夏を感じて~美瑛ー中・上富良野ライド

2020/7/31 Fri

もう7月も終わりか.

iPhone11 Pro

Clear, 24°C, Feels like 25°C, Humidity 72%, Wind 1m/s from W

有給取って平日ライド
今の職場も勤めて長い.それゆえ年間40日も有給がある.
ヨーロッパ並みにどーんと3週間ぐらい休めたら間違いなく南米やな.
いずれにせよ,新コロのせいで今年は長期休暇は取れない(旅の予定がない).
また,職場も夏休みに入るとデスクワークが増えて持病の頸痛がぶり返すような気もするので,こまめに休むことにする.

休みと言ってももちろんActive Rest.
朝から絶好のライド日和である.

子どもの学校は通常運転なので,いつもの週末のように朝6時出発というわけにはいかない.
結局なんだかんだで9時に家を出た.
与えられた時間は夕方5時までの約8時間(息子のお迎え業務).
めちゃめちゃ飛ばせば200km走れないこともないが,この暑さである.やめといた方が無難.

先週に続いての湖シリーズを考え,「目標はかなやま湖!」が頭に浮かぶが,出発時間的に無謀.
よって4時間かけてできるだけ南下して,引き返すというアバウトな方略とした.

前半は美瑛の丘コース.いつもの朝練エリアである.

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今回新兵器というか,以前使っていたアイテムを再活用
それは,ロードバイク自立自作スタンドである.ドギャァ~ン!

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写真(の構図)にこだわるKazchariとしては,美しい風景の場所でロードバイクを壁やガードレールなしで立たせたい.
とは言え,軽量化および美観の観点から固定のサイドスタンドは避けたい(便利なのはファットくんで重々承知).

第一号はアクリル棒を熱であぶって自作.

OLYMPUS TG-5

第二号はこれを購入した.

【強化版】U-LIX(ユーリックス) KickStand 自転車用 携帯 スタンド 簡単脱着 26インチ 700c用クイックスタンド タブ強化版 予備底ゴム付

OLYMPUS TG-5

どちらのアイテムも,無風など条件がよければ使えないことはないのだが,いかんせん不安定
実際に車体から離れている際,何度か倒してしまったことがある.
よって,車体保護のため,しばらく使用を遠慮していたのだが,とある方法を使えば如実に安定することがわかった.

そう,ブレーキをマジックバンドで固定すれば良いのだ.

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これだけで安定感が一気に高まる
もちろん強風時はNGだが,無い場合とは比較にならない.
どうして気付かなかったのだろう? アホやな

つーことで,今日のライドではこの固定法が大活躍.
夏真っ盛りの丘を撮る.

iPhone11 Pro
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昼食の時間.上富良野に向かう.
そういや今日は脚の調子が良い.つーことで日の出公園クライムアタック!
1:53で6位~ ゼイゼイ(軽く死んだ
平日だけにフラワーガーデンも人が少なくて良い.

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ゴミ箱ありのセブンイレブン上富良野店で「あさりスパゲティ」「シュークリーム」「Drペッパー」を購入.
軒先でもぐもぐしていると,近所に住むと思われるじーさんから「どこから来た?」と話しかけられる.
まぁ,それはともかく,問題はこのじーさん,ノーマスクなのだ.
あわてて,こちらがネックゲーターを引き上げた.
あまり,マスコミでも取り上げられないし,正確なデータがあるわけではないが,年代や性別では中年~高齢者のおっさんのマスク着用率,むっちゃ低くないか?
「俺はかからない」と,根拠のない自信があるのかないのかわからないが,少なくともこちらに話しかける時にはなんとかしろ!(♪正義マ~ン

まだ時間に余裕があるのでさらに南下.
先日も走った斜線道路である.
あちこちにカフェの看板を見る.
せっかくの平日ライド.コンビニではなくシャレオツなカフェに入ればよかったかな?(汗だくのおっさん,やめとけ

鳥沼公園で右折.国道を横断し北上ルートへ.

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黄金の秋ならぬ夏.小麦の収穫期.
牧草ロールが散在するものの,正直,こちらの道はあまり面白くない.
ゾンビ走法に切り替えて無心で回す.
やがて美瑛に出る.糖分とカフェインと水の補給だ.

iPhone11 Pro

コーヒーフロート,400円也.
しまった! 残った氷を返しちまった.ボトルに入れたら良かった.

さて,帰路はどっち? もちろん遠回りルートを選択.

iPhone11 Pro
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5時きっかりに無事帰宅.
明日もタイムリミットありだが走りに行けそう.
現在,外は雨やけど…

自立スタンド第一号に関しては,Amazonでも似たようなプロダクツが売られている.自作するのが面倒な人はこちらを.

りょうちん(Ryochinn) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド

旅の回顧録~2015年のコ・タオ

2020/7/30 Thu

正気の沙汰とは思えない.

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

旅の回顧録シリーズ.
今回は2015年10月コ・タオ-ダイビングである.
コ・タオ(KohTao)は「タオ島」という意味のタイ語.

この島には1993年の東南アジアバックパッカー旅でも立ち寄った.
逆算すると22年ぶりの来島となる.

1993年の旅ではバンコクから深夜バスで南部のチュムポーンという町へ行き,そこから船に乗り換えてタオ島に渡った.
他の旅人のおすすめで行ったのだが,見事なまでにさびれた島で,ボロボロのバンガロータイプの安宿に泊まった記憶がある.
島の散策でも,ヤシの林の中の未舗装路が延々と歩き,旅行客向けの店もほとんど見かけなかった.
残念ながらとある事情により,その当時の写真は残っていない.

その後のタイの経済成長および観光開発に伴い,タオ島もすっかり姿を変えた.
人の往来が増え,船や港が立派になり,リゾートホテルが立ち並び,外国人向けの飲食店が増えた.

昔が良かったとは言わない.
自分がそれだけ年を取ったいう事実だけがある.

2015年の旅ではSTWのダイビングツアーに申し込み.利用ショップはタイで有名な,ほぼ日本人限定の「BIGBLUE」
羽田発8日間14Dive付で約23万円と手ごろな値段だった.しかも器材レンタル無料といううれしいサービス付き.預け荷物の重量に悩まされずに済む.

ツアーと言っても現地まで一人旅.Kazchariの場合は旭川発となり,羽田→バンコク→サムイ島までは飛行機.サムイ島からは船でタオ島に渡った
宿も決まっており送迎もスムーズ.もはやバックパッカーではない自分がいる.

OLYMPUS XZ-2
OLYMPUS XZ-2
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OLYMPUS TG-3
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夕食は久々のタイ屋台めしの代表たるカオ・パット.めちゃめちゃ美味い.
一人旅の夜は何もすることがない貴重な時間.特に初日は.

翌朝,ホテルを出て「BIGBLUE」に隣接する食堂へ.朝食である.

OLYMPUS XZ-2
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別のホテルの敷地内を通って,まず小さなボートに乗り込む.そして海上に浮かぶ大きなダイビングボートへ.
「BIGBLUE」だけでなく,他のショップのゲストとここで合流し,ポイントへ向かう.

ここまでは順調.いつものダイビングツアーの始まりである.
しかし悲劇はこの初日の,しかも1本目のDiveで起こった.
ジャイアントストロークで海に飛び込んだ際,左足を後方に強く引きすぎてしまい,踵の上方を船のへりに思いきりぶつけた.

少し嫌な音がしたような気がしたが,痛みもなかったため,ただの打撲のはず(と祈った)...

いずれにせよ,ドリフトダイビングだったので,飛び込んだ以上潜るしかない.
確かに足首の動かしにくさは感じたが,フィンキックそのものはむしろ足首,膝を固定し股関節の屈伸で行うので,潜ることはできた.

タオ島の海は透明度が低く,濁っているものの,それは栄養豊かな証拠でもある.結果,群れの規模が半端ない

さて,1本目のダイブを終え浮上する.
ラダーにかけた左足の踏ん張りが全く効かない.
重器材を外し,スタッフに手伝ってもらいながらようやく船上に.
左足首を見るとわずかに腫れている.

OLYMPUS TG-3

続いて,2本目,3本目も潜るものの,もはやジャイアントストロークは不可能(重器材をかついだまま立てない).
船の縁に座りながらゆっくりと沈む.

予定のダイブが終了し,港に戻る.
左足を引きずりながらショップ経由で宿へ.

アキレス腱が切れる時は,かなり大きな音がするという.
その時は何も聞こえなかった.
「まさか,こんな外国の離島でこんな大けがを負うはずがない」と,障害受容段階でいうところの否認期全開(一応リハビリ職なので知識はある).

ツアーを打ち切って強制帰国? まさか.
なんとかしなければならないと焦る.
偶然にも宿の目の前が病院だった.もちろん旅行保険にも加入済みなので,診察してもらうことにした.

問題は…内科の病院だったこと…
医師の診断は「打撲」.もちろんレントゲンは撮っていない.
抗炎症の塗り薬と包帯をもらって終了.3000円くらいだったか.

OLYMPUS TG-3

結局,大事を取って翌日のダイビングはキャンセル
痛みはないのだが,腫れがひどくなったため氷をもらってひたすら冷やす
この日は退屈で退屈で仕方がなかった.
外は快晴.なのに南の島で丸一日,一人で部屋にいることのむなしさよ…

ここで決断.
「明日からはダイビングに参加してやる! でないと後悔する!」
このおっさん,正気か?

以下,その後のDiveで撮った写真を数枚.

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
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OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS TG-3
OLYMPUS TG-3
OLYMPUS TG-3
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

結局,3本ほどDiveがキャンセルになってしまったが,写真のデキはおおむね満足.
素晴らしい海だった.
特に群れ好きの人におすすめしたい.

「BIGBLUE」のスタッフにもお世話になった.
このツアーの半年後,カオラック側でも利用させてもらったのだが,本当に気持ちの良いショップだった.
そやけど,心の中では「潜るのやめてくれ~」と思ってたやろなぁ…

無事(?)日程を終え,往路と逆ルートで帰国.
街中,空港と,道中ずっと左足を引きずっていたのは言うまでもない.

旭川到着の翌日,整形外科を受診.
ひと目見るなり,医師からは「アキレス腱断裂」の診断が下された.

今思うに,地上よりも海中の方がはるかに自由に動けた.不思議なものだ.
こういう記事を書いていると,やはり猛烈に海に行きたくなってくる.

新コロのせいで観光客がいなくなり,自然環境が凄まじく回復しているらしい.
喜んでいいのか,悲しんでいいのか.

旅の自由が再開すれば,また荒れてしまう.
行っていいのか,悪いのか.

OLYMPUS XZ-2

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めずらしく家族で海へ

2020/7/26 Sun

チャリよりクルマの運転の方が疲れる.なぜだ?

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そろそろ言う事を聞かないとまずい.
つーことで,何カ月ぶりかの家族でお出かけ.
しかぁし,この4連休,課題が出ていていたにもかかわらず,全く手をつけていなかったリアル中二病真っ盛りの娘は留守番
いずれにせよ,そろそろ家族と出かけるのは遠慮したいお年頃(のはず).正常に発達しておるのぉ.

本日も朝から快晴
洗濯やら何やらの家事を終えて,Kazchari,ヨメさん,息子の3人で出撃.
行き先は海が良いとのこと.ここいらで海と言えば留萌である.
えーと,100kmなので4時間くらいか…ってそれはチャリタイム.クルマだと1時間半ぐらい.あれ? そんなに違わなくね?

まずは下道の深川経由で「道の駅ちっぷべつ」へ.

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「ちっぷべつ」と言えば,この記念塔温泉と子供遊戯施設「ちっくる」
新コロさえなければ,寄っているところだが今日はパス.
ひまわり畑で有名な北竜を目指す.
ここいらはブルベやらプライベートでよく通る道.
去年,まかないを譲ってもらった海鮮丼屋が懐かしい.
さて,ひまわり畑であるが,到着すると衝撃の事実が!

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なんと今年は中止だそうな.
それはそれでシュールな景色が広がっている.

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あきらめて「道の駅ほくりゅう」の裏手を通ると,小さいながらひまわり畑を発見.
小さいと言っても北海道規模なので結構な大きさ.

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スマホしか持参しなかったことを後悔.
主力機のOM-Dと75mm/f1.8があれば,もっと超絶な画が撮れるのに…反省.

国道に戻り高速を使って一気に留萌へ.
つい最近オープンした「道の駅留萌」を目指す.
場所がわからなかったが”駅の近く”という情報を頼りにまず駅へ.

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初めて来た.
味があるというか何というか…後10年もつかな…(ちなみに最近廃線になった増毛線のトンネルは金網で封鎖してあった)

さて肝心の「道の駅」は少し離れたところにあった.
クルマで移動.
期間限定なのか永久なのか歩道の上にも駐車場を拡大中.
オートバイも多数来訪.
その中に懐かしのⅢ型カタナが停まっていた.渋い.大事に乗ってはる.
ちょうどオーナーさんが出発間近で例の隠しライトを「パカっ」と上げていた.

ここは,やたら広い公園に隣接している.
レンタル無料の遊具でしばし遊ぶ.

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「たこ焼き」やら「にしんそば」の屋台も出ているが,3密対策も相まって結構な混み具合.
ここでの腹ごしらえは諦めて,息子待望の海を見に黄金岬へ.
車中「えーか,絶対に海に入るなよ~ 水は冷たいぞ~ 入るなよ~」と言い聞かせるが,あれ? これってダチョウ〇〇〇…

黄金岬着.
息子,Bボタンスイッチが入りダッシュ!

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わかりきった結果だが,途中で見事にぼちゃん.
一度はまるとどうでもよくなり,全身ずぶぬれ状態となる.
まぁ,天気も良いし風邪ひくことはないでせう.

干潮タイムなのか,あちこちタイドプールになっており,カニ,ヤドカリ,小魚そしてアメフラシの存在を確認.
ゴミがなくてキレイな海である.

1時間ほど息子を放し飼い.
一応キャンプ場になっている炊事場で身体を拭き,着替えさせる.
腹が減った.結局,帰り道で見つけたセイコマ増毛店で,いつものライド中と同じような食事(スパゲティ).
今度こそ,海のそばで海鮮丼が食べたいものだ.

それにしても,今回あらためて思ったのがチャリ(ロードバイク)の効率の良さ.
往復約220kmを,
クルマ ⇒ 約7時間(休憩時間含む)
ロード ⇒ 約11時間(  〃  )

前者の方が休憩多めとは言え,たった4,5時間ほどしか所要時間は変わらない.
食事代も同じとして,一番大きいのは燃料.
ガソリンは約12リットル消費したので今だと1600円ぐらい?

やっぱロードはスゴイと再認識した一日でした(体力や疲労感は無視.すでにチャリ廃人の証か).

旅の回顧写真~2004年のイースター島にて

2020/7/22 Fri

あこがれの地.

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z 2004年7月9日撮影

青年海外協力隊の隊員として2年間をジャマイカで過ごしたKazchariは,2004年の4月に無事帰国.
就職活動をし,大阪から旭川に居住地を移すことを決めた後,ヨメさんと世界一周,もとい地球一周の旅に出かけた.
その最大の目的地は南太平洋に浮かぶ絶海の孤島,イースター島である.

スペイン語で「Isla de Pascua」.南米チリ領である.
言わずと知れた巨象,モアイが乱立している島として有名(後に勘違いだったことが判明).
幼少の頃からのあこがれの地だった.

タカラ・スクールパンチシリーズ『謎のイースター島』

「いつかはイースター島へ」と胸に秘めてはいたが(いや秘めてないか)何しろ遠い.そして時間と金もかかる.
よほどの覚悟がないと行けない土地なのは今も同じ.
行くなら再就職まで4ヵ月ほどあるその時しかなかった.
2004年当時,普通に日本からチリ経由でイースター島を目指すと,航空チケットだけで往復24万円ぐらいかかった.
そこで目をつけたのが『世界一周チケット』
ワンワールドグループの航空機を使って3大陸(北米・南米・ヨーロッパ)のそれぞれの都市でトランジットできる夢のようなチケットである.
なんと,その寄港地にイースター島が含まれているのだ.1年オープンで35万円.どう考えてもこれを使う方がお得.

ちなみに他の寄港地は,
日本⇒アンカレジ,カンクン(メキシコ),サンティアゴ(チリ),イースター島,プンタアレナス(チリ),マドリッド,カイロ,ヘルシンキ⇒日本
だった.

今のようなe-チケットではないので,最初にドンと分厚い束が送られてくる.
旅行が進むたびにどんどん薄くなっていくのが少々悲しいものがあった.

というわけで,6月半ばに日本を出発後,イースター島に着いたのは2004年7月8日だった.
歴史や文化の話はgoogle先生やWikipedia先生にお任せするとして,以下,モアイ写真をアップ.

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

行ってみて気付いたのだが,モアイは島中に乱立しているわけではなく結構分散している.
そこへのアクセスは実際レンタカーしかない.
当時のKazchariはペーパードライバーだったので少々困った.
しかし,偶然にも飛行機が一緒のメキシコ留学されていた日本人の方に助けられた.
クルマの運転は元より,留学されていただけあってスペイン語がペラペラだったのだ.

さて,イースター島の名物はモアイだけではなかった

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z
OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

火口湖があったり,なんとダイビングサービスまである.
絶海の孤島ゆえ波が高い日が多く,潜れる日は少ないらしいが,運よく滞在中1日だけチャンスができた.
残念ながらこれっという水中写真は撮れずじまい
一昔前であれば,映画『ラパ・ヌイ』(現地語でイースター島のこと)の撮影で使われたモアイ像のセットが沈められていて,面白い被写体になっていたそうだが.

他には,倒されていた15体モアイを引き起こした日本製クレーンが放置されていたり.

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

安宿のネコがやたらに人懐っこくてむっちゃ美猫だったり.

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

モアイの足元でサッカーしてたり.

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

と,なかなかシュールで楽しい場所であった.
やはり行って良かった.
この時はチリ,アルゼンチン,パラグアイを訪れたが南米旅の満足度は総じて高い.
それなりにリスクも高く緊張をしいられる場面もあったが,それを越える魅力がある.
めったに行けない南米大陸残りの人生用にまだ北半分を残してある

OLYMPUS CAMEDIA C5050Z

爆熱!白金からの十勝岳ライド

2020/7/19 Sun

ゴォ~ットッ,フィングァ~! 暑い.

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Overcast, 19°C, Feels like 19°C, Humidity 80%, Wind 1m/s from S

最近,朝ヒルなるものが流行っているそうな.
早朝,猛者たちがふもとの駐車場に早朝集合し,おもむろに山頂を目指し,朝食バイキングをいただく.その聖地が十勝岳温泉凌雲閣

まぁ,Kazchariはそんなに朝早く起きれないので,例によってぼっちライドですが,なんとなく十勝岳登ってきました.
白金方面からなので,いわゆる「HC計測」セグメントには含まれず.
そろそろ,日の出公園デポ⇒マジ登りで記録を更新したいところ.

最近は真冬にファットで登ったり,真夏にファットで登ったりと変態ライドばかりしてたしな.

つーことで,6:40頃,自宅を出発.就実の丘経由で美瑛市街へ向かう.

iPhone11 Pro
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街中からは青い池直通サイクリングロードへ.

iPhone11 Pro
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なぜか,魔界への入り口的オブジェが…千と千尋?

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すると足元にヘビが!
体重が軽すぎてアスファルトの上を動けずもがいておる.
そのうち誰か(もしくは猛禽類)にやられそう.
助けたら何かご利益が?

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久々の青い池は観光客であふれかえっていた(この写真には写ってないけど).密密密!

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そのまま望岳台クライムへ.
望岳台入口に着いても,思ったより脚が回る.そこで予定変更して十勝岳に向かうことにした.
吹上温泉経由の道は,脚を休めるため超スローペースで.
絶対踏まない.最近この温存療法が効果的なことに気付いた.
そして運命の分岐点へ.
写っているハスラーはKazchariのクルマではありません.

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もちろん左折.
すぐに10%ほどの登りが始まる.おかしい.温存してたはずやのに,やっぱりしんどい.
そして最大の難所,16%超えのカミホロ荘前を通ると,頂上ゴールはすぐそこ!
…はずだが,昨日の旭岳同様,ここも登山者渋滞.
駐車場に入れなかったクルマの縦列駐車で坂が一車線に.おいおい.
それでも,まぁなんとかたどり着く.
そして神の飲み物,赤コーラをガブ飲みしながらしばし休憩.

iPhone11 Pro
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30分ほど休み,上富良野側へダウンヒル
このクソ暑いのに,ぞろぞろと変態さん(ローディ)たちが登ってくる.
まだ昼食には早いので日の出公園のラベンダー畑に登る.
ここもしっかりセグメントなのだが,さすがに脚が疲れていた.

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ここも密密花嫁やレイヤーさんや犬の写真を撮る人がたくさんいて不思議な空間だった.

帰りは欲張らず勝手知ったる美瑛コースで.
この道を走るたびに,北海道に引っ越してきて良かったと思う.
大阪に住んでたままやったら,チャリ趣味はなかったやろな.

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みんな大好きセブンイレブン美瑛栄町店で昼食のボンゴレスパ.
汁気が多いので,ごみ箱設置はPerfect!

丘を抜けて国道を渡り,家までの直線路を走る.
有志の皆さんによるラベンダーの植木がこの季節の名物.

iPhone11 Pro
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なんてこたない街路樹なのに,”映え”ますな.

北海道もすっかり夏(といっても最高30℃).
朝なら山へ行けば涼しいかも…と思ったがやっぱり暑かった.
それにしてもこの時期の富良野方面は花が美しい.

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快晴!旭岳クライムライド

2020/7/18 Sat

あれ? STRAVAのデータおかしくね?

iPhone11 Pro

Partly Cloudy, 21°C, Feels like 21°C, Humidity 69%, Wind 1m/s from WSW

今日もお蝦夷は日本晴れ
暑くなりそうな気配むんむん.
つーことで,家族にもらった時間は午前中の4時間,12:30まで.
平地であれば「行って帰って100km」コースだが,頭の中は先週登り損ねた旭岳が浮かぶ.

なんだかんだで8時半前に出発.
もうね,家から東川の水汲み場まではアップがわりの超スローペース
25Km/hを越えない.
これぞサイクリング.これぞゆるポタ.
美しい風景を愛でながらゆっくりと進む.
ここで脚を削るわけにはいかない.

水汲んで,いよいよ計測区間突入.
もちろん軽量ホイール軽量シューズだ.
結局Tubolitoは新調せず,ストックしていた「Panaracer R’AIR」を装着.76gと十分軽いが,Tubolitoよりは40gほど重い

パナレーサー チューブ R’AIR [W/O 700×23~28C] 仏式ロングバルブ(48mm) TW723-28LF-RA

今回の作戦は何がなんでもサイコンを見ないこと.
元々パワメはつけてないので,登坂時の速度くらいしか見ないのだが,それすら見ずにひたすら回す.
ガマ岩で先行者がいたが,挨拶もせずにパス
今日は余裕なし.

ホテル街に入りビジターセンターを越え,いよいよ最後の登り.さぁ踏むでぇ!って,おい,なんやこの渋滞!?

ロープウェイ乗り場の駐車場待ちであった.
仕方なく速度を落とし,路肩を慎重に走る.
助手席のドア,いきなり開けるなよ~(と祈る)

ゴール.メーター目測で41分ちょい過ぎくらい.
うーむ,40分切りは無理だったか(後で41:15の自己ベストだったことが判明).
渋滞がなければ10秒は縮めていたはず(おっ,おう)

ようやく開いたビジターセンターで世界一おいしい飲み物,赤コーラをガブ飲み.
ここだけの話.ロープウェイ乗り場の自販機は割高

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クルマが渋滞しているということは,ヒトもわさわさ居る(おそらく道外も).
とっとと撤退.
と,なぜかビジターセンターにe-bikeが数台,登りで抜かれたワンボックスがそばに置いてあった.
そこへヘルメットを持った西洋人が歩いてきたので挨拶.
ダウンヒルツアーなのか? ジャマイカでもやったな.
不思議なのはこのご時世,外国人観光客がここにいること.道内居住者かな?

この気温なので,下りもウインドブレーカーなしでOK.
少し時間があったので東川の名所「七色の噴水」に寄る.えー,特に今日は七色ではありませんでした.

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湖周りの脇道を少しポタリング.
春先のあの湖底絶景に比べるべくもないが,夏らしさは全開である.
それにしても次年度の湖底探検が今から楽しみだ.

iPhone11 Pro
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のんびりしているとタイムリミットが近づいてきた.
自宅まで残り30kmを1時間内のシンデレラ状態
ダムを越えて,サイクリングロードを激走し,12:25無事帰宅
これで明日のフリータイムも無事確保!(のはず)

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

つーことで,旭岳踏んでみたライドでした.
帰宅後,STARVAで自己最高記録だったことを確認したが,何かおかしい.

- 自分のこれまでの記録が消えている
- 今年走った人のデータが2人分しかいない
- Kazchariよりはるかに速い知り合いの猛者たちの名前がない

うーん,何やろ?

バグか,最近の有料化に伴うアップデートでこれまでの記録が全部リセットされたとか?
何か素直に喜べないライドであった

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旅の回顧写真~2013年のレンベダイビングにて

2020/7/17 Fri

「ストックフォトを使って写真で稼ごう!」と思っていた時がKazchariにもありました.

OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

Amanaimagesにアカウントを作って,さぁ投稿と思ったら色々と制約が厳しい.
特に人物が写っているものは許可が必須.
一方で人物写真でないとなかなか売れないとか.

というわけで,“稼ぐ”は諦めて,より気軽に投稿できそうなinstagramを本格的に始めた.
アカウント自体はかなり以前に取得していたのだが,ほぼ放置.
投稿写真のテーマはこのブログ同様,チャリと水中写真がメイン.

両方を趣味にしている人は少ない気もするが,まぁ良いでしょう.

当初は元々の知り合いしか見ないので,当然「いいね」も「フォロー」も少ない.
最近ようやく「ハッシュタグ」の存在と意味を知り,写真の説明に記入してみる.
すると面白い.色々な国,職業,年代の人が次々に見てくれる.
こりゃクセになるわ.

さて,最近は一日一枚のペースでアップを続けている.
時々フォローがあると書いた.
その方の写真を確認する.
正直言って,うーんな人のフォローバックはしないことにしている.
ようするに写真から“こだわり”が感じ取れるかどうかで判断.えらそうだ.

せっかくなので,instagramの小さいコメント欄にはハッシュタグだけつけて,その写真にまつわる思ひ出うんぬんはこちらのブログで語ってみようかなと思った次第.たぶん不定期やけど.

さて,今日instagramにアップした一枚は,2013年9月19日8:10に撮ったこれ.

OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro / f2.8 1/160 ISO200

場所はインドネシアのレンベ
レンベと言えば,マクロというか変ないきもの天国
いわゆるマック・ダイブである.
差し棒で泥土をぶすぶす刺しながらの被写体を探し.
レンベではエビ,カニ,ボロカサゴたちが主なターゲット.
そこそこ大きな物から,1cm未満の極小物まで.
まるで宝探しの様.
結果,1回の潜水時間が70分以上と長い長い.水温が意外に低いので,防寒が重要かも.

大物が迫ってくるのを待ったり,群れに囲まれるのも悪くないが,マックのような宝探しも面白い.
じっくり写真が撮れるという点で,自分に向いているかも.

黒い泥の上を,とんでもないデザインと色彩のウミウシほかがうごめいている.
そのコントラストが面白い.

写真をいくつかピックアップ.あえて魚類以外を.

OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

特に,この時のダイブはガイドさんとほとんどマンツーマンだった.
どれだけ粘っても周りに気を遣う必要はない.
最近のダイブでは,こうした”じっくりマクロ”してないなぁ.
いや,全体を通じてもこの時のレンベが最初で最後だったかもしれない.

新コロが終息したら,「じっくりねっとりマクロ撮影ダイブ」から再開させたい.
絞り開放,全集中でピント合わせ!

この旅では,レンベで泊まった宿「ヨスダイブ・ヴィラレンベ」も忘れがたい.
部屋がキレイな上に食事も最高.少人数制ゆえか,こちらのリクエスト通りのものを作ってくれるのだ.
味も文句なしにうまい.
実に快適な宿だった.

何よりも,テラスから見える海の景色が好きだったなぁ.

OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

五稜からの上富良野だぁーっとライド

2020/7/12 Sun

もう少し余裕を持って

iPhone11 Pro

Mostly Cloudy, 26°C, Feels like 26°C, Humidity 53%, Wind 2m/s from NE

西~東日本は大雨で大変な状況だが,ここ旭川の日曜日は朝から快晴.ただし雲多めで時々暗くなる.
とは言え,家の事情で午前中は自宅警備を仰せつかった.

仕方ないので録画していたNHKスペシャル『戦国~激動の世界と日本~(1)秘められた征服計画』ニチアサを観ながら3本ローラー40km弱.
Nスペはなかなか見ごたえがあった.

戦国 ~激動の世界と日本~ 第1集 秘められた征服計画 織田信長×宣教師

戦国時代は“日本の内戦”という位置づけだけではなく,世界史に影響を与えていたというテーマ.

・織田信長が使っていた鉛製の鉄砲の玉はタイから輸入されていた.
・コピーから始まった鉄砲の国産化だが,刀鍛冶の技術によりやがて輸入品を越える品質に.
・キリスト教の布教は,日本を味方につけやがては中国占領を目論むスペインの戦略
・信長も秀吉もそれをわかった上で軍備増強に利用していた.
・朝鮮出兵の前線に派遣されたのはキリシタン大名ばかり(勢力弱体化を狙った).
・もし,スペインのフェリペ2世と秀吉が志半ばで病死していなかったら,ヨーロッパ対アジアの世界戦争に発展していたかも.

それにしても,江戸時代に銃が普及せず,刀文化に回帰したのはホンマ不思議.
第二回では刀の精神性だけではない,新たな考察が展開されるのだろうか?

ニチアサは…今週は低調.
ライダーはともかく,『キラメイジャー』までカタルシスに欠ける展開で残念.
新メンバーが真の意味で仲間になるプロセスを描く重要な回だったと思うのだが.

そうこうしているうちに昼食タイム.子供らにメシを作る.
そしてヨメの帰還と,全ての条件がそろったのでフリータイム

14時出発として与えられた時間はざっと4時間.
美瑛方面に往復50kmほど,ゆるポタするかと出発.
天気は大丈夫.
むしろ夏らしい輝く畑と大きめの雲のコラボが美しい.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

結果,ちょろっとゆるポタライドのつもりが100km近くに…
脚の方は「ウォーミングアップ終了.ここからGo」サインを出している.

これはブルベ断ちの禁断症状なのか.
本来であれば,今日は『宗谷岬600km』の2日目だったはず.
時間的に深川から滝川へ爆走しているあたりか.

来週はもっと時間とれるかな?

さらばオリンパス

2020/6/25 Thu

一つの時代が終わる

OLYMPUS E-620 / SIGMA 30mm F1.4 EX DC

久し振りの衝撃的なニュース.
昨日,オリンパスが営業事業部門(つまりカメラ事業)を分社化すると発表した.
10年来のオリユーザーとしてはとうとうこの日が来たかという感じ.
これまでもこうした噂は何度か浮上しては,社長が否定しては消えの繰り返し.
火のない所に煙は立たぬと言えど,これほどの老舗ブランドが消えるとは考えられず,なんだかんだで事業継続するのではないかと思っていたが,そのはかない希望は無残に打ち砕かれた.
先日の「フォトパス」終了に続き,Valuecommerceのアフィリエイト提携終了,突然のオリオンポイント利用率アップキャンペーンなど,前兆は確実にあった.

結局,どこが引き受けるのか,今後の製品開発はどうなるのか,販売済みの商品のメンテは? 全て未定

ここで防湿庫に保管してある手元のオリ製品をあらためてチェック.

【ボディ】
E-1
E-5
E-620
OM-D E-M1
OM-D E-M1 Mk-II
OM-D E-M5 Mk-II
TG-5
TG-Tracker

【レンズ】
ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0
ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
ZUIKO DIGITAL ED12-60mm F2.8-4.0 SWD
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
M.ZUIKO ED 12-40mm F2.8PRO
M.ZUIKO ED12-50mm F3.5-6.3 EZ12-50
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.8
M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

この他にPanasonic(LUMIX)のボディ(GH4,GM1)とレンズ(12-35,14-150)もあるが,それは除外.

こうやって見たら,主要レンズはほとんど買ってるなぁ.
そして,使ってないレンズも相当ある(特にフォーサーズ).
オークションに出すにしても,高く売れるのか,それとも買いたたかれるのか,今のところわからない.

小型軽量,ダストリダクション,手振れ補正,望遠側が稼げる,てんこ盛り過ぎの機能,そして何よりそのデザイン.

そんなKazchariお気に入りのオリンパスであるが,カメラ趣味の仲間内でもマイナーな存在であることは確かである.

製品がいくら良くても,会社そのものが粉飾決算やら,マウント企画変更・中止を突然行うなど,イメージ悪化が避けられない”やらかし”を何度も繰り返している.
他にも変な規格(XD picture独自USB端子など)の固執とか…
一番アレなのは,フルサイズを意識するあまり,新製品発表時に毎回宣伝される「フルサイズに匹敵する高画質」との文言…あくまで匹敵であって越えてはいないのねん.そりゃ”わざわざ”買わない.

それでも好きでしたよ,オリンパス.

オリンパスの事業の譲渡先,一番の理想はPanasonicが引き継いでくれること
同じm4/3陣営でレンズマウントを共有できる.
とは言え,Panaもフルサイズ出したしなぁ.
2マウントを維持し続ける体力は残っているのか疑問.

Kazchariが特に気になっているのが,今後の水中写真機材について.
プロやガチ組はニコ・キャノの一眼レフを使っている.
ただし専用のハウジングやストロボ,ライトまでそろえると100万円越え
さらに重くて取り扱いが大変
昨今は飛行機の預け荷物の重量制限も厳しい.

一方,コンデジだと画質に難.
マクロだとTG-5でかなりいけるが,やはりワイドは厳しい.
そのベストバランスがm4/3.今ならOM-Dやねんやけどな.

Kazchariの水中機材は,E-M18mm Fisheye,60mm Macroが主力.
ハウジングもオリンパス純正を使用.
E-M1 Mk-II用のハウジングどうしようか.
このままなくなってしまうのだろうか?
今後M1が寿命を迎えた時を考えて,購入しておくべきか...
でも,13万は今出せない.そもそもダイビング自体当分行けそうにないし.

OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP14 E-M1 Mark II用防水プロテクター PT-EP14

あぁ,何か買わない理由探しを始めてしまっている.
冷静に考えられない.それくらいショックなニュースだ.

TGシリーズはアウトドア趣味の人たちの中で大人気である.
ダイビングにおいても同じボートで見かけないことはまず見ない.誰かが持っている.
つまり,ダイバーには一定のシェアがあるのだが,それでも今後の開発と販売は難しくなるのだろうか?
ダイビング器材メーカーって,マイナー会社(INON,TUSA,Sプロ,マレスとか)だらけで一般人は知らないはず.それでもやっていけてるけどな.

オリンパスに限らず,今や日本のカメラ産業は”かなりやばい”と相当前から言われている.
理由は言うまでもなくスマホの台頭=カメラヘビーユーザーの減少がある.
最初にコンデジが売れなくなった.
スマホの画質はさらに上がり一眼(レフにしろ,ミラーレスにしろ)に並ぶようになった(素人目には).

今や,iPhoneで誰でも一定水準以上の写真が撮れてしまう.
さらに,撮影後,アプリで加工すれば映える写真にあっという間に変身.実際に,Kazchariも「iPhone11」を入手以来,サイクリング時の撮影はこいつで行っている(重たくてデカくて写真しか写せないTG-5はお休み).

そもそもデジタル写真は,露出やホワイトバランスは後からいくらでも修正可.
今やボケさえコントロールできる.
ひと昔前は「写真をいじるなんてもってのほか.JPEG撮って出しこそ正義!イエー!」みたいな風潮もあったように思うが,今では逆に「レタッチしてない? フォトショ使えないの? それで“いいね”がもらえると思う?」みたいな世界になっている.

もちろん,スマホ万能!カメラ不要!とは思わない.
先日,iPhone11のポートレートモードでこんな写真を撮った.

iPhone11 Pro

一見,キレイにボケているように見えるが,どこかがおかしい.
おわかりいただけるろうか?

ここです.
ワイヤーに囲まれた部分は車体の一部と認識され,明らかにボケていない.
光学性能ではなくソフト的な処理とはこういうことやねんなぁ,実感.

一方,m4/3で明るい望遠レンズを使えばこんな感じ.

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

この構図をiPhoneのポートレートモードで撮ったらホイールの内側がとんでもないことに…
まぁ,iPhoneで,ワイヤリングやスポークなどでスキマだらけの自転車を撮ることは想定していないので,責めるのもおかしい話ではある.
だが,人物写真でも髪と肩,頸の間に空間があったらどうなるのだろう?

iPhone11の名誉のために,望遠レンズを使ったボケ写真も一応掲載.

iPhone11 Pro

こいつはソフト処理してないはず.
もう十分な画質やな.
通常のカメラが優位なのは,もはや動体撮影しかないのであろうか.

残りはロケーション構図か.
めっちゃ僻地に行って,滅多に見れない風景を撮ってくるとか.

もう一つは被写体を作り込むこと.
現像での加工はもちろんのこと,撮影時から特殊な状況を創った上で撮影する.
それで大成功したのがこの写真集.続編やTV出演時に撮影方法を種明かししていた.

幸せのしずく World of Water Drops

もちろんスポイトテクニックだけでなく,センス=構図が重要.

しかし寂しい話やなぁ…このままオリンパスにサヨナラされてしまうのだろうか…どうなるKazchariのカメラライフ.

「海が見たいわ」って言いだしたのはキミの方さライド

2020/6/21 Sun

昔話するなんて 気の弱い証拠

iPhone11 Pro

Clear, 9°C, Feels like 8°C, Humidity 87%, Wind 2m/s from N

なぜこんなタイトルかというと,アニメ『かくしごと』にはまってたから.
本編も(原作も)よくできているが,そのOPとEDが素晴らしい.
EDはかの大瀧詠一の『君は天然色』のアレンジ.
♪か~くしていたからぁ~」がかぶるわけだ.

アルバム『A LONG VACATION』を出して聴きまくる.青春やなぁ.ED映像も正にあの時代っぽさ満点.ほわんほわんほわん…

A LONG VACATION 30th Edition

そんな思い出補正はさておき,このアルバムに『雨のウェンズディ』という曲が収録されており,その歌詞の一節が「海が見たいわ」なのですよ.
それが頭の中でリフレイン.「そうだ海を見に行こう」となった.もちろんぼっちライドで.
旭川から一番近い海と言えば留萌である.もう少しトロピカル・ドムな海が良かったが,それは新コロ終息後のお楽しみということで.

朝6時過ぎに出発.
まずは河川敷のサイクリングロードを通って,深川に向かうつもりが,いきなりの工事通行止め.
一応看板の指示に従って進んだつもりが,またまた人外魔境へ…

iPhone11 Pro

アスファルトがボコボコでいつグラベルに変わるかと思ってドキドキした.
まぁ,これはこれで面白かったが.
30分ほどロスして,本線復帰.ここからは快調にライド.

iPhone11 Pro

確か宗谷600の時にも通った道.あの時はまさに曲通りの雨やったなぁ.
追い風だったこともあり,そのままあっさりと留萌着.
混み気味の市内を抜けて黄金岬着.すったもんだで出発してからだいたい100km

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

何年ぶりだろう黄金岬.
トイレ横の空き地にはテントがいくつか立っていた.なんだか新コロがなかったかのようにされてるな.
さて,ここからどうやって帰るか.まだ10時過ぎである.Google Mapとしばし相談.
海岸線を北上するにせよ,南下するにせよ,結構な大回りになるのが悩ましい.300km越えは遠慮したい(準備不足)
もう少し,海がきれいに見えるところはないかと,少しだけ海岸を移動.

iPhone11 Pro

Blutoothリモコンが作動せず,iPhone本体のタイマーで撮影.えぇ~もう壊れた? ダイソーのにしたら良かった…
結局,来た道をある程度戻り,ちょこちょこ寄り道しながら帰ることに決定.
まず,ごみ箱設置で規制ゆるゆるの”みんな大好き”セブンイレブンで腹ごしらえ(感謝).往路で何もない道がしばらく続くことは確認済み.

iPhone11 Pro

トロピカーナ美味い.
JRの旭川-留萌線,なんだかもうじき廃線になりそうなぐらい過疎っているが,線路沿いを走っていると,プライベート感満載な踏切が多いことに気付く.
踏切の向こうは畑か山か一軒家.さらに標識が多くなかなかにぎやかで画になる.

iPhone11 Pro

さらに進んで沼田町への分岐路へ.こちらの道路は線路に沿っており,おもしろうそうだと選択.
廃駅…じゃなかった現役の駅発見.もちろん無人

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

最近すっかりお気に入りのルピナス.群生地があちこちに.
iPhoneの望遠レンズを使って,ポートレート風に.ホンマよう写るわ.

iPhone11 Pro

この辺りはNHKの朝ドラ『すずらん』のロケ地やったらしく,看板がちょこちょこある.(主役の人って色々やらかしてなかったっけ?)
その際たるものが「萌の丘」.”絶景”の言葉に誘われてヒルクライム開始!
ところどころ10%超えの結構な斜度.ぐわーっと力任せでなんとかなる坂ですな.
STRAVAなみなさんには有名ではないようで,セグメントになっていなかった

iPhone11 Pro

あんまり寄り道しすぎると帰りが遅くなるので,深川への国道に合流.
市内に入って本日2度目のセブンイレブン.アイスとカフェオレとシュークリームで補給.甘っ.
糖分摂って元気が出ると考えも変わる.
このまままっすぐ帰るのももったいないので,トトロバスまで行ってみることに.そう,今日は獲得標高が少な目

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

写真には写っていないが,バイクやらくるまの家族連れで結構人がいた.
撮影の順番待ちをするほど.うーむ.緩んできているなぁ…

ダウンヒルして地獄の国道12号をびくびくしながら走る.道変えりゃぁ良かった.

iPhone11 Pro

旭川-深川サイクリングロードに入る.ここまで来たらもう安心.
このコースにはお気に入りのトンネル(覆道)がある.そろそろ日が傾き始め,いい感じで光が入ってきているはず…おぉドンピシャ!(死語)

iPhone11 Pro

こいつが本日のベストやね.インスタにアップしよう.
ここまで来れば家まで後少し.後少しのはず…が,またしても甘い物が欲しくなった.
で,雨紛周りで帰宅することにして,「ソフトクリームのくら」にて「コーヒーゼリーソフト」をオーダー(360円).
めっちゃ美味い,美味い,美味い.

iPhone11 Pro

長距離成分注入ライドも3週間連続で実施.
ここまで旭川発にて北,東と攻めてきて,今日は西.
期せずして「クローバー旭川800」っぽくなってきたので来週は南方面200kmかな.

暑くもなし寒くもなしの良いライド日和でした.

iPhone11 Pro