水漏れ,なんとかならんか?

2023/4/10 Mon

カタチあるモノは

その異変に気づいたのはだいたい1週間前.

ヨメさんが「台所の水栓から音がする.それに臭う」との訴えあり.
そう,Kazchariもやたら給湯器が作動するなぁ...とは思っていた.

ま,まさか,ヤツだっ.ヤツが再び,いや四たびやって来たんだ...

給湯管の修理~全ての真相が明らかに

そう,水道管の水漏れである.
寒暖差が激しい北海道.
その過酷な環境に水道管があまり保たないらしい.

2021年に最初の修理をして以来,都合3度修理業者に来てもらった.
最後に来たのは昨年の7月.まだ1年も経っていない.

台所の床下収納口から覗き込む.
はい.水(お湯)が漏れているの目視確認.
Kazchariの記憶が確かなら,前回と同じ場所である.

「うーん,これは(手抜き)ヤラレタかなぁ...」

と,疑念がわく.

とりあえず市が委託している水道サービスセンターに電話(24時間受付).

「手抜き工事じゃないですかぁ,この状況」と相談.

「同じ場所と思われるのなら,その修理業者に確認してはどうでしょう?」と至極当然のアドバイスをされる.

ですよねぇ.

で,業者に電話.
苦情というわけではないが,一度見てほしいと頼む.

修理人を手配してもらった結果,午後4時過ぎに訪問するとのこと.
仕方がない.今日は午後から有給取ろう.

修理人が来るまでの間,昨日のグラベルライドで泥だらけになったファットバイクを洗車.
軽量化のために外していたキャリアを取り付けていると,少々早めに修理人到着.

つーことで,家の中に案内するが,その修理人Iさん,リビングにあるKazchariコレクションのフィギュアラックを見るなり,硬直.

「うわっ,これスゴイっすね~! 仮面ライダー全部あるじゃないですか! うぉ,こっちはジョジョだっ!」と大興奮.

続いて,

「これ,どなたが集めているですか?」

えー,一応,Kazchariです...テヘ(なぜ照れる?)

つーことで,その後の作業中,Iさんとずっとヲタク談義(主にライダー).

それにしてもIさん,よくしゃべる.
『555』が好きだというIさんに,未鑑賞だという『クウガ』の魅力について,怒涛の如く語るが...こ,この関西人のKazchariが,会話で押し負けるだとっ!?

つーか,Kazchari家にやってきた水道修理屋さんはIさんで3人目.
思い起こせば全員おしゃべり.
そういう職業特性なのか?

はい,真面目な話.
今回の水漏れ箇所は,これまでとは異なるらしい.
前回の修理で交換した管か,古い管かは見れば区別がつくとのこと.

つまり,水道管が全体的に劣化しているため,一部を修理(穴埋め)すると,その負荷が他にかかり,別の穴が開くというイタチごっこが事の真相らしい.

今回は一応,新しい穴を塞ぐ処置を行うが,また近いうちに別の箇所から漏れることはほぼ間違いないとのこと.

がーん.そういうことなのか.
ちなみにこの家は築35年.
あちこちが老朽化していく.

永遠の論争である「持ち家vs借家」
今回のようなことが今後も続くようであれば「借家」に軍配が上がるかも.

まっ,わかってたことやけどな.
ちなみに床下配管を総取替えすると...30万以上はかかるそうな...ぐぬぬ.

今すぐ決断できる話ではないので,今日のところは応急処置で済ませてもらう.

溶接なしで,DIY修理する方法なども教えてもらうが,いいのだろうか?
Iさんの仕事がなくなるのでは?

帰り際,Iさん改まって「あのー,すいません.お願いがあるんですが...」

はい,なんでしょう?

「ご主人のフィギュアコレクション,写真に撮っていいっすか? 家に帰って妻と子供に見せます.今日,スゴイ家に行ってきたって!」

あっ...はい.お好きなだけどうぞ.ポッ(なぜ照れる)

つーことで,水道管の老朽化は心配だが,おっさん同士の熱いライダー談義に花が咲く,充実した平日の午後だった.

なんのこっちゃ.

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