンギ定食」を注文.
確かにザンギそのものは超美味い.
だが,残念ながら野菜の付け合わせがないという,定食らしからぬ内容.
てっきりサラダ小皿の出し忘れかとも思ったが,どうやらこれがデフォルトらしい(聞かなくてよかった).

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さて,ここまででちょうど半分の100km.
「全然余裕やん」と思っていた時期がKazchariにもありました.

これは完全に己の失策なのだが,国道40号を南下していると,道の駅「なよろ」から高校生ぐらいのサイクリストが現れた.
一応,ドロップハンドルのロードバイクではあるものの,服装は普通のTシャツと半パン.ヘルメットにメガネ(グラサンではない)という,まぁ,一般人のいでたち.
そのメガネくん,Kazchariの後方10mくらいにピタリとつく.

「ほほぉ,ええ根性しとるやんけ.このワシを風よけに使うとは.ついてこれるならついてこいやぁ~!」

と,スイッチオン!踏む踏む.

こうして,メガネくんをあっという間に黒い点...にしたつもりが,この加速についてきやがる.
しかも並ぶでもなく,抜くでもない.
一定の距離を保ちながら,全然バックミラーから消えない.

「ば,馬鹿な!」

カチッ,と脳内スイッチが次の段階へ.
少々,向かい風だったがさらにスピードアップ.
心拍が上がる.そして困ったことに膝の裏側が攣り始めた(アホである)
踏み倒して,士別市内に入る頃,ようやくミラーからメガネくんの姿が消えた.

「(ぜーぜー)ふっ,今日はこれくらいにしといたるわっ!(一体,誰と闘っておるのだ?)」

こうしてイマジナリーな強敵との激闘を勝ち抜き,幌加内方面に右折して国道239号に入る.

そこでKazchariは気づく.
先ほどの無駄な”踏み”が持病の「右腸脛靭帯炎」を再発させてしまったことを...

この道,平坦ではなくアップダウン(登り優位)が続くのだ.
少し負荷がかかると右膝の外側が痛くなる.
ヤバい...

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ヤバいのはカラダだけではない.
太陽がすっかり隠れてしまった.
真っ黒い雨雲に覆われている.いつ降り始めてもおかしくない.

それにチャリの最大の敵,風である.
今日は西風が強い.
つまり,士別から幌加内に抜けるこのコースこそ,本日の最難関ルートである.

ほとんどクルマも通らない薄暗い道路を,痛みと風圧に耐えながら進む.
100%の修行ライドとなった.

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こんな時にはゾンビ走法
カラダ(脚の回転)とアタマ(思考)を切り離すのだ.
意識を失わない程度に虚無の境地へ.この辛さは現実ではなく,全て仮想なのだ...

まぁ,たまに後方からやってくるクルマにレーダーが反応する.
こいつのアラーム音でリアルに引き戻されるがな.

最近はこれなしでは外ライドが考えられないのだが,問題は装着場所.
サドル直下がベストなので,サドルバッグ(念のための防寒具入り)があるとレーダーを付ける場所がなくなると思っていたが,なんとかクリア.
ただし,バックとサドルのスキマからの認識なので,いつもより誤作動が多い気がする.
それにクルマが直前まで接近しないと反応しないのだ.
うーむ.

とかなんとか,ゾンビ走法を続けているうちに,ようやく幌加内に入る.
ここから先は向かい風が横風になるので,少しはマシ.

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約束の地『霧立亭』着.
公式だとチェックポイント(コントロール)となる.
『風連200』のみならず『霧立400』でも,チェックポイント設定されているが,ありがたいことに,ブルベ民の到着時間に合わせて営業時間を延長してくれるありがたい協力店なのである.
何しろ,どの方向に向かっても,周囲に補給ポイントが一切ない.

もちろん本日はブルベ日でもなんでもないので,15:00で営業終了.
風連でストップしていなければ間に合ったかな.

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横風に変わったとは言え,強いことは強い.
ポジションが固定化したせいか,肩回りのコリもひどくなってきた.

半ゾンビ走法にて”すべてを忘れた気になって”南下を続ける.あー,もう早く帰りてぇ...

「なぜオレは一人でこんな辛いことをしているんだ?」と,DNFの悪魔が脳裏をよぎる.
だが,こんな場所では誰も助けに来ない.
ヨメさんに「助けてドラえもん~」コールしても絶対〇される.

途中の,そば畑を見渡す高台で休息.寒い.

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道の駅『ほろかない』着.
トイレ休憩.
ここで,なんと「HOT」を売っている自販機を発見!
いやぁ,ありがたい.「茶花伝ミルクティー」をゆっくり味わいながらすする.
エネルギーわずかに回復.
あー,温泉に入って残りはクルマでゆっくり帰りてぇ...

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こんな時こそココロに余裕を.
道を少しそれて,1995年に廃線となった「深名線」の鉄橋跡を散策.
文字通り,深川と名寄を結ぶ路線.
朱鞠内湖畔を周るなど,どう考えても風光明媚.
ただ乗客は少ないし,真冬の積雪がえげつない地域なので,廃線になるのも仕方がない.

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幌加内市街地.
その昔,1988年頃にもオートバイツーリングで訪れた際にも,この看板の前で撮影した記憶がある.
しっかりと「深名線」が刻まれている.

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ゴールまで残り40kmほどか.
100km越えてからやたら長く感じる.

キューシートをほとんど確認せずにここまで来たけど,ここからどっちに進む?
「幌加内トンネル」経由か,まさかの「江丹別峠」越え?

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えー,そのまさかでした.
ナビの矢印はしっかり左折を指し,満身創痍のまま,ラスボス「江丹別峠」を登るハメになった.

標高456m,登攀区間4km,標高差200m,平均斜度5%,最大斜度8%.

スペックだけだと全然大したことないが,今日はダメだ.ひたすら辛い.

いや,おかしい.

プライベートなので,楽な道を選んでも良いのに,律義にブルベのルートを守る.
もはや”漢”の意地.

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もちろん,地道に踏んでいればいつかは山頂.
ここからは一気に下り.

寒い.

ここまでのウェアは長袖インナーに半袖ジャージ,ビブ.
ウインドブレーカーを着ればよいのに面倒だ.このまま鼻水たらして下ってやる.
これもまた”漢”の意地(違うと思う).

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で,これまた律義にゴール指定の『ローソン旭川神楽五条店』に到着ゥ!
まぁ,だいたい10時間ほどか.さすがプライベート・ブルベ,遅いぜ.

さすがに買い物してレシートをゲットするまではせず,そそくさと自宅を目指す.ヨメさんに伝えた通り19時には帰宅した.

自宅前でチャリを降りて,一歩歩くと右膝に激痛.
漕いでいる時は全然だが,やはり緊張感(アドレナリン)がなくなると痛い.
玄関の段差も越えられない.

サ活に行く元気もなく,ウェアを洗濯機に放り込んで,即シャワー.
ここからは知る限りの知識・テクを動員して,全力で右膝のケアに入る.

夕食にはもちろん入浴.
温熱&冷却の交代浴は元より,マッサージ,ストレッチ,マッサージガンの力を借りる.
そして,就寝前に消炎鎮痛剤を塗布.

これで翌朝は,膝,肩ともかなり痛みがひいた.
さすがにチャリに乗る気力はなく,完全休養したけど(クルマでサウナには行った)
ブルベだけでなく次回のライドでは,腸脛靭帯炎対策のテーピング必須.

Topstoneな腸脛靭帯炎リハビリライド

つーことで,5/4のDNSという悔しさを「最高のトレーニング」へと昇華させた満足感が漂う(ウソっぽい).

本番の過酷なコンディションと比べると,まだまだ甘い状況だったが,めっちゃキツいライドだった.
全然「ブルベ脚」ができとらんなぁ.

次は300.
果たして今年も「滝川ふれ愛の里」の営業時間中に戻ってこれるのか(結局そこ?)